マスコミで戦いなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのマスコミで戦いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番のマスコミで戦いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.0 1 マスコミで戦いなアニメランキング1位
ガッチャマン クラウズ インサイト(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (254)
1355人が棚に入れました
僕らは、僕らのことがしりたい。ぼくらの「国」には、「社会」がないこと「社会」と「世間」はちがう世界で生きているということ。情と理「悩む」のではなく「考える」ことが大切ということ。現代人は「速」すぎる 呼吸も浅く早いゆっくり深くが「僕ら」は苦手だ。

声優・キャラクター
内田真礼、石原夏織、逢坂良太、浪川大輔、小岩井ことり、平野綾、細見大輔、村瀬歩、丹下桜、梅原裕一郎、宮野真守、花澤香菜、杉田智和、森功至
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

政治絡みの胡散臭さがつきまとい、エンタメ作品としては疑問符

※1期(ガッチャマン クラウズ)、2期(ガッチャマン クラウズ インサイト)両方含めた感想・レビューです。


◆「社会派アニメ」を気取るが、捻くれたマイノリティ意識がチラつき過ぎ

タツノコプロの往年の名作『ガッチャマン』(見てないけど笑)のタイトルを冠した戦隊バトルもの、ということなので視聴してみましたが、ひとことで言って、政治絡みで特定の問題意識を視聴者にステルス的に刷りこもう、という制作者の下心がチラつき過ぎ(ステマ・アニメって奴?)。

近年の戦隊バトルものだと、制作側のそうした変な意図の皆無な『TIGER&BUNNY』の方が、純粋なエンタメ作品として、ずっと爽快で楽しめる良作と思いました。


◆ベルク・カッツェ=制作者の本音?

特に第1期で活躍する悪役ベルク・カッツェのセリフが、まるで「コノ国の愚民どもを嘲笑」しているかのように私には聞こえてしまうのですが、他の方の印象はどうでしょう?

『最終兵器彼女』ほど酷くないとはいえ、本作の制作者の根底にある意識が、1990年代~最近まで顕著だった、夜中9-12時台の民放ニュース・バラエティ番組や一部の偏向した大新聞などが醸し出す、あの嫌な「空気」を彷彿させるのですが。

※強い根拠もなく、常に「コノ国」は「ダメな国だ」、「コノ国の人々」は「愚かだ」と見下すが、ではアンタの国はどこ?え?北朝鮮?韓国?ああ・・・あなた実は日本人じゃなかったんですね。ふーーん。・・・みたいな笑。

※ついでにいうと、そうした「空気」の醸成元の正体は、2000年代終盤~2010年代にかけて、ネットですっかり暴かれて、今ではそれこそ「デンパ」とか「マスゴミ」等と揶揄されているんですけどね。

※そうした、今ではすっかり正体がバレてしまい形勢逆転されてしまったアチラ側の焦りが、カッツェのセリフ廻しの捻くれ具合に反映されているようにも見えるのですが、私の思い過ごしでしょうか笑。

・・・上記のような理由から、私個人は本作を高く評価することは今後も一切ないと思いますが、もしかしたらアチラ側の捻くれたマイノリティ意識を垣間見せてくれているのかもしれない貴重な?作品なのかも・・・と、ちょっと別の意味で注目しています。

とにかく、制作側のお手並み拝見、ということで本作は最終話まで確りチェックしていくつもりです。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= ガッチャマン クラウズ (1期) (2013年7-9月) ============

{netabare}第1話 Avant-garde (前衛的な) ☆ 一ノ瀬はじめガッチャマンになる
第2話 Asymmetry (不均整、非対象) ☆ メスとの交流、ベルク・カッツェ&塁登場
第3話 Futurism (未来派の芸術運動) ★ SNS「GALAX」、塁の目的、クラウズ出動
第4話 Kitsch (俗悪な) ☆ カッツェの脅威、人の魂を実体化させる力
第5話 Collaboration (協同作業) ★ 塁と№26(梅田)との対話(ヒーロー願望の是非)、トンネル事故
第6話 Originality (独創性) ☆ LORD GALAXからの招待
第7話 Abjection (卑賤、屈服) ★★ カッツェ排除失敗
第8話 Genuine (純正) ☆ ガッチャマン表舞台へ、カッツェの策謀
第9話 Forgery (贋作) ★ Neo HUNDReDの霞ヶ関襲撃、ガッチャンネル
第10話 Crowds (群集たち) ☆ クラウズの立川襲撃、菅山首相保護
第11話 Gamification (ゲーム化) ×(前半)★(後半) 前半は総集編、後半に菅山首相の宣言
第12話 Collage (コラージュ、切り貼り) ☆ クラウズ・アプリの一般開放
第12話(ディレクターズ・カット版) Embrace (抱擁) ☆ 最終話の再構成(とくにカッツェのその後){/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)8、×(疑問回)1 個人評価 × 3.4

OP 「Crowds」
ED 「INNOCENT NOTE」 


========= ガッチャマン クラウズ インサイト (2期) (2015年7-9月) ========

{netabare}第0話 inbound (帰航の、本国行きの) ☆ VAPE(赤クラウズ)菅山首相専用機襲撃事件
第1話 contact point (接触地点) ☆ つばさ&ゲルサドラ登場、つばさガッチャマンになる
第2話 penetration (貫徹) ☆ 過激な平和主義者(理詰夢)、赤クラウズvs青クラウズ
第3話 launch (立ち上げ) ★ 理詰夢の狙い、塁の危機
第4話 2:6:2 (パレート法則からの派生法則) ☆ クラウズへの疑念、首相公選
第5話 halo effect (後光効果) ☆ 空気で動く社会、宇宙人首相誕生
第6話 engagement (正式な約束) ☆ サドラ首相の施策、クライズ廃止決定
第7話 outbound (外国行きの、下りの) ☆ サドラ首相の憂鬱、サドラへの白紙委任
第8話 cluster (クラスター、房) ★ サドラの異変(くうさま出現)、全体主義への志向、くうさまの暴走
第9話 opt-out (選択的離脱) ☆ くうさまの正体=空気、全体主義の恐怖
第10話 seeds (種子) × 理詰夢の逆襲、空気の反転
第11話 trade-off(二律背反) × サドラVSガッチャマン、再び空気反転
第12話 insight (洞察) × 続き、とくにつばさの爺さんのセリフがダメでしょ{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)8、×(疑問回)3 個人評価 × 3.0

OP 「insight」
ED 「60億の翼」


◆総評に代えて

本作の特に第2期では「コノ国の“空気”が悪い・問題だ」ということが繰り返し強調されており、視聴者の中にはそういう主張に“共感”あるいは“感化”される方もまだまだ沢山いるのかも知れませんが、そんなことは、マスゴミや彼らの御用文化人・御用学者たちがずっと昔から耳にタコができるくらいにしつこく唱え続けてきたことなのでした。

で、西暦2000年代(厳密には1990年代末)から加速的にネット社会が進展したことで、一番はっきりしてきたことは、当初マスゴミ等が期待した「政治の腐敗」とか「国民の愚昧さ」の暴露と周知ではなくて、実は(それまで情報伝達手段を独占してきた)「マスゴミ自身の度し難い腐敗・偏向」の暴露と周知だったのですが、それでは彼らマスゴミのいう“空気”って一体誰が作ってるの?と改めて考えてみると、オマエラが気に入らない「日本の“常識”」を勝手に「コノ国の“空気”が悪い・問題だ」と言って攻撃していただけじゃないの?ということが次第に一般国民に知られてきてしまったのが現在のネット社会なのだと思います。

その点で、本作は、批判の対象ないし問題意識が(そういうものがあるとしたら・・・ですが)今の時代からだいぶズレちゃってるんだと思います。

※なお、アニメ作品で政治や社会思想といったジャンルを扱うことに対する私の基本的な考え方は『純潔のマリア』のレビューの方に一通り書いています。

この点について需要があるならば更に色々と追記しようと思いますが、とりあえずここまで。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

希少な政治風刺アニメだったが、内容が素朴すぎた

第1期は予想外の本格的なSFアニメでしたが、この第2期は政治風刺アニメでした。

日本のアニメで、現実の政治にここまで寄せている脚本の攻めの姿勢は、それだけで賞賛に値すると思います。{netabare}総理大臣の漢字の読み間違いがメディアで囃し立てられる政治不信の中、国民の「1回ぐらいやらせてみよう」という思いから「宇宙人」が総理大臣になる。ポピュリスト的な政策を打ち出し、うまく行かなくなると言論統制に乗り出す。その後、失脚すると、前の総理大臣が「出戻り」として再び首相の座につき、優れたリーダーシップを取る。もうはっきりと、2009年からの民主党政権を風刺の対象としています。{/netabare}

ただ、物語の進め方や語り口が、子供向けアニメという制約のせいなのか、ちょっと素朴に過ぎたという感はありました。たとえば{netabare}ゲルサドラが吹き出しを出現させた瞬間に、これが問題となるんだなとわかってしまうわけで{/netabare}、全体として大人が楽しめる風刺にはなっていなかったように思います。

あと、話の終わらせ方が釈然としない。{netabare}みんな、しっかり考えて自分なりの結論を出して欲しい。あれだけドラマチックな演出をして、だめ押しとしてテレビで演説して望ましい方向性をはっきりと示してあげたんだから、選択を間違えないでほしい。おっ! 僅差だけど、国民は正しい選択肢を選んでくれた! 良かった!{/netabare}というハッピー・エンディングだったわけですが…

マジで最後の最後まで、類くんが「これは僕の望んだ人類のアップデートじゃない」と叫びながら乱入してくるんじゃないかと思いながら見てましたよ。

実際のところ、類の「アップデート」という概念を持ち出すまでもなく、「正義のヒーロー」がシビリアン・コントロールの効いていない暴力装置に他ならないという状況は、この手の物語の多くに見られます。で、普通はそこには目をつぶるわけだが、政治とか民主主義とか国民投票とかの概念を扱う本作では、さすがに視聴者も見て見ぬふりはしにくい。

ゲルサドラについてはああいう解決をするにせよ、じゃあガッチャマンという存在はどうなのか。アメリカで流行りのヒーローものの「リブート」を含む作品の中には、この手の大問題に向き合っているものもないわけではありません。この観点では、この新生ガッチャマンの第2期は致命的なまでに時代遅れと言わざるをえないと思いました。

これは、物語終盤で祖父の忠告を受け入れて「改心」したつばさの評価にも関わってきます。彼女の終盤での振る舞いは、「正しい行動」だったのか、それとも一つの極端からもう一つの極端に振れただけの、相変わらずの未成熟な少女の行動だったのか。ガッチャマンの他のメンバーたちはこれをどう評価したのか。上でも触れた、語り口の素朴さのせいもあって、他のメンバーたちの心の動きはよくわからないまま終わったように思います。

脚本家を含め、この物語を作った人々がこの点に気づかなかったのだとしたら、そうとう素朴な人たちだと言わざるをえないし、気づいていたのだとしたら、第3期を前提としていたか、視聴者をバカにしているかである、と思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

はじめちゃん、器デケェ

想像通り円盤の初動売り上げ数、終わってるし(汗)
まぁ、内容が内容ですしねぇ。制作側もこの作品は博打なのは覚悟してたんでしょうし。
ストレートな問い掛けと解釈している層も居れば、秘めた悪意と感じた方もいる。かなりチャレンジングな作品と思うけど、まぁ中村監督らしいとも言えるというか。空中ブランコの10話に比べれば露骨じゃない気がしますけどねw

因みに放送前からみんなダイスキーなシャーロットが7K枚、のんのんが4K枚。なるほどと思う反面、意外とそんなもんなの?という点で興味深いというか。
モン娘が5k枚、オーバーロードが4k枚は予想外の健闘すわね。

六花の勇者といいコレといい、夏期に私の好きだった作品は惨敗なのが悲しいw
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 最終話見終えました。
私はしばらくアニメ見てない時期もあったので明言は憚られますけど、かなり異質なアニメだったんではないかと。
秘めたメッセージ性というのは良い作品には内包されてるものではあるけど、ここまで露骨・ストレートに表現されると観てる側も戸惑うとは思います。
それが国民性とか政治形態であるなら尚更。

 個々の見方で印象も変わるのは当然とは思いますが、私的にはこの作品は政治色に関してはニュートラルを貫き、個人の部分に関しては性善説に立つことに配慮した作品であると思ってます。
{netabare}
空気を換える為には、1期の立川事件の元凶であるカッツェの能力すら利用せざるを得ないという決断。
ラストではクラウズも使用解禁されくう様も依然として居て、共に楽し気にサッカーしてる。
首相に返り咲いたすがやんも相変わらずヤジの飛び交う国会で"全体責任の中にあんた達や自分たちも含まれている"と切り返す。
はじめとともにガッチャマン達にメタメタにされ"こいつらにはついてけないわ"と姿を消しかけたカッツェすら、はじめちゃんとともに復活。
ミリオネ屋でのウソ泣き演技も相変わらずワイドショーに喧嘩売ってんなと思いますけどね。

まぁ11話のゆるじいの戦争話とはじめちゃんの自己犠牲の部分はちとズルいかなと私も思ったけど、まんまと泣かされました。私、チョロイ(汗)

{/netabare}
どこか一つだけ切り出すと偏ってると誤解されそうな部分がある為、そうじゃないよと言いたいのを解りやすく表現する努力を惜しんでないと私は感じてます。

でも、この作品はそんな事をジャッジする事を求めている訳ではなくて、そういう事も含めて"考えてる?"という事の問い掛けな訳で。
そこに対して"考えてるよバカヤロウ。アニメでそんな事説教される筋合いはねぇ"という層も存在する訳だし、正直あにこれのレビューも大荒れ必至??と思ってたんですけどね。
意外とレビュー少なくて閑散としてるトコ見ると、この作品自体が興味持たれてないっぽいのが作り手側と受け取り側の体温差感じるというかw
まぁ、こんな作品求めてないよって事なんでしょね。

私的には、学もなければノンポリのテキトウで単純なオッサンなんでこの作品大好きです。私は15年夏期はコレが一番すね。

終盤、絵が怪しくなってましたけどねぇ。もしかして時間足りなくて1期の悲劇再来かとヒヤヒヤしました。
円盤全予約しちゃったので絵のリテイクしてくれる事祈るばかりです(汗)


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11話観ました。
私はこの展開は正直予想外でした。1期の性善説に寄るところは今回も同じでしょうけど。

{netabare}
はじめちゃんという存在は昭和天皇の暗喩?と言うのは以前から話題には上がってましたけどねぇ。或は戦犯なのかな?
まとめサイト炎上しそうな展開ですね・・・
{/netabare}

 いずれにせよ良くも悪くも賛否大きく分かれる作品になった事は、この11話で明確になりましたね。
私は主義主張は置いておいてこんなアニメをキー局で放送した事自体スゲェと思ってますし、金出してもイイと思ってます。

この作品、みんなが皆「良かった・面白い・賛同する」なんて事有り得ないと思ってます。そんなの気持ち悪い。

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10話観ました。
相変わらずラディカルというか、なんつーか(汗)
ワイドショーに完全に喧嘩売ってますね。
各々のガッチャマンの戦う理由が一つの方向に収束してゆく様はゾクゾクしましたです。
ゆるじいとつばさの会話、そう来ることは判ってたけど反則っス。
昼飯喰いながら居間で観てたんですが、嫁さんと子供の前なのに涙腺がw

 クラウズの時は制作スケジュールが破綻して総集編みたいなの入れざるを得なくて、結果最終話が批判の嵐だった訳ですがインサイトは綺麗に〆てくれと祈るばかりです。
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 今月末位から今期の作品のBDがリリースされ始めますが、コレは3話/巻なんすね。この売り方への賛同と作品の制作側へのお布施として買おうかなと思いつつ、丁寧でいい作品なのに苦戦しそうな六花の勇者を応援すべきかなとも思ったり(汗)
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来ましたね。国民総サル化w
観てた方は皆予想してた展開ですけど、毎回ラストの引きの強さにホント感心します。観てる方で多分今までの展開を失望してる人は居ないのではと思う程、視聴者を意識した巧さだなと。
流石に内包したテーマが過激すぎて嫌悪感抱く方も居るのかもしれませんが、私的には期待通りの面白さです。

でも人気無さそうですね。説教臭い話にゃ皆興味無いって事かなw
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サドラにおまかせボタン、キテマスねw
マジで面白いと思うんですが、あんま観てる方少ないんですかね。
メッセージ性強すぎて毛嫌いされてるんでしょうか?
作品への視聴者の気持ちの吸引という点で抜群な作品なのに。
未だにガラケーのオッサンの私がそうなんだから、今の若い方なら心苦しいぐらい身近なテーマだと思うんですよねぇ。
ラストの締め方で賛否分かれるでしょうが、私的には今期一番先が気になる作品です。(六花の勇者は犯人捜しで今クールは終わりそうな全体構成だし)
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 どうでもいい話ですけど、1話登場時、3話の観衆の吹き出し様吸い上げた後の変身後のゲルちゃんの姿ってアクマイザー3のザビタンっぽいすよねw
まぁそれは置いといて、やっぱゲルちゃんのあのシビリアンストーム(?)とか言う技は今後の展開にアレなんでしょね。
序盤から飛ばしますね、ガッチャマンw
面白いです。
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1期のクラウズ騒動の後の拡散が招いた負の側面の話の様ですが、私は楽しめてます。逆に1期が楽しめなかった方は2期も無理かも(汗)
この期に及んでガッチャマンクラウズが旧ガッチャマンのリメイクと思って敬遠してる方は居ないと思いますが、もしそう思ってる方なら、一度目を通した方がイイと思います。

はじめちゃんの2話にも表現されてたニュートラルな思考故のグレーな心の色をメインにしてくのか、つばさの普通の子・ゲルサドラちゃんの無垢な平和主義の路線で行くのか、或は両方を巧く纏めて来るのか楽しみです。
もしかして、そんな素人予想覆すスゲェ展開となったら最高すね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

65.7 2 マスコミで戦いなアニメランキング2位
タイガーマスク(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (41)
179人が棚に入れました
悪役レスラー養成機関「虎の穴」出身のレスラー・タイガーマスクこと伊達直人は、孤児だった自分が育った孤児院「ちびっこハウス」の経営難を救う為に組織の掟に背いた事で「虎の穴」の刺客に狙われる。最初の刺客ブラック・パイソン戦で応援に来たハウスの子供達に正しい生き方を身を持って示す為、反則技を使わない正統派のレスラーとして生きる決意をしバックドロップで勝利する。その後次々と襲いかかる悪役レスラー勝利し、必殺技ウルトラ=タイガー=ドロップもあみ出した。だがそれも破られ、「虎の穴」の秘密兵器・赤き死の仮面戦では再び反則技を使ってしまう。自分に絶望したタイガーはパリの地下プロレスに参加、そこで第2の必殺技フジヤマ=タイガー=ブリーカーを完成させ再び日本のマットに戻る。さらに第3の技・タイガーVで、「虎の穴」最強レスラー、ミラクル3を撃破され追いつめられた「虎の穴」はハウスの少年を誘拐しタイガーを本部まで呼び出し殺そうとするが、馬場・猪木ら先輩レスラー達の救援により逆に組織を壊滅させられる。その後米国に現れた偽タイガー戦や悪役ワールドリーグ戦を通して反則にも技にも強いオールラウンドのレスリングを開眼する。

声優・キャラクター
富山敬、山口奈々、中川謙二、野沢雅子、兼本新吾、柴田秀勝

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

虎だ!虎だ!お前は虎になるのだ!!

人気絶頂のメーンエベンター、ジャイアント馬場や、日本プロレス界の若きホープ
アントニオ猪木、そして、三羽烏のもう一人、大木金太郎なんかが実名で登場します。
ボボ・ブラジルは、ポポ・アフリカって名前で出てたなぁ(゜-゜)
・・・九州方面の方への配慮かしら?(゜Д゜)

・・・ゼブラマスクはおそらく、日本人としては最大級のマスクマンでしょうね(゜-゜)
本人はばれてないつもりでしょうが、あの体格はマスクかぶってても
分かっちゃいますよ(゜Д゜)
・・獣神ライガーがデビューしたときと同じですねd(`・ω・´)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

昭和の香り漂う哀しいヒーロー

梶原一騎原作、辻なおき作画のプロレス漫画をアニメ化されたもので、
設定からしてプロレス全盛だった頃の昭和の香りが濃厚で、
哀愁漂う雰囲気にも、最近のアニメには少ない
独特の世界を感じます。

自分にとっては、『あしたのジョー』に並ぶような強い影響を
与えてもらった作品ですが、子供の頃は今ほど物語の内容を
わかってなかったなぁって思います。

この時代に多かったヒーローが孤児出身というのは、やはり戦後の影響で、
実際、プロボクサーなどの格闘家にも多かったと聞いています。

主人公はそんな1人である伊達直人。
ハンチングを被り、トレンチコートに身を包み、
真っ赤なスポーツカーに乗っている姿は、子供心にカッコ良く映りましたw
そして、悪役レスラー養成機関を卒業し、自分が育った養護施設に対し、
ファイトマネーの一部を、自分の本名を隠して寄付するのはあまりにも有名な話。

実際のプロレスラーだったジャイアント馬場や、ミル・マラカス、
デストロイヤーなど、そのままの名前で登場したりして、なかなか楽しく、
暗く重い話になりそうな流れを、リングでの死闘で
熱く盛り上げてくれていたと思います。

でも、それだけ観ておきながら、
なぜかプロレスには詳しくならなかったんですよね・・・
どこ見てたんだろう??? 不思議です。

ただ、タイガーマスクの正体がバレそうになる試合中に流れたギター曲、
『禁じられた遊び』のメロディーと、悲惨なラストだけは
強烈に記憶にやきついています。
そういえば最近のアニメ作品で、あのようなラストになる物語は観たことがなく、
今現在 10代や20代の方が観たらどう感じるのか、
きっと賛否が大きく分かれそうですが、感想を聞いてみたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

差出人不明の寄付で有名な「伊達直人」は知っているでしょ?

伊達直人。
主人公の名前です。
孤児院出身で、ヒールプロレス登竜門「虎の穴」で
プロレスを学び、デビュー後収入の一部を孤児院に寄付。
孤児院の窮地を知り、虎の穴への上納金まで寄付してしまい、
虎の穴から敵視されるとこからはじまるストーリー。


暗い運命を背負い、悪役レスラーから転身。子供たちの前で正義を演じるために毒を飲むようなヒーロー。



タイガーマスクの作品が売れたので、
2期作のタイガーマスク2世のときに
親日がタイアップして実在のタイガーマスクが誕生しました。
タイガーVSブラックタイガーとかyoutubeとかで見れた思います。
ホールド系超きれい。
ジャンピングボディプレスとか
フランケンシュタイナーとか空中技は美学です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

55.0 3 マスコミで戦いなアニメランキング3位
EVIL OR LIVE(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (44)
162人が棚に入れました
現代社会において、思春期の少年少女たちにある「症状」が蔓延していた。孤独感、反抗心、仲間外れ。そういった若者たちにとって、ネット世界が唯一の救いだった。いつしか、ネット世界に没頭していた彼らのその症状は、「ネット依存症」と名付けられた。そして、「若者を再び正しい道へ導く」という名目で、とある更生施設が誕生した。しかし、その施設に収容されたネット依存症患者の一人「ヒビキ」を待ち受けていたのは更生教育ではなく、まさに監獄だった。内部からの脱出が許されない施設で、ヒビキは地獄のような絶望から逃れることができるのか――!?

声優・キャラクター
植田慎一郎、内山昂輝、安済知佳、間宮康弘、原島梢、畠中祐、蘭乃和佳子、坪井智浩、烏丸祐一、石川由依、花藤蓮、石田彰、地蔵堂武大

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

我欲のために、絆を使うか。

この作品は中国のテンセントで原作が連載されているそうですが未読です。
手を変え品を変え毎期数作の中国発の作品が放送されるようになりました。

中国発のいくつかの作品を見て感じるのは民族性の違い…
中には視点や切り口の面白い作品があるのも事実ですが、基本的に英雄気質が感じられるのが特徴だと個人的には思っています。

偉人の生まれ変わりであったり…
特別な血を引き継いでいたり…
そう考えると、英雄と中二病って紙一重なんじゃ…とも思えてきたりします。

でも中国が凄いのは何と言っても人の母数が大きいということ…
13億8千万人という世界一の人口は伊達じゃありません。
それに今じゃ資金面でも潤沢ですし…

だから作品の面白さは別にして、日本の良い声優さんが起用されるんですよね…
この作品の視聴に至った理由は、ヒロインのCVが安済さんで石川由依さんも出演すると知ったから…
いま、日本のアニメの行く末を危惧する声があちこちから聞こえてきます。
確かに作り手の労働条件は決して甘くはありませんし、声優さんの仕事も企業で例えたら十分黒いと思います。
でも、少なくても今の日本のアニメのクオリティは世界を凌駕しているといっても過言ではないと思います。

この作品のキーワードは「ネット依存症」
ネットに依存して抜け出せなくなった若者を更正させる施設である「エリート再教育学校」が物語の舞台になっています。
日本にもネット依存症の人は、私を含めきっとたくさんいると思います。
だから切り口はとても面白いと思います。

でもその学校で行われているのは、教師による過度な体罰と生徒の暴力による派閥争い…
人をだまし、裏切り、そして時には媚を売る世界が広がっていたのです。

これでどうやって依存症を克服するのだろう…
確かに学校内は世間から隔離された、まるで刑務所みたいなところなのでネットからは疎遠になります。
でもそれって、根本的な解決に何もなっていないんですよね…

依存症に至る経緯って人それぞれ…
だから原因をしっかり究明して、その上で処方を考える必要があると思うんです。
個人的にはこういうところがすごく惜しいと思うのですが、でもこれが中国人の気質なんですよね…

主人公の黎響(ヒビキ)のCVは、「惡の華」の主人公を演じた植田慎一郎さんだったのですが、やっぱり経験不足が否めなかった気がします。
それでも完走できたのは、安済さんが良い仕事をしてくれていたから…
流石安済さんです。

1クール12話の物語でした。
きっと万人にお勧めできる作品では無いと思いますが、安済さんファンなら十分堪能できるのではないかと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

たっちしたーくらい<49>

見よう見まねでトンチンカンな作品ばかり量産してるってハオライナーズ作品のイメージがまずあって、そこに低レベルだが観るトコはあったってな本作が来ましたよ、と一里塚。
どこかといえばストーリー、閉鎖環境の中で反逆のために抑圧的なシステムの序列にそって登っていくってあたり。
秀逸なのは着想レベルにとどまり、話だけ観ても細部は甘々なんだけど、アニメ自体の技術よりも、アニメ原作に向いた分厚い漫画・小説の市場の蓄積が無いという問題をかかえてる中国でもだんだん人材・作品が出てくるのかねぇという感慨。
テンセントだったかは日本アニメ買わない宣言をして原作から垂直統合して育成しようとしてるとかいうし、子供向けが国産であふれそれを観た子供がクリエイターとして実権振るうあたりが本番かな。Jリーグ開幕から南アW杯くらいの年月の後かのう。

やっと本筋が動き出したかな<50>
4話まで視聴。
矯正学校の厳しさをやっと描写。
遅いわー。謎のキャラがウフフなんてのは後に回してまず理不尽を描いたほうが良かったろうに。ココまで結構ふわふわしてたよ。
暴力行為を訴えてやるなんて言っても通用しないのかと思いきや、連帯責任的な罰で矛先をそらしてたのが、
「え、それやられると普通に困るんだ」みたいな甘さを感じさせたり。
(あんま絶望的ではないが)絶望的な状況を打破するためまずは矯正学校内での地位を上げていくってな方向はよし。
描写はいろいろ抜けたものはあるんだろうけどね。

体育の体罰的なメニューのなかに馬歩立ち(マーブーと言ってた)があり、本場中国を感じさせたのでした。

意外に面白い<50>
2話まで視聴。
ありゃ、失速してない。というか1話よりは面白い。
本筋的なところはまだ明らかになってないし、中華レベルだから差し引いてる視点はあるにせよだけれども。
細部に異文化を見ようとしてるだけかもしれないけど、
・暴力・抑圧エロをカジュアルに普通のエロシーンとして扱ってる?
・ゲロった直後にキスして口移しゲロにより両者リバース。
この辺り、大陸の風ってやつかもだ。

微かに成長してる?<46>
1話視聴。
ハオライナーズの中華原作だと見ないという、ごもっともな評価が浸透してしまってるのか登録すらされてなかった本作。
同じように考えてたけど、あらすじだけ見ると多少は面白そうなので視聴してみました。
人権抑圧の本場がお送りする強制収容所描写にちょっと期待してたけど、日本人が適当に描いた漫画レベルにヌルい。
まあ本場の抑圧を描いたら出版できないんだろうけどね。
凡庸だけど、毎期最底辺に位置してた中華原作絵梦アニメが少し向上してるような気もする。
今期で言えば王様ゲームあたりとはいい勝負じゃないですかね。
気の所為かたまたまか、それとも継続は力なりか。
数話見たらどんどん評価が落ちてくとは思うけど、とりあえず次回も視聴。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

ぱに さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

完走するか諦めるか

{netabare}
はい、諦めて下さい。
見ないでください、時間のムダです。

{/netabare}

教官の命令でも逆らいましょう。
総教官の場合は・・・従ったフリをしましょう。


原作は中国。全12話ですが、もっと長かったような錯覚に囚われてしまう。
テンポ悪すぎて話が前に進んでいるのか戻ってるのかさっぱりだった。
さっさと切ればよかったと後悔。(3話以降見てしまったのが私の罪)

主人公のギャグ的思考回路はスキ。
主要人物達はキャラ立ちしてて悪くなかったけど、みんなサドっ気のある奴ばかりで見ていて疲れた。

また、ストーリーのバックボーンがしっかりしていないせいか、ブレブレで何が目的なのか伝わってこない。

以上。

投稿 : 2024/12/21
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