プログラマーで恋愛なTVアニメ動画ランキング 4

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番のプログラマーで恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.8 1 プログラマーで恋愛なアニメランキング1位
宇宙のステルヴィア(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (306)
1673人が棚に入れました
西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。
そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。


声優・キャラクター
野中藍、水島大宙、松岡由貴、折笠富美子、田中理恵、斎賀みつき、うえだゆうじ、陶山章央、広橋涼、豊口めぐみ、岸尾だいすけ、檜山修之、進藤尚美、藤原啓治、堀勝之祐、田中正彦、根谷美智子、屋良有作、小杉十郎太、笠原留美、朴璐美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心地よい余韻に浸れるアニメ…

はっきりとした色使いのアニメだなぁ…この作品の第1印象はこんな感じでした。
作画もキャラデザも嫌いじゃなかったこの作品の視聴を後押ししてくれたのが野中藍さんの初主演作品だった事です。
野中さんの愛称である「あいぽん」もこの作品の主人公である「しーぽん」が由来になっている事からもお互いに結びつきを強く感じます。

この作品の物語の舞台は西暦2356年…約189年前に地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって壊滅的な打撃を受けました。
そしてその超新星爆発から189年後の今年…セカンドウェーブと呼ばれる衝撃波が太陽系に向かって到達しており、全人類は総出で未曾有の危機に対処を進めていたのです。

人類はセカンドウェーブに対処すべく宇宙ステーションの一つであるファウンデーションを建設していたのですが、この物語はそのファウンデーションの一つであるステルヴィアにある宇宙学園に新入学制が入学してくるところから始まります。

ここで入学してきた新入生の一人が片瀬志麻…通称しーぽんと呼ばれる女の子…
彼女は宇宙パイロットを夢見てこの学校に入学してきたのですが、最初のうちの成績はほぼ底辺…
それでも色んな人々との触れ合いの中から学び…知って…そして成長していく様が描かれています。

この作品…兎にも角にもしーぽんが輝いている作品だと思います。
顔は可愛らしいですが、スタイルは人並み…口数は多くないのですが時折テコでも自分の考えを曲げない頑固親父の様な一面を持っていて…
人に相談する事は決してなく口を開く時にはもう自分の中で決定している事を告げるだけ…
何より人に対して素直になれない意地っ張り…

こんな風に彼女の性格だけを列記すると、あまり良いところが見当たりません。
それでも彼女は輝いているんです…

それじゃ何が彼女をそんなに輝かせるのか…
それはいつも一生懸命頑張っているから…

必死で考えて…誰よりもたくさん計算して…
負けた時には悔しいといってポロポロ泣いて…
大切な人と同じ目線で物事を見るために歯を食いしばって頑張って…
有事の時には自分の事など厭わず身を挺する事のできる彼女…
そんな彼女の一生懸命に何度も胸を打たれて…何度も涙で前が見えなりました。

間違いなくしーぽんは良い子だと思います。
でもこの作品の良い子はしーぽんだけではありません。
しーぽんを取り巻く同じ予科生の仲間たち…
みんなの立ち位置が抜群なんです。

同じ予科生…という事は仲間であると同時にライバルでもある訳です。
特にこのステルヴィアでは成績の優秀な人とそうでない人との格差がどんどん開いていくんです。
優秀な人は学生であるにも関わらず大切なミッションに参加させて貰えるのですが、そんな選ばれる人間はほんの一握りだけ…
難しい授業にも厳しい訓練にも耐えられるのはそのほんの一握りになりたいから…

でも人って気付いてしまうんですよね…
どうしても越えられない壁がある事に…
どんなに頑張っても絶対追いつけない人がいるって事に…
もう心の中はグチャグチャです…

確かに予科生の仲間同士…全てが順風満帆ではありませんでした。
でもここで彼らはまた気付く事になるのです…
仲間の存在が何より大切である事に…

この作品で繰り返し使われた台詞も印象的でした。
「自分にできる事をやるだけ…」
「ここを次に世代に残すのは我々大人の役目…」
しっかりと見据えるべき物事が眼中に入った台詞だと思います。

この作品は2003年に放送されたものなので、もう14年も前の作品ですがそんな古さを微塵も感じさせない作品だたと思います。
SFというジャンルの好きな方…或いは好みの声優さんが出演されているなら是非チェックして頂きたい作品だと思います。

オープニングテーマは、「明日へのbrilliant road」
エンディングテーマは、「綺麗な夜空」「The end of the world」「Dear my best friend」
全てangelaさんが歌っています。
この作品のオープニングを始めて聴いた時、恰好良すぎて鳥肌が立っちゃいました。
挿入歌としても使用されているのですが、この曲が流れた途端テンションも上がりまくりでした。
絶対に覚えたい曲です。

2クール26話の作品でした。
物語としては綺麗に纏まっていたと思いますが続編があってもおかしくない
展開だったと思います。
この作品もしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リトル アストロ アカデミア

22世紀半ば過ぎた頃、人類は太陽系に進出し、予測された超新星爆発による宇宙風に備える為「ファウンデーション」と呼ばれる宇宙ステーションを多数運用していた。
ファンデーションにはそこで働く職員を養成する為の学校があり、その予科生に進学した主人公と仲間たちのお話。
SF(風)設定の、学園もの、恋愛もの、成長もの、と言ったところです。
尚、戦争ものではありません。


結論から書くと、惜しい!
SF考証が甘い。学園ものとしても甘い。シナリオが甘ーい!!
企画として良かったのに詰め切れなかった印象です。

【SFとして】
「ファウンデーション」とかもろアシモフだし、全体にハインラインの「宇宙の戦士」にも似てますし、作者はSF好きなのかな?
にしては宇宙で起こる現象が全然リアリティがありません。
{netabare} まずおよそ200年前(丁度現代ごろ)超新星爆発による宇宙線で地球は壊滅的な影響を受けたんだそうで、そこから予測された第2波に備えるのが前半の話なんですが、第2波は宇宙線のみならず、物理的に隕石も多数飛来するそうです。
まず超新星爆発したのがどの星なのか言及ありませんが、太陽に最も近い恒星アルファ・ケンタウリですら、近いと言っても4光年離れています。
そこから何かが放射されてこの密度で降り注ぐって…有り得ないですよね。

第2波処理の「グレートミッション」を概ね計画通り成功させたファウンデーションですが、今度は土星付近に謎の脅威が現れこれが後半のストーリーとなりますが、これが科学考証が全っ然で、対処として一体何をやっているのかが全く分からないので入り込めないんです。

クラークの名著「宇宙の旅」シリーズは科学現象としての宇宙航海と、未知の脅威への対処を楽しむ作品ですが、それは科学的に合理的だから読んでいて楽しいんです。

「ステルヴィア」はそこの所全然及びません。
結局謎の宇宙蝉の正体も不明なままですし、
子供騙しのオカルト現象を描いているだけです。 {/netabare}

まあシンプルに「SFビッグ3」に迫る力量あるアニメ作家などそうそう居ないって事なんでしょうね。残念ながら。


【学園ものとして】
前半はまぁまぁ良かったが全体としてまず凡庸。
それからミッションに私情を持ち込むな!(笑)
{netabare}後半は酷いもんです。
主人公女子と彼氏くんに人類の存亡がかかりますが、そんなストーリーにしなくても良かったと思うんです。
正直地球人類のトップ2がコレかよ!と嘆きたくなります。
2人とも個人の悩みで任務に支障を来しています。
結果的に乗り越えたし、そういう成長ものなんでしょうが、高校生と言うより小学生みたいでした。
話し合おうとするたんびに「もうほっといて!」とか言いながら走り去るの何回やるねん。
ガンダムもそうですが、お子様に人類の命運背負わすのやめて欲しい。
{/netabare}

キャラ評価4にしましたが、これは実際居そうな深みのあるキャラを多数配置してくれた事への評価で、正直ウザキャラが多めでした。


訓練生が成り行きで活躍しちゃう似たストーリーに「ストラトス4」がありますが、そちらの方が成り行きに説得力がありますし、活躍の度合いや任務に注ぐ情熱の点で見応えがあります。
キャラもサバサバしてて魅力的ですし、ビジュアルも迫力ありました。
まだでしたらコレより先にそちらをお勧めします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

旧作の魅力を話したい(長文)

野中藍さんの出世作
舌足らずな独特な声は幼さのなかに芯がありますよね
あいぽん演じる片瀬志麻とその仲間たちが、助け合いときにぶつかって
宇宙規模の災害にむかっていく壮大なストーリーでした

今後視聴される方のために
舞台設定についてかみくだいて記します

地球圏からはるか遠くで星が爆発。
その爆発衝撃波が地球に到達して過去に壊滅的被害をもたらします
しかしこの災害はおわっておらず
爆発の第2波がくることが観測されており
対策として地球圏にバリアを建設しております
そのバリアのメンテナンスや、バリア通過した隕石の回収をする人材育成施設が
ファウンデーションと呼ばれる宇宙ステーションにあるんです

ステルヴィアとは第2ファウンデーションのなまえです。
西暦2356年のお話なのですが途方もない未来というより
生活の描写からごくごく先の未来の物語の印象をうけます。

では見所について語ります
まずはキャラクターの魅力
脇役が光る作品です。名作とされる条件は脇役が個性的であること
脇役の心理描写がしっかりなされていることが必須かなって考えております

主人公志麻の親友4にん
志麻の理解者であり、ステルヴィア入所から一緒のアリサ
ほんわかした人柄ながらくらい影のあるやよい
ツンデレ担当優等生ながら努力の人晶

ふだんは仲良くたわむれているんですが心に秘める
「嫉妬」「焦り」「不安」「孤独感」などがしっかり描写されています
高まった感情をぶつけあって喧嘩に発展することもありますが
罵りあえる仲間こそ本物の仲間であろうし
そして彼女たちのわだかまりが解消されて
真のともだちになって行く姿に感動を覚えます

学生を見守る側である教官のおとなたちも味があります
大人が重要な役どころである点はポイント高いです
やるときはやるって大人らしい姿にしびれます
子供しかでないアニメだとどうしても出せない味ってありますよね

ストーリーの魅力
登場人物が同じ目的にむかっていますので
一本道なシナリオで破綻がないんです
主題としてあるのが少女達の成長を描くことでありますので
別の方向をみていた子たちの心が一つになってく過程が
ストーリーをなぞりながら伝わってきます
結末をうやむやに終わらせず納得のできる〆かたにしたのも
気持ちよいですね

ものたりない点
①キャラデザは正直太いな・・・って肉感的ともいえるのでしょうか
丸顔で首もふとい。萌え絵の部類ですが
SFアニメなので、求めるところが違うんでしょうか

②最大の見せ場で迫力に欠ける
史上最悪の災害に立ち向かう過程の描きかたは手にあせにぎるんです
確実性にかける高出力レーザーに最後をたくして
それを発射。
まっすぐ飛んでいって
命中。消滅

こういうシーンって一回回想いれたり
お願いって祈ったりしてたりするメインキャラのカットとか普通
いれませんか?
だらだらひっぱるのもどうかと思いますが
あっけないのもさみしいのです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

77.5 2 プログラマーで恋愛なアニメランキング2位
ROBOTICS;NOTES [ロボティクスノーツ](TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1707)
8770人が棚に入れました
2019年。世界線変動率「1.048596」。フォンドロイド――通称『ポケコン』の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。そんな島にある中央種子島高校『ロボット研究部』は廃部の危機に直面していた。2名しかいない部員の1人で主人公の“八汐海翔”は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長“瀬乃宮あき穂”は「巨大ロボット完成」を目標に、目下の危機である廃部を避けるべく奮闘していた。そんなある日、海翔はひょんなことから『君島レポート』なるA.R.アノテーションを発見する。そこには君島コウという男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。
ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あきちゃんの極めてすぐれたリーダーシップに感動すた

『シュタインズ・ゲート』のようなものを期待している人は、見ても、中途半端な気分になるだけのようなので、あんまり手を出さないほうがいいかも。

見てほしいのは、むしろ、
「『タイガーアンドバニー』一話の広告のやり方がすごく面白かった!」
と思えたような人。

■リーダーシップってこういうことですよね、と。

{netabare}
わたしはこの作品を、ほとんど期待せずにみたのだけれども、予想外にかなり好意的に観れてしまった。エンディングとかに感動したわけじゃない。

なので、以下、すっげー、みなさんの求めていないであろう方向でのコメントになります。
いや、ぶっちゃけ、感動のエンドとか、期待してなかったし、後半がチグハグだったのとか、もう、はっきり言って、どうでもいいな、と思えたし。
わたしは、わたしで、ものすごく勝手に、ななめ横の方向で本作に感動しまくっていました。

何に感動したか、というと。
コナちゃんのキャラ…もよかったのだけれども、
それよりも、最高に好かったのは、
あきちゃんのリーダーシップの描写です。
いや、ね、これ、なんか、言及する人が少なすぎて寂しいのだけれど、これ、何気にすごいぜ??いや、マジで…!

こういうね、きちんと多くの人を巻き込みながらプロジェクトを立ち上げる、という困難な仕事をがんばって描写してたってけっこうレアキャラですよ…‥っ!

メイン・ヒロインのあきちゃん、は一見ただの「馬鹿げた脳天気」「無駄にポジティヴ」系のキャラに見えるのだけれども、「あっはっは、馬鹿だなぁ」と思わせつつ、この子のガッツは、きちんとプロジェクトを前にすすめるための正攻法を実践しているのだよね。

 スポ根もの(『巨人の星』とか、『カレイドスター』とか)の主人公も、何度もくじけて立ち直る話ではある。なので、そういうタイプのキャラなんだなー、ぐらいの印象で見てしまった人が多いような気もするのですが、いや、そこは、実は違うのですよ!
 だいたいのスポ根ものは、基本的には、個人の鍛錬の問題に修練していくけれども、『ロボティクス・ノーツ』の場合は、他人を巻き込みながらプロジェクトをすすめるのだから、挫けた後に弱音をみせないための努力が、またさらに一段階、高度に要求されるんです。しかも、立ち直った後、もう一回みんな説得して、プロジェクト再起動させなきゃいけないんです。プロジェクト再起動させるのとか、自分がもう一回やる気出すのとかより、ずっと大変ですよ。一度失った信頼を取り戻すことでもあるし、「またダメかもしれない」「またみんなに迷惑かけるかもしれない」って思いながら、やるんだから。すっごい辛い。

 あえて言おう!あきちゃんは、スポ根系主人公よりも上位の存在であると…っ!

 あと、「リーダー」というのは、世間一般のイメージだとドラえもんの出来杉君みたいな人とか、攻殻機動隊の草薙素子のような優秀な人材のことをイメージする人が多いと思う。

 だけども、出来杉君みたいなキャラクターは実は社会にでるとリーダーシップ人材でもなんでもない、ということがよくあるんですよ。出来杉君みたいなひとは、往々にして優秀なんだけれども、特に欲望が濃いわけじゃない。誰かに迷惑をかけてまで、かなえたい明確なビジョンがあるわけではない。そういう人は、官僚や医者にはなれるけれども、リーダーとはいえない、ただ単に優秀なだけの人、だったりする。

 じゃあ、誰がリーダーなのか。
 いろいろなタイプのリーダーがいるので、一概には言えないけれども、本作の「あきちゃん」はまさしく、優れたリーダーであり、時代を作ることのできる人材だとわたしは思います(※0)。これほど、ダイレクトにリーダシップを描いてみせているアニメは、稀有だといっていいと思う。

リーダーシップというのは、まさしくこういうものだよね。わかるわー、という感じがとにかく観ていて励まされる。何か、とても、困難なプロジェクトを自分で立ちあげて、努力した経験のある人ならば、かなり共感しながら見られるのではなかろうか、と。
 とにかく諦めない。優秀な人を巻き込んでいく。わがままを貫き通す。自分でスポンサーを説得する。課題を自ら発見し、解決する。
 ブレない。何度落ち込んでも前を向く。
 こういう人は周囲をすごくいろいろと困らせるとは思うけれども、こういう人の周囲に、きちんと優れた信頼関係にある参謀役(カイくん)が数人ほど周囲にいれば、ものごとは進むだろう。動かせるだろうとは思う。

 いろいろと、社会に出てみて仕事をすると、本当に重要なのは、「責任感」以上に、キラキラと目を輝かし続けながら一つのことを遂行し続ける胆力。これって、本当に得がたい。ぶっちゃけ、途中で落ち込むからね。時には、落ち込んだ時に、鬱になって、なかなか帰ってこれなくなったりしちゃう。根性だとかじゃ、すまなくて、ある種の「鈍感」で「無神経」なことが資質として必要とされるんですよね、こういうリーダーでいるためには。

 もちろん、実際問題としてはは、まあいろいろと突っ込みどころは、もちろんある。
 「高校在学中になんとかする」というのはたぶん無理。
 「お姉ちゃんにおいつく」という動機だけでも無理。
 ロボットについての知識があんなに乏しくても無理。
 優秀な人材をあんな簡単に揃えるのがそもそも無理。
 優秀な人材達にモチベーションを高く維持させつづけるのが無理。
 タスク割り振り等をきちんと進行管理することなく完成させるのが無理。(※1)
 スポンサーにもっときちんとしたビジョンを話せなくては資金調達は無理。(※2)

 …と、無理がいっぱい。
 だから、この話はファンタジー…です。

 でも、「無理」というは、ほんとは100%無理なんじゃなくて、80%ぐらい無理というのが正しい。20%ぐらいの細い確率で、なんとかなる。ただし、8割型無理なことが2つあれば、96%無理になる。3つあれば、98.4%無理。4つあれば、99.68%無理になる。
 だけれども、一つ一つの「無理」の確率を少しずつさげていけば、プロジェクトの成功率は10%、20%…と少しずつあがっていく。
 一度、20%まで成功したプロジェクトがあれば、次回も同じ条件が揃えられれば、成功率は40%まで上がるかもしれない。
 本作のとてもよかったことの一つは、もう一度いうけど、失敗を何度も経験すること。そこで、諦めて良い、と思えるぐらいの失敗を何度もしている。ふつう、そこで諦める。
 でも、そこで、諦めずにもう一度、前を向いて立ち上がることができる。そして、解決のための道筋をきちんとさぐることができる。自分のやりたいことの基本はブレない。きちんと、わがままに、人を巻き込む。
 他人の迷惑顧みず、とにかくドンドン体当たりで状況を切り開いていく。これは、並の人にはできない。
 これを、リーダーシップといわずして、何をリーダーシップというのか、と。
 
 こういうプロジェクトを実現するための、優秀なリーダーシップを描いた話がきちんとある話が存在していること自体を歓迎したいと思いました。心から。
 個人的な好みだけを言うと、セカイ系ストーリー部分なしにして、万博に出て「やったー!」っていうところまでで完了するぐらいの地味な話のほうがよかった。…けど、まあ、そんな作品地味すぎて中高生向けのマーケット訴求力に著しく問題があるという判断があったのでしょう。『天地明察』のような作品にしてしまえれば、ある意味で、潔かったとは思うけれども、最終的にいかにも中高生向けんお話として仕上げるという仕上げかたは、きちんとマーケット的な売り方を考えた末の結果なのでしょう。

 まあ、基本的には、諦めないで、話をし続けるというのが、いかに重要かということを、きちんと描いて見せているというだけで、十分えらい。

 ことを成し遂げる人って実際問題として、頭のいい人よりも、粘り強い人だったりするんですよ。ほんとの、ほんとの本当に。
 日本の厨二マーケットにこういう作品があって、ほんとよかったな、と思いました。
 
{/netabare}
■いろいろな現実の産業とリンクしていきそうなワクワク感
{netabare}
 また、この作品がつくられることで、ごく単純にいくつかの現実の事業者にありがたい効果が発生するであろうことが、わかりやすく存在しているのも良かった。
 いくつか挙げておくと

・スコール(飲料)、草原の詩(牛乳のブランド)など種子島・鹿児島近辺の地場産業の商品の描写(※3)。
 →宮崎の地場産業の盛り上げにもきっちりと貢献するでしょう。

・種子島の描写 → 実際の種子島の観光産業
・ロボワンの描写 → 実際のロボコンの盛り上げ
・巨大ロボット生成 → 実際の巨大ロボットプロジェクトの後押し
・各種ARの描写 → 実際のAR系プロジェクトの後押し(※4)

 きちんと、現実の産業がいろいろとこの作品を通じて、盛り上がるように、という志しもあるのだろう。そこらへんの試みもとてもとてもすばらしい。タイバニを大きなフックとしてこういう流れができてきた、というのは素直に歓迎したい。
 日本は、もうずっと長い間、ロボット産業の先進国である。
 これは、『鉄腕アトム』と『ガンダム』による影響が大きいと言われている。この二つの作品がロボットへ憧れる多くの理系少年をうみ、ロボット技術に従事させる経路をつくった。あたかも、ガンヴァレルにあこがれてあきちゃんが頑張るように多くの人が、それが実際にいま世界を動かすにいたっている。
 こういう流れが、既存のアニメファンにどこまで受け入れれるかどうかということ自体がひとつの大きな挑戦だと思う。
 できれば、こうしたムーブメントに一つ、何かの名前がつけられて、大きな試みとして、成立していくことを期待したい。


{/netabare}
 


■ふつうに、中高生向けアニメとして見た場合

{netabare}
 えっと…いや…どうなんすかね。良くも悪くも、ソコソコよくできてるかなぁ……いや、悪く無いとは思いますよ…!…たぶん。ほら、もう、最後のほうでシナリオ急展開系のなんちゃってセカイ系作品とか多いじゃないすか…!別のこの作品だけディスらなくたって…!いいんじゃない……かなぁ……いえ、まあ、ディスっているみなさんのお気持ちはわからないではないです…。

 それと、シュタゲもそうなんだけど、ゲームをギャルゲ仕様にするのは、商売的に理解するけれども、アニメにする際にはギャルゲ仕様な感じのシナリオはなくしてもいいんじゃね?
 コナちゃんはいいキャラだけど、コナちゃんとのラブとかもっと遥かにライトな演出でよかったのでは、シナリオ再構成しなおしてもよかったのでは……とか言ったらいかんのですかね。まあ、こういうのがいいのかなぁ…わたしにはさっぱりわからんですが…。
 まー、中高生向けアニメとしての評判は『シュタゲ』ファンにさんざんディスられているようですので、かわいそうだなぁ…という感じですが、中高生向けアニメマーケットに、こういう題材で、売りだしてヒットさせていくっていうのは、難しいのだな、と感じる話でもありました。

 わたしにとっては、この作品は、すごく志が高くて、その志の高さに感動したアニメなのですが、ただし、その志は、中高生マーケットのほうを直接に向いているわけではないので、「折衷案」というように受け取られてしまったのでしょう。難しいですね…本当に。

 『まおゆう』とか『狼と香辛料』は、きちんとマーケットに受け入れられて、この作品が―――十分にいろいろなレベルで水準に達しているところがある作品なのにも関わらず――、マーケット的にはきちんと受け入れられなかったというのは、わたしにとってはしっかりと記憶すべき大事なことの一つだ、ということになりそうです。

 おそらく、本作が中高生向けマーケットで受け入れられなかった理由はいくつかあるのでしょうが、大きくあげれば次の二点でしょう。

 第一に、シナリオ構成に失敗したこと。もう少し細かくあげると、
 ・テーマを入れ込みすぎ:展開が、序盤・中盤・後半と別テーマを入れ込んでしまったこと。個人的には、序盤・中盤で現実のロボット産業のさまざまなレイヤーとリンケージしていきそうなあたりが、ツボだったのですが、ベタな物語制作イロハということでいえば、物語の軸はやはりもっとしっかりとさせたほうがいいのでしょう。
 ・序盤からのつながりが悪い:たとえば、『天地明察』や『まおゆう』は、序盤の「ツカミ」のとり方が、中盤への布石としてきちんとリンクしていたのと比べると、本作の序盤のツカミは、その後の展開への布石という点ではやはり、まだいろいろと工夫のしようがあった、ということでしょう。
 ・後半が唐突:これはもう、誰もが感じたことでしょう…。
 ・キャラの絡みが悪い:ゲームからアニメに変換する際に、もっと、工夫できたであろうこと。全体にシナリオの省略の仕方がゲームの場合はあまり気にしなくてもいいのだけれども、アニメの場合、「上手な省略」が求められるので…そこは、やりゃいいと思うのだけれど、シュタゲ程度のリライトでも市場的にウケちゃったからねぇ…
 第二に、シュタゲの次回作という立ち位置でやってしまったことが、逆効果だったということなのでしょう。いかにポテンシャルのある作品であっても、視聴者層が違うと、まったくもって評価されないどころか、ディスられるわけでありまして…。そこのところが、悲しいかな。シュタゲ視聴者層のお口には合わなかった…ということなのでしょう。そこで、ネガティヴな評判の反応のほうが広まりやすい土壌ができてしまった。

 一点目は、制作スタッフのさらなる修練を求められるところでしょうが、二点目はご愁傷さまでしたとしか申し上げられないというか、かわいそうだなぁ。というか、本当に、残念でなりませんが…。

 いや、まあ、とにかく、中高生マーケットからの反応は、ぜんぶ横においておいて、わたしは、この作品よかったです!

{/netabare}
■勝手なオススメ作品

{netabare}
 個人的には、プロジェクト推進系の話で、良かったここ数年のヒットタイトルだと、『天地明察』(原作)も良かったです。社会的に意義のある、まだほとんどの人がきちんと意義を理解できていないプロジェクトを一個、あたらしくきちんと成立させようと思ったときに、どういったことをする必要があるか、というのを、非常に良く描いてみせていると思う。
{/netabare}



[注]

{netabare}

※0 ごめん。ちょっと言い過ぎた。ほんとは、もうちょっとは賢くないと無理です。ストレス耐性が強く、鈍感でガッツがあるということは、とてもとても重要な資質だけれども、あまりにアホな主張を通そうと頑張りすぎると、クールに賢い系のスタッフが「アホかこいつ。ついていけねーわ、勝手にやってろや」となってしまって、プロジェクトが途中で空中崩壊して~終了~というオチになるのが目に見えてます。この手のアホな主張を貫き通す人は、優秀なスタッフとものすごく強固な信頼関係と互恵意識でもって結ばれていないと、機能しないでしょうね。あきちゃんを中心としながら、彼女をリーダーとして愛してくれる優秀なチームが機能する環境が整ってないと無理ゲーだとは思います。

※1 あー、あと、「やれるか、やれないかじゃない、やるしかねぇ」的なコメントはプロジェクト・マネジメントとしては、あまり褒められないタイプのハナシなので、まあ、そこは、ちょっとイヤだった。
 「諦めないことが重要」系のはなしは、容易にタチの悪い根性論につながってしまう。タチの悪い根性論は、結局、マネジメントを放棄させて、ただ単にプロジェクトの個々人に負荷をかけて、個々人を押しつぶしてしまうこともしばしばありうる。なので、根性論はかならずしもよくない。
 でも、それは単にタチの悪い根性論だってdisればいいわけでもない。タチの悪い根性論は、「諦めずにいる」というとても重要な資質とつながっている。そこは厳密には切り分けられないのかもしれない。だから、多くの人が、プロジェクトを推し進めるためのライト・スタッフと、タチの悪い根性論マネジメントとの間で苦しむのだとは思うけれども。

※2 作中でガンツク2を作ることの意義について、悩む下りが出てくるが、ここはプロジェクトリーダーは、ほんとは絶対にブレたらいけない。社会的にどう意義があるか、ビジネス的にどう意義があるか、なぜ多くの人を引き付けるかという3つの点は、いつ、どこでも説明できなきゃだめである。

 こういう社会状況下で高校生がロボットをつくるということの意義は大きいとは思う。「高校生が頑張れば巨大ロボットを作れます」ということを証明してみせれば、「趣味でこれだけのことができる」といいう社会的なムーブメントをつくることができる。そこには、「趣味でロボット作りをする人たち」の市場を創生できる可能性がある。
 そうなれば、第一に社会的な意義としては、巨大ロボットの社会的な利活用を押しすすめることに大きな貢献をする。
 第二に、ドクのようなロボットパーツを売っている事業者にとっては極めてビジネス的に大きな意義のある。エグゾスケルトン社のようなロボット事業者にとっても、大きなビジネスチャンスにつながるだろう。
 第三に、単純につくりあげていくプロセスは楽しいし、観ていてワクワクする。
 これを、ちゃんと、常に言い続けられれば、一人前。まあ、そこまでいくとさすがに、高校生らしさが欠けるので、アレなんだけれども…。


※3 プロダクト・プレイスメントで広告契約むすんでいるのか、と思ったら、そういうことではないらしい。


※4 これは『電脳コイル』の影響がそもそもはとっても大きい。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13
ネタバレ

 BlackCat さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

微妙・・・・・・・

原作:ゲーム
ジャンル:SF
話数:22話

原作のゲーム会社がシュタインズゲートと同じ。
この1行によって内容に期待する人は多いと思う。
しかしそれが仇となってどうしてもシュタインズ・ゲートと比べてしまい面白味に欠けました。
いわゆる期待のしすぎってやつです。

ストーリーに統一性がない。
ロボ部の話と君島レポートどっちかを集中的にやったほうが
いいと思いました。
正直言って中途半端だと思います。
例えば、1クールだけにしてロボ部の青春熱血ロボアニメに
したり、メインは君島レポートとかでおまけでロボ部みたいな感じの方が楽しめたと思う。

1クール目は完璧にロボ部の話で、
終盤は急展開すぎだと思います。
まぁ、話が動いてくれた方がイイんですけど
それがあまりにも遅い! 
だからそのせいで話が大きく動くのも遅れたんだと思います。

こんな感じで酷評を書いちゃいましたが、
1話1話の終わり方は好きでした。
あの次見たくなるようなあの引きは好きです。


【 1~16話の感想 】
{netabare}
1話の感想
どうやらロボティクスノーツは近未来の日本を舞台にした作品のようです。
{netabare}ロボ部はガンつく1を作る資金がないため大会で優勝して資金をもらうみたいですね {/netabare}
 この1話からちゃんと目標みたいなやつが提示してあるのは次話も気になっていいですよね^^ あと作画も綺麗ですね! ストーリーも明るくて好きです

2話の感想

{netabare}ロボワン優勝目指してがんばってますねwあきは 名誉部長「タネガシマシン3」を使えるようにしようとがんばりましたがまさかの操作のほうで問題があったとは・・・ そしてあきも持病の発作が(((゜Д゜;))) {/netabare}

3話感想

{netabare}ついにロボワン当日ですね^^ ってそれいいんだww まさかのタネガシマシン3にキルバラの操作方法を入れるとは・・・ そしてさすがカイは強いですね!そして難なく決勝に! でもカイは日頃の疲れから体調が優れないorz  工エエェェ(´д`)ェェエエ工カイの反応速度ww そして追い込まれてからの・・・タネガシアクセルインパクトォォォォ!!!w でもカイ負けちゃいましたねw 残念 MR,プレアデスって・・・あの人だよねww {/netabare}

4話感想

{netabare}そしてロボワン準優勝じゃあロボ部廃部!ってところで日高来ましたねw(日高=MRプレアデス) でも資金がない>< ってことでアキはJAXAに協力を求めましたねwまぁ当然ながら断られましたが・・・・ そしてそんなことがある中カイは日高にキルバラの世界大会に出るときのコンビを組まないか誘われましたね~ でカイ負けちゃったね {/netabare}

5話感想

{netabare}カイが見た少女の幽霊は学校でも噂になってたみたいですね^^それでカイはそゆのに詳しい淳和と一緒に島中を探すも見つからないです。 そしてカイは少女の声がした建物に行きましたポケコン通してじゃないと見えない少女に会いましたね!やっとww そして「君島レポート」話がいきなり壮大になりましたね(゚o゚;; これは次話が気になる! {/netabare}

6話感想
{netabare}やっと6話ですね^^ 1週間が待ち遠しいです
6話は最初ただのロボ部だけの話かと思いきややはり君島レポートに関する話もでましたね!あそこの部屋が今後どんな感じで重要になるかがはやく知りたいですw
さらにロボ部にも進展がありましたね! 大徳さんとキルバラ作った人が加わりましたねwさらに大徳さんのおかげでスポンサーもついたしロボットづくりが本格的に始まる・・・と思っていた瞬間に昴のお父さん現れましたねorzこの先、昴が戻ってくるのか心配です(><) {/netabare}

7話の感想
 {netabare} ガンヴァレルのエピソードがついに分かりましたね^^そしてふらうごおりのこともちょっとありましたね。相変わらず重い話だなw  そして、かもめ怖すぎ(((゜Д゜;)))
あんなんいきなりなったら怖いぞwww そして昴は父と和解はしてないものの部活には来るみたいですね!!
ついに太陽嵐が発生しましたね。次の展開が気になる~ {/netabare}
8話の感想
{netabare} いきなり車で拉致させられたのはびくりましたねw 雰囲気がシュタゲのあのシーンに似てたから。でおm実際はまさかの協力でしたね。(JAXAの)でもあきちゃんが断っちゃたね~。やっぱ自分が作りたいものが作れないとだよね^^そして君島レポートNO.2を手に入れるためにカイはがんばりましたねw それにしてもゴーカートのやつとあのゲームでいい成績とるやつ雑だわwでもあのアンテナのやつは危なかったよ~でもカイの発作がいい感じででてきたけどwあきちゃんもよく見つけた!命の恩人! {/netabare}

自分がロボティクスノーツを見て・・・
{netabare}君島レポートをNO.1からしっかり読みたいwすごい内容が気になる {/netabare}

9話感想
{netabare}9話でもうガンつく1が完成するんですねwってことで前夜祭に祭りにみんな行きましたね。(カイとふらうごおり以外)カイとふらうごおりは相変わらずチーター刈りしてますねw まぁ大徳さんと昴はラブラブ?でしたねw
そしてスバルがまた焦るあの顔ww
そしてついにガンつく1が大地に降り立つ!!!!
そして・・・歩行!!!!!!!
でも、エンジンに問題が有り動くのが遅くさらにエンジンが故障しましたね(>_<)やっぱディーゼルエンジンですからね~ そしてミサ姉のあの反応。ひどすぎるね。まぁそれが嘘だと願ってるよ。  ちなみに今回の話ではまったく君嶋レポートの話がありませんでした。気になる~{/netabare}

10話の感想
{netabare}今回の話はロボット関連の話と思いきや違う話も少しありました。 
まずはモノポールについて・・・意味は磁石のひとつしか極がない石のことです。もし意味がわからない、意味が違ってると思った方はメールで教えてくださいましたら幸いです^^ まぁそのモノポールがいきなり空から降ってきましたw
そしてそれをスバルに聞いてみると「世紀の大発見」「ロボットにも使える」など言ってましたね。でもロボットに使うにはけっこう数がいりそうですね。ってことで一日中待ちますが1個も落ないので結局解散w
そしてガンつく1を諦めるか諦めないかでもめた結果、ガンつく1を諦めてガンつく2を作ることになりましたねwwジャクサの協力もあるようなので期待!さらにあいりはあの店の姉さんに消えろと言われてましたね(((゜Д゜;))){/netabare}

11話の感想
{netabare}君島レポートのフラグ達成しましたねw ものすごく大変そうでしたね。 今回はガンつく2の話はなかったですね。 まぁあったといえばフォームのやつですね。
さらに、君島コウとは一体なんなんでしょうね?
そして、ガンヴァレルの最終話が流出しましたね。この内容は君島レポートに似てますね。 後半、いろんな事実が分かりそうでわくわくです。 {/netabare}

12話の感想
{netabare}君島レポートの1,2,3個目までのフラグはいきなり順調にいきましたね^^ 
ドクは大丈夫ですかね~?
大徳さんは面会謝絶でしたね><
今回はロボット作りの話はなさそうですw大徳さんのロボットが嫌う理由がわかりましたね。あんな過去があってよくロボット部に入れましたねー。あのイベントをまたやるみたいですね。でも、ロボットたちが故障中でしたね。そしてごじろう君もそこにいましたね。そして、ドクもそのイベントに行きました。  久しぶりの感動回ですね(´;ω;`)
さて、最後に浮かび上がったあのオーロラがきになりますね
{/netabare}

13話の感想
{netabare} 今回はふらうの話みたいですね。みんなの制服は冬服になりましたね!モノポールでついにモーターを作るみたいですね。ふらうも三行にまとめしたねwサブリミニナル映像のなかにアルファベットが書き加えられてますね。
「ガンヴァレルは洗脳装置!プロパガンダ!太陽嵐の到達と同時に世界同時多発テロ。阻止する為に私逃げた。ヤツラはまだ存在する。
みんな死んだわ。誰か止めて。プロジェクトアトムは終わっていない。」
怖いですねΣ(゚д゚lll) 
君島レポートも遂にNo.5ですね~。結構、運動系が多いですね(^^; でも全部大丈夫でしたね。 君島レポートは校門前にありましたね。人類が滅ぶそうです(えw
ドクになんかありましたね。でも大丈夫でしたね(^^;モノポールが2個?になりましたね。
太陽嵐が関東地方を直撃しましたね。あのオーロラは前兆だったのですね。さらに家火事が・・・。史上最大みたいですね。さらにロボットも暴走してるみたいです。なんかふらうのせいにされてますね・・・。ふらうがああああああああああああああああああああああああああああああ。もう死んだかと思っちゃいました(^^;でもやばいですね。
{/netabare}

14話の感想
{netabare}ガンヴァレルのテーマは愛と勇気なんですね。
未だ首都圏は混乱ですね。ロボットが大行進でしたね。
フラウは自殺する気だったんですね。でも、キルバラで止められそうですね!すごい過去があったんですね・・・。でもメロディーとは一体何か気になりました。あの病気を利用して倒すみたいですね。 ってかカイはいつのまに世界ランク2位になってたんですね。ふらうのアカウントはふらうと同じサークル仲間にやられたんですね。洗脳っぽいですね。みんな応援してますね^^ ふらうのさりげなく2ch用語言ってくるのやめてほしいですwふらうとカイが・・・。でも心配はなさそうですwwwこの戦いがラストチャンスですね。ロボットも国会?に到達しそうです><そしてついにあの病気を利用して、あの敵を倒してロボットを止めましたね!どさくさに紛れて接吻を・・・Σ(゚д゚lll) ふらうは完璧にカイに惚れたなw
{/netabare}
15話の感想
{netabare} 君島レポートの回収はいまNo.6をやってますね。 あと、サーフィンで波乗り3秒でフラグ達成ですね。そして、ついにNo.6を発見しました! さらにNo.7はすべての君島レポートを回収していればいいみたいですね。ただ、場所はわからないみたいです(^^; そして、君島コウの家に行きましたね。 その家のシーンとあのサブリミナル映像が一致しますね>< また、地下室に入りましたね。
えええええええええええええええええええええええええええええええええ とりあえず叫びましたw あいりはリアルにも居たんですねw あいりにはあんな過去があったんですね・・・。でもふらうは雪を降らせましたね^^(ホログラム?みたいなもの)さらにそのおかげ?であいりにカイはキスしますねw あいりはやはり消えましたね。
{/netabare}

16話の感想
{netabare}ついにガンつく2発信ですね!!!!
でも、新たな欠陥が見つかっちゃいましたね。そこで昴が近くに行って見ることになりました。その時ロボット倒れちゃいますね><
昴の安否が心配ですが不明ですw
カイはNo.7を探してますね。そして見つかりましたねw
でも、みずかさんに止められちゃいますね。そんな時になぜ起こるwロボットが暴走しますね><そして、みずかさんは。。。
No.7も気になりますが結構面白くなってきてます
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

冒険科学的陰謀アドベンチャー。

この作品は、某シュタゲのお仲間。
5pbの科学アドベンチャーシリーズの3作目ということです。ゲーム原作、メディアミックスのアニメ版になります。

巨大ロボを高校生が作るという話で、コンセプト的にはどストライク。更に種子島の話ということでJAXAも絡み、5pb関連ということもあって、期待値75%くらいの気持ちで見始めました。ちょっと期待し過ぎに注意しようという心のリミッターをかけた感じです。

で、見終わって思うのが、ゲーム原作という匂いが結構濃厚に出ているという印象です。
物語ではあるけど、印象としてはいろいろ分岐しているイベントのある1本の線をなぞっていったような感覚とでもいうんでしょうか。

まあ、いろいろいう前に1つ言っておきたいのが、いいエンディングだったということ。
テンション上がったし、結構感動的だったし、いくつかのポイントをスコーン!スコーン!と回収してカタルシスもあった。

<大好き><好き><まあまあ><別に‥><嫌い>で分類すると間違いなく<好き>に分類されるんだけど、お勧めかというと二の足を踏んでしまう。。
そういう作品です。

ということで、二の足ポイントを幾つかあげてみたいと思います。


【クラスでも変わり者という評判の主人公(悪い意味で)。】
まぁ、いいんですよ?変わり者という設定‥主人公たるもの何らかの特徴があって然るべきだとは思うが、今ひとつ印象が悪い。
特に1話目。せめて1話目終了までに1つくらい好印象エピソードが欲しかった。
優しいのは優しいんだけど、態度がちょっとイラっとくる部分がある。

【回収率。】
最初に言ったように、終盤いろんな謎をドドンと回収していくので、かなり引き込まれるんだけど、それでも結構な量の謎が放置されたままだということ。
ゲームはやっていないのでなんとも言えないけど、別ルートでは謎が回収されているのかもしれない。。
でも、そんなことは知ったこっちゃないわけで、謎を提示したからには回収してもらいたいわけですよ(*´∀`)‥
特に失踪とか、とある組織の実態なんかは是が非でも回収してもらいたいのは私だけでしょうか?(; ̄∀ ̄A‥
これに関しては自分が気付かなかっただけ。という可能性も捨てきれないのであまり強くは言えませんw

が、個人的印象だけど、そもそもの原因はエンディングに辿り着くための分岐点の多さが影響していると思います。
科学的ないろんな説や事実を基にした話、理論上は存在するといわれているが存在を確認されていない事象、物質、都市伝説なんかを惜しげもなく、そして詳しく説明することなくストーリーのポイントポイントににぶち込んでくるので全部回収するのは至難の業とも言えるので、この点をどう感じるかでかなり作品に対する印象が変わってくるでしょう。
wikiの用語なんかを参考にしながらできるだけまとめて視聴するのがお勧めの視聴法です。

【着地点。】
どういうエンディングになるか解らない。というのは物語としてはある意味当然なんだけど、何処に向かっているのかさえ解らないというのが「ん?」ってなる。
見終わった者として言えるのは決して迷走してた訳ではないということ。
物語はちゃんとあるエンディングに向かっている。
だがしかし!「ん?」ってさせるのは褒められたらことじゃない。原因は1話目、もしくは前半の何処かでエンディングを暗示してなかったせいだろう。
例えるなら、最初にトライアスロンだと示しておいてくれれば水泳の後急に自転車に乗って走り出しても混乱しないし、その後マラソン始めてもそういうものだと対応できるということ。
事前に、
この物語は部活で巨大ロボを作る話ではあるが、物語の本線は別の所にある。ということを解っていさえすればちゃんとトライアスロンを楽しめるはずです。


最初に言ったように個人的には好きな作品なので、好きなポイントも書いておこうと思います。
まず、ことあるごとに登場する携帯端末「ポケコン」の機能の実用性、実現可能ではないか?と思わせるリアリティ。
アプリも実用的でかなり面白く、「拡張現実」という考え方(ロボティクスノーツの場合現実世界にタグを貼り付け、それをポケコンで覗くだけでタグに入っている情報を閲覧、共有することができるシステム。)の解釈がとても面白い。

実用化して欲しいアプリ、システム、技術が溢れていて2019年ってそういう時代かも。。と思わせる力がある点(世界観と言ってもいいかもしれないけど)に隙がなくホントに近い将来を覗いている感覚になれる。
よくこれだけ架空のシステムを破綻なく構築できたもんだと感心する。

そしてキャラクターがいい!
最初に主人公に難癖つけといて言うのもなんだけど、キャラクターがいいw
ヒロイン=うざかわいい♪最初のほうで猫ハラスメント(笑)されるけど、完全に犬系のナイスヒロイン♪
シャキィィィン!!

某ど変態天才プログラマー=ネットスラングはシュタゲのダル超えてるw腐りきってるww
腐かわいいwww
だが、それがいい!?デュフフ♪

JAXAの某職員=素晴らしいです。素敵です。立派に成長していて嬉しい限りです(遠い目)。
安定感&安心感が抜群です♪

そのほかミスター隠れ中二病?後輩眼鏡男子やらA.I幼女やら素敵なキャラ満載です♪

因みにこれを書いている2015年に起こると言われている宇宙科学的出来事もネタとして使われてるんだけど、そちらにも興味がわいていたりします。

あと、2クール目のED「トポロジー」は名曲です♪

とまあ、自分にとっては十分楽しい作品になりました。
もし興味を持たれた方がいらっしゃったなら、用語集を覗きながら、トライアスロンを観るような気持ちで視聴されるのもいいかもしれません。


※以下は、ネタバレ、提案を少々。。
{netabare}
自分達が作り上げた巨大ロボが動くという根源的な感動。
しかも搭乗して!
正直これが当初抱いていたロボティクスノーツのエンディングです。巨大ロボの危険さや重量の問題は充分描けていたと思うけど、作る行為自体はほぼ描かれていませんでした。
まあ、実際問題作れる可能性は皆無に等しいレベルと思われるので致し方ないんでしょうが「作る」行為がもう少し見たかった。
あと、僭越ながら「前半部分でエンディングを暗示する」方法を1つあげてみると、みさ姉があき穂に言った
「あきは何をやっても平凡止まりなのよ‥」とアネモネ号事件を最初に組み込んでもよかったような気がしないでもない。。
そうすればあき穂とみさ姉への感心が脳内にインプットされる‥かもしれない。
とにかく、あきちゃん&みさ姉の関係を早めに出しておくのは必須だったと思います。
そして、もう一つ思うのがフラウの気持ちとか何気に放置されてるのがちょっと‥
軽めに、なんならギャグかのように回収してるけど、フラウ好きとしては残念っす。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

66.3 3 プログラマーで恋愛なアニメランキング3位
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (807)
3512人が棚に入れました
森博嗣の『S&Mシリーズ』が原作。

映像化するのは、「エルフェンリート」の神戸守監督とA-1 Picturesのタッグ!


理系の女子大生の西之園萌絵と工学部建築学科准教授の犀川創平が難事件に挑むサイエンスミステリーとなる。

声優・キャラクター
加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

F

作画がおやすみプンプンやソラニンでお馴染みの浅野いにお先生なので
すごい期待値です(´∀`)OPもEDもらしい曲で素晴らしいです☆ミ

1話 {netabare}

この物語のキーパーソンは真賀田四季
犀川先生とその教え子の西ノ園さんの恋路
色々が集約されFに帰結するんだろうな~

とりあえず犀川先生は優秀な人だけど
真賀田さんはそんな犀川先生でも及ばないほどの天才みたい

先生の目薬の指し方wwwwwwwwwww

大学の自室とファミレスで大体1話終わったような(笑)
{/netabare}

犀川 創平(さいかわ そうへい)
国立那古野大学建築学科の准教授。物事に対する興味の度合いが極端で、興味のないあことには一切関わろうとしない。恩師の娘で教え子の萌絵に好意を寄せられているが、本人はあまり気にする様子がない。抜群の頭脳を持つが浮世離れしたところがあり、ファッションには無頓着。タバコとコーヒーをこよなく愛し、スイカとあんこときなこが嫌い。

西之園 萌絵(にしのぞの もえ)
国立那古野大学工学部建築学科の1年生。誰もが振り返る美少女で、犀川に想いを寄せている。父親は犀川の恩師で、那古野大学元総長。おじは愛知県警部長で、おばは県知事婦人というスーパーお嬢様。優れた洞察力と観察力を持ち、驚異的な計算能力を有しているが、ときに思考が極端に飛躍するという特徴を持つ。好きなものは、車のエンジン音とミステリー小説。嫌いなものは乾燥椎茸。

2話{netabare}
結局ゼミの旅行先は島になったのね
西ノ園さんキャンプに執事もついてきます(沙*・ω・)ノ
あーついてはこないのか(沙*・ω・)
西ノ園さんお嬢様だなぁ(´∀`)
喜びの2乗3乗☆ミ

真賀田研究所は結構自由なところみたいだね
博士の引きこもりは隔離のせいみたいね
日間賀島は結構外界から剥離されてるのね

西ノ園さんお嬢様すぎるw(*´ω`*)w
ゼミ生キャラ濃いのが揃ってるなぁw

犀川先生は真賀田博士に夢中
西ノ園さんの恋路はなかなかだな
真賀田博士出かけてるみたい…?

真賀田研究所に用事があったわけじゃないのねw
先生もちょっと引いてるwww
デボラっていうサブシステムとかすげぇなw(沙*・ω・)w
最先端の研究所(´∀`)

真賀田博士に妹がいるのか
先生の安否を確認するために…
研究所で異変?

真賀田博士の人形?
怖いな~☆ミ
{/netabare}

真賀田 四季(まかた しき)
「人類のうちで最も神に近い」と言われる天才プログラマー。14歳の時に両親を殺した疑いで逮捕されたが、心神喪失状態であったことを認められて無罪になった。依頼、孤島・紀真賀島にある私立研究所で隔離された生活を送っている。

3話{netabare}
真賀田博士死亡?自殺?他殺?
両手両足がない?おっと謎が深まっていく…
電話もメールも通じない…おっとデボラが暴走
完全に遮断されちゃったみたいね

西ノ園さん先生の呼びかけに復活w
少し話しただけで相手の人となりを見抜くなんてね
さすが天才真賀田四季…死後数日

出入り口はひとつ…密室
所長が戻ってくるまで…あと30分
目薬シーンキタ━(゚∀゚)━!
この2人冷静だなぁ~

レッドマジック☆ミ
西ノ園のわくわく顔かわいい(*´`)
今日のシャツはパン(笑)

15年間の記録…ずっと出てこなかった記録
誰もエレベーターから出入りしてない
マリンバwwwww

ウエディングドレスの意味?
所長が到着するみたい(´∀`)
妹さんも到着…

犀川先生真賀田博士と話してみたかったのにな…

嫌いの反対は突き詰めると好きになるのかな
博士と西ノ園の対話…

所長まで殺された…
どんどん謎が深まっていくね…
{/netabare}

山根 幸宏(やまね ゆきひろ)
真賀田研究所の副署長。

4話{netabare}
西ノ園さんもさすがにパニックになるけど…
でも好奇心が勝ってるのかな?

博士の部屋に手がかりがないか探す…
寝室だけ鍵が…いたのはミチルというロボットだけが
部屋がきれいすぎる…?
腕もない?(ヾノ・∀・`)ナイナイダストシュート?
さて手がかりもなく閉じ込められてしまった☆ミ

真賀田四季は自殺?遺書?栗本しきお?
佐々木すま?真賀田博士には別人格があるみたい

西ノ園が言った…紫色?
博士の窓?どうして西ノ園と会った理由か?
犀川が気になってることは…すべてがFになるが気になってるみたい
西ノ園はウエディングドレスが気になってるみたい
人形が両親を殺した?
多重人格?7だけが孤独

真賀田四季が7…人形?操られる存在
多重人格って面白いね(沙*・ω・)

両親が死んだこと
そばにいた人のこと?
それが真賀田博士の知りたかったこと?
{/netabare}

弓木 富彦(ゆみき とみひこ)
真賀田研究所在住の医師。

水谷 主税(みずたに ちから)
真賀田研究所所員。研究創立時から在籍する数少ない所員の一人。

5話{netabare}
デリカシーのない質問…だけど繋がる紫色
優しさと愛情の違い…文字数が違う正解(笑)
人は何のために生きるのか?

所長は現場にいたのね
四季の両親殺害にも謎があるのね
きしお…亡くなった兄らしい
すま…アメリカで亡くなった家政婦さん
みちる…人形
四季は人格を作ることができるみたい

明日島に船が来るみたい
久しぶりにいい知らせ(´∀`)w

犯人はどうやって密室に入って出て行ったのか?
15年前の事件にこの殺しのキーが…
人形とは身体のこと?真賀田博士だけが7だった

人間には柵というものがある…
自由のために人を殺す…
モラルの価値観が違う…
四季さんは純粋
四季の人間性が豊か

おじさま=所長
四季とおじさまはそういう関係だった?

自由すぎると縛られるのが苦痛になるよな
{/netabare}

望月 俊樹(もちづき としき)
真賀田研究所の警備員。

長谷部 聡(はせべ さとし)
真賀田研究所の警備員。趣味はマリンバの演奏。

6話{netabare}
犀川先生はキャンプ場に戻るみたい
西ノ園は謎を解きたいみたい
でも帰るしかない…
あんなことがあって疲れました☆ミ

研究所のチームメイトはあんなにいるのね☆ミ
愛の告白したことになってる~
事件の真相はゼミ生にも
カレーライスってずるいよな(笑)
結局先生も気になってるのね(沙*・ω・)

あのメッセージは誰が書いたんだろう?ね?
出来すぎているメッセージ…
ノンアルコールで酔っ払ってる西ノ園さんwww

山根さんから犀川先生にお願い…(>人<;)
真賀田博士が死んだことを隠蔽する意向みたい
買収されることを否定する犀川…
今日のシャツはくじらwwwwwwww
西ノ園は将来酒乱wwwwww

西ノ園は真賀田博士が伝えたかったことが知りたい
だから残りたい…

犀川先生再び研究所に…
隠蔽を了承する代わりに調査をすることに

エレベーターが動いてる?
博士の部屋の本棚?全て15巻までしかない
15年…全てが15…15に…

四季さんやるーw
{/netabare}

新藤 清二(しんどう せいじ)
真賀田研究所の所長。四季のおじにあたる。ヘリコプターの操縦が趣味。

新藤 裕見子(しんどう ゆみこ)
新藤清二の妻。四季の幼少期を知る人物。お菓子作りが得意。

7話{netabare}
15巻までしかない謎?
博士テレビの修理とかもできるんだ!!
たこせんべいwwww

犀川先生探偵ポジションに…
水谷曰く犯人は人間業ではない
みきさんのバッグも消えたらしい

島田さんと犀川先生争い(沙*・ω・)
島田さん…そっちのけがあるみたい☆ミ
でもこの人メガネ取った方がいいw

四季博士開発のバーチャルゲームで遊ぶことに西ノ園さん
先生はみきさんと英語で会話(沙*・ω・)字幕プリーズ

西ノ園さんが見てる風景wwww
先生が生き生きしてる(笑)萌絵(笑)
おっと…四季さんと出会うことになるなんて
なんていうかルドラの秘宝思い出すわ

西ノ園の前に現れたみちる…
西ノ園さん目の前で…生き残ってしまったって…
大切な人を失ったのにどうやって生きてきたのか?
紫のドレスについた血は先生の…
犀川先生が支えてくれてたのかな?

この時には殺される覚悟をしていたのね四季
{/netabare}

島田 文子(しまだ あやこ)
真賀田研究所所員。プログラマ。

8話{netabare}
バーチャル世界の中で真賀田博士に会った…
この研究所にいる人なら誰でも参加できる…
新しい名前の登録…みちる
島田さんアピールw(沙*・ω・)w
西ノ園さん心の余裕がないみたい(笑)

みきさんは真賀田博士に似ているかと言われると似てるけど…
嘘のモラルの境界線…西ノ園さんの権力すげぇ~w
西ノ園さん忘れてた過去を思い出したみたい☆ミ

山根さんは最後の手段を…レッドマジックを止めるつもりみたい
トロイの木馬プログラムか…厄介だね
異常の原因はまだわかってないみたい…

先生随分ご機嫌♪
Fのことを考えるのが正しい道筋だと
レッドマジックついにストップ
真賀田博士なんで手袋を…?

完全になろうとする不完全さ…
犀川はたどり着いたのかな?
真相が少し見えたみたい

西ノ園が会ったのは真賀田博士じゃないみたい
ようやく外部と連絡がついたみたい

西ノ園は自分の力で真実に到達するつもりみたい
{/netabare}

真賀田 未来(まかた みらい)
四季の妹。アフリカの親戚のもとで暮らしている。

9話{netabare}
出た!!記者のお姉さんwww
大人はみんな甘い言葉で…
犀川先生は何もかも話すつもり…
もうどうしようもないね…

デボラも復旧したみたい☆
儀同さんとまさかの邂逅w
儀同さんと西ノ園さんは相性悪そうw

西ノ園さんのメンタルwwwwww
監視カメラのファイルは抜けていなかった…
つまり何の細工もなかった…

犯人が中に入った方法までわかってたのね
さすが先生…15年前は一人だったけれどあの部屋にはもう一人いた…
そういうことか…カボチャにもわかってきたぞ

真賀田さんの子供が犯人だけど…
入る方法はわかったけど出る方法が…
娘さんらしい…

犀川先生気づいたみたい☆ミ
時刻がずれてる…1分間のファイルがない
罵倒したいんだ(笑)(笑)(笑)
リセットによる停電で正確な時刻が届いたみたい
元々研究所の時刻がずれてたみたい

1分間のビデオ映像が消えている
犀川先生解いちゃったよ~(´∀`)

犯人の人間としてのプライドを刺激する
ついに犀川は真賀田博士とご対面
{/netabare}

儀同 世津子(ぎどう せつこ)
雑誌の記者。色白の美女。犀川があんこを嫌いなことを知っていたり、「創平君」と呼ぶなど、犀川とは親しい間柄。

10話{netabare}
真賀田博士ととっておきの場所で会うことに…
すごい光景の差異wwwwww尋問と対談wBとD
二人の人間を殺したのは…

まずはすべてがFになる
F=15
西ノ園が研究所で会ったのは博士の娘だった
16進法だと65535=FFFF、つまりは最大値
これが時限装置

四季はトロイの木馬?
正常な状態でウイルス的な働きを行う
全てはあらかじめ仕組まれていた

真賀田四季が真賀田博士を殺した理由
真実は…母親を殺した理由は?手足を斬った理由は?
西ノ園の質問によって両親を殺せなかった…
普通の女の子だった…

自由の定義…あらゆる柵から解き放たれて楽になりたかった
死んだのは娘だったのか…

犀川は博士に付き合うことに…
案外この二人は通じるものがあるのね
あなたは誰ですか?

もう真賀田四季は島から出て行ってしまったのね
真賀田みき=真賀田四季だったみたい
もう展開が頭良すぎてついていけないwww
{/netabare}

国枝 桃子(くにえだ ももこ)
国立那古野大学工学部建築学科で犀川の講座の助教。中性的な外見でストレートな発言から、学生からは怖がられている。

浜中 深志(はまなか ふかし)
国立那古野大学の学生。犀川研に所属。ゼミ旅行の幹事を任され、思いがけず真賀田研究所のある紀真賀島でキャンプすることに。

11話{netabare}
西ノ園あれからあんまし先生の部屋に行ってないみたい…
国枝さんここでいいこと言ってきたよw

犀川先生と真賀田博士突然の邂逅
場所変えて喫煙所wwww
真賀田博士は死ぬためにあれをしたみたい…
ほかの人に殺されたい願望があるみたい…

犀川と博士は似ているけど…違う…
つまり時に意味のないことが人を救うこともある…
今日のTシャツはなすwwwww

出た目薬シーンwwwwwwwwww
真賀田博士やり手だなぁ本当にwww
まるで勝てない相手(沙*・ω・)

愛情に決まった形などない…
西ノ園かわいいな(*´`)ノ
儀同さん妹wwwwwww

先生のTシャツはこれから西ノ園が担当することにw
干し椎茸騙されてたwwwwww

なんか小説読んでるみたいな気持ちになりました
最後までわからないこともあったけど
面白かったと思います(`・ω・´)
{/netabare}

諏訪野(すわの)
西之園家に長年仕える執事。萌絵の身の回りの世話をしている。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

酷評します

どんな結末で終わらせるのかなと思って期待し続けたけど、残念。

犀川がなんかもてているし、天才扱いされているけど、ただのニコチン中毒だし、天才的に事件を解決していない。見ていてイライラした。優しい一面もあるけど、基本的に気遣いできてないから優しいのか?

西之園も天才扱いされている感あるけど、ただ計算早いだけやん。恋のせいでポンコツなんか?

OP
talking 歌 KANA-BOON
ED
ナナヒツジ 歌 シナリオアート


事件の概要
{netabare}
犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
研究所に訪れた犀川と萌絵は、研究所に勤める山根幸宏、水谷主税、島田文子、望月俊樹、長谷部聡と共に不可思議な死体を見る。死体は四季で、ウェディングドレスに身を包みP1ロボットに固定され手足が切断されていた。自殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は「遺体の状態から殺人である」との見解を示す。同時に、研究所独自のOSである“レッドマジック”や研究所のサブシステム・デボラは制御不能になり、メール・電話共に発信できないなど異常をきたしていた。その後、所長の進藤清二が四季の妹である真賀田未来を連れて研究所のヘリポートに到着し、進藤は警察に連絡すべく再び研究所を発つ。しかし、いくら待っても進藤が現れないことを訝しんだ犀川たちはヘリポートに向かい、停留していたヘリコプターの中から進藤の刺殺体を発見する。ヘリの無線は破壊されていたため警察への通報は不可能となった。
望月の提案により、犀川・弓永・望月・山根の4人は四季の部屋へ入室し、仕事部屋で発見したパソコンを起動させ、パソコン内のスケジュールカレンダーの中から「すべてがFになる」という一文を見つける。更に、<Read Me>という名のフォルダには四季と四季の中の別人格である栗本其志雄と佐々木栖麻とのやり取りが残されており、その中で交していた会話の通りにパソコンにはレッドマジックとコンパイラ以外残されていなかった。
その後も防犯カメラや、過去に四季の部屋に届いた荷物を調べても不審な点が見当たらず、不可解な点は解消されないままだった。翌日、この現状を打開するため、山根はOSをレッドマジックからUNIXに切り替えることを決断する。OSの切り替えは午前11時頃に行われ、切り替えが終わると外部への連絡手段も復活する。通報を受け、刑事の芝池や萌絵の叔父で愛知県警本部長の西之園捷輔をはじめとした総勢100人程度の捜査員が研究所に到着する。また、島田とのインタビューを約束していた女性誌記者の儀同世津子もやってくる。警察の捜査が進められて行く中、島田はシステム切り替え時より姿が見えなくなっていた山根を、山根の部屋のバスルームで発見する。山根は胸を刺され服を着たまま倒れていた。
犀川は防犯カメラに今日記録されたデータの中から、正午12時からの1分間だけデータが抜け落ちていることに気付き、犯人とレッドマジックの暴走原因も突き止める。レッドマジックにはタイムカウンターが付いており、稼働し始めたときからカウントダウンが始まり、16進法で使用可能な4乗の最大値65536より1つ小さい数で10進法で表した時の単精度型整数の最大値65535[注 2]、これを16進法に変換した時の値FFFFになるまでカウントされ、すべて桁がFになると黄色いドアを開かなくして既定の時刻で開くようにプログラムされていた。
やがてVRカート上に現れた四季は進藤と山根、そして進藤との間に身籠った名前のない娘の3人を殺害したことを認める。四季は部屋から出ることが無かったことから生まれた子供には名付けなかった。子供には15より大きな数字を教えず、人間は15年までしか生きられないことと、14歳になったら両親を殺すように言い聞かせていたが、娘がそれを実行しなかったため計画を変更して四季が娘を殺し、指紋を隠すために手足を切断する。死体をP1ロボットで部屋の外に出し、外で騒ぎになっている隙に部屋を抜け出して、所長室から「真賀田未来を連れて帰る」とメールを送った後、ヘリコプターの機内で進藤をナイフで刺す。その後、髪を短く切り真賀田未来を装っていた。所内では脱出方法を考える時間が確保され、プログラムリセットが行われないことと自身の死を隠すことは想定していたが、犀川と萌絵が関わってきたことが計算外の厄介な問題になり、更にはタイミング悪く山根がレッドマジックの仕組みに気付きOSを切り替えようとしたことで計画の妨げになることからやむを得ず殺害し、システムのリセット時刻を11時までに引き延ばす。リセット後、警察が到着する前に研究所を出て世津子と入れ替わる形で船に乗って妃真加島から脱した。
それからお盆の終わり頃の日曜日に犀川は大学の図書館で四季に出会う。四季と会話を交わした後、四季はその場に現れた男たちに連行された。
{/netabare}

第一章 白い面会
第二章 蒼色の邂逅
第三章 赤い魔法
第四章 虹色の過去
第五章 銀色の希望
第六章 真紅の決意
第七章 灰色の境界
第八章 紫色の夜明け
第九章 黄色の死角
第十章 紫苑色の真実
第十一章 無色の週末

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

空転するリアル

【2016/01/06追記】

一般的なアニメファンの美的感性を逆なでして、没入を押しとどめるようなキャラデザインやOP映像だ。

同期のアニメでも、いわゆるアニメ的文法を異化して新たな映像表現を展開するような作品は、ほかに2つほどある。

が、その内でも特に新房昭之作品がアニメ表現を「内部」から拡張するような印象を与えるものであるのに対し、実写ドラマや小劇場的な「外部」の雰囲気を感じさせることでアニメ的感性の異化を意図しているかのような本作の方向性は、視聴していて、なんというか、「しゃらくさい」印象を与えてくるものだ。

キャラデザインに加えて映像表現自体もアニメ特有の飛躍を排除したものだが、小劇場的にあえて美的に整っていないものを強調するような印象がわざとらしく感じられる結果、いわゆる萌えアニメが「オタク臭い」とすれば、本作には「サブカル臭い」臭気が漂っているようだ。

異常な環境で異常な犯罪が発生する本格ミステリーは、通常の意味でリアリティがあるとは言えない犯人や探偵が駆動する一種のゲーム空間に喩えられるが、ゲーム空間として形式化される作品世界は、写実的には描き出せない、現実的とは異なる特異な「リアル」を描出するために、敢えて選択されている人工的に整備された抽象的な空間と言える。

ある意味で非現実的なリアリティの無さを方法的に選択することで造り上げられなければならない「本格」空間に実写ドラマ的現実味を対置するのは、「リアリティ」というものに対する理解不足で、そのことが「サブカル臭」を感じさせるこれ見よがし感を生んでしまうと想像させる。

ただ、結果的にこの拒絶感は、映像や音声の全ての表現が伏線や仕掛けとなる本格ミステリー世界で、これらを「手掛かり」として、距離を置いて作品を観ることにつながる効果はあったようだ。


過去と連続しながら展開する不可解な密室殺人は、フェアに伏線や手掛かりも開示され、丁寧に論理的に解決される。
が、実写ドラマ的描写ですべてが映像化されているため、アニメ的な表現上の飛躍や独自性はなく、それこそ実写でやっても同じではないかという感じをもたらす。
特に「本格」の見せ場である、論理の飛躍と結合で真相へ到達する推理が、淡々と探偵のセリフで進行され、小説で文字を読んでいるのと大差ない印象しかない。

一般的な意味ではリアルでないと評されるだろう、登場人物が引き起こす怪事件の特異な「リアル」に拮抗させるために、敢えて現実的ではない形式性を選択する「本格ミステリー」というジャンルは、抽象化された「絵」で「リアル」を生み出そうとするアニメと親和性が高い筈だと思える。
が、セリフだけが上滑りするようなサブカル臭の拒絶感に阻まれ、{netabare}引きこもりを象徴する密室空間に重ねられた、自意識の球体に閉じ込められた自我という人間存在の呪縛とそこから脱出して世界に触れることの不可能性に、逃れようもなく強く引き寄せられている{/netabare}犯人や探偵の「リアル」に接近していくことができない。

実写的なものが現実感を与えるというのは単なる誤解で、本作では、映像作品という次元から小説に付属する挿絵という次元へ後退しているように感じる。
「アニメ的」に整ったキャラを用意すると、キャラ萌え的な視聴が構築性の高い「論理」へ到達することを妨げると判断したのかもしれないが、それはアニメ表現技術力の問題にすぎないだろう。
本作の目指す「リアリティ」は、「本格」の「世界」を膨らませるには有効ではなかったようだ。



それにしても「理系」ミステリと言われる本作だが、今一つ理系性が分らなかった。(原作は違うのだろうか?)

もともと知性に文理の区別があるのか疑問に思っているのだが、知は二つの登山口のある山のようなものではないだろうか。
どちらのルートであれ、真剣に取り組んで山の頂上へ近づくものからは、同じ山の頂上目指して2つのルートが伸びているのが眼下に見えるだろう。ルートに応じた登り方の技術が違うだけだということも。

麓付近でうろうろしているものだけが、「理系」だ「文系」だと入り口だけを見て、あちらには全く別の行き先があるようだと思考停止する。

頂上に立つほどのものであれば、理系的な論理の形式性にも、文系的な認識の根源の不透明性にも等しく敬意を払っているはずで、そうでなければ頂上に立てまい。

謎解きによって仮想的に頂上に立つことを仮構する「本格」ジャンルにおいて、どれほど意味のある分類なのだろうか。



【追記】
凡人には天才を理解することはできない、という事は無いだろう。凡人でも理解はできる。
本作の動機も、十分に理解可能だ。
ただ、「納得」や「実感」ができない、という事と区別がついていないだけだ。
本来は「実感」させる装置である筈の「本格」の非現実的「リアル」が、本作では機能不全に終わった、という事だろう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

63.3 4 プログラマーで恋愛なアニメランキング4位
少女たちは荒野を目指す(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (592)
2892人が棚に入れました
神奈川県、金沢百景。風光明媚なその地で学生生活を送る少年、北条文太郎には、将来の夢がなかった。やりたいことを見つけられない、そんな焦りを抱き始めていたある日、彼はミステリアスな同級生の少女から、一緒にゲームを作らないかと持ちかけられる。その提案に、初めて何かを成し遂げることができるかもしれないという予感を感じた文太郎。そして、彼はついに一歩を踏み出した。いざ往かん。この世の荒野に、仲間たちとともに――。

声優・キャラクター
山下誠一郎、千菅春香、花澤香菜、明坂聡美、佐藤聡美、豊永利行
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

う~ん見たかったのとは違ったかな

このアニメはPV見たときから注目していてまず数々の話題作を世に送り出してる
ライターであり仕掛け人タカヒロさん企画、アニメでは人類は衰退しましたで有名で
エロゲ業界からも評価が高い田中ロミオさんがシナリオ担当、きんいろモザイクや
ろこどるなどを手掛けてる個人的に大好きな脚本家綾奈ゆにこさんがシリーズ構成と
しかも勝手知ったるエロゲいやもとい美少女ゲーム業界の舞台裏を描いてくれるということで
「荒野を目指す」というタイトルが示すようにバクマンやSHIROBAKOのように
精神力はゴリゴリ削られそうですが甘くない現実に立ち向かいながら
夢を形にしていく過程みたいなのが見れると期待してました。

{netabare}実際一話はすごい良かったです、夕夏のさりげないアドリブで彼女の演技力の高さが
表現されてたし脚本は文太郎が書いたということ、さらに学校やバイト先の振る舞いで
自然なキャラ紹介をしていてよかったです。それに毎日忙しくしていても
道を定められない不安な感じや、夕夏の「一日二十四時間じゃ足りない」なんて
言葉にはまだまだやり足りない飢餓感というか若々しいパワーがあふれていて
その才能なりエネルギーなりがこれからぶつかり合って一つの作品ができていくのかと
いい滑り出しだと思いました。

しかしそこからの展開というのがいまいち想像していたのとは違う、キャラ紹介が若干
唐突なのはその後のプロットもあるであろうからまだいいとして、
まず彼らの役割分担というのがあまり見えてこない、プロデューサーである黒田さんが
関係各所の根回しとか今の流行りとかニーズとかを見て受けそうな
題材を企画、なのかな?ライターである文太郎が細かくストーリーを肉付け、それ以外の人も
各々の受け持ちを担当というのはいいんですが作中ではイマイチその役割分担が機能してないように感じた。
特に黒田さんの役割って売り上げが大きく左右される大事な舵取り役だと思うんですが
残念ながらあまりその大変さとか細かいディティールが感じられなかった
(プロデューサーの仕事を作中の手掛かりから勝手に想像しました間違ってたらすいません)
夕夏も後半まで遊ばせているのももったいないと感じたし、声優という役割ゆえの性質なので
彼女の責任ではいがもっとフォローとかの役与えてもいいんじゃないかと思いました。
作ってるゲームがどんなものかもイマイチ不明瞭なのでゲームが完成しても
作り上げた喜びの共有というものができなかったし缶詰などそれっぽいイベントはあるが
ゲーム作りの実際というものが作中であまり見えてこなかった印象です。

中盤の安東の一件にもあるようにキャラが未成熟な点も気になりました、
高校生なのでそういう点も差し引いたとしても黒田さんが説得を丸投げしてるのはちょっと・・・
それは本来彼女の役目だと思うしコミュ力低いのを自覚しているとしても
ライターである文太郎に負担かけるのはダメだろうと、しかも彼女が発起人なんだし
無理してでも大人になんないと、これに限らず俯瞰目線のまとめ役って描くの難しいと思いますが、
裏では仕事してるかもですが作中では後から文句つけるだけという役回りに見えてしまうんですよね。


それに一話で覚悟した社会の厳しさや壁といったものが作中では感じられない
後半とあるライバル会社とゲームの本数勝負をするんですけど実際の社会ってこんなわかり易い
敵はいないがでも日々戦っていかなければならないしオリジナルブランドとして
自営するのであればなおのことだと思うんですがわかり易さを重視したにしても極端すぎる
エンタメとして本数勝負するのはいいと思うがお互い業界内の噂とかもあるので
もう少し自然な形で持って行ってほしかった。

さらにここら辺から自分が見たかったものとの齟齬が一番出てて、ゲームの本数勝負で
仲間たちが売れ行きを心配してる時、黒田さんが自分たちの作ったゲームは
ライト層をターゲットにしてるから本数勝負では有利だと発言するんですがまず作るゲームを
どの層のニーズに応えるかターゲットを絞る段階でライターとプロデューサーが一戦交えて欲しかった、
ライターをやってるなら通に認められたいと思いますがみんなに知ってもらうには
圧倒的にライト路線のほうがいい、そこでライターと商業視点のプロデューサーとの
ぶつかり合いがほしかった、同人活動特有の溢れる情熱のバチバチと
生々しい舞台裏を描いてこそ「荒野を目指す」なのではないか。

ライターの文太郎がプロデューサーの黒田さんの方針を最初から受け入れていたということは
初めからそんな路線を狙ったものではないというわけで、実際個性的な仲間たちとの
取材にかこつけたデートや海での合宿や幼馴染の夕夏との淡い恋心など
ライトなラブコメとして楽しく見れました。

PV見て勝手に内容を想像して文句言ってりゃ世話ないんですけど
一話はすごくよかったし期待してた路線だと思ったんだよなぁ・・・

ちらとも業界っぽいものを見せないのは逆説的によっぽど夢も希望もないところなのかな
などと益体もない事を邪推しつつ、いい言葉も多くて例えば黒田さんが創作論を聞かれ

「物作りとはコスト」

と答えるんですがそれが対価に見合った人材と作品ができるという
プロデューサー目線の意図かそれともかけた情熱に見合うだけ作品は応えてくれるという
意図の発言か作中で明らかにならないし夕夏に

「限られた時間内に結果を出してこそプロ」

というんですが、思わず身につまされるいい言葉だと思うのですがその後の展開が仲間と一緒に
頑張るみたいなマイルドで口当たりがいい感じになっていて、それもいいと思うが
その言葉を引っ張り出すんならプロとして自立する夕夏の姿が見たかったし
他にもいくつか胃にズーンとくるいい言葉があるんですがそれを言葉でなく彼らのゲーム作りの
過程で感じたかった想いが強いです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

作りが安易。交代で誰かトラぶって収拾→結束強まる!は飽きる

5話まで視聴しての感想です~
本来は見終えてから評価したいんですが、このあたりで物語の路線&内容が見えてきますからね。

高校生がギャルゲーを作るという設定が「冴えカノ」と似たアニメ、でも内容は落ちる(涙 という評価が世間一般ぽいですね。
たしかに、これをまったく否定できない。しかも、“落ちる”という残念な部分も。。。

個人的には初回1話はおもしろかったんです。
黒田さんからシナリオライターとしての才能を見出されて、自分の可能性をみつけた気になる北条くんであるとか、冴えカノの中二病満載なギャグ路線と似ていても違う道を行く作品なんだなと。

とにかく物語の軸となる黒田さんと北条くんがまじめですからね。
この2人が周囲に振り回されながらも、リーダー要素発揮してまとめあげていくんだと思っていました。

ただ、、、チームの発起人である黒田さんが何をしているのかよくわからない人が多いんじゃないかな。
そして、文句いうだけで何もしてないように思えるんじゃないかな。
そこがこの作品が低評価なところじゃないかな。

以下、2話以降のネタバレ含みます

{netabare}

北条くんが絵師のうぐいすをみつけてきたときも、ワタシはすでに知っていた! みたいなワカッテマシタ発言をするけど、そこ違うよねと。チームでやるんだから、どんどん協力して候補集めて、その中からでも北条くんに選ばせてもいいんだし(交渉も)、これでうぐいすをみつけてこれなかったらどうしたんだろう。

彼女は自分を大きくみせたいのかもだけど、実際は何してるのかわからなくて、小モノぶり感がすごいんです。それにため息ばっかついてるし。

4話~5話の安東さんの件もそう。安東さんとも衝突するだけしておいて後始末は北条くん任せ。納期をまもるのは黒田さんの仕事では? それでも反省すらしない。。。

で、決定的だったのは、オーバーワークで悩むうぐいすが誰かに相談したかったのだけど、部室に黒田さんと北条くんがいるのに、北条くんに行ったことですね。黒田さん、あなたは誰からも信頼されていないことに気がつかないとダメだよ。

で、ふと思うんです。冴えカノがきちんとおもしろい部分はおもしろかっただけに、その違いを。黒田さん的キャラとかぶっていたあの子(名前忘れてすみませんw)との格の違いを。なんだかんだぶつかりながらも、冴えカノメンバーは自分たちで処理して、うまく折り合いつけてましたよね。

次で折り返しの6話です。
ここから黒田さんが魅力をみせて、北条くん以上の存在感をだせれば盛り上がるはずだけに、そこ期待して評価はまだしません!

~ {/netabare}

~久しぶりの追記です。10話の感想~ ネタバレ含む
{netabare}
体験版の配布が完了して、プレーしたユーザーの感想を
読むのが楽しい充実のシーン。
しかし、平穏な日々は長くは続かず…。

同時に体験版を配布していたメーカーとの懇親会ぽいお茶会で
露骨な引き抜きに面食らう面々。
それもかなり強引で、ついにブンタが女社長に
水をひっかけて攻防勃発!

でもね… こんな非常識な人は業界にいませんよ…
まじで悪いイメージつくからやめて欲しい。

みんな自分の作品と会社にプライドもってのぞんでますよ。
それも作品ができたばかりでしょう。
作りたいものが作れず悩んでるとかなら別ですが~。

それにあの女社長、アレコレいいふらして騒ぐとか言ってたけど、
あれが初めての迷惑行為じゃないのは想像できるし、
すでに業界でもトラブルメーカーとして有名人なんじゃないのかな。
(会社は立ち上げたばかりで無名だとしても、過去があるはず)

だとしたら騒いだところで被害うけるのは相手なんですよね~。
悪評つけるつもりがブーメランで社長の名前が拡散して、
あああ、その人知ってるよ!てなるのがオチ。

本当、子供だましの脚本はやめてほしいw
毎回順番っこで誰かがヘマして苦労して、みんなで助け合う…
このパターンを繰り返すのはどうしてなのか。

まずこの作品の関係者にこそ、アニメの作り方を勉強してもらいたい。
{/netabare}

まさかのラスト! 
これでいいのか・・・でもゲームは完売続出だそすだからいいのかw
{netabare}
ゲーム完成直前になったところで、まさかの黒田さん
売上猫ばばプランが発覚!

えええ?! プロに徹しようとか言い続けてたのに
あんただけは詐欺師のプロ目指してたのか?! て感じ。
これでもうこのアニメに絶望しました。

そりゃ文化祭で配布するんですかレベルならわかるけど、
それはないわ。

たしかにみんなが参加した理由は金銭目的ではないけど、
だからしていいことではない。
それをあっさり許すメンバーも
お花畑ぽいなぁ~。

こーいうことをきっちりできないと、
いつか今度は自分が持ち逃げされますよw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

六波羅が目指した荒野には何があったのか・・・

この作品の原作であるゲームは未プレイです。「少女たちは荒野を目指す」というタイトルの荒野に反応して「サバゲー系なのかな?」と勝手に想像していましたが、蓋を開けてみると全然違う内容でしたね^^;
それでも、千菅さん、花澤さん、明坂さんにさとさとさん・・・この声優さんの布陣を見て視聴しないという選択肢はありませんでしたけれど・・・^^;

この作品のwikiでのジャンルは「学園、青春」と極めて大雑把な括り・・・
これでは大概の中高校生が出演する作品のジャンルがこれになってしまいます^^;

この作品は、高校生が共同で美少女ゲーム(以下、ギャルゲー)を制作していく・・・という内容のモノです。
ギャルゲーを制作していくという切り口は、2015年冬アニメで放送された「冴えない彼女の育てかた」と同じです。
後は何を軸足に描いていくかで評価が変わってくるところだと思いますが・・・

完走して感じたこと・・・ゲーム制作をアニメ化するって難しいと思いました。
「冴えカノ」は、メンバーの内面とメンバー内での出来事が中心に描かれていて、ゲーム制作に関してもメンバー内での掛け合いを踏まえるなどゲーム制作の要素は薄いと思います。
一方、この作品はガチでギャルゲーを作り上げる・・・ある意味スポコン要素も織り込まれています。
それぞれの役割も明確に分かれているので、「原画さんって凄いな^^」とか「シナリオライターって大変そう・・・^^」という印象を持つ事はできますが、ゲーム制作における選択肢は「0」か「1」しか無いため、ガチで作れば作るほど先が見えちゃうんですよね・・・^^;

でもそれが悪いとは決して思いません。「モノづくり」を進めていく上で避けては通れない「産みの苦しみ」がしっかり描かれている事の裏返しですから・・・^^
新しいモノを生み出すのは並大抵の事ではありません。
ましてや相手はゲーム・・・一朝一夕で完成するモノでもありません。
大切なのは初志を貫徹する事・・・なのですが、これは言うほど簡単ではなく、己を律し、様々な欲望に打ち勝って初めて手にする資格が得られるのだと思います。

「産みの苦しみ」が大きければ大きいほど、達成感も比例して大きくなります。
苦しいことに背を向けるのではなく、敢えて立ち向かう姿勢は好印象だったと思います。

そして、もう一つ好印象だったのはゲーム制作という過酷ではあるが平坦な道のりの中で発生する出来事がとても大切に描かれていた事です。
ゲーム作りのメンバーなんて早々集まるとは思えませんし、ましてや高校生なら尚更です。
〆切を守る・・・当たり前の事ですが、この当たり前の事ができない社会人が増えているのも事実です。
周りができるのは頑張っている人を盛り立てて応援すること・・・だって仲間なんですから・・・
そういう「皆んなで一緒に・・・」という空気はとても良かったと思います。

ですが、ゲーム制作の途中で発生した外乱・・・荒野における常識と厳しさを織り込みたいという意志は感じましたが、内容的には結構えげつなかったと思います。
これを高校生に聴かせるのは酷なんじゃ・・・と正直思ってしまいました^^;
その後の大きな原動力になった・・・とも思えますが、内容的にはもう少しライトでも良かった様な気がします^^;

北条 文太郎、黒田 砂雪、小早川 夕夏、安東 テルハ、結城 うぐいす、甲斐 亜登夢の6人で命名したチーム「六波羅」。
彼らの一世一代の勝負の行方は如何に・・・^^?
気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、佐咲紗花さんの「WASTELANDERS」
エンディングテーマは、六波羅女性陣による「世界は今日もあたらしい」
どちらかというとノリの良いオープニングの方が好みかな^^
エンディングの可愛らしい歌詞も捨てがたいですけれど^^;

1クール12話の作品でした。原作ゲームは2部構成になっていて、アニメ化は第一部のみを対象に制作されたそうです。今回制作したゲームはミニサイズ版で、その資金を基にフルサイズ版を・・・と言っていたので、2期のストックはあるようです。
後は円盤の売れ行き次第・・・というところでしょうか^^;
ゲーム制作に対する熱い気持ちが好きだったので、続編が制作されたら是非見たいと思います^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
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