ホラーアニメOVAランキング 5

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのホラー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月05日の時点で一番のホラーアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.8 1 ホラーアニメランキング1位
コープスパーティー Tortured Souls 暴虐された魂の呪叫(OVA)

2013年7月24日
★★★★☆ 3.4 (429)
2121人が棚に入れました
薄暗い廃校の中で目が覚めた直美と世以子。一体ここはどこなのか?先程まで一緒にいた仲間たちはどこへ行ったのか?何も分からないまま出口を求め歩き出す二人だったが、ふとした衝突で離れ離れになってしまい……呪われた天神小学校での絶望が幕を開ける――

ほーきんす♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

【ネタバレ有】 『ちょうどいいさじ加減の「グロホラー作品」!』

 

 アニメを観る前に、原作が何であるかや、どういった作品なのかは全く知らない、フラットな状態でアニメを観るように心がけているので、この作品も↑の画像のみの情報しかなかった…。

 そのため、観る前は、生徒たちが殺し合いをする、いわゆる「バトロワ(バトル・ロワイアル)」的要素の作品かと思っていた。

 しかし、実際は、閉鎖空間に閉じ込められた人たちが、霊によって無差別に殺される、(グロ)ホラー作品だった。
 

 これは、観た人それぞれがどう感じるかであるから、あまり口をはさむことではないかもしれないが…、このレビュー自体、個人的なものであるのだから書かせてもらう…。

 この手のアニメ作品は、“アニメ作品”であるがゆえに、どうしても作画をリアルすぎる描写にすることができず、作画のみで“グロい”と思うことは難しい…(例えば、“子供たちが縛られて、生きたまま舌を切られる”シーンなどは誰がどう考えてもグロいが、それは作画ではなく、話の展開や設定などの一連の流れによるグロさである)。

 なので、この作品のグロシーン(の画だけ)を観て、本当にグロかった、怖かったなどと思うような人は、良い意味では想像力豊かな人、悪く言うなら(現実においても)ぬるい甘ちゃん性質な人だと思う…(グロ要素で言えば、ハリウッド映画の「テキサス・チェーンソー」シリーズ、ホラー要素で言えば、「グレイヴ・エンカウンターズ」(ちなみに、ホラー映画マニアにまでなると、この作品を低評価する人たちをたまに見かけるが、そういう人たちは、売れた映画ではなく、マニアックな作品をつこうとする傾向がある…)などは、まともに観ることさえ出来ないだろう…)。


 まぁ、そんなことはさておき、この作品を他の作品と比べての純粋な評価をするなら、上記の“グロ要素”、“ホラー要素”、“話の展開”やホラー作品ならではの“落ち”など、どれをとっても「Another」の劣化版であった。

 「Another」は、視聴者が「どういう設定何だろう?」などと、その後の展開などを予想し、それが裏切られる、またその裏切られるタイミングで今までのかんじとは一気に180度切り替わる、ことによって、視聴者に恐怖感を与えることに成功していた。
 しかし、この作品にはそれがなく、キャラが振り返ったところに、急に霊の顔がある…などの怖さ(お化け屋敷的な怖がらせ方)しかなかった。


 (おそらくだが、)この作品の原作はコンピュータゲームであるが故に、ただ単にプレーヤーに恐怖感を与えるというのではなく、いろいろと情報を集めたり、進んでいくうちに物語が展開していく、RPG的要素を含んだ作品にしたのではないだろうか…。
 そのためか、アニメ作品内にも、“さっきまで開かなかったページが、ある出来事の後には開くことができる”など、ゲーム的要素をかんじるシーンがたびたびあった。


 少し批判が過ぎるようなレビューになってしまったので、良かったところをあげると、最後の生き残った3人が、元の世界に帰るためにおまじないをするシーンがあったが、あれはかなり怖かった…。

 というのも…、サトシだけが帰って来れず、サトシの腕だけが元の世界に帰って来たことに恐怖を感じたのではない。
 展開を予想しながら観ている人からすれば分かっていたと思うが、ナオミが紙(の切れ端)を無くしたそぶりを見せるあたりから(もっと言うなら、セイコが最初に「その紙トイレで無くしてしまったみたい」的なことを言うあたりから)、その切れ端が自分のである(実際は、一緒に来た人のならどれでもよい)ことに意味があって、そうでない場合は帰ることが出来ない、ということはおおかた予想できていた。
 
 なので、サトシが帰れなかったことに恐怖を感じたのではなく、(ここからはただの想像である…)もしサトシが、“自分たち以外の切れ端を使った場合死ぬ”ということを予想していて、それでもなお、一緒に  “帰るおまじない”を続けた、のであれば…、最愛の妹がいない元の世界など生きている価値などなく、自分もはじめから死ぬ気でいたのではないか…(おまじないをするかなり前から、サトシは霊の女の子に“自分達の切れ端以外を使った場合”のことを聞いている…)。
 
 もしそうだと考えるなら、ナオミ達に「俺はユカのがあるから大丈夫」などと笑顔で言っておきながら、ユカと同じ世界(=天国)に行こうとしていたことになり、ある意味では、モリシゲと同じように、すでに“壊れていた”のではないだろうか…、と考えてしまう(ちなみに、そのせい(自分の切れ端が他人のであり、おそらくは自分は戻れないだろうとナオミ達に言わなかったこと)でナオミは、腕だけのサトシを見て、結果的に“壊れてしまう”)。

 
 と、まぁ、ここまで深く考えてみたらかなり怖い作品だったなとも感じる(…が、あくまでこれは個人的な妄想である)。
 (それと改めて考えてみると、自分のために命を懸けて戻ってきたキシヌマに対するシノザキの反応や、立ち直りの早さにはある意味恐怖した…。)


 (あと余談だが…)ナオミの声が「佐藤利奈」、セイコの声が「新井里美」(ここまで言えば分かる人には分かるだろうが…)であったせいで、ちょっとしたことに恐怖を感じたり、セイコに当たったりするところが、御坂(とあるシリーズ)ならそんな(精神的に)弱くないだろ…と、考えてしまって、物語に入っていきにくかった(2人の関係も“とあるシリーズ”の関係に似ている…)。

 
 よって、結論としては、あまりグロい系、ホラー系が得意でない人には、ちょうどいいさじ加減の“グロこわ作品”だったのではないだろうか…。

 (終)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

オラこんなパーティ嫌だ(微調整)

30分の4つ。
ロマンホラー。
グロ注意報。

原作あるらしいがやったことは無い。

こっくりさんもどきのお呪いした生徒+αが異空間の小学校に飛ばされて元の空間に戻るため頑張る話し。
こう書くと割りとありふれた設定ではあるが30分×4という構成ということもあり非常にサクサク見れる上に意外と言えば失礼だが話的にも割りと纏まってる印象を受けた。

ストーリーもそれなりに練られてて先は気になるんで最後まで退屈はしなかったしストーリーも訳分からんということもなく比較的分かり易い。
割りと良作なのではないかと。ストーリー部分ね。

グロ描写も最初らへんは、ふーんってな感じで見てられたが中盤?~後半あたりになると、おええええってな感じになって行く。前もどこかで書いた気がするが割りとさわやかなグロはまだ平気だが見てて痛々しいグロは見るに耐えない。例を出すとアナザーとかあの辺。

なのでグロ嫌いならお勧めはしない。最初らへん大したことなくても後々きついかもしれないが人による。

キャラも地味に可愛い&無難なイケメン揃いである。
特に女キャラはあの超麻雀アニメ咲のモブキャラにいかにもいそうな感じで悪くない。一人を除いて。
名前忘れたけどクールなメガネ娘。あの子だけは見た目キャラ的に他とは一線を画していた。
ぶっちゃけタイプだ。出来ればこの子を主役にして欲しかった。
この手の萌えキャラ?の表情の劇的変化所謂顔芸や狂気の行動というギャップはひぐらしに通じるもんがあるが顔芸に限ればひぐらしほどふっきれたものは感じなかったが普通に考えればあちらが異常なだけかもしれん。

まぁそこそこキャラ立ちはしてたようには思う。
思うが、悲しいまでにキャラの格差があるのは構成上致し方ないのだろうか。
パンツ見せるだけに存在してたようなキャラやちょっと目を離した間にいつの間にかいなくなったキャラや結局なんだったのか今でも謎な危ないほうのお兄ちゃんとか主役クラスと思われるキャラ以外のキャラの扱いが多少軽い気がしなくもない。

ではグロなどの物理的恐怖ではない心理的恐怖の描写はどうだったのか。
心理的恐怖ってのは分かり易く言えば和風ホラー的な心霊タイプなやつで物理的なのが洋風ホラーに多いゾンビだの殺人鬼だのあっち系なやつね。
舞台が小学校なんで出てくる霊はやはり小学生が多い。襲い来る霊も例外なく小学生だ。
怨霊なんだから呪いとか念力的ななにかで攻撃してくるかと思いきや清々しいまでに物理攻撃である。
はさみやら首しめやら引きずりやら実に多彩な物理攻撃を見せてくれる。

そういうわけなんで霊的な恐怖というのはほとんど感じない。
むしろ感覚的には洋風ホラーのソレに近い。
色んなグロ描写で誤魔化してるあたりなんて特にそう。恐怖描写がほぼグロ頼りなのが惜しい。

んでは総括。
霊的な恐怖を味わいたいなら他当たったほうがいいがグロ含めての怖さを味わいたいなら満たしてくれそう。
話の流れも基本的に暗く重苦しいがクスッと笑えたりジワッと泣きかけるようなシーンもあって悪くないと思う。

そして最後の締め。ラストの展開も中々味なことをしてくれてる。
正直これは読めなかったのでしてやられたと素直に思う。
かつて欝の代名詞とも言われる洋画ダンサーインザダークのラストを見た時に誇張抜きで数秒思考停止したことがあったがそこまでではないにしても中々来るものがある。しかしこの終わり方は賛否別れるだろう。

期待しすぎずに怖いもん見たさで見るなら思わぬ拾い物になるかもしれない作品。
グロを心から憎むとかでなければ一応お勧め。

それとこれ見て原作気になってプレイ動画なるものを見てみたが結構面白そうだった。
これ見て興味沸いたらそっちも買うよろし。別に制作者の回し者とかじゃないんだからね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 35
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

昔懐かしい学園ホラーアニメ

1996年にフリーゲームとして発表されて以来、長い間愛され続けてきた同名ゲームのアニメ化。しかしこのOVAは後発のWindows版・PSP版辺りの設定をベースに作られているようです。

あらすじ↓
{netabare}
如月学園での文化祭が終わって後片付けをしている傍ら、怪談を楽しんでいた生徒たち。クラス委員長である篠崎あゆみは、怪談ついでに明日転校してしまうクラスメイト・鈴本繭のためにあるおまじないを提案する。

「幸せのサチコさん」というこのまじないは、あゆみがネット上で見つけた‘友達といつまでも一緒にいられる’願いが叶う代物であるらしい。

早速このまじないを試す一行だったが、突然地震が起こり気が付いたら離ればなれで見知らぬ校舎の中にいた。

一体ここは何処なのか、この校舎から出ることはできるのか。そして幸せのサチコさんのまじないに隠された秘密とは。
{/netabare}


導入部にあたる1話の緊迫感・恐怖感は真に迫るクオリティでした。
ここでの主人公・中嶋直美とその親友・篠原世以子の関係性やすれ違いを交えたホラー演出は、定番であり強烈でした。

しかし2話からは物語の核心に迫る謎解き要素が加わったこと・猟奇的な描写が増えたことで、前半のような身の毛のよだつ恐怖は薄れてしまった感があります。

段々とアクションホラー的・B級ホラー的な方向へ移行してしまって、グロテスクな映像にもかかわらず思わず笑ってしまうようなシュールさは少し残念でした(笑)

最後には今までのネガティブな感情を払しょくするような感動的な幕引き・・・と見せ掛けて落とす様はやはりどこかB級的です。


ストーリー的には全編ホラー満載とまでは行きませんでしたが、やはり『SHUFFLE!』や『未来日記』を制作したアスリードだけあって、恐怖感を煽る工夫が細部に凝らされていたと思います。

しんと静まった校舎の中で不安を感じるような不気味なBGM、恐怖にかられた瞬間心臓が爆発しそうになる緊迫したBGM、寂しげでどこか優しい感動的なBGM…それから猟奇的な場面で用いられる痛々しいSEの数々…。
BGM・SEに関して素晴らしかったです。

登場人物たちの死角を突いたアングルが多かったり、何もないはずの暗所を映したり、寄りと引きを頻繁に切り替えたり…。
あまり技術的な部分は詳しくないですが、カメラワークにホラー的手法が多く用いられていた気がします。

古ぼけた校舎の質感と雰囲気、視界を奪う暗がりの恐怖感、登場人物たちの恐怖や狂気を浮かべた表情など…。
作画面でも秀逸さを感じました。


OP「星屑のリング」もED「蛍火」も普通に聴く分には綺麗な曲ですが、このアニメと合わせて聴くことで悲しさとか寂しさが先に来ます。
OPは特に今井麻美さんが見事に歌い上げているので一度聴いてみてほしいです。


キャストは売れっ子を大量に起用していて原作の人気が窺えます。
今回は喜多村英梨さんと、この中ではベテランに当たる大谷育江さんのお二人の演技が見事でした。
二人の演じるキャラは幼い少女なのですが、普段の無邪気な子供らしい可愛らしさ、一転して極限状態に追い込まれた際の怖さの切り替わりに凄みを感じました。


設定や展開的にちょっと古さというかベタな感じは否めないですが、ただのグロアニメではなくホラーな気分を味あわせてくれたので概ね満足です。
学校の怪談とか好きな方は、一度見てみても損はしない・・・と思います(笑)

追記:書き忘れてましたが過激なグロ表現のためR-15指定となっていますので、視聴の際はご注意ください。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

69.8 2 ホラーアニメランキング2位
ひぐらしのなく頃に礼(OVA)

2008年12月26日
★★★★☆ 3.7 (949)
4635人が棚に入れました
『ひぐらしのなく頃に礼』(ひぐらしのなくころに れい)は、07th Expansionが製作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のファンディスク。
運命の果てにある最終章いよいよ開幕!
社会現象を巻き起こした話題の「ひぐらしのなく頃に」がOVAシリーズとなって待望の第3期アニメーション映像化。制作はTVシリーズを手がけたスタジオディーン。新キャラクターデザイナーとして、今最も注目されるクリエイターの黒田和也が参加。
「ひぐらしのなく頃に礼」で、あなたは新たな真実を目撃する―――!!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「羞晒し編」「賽殺し編」「昼壊し編」

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と第2期は視聴済です。
現在本シリーズの新プロジェクトが始動しており、2020年の7月にTV放送が開始されるという…
7月のTV放送前に第3期以降の作品も視聴しておこうと思い、今に至っています。

この第3期からOVAシリーズとなっており、本作品では「羞晒し編」「賽殺し編」「昼壊し編」の3作が描かれています。


「羞晒し編」
■OVA第1巻

原作ゲーム「ひぐらしのなく頃に礼」にも収録されていなかったスペシャルコンテンツとして、
アルケミスト発売のPS2ゲーム「ひぐらしのなく頃に祭」初回特典小説(竜騎士07先生書き下ろし)
『羞晒し編』が驚愕のアニメ化!

穿くだけでモテモテになる、という魔法の海パンを巡って、市民プールを舞台に「ひぐらし」キャラクター総出演の
大騒動が巻き起こる…まさにOVAに相応しい、超ド級のハイパー・ギャグストーリーが展開します。

「賽殺し編」
■OVA第2巻
賽殺し編 其の壱 いままでとは違う雛見沢…。梨花を待ち受ける衝撃の運命とは!?

「梨花! 車が来ましてよー!!」
「み~! その手には引っ掛からないのです!」
「梨ぃ花ぁああぁあぁッ!!!」

昭和58年6月の袋小路を打ち破る長い戦いに勝ち、仲間たちと
楽しい日常を送る梨花を驚愕の悲劇が襲う!?
興宮で行われたゲーム大会の帰り道、梨花は車に轢かれてしまう。
ベッドで目を覚ました梨花は、そこが事故前とは別の世界であることを知るが…

■OVA第3巻
賽殺し編 其の弐 運命のサイコロが導いた“惨劇のない世界”

「……帰る……帰るわ、私は絶対に元の世界に帰る……
それがどんなにか細い道でも……絶対……絶対に帰る……!」

元の世界に戻るため、羽入を探して祭具殿へとやって来た梨花。
しかし、羽入とは小さな宝玉を通して通信を行うことしか出来ない状況だった。
羽入は梨花に、どこかに存在するという“カケラ”が元の世界に戻る鍵であること告げる。
はたして梨花は“カケラ”を見つけることが出来るのか!?

■OVA第4巻
賽殺し編 其の参 “罪のない”世界か、“罪と対峙する”世界か梨花の選ぶ未来とは?

「……羽入…あの世界は、……夢だったの…? それとも、…現実…?」

元の世界に戻るための“カケラ”は梨花の母が宿していた。
母を殺し“元の世界”に戻るか、“罪のない世界”に留まるべきか、選択を迫られる梨花。
羽入は選択を他人に委ねようとする梨花に、自分自身で決断するように促す。
梨花は、自分で答えを出すことを決意するが…

「昼壊し編」
■OVA第5巻

『昼壊し編』はPSPへの移植が話題のアクションゲーム「ひぐらしデイブレイク」の世界観を元に竜騎士07先生自らがノベライズ化!
古手神社に伝わる秘宝「フワラズの勾玉」を巡って、レナと部活メンバーが巻き込まれるドタバタラブ(?)コメディ。
笑って笑って、最後にはちょっぴりホロリとさせる展開も待っています。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

第2期までの作品の雰囲気のまま視聴を始めると、きっと肩透かしを食うことでしょう。
特に「羞晒し編」と「昼壊し編」は時系列すら定かではない上、公式HPにハイパー・ギャグストーリーとか、ドタバタラブ(?)コメディと書かれるくらい、内容が弾けているんです。

唯一前作の雰囲気が感じられるのは「賽殺し編」の全3話くらい…
この全3話だけは第2期の後日談であることが見ていて分かりますが、これも
前期未視聴の方にはさっぱり分からないと思いますが、前期を視聴された方なら感無量の作品だと思います。

思い返せば、部員のみんなはそれぞれ重たい十字架を背負って生きてきましたし、きっとこれからも生きていくんだと思います。
もし、その十字架を背負うことが無かったら…部員のみんなは本当に幸せだったんだろうか、という問いに対する明確な答えが本作品では描かれています。

きっとこの答えを導き出すためだけに「賽殺し編」が描かれたと言っても過言ではありません。
今を大切に生きる意味合いを見い出せると思います。

完走して振り返ってみると、ギャグやラブコメは嫌いじゃありませんが、この作品にはちょっとしっくりこないかな…^^;
前期までの物語が物語だっただけに、笑いのツボが見出せないんですよね。
そんな油断を作ったら、そこから簡単に心が抉られいてしまう…
そんなの前期までに何度も味わいましたからね^^;

でも、久々に雛見沢の部活をしている面子の顔を見ましたが懐かしさを感じました。
7月からのアニメも主要キャストは変わらないようなので、これも私にとっては朗報でした^^

オープニングテーマは、島みやえい子さんの「Super scription of data」
エンディングテーマは、anNinaさんの「まなざし」
島みやえい子さん、お久しぶりです…^^
やっぱり「ひぐらし~」といえば島みやさんですよね。
第1期OP「ひぐらしのなく頃に」、第2期OP「奈落の花」も久々に聞きたくなりましたよ。

OVA全5話に物語でした。
久々に視聴した導入編としては完璧の位置付けだったのではないでしょうか。
引き続き「ひぐらしのなく頃に煌」を視聴したいと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

野原に咲いた花には、きれいだけじゃない何かがある。

扱いとしては、「ひぐらしのなく頃に」3期です。

が、1期と違って怖くてグロいシーンは全然ないです。

番外編+2期の続編(おまけ)+番外編という印象でした。

全5話です。

先に1期と2期を見てくださいね~。


●ストーリー
「羞晒し編」(1話)
「賽殺し編」(3話)
「昼壊し編」(1話)の3つのパートで構成されています。

【羞晒し編】
圭一、レナ、魅音、沙都子、梨花の5人がプールへ遊びに行くことに。

魅音のおじさんからもらった海パンにはものすごい力があって…。

大変なことになる前に圭一の海パンを脱がさないと!と女の子4人が奮闘するお話です。

4人の水着姿が見どころかな?笑

あ、ソウルブラザーズの活躍のほうが見どころかww


【賽殺し編】
これは完全に2期の続編です。

3期の1番の見どころです。

繰り返しの世界から抜け出せた梨花が、また再びときを戻る。

しかし、今までの世界とはなんだかちがう…。

いるはずの人がいない。いないはずの人がいる。

起きるはずのことが起きない。

ここはどこ?


【昼壊し編】
レナが恋しちゃって暴走しちゃうお話です。

レナがかわいいので、レナファンは必見かとww

「嘘だっ!!!」←名言リターン!


●感想
久しぶりにひぐらしの世界に帰ってきました~。

ひぐらしの世界観には毎回引き込まれます。不思議な魅力。

今回もその魅力は健在でした。若干威力は弱かったけど(笑)

さらっと5話あっという間に見てしまいました。

久しぶりにひぐらし見てみるか~ぐらいの軽い気持ちで見るのがちょうどよいと思います。

羽入がかわいい…ww

あうあう~。


●音楽
【OP「Super scription of data」/鳥みやえい子】
いいねー。やっぱりひぐらしのOPはこうでなくちゃ。

まずOPで毎回引き込んでくれます。

サビとアニメーションがかなり好きです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

賽殺し編は見応えあり

原作未プレイです。
この作品だけを見ても意味が分かりません。
先に無印と解を見る必要があります。


羞晒し(はじさらし)編、賽殺し(さいころし)編、昼壊し(ひるこわし)編という3つのショートストーリーで構成されています。

羞晒し編と昼壊し編は、各1話のお遊び回。
本編からひっぱってきたネタが満載です。
しかもオールスター。
{netabare}レナ「嘘だッ!!!」{/netabare}
いい感じに笑わせてくれました。

賽殺し編は、「過去」に関わってしまった梨花(リカ)を描いています。
話数も2~4話までの合計3話となかなかのボリュームです。
内容はそれほどひねっていませんが、しっかりと作られています。
また、丁寧すぎるほど丁寧に説明してくれるので、問題なく理解できると思います。
西暦と昭和の年号換算に数分かけるほどの念入りっぷりです。やりすぎ。


話はいたってまじめです。
しかし、導入部がギャグっぽいです。
それに引きずられて内容もギャグっぽく見えます。
{netabare}自転車のスピードの出し過ぎで事故。
梨花にしては間抜けすぎますよ……。{/netabare}
そこは演出でなんとかごまかしている感じです。


テーマははっきりしています。

「罪」

誰にも罪のない世界は正しいのか?
そんな問いを投げかけてきます。
まあ、これまた丁寧に語ってくれるので、答えは出ちゃってますが……。
{netabare}
私の好きなテーマですね!
数々の失敗があったからこそ、今の人生がある。
{/netabare}

注意点が一つ。
登場人物に対するイメージが変わってしまう可能性があります。
特に梨花ファンには黄色信号です。
あくまで外伝として楽しみましょう。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 41

57.5 3 ホラーアニメランキング3位
KAKURENBO [カクレンボ](OVA)

2005年6月30日
★★★★☆ 3.2 (120)
459人が棚に入れました
クリエイター集団「神風動画」の主力であった森田修平と桟敷大祐による映像製作ユニット・YAMATOWORKSによるホラーアニメ。行方不明の妹を探すヒコラら少年たちは、鬼と呼ばれる者たちとの遊戯「カクレンボ」に参加するが…。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

オトコヨ様のお遊戯

30分の短編作品です。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

◆この作品の内容は・・・
誰も近づかないような暗い街でお面をつけた8人の子供達がカクレンボという秘密の遊びをするお話。
その遊びは決してやってはいけない遊びなのに・・・。

◆カクレンボを行う場所は・・・
舞台は中国の九龍城砦のような街。
廃墟とかした建物がびっしりと詰まった暗いスラム街で子供達はカクレンボをしてしまいます。
ミステリアスな雰囲気を非常に感じるこの場所で怖い体験をしてみてください。

◆秘密の遊びのこと・・・
「あの遊びはすっごく面白いけどすっごく危険だって」、「あの場所には近づいてはいけないって」。
こんな噂があるのです。
いわゆる都市伝説ですね。
この遊びに参加する子供達はそれぞれ目的を持って参加します。
行方不明の妹を探す為、いるかどうかわからない鬼を捕まえる為など。
小さい頃の子供達は好奇心旺盛。
してはいけないと言われると余計にやりたくなるのが人間のサガ。
皆様もお気をつけくださいませ。

◆キャラ達は・・・
子供達はお面をかぶってカクレンボをします。
お面は始めからかぶっているので登場キャラ達の顔は一切わかりません。
なので、怖い体験をするキャラ達の表情を見る事はできない。
でもこのお面はとても良い演出だと思います。
顔が全くわからないという設定は、他にアニメにはない異質な雰囲気を十分に感じます。

◆カクレンボについて・・・
他のユーザーの方もおっしゃっている通り、この作品での遊びはカクレンボよりも鬼ゴッコと言った方が正しい。
冒頭に、「夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる」と民族学者の一文が表示されます。
元々この一文は、神隠しや誘拐(人身売買)を恐れた意味で、日本では近代まで夕暮れ時以降の隠れんぼはタブーとされてきたらしいです。
小さいお子様がいる方はご注意を・・・。

◆総評・・・
誰も近づかない薄暗いスラム街で、顔がわからない子供達の、謎のお遊び。
ゾクっとする怖さではないけれど、異質な不気味さを十分に感じる作品でした。
それだけに、この作品が30分であることが残念でならないです。
2時間枠の劇場版で制作すればもっと深くて良い作品になったに違いないような気がしました。
もったいない・・・。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

KAKURENBO?ONIGOKKOの間違いでは?

この作品は、森田修平氏と桟敷大祐氏が制作した
ホラーOVAである。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
荒廃した町が舞台。そこでは、「オトコヨ様のお遊戯」と呼ばれる
いわば、「カクレンボ」の遊びが子供たちの間で話題になっていた。
しかも、誰も近づかないような暗い場所でないと遊ぶことができない。
危険であると知りつつも、それぞれの思惑を胸に7人の子どもは
カクレンボに挑もうとするが…。

世界観は好みの部類に入る。異様な空気を感じ取ることができる
雰囲気に仕上がっているので、その点は高評価。
また、30分以内に終わるということもあり手軽に見られるのは大きい。

言い換えると、それ以外の部分で魅力を感じとることはできなかった。
序盤で、カクレンボに関する説明があるが、周りの音が
遮っているため、とても聞き取りづらい。
音量を上げて、やっと聞き取れるといったところだ。

怖いと感じるシーンも多かったのだが、演出の仕方が
悪いのか呆気ないなと捉えることしかできなかった。
何人かの人物には、カクレンボに挑戦したいという動機が
あるのは分かったのだが、それ以外の人物はそういった説明が
一切ないため、感情移入できない。捨て駒の様な感覚で使用されるだけ。
他愛ない。それ以外でも、説明不足な点が非常に多いため
この作品にのめりこむことはできなかった。

落ちも自分はしっくりこなかった。これがやりたかっただけだろと
憤りを感じた視聴者も一定数いたに違いない。
勘がいい人ならすぐに気づくだろう。
60分近くに構成しなおすべきではないだろうか。
色々と勿体ない印象がぬぐえない。

ホラー物の登竜門として見るのはありかもしれないが、
対象年齢は小学生、良くても中学生くらいだろう。
ホラー好きが見ると、がっかりすること間違いなし。
幼少期に見ていればトラウマになりそうな気はする。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かくれんぼってより

かなりハードな鬼ゴッコの様相。

小さい頃、母の田舎に帰った時の事が思い出されたわぁ
炭鉱町だったんだと思うけど廃墟ビルとか繁華街とか雰囲気同じの。

関係無い話だけど、病院の廃墟に肝だめしに行ったんだけど、従兄弟の姉さんと、おらとでの、弟たち相当ビンタしても起きなかったなぁ(笑
2人で家抜け出して、自転車で30分ぐらい走って到着して、ここって、でっかいワンパク公園みたいになってて
冬はスキー場で、スキー場の方に登っていくと
建物あるんだけど、もう見た目にこれわの建物で真っ暗
かなり危ない感じしたので姉さんに、やめよう!を
進言したんだけど、姉さんは昼間に2度ほど偵察してあるから、大丈夫と言って手引っ張られていきました。
建物側面の方の割れてる窓から小さい懐中電灯もって
入ったんだけど、怖いにも程があるの印象しか残ってない。
階段上って2階にベットみたいなもの置いてある部屋
あって、そこの部屋見たときに2人の懐中電灯が同時に
消えて真っ暗。おらこの時声聞いたんだ「ひぃ~」って
低い声を。もうおらはパニック状態もいいとこの、
姉さんにしがみ付きの、「落ち着け孝」ってのと「声だすな」って言葉は覚えてるなぁ。もっといっぱい話してた感じするけど覚えてないのと、姉さんも震えてたのは
はっきり覚えているなぁ。
何だかんだで外には出てきてて、どう出てきたかはまったく覚えてないけど、電気消えた時の心臓のバクバク
感も思い出され、いい思い出になってるのかなぁと。

親同士のイザコザでもう何十年も疎遠だけど元気かなと
考えてみたり。

そして何年か後に心霊スポット特集で放映されてるしの
幸美姉さん。(笑

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

63.2 4 ホラーアニメランキング4位
ひぐらしのなく頃に 外伝 猫殺し編(OVA)

2006年12月22日
★★★★☆ 3.6 (290)
1510人が棚に入れました
アニメ「ひぐらしのなく頃に」のDVD全9巻購入者特典(R指定に接触するため非売品にするしか手段がないと考えられる)で「猫殺し編」がOVA化された。OP・EDはアニメ一期と同じだが、本編の作画はアニメ二期のものに近い。スクウェア・エニックス刊コミックス連動特典として書き下ろされた。竜騎士07先生による幻の「ひぐらし」外伝ストーリー。圭一たちの知られざる日常が描かれる!

なぎぃぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ファンにだけ許された特典!

最初はタイトルの意味が分からず、ずっと考え込んでいました!結局自分ではいい案に達する事はできませんでした;;;
Wikiで調べてみると
「Curiosity killed the cat」(好奇心は猫を殺す)
という外国のことわざから来たみたいですね!
文字どうりで納得いたしました
というかひぐらしはタイトルやFrederica Bernkastelの名言、伏線の張り方どれも素晴らしすぎて感服いたします;
原作や漫画にしか登場しませんがFrederica Bernkastelの正体を考えるのも面白いですよ!
誰かFrederica Bernkastelの有力説といいますか、あなたの考えを聞いてみたいです!
自分はひぐらし見返す時は必ず考えてしまいます・・
長くなりましたが最後にFrederica Bernkastelの名言を一つ置いていきたいと思います


砂漠にビーズを落としたと少女は泣いた。
少女は百年かけて砂漠を探す。

砂漠でなく海かもしれないと少女は泣いた。
少女は百年かけて海底を探す。

海でなくて山かもしれないと少女は泣いた。
本当に落としたのか、疑うのにあと何年?


             Frederica Bernkastel

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

忌みとする場所

「ひぐらしのなく頃に1期」の全DVD購入特典エピソードですね。
約23分のエピソードで、見逃していたので視聴しました。

◆この作品の概要は・・・
「猫殺し編」の意味は「好奇心は猫を殺す」。
部活メンバー達が、村の一角にある採石場で過去に起きた怪奇事件を村に伝わる伝承と合わせて語ります。

◆総評・・・
最近へんなひぐらし(煌)を見たばかりなので、私の中ではこのアニメの評価が下がり気味でしたが、やっぱり本来のひぐらしは最高です!
序盤の笑える展開から、中盤以降の怖い話へ。
このゾクゾクする恐怖感がたまりません。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
危ない場所に近づいてはいけませんよ~。
ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16

シン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

好奇心は猫をも殺す

ひぐらしのなく頃に猫殺し編です。
ひぐらしのなく頃にシリーズのオススメ視聴順は『解』の方にあるのでそちらを参考になさって下さい。

前編ではOVA等で特徴の笑いパートが基本でのほほんとした雛見沢を楽しめると思います。

後編では廃村になった集落での少しシリアスな雛見沢を感じられます。

主題であり題名のCuriosity killed the cat(好奇心は猫をも殺す)を投げかけて終わるので、その恐怖と興奮をこの物語で感じて欲しいです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1

63.5 5 ホラーアニメランキング5位
ジェノサイバー 虚界の魔獣(OVA)

1994年5月24日
★★★★☆ 3.5 (38)
144人が棚に入れました
バイオレンス描写に定評のある大畑晃一監督が手掛けた、日本に先駆けて初めてアメリカで先行発売されたOVA。全3巻が制作された。 生体エネルギー・ヴァジュラをその身に秘めた双子の姉妹・エレインとダイアナ。彼女らが精神融合を果たした時、恐るべき超生命体ジェノサイバーが目覚めるのだが、妹のエレインは本能の赴くまま真に行動し科学者ケネスの元から逃亡してしまう。それを追う姉のダイアナは妹と戦うことも辞さないが、覚醒したジェノサイバーの巻き起こした爆発によりエレインは10年後にタイムスリップしてしまう? 過激なアクションに目を奪われがちだが、世界の終末に向かってひた走る悲壮感溢れたドラマ部分も見逃せない。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

残酷描写が話題になったアニメに釣られてみた結果

全3話

wiki引用
『ジェノサイバー 虚界の魔獣』(Genocyber)は1993年に発売されたOVA。アメリカで過激な残酷描写が話題を呼んだ。登場人物の関係や世界観の設定など説明不足な点が多く見られるがセル画によるアニメーションのクオリティはかなり高い。


ストーリー

双子の姉妹エレインとダイアナは、生まれながらにして生体エネルギー“ヴァジュラ”の力を秘めていた。2人の精神が融合する時、超生命体“ジェノサイバー”が誕生した。 いま、ジェノサイバーと人類との半世紀にわたる戦いが始まる。


感想
まずはストーリーだが最初は結構深い話になるのかと思いきや投げっぱなしな感じが否めない。
なのでストーリーについては突っ込まないよう何も考えずに見ていたが、まぁもっと掘り下げたら面白くなりそうな感じがしたのがもったえない。
簡単に言うとサイコキネシスvsサイコキネシス的な感じだったりするわけだが…
人造人間とサイコキネシスの融合的な感じ?説明し辛い。
その辺分かり辛いがまぁそういうもんだと割りきって見ればいいかもしれない。
まぁ昔のノリですよね。

後まさかの若本さん出演w「ぶぉ~らぁ~」

でっ肝心の残酷描写だがまぁ良くも悪くもアニメだから残酷描写をいくらされてもさしたる事は無かった。
アニメだからなんか非現実だしどうという事も無いしなんでもなかった。
恐らく書き方とか演出の問題なんでしょうね。
精神的に来るグロは本当に堪えますがこういう単なる絵でしか無いグロ描写にはなんの感慨もわかないという感じでしょうか…

現代人って本当にグロ耐性なさすぎるんだなぁと実感しました。
現実にはもっと残酷な事が起きているというのに…


ちなみに私的には残酷描写は早いうちから慣れておいた方がいいと思う。
病原菌に対する耐性みたいなものでこういうのは耐性つけておかないと平和ボケで色々駄目になると思う。
個人的な話で言えば事故った場合や眼の前で悲惨な光景に出会った場合。
国家的な話で言えば国の存続にも関わると思う。


この程度どうと言う事も無い人にお勧めな知識なのがまずは
(※グロ耐性無い方は閲覧注意、ネタバレは関係ないが色んな意味で自己責任でどうぞ。現実にある話しなんかを絡めながらおすすめの作品とか知識を紹介します。アニメは理想だけを書けばいいと思う方は見ない方がいいです。なんかこっちが本編みたいになっちゃった。)
{netabare}残酷と言えば中国共産党だろう。
中国共産党に付いて色々調べてみるといいでしょう。
例えば近代史で有名なのが「天安門事件」
それからもっと残酷なのが未だにやっていてよくニュースでちょくちょく取り上げられている「中国の拷問」
さらには「人身売買」や「人肉カプセル」等
政治を絡めると「中国共産党の虐殺」
ニュースサイトで言えばわかりやすいのが新唐人TV。
http://jp.ntdtv.com/


それからメキシコの麻薬戦争。2chのニュー速+なんかでメキシコスレが立つと恐ろしい写真が昔は沢山貼られていたのはご存知の方も多いのではなかろうか?
まさにブラクラ(実際にブラウザクラッシュするわけではなく、精神がブラックアウト的な意味です)写真が山のように…。
今ではそうそう見かけなくなったが。
この辺の関係をグーグル先生に聞いてみればそりゃもぅ恐ろしいのなんのと。
背景なんかも調べてみると面白いものが見つかりますよ!

そしてなんと言っても人類史上最強の大虐殺者なんじゃないかと思う位恐ろしい現実の残酷な話が

カンボジアのポルポト政権
んでわかりやすい映画がこれ↓予備知識無いと分かり辛いかも?
映画「キリング・フィールド」
ニューヨーク・タイムズ記者としてカンボジア内戦を取材し、後にピューリッツァー賞を受賞したシドニー・シャンバーグの体験に基づく実話を映画化したもの。
あっちなみにこの映画にはグロ描写は確か大したものは無かったはず。
ほとんどが語りだったかな。
うろ覚えだけど頭蓋骨がいっぱい写る位だったと認識してる。
拷問したり殺したりって描写はほとんど無かったような気がするのでグロ描写に興味の方は精神的にやられてみてはいかがでしょうか?
恐らくとても現実とは思えないでしょうから逆にグロく感じないでしょうね。

・以下予備知識
ポル・ポト(wiki引用)
ポル・ポト(Pol Pot、本名:サロット・サル、1928年5月19日 - 1998年4月15日)は、カンボジアの政治家。民主カンプチア首相、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)書記長。なお、ポル・ポトは自身がサロット・サルと同一人物であると公式に認めたことはない。しかし、サロット・サルの兄弟のうちポル・ポト政権下を生き延びた3人の1人ロット・スオンは、ポル・ポトがサロット・サルであることを証言している。
通称は「一の同志」、「コード87」、「バン・ポー(年長者)」などがある。

Q.この人の何が怖いの?
A.近代史では恐らく最強の大虐殺独裁者

Q.カンボジアがどうなったの?
A.なんと国民の85%が14歳以下だったそうです

Q.つまりどういう事だってばよ?
A.簡単に言うと子供以外ほぼ全滅です

その残酷で残虐な事を本当にしていたか甚だ疑わしいでしょう?当時国際社会も同じ反応でしたね。
ってか未だにあまり知っている人は少ないのではないでしょうか?
まぁ残酷描写に興味のある方は現実社会の方が恐ろしい残酷な事になっているのを調べてみるのも面白いと思います。

余談ですが日本の元総理大臣の「カンチョクト」って人がポルポト政権の幹部と知り合いだそうで。ソースは一昨年だかの産経新聞だったかな。
この人についても国会質疑が恐ろしい内容を含むので日本社会への理想を過剰に抱いている人は見ない方がいいかもしれない。
人によってはあまりのショックに死ぬかもしれない()


あっ残酷描写のお勧め映画は
「SAW」シリーズ「エイリアン」シリーズ「ブラックホークダウン」「プライベートライアン」「地獄の黙示録」
これは拷問刑に似ていますが自らやらせる所が実にエグいです。
しかしこれの面白い所は更生させる目的がある所ですね。

「羊たちの沈黙」シリーズの「ハンニバル」とかですね。
こちらはレクター博士という凶悪極まりない犯罪者が狂気の沙汰に出る話。


グロアニメのお勧めは
「火垂るの墓」「エルフィンリート」「アナザー」「エヴァンゲリオン」「喰霊 ―零―」「攻殻機動隊」{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今まで見た中で一番グロかったアニメ(閲覧注意)

アメリカで発売され、過激な描写が話題を呼んだOVA。
日本ではネット配信のみです。
バンダイチャンネル → http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=611

まさか、あにこれにあるとは思いませんでした。


デビルマンの原作をご存じでしょうか?
人間の恐ろしさを描いた物語なのですが、それに似た内容です。

超絶的な力を手に入れた主人公の少女エレイン。
しかし、なるべくしてなったというより、そう導かれた話。
怪物と化したエレインと、人間達の数十年にわたる戦いを描いたSF作品。


とにかく目立ったのはグロさ。
○○を△△とか、××を□□とか、まあ、正気の沙汰ではないです。

※伏せ字の内容を知りたければどうぞ。責任は取りません!
{netabare}
・生きたまま解剖しつつ、死なないように保存
・手で、脳みそを脊髄ごと引きずり出す
・ミンチになるまでマシンガンで撃ちまくる
・女性や子どもの集団に火を付けて焼き殺す
等。
もちろん、カメラによるごまかしや、暗転処理はありません。
むしろ「……そんな奧まで見ないで(*ノノ)」ってくらいばっちり見せつけています。
{/netabare}

グロさ以外の見所は、

・世界の終わりを感じさせる、退廃的な雰囲気
・同じく、それに見合ったスケールの大きさ
・キャラデザインのかっこよさ
・アクションシーンの派手さ
・作画の綺麗さ(当時としては)
・意外に豪華な声優陣

といったところでしょうか。
謎が謎を呼ぶストーリー展開や、バトルシーンに至るまでの経緯も、インパクトがあって魅入りました。

テーマは「人間の狂気」。
前述の通り、それに見合うだけの狂った表現が満載。

そして、もう一つのテーマは「無垢さ」。
エレインは生まれつき知能に障害を抱えています。
そんな主人公はなかなかいませんね。
エレインは言語を発することができないものの、普段は人畜無害です。
それは、彼女が生来持っている、母性にも似た無垢な優しさによるもの。
しかし、そんな純真無垢な彼女が「人間の狂気」という本性に触れるとどうなってしまうのか……。

2つのテーマを絡めた、スケール感の大きい痛烈なSFアニメ。
荒削りな上に、グロさに目が行きがちですが、なかなか面白いテーマを扱っていて、飽きずに観られました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 37

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本アニメの中でも特異なスーパーカルトアニメーション

まずこのアニメはトップクラスに
過激な残酷描写がてんこ盛りである。

某動画サイトでもその部分をピックアップしたものが
存在するが侮ってはいけない。
女子供問わずいろんな人間が死んでいく。
また、作画も非常に高くある意味
スプラッター要素を極めた芸術作品とも思える。
相当な覚悟が必要だろう。

内容としてはデビルマンが近い。
物語が進むにつれ最終的には荒廃していく世界も
非常によく似ている。
ただ、非常に難解であるため一回の視聴で理解するのは無理がある。
解説サイトがあるので、見終わった後はそれで把握するのがいいだろう。

一話における後半の戦闘シーンは見所。
当然スプラッターまみれなのでそこは踏まえたうえで。

日本のアニメの中ではこのアニメが一番上級者向け
なのではないかと思う程強烈な作品であった。
スプラッター描写に慣れていない人にはまずオススメできない。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7
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