ミサイルで恋愛なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミサイルで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月19日の時点で一番のミサイルで恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.0 1 ミサイルで恋愛なアニメランキング1位
マクロスΔ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (666)
3057人が棚に入れました
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威をふるう銀牙辺境の地。
対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は、「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星星を駆けめぐり、ライブ活動を展開していた。
一方、時を同じくして「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」バルキリー部隊がうごきはじめ…。
プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。

声優・キャラクター
内田雄馬、鈴木みのり、瀬戸麻沙美、小清水亜美、安野希世乃、東山奈央、西田望見、森川智之、内山昂輝、川田紳司、石塚運昇、石川界人、木村良平、KENN、遠藤大智、拝真之介、峰岸佳、てらそままさき、寺崎裕香
ネタバレ

カリウム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

マクロスシリーズで最も賛否が分かれる作品

私は『超時空要塞マクロス』のテレビ版、映画版『マクロス7』『マクロスプラス』『マクロスゼロ』『マクロスF』を一気に視聴し、そのままの流れで『マクロスΔ』も視聴しました。

私はこの作品を見た時、何とも言えない違和感を持ちました。見ながらも見終わった後もモヤモヤが残り、自分なりにその理由を調べ、なんとか答えらしきものを見つけることができました。しかし、この私の意見が必ず正しいわけではありません。私の意見は数ある意見の1つとして、軽く考えてください。
それでは以下に<良い点>と<気になった点>を書いていきます。



<良い点>
・戦闘シーンがとてもよく、シリーズを重ねるに連れてどんどん進化していっており、今回のデルタでも前作よりも圧倒的に進化しています。変形ロボットの戦闘シーンはとても疾走感があり見どころの1つです。

・これはネタバレになるのですが、{netabare}今回の作品のラスボス的位置にあるロイドの動機がよいと感じました。見方によれば、正義vs正義の構造になっている点が良いように感じます。{/netabare}



<気になった所>
・マクロスシリーズに必ず登場する歌姫ですが、今回は今回は5人のアイドルグループになっています。1つ目の賛否の点はここだと思います。数人のアイドルグループにしたことで、それぞれのキャラの背景が薄く魅力を感じませんでした。
加えて、ワルキューレがほぼ生身で戦場で歌いながら立ち向かってる所が個人的には受け入れられませんでした。せめてバルキリーに乗って歌っていてほしかったです。今までの作品との差別化を図ったのは分かりますが、ちょっと離れすぎてついていけませんでした。
音楽に関しては良いと思いましたが、個人的な好みとして過去作の曲をワルキューレがカバーするのを少し楽しみにしていたのですが、ほとんど無く少し残念でした。

・2つ目は世界観についてです。初代から見ているからこそ最もこの作品を見ていて気になった点なのですが、今までゼントラーディ(メルトランディ)・地球人・プロトカルチャーという大きな関係軸で物語が進められてきたのに、この作品の1話から人間型異星人が当たり前のように登場しているためとても違和感を感じました。もちろんプロトカルチャーが創造したという説明もありましたが、マクロスFの8年後にこのような地球人型異星人が発見され、ある程度交流が進んでいるのはかなり不自然です。これについての作品を作ってもいいレベルです。

他にも細かい点があるのですが、この大きな2つの点で引っ掛ったり、冷めてしまい純粋に楽しめなかった人が一定数いるのではないでしょうか。


以上のように、独立した作品としては悪くはないのですが、マクロスシリーズの作品としては決して手放しでは喜べない作品だと感じました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは私が求めているマクロスではないようです

マクロスシリーズのテーマは「歌で戦争を終わらせることができる。歌は人を幸せにできる」ですが
この作品はそれと違うようです。

物語は、なんでも中途半端で仕事をクビになったハヤテと歌手を目指して密入国して来たフレイアとが、ひょんなことから出会います。
ハヤテはやがてΔ小隊の隊員となり、フレイアは歌声ユニット・ワルキューレのメンバーとなり、お互いに助け合って活躍します。

物語の最初では、人々が自我を失い凶暴化する謎の奇病「ヴァールシンドローム」を鎮静化するために、ワルキューレの歌の力が使われていました。
それはそれでよいのですが…、
しかし、
途中からヒロインであるフレイアの歌の力で主人公ハヤテの戦闘機操縦能力が飛躍的に向上したり、ハインツ王子の歌の力で惑星の人たちを洗脳してヴァール化させたりと、歌の力を戦争に利用しているのは、今までのマクロスシリーズのテーマからずれているようです。


こんな状況を仮にマクロス7のバサラが知ったら、おそらく…
「ふざけんな。歌の力を人を殺すために使うんじゃねえ!」と、言うでしょう。

それに、懸命に歌うことでウィンダミア星人であるフレイアやハインツ王子が老化していくのは、またしてもマクロスシリーズのテーマに反しています。
これだと心がひいてしまいます。自分の体をいたわってほしい。頼むから歌わないでほしい。と、思わず叫んでしまいたくなります。

唄うことでエネルギーが満ちてくるとか、心が活性化されて若返るとかであればマクロスシリーズのテーマに沿っているのですが…


物語としては、それなりに楽しめました。
主人公ハヤテのひたむきにまっすぐなところとか…
ヒロインのフレイアの無邪気な笑顔とか…
もう一人のヒロイン ミラージュの清い心とか…

でも、これは私が求めているマクロスではないようです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 23

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

2016年一番のがっかりアニメ(泣)

【総評Dランク】
S:特別好きなアニメ A:かなり良い B:なかなか良い C:普通 D:微妙 E:くそ

期待のマクロスシリーズということでとりあえず完走しましたが、
結論から言うと、めっちゃクソアニメで期待してた分の落差から絶望しました

ストーリーは例えると、北朝鮮の密入国者が敵国のトップアイドルになって始まる話なのだが、
国民もさらっと歓迎ムードでもうそこから違和感がある、国民バカ設定にしすぎw
そんなこんなで段々アイドル軍団vsホモ軍団という見栄えの汚いお話になっていきます
アイドルが嫌いなタイプの人間にはめっちゃくそ合わないアニメです

なんか鼻くそほじりながら日常アニメかアイドルアニメ観てるノリで全く盛り上がらず、戦争<アイドルな雰囲気
アイドル軍側のノリが軽すぎて戦争ごっこ風なので、人が死んだりしてもまあ当然全く感情移入できない
戦闘シーンも少なく、終始タラタラと何どうでもいい話やっとんじゃ・・・って感じでした

あと10年したらハゲそうな主人公、いなかっぺごりごりキラリン☆娘も両方とも頭パーすぎて嫌い
つかキャラが全体的に薄い、ヒロインがアイドルだけでも5人いるし、その分一人当たりの存在価値が薄まってる

作画も空中戦だけは良かったですが、他がマクロスの名を冠してる割りにしょっぱい
やっぱりアイドルがやたら強すぎて違和感がある、戦闘機とタイマン張れるとことか笑える、アイドルアニメ色も強すぎる
手でW作るのもいちいちキモイ、草生やしてんじゃねーよ

アイドルアニメ観たくてマクロス観てるんじゃねーんだよなあ、とにかくもっと戦闘と話に重みが欲しかった

投稿 : 2025/01/18
♥ : 11

73.4 2 ミサイルで恋愛なアニメランキング2位
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(OVA)

1991年5月23日
★★★★☆ 3.9 (509)
2478人が棚に入れました
『機動戦士ガンダム』の一年戦争から、『機動戦士Zガンダム』のグリスプ戦役までの空白の7年間を描く、ガンダムOVAシリーズの第2作。 1991~92年にかけて全13話が制作された。第1話を「機動戦士ガンダム 第08MS小隊ミラーズ・リポート」の加瀬充子、第8~13話を「機動戦士ガンダム MS IGLOO」の今西隆志が監督。第2~7話は二人が協同で担当している。後に、本作を再編集して新規カットを追加した劇場版『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』も製作された。一年戦争が終結して3年後。ジオン軍パイロット、アナベル・ガトーが、ガンダム試作2号機を強奪。連邦軍の新米パイロット、コウ・ウラキは、ガンダム試作1号機で追いかけるが、そのまま逃げられてしまう。

もどきゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

トップガンガンダム

上官に恋をするエースパイロットを描く本作。
話のベースをトップガンでやろう、
という内容がミエミエですね。

本作は主人公へ感情移入しやすいように
アクが弱く作られています。
そこで作品を支えたのが名脇役たち。
脇役たちもスパロボに出ると目立ちますしね。

ナヨナヨしく戦場に出ると驚き続けるキース、
酔っ払いで女好きで、デコが目立つ小隊長モンシア。
分かりやすいぐらい渋いバニング隊長。

そして本作から、敵としてガンダムが
使われることになります。
悪習になったのが残念ですが、
本作では効果的に描かれています。

OVAシリーズのガンダムとしてはわかりやすい本作。
OVAシリーズのガンダムに手を出されたことのない
方でしたら、是非オススメします。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 0

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Zガンダムへの布石(85点)

全13話。
ガンダムシリーズOVA作品。

個人的満足点:85点
アニメ系統:ガンダム宇宙世紀シリーズ

ファーストガンダムの3年後の話。
ガンダム開発計画のもと3機の試作機をめぐり物語は始まる。
「ソロモンの悪夢」と呼ばれたジオン軍エースパイロット、アナベル・ガトーと
連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキとの間で物語が展開する。

物語の主軸はこの2人のやりとりではあるが、この0083はZガンダムへの布石も投じている。
それは連邦の腐敗である。
1年戦争に勝利した後の連邦の腐敗、そしてティターンズの台頭。
ガンダムならではの善悪の無い設定が特に顕著。
これはZガンダムファンであれば是非押さえておきたいポイントではないだろうか。

また、この作品の特徴としてニュータイプは一切出てこない。
これには超能力者タイプを安易に出したくないという思惑があったようだ。
それでも、コウやガトーが優秀なパイロットであることには変わりない。

ガンダムといえばMSだが、特にガンダム試作機の3機には違和感を覚える方もいるだろう。
それは明らかにZガンダムの初期機体より性能がよく見えてしまう。
この辺りは本作が製作された時期もあるだろう。
しかしながら、設定ではこの矛盾を解消するために、ガンダム開発計画自体が闇に葬られている。
歴史上、この3機の試作機は無かったかのようになっている。
そうしたちょっとした設定を頭に入れていただければ、まず納得していただけるのではないだろうか。

これには劇場版の「起動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」
というのがあるが
ジオンの残光では話を端折りすぎで分かり辛いためOVAで見るのがお勧め。

ここからは個人的感想となるが、
コウが最後の戦闘に向うシーンやラストシーンはやるせなさがあり、お気に入りである。
デンドロビウムが高性能すぎだろと思ったのも事実だw
そして、なんと言ってもフルバーニアンはかっこいいよね。

兎にも角にもガンダムとZを見た方なら是非とも押さえていただきたい作品だ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり何が言いたいかというと

ニナビッチ

投稿 : 2025/01/18
♥ : 15

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

OVAガンダムでは1・2を争う面白さ

OVA全13話。

まぁガンダム観てないとさっぱりわからん話ですが・・・

初代ガンダムとZガンダムの間を埋めるストーリー。

時代的には初代の3年後、Zの4年前です。

歴史から抹消された3機のガンダムを巡る話し。

かなり良作です。

宇宙世紀物のガンダムですが、ニュータイプと言われる特殊能力を持った人が出ない異端なもの… だったんですが、最近のOVA作品はほとんどニュータイプ出ないんだよね(^^;;

視聴に際には最低でも初代・Z・ZZ・逆襲のシャアを見てからを推奨します。

じゃないとティターンズとかアクシズとか言われてもわからないだろうしw

完全にガンダムファンのための作品でしょう。

劇場版もありますが、OVAのほうが理解しやすいのでこちらをお勧めします^^

そして今回のヒロインはビッチです(爆)お気をつけてくださいwww

投稿 : 2025/01/18
♥ : 17

67.8 3 ミサイルで恋愛なアニメランキング3位
伝説巨神イデオン(TVアニメ動画)

1980年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (121)
526人が棚に入れました
西暦2300年代、地球から惑星ソロへと移民した人々は、第6文明人とされる先住民の遺跡を発掘する。丁度そのころバッフクランという別の地球の調査隊もソロ星(バッフクラン側から見れば、ロゴダウ)に現れる。バッフクランの調査隊に同行した軍事総司令の娘カララは、異性人に対する好奇心から調査隊から離れて見学に向かう。総司令の娘の身に間違いがあってはならぬと、バッフクランの捜索隊は地球人を攻撃し始める。地球人は逃げ惑いながら発掘中の遺跡にあった巨大メカ「イデオン」に乗り込む。するとどうしたことか、今まで全く動かなかった遺跡『イデオン』は地球人の意思とは無関係に動き出す。圧倒的な力を見せ付けられたバッフクランの捜索隊はイデオンに総攻撃を加えるが全滅してしまう。ここから、地球人とバッフクランの『イデ』を巡る戦闘が始まるのである。戦闘は憎しみを増幅しながら、イデオンとソロシップは宇宙への放浪の旅に出て行くのである。

声優・キャラクター
塩屋翼、田中秀幸、戸田恵子、井上瑤、白石冬美、松田辰也、井上和彦、塩沢兼人、佐々木秀樹、よこざわけい子、山田栄子、林一夫、一龍斎春水、石森達幸、加藤精三、木原正二郎、鵜飼るみ子

kochiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

鬱アニメの原点

この作品をすべてみたらガンダムは子供向けの作品であるということがよくわかります。
個人的にはZガンダムを観るくらいなら、イデオンを観るべきだと思います。

アニメを作って、お金をもらって生きている人がいると理解できる年齢になったときにアニメの見え方も変わります。
視聴者に何を感じてほしいかによって作品が行きつく先が変わるだけではない。理想だけでは作れないという人間臭さを感じた作品です。

この作品の結末が何なのか是非最後まで観てほしいです。
そして、作者がその結末とした理由を考えてほしいです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 4
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ガッカリ長編アニメ3~精霊会議というか「幽霊」会議ですね、もはや笑

以前視聴した水島努監督の良作『SHIROBAKO』の中に、「イデポン宮森発動篇」(第6話)というエピソードがあり、その中で“伝説巨大ロボットイデポン”という作品がアニメ業界の人たちの共通の話題になっている描写があって、その元ネタが、本作『伝説巨人イデオン 発動篇』らしい・・・ということを知りました。

そしてその後も、色々な方面から「これはアニメファン必見の名作だ」という声を聞くので、やっぱりキチンと見ておかなきゃイケナイ作品なのかな?と思って、作画や演出の古さを我慢して、TVシリーズそして劇場版へと視聴を続けたのですが・・・

◎劇場版後編(発動篇)視聴終了後の率直な感想

久々に酷い作品を見てしまった(※以前みた『BLOOD-C』より更に数倍酷い・・・)。
シナリオ崩壊というか、もはや物語の体を成していませんね、これは。
死亡したはずの主要キャラが最終回で唐突に復活して、ご都合主義もいいところの意味不明のハッピーエンドを迎えるゴミみたいなアニメ作品を揶揄する言葉として、「精霊会議」という表現をよく聞きますが、本作の場合は、{netabare}“精霊”どころか、文字通りの「“幽霊”会議」{/netabare}で終わっていて、視聴料返せ!!!!と叫びたくなってしまいました。


◎絶賛する意見も多い作品なので、視聴は自己責任で

上記の『SHIROBAKO』に限らず本作を名作と推す意見も強いので、私としては、あくまでバランスを取る意味で「少数意見・感想」として本レビューを挙げておきます。

※追記
すぎやまこういち氏の手になる音楽だけは印象的でした。


◆視聴メモ
{netabare}
・合体ロボットもの!キャララデザもメカデザも凄くレトロでちょっと興味深い。
・クラン clan は「氏族(共通の祖先を持つ一族)」という意味なので、バッフ・クランは「バッフ氏族」という意味になる。
・第14話視聴終了時点
主人公ユウキ・コスモが、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイと相似した性格と判明(ちょいマザコンぽいところ&結構な気分屋で変に怯えてるかと思うと急にうってかわって激高して凶暴になってしまう点など)。
・第26話視聴終了時点
2クール目ラストのこの回でようやく話が動き出した感じ。
それまで(第15-25話)が余りにも話に進展がなく視聴に難儀してしまったのが残念。
・第39話視聴終了時点
3クール目でようやく盛り上がるかも?と期待したのも束の間、何でもかんでも「イデの力」の発動で片づけるな!とドつきたい気分。
流石にこの終わり方はないだろう・・・ということで、問題の劇場版へ。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野喜幸
総監督        富野喜幸
キャラクターデザイン 湖川友謙
音楽         すぎやまこういち
アニメーション制作  日本サンライズ{/netabare}


◆作品別評価

TVシリーズ(計39話)    × 3.1
劇場版(接触篇・発動篇)  × 2.5
------------------------------------
総合               × 2.9


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 伝説巨神イデオン (1980年5月-1981年1月) ============
{netabare}
第1話 復活のイデオン ★ 西暦2300年、殖民星ソロ(異星人文明遺跡)、バッフ・クランとの交戦、イデオン起動
第2話 ニューロピア炎上 ☆ イデの伝説の巨神探索、カララ迷い込み、バッフ・クラン隊壊滅
第3話 激震の大地 ☆ カララ捜索隊侵入・交戦・撤退、巨大宇宙船(第2の遺跡、ソロシップ)出現
第4話 ソロ星脱出せよ ☆ バッフ・クラン隊の巨神合体阻止作戦、反物質エンジン起動
第5話 無限力(むげんちから)・イデ伝説 ★ 亜空間ドライブ、ギジェのカララ救出作戦失敗、イデ(無限エネルギー)の伝説、親和の発生、無条件停戦
第6話 裏切りの白い旗 ☆ 挑戦の合図(白旗)、ダミド隊の攻撃、カーシャの攻撃、停戦の旗、カララの意思
第7話 亜空間脱走 ☆ 見捨てられたカララ、マヤヤ死亡、カララ強制尋問、亜空間での戦闘
第8話 対決・大砂塵 ☆ 恐竜のいる星(ザウルス星)、異星人との決闘、サムライの戦い方
第9話 燃える亜空間 ☆ ガイラ星域クリスタル星到着
第10話 奇襲・バジン作戦 ★ カララの姉ハルル登場、アバデデ死亡
第11話 追撃・遺跡の星 ☆ ルインズ星到着、ハルル指揮部隊の偵察攻撃
第12話 白刃の敵中突破 ★ ハルル&カララ姉妹再会、カララ辱め、ジョーダン・ベスの蛮勇、恋情の発生
第13話 異星人を撃て ☆ アストロベルト(小惑星帯)の戦い、武人グハバ・ゲバ戦死、バンダ・ロッタの恨み
第14話 撃破・ドク戦法 ☆ ブラジラー最前線基地、コスモの怒りと嘆き(カミーユ・ランバンの仇)
第15話 イデオン奪回作戦 ☆ シェリル母船離脱・人質化、コスモ機転、離脱の責を被るカララ ※会話だけで話を進めていて分かり辛い点が駄目×
第16話 必殺のダミド戦法 ☆ 亜空間のハーケン攻撃、ダミド戦死、コスモ&カーシャの命令違反・独房入り 
第17話 激闘・猿人の星 ☆ ギジェ隊のソロシップ追撃、ルーのはしか発病
第18話 アジアンの裏切り ☆ 殖民星アジアン到着、バッフクランのアジアン脅迫、廃墟と化すアジアン星
第19話 ギャムス特攻指令 ☆  
第20話 迫撃・双子の悪魔 ☆ 巨神とソロシップの自己防衛機能(自身の意思の存在?)
第21話 敵戦艦を撃沈せよ ☆ ハルル搭乗艦への襲撃、イデの謎の力
第22話 甦える伝説 × ※総集編(新規シーン僅少で見る必要とくになし)
第23話 戦慄・囮の星 ☆ 殖民星キャラルからの救難信号、ダラム隊の待ち伏せ、小型核爆弾
第24話 潜入ゲリラを叩け ☆ 武器補給難行、ギジェ隊ソロシップ侵入・撃退、私設戦闘部隊?
第25話 逆襲のイデオン ☆ ソロシップ側からの攻撃、コスモ重傷、キッチ死亡、バッフクランの「地球」
第26話 死闘・ゲルの恐怖 ★ 対巨神用新兵器、キッチの幻影、地球へ
第27話 緊迫の月基地潜行 × 流星、ムーンランドへのブッフクラン侵攻、ダラムに見捨てられたギジュ、イデの「無限力」 ※シナリオが分かり辛い
第28話 波導ガンの怒り × 地球連合軍との接触、ダラム隊の猛攻、新兵器 ※シナリオ色々残念
第29話 閃光の剣 ☆ イデオンの新しい力(イデの発現?)
第30話 捨て身の狙撃者 ★ 地球からの救難信号、ガラン艦轟沈、ガラン死亡
第31話 故郷(ふるさと)は燃えて ☆ 地球連合軍のソロシップ&イデオン引き渡し要求、ジョーダン・ベスと両親の再会・決別
第32話 運命の炎のなかで ☆ 地球連合との和解、土星軌道の戦い、ルクク艦隊全滅、太陽系離脱
第33話 ワフト空域の賭け ☆ イデの力発現確定 
第34話 流星おちる果て ☆ 辺境の惑星ドウモウ星の戦い
第35話 暗黒からの浮上 ☆
第36話 さらばソロシップ ☆ ソロシップ廃棄失敗、地球連合艦隊壊滅
第37話 憎しみの植民星 ☆ アジアン星の罠、リン(シェリルの妹)死亡
第38話 宇宙の逃亡者 × バッフクランの「地球」壊滅、ギジェ死亡 ※シナリオ拙劣
第39話 コスモスに君と × カララと父ドバ・アジバ(バッフ・クラン宇宙軍総司令)との再会・脱出、イデの力発動 ※シナリオ支離滅裂でこれは流石に酷過ぎる {/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)6、☆(並回)28、×(疑問回)5 ※個人評価 × 3.1

OP 「復活のイデオン」
ED 「コスモスと君に」


============== 劇場版 伝説巨神イデオン (1981年7月) ============

接触篇 ☆ {netabare}TVシリーズ中盤までの総集編{/netabare} ※1時間24分
発動篇 × {netabare}TVシリーズ終盤~結末だが、ラストが余りにも安易でシナリオ崩壊している{/netabare} ※1時間38分
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)1、×(疑問回)1 ※個人評価 × 2.5

主題歌(接触篇) 「セーリング・フライ」
主題歌(発動篇) 「海に陽に」

投稿 : 2025/01/18
♥ : 15
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

エンディング曲は物語そのもの

正直な話、この物語は人にはお勧めできません。
でも、エンディング曲「コスモスに君と」
これだけは、胸を張って多くの人にお勧めできます。

壮大な宇宙のなかで、切なさを感じる歌詞と美しい曲です。
作詞は井荻麟さんです。
作曲はドラクエで有名なすぎやまこういちさんです。
歌手はアンパンマンでおなじみの戸田恵子さんです。

この歌を一度聴いてみてください。
きっと感動されると思います。

実は、作詞者の「井荻麟」は監督である富野喜幸さんのペンネームでした。
歌詞を知ってられる方は納得されると思いますが、あまりにも悲しすぎる内容です。

そしてこの歌詞が、伝説巨神イデオンの物語そのものなのです。
私が冒頭で、「物語はお勧めできません」といった理由の一つがこれです。

{netabare}
たった一つの星(地球)に見捨てられた主人公たちが、
絶望ともいえる逃避行をし続ける物語であり、
一人、また一人と、仲間の命が尽きていく内容です。

特に歌詞の二番目は、愛する人には絶対に告げることが無い言葉が含まれています。
この物語では、それほどまでに地球人と異星人とのカップルが追い詰められています。

  別れてみたら きっと楽だよ
  すり減らす日々 君はいらない
  おもいやり ふと あげてみる
  涙がかれた 乾いた肌に

歌手の戸田恵子さんは、地球人の子を身ごもった異星人の役(声優)もされていました。
だから、この部分は特に、重く心に響いてきます。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 25
ページの先頭へ