メイドで百合なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月30日の時点で一番のメイドで百合なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.2 1 メイドで百合なアニメランキング1位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (579)
2271人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

楽しく観れました。

こういう類はあまり観てませんが。
でも、今期いろいろある中で非常に観やすさを感じます。
つまりわかり易い設定です。

自衛官だった主人公は根っからのロリコン。
色白のロシア幼女ちゃんを一目見てからその性癖が抑えられなくメイドとして従事することに。
難関が生じますが、元自衛官としての打たれ強い根性と、生まれもった性癖のもと、愛と育むことになりそうです。
もとい、お互いを理解する事で大団円になりそうです。

「うざい」という言葉がキーワードにもなってますが
実際、「好き」を早急に行動に示すと相手からすれば温度差を含め、「うざい」なると思いますが、そこからが大事。
相手を自分の土俵に引き込まないと理解されませんよね。

3話の「相手を知らなければ外見で評価するしかない」は世の中の正論です。
敢えて誰も言わない正論です。
結構思いやりを考える作品になりそうと考えて楽しく(深く)視聴したいと思います。
絶対いい方向に収まる作品ですよね。そこが楽しみでもあるのです


最終話手前
事件が起きます。 {netabare}
が、ミーシャが怒っているのは自分自身。
最愛の母親への気持ちが薄れてゆく事への不安について。
つばめはしっかりとその気持ちを受け止める。
メイドとして近づきすぎず、離れすぎず。
こういう時は至って紳士的。{/netabare}
つばめはいい奴ですよ。 かなりロリコンなだけ(笑)

最後まで 楽しく観ることが出来ました。

正直、OP・EDはかなりウザ過ぎる!(笑)

投稿 : 2024/06/29
♥ : 48

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ただの変態アニメ、ロリアニメと侮ることなかれ!

原作未読。最終話まで視聴。

美少女小学生のミーシャ。
幼女好き家政婦のつばめ。

この2人中心に描かれるドタバタコメディ。

元航空自衛官ならではの(?)体力をいかして、変態行為に及ぶつばめと、それを頑なに拒み続けるミーシャ。
序盤~中盤はこれだけど充分面白かったです。

だけど、これだけだと同じことの繰り返しで、どうしても食傷気味になっちゃう。
そんな頃合いに登場する脇役が、効果的に作品を盛り上げてくれます。

つばめの元上官でドMのみどり。
ミーシャの同級生のわしわしと森川。

そして感動的な最終回。

この作品は変態ロリアニメと思われがちですが、実はミーシャの成長を描く作品。
笑いも感動も、かなりクオリティが高い作品だと思います。

投稿 : 2024/06/29
♥ : 45

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

フィーリングだけで語ってみる。

【概要】

アニメーション制作:動画工房
2018年10月 - 12月に放映された全12話(+新作OVA1話)のTVアニメ。
原作は、漫画家・中村カンコによって『月刊アクション』で連載中の漫画作品。
監督は太田雅彦。

【あらすじ】

ロシア人の母を亡くし血の繋がらない義理の父と二人で暮らす小学2年生女児・高梨ミーシャ。
そんな父子家庭にやってきた新人家政婦・鴨居つばめは、
女でありながら、マッチョでロリコンな変態だった?
元自衛官で、やたら強キャラな変態メイドとロシア美幼女の攻防。
これは汚いおねロリホームコメディストーリーである。

【感想】

原作単行本4巻までとアニメを交互に視聴。
原作者いわくピュア百合で、女作者による幼女愛が込められた作品である。
したがって作者の嗜好に忠実に描かれた原作ミーシャの見た目はつぶらな瞳のガチ天使な美幼女。
そして、原作を読んだあとアニメを見ると…あれ?ミーシャの顔が別人?
アニメではミーシャの変態メイドへのリアクションを解りやすくする意図か、
表情や演技でミーシャが解りやすくなったのは良いが、代償として俗っぽくてお転婆なイメージ。
天使というよりも早すぎる反抗期を迎えた子供に見えてしまう。

幼女萌えと変態ギャグで成立している原作漫画ではあるが、
コメディが得意な監督たちの手によるアニメ化に際してコメディ成分補強のために、
動かしやすさ分かりやすさで主人公幼女キャラをリファインしちゃいましたか?
所謂ビジュアル的な美を愛でるロリ萌え成分が薄まってロリコンギャグアニメ成分を強調された演出。
わざとか手癖なのか同じスタッフチームで手掛けた、『みつどもえ』と同じ轍を踏んでるようにみえる。
要は萌えられないということ。原作『みつどもえ』は然程美少女ではないし、
カエル顔と称されるアニメの『みつどもえ』よりビジュアル的に、このアニメはマトモではあるけれど。

シナリオ的には若干の会話をいじりつつも原作に8割ぐらいは忠実ではあるけれど、
笑わせよう笑わせようと演出と音楽がワンパターンなためにマンネリとクドさを感じた。
百合系コミック誌が初出の原作からして、
可愛さと萌えをもうちょっと大事にしたほうが良いと思うのだけど、
結局やってることは、いつもの太田&大隅&あおしまのトリオで、
何やっても似たようなギャグアニメになる弊害を感じてしまったのは気のせいだろうか?

アニメとして決してつまんないわけではないけれど、ネタに走り過ぎれば息切れは早い。
ならば、ギャグが面白かろうとつまらなかろうとネタでボケるキャラへの愛着を定着させる方面で、
アニメの演出を頑張れなかった?と思わないでもない。

本音はあれです。原作のほうがミーシャが可愛いのでアニメへの不満は、主にそこだということで!
普通に原作を無視すれば、それなりに楽しめるアニメではあるのだろうけど。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/29
♥ : 44

57.8 2 メイドで百合なアニメランキング2位
これが私の御主人様(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (149)
1022人が棚に入れました
本作は平たく言うと「親の遺産を受け継いで一人暮しをしている思春期真っ只中の少年が、世間の目が届かないのをいいことに、広大な屋敷にいたいけな少女を囲って、欲望の赴くままに自分の趣味の世界を作って、奉仕させている」という物語である。
バイト先を求めてさまよっていた家出中の姉妹、沢渡いずみ・沢渡みつきが辿り着いたのは、両親の死により莫大な資産を相続した中学生・中林義貴の屋敷だった。たまたまメイドを募集中だった義貴は、家財を壊した借金のカタをつけるという名目で、沢渡姉妹をメイドにしてしまう。

声優・キャラクター
浅野真澄、皆川純子、清水愛、植田佳奈、遠近孝一、松本大、大原さやか、津久井教生、秋元羊介、木内レイコ、宍戸留美、桑谷夏子、荒井静香、朴璐美、川澄綾子

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

極端な衣装とありがちな内容と

ガンガンで連載の漫画原作。
ちょっとだけ露出の高いドタバタコメディ。
資産家のバカ息子とその屋敷で働くメイド達のお話ですが、事実上の主人公はバカ息子ではなくメイドの方です。
ロリコンで制服マニアで、隠し撮りマニアのギャルゲーマニアなご主人様と、様々な事情でそこに仕えるメイド達で起こす、毎度毎度の騒動を描いたコメディ。
ラブコメっぽい部分がなくもないですが、基本的にはハチャメチャ展開で主人公が酷い目にあってオチるパターンのオーソドックスな形式になっています。
製作は、ガイナックス×シャフト。


やはり特筆すべきは、このメイド服。
こんな素晴らしい衣装デザインはなかなかお目にかかれません。
ちょっと潰れた感じのぷにっとしたキャラ絵にすっごいフィットしていて、二の腕や絶対領域の色気を存分に表現しています。
フリルやリボンの付け方や、靴やタイツの細かいアイテムもよくコーディネートされていて、それが個人的な嗜好にツボだったため、正直このキャラ絵だけで視聴を決めました(〃'▽'〃)


話の内容は、しょーもないコメディ。
資産家の息子が屋敷で一人暮らししてるとか、ワニが2足歩行してるとか、中学生が就労しているとか、突っ込みどころがいっぱいの設定は、まぁマンガだからねぇ・・・で、スルーするとしても、特に笑いのネタに珍しさもないしコメディ展開もありがち。
ぶっちゃけ、どこにでもある古くさくて幼稚なコメディなので面白いと思えるものはほとんどありませんでした。

それよりも気になったのがキャラの魅力のなさ。
絵柄は好み次第なのでビジュアル面では何とも言えませんが、各キャラの性格が極端で好感が持てる要素が非常に少ない。(特に妹の腹グロさには引きます)
エロの入ったドタバタ劇だからイイ子チャンばっかりでも展開に困りますが、
直情的でツン成分がクドい主人公、
ヒネて陰湿な性格のご主人様、
変態行為しか特徴がない友人、
善人ヅラで笑いながら陰で色々騒動の糸を引く妹
・・・・・・この4人が中心ですから良識的なブレーキ役が不在。
別に同情するわけではありませんが、単純バカの主人公を問題だらけの周りキャラがイジメたりイジッったりしてるだけの陵辱エピソードがほとんどなので、観ていて気分のいいものじゃなかったです。

子供用ではないので必ずしも勧善懲悪である必要もありませんが、コメディだから中のキャラは何やってもいいというものでもありません。問題行動するキャラの背景や行動原理にも説明がないため、嫌悪感ばっかり先立って全然楽しくないです。
ドタバタ劇の最後は誰かが犠牲になって締める括るのがお約束ですが、本作は被害者の主人公だけがドツボにハマっていく結末。クソ野郎の御主人や黒幕の妹は涼しい顔してるだけで終わるのが、なんともやるせない。

悪いことすれば酷い目にあうし、懸命に頑張ったら報われる。
そういうオーソドックスな不文律って大事なんだなぁ~・・・と、この作品を反面教師として実感させられました。


エロ成分も期待した程でもなく。
お約束なお色気イベントはいっぱいありますが健全なコメディの範疇をでていないし、前述のとおりキャラに魅力がないのでエロさも気分半減でした。
ほんと、衣装デザインだけだったなぁ(´・ω・`)

オススメはしません。

投稿 : 2024/06/29
♥ : 19

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作のジャンル表記は ”萌え” のアニメ化作品。

2005年4月7日 - 6月30日迄TV放送されたTVアニメ全12話
2002年初出の同タイトル漫画を原作にして制作された。

所謂ロリ好き変態趣味のオタク少年の元にストライクな
女の子がメイドとして暮らすという変態萌ギャグアニメ?

原作ジャンルが"萌え"となっている潔い作品のアニメ化。

キャラデザはデフォルメが丸く萌えだけどロリ特化風?
主人公の理想を追求したパーフェクトなヒロインのよう。

メインヒロイン以外は個性が可也強く異常な性癖や妄想
をする・・主人公に負けず劣らずの性格や嗜好を持つ。

基本そういう異常者に翻弄されるヒロインを愛でる感じ。
初見では結構笑えたけど、同系作品を見慣れてしまうと
特に良い所もなく可も不可もないギャグは鮮度が云々・・

なのでキャラ依存度が高い作品かな?ちょっと癖のある
キャラデザに可愛らしい雰囲気を感じるかどうか?

妹みつきや百合安奈や没落元令嬢多可美、義貴の従兄弟
の一郎の絡みでのギャグが笑いのポイントだった。
ポチがトラブルメーカーでドタバタのギャグ展開も多い。
いずみの父母もテンプレのような駄目夫婦っぷりです。

基本ロリメイド萌え&ややコスプレ?僅かにラブコメ?
ですが・・時々主人公に良い部分がちらっとでて結局は
残念過ぎて・・というギャグアニメ。

視た時に笑えたので少し評価高めです。
露出エロよりは明るくて可愛いというより可愛らしい。



中林義貴:声 - 皆川純子
親の遺産を受け継いで一人暮しをする、思春期全開少年。
ロリコン。制服マニア。ギャルゲマニア。盗撮マニア。
その屈折した性格と趣味嗜好でハーレム生活を目論む。

沢渡いずみ:声 - 浅野真澄
ペットのポチを自宅で飼えなくなり妹と家出を決意する。
妹思いの姉。高価なツボや装飾品をポチが破壊したため、
その借金返済の為にメイドとして働くことになる。

沢渡みつき:声 - 清水愛
おっとり系だが行動力のある女子中学生。親衛隊が存在。
姉と違って順応力があり、メイド姿にも抵抗はない。
発育不良気味の自分の需要を理解するクレバーな性格

ポチ:声 - 津久井教生
沢渡姉妹の飼いワニ。本質は義貴と同類である。
ワニとは思えない知能と外観と習性の持ち主。

倉内安奈:声 - 植田佳奈
正統派の美少女。いずみと出逢レズビアンに覚醒した。
いずみと一緒に居たいがために義貴のメイドとなる。
同性結婚が認められているオランダへ居住の野望がある。

久米伸治:声 - 遠近孝一
みつき親衛隊の隊長。通称クメシン。極度のロリコン。

サブキャラクター

沢渡父:声 - 松本大
沢渡姉妹の父。極度に娘を溺愛してる。本質は義貴と同類。

沢渡瑞穂:声 - 大原さやか
沢渡姉妹の母。普段はおっとりしているが腹黒い性格、

沢渡かりん:声 - 宍戸留美
沢渡姉妹の末妹。まだ5歳の幼女。

アリシア:声 - 桑谷夏子
いずみと同じ性癖の持ち主、短くまとめればS。
義貴の思いつきで南国リゾートに行った際に出逢った。

エレン:声 - 荒井静香:アリシアの飼いワニ。

中林誠一郎:声 - 朴璐美
義貴の従兄弟で、亡き両親の遺産を受け継いでいる。
ロリコン。制服マニア。盗撮マニア。ギャルゲーマニア。
義貴とは五十歩百歩だが女装趣味まであるマイスター。

杉田多可美:声 - 川澄綾子
富める家の令嬢で尊大なSだが、家自体がみつきによって
破産に追いやられ、義貴の家でメイド(事実上の債務奴隷)
をしたことがある。

投稿 : 2024/06/29
♥ : 4

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

人間として最悪な息子。 けれど、かなりうらやましい。(これが私の本音。)

ストーリー

バイト先と、住む先を探していた  沢渡いずみ・沢渡みつき たちでしたが、まったく見つかりませんでした。けれど、いきなり見つけたのは両親の死により莫大な資産を相続した中学生・中林義貴の屋敷でした。その屋敷ではメイド募集っと言うポスター(?)が張ってありました。その屋敷に入ってみましたら、物をかなり壊してしまい、借金を作ってしまい、中林義貴の屋敷で住み込みのメイドとなりました。それから、どたばたな日々が始まりました。

私の感想

結構面白かったです。キャラクターがむちゃくちゃな所が多かったですが、そこがこの作品の魅力だと思います。けれど画質が低くて、ワニが気持ち悪い緑色の恐竜に見えたりする所はかなり難点です。私が一番気にいらなかった所はペットのワニです。かなり矛盾点をつくり、この作品を面白くしていませんでした。私的はワニではなく、もっと他の動物にしたほうが良いともいます。

オープニング

「TRUST」

曲はかなり落ち着いていて、そしてリズム感があって良い曲なんですが、この作品とはあまりあっていないと思いました。私的にはもっと画像の方を工夫したほうが良いと思います。そして、ネタバレ要素がかなり多かったので、気をつけてください。

エンディング

「愛情のカタマリ」

ゆったりとした曲で、このエンディングにはぴったりです。しかもこのエンディングに流れている画像もこの作品にぴったりです。

投稿 : 2024/06/29
♥ : 4

64.2 3 メイドで百合なアニメランキング3位
紅殻のパンドラ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (360)
1838人が棚に入れました
先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──
戦争や災害をはじめ、世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。
これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』

声優・キャラクター
福沙奈恵、沼倉愛美、田中敦子、森田順平、松田颯水、村川梨衣

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

明るく可愛い全身義体の女の子だや〜

原作未読 全12話

主人公の七転 福音(ななころび ねね)が両親と死別し、親戚の引き取られた先のセナンクル島で、ある大事件に巻き込まれるお話。島に向う途中で知り合ったアンドロイドのクラリオン(クラリン)と一緒に物語は進んでいきます。

原案が士郎正宗さんというこで「攻殻機動隊」と同じ世界観らしいのですが、こちらはシリアスな部分を極力抑えて、明るく楽しいコミカルな感じになってます。

福音とクラリンの愛情に近い友情物語という感じですね。とにかく明るい前向きな福音に対して、いつも冷静なクラリンの極端な性格でバランスが良かったです。

良くも悪くも可愛い作画やコミカルなところ挟んでいるので、ハラハラドキドキというような危機感を全然感じませんでした。

お話も切りがいいところで 終わってい ますが、伏線が全然回収されていないので全容が最後まで把握できません。

福音とクラリンの近未来な日常として割り切って観ると楽しいかも知れませんね。

OPはZAQさん、EDはこの作品の主役キャラを演じている福沙奈恵さん、沼倉愛美さんの2人が歌っています。

最後に、変身シーンだけはちょっといただけませんね^^;

投稿 : 2024/06/29
♥ : 33

offingbook さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

LOVE&PEACE!

2016年1月から3月まで放送。全12話。原作漫画未読。

サイボーグやロボットなどが一般にも出回り始めた近未来。ある島を舞台に、
脳以外を全身機械化した少女・七転 福音(ななころび ねね)と、
その島で福音と出逢った美少女型のアンドロイド・クラリオン(通称・クラりん)、
2人の活躍や日常を描いたSFアニメ。

シリアスな雰囲気になっても、思わず笑っちゃうユーモアが入り込む作風。
SFだけれど、難しくなり過ぎない軽やかさ。
目を惹く近未来的な映像表現がありつつも、ほのぼのとしたやわらかさを失わないゆるやかさ。
SFであり、変身ヒロインものであり、でも日常コメディであり、
そして可愛い百合もある、そういうの全部合わせたカオスな感じ。

いろんなものが盛り込まれているのに、すっきりとした気持ちで観れる、
その、絶妙なアンバランスなバランスの良さ、全部ひっくるめてすごく僕好みでした!
(僕は何を言っているんでしょう?(笑))
まぁ簡単にいえば、すっごく面白いアニメ作品でした!2016年冬アニメで一番好きです!

いろんな要素が描かれつつも、それでも今作を重さなく、とことん楽しく視聴出来たのは、
何といってもメインヒロインの2人・福音とクラりんの可愛らしさです!

明るくて優しい、感情豊かな福音。福音と出逢い少しずつ変わっていくクラリオン。
2人ともすごく可愛らしくて、とても魅力的。いっしょに少しずつ成長していって、
少しずつ深まっていく信頼や繋がり、観ていて愛らしく、とても癒やされました。

たとえどんなことが起ころうとも、2人が正しくまっすぐ進んでくれたから、
観ているこちらも、最後まで清々しく、温かい気持ちで視聴できました。
二人を見守る(?)ブエルの存在も楽しかったです。(笑)

福音とクラリオン、2人にはこれからどんな日々が待っているのでしょう?
きっとまだまだ慌ただしい未来が待っていそうで、とっても気になりますね。
まぁ簡単にいえば…続編が観たい!すごく観たい!(笑)

投稿 : 2024/06/29
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ルールをちゃんと守る悪役(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
90年代後半のアニメの良さを出している感じの作品。

エロは苦手だけど、ギリギリ許容範囲かな? 絵は、あえて少し古めを意識してるのかな? メカがタチコマっぽくて、攻殻機動隊ファンとしてはニヤニヤ。もちろん、他にも共通点多数。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
う~ん、面白くなかったな~。パンドラデバイスはひとつの装置として良かったと思います。少年がいきなりモビルスーツを操縦できるよりは、インストールという方がなんとなく納得できるし、あの位置にあるのもまあ、他人にバレにくい部分にあると思えば、なくはない。ざっくり言うと、士郎版ひみつのアッコちゃん、ですね。

中盤の日常回がいらなかった気がします。最初と最後をシリアスバトルにするなら。あと、敵も味方も、みんな浅いな~と思いました。特に、メインの敵であるイアン・クルツの小者感がひどかった。

「ブエルの真の価値は……」と気をもたせ、「荷電粒子砲だ!」……ん?? 「荷電粒子砲なら、条約に触れることなく、中枢を破壊できる!」……って、真面目か(゜o゜)\(-_-)wwwww

なに、悪のくせに条約気にしてんねん(笑) というか、最初は条約外でも、すぐに条約化されるでしょ? そしたらなに? ブエル使うのやめるの(笑)?

ある意味で、ここ最近一番笑った台詞です(笑) 死に方まで小者だし(笑)

あと、ところどころでガンダムネタが雑に扱われて、腹がたちました。シリアス場面での笑えないパクりネタは、原作への冒涜、つまり悪です。と、ガンダム好きとしては、思わずにはいられませんでした。

まあ、士郎さんは、世界観の設定とざっくりしたキャラ設定までの原案で、ストーリーその他諸々は、漫画家の六道さんが担当しているそうなので、しょうがないかな~とも思いました。最初は面白かったのに、残念。シリアス展開追いかけ(微百合、微ギャグ程度で)、2期目があったら、化ける可能性も感じるアニメでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/29
♥ : 29
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