ファンタジーで転生なおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのファンタジーで転生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番のファンタジーで転生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

93.9 1 ファンタジーで転生なアニメランキング1位
幼女戦記(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2199)
10613人が棚に入れました
統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

声優・キャラクター
悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

神と子供と会社員

【追記に蛇足追加  再読には及びません】


一見かわいらしい見せかけの幼女が、圧倒的な魔力で戦場を蹂躙する異世界の戦争。

タイトルに挿入された「the Evil」そのままに、まさしく邪悪の権化として死を振りまく主人公が「幼女」の姿をしているのは、ひょっとすると「妖女」の含意であるのかもしれない。

この無情な戦場に、殊更に非情に君臨する「幼女」とはいったい何なのだろう。



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それにしても、アニメ作品の評価に「声優」を独立した項目として入れるのは妥当なのだろうか。

確かに、声優はキャラクターに生命感を与える重要なパートではある。
しかし、世界観の破綻や、脚本上の不備を修正できる立場にいるわけではない。
そのような作品でキャラに生命を吹き込んでも、「不条理な世界にも関わらず『生きいきと』生活する狂人」が生まれるだけだろう。

そんな立場である声優に評価の一端を背負わせるのは、余りに気の毒な気がする。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

現代のリーマンが少女に生まれ変わって戦争を生き抜く物語

原作未読。予告でかなり気になったので視聴です。1話見て、最後まで見ようと決めました。

今期の戦争もの。ヨーロッパを下地にしているのかな。魔導を使ってガンガン撃っていく、そして主人公は厳しい性格。キャラデザインも含め、イゼッタよりハードな感じがします。


1話…いきなり前線での戦い
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2話…悪魔はいかにして生まれたのか
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3話…アナタハカミヲシンジマスカ
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4話…策士、策に溺れてドボン
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5話…吹いたビールを返してほしい
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6話…世界大戦はすぐそこまで
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7話…まさに悪魔
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8話…これは戦争である
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9話…もはや人間兵器である
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10話…戦いは終わらない
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11話…戦後を夢見て
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12話…戦争は終わらない、物語も終わらない
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少女が主役になるという、しかも裏方ではなく兵士として。異色の戦争ものでした。戦いのこともそうですが、ターニャの人生観や思考について、いろいろ考えるように設定していて、たいへん面白かったです。また、存在Xとターニャの会話の対決も興味深いものでした。

笑いやホッとする場面を所々にぶっ込み(ヴィーシャの存在も)、重くなりすぎないようにしているところが良いです。戦争ものなだけに、どうしても重い話を入れざるを得ません。人が死んでいる場面もキチンと投げずに描写していたと思います。

中の人については文句のつけようがありません。渋い声だらけの重い演技の中に混じっても、跳ね返すだけの迫力と可愛さ、ひときわ存在感が際立っていたように感じました。また、作画も戦いの場面は中々のものでしたし、ロケットで突っ込むシーンも迫力ありました。

戦争ものではありますが、人の感情や考えを捉えるような話が中心になっています。最後まで飽きさせない作品でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 68
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

やっぱりダメだったよ

自分頭悪いんでイマイチ理解できない…。
ってことで整理のためメモ。

4話までの感想
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2月4日追記ネタバレレビューを読む

5話感想ネタバレレビューを読む

9話までの感想ネタバレレビューを読む

全話見ての感想
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 18

84.1 2 ファンタジーで転生なアニメランキング2位
東京レイヴンズ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (2172)
13383人が棚に入れました
『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』

それは遠い昔の約束。彼がまだ”将来”の意味を知る前の──。

霊的災害<霊災>が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。

土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。
陰陽師の名門に生まれながら才能はからっきし。
この16年の人生で、死にかけた回数12回。
そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。

「久しぶりです──春虎君」

土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。
彼女との再会が、春虎をかつて見た”将来”へ──波乱に充ちた”未来”へと導き始める!
闇に舞う鴉たち(レイヴンズ)の、時を超える陰×陽ファンタジー!!

声優・キャラクター
石川界人、花澤香菜、木村良平、金元寿子、佐倉綾音、豊崎愛生、喜多村英梨、下野紘、遊佐浩二
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公が平凡なのはミスリード!?

ライトノベル原作。
ジャンルは陰陽ファンタジー。




■専門用語の分かりにくさをサイドキャラクターの魅力で補う

この作品は、「陰陽」とか、戦闘方法に専門用語が沢山あったりとか、視聴者に説明をせずに、そういう分かりにくい言葉を連呼して、登場人物が普通に使っています。視聴者が置いてけぼり状態。そういう説明不足が嫌いな方にはおすすめしません。

それでも、この作品には設定について視聴者を放ったらかしても、楽しませるようなサイドキャラクターの魅力があるんです。

主人公の春虎は、どこにでもいるような高校生という感じで、特技も無く、ちょっと家柄が良いだけ、という箸にも棒にも掛からない男の子。
「海外のアニメへの反応」という海外の反応をまとめた記事もあるのですが、そこでも、春虎くんは、非難の的になっていました。「あんな弱い奴が強い式神を使うなんて信じられない」だとか、「主人公が地味すぎる」だとか。
アニメのキャラクターにどうこう言うのは勝手ですが、春虎くんはちょっと貶されすぎ。

でも、それもミスリードに過ぎないんですよね。ラストで見事に覆されました。
(詳しくは、「主人公がへ平凡なのはミスリード!?」で。)

そんな地味な主人公に、設定がしっかりとしたサブキャラクターが、彼の周りを彩るように飾ります。「土御門夏目」然り「阿刀 冬児」
それでも、メインキャラクターはメインディナーには慣れません。

え?
「キャラクターの魅力を考えると同じくらいなんじゃ」って?
二人共、少年漫画に出てきそうなキャラクターで、ありきたりではありましたね。メインキャラクターの魅力は、そこまで高くないんですよね。もちろん、人の感覚しだいですが。やっぱり何かインパクトの足りない印象ですからね。うーん、魅力はあんまり。

このアニメを好きな人に話を伺ってみると、殆どが「サイドキャラクターがかっこよかった」と答えるのです。
例えば、大友先生。彼は、元十二神将で「黒子(シャドウ)」と異名で恐れられていました。その後は、土御門夏目を守るために、陰陽塾講師になり、自分の正体を隠しながら行動します。
そして、霊体となって生き続ける蘆屋道満と対決します。道満さんも、ダンディで魅力的。安倍晴明のライバルとしても有名で、また安倍晴明の時代から生き続ける霊体でもある、ロマン溢れるキャラクター。
この対決を描いた中盤はとても面白く、大友先生の魅力が引き立った良いシーンが多かったです。道満と大友先生は、サイドキャラクターの魅力を存分に引き出せている良い例ですね。
「鏡伶路」、「天海大善」なども、泥臭くてコクのあるキャラクターで、思わず「かっこいいっ!」と思ってしまいました。
という風に、サイドキャラクターの魅力が引き立っている作品なんですよね。もちろん、人によりけりなんですけど、主要人物よりもサイドキャラクターを好きになる人が多いというわけなんです。

■作品について

物語も、ちゃんと伏線が回収されていて、すっきりとしたラストで、まとまっています。原作では、この後に第二部が始まるのですが、アニメでは第一部までを描いています。そのため、区切りの良いところで終わっています。
序盤は、ちょっとつまらないです。1話、2話の「衝撃」は驚くべきものですが、その後の陰陽塾の話が、ありきたりで盛り上がりが少ないため、こぢんまりとしています。キャラクターの描写ためとは分かるのですが、ちょっと平凡すぎましたね。
中盤から終盤に掛けて、今まで描いてきたキャラクター同士の繋がりを活かしストーリーがはじまり、サイドキャラクターが動き出し、エキサイティングな展開が待っています。私も中盤から終盤に掛けてが、一番面白かったと感じています。
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■ 主人公が平凡なのはミスリード!?

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■総評
ありきたりではあるものの、序盤をキャラクター描写に回して、中盤から終盤を丁寧に盛り上げることが出来ている作品です。伏線もしっかり回収して、春虎についても、作品の謎についても、すっきりと納得いく説明で、解決してくれています。専門用語が分からないところがあり、物語の中でも平然とそれが使われるので、説明不足を受け入れられるか、受け入れらないかによって、評価が一変すると思います。ですが、それを補うほどのサイドキャラクターの魅力があり、前述した通り、ストーリーはまとまっていますから、私の評価は高いです。
陰陽ファンタジー物としては、ありきたりではあるもの堅実にまとまっている作品なので、おすすめです。



投稿日
■2014/09/01

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

さいれんとふぉれすと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

右肩上がりに面白い

東京レイヴンズ 全24話 2013年 制作エイトビット

ストーリー&楽しさ:4
このアニメを観たとき、あなたは登場人物や用語の多さに戸惑うかもしれません。また、ちょっとした台詞やワンカットで大事な説明がなされたりするので、集中して見ていなければきっと頭に?が浮かびます。ですので適宜公式サイトにある用語解説やコンが説明してくれる動画、あるいはWikipediaの用語解説の項を参考にされたらと思います。※注意 登場人物の項はネタバレがあります
そうやってある程度把握しながら観れば、東京レイヴンズはかなり面白いアニメだと思います。ストーリーそのものは普通です。普通ですがバトル・日常・恋愛の各パートがバランスよく構成され、数々の伏線や衝撃の事実、メチャクチャ熱い展開に何度も驚かされます。
ただ中盤までは普通、悪く言えば退屈です。それに脚本にいくつかの欠点があることも否定できません。ですので、かなり面白いと言っておいてなんですが、あまりハードルを上げないで観たほうがいいかもしれないです。実際私は全く期待せずに観て、話が進むごとに夢中になりました。
あと、これは私個人の印象ですが、東京レイヴンズはハリー・ポッターシリーズと似ているような気がします。それがなぜかは上手く説明できませんが…、ハリポタが好きならハマるかもしれません。

作画:3
回によって、更に言えば一話中でも質のバラツキが大きいです。最初と最後の数話や重要なカットは気合いの入った作画がなされていますが、シーズンも後半になるとスケジュールが厳しかったのか目に見えて荒が増えます。とはいえ作画崩壊ではないので観るのに支障はないと思います。
キャラデザに関しては、夏目、鈴鹿、京子、コン、あと幼女先輩、女の子はみんな可愛いです。それってやっぱ大事ですよね。私はそれだけで満足です。
OP/EDは1クール目がどちらも良かったです。特にOPは現代の陰陽師という設定をスタイリッシュなカット割りで表現しており、何度観ても飽きませんでした。しかし2クール目のOPは使い回しのカットを多用していたのでとても残念でした。
ちなみにOP1とED2の最後は関連していて、物語の重要な展開を暗示していますので注目です。

音楽:4
劇伴とSEはしっかりしてます。陰陽師という題材によくマッチした神秘的で壮大な曲からコミカルな曲まで、私はかなり好みでサントラが欲しくなりました。また呪術シーンのSEは結構な迫力があって驚きましたので、ヘッドホンをつけて観ることをオススメします。
主題歌はアニメーション同様1クール目がOP/EDともに気に入りました。

キャラクター:4
私はこのアニメがラノベ原作ということで、主人公の春虎はありがちな天才キャラかなと思っていました。しかしその予想に反して春虎は能力的には平凡、むしろ劣っている落ちこぼれでした。もしあなたが主人公の大立ち回りを見たいなら、春虎はその期待にほとんど応えられません。しかし私は、たとえ非力であっても困難に対し出来る限りを尽くそうと努力する実直な彼に魅力を感じます。
でもやっぱり敵を打ち負かす強いキャラが見たい!と言うなら、大友陣がその願いを叶えてくれます。春虎たちの担任講師である彼は、関西弁を操るいい加減で飄々とした人物ですが実は指折りの実力者で、大友先生が主人公だっけと思うほど活躍します。
東京レイヴンズではこの大友先生に代表されるように大人キャラの見せ場が沢山あります。少年少女だけで話が進行したり、大人がただのやられ役でしかないアニメが多い昨今には珍しくとても好印象でした。
女性陣について。残念(もちろんいい意味で)ヒロインの夏目、ツンデレが可愛い鈴鹿も好きですが私は春虎の式神コンが一番のお気に入りです。バトルシーンより日常シーンやギャグパートで活躍するマスコット的存在のコンですが、終盤のエピソードで春虎に向けて述べた長台詞は、彼女に対するこれまでのへっぽこキャラという認識を改めさせる強烈なインパクトを私に与え、それはベタ惚れするのに充分なものでした。もしコンが最初から有能なキャラ立ちだったならあり得なかったことです。
そう考えると東京レイヴンズにいらないキャラはいません。一見地味で目立たないキャラにも、それに相応しい活躍の場が用意されています。

総合:4
見終わって、ああ面白かったなというのが半分、それで続きは?というのが半分。あまりに多くの謎を残したままなので2期を期待せずにはいられません。
しかし残念ながらそれはあってもかなり先の話です。私は待てないので原作を買いました。一つのアニメ作品としては中途半端ですが原作の販促としては完璧です;

それじゃあ別に観なくてもいい?原作読めばそれでいい?

まさか。興味があるならぜひ観てください。アニメにはアニメにしかない「力」があります。流れるように唱えられる呪文、飛び交う呪符、躍動する式神。
そして東京の闇夜を羽ばたくレイヴンの雄姿があなたを待っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

陰陽師が現代でも活躍している世界
異能力のバトルものという扱いでいいのかな

第1話
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第2話
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第3話
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第4話
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第5話
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第6話
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第7話
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第8話
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第9話
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第10話
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第11話
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第12話
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第13話
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第14話
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第15話
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

88.5 3 ファンタジーで転生なアニメランキング3位
盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1186)
5580人が棚に入れました
図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生
ネタバレ

フィーロたんlove さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人向け名作童話 人間臭い主人公の魅力が光る

総評

バトルシーンを除けば大人向けの童話です。
本編「盾の勇者の成り上がり」、外伝「槍の勇者のやり直し」
を通して読むと、「モモ」、「星の王子様」、「百万回生きた猫」
などに通ずるものがあると感じました。

ただ、大人向けです
この作品は忍耐強さ、誠実さ、気高さ、美しさ、愚かさ、醜さなど
人間の有する善悪両面を真っ向から描いています。

ですのでストレス耐性が少なく、理解力が浅く物事を表層的にしか
捉えられない中学生以下(あくまで一般的基準です)の方にはお勧
めしません。

22話感想
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21話感想

綺麗に収まったと思います 
これぞアニメ版というとこでしょうか
特に言うべきことはありません

あと先週の声優さんの特番見ました
ねんどろいど可愛いです
フィーロの出来が良ければ買おうかな

番組を見ていて声優さん、スタッフの方、監督さん、
スポンサーさんなど、この作品がたくさんの大人の
心を動かし、このアニメが出来たことが感じられ
ました




20話感想
雑魚ボス戦での無理やりな盛り上げ方が気になりますね
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19話感想
尺を合わせるためか残念な展開に
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18話感想
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かなりWEB(なろう)版と異なるので、コミックス13巻まで
読んでしまいました。読んでわかりましたが、アニメ版は
コミックス版とも若干異なるのですね。脚本演出の方がセリフ
や話をうまくまとめていることがわかりました。
本作品においてバトルはストーリーをうまく転がしていくため
の手段というかつなぎなので、今のようなあっさり目で丁度
よいと思います。あくまで本作品の魅力はストーリーと登場
人物なので。


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17話感想
ネタバレレビューを読む
いろいろ重要な情報が開示された回でした

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16話感想
ネタバレレビューを読む
だいぶロリ色が強くなってきて、胃もたれ気味になってきましたが
最後まで視聴します
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15話感想
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改めて感じた本作品の美点は
①キャラが立ってる 
②伏線の撒き方と回収の仕方が天才的
③亜人、魔物が可愛い 動物好きには高評価
④OP(新しい方)が素晴らしい
  雨の中の物憂げな表情の登場人物達
  この時期のストーリー展開にぴったりです
  特にモトヤスの悲しげな表情にぐっときます
  ところで鎌をもってた人は誰だろう
  楽しみにしておきます
⑤挿入曲がすごくあっている
⑥作画が丁寧で素晴らしい
⑦ストーリー展開演出に手抜きがなくて嬉しい

全体的にスピーディーな展開や爽快感は少ないですが、じわじわ来る
叙述的展開がたまりません。違うと思うんですけど、作者は女性なの
かな。

まあ中二病主人公、お手軽俺最強主人公、暑苦しいまでの絆押し付け主人公の作品や、ハーレム作品、主人公はまあいいけど展開が単調な作品などゴミ作品が多い昨今では、希少な本格的なアニメだと思います。


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物語設定、テーマ設定、キャラ設定だけで言えば最高傑作
進撃の巨人などのTOP作品よりも群を抜いていると思います

WEB版を通読した限りでは「モモ」とか「星の王子様」とか
「百万回生きた猫」とか童話、寓話に通じるものがあり一貫性を
感じますアニメ版を見ていまいちと感じる方は是非WEB版を通読し
てみることをお薦めします

主人公が逆境を乗り越えて成長していくというスタイルは程度の
差こそあれそこそこあります。しかしこの作品は迫害という程度の
強いものなのでストレス耐性があまり備わっていない若年層には
物語前半は苦痛になるかもしれませんね。そういう意味では大人
向けアニメかもしれません

アニメでもすでに憤怒の盾が出た時点で勇者の中では一番強くなって
しまったのでこれからは比較的楽に視聴できると思います。

ラフタリアとの関係は、「ゼロから始める異世界生活」のレムを
彷彿とさせますね リゼロも秀作だったと思います

槍のやりなおしを読んで、私もフィーロたんloveになってしまい
ましたですぞ

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

とろろ昆布禿莉緒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

序盤期待したのに

『盾の勇者の成り上がり』を視聴した感想は面白い。
けど、もっと面白くなっただろうし勿体無い。

良い点
1.序盤の絶望感
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2.尚文の戦い方
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3.ラフタリアが可愛い
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悪い点
1登場人物の知能指数が低い
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2.アニメ中盤からのぬるい雰囲気
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3.断罪後の数話
ネタバレレビューを読む

序盤でかなり期待しただけあって、本当に残念な作品です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

最高のリアルが向こうから会いに来ない

4話までの感想ネタバレレビューを読む

19話までの感想ネタバレレビューを読む

21話までの感想ネタバレレビューを読む

23話までの感想ネタバレレビューを読む

25話までの感想ネタバレレビューを読む

総評ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

70.6 4 ファンタジーで転生なアニメランキング4位
賢者の孫(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (610)
2591人が棚に入れました
ある青年が事故をきっかけに、異世界に赤ん坊として転生。そんな彼を稀代の魔術師・マーリンが拾い、シンと名付ける。シンはマーリンの孫として育てられ、魔術も学ぶ。だがマーリンは、常識を教えるのを忘れていた……。

声優・キャラクター
小林裕介、小松昌平、本泉莉奈、若井友希、屋良有作、高島雅羅、森川智之
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

今回の「SILVER LINK.」は・・・・・・・・・・・・ツッコミ満載!!

2019.04.11【第1話を見て・・・】

作品ごとに出来栄えがが、
①大変良い。
②良い。
③普通。
④悪い。
⑤かなり悪い。
と、なかなか「安定したした作品」を出さない「SILVER LINK.」制作。(笑)

今回はズバリ!『中途半端』に感じます。(笑) 厳密に言えば③④の間ぐらい。

毎期、毎度毎度の「テンプレ異世界転生モノ」。テンプレは嫌いではないですが「作り方」がヘボ過ぎると大嫌いです。(笑)

今回は、
・主人公は(定番の)現代社会のサラリーマン(養育向け「科学雑誌」編集?)が事故により死亡しファンタジー異世界に赤子として転生。
・「シン」と名付けれた赤子は老賢者の孫として育てられる。(定番のメタ情報=前世の記憶アリ)
・恵まれた師匠筋により魔法・剣術がその年齢にそぐわない(定番の)「チートパワー」を身につける。

15歳の(この世界では)成人を期に魔法学校に入学・・・「パワー」は凄いが「(社会)常識知らず」というシチュエーションでラブコメ学園・アドベンチャーといった展開になるのだろうか?


[作画面]
普通に見られる範囲ですが、厳密に言うと「微妙にヘボい作画」です。「微妙にヘボい作画」です。(大事な事なので2回言いました)

[ドラマ]
少々稚拙なラノベ文章を「そのまんま」仕上げたような印象。1話は、やたら説明を多く織り交ぜ過ぎてるせいで「ドラマティックな面白味」が全然無く、用意したシーンを「事務的に展開」したような感じ。 「ヘボい構図」や「単調な演出」のせいもあって面白味が無いです。
「面白いモノを作る」という意気込みが感じられず、「仕事だからやっている」感が、ものすごく伝わってきます。(笑)

[リアクション]
その作品の風格に合った「ズッコケ」や「ギャグ・コント」「サプライズ」というものがありますが・・・何か不自然すぎてシラけてしまいます。

[魔法演出&アクション&キャラ紹介の見栄]
ヘボいドラマパートからみて、全くの別物! ココだけ『変』にチカラを入れ過ぎて『変』にキレッキレにカッコイイのが「妙に不自然」!


まるで『企業PR』を見せられたような印象の第1話でした。(笑)
しばらく様子見ですが、「視聴切候補」として挙げます。



2019.04.17【機会があったのでコミカライズを一気読み・・・】
主人公(シン)の凄く都合の良く伸びる成長と、ひねくれ者の居ない仲間たちや、シンの周りにいる大人はやたら高名な人徳ある実力者、など「ご都合主義過ぎの展開」をまずストーリーとして考え、後付けで「敵・敵対勢力」を無理くりに組み込んだ印象なので全体的な構成がチョット甘々な感じもします。 テンポのいい進行は気持ちいいかもしれないけど、やはり深みが薄いような気がするなぁ。(まぁソコが良くて好まれてるのでしょうが)

なので、
・無垢な「小学上級生~中学初等」あたりが、心地よく喜び(ウケ)そうなストーリー。
・「お出かけ女子」で、やたら小物をバッグにドッサリ詰め込んで用意する(あんな時にはコレ使おう。こんな時にはアレしよう・・・みたいな)タイプ。
のような印象でした。(笑)
今後、ネタバレレビューを読む
どうなりますやら・・・




2019.06.29【まさに中学生のオ〇ニー・アニメ!】(加筆修正2019.07.02)
視聴切ろうかと思いましたけど、結局最後まで見てしまった。(笑)
面白そうな『素材』でありながら、全然面白く活かせてないのは世間の不条理・不合理など「マイナス感」をあまりよく実感していない『中学生坊ちゃんが考えたような脚本・構成』のせいか?
なので「万人受け」にはならず「中学生坊ちゃん男子」受けになるような展開に「(情けなくて)恥ずかしかった」です。(笑) 各所、叩きまくってますが私も苦言を。


さて、テンプレートは「異世界転生」。主人公ステータスは、お馴染みの「チート(最強)能力」。『中学生坊ちゃんが考えたような脚本・構成』なので、ネタバレレビューを読む


と、いうように毎回「強・ツッコミ(いやいや、オカシイだろコレ)」を入れずにはおけないようなアニメ。 そういう「悪い意味」で物凄く盛り上がって楽しい(?)アニメでもありました。(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

ストレスが無いのがストレス

6話までの感想ネタバレレビューを読む

9話までの感想ネタバレレビューを読む

10話感想ネタバレレビューを読む

11話感想ネタバレレビューを読む

12話感想ネタバレレビューを読む

総評ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ある種の鏡

*蛇足追記


転生したサラリーマンが、異世界で想像しうる限りの能力と承認を集めて称賛の的になる様を描く物語。

「世界」の設定とエピソードの全てが主人公の全能感に奉仕するために創られた物語は、最近では「なろう系」と呼ばれているらしい。
が、『小説家になろう』というサイトが、そうした物語だけを提供するよう専門化されている、というわけではないだろう。
そこに集まる小説が、いわゆる「なろう系」と定型化されるのは、つまり読者の好みがそうした「定型」に集中している、言ってみれば或る種のマーケティングの結果なのかもしれない。

主人公に「能力」や「勝利」が集中することに、何ら必然性や納得感を感じさせる設定を創ろうとはしない「世界」は、妄想だけが先走った手抜きとも見えながら、ある意味では「健全」なのかもしれないとも思わせる。

数年前を振り返れば、ライトノベル原作の活劇アニメの主人公は、国家の「特務機関」や「秘密結社」の構成員ばかりの印象があった。
「世界」の命運を左右する「全能感」の発揮のために、後ろ盾として「国家権力」しか発想できなかった限界性から比べると、「何も説得的な設定を創らない/創れない」という事態は、「創れない」とみれば後退だが、「創らない」とみれば(或る種の)健全化ではあるだろう。
「健全性」に魅力を感じるかは別の話だが。

いずれにせよ、表現を支える手段はどうであれ、描きたいものは「主人公の」全能感であることだけは不変のようだ。

活劇において主人公が強いのは当たり前だと言える。
しかし、描くものが主人公の「強さ」であるのか、「全能感」であるのかでは作品の性質はまるで異なるものとなる。
説得的で客観性のある「世界」でも主人公の「最強」を描くことはできるが、「全能感」は描けない。
主観的な妄想性こそが「全能感」の源泉であろうから。


製作者の妄想じみた「全能感」の物語は、視聴者が望むからこそ制作されるのだろう。
いや、視聴者の妄想を映し出している(と信じられている)からこそ、製作者は作り続けることができる。

言ってみれば初歩的な「マーケティング」の産物だが、「創作物」がマーケティング手法だけで創れるものだろうか。
「笑える、わかりやすい、ウツな重苦しさのない、スカッとさせる」=「全能感」を堪能させるアニメが観たいという最大公約数的な「マーケティング」で制作されたかのような、スマートホンがどうこうしたという異世界転生アニメがどのような出来であったか、思い出してみるのもいいだろう。

日本のアニメがANIMEとして全世界的に熱心なファンを獲得しているのは、日本のアニメがエンタメとしては例外的に過剰な作家性を発揮していたためだと思われる。
視聴者が「消費者」のように妄想の実現を求め、製作者がそれを拾う「マーケティング」の向こうに、ANIMEの特異性、優位性は発揮し得るものなのだろうか。

何十年か前、中国のとある工場を訪れた際、日本では機械化されている工程を人海戦術の人力で行っていた。
社長曰く「工作機械を購入するより人件費のほうが安い」とのことだったが、現代では経済誌のインタビューに「人件費が安いから日本の工場に下請けさせる」と語る中国人経営者も登場してきた。

経済=マーケティングの論理は、冷徹に環境を反映し、世界を「数字」の相関へ還元する。

作家性=創作は、いってみれば経済に代表される即物的相関の非情性への「アンチ」だ。

エンターテインメント・アニメのスタンダードは、マーケティング=経済=売り上げ規模からいってディズニー・スタイルだろう。
ANIMEは、スタンダードへの「アンチ」として支えられている。
マーケティング主導(に見える)「なろう系」アニメは日本独特に違いないだろうが、ANIME=日本アニメとして「アンチ」を支えた過去の作家主義的なアニメ監督たちの作品に匹敵する強度が、果たしてあるのだろうか。



「全能感」を支える妄想充足的なご都合感を、「なろう系」と嘲笑するのは容易だ。

が、「なろう系」の本質がマーケティングであるとすれば、こうした作品群は自らの「消費者」的な欲求の反映ではないかという視聴者の自省も、同時に必要ではないだろうか。

つまらないと感じたアニメに対して「クズ」「カス」「ゴミ」と罵言を投げつける人も多いが、本作のようなアニメに対しては、マーケティング用の統計データを与えてあげているだけのことで、マーケティング創作を強化することにしかならない。
作家性を挑発したいのであれば、単なる罵言以外の言葉が求められる。


作品とはあまり関係のない感想が生まれたのは、本作がこうした傾向の作品群を純化したような象徴性があるためだろう。
好き嫌いや評価を別として、「マーケティング」アニメの代表としての「純度」はあるように思える。


【蛇足】
一年後には忘れていると思うので控えておきたい。

2019/5/17現在、出版社の幻冬舎が、自社の出版物を批判した小説家の文庫出版を差し止め、それを暴露した小説家に対し、社長が「あの作家の本は売れていない(から出版しない)」と誹謗するツイートを発している。

このサイトでもアニメ番組を「作品」と表記することが通例であるように、「創作物」は市場に流通する「商品」であると同時に、「作品」であるという二重性を持つ。

どれだけ売れたか=金銭を稼いだかはアニメの「商品」価値だが、「作品」の価値とは無関係だ。
「売れない」アニメでも優れた「作品」はあるし、また、優れた「作品」が商業的に大ヒットすることもある。
繰り返すが、端的に「無関係」だ。

小説の売り上げで「価値」を測る出版社社長のツイートは、経営的に正しいように見えて、自らの扱う「創作物」という特異なモノの性質を正しく把握していない、商売人としての無能力を暴露している妄言に過ぎない。


そもそも視聴者が「売上」に代表される現実的原則を絶対化する感性の持ち主ならば、アニメのような非現実のフィクションに魅かれて愛好するはずがない。
おそらく視聴者にとっては「作品」の出来のほうが価値を持っていたのだろう。
これまでは。

しかし、「作品」を観て「満足」の多寡を計量する視聴は、「商品」価値に接近しているような気がする。
「神」「最高」、あるいは「カス」「クソ」といった感想は、購入商品に対して返送する「お客様アンケート」のようだ。

どれだけ金銭を集めたかがアニメの「商品」価値だとすれば、どれだけ「お客様アンケート」以外の言葉を集めたかが「作品」価値なのだろう。


本作に価値を感じる視聴者も、膨大にいることだろう。
マーケティングに貢献する「アンケート」以外の言葉が集まるようであれば、本作のような作品群も将来に残り続けるのであろうけれど。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

79.0 5 ファンタジーで転生なアニメランキング5位
魔王学院の不適合者(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (654)
2637人が棚に入れました
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!?人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する“魔王学院"に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」

声優・キャラクター
鈴木達央、楠木ともり、夏吉ゆうこ、松本忍、豊崎愛生、小清水亜美
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

内容は面白かったぞ

魔王の生まれ変わりが主人公。突き抜けた俺つええでむしろ、面白い。
何しても必ず勝つ安心感がある。オーバーロードを見ていたときの気分。
煽るだけ煽って散っていく敵キャラの残念さが笑える。

あと、安定のハーレム。

両親が不思議すぎる。ネタバレレビューを読む
アノスが両親思いの素敵な魔王だからっていうのはあるんだろうが。

割と家族愛溢れる作品にも感じることもあってそこも良かった。


OP
正解不正解 CIVILIAN
ED
ハミダシモノ 楠木ともり
うーん、楽曲はあまり心に響かなかった。だからその点は評価低め。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王--だが、魔王候補を育てる学院の適性--《不適合》!?人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する“魔王学院”に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」


1. 魔王学院の不適合者
「--よく聞け。愛しき子孫どもよ。お前達の始祖は帰ってきた」二千年前、暴虐の限りを尽くした史上最強の魔王アノス。そんな彼の血を引く後継者、《魔皇(まおう)》を育成するべく、現代の魔王学院では入学試験が行われていた。試験内容は生徒同士で決闘を行う「実技試験」。そこに現れたのは、二千年前に荒んだ世界に飽き、転生した暴虐の魔王アノスの姿だった。

2. 破滅の魔女
「殺したぐらいで死ぬなら、俺は二千年前にとうに死んでいる」始祖としての莫大な魔力を有しているにも関わらず、《不適合者》の烙印を押されてしまったアノス。彼はそんな不当な扱いも意に介さず、圧倒的な実力を示し続け、班別対抗試験にはリーダーとして参加する事に。だが、クラスメイトは混血のアノスを認めず、班員はミーシャのみになってしまう。さらに対戦相手は、実の妹であるミーシャを《ガラクタ人形》と蔑む姉、サーシャ率いる班となった。

3. サーシャの真意
「サーシャ……ただですむとは思っていないだろうな」「最後に、あなたに会えてよかったわ」。意味深な言葉を残したサーシャの真意を掴めぬまま時は経ち、魔王学院では特別授業として、七魔皇老アイヴィスによる大魔法教練が開催される。七魔皇老は始祖が自らの血を使い生み出した七人の配下。「くれぐれも失礼のないように」とエミリアに念を押されたアノスだったが、躊躇いもなくアイヴィスのことを呼び捨てにしてしまう。

4. 十五の誕生日
「俺が魔王アノス・ヴォルディゴードだ」「十五歳の誕生日……。午前零時に私は消える……」。ミーシャが衝撃の事実を告げる。アイヴィス・ネクロンの掛けた魔法により、仮初めの生を過ごしていたミーシャは"本来は存在しない存在"であった。「十五年が私の一生」。それでいいのだと諦観する彼女にアノスは告げる。「俺には知らぬことが二つある。後悔と不可能だ」。《不適合者》が姉妹を縛り付ける悲劇を、理不尽を、いま粉砕する。

5. 転入生
「俺に抜けぬ剣など、この世に一本しかない」ミーシャ、サーシャとの邂逅。アイヴィスとの激闘も記憶に新しい中、魔王学院では、七魔皇老をも打ち負かす実力者、《錬魔の剣聖》レイが転入生として現れる。レイは有能なリーダーのもとに就きたいと言い、アノス班に入ることを希望した。しかしアノスがこれを拒否。代わりに「相応の結果を見せれば配下に加えてやる」と条件を提示する。かくしてレイは班を結成し、アノス班と、班別対抗試験で真っ向勝負をすることに。

6. 魔剣大会
「一分で終わらせてやろう」班別対抗試験での活躍を認められ、アノス班に加入する事となったレイとミサ。その後、アノス家にて行われた祝勝会で喜びを分かち合ったのも束の間、魔剣大会への参加者として、レイとアノスが選抜されることに。再戦のチャンスが早くも訪れたと喜ぶレイとは対照的に、アノスは「何か裏があるのではないか」という疑念を拭いきれない。そしてミサの案内で七魔皇老の一人メルへイス・ボランと出会い、事態は加速していく。

7. 母の言葉
「嘘つきの行く末は、地獄だ」「皇族派がどんな罠を仕掛けてこようと打ち砕く」。そう決心したアノスは、父グスタから託された剣を手に、魔剣大会の一回戦へ臨む。また同時刻、選手控室にて己の胸元を強く押さえるレイ。いつもと様子が違うレイに対し、アノスは「首輪をつけられているな」と人質の可能性を感じ取る。魔剣大会の背後で蠢く、存在と陰謀とは一体。

8. 二人の決勝戦
「今は俺とお前だけの時間だ」ディルヘイド魔剣大会決勝----アノスとレイが激突する。シーラを人質に取られ、実力を出し切れない状況へ追い込まれた両者は一つの決断を下す。そして決着の瞬間、突如舞台に巨大な魔法陣が出現。二人の周囲の景色は歪み、異次元空間へと飛ばされる。事件の黒幕が、遂にその姿を現す。

9. 勇者学院の謎
「何を言っている。一秒で着く」魔剣大会も幕を閉じ、アノス達は勇者学院との交流授業のため、人間界・アゼシオンへと赴く。現地で各自行動をとる中、「調べ物がしたい」というアノスは、勇者学院へ向かい、“部外者立ち入り禁止”の学院内に堂々と侵入しようとする。するとそこに「ボクと一緒ならお咎めなしだぞ」といたずらっぽく笑う、勇者学院三回生エレオノール・ビアンカが現れ、特別に学院を案内してもらうことに。

10. 学院別対抗試験
「--あとは俺に任せておけ」アノス達は勇者学院との学院交流初日を迎えた。しかし“学院交流”とは名ばかりで、勇者学院の面々は、歓迎ムードとは程遠い雰囲気。魔王学院三回生首席のリーベストが魔法の発動に失敗すると、勇者学院の面々はくすくすと笑い声を漏らす。不愉快そうに表情を歪める魔王学院の生徒達。そんな状況をアノスの一言が切り裂く。「--相変わらず、罠を仕掛けるのが好きだな、人間は」。学院交流は、不穏な雰囲気で幕を開けた。

11. 命の輝き
「……ほう。なかなか歯ごたえのある者もいるようだな」学院別対抗試験第二戦が開始された。ハイネ達に敗北したリーベストの悔恨を引き受け、アノス達は勇者学院の面々と対峙する。作戦は必要なら考えると、莫大な魔力を用いて、正面から相手を叩き潰しに行くアノス。たが、都市を覆う結界『デ・イジェリア』と、少女・ゼシアの聖剣エンハーレの斬撃によって攻撃は防がれてしまう。そして次なる攻め手に欠ける状況下で、ミーシャがある打開策を提案する。

12. 禁忌の魔法
「全員まとめて、幸せにしてやればいいのだろう?」「お願い。ゼシアはボクにしか止められないぞ」。ディエゴによって瀕死まで追い詰められたミーシャを抱き上げ、神殿の奥間へと向かうアノス。そこにはエレオノールの姿があった。自身が“魔法そのもの”であるという彼女は、その真意について、そして勇者学院の狂気に満ちた真実について語っていく。

13. 世界が愛に満ちるように
「生きよ!! 魔王が戻る、その日まで……!!」全ては二千年前から始まっていた。黒い仮面の男・アヴォス・ディルヘヴィアの正体が明らかになり、事態は急転する。二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根。その果てに、暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードが取った選択とは--。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こんな(俺TUEEEな15年前のラノベ)作風なのに、そこそこ面白いだと!?(笑)

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
主人公最強系、の中でも、かなり俺TUEEEな作品。

2010年代前半頃は、こういうラノベアニメが氾濫していたな~という印象。(本作もなろう原作ですが)最近は、主人公最強=異世界転生ばかりだったから、久々に楽しめた。

久々だから、楽しめたのかもしれないけれど。

レビューでは、本作のような「俺TUEEEE」と「異世界転生(なろう系)」との違いと、本作の中で疑問に思った点を書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 32
ネタバレ

食前酒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法ファンタジー系で指折りの作品

【第十三話】(総評も含みます)
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【第一話】
どしょっぱなの中田さんナレーション以外眠気を誘る展開でした。一部界隈からは絶賛されていますが私的に主人公男が好かないのでどんだけ展開良くても普通な評価です。
【第二話】
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【第三話】
以外に面白かったです。次回で二人のヒロインの関係が明らかになると思うんですが、魔王の主人公男の関わり方によってはかなり高評価するかも。今期のダークホース候補の一つになりそうです。
【第四話】
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【第五話】
今回も突っ込みどころ満載のチート魔王。サーシャミーシャが馴れ初めしてる間にきた転入生ですがこちらもまたチート級。退屈しないで見れたので25分が早く感じた。
【第六話】
今回はチートバトルの展開はありません。でもミーシャの手作り料理やお出かけデートなどもあってミーシャ可愛い!箸休めではないですがこういう回も嫌いじゃない。
【第七話】
3+3+3+3+0+1=13
【第八話】
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【第九話】
サーシャ可愛いですね。最初はやっぱミーシャでしょって思ってたけど回が進むにつれてなんかサーシャ寄りになってきた(笑)。あと今回でできた僕っ子の「~だぞ?」が口癖の子も嫌いじゃない。話の方はまた一変して対勇者に。まぁまだ何もわかってないので次回以降ですね。ただ今回もアノスはやっぱりチート魔王で遠く離れた勇者学校にも一秒で転位しちゃったり、からかってきた勇者学校の強者をまばたき一回でねじ伏せるなど。ここまで来たら普通もう慣れてきそうなもんだけど何故かこのアニメは飽きないね(笑)。
【第十話】
話は毎回違うけどやってることはずっと同じ。今回もただただアノスが破格なだけ。勇者学院の連中が出てきて魔王学院の生徒を貶めるようなことしてたけど結局VSアノスみたいな構図になってアノスに完敗。見え見えのストーリー展開で可愛い以外いよいよ楽しめなくなってきた。先週は飽きないとか書いてるけど正直ここまで同じ展開ばかりだと…。
【第十一話】
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【第十二話】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

71.8 6 ファンタジーで転生なアニメランキング6位
魔王様、リトライ!(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (514)
1924人が棚に入れました
大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!

声優・キャラクター
津田健次郎、高尾奏音、石原夏織、戸松遥、豊崎愛生、佐藤利奈、生天目仁美、徳井青空、森久保祥太郎、久保ユリカ、荒浪和沙、木下鈴奈、桜咲千依、M・A・O
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こういうの大好き(笑)。。。だけど「おもしろい」ってなんなんだろうね。

[2019/09/26 v1]
[2019/09/27 v2おもに誤字脱字修正]
原作知らず
→アニメ四話視聴段階で思うところあってweb版読み始める
→アニメ八話あたりでweb版読了
→最終話まで視聴

僕としてはかなり楽しめました。
いや、そんなんじゃない。僕これ大好き。

概要は省略。
異世界もの、なろうものに飽きた方にこそ、チャレンジしていただきたい作品。満足できるかは保証できません。そもそも「チャレンジ」していただきたいという時点でお察し下さい。

==以下感想

新しい販促モデルかな?
原作が知りたくなって手を出したのは初めて。転スラも似たような経緯を辿ったが、これは正月休みが暇すぎたから。転スラと違い、原作読み終えても本作に対する視聴意欲は変わらず。尺の違いもあるので一概には言えないが、それなり以上に本作に魅力を感じていたのは確か。

ラストの全員(?)でのシャウトにはうっすら感動すら憶えた。笑ったけど。

作画はチープ、アクションしょぼい、物語も異世界テンプレもりもり、シナリオ手抜き(後述)、CV陣豪華なわりには演出微妙(とか言いながら、津田さん緑川さん以外良くわからない素人です、すみません)、なにが良いのか、この作品。

だというのに、毎回めちゃくちゃ楽しみで、dアニメでの配信時間が待ち遠しかったこの作品。なんだよトキメキどっか行け。恋かよ。


続け!!

俺は観る!


長くなっちゃったので畳んでおきます。

===で、その魅力とは。。。なんだろう?===

==物語・人物像
ネタバレレビューを読む

==劇判
ネタバレレビューを読む

======酷評に酷評を重ねた絵・作画
実は、僕としてはけっこう好意的に見ている

ネタバレレビューを読む

======web原作を読んでわかったこと
ネタバレレビューを読む


結局のところよく分からない。
「おもしろい」ってなんなんだろう。難しい。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

三文芝居

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
最初はタイトルで、「はたらく魔王様!」みたいなアニメかと期待していたのに、違いましたね。

ゴリゴリの異世界転生&無双系。

作画も良くないし、キャラもありきたりで、超絶ご都合主義。数多ある類似作品との差別化も出来てないし、展開も安易で、「展開を考える」ということすら放棄しているイメージを持ちました。

他の方のレビューで、「異世界転生のパロディギャグアニメ」というのを読んで、確かにそれなら、観られるかもと、ちょっと評価を上げていいかな?と思うこともあったけど、、、やっぱり、ダメでした。自分の感覚的に、☆1(観て損。不愉快)です。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(5話まで)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 31

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

タイトルなし

津田健次郎の声とかちょいちょい挟んでくる心の声は面白いとは思うんだけど、ストーリーの構成か話の内容なのかあまり入ってこない。

魔王で俺つええなところあるけど、前面に押し出してくる感じはないし、凄いハーレムな感じにいつの間にかなっていくところがよくわからない。とか言いつつも2期あったら見るつもり。続けっていう終わり方は少し気になる。
勇者がまさかあれ?っていう感じだったし。

女性キャラクターが比較的高身長な気がするのは自分だけだろうか?
原作者が背が高い女性が好きなんだろうか。そんなことは正直どうでもいいか。しょーもない疑問やった。


OP
TEMPEST 歌 石原夏織
ED
NEW 歌 東城陽奏

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
見た目は魔王、中身は一般人の勘違い系ファンタジー!大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!


1. 魔王降臨
普通の会社員、大野 晶は自らが運営するゲームのキャラ、魔王「九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまった。予想外の事態に混乱していたところ、悪魔への生贄にされた少女、アクと出会い親交を深める。彼女の案内で願いの祠へと向かうのだが---。

2. 金色のルナ
魔王が現れたという噂を聞いた「三聖女」の一人、ルナ・エレガントが魔王討伐に乗り出していた。野営を終え再び神都へ向かう九内とアクの前に、山賊が現れ行く手を阻む。そこにルナが率いる部隊も合流してしまい乱戦となるも、九内はルナを捕まえ---

3. キラー・クイーン
ヤホーの街に着いた九内とアク。ふたりを追いかけてきたルナに、九内は智天使について尋ねるが、力尽きて消滅したという。その頃「三聖女」の次女、キラー・クイーンがヤホーの街に向かっていたが、そこでは三聖女を亡き者とするため、サタニストたちが暗躍していた---。

4. 桐野 悠
「霧雨 零」へとキャラクターチェンジすることで、サタニストたちを退ける事に成功した九内。新たにルナを加え再び神都へ向かう魔王一行は、大量のサンドウルフに追われるミカンとユキカゼに遭遇。群れを蹴散らした九内は、溜まったスキルポイントを使い側近を召喚する---。

5. 容赦なき侵略
神都へと向かう途中、ルナの領地を通りかかった魔王一行は、この村に魔王の拠点を作ることに決める。水脈が枯れ、痩せ細った大地をどうにかする為、“バニー”のモモとキョンに話を聞くことに。一方、サタニストたちは神都を滅ぼす計画を企てていた---。

6. 神都動乱
神都に到着しレストランで食事を楽しんでいた一行に、社交界の中心人物、マダム・エビフライが声をかけてきた。一同の歓談中、錯乱したボーイのサタニストの襲撃を告げる叫びに、九内は晩餐の余興にと、サタニストの対処へ向かう---。

7. 乾坤一擲
サタニストが召喚した悪魔を、いとも簡単に撃破する九内。一方レストランに残ったルナを狙い、暗殺者が忍び寄っていた。各所で起こるサタニストたちの襲撃にクイーンをはじめS級冒険者のミンクたちが応戦する。しかし、聖城前で上級悪魔の召喚を許してしまい---!?

8. 魔王の躍動
九内は聖城にて三聖女の長女「エンジェル・ホワイト」と対面し書庫の閲覧の許可をもらう。熾天使について書かれている本を読むが、要領を得ない。一人街を歩く九内の前に、零がオルイットから助けた少女トロンが現れて---。

9. 踊る詐欺師と大金貨
側近の一人「田原 勇」を召喚した九内はこの世界の説明と共に、ラビの村の運営をするように求める。その後、九内はマダムを迎えるため、ヤホーの街へ繰り出し人気服飾店を訪れた。店員の勢いに気圧されながらも、とある服を注文する---。

10. マダム、咆える
ルナは、幼い頃一緒に行動していた亜人の子の夢を見ていたが、九内からマダムの到着を告げられ、急いでマダムを迎える準備にかかる。ルナの案内の元、マダムは温泉を堪能。身体の汚れを落とし、炭酸泉、ハーブ風呂と巡り塩サウナに到達した時マダムの感情は爆発する---。

11. ユキカゼ、襲来
一人神都に向かい羽を伸ばす九内。北方の迷宮について調べるため、冒険者ギルドに向かう途中でミカンとユキカゼに遭遇する。なぜか九内のことを気に入って「私が迷宮について教える」と言って聞かないユキカゼと共に酒場へ向かうことに---。

12. 白天使と魔王様
ラビの村でルナに言われるがままに温泉へと案内されたが不注意で男湯に入ってしまったホワイトは、露天風呂で九内と鉢合わせる。動揺を隠せないホワイトとは裏腹に落ち着き払った態度で話を進める九内であった---。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

62.5 7 ファンタジーで転生なアニメランキング7位
ドルアーガの塔 the Sword of URUK(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (170)
1059人が棚に入れました
ジル達の活躍によってドルアーガが倒され、塔からも魔物の姿は消えウルク国に一時の平和が戻った。しかし、ジルはカーヤの裏切りによる傷心のため部屋に引きこもり、ファティナもそんなジルの世話をしながら魔物のいなくなった塔で観光客相手のガイドをして生活費を稼ぐ、どこか満たされない毎日を過ごしていた。そんなある日、気分転換に訪れた先でジルはカイと名乗る少女に磔にされたカーヤの幻像を見せられる。その幻はいずれ現実に起きることだと語るカイに導かれ、カーヤの死を阻止しその真意を確かめるため、ジルは再び仲間と共に塔を登る事を決意する。今、二度目の大冒険が始まる…。

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

またGONZOにやられたよチクショー(;`皿´)グヌヌ

★すいません2期と1期、書く場所間違えて書いちゃいました( ̄▽ ̄;)

いやー参りました。ソルティーレイに続きまたやられました。え?何がって?
もー途中まで凡作だったんです。とっても退屈だったんですよ。でも尻上がりに面白くなって、11話、12話はすげー面白かったんです。2期への引きもめっちゃ良かった。なんだろなー最初から本気出してくれないかなーもーー。

簡単に説明。ドルアーガの塔。日本のコンシューマゲームの元祖とも言っても良いファミリーコンピュータ。そしてRPGの超大作ドラゴンクエスト。そのドラゴンクエストよりも早くRPGとして発売されたのがドルアーガの塔です。元々はアーケードゲームだったんですが、ファミコンに移植された方のが馴染み深いんですよね。当時キッズだった俺達は理不尽な謎解きに悩みながら友達の家に集まってチャレンジしたもんです。思えばあの頃のナムコは神がかってたな。
敵ボスのドルアーガのデザインに草彅琢仁氏の名前を見つけてニンマリ。学生時代にハマったTRPG、水野良のロードス島戦記やソードワールドRPG。その辺の時期の色んなファンタジーラノベにイラストを描いてくれてた人なんですよね。独特の個性的なタッチがとても好きだったな。

おっと、全くアニメの説明をしてないwしかしオープニングと言い、第1話と言いめちゃくちゃ遊んでくれてます。1話切りされてもおかしくないレベル。中盤までも時々ふざけすぎてるように感じて、観てる方は正統派ファンタジーなのか?ギャグなのか戸惑うと思います。ここは頑張って観てくださいね。
終盤の盛り上がりはなかなかのものです。

これから2期も観ますのでその後全体の感想も書きたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高のスルメ作品

ドルアーガの塔2期です

1期のレビューでは書いてなかったですが
正直そこまで期待していたわけではありませんでした。

でも全部見終わったときには完全にハマってしまいましたね。
物語もキャラも音楽もその他諸々も
見れば見るほど面白くなっていくスルメでした。
ギャグも慣れてくると心地がよくなりましたし、
1期の1話も全部見てからだとめちゃくちゃ笑えましたw

今回も物語自体はよくある王道な感じで
所々、都合がよすぎたり、ツッコミたくなる場面もありましたが
概ね満足することは出来ました♪

キャラのほうも1期で影の薄かったキャラにもスポットが当たり、
魅力的なキャラに変貌しましたし、
1期で活躍していたキャラもさらに魅力が増して
素晴らしい2期だった思います。
ちなみに私の中でケルブの評価がうなぎ登りです♪
そしてファティナ、いい女だな~


それぞれのキャラの成長が実感できるアニメは
物語に入りやすくてやっぱり好きですね。


2期になっても相変わらずOP詐欺は全開。
今度は野球アニメでも始まるんでしょうかw?
そして変わらず、曲自体は素晴らしかったです♪

もっと評価されていいと思うんですけどね・・・
個人的な話になりますけどサムネで損してる気がします
ただ単に私が気に入らないというだけですが・・・w

とりあえず、堀江由衣さんの「らめええええ」とか「ひぎいぃぃぃぃ」が
聞きたいという変態さんは必見ですよw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こっちが二期

面白いですね。僕はこの作品文句なく面白いと思います。
正直作画は途中荒れていましたし、一期から主人公がなんか曖昧な行動ばかりとっていたので、ダメになるとばかり思っていましたが、最終話の出来のよさで一気に覆りました。
ある程度のグダりなんて後々伏線にしてしまえばいいという、大胆なやり方になんか感動しました^^;
まぁもし最初からそのつもりだったのだとしたら、すごいですね。一本とられました。
ストーリーはまぁ王道。下手な屁理屈こねず真っ向からやってくるのも悪くないですね。
いいセンスを持ったギャグもよく効いていました。どんな時でもちょっとした笑いを忘れないのはホント素晴らしい。
言うのすっかり忘れてましたが、この作品はゲームの80年後の話です。ゲームの主人公がこの作品では100歳になる王です。
これの設定がしっかり生かされているのもすごくよかったです。
全体のキャラも一部を除いては、皆なかなかに魅力に満ちていました。その一部はちょっと酷い扱いですが^^;
まぁ一期から全体を通してみると、素直に楽しめる作品だった思います。久しぶりに見終わった後に良い余韻に浸れた作品でした。
まぁこの作品はまた好みが出そうですが、個人的にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

63.4 8 ファンタジーで転生なアニメランキング8位
文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (47)
193人が棚に入れました
文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者"と呼ばれる存在だった。本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは、“アルケミスト"の力で転生を果たした文豪達のみ。文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。全てはこの世界の文学を守るため。これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——

声優・キャラクター
諏訪部順一、中村悠一、柿原徹也、立花慎之介、小野坂昌也、渡辺拓海、杉田智和、野島健児、逢坂良太、前野智昭、KENN、三木眞一郎、吉野裕行、泰勇気、岡本信彦、髙橋孝治、大河元気

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る新たなる文豪譚…

この作品の原作ゲームは未プレイです。
最も完走してwikiをチラ見するまで、原作がゲームだったとは予想だにしていませんでしたけれど…


文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、
世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。
それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者”と呼ばれる存在だった。

本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは“アルケミスト”の力で転生を果たした文豪達のみ。
文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。
全てはこの世界の文学を守るため。

これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——


公式HPのストーリーを引用させて頂きました。

この作品と同様に文豪を題材とした作品に「文豪ストレイドッグス」があります。
こちらは、与謝野晶子が出てきたり、泉鏡花がすみれちゃん演じる女性になっていて物語に華がありましたが、こちらはそういう華は微塵もありませんでした^^;

ですが、文豪が異能の力を持っていることに変わりはありません。
一番の大きな違いは、この作品に登場する文豪は一度亡くなっているというところでしょうか。

物語の流れは公式HPのストーリーに記載された通りですが、文豪らは本を救うのみではなく、その本を執筆した文豪そのものも救う対象になっています。

私は物書きでは無いので本を執筆する辛さや大変さは正直良く分かりません。
ですが、何もない「無」の状態から何かを生み出し形にする難しさは知っています。
この作品を視聴して思ったのは、現在文豪と呼ばれる方々は、当時人並外れた感受性と洞察力を持っていたのではないか、ということです。
短命だった方が文豪に多いのもこれが理由の一つだったのではないでしょうか。

世を憂い、人を憂い…やがて自分に跳ね返ってくる痛みを文字にしたためる…
まるで魂を削りながら執筆活動を行っているみたい…
文豪の方々の全てが当てはまるとは思っていません。
ですが、今回描かれた文豪の方の共通項だったと思っています。

物書きって、モノづくりと少し似ていると思います。
最初は経験が少ないから考え方も得られる結果も稚拙で深みもありません。
だから最初の頃は苦しさばかりが先行してしまいます。
でも、これは仕方の無いことだと思います。
だってそもそもの経験値が少ないんですから…

でも、経験を積み重ねて、この道何十年というベテランの域に達すると最初の頃の苦しみがまるで嘘の様に無くなります。
勿論、更なる高みを目指し続ける限り、悩みがゼロになる訳では無いんですけどね^^;

wikiをチラ見して知りましたが、原作のゲームでは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」とのコラボイベントが開催されたようです。
ここでようやく朴さん、くぎゅが登場してくれます。
まぁ、エルリック兄弟役なので華と呼べるかは疑問ですけどね^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、浦島坂田船さんの「グッド・バイ」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「藪の中のジンテーゼ」

1クール全13話の物語でした。
コロナウィルスの影響で春アニメ→夏アニメとなりましたが、無事に完走できて良かったと思っています。
でも華があった方がより楽しめる作品だったのではないでしょうか。
女性向けという感じの作風でもなかったので…

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

文豪乱舞

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
近代の文豪達がイケメンとして復活し、それぞれの本の中で正体不明の敵と戦う。

まあ、「刀剣乱舞」の文豪編と思って下さい。

そこまでホモホモしいわけじゃないんで、なんとなくは観られましたが、さりとて、特段に面白いというわけでもないので、ここで断念します。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(7話まで)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

OP映像がとても良い。

原作知らずアニメのみ視聴。

とりあえずはOPだけでも見てほしい作品。
ステンドグラス演出と
文字の上で追いかけっこしたり、くるくるしたり、ダンスしたり、戦ったり、アニメーションとして見応え有り。
良さを伝えたいのに、難しい。
言葉にしがたいので、アニメーションがあるようなないような。
とにかくOP見てほしい。
…ただ個人的にはザビちょい後ろくらいからはちょっと好みからずれた。
歌もとても映像とあっているので何回も見たくなる。
作品らしさが出てて、さらに気合いの入ってるOP好き。

そういえば、オンエア2回くらい中断した気がする。1回目なんだったのかな。
2回目はコロナ影響だろうけど。
そのおかげか作画は基本安定してる。
ラストバトル、特に作画良かった。

内容は
文豪が鎌持って戦ったり、キャラデザはポップな見ためだけど、根っこの話は暗め。
まったりギャグ回あったりするけどね。

キャラ多いので、文豪として名前は知ってるから覚えられるんだけど、ヴィジュアルとがなかなか結び付かなかった。
作家同士の結び付きとかエピソードとか色々出てくるので史実知ってたらより楽しいのかも。
私の場合文スト知識にちょっと頼ってた(笑)

途中急に現代劇始まって、違うアニメ見てるのかなと思わされた。
もちろん本筋に大いに関係ある話なんだけど。
今思えば、それがいい出来すぎて、その辺りから自分のなかの評価上がった。
今後どうなるのと気になりながら、楽しく最後まで見られた。
最後への盛り上がり良かったなぁ。
最終回に満足。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

60.3 9 ファンタジーで転生なアニメランキング9位
NORN9 ノルン+ノネット(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (199)
1028人が棚に入れました
列強各国が海外に進出した時代。長らく続いた閉鎖された時は崩壊し、革命と自由主義が世界中に広がっていった。新しい価値観はやがて新たな衝突を人々の中に生むのか…。魂と大地が病めるその時、空に光る球体が現れ、世界の囲いを取り去る、あなたは自分という輪の内側と外側どちらが大切ですか?

声優・キャラクター
藤村歩、梶裕貴、下野紘、佐藤拓也、高垣彩陽、小野大輔、斎賀みつき、遊佐浩二、瀬戸麻沙美、杉山紀彰、杉田智和、吉野裕行、阿部敦、市来光弘、浜田賢二、やなぎなぎ
ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

想像以上にスケールの大きな物語に圧倒されました

乙女ゲーム原作。原作未プレイ。

鑑賞を始めてから、話がなかなか見えてこないため、どうしようか迷った作品でした。
ゲームプレイ組でないと話が分からないのだろうかとも思いましたが、結果的に最後まで観てよかったと感じています。途中で視聴断念した方の気持ちもよく分かります。
視聴には集中力が必要ですし、観ようという決意がないと完走できないと思います。
未プレイ組には、一度観ただけでは分からないほど複雑です。私の場合、もう一度見直したくらいです。2度目には見落としの部分も発見し、ようやくストーリーが掴めたものの、今なお不明の部分があります。

作画は、キネマシトラス×オレンジ。とても綺麗です。

話自体が謎謎のようになっているため、私の場合は、全貌を知りたいという好奇心が視聴意欲に拍車をかけました。
ミステリーではないのですが、ストーリー構成自体が謎に満ちた仕掛けになっており、「最後まで観て話が分かるのなら、この謎解いてやろうじゃないか」という好奇心旺盛な方にはおすすめです。

乙女ゲームらしく、男子は当然イケメン揃いですが、女子3人がとても魅力的なキャラクターです。

本作では、メインヒロインが「こはる」になっていますが、ゲームでは七海、深琴ルートもあるようです。
個人的には、七海が好み。どことなく綾波的で、謎めいた感じがよかったです。
まあ、アニメ化するに当たっては、こはるをメインヒロインにするのが一番無難だったと納得。

絵も綺麗、音楽良しですし、実に丁寧に作られており、予算をかけているんじゃないかと思います。
ストーリーもしっかりしていて見応えのある作品です。

一点だけいただけなかったのは、ネタバレレビューを読むしかし、せっかくの壮大な世界観なのですから、恋愛を控えめにすれば観やすかったのにといういう思いが残ります。

ラストも恋愛で終わったのは仕方ない幕引きですが、もう一工夫あればと残念。ただ、全体的には良作だと評価は高めです。

OPは、やなぎなぎの「カザキリ」。謎めいた歌詞で、曲の雰囲気も幻想的でストーリーにピッタリ。
やなぎなぎは、作品の中で声優としても活躍しています。

EDは、織田かおりの「ゼロトケイ」。この曲にはハマリました。
素晴らしい曲で、この壮大なストーリーにピッタリの曲であり、2016冬のアニソンでは一番好きになりました。
ダウンロード版を購入したほどお気に入りで、個人的には、べた褒め状態です。


ストーリー:ネタバレ注意です!

!いつか視聴予定のある方は、以下を読まないでください!

【ノルン+ノネットは、ネタバレしてしまうと全く楽しめなくなるほどネタバレ厳禁の作品です】


ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

やっぱり女性&原作組向けかも

8話までの感想はそのまま残して、視聴後の物語の感想を続きに書きます。

やっぱり視聴途中でコメントを書くのは止めといた方が良いかも...と思ったり。。

この辺は今後どうしようか、難しいなぁ。



乙女ゲーム原作のアニメ化作品、ということで当然女性向けなアニメなんでしょうが、

とりあえず興味本位で視聴開始。

雰囲気は幻想的な感じで、悪くない。

こういう雰囲気はいわゆる「男向けアニメ」ではあんまり見られないですね。


☆物語☆

「能力者」と呼ばれるイケメン男子9人と、可愛い女子3人が「船」という球体型の空飛ぶ乗り物に乗って、

どこかに向かっている...というくらいしか分からないまま謎だらけ。「世界」とは何なのか?

キャラクターの過去、回想なんかもちょこちょこと出てきてはいるが断片的で、

いったい物語とどのように繋がるのか、人物関係含めてなかなか読み取れないまま、

男女がいちゃつき出したりして...こりゃぁ切る人続出だろ(男は)、と思いつつ観てましたが、

ようやく8話で世界観の説明があり、物語の本筋が見えてきた感じ。

なるほど、そう来たか、と。

後半一気に伏線が繋がって盛り上がってくるか、期待したいところ。


☆声優☆

女性向けアニメ、に相応しい男性人気声優たちの起用に抜かりはない感じだが、

なかなかバリエーション豊かなんじゃないかと思う。

OPを歌っているやなぎなぎさんが、声優としても参加しているのは興味深いけど、

最終話観て納得した。


☆キャラ☆

謎が多くあまり掘り下げも無いので、なかなか魅力が伝わりにくいところだと思うが、

女性からすればイケメン揃いの男子の中で、お気に入りが見つかれば良いのでは、と言う感じ。

主人公?のコハルはちょっとアホっぽいというか、ぽわっとした感じのキャラだが、

印象としては、うたプリの主人公とかとかぶる感じ。

女性向けアニメでの女主人公って、だいたいこういう我の強くない、

空気っぽい感じのキャラが多いように思うけど、これはある意味お約束なのかも。


☆作画☆

背景がなかなか味があって、全体的に淡い色使いが雰囲気を作り出すのに効果的に作用していると思う。

キャラデザインもクセがなく、男女とも綺麗に描かれているといった印象で平均以上かと。

CGはオレンジが担当、こちらも違和感のない作りでよくできてる。

正直あまり馴染みのない制作会社だなと思っていたけど、大手と何ら遜色ない出来で驚いた。


☆音楽☆

OP、ED共に本作の世界観によく合っていて、しっとりと聴かせる趣きのあるもの。

EDを歌う織田かおりさんは2007年の「バッカーノ」以来のアニメとのタイアップ曲みたいだが、

かなり良い歌い手さんですね、もっとアニメの曲歌ってもらいたいと思った。

EDの歌詞は8話を観た後だと、よく作品にリンクしているなと実感できた。

作中のBGMもムードを大事にした感じは好印象。



---8話以降の物語の感想---

なかなか物語の本筋が見えなかったんだが、8話でようやく目的が理解でき、

乙女ゲームっぽくないSF設定に良い意味で裏切られ、その後を期待したんだけど、

やっぱりと言うか、乙女ゲームの範疇の予定調和内に収まってしまったような展開には少々残念。。

簡単に言うなら、とにかくSFを恋愛要素で綺麗にまとめてみました、的な感じ。


男は過去の女に未練がましく囚われる、と言うのは、女性と違ってそういう生き物だから、

ある意味仕方ないし、自分もこれは共感できるところなんだが、

カケルのオヤジ...いつまで引きずってんだよ(笑)

これ、女性から見て嬉しいの?ヒクの?どっちなんだろう。。


で、人類の未来や大転換を左右する決断(リセット)が、能力者のさじ加減と恋愛感情で決まっちゃうって...

結果はああなったけど、これはちょっといくら綺麗に描いてるといえども雑かなぁ。。

ていうか、自分だけかもしれないんだけど、そもそもコハルがカケルにそこまで惹かれる理由が、

イマイチよく分からないんだよなぁ。。

これは女性なら共感できるところなんだろうか、自分が鈍いだけなのか。。


最後は恋愛モノとして綺麗過ぎる感は感じるものの、うまくまとめた感じだけど、

前半の解り辛さやリセット関連のくだりとイケメンキャラたちの掘り下げ具合などを観る限り、

原作やってる人向き、もしくはゲーム買ってくれってことなんだろうな、というふうに感じた。

まぁ原作ファン&プロモーション的な意味合いでは、決して失敗していないと思える仕上がりかと。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

綺麗で緻密・・・溜息しか出ないほどキャラデザに惚れ惚れしちゃました^^;

この作品の事で知っていたのはオトメイトさんの作品である・・・という事だけです。
オトメイトさんの作品は、これまでAMNESIA、BROTHERS CONFLICT、DIABOLIK LOVERSと視聴してきて、これが4作目の作品になります。これらの作品には共通点が2つあると思っています。
一つ目主人公は女性でたくさんの男性に囲まれている・・・しかも男性はみんなイケメン・・・これは所謂逆ハーレムというやつなんでしょうか^^;?
純情可憐で儚げ・・・風が吹いたら飛ばされてしまいそうな弱さと脆さを併せ持つ女性・・・
逆ハーレムの主人公は、ハーレム主人公の無双系とは対極に位置するんですね^^
男性を対象としたハーレム作品があるのだから、その逆もあって然るべきだと思います。
そして共通点の2つ目はどれもキャラデザが半端無く綺麗・・・という事です。
キャラデザだけで魅入ってしまいそうな作品・・・がオトメイトさんの作品に対する私の印象です。

でも、この作品は先の3作品とは少し異質です・・・なぜなら登場する女性キャラが一人じゃないので・・・^^
この作品では11人の少年少女が「ノルン」という空飛ぶお城の様な乗り物で世界を旅する物語です。
11人の少年少女はそれぞれ「特異能力」の持ち主でもありました。
彼らは同じ特殊能力の仲間を集めながら旅を続けてきました・・・まるで運命に導かれるように・・・
そして最後の一人である「こはる」がノルンに乗り込み・・・物語が動いていきます。

一つの場所に集まった11人の少年少女・・・彼らは見ず知らずの人達だけで構成されている訳ではなく、中には消えない確執をお互いの胸に刻みあった同士や、幼い頃に交わした約束を忠実に執行していたり・・・そのため、相手によってお互いの関係がとてもいびつに歪んでいるんです。
その関係が物語の進展と共にどの様に変化していくかが見どころの一つだと思うのですが、正直この作品は尺の足りない系の印象です^^;

主要登場人物が11人・・・それが3人の女性を軸に物語が回りだすという展開は悪くありませんでしたが、この展開で11人を描くなら間違いなく1クールでは短かったと思います。
制作側もそれを意図して特にスポットを当てるべきキャラを重点的に描いていたのは理解できます。
でもそれぞれ背負ってきた過去・・・そしてこれから紡ごうとしている物語は当然一つじゃないので、規模の拡大した物語をしっかりと受け止める事で物語が流れていくのだと思うのですが、この作品ではそこに尺の限界があったように感じました。

それに11人以外にも物語の中で鍵となるキャラも出てきてましたし・・・
こうして振り返ってみると、ゲームって物語の内容がアニメより深いんですね^^;
でも、ゲームでは3人の女性を攻略する内容の様ですが、アニメを見た限りだと攻略する・・・は個人的に路線が違うように思いました。
攻略って、相手から何かを攻め取ったり相手を打ち負かすこと・・・じゃないですか。
彼らの抱えていた確執は攻略したら払拭できる・・・そういう類のモノでは無いと思っていたので。

尺の足りなさによる説明不足は否めませんでしたが、それでも毎週結構視聴を楽しみにしていたのは、惚れ惚れするようなキャラデザと声優さんの演技・・・そしてサプライズがあったからです。
そのサプライズが気になる方は是非本編をご覧下さい。
エンドテロップを見たら・・・きっとビックリすると思います^^
一度知ってしまったら、もう気にせずにはいられません・・・^^;
毎週の出番が楽しみでした^^

オープニングテーマは、やなぎなぎさんの「カザキリ」
エンディングテーマは、織田かおりさんの「ゼロトケイ」
どちらも発売当日に購入しちゃいました^^;
やなぎなぎさんの曲は抜群の安定感・・・思い切り身を委ねながら聞いています。
今期のアニソンBEST10に入る事間違いなしです。
ゼロトケイも私のツボに入る曲でした。

1クール12話+総集編1話の作品でした。もし総集編ではなく本編として描かれていたら・・・とも少し考えましたが、この物語をしっかり描こうとするときっと+1話くらいじゃ足りなさそうですね^^;
こういう作品がしっかりと尺を取って制作されると視聴者としてはとても嬉しく思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

63.5 10 ファンタジーで転生なアニメランキング10位
VS騎士ラムネ&40炎-ヴァーサスナイト・ラムネアンドフォーティー(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (32)
250人が棚に入れました
ゲームが大好きな馬場ラムネードはある日、二人の少女からゲーム機用のCD-ROMを買わされる。それは妖神ゴブーリキを倒した2代目ラムネスの戦いを記録したものだった。ゲームをクリアすると先ほどの少女二人がテレビから出現。二人はラムネードを自分たちの世界へ連れて行き、3代目ラムネスとなって復活した大邪神アブラームを倒し、自分たちの世界を救ってくれと頼む。初めはとまどっていたラムネードもしぶしぶ承知し大邪神アブラームを倒す旅が始まる。

声優・キャラクター
草尾毅、矢尾一樹、宮村優子、氷上恭子、こおろぎさとみ、TARAKO、塩屋浩三、優希比呂、松本保典、根谷美智子、矢島晶子、森久保祥太郎、うえだゆうじ、岡野浩介、今井由香、高野直子、川上とも子、横山智佐

アブラーム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

このコメントを見たあなたは運がよかった。

多くは語りません。見ないと人生を損する。
最後にシリアスになり感動できる。
最後まで見てみてください。音楽はどのサントラよりも良いはず。
まどかマギカが好きな人はぜひ見て頂きたい。
進撃の巨人も東京グールもシドニアの騎士も好きだけどそれに劣らない作品だと思います。とてつもなくマニアックで、アニメ好きな人も気づかないほどだけど、いつか必ずもっと評価されることを祈っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

面白かった

再放送で途中までしか観ていませんが設定とかはすごく良かったものと記憶しています。
機会があればDVDでまた観たいアニメです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1
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