レオン博士 さんの感想・評価
3.6
アメリカテイストなアクションアニメ
勢い任せでダイナミックなアニメ
ストーリーは薄いけどアニメのクオリティは高くてバトルシーンは見ごたえがある
キャラクターもノリが良くて楽しい、音楽もGOOD
ただ、本当に勢いとノリだけな感じでストーリーは・・・
細かい事気にせずに楽しめるのがいいですね
続きあるかな?
レオン博士 さんの感想・評価
3.6
勢い任せでダイナミックなアニメ
ストーリーは薄いけどアニメのクオリティは高くてバトルシーンは見ごたえがある
キャラクターもノリが良くて楽しい、音楽もGOOD
ただ、本当に勢いとノリだけな感じでストーリーは・・・
細かい事気にせずに楽しめるのがいいですね
続きあるかな?
Witch さんの感想・評価
2.6
【レビューNo.144】(初回登録:2024/9/29)
オリジナルアニメで2024年作品。全10話。(大元はアメコミ)
私は知らなかったのですが、
・原作はアメコミのキャラクター組織「スーサイド・スクワッド」で、本家の
アメリカでは実写版映画・ドラマを始めアニメ化もされてたようで
・今回「スーサイド・スクワッド×異世界」の企画モノとして、日本発の完全
新作オリジナルアニメとして制作
という経緯のようですね。
(ストーリー)
犯罪都市、ゴッサム・シティ。
ジョーカーと恋人のハーレイ・クインはド派手な犯罪劇を繰り広げるも、追手
のカタナの襲撃によりハーレイ・クインは捕まってしまう。
そんな彼女の前に現れたのは、A.R.G.U.S長官のアマンダ・ウォラー。
アマンダの狙いは
・ゲートによってこの世界と異世界が繋がった
→ 異世界は可能性に満ちたフロンティア
・ハーレイ・クインは他のヴィランと共に、異世界での調査及び資源確保機構
の設立と維持を担当
・見返りは刑期の短縮、しかし彼女達が服従するよう首に爆弾を装着
→ 本部からの信号を72時間以内に受信しないと爆破
自由を得るため、ハーレイ・クイン達は未知なる異世界へと足を踏み入れる。
(評 価)
・出だしは「これ最高かよ!!」と思わず叫んだのだが・・・
この作品出だしはホントよかったんですよね。
・ファンキーさに溢れるメイクと言動
・犯罪劇からのスリルあるカーチェイス
{netabare}しかも車の運転がピアノを奏でる仕様とか演出も実にクール!{/netabare}
・作画も切れ味鋭くよく動く
冒頭から引き込まれる感じで、スゲー作品が始まったなっと。
声高に己の美学を語るジョーカーと恋愛狂のハーレイ・クイン。
このコンビでどんな物語が始まるのかと期待してたら・・・
・ハーレイ・クインだけ捕まりました!
→ まだ序盤だしそういう意外性もまあア、アリかな(震え声)
・ハーレイ・クインは異世界に送り込まれます、しかも他のヴィランとw
→ え―――っ、ジョーカーは置いてけぼり?!なんじゃそりゃ!!
期待したコンビの早々の解散劇に、テンションダダ下がりだよ( ノД`)
・個人的には尻すぼみという印象
とはいえ、まだ序盤はよかったんですよ。
まだ互いの連帯感や足枷となる束縛もなく、それぞれが自由気ままに暴れて
る感じがヴィランぽかったのですが・・・
しかし異世界の王国に協力し始めた辺りから雲行きが怪しくなってきて、
・善意的に解釈すればアメリカンテイストを馴染みやすく日本風にアレンジ
したということなんだろうが
・その結果コテコテのアメコミ感が薄まり拍子抜けというか
・最終的にはいつもの異世界モノに似非アメリカンをぶっ込んだだけの中途
半端な作品に成り下がったなあっと
個人的には「アメリカ最高!ヒャッハー!!」的なバカっぽい弾けた作品を
期待してたんだよなあ。
ストーリー的にも
{netabare}・異世界の魔法 VS ヴィランの異能力の激闘か?!
→ 実はハーレイ・クイン達よりも先に送り込まれていたヴィランがいた!
異世界でヴィラン同士の異能力バトルとか何やねんそれ?!
・王国の女王、(国益のため)冷徹無慈悲でなかなかいい味出してるやん
→ 実はリッチーが変装して裏で王国を操っていた!(本物はすでに死亡)
え―――っ、今までの積み重ねが台無しやん!!
意外性だけで話を創ろうとしてないか?!
・そのリッチーとの最終決戦
→ 苦戦していたハーレイ・クイン達もアイテムで魔法使いになりました!
いや、各キャラの異能力を駆使して打ち勝つからいいんでしょうに
それを斜め上から解決とか・・・
・最後に実はジョーカーが暗躍してました!みたいな
→ これも制作陣のドヤ顔が目に浮かぶような
でもとってつけたようなこのオチをどう評価しろと?!{/netabare}
個人的にはやってることがことごとく裏目に出て、物語の面白さに寄与して
いないという印象ですね。
聞くところによると『騎士団長 島耕作』や『異世界ひろゆき』とか異世界コラ
ボは結構行われているようですね。
本作もそんな流れで安易な便乗商法に乗っかったものの・・・という感じでし
ょうか。
「×異世界」が新たな面白さを生み出すというより、むしろ足枷になっている
ような印象でしたね。
私が原作既知でキャラに愛着を持っていれば、また評価も違ったのかもしれま
せんが。
最初の期待感MAXから下がり続けたので、10話の寸止めで終わったのがせめて
もの救いですかね。
(その先を描いても更に評価を落とすだけでしょう・・・知らんけどw)
OP『Another World/布袋寅泰』
・まさかの布袋さんで力入ってるなあっと。
ED『Go-Getters/Mori Calliope』
・映像が黒人おばさん(アマンダ)の謎のダンス。
これが今流行りのポリコレってやつか?!
ミュラー さんの感想・評価
3.0
スーサイド・スクワッドが異世界に飛ばされただけ?
ハリウッド風なのか、とにかく派手なアクションシーン。
いちいちカッコ付けてから相手を倒す。
これは様式美だね。
ストーリーはともかく、まあ、いいんじゃない、という感想しかない。
PPN さんの感想・評価
3.5
強力な力を持つ“クラスカード”の回収に奮闘する
魔法少女の姿を描いた作品。 全10話。
一般的にも、あにこれでも評価の高い『Fate/stay night』。
そんな人気シリーズのスピンアウトにあたる作品です。
個人的に、これまで『Fate』シリーズには縁がなく
この作品が初めての視聴になりました。
ストーリーは至ってシンプルな王道に近い作品。
難しい専門用語等も少なく解りやすい展開でした。
魔法少女となった主人公の成長や苦悩、友情が
上手く描かれていたと思います。
登場人物も少なくキャラを愛でるにはちょうど良しw
小学生チームがとても可愛らしかったです( ´艸`)
声優陣もイメージにぴったり合った配役でしたね。
「小学生は最高だぜェェェ」って言った人…天才w
コメディとシリアスのバランスがとれていて
全10話の中で上手にまとめられている印象です。
魔法少女もの好きな方、『Fate』シリーズファンには
オススメできる作品だと思います。
『Fate』シリーズを視聴していなくても楽しめますが
登場人物の関係性・今作の世界観などを堪能するには
やはりシリーズを視聴していた方が良いと思います( ^^ )
《キャスト》
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(CV.門脇舞衣)
美遊・エーデルフェルト(CV.名塚佳織)
マジカルルビー(CV.高野直子)
マジカルサファイア(CV.松来未祐)
遠坂 凛(CV.植田佳奈)
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(CV.伊藤静)
衛宮 士郎(CV.杉山紀彰)
アイリスフィール・フォン・アインツベルン(CV.大原さやか)
桂 美々(CV.佐藤聡美)
嶽間沢 龍子(CV.加藤英美里)
栗原 雀花(CV.伊藤かな恵)
森山 那奈亀(CV.伊瀬茉莉也)
《主題歌》
OP
『starlog』/ChouCho
ED
『Prism Sympathy』/Stylips
【2017 3/22 レビュー投稿】
【2017 8/10 レビュー加筆】
ストライク さんの感想・評価
4.2
原作 漫画 未読
全10話
魔法少女ものです。
『Fate/stay night』&『Fate/zero』は、視聴済み
『Fate/stay night』のスピンオフ的作品なので、別の世界のお話です。
物語は、主人公のイリヤが、魔法少女になる苦悩と、同じ魔法少女の友達 美遊との友情?を描いてます。
感想
自分はシリーズを観てたので、士郎や、凛、セイバーが出てきたのは嬉しかったです。
それに、クラスカードの英霊達も、キャラを知っているから興味深く観れました。
シリアスが多い展開ですが、たまに笑わせてくれる所もあって、飽きなかったです。
特に、イリヤが可愛いので、楽しさ倍増でした。(●´ω`●)ゞ
イリヤと美遊の声も、可愛くて好きでしたね~。
(最近、小学生のキャラが可愛く感じるようになってきてるw うーん・・(〃 ̄ω ̄〃 いかんな!)
今期の作品、小学生の娘キャラ多いよね~ (*´∇`)
2期が製作決定してるみたいなので、楽しみです。
stay nightを観てなくても、別世界の話なので別段問題ないですが・・・
やっぱり見ていた方が、倍 楽しめると思います。
魔法少女もの、Fateシリーズを見て好きな方ならオススメです。(@´▽`@)ノ
OP:「starlog」 歌 - ChouCho
ED:「Prism Sympathy」(第1話 - 第8話、第10話) 歌 - StylipS
ED:「ツナグキズナ・ツツムコドク」(第9話) 歌 - StylipS
「starlog」は、さすがChouChoさんですね!
良い曲です CD購入。
disaruto さんの感想・評価
3.9
制作はSILVER LINK.で原作は漫画です。
ジャンルは魔法少女ファンタジー・萌え燃え系です。
Fateに登場するイリヤスフィールを主人公にしたスピンオフ作品。
ごく普通の小学生だったイリヤがカレイドステッキ・マジカルルビーにのせられて魔法少女の契約をする。
彼女は本来のステッキの持ち主である遠坂凛のもと、クラスカードを回収していく。
Fateシリーズは見たことないので初視聴ですね。
初めてがこれって明らかにおかしいような気がしますが、気にしたら負けです。
前半は退屈と言えばまあ退屈な展開ですね。
イリヤがなんだかんだで魔法少女になって、なんだかんだで戦う。
途中でヒロイン?の美遊が加わってうんぬんかんぬん。
バトルもあんまり見ごたえがないし切っても良かったのですがだらだら見ていました。
キャスターとのバトルあたりから派手になってきて面白くなってきました。
6話なんて戦闘シーンが格好良すぎて呆然としましたw
ここら辺はさすがFateって感じがします。
終盤は若干シリアス展開に。
{netabare}戦う意味、命の危険{/netabare}といった内容です。
お決まりなやり方ですが結構盛り上がったので悪くはなかったかなと。
最終回で美遊が{netabare}イリヤに対してベタベタのヤンデレになっていたのが吹きましたw{/netabare}
いろいろと萌え要素は備えていますが小学生なので紳士向けw
イリヤも美遊もなかなかな萌えキャラで見ている分には楽しかったです。
気になる点は、その他の小学生は必要なのかということでしょうか。
総括して、そこそこ面白かったのですが物凄く空気な作品になっていますw
Fateとは全く違うような気がしますが、正統派な魔法少女ものだと思うのでそれが好きならばどうぞ。
二期も決定していますので、放送したら多分見るでしょう。
美遊が{netabare}どこまでイリヤにデレまくるのか{/netabare}期待ですw
ato00 さんの感想・評価
4.2
501部隊が西部戦線で勝利。
そのころ、東部戦線では502部隊によるペテルブルグ攻防戦が行われていた。
扶桑からの帰任中の雁淵中尉はネウロイの急襲により重体。
その代わりに、見習いとして妹のひかりが着任した。
ひかりは、やる気と根性と体力は一人前。
しかし、魔法力は足りず、ウィッチとしては力不足。
とても危険な特技、接触魔眼が唯一の武器です。
彼女の成長がこの作品の見どころといってよいでしょう。
やってみないとわからない!
彼女の無茶な申し出。
{netabare}対立はありつつも、仲間と共闘し次第に認められるひかり。
とくに熱血漢菅野中尉との関係が特筆すべき。
当初はひかりを認めない菅野中尉。
しかし、最終的には相棒に。
最悪な関係からの好転は、ひかりの前向きな明るさによるものでしょう。
{/netabare}全身全力でぶつかるひかり。
学ぶところ大です。
最終決戦は{netabare}激熱。
私、これまでの想いがこみ上げ、目がウルウルです。
極寒の地であの格好。
寒いを通り越して痛いでしょう。
そんなことを忘れるほどの熱い熱い戦いでした。
春3月。
ひかりは温かい日差しの元、502部隊に正式着任。
そして新しい戦いが始まるのです。たぶん・・・{/netabare}
えたんだーる さんの感想・評価
3.9
早めの話数で放送延期がありましたが、話数的にも総集編とはならずに、関連作品のOVAの放送で穴埋めを図りました。
…そう考えると、策は尽きていなかったのか(笑)?
予備日程があったのか、一応2016年内にキリの良いところを迎えて終了(?)。
ストライクウィッチーズが潜在能力高めな宮藤さん無双気味なのに対して、ブレイブウィッチーズは主人公の雁渕ひかりがあまり魔法力に恵まれない設定で、そのあたりをロスマン先生が「魔法力の制御と集中」という方向で育ててた分、本作の方が個人的には好みに合っていました。
あと、「ブレイブ~」の方が「ストライク~」よりも肌の露出は抑え目だったかも。個人的にそこはあまり重視していないので、その点は加点も減点もなしです。
CGの出来が、とか作画が、とかいろいろ言う向きもあるようですがそういうのはSHOW BY ROCK!!のミューモン形態とかユーフォの作画くらい突き抜けてないなら、五十歩百歩であんまり気にはならないです。
まあ、普通に毎話観ようと思う程度には充分面白かったです。
あ、OP曲は好きです!
ninin さんの感想・評価
3.9
全12話
ストライクウィッチーズと同じ世界、今回は第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズの活躍を描く作品です。
敵はストライクウィッチーズと同じネウロイですが、進化してますね。巧みな攻撃をしかけてきます。
姉が本来所属するはずだったブレイブウィッチーズに、ある出来事で急遽所属することになった妹の主人公の雁淵ひかり(かりぶち ひかり)の成長するお話にもなっています。
ネウロイと戦う最前線、当然戦闘のエキスパートが必要なので、魔法力も弱く戦闘経験もないひかりは、当初メンバーたちに認められません。
でも、負けず嫌いなところもあって苛酷な試練にも耐えて徐々にみんなに認められていきます。
当初、ストライクウィッチーズの続編と思って期待していたのですが、キャラが全くちがうので少し戸惑いましたw(ちょい役でストライクウィッチーズのキャラも出ていますね)
でも、観ていくとだんだんキャラたちの個性が分かり始めたら面白くなってきましたね。
好きなキャラはニパです。ドジなところもありますが、ひかりと直枝を心配しながらうまく2人の架け橋になっていました^^
最後は凄い戦いでした。切りのいいところで終わっています。でも彼女たちの戦いはまだまだ続くようですね。
OPはストライクウィッチーズと同じ石田燿子さんが歌っています。EDは1980~1990年活躍したLINDBERGのカバー曲となっています。歌はその話で活躍したキャラの中の人が歌っていますね。
最後に、他にも統合戦闘航空団がいっぱいいるようなので、今後もこのシリーズ続いてほしいですね。
レオン博士 さんの感想・評価
3.7
ただフランが可愛いってだけの普通の異世界なろう系だけど、チートだけど無敵って感じはなくて結構戦闘で苦戦するし、戦闘の動きがいいので面白かったです
美少女が無駄にいっぱいでてくるとか、主人公を引き立てるためにわざとらしい展開にするとかそういう余計なところがなくてスマート
無駄にいっぱい美少女はべらせなくても、一人いれば十分ってことがよくわかります
バランスが良くて出来のいい異世界転生アニメ
まるで娘の成長をそばで見守る父親みたいで、フランとししょーのコンビが素敵でした
最初から2期制作が決まっているみたいなのも変な終わり方しないので良いですね
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.4
本日は2024.5.5なり。
地獄の繁忙期を乗り越えやっとのことでGWにたどり着いたぜ。
もろもろ、いろいろなお付き合いもしつつ、いつもの某アベマなTVで一気見シリーズを物色。
これは後で見ようかな、というものは除外し、本作が目につきました。
隙間時間では、既に視聴済みの作品も飛び飛び視聴で記憶を喚起しつつ、本作の一気見を敢行。
う~ん、フランかわええっすねw。
物語は、まぁ、この手のファンタジーものに準じている感じですが、フランの可愛らしさほぼ全振りで視聴していればいいでしょう。
いや、さすがにそこまでは言い過ぎですが、テンプレ的作品を観続けようという大きな求心力になり得たのは間違いないでしょう。
逆に、この幼女的キャラが合わないとなれば、視聴しづらいという方もおられるかもしれませんね。
全体的にフランとスーパーすごい剣師匠との掛け合いを眺めつつ、折々にある障害をフランたちが乗り越えていくカタルシスも楽しみの一つでしょう。
また、バディを「剣」にしたと言うのは、この作品のキーとなる設定でしょうが、話すとはいえヒト型ではなく、無機物と言うところで、より一層フランを引き立てているのかもしれません。
別の視点としては、フランの成長していく様子を眺めるという楽しみもあるかもしれません。
仲間を増やすという意味でも成長しているのかもしれません。
後半で登場してきてPTを組むメンツなどは、どう見てもmob系のキャラなのですが、ミッションをこなしていく中で、なんとなく良い関係が構築されていっているようにも見受けられます。
まぁ、フランも次第に愛されキャラ的な立ち位置に移行していくのですが、フランと師匠、一部の女子キャラ以外は作画的な意味であまり力が入っていないような印象ですね。
声優さんも、少し未熟な方もおられたような気がしています。
アマンダいやママンダでしょうかw。
このキャラが出てきてから、少し賑やかになって楽しくなりましたね。
そして、最後にフランとアマンダの関係性が明らかになりました。
この辺も、匂わせていたものがはっきりと形になっていい終わり方のように思いました。
・・・はて、ここで旅立ちEND・・・。
・・・これなんてエウレカ?ってなシーンもありましたが、ここで終わりって・・・。
と思い、HPを確認に行きますと・・・2期が決定との報が。
へー、なら、この終わり方もいいのかな、と。
個人的には、もう少しクオリティアップしてほしいところもあるのですが、続きがあったら観てみたいと思うほどのフランの魅力がありましたし、師匠との掛け合いも観てみたいものです。
「たぶんすごい黒猫族の子供」と「スーパーすごい剣師匠」の
またの冒険を楽しみに待ちたいと思います。
えたんだーる さんの感想・評価
4.2
本作の作品タイトルは『転生したら剣でした』であり、つまり転生の主体は異世界転生した「師匠」なんですが、物語としての主人公要素はむしろ黒猫族の獣人少女フランの方にあると言えるのではないでしょうか。
ちなみに「師匠」というのは転生者である「剣」に対してフランが呼びかけにつかっていて、「剣に意志がある」とわかった人たちの間ではそのまま名前として認知されている呼び名です。
魔物を討伐して得た魔石を吸収して「師匠」は魔物のスキルを吸収することができます。そして「師匠」の装備者であるフランは自身のスキルに加えて「師匠」が得たスキルを共有することができます。
当初は「師匠」のスキルに頼りきりのフランですが徐々に自身も強くなってゆくという順当な成長ストーリーですし、フランは「師匠」とはぐれることで危機を演出することもできて、「圧倒的に主人公が強い」というストーリー的な単調さから逃れることができるようになっています。
フランの冒険の旅は適度な爽快感と危機の発生によって、主人公補正による安心感もありつつ楽しめる物になっているように思われます。
終始作画的には安定していましたし、フラン自身がキャラクターデザイン的にかなり可愛く、また周囲を固める人物たちの個性もあいまって特に目立った減点要素はありません。
平凡なストーリーと言ってしまえばそれまでですが、「なろう原作のアニメで手始めに観るなら何が良い?」と訊かれたら本作は充分にその候補たりえる良作だと考えます。
なお、この1期目が終了して早々に2期目の制作決定がアナウンスされました。そのうち続編が観られるだろうという点においても安心してお勧めできます。
余談:「師匠」の転生者としての要素はそれほど目立っていない本作ですが、こと料理という分野においては転生者としての知識が如何なく発揮されており、「師匠」のカレーやハンバーグはフランを虜にしています。