プレッシャーで学園なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのプレッシャーで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月28日の時点で一番のプレッシャーで学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.6 1 プレッシャーで学園なアニメランキング1位
ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (847)
3393人が棚に入れました
「学校」で「アイドル」!!!
輝きを目指して立ち上がる9人の少女たちの青春学園ドラマ、スタート!

私たち、輝きたい!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛

すもらー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

μ'sとAqoursこの二つの違い

私はラブライブ!が大好きです。だからこのアニメはじまった時思ってしまったことがひとつあります。それはμ'sになって欲しくはないと。二番煎じになってはいけない。そんな気持ちで始まった1話は正直に言うとμ'sの時の1話と同じだと思ってしまいました。

ですが、3話を見てこの作品に対する見方がちょっと変わりました。それはサンシャインではスクールアイドルはみんなに知られている親しまれてるものだとそしてその理由こそがμ'sのおかげなのだと。

だからこの作品は決してμ'sとは全く違う作品ではないと思います。あの3話のライブでμ'sとAqours全く違うSTART:DASH!!をきったけどそれはスクールアイドルの認知度が違うということもあったのかもしれません。

彼女達は12話でようやくμ'sの凄さ、高坂穂乃果の凄さを知りました。そして、彼女達を追ってはいけないことに気づきました。Aqoursはμ'sとは違ってやっぱり厳しい環境にあるんです。だから、彼女達の目標は0を1にするという小さい目標でした。でも、それでいいんです。Aqoursの道は始まったばかりですから。あるであろう2期にきたいします。

μ'sが好きすぎてラブライブサンシャインを見れてない方もいるかもしれません。

それでも、ラブライブ!を観た人はラブライブサンシャインを是非見て欲しいです。

ラブライブ!サンシャイン!!現在放送中です。スクールアイドルのいまを是非見てください。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そのブっ飛びっぷりこそがラブライブ!

メディアミックス作品/放送期間:2016年7月-9月/第1期:全13話/アニメーション制作:サンライズ

無印『ラブライブ!』に続く正統続編『ラブライブ! サンシャイン!!』。無印に比べると評価がかなり低めとなっていたので、あまり期待しないように視聴したけれど、こちらも一気に観切ってしまうほどに楽しめました。

私の場合、どんな作品でも中だるみが始まると一旦視聴を止めてしまうことが多いので、一気に観れてしまう作品はテンポが良かったことはもちろん、それだけ面白かったということになるわけです。

続編でありながら、無印は過去のものとなっているので、こちらのサンシャインを先に視聴してから無印を観る順番でもまた違った楽しみ方ができるので問題なさそう。

無印の視聴を終えて興奮冷めやらぬままにほぼ連続で観てしまったので、新たにサンシャインのメインキャラ9人のなかには名前が覚えきれていないキャラもいたけれど、無印同様にキャラデザや各々の個性がしっかりと書き分けられていることで、難無く楽しむことができました。

バラエティ豊富で魅力あるキャラが多すぎたμ's(ミューズ)メンバーは、作中でも伝説として神格化されているので、どうしてもAqours(アクア)メンバーが少しばかり見劣りしてしまう感も否めなかったけれど、AqoursはAqoursで多種多様。同作品なのに併せて18人にもなるメインキャラクターの多さをよくキャラかぶりせず生み出したものだなあと感服w

物語としては、基本路線こそ無印を踏襲していた側面も見受けられたけれど、舞台が田舎ということもあるので、なかなかメンバーが集まらないもどかしさというリアル、キャラクターの魅力など設定や演出面も相成って、また新たな作品として大いに楽しむことができました。

終盤は印象に残っているシーンが多々あるのでここで幾つか。{netabare}第11話で主人公・千歌をめぐる嫉妬バトルを繰り広げた梨子ちゃんと曜ちゃんが、第12話の電車内で寄り添いうたた寝しているシーンが素敵でした。

また、μ'sとは違う、Aqoursならではの0から1になる円陣ピースカットも印象的で、作画に気合が入っていたように思います。そして、無印第2期エンディングからの繋がりを彷彿とさせる千歌が羽根を受け取るシーンからの、μ'sのポスターが剥がされることで決別を表現している演出にはグッくるものがありました。

あくまで個人的にだけれど、無印で一番のお気に入りだった凛ちゃんが幾度も伝説として登場したことも嬉しゅうござんした。また、幼女の穂乃果っぽい女の子(声:藤田茜)の登場や、ことりっぽい女子生徒(声:水瀬いのり)の幽霊的な消え方など謎めきすぎて一人興奮。あくまでμ's(ミューズ)を登場させないことからのサービス的な意味合いもあったのかもしれないけれど、ああいった演出もなかなかに面白い。

ただ全体を通して感じたのが、友情を表現するには百合的に寄り過ぎというか抱きつきすぎだったり、涙しているシーンが多すぎた印象もあり、本作では誘い涙に感涙することはありませんでしたw 本番は第二期だと思われるのでそっちでは分からないけれど!

そしてさすが!最終回というほどに凄まじかった最終話。千歌のロリすぎるママの登場で、そのロリロリしい外見に反した釘宮理恵さんのちょっと大人な演技で楽しませてくれただけでなく、無印でもあったメンバー追加という難しい問題提起勃発でハラハラ感を演出。

一番の見せ所となるLIVEシーンは、冒頭からおまえらどんだけ語るんだよ! 的な長すぎる小芝居。歌う際には制服から衣装にきちんと転身するし、持ち時間いくつあるんだw そして千歌の暴走的な煽りにポカーンとするAqoursの面々。舞台には近づいてはいけないという振りをダチョウ倶楽部よろしくとばかりに、生徒全員のみならず、犬や姉たちまで飛び入り参加! ラストは会場を飛び出す暴走機関車バカチカw やりたい放題のフリーダムすぎて、もはやどこから突っ込んでいいのかわからない始末w 最高すぎるwww{/netabare}

突っ込みどころも多く、ぶっ飛んだ展開もあったけれど、そのぶっ飛びっぷりもラブライブという作品の良さでもあるので、無印と同じくらい面白い作品に仕上がっていたように思います。まだまだ綴りたいことはあるけれど、また長文になってきたので、この辺りまでで。

無印の第一期視聴時と同じく、こちらのサンシャインも第一期を視聴し終えたそのままの足でこのレビューを書いているので、引き続き第二期を楽しみたいと思います。

余談ですが、無印に対してサンシャインでメインキャラとして出演している声優さんはほぼ知らない方ばかりでした。唯一、知っていたのが『特命戦隊ゴーバスターズ』に出演しており、黒澤ダイヤ役を演じていた小宮有紗さん。ゴーバスは戦隊モノのなかでもTOP3に入るほど大好きな作品なので、小宮さん演じるダイヤは少しばかり注目して観てしまった。

ゴーバスでの雰囲気や声とはまったく違ったことやアニメとしては初めての仕事ながら、堂々とした見事な演技だったので少々びっくり。戦隊モノでもアテレコはあるので慣れていることもあるだろうけれど、戦隊モノの演者さんは基本棒演技が多いのでw あ、唯一って言っちゃったけれど、鈴木愛奈さんも邪神ちゃんなので知っていましたわw


▼キャスト
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛

投稿 : 2024/09/28
♥ : 27

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Re:ゼロから始めるアイドル生活

ゼロは俺に何も言ってはくれない...。
間違えた、ヒイロ・ユイの名台詞が思わず出てしまいました。

クッソ面白かったです。いや~μsのラブライブと比べて微妙って評判だったから疑心暗鬼でしたがめっちゃ面白かったです。

去年の年末にロンブー田村淳さんがラブライブサンシャインにハマっているってのをネットで見たんですよ。
ラブライブじゃなくてサンシャインから観始めてハマるってのが不思議で、イマイチ意味が判らなかったんですが、実際に観てわかりました。

というかラブライブサンシャインを続編と思っちゃダメですね。自分なりに考えてみました。

個人的な感覚ですが、例えるならラブライブはお袋の味「肉じゃが」、サンシャインはほぼ同じ材料でつくる「カレー」なんですよね。
そうなんです。ほぼ同じ材料を味付けが違うだけでやってるのがラブライブサンシャインなんですよね。

そりゃ最初からラブライブ観てた人は微妙に感じますよ。だって肉じゃが食べてお腹いっぱいの時にカレーが出てくるんですもん。にんじんもジャガイモも、もういいやって思いますもん。甘いデザート食べたくなるわ。

だから田村淳さんはラブライブサンシャインにハマったんですね。
そう、ラブライブとサンシャインは続編として観るものではなく、パラでそれぞれ楽しむものなんですね。

確かにサンシャインの中にはμsの軌跡が出てきます。そもそも千歌もダイヤもみんな、μsでありラブライブのライバルだったアライズを目標にスクールアイドルを始めました。

でもそれは動機付けなだけで特に重要な物ではなく、あくまで沼津の少女達が学校の為にスクールアイドルをやるって言うお話。

舞台を変えてμs達と何も変わらずにシンプルに頑張る少女達の物語。ラブライブと比較するのはナンセンスで、味付けが違う事と、またスクールアイドル達のストーリーを味わえると言う事を素直に楽しみましょう。

私はとても楽しめました。みなさんはどうですか?(*^_^*)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 10

68.8 2 プレッシャーで学園なアニメランキング2位
宇宙のステルヴィア(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (306)
1671人が棚に入れました
西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。
そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。


声優・キャラクター
野中藍、水島大宙、松岡由貴、折笠富美子、田中理恵、斎賀みつき、うえだゆうじ、陶山章央、広橋涼、豊口めぐみ、岸尾だいすけ、檜山修之、進藤尚美、藤原啓治、堀勝之祐、田中正彦、根谷美智子、屋良有作、小杉十郎太、笠原留美、朴璐美

ヘンケル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

葛藤と成長と・・・くっさーい展開

ちょっとひねくれた感想になるかもしれません。

前半パート「人類がまとまってミッションへ向かう」
この点で個人的に注目しているのは、人類が過去に危機的状況に陥った後にやっと1つにまとまる点。

哀しきかな現状の世界が1つになるには、このアニメのような巨大な外的要因がなければ不可能でしょう。
これがなんとなく皮肉っぽくて、かつリアルで気に入っています。

危機が去ったあとの利害競争などの描写を見ても、そうなるだろうなぁ~と納得してしまう点が多々あります。

平和ボケの描写、責任転嫁の描写、今の日本に当てはまる点も多い気がします。

主人公の成長や葛藤などはさることながら、このアニメは背景だけで私は楽しめたので、ストーリーを最高評価にしてあります。

惜しむらくは、ロボがダサい(笑)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 6

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

超弦理論をもってくるとは@w@

これは結構、余韻が残るアニメでした。
青春なストーリーですが、世界観と設定がかなり面白かったです
そして、けっこう心打たれるエピソードもあり、何度か涙しました。
主要メンバーは高校生くらいの年齢設定ですが
恋愛における部分は大人なようで子供、子供のようで大人な
そんな微妙なラインの男女主要登場キャラの心情が
よく描かれていて、ともて面白かったです。
主人公の事は、個人的には好きにはなれませんでしたが
物語が架橋に入ってからのヒロインの気持ちが
あぁ~ヒロインの性格からして、これがヒロインの女心だねぇ♪と
妙に納得いく物がありましたw
全体的に設定がとてもいいので、超新星爆発とコズミックフラクチャー
そしてヒュッター関連の3点を組み合わせれば、
もっと物語を膨らませる事ができただろうし、より深い物にできたと思う。
実際、2期製作の企画は進行していたようだが、ポシャったらしい・w・;

投稿 : 2024/09/28
♥ : 3

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

宇宙の素敵が味わえる!

過去、超新星爆発により壊滅した地球。
西暦2358年、セカンドウエーブ到達。
人類は189年間準備を重ね、対策は万全。

物語は、地球近傍の宇宙ステーション「ステルヴィア」の宇宙学園へ予科生として入学する志麻(しーぽん)の旅立ちより始まります。

主人公しーぽんは、天才的なプロブラミング技術を持つものの、思い込みが激しく頑固な一面を持つ普通の女の子です。
12話までは、宇宙学園での訓練等、しーぽんとその仲間たちによる日常生活を緩く描いています。

しかし、セカンドウエーブ後、本当の危機が・・・。

しーぽんと恋人光太との心のすれ違いをメインストーリーとしながら、志麻は様々な人とのふれあいの中で大きく成長し、極限状態の中で自発的に困難に打ち勝っていきます。

涙あり、感動あり、笑いあり、友情あり、恋あり、嫉妬ありと、様々はエッセンスがちりばめられたバランスのいいSF作品です。

この作品を見終えた後は、宇宙に行きたくなってしまいました。
そんなふうに思わせてくれる素敵な作品です。

続編への伏線がありますが、制作中断となったことが悔やまれます。
今からでも遅くはありません。
是非、2期を!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 34

66.7 3 プレッシャーで学園なアニメランキング3位
ライフル・イズ・ビューティフル(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (154)
575人が棚に入れました
距離10m、直径1mm、弾数60発、競技時間45分硬いジャケットを身にまとい、見た目よりもずっと気力を振り絞る過酷な勝負の世界──ビームライフル競技。……のはずが、誰もわかってくれないのが知名度の低いスポーツのつらいところ。でも私、世界を目指してます!千鳥高校に偶然集った、小倉ひかり、渋沢泉水、姪浜エリカ、五十嵐雪緒の女子高生4人がおくる、ゆるーいけどひたむきな射撃部ライフ!!

声優・キャラクター
Machico、熊田茜音、南早紀、八巻アンナ
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

試合・ワズ・ソーソー・エクサイティング

[2019/11/15 v1:第5話で化けた?じんわり熱い、遠赤外線部活もの。]
[2019/11/17 v2:第5話で化けた?じんわり熱い、遠赤外線部活もの。(5話は化けてた?)]
[2020/01/23 v3:試合・ワズ・ソー・エクサイティング]
[2020/02/09 v4:試合・ワズ・ソーソー・エクサイティング]

==v1&2 第5話で化けた?じんわり熱い、遠赤外線部活もの。(5話は化けてた?)==
{netabare}
ビーム射撃に情熱を。女子高生スナイパーたちの部活物語、といった感じでしょうか。

原作知らず。皆さんのレビューを拝見して、四コマ漫画がベースらしいことを知りました。なお、個人的には雪緒と泉水が良い感じです。ここ(あにこれ)では芳しくない評価がおおいですね。応援の気持ちも込めて、いま、投下です。

第一話から四話まで、四コマ原作特有の話題、流れの切れ目が悪い方に働いていたと思います。ギャグ・コメディーとしても微妙。でも、だらだら観ていました。

だらだらながら見続けているのは、僕個人の性質だとおもいます。思い当たる理由は二つ。

ひとつは、ダーツ。文字通り下手の横好きですが、なんだかんだ10年ほどやってます。「狙い・当てる」という行為が共通なので、(僕の勝手な思い込みですが)なんとなく彼女たちの心境に思い当たるものを感じながら観られます。そういう視点でみると、競技中の彼女たちのセリフに妙な納得感を感じます({netabare}ひとつ目小僧さんこっち向いて~、頼むわよ3号~、とか。5話でひかりが言った「うまくいく理由も駄目な理由もわからない」はダーツ投げてる僕そのもの。いや、これは真理だよ。{/netabare})。銃の支え方に個性があるように描かれているのも、ダーツと同じ(握り方、千差万別)で面白い。

もうひとつは、知らないスポーツ大好き気質。なんか楽しくありませんか?知らない競技・スポーツやってる人を観るのって。Youtubeとかで映像観たりして。。。いえ、知ってます。そういう人が少ないことは。でも、本作は結構うまく「ビーム射撃」を教えてくれていて、楽しめます。射撃服(?)の効果だとか(高価だとか)、ビーム銃の仕組み、試合の形式など、観ていて面白く感じます。45分で60発というのは正直びっくりしました。ゾーンに入って思考レスで行ける状態ならわかるけど、ちょっとでも思考モード入ったら打ち切れない気がします。あ、ちなみに最近のマイブームは「ファウストボール」です。

とはいえ、さすがにつまらなく感じ始めていました。微妙なテンポで続く部活日常ものという雰囲気が強くなっていたからです。

ところが、第5話で主人公・ひかりとともに、本作品そのものが覚醒した感じがします。5話に至って4コマスタイルから脱却した(?)のも良かったです(あるいは、原作が連続4コマだったのか?)。

ビーム射撃という、見た目が地味な競技の、しかしそれならではの盛り上がりを感じることができたように思います。一瞬で熱量が上がる、例えばサッカーのゴールシーンやバレーボールのスパイクやレシーブのような華々しさは皆無です。それとは対極の、緩やかで持続的な痺れを感じました。願わくば、この遠赤外線効果のようなじんわりした熱量を維持していってほしい。{netabare}そうはいっても、第五話はそれなりに上下動がありました。なぜだか「一番驚いているのは、私です!」にほろっと来ました。{/netabare}

ここに来て思うのは、部活ものの構成としては結構シビアで、現実路線だなということです。「隠れた才能が競技に出会って・・」のようなぽっと出サクセスストーリーはおそらくないのでしょう。もちろん、実力下位の主人公があれよあれよと、という展開にはなるのでしょうが、そんな彼女も(少なく見積もっても)競技歴五年なわけです。そして、まぐれかも知れないけど実績もある。

その点で、素人顧問の導入は必須であり効果的と思います。素人顧問のおかげで、観るべきところ、競技者の状態を視聴者に明示できるようになっています。かなりしらけた第4話ではありましたが、舞台のSetUpとしてやむなしだったのでしょう。彼女の趣味が生かされる場面も結構いい感じです。

評点は暫定、見終わったら感想を連ねていきたいと思います。

==6話リアタイ視聴直後に追記
え~・・・・・ って感じでした。
間の悪さ大復活です。。。
{/netabare}


==v3 試合・ワズ・ソー・エクサイティング==
{netabare}
やっと最終話を観られた。
最終話ふっとばし延期の上にdアニメ。時間がかかる。

日常パートは正直あまり楽しめなかったけど、競技もの、部活ものとして十分に楽しかった。ビームライフルものとしては他作品の追随を許しません(笑)。主たる感想はv1から変わらず。競技の描写がとてもよかった。動きのない競技なのに、なんか引き込まれました。実は凄いことなのではないだろうか。

最終話は拍子抜けするくらい「うすーい」展開から入りましたが、そういうことだったんだね。最後まで、「甘くない」部活ものでした。以前の僕の予想をさらに超えて甘くない終わり方。茫然自失は画面の前の僕もだよw。でも、これはこれでいいと思います。
どんなに思いが強くとも、ダメなときはダメ。ガッちゃんですらしくじる。そういうもんだよね、競技って。逆にここで甘くない終わり方をしているからこそ、「次」が欲しくなるところでもあります。かもーんщ(゚Д゚щ)。
{/netabare}

==v4 試合・ワズ・ソーソー・エクサイティング
レビュータイトル変更。冷静になって思い返してみると、そこまででもなかったかも、と思い直したから。 So excitingからso-soに。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 27
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ほのぼの熱血!?騙されたと思って第5話まで視聴して欲しい作品。

原作未読。最終話まで視聴。

第1話。『高校射撃部を舞台にした日常ほのぼの系の作品なんだなぁ』って程度の評価。
ビームライフル競技やライフルジャケットの説明はあったけど、後はお茶とお菓子でまったり。

第2話から第4話までも同じような展開。
まあ、「けいおん!」の劣化版かなって程度の評価。

第5話。これまで評価は全くの見当違いだったことに気付いた。
{netabare}全国大会出場権をかけた県予選本番。
ここまで通り、まったりスタートした序盤から、徐々に緊張感が高まってくる中盤。
中盤以降、いよいよ競技が始まる。
BGMが物語を盛り上げる。
真剣な表情。
引金を引く指先。
緊張感がこちらにも伝わってくる。

競技の性質上もあるが、終盤まで緊張感が途切れない。
BGMが効果的に物語を盛り上げる。

しかも、合間合間に笑いの要素を散りばめながら・・・。{/netabare}

学生モノの定番、期末テストでドタバタの第7話を挟んでいよいよ全国大会へ。
宿舎入りした第8話は、まったり回。

第9話以降、いよいよ全国大会開幕。
{netabare}合間合間に笑いの要素を散りばめながら、緊張感のある競技の様子がしっかりと描かれている。
しかも、他の高校の選手の掘り下げもしつつ・・・。

BGMも、もの凄く効果的に物語を盛り上げてくれる。{/netabare}

そして・・・!

最終話も良かったですね。
{netabare}これなら『主人公補正』とは呼べない(笑)。
人知れず、がっちゃんも・・・、というのも良い。{/netabare}

ほのぼのと熱血を融合させた見事な手腕が見どころの作品でした。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とりあえず、5話までは観てみよう♪

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
(ビームライフル)射撃部の女子高生達の日常系アニメ。自分的に今期(2019秋)のダークホースその3(くらい、今期は意外に楽しめたのが多かった)。

作風的には、「咲」や「けいおん」に近いものがあります。

(ビームライフル射撃の)導入系としても、わりとオススメできます。後半よくなるんで、とりあえず5話まで観て、視聴断念か継続か判断してほしい作品です。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤は動きがなくてやや退屈に感じるかもしれませんが、中盤以降、尻上がりに面白くなります。

また、ユルいギャグに段々ハマってくるというか、妙にクセになるんですよね。

コレたぶん、笑いの基本、「緊張と緩和」の効果です。

このアニメのギャグは、最初っからユル面白いんですだ、ただユルかっただけなんです。それが、競技の緊張感の後や合間に挟み込まれることで、緩急が効いて加速度的に面白くなる。だから、5話(競技開始)以降は笑えるようになる。

これ、狙ってやってるんなら凄いけど、、、多分、偶然でしょう(笑)

あと、ガッチャン、可愛いしね♪ 2期、あったら観ますよ!
{/netabare}

【余談~射撃部を含め、あのアニメの部活がある高校はどのくらい?~】
{netabare}
ネットで拾った情報なので、どのくらい正確かは分かりませんし、この射撃部が「ライフル射撃」なのか、「クレー射撃」かのかは、分かりませんが。

「首都圏」に限定すると、

射撃部→26校。

実は、「思ったより多い」という印象です。ただ、ビームライフルなのか、クレー射撃なのかは不明です。

他に、アニメで取り扱ったイメージの強い部活動でいくと(首都圏にある高校数)、

☆運動部編☆
「SLAM DUNK」バスケットボール部→958校
「ハイキュー!!」バレーボール部→915校
「キャプテン翼くん」サッカー部→879校
「涼風」陸上部→864校
「はねバド」バドミントン部→861校
「テニスの王子様」硬式テニス部→829校
「バンブーブレード」剣道部→826校
「灼熱の卓球娘」卓球部→814校
「おおきく振りかぶって」硬式野球部→787校
「星合の空」軟式テニス部→525校
「ポッピンQ」ダンス部→512校
「Free」水泳部→479校
「YAWARA!」柔道部→457校
「ツルネ -風舞高校弓道部-」弓道部→313校
「オールアウト」ラグビー部→219校
「ヤマノススメ」山岳部→173校
「ガンバ!fly high」体操部→126校
「押忍!!空手部」空手部→121校
「アニマエール!」チアリーディング部→93校
「プロゴルファー猿」ゴルフ部→91校
「アイシールド21」アメフト部→54校
「タッチ」新体操部→53校
「弱虫ペダル」自転車部→45校
「ドキドキプリキュア」アーチェリー部→42校
「はじめの一歩」ボクシング部→28校
「つり球」釣り部→27校
「プリンセスラバー」フェンシング部→26校
「ライフルイズビューティフル」射撃部→26校
「ふたりはプリキュア」ラクロス部→26校
「火ノ丸相撲」相撲部→22校
「ゆるキャン」アウトドア部→21校
「銀の匙」馬術部→15校


★文化部編★
「この美術部には問題がある」美術部→843校
「響けユーフォニアム」吹奏楽部→825校
「ゆるゆり」茶道部→724校
「クラナド」演劇部→665校
「たまゆら」写真部→623校
「可愛ければ変態でも~」書道部→526校
「けいおん!」軽音楽部→492校
「マジキュンルネッサンス」華道部→415校
「荒ぶる季節の乙女どもよ。」文芸部→383校
「あいまいみー」漫画部→362校
「TARI TARI」合唱部→357校
「デュラララ」生物部→251校
「3月のライオン」将棋部→224校
「上野さんは不器用」科学部→212校
「ヒカルの碁」囲碁部→199校
「ネトゲ嫁」コンピューター部→158校
「この音とまれ!」筝曲部→129校
「宙のまにまに」天文部→118校
「BLEACH」手芸部→90校
「アニメガタリズ」アニメ部→86校
「恋する小惑星」地学部→77校
「人生」新聞部→77校
「ちはやふる」かるた部→68校
「神様のメモ帳」園芸部→60校
「この世の果てで」歴史部→56校
「ナナマル サンバツ」クイズ部→14校
「手品先輩」奇術部→9校

てな感じかな。他にも、マイナー部活はあるんだけど、調べたサイトにはなかったし、アニメも思い付かんし。

調べたらなかなか興味深かったので、分割してベスト10にも書いてます♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
部活動系の日常アニメね。みんなでオリンピックに出たいだけ(笑) ライフル射撃、ほぼ知らない競技だな。ギャグがイマイチだな。

2話目 ☆3
こういう、用具の話とかは、ちゃんとやっていってほしいよね。

3話目 ☆3
練習試合。確かに、凄さが分かりにくい競技だよな。

4話目 ☆3
日常系。まあ、普通。顧問話、ワンボックスのとこだけ、笑ったw 県内4校。まあ、そんなもんだよな。

5話目 ☆4
どう考えても、究極のメンタル競技だよな。集中力の持続。ミックスアップだな~。競技をガッチリ魅せる展開の中で、緊張感があった。

6話目 ☆4
もう今日はやることがありません(笑) ギャグもキレてきたな。胸も(笑) マスクに期待するな(笑) 別に高校懸けてきたわけじゃないけど、の後のワンカット、なんか、良いな。先生の、先生らしさ(笑) 闇堕ち、あるのは食欲(笑) 自我が崩壊(笑) 先生の心配の度合い(笑)

7話目 ☆3
マイナー競技あるある、全国いっても騒がれない(笑) 分かるな~。甲子園とか大騒ぎだけど、「所詮、全国大会の1回戦やん」とかね。それどころか、県大会ベスト8でスゲェスゲェ言われてるの見ると、「こちとら県8で負けたら、悔しくて寝れんわ」とか思う。そしたら、競技人口が~とか言いはじめるしね。雑魚が何人いても上位には関係ない、、、いや、ただの嫉妬だな(苦笑) 女子高生はちょろい(笑) スラダン展開。お前もか(笑)

7.5話目
総集編。ちゃんと新作のカットもあるし、次に繋げてるし、好感の持てる総集編。にしても、「咲」だな~(笑)

8話目 ☆4
身長の違いね。シークレットブーツとかで、的との高さを揃えた方が有利とかあるのかな? 胸ない方が有利、、、かもね(笑) エアライフル、どんくらい金かかるのかな? 姫w 完全に寝過ごした(笑) 恋ばなw 虫刺されって、ライフル射撃にとっては、致命傷では?

9話目 ☆4
なるほど、全国大会=オフ会(笑) ガッチャン、スゲぇな(笑) ギャグもキレてる(笑) 他校のキャラも生きてるしね。

10話目 ☆3
ここでタイトル回収。しかも、お前かい(笑) そりゃ、オリンピックはガチだよな(笑)

11話目 ☆4
熱い展開に、痺れるセリフ。の後に、おふろ入りたいw 抉りたくなる(笑) 一年生だけで2位は凄いが、なんだろう? ああいうキセキが起きることもあり得る競技な気はする。

12話目 ☆3
素直に良い最終回だった。続きあったら観るけど、ここでもちゃんと綺麗に終わってるな。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 21

63.3 4 プレッシャーで学園なアニメランキング4位
劇場版 弱虫ペダル(アニメ映画)

2015年8月28日
★★★★☆ 3.8 (82)
378人が棚に入れました
アニメ『弱虫ペダル』初のオリジナル長篇映画 『劇場版 弱虫ペダル』 が、2015年夏に公開されることが決定。

原作の渡辺航先生が書き下ろしたオリジナルストーリーとなる。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、遊佐浩二、野島裕史、関智一、代永翼、前野智昭、吉野裕行、柿原徹也、日野聡、阿部敦、宮野真守、田尻浩章

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良い意味でも悪い意味でもとにかく“クドい”聖地巡礼招致映画でした・・・(汗

完全新作のオリジナルストーリーで送る『弱虫ペダル』の劇場版です


舞台はインターハイ後から巻島が総北を去るまで、という原作のミッシングリンクとなっています


2学期に入り総北自転車部と小野田坂道はインターハイ総合優勝で持て囃されていた
自転車も新調され、練習にも熱が入る
そんな中、インターハイ上位校が招待される「火の国 熊本 やまなみレース」への出場が決まる
箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバル達もインターハイでの雪辱を晴らさんと続々参加
しかしそんな中、総北のエースクライマーにして坂道の心の支えであった巻島裕介は海外留学の為に急遽総北を去ることになるのでした・・・


うーん、、、正直クオリティは高いのにツッコミどころが多すぎて素直に楽しめなかったのが率直な感想です・・・


まずなぜ熊本を舞台にする必要があったのか疑問です
オイラ、ロードレースには詳しくありませんが熊本にこんなレース無いはず
フィルムコミッションなんでしょうがこーゆー宣伝臭いのはマジ勘弁です
坂道が二日目に朝日を見る峠道は起き抜けにふらっと行くような標高じゃありませんからね?w


熊本が舞台なだけあってテレビシリーズでは見事な噛ませ犬役であった熊本台一が地元勢として総北や箱学に立ち塞がる
(インターハイは怪我で欠場していたとの後付けがましい)エースクライマー、吉本進というオリジナルキャラも登場します
それも宮野守の声で!
ただコイツ、地元に華を持たせる為だけに出てきたような中途半端なライバル・・・というのも、強烈なライバル達の中ではちょっとパンチが弱過ぎる
もうさ、宣伝のせいでシナリオ破綻とかヤメテクダサイほんと;


みどころは御堂筋くん以外のインターハイ選手集結、ってことで再び繰り広げられる因縁のライバル対決
キャラデザも一新され作画も気合入ってるし、相変わらずキャストの熱演は凄い
でもその中身はインターハイの名セリフを繰り返してるだけなんす;
テレビシリーズや総集編から時間が経ってないこともあって、あまり変化を感じない展開は“お約束のファンサービス”と取るか、“ただただクドい”と取るかで賛否は真っ二つでしょう
完全新作なのにまるで総集編ってェ・・・


個人的に一番の見どころは巻島との別れでもレース内容でもなく、“のちのち主将を任されることになる手嶋”
巻島不在の総北で唯一のクライマーになってしまった坂道を穏やかにフォローする彼のセリフに、総北自転車部を背負う男としての風格が所々滲み出ているのが良かったです


一方の箱学でも、坂道に敗北したことを引きずる真波を励まそうとする東堂尽八の暖かい言葉が心に染みます
繊細なクライマー達には心の支えが必要なんですね


クライマックスでは総北一致団結し“アノ歌”の大合唱www
これは本当に笑えますwww
素晴らしいb


一先ずの完結を見せた『弱ペダ』シリーズ
次回作への伏線は前述の手嶋の件以外は特に無く、しばらくアニメが作られることは無いでしょう
その最後が盛大な【熊本観光映画】になってしまったことは良くも悪くもありますが、その有り余るクオリティで描かれる阿蘇のカルデラは聖地巡礼のし甲斐がありそうな美景でしたのでまずまずといったところじゃないでしょうかw

投稿 : 2024/09/28
♥ : 12
ページの先頭へ