ミステリアスでゲーム原作なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミステリアスでゲーム原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月10日の時点で一番のミステリアスでゲーム原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.9 1 ミステリアスでゲーム原作なアニメランキング1位
殺戮の天使(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (346)
1461人が棚に入れました
ビルの地下の最下層で目を覚ました少女、レイチェル。 彼女は記憶を失い、自分がどうしてここにいるかさえ分からずにいた。 地上を目指し、ビルの中をさまよう彼女の前に現れたのは、顔を包帯で覆い、死神のような鎌を持った殺人鬼ザック。 「お願いがあるの…お願い、私を殺して」 「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ」 二人の奇妙な絆は、その””誓い””をキッカケに深まっていく。 果たして、ここはどこなのか。二人は何の目的で閉じこめられたのか。 彼らを待ち受ける運命とは。 密閉されたビルから脱出する二人の決死行がはじまった……!

声優・キャラクター
千菅春香、岡本信彦、櫻井孝宏、藤原夏海、伊瀬茉莉也、大塚芳忠
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

「走りっ…ン出したらぁ~、何か答えが・出るだろう~なんて

2話までの感想ネタバレレビューを読む

園芸ネタネタバレレビューを読む

3話感想ネタバレレビューを読む

8話までの感想ネタバレレビューを読む

12話(放送最終回)までの感想ネタバレレビューを読む

総評ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 9
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

積み重ねが活きたラスト4話……なのに配信限定(泣)…と思っていたらAT-Xにて年末に放送するそうですよ!

2018年夏アニメ。TV放送で12話+WEBアニメ4話、全16話。
ラストの4話はニコニコで有料視聴しましたが、なかなかお気に入りの作品となりました。

【12話まで視聴して】
もう少しテンポよく進めてくれれば12話に収まったのでは…とは言わない方が良いかな?w
正直この先が見たくて仕方ない。制作側の狙い通りに釣り餌に掛かったなあって自分でも思いますけどw
ゲームではどうなのかわからないですが、脱出ゲームの部分よりもレイとザックの関係性、人の心を抉る独特のホラー展開が見所ではないでしょうか。絵的にはこのくらいの怖さがいいけれど、展開はもっと怖くても良かったかもしれない。ラストにはそれを期待したいです。


配役は安定感がありました。個人的には千菅さんと藤原さんが特にお見事でした。
レイ役の千菅春香さんは感情を出さない演技に最初違和感があったものの、12話まで見ると絶妙な塩梅だったなあと。
エディ役の藤原夏海さんの演技、じわじわ怖い。最近よく見かけるけど少年役本当に上手ですね。
ザック役の岡本信彦さん、各階のキャラクターの声優さんも安定した演技で良かったです。

ネタバレレビューを読む(2018.9.27)



【最終話まで視聴して】
思った以上に良い作品でした。
序盤の脱出ゲームの印象とは打って変わり、終盤は純粋に人間ドラマの様相になっていきました。閉鎖空間からの脱出そのものにも意味があったとも感じられて良かったです。
テンポが良くないのはちょっと残念かな。

何年後かで良いから是非TVで最後まで放送し直して欲しいかも。ラスト4話が配信限定なのがむしろ視聴者を逃してしまってる気がしてあまり良いやり方とは思えません(同じくラストが配信限定のハイスコアガールは私は断念しましたし…)。早いうちから公式サイトでは告知されていましたし、アマプラだけでなくニコニコ動画やバンダイチャンネルでも有料なら視聴は出来ますが。

ネタバレレビューを読む
(2018.11.19)


2018年年末にAT‐Xにて二日間に渡り全話放送だそうです。めでたい!
しかし私はBS民だ!めでたいがめでたくない!(2018.12.24)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

お願い、私を殺して…

この作品の原作ゲームは未プレイですが、結構人気のあるゲームだったようですね。
YOUTUBEなどでも実況プレイ動画が配信されているようですから…

この物語の主人公はレイチェル・ガードナーという13歳の少女です。
彼女はビルの地下の最下層で目を覚ますのですが、記憶を失っており自分がここにいる理由が分かりません。
出口を探してビル内を彷徨っていると、突如彼女の目の前に死神の様な鎌を持った男が現れました。
彼はザックという全身を包帯で覆った殺人鬼…彼もまた出口を探していたのです。

幼いが頭が回るレイチェルと、体力と腕力に自信があるザック…
ここで二人は妙な取引をするんです。
「お願いがあるの…お願い、私を殺して」
「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を殺してやるよ」
こうしてビルから脱出する二人の決死行が始まり物語が動いていきます。

正直序盤の展開は微妙でした。
二人に襲い掛かるのは理不尽なまでの執拗な嫌がらせ…
ビルから脱出したい二人と、ビルに閉じ込めておきたい相手とお互いの目的は真逆なので、衝突は避けられないのは分かるつもりです。

でも、レイチェルとザックの言動には矛盾が見え隠れするんです。
二人で様々な罠をかいくぐりながらレイチェルが口にするのは「私を殺して」ばかり…
でもザックは嘘を絶対につかない男…
手を変え品を変え襲い掛かる攻撃から結果的にレイチェルを守り身体中満身創痍なんです。
ザックはレイチェルとの約束を違えぬよう、全力全開で立ち向かうんです。

約束も大事…嘘をつかないのも大事…
だけど、生きる希望を見失った少女を、自分を厭わず己の身を挺してまで守る理由って…?
と考えると、ザックが不憫に思えて仕方ありませんでした。
ザックの憎まれ口が災いして不憫さは影を潜めていましたけれど…

だからこのままの展開で物語が進んでいたら、この作品の評価は低かったと思います。
このままで進んでいたら…ですけど。

ですが中盤以降、物語の雰囲気が少しずつ変わっていくんです。
レイチェルとザックの言動は相変わらず…
それなのに作品に対する心象だけが変わっていくんです。

死線を潜り抜けた数のせい…?
レイチェルに対するザックの呼び方が変わったせい…?

そんな事を考えながら視聴していましたが、物語の終盤にザックが言った一言で全て腑に落ちました。
「おまえ、人らしくなったな」
レイチェルのどの様な過程を見てザックがこの台詞を言ったのか…
ネタバレになるので記載はできませんが、この台詞が聞ける頃の二人を見ていれば一目瞭然です。

でも…それだけじゃないんです…
ザックはレイチェルを変わったと言いましたが、変わったのはレイチェルだけじゃないんですよね…
運命…という言葉で片づけるのはあまりにも過酷な試練でした。
ザックは殺人鬼…ビルから出たら自分に何が待ち受けているのか…凡そ察しは付くと思います。
それでも、レイチェルとの約束を最優先に行動しました。

過酷な試練の果て…二人を待ち受けるのは一体何なのか?
終盤に向け評価が上がった作品だったと思います。
ラストの纏め方もこの作品らしさがあったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、遠藤正明さんの「Vital」
エンディングテーマは、レイチェルの「Pray」
個人的にはエンディングに軍配です。

1.5クール全16話の物語でした。
テレビでは12話分が放送され、残りの4話はAmazonの「primevideo」で配信されました。
あくまでも個人的見解ですが、このケースは今後増えそうな気がします。
テレビ放送は最初から枠が決まっていますが、放送中に天災や事故などのアクシデントが起こる可能性は否定できません。
実際に夏アニメでも放送できない事態の起こった作品がありました。
あまり無いのかもしれませんが、作っているうちに尺が伸びてしまう作品もゼロではないかもしれません。
残りの物語をネットで配信する…そういう救済策があっても良いのでは、と個人的には思います。
本作がテレビとネット配信に分かれた理由は分かりませんけれど…
結果的にしっかり堪能させて貰った作品になりました。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

89.5 2 ミステリアスでゲーム原作なアニメランキング2位
ひぐらしのなく頃に解(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2926)
13711人が棚に入れました
昭和58年の夏、都会から遠く離れた鹿骨(ししぼね)市にある寒村・雛見沢の夕暮れ時にはひぐらしの合唱が木霊していた。
圭一達いつもの部活メンバーは、他愛のない日常を過ごしていた。ただ、その平穏な日常を一変させるあの日が近づいて来ていた。
毎年6月に行われる祭「綿流し」。過去4年続く、祭りの日に繰り返される惨劇…。はたして、惨劇は今年も繰り返されるのだろうか?それとも…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、堀江由衣、茶風林、大川透、伊藤美紀、関俊彦、折笠富美子
ネタバレ

生来必殺 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

59049分の1の真実 「ラピュタの円卓」頂に旗は靡く

本作(解答編)を視聴する際のお約束事。
まずは前作(出題編)を見やがれ!なのです。。。

前作に比べて作画が飛躍的に向上しかなり見やすくなったのには大いに満足。
音楽も前作ほどのインパクトはないものの洗練されており、
ひぐらし的世界観を見事に表現できている。
最初は若干抵抗があったキャラと声優に関しても、前作終盤頃には違和感が薄れ
逆に愛着が沸くまでになり、むしろ好印象と言える。

本作の最大のネックは物語の解釈、評価という点に尽きるだろう。
本作には一般的な意味で言うところの戦闘シーンがあるわけだが
(ファンタジー作品として考えたら、出題編の第1話から戦闘は既に始まっていた)
そこにはどのような意味合いが込められていたか?
そこの解釈をめぐって評価は大きく分かれるようである。

第一印象では多くの人が感じたと同様に「例の戦闘シーン」には
ある種の違和感を覚えたのだが、前作からの内容等々もう一度よく考え直してみたら
概ね問題なしという結論に至った。

ポイントは「ひぐらし」がアドベンチャーゲーム的世界観、
AVG的要素を内容に含んでいるということ。
もう一つは、本作はSFとは謂わば対極にあるようなファンタジー作品の要素を持つということ。

今までの流れからどうしてこういう結末になったか?
それこそが最大の問題であり、本作の一番の見所であると言えるのかもしれない。
極秘ファイル「34号文書」の全貌解明とともに事態は
疾風怒濤の大波乱、ラストステージに進撃開始。
答えはそこにある!なのです
 
 無限分岐の暗の精 紡がるる者共の 意識薄れる程までに サハラの荒野の奥行きか?
 漆黒の マクロの両翼羽ばたかせ 黄泉の果てまで届く距離 永久なりし拡散連ぬ
 それに立ち向く者共の 思いは螺旋の求心直下 コスモの焦点 集いけり

そして今、彼等の(因果を繋ぎ遭わせる)サイは投げられた!
いや「カードは配られた!」と言うべきか?


以下は感想などをタラタラと・・・
・時空に浮かぶ伝説の村のルーツを辿る道
ネタバレレビューを読む
・フラッグファイターは阿修羅を超えて変革を促す
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 14

ダビデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

多くの人が高評価する作品を自分が同じように評価できない解を考える。

一期含め、完走しました。

はじめ、一期の途中の20話で断念していたのですが、16話から面白くなる上に、解まで観ないと完結しないとお勧めいただいたので、一期再視聴の上、解を視聴しました。
トータル50話と長いですが、アマゾンで視聴できたので、良かったです。


感想としては、お勧めいただいた通り、最後まで視聴すると面白いお話でした。
というよりも、最後の祭囃し編の話のために、それまでの全ての話があり、最後の祭囃し編が面白くなっていると感じました。
分類としては、現実世界の中に超設定があるローファンタジーでしょうか。


ただ、正直、一期と解の前半(12話・皆殺し編)までは、合うアニメ・合わないアニメについて考えながら視聴をしていました。



沢山のアニメが在って、それぞれの人にそれぞれの嗜好があって、人気があっても合うアニメと合わないアニメが、それぞれの人に在ると思います。
結論として、合うアニメであるか合わないアニメであるかは当該アニメの総合的なものによる場合が多いかと思います。
例え、作画や声優さんに「?」があっても、物語が面白ければ、アニメの設定に入り込めて、総合として合うアニメになる場合もあるし、物語が自分好みでも、作画やキャラになじめなければ、アニメの設定に入り込めず、総合的に合わないアニメになる場合もあると思います。

ここで、アニメの設定に入り込めるかが、アニメの総合的な評価に一番影響するのではないかと感じました。

アニメの設定に入り込めれば、細かい点は気にならなくなる上に、違和感をそのアニメの「味」として評価できます。
アニメの設定に入り込めなければ、細かい点が気になる上に、さらに、細かい点が、入り込むのを邪魔をします。

細かい点とは、声優さんの違和感や、事実考証の違和感・稚拙さ、作画・キャラの違和感、論理的違和感、設定の違和感などです。

細かい点の違和感を感じてしまうと、ふと、サめて(「冷めて」「覚めて」「醒めて」「脳が現実に戻って」)しまい、入り込むのを阻害します。
もちろん、全てのアニメに該当するわけではなく、ディテールの違和感があっても、そのアニメ自体の魅力(物語の面白さ、展開に対する興味)によって、ディテールの違和感が問題にならない場合も多いです。
その場合は、既に、そのアニメに引き込まれていることが前提だと思います。

具体的にいうと、
声優さんの違和感は、思い描くキャラクターと声があっていない場合です。
普段、プロの声優さんのアニメを視聴していると、やはり、耳の水準が上がっていますので、話題作りのための俳優さん・女優さんの場合には、自分の中で思い描くキャラクターと声が合わない場合が多いと感じています。
原作を先に読んでいる場合にも、思い描いたキャラクターと違う場合もありますし、違っていても、声優さんが素晴らしく、自分の思い描いていたキャラクターを塗り替えてくれる場合もあります。

事実の違和感・稚拙さは、自分の頭の中にある実態とアニメの中の事実が異なる場合です。
例えば、「君の名は」での信号機の描写です。
この場合は、同作の作画・物語が素晴らしかったことから、逆に気になってしまいがしたが、引き込まれていたので、違和感を感じても、直ぐに、戻れました。
他の作品でも、病院での描写などで多々感じます。
ひぐらしのなく頃に(一期・解)では、警察の描写、児童相談所の描写、暴力団?の描写、森の中でのタンクトップ、受傷の場所と吐血など多くの点で感じました。
仮に、現実世界の事実と異なる描写であっても、一般的に「そういうものだ」と受け入れられており、見る側で、違和感を感じない場合もあると思いますし、違和感を感じる方がマイノリティの場合も多々あると思います。
このような違和感は、実際にその職業についている人が、その職業をテーマにしたアニメなどの場合に、感じることが多いと思います。

作画は、現実世界ではないアニメの世界に視覚で入り込ませるもので、違和感を感じれば、入り込めなくなってしまいます。
顔が生理的に受け付けない場合なども入り込めない原因となり得ます。
やっぱり、かっこいいキャラクターや好きなキャラクター、かっこいいロボットなども観たくてアニメを観ているますので。

キャラについては、キャラクターの外見、性格、声(声優)、言葉遣い、思想、考え方により、共感し、感情移入かどうか、キャラクターを通じて、当該アニメの世界に入れ込めるかどうか影響があると思います。
アニメの設定により、キャラクターがぶっ飛んだものであっても、感情移入できますし、現実に近いものであっても感情移入できない場合もあります。
シュタゲの岡リンやダルなんかは、初めは共感できなかったですし、設定が現実の描写の中の現実離れなのですが、物語を通じて、まさか、というくらいのめり込んでいました。
他方、恋愛系の現実の設定の話であっても、当該当時人物の思考・行動に経験則的違和感を感じ、壁を感じ続ける場合もあります。
本作での、古手梨花の2面的な言葉遣いは、残念ながら、苦手でした。

キャラのかっこよさも色々ですし、設定は自由で、中二病的なかっこよさから、ダサいけどかっこいいなど、様々ですね。
ただ、男性視点と女性視点で異なる場合も多々あるかと思います。

論理的違和感・経験則的違和感は、人間の行動原理からおかしい行動や、設定の矛盾、論理破綻などです。
もちろん、アニメですので、人間の行動原理を超越したところに面白さがある場合も多々ですが、観ていて、「んなわけねーだろー」って感じてしまうと、サめてしまいます。
クラナドの病気の子どもを連れて出かけるところが真っ先に思い浮かべます。
他にも、本作のように、地の利があったとしても、子どもが、多数の大人を倒すことは「んなわけねーだろー」って感じてしまいます。



設定は、文字通り、当該アニメの設定です。
アニメですので、アニメの数だけ設定があります。
そして、大枠の設定として、
ノンフィクション
現実の世界の中の現実どおりの設定。
現実の世界の中だけれども、論理則内の現実離れした設定。
現実の世界の中だけれども、未来・過去の設定。
現実の世界の中だけれども、超設定(ローファンタジー)。
現実とは別の世界(ハイファンタジー)。
サイエンス・フィックション(SF)。
などに分類されると思います。

設定が自由なのは、アニメの醍醐味です。
そして、設定に入れ込めるかどうかは、当該アニメを楽しめるかどうかの重要な点だと思います。
ガルパンの設定はぶっ飛んでますので、設定に入れ込めなければ楽しめることはなかったと思います。
演出が一番難しいのは、本作のような、現実の世界の中だけれども、現実離れした設定で、現実設定が強いローファンタジーだと感じています。
そして、細かい設定など、解説がうまいアニメと下手なアニメ、わざとらしいアニメ、割り切っているアニメ様々あると思います。
たまに、解説じみた設定の説明のセリフは、ときとしてサめてしまう場合もあります。
設定が自由であっても、設定が矛盾していたり、ご都合主義になっている場合もサめてしまいます。

他にも、ハーレム設定や最強設定なども違和感を感じるときがあります。
SAOのキリトなんかは、ちょっと、距離を置いて見てしまうと、どんどん最強過ぎになるし、どんどんハーレムを形成していくので、人によっては、サめてしまうのではないかと思います。
もちろん、物語シリーズのように、ハーレム設定を観るのが楽しい作品もあります。
本作も、女子生徒に囲まれたハーレム設定で、他の男子生徒との関わり合いについては「?」を感じました。


そして、もちろん、物語自体の面白さが一番重要です。

どんなにディテールが整っていても、物語自体がつまらなければ、観ていることが苦痛になってしまいます。
物語の細部が雑でも苦痛になってしまいます。
少なくとも、プロットの因果律がきれいに続いていないと、サめてしまいます。

また、物語の中のテーマが、自分の感性に合わないと、入り込むことはないと思います。
私個人の欠陥なのだと思いますが、きれいごとの友情がテーマのアニメは、全てではありませんが、サめてしまいます。
本作も、友情がテーマの編もあり、入り込めませんでした。
他にも、恋愛がテーマの場合、中々、入り込めません(年を取るにつれて、逆に入れ込めるようになってきましたが。)。

初めから終わりが想定された物語で、プロットがしっかりしていて、ペース配分も整っているアニメが好きなのだと思います。

本作も、大筋の物語は、面白いと思います。
物語性が各話独立しているほのぼの日常系などは、キャラが好きにならないと最後まで中々見れず、断念する場合が多いです。
本作の一期は、各編の話が、はじめ独立しているものと感じてしまい、20話くらいまで観ても、繋がらず、一度断念をしてしまいました(あと、ほんの少しで繋がっていくところだったのですよね。)。



なんて、分析していましたが、合うか合わないかは、当該アニメ自体に入り込めるかどうか、共感できるかどうか、そして、その物語が面白いかどうか、自分好みであるかどうかですよね。

たった一言の登場人物のセリフだけで魅了される場合もあるでしょうし、
観るタイミングで全く違ったところで共感することもあるし、経験によって、常に変化していくものです。



っていうことを考えながら観た、本作の感想は、「企画性・大筋の物語は面白いと思いますが、私にとっては、ディテールの違和感で、結局入り込めないので、その理由ばかり考えてしまう作品でした。」というものです。
ディテールが整えられた本作を観てみたいというのが、率直な気持ちです。
 



以上、長々書いてしまいましたが、せっかく、面白いと勧めていただいたのに、素直に、本作の面白さを受け入れられなかったことへの贖罪のため、一言「合いませんでした」と済ますことはできず、勧めていただいた方への敬意・感謝を込めて、そして、言い訳のため、レビューします。

でも、本当に、面白いって勧めていただいたことは感謝していますし、嬉しかったです。
ありがとうございました!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 19
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「私たちは運命を打ち破るっ!」

2007年2クール 原作 竜騎士07 / 07th Expansion  
監督 今千秋  制作 スタジオディーン 

原作未体験、パチンコ初見(←オイっ)
ひぐらしシリーズ二期にあたる本作、
二期という事は当然一期もあるのです~、
一期未視聴なよい子の皆さんはそちらを先に、
見やがれなのです~♪(梨花病)
一期観ないとダメなのかな~?かな?(←レナ病)

い、いや二期解単独でも面白いかもですが、、
例えばっ、
風呂上りの一杯のビール、美味いですよね、
渇いた身体に浸み込むからですね、
物語把握的意味合いのみならず、
謎解き勿論(私の場合渇き飢えそして怒りでしたが)
欲すれば欲するほど解は美味しいし、
感情移入もできるのです、
二パ~ヽ(^^)ノ

という事で、とにかく物語性質上一切のネタバレご法度な本作、
いつもならネタバレタグ貼りつつも、、
役にたって無いんじゃね?
的いいかげんな過去私レビュー反省してるうち、
論点訳わからない痛いレビューになってるやもですが(←イツモノ事ダ)
ご容赦<(_ _)>、

エロともかくグロには全く耐性ない私メでありますが、
かなり頑張って一期を一気観した訳であります、
結論から言うと、
物凄い飢餓感、精神的渇きに襲われました、
どの様な渇きかと申しますと、
「何でそ~なるのっ!?」(←コント55号調×シリアス調〇)
誰が悪いの!?何が悪いの!?諸悪の根源は!?
こうした謎そのものに対する渇飢餓感さることながら、
それよりもとにかく厄介だったのが、

怒りです、

こんな幼気(イタイケ)な少年少女が、
なんでこんな酷い目に遭わなきゃならねえんだ!
観てるうち萌えだのグロだのともすれば謎さえ、
もうどうでもよくなって、これは感情、怒りですね、

誰だろうが何だろうが許せん!
「オメ~ら○×じゃネー叩き切ってやるっ!」
この時既に私は破れ傘ならぬ、
精神的にネタバレレビューを読む
やばい状態だったのかも知れません、
このままじゃまずい何とかせねば、、、
渇きとか言ってたら喉も乾いてきた、
掻き毟りたい~バットないかバット、、
ヤバいっ!

ネタバレレビューを読む
という事で、
一期終了後即二期解に移行という有様でございます。

私のような本作遭遇アニメが初な方々というのも、
本作放送当時も多々おられた事でしょう、
一期観て私同様な飢餓感に襲われた方も少なくないはずで、
それ想うと即二期に行ける私など幸せな部類?
当時の皆様はどのように飢餓を克服しておられたのかな?かな?
等要らぬ心配(←好奇心)から当時の文献紐解くと(←wiki見ただけ)
ナント!
「ひぐらしのなく頃に解」が「諸般の事情?」で、
12話打ち切りな地方もあったとか、、、
酷いね~解12話ってそれじゃ~まるで、
私みたいな症状呈する人間にとっては生殺しだよ、
「諸般の事情」ってのは当時起きたとある事件らしいんだけど、
ストレス貯まってかえって逆効果じゃね?
アニメだけじゃなく原作原本含めこの物語きちんと検証すれば、
文字通り解の意味解る事だと想うし視聴者バカにした安易な手段、

まあしかし隠されれば尚更観たくなる!
というのが人の性(←サガって読んでね~AVのモザイクじゃないのです~ニパッ)
加えこれだけ飢餓感与える作品だし、
まあこういう事象も水面下口コミ侮るなかれ同様、
話題性含めこの作品の人気の起爆剤になったのかもしれないけど、

さてさてこの二期解だけど、解という文字から、
物語(ミステリー)の答え、解答?という意味で受け止められかねず、
それも間違えではありませんがあえて言います、
この二期解の根幹は、

運命に抗い未来切り開こうとする者たちの物語、
幾度繰り返し酷い目に遭い続けた運命の檻、
そこからの解脱がテーマです。
ネタバレレビューを読む
そう、一期各章及び二期前半等で、

「何でこの子達がこんな目にあわにゃならんのかいな!?」

この私的怒りが、
運命に抗う主人公達に自然に感情移入を即し、
クライマックスに向け頑張れー頑張れー!
随分酷い目にあわせてくれたじゃネ~か、
只じゃおかね~こんちくしょ~!
キャラ感情移入半端なし(←根が単純)
って事でみんなで観よう二期解祭り囃子編♪

梨花「私たちは運命を打ち破る!」そうだっイテマエ~っ!

だがしかし、敵もさる者一筋縄ではいかない!
こっからのクライマックスも最後まで見事ですね~♪
ネタバレレビューを読む
はたして主人公(達の)運命やいかに?
という事で、

観るのです~♪なのです~♪(←梨花進行型痛い病)
ネタバレレビューを読む
一期ともども二期も音楽いいですね、
世界観シンクロ率抜群の歌詞と共にOP、ED曲もよかった、

加え「ふにゅ~」と「しやがれ~♪なのです~♪」の、
予告編ってより梨花&羽入コーナーもオモシロ楽しかった、

幼女梨花、妖女梨花、瞬時切り替えも見事な中人だった「田村ゆかり嬢」
声萌えでした。にぱ~っ♪


という事で梨花ちゃん羽入ちゃん及び主人公の皆々様方、
久々クライマックス&ラスト気持ちよく、
ネタバレレビューを読む も貴方がたにめでたく?救われた、、、、
のかな~?かな?カナカナカナカナ、、(←ひぐらしの鳴き声)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 30

66.8 3 ミステリアスでゲーム原作なアニメランキング3位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (456)
2436人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

初心者OK?シリアスホラー謎解き物!

2話まで視聴。
ストーリーの引きは一応分かってるね。
この調子で行けばいいんじゃないでしょうか。
まだまだ主人公の動機が薄いから、人物描写はこれから頑張って欲しいね。
(ただの部活動で何故そこまで危険行為に首突っ込むのか、とか。あとヒロインもね。)

ゲーム未プレイ。カオスヘッドは見てないけど、新規OKていう信者さんを信じて。
まあ、カオスヘッド総集編の0話の時点はフーンって感じ。ダイジェストすぎるし、過去にこんな事件があったのね、程度で。
このキャラデザだから微妙だけど、手首になってんのが良いね!作画のギャップが凄くて!
歳取ると、ティーンエイジャーほどグロ漁る気無くなってくるけど、この位のグロさは余裕。まだキャラに感情移入してないしな。
(というか駄目なグロアニメってあまり思いつかん。結構思いやり規制あるし。)

キャラデザは数年前のカオスヘッドの雰囲気を引っ張ってるもんだから、古いとか言うのは仕方ないみたい。

志倉さん原作のは、前期のオカ9の厨二度にはタジタジだったんだけど、今期は何とか不快キャラはいなさそうだ。無駄に群像劇になりそうな雰囲気も無いし。
着実に謎の提示とそれに向けて進行しているのは好感が持てる。
(みもりんキャラ好きだし。進行引っ掻き回して欲しいな。)

ニコ動利用するのはデフォでそんなもんだろう。まだオタク界隈で盛り上がってるネタ程度だし、それがどうマスコミに浸透していくにしろ今のところは違和感無いしな。
2話冒頭のゆっくりから始まるのは面くらったが(笑)

制作がシルリンことシルバーリンクなのが不安要素。光る演出できんのかね?いつも色味薄い気がすんだよね、ここ。
まあ原作信者さん曰くの脚本に期待☆


おおお、なんか消化不良してきたぞ!
不自然さが伏線ってまじか、信者さん…

3話
ネタバレレビューを読む


4話
ネタバレレビューを読む


続きの5話、6話は感想詳細省くわー。
なんか印象が変わらないし、一応新しい設定も出てきて物語が一転してるんだけどね。

ネタバレレビューを読む


さて、問題は怒涛の展開を見せた7話ですね。

7話
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 8
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

だから結局なんだったのかな?

ゲーム原作。
なんの先入観もなく観た感想をそのまま述べる。

正直、最後まで何がしたかったのか・・・
ツッコミどころが多すぎたのと、キャラに違和感を覚えまくった作品でした。

以下ストーリーと共に感想。
(長くてごめんなさい)

2009年に起きた渋谷地震から6年後の世界・・・
地震の影響は殆ど見られず、復興は早いものだな。

しかしあの地震は人工的なのではないか???との意見・・・

同時に起きた、不可解な事件。
まず、重要登場人物から、
ネタバレレビューを読む


重要なのは6年前の渋谷で起きた連続猟奇殺人。
「ニュージェネレーションの狂気」

関連性を調べると日付が一致している←

そして起こった「ニュージェネレーションの狂気の再来」

--------------------------------------
ネタバレレビューを読む

勝手に行動しといて
「逃げなきゃ」とか「何で何で」ってめんどくさいなって思った。

皆、アワアワしすぎてて
コイツら何したいの?って思った←

怖がってたくせに動画を見て事件を考える←
動画を警察に渡さないスタイル←

学生なのに何してんねんw
ってかこの世界情報だだ漏れっすね。


--------------------------------------
ネタバレレビューを読む

怪しい事件に関わりすぎだと刑事に言われるが、
全くもってその通りだと思うわw

乃々ももう辞めろというけど、拓留は辞めない←

まぁ、辞められたら物語り進まないけどね。

--------------------------------------
ネタバレレビューを読む
拓留が能力者だと分かってからは
いちいち力士シールを見て発狂し、妄想世界に入り、能力者に襲われ
観ていて疲れさせる展開ばかりでした・・・

--------------------------------------
ネタバレレビューを読む

そしてクライマックス~
--------------------------------------
ネタバレレビューを読む
もう個々まできたら、話が詰まってきましたね。
理解力が追いつかなくなってきました私。

もう結果だけいいますが、
--------------------------------------
ネタバレレビューを読む


ってか「久野里澪」コイツなんなの?
凄い情報量と推理力…何者なの?

最後まで見てきたが、
文章にしたら分かりやすいかな?って思ってレビュー書いたけど・・・

めっちゃ分かりにくいねw
自分で書いてて笑ってしまうわw

頑張ってメモ取りながら見ていたんだけど、
父親のダサさに一気にストーリー吹っ飛んだよ私は。

突然事件関係なく剣で戦うところとかちょっと意味分からなかったし、
モブキャラの置いてけぼり感も酷かったですね。

ストーリーはイマイチでしたが、
ホラーとかグロに関しての作風は良く描けていたのではないでしょうか。

レビュー長くてごめんなさい。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 11
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

西條拓巳に憧れた宮代拓留の皮肉な末路

第0話「CHAOS;HEAD」
ネタバレレビューを読む

第1話「情報強者は事件を追う」
ネタバレレビューを読む

第2話「事件が彼らを嘯く」
ネタバレレビューを読む

第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」
ネタバレレビューを読む

第4話「お話の裏側が妄想を始める」
ネタバレレビューを読む

第5話「妄想の住人が騒ぎ迫る」
ネタバレレビューを読む

第6話「侵した過去に間に合うために」
ネタバレレビューを読む

第7話
ネタバレレビューを読む

第8話「錯綜する光と影に惑う思いは」
ネタバレレビューを読む

第9話「錯綜する思惑の行き着くところ」
ネタバレレビューを読む

第10話「迫りくる過去の記憶」
ネタバレレビューを読む

第11話「彼の戦い」
ネタバレレビューを読む

第12話「彼女の思惑」
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3

63.5 4 ミステリアスでゲーム原作なアニメランキング4位
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth(アニメ映画)

2013年10月1日
★★★★☆ 3.7 (206)
1020人が棚に入れました
1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。街は動きを止め、人々はオブジェへと姿を変える。そこにはびこる異形の怪物「シャドウ」。それらに対抗できるのは、ペルソナという特殊な力を持つ者だけ。私立月光館学園に転校してきた主人公・結城理(ゆうき まこと)はペルソナの力に覚醒し、同じペルソナ使いたちで構成された特別課外活動部へと引き入れられる。彼らはそれぞれ目的のため、影時間の真相を追う内、想像を絶する運命と対峙する―――。

声優・キャラクター
石田彰、豊口めぐみ、鳥海浩輔、田中理恵、緑川光、能登麻美子、中井和哉、田の中勇、沢城みゆき

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

BD買って見直しました!

あらすじ

1日と1日のはざまにある影時間に
現われる異形の怪物シャドウ。
シャドウと戦うことができるのは、
ペルソナという特別な能力を持つ者に限られている。
私立月光館学園に転入した高校2年生の結城理は
ペルソナの力を覚醒(かくせい)させ、
ペルソナ使いのいる特別課外活動部に入ることに。
そして、理たち部員はおのおのが持つ目的を達成すべく、
影時間の真相を探っていく。



感想

PERSONA3は原作のゲームから
大好きでずっとアニメ化するのを待っていました
そして待望の映画化!

これはspringって書いてあるし4部作なのかな?
今回はそれの1作目である
具体的には4月から6月の事件までが描かれている

原作好きとしては
充分満足できる出来だったが
予備知識のない初見の人は
説明不足で少しわかりずらいかも

なんであれでペルソナが出てくるのかとかも
わからないだろうし後は電車を最後止めるところや
担任の先生によって風花が行方不明だったのを
病欠扱いされてたところもカットされていたな
まぁ尺的に仕方ないと思うが

あとコミュが発生するのが
少し唐突過ぎたかも・・・
P4Aみたいにした方がわかりやすくて
良かったかも?


というか主人公落ち着き過ぎだなw
いや原作でもそういう性格だけど
アニメで見ると動じな過ぎだなw
でもああやって主人公の心が成長して
変わっていく感じは上手く表現されてて
素直に良かったと思う

ってかやっぱり
ペルソナ召喚のシーンは鳥肌立ったな
かっこよかった♪
でもやっぱりカッってなる
カットインは欲しかったかな?
あれはあれでかっこよかったから良いんだけど

それにコミュニティの各メンバーが
出てきたのも嬉しかった!
コミニティの話もするのかな?
あと音楽もやっぱり良いな
かっこよかった~♪

早く次が見たいな!
今から楽しみです♪



BD買って見直したので
感想追加

映画だと主人公の活躍に重きを置くために
どうやらあえて説明部分を省いていたようで
ディレクターズカット版では
説明部分を中心に結構追加されていた

色々気になったとこも
細かく修正されていてよかった

それと何度見ても
ペルソナ出す戦闘シーンは
かっこいいな~♪
鳥肌たちましたね!

コミュニティーの件は
どうやら原作とは違い
倒した敵のコミュニティーを
使えるようになる設定らしいです

映画だと多分コミュニティーの話を
する時間は無いっぽいから
今見てみると良い改変かな~?と思う

原作知識がない人も
映画ではわからなかったとしても
BDなら十分理解できると思うので
見てみてくださいね~

ホント次の話も楽しみです!
もう前売り券買ったので
早く見たいです~!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 48

aroe さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

TVでも良かったかな、と。

原作ゲームプレイ済み…というか、ペルソナシリーズは最も好きなゲームの一つ。

でも、きっとこの劇場版を見に来る人の、かなりの人々は、そうなんじゃないかな?

TVシリーズならともかく、やってもないゲーム原作のアニメを観るのに、劇場まで足を運んで、お金を払おうとまではなかなか思わないでしょうからね。

と言いつつ。
原作ファンのこだわりとしての感想と言うより、一般的なアニメ映画としての感想を言わせてもらえれば。

うーん、これは劇場レベルなのかな?
TVシリーズの総集編を見てるような、そんな印象でした。

とにかく、日付がぽんぽん飛ぶんですよ。
しかも、ゲームと同じ演出をするせいで、具体的に何日から何日まで飛んだ、と、画面に表示されるので。

エピソードが、すごくぶつぶつ切れてる感じがするんですよね…。

それだったら、いっそ毎回30分で毎週見せてくれた方がいいっていうか。

長編として見せるなら、もう少し、感情を繋いで、盛り上げていく構成にした方が良かったんじゃないかなーって。

なんというか、「映画を見た!」っていう満足感は、まどマギや銀魂には、はるかに及ばないなあと思ってしまいました。


ただ、ゲームのあの画面、あのキャラ、あの音楽がアニメーションで見られる!ていう喜びは、確かにあって。

とにかく音楽は最高だし。

画面の端に入り込んでるサブキャラや、戦闘中の何気ないセリフまで、原作からのネタなので、そういう満足感はあるんですけども。

それだけで収まってもいいのかなあーっていう、惜しい気持ち。

む・し・ろ。
実は、こういうのをトリニティ・ソウルの頃に見たかったんだよねーーーー!!(笑)
あれはなんというか、コレジャナイ感が色々と…。。。

でも、TVシリーズとしてやったP4以上の、劇場ならではのP3が見たかったなーと思うのは、贅沢なのでしょうか…。


まあ、そうは言いつつ、続編も見に行きますけどね(笑)
原作ファンの悲しきサガですよ…。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

思わず「こんなもんか」とか言ってしまったw

2012年春に公開された『P4』の映画にてエンドロール後に突如として発表された『P3』の映画化
イメージカラーの青が示すとおり、ペルソナシリーズ全体に圧し掛かるミステリアスな雰囲気と、よりポップで軽快な空気が漂う『P4』という作品とのちょうど中間にあたるのがこの『P3』の世界観の特徴
色でいうなればP3が“パステルブルー”、P4が“ビビッドイエロー”というところでしょうか


午前0時になると現れる、普通の人には見えない時間「影時間」
そこに迷い込んだ人を襲う怪物「シャドウ」
月光館学園に転校してきた物静かな主人公、「結城理」は特別課外活動部の仲間とペルソナ能力という力を用いて影時間の謎の解明やシャドウに巻き込まれた人を救わんと戦います


前作『P4』で実績のあるスタッフによるアニメ化
そのためデザインやエフェクト等はある程度確立されていますし、原作通りにやろうという姿勢は共通しています
「伊織順平アワー」とか
「空気読み人知らず」とか
「ブリリアント!」とか
原作を遊んだ人向けの小ネタをちょこちょこ絡めてくるので【ファンムービー】であるというのが大前提です


前作のアニメ化の時もそうでしたが序盤はとにかくダルい
事件の噂を聞く→探偵ごっこ→ダンジョン攻略→ボスとの戦闘
基本この繰り返し
今作の時点で桐条先輩が役立たずなのは原作通りながらアニメで見ると不自然極まりない(笑)
「山岸風花」がパーティー入りするまでが今作、次章は2014年初夏だそうでwちょっと間隔空け過ぎですw


一番最初のタナトス召還、山岸風花という少女と彼女の友人とのエピソード、今作のクライマックスとなるエンプレス&エンペラー戦に関してはアツい
最後だけ作画もいい
ですがその他は正直ダルい
まあ次章以降盛り上がるものだと思って割り切って見ていただくのが吉かと
音楽は素晴らしいです、そこはホント満点!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 21

72.7 5 ミステリアスでゲーム原作なアニメランキング5位
CANAAN カナン(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (973)
6069人が棚に入れました
渋谷で起こった大規模テロから2年。少女・カナンは、上海で対テロリスト組織の依頼により、武装集団「蛇」に対抗する日々を送っていた。渋谷テロの実行犯と目される「蛇」の首領・アルファルドは、かつてカナンと共に戦った仲間でありながら、現在は袂を分かち、南アジアで潜伏を続けている。
一方、フリーライターの御法川は、日本の三流雑誌社「ヘブン出版」の取材で、カメラマンで助手のマリアと共に上海へ向かっていた。マリアはそこで、中東で知り合った少女・カナンの気配を感じる。
華やかさと猥雑さが交じり合う"魔都"上海。かつて渋谷を震撼させた"ウーアウイルス"の脅威の影で、それぞれの運命が再び交錯を始める…。
ネタバレ

フーカム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見えないものを見ようとしてカメラのレンズ覗きこんだ(誤解を招く表現になっていたので少し最後の方のタイトルの解釈を修正)

同じような境遇を持ち兵士として育てられた二人の生き様を描いた物語
共感覚という新ジャンルを用いたこの作品は決してガンアクションがメインではない
どちらかというと視聴者側にゆだねられる心理描写が中心にある
ぜひ、その目で見てその耳で聞いて感じてもらいたい

自分なりにいろいろと考察してみましたが難しい(>_<)


1話「洪色魔都~こうしょくまと~」
ネタバレレビューを読む
2話「邪気乱遊戯~じゃけらゆうぎ~」
ネタバレレビューを読む
3話「阿断事~あだごと~」
ネタバレレビューを読む
4話「呉れ泥む~くれなずむ~」
ネタバレレビューを読む
5話「灯ダチ~ともだち~」
ネタバレレビューを読む
6話「LOVE&PIECE~ラブアンドピース~」
ネタバレレビューを読む
7話「慕漂~ぼひょう~」
ネタバレレビューを読む
8話「乞~こえ~」
ネタバレレビューを読む
9話「過去花~かこばな~」
ネタバレレビューを読む
10話「想執~そうしつ~」
ネタバレレビューを読む
11話「彼女添~シーソー~」
ネタバレレビューを読む
12話「忌殺劣者~きせつれっしゃ~」
ネタバレレビューを読む
13話「キボウノチ」
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 26
ネタバレ

29号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

私の期待値が高すぎた?

原作は「ドラクエシリーズ」や「かまいたちの夜」などを手掛けたゲーム会社チュンソフト制作のゲーム「428〜封鎖された渋谷で〜」のボーナスシナリオに収録されているアニメーションがベースになっているようです。
この話の2年後の上海がこの作品「CANAAN」の舞台になります。

全13話。

アニメーション制作は私が贔屓にさせていただいているP.A.WORKS で、主人公のカナンの声が私の大好きな沢城みゆきさんとくれば視聴しないわけにはいかないでしょう。

原案は「空の境界」の那須きのこ氏。
そして監督が安藤真裕氏で脚本が岡田麿里氏と「花咲くいろは」と同じってことでこれだけお膳立てされれば期待せずにはいられませんでした。

さて、まずこの作品の率直な感想としては期待値が高かったせいかあまり満足いく内容ではありませんでした。

 ネタバレレビューを読む

ウダウダと長くなってしまいましたが、作画と戦闘シーンは素晴らしいのでストーリーさえ気にしなければ楽しめる作品ですよ。

リャン・チー様の狂気はぜひその目で、その耳で体感していただきたいですw

投稿 : 2025/04/05
♥ : 4
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

惜しい!

ゲーム原作。
シリーズ構成と脚本は岡田麿里。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品。
ガンアクションが魅力的な本作。
制作はP.A.WORKS(代表作:花咲くいろは、凪のあすから)
(恋愛描写が得意。美しい背景が特徴的。)
アクションシーンは爽快感があって良かったです。

岡田麿里さんの泥々した人間関係の脚本が特徴的でもあります。
一言で言うと、キャラクター描写が出来てませんでした。

■シャムのエピソードが欲しかったです。

過去のエピソードが描かれていないために、カナンとアルファルドの関係がイマイチ伝わってきません。二人の関係で重要になってくるのは、シャムのエピソードなのに、尺が足りないためなのか、フォローされていないのですよね。
そのため、カナンとアルファルドがどれほど因縁深いのかは、分かるのですけれど、パッとしない印象なのですよね。感情移入がしにくいのです。過去で何があったのかを詳細に描いて欲しかったです。

■色々エピソードを詰め込みすぎました。

ハッコーとサンタナのエピソード。設定だけ聞くと良い話だという事は分かるのですが、キャラクターの描写が足りずに、演出は良くても、感動が出来ない泥々して陰鬱とした印象だけしか受けません。
素質はあり、名作をなぞるように磨けば、昼ドラにありそうなぐちゃぐちゃとしてグルーミー、それでいて切なくて儚いストーリーが期待できそうなのですが、描き方を間違えましたね。

ハッコーとサンタナのエピソードについて。
ネタバレレビューを読む

感想。
リャン・チーとカミングズのエピソード。
粘着質で色々混ざっりあったような濃厚さ。ちょっとくどかったです。
この辺は好み。あんまり刺激的な感情は抱きませんでした。

■総評
アクションシーンは一見する価値アリ。
ドラマ面は微妙でしたね。
設定は説明よりも状況や回想で何となく分からせる手法をとっています。
上記以外は綺麗にまとまっているため、私にとってはかなり惜しい作品でした。

演出や脚本は良かったのですが、尺が足りなかった印象です。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 14
ページの先頭へ