マスコットで学園なTVアニメ動画ランキング 10

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のマスコットで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月07日の時点で一番のマスコットで学園なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.0 1 マスコットで学園なアニメランキング1位
ブルーアーカイブ The Animation(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (97)
276人が棚に入れました
数千を超える学校で形成された巨大な学園都市「キヴォトス」。ここでは銃を手にした生徒たちの諍いが、日常的な風景になっている。その中で、砂に包まれた「アビドス高等学校」は廃校の危機に瀕していた。状況を脱すべく奮闘する「対策委員会」の5人の生徒が、「先生」と呼ばれる“大人”と出会い、物語は動き始める。生徒と青春、学園と銃。彼女たちが目指す未来は


声優・キャラクター
砂狼シロコ:小倉唯
小鳥遊ホシノ:花守ゆみり
黒見セリカ:大橋彩香
十六夜ノノミ:三浦千幸
奥空アヤネ:原田彩楓
アル:近藤玲奈
カヨコ:藤井ゆきよ
ハルカ:石飛恵里花
ムツキ:大久保瑠美
アロナ:小原好美

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

金と暴力で全て解決出来る透き通った世界観!キャラ萌えすれば観れなくもないかも…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.24

 ホシノ先輩奪還作戦!先生もこんな自殺行為を良くやらせますね…。何か援軍が来て上手くいった流れですが、こんなの計算に入れんなよ…。

 敵のカイザー・コーポレーションも、たかだか相手戦力が数人増えただけで全滅すんのか…。ヘルメット団や傭兵団でも呼べば良いのにね。学習しない奴らです。初戦じゃ無いんでしょ?

 それか、何故か女子達の後ろにふんぞり返っている先生を狙えば良いのに。

 こいつの存在がどの程度戦力増強に資しているかは終始不明ですが、先生を狙えば、ある程度の戦力を割いて守るという謎行動を女子達はとるので、戦況をコントロール出来ます。
 
 まぁ、敵はNPCの烏合の衆なので、そんな能力は無く、大人しく捕まっていたホシノ先輩も解放できました!先輩…、中で暴れて自力脱出出来たでしょ…。

 走りながらショットガンぶちかませる超人ですよね?自分の武器が無いと役立たずになるのはお約束かぁ…。

 アニメ勢には知ったことでは無い原作縛りのため、単体作品としては高評価しづらいアニメでした。

 後、疑問なんですか、シロコは元浮浪者でホシノ先輩に拾われて高校生になった様ですが、そんなんで良いなら全校生徒が5人になる前に使えそうな孤児でも拾ってくれば良かったのでは?自爆工兵位にはなるでしょ?

 原作の某国には、奨学金受給学徒兵みたいな制度があるのかもしれません。こんなことしてるから金が無いんだよ!

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 11話まで観ました。2024.06.17

 高校と街の関係がよくわかりません。土地建物は高校の所有で住んでるケモケモ人は年貢でも納めてるのかな?意味不明です。

 10話でカイザーコーポレーション軍に街の住人が無差別に襲われたりしますが、住人は武士の生活をサポートするためだけに存在していると看做されていた江戸の町人みたいなポジションなのかな?何のために落ち目の高校が支配する街に住んでいるんでしょう…。NPCだからどうでも良いのか…。

 ホシノ先輩の退学届は先生が受理していないので無効!暴力で奪還するぞ!という展開になりました。もう、物語もクソもあったもんじゃありません。

 エデン条約の話が少し出てきますが、条約に何の効力があるのか…。この世界の人間に、契約や約束とかを守る意識があるとは思えません。条約って何?美味いの?
 
 結局、暴力が正義の透き通った世界観なので、ウダウダ言って無いで、挙兵するのが一番ですね。借金もついでに踏み倒せよ…。揉め事は決闘裁判で解決!神は強い方の味方なので死んだら負けぇぇ〜。ひどい話やで…。

 有名ソシャゲ原作じゃ無い、オリジナルアニメだったら、マジで意味不明なクソアニメとして名が残ったでしょうね。色々残念です。

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 8話まで観ました。2024.05.27

 Aパートで水族館へ皆で遊びに行きました!若いねーチャンがわちゃわちゃしてりゃ楽しいのです!会話に内容が無くてもね!マジでどうでも良いことしか喋らんねぇ…。

 Bパート、ホシノ先輩周辺に何か不穏な動きが!?ちょっとシリアス?怪しい契約書も出てきて…。

 まぁ、全て暴力で解決できるので、大して伏線にもなっていませんね。竹槍でドンと突き出す二分五厘みたいな透き通る世界観なので心配御無用!観ている私の心も凪状態です。

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 6話まで観ました。2024.05.14

 戦闘描写が酷い…。物語が荒唐無稽なのは仕方ないにしても、これはどうにかしないと挽回不能ですね。

 剣や魔法ではなく、近現代兵器を使用しての戦闘をアニメ化するのは難しいです。特に銃器を使用するアニメは…。

 棒立ちのマスケット銃兵みたいなモブ戦闘員…。街の看板すら撃ち抜けない豆鉄砲…。近距離で混戦状態なのに迫撃砲を撃つのにこだわるアホなモブ戦闘員…。

 火砲の間接射撃と言う概念が無い様です。日露戦争の頃にはやってますよ?モブ戦闘員が無能過ぎます。

 モブ戦闘員は廃して、主要キャラ同士のガンアクションにした方がアニメ向きだと思います。どうせリアルな戦闘描写をする力量は無いんでしょ?この辺はゲームの戦闘パートから改変しても良かったのでは?

 結局、ネームド達のガンアクションとモブ相手の陣取り、制圧戦が上手く噛み合っていないのと、被弾しても怪我もしないという茶番バトルがアニメ的な戦闘描写の面白さを徹底的に阻害しています。

 シナリオで評価される様な物語では無いのですから、アニメの動きの面白さで頑張らないと駄目ですね。

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 5話まで観ました。2024.05.06

 4話で銀行強盗したり、5話でラーメン屋を吹き飛ばしたり、エンジョイバイオレンスなお話が続きます。

 一般モブ市民は死なないのかな?NPCだから時間が経過すれば湧いてくるのかな?犬の店長さん、無事で良かったです。

 先生みたいな、良識のある機関に所属する常識人キャラなど削除して、武装サイコパスのハチャメチャ戦争ギャグにした方が良かったのでは?

 敵も味方も、一般市民なんて肉の壁や自走自爆兵器位にしか思って無い位ハジけていても良さそうです。もちろん、借金なんて返す気はありませんよ?

 86団との抗争が終了したら、仲直りに店長を具にした赤犬ラーメンをみんなで食べる位の気合が欲しいですね。
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 3話まで観ました。2024.04.22

 人気キャラだという、86団登場!そして緩いサバゲ戦闘に突入し、先生の作戦で味方の動きが良くなって勝利しました。

 作戦?何もやって無いような気がします。タブ太郎先生、身体強化魔法でも使えんのか?それよりドローンにミサイル積んでぶっ放せよ。前回やったろ?必要なのは兵隊の数と火力だ!

 銃器もBB弾位の威力しか無いようです。左手に盾持って金属バットか木刀を振るって突っ込んだ方が良くね?近接攻撃じゃ敵を無力化できないのかな?

 シリアルコード等の特典がついた円盤のオマケアニメなので、何となく楽しい雰囲気で物語が進めば良い様です。これからも尖ったことは起こらんのでしょうね。
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 2話観てのレビューです。2024.04.15

 覇権候補らしいですが、原作縛りのため、アニメとしての出来はイマイチです。

 戦闘シーンも、戦略、戦術的に観るべきところがありません。ヘルメット団の拠点を陥落させたりしますが、誰が占領継続するの?味方は5人しか居ないのに…。

 ヤバい事に、味方は敵の機甲部隊に対する抗戦力がありません。対戦車ライフル位あればな〜。

 ドローンが優秀でミサイルを搭載出来る様ですが、何故かヘルメット団は脅威と感じていません。まずドローン娘を何とかしろよ…。

 ドローンにはミサイルがあるのに、N2地雷的なモノで味方を巻き込んで爆破して敵装甲車両を撃退しますが、なぜ味方は無傷?

 ドローンに何らかの制約があるなら、敵は装甲車両で学校に突入すれば、無血占領出来るじゃん…。

 多分、ゲーム縛りで歩兵じゃないと拠点を占領出来ないのでしょうが、アニメ勢には知ったことでは無いわけで…。

 茶番的戦闘をずっと繰り返すのか?アークナイツより酷いですね。これでシリアス路線になったら、ヤバいでしょ。

 キャラにもアニメ的な魅力がありません。今回クローズアップされた黒髪猫耳娘は、見た目アズニャン中身キャルのツンデレで個性皆無です。
 
 ゲームキャラなら、テンプレ判子キャラでも良いのですが、アニメでこれはキツイです。ゲームキャラに変な個性や設定があると、操作や感情移入しにくいので、其辺は理解していますが。

 でも、もうちょっと何とかならないかなぁ。女戦闘員ですよ?何も、常在戦場で風呂嫌いのため異臭がする上に、歯も磨いたことが無いので虫歯で奥歯が無く、顎がシャクれているとかの極端な個性をつけろとは言いませんが、あまりにも無味無臭すぎます。

 アンチと擁護の場外乱闘を楽しむアニメというのも新基軸かもしれませんが、今のところ、オススメ度は低いです。
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 初回観てのレビューです。2024.04.09

 原作ゲーム未プレイです。学園で女子高校生が銃器で戦うバトルギャグの様です。

 うぽって!!か?と、言うのが第一印象です。ただ、うぽって!!と違い、銃器を女子化したギャグアニメでは無い様です。

 登場人物は、主人公で指揮官の男先生、ショットガン使い、狙撃手、機関銃手、アサルトライフル使い、ドローン偵察兵です。

 後は擲弾兵とか、歩兵砲使い、火炎放射器使いとかが出てきたらそれなりの陣容になりそうです。戦闘の絵面的にライフルマンだけだと地味なんですよね。ドールズフロントラインなんかはそうでした。

 最終的に吶喊して銃剣で制圧するなら、ゴールデンカムイっぽくなりそうです。

 まぁ、どちらにしても使用兵器に性格とかが紐づけされている訳では無さそうなので、なぜ、このキャラはその兵器を使用しているのか?とか疑問に思うと楽しめなくなりそうです。

 1話観ると、バトルは派手ですが、機関銃手(ガトリング女)には、機甲拳骨かRPGでもぶち込めよ!とか、銃弾効かないなら、銃剣とかヒート剣で刺殺すれば良いのにとか少し思います。

 銃撃戦を楽しみながら超人的だけど可愛い女子高校生達を楽しむ作品の様です。女子高校生なら何をやっても許せるし楽しめる!と、昨今は言えない風潮(ポンのみちとか…)なのが少し心配ですが、視聴継続です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

4話 キャラ萌えもできないし、面白味が何1つ理解できなかったので断念

1話 ソシャゲ原作なので固いことを言わずに見たいと思います。

{netabare} 韓国のソシャゲということくらいしか知りません。1話を見る限り謎は大きく2つ。
 1つはなぜ学校の借金を少女たちが背負うのか。もう1つはあの先生は多分「はるな」という娘…連邦生徒会長という人物の名前を意図的に伏せている感じなのでおそらくの「はるな」(訂正 アロナでした。聞き間違いです)という子の要請で先生が来たということだとおもいますが、その意図は?

 設定それ自体はゲームですからどうこう言っても仕方がありません。「ガルパン」や「アスタリスク」(訂正:むしろ「鋼殻のレギオス」とか「ダリフラ」ですね)などを考えれば、それは保留すればいいと思います。頭のわっかが気になりますが、生活している人にはないので戦闘員という目印なのかな?その意味で空に見えるサインもそこに拠点があるということだと思います。
 ただ、2重構造の気配もあるので、虚の世界が今の世界か「はるな」のいる世界なのか、ですね。

「図書館戦争」みたいに殺傷力がある兵器ではなさそうですが、冒頭のシーンから言えば命のやり取りがある世界に移るのかもしれません。冒頭の男性は先生と考えればいいのでしょうか。つまり、裏切り?

 まあ、そんな感じですね。さすがにソシャゲのアニメ化ということで含意は薄いでしょうけど、ある意味感動ものにはなるのでしょう。リラックスして世界観をどう作っているのか見せてもらおうかな、と思います。

 バスの停車ボタンの時にセリフを言うのは滑稽でしたね。演出で気を付けるのは、そういうところですね。なお、韓国では2つ停留所を言っていた気がするのですが、今は違うのかな?

 作画はちょっと前なら褒めたかもしれませんが、今期他にもっとレベルが高いのがいっぱいでてきたので、もう古く感じます。技術の進歩は恐ろしいです。{/netabare}


2話 先生が助けてくれるのが「上から目線」という感覚が面白い。

{netabare} 1話で少しSF的要素を感じたのですが、2話を見る限りあまりSF的な考察する意味はなさそうに見えました。連邦生徒会長が違う世界に隠れていると思ったら、AI的なものっぽかったですね。要するにゲーム原作なので先生=プレイヤーの立場として全体を俯瞰できるという意味のサポート役でしょう。

 本作のストーリーはSF的考察の為に伏線を仕込んでいるという作品ではなく、ゲームの進行とともに徐々に世界観が見えてくる感じなんだろうな、と思います。

 それにしても「上から目線」という単語を1晩で2回聞きました。「鑑定スキルで…」も言ってました。あちらは貴族→奴隷的な身分の女の子、本作では先生→生徒なんですよね。いや、上から目線で当たり前の立場だろ?と思わなくはないですが、これが例のZ世代なんでしょうか。時代の感覚を知るのに重要かもしれません。

 それで反抗して孤立して結局助けてもらうという流れも同じですよね。この描き方ってなんでしょうか。身分とか貴賤がフラットになるのは良い事なのかもしれませんが、リバタリアニズムに支配された自己責任の世の中ということかもしれません。そりゃあ生きづらいでしょう、という気もします。

 2000年代前半にはなかった言葉ですよね。登場したときには品のない言葉だなあ、と思っていました。バラエティとかで芸人が使いだしたのかな?ちょっとこの「上から目線」を哲学すると最近のアニメは見方が変わるかもしれません。

「ガールズバンドクライ」の2話の後半でも「上から目線で腹が立つ」でした。{/netabare}


3話 なぜ突然こんな緩く?美少女サバゲ、超劣化ガルパンで終わるのか?

{netabare}  突然牧歌的な戦争ごっこ…サバゲになってしまい訳が分かりません。前回までのシリアスはどこに行ったの?と、思ってたら最後の30秒でまた世界観の違うキャラが…

 この世界がどんな状況なのかには興味があるものの、この話のチューニングだとつらいなあ…戦闘員が美少女だけ、ということだけでちょっと設定的には緩いのに。ガルパンくらいぶっ飛んだキャラと世界観が提示できるか、ですね。今のままだと超劣化ガルパンです。

 うーん、うーん、まあ次回までは様子見ます…多分。{/netabare}

4話 面白味が何1つ理解できなかったので断念

 なぜ借金をしたの?とか、頭の輪は何?とか、連邦生徒会って?なぜ戦ってるの?アロナ何者?等々は最終的に謎ですが、それはいいんです。謎を解明するのでも、謎は謎で保留して話が進むのでも。

 ですが、ストーリーそのものが全く面白くないです。スマホゲーのアニメ化だから深さもメッセージもいいんです。そもそもこのジャンルに整合性があるストーリーは期待していません。
 ですがそれを理解した上で、本作は、戦闘美少女ものとして、美少女部活もののとして、SFとして、コメディとして、何を面白がればいいんでしょうか?勝利の戦略が興味深い、戦闘シーンが秀逸、エロい、可愛い、借金を返すカタルシス、ギャグが切れている、百合、ゲストキャラとの駆け引き…うーん、一つもできてない気がします。

 キャラにしても萌えられるかと言えば、テンプレ美少女です。入り込めれば可愛いのかもしれませんが、キャラの可愛さで言えば「アークナイツ」のアニメの方が作り込みとキャラデザで理解できました。アニメとして後発なら少なくともあれは超えないと…

 ゲームのファンがキャラが動いているのを楽しめればいいのでしょうか。海外のソシャゲなのでマーケットが見込まれるから、という感じ?いずれにせよ私には面白味が何一つ理解できませんでした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

群像劇として下の下の出来

正直、自分が今一番ハマっているゲームのアニメですからあまり悪いことは言いたくはないんですが、期待外れ感は否めませんね。
本当につまらない。


その原因は主役の不在。
正確に言えば、主軸となる視点を持つキャラがいないことが原因なんですよね。

そもそも本作品はゲーム→アニメと媒体を変えたせいで、主人公である「先生」の視点を一人称から三人称にしています。
それはいいんですが、三人称にした弊害として、先生というキャラを作らなければいけなくなったという事。

一人称の時の利点は、プレイヤーがそのまま「先生」というキャラに入り込むことができ、簡単に没入感を得ることができる点にあります。
しかし、三人称にするということは即ち、一般アニメの主人公や、このゲームで言う美少女キャラクターのように、キャラ設定をしっかり考えないといけないわけなんですよね。

でも本作はそこら辺が疎かになっているワケです。

「これは対策委員会編のお話だから対策委員たちが主役なんだよ」
そういう意見もあると思いますよ?

しかしブルーアーカイブを初めて見た視聴者さんは、世界観すらロクな説明もないまま、対策委員というよく分からない団体に感情移入してくださいって言われても、そんなの無理な話ってわけです。

しかし先生というキャラはフラットな状態なわけです。
そういう物騒な世界観に驚く、価値観に驚いたとき他のキャラに説明を促すなど、視聴者に「本作の設定」を伝えさせるそういう役どころを与えられたはずです。

そういった視聴者と情報を共有したり、感情を共感させる要素が「先生」という主役には全く足りていないから、本作品に主役がいないように感じるんですよ。


ならキャラの掛け合いや行動からイベントが起きたりする、そういう群像劇としての評価はどうかって話ですが、正直下の下の出来ですね。
これも主役の不在が主な原因なんですよ。

群像劇っていうのは、主軸となる視点がいて初めて土台が安定するんですよね。
デスゲーム系の作品にはそういった群像劇が多いんですけど、
例えば「ひぐらしのなく頃に」なら前原圭一、未来日記なら天野雪輝と、物語の始めには必ず「主軸」となる視点のキャラがいて、その主役のシーンが十分見せ終わった後の話でようやく他のキャラクターにスポットがあてられるわけです。

ではなぜそうする必要があるのか?

それは、「誰に感情移入するか」作品の最初はまだ決まっていないからです。
当然ですよね。読者・視聴者はその作品を今初めて知ったわけですから。

その作品の最初に主軸となるキャラを出すことで、すんなり読者・視聴者はそのお話に入り込むことができるわけです。

しかし、もしそういったキャラがいない場合どうなるのかといいますと、感情移入をどのキャラにしていいか分からないため、物語の本筋がブレるんですよね。

物語の本筋がブレるというのはすなわち、どの話をメインストーリーとして受け取ればいいかが定まらないという事を指します。

本作で言えば、シロコが仲間を守る話なのか、先生が問題解決に奮闘する話なのか、ホシノが仲間のためを思って行動する話なのか、どの要素が主軸と話が進んでいくのかが定まっていないため、非常に見ずらい物語になるんですよ。

主人公が決まっていれば、主人公の物語がメインストーリーだとすぐに受け取ることができるんですよね。

そのため、この作品には群像劇にもかかわらず主軸となる視点、つまりは主役となりえるキャラが、主役である意味を成していないため、普通の物語としても、群像劇としても全くの不出来というわけです。


ここまで散々言ってきましたが、一応良い所も。

キャラがちゃんと動いてるのはいいでしょう。
目立った作画崩壊がないとかも。
声優さんの演技は普通に良いです。
OPとEDが素晴らしい。

以上ですね。
それ以外は褒めるようなところは一つもありません。

1ゲームファンとして、対策委員会編のお話(第1・第2章)は、ブルアカという作品の世界観や設定というものを上手く物語に落とし込む作業を「どの編よりもするべき」だったのではないかと思います。

そしてちゃんと先生を主人公にすべきです。
共感させなきゃいけない主人公なんですから、心理描写や行動原理、何を思ってどう行動しようとしているのかを描くべきです。
一人称から三人称にした時点で、一人称の時にあったプレイヤーが先生になる事で生まれる没入感の仕掛けは無いも同然ですからね。

そうすれば、3つ目のお話であるエデン条約編をアニメにしようとした時、スムーズにお話が作れると思うんです。
2つ目のお話は先生の出番はほとんどありませんし、多分掘り下げもそこまでできないでしょう。
次があるかどうかは、本作のクオリティを見れば絶望的ですが。

というわけで、本作をおススメできる人はブルアカをやっていてキャラが動いて喋ってればいいという方だけですね。
もしくは、出てくるキャラがドストライクだった人とかですか。
お話の面白さを期待している人には見るだけ時間の無駄だと思います。

以上です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

78.5 2 マスコットで学園なアニメランキング2位
ましろ色シンフォニー -The color of lovers-(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1489)
8370人が棚に入れました
ごく普通の中流家庭の人々が住む「新市街」と、裕福層が主に暮らす「旧市街」の二つの区域から成る町「各務台 (かがみだい)」。
新市街に住む少年「新吾」が通っていた「私立各務台学園」が、経営難に陥ったことで旧市街の名門女学校「私立結姫(ゆいひめ)女子学園」、通称「結女(ゆいじょ)」への統合が計画された。試験期間として設けられた仮統合前日、選抜生徒のメンバーとなった新吾は、いつもの様に迷子になった妹の「桜乃」を迎えに行き、彼女を連れた少女「愛理」と出逢う。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

癒し猫発見d(=^‥^=)b ニャッ!

■「ましろ色シンフォニー」ってどんなアニメなのかなぁ(゚∇゚ ;)エッ!?
高校生のピュアな恋愛を描いたストーリのようですね!
それと、原作の・・・ゲロエ・⌒ ヾ(*´ー`) ポイッって感じの作りになっているみたいですね♪
久しぶりに綺麗過ぎるほどの純愛ストーリーが見れるのでしょうか?(^ー^; )"~サア?
英語版タイトルで「Pure White Symphony」なので、「ましろ色」って「まっしろ」って事でいいのかな?
無垢で、純真な、ピュアな恋愛をどのように見せてくれるのでしょうね♪
 
ちなみに舞台背景は旧市街と新市街が混在する各務台[kagamidai]っていう街なのです。
旧市街にあった共学の高校が、経営難で閉鎖することに・・・アラアラ('-'*)マアマア
そのため、新市街の私立結姫女子学園に生徒を受け入れてもらうことになるのですけど、まだ仮統合なので一部の選抜された生徒達だけが試験的に結女に通えることになるのでした♪
そんな新しい学園生活で、きっと新しい恋が生まれていくのですね♪
 
 
■「ましろ色シンフォニー」と出逢った日の日記((φ(~∇~*)
やっぱりこの手のアニメはキャラがみんな可愛いですよね(⌒^⌒)b
でも、ちょっとキャラデザが似通っていて個性が薄い印象ですね!
第一印象は髪型とか髪の色で判別するようなイメージだったのでもうちょっと個性的にしても良い印象を受けました。
ところが一人だけ・・・じゃなくって一匹だけ愛嬌を振りまいている個性豊かな生物がいたのですw
その名は「ぱんにゃ」
猫の様なのですけど、鳴き方が「うりゅ~♪」って鳴くんですよ(*´∇`*)
あぁ~こんな所に癒し猫発見なのです♪
なんだか「ぱんにゃ」だけで十分満足できちゃいそうなので、この作品は完走決定です∑('◇'*)エェッ!?
 
ストーリーは何となく安心できるようなベタな展開になるような予感がしますね♪
まっしろな恋心がどんな色に染まっていくのでしょうね。。。o(゚^ ゚)ウーン
まさかのドロドロ展開で「ドス黒シン腐ォニー」なんてならないでしょうけど(*゚v゚*)ププ
この作品には特に奇抜な展開は求めてないので、爽やかな恋愛感と心温まるピュアラブな展開を存分に見せて欲しいと思ってます♪
 
 
■総評
久しぶりに良い純愛ラブストーリーに出逢えたって感じでしたぁo(*^▽^*)o~♪
主人公の新吾くんの立ち振る舞いはとってもよかったです(o^∇^o)ノ
キザすぎず優柔不断でもなく、細やかな目配り気配りができるので協調性もあって、こんな好青年を女の子は放っておかないですよね(・-・*)ヌフフ♪
新吾くんはどんな女の子とラブラブ街道まっしぐらなのかなぁって思いながら毎話楽しく見させてもらいました♪
そして最終的に新吾くんが、新しい学園生活を前向きに考えられるきっかけを与えてくれた女の子の事を、最終的に好きになったのは、アタシσ(゚-^*)的にはとっても自然で納得できる綺麗なハッピーエンドだったと思っています!
 
また、癒しのオーラ全快で、いつもヾ(@~▽~@)ノホヘーってさせてくれた「ぱんにゃ」はただの癒し系キャラでは終わらなかったですね♪
「ぬこ部」って部活の設定も物語の良いアクセントになってたなぁって思いました(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
まだ見ていない人は「ぬえ部」って∑(-x-;)ナ、ナニッ?って思うかもしてませんけど、その活動内容と「ぱんにゃ」の存在は「ましろ色シンフォニー」っていう作品に個性という色を付けてくれていたように思えます((゚ー゚*)ンダンダ
 
恋愛って十人十色で色んな感情や表情を見せてくれるものですけど、「ましろ色シンフォニー」では前向きな恋愛模様を中心に描かれていましたね♪
恋と好意の微妙な気持ちや、好きと伝えられない恋心、などなど・・・
もちろん、恋叶わずに辛い思いをする子もいる訳ですけど、気持ちの切り替え方なんかの描き方も、あっさりし過ぎず、うじうじし過ぎずの絶妙なサジ加減で描かれているのが印象的でした♪
 
またそれ以外では、「ありがとう!」って言葉がとっても印象に残ってるんですよね♪
さりげなく使われているのですけど、気まずい雰囲気の関係の中でも「ありがとう!」って言えるって大切ですよね(^-^)
そういった言葉を上手に使って心情描写がなされているのもこの作品の印象を良くしていたと思ってます♪
 
派手な演出や展開など、刺激を求めて見るようなアニメではないので、綺麗な純愛ストーリーを見たいなぁって思ったら是非見て損はない作品だと思います♪
σ(・・*)アタシが泣かされたキャラは・・・もちろん「ぱんにゃ」でした♪o(=´∇`=)o


■MUSIC
OP曲『Authentic symphony』
 【歌】ちょうちょ
 神様のメモ帳の「カワルミライ」に続く2ndシングルですね♪
 歌い方に飾り気はないのですけど、心にストレートに響く美麗で可愛い歌声がいいですね♪
 疾走感がある楽曲で着々とファンを増やしてる感じですねv(´∀`*v)

ED曲『水彩キャンディー』
 【作詞・作曲・編曲・歌】marble
 ましろ色シンフォニーにぴったりなナンバーですね♪
 色鮮やかな恋愛模様の甘く切ない気持ちを歌いあげてましたね(*^_^*)
 かなりキャッチーな曲ですけど飽きが来なさそうでこの中で一番好きかも♪
 marbleは、たまゆらの第4話で「やさしさに包まれたなら」を挿入歌として歌ってたんですよ♪
 
挿入歌『さよなら君の声』
 【歌】美郷あき 
 この曲聴くと紗凪ちゃんの失恋シーンを思い出しちゃいますq(T▽Tq)
 「こんな悲しいなら出逢わなきゃよかった」って歌詞が胸に突き刺さりますw
 ストレートな歌詞としっとりとした曲調で切なさをかもし出しているナンバーです♪
 

2011.10.17・第一の手記
2011.12.24・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.09・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 68

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

素敵なタイトルですね!

恋する少年少女に贈るピュアラブストーリー。

◆この作品の概要は・・・
経営悪化になったお嬢さま学校が経営を立て直す為に他の学校の生徒を実験的に編入。
今まで女子高だった学校に主人公の瓜生新吾など男性生徒も入ってくることになるのだが、そこから繰り広げるピュアなラブストーリー。

◆タイトルがとても素敵ですね・・・
ましろ色とはどんな色でしょうか?
『女の子は何色で男の子は何色か?
女の子は赤?男の子はなんだろう、よくわからない。
何色かをした女の子、何色かをした男の子、そんな2人が出会ったらその間は一体何色なんだろう?
きっとまだ真っ白。
設えたばかりのキャンバスのようにこれからの色をしている。
だからきっと恋の色は白い色。
2人の色で染めてゆける無垢で純真な白い色。』
第1話冒頭に流れるこの素敵なフレーズからも、とても純粋な展開が期待されます。

◆第1話視聴・・・
登場する女の子達がみな抜群に可愛いですね♪
元はエロゲ原作なので、てっきり最近流行りの第1話に過剰なおパンツ描写を持ってくるようなアニメかと思っていましたが、ちょっとだけサービスシーンがあったぐらいで、あとはそのような描写は全くありませんでした。
ピュアストーリーと銘打っているだけあって、このまま素敵な物語になるといいですね♪

◆前半視聴・・・
元々女子高だった学園に別の高校の生徒が編入する事によってどう周りと打ち解けていくのか?
女子ばかりの所に男子が入りどう打ち解けていくのか?
このあたりの描写はなかなか良かったと思います。
注目すべきは瀬名愛理の瓜生新吾に対する態度ですね!
瀬名愛理が初めて出逢った時に見せた爽やかな笑顔とは一変、学校ではツンツンした態度を見せますが、この先2人がどう仲良くなっていくのか楽しみです。
良い感じのツンデレぶりが期待できそうですね♪

◆後半視聴・・・
私このレビューで素敵なピュアな作品で期待できると記載してしまったので、もしエロ路線に走ってしまったら赤っ恥だー(///o///)ゞと危惧しておりましたが、そんな心配は全く無用でした^^
純粋なラブストーリーであると共に動物愛護の展開へ。
ただラブよりも動物愛護の描写が大きくなっていきます。
そして終盤は恐らく誰もが『なんだとーーーーーーーーー』と声を上げた事でしょう^^;
もちろん私も上げました^^;
ちょっと私的には納得のいかない複雑な展開になってしまいましたが、ぱんにゃの可愛らしすぎる姿に胸がキュンキュンしっぱなしだったのでこれはこれでよし(*'-')b OK!
おそらくぱんにゃを前面に出したかったからこういう展開になったというところでしょうか。
とはいえ、恋が成就する人もいれば恋が叶わなかった人もいます。
ありきたりな表現ですが、恋愛というモノは甘いモノだけではない、失恋から学んで立ちあがって強くなっていく。
この作品の恋愛観についてはデレデレな恋愛描写よりも、むしろその裏に描かれた恋が叶わなかった側の描写の方がとても切なく丁寧に描かれていて心に残りました。

◆声優陣は・・・
瓜生新吾 : 水島大宙(コードギアスのロロ・ランペルージ)
瀬名愛理 : 小野涼子(俺たちに翼はないの玉泉日和子)
瓜生桜乃 : 後藤麻衣(恋姫†無双の劉備)
天羽みう  : 力丸乃りこ(To Heart2の小牧愛佳)
アンジェ  : 壱智村小真(11eyesの広原雪子)
乾紗凪   : 吉田真弓(俺たちに翼はないの渡来明日香)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 55

ks さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

PCゲームのアニメ化の模範的な成功例です!

原作プレイ済み!全ルートクリア済み。

思いのほか、悪くないです。絵にそんなに違和感もないし
さらに原作から声が変わってないのは嬉しかった!

第一話
掴みとして悪くないスタートを切って安心した。
女の子が可愛くて生き生きしてると思う。
続きが気になる良い所で終わらせたので初見の方も次回が観たくなるでしょうね。

第二話
環境はあまり良くない状態からの生活は見てて可哀想と思うけど、元が女子高なのだからああなるのは仕方ないのかな?
自分だったら心折れますね間違いなく。瓜生君は(主人公)良い子だな。しかし、瀬名 愛利は手ごわそう…。頑張れ!瓜生!

第三から五話まで
瀬名が可愛い感じにデレテきてやばい…。恋する乙女になってきた!「瓜生は他の人とは違う…。」最初出会ったときからこうなるなんて誰も予想がつかなかったでしょう。
え?そうでもない?ゴホン。
とにかく面白くなってきた!アンジェもまた変化しつつあるようで。さて、瓜生はアンジェの頼みを受け入れるのかな?
受け入れたら…ルート確定?

六話
どうやらアンジェは勝手に上がりこんだ様子。食事にお風呂に添い寝か…。うらやましい。けれど瓜生は人畜無害な子。手を出しません。いえ、違います。出せません。彼はそういう人なのです。展開は少しオリジナルを交えてきましたね。原作ファンなら色々と違いに気づけるかも?
瀬名はもうベタ惚れだ。一緒に風呂だと?二日つづけて女の子と?もう勘弁して下さい。

七話
ぬこ部のお話っていうか、乾のお話がメインでした。
原作をPCとPSPどちらもプレイした私からすれば、やっほおおおおおおお!!!でした。可愛いすぎて死ねる。
ココア買ってきたけど、素直になれず、渡せずじまい。王道だけど、いい。むしろいい。
新吾君モテすぎwwwwワロタwwwワロタ…。




最終回の前

終わりまでレビューを書くつもりはなかったのですが
あの展開を見て書くしかないと思い、こうして書いてるのですが…。いや、まさかの展開でしたね。ほんと。
新吾が頬を染めてる時点で予感はしていたのですが…。

私は乾が大好きなので、正直ショックすぎて言葉が出なかったです。これ以上書くとあの人の事を書いてしまいそうだ。
また最終回で…。

最終回。

私はぱれっと(ましろ色の制作会社です)はあえてこの展開にしたんだと思います。
前半と中盤で愛理やアンジェ、そして紗凪。この三人の可愛いさをだしてファンを獲得しつつ、更に私のような原作組も満足させつつ最期にみう先輩で終わらせる。

こうすることにより原作組ではない方は見ていく中で好きなキャラが出来てくるはず。
その上でそのキャラと主人公が恋人にならずに終わる。原作が気にならないはずありませんね。
もちろん原作組も十分に楽しめる展開になっていたので問題なし。あのインパクトは当分忘れられないです。

もともとPCゲームやギャルゲーのアニメ化は新たなファンを増やしたり、ゲームを買わせるため等が理由ですが、ここまで計算つくされていたのは驚きです。

ここまで書いておいてなんですが、あくまでこれは私の想像です。考えすぎかもしれません。
ただゲーム自体は面白いしやって見てほしい位なので、別に困るわけではないし、むしろ嬉しいくらいです!

この作品はいい出来でした!それは間違いありません!
見てない方は是非!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31

68.7 3 マスコットで学園なアニメランキング3位
けんぷファー(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (918)
5484人が棚に入れました
ごく普通の男子高生・瀬能ナツルはある朝、突然目が覚めると女になっていた。
覚えのない性転換に愕然とするナツルだが、追い討ちを掛けるように臓物アニマルのハラキリトラから「ケンプファーとして戦え」と告げられる。一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていくナツルの運命やいかに!?
幼馴染・生徒会長・メガネっ娘の相棒など、美少女満載のバトル入り学園ラブコメディー。

声優・キャラクター
井上麻里奈、堀江由衣、名塚佳織、阿澄佳奈、中島愛、野村道子、田村ゆかり、水樹奈々、能登麻美子、内海賢二
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

性転換、声優アニメネタ、ラブコメ、バトルなど多彩な要素を持つアニメ

主人公は瀬能ナツル。

佐倉楓からもらった臓物アニマルシリーズの腹切りトラのぬいぐるみを貰ったことから''けんぷファーに変身''出来るようになる。しかしけんぷファーは女性にしか認められないので男のナツルは変身している間は女性に強制的になる。けんぷファーになる資格は''モデレーター''に認められた女性。

モデレーターの説明は11話にある。

けんぷファーに変身すると特殊能力や武器が使え身体能力も格段にアップする。

学校は男女共学だが男女を隔てる環境が兎に角厳しい学校。男女は別校舎になってて図書館などの教養スペース以外はセキュリティー、鉄壁などが隔てている。

兎に角いろいろ詰め込んだアニメ。

性転換、臓物アニマルたちは野村道子、水樹奈々、能登麻美子、田村ゆかり、今は亡き内海賢二さん、など豪華声優陣、そしてナツルを巻き込むラブコメとけんぷファーバトル。

しかし、バトルはあまり無くひたすらナツルとのお決まりの主人公が鈍感の進展の無い過程を楽しむラブコメ、それもTV版にしてはエロい部類のラブコメ。もちろん無修正のblu-ray版はもっとエロいです。

ひたすらラブコメやデート回が多く、やっとけんぷファー絡みで動いたのは7話。しかしまたデート回。

やっと話が進展したのが9話。

そして全12話ということでもちろん、完結はしません。しかも本編は11話で終わりで俺たちの戦いはこれからだと言わんばかりの終わり方、そして最終回は本編とは関係のないOVA要素が強い第12話です。

けんぷファーバトルの説明はすこしあるのですが、臓物アニマルの正体や黒幕の人はどうしてそうなったのとか、バトルによる勝ち負けは一切ない進展しないけんぷファーバトル。シュベアト、ゲベアー、ツァウバーなどドイツ語がなにかの複線なのかとも思いましたが一切説明なし。

風呂敷を畳きれなかったアニメの代表という位置づけです。

銃や剣や特殊能力のバトルはあるが血は一切でない勝ち負けのないものですのでバトル要素は薄いです。アニメの題名にもなっているけんぷファーバトルは二の次のラブコメネタアニメでした。

あまり物語に集中しないでラブコメやネタを気軽に見れるアニメでしたので、これはこれで面白かったアニメでした。作画も安定して綺麗で、絵で見ても視聴し甲斐のあるアニメです。

自分的に気軽に見れるアニメの仲間入りです。しかしすこし過激なシーンもありますので一人で見るに限ります。

{netabare}
しかし、このアニメは絵はすごい気合が入っていますね。臓物アニマルの擬人化、しかもアイキャッチのみの使用でのいろんなキャラ(ミクとか)などキャラデザの無駄遣いがすごいと思いました。

11話でけんぷファーや重要な説明があり佐倉楓がモデレーター(洗脳?それとも宇宙から来たモデレーター本人?)で白のけんぷファーが動き出したところで終わるのでが、物語要素は好きなので、ラブコメだけではなく物語の進展も見てみたいアニメです。

しかし本当このアニメはラブコメ要素が濃いアニメだと思います。題名のけんぷファー要素の説明が11話のそれもたった30秒くらいのざっくり説明ですからw


11話の楓のセリフで

楓「あなたは最後には女であることを選ぶわ」←女に変身するのは過程で最終的には女性で性別を固めるってこと?全男性消滅作戦?原作を見ていないので意味深な終わり方でモヤモヤしました。

臓物アニマルのアイキャッチ擬人化で一番かわいかったのが火炙りライオンです。しかし声が内海さんなので破壊力(可愛さ、衝撃さ)が半端ないですw

そして多彩な女性キャラが魅力でした。幼馴染で主人が好き、性格変換、ドS会長などなど。。。M属性の私には堪らないキャラ達でした。

特に雫会長には一回詰ってもらi。。。

2期。。。はもうないのでしょうが続編期待です。そういうことなら何年まっても続きが見たいアニメですね。でも内海さんが亡くなっているのでそこは続編絡みで悲しいことです。




{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

けんぷにゃー!

仁義なき戦い!!


自己言及してかないと忘れ去られる赤と青の代理戦争設定
物語性なんてほとんど皆無なんじゃないですかね
11話の喜びの歌が流れた辺りは、いったい何事かと思いましたよ
12話とか全編そんなんですよね、疑問が次から次に湧いてきますが一切解決に至らない
なんですが、謎の中毒性があるんですねこのアニメ
臓物アニマルで言うところのハツが勝手に惹かれてしまう、何故なんでしょう

にゃんこいと同日同時間帯にやってましたね、仁義なき戦い!
9話がどちらも水着回だったりと恐ろしいほどシンクロしてますね
原画に東横桃子が入っとるー
吉原達矢氏です、大きく構えた芝居と舐め回すカメラワーク、見てて気持ちがいいですね
にゃんこいにも原画で入ってましたので、仁義なきtってことでもないか同一人物だし
制作はNOMAD、全体的にはちょっと怪しいかも、7話の鏡像が反転してない作画とか

原作の希望通りな神掛かりキャスチング
堀江由衣、田村ゆかり、水城奈々、能登麻美子
そしてしずかちゃんや2代目ワカメでお馴染、野村道子御方
しかもほっちゃん以外全てぬいぐるみ役だと、なんという声優の無駄遣い
これだけ揃えたとあって声優ネタも豊富です
6話「なぜかお風呂好きの女の子になっていてメガネをかけた少年とロボット(ry」7話「いっぺん死んでみる?」12話「少し頭冷やそうか・・・」他
10話は宝庫でしたね、ゆかりんのラジオネタとか奈々様の阪神ネタとか能登さんのCMネタとか
主人公・瀬能ナツルですが、割と性転換ものって声変えますよね
井上麻里奈さんは芸域も広く男の子役でも結構馳せてるから問題は無いかと思われ
まぁ難しいところですが、元が男なので割り切って見れますね
11話では野村道子さんの旦那様にして大手賢プロの代表取締、にしてラオウの内海賢二さんも出演なさってます
予告では夫婦掛け合いが見えます
えーそれから、名塚さん、祝・ご結婚!

 三    (^o^)   これはきっと
  三   <( )>    両想い~♪
 三    //

  (^o^)   三    見方によれば
 <( )>  三    両想い~♪
   \\  三

OP「あんりある♡パラダイス/栗林みな実」
ED「ワンウェイ両想い/瀬能ナツル・沙倉楓」
どちらも可愛らしい良い曲たちです
EDアニメーションは有名な腰振りEDです、靭帯痛めるんじゃないかってくらいの振り具合ですが癖になります
曲も、ワンウェイ妄想してく~♪の高くなる部分とかかなりツボ入ってます

やはりこのレベルになると、声優がキャラを持ってっちゃうのが如実に顕在してますね
最終回見て特に思いましたが、いやしずかちゃん声のナツルは外して、基本違和感がないんですよね
声優アニメということをここでも認識、まぁ好物なんですが
とりあえず二重人格の美嶋紅音ちゃんブヒイイイイイイイ
白のけんぷファーの4人とか、キャラ付け適当すぎるw
新聞部のKYぷりはいただけませんでしたね、あぁいうノリは
楓とは一体なんだったのか、モデレーターとの関係は明かされず仕舞いですか
てか瀬能ナツル(男)はあれだけ詰め寄られてチンピクのひとつもしないとは


まぶらほの築地俊彦氏のラノベ原作
2期というか特別編が決定しましたね、地上波でも放送されます
キャラは可愛いですしネタアニメ好きの人は見て損なしです
”ある朝目覚めると巨乳の美女になっていた”
なんてことになるかも分かりませんからね、なった時のために是非・・・?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ケンプファーといってもモビルスーツじゃないんですよ~

原作は既読で視聴しました

主人公の瀬能ナツル(せのうなつる)くん(♂)がある日突然ケンプファー(ドイツ語で戦士)のなつるちゃん(♀)に変身してしまうというお話です

かわいい女の子がたくさん登場して
ケンプファーに変身するのですが
実はケンプファーになれるのは女の子だけ

なのに
男の子のなつるくんもなぜかケンプファーに変身して
しかもかわいい女の子になってしまいます

他の女の子のほうはというと
変身すると性格が攻撃的になり
凶暴になるわ
ハイテンションになるわ
Hぃくなるわ
冷酷非情(この子は元から)になるわで

お話の内容が
ラブコメ
ハーレム
美少女
バトル
百合
虐待(個人的主観です)
SM(個人的願望です)
MS(ネタです)


てんこ盛りの
お祭り状態になるのは必至です

原作を先に読んでから視聴したのですが
これだけの要素を盛り込んで
原作12巻分を
1クールのアニメ作品にするなんて

観ている間
お話が収まりきるのか心配でしたが
実際収まりきってませんでした

なにより
この作品の最大の鍵となる
ケンプファーの謎に迫るお話については
ほとんど触れられていなかったのが
非常に残念でなりません


一方で
印象的だったのは
「臓物アニマル」というぬいぐるみの声優さん

原作者さんのお遊びなのか分かりませんが
原作では声の主を声優さんの個人名や出演作品名を挙げて紹介しているのですが
本作品では本当にその通りの声優さんがあてられてました

なかでも
なつるくんの家にいる「ハラキリトラ」の「野村道子」さんと
「ヒアブリライオン」の「内海賢二」さんの共演がよかったですね
(※内海さんについては2013年6月13日に永眠されました)

野村さんは「ドラえもん」の初代(テレ朝版)「しずか」ちゃんの声の人
内海さんはいろいろありますが
個人的に印象に残っているのは「ドラゴンボール」の「神龍」かな?
一番最近のものでは「銀の匙(Silver Spoon)」にも出演されてますね

そして
実はこのお二人
ご夫婦だったというのは驚きでした
正直この作品を観るまで知りませんでした
11話の次回予告ではご夫婦で共演までされてます


こんな大御所声優さんをご指名で起用して
他にも
豪華な声優さんがたくさん登場してて
太っ腹~(ギャラって高いのかな?)

っていうか
こっちに費用掛けすぎてしまって
主軸のほうにお金が回らなくなったから
こんな中途半端な結末になったんじゃないの?
って思うくらいです

最終回は
メインのお話とはほとんど関係のない
臓物アニマルくんたちを主役にした
おまけのエピソード回になってしまって
とても不満の残る内容でした


原作はとてもいいお話だっただけに
ちょっともったいない内容でしたね

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

71.3 4 マスコットで学園なアニメランキング4位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (989)
5230人が棚に入れました
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーによって、強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、植田佳奈、伊藤静、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、伊藤美紀、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

長期に亘る外伝アニメ化シリーズの礎を築いた偉大な?ロリ作品

『Fate』シリーズのイリヤが魔法少女に!?
外伝漫画シリーズ(未読)のアニメ化作品の第1期目。


【物語 4.0点】
単体で観ると、どぎついロリ成分と、マニアックな萌えに時々むせ返りそうにはなるもののw
『Fate』を魔法少女物の王道に置き換えた、まずまずのスピンアウト。


ですが、その後、4期『~3ドライ!!』+劇場版まで視聴した上で振り返ると、
優秀な1期目だったと評価がアップします。


ロリっ娘コスプレ趣味に訴求した「クラスカード」設定も、
『~3ドライ!!』までにこのシリーズなりの「聖杯戦争」として、
ある程度説明が成され。

美遊の過去も『~雪下の誓い』にて判明。


その上で本作を観ると、
イリヤの弱気で泣き虫という平凡な魔法少女属性についても、
冷徹な魔術理論に基づいた『Fate』の世界観に対して、
理論をひっくり返す奇跡をもたらす魔法少女像が追求されていると分る。

ライバル魔法少女・美遊の、
不器用で、ボッチになりがちだけど寂しがり屋な属性についても、
理由を知った上で再確認すると、いじらしくてニヤニヤできる。

など、この1期は後で壮大な展開を上乗せしても崩れない土台となるよう、
考え抜かれているな~と感心します。


一方で、肝心のイリヤの正体など、謎も多く、
シリーズは未だ底を見せていない。


私のツボ:{netabare}第四話にてイメージだけで空を飛んでしまうイリヤと、
物理法則に基づいて足場を築いて空を“跳ぶ”美遊。
による性格の違いの明確化。{/netabare}


【作画 3.5点】
描き込んだのは、入浴多めなイリヤちゃんの、
透き通った小学生の白肌だけじゃない!

シリーズ通じて、高橋 賢氏をアクション作画監督に据え、
戦闘シーンが熱い『Fate』ブランドに寄与している。


【キャラ 4.0点】
ここは魔境・深夜アニメ。女児に夢と称して玩具を売りつける必要がない。

それを良いことに?視聴者に魔法幼女萌えを煽るロリコン・ルビーさん
&生真面目な毒舌でキャラを貶める・サファイアさん。
両・魔法ステッキが大放言w


その他、“年増ツインテール”こと遠坂凛
VS“高慢ちきな金髪縦ロール”ことルヴィア
のギリギリ魔法少女舌戦。

より“お兄ちゃん”属性に拘束された衛宮士郎。

実は高校より小学校教師の方が似合っている?藤ねえ。

などなど『Fate』キャラを絶妙に壊し、ファンの腹筋を攻撃w


一方、イリヤ同級の小学生たちもやがて、
元気属性は無邪気過ぎてアブナく、
“腐る”女子は朽ち果てて{netabare}BL{/netabare}の沼にハマっていくことになるが、
本格的に壊れるのは2期『~2ツヴァイ!』からで、
1期は種蒔きのクール。

ただ、最後は、{netabare} 魔法少女ペアの濃厚接触
→地球より重た過ぎてドン引きする二人の友情(※一方通行){/netabare}
で締めくくり、波乱の次期に向け助走は十分で、
“大きなお友達”だけに向けて暴走する方向性が確定w


【声優 4.0点】
イリヤ役は本編と同じく門脇 舞以さん。
時に、ロリ特有の気の遠くなるような情けない高音域をかすれさせながら、
平凡な日常をぶち壊す各種ハプニングにツッコむ。

けど、やる時は涙を堪えて、勇気を振り絞るピュアな女の子を熱演。

(この外伝に慣れてしまうと、バーサーカーを引き連れている方のイリヤちゃんは、
一体、どこで道を間違えたのだろう?と悔恨してしまいますw)

美遊役の名塚 佳織さんも寡黙で、時にズレた真面目発言を重ねるなど
周囲がボケ通し、ネタを提供しまくるので、ツッコむイリヤ役の負担は大きいw


その他、本編からのキャラ役も含めキャストはシリーズ通じてほぼ不動。

それだけに、「カレイドステッキ」サファイア役・松来 未祐さんの早逝は、
ポッカリ穴が開いたようで、返す返す惜しまれます。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は加藤 達也氏。明快なメロディーでギャグと魔法戦に無難に対応……。
と行きたい所ですが、問題は曲名。

「少女の日常」に「少女のじゃれ合い」。「少女、絡まる」に「少女よ星になれ」
と全曲名に“少女”を付す執念で、ロリアニメのアイデンティティーを確立w


『Fate』と言えば処刑用BGM「エミヤ」。
数あるバリエーションの中でも実は本作の「少女進化!」が私のお気に入りだったり。


OPはChouChoの「starlog」。他に挿入歌も一曲。
後に4期『~3ドライ!!』のOPも歌う。
『イリヤ』とは『ガルパン』に次ぐ縁の深さ。


EDは声優ユニット・StylipSの「Prism Sympathy」が、
小学生イリヤのキラキラした日常を既成事実化。

(因みに、後に、この曲が再起用された『~3ドライ!!』4巻付属OVAの運動会ダンスは、
ロリコンを即死させる危険な宝具らしいので、該当者は絶対観ないようにw)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

tachibana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

実はFate 全部見てないんですよね~

何がいいか、もちろんopです。w
素晴らしいメロディーのこのopはChouChoさんの『starlog』です。
いや、もう。何と言えば伝わるのか分かりませんが、Chouchoさんには珍しい(?)アップテンポ(?)な曲でテンションがあがりますよね!
このアニメを見始めてopがChouChoさんだと分かった瞬間、視聴が決定しましたww(元々ChouChoさんのファンだったので)
9話の挿入歌「kagami」もこのChouChoさんが歌っており、テンションが上がり、一回転して感動しました。(笑)

ここで、少しChouChoさんの曲のステマ(?)…………もとい紹介をしておきたいと思います
ChouChoさんは
『カワルミライ』(神様のメモ帳op)
『authentic symphony』(ましろ色シンフォニーop)
『ハルモニア』(空の軌跡ed)
『優しさの理由』(氷菓op)
『DreamRiser』(ガールズ&パンツァーop)
『空と君のメッセージ』(翠星のガルガンティアop)
などの曲を歌っていらっしゃいます。(正確には『優しさの理由』より前は「ちょうちょ」という名前)
是非聴いてみて下さい!おすすめです!!
ん?紹介になっているのか、これ?

因みに二番の途中で「彼こそ~~」って言っているように聞こえる部分(笑)は「kaleidoscope」って言ってます。
kaleidoscopeの意味は「万華鏡」です。
どーでもいいですか、そうですか。

edは………………普通の良edです。
StylipSが歌っている『Prism Sympathy』です。コレ聴いて寝るとよく寝られそうな気がします。(適当)
作詞はこだまさおりさんが担当しています。
こだまさおりさんについては『氷菓』のレビューにでも書きたいと思います。

さっきから()とか「」とか『』とか打ちすぎて疲れました。
どーでもいいですか、そうですか。


疲れたので、そろそろ本編のレビューを書きたいと思います。(笑)

最初に言っておきますが、この作品はFate/stay nightや、Fate/Zeroを見なくても全然ついていけます。
まあ、ぶっちゃけギャグアニメみたいなもんなんで、気楽に見ればいいと思います。(笑)
イリヤの性格とかが変わっていても無視です。いやー並行世界って便利っすねー(棒)


さて内容ですが、このアニメのストーリーを表すのにぴったりな二文字があります。
ズバリ!
『王道』
です。これに尽きます。

このアニメはとにかく魔法少女もののテンプレストーリーをそのまんまなぞっています。
なので、「面白くないと思う人もいるんだろうな~」という感じでした。
しかし、友人の言葉を借りると、「王道だから強い」のです。
テンプレというものは言わば完成されているので、ある程度は満足できるんです。そこにないのは意外性だったりするわけですが。(杖が喋ったりするのもな○はさんで見ちゃいましたしねww)
あとこのアニメの特徴はとにかくあざとい!
「あ〜狙ってますね~~~(・。・)」
みたいな構図、シーンが多いこと多いことww
もう少し自重して、もっとやって欲しかったです。(錯乱)
まとめると、
・魔法少女ものが見たい
・Fateのキャラが見たい
・ロリ成分が欲しい
・ChouChoさんのopを聴きたい
なんて人なんかは見るといいのかもしれません。


ここで豆知識なんですが、これでもかっ!というほどあざとかったイリヤちゃんについて。
実はこの作品がやっていた2013年夏期にこのアニメの主人公(イリヤ)の中の人、門脇さんがこの他にもう1作品主人公を務めていました。(幻影ヲ駆ケル太陽の太陽あかり)
当時、私は門脇さん大丈夫かな~って思ってましたね。

知ってるだって?そんなもん関係ねぇ!!
オチ?そんなもんねぇよ!!(`・ω・´)

幻影ヲ駆ケル太陽のopも超良作ですよ~!!
どーでもいいですか。そうですか。

最後に、
今回のレビューは特にグダってましたが、最後まで見ていただき、ありがとうございました。
m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

自分はB級アニメが好きなのだということをつくづく実感しました(笑)

現在放送中のFateを、1期も含めてハードディスクで寝かせているのですが、それ以前のシリーズを全く見たことがなかったので、ここ数週間で頑張ってFateシリーズを一気見しました。

疲れましたw

実は最新シリーズはまだ見ていないのですが、それはFate/stay nightのルート違い版でしょうから、現時点でFateシリーズの世界観自体はだいたい分かったと言ってしまうことはお許しを(笑)


それで話を戻しますが、自分はFateの中ではこのプリズマイリヤが一番好きでした。

その理由が、タイトルのように自分が「A級アニメ」よりも「B級アニメ」のほうが好きだからです。





以下、例によってプリズマイリヤのレビューではなく、私個人のアニメの趣味嗜好の話題になりますw


まず、私がどのような作品を「B級アニメ」と考えるかですが、結論からいうと
・【物語重視】のアニメがA級、【キャラクター重視】のアニメがB級と考えています。
・つまり、キャラが【あざとい】作品がB級ということです。
・極端なことを言えば、主要キャラをハゲでデブのおっさんと大阪のおばちゃんに置き換えたとしても面白い作品ならA級、そうすると面白くなくなるならB級です(笑)

あ、もちろん、A級B級の基準は人それぞれだと思いますし、そもそもそういう分類をしない人もいるでしょうから、この分類は一般的なものではなくあくまで私の個人的なものと思ってください。

また、A級のほうがB級より優れているということではありません。
アワビやらフカヒレやらの中華料理フルコースと、ラーメン餃子チャーハンセットがあったとして、どっちのほうが料理として優れているというわけではないと思いますし、さらに言えばそもそも比べるものではないでしょう。


で、そんな中で私は、迷うまでもなくB級アニメが好きだという話ですw

Fateシリーズの中では、stay nightとZeroのいわゆる「本編」はA級でプリズマイリヤがB級ですね。

自分にとってのこの作品の一番の魅力は、魔法少女やらバトルではなく、イリヤのツッコミ可愛いところでしたw

なんていうか、イリヤはツッコミの言葉のチョイスが上手いキャラだと感じたのです。

いじられツッコミ型という意味での同タイプキャラとしては、自分がかなり好きなキャラとしてトリニティセブンのリリス先生が思い浮かぶのですが、むしろイリヤのほうがツッコミのバリエーションが豊富だった気がします。

近々作ろうと思っているBEST10の「ツッコミキャラランキング」では、イリヤはかなり上位にランクインしそうな気がしています。(…といっても、それは私のさじ加減ですが 笑)





余談ですが、同タイプ設定の作品ならやっぱり自分はB級のほうが好きかなぁと思います。

結城友奈(まどマギは未視聴)とプリズマイリヤだったら前者はA級、後者はB級だと思っていて、個人的にはイリヤのほうが好きですし、
私がこよなく愛するストブラはB級ですが、アニメ化範囲内では設定が似ているのは事実であろう禁書はA級(B級寄りではあるがA級だと思っています)であり、もちろん個人的にはストブラが神アニメですし(笑)、
最近の話題作品ならSAOはA級(これもB級寄りではあるがA級かな、と)、ダンまちはB級という感じですが、アニメとしてはおそらくSAOのほうが好きかもしれないんですけど、原作に進む可能性が高いのはダンまちのほうという気がしています。


ま、例によって脈略のないレビューでしたが、これは仕様ということでお許しください(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

64.4 5 マスコットで学園なアニメランキング5位
紅殻のパンドラ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (361)
1843人が棚に入れました
先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──
戦争や災害をはじめ、世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。
これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』

声優・キャラクター
福沙奈恵、沼倉愛美、田中敦子、森田順平、松田颯水、村川梨衣
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

TEXHNOLYZEのカウンター作品 と言えなくも無い(汗)

 思うところ有ってテクノライズを再視聴してて、若干設定面では差異はあるしその視点と未来への展望は対極では有るものの肉体の置き換えという部分に関しては意外と近い作品だなと感慨深いものを感じたので点数見直します。
片や理想郷、片やディストピアの極みですが比較すると結構面白いですw
セナンクル島{netabare}(後のオリュンポス){/netabare}
と流9洲{netabare}(統括第九小地獄){/netabare}とか。
もっとも対比ならば流9洲じゃなくて地上かもですが・・・

島の通信障害による混乱と、流9洲のオベリスクの機能停止とか。

 全身義体(無機質サイボーグ)とシェイプスの表現の差に至っては、作り手のビジョンの違いが明確すよね。
士郎作品は最早人の姿に固執しなくなった時代のサイボーグに関してもブリアレオスや双角等とても愛嬌が有るデザインなのに、シェイプスなんて虫の腹みたいなのがぶら下がった骸骨すもんね。とても不快なグッドデザインだと思う。
(ジェイムスン型サイボーグの阪華精機社長とかも攻殻にゃ居ましたが、葉巻吸う姿がラブリーですしね)

んで福音と違って、ある意味スタンドアローンの極みとも言える櫟士w


 テクノライズは記憶の外部化・自我の境界云々に関しては物語には盛り込まれてないですが、紅殻は電脳化・義体化と言うテクノロジーに対して(戸惑いはありつつの)とても前向きで希望を感じさせる世界観が私は最高に心地良かったんですよね。その点では無二の作品なのは間違い無い。
そこは士郎正宗作品全般の事であって紅殻の特色ではないかもしれませんが、其処を示唆する表現は多分に盛り込まれていた作品であったにも関わらずほぼスルーされちゃってるっぽいのがこの作品の不幸と言うかw
{netabare}
 10歳で肉体を失った少女が元の肉体の動かし方を捨てて「しっぽをふるように」「はねをはばたかせるみたいに」全身義体に対応し、「はじめてものをみるみたいに」システム補助無しで情報の海にダイブしてゆくこの時代では常識を外れた驚異の適応者と言う側面。

「初めて歓迎してもらえたよ」「私は私を(両親以外から)もらったの」
最先端の技術で社会や周囲のおかげで"生かされている"現実と負い目。常にロボットと間違われる疎外感。

 そしてクラりんから問いかけられる"力の行使と持てる者の義務"
未来を作れってのは士郎正宗作品にはよく出てくる言葉ですし、攻殻新劇場版のラストでも引用されてた部分ですが、この作品にもきちんと盛り込まれている。
{/netabare}

 汲み取ろうと言う気さえあれば、哲学的とは言わないけど十分中身の有る作品だと思うんですけどねぇ。まぁこの手の意見は多勢に無勢なのは判ってるつもりですが。
パンドーラデバイスのアクセスのシーンがエロくて気に入らないという事ならば、ドラえもんの四次元ポケットにのび太が手を突っ込んでると置換えて見る事をお勧めします。

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以下、視聴時のレビューです
{netabare}
最終話視聴。
 アニメとしての総合的な質と言う点では、正直駄目な作品とは私も思ってます。お勧めもしません。
ですが個人的には今期一番楽しませてもらった作品でした。本放送中の期間に何度も繰り返し観返した作品は久しぶりですし、原作も何度も読み返しちゃいまして。正直見る気の無かったARISEの円盤買う切欠にもなりましたし。

 設定面も士郎正宗作品に馴染んでいないと"あぁ"とすら気付けない所も多々ある為、攻殻→アップルシードに連なる作品では無く単独の作品として見た場合は面白味の無い話と思われるのも止むを得ないかと。
"光学迷彩では無く熱光学迷彩"とか、クラりんのナイフ夜龍・灰虎の"MADE IN P.I.A"の刻印とか、普通はスルーしちゃうと思います。そもそもクルツの背後にポセイドンが居ると言う点ですら、士郎作品観てなければ「何ソレ?」で終わっちゃうでしょうし

 絵に関しても残念すね。低予算だったでしょうし、名和監督自身がCGを生かしたメカ物作品の経験が無くて色々と相談しながら作ってた旨を公言してますもんね。アクションのスピード感も欠けてるし、かんたんクラりんとは別にマンガ的記号に頼ったとこも多い。
そこは個人的には止むを得ないかなと割り切って観てましたが、それ以上に残念だったのはコメディとしての印象を左右する大事なシーンを再現しきれなかった点が多かった。代表的なのがフィアーの目前での変身シーンの"場違いな面白さ"をクルツの怒りと部下の赤面だけで済ませちゃった点とこですかね。
日常系等で女の子をかわいく見せる点では手練れだったであろう制作側の良改変も有りましたから、痛し痒しのトコは有ると思いますが。猫王子のトコは良かったですね。「耳に触っていいニョ」のトコは声優の沼倉さんが声変えたのもあってバカバカしくて良かったかと。

 原作とのラストの展開の差異の大きさは正直残念でしたが、制作時期的に原作無しの状態だった訳でその点を加味すれば無難に纏めたかなと思います。
距離を置いて見ればアニメとしてのクオリティも高くは無く、中盤の昔の魔法少女モノみたいな部分が無駄回に思えても仕方のない1クール内の構成の悪さから世間的に低評価も止む無しですね。やはりニッチ過ぎたと思います。
本来ここでの評価点を付けるとすれば低くすべき作品とは思いますが、個人的な思いで高い点付けちゃいます。


原作と比較しての不満点ですが

・福音の全身義体故の世間に対する引け目がさほど表現出来ていなかった。
原作もけしてその点に関しては表現は多くないですが、アニメでは誇張すべき要素だった気がします。全身義体の可能性の裏の側面として"高度なメンテが有ってこその体"という社会への感謝と恩返しが福音の社会への貢献と世界平和への願いの根の一つですので、表現が皆無では無いですがもっとアピールすべきだったかなと。

・クラりんの福音に対する認識
原作では事件の終息後に、福音との共同作業が自分の計算上は不可能な事を可能とした事に戸惑い「・・・ありが・・・とう・・・」とやっとデレるんですよね。アルゴリズムでは生まれ得ないノイズとしてゴーストの発生を匂わせている。
アニメのラストも悪くないですが、クラりんのアンドロイドとしての書き方がかなり人寄りかなと。福音も本来彼女たちには目の洗浄液でしかない"涙"を流して泣きますし。
多分、制作側の方々はあまり士郎正宗作品思い入れは無い気がします。
福音達を尾行してたゲルツェコマの光学迷彩を"熱光学迷彩"と言わせた件はweb上でも色々指摘されてましたし。私もアレは台詞のミスだと解釈しました。

・ロバートとの共闘と太鼓の達人・キノコとタケノコを描けなかった。
アニメの制作時期的には原作と併せる事が出来なかったのは止むを得ないんですけど、やはり原作では福音のチート能力の最大の見せ場でしたしロバートが事態収束の当事者の一人としてこそ前段の繋がりが生きたと思います。

福音「これだーーーーーって、私の何かが囁いたんですよーーーー!!」
クラりん・ロバート・クルツ:「お前は一体何を言ってるんだ・・・」

をアニメで見たかったんですよね。福音役の福さんもキャラにマッチしてましたし。
このアニメをコメディとして観るかSFとしてシリアス多めで見たいかは個人差有るかと思いますが、私は終始コメディで通して欲しかったです。


実は今期アニメに関しては、コレにご執心過ぎて他のアニメがかなり印象薄いです。私、かなり趣味が変かもですねw

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10話視聴
 正直、残2話だと原作通りにクルツとの決着迄を消化するのはかなり厳しいような。公式HPにもアニメのオリジナルの展開になる様な事書いて有りましたが・・・
OPから予想すれば目だけ書かれてたランドメイトとの戦闘は要れるでしょうし、当然クラりんへの電子戦闘支援も外さないでしょうから。
描かれていない福音のシステム補助無しでのシステムのハックを削るのだとしたら、一番攻殻らしいシーンだけにガッカリかも。11話のサブタイからすると外さないでしょうが(汗)
 個人的には原作終盤の展開が好きだったもんで、あのヒドいオチも含めて原作に忠実にやって欲しかった気はします。

それにしてもニッチなアニメすね、ホント。好みにカスリもしない層が多いのも止むを得ないというかw
私は今期手をつけたアニメでは、質は別の話として一番好きです。

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8話視聴
 今期の一番のお気に入りですので、何故かマメに書きたくなっちゃうと言うか。今期は他にいい作品いっぱいあるのにコレが一番好きな自分は変わり者だなとは思うんですけどね。恐らく円盤の売り上げも撃沈でしょうから、私は買う事にしましたw

 こういう各話の内容の書くのって個人的には好きじゃないんですが、ちと判り辛い回だった気もするので敢えて。流し見でなければ判る程度の事ですが、この作品の場合真剣に観て貰えてない可能性高そうですし(汗)

・火災の原因はクルツのハックで"くしゃみした"ブエル(大)の荷電粒子砲。
もしかすると敢えて火災とラストのシーンの関連の表現は次回に回したのかもしれませんが、人によっては紐付けできなくて訳ワカメにしか見えないような。
ブリ(ドカーン)のノース君の着ぐるみがなんで突然燃えだしたのも、原作ではこの時点でちゃんと火線が絵に描かれてるんですけど・・・・

・デパートの売り物だった耐火布をクートゥリエのスキルで袋にしてその袋に入って身を守り、周りが見えない袋の中から電動カートと携帯ゲーム機と自らの機能を利用して視覚情報では無く音響情報(エコー)を視覚化する事で移動。

・取り残された子供に、全身義体(サイボーグ)の福音は自らの体内残留分の酸素で人工呼吸。
福音は脳だけ生身ですので、本来必要な酸素は脳の維持分のみで済むため僅かの酸素しか必要でなく1話も含めこのような過酷な状況で1時間程活動が可能。
しかし、そのわずかな量を通常の人間に供給したため急激に残量が減った。
クラりんはアンドロイド(ロボット)なので酸素が無くても活動が可能の筈(1話は海底でタンク背負わず調査活動)
ただアニメでは酸素ボンベで吸引してましたね。原作ではクラりんは吸ってるシーンは無いんですが。多分ミステイクかなと。

・耐火布の袋に風船用のヘリウムガスを貯め、地上にダイブ。
そのまま地上に落下するにはロバートが言ったように速度が出過ぎだったが、議長のリムジンの屋根に着地した事で変形のエネルギーを利用して緩衝した。でも原作ではその前に建物の壁を蹴る事で減速もしてるんですよね。

 通常の人間では無理だがサイボーグである福音とアンドロイドのクラりんだから出来る事(可能性)とは何かがこの作品の総体のキモの一つであり、その意味でわざわざ他の"料理の鉄人""ジャグリング"等の「便利だね~」程度のスキルを前半でやって"人形遣い"とこのエピソードを話の山場のクルツとの対決の直前にこのエピソード持ってきたんだと思いますが。
 けど、流石に1話の短い尺で原作の絵の情報量を全て詰め込むのはこのエピソードに関しては苦しいかも(汗)
ブリ(ドカーン)の突撃インタビューや議長の抱えた"大きな問題"のシーン自体は話の本筋には無駄ですが、彼の政治家としての暗部の表現のシーンでもあるので削れなかったんでしょね。

 クラりんのロジカルで合理性を優先する思考と福音の人間的行動原理の話でもあった回でしたので、ラストのクラりんが自らの判断を誤りだったと認めるシーンを原作より長めにしたのは好印象でしたです。

 初期の原案でも阪神淡路の被災者である体験からか、基本的な緊急救命を盛り込んだ作品にしたいと言う思いは有った作品らしいので、ある意味本作らしい回ではあったのかもですね。
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7話まで視聴
 相変わらずアニメとしてのクオリティはアレだと思いますが、私的には今期のアニメで何度も繰り返し視聴してるのはコレだけでして(汗)
原作も読んじゃったので今後の展開も判っちゃってるんですけどね。
恐らく大半の方が何の面白味も感じないと切ってるんでしょうし、その気持ちも判りますホント。
この作品を脳内変換してでも楽しむ気持ちでいないと、アホらしくなると思います。今期だと小麦ちゃんRに近いかもしれませんねw
この後8話の火災の話以降は結構派手な展開なんですが・・・
もちっと金掛かった作りならばとも思わないでもないんですが。

 この作品のせいで久しぶりに士郎正宗熱が上がっちゃったもんで、14年発売のPIECESGem01買っちゃいまして。
本作に関しても言及されてまして、別にアニメのネタバレには当たらないと思いますが
やっぱりオリュンポスに関連してましたw
初期設定ではオリュンポス形成の初期実験の物語として設計されてたそうでして。もっともマンガの六道氏がそれを使うかは別な話なんでしょうけど。
7話の福音のお勉強のシーンでの講師のお話もよ~く聞くと、士郎正宗ファンなら「やっぱりそういう時期ね」と納得なんですよね。

webで見ましたが日常系が多い名和監督自身は自らこの手のSFは畑違いと思われてたとの事で、実際魔法少女モノ風にアレンジする事も視野に入れてたみたいですが・・・
にしては意外と士郎正宗の原案と言うものを大事にされてるんだなと感心したのと共に、であればこそ士郎正宗のマンガのテイストが感じられるんだなと納得しましたです。もちろんマンガの六道氏が有っての作品だと思いますが、"アニメの攻殻"という商売に染まってないカドカワと制作会社で作られた事の福音なのかもですね。

士郎正宗の読み物なんて攻殻2.0巻読んで以来なんですが、PIECESGem01読んでアニメの攻殻って色んな意味で色々有った作品なの知って「あぁなるほどね」って感じでして。正直、押井版も含めアニメとしての出来は別として"コレ、士郎正宗じゃねぇよね"と言う違和感感じてたのは私だけでは無い筈。
 紅殻のパンドラと言う作品が変化球なのは間違い無いですが、こういう形でもテイストを継承した作品が出てきてくれた事が嬉しく思います。

もっとも、今でも士郎正宗って名だけでときめくなんてのは古い世代だけなのかもですが(汗)
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意外と原作に書かれて無い部分足してたりするんですね。

原作は現時点7巻でフィアーとの戦闘のクライマックスで、これでほぼ一区切りかと思ってたんですが。
OP見てて気付いたんですが、クルツの背後にフィアー以外の目が光ってますよね。ラストに更にもうひと山作るって事なんでしょうか?(汗)

 個人的には今期のアニメで一番好きで観返すのも多いんですよね。
別に賛同求めはしませんがw
アニメの1作品としての出来云々で言えば低評価なのは納得なんですけど、個人的にはこういうのツボなんすよね。

世界でこの時点で10人と居ない適合者の福音が"肉体の代替品"に留まらない全身義体のその可能性をパンドーラデバイスと言う"最高のスキルの取り込み"で更に広げるってプロットが正に士郎正宗というか。電脳化が世界を変える新技術と言う認識は有っても未だ倫理的に抵抗の残る時代と崑崙八仙も劇中で言ってましたし、私は今となっては大昔の本のアップルシード・データブックの年表読み返したりして楽しんでます。
本作の段階では連合・米帝の大戦中の様ですが、ムンマ教国の台頭の時期且つMMによる"日本の奇跡"の前なのかなと思って観てるんですが。劇中の宿題の職場訪問のエピソードで浮遊MM云々なんてセリフも有りましたしね。
セナンクル島って意外とオリュンポスの原型だったりするのかな~とか思ったりして。ガチの士郎正宗ファンの方の見解聞きたいすね。
 んで、そんな士郎正宗の世界の中で繰り広げられるサイボーグの福音とアンドロイドのクラりんのユルい百合とブエル(小)の暴走というギャップが堪らないw
フィアーとの戦闘ですらアレですしね。
 士郎正宗のお膳立てだけで楽しめる人にはナカナカな御馳走だと思うんですが、そうでない人にとっては雑な三流以下でしかないというニッチな作品というかw
 
 別にクラりんのデフォルメで作画リソース節約は私は気にしてないんですが、義体の関節部分を線足しだけで済ましちゃってるのが残念なんすよね。
もうちょっと手間かけて欲しかったとは思います。2ndGIGの素子の少女時代と見比べるとガッカリ。
作画金掛かってたら個人的には円盤迷わず買ったんですが・・・

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 面白そうなんで原作読みはじめましたけど、士郎正宗自身が自分の作品の色では今時はウケないからと六道氏にお任せって感じなんすね。マンガ本編と士郎正宗のあとがきのテイストの違いが変な感じw

部分義体に出来る事の限界と全身義体の可能性の違いとかってアップルシードの頃から書いてたし、スキルの外部記憶化というパンドーラデバイスとの相性の良さなんて要素もとても士郎正宗っぽいすよね。
(そいえば無彩限のファントムワールドでも3話で外部化された記憶・体験の共有ネタやってましたね)
崑崙八仙の傘下の企業の名前もメガテク・セブロとかお馴染の社名出てきたり、マンガの方では福音がヘカトンケイルシステムの実験させられてたりするし。
そういう懐かしさもあって、なんか個人的には好きなんすよね~。

 自称"魔界の哲学者"ブエルも五本目の脚がイイ味出てるし、かわいい全身サイボーグとロボットのコンビでユルい感じってのも個人的には好きなんでその気に入った気持ちを評価に反映します。

まぁ明確に"彼女と彼女の出会いの物語"と深~い話じゃ無い事は明言してますし、客観的にアニメの出来として観れば切る人多発なのは納得ですんで私もお勧めはしないですけどねw
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 個人的にはなんかカオスな出来が楽しい気がするんですよね。お勧めはしないし多分切る人多発だろうけどw

絵も動きも雑だし変なアニメなのは間違い無いんですが、意外とドミニオンのマンガにテイストに近い気はします。コンフリクト編じゃなくて初めの方ね。SFベースのドタバタ劇と言う点で。
まぁ本作品自体の原作は士郎正宗では無い訳ですが、マンガのドミニオン・オリオンが有りの人は別に抵抗無く見れると思いますけどね。

何度もくどいですが、お勧めはしません(汗)

士郎正宗というとアニメの攻殻・アップルシードというイメージの人は耐え難いかも。
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 攻殻以前との話ですので、古い世代の士郎正宗ファンなもんで個人的には期待しちゃうんですけど最近はエロばっかですしねw
全身義体(無機質サイボーグ)の黎明期のお話みたいなので、希望としては攻殻→アップルシードの流れに繋がるミッシングリンクがちょっと埋まる作品だと最高にうれしいんですが・・・多分ふつうに萌えですね(汗)

まぁ別にかわいくて面白ければOKかなと。
1話目の印象は絵は崩れないけど、電車や船等のオブジェクト動きがイマイチすかね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

stodio五組最新作!今回もゆりゆりしてます!でも実は・・・

攻殻機動隊のスピンオフ作品です

・・・と聞いて興味が湧いた人は残念ながら向いていない可能性が高いです
おそらくレビューで呪いの言葉を吐露することになるでしょう

逆に攻殻と聞いて硬派なSFはちょっと・・・
と敬遠しようとする層のほうが
どちらかというとこのアニメに順応しやすいと思うのですが
そういう人たちは0話で切ってたりするんじゃないでしょうかね?

原作士郎正宗とか攻殻機動隊スピンオフとか
そういった情報よりももっと端的にこの作品を表すステータスは
レビュー題の通りです

咲の製作中に母体のGONZOが吸収合併された際に独立
以来Aちゃんねる、きんもざ。ゆゆゆと
ヒットさせたアニメはどれもソフトな百合描写を含むものばかり
今回もその流れを汲む作品で
そこにSFバトル的な味付けが添加されていると思えば
まぁ大体この作品の大雑把な方向性がわかると思います

しかし、主人公の七転福音(ねね、以下福音)は事故の影響で全身義体で
脳核以外は全て機械になっています
ヒロイン(?)のクラリオンはもともとアンドロイドなので
そこに萌を見出すのは
俗にいうピグマリオン・コンプレックスにあたるのでしょうか?
さらにくらりんには猫耳メイドとかいう属性までつけたられており
さすがにいろいろやり過ぎ狙い過ぎに感じる面は否めず
そういう意味でレベルの高いというか適合者を選ぶ作品なのは確かです

しかし二人の機械設定のおかげで
湯煙規制0のシャワーシーンや下着描写
さらには、くらりんの股間に福音が指を挿入するシーンが毎週のように流れたりと
生身の人間だったら絶対NGなレベルのシーンが
堂々と放送されているのにはびっくり
パンツじゃないから(以下略
的な発想ですね
こやつら天才か!

もし仮に誰かがこれに性的過ぎると苦情を入れようものなら
その人は自分がお人形に欲情する変態さんだと宣言しているようなものです
昨今。アニメの肌色が厳しく規制されるなかで
これだけ全裸の女の子を堂々と描くアニメはなかなかありません
よく理解していない人から見れば福音もくらりんも人形かもしれませんが
クラリオンはともかく福音は歴とした人間の女の子ですからね!

いやしかし、よくよく考えてみると福音は本当に全裸と言っていいのでしょうか?
全身義体というのはいわば究極のウェアラブルPC
つまり本来の彼女の全裸は脳核だけの状態であり
全身義体を着ているのだと考えることもできます
だとすると全裸どころか
フルメタルアーマーもびっくりの鉄壁の防御で
彼女の裸はガードされていることになります

はたして義体は彼女そのものなのか?
それとも義体を身に着けているだけなのか?
これは非常に難解で哲学的な命題でもあります
すなわち自分と世界の境界線は何処に線引きされるべきなのか?
はたして自己とは一体何なのか
人類はいまだにこの究極の問いに普遍的な解答を見つけることができていません

古来人類は、精神と物質をはっきりと分離せずに考えていました
万物に魂が宿るとする日本のアニミズムでは特に顕著ですが
それは日本に限ったものではありませんでした
近代科学はその二つを無理やり引きはがすことで
現在の物質文明を築きあげてきましたが
ここにきて精神もまた物質世界の一部としてメスを入れられる時代が到来しつつあります

その一つが脳波入力インターフェイス
つまり心の中で念じるだけでいろいろなデバイスを操作できる装置です
実際に脳波でキーボードを入力したり、ドローンを飛ばしたり
といった実験にはすでに成功しており
一部は実用化されています
しかし、この装置の扱いはなかなか難しく
何も練習せずともすんなり動かせる人もいれば
幾ら練習しても全く動かせない人もいるようです

作品世界に話を戻しましょう
こちらでも似たような話が出てきたのを覚えていますか?
発展途上の技術全身義体
福音は世界でも希少な成功例
適合者(アデプタ)の1人だそうな
幼いころに難病を患い電脳化し
10歳の時事故に巻き込まれ両親を失い全身義体となった彼女
機械の身体を自分の身体と認識し駆動する能力は
生きるため全てを奪われた少女が
生きていくために身に着けた、たった一つの希望です

11話で彼女は {netabare}自己の定義をさらに拡張し
基地のシステムをも自身の一部として取り込んでしまいました

あるけどわからない・・・昔と同じだ

わからない

わたしがあるけどわからない

1からやり直したらいいんじゃないかな?
1番初めの最初の最初から

生まれて初めて体を動かすみたいに
生まれて初めて物を見るみたいに

近くて遠いたくさんのきらきらした何か

なんだろう?一度にたくさん見えてるのに全部わかる
{/netabare}
彼女の世界認識は自他の境界が極めて曖昧
あるいはそもそも存在しない主客未分の状態にあるようで
拓美もそれをどこまで見抜いているのかわかりませんが
「福音ちゃんの世界観は興味深い」
と評しています

このアニメを低俗で悪趣味な萌アニメだと思っている人達がいるようです
悪趣味な萌アニメという部分に関しては何も返す言葉はありませんが
これだけ科学的・哲学的に最先端の話題まで踏み込んだ作品を
低俗の一言で片づけるのは
受け手の見識が低すぎるだけのように思います

実際には作り手サイドにそんな深遠な主張などなく
私の個人的見解というか無理やりなこじつけただけの妄言ではなないか?
と疑っている方もいるかもしれませんので
11話のアレが作品の主題であるという証拠を上げておきましょう

もともとこの作品はGHOST URNの題名で士郎正宗が企画し
攻殻ARISEのキャラを登場させ
ARISEの数年後を舞台にした作品となる予定でしたが
企画そのものがいったん没になり
再始動する際に色々な変更点が加えられ今の形となりました
GHOST URNという単語はこの作品のルーツであり
物語の核心に最も近い部分です
そして11話のサブタイトルが
「心の在処 -ゴーストURN-」であることを考えれば
このアニメが精神と身体の関係をメインテーマにしていることは
だれの目にも一目瞭然ですね

しかし、硬派なアニメファンの大半は
11話までたどり着かづに脱落するか
低俗なクソアニメと決めつけてちゃんと見ていないでしょうし
逆にこの作品をメカっ娘たちの繰り広げるレズレズアニメ
として観ている変態紳士の皆様方は
そんなメッセージ性をそもそも求めていなかったりで
どれだけの人にこのテーマが届いているのか
正直疑問に思うところではありますねw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「世界平和は小さな親切の積み重ね」

この作品の原作は未読ですが、原作が士郎正宗さんである事、「紅殻」と「攻殻」の読みが同じことから何か関連はあるんだろうとは思っていましたが、それ以上突っ込む事はしませんでした。
後から「攻殻機動隊」好きな友人から教えて貰いましたが、この作品は「攻殻機動隊」より時代設定は前なんだそうです。
それでも「全身義体」のキャラは登場しますけれど^^

この物語の主人公は、脳以外の全身を義体化した七転 福音(ナナコロビ ネネ)。
彼女は遠い親戚である崑崙八仙 拓美(コロバセ タクミ)に引き取られてセナンクル島にやってきたところ、ウザルという女性科学者に遭遇し・・・いきなりブエルと呼ばれる巨大兵器の暴走トラブルに巻き込まれてしまいます。

でもそこで福音はウザルが製造した戦闘用アンドロイドであるクラリオンと運命的な出会いを果たし・・・物語が動いていきます。

物語は大きく2つの流れで動いていきます。一つは福音とクラリオンの日常パート・・・もう一つは巨大兵器であるブエルを我が物にしようとする輩が秘密裏に動いていくパートです。

ブエル絡みの展開は、身体の各部を義体化した敵との白熱したバトルやいかにも電脳系・・・という感じで物語が進んでいくので、こちらも息を呑む感じなんですが、個人的に圧倒的な面白さを感じたのは日常パートです。

「夢が世界平和」という福音は自己犠牲も厭わないスタンスで人を助け、それをクラリオンがサポートする・・・一つ一つの出来事は大きいことばかりではありません。中には命の危険を賭して人助けを行ったりする事もありましたが、公園での炊き出しの手伝いなど些細な事でも心が温かくなるような一幕を見る事ができるんです。

でもセナンクル島の住民は決して善人ばかりではありません。
例えばこの時代、アンドロイドは高価なモノとして盗難事件が起こったり・・・
福音とクラリオンは全身義体・・・きっととんでもなく高価なんだと思います。
それでもそんな悪党に屈する二人ではありません。
詳しくは本編で確認頂きたいと思いますが、キーワードはパンドーラデバイスです^^

セナンクル島に住むのは善人ばかりでは無い・・・と先述しましたが、ちゃんと善人も住んでいます。根が素直で正直な福音の周りに集まるのは、心優しい人達ばかり・・・

義体って・・・部分的でも動かすのが難しいんだそうです。
全身が義体化された身体を普通に動かしている福音はきっと過酷な訓練と調整に耐えてきたんだと思います。
皆んなが福音の様に義体を動かせる訳ではありません。
でも、病気やケガで身体の機能の一部を失って・・・これまでと同じ様な生活が送れなくなる・・・
それが義体を使うことで日常が取り戻せるなら・・・頑張りたいと思いますよね^^
福音の分け隔てない優しさも相まって、そういう「これからの人」に対し福音は希望だったと思います。

一方、物語の中で良く分からなかったキャラもいます^^;
一番分からなかったのが、福音の遠い親戚である拓美ちゃんです。
まず彼女の口調・・・これまで様々な口調を聞いてきましたが、語尾に「〜だや」を聞いたのは今回が初めてだと思います^^;
「何故、だやなの・・・?」
正直言いにくいと思います^^;
それに普段の生活において出不精なのかそうじゃないのかが不明ですし・・・^^;
でもクラリオンへの足枷は・・・クラリオンにとっては厳しい条件でしたが福音の事を思う親心なんだろうな・・・と思いました。

色々書きましたが、基本的に福音とクラリオンが普通に可愛いので、愛でながら視聴していると30分なんてあっという間に過ぎてしまう・・・そんな作品だったと思います^^

オープニングテーマは、ZAQさんの「hopeness」
エンディングテーマは、七転福音、クラリオンの「LoSe±CoNtRoL」
EDの制作もZAQさんでした・・・OP、EDともZAQさんらしい曲だったのではないでしょうか^^
リフの曲調がちょっと難しいけれどサビが抜群に格好良い・・・そんな印象です^^
個人的にはEDのサビのメロディが好みでした^^

1クール12話の作品でした。「こうかく」の文字が変わるだけで作品の雰囲気が全く別物になっていましたが、この作品も毎週の視聴が楽しみでした。
「ガール・ミーツ・ガール」の物語・・・良かったと思います^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

62.2 6 マスコットで学園なアニメランキング6位
ななついろ★ドロップス(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (189)
1210人が棚に入れました
石蕗正晴は、ごく普通の高校2年生。ところがある日、怪しいジュースを飲んでしまい、日が沈むと羊のぬいぐるみになってしまう体質となる。
元に戻るためには、星のしずくを七つ集めて作る薬が必要だと如月先生に知らされる。しかも、星のしずくを採るのは選ばれた人間にしかできない。偶然にも秋姫すももの許に降り立ち、すももは星のしずくを集めることになった…。


声優・キャラクター
野島裕史、結下みちる、後藤麻衣、清水香里、松岡由貴、谷山紀章、高橋広樹、黒河奈美、日野聡、久保田恵、あおきさやか、本井えみ、井上和彦、伊藤美紀
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一本筋の通った純愛ストーリー

こういうのでいいんだよ こういうので

原作がエロゲらしいので無駄にエロに走るのかな、とか思っていたらそういうことは一切なく杞憂に終わりました。夕方にやってても全然違和感ないくらいにはエロゲ感がないです(絵柄と一部のキャラくらい)。全体的にテンポ感がよく、結構早めてるなということを感じ取れますがその割には色々しっかり描けています。内容は魔法少女モノではありますが、メインは本当にまっすぐな恋愛モノです。メインの2人はかなり純粋で、主人公はちょっとキザにも見えるけど、冷静に考えてみると意外と純粋なキャラで好きになる過程もちゃんと描けていて、ヒロインのすももちゃんは可愛くて優しくて、とにかく魔法少女の主人公のような好感の持てる天使みたいなキャラです。その2人のキャラ造形がしっかりしてるお陰でうまいこと感情移入することができます。魔法少女モノ要素は恋愛要素の事を進めるために使っていて、よく言えば筋が通ってる作品、悪く言えば舞台装置的な印象を受けましたが、設定がしっかりしつつ恋愛要素ともうまく馴染んでいて、その魔法少女をしていく上でのキャラ達の変化も描けているのでただの舞台装置では終わってないところが良かったと思います。メインはしっかりテンポ良く描くことが出来ていて、一本筋の通った良い純愛作品です。

個人的にはもう一押し欲しい内容で、作画は安定してたけど見せ方が物足りないなと思ったりする場面があったり、ご都合主義な設定や不自然な展開がやや目立っていたりするので、名作程ではないかなと。それでも全体的にはかなり出来は良く、すももちゃんは天使だったので☆4.3(やや名作寄りの良作程度)です。


「投票で決める1クールアニメベスト10!」という動画の投稿主さん個人のランキングでこの作品がランクインしてたので視聴しました。この投稿者さん、たまに身勝手な解釈で評価つけた動画あげてますが(ぼざろの動画とか特にw)、掛け合いが生き生きしてたり普通に動画内容面白かったり、この方のお陰でRe:ステとかにも出会えたので、結構好きで感謝してる投稿者さんです。この動画に載ってた作品だと他には「武装少女マキャヴェリズム」とかも気になってます。「やがて君になる」は前々から気になってたので今度観ます
https://youtube.com/watch?v=Lb6ojO1nbp8&si=qb2osfrPT6bQGOCG


話毎に感想
{netabare}1話
主人公がぬいぐるみになってしまう(別世界の変身ドリンク?を飲んでしまったため)→戻るために星の雫が必要、選ばれた女の子しか取れないから色々理由をつけて協力してもらうことに

導入が強引かなあ。主人公がどういう認識されてるのか、とかのキャラの土台も少しふわっとしてる。専門用語解説されるのでエンディングは飛ばせませんね。それにしても専門用語が多いかも...わかりやすくはあるけど。絵柄がハルヒっぽいなあと思ってたら、キャラ原案がいとうのいぢさんでした。

2話
日が暮れるとぬいぐるみになってしまう主人公(月の満ち欠けに影響される)。
雫をとってるところを見られてしまったら記憶を消さなきゃならない

良い話!すももちゃん優しいし二人の信頼関係がテンポ良く描かれてました。そして恋愛要素あり?その後の話に期待できる良い序盤。都合のいい設定が出てきたのは気になったけどそれ以外は良い感じ。それと、専門用語は別に多くはなさそうです

3話
敵登場。勝負したいらしい。

やはり主人公に好感がもてるラブコメは良いですね。ヒロインも本当に優しくて可愛いし、優しさが仇となる場面はシンプルに心が痛む... そしてラスト、的キャラが転校してきました。クラスの男子盛り上がり過ぎだろw

4話
敵キャラが転校してくる。

もう一つの世界に星の雫を集める魔法少女的なのを育てる学園が二つある。それぞれが成績優秀者を現実世界に送り込んで星の雫を奪い合いをするのが伝統(互いに磨き合い、向上するため)。指輪が代表にすももを選んだ

主人公とすももちゃんの純愛が脅かされる...のか?
成長するストーリーが見えてきました。段々と見えてくるすももちゃんの新たな一面も魅力的ですでも水が怖い設定は理由がしょうもないからあまり説得力がないかな、もう少しキツい設定でも良かったと思う。立ち直る所も少し説明不足だったのは惜しい。

5話
林間学校

主人公!気付け!!勘違いするな!!!どっちも好きな理由がちゃんと描かれてるからこそ応援したくなる。すももちゃんは単なる萌えキャラかな〜とか思ってたら想像以上に魅力的なキャラだった。
次回告白するんですか!?

6話
魔法の力は本人の心が大きく作用する。

すれ違いがより酷いことに。なんちゅうタイミングの悪さ...w どこまでも優しいすももちゃんが天使すぎる。そして今回ついに告白!!!でも夕方だから次の回でぬいぐるみバレある?
でも今回、明らかに自分が好きってことを主人公は聞いたのに、そのことがその後の展開に何も作用してこないのは気になりました。わざわざ聞かせた意味あるのかなあ。せっかくだから腹を決めるまでの過程の描写として上手いこと絡めて欲しかった。でも先生が好きなんだと勘違いしてるからそのことが信じれてないとか

7話
すももちゃんの母さんがすごい人。母さんは先生と姉弟。先生は実はステラウェバー(星の雫を加工して色々作る職人)

掘り下げ回。そして告白、焦ったいんだよ!

8話
ニヤニヤ回

初々しいなあ^〜〜しかもキスですよ!魔法は心のありように〜という設定が恋愛話とうまく馴染んでますね。アスパラの方に、アマデウス的なストーリーもありますね。
ラストが不穏...

流れ変わりそうなのでまとめると、今のところ恋愛要素はテンポ良くしっかり描けていて、星の雫集めのくだりでキャラを見せたり少し成長ストーリーを見せたりしていて良い感じですが、名作という感じはしないかなあ。もう一押しが欲しい感じです。次の回に期待します。

9話
正体がバレたらただのぬいぐるみになってしまう

えぇ...

10話
都合の良い設定がまた出てきましたが、前のよりは理にかなってますね。水怖い設定の後押しも出てきました。確かにこれはトラウマになるかも。

秋姫夫婦ロマンチックすぎる。やっぱりテンポ良くするために少なからず描写不足なところもありますね。
あと松田うるせえ

11話
結構展開が行ったり来たりしてますが、あんまりダレないのは凄いですね。でもバレたら罰を受ける、という設定はどうしたのか。マスコット的存在だからバレても良いってことなのかな?ここもフワッとしてるなあ。

今回、半年間の記憶を無くすか、そのまま人形になるかの選択を迫られる。
切なすぎる

12話
アスパラ側のストーリーにも一応区切りがついてるのが良いですね。

純愛!!!!こういうのでいいんだよ、こういうので
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロゲー原作《萌え萌え&純愛系》魔法少女

←シナリオはそこまで酷くない(むしろ感動系かも?)

◆いとうのいぢ氏キャラデザ原案《魔法少女×マスコット少年》の純愛もの

本作は2006年4月発売の18禁恋愛アドベンチャーゲームが原作で、キャラクターデザイン原案が同時期のラノベ原作アニメの大ヒット『涼宮ハルヒの憂鬱』、『灼眼のシャナ』と同じく「いとうのいぢ」氏となっています。
そのため、両作に比較してキャラの萌え絵化が激しいとはいえ、

(1) ヒロイン(兼主人公)の少女 → 『涼宮ハルヒ』のサブヒロイン(朝比奈みくる)似
(2) ヒロインの親友の少女    → 朝比奈みくるの親友の少女(鶴屋さん)似
(3) ヒロイン相手役の少年    → 『灼眼のシャナ』のサブキャラ(池速人)似

・・・となっていて、シナリオ的にはレビュータイトルのとおりですが、個人的には、それよりも先ずは『ハルヒ』『シャナ』のアナザー・ストーリー的な楽しみ方ができてしまいました。
(※そういえば、『ハルヒ』に朝比奈さんが魔法少女のコスプレをさせられてハルヒに散々弄(いじ)られる映画撮影の話がありましたね。)


◆初っ端の印象は「なんじゃこりゃ?」ですが・・・見慣れてくると、そこまで酷くない内容です。

『ハルヒ』の朝比奈さんは県立北高の2年生という設定ですが、本作のヒロイン(秋姫すもも)は星城学園2年というだけで、作中にはそれが同学園の中等部なのか高等部なのかの説明が一切ありません。

彼女の余りにも初心(うぶ)で引っ込み思案で騙されやすくて子供じみた性格を見てると、「この子、どうみても中等部だろう?」と思うのですが、彼女の同級生である親友(撫子さん)や相手役の少年(つわぶき君)の言動を見てると、どうも高等部っぽいし・・・数学の授業で黒板に書かれている数式・グラフも高等部っぽいし・・・??

・・・ということで、見始めの頃の違和感が半端ない作品なのですが、そこはエロゲー原作だし考えても余り意味ないかも?と諦めて視聴していくと、次第に慣れてくる不思議・・・。

因みに、《魔法少女もの》にはヒロインに魔法の指南をしたり魔法を使って何をすべきか指示を与える小動物型のマスコットが付き物ですが、本作の場合は、ヒロインの同級生の少年が、何かの手違いで夜間だけ強制的にマスコットになってしまうという設定になっていて、ちょっと珍しいなと思いました。

そして、本作には「First love that enompasses you」(※直訳すると「貴方をすっぽりと包み込む初恋」)という副題がついていて、全12話という限られた尺の中で、あまり脇道をせずに、このヒロインと相手役の少年との純愛ものとして一本筋を通したシナリオとなっていることで、意外にもスンナリと楽しめて多少の感動も出来た作品となってしまいました。

《まとめ》
エロゲー原作&萌え絵・萌えキャラで敬遠する人も多い作品だろう・・・とは思いますが、シナリオ的にはむしろ少し前までサンリオ企画でテレビ東京で放送されていた『ジュエルペット』シリーズ、とくにその最大のヒット作となった『ジュエルペットてぃんくる』にちょっと近い作品だった気がします。
(※こう書くと同シリーズのファンの方に怒られそうですが笑・・・少なくとも、ヒロインは同作のヒロイン=桜あかりちゃんと、かなり似ていると思う)
・・・ということで、戦闘系の魔法少女ではない、萌え萌え&純愛系の魔法少女ものを試しに見てみたい方には、意外とお薦め出来る作品かもしれません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
マスコットが実は普通の人間、というのは珍しいかも。
・第2話視聴終了時点
すもも&撫子は、まるで『涼宮ハルヒ』のサブヒロインの一人・朝比奈みくる&彼女の親友・鶴屋さんコンビみたくて笑。
因みに、主人公の初年は『灼眼のシャナ』の主人公(坂井悠二)の親友・池速人に似てる気がする。
・第9話視聴終了時点
第1話に描かれたつわぶきの事故の犯人が確定。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         @ピース(ユニゾンシフト:ブロッサム(2006年4月原作ゲーム))
監督         山本天志
シリーズ構成     島田満
脚本         島田満、成田良美、中弘子
キャラクターデザイン いとうのいぢ(原案)、伊部由起子
音楽         山川恵津子
アニメーション制作  スタジオバルセロナ(※現・ディオメディア){/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== ななついろ★ドロップス (2007年7-9月) =============
{netabare}
第1話 運命はなにいろ? ☆ 星城学園2年・石蕗(つわぶき)正晴の園芸部入りと災難、ステラスピニア・秋姫すもも「星のしずく」集め開始
第2話 あじさい色の記憶 ★ すももの親友・八重野撫子(なこ)のすももサポート ※挿入歌「私のそばに…」
第3話 金いろ願い星 ★ プリマ・アスパラスの侮蔑、すももの七夕の願い、結城ノナ転入
第4話 夏色のプールサイド ★ 異世界フィグラーレの2つの学園の「星のしずく」争奪戦、すももの水泳特訓
第5話 ときめき色の星空 ☆ 夏休み・臨海学校、恋の勘違い(すもも&つわぶき)
第6話 やさしさいろの夕焼け ★ 入学式の出来事、結城との対決、すももの大技・敗北、つわぶき告白
第7話 はちみつ色のとまどい ★ 伝説のステラスピニア・カリン、すももの家庭事情(18年前の出逢い、如月先生との関係)、植物園の一幕
第8話 幸せいろの翼 ☆ 初デート、結城との本気勝負、飛行レシピ習得・輝る翼(すももの才能開花と結城の焦り)
第9話 かなしみ色はサンドベージュ ☆ 結城邸お見舞い、結城との最終決戦、結城のレードル暴走、すももの結城救助、つわぶき身バレ・異変   
第10話 ぎんいろの満月 ☆ つわぶきを救う高難度レシピ、結城の協力、救助成功、カリン帰還、つわぶきの記憶混乱
第11話 なみだ色決心 ☆ ユキちゃんに変化以降の記憶忘却の告知、7つ目の星の雫、つばぶき記憶忘却
第12話 初恋はななついろ ☆ 結城の秘薬調合、好きという気持ちの思い出し、球根の開花 ※ED「コイスル★フローライト」{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「Shining stars bless☆」
ED 「mo・o!」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ピュア。恋を描くことに注力した良作

恋する魔女っ子アニメ。
調べてみるまでエロゲが原作と気付かない程、ピュアなお話です。
アニメとしては王道なんですが、エロゲ原作深夜アニメとしてはちょっと他と路線が異なります。
毒気のない善人なキャラクター達、成り行きで変身して魔法で「星のしずく」なるものを集める事になるストーリー展開、可愛らしいマスコットキャラ、とまぁ、魔女っ子ものの大定番で進んでいきます。
エロ要素、殆どありません。
ハーレム要素、殆どありません。
ちゃらけたコメディ要素、殆どありません。
恋愛とメルヘン成分たっぷり。是非ともお子様達がご覧になる夕方に放送してほしい素敵な作品でした。
正直、かなり好きです。いい歳してw


本作の特徴は、とにもかくにも「純粋」です。
他人のために懸命になれる健気なヒロインと、ぶっきらぼうだけど優しい主人公が互いに惹かれあっていく恋物語。
星のしずくを集めるうちに、魔法の才能を開花させていき、出生の秘密が・・・・・
などなど、まったくもって面白味がないありきたりな設定とストーリー展開でした。
ですが、これがもう、ほんとに丁寧なまでにピュア。嫌味がないんです。
ヒロインはイイコ!
主人公はイイヤツ!
周りのみんなは優しく2人を応援する!
そう納得せざるをえない細かいエピソードをコツコツ積み上げて、空気を作り出しています。
「かーわーいーいーー!」
コテコテだけど、相手を思いやり顔を赤らめたりニヨニヨしたりして一喜一憂するカップルを見て、何度もつぶやきましたとも。いい歳してw

1クールしかないので余計な要素を入れず、”いい関係の2人”を表現するのに妥協なく注力してる。これが本作の魅力になってます。
だから、このコらが好きになれる。

ホント、ヒネリもクソもない内容なんだけど、イイ!
恋の喜びや切なさを感情移入して味わえます。いい歳してw


何度もいいますが、内容はありきたり、定番の魔女っ子もの。
登場人物もロリッぽいちょっと前のギャルゲのキャラです。
作画は丁寧ですが演出面で、もうちょっと工夫すれば・・・という所も多々みられます。
ですが、そういう批評家じみた評価をチャラにする、強烈な”恋”の魅力を放っている良作。
もうね、胸がキュンとしますよ。いい歳してw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

63.2 7 マスコットで学園なアニメランキング7位
ぽてまよ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (165)
792人が棚に入れました
ある日、森山素直が学校に連れて来た不思議な女の子「ぽてまよ」。言葉はほとんど話せないが、そのかわいさで一躍クラスの人気者に。しかし、人の心が読めるぽてまよは、密かに素直に憧れているクラスメート・夏みかんには気を許さない。そんなある日、ぽてまよと同じく不思議な女の子が現れる。巨大な鎌を持ち、無言で何でもぶった斬る恐い子だが、素直たちのクラスメート・高見盛京の作る「ぐちゅ玉」になついてしまったことから「ぐちゅ子」と名付けられる。
この物語は、そんな「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」、そして素直たちとクラスメートとの日常を描く、ほのぼのギャグ漫画である。

声優・キャラクター
花澤香菜、辻あゆみ、喜多村英梨、川澄綾子、甲斐田裕子、釘宮理恵、時田光、岡本信彦、近藤孝行、井上喜久子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癒し系だけどギャグで萌え♪

2007年放送。ストーリー4コマギャグ漫画のアニメ化作品。
一見児童向けの様な作風ですが・・結構なギャグと萌え。
ちょっとファンタジーなスラップスティックギャグアニメ。

ある朝冷蔵庫を開けると・・見た目“猫耳の幼女”が・・
実は謎の生き物が・・ほど良い感じに冷えていた・・

丁度朝食の「ほっくり・ぽてとマヨネーズ」パンを食べて
いた時に現れたので・・命名「ぽてまよ」

だが誰も未だ知らない・・その冷蔵庫にはもうひとり?

何だかゆるキャラ?がたくさん・・兎に角可愛いです♥

話も感覚的なものばかりでほんわかと視られる。
兎に角全員の妄想とか空想が笑えたり萌えたり。
凄く可愛い演出が多かった気がする。
ぽてもぐちゅ子も台詞がない分動きが滑稽で可愛らしい。
動きの演出というのか・・センスが滅茶ツボだった。
ぽてとみかんの電波系?バトルは結構好き♪

ゆり?BL?妄想鼻血で救急車で・・とか概ねギャグです。
ツンデレありデレデレありクーデレあり・・シスコンあり
キャラデザから想像できない多種多様なラブコメ特盛り♪

前に視た時は釘宮さんと川澄さんの声は分かったけど・・
このレビュー書くのにWiki見て結構びっくりw
特にぽてまよ花澤香菜さんだったのね・・凄いわこの人。

喜多村英梨さんキャスト見るまでわからなかった。
川澄綾子さん・・この頃既に面白い人だった・・
釘宮理恵さんは相変わらずw馬鹿犬とかw
藤村歩さん・・皆勤賞パターン多いねw
岡本信彦さん・・良いツンデレシスコンっぷり♪
甲斐田裕子さんの声けっこうすきだったり♪
花澤香菜・・驚きました・・しゃあ~!にゃ~!♪
ナレーションは井上喜久子さん。良い感じでした♪
OPの声・・豊崎愛生さんかと思った・・別人か・・



ぽてまよ(花澤香菜)年齢不明素。
森山家の冷蔵庫から出てきた謎の存在で人間離れした体型。
ぽってりした胴体に直接足が生えている様な2頭身の幼女?
人の心が読めるらしく、また素直が大好きなので、同じく
素直に憧れるみかんに警戒心剥き出しになる。
言葉はほとんど話せないが、素直にだけは通じるらしい。
辛うじて「素直」を「すにゃ」「おっ」と呼ぶことができる。

森山素直(喜多村英梨)14歳
感情を表に出さず何事にも動じないが心根は優しい性格。
ぽてまよの様な不思議な生き物も何事も無く受け容れる。
視力は0.001と強度の近視のため眼鏡がないと不自由する。
父親の常軌を逸した愛情表現やボケなどには容赦がない。

夏みかん(川澄綾子)14歳
素直に憧れてるクラスメートで、八百屋「なっちゃん」の娘。
妄想癖で恋愛を想像し時々鼻血を出したりトリップする。
自宅の風呂で妄想のあげく上せ救急車で運ばれた事がある。
ぽてまよからは目の敵にされている。弟に良く虐められる。

高見盛京(甲斐田裕子)14歳
素直たちのクラスメートで比較的常識人。面倒見がいい。
幼馴染の「ねね」からは度々「馬鹿犬」呼ばわりされている。
「ぐちゅ玉」作りが得意で、ぐちゅ子にあげるのが楽しみ。
大きいバスト成績は悪い。後輩の女子からの人気が高い。

ぐちゅ子(辻あゆみ)年齢不明。命名は京によるもの。
ぽてまよ同様、森山家の冷蔵庫から出てきた謎の存在。
見た目はロングヘアの幼女。やはり2頭身。
頭の両脇にガムテや破壊光線を出す生き物を着けている。
死神の持つ様な大鎌を持ち無言で何でも真っ二つにする。

夏哉純(岡本信彦)13歳
みかんの弟で極度のシスコン。裏腹に良く姉を虐める。
上背が高く有名バスケ校に進み寮に入っていたが・・
素直が姉を誑したと思い込み2年の時転校してくる。
素直を敵視しているが、性根は悪くないよう「いい奴」

春日乃ねね(釘宮理恵)14歳
素直たちのクラスメートでみかんの友達。京と幼馴染。
クールで傍若無人意地悪な性格。言葉遣いは可也乱暴。
何故か恋人役が京の妖しげな創作ドラマを空想している。
大豪邸に住み執事がいる程の裕福な良家のお嬢様らしい。

初芝薫(近藤孝行)14歳。むったんといつも一緒の男友達。
学業が非常に優秀。唇が分厚く、やや不細工な顔である。
むったんが好きで、彼と一緒なら死んでもいいと思うほど。

桐原無道(時田光)14歳。ぽてまよが大好きだが嫌れてる。
素直達のクラスメート。通称「むったん」男子チア部所属。

関とまり(釘宮理恵)10歳から11歳。小学5年生。
元気で乱暴な言葉使いの為男の子だと思われるが女の子。

英英子(矢作紗友里)短めのツインテールが目印。
蜂谷 美美(藤村歩)少々天然ぎみの性格。
椎名 静(豊崎愛生)クセのついたウェーブ髪が特徴。

ジャージ先生(安元洋貴)常にジャージのクラスの担任。

森山皇大(浜田賢二)素直の父で民俗学者。破天荒な性格。

森山未来(井上喜久子)素直の母で故人。明るく優い性格。

モリオ(安元洋貴)素直が幼少の頃居た外国の現地人男性。

春日乃綺蘭(久川綾)ねねの母親。タレント兼直森賞作家。

春日乃・兄者ズ(小西克幸)26歳ねねの兄たち。シスコン。

高見盛弘史(小形満)45歳。京の父親。

高見盛(野中藍)京の母親。主婦。名前は不詳。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見てどう思った

A1、すにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃお

T1、その言葉を言っていいのは、ぽてまよだけだ!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、このアニメを見て気になったことはありますか?

A2、ぽてまよがかわいすぎる件
  あと最終回がすごくよかったこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q4、最後にこのアニメはお勧めですか?

A3、もちろん!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ふわふわ、もちもち、ふにふに、一体どんな感触なんだろう・・・?

2007年7月~ TOKYO MX、tvk、チバテレビ他にて放送
全12話

主人公、森山素直(すなお)の自宅の冷蔵庫から突如、発生した謎の生物「ぽてまよ」
突飛な出来事だが素直の何事にも動じない性格でいともたやすく
その謎生物を受け容れてしまう。
さらには同じく冷蔵庫から発生した謎生物「ぐちゅ子」
自身の背丈ほどある大鎌とビームを発生させる耳飾りを持っており
「ぽてまよ」と同種の生物だと思われる容姿をしている。

奇妙奇天烈、奇々怪々 
だけどとっても可愛らしい「ぽてまよ」「ぐちゅ子」
そして素直とそのクラスメイトの日常を描く物語



平仮名4文字タイトルだし最初はまったり癒し系だと思ったが
中々にギャグ濃度の強い作品だった。


1話の開始数分でぽてまよが主人公・クラスメート達に特に何の疑問も抱かれず
それどころか歓迎されている様子を見て
「こういう作品なんだ」とすぐ理解できてよかった。


キャラクターデザインは可愛らしさはあるものの
「ぽてまよ」「ぐちゅ子」以外のキャラのビジュアルは少々特徴に欠ける。

しかし中身は愉快で痛快なキャラが非常に多くギャグの切れ味もよかった。
間のとり方や緩急の付け方なんかは
京都アニメーションの「日常」を思い出しました。

好きなキャラは春日乃ねね
やたらと毒舌な物言いと超高音ボイスが
クラスメイトの中でもひときわ存在感を放っていました。
声優は釘宮理恵さん
彼女のキャリアの中でもけっこう珍しい声と演技のキャラなんじゃないかと思います。


あとEDは爽やかでどこか優しさとぬくもりを感じさせるかなりの良曲で驚いた。

エンディングテーマ「うたたね」 歌 茶太


【総評】
パロディも無ければどつき漫才も無い
ハイテンション・ハイテンポな作風でもない
なのに笑い所がたくさんあった作品でした。
巧みな演出と間のとり方で笑わせてくれる
ギャグ作品としてレベルの高さを感じました。

かといってギャグ一辺倒ではなく、ほんのり優しい癒やし要素や
心温まるいい話もあるのでギャグは苦手という人にも耐えられる内容。

もちろん「ぽてまよ」「ぐちゅ子」の可愛さをたっぷりじっくり堪能するのもよし!



【不快感を一切感じさせない万人にオススメできるギャグ作品】

そんな印象で思った以上の良作でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

64.6 8 マスコットで学園なアニメランキング8位
魔法つかいプリキュア!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (77)
291人が棚に入れました
もうすぐ中学二年生になる「朝日奈みらい」は、
春休みのある夜、空から謎の物体が近くの公園に落ちていくところを発見します。
「もしかして魔法つかいかも! 」と期待に胸をふくらませるみらいは、
翌朝、ワクワクしながら、幼い頃からずっとかわいがっているクマのぬいぐるみ「モフルン」と一緒に公園に向かいます。
するとそこで目にしたのは…ほうきにまたがって宙に浮く女の子…!
リコと名乗るその女の子は、なんと魔法つかい! !
みらいは、魔法つかいに興味津々でリコを質問攻めに。
リコは“ある物"を探しにみらいの住む世界にやってきたらしいのです。
さらに、よく見ると二人は同じペンダントをつけていて…
そんな中、闇の魔法つかい・ドクロクシーの仲間・バッティが二人の前に現れます!
「リンクルストーン・エメラルド」を渡せとリコに迫りますが、
どうやらリコも、「リンクルストーン・エメラルド」を探しているらしくて…
バッティの闇の魔法で生まれた怪物ヨクバールに追い詰められたその時…
みらいとリコ、そしてモフルンが手をつなぎ、魔法の言葉『キュアップ・ラパパ! 』ととなえると、ペンダントが光輝きます。
そして、伝説の魔法つかい「プリキュア」が誕生するのです…! ! !

声優・キャラクター
高橋李依、堀江由衣、齋藤彩夏、早見沙織
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【評価辛目】プリキュアは魔法つかいではなく、やはりプリキュアだった

直接打撃系美少女戦士のプリキュアと間接遠距離系の魔法つかい。
相性が悪そうな要素は混ざり合うのか?
それを再三気にしつつ、モフルン&はーちゃんによる和みを頼みに完走。

魔法属性っぽい三形態の変身、必殺技など、
一定のコラボ成果は見せてくれましたが、
総じて、プリキュアと魔法の折り合いはあまりつかなかった印象。

スタッフの方々も想像以上の水と油にビックリされたのではないでしょうか?
『プリキュア』シリーズは元来、始めからガチガチに設定等は固めない。
一年4クール試行錯誤を繰り返しながら、作品のテーマを完成に近付けていく傾向。
普段はそれでいいのですが、プリキュアと魔法で一年行くなら、
もっと最初から設定を固めていく方が良かったと思います。

後半少し落ち着いたのか、好エピソードが2,3散見されました。
特に{netabare}チクルン{/netabare}の話などは良かったと思います。

ただ、これもプリキュアと魔法を絡めたから出来たシナリオというより、
魔法に入れ込み過ぎてやや体勢が崩れかかったプリキュアを、
愛とか友情とかシリーズ伝統のホームグラウンドで立て直したからこそ、
組み上げることが出来たプロットといった感じ。

一方で敵の存在意義はブレ続けた魔法の立ち位置に引きずられ定まらず。
後半に入っても{netabare}これは魔法ではなく「ムホウ」だと言ってみたり、
終盤に至っては「終わりなき混沌」と主張してみたりと{/netabare}
終始混沌を極めた印象。


魔法に弾き返されて、プリキュアとして何が原点か確認できたことは好材料だったとは思いますが……。

ついでに驚いたのは最終回にて、
{netabare} プリキュアたちが魔法を差し置いてスイーツこそワクワクと時めき、
スイーツをテーマにした次回作『キラキラ☆プリキュアアラモード』への
バトンタッチが次作のパティシエ志望の主人公も交えて行われたこと。

個人的に途中から本作が魔法に見切りをつけ、
プリキュアが魔法の次につるむ要素を模索していた疑惑が浮上w

そう言えば、いちごメロンパンだの冷凍みかんだの、
食い物が絡む話ではやたらシナリオが生き生き走っていた気がしますし、
後期エンディングでは「アラアラアラ・モード♪」とか踊ってましたしw

後半入った辺りでもう既にこのプリキュアは
スイーツに浮気していたのかもしれません。{/netabare}



【評価辛目】(前半折り返し感想)プリキュアに魔法はかかるのか?
{netabare}
……いや、苦労してますねぇ(苦笑)

プリキュアも変身ヒロイン。広義の魔法少女とも言えますが、
実は格闘、武闘派ヒロイン・プリキュアと遠距離攻撃が主体の魔法使いはあまり相性がよくありませんw

水と油をどう混ぜるか?そこが私の興味でもありましたが、
最初は魔法使いたいのか、蹴り飛ばしたいのか、戦闘スタイルすら定まらず、浮き足立った印象w
ただ最近は徐々に多彩な魔法効果を織り交ぜたバトルシーンを実現しつつあり、今後に期待したいです。


加えて、魔法界の予言や野望を厄介事の軸に据え、
人間界(ナシマホウ界)と魔法界を行ったり来たりする設定。
魔法界にアウェー感が残るうちに人間が守る対象として意識させる誘導が上手く行かなかった印象。


本作のテーマは大切なのは世界制覇の野望とか、それを阻止する伝説の戦士とかじゃない。
魔法もそんな大仰なことに濫用するもんじゃない。
身近な人、物を守りたい、幸せにしたい。魔法ってそういう物に使ってこそ素敵なものでしょう?

恐らくはこんな感じでテーマは定まっているはず。
ですが、前半は世界観等の構築に悪戦苦闘するのに精一杯。
さらに、元々、シリーズ通じて、とって付けた感がある毎回の敵登場が混迷に拍車。
テーマの伝達以前に表現すらままならなかった印象でした。


私としてはこういう四苦八苦を見るのも楽しみだったので問題ありませんが、
こんなオタクな視聴をしてくれるのはきっと私のような“大きなおともだち”くらいw
子供はつまらないと思ったら見ない。
大人の迷いが子供にも伝わったのか視聴率も大変苦戦しているとか……。

個人的には魔法を無闇に使ったらダメ。ナシマホウ界で魔法の使用が見つかったらダメ。
などと某ホグワーツみたいなケチなことは言わず、
無邪気に魔法を濫用することで、まず視聴してもらうべきお子様にもっと魔法の魅力を伝えることから、
立て直して欲しいプリキュア作品です。


以下、声優オタな“大きなおともだち”の戯言w

キュアマジカル役で堀江由衣さんがついにプリキュア声優!というのが私の注目点でしたが、
加えて相棒のキュアミラクル役の高橋李依さんも気になる存在に。
高橋さんと言えば、最近だと『このすば!』の爆裂魔法しか愛せない例のあの方の印象が強烈w

ミラクルが炎属性のスタイルに変身した時は、毎回、周囲が爆裂しないか心配でしたが、
魔法学校も今のところ爆裂したりせず無事ですwよかったw

さらに{netabare} “三人目”のキュアフェリーチェ役の早見沙織さんは、
最近だと『無彩限のファント・ムワールド』のカービィ……じゃなくw和泉玲奈が印象的。
何か凄いパワーを秘めていそうなので、周囲の人や物が何でも吸い込まれないように祈りたいと思いますw {/netabare}{/netabare}


【一話感想】『魔法使いサリー』から50年……魔法界にも色々ありましたw

{netabare}長くなるので折りたたみw

プリキュアシリーズ第13弾にして、突如プリキュアは伝説の戦士ではなく、
魔法使いだったと認識を改めた?
東映動画60年、『魔法使いサリー』から50年の節目に制作された本作。

手を繋いでふたりで変身など、初代プリキュアへのオマージュ、原点回帰も感じられた初回。

ふたりのプリキュアの再定義だけでなく、
魔法使いを再考する探究心も感じる滑り出しでした。

例えば、{netabare} 齢13歳で箒に乗って人間界にやってきた魔女娘さんとか、
駅の隠された入り口から魔法学校へ旅立つとか……。 {/netabare}

この数十年で蓄積された諸作品で描かれた魔法使いの経験を、
プリキュアに追体験させて、プリキュアにとっての魔法使いの立ち位置を模索する……。
作品、プリキュア、魔法、魔法使い……。
様々なアイデンティティ模索アニメにもなりそうな予感です。

主人公の願いが叶って{netabare}クマのぬいぐるみがしゃべった瞬間は、
有吉さんの吹き替えの幻聴がして、ちょっとだけ嫌な予感がw
でもこの娘は変身したら大人になるけど、中身は純朴すぎる中学二年生のままなので、
中年になってクマと一緒にグレる心配は、ひとまずはなさそう?ですw{/netabare} {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャッチコピーは、「魔法のことば『キュアップ♡ラパパ!』でふたつの世界がいまつながる!」。

本格的にアニメの視聴を始めて4年と10か月…まさかプリキュアのレビューを書く日が来ようとは夢にも思っていなかったのが正直なところです。
日曜日の朝アニメ…明らかに女児向け作品である事も分かってはいるんですが、見始めるとこれが中々面白いんです。
気が付いたら全50話…完走していました。

この物語の主人公は、中学1年生の朝日奈みらい…彼女は春休みの夜に魔法使いの十六夜リコと運命的な出会いを果たします。
この二人の出会いは本当に奇跡的…だって二人とも伝説の魔法使いであるプリキュアだったのですから…
そして物語の中盤でもう一人のプリキュアが登場して物語が動いていきます。

私はプリキュアシリーズを始めてちゃんと見たのでこれまでの事は良く分かりませんが、この作品は通算13作目で11代目のプリキュアなんだそうです(wikiより)。
そして敵との戦い方も序盤はパンチ、キックの応酬…そしてある程度苦戦したところで伝家の宝刀である魔法が炸裂…という既定路線に乗っています。

でも敵との戦いはある程度パターン化されているので、大人から見た面白さ…という点では今一つかもしれませんが、この作品の良いところは大きく二つ…

一つ目は人と人の出会い、触れ合いや心に思い描く夢や願いを物凄く大切にしている事…
そしてもう一つはプリキュアを演じている声優さんが抜群である…という事です。

生まれた世界も場所も違うプリキュアのみんな…
ずっと一緒に居たい…と思ってもそれが永遠に続く訳ではなく、いつか必ず別れは訪れます。
だから一緒に過ごす時間をとても大切にしているのがビンビンに伝わってくるんです。
時には目頭が熱くなる事さえあったほど…

そして二つ目は声優さん、高橋李依さん、堀江由衣さんにはやみんと、深夜アニメにも引けを取らない豪華な顔ぶれが取り揃えられているんです。
この声優陣だけでおなか一杯になってしまいそうです。
もちろん女児向けアニメであるため、大の大人にお勧めするのは難しいかと思いますが、好きな声優さんが出演されているならチェックしても良い作品だと思いました。

オープニングテーマは、北川理恵さんの「Dokkin♢魔法つかいプリキュア!」と「Dokkin♢魔法つかいプリキュア! Part2」
エンディングテーマは、プリキュアによる「CURE UP↑RA♡PA☆PA!〜ほほえみになる魔法〜」と「魔法アラ・ドーモ!」

色んなジャンルの作品がアニメ化されていますが、日曜朝8時台のアニメは見ていて心が温かく…優しくなれる作品だと思います。
1年間50話かけて放送された作品なので、登場人物の心理描写も丁寧ですし、物語もしっまり纏めあげられていたのは好印象でした。
そしてこの作品を完走して、この手のジャンルの作品でも十分に視聴できる事が良く分かりました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

なる@c さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

3話まで観ました

3話までしか観ていないので、レビューもくそもありません。
とりあえずここまでで思ったことを書き出してみます。以降は追記で。

まずはキャラクターの容姿。
キャラクター原案が別の人に代わったということもあり、前プリキュアのGo!プリンセスプリキュアより随分幼く見える。しかし、実はプリンセスプリキュアのはるかと魔法つかいプリキュアのみらいは同い年である。どちらかというと、今作のキャラクターの方が歳相応の容姿をしていると思う。少女らしい純真さと戸惑いが表れていて良いデザインだと思うが、外国人アニメーターさんには少し描きづらい顔なのか、2話の作画は少し不安定だった。特に変身バンクや必殺技バンクとその前後のシーンでギャップができていた。まあ、あまり気にしてはいないが。これから何回か放映されるであろう神作画回に期待がかかる。
ちなみに、良い機会なのでここで筆者のプリキュアに対しての考え方を。僕は、プリキュアが完全に女児向けのものになるなら、それでもいいと思っている。つまり、あまり戦闘をせず、ボロボロにやられることもなく、可愛く敵を浄化するというような、作画にもあまり凝らないアニメになってもいいと。そもそも、僕らオタクは本来のニーズの外から勝手に楽しませてもらっているだけだ。僕らと女児のプリキュアに対しての希望があるなら、女児を選んでほしいと思う。ねえ東映アニメーションさん。

閑話休題。
一つ、気になったことがある。主人公の思いやりの心はよくわかるが、まだ入学してもいない異世界の魔法学校校舎が敵に壊されるくらいでここまで必死になるだろうか。校舎に限った話ではなく、今作は主人公が異世界で生活し始める作品なので、直接みらいの家族に危害が加えられるわけではない。ここに違和感を持つのは、薄情な大人だからだろうか。

今は、ひとまずここまで。
手をつなぐ変身バンクは、絆が感じられてとても良いと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

68.4 9 マスコットで学園なアニメランキング9位
アイドルタイムプリパラ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (37)
172人が棚に入れました
小学6年生の「夢川ゆい」はアイドルになりたいと思っている「ゆめかわ」な女の子・でも普通の女の子がアイドルになるなんて夢のまた夢のお話。友だちにも「いつまで夢みてるの?」って言われちゃう…

 そんなある日、自分たちの町にもアイドルテーマパーク「プリパラ」がオープンすることに!! しかも、パラ宿のアイドル「らぁら」がやって来ると聞いて期待に夢膨らむ「ゆい」だったが、あらわれたのは自分と同じ小学6年生の「真中らぁら」という女の子だった。

 新しいアイドルシステムにアップデートされたパパラ宿の「プリパラ」が舞台。はたして2人はここをアイドルでいっぱいにすることができるのか?!

声優・キャラクター
伊達朱里紗、大地葉、山田唯菜

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

悲しいストーリーなのに、なぜ笑えてしまうのだろう...

プリパラの文化がないパパラ宿に神アイドルのらぁらが派遣された。
ここに、新しくプリズムストーンが建てられるから盛り上げてほしいという。
しかし、らぁらの通うアボカド学園はプリパラ禁止の校則。
加えて、風紀委員長の地獄ミミ子による監視体制。
らぁらは夢いっぱいキャラのゆいと一緒に、懸命にプリパラに入ってライブを行うことで少しずつ仲間を増やしていき、校内のプリパラ禁止令解除と共に、ミミ子の過去を知ることで和解していく。。。

ここまでは、よくある話だけれどもここから先が分岐点。

パパラ宿に存在した古代プリパラには時の精霊としてファララとガァララがいた。
ファララは昼のプリパラを護るものとして多くのプリパラアイドルに出会え、みんなと一緒に楽しめる。
一方、ガァララは夜のプリパラを護るものとしてマスコットのパック以外誰もいないプリパラを一人寂しく見守る。
ある時、この運命に嫌気を晒したガァララを不憫に思ったパックが現実世界の女の子の夢を奪い、そのエネルギーを活用することでガァララがずっと起きていられるようにした。
実は、これがパパラ宿にプリズムストーンがなく、プリパラ禁止令が学園に出ていたという理由だったのだ!!

不都合な定めを変えたくして、女の子の夢を奪うという行為が許せないのに、否定しきれない。それなら、何か良い方法に持っていけないのか...というのが執筆時点でのストーリー展開です。

...というすごーく悲しいストーリーなのになぜか笑ってしまうところの方が多い。というのも、各キャラが盛大にボケにまわっているからですね(笑)たった1話でプリパラ(竹書房じゃないよ!)を破壊、どうやって作ったのかもわからない巨大な豚の貯金箱型の仮装、ユメ目が懐中電灯の役割...書ききれないくらいのカオスな世界が混ざっているおかげで、なんとかなるなるみたいなみょーな安心感があったりします。

それでも凄く秀逸なテーマをよく考えたと思いました。ガァララの声を聴くとすごく感じるのですが、小学生低学年くらいの無邪気な女の子が精霊という肩書ゆえに、やりたいことができないという不遇な状況というのが鮮明に出てきます。(まさかだと思いますが、眞子様のご結婚をヒントに??)一方で、その夢がガァララの原動力になっているあたり、夢を持つことの重大さを教えてくれている感じがします。
今回、特に5年前に主人公をやってたキャラが夢を持つことの大切さを伝える曲を歌ったところに、子どもだけでなく、夢を持たなくなってしまった大人にも改めて、夢を持ってほしいというエールが込められていると思いました☆

まだ、進行中のストーリーですが、パパラ宿の主メンバー全員が、かつて持っていた夢を思い出し、それに向かって努力していくという流れになりそうで、彼女たちが初登場かららぁらたちとの出会いで、どの程度考え方が変わるのか、非常に楽しみです^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

たくすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

私のプリティーシリーズの入口

プリティーシリーズ初視聴作品
プリパラの続編という中途半端な所から入りましたw
当時アイカツスターズを見ていたのでこっちも見てみようかなと軽い気持ちで見始めました。
現在はプリティーリズムとプリパラ全作品視聴済みです。

今思えばぶっ飛んだ話が多かったけど、こんなものなのかなとあっさり受け入れました。
パックが塔になったのは流石に驚きましたがw
グランプリ以外の話は何気ない日常回が多いけど見ていくうちに感情移入していきました。

経過経緯は省略しまして…
MY☆DREAM結成は感動しました。
プリティーシリーズにおいて初めて結成を見届けたグループなので思い入れが強いです。
シリーズの中でも殿堂入りみたいなユニットです。

1年という長い期間なので個人的には積み重ねが物を言うという感じでしょうか。
展開を読める所も多いけど話はしっかりしてるので不満はありません。
そもそも女児向けアニメですから。
みんなトモダチ、みんなアイドルというのが根底にありキャラ間のつながりや絆がとても良い。

アイドルアニメなので楽曲も力入れてます。
MY☆DREAMのBelieve My DREAM!
Dressing PaféのGet Over Dress-code
SoLaMiDressingのMemorial
が特に好きです。
見所のライブシーンも出来が良いです。

現在2週目に突入し時間がある時に見ています。
シリーズ見終えた後なので違った気持ちで見れてるし新たな発見があったり面白いです。
例えばみあが出てきた回、初視聴の時は何とも思わなかったけど2週目はプリリズを知ってる状態なのでテンション上がりました。
プリパラから見ていれば良かったなと軽く後悔はしてるがそうしてたら好きなグループ変わってたかな。

アイドルタイムプリパラの次はプリチャン(今も視聴中)、プリティーリズムと見ていくことになるのですがアイドルタイム以上の衝撃を受ける事になるとは思いもよりませんでしたよ(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

あぽろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

20話ほど見たけど酷い

【物語】酷いとしか言い様無い。何故らぁらのプリパラチェンジをあんな風にしたのか理解不能です。
あの設定にした意味はあったんでしょうか?
20話まで見ましたが全く物語とも関係なくてそうした意味はなんなんだとずっともやもやがある感じ
あと、2話のらぁらのライブ、「Make it!」を歌って踊ってましたが無印の時と少し違いましたね
「何故変えたの?」この一言に尽きます。違和感しか無かった。あとギャグ要素。無印の時は「何言ってんの?笑らぁらは馬鹿だなぁ笑笑」って笑える感じでしたそれに反してアイドルタイムプリパラは「は?こいつ何言ってんの?頭おかしいんか?」って感じですかね(語彙力が皆無で申し訳無い)その位無印との差が凄くて寧ろ気持ち悪くなりましたね私は
無印のキャラがライブしてる話だけが面白い無印を引き立てる為のアニメ感がぬぐえないアニメです。
【作画】無印の時と一緒で安心しました。文句無し。

【声優】無印のキャラは相変わらずいい声でした文句無しです。しかし!新キャラ!!全体的にパッとしない感じでした 残念

【音楽】1話で早速ゆいちゃんが新曲を歌って踊ってくれましたね。しかしまぁやっぱりパッとしない。
無印の時は1回聞けばハマる!って言えるぐらい最高な物でした。でもアイドルタイムは何度聴いてもとにかくパッとしないです。アイドルタイムプリパラでいい曲だと思ったのは1曲程ですかね。YouTubeでたまたま流れてきた「リンリン♪がぁらふぁらんど」位ですかね。全曲聞いてないので余りキツく言えませんが

【キャラ】1.全員頭おかしい
2.主人公の魅力が皆無すぎ 寧ろウザイ
この2点ですかね
唯一地獄耳委員長だけは好き

【結果】アイドルタイムプリパラを見てる暇があるなら無印プリパラを見よ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

70.6 10 マスコットで学園なアニメランキング10位
トロピカル~ジュ!プリキュア(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (22)
82人が棚に入れました
小さな島で生まれ育ち、
春から都会の中学校に通う
中学1年生の《夏海まなつ》。

故郷ふるさと の島から引っ越してきた日、まなつは、
《伝説の戦士・プリキュア》を探しに1人で地上へやってきた
“人魚”の女の子《ローラ》と出会う。

ローラの 故郷ふるさと 《人魚の国・グランオーシャン》は、
暗い海の底に住む《あとまわしの魔女》の襲撃をうけ、
《やる気パワー》がみんな奪われてしまった。
人間のやる気パワーまで奪われたら、世界は大変なことに…!

そんな中、地上に現れたあとまわしの魔女の召使いに
ローラが捕まって大ピンチ!

「わたしの《今、1番大事なこと》!それは…!」
メイクでトロピカルチェンジ!やる気全開!
まなつは、伝説の戦士・プリキュア《キュアサマー》に変身!

プリキュアに、学校に、部活に!
春夏秋冬いつでもムテキのやる気で、
みんなトロピカっちゃおう!

声優・キャラクター
ファイルーズあい、花守ゆみり、石川由依、瀬戸麻沙美、日高里菜
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

常夏のプリキュア、最後までトロピカってた

【紹介】
わざわざ紹介する必要もないプリキュアシリーズ第18作目
今回のコンセプトは「夏」「海」「トロピカル」「オシャレ」「メイク」「元気とやる気」

前回のプリキュアはシリアスなテイストでしたが、今回のプリキュアは学園生活が多めの日常中心でギャグがかなり多めなのでちょっと好みが分かれそうですが、私はどちらも好きです。

【メイクについて】
子ども向けだからなのか、メインテーマの一つのはずのメイクはシナリオ的にもビジュアル的にも結構扱いが雑な感じで扱いが小さく、あまりこだわりが感じられなかったのが残念なポイントです。
見た目は確かに綺麗で華やかでしたが、視聴者層を考えればもっとシナリオの主軸としてメイクを大きく取り扱って、こだわりを持って描いたほうがウケがいいのではないでしょうか?
小学生でも高学年になるとメイクに興味深々ですので見る目は厳しいかもしれませんよ。

【作画・音楽】
言うまでもないですが、綺麗です。
キャラデザも衣装のデザインも素晴らしくて何も文句ないですね。
オシャレがテーマになっているので、変身シーンも女の子がメイクをしていくような感じが良かった。
メイクって変身って言いますしね。

主題歌も相変わらずはずれがなくて、テーマ通りの軽快で元気がもらえる楽曲がとてもいい

【キャラクター】
まずマスコットのくるるん超かわいい。ただいるだけでかわいい。

役割がちゃんとはっきりしていて、みんなで補い合っている感じが良い
ローラは最近のプリキュアシリーズには珍しいタイプのキャラでいい味出していると思いました。
みんないい子で雰囲気良いのもいいけど、こういうキャラクターもいるとより深みが増しますね

敵のやる気がなくてやる気を奪うという設定が微妙ですね。
敵としての魅力が全然なくて、夢いっぱいの女の子達の日常に水を差して邪魔してる感じが残念だった。

【シナリオ】
最初から最後までギャグ多めで感動あり笑いありのバランスの取れた良いアニメでした。ギャグについては子ども向けなのもあってちょっと大人が見ていると苦笑いになるようなところもたくさんありました。
シナリオ全体としての軸がわりとあいまいで、各話単体として完結する話が多かったですね。
途中から見てもわかりやすい仕上がりなのは良いことですが、作品全体としての一貫したシナリオももう少ししっかりしてほしいです。

今回は女の子が大好きなオシャレとか学園生活とかとにかく楽しく日常を過ごすことを多く描写しているので毎日楽しそうでいいなーと思いました。
ただ、部活をみんなで楽しく遊んでいるだけに見えてしまっているので、別の目的を持たせれば話にメリハリが付けれたと思う。

それでもやっぱりプリキュア好きだなあ

ローラのエピソードがとても良かったです。
{netabare}
最初は女王になるためのコマとしか見てなかったのに、一緒にいる間に対等な仲間として見るようになって女王になれる道を蹴って「人間になりたい」って言って変身するところがとても良くて一番好きなエピソードでした。本作品の見せ場の一つだと思います。

アニメ見てローラを気に入った人も、ローラ微妙かもって思った人もぜひ劇場版を見てください!!
{/netabare}

【総評】
今回のシリーズは女の子達の楽しい日常というイメージが強かったです。視聴者層の女の子達にとってはオシャレで夢があってキラキラしていて良いと思います。

大事なのは大人がどう思うかよりも、子どもたちが楽しめるかどうかだと思います!
私は最初から最後までとても楽しかった。
特に最終回はまなつに泣かされました。
多くの笑いと感動をありがとうございます。

そして来週からは待ちに待った新シリーズが!!
今度は食べ物がテーマのようです。
公式サイト見ると、キャラクター3人のデザインが和風、中華風、洋風に分かれていてお料理が深くかかわってきそうなのが面白そう。

食べることと人に勇気を与えることは関係が深いと思ってて
プリキュアと相性良さそうでとても楽しみです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

南国テイストなプリキュア

ハートキャッチプリキュア!とも共演していたのが印象的だった。

主人公の夏海まなつ・キュアサマーを絶賛売り出し中?のファイルーズあいが演じていることも印象的。
人魚のローラもプリキュアになってキュアラメールになっていることも印象的。

南国テイストだけあってかなり明るい雰囲気で進行していくが、一之瀬 みのりのように寡黙なキャラクターもいる。キュアパパイアになるとなんか明るい雰囲気になっている。

後回しの魔女なる存在がおり、伝説のプリキュア?との決着を先延ばしにしすぎて何をすべきかすら忘れて思い出すことも後回しに。
今すべきことはすぐにやろう。明日やろうはばかやろうということですね。


OP
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア 歌 Machico
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア withトロピカる部 歌 Machico コーラス トロピカる部
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア〜トロピカる部Ver.〜 歌 トロピカる部
ED
トロピカ I・N・G 歌 吉武千颯
エビバディ☆ヒーリングッデイ!&トロピカ I・N・G エンディングリレー 歌 宮本佳那子・吉武千颯
あこがれ Go My Way!! 歌 北川理恵・吉武千颯
シャンティア〜しあわせのくに〜 エンディング主題歌Ver. 歌 キュアサマー(ファイルーズあい)・キュアコーラル(花守ゆみり)・キュアパパイア(石川由依)・キュアフラミンゴ(瀬戸麻沙美)・キュアラメール(日高里菜)・キュアブロッサム(水樹奈々)・キュアマリン(水沢史絵)・キュアサンシャイン(桑島法子)・キュアムーンライト(久川綾) 挿入歌
なかよしのうた 歌 ローラ(日高里菜)
なかよしのうた〜いっしょにうたおう♪だいすきなともだち〜 歌 ローラ(日高里菜)、夏海まなつ(ファイルーズあい)、涼村さんご(花守ゆみり)、一之瀬みのり(石川由依)、滝沢あすか(瀬戸麻沙美)

あこがれ Go My Way!!が凄い頭に残った。一緒に踊りたくなる。勿論、OPも良き。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

ふじお さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣いた笑った感動した

デパプリに続いてプリキュア完走二作目。デパプリと同様笑って泣いて感動して萌えてホッコリして盛りだくさんでプリキュアって本当にすごい!

音楽がヤッパリちゃんとしてるな~。夏といえばなサウンドがバッチリです。ピアノのモントゥーノをアニソンで聴いたのは初めてかな。サンバとラテンが上手く混じってる。クラーベ風フレーズのキメにタンボリンも入ってて面白い。劇伴も物語を邪魔せずしっかり盛り上げるのにしっかりメロも聞こえてくるという控えめに言って最高という。
しかしギターと管楽器で主メロとるT-square風のサウンドって今の若い人たちも夏を感じるのかな?

あとローラが超魅力的。高飛車なのに芯の強い優しさに溢れてて努力もできてドヤ顔可愛くて顔芸面白くてこんな魅力的なキャラ他にちょっと思い浮かばない。

あとヤッパリラスト。観てるこっちがだだ泣きしてる最中に爆笑もさせられるというね。この話創ったひと天才かよ?ってなったね。

これでまだ2/20なんだから全作制覇までたっぷりあってまだまだ死ねませんね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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