モノローグでラブコメなTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のモノローグでラブコメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のモノローグでラブコメなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.3 1 モノローグでラブコメなアニメランキング1位
継母の連れ子が元カノだった(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (214)
675人が棚に入れました
まだお互いに、好き同士。そんな元カップルが――親の再婚できょうだいに!? 第3回カクヨムWeb小説コンテスト大賞受賞の人気ノベルをコミカライズ! 一つ屋根の下で繰り広げられる、ひたすらに甘くて焦れったい悶絶ラブコメ!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

後半にかけて良くなった

{netabare}
最初の方は個人的今期ワーストだったけど、最終的な印象はかなり良くなりました。

最初の方はとにかく主人公とヒロインの口調がラノベ臭すぎてイキリがきつい、というのと、兄弟と認識したら負けゲームとか、パンツがあーだこーだとか、話もとにかく寒くて不快感が強かった。
サブキャラも思考が気持ち悪くて全然好きになれなかったし。

前半の悪いところは口調とノリがきついという点に集約されているのでこれぐらいにして、後半は口調は変わらないとは言え主人公達に普通の人間らしさが出てきて、話も恋愛物としてかなり真面目な雰囲気になって良くなった。
要はこれ、ヒロインだけでなく主人公もツンデレというか、捻くれた者同士の恋愛物だったというか。
主人公の痛いキャラも、他人に対して不信感を持っていた過去がバックボーンとなっているなら、天然ではなく設定上のものであるし共感ができた。
序盤は主人公の、ゆめに対する冷たさとか、本心が全く見えないところが大嫌いだったけど、最終回付近ではちゃんとゆめへの思いが伝わってくる描写が多く、普段はイキってばかりだった主人公の本心が見えて印象が良かった。
何なら、序盤ずっと感情無いですよみたいな感じだったので、そんな主人公が涙してるシーンは、より映えていたようにも思う。

語り口調での心情描写もはまっていて、最後はラブコメではなく恋愛物としてしっかりとしていたのでかなり好みでした。
祭りの過去回など含め、いかにも年相応な恋愛っぽかったのも良かった。
最終回だけで言うなら個人的今期1位か2位。
最初切るか迷ってたぐらいだけど、最終回付近だけでも見て良かったと思えました。終わり良ければすべて良しを体現したような作品。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆2
ラノベ多すぎ。会話しょーもな…。眠い。カッコウかよ。
会話ラノベ臭すぎ…。主人公のイキりきついわ。
しょうもないゲーム、なにこれ。この茶番面白くないわ。
同じ名前なら普通同じクラスにならないよね。
この何もかも見透かしてる感きついなぁ。
しょうもない胸の話今引っ張ってくんなや。会話と展開の一つ一つが臭い。
誘惑しとるやん。mbs遅いから、寝落ちしそう。
いや何しようとしてんだよw

2話 ☆2
きついわこのヤレヤレ系主人公。会話きっつ…。ノリもきっつ。
スポーツテストしてただけやんけ。言葉回しがいちいちキモイ。
普通に付き合えや。不問にってなんやねんその上から目線。

3話 ☆0
きっつ。ほんとにきもいこのアニメ。皆って誰だ? はぁ…。
これ系のラノベ臭すぎ。
行動何もかも見透かしてますよ感きっつい。
このカッコつけた口調ほんときつい。そもそも展開がきつい。
このパンツとブラの話何時までやっとんねん。
アンタッチャブルとかいちいち言い回しが気持ち悪い。
家族間でなんでそんな変なルール作るんだよ展開がラノベすぎる。
寒。Theラノベ展開。何が仲のいい兄弟を演じるとしようだよ、イキんなks
この茶髪友崎か髭にもいなかったか?
家族でこんなきもい会話すんな。
てかどんな関係ならこんなキモイ会話になるんだよ。
ヒロイン思考やばすぎだろ、他人に干渉すんなや。
同じ家族内なのになんで嫉妬して足引っ張ろうとしてんだよ。
ほんとラノベラブコメって寒いわ。いや変装って何がしたいんだよ。
てか、それなら初対面扱いになるはずで、なんでそんな奴を家に上げた。
ほんと展開が頭おかしい。キャラの行動が全員キツすぎる。
体幹1時間。人倒れたって笑い話じゃねーだろ。
このアニメ倫理観どうなっとんねん。見てたら気分悪なったわ切り。

4話 ☆1
デート自体兄弟感ないだろあほなんか?
デートに変な目的があるのがいかにも臭めのラノベ。
そして謎のストーカーも。
これこの南と川波が付き合いたいから引き離そうとしてるパターン?
てか川波も南も完全に唐突に出てきたし印象ないんだよな。
可愛いなの言い方きっしょ。ラノベってこんなんばっかなの?
心情描写が全員イキリ口調なのがほんときっつい。
たんもしと言いこういうくっさい言い回しラノベオタクには受けるの?
こいつらサイコパスかよ。坂口安吾に謝れ。
もう兄弟云々のしょうもないゲームの存在忘れてるよね。

5話 ☆2
クソラノベ読むな。けどこいつらは好きそうなクソラノベ。
なんで上から目線なんだよ。友人家にでも泊まってろ。
は? クソラノベ特有の隣人設定。
ドリンクバーはちょっと面白かったわ。

6話 ☆2
キミ戦w
たんもしとかキミ戦読んでるやつこういうキャラに憧れてそうだな(偏見)
テスト埋めないの意味不明だろw 首席譲るためなんだよw
ほんとこの何もかもわかってますよ感。
他人のテストの点数予測してわざとミスるっていう展開が超ラノベ的。
痛い。ほんと痛すぎる。
浮気現場。はがないw
ほんと痛めのラノベしか出てこない辺りこの作品の読者層がお察し。
けどこの緑の子は可愛いな。
こいつら兄弟だろ何がしたいねん。お前が名前で呼ばなかっただけだろ。
生理の話を公然と平気でぶっ込んでくんのがいかにもラノベ。
デリカシー無さすぎだろ。

7話 ☆5
男おらんかったらあんまり悪くない説はあるな。
こういう主人公監視みたいな謎な流れが臭すぎるんだよ。
ほんとラノベの臭いところを詰め込んだような作品だな。
まあちゃんと振るのは。比較的見られる回ではある。

8話 ☆0
こいつ諦めたんじゃないんか。ダンタリアの書架なっつ。
ほんと思考キモすぎだろ。
なんで他人の性癖とか知りたいんだよ、なんでそれでラノベを調べようとするんだよ。
リアルな女子じゃなくてラノベオタが好きそうって感じの女しかおらんのがほんときつい。どうせキモイ服着させるんだろ。ほんときつい。
ラノベほんときもいわこれ読んでたらドン引きレベル。
この話何回やるねん。ほんとしょうもないラノベばっか出てくんな。
吐き気しかせんわこのアニメ。変なエロ散ら付かせが不快。

9話 ☆9
けどなんかこのアニメ口調マシになってきたな。
一話みたいに何から何まで不快とかではなくなった。
ずっとこの感じでやってくれや…。嫉妬すんなw 浮気ラインが厳しい。
OPのシーン。今回マジで悪くないな。クズ彼氏さぁ…。
そこは祭りでかっこよく登場しろよw BGMいいな。別れるんかい。
過去話の方が面白いわ。

10話 ☆5
意外と悪くない説が出てきたアニメ。Gさん...。
中々にポンコツで草。評論家さん。
ほんとに不快感薄れたけど、慣れなのか?
こいつアニメしか見てなそうなのに。

11話 ☆7
元カノかな? やっぱりなんか普通に見られるようにはなった。
こいつのルーツラノベじゃないんか。
最近主人公に人間らしさが出てるのがいいわ。
最初の方冷たかったのが。露骨な誘導。ただの勘違いかよ。
最後のセリフいいじゃん。

12話 ☆10
なんやかんや後半結女のことを本気で考えてるのも伝わってきて良かったな。
他人に興味がないというのは現在の性格にも少し影響がみられる。
この痛いキャラも設定上のものならまあ許せる。
こいつ今ラノベしか読んでないのに...。
まともに惚れるまでの過程などの内面描写をちゃんとやってていい。
こういう感情無いですよ系主人公が涙してるシーン結構好き。
これ切らなくてよかった。今の所今期の最終回で一番良かった。

曲評価(好み)
OP「デネブとスピカ」☆8
ED「ふたりピノキオ」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

家に入ることで見えてくる元カレ・元カノの新たな一面

原作小説はweb版、ラノベ版共に未読。

【物語 4.0点】
設定は作品タイトルを読んで字のごとく。

中学で分かれて終わったはずの元カップルが、
高校に入って互いの親の再婚により、ひとつ屋根の下で生活することに。

義兄妹となった元カレ・元カノに弱みをみせてなるものかと、
義兄妹らしからぬ言動をした方が妹、弟になるペナルティを受ける駆け引きゲームを繰り広げたり。
端から見れば、仲の良い“ケンカップル”にしか見えない。
ていうか、とっととよりを戻しちゃいなよとツッコまざるを得ない、
“バカップル”二人の舌戦がメイン。

さらには、元カレ・主人公・伊理戸 水斗(いりとみずと)の恋人候補?初恋のお姉さん?図書室の巨乳な後輩などが随時、出没し、
元カノ・ヒロイン・綾井こと伊理戸結女(ゆめ)の動揺を誘ってみたりと。
昼ドラな作品タイトルの割には、明るめなラブコメ。


恋の波乱の予感に、ドタバタしながらも、元カップル同士が付き合っていた頃には気が付かなかった一面。
学校、デート時とは異なる、家庭内などでの仮面(ペルソナ)に触れ、
互いのことをより深く知り合っていく。
シリーズ構成・赤尾でこ氏は、この設定ならではの意外と深い恋愛論という軸を見失わずに1クールアニメとして構築できています。

特に印象に残ったのが終盤、夏休み、伊理戸家が田舎に帰省し、
元カノが親戚一同と交流する中で、元カレの幼少期の原点を知り、
元カレにとって元カノの自分がどういう存在だったのかを思い直すシナリオ。
親戚付き合いで知る、パートナーの深いルーツとか、
通常は結婚して互いの家に入らない限りは知り得ない特ダネ。

水斗と結女。次、お付き合いする時は結婚大前提ですねw

その他、破局に終わった、恋人にはまだ早すぎた中学時代の2人の“黒歴史”を通じて、
その時々の、男女の適距離についても考えさせられたりと、
恋愛ストーリーとして深イイ話だったと思います。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・project No.9

人物作画等は凡庸。

強調する巨乳は強調する。
水着回に、風呂場周りのハプニング、それを受けて目まぐるしく変わるヒロインの表情などの各種ラノベアニメのイベントを、
適宜、東アジア傭兵団の支援も受けながらこなし、1クール無難に乗り切る。

背景美術で目を見張ったのが、元カレVS元カノの本棚。
中学時代の図書室が馴れ初めの2人は本の虫で、
互いの部屋に並ぶ本は物量、守備範囲の広さ共に中々の物。
そんな2人のマウント合戦は、時に文芸、オタ知識方面に飛び火。
さながら重厚な本棚をバックにした“艦隊戦”の様相w

でもなにより迫力があった本棚は、
水斗の読書の原点である、亡き曽祖父の年季の入った書斎の棚。


【キャラ 4.0点】
寡黙でクールな元カレ・水斗(みずと)。
対して元カノ・結女(ゆめ)は感情の起伏が目まぐるしい。
しかも結女は中学時代の根暗な眼鏡っ娘の文学少女から、
陽キャの優等生にイメチェンし高校デビューに成功。

水斗と付き合っていた中学の頃の結女にとっては、
水斗が唯一自分にかまってくれる存在。
高校に入ってカースト上位に成り上がった結女にとっては、水斗は必要不可欠じゃないワンオブゼムになったはず。
その中で元カレが結女にとってどういう男なのかを改めて位置付け直す。
まぁ、これも端から見れば惚れ直す工程にしか見えませんがw
このヒロインの仮面(ペルソナ)の使い分け、その間に見える葛藤と整理も本作ならではでした。


元カレ・水斗の前に現れる恋人候補?の中では、
図書室でエンカウントした後輩・東頭(ひがしら)いさな。
{netabare} ラノベ好きという共通項から親しくなっていく2人。
このまま中学時代の水斗&結女同様、結ばれるのか?いや、でもね……。{/netabare}
水斗にとって、かつての結女が、ただ本好きで話ができるから付き合っただけの元カノだったのか。
水斗といさなの展開もまた、水斗にとっての結女を違う角度から深堀りする好素材でした。


【声優 4.0点】
元カレ・水斗役・下野 紘さんVS元カノ・結女役の日高 里菜さんのマッチアップがメイン。
なまじ読書でウンチクを蓄えている両キャラということもあって、
舌戦は長台詞になりがちw
ですが、デビュー以来、目立った不振の年もなくキャリアを積み重ねて来たお二人は好演。
コロナ禍で分散収録が広まる中、同時収録を敢行した2人の掛け合いにも安定したリズムがありました。

日高 里菜さんは、中学時代はオドオド文学少女で、高校時代は上から目線の優等生というキャラ変にも好対応。


脇では結女のクラスメイト南 暁月役の長谷川 育美さん。
お気に入りの結女ちゃんと義兄妹になれるからという百合方面に不純な動機で、
水斗に結婚を前提とした告白を仕掛ける大胆不敵さで、序盤のドタバタラブコメを牽引。
まさに陽キャテロといったキャラクターを再現。
因みに長谷川さんが『ぼざろ』喜多郁代役でぼっちちゃんに陽キャ光線を照射し溶解させるのは、次クールのこととなります。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は水谷 広実氏。
作品名の字面がドロドロなメロドラマだけに、サントラにも各種昼ドラ風BGMが並ぶ本作。
ですが、個人的には修羅場BGMの印象はあまりなく、
むしろ2人の心情理解度が高まった時のピュアなサウンドの方が心に残っています。

OP主題歌は、本作にもクラスメイト役として出演している村上 まなつさんや、守屋 亨香さんも参加する、
女性声優ユニットDIALOGUE+「デネブとスピカ」

ED主題歌はこちらも女性声優ユニット・harmoeの「ふたりピノキオ」

水斗も結女も意地を張り合っていますが、
主題歌は声優脳トロボイスのラブソングが2人の恋仲を煽り、甘々です。


【余談】
私の母方の祖父はシベリア抑留から生還した帰還兵でした。
凍った食物にかじりつきながら生き延びた壮絶な体験談は幼少の私にとってもトラウマであり、思考、歴史観の原点でもあります。

だから、私にとって“あの戦争”とは祖父が参加した日中戦争も含めた、
満洲事変以来の“十五年戦争”として捉えないと納得できませんし、
毎年8月15日に今日は“終戦の日”だと勝手に区切る本邦の慣習に至っては、
そもそもあの日で終わりじゃないし、ソ連軍の侵攻と蛮行、シベリア抑留、大陸からの日本人引き揚げ時の悲惨が見えてない時点で話にならないと憤りすら覚えます。

面倒臭い私の歴史観への脱線はこの辺りにして。
水斗の曽祖父が遺した自作小説「シベリアの舞姫」
抑留時の現地女性との交流を森鴎外「舞姫」も絡めながら綴ったという自伝。
幼少期の水斗の心を揺さぶったという原点の一作。
私も是非一読してみたいものです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

先行上映会に行ってきました

角川スニーカー文庫のラブコメ作品がアニメ化です
原作未読

角川スニーカーという単語を久々に聞いた気がします
ラノベ界の頂点が電撃文庫なのは言うに及ばず
もう一つの角川系レーベル
富士見ファンタジア文庫にも大きく水をあけられ
GA文庫とかにすら負けているのが
かつて「涼宮ハルヒの憂鬱」で一世を風靡した
角川スニーカー文庫のアニメ事情です

どうやら最近は角川系列の小説投稿サイト「カクヨム」
を使って新人を発掘しているようで
カクヨム→スニーカー→アニメ化
の流れを歩んでいるのは
ひげひろ、スーパーカブに次いで3作品目のようです

先行上映会で1~2話を見た感じは
会話劇が中心の王道ラブコメという感じ
会話に重点が置かれている分
役者の演技力が重要になるわけですが
主人公&ヒロインに
下野紘&日高里菜という安定感のある二人
これは間違いないキャスティングですね!

1~2話を見た限りでは
絵も非常にきれいで
キャラクターの表情が魅力的でした
お色気シーンも結構ありましたw

この手の作品は途中から崩れだすことも多いので
1~2話だけで判断するのは危険ですが
今のところ非常に感触がいいです
このクオリティが続くなら
ぜひ最後まで視聴したいと思います
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
舞台挨拶レポート(1~2話のネタバレ有)
{netabare}
登壇者は
伊理戸水斗役:下野紘
伊理戸結女役:日高里菜
南暁月役:長谷川育美
川波小暮役:岡本信彦
東頭いさな役:富田美憂

まずは自分の役柄について
(主役級の二人はお互いのキャラについても)

下野:水斗はクールというよりは偏屈
気持ちの表現が得意でないタイプ
結女ちゃんは意地張って強がって
本心を隠し通せてるつもりなのがかわいい

日高:結女はクールなようで
第三者から見たらバレバレ
背伸びしてる感が
守りたくなっちゃう感じ
水斗はクールなので
もっと感情を見せてほしい

2人の意見がほぼ一致してる感じですね

長谷川:こういう小動物系のキャラは初めて演じるので
声のトーンでかわいさを表現していきたい

弱キャラ友崎君(七海みなみ)
86(ヴラディレーナ・ミリーゼ)
恋は世界征服のあとで(禍原デス美)等
最近ぐいぐい伸びてきてる期待の若手ですね
ウマ娘関連のステージで踊ってるのは見たことありましたが
しっかりトークするイベントは今回が初めてだったので
じっくり精査していきたいところ

岡本:自分のことROM専ってリアルでいうやつって・・・
絶対ヤバいやつだよねw

ROM専って言葉自体
もともとねらーしか使わないネットスラングな上に
いまはもうほとんど死語に近い・・・

富田:(1~2話までには)まだ出てきてないですが
かなりの陰の者です
水斗と仲良くなるんだけど
人との距離感がバグってる
あと、何がとは言わないですが・・・大きいです!

大きい!
・・・何が大きいんだろうなぁ(すっとぼけ)

質問:きょうだいがテーマの作品だけど
5人の中で一番兄・姉っぽいのは?

下野:お兄さんっていうよりお母さんっぽいって言われる
日高:あー
岡本:自分もお兄さんって感じじゃないので
長谷川さんとかしっかりしててお兄さんっぽいかもしれない
長谷川:恐縮です
しっかりしてるって意味なら
日高さんがお姉さんっぽいんじゃないですかね
下野:日高は楽屋でお菓子への食いつきがすごかったよ
日高:えー!?楽屋に先に入ってた下野さんが
差し入れのお菓子をおいしそうに食べてて
私にも勧められたんですよ
しかも
「何が入ってるんですか?」
って聞いたら
「わかんないけど美味しい!」
ってw
下野:わかんないものは仕方ないだろ!
日高:だからやっぱり下野さんはお母さんかなw
富田ちゃんはしっかりものだから妹にしたいキャラ
下野:じゃぁ俺がお母さんで岡本がお父さん
残りは三姉妹でいいか

すごい家族が誕生してしまったw

質問:作中のキャラをきょうだいにするならだれがいいですか?

下野:結女を妹にしたいかなぁ
いさなはちょっとアレだしなぁ・・・
富田:え!?・・・え?

日高:消去法だなぁ・・・
小暮が無難かなぁ
水斗は口悪いし

長谷川:消去法で小暮はすごくわかります
あとは私もオタクだったので
いさなが妹ならオタトークで盛り上がれていいかも

富田:私は消去法じゃなく小暮ですね
妹を甘やかしてくれそう
岡本:欲しいのは兄っていうかパシリなんじゃ

岡本:水斗は弟だったらいいかも

下野:正直に言うとね
回想シーンの昔の結女ちゃんが
めっちゃ好みなんですよ
今の結女ちゃんもかわいいんだけど
見た目的には圧倒的に昔!

中学生結女ちゃんがかわいいのは分かるw

ここから配信終了し
上映会で1~2話視聴済みの観客に対して
1話、2話の感想を

1話について

下野:ほぼ二人で話してる
モノローグとナレーションとセリフと
頭いい子たちだから
僕なんかが普段使わないような単語がいっぱい出てくる

日高:頑張ってる結女がカワイイ
お風呂はセクシー
結女だっていさなに負けてないと思う!

2話

長谷川:結女といさなの
「いいもの持ってる」
の会話に参加できないのが残念
日高:でもそういうのも需要はあると思うよ!

富田:二人とも頭いいから
駆け引きみたいなのも見どころの一つ
そのモノローグそのまま口に出せよ!
ってむずむずする

終演の挨拶

富田:いさなは登場したら『やるやん』という活躍を見せてくれる
キュンキュンしながら
時にクスッと笑って
時に切ない気持ちで楽しんでほしい

岡本:モノローグも含めて楽しめる作品
会話のテンポや間が面白さをさらに引き上げている
小暮が主人公2人にちょっかいかけ続ける姿を楽しんでほしい

長谷川:演じていて楽しいキャラクターなので
第3話以降も早く見てほしい

日高:このあとも水斗と結女を中心に濃い会話が続いて楽しかった
少人数で団結して一緒に作品を作っている感も強かった
とにかくかわいくてキュンキュンして切なくもある作品
最後まで応援してほしい

下野:じれったい部分が多いが
そこを楽しむ作品だと思う
若い人だけでなく僕みたいなおじさんも
こんな青春があったらいいなと楽しんでもらえると思う

どうもこのまま会話劇中心のラブコメ
という路線は継続されるようなので
視聴継続していこうかなと思います
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

72.6 2 モノローグでラブコメなアニメランキング2位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (482)
1929人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

惰性で最後見たけど、別に悪くない

確かに3話で区切って終わらせても良いくらいではあった。
{netabare}兎に角、地区大会決勝が特異点になってるのは草。東口と西口でエースが負けて隠れて泣く様を見て惚れるひまわりとコスモス。そんで主人公にエースの太陽とくっつけてくれるようそれぞれ頼む。肝心なところであり得ないくらい緊張するし、安易に主人公に抱き着いたり、二人きりでデートしたり。ワンチャンスあるかもと主人公に期待させておいて地の底に突き落とす。
そんな主人公を好きなのがパンジー。僕もあんな娘が好きだけどね。主人公いい子ぶってるのは少々ムカつく。
そして、エースはパンジーが好きでこれまた主人公に手伝ってほしいと頼む。これまた、地区大会だし、例の白いベンチ登場。地区大会決勝で励まされたのが好きになった理由らしいけど、後で実はパンジーではないと明かされる。
断るとエースはひまわりとコスモスのあからさまな好意を利用して主人公に関することをあることないこと言う。好きな男の言うことしか彼女は信じないものだから、主人公は孤立していじめられる。
いじめかたが少しおしゃれ。机にゴルフコースできてたらむしろ嬉しいかもしれない。
パンジーだけは味方でエースのクズさを明らかにしつつ、主人公が下衆な面もあるけど、エースを親友と信じて串カツを大量に買って待つ良い男でそれが好きになった理由と語る。
{/netabare}
とりあえずスカッとした。ずっと主人公が可哀想で感情移入してもやもやしていた。普通のラブコメじゃないぞ。面白いぞ。

ニックネームが洒落ているところは好き。みんな花の名前とかだもんな。こんなあだ名で呼ばれたい。

残りは惰性で見てたけど、別に嫌いではない。通常ハーレムになってしまって残念な人多そうだ。
ただあんな仕打ちをしておいて、どの面さげて好きと言えるのかその心境は謎。
ホースは蛇足だったかも。とりあえず最後どうなるかに期待。


OP
パパパ 斉藤朱夏
ED
ハナコトバ ヒロイン、パンジー(戸松遥)・ひまわり(白石晴香)・コスモス(三澤紗千香)
斉藤朱夏のソロ活動を応援していきたい。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げられた『想い』とは---……「俺じゃないヤツが好き」っていう『恋愛相談』だった。ハハハ。……やめだ!やめやめ!『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな!そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院董子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!!

1. 第1話 僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ
元気いっぱい笑顔がまぶしい幼馴染・ひまわりと、オトナっぽくて才色兼備な生徒会長・コスモス。そんな二大美少女からデートに誘われた超ラッキーな男子。……はい! それが僕、ジョーロこと如月雨露です! どこにでもいる平凡な高校生に、こんな素敵な幸運が訪れるなんて! よぉ~し、二人と素敵な時を……って、なんで僕、二人から恋愛相談されてるの!? ああ、僕の美少女ハーレムラブコメ計画がもろくも崩れ去っていく。ク、ククク……いいぜ! なら別の手段をとるだけだ! さぁ、準備はいいか? ここからは、平凡なラブコメの時間は終わりだ。

2. 第2話 俺に襲い掛かる負のスパイラル
まさかの『ダブル告白』によって、夢の高校生活が茨の道へと早変わりしてしまった……。あ、どうも。『俺』ことジョーロです。しかーし! そんなことでハーレム高校生活を諦める俺じゃねえ。ひまわりとコスモスの二大美少女の恋の手助けをしながら、おこぼれをもらう作戦を決行中よ。……にしても、目の前にいるこの毒舌ストーカー女はいったいなんなの? いやがらせひどくない? 名前もパンジーとかいうわりに可愛らしさゼロ。挙句の果てには、なぜか俺の大親友・サンちゃんからは、『パンジーとの恋を手伝ってくれ』とお願いされ……!

3. 第3話 俺はお前と会っていた
終わった、完全に終わったよ。誤解が誤解を呼んで、ひまわり&コスモスに愛想を尽かされちまった。それだけじゃねえ。パンジーの呼び出しで向かった図書室で、絶対に嫌われたくなかった親友・サンちゃんからも絶縁状を叩きつけられちまったんだ……。おまけで、俺の愚かで浅はかな『悪行』のウワサは瞬く間に広まっちまって、正真正銘、俺は何もかも失ってしまった。ハハハ……。けど、これでいいのかもな。俺みたいなクズには分相応の状況だよ。って、ちょっと待てよ、パンジー。……嘘だろ? 『そいつ』が俺を欺き、全てを裏で操ってた黒幕だったのか?

4. 第4話 俺がガンバった結果
『黒幕』の正体が発覚し、学校中を駆け巡った『俺の悪行』の誤解は解けて平和な日常を取り戻した。けど、まだ取り戻せてないものがある! それは、俺にとって大切な、サンちゃん、ひまわり、コスモスとの絆。そう、仲直りがしたい! 俺はみんなと仲直りがしたいんだ! でもどうしてもその方法が……あん? 何だよ、パンジー? いつもはムカつく毒舌ばっか行ってくる癖に、こういう時だけ優しい言葉で背中を押しやがって……。わーったよ。自分の素直な気持ちを正面からぶつけることにするよ。それでいいんだろ、パンジー?

5. 第5話「俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ……」
ときめけ青春! きらめけラブコメ! いやぁ~、いけちゃうよぉ~! 美少女達とキャッキャウフフだよぉ~! 今度こそ、素敵極まりないラブコメを……ってなんじゃこりゃぁぁぁぁ! ちょっと新聞部のあすなろさん! 俺が、ひまわり、コスモス、パンジーに三股をかけている『女の敵』ですって!? 違うよ! それは将来的な話で……え? その疑惑の真偽を確かめるために、百花祭まで俺に密着取材をすると? よーし! やってやろうじゃねぇか! 疑惑払しょくのために、徹底的にラブコメイベントを避けてやるよ! ……ぢぐじょう……。

6. 第6話「俺は、言う時は言う」
俺は不都合主義に愛されてる! ちょっとした手違いで、まだ真偽不明だった『ジョーロ君三股記事』が学校中に配布されちゃいました! そんな絶望的な状況の俺を助けてくれたのは、なんと記事制作者である新聞部のあすなろ。あいつのおかげで、どうにか状況を鎮静化することができた……のだが、これ以上誤解を重ねないために、俺はコスモス達三人と距離をおくことになっちまったんだ……。おかげで、百花祭でやるダンス練習もままならない毎日。そして迎えた百花祭当日、波乱につぐ波乱ってのはまさにこのことで……!はぁぁぁ!?

7. 第7話「俺は意外な一面を知る」
遂に来たぜ、この時が! 花舞展をやり遂げた俺達に訪れた束の間の休日。行く場所なんて一つしかねぇ! そう、プールだ! いつもはKYなパンジーも、今回ばかしはしっかりと空気を読んだしな! 煌めく肢体! 物理法則を無視した素敵な水着! 勝った奴が俺を煮るなり焼くなり好きにできる勝負! ……ねぇ、最後のおかしくない? どうして、平和に過ごさせてくれないの? ま、いっかぁ! だって、女の子達が俺のために色々とやってくれるんだもん! つうわけで、素敵極まりない水着回の始まりだぜ! もちろん、ボロリもあるよ!

8. 第8話「俺の悲劇は気づくと始まってる」
「これから、誠心誠意尽くさせてもらうよ」。突如現れた転校生が俺にそう宣言した! いやぁ~、遂にこんな俺にも優しい女の子が……って、んなわけあるかぁ! 知ってんだよ! どうせロクでもない企みがあるがあるんだろ! クケケケ! そう簡単に俺を利用できると思うな! 貴様の本性を暴き、完膚なきまでに潰してくれるわ! ……ん? なんだよ、パンジー? 俺と共通の話題が欲しいから、自分の大好きな本を読んでほしいだぁ? ……へいへい、分かったよ。んじゃ、家でゆっくりと……はて? なぜ、俺は借りた本を僅か一日でなくすんだ?

9. 第9話「俺なりに考えた結果」
パンジーの本を買い戻すため、ツバキの店でアルバイトを始めた俺! なれない仕事に苦戦したが、この調子ならどうにか……あ、あぁぁぁぁ!! とんでもない大失敗をやらかしちまった! しかも、俺がひた隠しにしてた秘密をパンジーに暴かれて、大喧嘩までしちまったよ……。く、くぅぅぅ! こうなったら、せめてパンジーの本だけは買い戻して……って、俺が買う直前で売り切れだぁ!? 誰だ、そんな空気を読めないことをしやがったのは!なんで俺は肝心なところでいつも失敗するんだ! ……ん? あの天然系ビッチは帰り道で一体何を?

10. 第10話「俺だってたまには活躍する」
さて、このアホはなんだろう? 突如として、俺を理科準備室に引き連れていった女は、野球部のマネージャー、蒲田公英……通称『たんぽぽ』。ややこしい花のあだ名を持つ女なんだから、可愛い女の子だと思うだろう? 確かにその通りだ。たんぽぽは可愛い。……だが、だがしかしだ! いかんせん、アホすぎる! こんなアホとかかわるのは時間の無駄だし、とっとと教室に……うっげぇ! な、なんで……なんで理科準備室に……ヤツが現れてるんだよぉぉぉぉぉ!!

11. 第11話「俺はいらないかもしれない」
大ピンチだ! 利用者が少なすぎるからって図書室が閉鎖されることが決まっちまったよ! コスモスがどうにかしてくれようとしたみたいだが、そいつも失敗。……だが、利用者を増やせれば閉鎖は免れるらしい! よっしゃぁ! こうなったら、俺が……すっげぇ都合のいい頼れる味方に手伝ってもらって、閉鎖を阻止してやろうじゃねぇか! つうわけで、頼むぜ葉月! かつて図書室の閉鎖を阻止した実力を俺達のために全力で振るって……おい、どうしたんだよ、パンジー? なんで、葉月を見てそんなに怯えてるんだ?

12. 第12話「俺が好きなのは……」
やるしかねぇ……。ホースによる『善意の呪い』からパンジーを解放するために、俺がパンジーに告白をしてやるよ! 俺達が恋人同士になっちまえば……は? どういうことだよ、パンジー? もう、恋人になる約束をしている人がいる? しかも、その相手は……サンちゃんだって! だから、俺はもう必要ない、図書室にしばらく来なくていいって。……分かったよ、俺は用済みってことか。コスモス、ひまわり、あすなろ、悪いが後は任せた。俺じゃホースに勝つことはできねぇ……、そんな俺はいたって無駄だよな……。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何やってるんだか分からなくなってきた。
なんかこう、イマイチ考え方に共感どころか理解すらできない。
ジョーロはハーレム目指しておきながら他人(他の女性)が何か下心ある素振り見せたらビッチ呼ばわりなの?
本絡みの一件は、キッズアニメでよくある「一人で抱えないで仲間を頼れ」って前提の元、そうでない行動をした主人公が責められてた…のか?
どうでもいいプライドにしがみついた結果誰かを傷つけたのなら責められても仕方ないけど、誰か傷つけたっけ?
まぁ本絡みに関してはまだ続くのかな?探すのを手伝ってくれた二人はこの後出てくる?{/netabare}

最終回?までの感想{netabare}
ありゃー、参ったね。
最終回の終わり方についてあれこれ下書き書いてたのだけど、そうしてる間に同期放送作品の“星合の空”の最終回が放送されて、そっちのがもっとアレだったらしい。
そっちの作品は私は1話で視聴切っちゃってたんだけどね…見続ければ良かった?
ってことでゴチャゴチャ書いてた下書きもどーでもよくなっちゃったw
それにしても今期ちょっとヤバいの多くない?
これまた他の作品の感想で触れたけど「ちゃんと締めてるだけマシなのかも?」という、我ながら基準がもう訳ワカラン。

と、とりあえずこの作品に関して言えば、3話まで見れば良いんじゃないかな?
そこから先は見ても見なくてもいい。
個人的に一番期待してたのは、前半パンジーが余裕ぶっこいてるポジションだったので、それが吠え面かく展開来ないかな~と思ってたのだけど…実際それに近い展開にはなったのだけど、その一方で今度はツバキという余裕ぶっこいてるポジが登場しちゃって。
じゃあ次はツバキが吠え面かく展開を…となるだけで、キャラの役割が変わっただけで構成は一緒なのを繰り返してる様に感じてしまった。
表現が辛辣すぎるかもだけど、引き出しが少なすぎじゃね?と。
主人公の心変わり自体はそれがテーマだろうからいいとしても、他のキャラの心変わりっぷりはなかなかついてくのが難しかった。
でも最後の恋敵を蹴落とすための裏切り投票は「ですよねーw」って感じで笑えた…のだけど、それがよりにもよって「続く」でウラがあるような無いようなで素直に受け止められない。
なんでこんな作りにしちゃったんだろう…それでも“星合の空”に比べればマシなのかなぁ?と思うと…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのすべてのラブコメを過去にする」

この作品の原作は未読ですが、キャラデザがブリキさんと知り視聴を決めた作品です。
それにハルカス、白石晴香さん、三澤紗千香さんに奈央ぼうと、これだけ役者が揃ったら視聴しない道理はありません。
この作品も期待値MAXで視聴に臨みました。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?
しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と
可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!
もちろん、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。
そしてそこで告げられた「想い」とは…

…「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。
…やめだ!やめやめ!「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。
でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかも
しれないからな!

そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。
三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。
俺はコイツが嫌いです。なのに…
俺をすきなのはお前だけかよ!!
自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子達の
ちょっと刺激的な学園青春ラブ(?)コメディー、ここに始まる!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品…登場する女の子の可愛らしさが半端ありません。
キャラデザがブリキさん、という影響も多分にあるのですが、ちょっとした仕草など細やかな部分も配慮しているのが伝わってきます。

そして何より声優さんの演技が堪らないんです。
今回序盤から色々持って行かれたのはパンジーこと三色院菫子役のハルカスの演技でした。
今まで聞いたことの無い声質…
あの声質で「寂しいわ…」とかジョーロみたいに傍で囁かれたら、卒倒してしまうかもしれません^^;

私は専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが、声優さんの完璧な演技って、きっとこういう作品の事を言うんだろうなぁ…とか思ったり。

今、公式HPのトップページを見ながらこのレビューを書いているのですが、物語の中での彼女たちの言動が、頭の中でフラッシュバックの様に蘇ってくるんです。
ジョーロへのアプローチの仕方は人それぞれ…
だけどどのキャラも素直に愛おしく感じれるんです。
パンジーさんには色々持っていかれたので推しキャラとしては頭一つ分抜きん出ていますけれど…

そういえば、先ほどこの作品のwikiをチラ見した時に、面白いことが書いてあるのを見つけました。
「本作はラブコメディ系のライトノベルではあるが、本作はライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。」

「落ちもの」って何かな…と思って調べたら、「ストーリーの導入部分において、平凡な主人公のもとに魅力的な異性が突然現れるところから物語が始まるというもの。」なんだそうです。登場する女の子は次第に増えていき、殆どの出会いはいつも突然だったように記憶していますが、確かに誰も空からは落ちてきてはいませんね。

ついでに「ハーレムもの」についても調べてみました。
主人公である1人の男性(女性)キャラクターに対して多数の異性キャラクターが対置され、多くの場合は大勢の異性が1人の男性(女性)に対して好意を抱く。
また、主人公はハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接することも多い。

…この作品の作風とハーレムものとの違いが分からないです^^;
確かに「ハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接する」という部分では違いがあるかもしれません。
でも疑念が残ります…
この違いがフェイクという路線がどうしても捨てきれません。
というより、捨てちゃいけない気がします。
何故なら、その展開を一番望んでいるからです。

主人公が誰の事も好きにならず、誰も選ばないのだとしたらハーレムの構図は不成立となります。
でもジョーロがこれを選択するでしょうか…そもそもの目的から完全に逸脱してしまいますよ。
個人的にはハーレムものは嫌いじゃないので、その違いへの拘りが理解できないんでしょうね。
これらを差し引いても十分魅力的な作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、斉藤朱夏さんの「パパパ」
エンディングテーマは、パンジー、ひまわり、コスモスによる「ハナコトバ」
エンディングの発売が12/25って遅くありませんか?
エンディングはまだちゃんと聴けていないので評価は止めておきたいと思います。
オープニングのノリは好きでしたよ。

1クール全12話の物語でした。
全体的に面白かったと思います。
後半登場したホースには登場キャラ同様に違和感を感じましたし…
唯一残念なのは幕の引き方でしょうか。
最終回のラストに「あともうちょっと続く」と言うのは、発売日未定のOVAの前振りだったんですよね?
これをOVAにしちゃいますか…というのが率直な感想です。
確かに「TVシリーズの完結編、ジョーロ(モブ)とホース(主人公)の決着を描くOVA」らしいので、気にもなりますし売上枚数もきっと伸びると思います。
でもできるなら気持ちの熱いうちに全13話として描き切って欲しかったのが本音です。
まぁ、後日発表される詳細に期待しましょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
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