パーティーアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のパーティー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月01日の時点で一番のパーティーアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.2 1 パーティーアニメランキング1位
劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-(アニメ映画)

2019年2月15日
★★★★☆ 3.7 (243)
1251人が棚に入れました
神時代以前より受け継がれている【神月祭】に沸き立つ迷宮都市(オラリオ)――【リトル・ルーキー】として都市を賑わせた冒険者ベル・クラネルと、彼の主神ヘスティアも、その喧騒の只中に身を置いていた。夜の闇を照らし出す、色とりどりの屋台や催し、都市全体を淡く包み込む月光。都市の喧騒の遙か上空で、月は静かに佇み、ただ待っている。英雄の誕生を、そして新たな冒険譚の始まりを――

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、坂本真綾、内田真礼、細谷佳正、斉藤壮馬、早見沙織、茅野愛衣、大西沙織、木村珠莉、石上静香、戸松遥、久保ユリカ、日笠陽子

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1万年の恋をしよう!

ダンまちの劇場版ですね。
実は、この作品を見るか辞めるか当日の数時間前まで凄く悩んでいました。
何故かと言うと、私はこの作品のアニメ放送を観ていたけど、観ていなかったからです。

この感想を読んでくださるファンの方々には激怒されてしまうかもしれませんが、アニメの方は私には響いてくる物がなく、面白さが解らなかった為に適当にしか観ていなかったからです。
だから、ストーリーもアヤフヤで要所要所しから覚えておらず…キャラもベル君とヘスティアくらいしか覚えていませんでした。

しかし、その作品の外伝のアイズが主役の作品「ソード・オアトリア」がかなり面白く漫画を集めて読んでるのです。
外伝は良かったけど、本編は微妙だった、それが私のイメージでした。

そんな私が劇場版を視聴してみることに…
視聴に関して私のイメージを粉々に粉砕する程の魅力に溢れる作品でした(´艸`)*

まず作品自体の詰め込みどがかなり絶妙でバランスよし!
役90分前後の時間ですが、その中にしっかり伝えたい事や意味も描かれていました。
そして、あまり興味無かった私にも付いていけるレベルの優しさ溢れるストーリー。
展開も飽きさせないレベルで最後まで集中しやすい作りに!

そして、音!
音にも拘りがあるのか戦闘音の迫力は勿論ですが、風の音や日常にある細かな音も鮮明に再現されているではないですか…
迫力のシーンには爆音、穏やか音には微かに耳に響く小さな音。
使い分けがしっかりしています。
この点は感心すら覚えました。

そして肝心の内容は感動しました。
正直、ヘスティアの泣きそうな顔とセリフあたりかは私は何だかんだか気持ちが伝わるってウルウルくる話しだし、明らかに感動を仕掛けてる感が出てくるのですが覚悟していたとしても
ラストでは泣いてしまいました。

オリオンの意味を知ったりアルテミスの気持ちや思いを知る度に涙が出てくる。
映画館で泣かせてこられるとどんな顔して出ればいいのwwって感じ。
でも、本当にいい作品に仕上がっているし凄く凄く満足した作品でした。

泣きながら、私はこの作品をみてよかった。
そう思えた作品でした。
何か思い出しながら書いてるからか涙が思い出し感動で今ま涙が出そうになっています(つд;)

ベル君は相変わらず弱いなぁ〜と思う。
でも、一番心が強くて…本当の強さって彼みたいな人を言うのかもしれませんね。

ダンまちと言う作品が私の中で大きく変わった作品です。
本編もしっかり見てみようかな?と思います(♡u ‿u)゚.:。+*

投稿 : 2024/09/28
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

月夜に降り立った女神が紡ぐ「約束の物語」

ダンまち2期の視聴前にどうしても見ておきたかったもう一つの作品がこちらです。
前にチェックした時には7月末と記憶していましたが、友人からレンタルが始まったことを聞いて早速視聴しました。


神時代以前より受け継がれている「神月祭」に沸き立つ迷宮都市(オラリオ)…
「リトル・ルーキー」として都市を賑わせた冒険者ベル・クラネルと、
彼の主神ヘシティアもその喧騒の只中に身を置いていた。
夜の闇を照らし出す、色とりどりの屋台や催し、
都市全体を淡く包み込む月光。
都市の喧騒の遥か上空で、月は静かに佇み、ただ待っている。
英雄の誕生を、そして新たな冒険譚の始まりを…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

事の始まりは、「神月祭」における神ヘルメスの催したイベントでした。
そのイベントに参加して「とあるミッション」をクリアすると、豪華景品が貰えるという…
ヘスティアがとかく口にする「ヴァレンなにがし」も参加するのですがクリアすることができません。
そんな中、必然か偶然か…ベルがミッションをクリアし、新たな冒険の物語が動いていきます。

本作では新たな新キャラが登場するので紹介します。

主神アルテミス(CV:坂本真綾さん)
三大処女神の一柱。厳粛で規律を重んじる神格者。
特に色恋沙汰には、異常なほどの厳格さを求めるらしい。
神々にしては珍しく、自ら剣を取り前線に出ることも…

アルテミスと坂本さんの組み合わせ…なんて抜群なんでしょう。
これ以上無い、と言っても過言では無い組み合わせだったのではないでしょうか。
アルテミスの女神としての品格を感じさせる坂本さんの演技…流石です。

しかし、今回この作品を視聴してヘルメスが本当に食えない神さまであることを痛感しました。
普段はふざけていて女の子の裸ばかりを追い回していますが、時折見せる鋭い眼光は伊達じゃありません。
でも、知っているのに知らないフリを続けるのも決して楽ではないでしょうに…
それが神ヘルメスの背負った業なのでしょう…

神さまと言えば…神ヘスティアは今回色々な意味で難しい立場を強いられました。
天界に居た頃、ヘスティアとアルテミスは親交が深かったそうです。
作中でも夜は寝床を共にしながら色んな話をしたり…
ヘスティアがアルテミスとの再会を心から喜んでいるのが伝わってきます。
そしてそれはきっとアルテミスも一緒…

この後、事の真相を知らなかったら、ずっと旅行気分でこの冒険を楽しめた筈なのに…
最初から目的を持った冒険は、いつか必ず目的地に到達します。
そして到達したら…本懐を成し遂げなければ…これまでも冒険が全て無駄になってしまう…

それでも良い…という考えが頭をよぎらなかった訳じゃありません。
ですがそれによって引き起こされる事態は、きっと甚大というレベルじゃ済まないことも分かっています。
だから願ったのは、全てが丸く収まる奇跡…

だってここには、こんなにも神さまが沢山いるんです。
誰か一人くらい願いを聞いてくれたって良いじゃない…

手を伸ばすこともできず、見ているしかできない事がこんなにも苦しいだなんて…
身を切るより辛い状況をどれだけ見続けなければならなかったのだろう…
自分がこんなにも無力だったなんて、きっと想像もできなかったことでしょう…

背中を押され、一歩前進した先に待っていたのは本懐…
そしてどんな奇跡が待っていてくれたのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
私もベル君と一緒…涙で前が見えなくなりました。

主題歌は、いぐっちゃんの「おなじ空の下で」
約1時間20分くらいの物語でした。
坂本さんの声の耳障りがとても気持ち良い作品だったと思います。
しっかり堪能させて貰いました!
やっぱりアニメって本当に凄いっ…
こういう作品を制作して頂いたことに感謝です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 18
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

劇場版とは、かくあるべき!

原作未読。TV版第1期は視聴済み。第2期は視聴中です(笑)。

劇場版とは、かくあるべきですよね。
主だった面々はもれなく登場するし、
水浴びシーンもあるし・・・(#^^#)。
コメディパートもあるし、バトルシーンもあるし、そして、ちょっぴり泣ける。

TVアニメ版のストーリーに(恐らく)大きな影響を与える訳でもなく、
TVアニメ版を未視聴の方でも(恐らく)楽しめる(はず)。

こういう、しっかりとした劇場版を見ちゃうと、『総集編的な劇場版なんて・・・』って思っちゃいます。

本編について少々感想を。
{netabare}本作のヒロイン・主神アルテミス。
その主神アルテミスに対する、救いのない結末。
賛否分かれそうだな。
だけど、敢えて救いのない結末とすることで、後々の物語に変な影響を与えない、という考え方もありかな・・・って。
最近、ご都合主義な作品が多い中、敢えて・・・っていうのは、高評価すべきじゃないかなと。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 21

66.0 2 パーティーアニメランキング2位
スレイヤーズ (劇場版)(アニメ映画)

1995年8月5日
★★★★☆ 3.7 (41)
245人が棚に入れました
今日も悪党ぶちのめし、わが道を行く我等が「ドラまた」リナ・インバース。そこへいつもの金魚のうんち、白蛇のナーガが現れたかと思いきや、リナを強引につれて、「約束の島」と呼ばれるミプロス島への旅に出ることになる。時を同じくして、リナは不思議な夢を見るようになる。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最強コンビが楽しませてくれます

劇場版第1作目。
本編が始まる少し前の時の話で、本編を見ていなくても十分楽しめますが、本編の主要キャラの先祖と思える人物が出てくるので、本編を見ておいた方がより楽しめます。
リナ以外に本編のキャラは一切登場しなく、リナの昔のパートナーが登場。
楽しい仲間達の存在が「スレイヤーズ」の魅力の一つですが、この昔のパートナーは本編の仲間達を全員合わせてもそれ以上のインパクトを感じるキャラで、リナとの絶妙なコンビぶりで笑わせてくれます。
劇中語られませんがこのパートナー、実は本編のあの人の姉という裏設定が・・・。
声優陣にゲストとして高山みなみがいるのは嬉しいところ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグとシリアスのバランスがとてもいい作品

劇場版の1作目。
本作はギャグとシリアスのバランスがとてもよく、退屈せず見ることができた。
魔法による戦闘シーンも多くあり作画もいいので、とても見ごたえがあった。
キャラクターが活き活きしているおかげで、物語全体が明るくテンポよく進んでいくが、それでいてしっかりまとまっていた。

スレイヤーズシリーズを名前だけ知っているけど見たことはないという人は、最初に本作を見てみるのもいいかもしれない。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

25M自由形 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今でも覚えてるからな~

小学生の頃観た記憶があって思わず棚入れ&評価です。笑
スレイヤーズ本編(アニメ)を見ていなかったにも関わらず何度も観ては楽しんでいたのを覚えています。

ナーガとリナのキャラが強くて誰にでもわかりやすい劇場版でした。幼いながらも感動して涙してしまいました....
あとは魔法呪文?が印象的で真似して遊びました。笑



古い作品ですがこれを機にアニメも観たいと思います(^^)
個人的にこの劇場版が一番好きです!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 0

60.8 3 パーティーアニメランキング3位
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down(アニメ映画)

2015年4月4日
★★★★☆ 3.6 (80)
420人が棚に入れました
「なんとなくわかったよ―君は失うことを恐れているんだね?」
季節は秋へ。

異形の怪物「シャドウ」と、主人公・結城 理をはじめとした特別課外活動部の戦いにも終わりが近づこうとしていた。

「影時間」を終わらせるために「シャドウ」との死闘を重ねていく理たち。

戦いを通し、あるものは仲間や家族の死と向き合い、あるものは守るべき大事なものに気付き、また、あるものは自分たちのこれまでの戦いの意味に葛藤する。

そして、理のまえには謎の転入生・望月綾時が現れる―。

新たな朝を迎えた時、再び運面の歯車はまわりはじめる。

それぞれの繋がりを巡る戦いが始まる―。

声優・キャラクター
石田彰、豊口めぐみ、鳥海浩輔、田中理恵、緑川光、能登麻美子、坂本真綾、緒方恵美、中井和哉、田の中勇、沢城みゆき

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「距離が近くなるほど失うものも大きくなる」~傷付いて、全てを失う第3章~

劇場版ペルソナ3、4部作の3作目
前回、荒垣の壮絶な死で幕を閉じた後、11月~12月が舞台です


まず序盤からストレガの3人との最終決戦
巧みなチームプレイと結城の連続召喚で遂にアルカナを持つ12体の大型シャドウを全て倒すことに成功したS.E.E.S、影時間とタルタロスも消滅・・・したかに見えた
しかし12体のアルカナを倒すという使命は幾月が13体目のアルカナを持つシャドウを目覚めさせる為の罠だった
幾月の操り人形と化すアイギス、射殺されてしまう美鶴の父・・・(しかしまあ、よく人が死ぬアニメですね)
美鶴の父の機転とアイギスの復活で難を逃れたS.E.E.Sの面々
しかし多くの謎を残したまま、気不味い雰囲気のやるせない日々を過ごすしかなかった
そんなある日、結城の前に『望月綾時』という少年が現れる・・・


結城と望月
風花と夏紀
岳場と美鶴
そして、順平とチドリ


各々の視点がほぼ平行しながらどこかに影を残しままの学園生活、そして迎えてしまう修学旅行
学園生活そのものが今作の大部分を占めていて前2作よりもバトルパートが明白に少なめです
原作には無いアニメオリジナルの要素として、結城と望月が距離を縮める「お助け部」が面白かったですね
それと元永慶太郎監督らしい“男部屋に進入するアイギス”や“露天風呂”のくだりは腹痛かったですwww


このシリーズ何が一番凄いかって声優陣の熱演がもうホント凄い;
一人三役を演じる石田彰、結城くんが第1章から徐々に感情表現が豊かになっていくのがシリーズ通してみるとよくわかります
岳場に図星を突かれて逆上する美鶴の心を叫ぶ田中理恵
そして鳥海ちゃんとみゆきち・・・もうこれはこの二人の演技だけで涙が;;
あと、ギャグではあるけどまーやの「ダメであります」もGJ!いや、ブリリアント!


さて、ギャグで茶を濁したものの、ラストいよいよ物語りは最悪の結末へと向かっていきます
次章で遂に完結!ってこれホントに終わんのか?それにcoming soonって何時になったら完成すんだ?w

投稿 : 2024/09/28
♥ : 11

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「君も転校生なんだって?嬉しい共通点だな。君とはなんだか仲良くなれそうなんだよね」

PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth
PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream 続編

「なんとなくわかったよ―君は失うことを恐れているんだね?」

季節は秋へ
異形の怪物「シャドウ」と、主人公・結城理をはじめとした
特別課外活動部の戦いにも終わりが近づこうとしていた

「影時間」を終わらせるために「シャドウ」との死闘を重ねていく理たち

戦いを通し
あるものは仲間や家族の死と向き合い
あるものは守るべき大事なものに気付き
あるものは自分たちのこれまでの戦いの意味に葛藤する

そして、理のまえには謎の転入生・望月綾時が現れる―。

新たな朝を迎えた時、再び運命の歯車はまわりはじめる。
それぞれの繋がりを巡る戦いが始まる――。


~感想~

「死んだら何も残らない」
「別れてしまえばただ辛いだけ」
「だから誰とも親しくなりたくない。誰もいらない」
前章での仲間に死により卑屈になってしまいます
しかし恋人と死に別れても「出会えてよかった」
という順平の言葉に勇気づけられて
主人公も「つながりから逃げたりしない」と立ち直ります
よかった、よかった
ただ順平とチドリの関係が駆け足進行でなぜそうなった?
と疑問をもつこともあった

謎の少年との別れ
そして転校生・望月綾時
なにかあるよね?2人の関係性が気になるけど次章へ持ち越し

投稿 : 2024/09/28
♥ : 4

死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

下準備

原作をクリアしているので結末は知っています。オリ展開じゃなければw
この章は最終章で一気に伏線を回収するための下準備回ですね。
もう少し進むと思いましたが進まなかったので次は結構濃い展開になりますね。

やはり音楽は目黒さんのため非常に良曲揃い、次の章はラスボス戦のBGMが
流れると思うので劇場で聞けると思うと興奮します。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ

主人公は「こんなに苦しいなら愛などいらぬッッ!」とサウザー理論だった
のですが、ぬくもりを覚えたため吹っ切れますね(ケンシロウ並感
ここまでしつこく他人を拒絶する表現をしてきたためあまり主人公が
好きじゃない人もいたとおもいますが、他人とのつながりの大切さを
表現するのに簡単に吹っ切れてもそれはそれで微妙なので必要な演出だと
思います。

全体的に駆け足だったためできればテレビシリーズで見たかったですが、
劇場には劇場の楽しみもありますので名残惜しいですが最終章をぜひ劇場で
楽しみましょう。(´∀`)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 3
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