モノクロで妖怪なTVアニメ動画ランキング 2

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66.2 1 モノクロで妖怪なアニメランキング1位
ゲゲゲの鬼太郎 [第1作](TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (22)
169人が棚に入れました
強い妖力と正しい心を持つ幽霊族最後の少年・ゲゲゲの鬼太郎。お化けにゃ学校も試験も何にもないというわけで、いつもは気楽にのんびりと暮らしている。だが、ひとたび妖怪ポストに救いを求める手紙を投げ込めば、カランコロンという下駄の音と共に彼はやってくる。知恵袋は目玉の姿をした父親、武器は霊毛で編んだ先祖の形見のちゃんちゃんこ、そしてリモコン操作のように自由自在に飛ばすことの出来るゲタだ。鬼太郎は人間のために、次々に現れる不気味で手強い妖怪と激闘を繰り広げる

声優・キャラクター
野沢雅子、大塚周夫、田の中勇

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

怪作「墓場の鬼太郎」のアニメ化。レジェンド級のエピソードがずらりと並ぶ。

1968~1969年放送のテレビアニメ 白黒作品 全65話

原作 水木しげる 制作 東映動画

貸本版「墓場鬼太郎」をベースに少年マガジンに連載された「墓場の鬼太郎」のアニメ化。
テレビ放送に当たってタイトルは「ゲゲゲの鬼太郎」に変更。

墓場の鬼太郎は貸本版のような社会風刺やダークヒーロー的な面は無くなりましたが、
正義感の強いヒーロー鬼太郎のピンチに次ぐピンチで壮絶な作品になりました。

妖怪の造形は伝説ですね。
テレビ版はややソフトになりましたが、毎回のように生死をさまよう鬼太郎の姿は、
子供たちに強い印象を残したと思われます。

5~6話「大海獣」 巨大な化物になり果てた鬼太郎と搭乗型ロボットの激突
10~11話「妖怪大戦争」 西洋妖怪軍団との戦い。鬼太郎が操られる
15~16話「吸血鬼エリート」 恐ろしい原作ストーリーをややソフトに
21~22話「妖怪獣」 たぬき妖怪の人類侵略 鬼太郎連続ピンチ

他に猫娘登場の20話「猫娘とねずみ男」など、
ほとんどすべてのエピソードがレジェンド級です

レトロアニメで白黒作品ですが、アニメ史に興味がある人なら、
避けては通れない名作中の名作だと考えています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1作目はちゃんと覚えていません(笑)

私が子供の本当に幼い頃、まだ物心がつくかつかない頃に見て泣いた覚えがあります。(笑)本当に怖かったんですってば(笑)
色も付いてないしー

そして2作目、3作目は再放送でなんどもやっていましたね、こちらは飽きずに見ていたような気がします。

日本を代表するホラー(とはちょっと違うような気がします)アニメ
んー伝奇アニメって書いたほうがいいのかな?

昭和から平成も終わろうという頃まで忘れられないっていうのは凄いと思います
水木しげる先生凄い!
目玉のおやじもねずみ男も猫娘も砂かけばばあも子泣き爺も一反木綿も塗り壁も語り継がれて行くんでしょうねー、もう日本の童話っていって良いような気がします(笑)

ちなみに原作の墓場の鬼太郎はアニメよりもっと怖かったです(笑)

今放送中の鬼太郎もいいですが機会があったら一度古いゲゲゲの鬼太郎もご覧あれ

全てのアニメに携わる人に感謝を!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰かも知る妖怪アニメの第一作

勧善懲悪の『鬼太郎さん』とは違う初期作品
モノクロアニメの代表作の一つ。
白黒だからこそ映える演出はとても60年代とは思えないクオリティ
音楽・効果音とのバランスも良く水木先生の描く迫力が再現されている上
『敵妖怪』ではなく人間と敵対する話も多く
正直言ってちょっと怖く感じる所も多いかもしれない。
なんだか幼心に折り畳み入道がとても怖かった思い出があります。
原作と比較すると若干マイルドだがそこはご愛嬌
時代背景のせいもあるが登場する人間が非常に貧乏臭く人間臭くて素晴らしい

余談だが声優は3期以降とは違い野沢雅子さんが担当されている
おいおい悟空かよと思われるかもしれないが
これがなかなかマッチしていて個人的には一番好きである

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

52.0 2 モノクロで妖怪なアニメランキング2位
暗闇三太(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (22)
72人が棚に入れました
1967年、長崎・軍艦島。
地獄の番人・閻魔大王は、使い魔として「暗闇三太」を人間界に派遣する。

閻魔が、三太に課した任務は、「地獄と人間界とのバランスを取る」ことだった。

その命題の真意とは一体…。

三太は、様々な人間や、妖怪たちと出会い、奇想天外(!?)な行動で、閻魔からの命題を実行していくのだが、、

その時、人間たちは三太をどう見る!? そして、三太は人間に何を想うか…。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、柴田秀勝、M・A・O、姫崎愛未、三輪勝恵

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

福岡発作品

全14話 1話約4分のショートアニメ

地獄から閻魔様の使いで地上にやってきた主人公の暗闇三太(くらやみさんた)が、悪い人間や悪いことをする妖怪たちを地獄に送る(退治する)お話です。

「1967年制作の幻のアニメが発掘された」というコンセプトを元に制作されたため、新作なのにモノクロ、画面も4:3といういかにもレトロな雰囲気を出している作品です。

福岡の九州朝日放送(KBC)がメインで放送していて、地方発のアニメということではなんでしょうね。

作画も正直、現在のものと比較にならないぐらいレトロ風で、昭和40年代のアニメを知る人には懐かしい感じがして良いのかもしれません。

また、声優さんもベテランの方が出てますね〜 杉山佳寿子さん(ハイジ役など)、柴田秀勝さん、ゲストで三輪勝恵さん(パーマン1号役など)などなど、何故か M・A・Oさんも出てますねw

また実写とアニメを織り交ぜていて、その実写も現在世界遺産になっている軍艦島や福岡の街並みなどの古い映像を映し出しています。

特にオススメする作品ではないですが、OPを含めレトロなところを徹底してますので、興味があったら観ても良いかも知れませんね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

1967年制作の幻のアニメ

「1967年制作の幻のアニメが発掘された」というコンセプトの作品。

古臭く作っている作品の雰囲気が気に入るかが肝。

アニメ玄人向けの作品で古いアニメ作品を知っている人こそ
演出や構成の部分で「あぁ」と感じるところがあるだろう。

ただ、あえて作っている部分を評価できるかといえば難しい。
あくまで作り手の都合や思惑であり視聴者に伝わるかは別であり……。

正直に言えば見向きもされない事の方が多いだろう。
見てもらえなければ評価もされない。

とはいえ、肝心の中身も「アニメ」的とは言えない。
「娯楽としての面白さ」とは趣向が違っているため人には勧めずらい。

アニメ作品の中にこういった種類の作品があるんだな程度の気持ちで視聴しよう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

♪ 来るさ、来るさ、地獄の底から

オリジナル作品。
1960年代の作品というコンセプトで作成されています。人間というものがいかに業の深いものかという点を主に物語は作られています。こういう作品をみると正義って所詮人間に都合のいい言葉でしかないんですよね。そして立場によって都合良く置き変えれる変幻自在で曖昧なもの。テロリストにすら正義はあるんですからね。


私のツボ:たまにね、地球にとって害虫は人間だよなってゴキブリと対峙しながら思うんですよ(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
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