ミュージシャンで友情なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のミュージシャンで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月20日の時点で一番のミュージシャンで友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.4 1 ミュージシャンで友情なアニメランキング1位
NANA ナナ(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (222)
1376人が棚に入れました
東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々と、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ。2人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人の本城蓮が所属するTRAPNEST、2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

それぞれの なるべくして開かれた道

主人公の考え方に共感や憧れを持てるか否かって視点で言えばこの作品、
観る人の世代や、誰を主人公にして観るかでだいぶ違ってきそうな気がする。

同じ名前を持ち、対照的な性格の2人の女の子 
ナナと奈々のそれぞれの道の歩み方と2人の友情、
バンド活動をもとに、プロのミュージシャンを目指し、
やがてプロとして成功しながらも数々の葛藤や試練が待ち受ける展開は興味深く、
山あり谷ありでメリハリをつけ、面白く描かれていた。

またナナ以外のバンドメンバーをそれぞれの視点から見ると、
けっこうビターな物語で、ある意味リアルだったなと。

ただ、ファーストシーズンだけで4クールあったにもかかわらず、
意外にスローな展開だったので、少々中だるみを感じてしまった。
が、しかし今思えば、人気コミック作品だったせいもあり、
原作を愛するスタッフさんたちは丁寧に忠実に描きたかったんだろうなとも思う。

ちなみに、実写映画版も2本制作されているけれど、
OP、EDなど音楽はアニメ版のほうが個人的には好みだった。

印象的なシーンはいろいろあったけれど、
なぜか花火のシーンだけが、一番心にやきついている。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 51

yusurika さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

好き嫌いが分かれると思う

個人的には原作も含めて好きだけど、君に届けみたいなドキドキな恋愛を求めてる人には合わないかもしれない。
ただ、こんなにどろどろした作品はあまりないので、見てみると意外にハマるかもしれませんよ(笑)

【物語】
•原作に忠順なのが良い
•どろどろしているので、ダメな人にはダメかも
•主に友情、恋愛、バンドの話
•恋愛といっても、ドキドキキラキラな純粋な恋愛はほとんどなく、大人のどろどろした恋愛って感じ
•またバンドといっても、高校でやるような軽音部みたいなのではなくて、本気でプロを目指してるような話

【声優】
•最初は原作と比べるとナナの声に違和感があったけど、見ているうちにぴったりだなって思える

【キャラ】
•みんなカッコいいし、みんな可愛い
•ヤスがかっこよすぎて惚れた

【音楽】
•ちゃんとバンドっぽくて、原作のイメージを壊していない
•実写版の映画の曲の方が有名だが、曲はアニメのほうが原作にあってると思う

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

sobako777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

未完なのがとても残念だけど、魅力的な秀作!

矢沢あいの大ヒット少女漫画をみごとアニメ化! ヒロイン2人の内の1人が大嫌いなタイプの‘ぶりキャラ’だったので、最初は観ていてストレスとなったが、続けて見ていくうちに、そのぶりキャラ自体が、実は浅はかさと計算高さとを同時に併せ持つリアルな女の子として魅力的に思えるようになっていった。ダークな面も多いストーリー展開だが、グングンと引きこまれ飽きずに見れる47話、音楽も最高だし、少女漫画ファン必見の秀作だと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

66.2 2 ミュージシャンで友情なアニメランキング2位
BECK ベック(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (216)
1122人が棚に入れました
平凡な毎日に不安を持っていた主人公の少年・田中幸雄(通称:コユキ)は謎の人物・南竜介との出会いによって音楽の世界に入り込むことになる。南竜介・田中幸雄を中心に才能溢れるメンバーが揃って結成されたバンド:BECK(ベック)・別名(アメリカデビューする際にレコード会社に勝手に命名された):M.C.S(= Mongolian Chop Squad:モンゴリアン・チョップ・スクワッド)が数々の試練に失敗・挫折を繰り返しながらも、メンバーはバンドに対する確固たる自信を原動力にわずかながらも前に進んでいく。
その中でコユキは歌唱力・作曲の才能を生かしてバンドに貢献しながらもギターの技術では足を引っ張る場面も多く、南竜介の父違いの妹で恋人の真帆に支えられながらバンドを中心に普通の高校生とは違う青春を駆け抜ける。

ゆっぴー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

当時の日本ロック界の影響を受けている作品です!実写映画化もされましたね笑

原作 漫画 (ヤングマガジン講談社刊) 全34巻 完結
原作者 ハロルド作石
制作 MADHOUSE
音楽 ヒダカトオル BEATCRUSADERS
原作既読
実写映画未視聴

作画・背景美術はあまり綺麗ではないのですが、逆にわざとそうした感じもあります。結果、作品にいい味わい出てます。
主要キャラがアメリカ育ち、またアメリカンロック風な曲多数、またアメリカ人が多数出ている影響で、アメリカ製アニメ風なテイスト作画にしたんだなあと思って観てました。
CVもセリフ担当と、歌担当で分けていたり、いろんなバンドVOがCVやっていたり、本人でてたり(甲本ヒロト)と、かなりブッ飛んでました。

あらすじとしては、目的や夢、やりがいを見いだせない中学生男子が、ふとしたきっかけでROCKに情熱を燃やす青年に出会い、人生を変えていくストーリー。特質しているのは、本格的なROCKアニメということ。
バンドがメジャーに行くのはこれほど大変なのかという現実や、練習方法、ギターの種類や、はてはメンバー募集、ライブハウス誘致など、当時のバンド活動をリアルに作品に取り込んでます。
また、ラブストーリーもあります(三角関係もある!)。
本線はアメリカツアーまでの、グレイトフルサウンド終了まで。
最終話最後にアメリカツアーについてサクっと紹介して終了です。
見せ場はグレイトフルサウンドのステージ!
陰謀や策略等もあり、割と手に汗握るストーリーだと思います。

ただ、原作既読でこのアニメを見ると、少しコユキ(主人公)の歌声には、
がっくりかもです。漫画では実際音はないわけですが、漫画作中ではオーディエンスは一瞬で心持ってかれる表現なんです(´;ω;`)
ですがアニメ版では実際、原作作中のすごい歌唱力を持つ人物をアニメのCVにできるはずもなく・・・(あくまでも個人的な意見ですよ)。
それ抜きであれば楽しめるはずです!
作中の曲はオリジナルばかりで、サントラ買いました笑
当時PS2のゲームも買いました(クソゲーでしたが、特典サントラ欲しくて)笑。
音楽担当のヒダカトオル氏は今はなきビークルのVOです。
当時のビジュアル系バンドの曲や、アメリカンロックナイズの曲、学祭の曲など、作中のいろんなシーンに併せていてすごいと思います!

アニメから10年以上たった現在は、あまりバンド音楽が活躍していないような気がします。今一度、バンドブームが来て欲しい意味も込めておすすめします!

青春、バンド音楽、ラブコメ、三角関係、陰謀策略、サクセスストーリー、業界、お仕事もの等、ご興味ある方におすすめします。

原作は完結してますが、アニメ後は長く、つらい道のりが続きます!
でも、UKロック、グランジ、HIPPOP等がお好きな方には、唸る作品です。
ギター名器、他界したROCK界の大御所も多数出演!
原作もおすすめします!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

良くも悪くもけいおん のすごさがわかる・・・

原作けっこう好きですが読んで入るとめさ萎える・・
特に歌が・・・・アニメ化に無理があるのか・・
あと原作もそうなんですが音楽業界の汚い部分を見せすぎ。
実際あんなだけどそれは一部の話や・・・
サクセスストーリーなのに夢も希望もありゃしない。
あとは登場人物が音楽を楽しんでるように見えない。
とても観てる側がギターやバンドやろうって気は起きない。
そういった意味では『けいおん』の切り口はすごかったといえる。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆バンドに賭ける熱い青春

平凡などこにでもいる地味な少年のコユキがバンドにはまり
バンド道に邁進するサクセスストーリー。

コユキが可愛くていい子です。ギターは下手でも歌が上手くて
どんどんアーチストに変化していくのが楽しいです♪


バンドが好きで純粋でバンド特有な汚ならしい感じがコユキにはないのが
いいです。バンドの世界も雰囲気が良く出ていました。

私的には古い作品ですけど充分楽しめました。(*^^*)


アニメーション制作:マッドハウス


2004年10月6日-2002年3月30日(全26話)



*2010年には実写映画化

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3
ページの先頭へ