buon さんの感想・評価
3.3
自分だけの究極と邪道 ~みんなそれぞれでいいじゃん、人間だもの~
ジローちゃん、小中学生の頃のオレみたいだなww
あと近藤さんだけでなく、ジローちゃん以外はみんないい人だwww
テーブルマナーとは別の次元の話として、どんな食べ方でもいいと思う。
作品の良い雰囲気(?)だけ伝わるようこれ以上は内容に触れずそれぞれの料理の食べ方など、
私の傾向と思考(笑)を語ろう。
①-A 半熟目玉焼きの黄身{netabare}
基本は醤油だ。たまに塩コショウ、極希に黒こしょうのみ。
どの調味料を使っても食べ方は同じ。
まず大事なことは、ご飯がお茶碗なのか丼ぶりなのか、だ。
しかし丼ぶりにご飯がよそわれていることは希だ。
自宅でしかない。
やはりオーソドックスにお茶碗で考えよう。
まず、目玉焼きは広い。白身が黄身の4~5倍ぐらいの面積をしめ、
そのままではお茶碗に乗らない。
そう、オレはご飯の上に乗せて食べたいのだ。
ならどうするか。
まず、醤油をさっとかける。このとき、かけ過ぎてはならない。
いや、調味料全般かけ過ぎてはならない。
かけ過ぎては、それはその料理ではなくなり、調味料になる。
調味料をかけ過ぎると手遅れだ。
どうあがいてもそれは調味料、今回なら醤油になってしまう。
そんなに醤油を味わいたいのであれば、醤油を飲めばいい。
話を戻そう。
一文字、あるいは黄身にかからないよう三日月を描くようにサッとかける。
このとき、黄身に醤油が多少かかっても構わない。
白身をお箸で割いて食べる。
そして、ご飯の上に黄身を乗せられるよう、ご飯と共に食べる。
そう、ご飯のおかずにしつつ土台を作るのだ。
白身をキレイに食べた後、あるいは黄身の周辺のみに白身をまとった黄身ができる。
そのときにはお茶碗より低いご飯の土台ができている。
お皿を持ち上げ、お茶碗へと黄身をスライドさせる。
こうすることで、黄身が割れるという大惨事を防げる。
白い大地に乗せられた黄色いドーム。
そして割る!十文字を描くように割る!!それでも足りようないなら縦横に1,2度割る。
そうして醤油をかける。
そして食べる!このとき混ぜてはならない。絶対だ。
黄身の旨味と醤油が薄まってご飯に広がり、全ての味わいが中途半端になってしまう。
それぞれの旨味を味わうために、できるだけ崩さず食べる。
豪快に食べる、食べる、食べる!!!
付け合せ?
それはおまけだ。白身に醤油をかけるついでにさっとかけて食べる。
{/netabare}
①-B とんかつのキャベツ{netabare}
まず、とんかつは6つか7つに切り分けられていることが多い。
私の食べ方を話しやすいように今回は「6つ」で語ろう。
キャベツの前にとんかつに使う調味料だが、
3切れを醤油、1切れをソース、残り2切れを両方、全てに和がらしを乗せて、あるいは付けて食べる。
余裕があるときは、
まず3切れに醤油をかけ和がらしを付けて食べる、
1切れにソースをかけ和がらしを
最後の2切れに醤油とソースをかけ、和がらしを付けて食べる。
面倒なときは5切れに醤油、3切れにソース、その内2切れは両方かかるようにかける。
小皿に醤油を入れ、そこに付けて食べることもある。
間違えてはならないのは、調味料をかけ過ぎないことだ。
もちろん、とんかつの味わいが損なわれるということもあるが、
それと同じ、あるいはそれ以上に大事なことは衣のサクサク感を楽しむためだ。
そしてキャベツだが、
とんかつ一切れ丸ごと、あるいは半分かじる、そこにご飯をかき込む、
ご飯ととんかつのコラボレーションだ。
とんかつ一切れ丸ごと、あるいは半分かじる、そこにキャベツをかき込む、
キャベツととんかつのコラボレーションだ。
たまに三つとも合わせて口にすることもある。
遅くなったが、キャベツはそのままだ。とんかつにかけた調味料で十分だ。
そう、オレに取ってのキャベツとは、爽やかな食感の主食だ。
暖かくボリュームのあるご飯、
冷たくシャキシャキとした食感を楽しめるキャベツ、
口を爽やかにする漬物、サラダ的な要素を持つ主食という感じだ。
仮にキャベツが余ったとしても、
それはそのまま、あるいはソース、たまに醤油をかけて食べる。
そのときキャベツは、付け合せになる。
{/netabare}
②-A カレーのルー{netabare}
まず全がけ、混ぜるの選択肢はない。
なぜなら、ご飯が柔らかくなってしまうからだ。
それではせっかく固めに炊かれているご飯が台無し。
普通に炊かれていたら、食感が柔らかくなり過ぎてしまう。
かけ方は分けるが、こないだ試したかけ方を紹介しよう。
「ひょっこりひょうたん島」ご飯を囲うようにかけるのは食べるだけならありだが、お皿が汚れる。
「火口」ルーを囲えるようご飯をよそうのだが、これはご飯の量を調整しづらい。
ご飯が多過ぎて痛い目にあった。
やはり基本は「ハーフ&ハーフ」、ルーは多めだ。
あとからルーを足す方法もあるが、それをするぐらいなら初めからご飯を少なめにして、
おかわりをする。
その方が暖かく、しかもご飯をできるだけ固い状態で食べられる。
食べ方は、ご飯とルーの境目を食べる。
ある程度少なくなったら噛んでいる間にご飯をルー側に寄せる。
モーゼになることはない。
この食べ方だと、お皿に残るルーはほとんどない。
付け合せ、調味料、卵をかけるか、などカレーを美味しく食べる方法はいくらでもあるが、
今回はルーの話に留めておこう。
{/netabare}
②-B ライス、お箸を使わない食べ方{netabare}
基本的にお箸を頼むが、その選択肢がないのであれば、
スプーンかフォークの腹に乗せて食べる。
ただし、スプーンやフォークだけではご飯をきれいにすくえないので、
スプーンとフォーク、あるいはフォークとナイフを両手に持ち一粒も残らないように食べる。
だが、それでもご飯粒が潰れてしまう。
たからやはりお箸に限る。
{/netabare}
③-A みかんの皮のむき方{netabare}
基本おへそ(っていうかお尻だと思ってた)下から割く。
十文字、あるいは星型を描くように割く。
途中で切れたら切れたでいいや。
ひっくり返すこともある、合体させることもある、が食べる量などその時々で変わる。
そんなことよりも食べ方だ。
オレは、一口派だ。
皮をむく、一口でいける大きさならそのまま放り込む。
皮をむく、一口でいけないなら半分に、あるいは口に入るサイズに割きながら食べる。
だが例外もある。
美味すぎるみかんは、最少サイズに割きながら食べる。
しかし、それでもたくさんあるときは、一口だ。
口から果汁がこぼれるかも知れない恐怖感と罪悪感に快感を覚えながら食べる。
大胆さと繊細さを味わえる食べ方、一つ一つを味わう食べ方ではない。
邪道かも知れないがオレの王道だ。
{/netabare}
③-B 納豆、ご飯への乗せ方{netabare}
2パターンある。まず納豆を混ぜる。
食べる分だけ乗せるのが基本。
だが納豆だけを味わいたい、お茶碗を汚したくないときは、
納豆を口に入れ、少し味わってからご飯を口に入れる。
そんなことより、タレ派か、醤油派か、和がらしを入れるか入れないか、
調味料をどの程度かけるか、他に何か入れるか、
の方がよっぽど重要だが、今回はやめておこう。
{/netabare}
④-A ちらし寿司、ワサビ醤油のかけ方{netabare}
基本は醤油を全体にかけてワサビを乗っけて食べる。
たまにネタを醤油に付けてワサビを乗っけて食べる。
間違ってはならないことは、ワサビを醤油に溶かさないこと。
ワサビの辛み、旨味が損なわれる。
またワサビの量を調整しづらい。
同様に塩気を調整したいときには醤油をかけない。
卵は酢飯と食うなら醤油で、卵だけで食べるならそのまま何もかけずに食べる。
醤油で食べるときにワサビを使うこともある。
{/netabare}
④-B ショートケーキの苺{netabare}
気分にもよるが、大体スポンジケーキの土台が崩れる前に食べる。
最後ではない。
最初に食べることもある。
だが、重要なのは苺と他を合わせるか否かだ。
それも場合による。
苺だけを味合いたいときは、そうする。
苺とスポンジ、生クリームのハーモニーを楽しみたいときは、そうする。
ただ、いつもどう食べているかは分からない。
そもそもショートケーキを食べる機会が少ない。
なぜなら、ケーキは持ち帰りが大変だからなかなか買わない。
そして、ショートケーキと他のケーキが並んでいるとき、
つい、
その、
他を選んでしまう。
チーズケーキ、ショコラ、抹茶系などを、ね。
決してショートケーキが劣っているとは思わない。
けど、なぜか他を選んでしまうんだ。
2つ選んでいいならショートケーキも頼むが、
1つだけだと、どうしても・・・。
きっと実家にいた頃、丸ごとバナナをよく食べていたからだと思う。
スポンジと生クリームはいつだって味わえる、と。
{/netabare}
感想書いてて気づいたけど、
気にするべきもっと大事なことが山ほどあった。
食って奥深い。