ミステリアスでツンデレなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミステリアスでツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月29日の時点で一番のミステリアスでツンデレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.8 1 ミステリアスでツンデレなアニメランキング1位
迷家-マヨイガ-(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (924)
3519人が棚に入れました
興味本位で参加した胡散臭いバスツアーで合流した若き30人の男女。
ツアーの目的地は納鳴村(ななきむら)と呼ばれる存在が定かではない幻の村。
『納鳴村』では現世でのシガラミに縛られないユートピアの様な暮らしができる……と都市伝説のように囁かれていた。
現実の世界に絶望している…退屈な日常を抜け出したい…人生をやり直したい…。
それぞれの思惑や心の傷を抱えた30人を乗せ、バスは山奥深くへと導かれてゆく……。
そして30人が行き着いたのは、朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった。
30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは?
1話たりとも見逃せない!
謎が謎を呼ぶスリリングな展開!
閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメが幕を開ける!

公式サイト
http://mayoiga.tv/

公式twitter
https://twitter.com/mayoiga_project

声優・キャラクター
酒井広大、相坂優歌、八代拓、佐倉薫、鈴木達央、五十嵐裕美、清水彩香、加隈亜衣、多田このみ、長谷川芳明、三好晃祐

要 塞 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生き迷う人々の群像劇

 最初は和風ミステリー+Jホラーという印象を受けました。
特にオープニングのインパクトが強かった。
なんかヤバそうな村が背景に映りこんでいて、
初見で、ホラーっぽい印象を持ったのは自分だけじゃないはずです。
もしホラーだとしたら・・・
下手すりゃ登場人物全滅?
だとしたら視聴後、ムナクソ悪くなるのではないか?
と、不安になりましたが、水島監督を信じて視聴しました。
その結果は・・・

 この作品には、
「自分」という存在に対する、問い、が含まれているように感じました。
総勢30人のツアー参加者+αの抱える心の闇。
地図に無い村の謎。
真実が明らかになったとき、
あなたがツアー参加者だとしたら・・・
どちらの結末を選択しますか?

 登場人物が多いので、どうかな、と視聴前は思っていたのですが、
案外、苦になりませんでした。
キャラ全員の名前が覚えられなくても、全然いけると思います。
主要人物は名前と特性が頻繁に描かれているので、
お気に入りのキャラを決めて応援するのも、楽しい見方かもしれません。
 社会に馴染めないと思っている方、
今の自分を変えたい、生まれ変わりたいと思っている方、
そして、自分が嫌いな方・・・
バスツアーに参加すると、
自分なりの答えが見つかるかもしれませんよ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 10
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白いと思った

感想見るとみんな辛口というか評価低すぎのような気も。
ホラーで怖い部分もありましたし、普通に続き気になりました。
キャラ絵デザインも好きな感じでしたし。
謎もある程度解決?したような感じでしたし。今期のアニメではまだ見れる方だったんじゃないかと思いますよ。

シリーズ構成は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里とのことですが、「あの花」と比べないで見てあげてください。ジャンルは全然違いますしあまり期待しすぎるのもよくありません。

{netabare}
ただトラウマって誰もが好き好んで向かい合いたいものじゃないから気分を害する人もいるんじゃないかと。登場人物で自分のトラウマと似たような経験をされた方とかは気分良く見れなかったんじゃないかと思います。ナナキ村のトラウマの具現化がなぜあの場所だけ起こるのかや残った人たちのことは投げっぱなしで終わっちゃったな。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

遠野物語 Another 犬鳴村 マッチ売りの少女。面白かったです。

「終末トレイン」が本作みたいになるのでは?というコメントをどこかでみて視聴しました。

 遠野物語の「迷い家」というか日本むかし話の「マヨヒガ」をモチーフにしたのでしょう。遠野物語の「迷い家」は、山中で出会う家でありその家から何かものを一つ持ち帰ると幸運がもらえる、というものです。
 伝説とPTSDの治療として過去の出来事と向き合うという心理学の話と結び付けたようです。

「Another」の雰囲気と「犬鳴村」の都市伝説を舞台設定にした作品です。中身は「マッチ売りの少女」かな。「Another」とキャラデザ(いとうのいぢ氏)が似ていますが、なんと「メイドインアビス」のつくしあきひと氏ということで少し驚きました。
 
 全体感としては、十分面白い部類に入ると思います。謎解きとかテーマ性を期待しますが、そこは保留してまず話を受け入れることができるかどうかでしょうね。

 1点引っ掛かりがあるとすれば、主人公は光宗という少年だと思いますが、彼の過去とか内面を深掘りし、解き明かし、それがカタルシスになっているか?というと疑問です。彼の惚れっぽさとかは心理学的には何かあるのかもしれませんが、そのおかげでラストにモヤモヤが残ります。まさきの救済と見るべきかどうかがものすごく気になりました。
 初期設定とか初期の結末とひょっとしたらズレたのではないか、という気がします。水島監督ですし、ありそうですよね。はじめはもっと内面に闇を抱えてそうな感じでしたし。その点で重要な光宗氏の描き方は失敗していると思います。

 ただ、それ以外については設定も雰囲気も展開もよかったと思います。怖さとか事件の衝撃度は少なかったものの、ストーリー性は十分楽しめます。
 結末もすべてきれいに収まるのではなく、人それぞれ感があるし、過去の傷も含めて自分ということ、そしてエンディングをどう見るかをゆだねられた感があって、なかなか悪くない終わり方だったと思います。
 一つ何かを持ち帰ると幸運になる、というオリジナルの「迷い家」の逆とみるかやはり救済とみるのかもポイントでしょう。

 丁寧に全部説明されて謎を解明してくれないと駄目なタイプの視聴者からの評価が悪くなるのは理解します。また「ガルパン」「SHIROBAKO」と並べたときに同じ人?という感じがあり、同じ雰囲気の作品を求めた人からも不評になるでしょう。

 作画もキレイだし、登場人物が多い割にはストレスなく見られて面白かったです。無理に考察しなくても、素直に物語を受け取れれば、それなりに余韻もありました。ただ、人数が多い分、個人の掘り下げが物足りないし {netabare} 心理学者と「こはるん」関連{/netabare}の伏線がもうちょっと物語としてほしかったかな。

「Another」と比較すると驚きという点では数段劣りますが、中身は本作の方がある気がします。秀作の一歩手前という感じの良作でした。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 6

66.3 2 ミステリアスでツンデレなアニメランキング2位
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (491)
3172人が棚に入れました
高校生・鏑木アキラには、幼い頃に交わした約束がある。彼の正体は狼男であり、その約束とは夜の眷属の王・ヴァンパイアの女王に仕えるというもの。そしてアキラの前に今、昔と変わらぬ姿の少女が現れる。彼女こそヴァンパイアの女王・ミナ・ツェペッシュだった。
日本に現れた彼女の目的は、ヴァンパイア達の専用居住区、ヴァンパイアバンドを設立する事。戸惑う人間達、そして、彼女を快く思わないヴァンパイアの勢力はミナの命を狙う。アキラは幼い頃の約束を守り、人狼の騎士として彼女を守ることになる。

声優・キャラクター
悠木碧、中村悠一、斎藤千和、甲斐田裕子、伊藤静、小林ゆう、喜多村英梨、渡辺明乃、谷井あすか、中田譲治

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

選べ!いまここで妾と共に朽ち果てるか、妾を王と認め跪くか!

レビュータイトルは本作の主人公であるヴァンパイアの女王”ミナ姫”ことミナ・ツェペッシュ様のお言葉・・・。原作は漫画。少しエッチィ。化物語の新房昭之×シャフトがアニメ化担当と言う事で期待された。でも12話で終わった所を見ると、あんまり人気無かったのかしら??正直お話としては展開が強引かつ説明不足な感あり。第1話は原作には無いオリジナルストーリーで、個人的にはものすっごく違和感有り&余計。でも1話を乗り切ればお話自体は面白いと思います。外見は幼い少女(でも艶めかしい!)のミナ姫とアキラ君の恋の物語。ヴァンパイアの王として気丈に振るまうミナ姫。その影で1少女としての恋心を押し殺す・・・。とっても切ない恋物語。ミナ姫の喋り方がともかく格好良くて好感度。”妾は・・・”っと高貴な言い回しが印象に残ります。BD、DVD版はディレクターズカット版なのでお色気要素有り。でもいやらしくなくて、綺麗の一言。う~ん美しい・・・。OP音楽は往年の名曲”フレンズ”、EDは”爪痕”どちらも耳に残る名曲です。ちょっとエッチで綺麗な作品...そんな印象です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 3

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

愛と絆と運命の物語!

シャフト製作、新房昭之監督による、ヴァンパイアアクションストーリー。原作は環望による漫画で、1クール(全12話)作品!

シャフト作品として見ると、皆さん評価が分かれているようですが、個人的にはとても楽しめた作品です!
内容も1クールでしっかり詰め込まれていますし、キャラクターの心情や表情も良く描かれていました。
個性的な作画や演出で楽しめるのがシャフトの定番であり魅力でもありますが、このような少しシリアスでドラマ性のある作品も作れるのかと、感心しました!1話のクイズ番組を用いた演出も、とても引き込まれました。

舞台は東京。誰にも脅かされず、安心して暮らせるヴァンパイアの王国を設立するため、ルーマニアからやってきたヴァンパイアの女王"ミナ・ツェペッシュ"。彼女は、幼い体と気高く崇高な魂で、たった一人で立ちふさがる壁に立ち向かおうとしていた。
そんな彼女を唯一支えることを出来るのが、かつて、永遠にミナの側にいる事を約束した人狼の少年、"鏑木アキラ"だった。たとえ記憶を無くそうとも、人間としての人生を失おうとも、彼女と共に歩むと硬く決意したアキラは、ミナと手を取り合い、新しいヴァンパイアの世界の夜明けを目指して戦い続けるのだった!

前半が王国の設立まで、後半が設立後の対立と、2部構成になっています。
前半の、アキラがミナを十字架から守り、2人が共に歩むことを決めたシーンがとても感動的でした!
アキラの周りで詮索していた謎の少女"美刃"の、ミステリアスな雰囲気が良かったです!
ミナとゆきのアキラをめぐる三角関係も、はらはらして魅せられました。
OP曲の「フレンズ」も、印象的で作風にぴったりです!

固く結ばれた、愛の絆と運命の物語、とくとご覧あれ!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 9

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

吸血鬼はこうじゃないとな!

2019観了。
原作大ファン…そのせいで遠ざかっていたが、リアタイで見ておけば良かったと後悔するという自分にありがちなパターン。

流石に10年近く前の作品という事があり、絵的に(3Dモデルとか…)古さを感じさせる部分はあるが、それを含めて「当時感」を感じられる良作。
金髪ツインテロリBBA吸血鬼、と聞いてピン!と来た同志は視聴して損はない…そして、原作を読むんだ!最高だぞ!

1クールだが、腰を据えて物語を作ろうという気概が感じられるのも好感。
腰の据わった1話には唸らされた。
(まぁ、今となっては判りにくい部分もあろうが…)
アニメオリジナル展開もあるが、原作者がコミットしているおかげもあり、原作ファンから見ても特に問題はない感じ。

特筆すべきはミナ役の悠木碧。
「魔法少女まどか☆マギカ」の1年前の作品だが、流石に光る演技をしている。斎藤千和との掛け合いは後世から見ると感慨深いものがあるなぁ(笑)
そして安定の喜多村英梨。

個人的には「いかにも」な新房昭之監督アニメに見えた。
前述した通り「まど☆マギ」の1年前の作品という所で比較してみる必要があるかもしれないな。

あ、個人的にはアルフォンスが中田譲治が良かったよー!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 3
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