ミステリーで警視庁なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミステリーで警視庁な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番のミステリーで警視庁なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.4 1 ミステリーで警視庁なアニメランキング1位
魍魎の匣(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (398)
2081人が棚に入れました
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。
憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!

声優・キャラクター
平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

文学の香り漂う上質のミステリーホラー

京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である百鬼夜行シリーズの
第2弾を原作に制作されたアニメ作品。

中央線の人身事故を発端としてストーリーが進むのだが
被害者と一緒にいた少女、その事故現場に居合わせた刑事という
登場人物から想像できるありふれた展開ではなく、
物語は思いがけない方向へと廻り始めていく。

僕としては、ずっと観ていたくなる演出と物語だった。
でもまず結論から言って、主人公は1話から登場する少女達ではない。
全13話の中、4話までは5話から次々と解決の一途をたどって行く事件の
謎をあちこち振り撒きながら展開していくに留まっている。
なので何がなんだか・・・と少々不満に思ったとしても、
5話からは必ずストーリーがぐんと動き出して見応えも充分あるので、
途中難解に感じてしまっても、できたら最後まで観ていただきたいと思う。

個人的な感想としては、想像以上に上質で素晴らしい作品だったということ。
ほんとうに、実写映画よりずっと良かった。

物語自体にも序盤で引き込まれたけれど、とにかくまず演出が好み。
ぼんやりと明るい陽射しが入る喫茶店や、桜の花びらが舞う小道、
文学的な香りの映像と語り口や背景の美しさ、
戦後まだそんなに経っていない時代のちょっと鬱な雰囲気や、
女子高生独特の、相手を束縛しあってしまうような友情の描き方などなど。

ただ、初めて観た時はどういう視点で観るべきなのか
少々戸惑ったので、何度も公式サイトを往復しながら観ていた。
それでも後半でどんどん真相が暴かれ、納得していけるのが、
すごく心地良かったし、京極堂と呼ばれている中禅寺氏が語る言葉には、
深く共感できるものがあり、一言一句もらさずメモを取りたくなるほどで。

ただ、欲を言えばOPとEDがもう少し
内容に合わせた古風な雰囲気だと、もっと魅力が増したのではないだろうか。
作中での音楽がとても良かっただけに、ちょっと残念。

それでも、中野で古本屋「京極堂」を営む一方で拝み屋の中禅寺秋彦、
うつ病の小説家 関口巽、警視庁捜査一課の刑事である木場修太郎、
「薔薇十字探偵社」の私立探偵で中禅寺と関口の旧制高等学校の一期先輩であり、
木場の幼馴染でもある榎木戸礼二郎、
そして雑誌編集記者兼カメラマンの鳥口。
この5人のキャラがとても良いし、彼らの会話が面白く興味深いので、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 72

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

魍魎の意味が明確なのに、何故評価されない?

今までこのサイトを参考に色々見てきましたが・・・

huluで初めてみました。
ド嵌りして3回位繰り返し観ました。


この作品が評価されない意味がわからないです。
考えれるに・・・

小説好きな人が引き込まれる冒頭⇒伏線⇒伏線回収の見事さ
伏線の多さ
2008年アニメ
ノスタルジックさ
戦争もの好きな人は大好物な戦後もの
ちと難しい内容
本格陰陽師
(アニメは似非ものが多いですから魍魎の意味が明確すぎる)
・・・とは思います。

因みに原作は読んでいませんが、本屋で冒頭を確認するに
アニメの方が演出が上手いと思いました。

まだの方は是非観て欲しいです。

因みに3話まで辛抱して下さい。主人公は少女達ではありません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上質な本格ミステリーホラー

京極夏彦原作の本格ミステリーホラー。
原作は読んでませんが、非常にいい出来です
時代設定は昭和初期?ぐらいで、それもまたアニメでは新鮮でいいです

アニメらしからぬストーリー構成なので、序盤はちょっと視聴に及び腰になると思いますが
伏線をしっかり張っているので、最後まで見ることをおすすめします
ワンクールでさっくり見れる割に、内容が濃いので見応えは十分です

アニメでミステリーやホラーを表現するのはとても難しいことです
アニメで映像化した途端、雰囲気をぶち壊してしまうのが常なので
本格ミステリーはアニメには向いていないと思ってましたが
「魍魎の匣」はその点、実に演出が巧みです
現実性と非現実性を上手く混ぜ合わせているので、
よくあるサスペンスドラマより刺激的で、
よくあるホラーアニメよりは、完成度は高く大人向きです
癖のある文学的表現が、さらにミステリーとしての魅力を押し上げています

一つ残念なのはOPやEDが作品に合ってないということ
そこまで酷くはないですが、内容がいいのだからもうちょっと選曲考えて欲しかったです
まぁ内容は悪くないので、是非見て欲しいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

75.9 2 ミステリーで警視庁なアニメランキング2位
名探偵コナン(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (756)
4068人が棚に入れました
高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、緒方賢一、高木渉、大谷育江、岩居由希子、林原めぐみ、茶風林、湯屋敦子、井上和彦、千葉一伸、堀川りょう、宮村優子、松井菜桜子、田中秀幸、島本須美、高島雅羅、堀之紀、立木文彦

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大人気推理アニメ

私が大好きなアニメの一つ。
難易度の高いミステリーとトリック、魅力あるキャラクターの活躍、手に汗握る展開とアクション、かっこいい名言、雰囲気を十分に盛り上げてくれる音楽、恋愛やギャグ要素など、どれをとっても申し分ない出来です。
矛盾や強引な設定が多々あって突っ込みたくなる時もありますが、それを指摘するとアニメが成り立たなくなるのであえて考慮はしませんが・・・。
また長い間このアニメが続いているのでさすがにマンネリ化を感じる事もありますが、黒の組織が絡んだストーリーになると緊張感満載のハラハラ感が楽しめます。
謎が謎を呼び、私の予測を外れた展開や衝撃的な展開は早く続きが気になりもう目が離せません。
なかなか黒の組織との話が進まないところが欠点ですが、進んでしまうとこのアニメが終わってしまう感もあるので、いつまでもこのアニメを楽しみたいファンにとっては微妙なとこですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

molecule さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

八方美人で人気者の長寿アニメ凄い

犯罪モノって現実的な素材であるだけに解きほぐ機構を固めておけば発展は無限…なようで、流石に連載十数年も超えるとキャラの使い回しが利かなくなって当然か。
事件なんて幾らでも数起こせるけど、主目的がそれによって引き出される常連キャラの内部ストーリーと見るアニメの方法論で限界がないわけない。
ただその見方を歓迎する要素が、引き出しの多い題材→話数の膨大なことによって、物語世界に引き籠っていられる期間が長いという利点を生んでクオリティの瀕死なことをファンの目から庇ってる。

実際TVオリジナルストーリーに限ればもっと遥に早い段階で退屈なものに落ちていたし、劇場版はシナリオの浮き沈みはあるものの完全に爆弾に依存しはじめたのは題材と媒体の宿命かな。

しかしほとんど本筋(黒の組織)の解明に引きずられてるだけの興味を、それでも繋ぐだけの牽引力のあるキャラってそうはいない。リアリティとファンタジーと、ここまで扱い易いバランスの「人」は他の分野には生めないだろうな。物語っていうのはストレスだから、このキャラクタの万能ぶりこそ神だね。

大人のファン層と子供、どっちに向けても愛想が良くて八方美人で人気者の長寿アニメ凄い。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5
ネタバレ

atsushi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もはや習慣

灰原さん(ムサシ)と光彦(ピカチュウ)の声は毎週聞いてるからなぁ。
コナンと離婚しても続いていることから、もはや作者が死ぬまで続ける気じゃないだろうか!?と心配してしまう。

いつかは終わりが見たいと思うアニメ。

夏の怪盗キッド祭りでまじっく快斗の話がアニメ化され、刷新された声優がスゴイ。
紅子とか林原めぐみから沢城みゆきに変わっても、どちらもその声優の声だと分かるのに役のイメージは同じに聞こえる辺り、どちらもスゴイ人だと思う。
2011.09.25 07:08

1年ぶりに追記、今後のネタバレ
{netabare}新キャラのアムロはバーボンらしく、池田秀一の赤井と対決とかいつの時代の展開だよ(笑)
よくこのキャスティング思いついたな。 {/netabare}

さらに1年ぶりに追記。
710話にして宮村優子が超絶劣化。
さらにトリックもグダグダ。色々とヒドい。B'zももうアニソンだけの人みたいだ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

62.2 3 ミステリーで警視庁なアニメランキング3位
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (183)
584人が棚に入れました
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──2×19年、東京。過去頻発していた種族争いも絶え、平和になったと思われた現代。かつて種族の頂点に君臨していた『ドラゴン』に心酔し、その力を取り戻そうと画策する犯罪組織『ナイン』が現れた。世界を作り変えるべく凶行を繰り返す彼らを阻止するため、警視庁内でとある集団が組成された。その名も『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂される『トクナナ』に新たに加わることとなった、ルーキー・七月清司。個性あふれるメンバー達に振り回されながら、彼は持ち前の明るさと真っ直ぐさで事件解決に挑む。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。

声優・キャラクター
下野紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、森川智之、平田広明、松岡禎丞、島﨑信長

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テレ朝サスペンス枠のドラマでやってそうなアニメ

【物語の評価】
ミステリーや謎解き要素はあまりなく、探偵ものをイメージしていると間違えると思う。どちらかといえばサスペンスっぽいと思う。テレ朝のドラマでやっているような。
エルフとかドワーフの設定をあまり活かせていたとは言えない点はあったが。
【作画の評価】
【声優の評価】
【音楽の評価】
【キャラの評価】
7人のキャラが個性豊かで分かりやすく、キャラ付けも役割も分かりやすかった。
【感想】

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

65.0 4 ミステリーで警視庁なアニメランキング4位
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 (レクイエム)(アニメ映画)

2006年4月15日
★★★★☆ 3.7 (250)
1554人が棚に入れました
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン・蘭・少年探偵団とともに、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの少年探偵団や蘭たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林
ネタバレ

ポケモンマスター! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

BGMの迫力がすごい!

~ストーリー~
省略。

~感想等~
コナンの劇場版第10作目です!

作画にムラがあり、綺麗なところはほんとに綺麗なんですけど、汚い部分がところどころありました。

約2時間という長編でしたが、ストーリー構成は結構良かったと思います。

この作品でも気になってしまったんですが、バイクで階段を昇るのはやめてほしかったです^^;

全体をとおして灰原の台詞がおもしろかったです!

また、今回はキッドが活躍してくれてよかったです。

登場人物がやたらと多かったのもこの作品の特徴だと思います。

ラストで事件が解決したと思ったらまだハプニングがつづくというのがありきたりではありましたが、ハラハラする感じがあってよかったです!

他の作品と比べるとBGMに迫力があり、臨場感があったと思います。

コナン映画ではけっこう良作だと思います。

以下は観終わった方

{netabare}
ラストで灰原がげんたに言った言葉が衝撃的すぎて笑ってしまいました。

「動くと死ぬわよ!」
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ハラハラドキドキの10周年記念超大作

シリーズ10作目。10周年記念超大作と銘打った作品で、まさにその名に恥じぬ素晴らしい作品だった。
{netabare}
余計な設定は少なく、冒頭から謎解きが始まり、主要キャラが人質に取られたりとハイスピード&スリリングな展開。

また10周年ということで、多くのキャラを登場させているのだけど、漏れなく皆に意味を持たせているのが素晴らしい。
コナン、服部、怪盗キッドによって進められるメインストーリーを主軸に置きつつ、ミラクルランドから皆を出さないように奮闘する灰原、チンピラからあゆみちゃんを救う園子と佐藤刑事、蘭の父母の絆、子どもたちと一緒に爆死することもいとわないアガサ博士や目暮警部など、主要キャラはもちろんのこと、脇役にもちゃんと花を持たせているところに芸の細かさを感じた。

ただし、必死になって突き止めた事件の真相はかなり小ぶりなもので、それはコナンに「探偵はいらなかった」とまで言われるほどである。ホント迷惑な犯人である。

でも正直事件の小ぶりさはさほど重要ではないのかもしれない。冒頭から始まる謎解き、人質をめぐる攻防、ラストのパスワードやジェットコースターでのキッドのアシストまで、終始ハラハラドキドキさせてくれ、なおかつうまくまとまっている、非常に楽しい作品だった。

個人的には1作目「時計じかけの摩天楼」にも負けず劣らないほどの完成度だと思った。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

76.5 5 ミステリーで警視庁なアニメランキング5位
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(アニメ映画)

2023年4月14日
★★★★★ 4.1 (85)
348人が棚に入れました
今回の舞台は東京・八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」の本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結する中、顔認証システムを応用した、ある「新技術」のテストが進められていた。一方、園子の招待で少年探偵団とともに八丈島を訪れたコナンのもとへ、沖矢昴から「ユーロポールの職員がドイツで黒ずくめの組織・ジンに殺害された」という連絡が。コナンが施設内に潜入すると、1人の女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生し、彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。そして灰原哀のもとにも黒い影が忍び寄る。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

それでも善意を向け続ける意義

【物語 4.0点】
表層は八丈島周辺を舞台にしたお祭り海洋アドベンチャー。
ユーロポールだの、FBIだの。
世界規模に広がってしまった“黒ずくめの組織”関連の大風呂敷w

せっかくだから焦点の灰原さんや、{netabare} 老若認証{/netabare} がゲームチェンジャーとなり得る防犯カメラ情報分析のための巨大海洋施設「パシフィック・ブイ」を巡って、潜水艦も交えてド派手に楽しもうぜ。
コナンの必殺シュートも、蘭の空手も、赤井さんの狙撃も絶好調だぜ♪


一方シナリオの土台は孤立空間「パシフィック・ブイ」を舞台に、犯人及び内通者を探り出す素朴なミステリー。
“眠りの小五郎”にも、不確定容疑者の漆黒シルエット“犯人の犯沢”さんにもTVアニメ版同様ちゃんと出番があります。


“黒ずくめの組織”エピソードは重苦しい俺たたENDになりがち。
ですが本作は深層に流れるテーマが希望を抱ける方向に導いてくれるので比較的、余韻はスッキリ。

善意が不幸を生むこともあるが、悪意はまず不幸しか生まない。
向けた善意が知らぬ間に返ってきて救われることだってある。
だから善意を持って行動することを躊躇(ためら)ってはならない。
思い切って行動できるのは痛みを知って動けなくなってしまった大人より子供。
{netabare} 「子供の言葉や行動で人生が変わることもある」{/netabare}
整理された人生観が、コナンや灰原さんら組織に翻弄される人間心理の深掘りにも貢献。


その上で、冒頭から、これ?どこで使ってくるのだろう?との思わせや伏線芸、複数回鑑賞を誘う要素も豊富。
その他、{netabare} 阿笠博士{/netabare} 魂のカーチェイスあり、ラストではラブコメ面でも魚影(ぎょえ~)と驚く(※原作者のオヤジギャグよりw)展開もあり。

これで興行収入100億いかなきゃ、一生いけないって位の内容は用意してきています。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TMS/第1スタジオ

シナリオは潜水艦ありき→魚雷戦がやりたい→巨大海洋施設を浮かべてみよう。
立川 譲監督の構想を具体化するための素材画を提供したのは幸田 和磨氏。
ゲーム『NieR:Automata』コンセプトアートなどでも見せる無機質な造形美。
「パシフィック・ブイ」の逆三角錐の異形も引き立てる。


“聖地”となった八丈島の観光要素もウリ。クジラ見物のクルージング再現も良好。
ただクジラ自体は、エンジョイした少年探偵団共々、あまり本筋には絡まずムード演出に留まる。


情報関連施設らしくディープ・フェイク等も絡むミステリー。
それ故、撮影角度、仕草などの管理には繊細さも求められるが、
そこはTVアニメ版でも異様に手が込んだトリックに付き合って来た同スタジオならお手の物。

私は犯人はこの人物で来るだろうなという感は当たりました。
ですが作画で示されたトリック解明の手がかりは拾えず。
上映後、周りからは口々に今回は簡単だったね~との感想が。
原作、TVアニメを真面目に履修しているファンと、サボりの私との格差を痛感w


【キャラ 4.0点】
メインの灰原さん。長年かけてデレて来た彼女。
本作では意外と優しい所がシナリオの起点として抽出。
“組織”との狭間で葛藤し、崩れそうになる灰原さんの脆い部分もいっそう高純度で取り上げられる。
黒ずくめでSFだが、案外エモーショナルだった作品の空気は灰原さんによる部分が大きいです。

“黒ずくめの組織”が絡むと、変装、モグラ、二重スパイ、見た目は子供頭脳は大人が乱立。
油断すると、このキャラの正体や本当の所属何だっけ?が多発し、迷宮入りしかねませんw
ここは年初鑑賞した『灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン』(現在はサブスク等でも配信中)での予習復習が私の命綱でした。


黒ずくめの中核・ジン。
最新科学技術には乗っかって活用させてもらうけど、重要なことは実際にこの目で確かめないと納得できない。
行動メンタルが、ITに無理解で現場を振り回す日本のブラック企業幹部みたいになっちゃってますw
強引に墓穴がこじ開けられる様を見ていると、凶悪な“黒ずくめの組織”もコント集団みたいで何か憎めませんw


全てを見透かすAI。変装、変身に依拠したコナンと“黒ずくめの組織”の人物相関は今後存続可能なのか?
メタ的に問われている気もした本作。
フェイクで煙に巻く場当たり的対応も何時まで通用するのか。

いい加減、組織に目標や大義など無かったことを認めて、大風呂敷を畳んだ方が良いのでは?
との私の疑念はさらに深まる結果にw


【声優 4.5点】
事件の鍵を握る「パシフィック・ブイ」エンジニア・直美・アルジェント役には種崎 敦美さん。
子供役だけでなく、今回のように子供に心を動かされる大人の役もこなすエース級の演技。
善意という作品テーマの深化に大きく貢献。

万能ぶりに改めて舌を巻いたのが(※核心的ネタバレ 必ず鑑賞後開けること)
{netabare} ピンガ役の村瀬 歩さん。性別の壁を難なく越える声質の柔軟性。
組織も今回限りでお払い箱にするのは惜しい貴重な声優さんです。{/netabare}

重要な役にお客さん扱いのタレントを置く間違いをおかさず、しっかりと実力者を起用する。
円熟のメインキャスト陣の上で、これができるのは強すぎます。


【音楽 4.5点】
劇伴担当は菅野 祐悟氏。
大野 克夫氏によるお馴染みのメインテーマもアレンジしつつ『コナン』を演出。
『PSYCHO-PASS』でも流れるようなハードSF要素も交え、IT、AI技術を巡る黒ずくめの乱戦に華を添える。


ED主題歌はスピッツ「美しい鰭(ひれ)」

正直、本編が終わり、善意というテーマを理解、消化した段階でも尚、
素朴なミステリーと派手な海洋アドベンチャーが乖離する違和感を拭えなかった私。

時代の変化等により様々な表情を見せ人間を翻弄してくる人生の大海原。
邦楽界屈指の宇宙観を持つアーティストに泳ぎ方を諭され、ようやくストンと腑に落ちた感じ。

スピッツ良いバンドだけど何でまたスピッツ?
鑑賞前は起用にミステリーも感じていた私。

終わってみれば歴代『コナン』主題歌の中でも名曲の部類だと思います。


挿入歌ではクライマックスで流れた{netabare} 「キミがいれば」{/netabare}
これが灰原さんで来るとは魚影(ぎょえ~)です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

オオカミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

コナン好きには堪らない1作

長年コナン好きには堪らない1作です。
歴代の作品のオマージュのシーンが沢山詰め込まれており
演出がとても美しい。
作画は個人的にハロウィンの花嫁が優勝なのでそこまで細かくはないですが、例年通りの迫力と爆発とアクションシーンでした。

個人的に1番好きなのはラストのedの主題歌です。
特別スピッツさんが好きではなかったのですが、高音が鯨の声にも聞こえ儚くもすっきりとも感じられる音色が最高でした

ストーリー構成もツッコミどころ満載なところはありますが
今作は、2回目3回目の視聴がしたくなる伏線が最大限に張り巡らされた作品

あと個人的多分歴代で1番4DXとかが楽しそうだなと思いました。私は未体験ですが。

是非劇場で見て頂きたい作品。

私も3回目の視聴を劇場でしていきたいと思います。(伏線の回収ができていないので…)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

切な尊いっ!

「劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』」
哀ちゃんの気持ちの答えを見たような気が、、
原作は青山剛昌先生による漫画作品です(知っとるがな!)。

名探偵コナンシリーズはドンピシャな世代である私ですが、劇場版はすべて視聴しているものの、テレビシリーズを全話見られているかというとそうでもない、細かい伏線を掘り下げて考えてはいない、そんな私です。

そんな私ですが、コナンくんと哀ちゃんの相棒的関係が大好きです。
(蘭ねえちゃんすまん、、)
だって、きっと最終的に、蘭ねえちゃんは新一くんに守られる。
この二人の相思相愛は崩れない。
だからこそ、コナンくんと哀ちゃんが並んでいる姿は切なく、尊い。
ずっとそう思ってまいりました。

そしてこの劇場版。
コナンくん、哀ちゃんファンの方は特に、是非見ていただきたいっ。
是非見ていただいて、最後のシーンの解釈を教えていただきたい。

あれこれとネタバレはしません。
しませんが、最後のシーンはそういうことですか?!
哀ちゃんの気持ちは、固まったんですか??!

いやー、切な尊いことこの上ない。

本劇場版は、宣伝ポスター等を見ると黒の組織との対決に思われますし、実際にその側面も大きい。
ただ、いざ視聴してみると、名探偵コナンという物語のなかで、哀ちゃんの気持ちや立ち位置はこうですよ、哀ちゃんはそう決断しましたよ、というのを主軸に置いた劇場版だったと思えてならない。

あぁ、しばらくこの余韻から脱することは難しいだろうな。

以上、感想でした。

P.S:これを書いている今時点で、すでに興行収入がとてつもないことになっているそうですね!おめでとう!哀ちゃんの出番増えろっ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

69.8 6 ミステリーで警視庁なアニメランキング6位
富豪刑事 Balance:UNLIMITED(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (231)
803人が棚に入れました
ケタ外れの資産をもつ神戸家の御曹司・大助が赴任したのは、警視庁で問題を起こした人間だけが送り込まれる「現代犯罪対策本部準備室」、通称「現対本部」。そこで大助は情に厚い男・加藤 春とバディを組まされる。人の命すら値踏みする大助に対して「世の中金じゃねぇ」と反発する加藤。対立する2人の前に立ちはだかる、様々な事件と謎。常識を超えた捜査が今、始まる――!

声優・キャラクター
大貫勇輔、宮野真守、塩屋浩三、神谷明、熊谷健太郎、上田麗奈、高橋伸也、小山力也、榎木淳弥、坂本真綾

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あともうチョイ!!何が足りないのかわからないけど。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:特殊な刑事と普通の刑事のバディもの?ドタバタ劇になるのかな。
期待度:★★★

意外とストーリーしっかりしていて面白かった。
富豪部分がトンデモだったけどそれがこの話のいいアクセントになっててよかった。
ギャグとシリアスのバランスもいいし、飽きずに見ることができる。
でも、でもです。なんだろうあともうちょっと何か足りない。萌え?じゃないと思うけど。

おすすめです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

神戸財閥www

いや、これは目フェチには堪らない作品ですね。
細身にスリーピース・・・・・ヤバかっこいい。
原作は未読。
執事はAIなのだと、アニメ公式サイトに書いてます。
深田恭子の富豪刑事は鼻に付く、大根芝居でしたが、これはスマートでいいです。
まぁ、女子向けですね。
因みに、神戸大助役の大貫勇輔はダンサーで俳優さん、声優歴は短いみたいですが、無機質な喋り方がキャラにあってます。

OP、EDも選曲も画もいい。
OPのSixTONESは知らなくて、名前や曲調から、KーPOPなのかと思ってました。ファンの方すみません。

制作:神戸財閥・・・なかなかのセンスです。

コロナ騒ぎで、2話止まりで夏クール扱いとなりましたが、いい判断だと思います。スタッフ不足で雑になるより、良アニメを見たいし、私個人としては、制作会社のスタッフさんたちが無理する方が心配です。

見終わっての感想。
なかなかの刑事ドラマになりましたね。4話までは大枚叩いてって感じでしたが、新幹線の横イツのおばちゃんたち好きですが。
5話から、本格的。犯人の予測は出来ましたが、おおお!そういうこと!と最終回で唸りました。
更にラストも良かったです。新幹線ジャックの犯人も頑張っているようで、良かった。
ただ、警視庁は謂わば東京都警。なんの権限で海外で刑事活動しているのかは謎でしかなかったですw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

富豪な刑事であることには間違いありません。

 原作は多分、中学生とかそれくらいに読んだ記憶があります。昔のことなので記憶があいまいですが、「謎解きはディナーの後で」のような、文字通り富豪が刑事をやるショートストーリーだったと思います。
(追記;謎解きは…のほうは、解決にあんまり金を使ってないのでちょっと違いますね)

 本作もスタートは、そんな感じでした。AIやスマホなどが登場することから、現代風に設定がアレンジされていることはすぐにわかります。でまあ、富豪が出てくるストーリーの一般例にもれず、金を湯水のごとく使い、刑事事件を解決します。孤立していた富豪刑事もやがて同僚と心を通わせ…みたいな話です。初めのうちは。

 途中から、一つの事件というかストーリー中心に展開し始めます。これがなかなか面白い話です。SF設定的なものもあって、半永久のエネルギーが取り出せる物質をめぐるサスペンスになってゆきます。富豪でないほうの主人公の過去の因縁をめぐるサイドストーリーも本筋に融合していきますので、話としての出来はかなりのものでした。

 ちょっとバタバタした話にはなりますが、なかなかシリアスでさすがノイタミナ枠ですね。脚本が良くできていました。引き延ばさず11話で終えたのも潔かったです。本音をいえばもう1話くらい削ったほうが、中だるみ感がより軽減されたでしょう。
 設定が出落ちですから、大金持ちエピソードを重ねて、金額でエスカレートするよりも、良かったと思います。

 あの親戚の女性がもうちょっと内面を見せてくれても良かったような気もしますが、恋愛が入る余地はなかったですかね。結果的には良かったのでしょう。

 ただし、最後の決戦である船の中の話が、ちょっとグダグダしていて迫力がないというか、最新兵器がSF的になりすぎて、急に荒唐無稽感が強くなって、がっかり感がありました。あそこがもう少し良ければなあ、と思います。

 さすがノイタミナ枠でしたが、逆にノイタミナはどこか最高峰にはなれないんですよね。80点は保証されるけど、90点にはいかない、みたいな感じです。本作もその通りでした。

 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

73.2 7 ミステリーで警視庁なアニメランキング7位
名探偵コナン ハロウィンの花嫁(アニメ映画)

2022年4月15日
★★★★☆ 3.9 (76)
332人が棚に入れました
渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われていた。そこには、ウェディングドレスに身を包んだ警視庁・佐藤刑事の花嫁姿が。コナン達招待客が見守る中、突然乱入してきた暴漢が襲い掛かり、守ろうとした高木刑事の身に危機が─!?。事態は収束し高木は無事だったが、佐藤の瞳には、3年前の連続爆破事件で、想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えていた。
時を同じくして、その連続爆破事件の犯人が脱獄。果たしてこれは偶然なのか?安警察の降谷零(安室透)が、松田を葬った犯人を追い詰める。だが、突然現れた謎の人物によって首輪型の爆弾をつけられてしまう。爆弾解除のため安室と会ったコナンは、仮装爆弾犯「プラーミャ」との間で起こった過去の事件の話を聞く。やがて、捜査を進めるコナンたちを狙う不穏な影が─。

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勝利のカギは、サッカーボールだ!

 前作はクエンチと呼ばれる煙だったけどまたもや、爆発が起きる劇場アニメに戻った展開が起きるです。今回は悪い奴の罠から始まり、警視庁前、渋谷を舞台とする連続爆破が起き、とんでもない方法で行われようとする爆破を阻止するコナン達の活躍を描いたお話だったです。
 降谷零(安室さん)や同期の他三人を中心に、以前のTV放送にあった爆破事件のつながりでさらに一方においても、表ざたにしなかった事件の絡みを見せてくれたです。佐藤刑事、高木刑事の活躍も見逃せないです。
 また降谷の同期の一人が、コナンと接点があったことが爆破を阻止した大きなカギとなったのです。やや、スリリングな展開だったけど、私には不自然な点から犯人が誰だか想像し、その通りであったことが意外性に欠けたようにも見えたです。

 祝辞と思われた光景がやっぱりこうだったかと一転したり、その一方で罠にはめられる降谷零、事件に巻き込まれるコナン、どうなることやら次々と展開が大きくなっていったように見えたです。

 二種類の液体を混ぜることで起動する手口の爆弾が、最後まで付けまわることになるのです。渋谷でそんなことが可能なのか?驚きの仕掛けを見たです。それをどうやって切り抜けたのか?見に行ってのお楽しみです。
 渋谷のハロウィン、かぼちゃの仮面が、誰にでも印象に残った光景を見たです。相変わらず劇場版コナンは、派手な演出が施されていると感じたです。降谷零の同期が、佐藤刑事、コナンにどうリンクしているのかが?面白みの一つかもしれないです。

 やや、心残りがあったとすれば私の都合上、渋谷で本当は見たかったけど、今回最寄りの劇場で見るしかなかったことでしたです。
 渋谷の建物が、リアルに再現されていたと思ったです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最近のコナン映画の中では面白い方

{netabare}
最近ずっと酷いのが続いてたけど今年は結構よかった。
良かった点として今回は特定のキャラごり押しに感じなかったところ。最近は安室・赤井・京極とか一部の腐女子受けのいいキャラに活躍させて...みたいなキャラ重視の作品が多かった印象だけど、今回の作品は安室に出番があるとはいえあくまで1キャラとしての立ち位置だし、全員まんべんなく出番があって良かった。
今回の映画、膨大なキャラ全員に見せ場を作るのが上手かった気がする。通常のコナンのキャラ+で映画オリジナルのキャラにもしっかりと見せ場や掘り下げが合って、最後のエレニカのシーンとかも感動できた。

それと今回の映画が良かった理由として犯人が無駄に強いというのもあると思う。安室を出し抜いたり、大規模テロを仕掛けたり、一人なのにもかかわらず下手したら黒の組織レベルで規模の大きなことをやっていた気がする。相手が強かったのでアクションシーンや最後の戦闘が面白かったかな。

一方微妙だった点は、ミステリー要素が少ない。この点だけは最近の他のコナン映画と同じ。そろそろもっとミステリー要素強めでやってくれないことか...。
あの渋谷の道路の図の奴も異次元の狙撃手の劣化焼き増しに感じた。

もう一個、最後のあれはやりすぎ。あの大規模な爆弾をそもそもどうやって仕掛けたんだってのはまあいいとして、あれを阻止する方法が少し...。
どう考えても隙間とか下水道で爆発する。サッカーボールで空から中和剤振らせるとかの方がまだマシだった気もする。

ミステリーとしてはそこまでだけど、クライムサスペンスとしては完璧な映画だったかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

現実寄りのコナン

渋谷ヒカリエを舞台にした一作。
コナンの流儀(大人の事情)を鑑みれば、物語は予想を超えない範囲で動いていく。
実在の組織団体の掘り下げ方の深さと、敵キャラやコナンのファンタジー感が織り混じって、現実世界にコナンがいるような、化け物じみたコナンや安室のスペックが増長されているような不思議な感覚に囚われた。
正直クサイ演出感はあるが、それを吉と見るか凶と見るかで評価は変わると思う。
序盤からメタ発言を飛ばしていて、反骨精神が見えたのは面白かった。
作画の良さが際立っていた事もあって、エンタメとしての見応えは充分にあり。
個人的にはゼロの執行人より全然好きだな。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

65.1 8 ミステリーで警視庁なアニメランキング8位
名探偵コナン 銀翼の奇術師 (マジシャン)(アニメ映画)

2004年4月17日
★★★★☆ 3.6 (241)
1468人が棚に入れました
舞台女優・牧樹里の元に、怪盗キッドから「Romeo Juliet Victor Brabo! 26の文字が飛び交う中 "運命の宝石"をいただきに参上する」という予告状が送り付けられた。彼女は狙われたスター・サファイア「運命の宝石」をキッドから守るよう小五郎に依頼。予告状の暗号から、小五郎は彼女が主演している劇「ジョゼフィーヌ」公演中の舞台上でキッドが宝石を奪うと推理。当日、劇場でコナンはキッドを見つけ、追跡するも取り逃がす。
その翌日、宝石を死守したお礼として函館の牧の別荘に招待されたコナン達。しかし函館へ向かう機中で殺人事件が発生。さらに機長・副操縦士も意識不明の重体に…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

パニックアニメ

今回の作品はミステリーはおまけ。
ほとんどパニック映画のようなものです。
なので推理を期待する人にははっきりいって楽しめません。
逆にアクションを期待する人には手に汗握る展開を楽しめて、見終わった後の満足感が十分過ぎるほど感じられます。
ただ今回の内容は完全にやり過ぎですね。
アニメといえどもここまでご都合主義の展開はどうかと・・・。
その点を気にせず、単純に子供の視点で楽しめば面白いこと間違いなしです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コナンVSキッド=名作の予感

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第8作。

怪盗キッドが、最初に新一の姿で皆の前に現れる作戦はお見事。
目の前の新一=怪盗キッドであることを知っているのはのはコナンと阿笠博士、灰原哀のみ。
確実にキッドだと分かっているのに手が出せないコナンの行動が面白かった。

前半はコナンVSキッド。後半はコナンとキッドが阿吽の呼吸で窮地を脱します。

コナンとキッド。2人の天才が織りなす物語が面白くない訳がありません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

劇場版コナン8作目。主に飛行機舞台の殺人事件とキッドと飛行機のギリギリのドラマ。

劇場版コナンの8作目。今回は飛行機での殺人事件と推理するコナン、そして劇場版では2回めの登場のキッド、そして飛行機の機長と副機長が倒れてしまいコナン、蘭、変装キッド、園子がなんとか飛行機を着陸させようと奮闘するのが見どころです。
出てくるのはコナン、蘭、園子、小五郎のおっちゃん、妃英理、阿笠博士、少年探偵団と灰原、キッド。今回もなかなかスリリングな推理&アクションで楽しませてもらいました。コナンとキッドのアクションも良かったです。
キッドファンにはおすすめの映画ですよ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

70.9 9 ミステリーで警視庁なアニメランキング9位
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(アニメ映画)

2003年4月19日
★★★★☆ 3.8 (346)
2371人が棚に入れました
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっていた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。
同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、ちょっと風邪気味のコナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

舞台は京都、平次と和葉が活躍します

本作は劇場版名探偵コナンの監督を第一作から監督を務めてきたこだま兼嗣の最後の作品であり、以降は山本泰一郎に引き継がれた。また、「副監督」として西森章も監督を担当しておりシリーズで初めて監督が2人置かれた作品になっている。また本作はコナンが初めて工藤新一の姿に戻った作品である。

また本作は舞台が京都である事もあり、平次と和葉が作品の主要キャラとなっている。OPの解説でも、コナンから平次へのバトンタッチが見られる。
新一×蘭以上に平次×和葉の恋愛要素が強かったのではないか。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっており、義経記を持ち去っていることが判明していた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。

同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、コナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

コナンは秘仏を盗んだのは源氏蛍だと推理し、謎の絵の解読のヒントを求めて弁慶に関係のある場所を巡っていた。その先で平次と遭遇し、平次も源氏蛍の事件を追っていることが分かり、お互いに情報交換を行い捜査を再開する。平次の案内で鞍馬山を訪れるコナン。しかしそこで、平次がライダースーツの男に弓矢で狙撃される。コナンの機転でそれをかわし、二人はバイクで男を追跡するが、後一歩というところで取り逃がしてしまった。

その夜、コナン一行は御茶屋に招かれた。しかしそこで、桜正造が何者かに殺害されてしまう。さらに、コナンと平次が桜の古美術店を調べた結果、彼が源氏蛍のメンバーであることが分かった。

捜査を切り上げ、和葉を乗せて帰宅する途中、平次は再びライダースーツの男の襲撃に遭う。男は翁の能面をかぶり、木刀による対決を申し込んでくる。その申し入れを受ける平次だったが、男の見たことのない剣法に大苦戦。あわや殺害されそうになるが、和葉の機転によって救われる。

その後も捜査を続け、少しずつ真相に迫っていくコナンと平次。しかし、その最中に和葉が犯人に誘拐されてしまった。平次に鞍馬山まで一人で来るように脅迫する犯人。しかし平次は、前夜に犯人から受けた傷が悪化して倒れてしまう。果たしてコナンと平次は、事件を解決して凶悪な犯人から和葉を救いだせるのか!?
{/netabare}

本作のキャッチコピーだった新一と蘭の再会は、思っていたものとは違い手早く済まされてしまった。
その代わり、平次と和葉の名場面は数多く用意されており、本作の主人公は平次と言っても過言ではないくらいである。(舞台が京都だからと言うのも大きいが)
よって本作はコナンと平次のタッグが一番の見所と言える。バイクで犯人を追いかける場面はCGが凄くて驚いた。推理に関しても、色々とミスリード等も折り交ぜつつ、筋の通った説明で良かった。
そして私が最も評価しているのはEDの倉木麻衣のTime after time〜花舞う街で〜である。毎回EDは実写なのだが、今回はその実写とのマッチが素晴らしく、また名曲である。

コナンの映画ではあるが、思ったほどコナンは活躍できなかった(むしろ平次のサポート)。しかし、名探偵二人の活躍や平次の名場面は是非見ていただきたい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

服部ファンには嬉しい作品

服部探偵にスポットが当てられており、完全に主役の座をコナンから奪ってストーリーが展開。
今回は京都が舞台であり、京都の雰囲気がとても良く描かれていて良かったです。
しかしアクションがあまりよろしくない。
劇中のアクションシーンではCGが使われている場面があり迫力は感じられるものの、CGとアニメーションがうまく融合されてなく違和感を感じてしまいます。
また他のアクションシーンでもイマイチ盛り上がりに欠けた内容でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

コナンシリーズでもトップクラスに好きです

京都の町並みと暗号解読という二つも私の好きな要素が入った作品なので、歴代のコナン映画シリーズの中でもトップクラスに好きな作品です。

服部と和葉のコンビはとても好きなので、その二人を主軸に描かれているところも高評価の理由です。

また、犯人がいつものように全身黒タイツばかりでなく、能面を被っているところも、独特の雰囲気を出していて好きです。

主題歌もスッキリ、穏やかな気分になれる曲なので気に入っています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

69.3 10 ミステリーで警視庁なアニメランキング10位
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(アニメ映画)

2000年4月22日
★★★★☆ 3.8 (303)
2070人が棚に入れました
奈良沢警部補、芝刑事という現職警察官が相次いで射殺される事件が発生した。事件に遭遇したコナンは、毛利と共に目暮警部や白鳥警部から事件の詳しい情報を聞き出そうとするが、彼らの口から出た言葉は「Need not to know」という警察の隠語だった。そんな矢先、白鳥警部の妹・沙羅の結婚披露パーティに出席していた佐藤刑事が何者かに襲われ瀕死の重傷を負い、現場に居合わせた蘭もショックから記憶喪失になってしまう。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、松井菜桜子、緒方賢一、林原めぐみ、岩居由希子、大谷育江、高木渉、茶風林、塩沢兼人、湯屋敦子、千葉一伸、高島雅羅、百々麻子
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

コナンの映画の中では一番緊張感があると思う。

劇場版第4作目の本作はもう「蘭」メインの作品と言わざるを得ないだろう。
他作に類を見ないシリアス展開で、緊張感に溢れている。
また見えない犯人の探求も他作と違い「蘭」が狙われているだけあって、コナンの焦りもひとしおだ。
尚、あの小学生のアフレコは本作から。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
雨の日、横断歩道を急いで渡ろうとした少年探偵団は、警部補の奈良沢治に注意される。だがそのすぐ後、奈良沢警部補が電話ボックスで何者かに拳銃で撃たれてしまう。コナンはすぐさま犯人を追いかけるが取り逃がしてしまった。コナンは誰に撃たれたのかと尋ねるが、奈良沢は自分の左胸をつかみ、何かを伝えようとして事切れてしまった。犯人は拳銃を左手で撃っていたことから左利きであるということだった。捜査本部は、奈良沢が自分の左胸をつかんで死亡したのは、胸にしまった警察手帳を示したものと解釈した。

その日の夜、今度はマンションの地下駐車場で巡査部長の芝陽一郎が射殺された。ニュースや新聞は、一連の警察官連続射殺事件を大々的に報道する。そんな中、白鳥警部の妹・沙羅の結婚を祝う会が開催されることになり、コナン・蘭・小五郎は英理と共に出席することになった。パーティー会場には小五郎の元上司・小田切敏郎をはじめとする警察官、敏郎の息子でミュージシャンの小田切敏也、白鳥の主治医である心療科医師・風戸京介らの姿もあった。コナンと小五郎は、高木刑事から芝刑事が警察手帳を握って死んでいたことを聞き出すが、白鳥に「Need not to know(知る必要の無いこと)」という警察関係者の隠語を言われ、これ以上の詮索を拒否されてしまう。コナンは、この事件が警察組織全体が関与しているのではと疑念を抱いた。

大勢の招待客で賑わう中、蘭はトイレで佐藤刑事と鉢合わせする。その直後、トイレを含めたパーティー会場全体が突然停電。佐藤刑事がトイレの外に様子を見に行こうとしたとき、何者かが佐藤刑事に銃口を向ける。佐藤刑事は何発もの銃弾を受けて意識を失い、佐藤刑事が撃たれるところを間近で目撃していた蘭はショックで気を失ってしまう。

蘭と佐藤刑事はすぐに病院に搬送され、パーティー会場の全ての出入り口が封鎖された。だが、警察官を含むパーティー会場にいた全員から硝煙反応が出なかった。捜査の後、コナンたちは病院に向かい、蘭と佐藤刑事の容態を確認した。佐藤刑事は弾の一つが心臓近くで止まっていて、助かるかは五分五分。一方の蘭は幸いにも外傷はなく、まもなく意識を取り戻した。だが、蘭は事件のショックで記憶を失っており、自分の名前さえも思い出せなくなってしまっていた。

後日、コナンは何者かがずっと蘭を見張っているような気配を感じ取る。退院後、駅のホームで蘭が何者かに線路へ突き落とされてしまうが寸前のところでコナンが救助に成功する。コナンは、蘭は佐藤刑事が撃たれたときに犯人の顔を見ており、犯人が命を狙っているのではないか?、という疑念を募らせる。その予感は的中し、次々と蘭に犯人の魔の手が襲い掛かっていく。果たしてコナンは、蘭の瞳の中に隠された犯人の正体を暴き、蘭を守り通すことができるのか!?
{/netabare}

兎に角、蘭と新一にスポットを当てた本作は、
劇場版名探偵コナンの中では一番という方も多いのではないか。未視聴の方は是非視聴してもらいたい。
アクションシーンも多く用意されており、コナンの格好良い場面も見られる。

主題歌の「あなたがいるから」は大好き。
小田切さんのシーンからの挿入も良い。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

蘭姉ちゃんを守り隊

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第4作目。

サスペンス要素が強く、アクションの要素が少ない作品。
{netabare}
佐藤刑事が銃で撃たれ、事件を目撃した蘭ちゃんが記憶喪失になってしまうというショッキングなストーリー。
その上、蘭ちゃんは口封じのため命を狙われるという、気を抜けない状況。
{/netabare}
そんな状況の中、命懸けで蘭ちゃんを守りつつ、事件を解決していくコナンがかっこい作品です。

容疑者が何人も出てきますが、何れもミスリードというシナリオも秀逸。
そして、意外な真犯人も・・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

63.3 11 ミステリーで警視庁なアニメランキング11位
名探偵コナン 沈黙の15分[クォーター](アニメ映画)

2011年4月16日
★★★★☆ 3.6 (274)
1618人が棚に入れました
ある日、朝倉都知事宛の脅迫状が届き、翌日、都知事が開通した新地下鉄トンネルが爆破される。コナンの活躍でけが人は出さずに済んだが、都知事を狙ったテロ事件への懸念が高まる。コナンは、都知事が国土交通大臣時代に関わった新潟県のダム建設を巡って怨みを持つ者がいないか調査に乗り出す。やがてダム建設の村で8年前に起こった交通死亡事故と、同じ日に崖から転落して以来意識を失ったままの少年・立原冬馬の存在が事件の重要なカギとして浮上してくるが…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、渡部陽一、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、山口勝平

リリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

迫力あって良かった!

今まで全てのコナン劇場版見てるけど、その中でもTOP3には入る作品だと思いました。

作品重ねるごとにどんどんアクションがすごくなっているけど、
ここ数年(ジョリーロジャー以降)ちょっと自分の中で落ち込み気味だった劇場版の評価がまた上がった作品でした。

ただ、個人的に渡辺陽一さん(戦場カメラマン)が嫌いなのもあるせいか、声優に使う意味なかった感じ。。
物語にも特に絡まないし、無理やり突っ込んだ感じでした。
前作のDAIGOの時は、がっつり絡んでたのに。
だったらいらないじゃないかと。。

アクションシーンは、迫力あった!!
もうコナンすごすぎる!!
完全に人間離れしてるけど、カッコ良かったです。
でもラスト15分、予測不能。ではなかったな。。

しかし相変わらず蘭ちゃんは健気ww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最近お決まりじゃないか?

一応見てきました。

正直内容は・・・・・・

最近のコナン君、なんか当たりはずれがなくなってきてないか?

8年位前の事件と現代の事件のなぞが一度に解き明かされます。
まさかの犯人が・・・。(ネタバレやめときます)

ラスト15分、予測不能。

そうだったか?
ラスト15分はかなりおちが予想できたぞ。

CMでやってるとおりコナンがスノボー(いつものスケボーの改良版)であーだこーだやって、むちゃくちゃな事して死に掛けます。

ライフル持ってどんどん撃ってきます。
射撃の腕よすぎでした。
当てないようにするなんて。

タイトルが沈黙の15分の意味が最後に間違えなく分かる作品。分かんない人は小学生以下と言えるくらい、間違いなく小学生でも分かる。

相変わらず蘭と新一(コナン)の会話シーンはあり、最近多い「まさか新一が!?」的なのもまたあり、なんとかばれずにすんだ。正直このパターンはもういらない。

なんで渡辺(戦場カメラマンの人)さんをだしたのか?
受け狙いだろ。
相変わらずゆっくりなしゃべり方でした。
げんたにもつっこまれていたし。
警察があんなんでもいいのですかね?

作画はよかったので(ただ映画館の都合上で見た動画は劣化していたが・・・・・・ふざけんな!! 謝罪くらいよこせ!!)コナン好き見てもいいとは思うが、たぶん来年テレビ放送するから、そうでもない人はスルーでいいと。

歌は「B`z」さんでした。
まあまあよかったかな。
相変わらずEDの作りはよかったが、なんか今回はいつもと違って・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

生き延びるんだ、絶対に・・・

名探偵コナンの15周年記念作品です。
今作も突っ込みどころ満載ですが、そこは目をつぶって見ましょうね^^;

◆この作品の内容は・・・
今回の舞台は雪山。
「おまえの傲岸不遜な4年間の都政に対し天誅を下す!」
都知事に謎の脅迫状が届き、地下鉄爆破事件が起こります。
その事件の原因を探るべく、新潟県の雪国にコナン達は向かうが・・・。

◆ド派手なアクション・・・
コナンの劇場版作品は「ミステリー」+「アクション」+「パニック」という構成になっています。
特に今作では「アクション・パニック」>>>>>>「ミステリー」。
アクションシーンでは半端なくよく動き、オリンピック選手も顔真っ青になるような程のド派手なスケボー・スノボーテクニックをコナンが披露します(゚∇゚ ;) ス、スゲー!
その分、ミステリー要素は薄くなってしまっていますが、これはある意味劇場版作品として正しい。
TVシリーズと同じ事をやってもしかたがない、せっかく大画面の劇場で上映するのだから、とことんド派手にやって大迫力のアクションを楽しむといったところですね。

◆ゲスト声優陣に・・・
チョイ役ですが、戦場カメラマンの「渡部陽一」が声優をしています^^;
キャラデザもそっくり。
あのゆったりとした独特のしゃべりにちょっと笑ってしまいました( ̄▽ ̄)クスッ
でも、このキャスティングはちゃんと狙いがあったんですよ~。
この作品のテーマは「絶対に生き延びる」。
戦場カメラマンの「渡部陽一」は数々の戦場に出向いており「戦場報道とは生きて帰る事」と語ります。
これは遊び心のある演出でした♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
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