フィクションで漫画原作なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのフィクションで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月14日の時点で一番のフィクションで漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.0 1 フィクションで漫画原作なアニメランキング1位
戦隊大失格(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (83)
237人が棚に入れました
13年前、突如始まった怪人と大戦隊との存亡をかけた戦い。だがこの戦い、実は茶番劇?! とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、残った下っ端戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定<毎週末、地上侵攻し敗れ散る>を繰りかえす日々。 この敗け続けの人生に、やさぐれた戦闘員Dは遂に立ち上がる!

声優・キャラクター
戦闘員D:小林裕介
桜間日々輝:梶田大嗣
錫切夢子:矢野優美華
レッドキーパー:中村悠一
ブルーキーパー:井上剛
イエローキーパー:小野賢章
グリーンキーパー:鳥海浩輔
ピンクキーパー:M・A・O
朱鷺田隼:吉野裕行
藍染小町:長江里加
翡翠かのん:和氣あず未
撫子益荒男:立木文彦
獅音海:小野友樹
浦部永玄:山下誠一郎
雪野アンジェリカ:鬼頭明里
石川宗次郎:濱野大輝
明林恋蓮:黒沢ともよ
薄久保天使:三上枝織
来栖大和:逢坂良太
七宝司:清水優譲
小熊蘭丸:野津山幸宏
戦闘員XX:羊宮妃那

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「世界の中心、針山さん」2アニメ化希望。もう試験展開は勘弁なりぃ〜。

 メタ戦隊もの、ヒーローものは近年無数に存在する。前者だと「サンレッド」のような日本のゆる〜いタイプ。後者だと「ザ・ボーイズ」のようなハードコアなタイプ等など。本作は前者っぽいスタンスで始まって実は後者な批判性強めな作品に思えてグッド!。この世界における怪人たちの存在は、私にはどうしても現在の日本人像に思えて仕方なかった!。


 全体的にビジュアルも良いし、オープニングもセンスが好き。広げ方次第だと思うが、なかなかの期待作。話は変わるか、「バッカーノ!」などの成田さんの短編集「世界の中心、針山さん」2でも戦隊や怪人の話がある傑作なので是非1クールでアニメ化して頂きたい。


 最後まで見たので総評。掴みの3〜4話はかなり上手くできていて好きでしたが、そっからジャンプ漫画みたいな試験展開は心底興味持てなくてがっかりでした。しかし、最後にやっと物語が動いて2期に続くで少しほっとしました。ヒロインなポジションの完全に目が死んでる錫切はかなり良い感じなキャラだし、なにより芳忠さんが出てるから良し!。


それにしても、ハンターハンターくらいだろうが、バトル漫画で試験展開はもう正直食傷気味で、その上どんどん劣化してる感あるからもう止めてぇ〜。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 8

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

独占配信ではもったいない

どこからともなく地球征服にやってきた怪人たち。
ところが怪人の幹部はヒーローに全滅させられ、
モブの戦闘員しか残っていない状態。
ヒーロー戦隊は毎週日曜にヒーローショーとして戦闘員と茶番劇を繰り返す。
そんな日常にイヤけが差した戦闘員Dは、ついにヒーローを倒すために立ち上がる。

組織は外圧だけでは壊せない。内部からの崩壊を狙うのが常套手段。
ヒーロー側にも組織に不満をもつ分子が多く在籍し、
彼らと協力してヒーロー組織壊滅を狙う。
組織論のアニメという感じもする。
戦闘員は割と身バレしているので、身バレしないように潜入活動しているというハラハラ感はあまりない。

終盤、全滅したと思われた怪人幹部の生き残りも現れ、シリアスなバトルが展開するようになって大変面白くなった。

2期の製作も決まったようだし、戦闘員Dのさらなる活躍に期待。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 6

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これ一本でやってきたんだ、大目に見ろ。

戦隊物の戦闘員の2陣営での天下取り物語と思っていたが腐敗した戦隊と怪人側も普通に悪役で孤高奮闘する物語となっている。戦闘員が戦隊ヒーローと戦う発想は面白い。
個人的な見え方なのかもしれないが、戦闘員がダークヒーロー的にずる賢く勝ち抜いていくように見えてるのに、周りの腐敗やら性格の悪さで戦闘員が良い人に見えてしまて勿体ない気もした。
わかりやすい2陣営戦ではなく個人個人の野望が渦巻く群雄割拠は面白い。
色々な伏線、明かされないままの謎の回収含め2期期待。

100点中73点

投稿 : 2025/04/12
♥ : 1

72.8 2 フィクションで漫画原作なアニメランキング2位
GTO[ジーティーオー](TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (426)
2814人が棚に入れました
高校時代は親友・龍二と共に「鬼爆」として湘南最強の不良だった鬼塚英吉。
ひょんな事から教師を目指すこととなり、臨時教員として採用される。
様々な問題を抱えるクラスの3年4組の担任となり、生徒との対立や嫌がらせ、その生徒自身が抱えている苦悩、あるいは学校内に発生する困難やトラブルに巻き込まれながらも、自身の持つ人脈・悪運・頭脳・腕力・コネ・行動力等を総動員させ、受難を見事に乗り越えて、生徒達の信頼と人望を得ていく「Great Teacher Onizuka」の破天荒な物語が始まる。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こういう、「2期」は素敵だと思う♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
2期、といってもアニメの話ではなく、原作漫画です。ヤンキー漫画の主人公が、学校を卒業した後、就職して、別漫画の主人公になる。素敵じゃないですか?

鬼塚は、元暴走族ならではの破天荒な方法で、問題児達を救っていきます。かなりのご都合主義を含みながらも、それ以上の爽快感、時折飛び出す、真理をズバッとついた名言に心が熱くなります。まあ、ドラマ「ごくせん」にハマった人なら間違いないでしょうね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
漫画で、ですが、「湘南純愛組!」からのファンで、あの「鬼爆」の「鬼の字」がまさか教師になるとは……と、現在30代としては正しい態度で視聴を開始しました。

個人的に好きな台詞は、(正確ではありませんが)「テメーら(教師)にとっては生徒なんて、たかが400分の1かもしれねえけど、ガキどもにとっちゃあたった1人のセンコーなんだよ!」という鬼塚の台詞。良いこと言うな~と。

教育もののアニメ(とも言えないですが)は珍しいので、かなり古いアニメですが、一見の価値ありです!

あと、OPの「Driver's High」は、個人的にはL'Arc~en~CielでNo.1の神曲ですよ! これを爆音にして運転してると、ついついスピード違反してしまいます(オイオイw)
{/netabare}

投稿 : 2025/04/12
♥ : 34

ピングー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gグレート・Tティチャー・O鬼塚

笑いあり笑いあり笑いあり
名言あり
感動あり
こんな先生いたらいいなの理想郷
確かにこの人はGTOだ
最高の教師だ

投稿 : 2025/04/12
♥ : 12

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

当時の中学生の気分と教育崩壊を鮮烈に描いた教師モノの名作。

 作画が結構ひどくて笑いました。アニメとしては1999年の本作。ガンダム、マクロス、ナディアとかもそうですけど、深夜以外のアニメって結構ひどいのがたまにあります。人気が出たのか30話以降は比較的安定してきたので、そんな中ではマシなほうなのかもしれません。

 ただ、本作は雅、麗美、朋子という3人の美少女がいい作品なだけに作画が良くないのは作品の良さを半減させています。あと雅の青髪が黒いのもちょっと残念です。

 本作は、いわゆる切れる17歳と言われる1999年に大事件(※下記参照)が起きたことをきっかけに注目された世代です。1982年生まれが問題視されています。1996年の作品で中学生ですから、まさに世紀末の中学生の恐ろしさというテーマが垣間見られます。時代を知るための資料としても貴重です。

 また、14歳が1995年のエヴァで注目された時期でもあり、牧歌的な中学校を舞台とした学園物から離れ(過去は不良はいましたが彼らがやるのは非行。本作はほぼ犯罪になっています)、教師の敵としての中学生というのは今見ても非常にインパクトがあります。ギャグとシリアスを上手くミックスしながら時代を描いた本作原作は教師モノの作品の名作と言えるでしょう。

 菊池と麗美は天才なだけに、かえって型にはまらない鬼塚に傾倒してゆきますが、雅の不気味さは原作では最後まで迫力がありました。テレビ版ではその辺がちょっと甘い気もしますが。

 不良という分かりやすい反社会行為ではなく、優等生の方が裏でひどいことをしているという描き方が当時としては斬新でリアルだったのでしょう。バブルが崩壊して信じられる年功序列のレールが崩壊した時期を感じ取れます。

 また、教育の機能が崩壊したという文脈でも教頭にカリカチュアライズされていますが、彼の家族や学校での立場・振舞は教師=聖人ではなく、サラリーマンであり、保身し、安易で短絡的な結論に飛びつく小人として描かれます。当然、親たちや大人たち全般のネガティブな側面が描かれています。

 こういう時代のアンチテーゼとして、湘南の暴走族出身の鬼塚というある意味アンチヒーローが教育の破壊者として描かれます。この教育現場をぶっこわそうというマインドは原作者の意図がしっかり入っていると思います。既存の教師像を明確に否定…というより教師も人間であり性欲も金銭欲もある、と宣言した本作は、教師モノのアニメ…というよりコミックスとして高く評価できると思います。

 今だと40話以上の本作は全部見るのは辛いかもしれませんが、コミックスは25巻でブックオフ等でもまだ見かけると思います。絵柄も奇麗ですのでそちらの方がお勧めです。若干下品さの度合いが極端ですけど。

 ということで、原作込みでストーリーとキャラを4.5とします。アニメ版はちょっと言葉足らずだったと記憶しています。あとキャラデザが残念。
 ただ、その他の要素は3でいいかな。作画等は古くて見辛いしキャラは安定しません。2.5でもいいですけど、時代を考慮して。



 ※参照 神戸連続児童殺傷事件、秋葉原通り魔事件、西鉄バスジャック事件、岡山金属バット母親殺害事件の犯人がすべて1982年生まれ。1982年の呪いと言われています。キレる17歳、理由なき犯罪、メディア型犯罪も特徴になります。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 9
ページの先頭へ