パーティーで恋愛なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのパーティーで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のパーティーで恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.3 1 パーティーで恋愛なアニメランキング1位
戦場のヴァルキュリア(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (668)
3858人が棚に入れました
時は征暦1935年。ヨーロッパ大陸は東西の二つの大国に分断されていた。
鉱物資源・ラグナイトをめぐり勢力争いを広げる専制君主国家「東ヨーロッパ帝国連合(通称・帝国)」と、王政を廃した共和国の連邦国家「大西洋連邦機構(通称・連邦)」の両国がついに開戦する。
争いは、武装中立を国是とする小国・ガリア公国へも飛び火し、国境の町・ブルールで出会った少女アリシアと青年ウェルキンは、「必ず故郷へ戻る」ことを誓い、義勇軍への入隊を決意する。

声優・キャラクター
千葉進歩、井上麻里奈、櫻井孝宏、桑島法子、皆川純子、乃村健次、田中敦子、福山潤、大原さやか、大塚明夫、大塚周夫

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦場の荒野で育まれる愛・・・

この作品の原作は未プレイですが、PCやPSを媒体に複数作のゲームが制作されており評判も上々・・・そして、何よりジャケットの女の子が可愛いとなると俄然興味が湧いてくるわけですが、今回は皆さまのレビューのタイトルを少しだけ拝見させて頂きました。
2クールもの作品を全くの無知で挑んでいく事に少し抵抗があったので・・・^^;
目についたキーワードは「恋愛ファンタジー」で、この一言が私の背中を後押ししてくれて・・・今回の視聴に至りました。

この作品の舞台は架空のヨーロッパ・・・そして人類は大きく3つの民族が存在しています。
現代の世界を征する大多数を占める一般人類、超人的な力を備えたヴァルキュリア人、そしてかつて大陸を手中にしていましたがヴァルキュリア人によって打ち倒され、現在では差別される民族として苦汁の生活を送るダルクス人です。
そして、物語は自国の領土を広げようとする戦争の真っ只中・・・ガリアの義勇軍を構成している小隊を中心に動いていきます。

この作品の主人公はガリア義勇軍第7小隊長のヴェルキン・ギュンター・・・かつて「ガリアの英雄」と称えられたベルゲン・ギュンターの息子なのですが、大学で生物社会学を専攻する彼は、戦という単語が凡そ似つかわしくなく、生物のスケッチを趣味とするのんびりで穏やかな性格の持ち主です。

ですが祖国の保有する資源に目を付けた他国からの攻撃を受けたことをきっかけに戦争が始まってしまい・・・徴兵制度という法律の名のもとにヴェルキンも戦争に参加することを余儀なくされてしまいます。
そして、ただでさえ戦争が不似合いであるヴェルキンに課せられた枷はそれだけではありませんでした。
英雄の家系に生まれ育った彼は義勇軍の一個小隊の長になってしまうのです。
もともとは祖国を守るため・・・ですが戦争に出る前から守るべきモノが膨れ上がったヴェルキンでしたが、彼の冷静な判断と奇策が部隊の危機を何度も救うことになるのです。
こうしてもともと最前線で血を流している兵から決して快く思われる事のない士官候補生である彼は、自らの行動で仲間の信頼を勝ち得ていきます。
「部隊が危機を乗り越える」
言葉にすると単純ですが実践し・・・繰り返していく事はとても難しい事だと思います。
それが自らの生命のかかった戦争なら尚更です。
それをやり遂げられるのは、小隊の皆んなが隊長に命を預けているからに他なりません。
そして隊長はそれを自覚し・・・その責務を果たすためにあらゆる方向から物事を捉え、常に最適な答えを選択し続ける・・・
ヴェルキン隊長率いる第7小隊の人間模様・・・とても魅力的に描かれています。

そしてこの第7小隊・・・隊長が優秀なだけではありません。
傍らで隊長をサポートし続けるヒロインのアリシア・メルキオットも絶対に外せない存在です。
彼女は頭にスカーフを付けているのですが、そのスカーフは彼女がパン職人である証なんです。
例え戦争の様な過酷な状況でも自らの本分を見失わない・・・それだけでも十分に彼女は魅力的なのですが、明るくて・・・優しくて・・・正義感に溢れていて・・・そして愛くるしい彼女は、まるで第7小隊の太陽みたいな存在でした。
レビューの冒頭に記載した「恋愛ファンタジー」の鍵となっている彼女・・・彼女の一挙手一投足からは決して目が離せません。

アリシアが太陽なら第7小隊のお月様は、ヴェルキンの義理の妹であるイサラ・ギュンターだと思います。
イサラは・・・ダルクス人です。どの様に生まれるかなんて人に選択肢はないのに・・・彼女はきっとこれまで数え切れないくらいの偏見の眼差しに耐えてきたんだと思います。
その様な自分の持つハンデを理由に横道に逸れてしまう・・・或いは自分への下手な言い訳で本心を誤魔化そうとする・・・人間の心は弱し傷つくのも苦手だから仕方無いことだと思います。
イサラの偉いのは、周囲の目線に動じることなく、誹謗中傷にも怯むことなく自らの使命に没頭するんです。
彼女は亡き父が残してくれた「エーデルワイス号」という戦車の操縦士兼整備士なのですが、小隊の皆んなのため常にエーデルワイス号を最高の状態に整備し続けるんです。
小隊の中にはダルクス人を許せないくらい憎んでいる人もいるというのに・・・
私の中で言動に一番心が震えて・・・涙で前が見えなくなった存在だったと思います。

一部のキャラの紹介しかできませんでしたが、他にも魅力的なキャラがたくさん登場します。
戦争の行方・・・戦場で育まれる愛の行方・・・見どころはたくさんある作品だと思います。
圧巻の全26話でした。気になる方は是非本編を視聴してみて下さい。
視聴者が納得できる範囲までしっかり描かれていたと思います。

いま悩んでいる事・・・アリシアのフィギュアの出来が良いんですよね〜
とネットで見ていたらAmazonからアリシアのフィギュア情報がバンバン入るようになっちゃいました^^;
何度も見ていると・・・ホントに欲しくなるんですね^^;
これって新たな商法なの・・・^^;?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲームの番宣。ゲームに興味のある人用。

2009年4月TV放送された。全26話。製作はアニプレックス。
2008年4月24日発売PS3用ゲームソフトを元に制作された。

途中で中弛みに感じて8話迄で視るのやめてしまった作品。
進行方向と結末には凄く興味があったので機会があれば。

少し興味はあったので改めて一話から視聴。

感想。矢張り視ない方が良かったと・・後悔が多い。
※描きたいのは恋愛でウェイト8割。後は盛り上げる演出。
至るところでナンセンスな恋愛模様が繰り広がられる。

設定&概要。
作品の全体像は、恋愛45%/戦闘25%/仲間との交流30%程度。
"戦闘中"も含めて"恋愛"の要素は全体的に振り分けている。

架空のヨーロッパが舞台。※異世界風の時代改変もの??

ガリア公国が物語の中心。征暦はヴァルキュリアと呼ばれる
超人的民族がダルクスと呼ばれる民族を打ち倒したとされる
年を紀元として、純血種が絶滅しているという世界観。

"1930年代"でヴァルキュリア人は伝説や神話、御伽話の存在
となっている。一方ダルクス人は被差別民として存在し続け
ており、作中にも幾人かのダルクス人が登場する。

"ラグナイト"と呼ばれる鉱物資源があらゆるエネルギー資源
として使われ、ガリア公国はラグナイトの産出国である事を
要因に戦争に巻き込まれている。


感想。

物語の設定上、人種差別を大きく描く事も多い。
緩いラブコメ風の描写が殆どなので、そういう部分だけ重く
リアル追求風に表現する所は歪で余り良い印象は受けない。
時代改変ものかと思いきや・・異世界ファンタジーな作品。
女の子が変身ヒロインものみたいに沢山出てきてパンツ見
せる作品と変りない。(パンチラ無いけど)

"1930年代"風の戦場でミニスカートで生足出して・・大きな
リボンで長髪の兵士は・・戦場を駆け抜けて敵の銃撃を受けて男に庇われ倒れた時にラブコメ演出とか巫山戯た作品。

ラブコメ風描写だったり・・終始恋愛ごっこしてる最中での
戦争描写で重みはない・・そしてやたらと差別的なキャラが
多く登場するので・・苛っとするだけで余計重みがない。

1話目・・名乗れば済むのに何度も機会がある中でも余計な
無駄話して名乗らないで済し崩しに巻き込まれていく演出。
此れは流石に主人公の性格を表すにしても稚拙過ぎる。

8話迄ベタッと軽いラブコメモードで何がしたいか意味不。
以降ヴァルキュリア人云々の伏線で戦争以外に陰謀がある
という描写になるけど、一旦お預けで2クール目に入る。

色々な登場人物の恋愛模様描写が殆どで演出の為のゲリラ戦
や白兵戦・・18話辺りで肉親の死の演出で恋愛補強って・・

作品である以上演出は必要だし抑揚のない物語を商品化する
筈もなく・・戦場では人は死ぬものだ。ただお涙頂戴演出が
過剰に多い。抑揚がない作品の緩急が其処だけでドン引き。

肝心の恋愛模様も・・主人公に全く魅力が感じられず・・
アリシアとコーデリア姫のダブルジャンヌのような雰囲気。
イサラの死を乗り越え・・盛り上がっていく??と思わせ

ヴァルキリア人一人で戦局が変わる程のファンタジー作品。
※ゲームを知ってる人には楽しめた作品かもしれない。

クライマックスも子供が書いたような馬鹿馬鹿しい展開。
シュールなギャグアニメを視ている感じでした・・

ミリタリーモノを余り視た事無い人やファンタジー作品と
して視るならそれなりの気もするけど地味で殆ど恋愛描写
の為の演出なので見終わっても此れじゃ無い感が半端無い。

キャラデザはそれなりだったかな?程度・・




キャスト。

ウェルキン・ギュンター 千葉進歩
アリシア・メルキオット 井上麻里奈
ファルディオ・ランツァート 櫻井孝宏
イサラ・ギュンター 桑島法子
ロージー 皆川純子
ラルゴ・ポッテル 乃村健次
エレノア・バーロット 田中敦子
マクシミリアン 福山潤
セルベリア・ブレス 大原さやか
ラディ・イェーガー 大塚明夫
ベルホルト・グレゴール 大塚周夫
ラマール・ヴァルト 成瀬誠
ダモン将軍 塩屋浩三
エレット 進藤尚美
スージー 戸塚利絵
ヤン 平井啓二
イーディ 鹿野優以
ホーマー 庄司宇芽香
オスカー 外村茉莉子
エミール 日比愛子
マリーナ 阿川りょう
カロス 坂熊孝彦
アイシャ 井上ひかり
ハンス 池田千草
コーデリア姫 能登麻美子
ボルグ 柴田秀勝
ザカ 中井和哉
カール 岡本寛志

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋愛物でふ。

【更新履歴】
■8/22 文章を訂正

-------------

■戦争として考えると優しすぎるかもしれません。

前提として、戦争特有の「グロさ」が少ないため、実際の戦争と比べると、作品内の戦争というのは少し優しいものなっています。
キャラクターは死ぬので、全く「グロさ」が無いわけではないのです。
ただ、緊張感の無いシーンがあったり、死者がモブキャラばかりで、重要キャラの死亡者が少なく、悲劇的な演出がとても少ないです。そのため、「戦争の残酷さ」というものが余り伝わってきません。戦争の悪い部分(人種差別)については、描いているシーンはあります。そのため、一部分だけは、似ていますが、実際の戦争とは少し異なるものと考える方が良いでしょう。


■恋愛物

本作は、恋愛物として見るのが良いです。
戦争物として見ると優しすぎますが、恋愛物として見るとちょっぴり甘酸っぱいです。

アニメ版のヴァルキュリアの魅力というのは、ここです。
ガリア公国義勇軍第3中隊が戦争という同じ目的を持ち、そのガリア公国義勇軍第3中隊内での恋愛というのが本作の魅力です。

恋愛物として見るか、戦争として見るかで大きく感想が変わってくるでしょう。


■戦闘面を見ると

ただ、見た目は、戦争物の本作。
原作は、シミュレーションロールプレイングゲームなので、戦争を楽しめるシステムなのかもしれません。

しかし、アニメにおいては、そういった楽しみが生かされないため、別の楽しみ方を考えるべきなのですが、戦闘シーンに特筆した楽しみはありませんでした。戦闘シーンに爽快感もなかったですし、驚くべき策略で視聴者を驚かす展開でもなく、緊迫感もいまいち伝わらなかったです。

『戦場のヴァルキュリア』という題名にしているのですから、やっぱり、恋愛だけでなく、戦闘の要素を加えないとタイトルに見合わないのではないか、と思いました。
原作は『シミュレーションロールプレイングゲーム』なのですし、やはり「戦闘の楽しみ」があってこその原作。
アニメという媒体では、戦闘の楽しみを描ききれなかったのかもしれませんが、描く努力はするべきだったと思います。
そもそも、恋愛やほのぼのしたシーンが多かった以上、最初から戦闘を描く気が無かったと捉えられても仕方がありません。

■宣伝用として見て

仮にこのアニメを、視聴者に「戦場のヴァルキュリアとはこういうものだよ。買ってみると面白いかもしれませんよ」と宣伝するためのアニメだった、と解釈します。
そうして見ても、『戦場のヴァルキュリア』は、恋愛が中心でストーリーが進んでいき、戦闘は蔑ろにしているんだな、という誤った印象を与える可能性があり、私は宣伝用として見ても、この作品は失敗だったのではないか、と感じます。


■総評

これから見る人は、恋愛物と割り切ってみるのが良いと思います。
ただ、このアニメから受けるゲームの戦場のヴァルキュリアの印象は全く違うと考えてる方が良いでしょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

60.8 2 パーティーで恋愛なアニメランキング2位
祝福のカンパネラ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (302)
2116人が棚に入れました
舞台は海に囲まれた都市国家。
世界中から商人と冒険者が集う国。"世界の宝物庫"と呼ばれ、無限の可能性を秘めたこの町で多くの人々が夢を抱き、今日も生きている。
これは、ある冒険者と愉快な仲間たちによって繰りひろげられる、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
岡本信彦、門脇舞以、こやまきみこ、今井麻美、水橋かおり、結下みちる、柚原有里、後藤麻衣、藤原啓治、杉山紀彰、後藤邑子、壱智村小真、安元洋貴、高野直子、石丸博也、こおろぎさとみ、平田宏美、長谷川明子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

双子漫才♪

原作はアダルトゲームの全年齢向けのアニメ化作品。

ナレーション聴くとロリ依存っぽい。
背景とか衣装とか冒険ファンタジー系RPG風の世界観。
何となく描写も音楽も緩めの和み系コメディ路線。

MOBは普通・メインの女性キャラは美少女(母も含む)
美少女系登場人物は全員イチャラブ系ハーレム要員。

流星群見学中にレスタの娘が降ってくる・・ロリだ・・
何処かで見たこと有る様なヒロイン系キャラを集めた
にやにやくすくすというシーンは多いかな?そういう
アニメなので、割りきってみると良いのかも?

モンスターとのバトル?と思ったら晶石モンスター?
常にズッコケバトルな感じでショートコント仕立て。
美少女が動けば萌える人向けで、そういう意味では
視たいと思う人向けに考えて作られているかな。
4話以降は梃入れでサービスカットも増えていく感じ。

隙あらば徹底的に小ネタを入れるというお笑い志向?
原作はこんな雰囲気ですよ。又はゲームキャラの魅力
補強的な要素を強く打ち出した感じ。一応物語も有る。
視ても不快指数は上がらない程度の総合バランスかな。

レスター 岡本信彦
冒険者クラン「Oasis」に所属するアイテム技師。

ミネット 門脇舞以
伝説の人形師アルトワーズの作ったオートマタ。

カリーナ こやまきみこ
エルタリアの公女で魔法少女。クラン「Oasis」のマスター。

チェルシー 今井麻美
神都"ラングバース"の神殿騎士。酷い方向音痴。

アニエス 水橋かおり
自称「世界一の人形師」。相棒は猫のオートマタのタンゴ。

ニナ     結本ミチル
「Oasis」の管理人。元々はカリーナ専属のメイド。

ニック     藤原啓治
「Oasis」所属の斧使い。いかつい風貌のみんなの兄貴分。

サルサ     柚原有里
「トルティアC」の副社長。双子の姉。某国出身王女。

リトス     後藤麻衣
「トルティアC」の社長。双子の妹。某国出身王女

アバディーン  杉山紀彰  アニエスの兄弟子。
アヴリル 後藤邑子  アバの傍にいる少女。
ミリアム 壱智村小真 アバディーンの妹。
ナーガン 安元洋貴  レスターの父。
シェリー 高野直子  レスターの母親。
ファビウス 石丸博也  カリーナの父。
ガーネット   長谷川明  子自称竜王の化身。
ゴーレム    安元洋貴  ゴーレム

フィオーレ   こおろぎさとみ
タンゴ     こおろぎさとみ
アルトワーズ  平田宏美
モンテッキア  平田宏美

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

微妙すぎて何てコメントすれば良いか困る… (^_^;A

まぁつまらなくは なかった。
…の一言で済ませてしまうのはあんまりなので一応書きます^^;

原作は「ういんどみる」の恋愛アドベンチャーゲーム。

ジャンルは…いろいろ混ざっています。
ヒロイン、コメディ、冒険、バトル、ファンタジー、魔法、(ほぼ)ハーレム、等々。

しかし、どの項目を取っても もう一つ足りない印象です。
どれかの項目が飛びぬけて良ければいいのだけれど、
本当に「どっちつかず」。

いや、魔法は都合の良いようにぶん回していたか?w


登場人物が多く、みんなカタカナ名でややこしかったです。
レスター、ミネット、カリーナ、チェルシー、アニエル、
ニナ、サルサ、リトス、シェリー、タンゴ…etc
と、1話からこんな感じで、その後もキャラが追加されます。

でもまぁ、キャラは個性的なのでキャラ同士のやり取りを
見ていて退屈はしなかったです。
サブキャラが多い中で、メイン級女性キャラたちには
きちんと出番が与えられています。


バトルはいつも非常にあっけなく終わります。
11話で少しだけ見応えのあるバトルシーンはありましたが、
和解し、連携してお互いにとってプラスとなる方法を探すことに。
逆に言えば「登場人物が絶対に死なない」と安心して観ていられました。


DVD版で聴いたスタッフコメントにて
『前半はほのぼの日常、後半はシリアス展開にしました』
的な事を言っていました。
私にとって、これこそが失敗だったと思います。
物語の結末は{netabare}「めでたしめでたし」{/netabare}ですが、
最後の3話になって、それまでほとんど進めていなかった物語を一気に展開させ、
短い(足りない)尺で強引にまとめてしまった印象です。


あとコメントするべき点は、肌色のシーンが多く、
おっ○い が{netabare}乳○び{/netabare}まで含めてモロに見えますw
何回もあるので、こういうのを楽しみたい方にはお勧めできるかも。
その割には、それほどのいやらしさは感じなかったので不思議なものです。
それでも よく放送倫理審査通ったなぁ( ̄□ ̄;)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トルティア姉妹のみが見所<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴、そしてさらに追記>

内容がほとんどないゆるい作品。
退屈なので、うっかり何回か寝てしまいました。

トルティア姉妹の漫才だけが楽しみでした。
とくにリトスの意地悪で冷静なボケが好きです。
8話のトルティア回だけは満点です。
8話のOP曲も良いですよ。

<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴>
サブタイトルがかの有名な国民的バラエティー番組のパロディーってわかるかな。
まあそれはともかく、8話はトルティア姉妹回です。

オープニングからして、やる気満々。
かわいい曲調の萌えソング、時々ゴーレム。
トルティア姉妹のセクシーポーズとかあって、サービス全開です。

リトスがひたすらサルサをからかいまくる。
ゴーレムが天然にひっそりボケる。
それを凄い勢いでツッこみまくるサルサ。
サルサの頭の血管が何本か切れているのは確実です。

ラストも、リトスの確信犯的暴走。
サルサが不憫でなりません。
トルティア姉妹漫才ここに極まれりです。

あと、「恐怖のズンドコ」に笑いました。
これもパロディーってわかるかな。

<追記;再視聴、それもリトス登場シーンだけ>
我が愛するリトスだけを再視聴。
究極マニアックですねえ。

こいつ、取り乱すことが全くない。
取り乱すように見えるところはすべて演技です。

それにしてもサルサ、いじられ過ぎ。
サルサのキレキレツッコミ、楽し過ぎ。
声を出して笑ってたら、隣の部屋から嫁さんが、
「何笑ってるのよ」だって、危ない危ない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

67.3 3 パーティーで恋愛なアニメランキング3位
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (347)
1128人が棚に入れました
「君は真の仲間ではない──」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦⼒外を⾔い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。「──はぁ、あんときは⾟かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が⼤パニックになってるとは露知らず、当の本⼈は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・「私もこのお店で働いていいかな︖住み込みで︕」突如かつての仲間であるお姫様が⾃宅まで訪ねてきて!?"のんびり楽しい薬屋経営"、"お転婆姫とのイチャイチャ⽣活"、報われなかった英雄による素晴らしき第2の⼈⽣がはじまる︕

声優・キャラクター
鈴木崚汰、高尾奏音、大空直美、雨宮天、八代拓
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

なろうの弱点。構成ができないから最終回が「転」になってしまう。

最終話まで見て。なろう系の小説原作でいつも思うのですが、連載ものの難しさで小説として構成が厳しいです。
 本作は妹の勇者が合流してからの展開が見たいところです。したがって、通常の作劇法なら12話までの部分を半分以下…できれば3話くらいに圧縮して勇者である妹のキャラと並行して、何かを描けばと思わなくはないです。
 勇者のシーンが無い訳じゃないですけど、結局、描いているのは勇者TUEEE、眼鏡くん無能くらいですからね。なろうの見せ方として工夫がある方だとは思いますが、しかし、それでも冗長感は否めません。

 逆になろう連載時なら細かく積み重ねが読者にあるので、感情移入もできるしキャラも謎も機能するでしょう。そこがなろう原作をアニメ1クールにするときの最大の弱点かなあという気がします。

 と、いうのも12話までは平凡ではありますが見られるレベルでした。過去の経緯や能力が説明的ご都合主義すぎるので高い評価はできませんけどヒロインは可愛いです。そして13話は気になる展開がありましたよ?つまり、起承転結の転の頭くらいの部分、つまり中間点が13話にある感じです。

 この作品の「原作」の真価は恐らくこれからなのでしょう。が、残念ながら私が見たのはアニメであり、13話以降を知ることが出来ません。なので12話までは低めの評価です。13話である程度うまくまとめた点と今後の期待感がある点を踏まえて評価すると平均3点…に最終話の妹勇者の設定の良さをで加点して3.1点くらいかなあ。


以下 12話の感想です。

{netabare} 12話です。スローライフじゃねー、という裏切りは予想できたような、出来なかったような…まあ、どちらでもいいかなあ、という程度のお話ですね。13話があるんですかね。

 正義マンなんですよね。主人公が。こういう強くていい人…うーん。異世界ものの弱点の一つ、ですよね。主人公のキャラ造形。まあ、日常系の性格造形もテンプレ化しているので、必ずしも類型化はネガティブだけではないんですけど、まったり癒しではなく恋愛や裏切りなど人の内面が肝心なストーリーですから、ちょっとこの主人公だと厳しいでしょうね。

 あとは、なんですか、12話の作画。なんか機械的な文明のところとか…手抜き?初めの数話はそれなりに見られただけに、もうちょっとなんとかなったのでは?という感じです。

 評価としては、つまらない。アニメの出来としても見るべきところはありません。{/netabare}


以下 異世界日常系についてです。

 本作でちょっと思ったことなんですけど、我々は日常系、たとえば「けいおん」「ゆるキャン△」をどうみているかです。
 私は女子たちがキャッキャうふふしているのを外から眺めるのがいいと思ってたんですけど、本作を見ているうちに、仲間になりたいというニーズがひょっとしたらあるのかもしれないと思いました。

 で、現代日本が舞台だった場合、男、特におじさんが女子たちの日常に入ろうと思うとこれは無理があります。自分自身をそこに置いてしまうと、願望を満たしてくれる反面、素の自分では本当は仲間になれないという現実を突きつけられます。
 本作では転生してませんが、本作の主人公のように若くて、容姿もそこそこ、みんなが頼る能力と実績かがあれば、女性たちの日常の仲間に入れます。

 で、仲間になりたいという願望については、同性としてか、異性としてか。
 同性なら孤独を癒してくれるということなのかもしれません。異性として仲間になりたい場合、性的な欲求を満たしたいという願望なのか、草食系のラッキースケベ的な世界なのか。これはラブコメとしてのチューニングの問題になります。
 本作の場合は2人で生活してるのに、今のところやってないですよね。性行為というものあれはあれでいろんなストレスがありますので、日常系ではそれもノイズなのかもしれません。
まあ今後の展開ですが草食系からの純愛でしょうね。ハーレムに行くか…まあ行くでしょうけど。

 主人公の立ち位置です。実は昔強かったけど、理由があって一般人として韜晦しながら大人しく暮らしている…スポコンとかヤンキーであるパターンですね。実力がある=劣等感がない、だけど苦労しないし皆から承認される。承認ということはスクールカーストのポジションの問題かもしれません。パリピになりたい願望でしょうか。

 いやパリピではないですね。追放というストレスがわざわざ入るのは、本当の自分を分かってくれる人だけが周囲に集まるという舞台設定なのでしょう。これも一つの承認欲求ですよね。つまりカッコつけてイエーイとやるのも陰キャの我々からすると面倒なわけです。素のままの好きな事をしている自分を承認してくれる人が集まればいいと。

 薬屋がやけに多いのはポーションとかFF的なアイテムとして扱いやすいのもあるでしょうが、魔法の代替=万能、人を助ける、唯一性等いろんな要素があるでしょう。魔法以外で未開な文明の中で突出した存在になるにはちょうどいい職業なのでしょう。悪い言い方をすると無知な住民にマウントが取れます。ひょっとしたら小売業は楽だ、という変な誤解があるのかもしれません。

 これで平穏×ラッキースケベ的ハーレム×好きな事で暮らせる×承認という世界が生まれました。
 つまり、精神性としては、日常系もラブコメもスポコンその他の話も本質的には異世界と変わらないということでしょう。

 こうやって考えると、異世界かそうでないかという区分けは実は意味がない気がしてきました。特になろうの異世界ものはデータベース的に共通認識があるので、投稿主が設定を考えなくてもいいので、気軽に小説にできるということでしょう。
 つまり、異世界とはマインクラフトとかRPGツクールとかと同様のフォーマットであるという事だと思います。なろう型の異世界とはプラットフォームということです。難しいことを考えなくていいですよ。自分の好きな世界を気軽に表現してみましょう、と。だから、類似性や模倣がなろう小説では問題にならないのだと思います。
 で、題名が説明的なのと、タグやあらすじが重要なのは、なろう異世界は好み願望を仮想で楽しむ小説なので、読むまで内容がわからないのでは意味がないということですね。


 本作の内容はこんな感じではないでしょうか。裏切ったもの後悔や懺悔があれば最高ですね。復讐にはしないと思います。それをやると日常系ではなくなりますから。
 つまり、このチューニングに会えば面白いし、私の場合は日常系で仲間になりたいと思わないので、薬屋系が苦手なんだと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

時代遅れの描写?! →「発情姫さま」がいろいろ(エロエロ)と奮闘w

【レビューNo.128】(初回登録:2024/6/16)
ラノベ原作(なろう発)で2021年作品。全13話。
一応リアタイで観てましたが、先日ABEMAで一気見配信してたので当時を思い出
しながら・・・

(ストーリー)
生まれつき与えられた「加護」が大きな意味を持つ世界。
主人公ギデオンは「勇者」の加護を持つ妹のルーティと共に魔王軍を倒すため
の旅に出る。
しかし次第に戦闘で遅れをとるようになり、パーティー仲間の賢者アレスから
「あなたは真の仲間じゃない」と告げられ、誰にも相談もせずこっそりパーテ
ィーを去った。
辺境の地ゾルタンに流れ着いたギデオンはレッドと名を変え、薬草店を開業。
そこにかつて共闘した冒険者にしてお姫様のリットが押しかけてきて、同居を
宣言。こうしてリットと共に、レッドのスローライフが始まった。
一方の勇者パーティーは、(このパーティーを地道に支えていた)ギデオンが
抜けたことにより機能不全に陥っていて・・・

(評 価)
・時代遅れの描写?!”ツンデレ”に”露骨なエロ”のリットさん
 いわゆる分かりやすい「追放ざまぁ系」作品ですね。
 ただ個人的には「追放ざまぁ」よりも押しかけ女房の「発情姫さま」リット
 さんの印象の方が強くて・・・
 ・ロガーヴィア公国の第2王女だが、王位継承争いを避けるため出奔中
 ・昔は「今どきこんな”ツンデレ”描く作品なかなかないやろ!」って位に
  拗らせていたが
 ・レットと再会すると恋しさが止まらない!
  {netabare}・同居を宣言すると、「大きなお風呂」と「大きなベッド」を要求
   → もうヤル気マンマンじゃないですかw
     当然お風呂でイチャイチャ♡ベッドでイチャイチャ♡
     (まあ肝心なところは邪魔が入った等でお預けなんですが)
  ・レットが入っているサウナに人妻エルフとともに突入!
  ・当然水着回もやるよw(そこでも自ら積極的に♡){/netabare}
  前半は”隙あらばエロ”って感じでぶっ込んでくるんだよなあ。
 コロナ前位まではそういうなろう作品も結構ありましたが、この辺も「最近
 ここまで露骨なエロで畳みかけてくる作品もそうそうないやろ!」って感じ
 なんですよね。
 物語の印象は薄いですが、リアタイ時はそんなリットさんにツッコミ入れな
 がら観てたよなあって記憶がありますねw

・意外といいテーマを扱っていた?!
 再度見直すと意外といいテーマを扱っていたのかなっと。
 この作品の世界観
 ・人は加護に相応しい生き方を目指さなければならない
 ・だが加護は人ではない、人には意思がある
  → ならばなぜ神は人に意思を与えたのか?
 それぞれのキャラを通じて
 ●レット(ギデオン)
  {netabare}昔は「勇者の旅立ちを守る『導き手』」の加護に従い頑張っていたが・・・
  追放され新たな生活を始めたことで、加護に捉われない本当の意味で自分
  らしく生きる道を見つけることができた{/netabare}
 ●ルーティ
  {netabare}勇者という人類最強の加護が強力なゆえに
  ・感情を失い勇者として人々の期待に応えるために生きている
  ・それゆえの苦しみ
  ・その加護の衝動から完全に解放されて手に入れた”自分らしく生きる”
   という意味{/netabare}
 ●アレス
  {netabare}「賢者」の加護を持ち、いつの間にか勇者の隣にいること自体が目的とな
  ってしまい、それに最後まで捉われたままの人生{/netabare}
 結構哲学的なテーマを描いていたのかなっと。
 この辺は後半に描かれるのですが、ただ個人的には
 ・この世界観にさほど面白みを感じなかった
 ・上述のように前半でリットさんに洗脳され、そういう作品って見方ができ
  なくなっていた(この辺ではもう脳死状態だったw)
 という感じでしたね。
 それに個人的には、これらの主要キャラよりもティセ、ダナン、テオドラと
 いったサブキャラの方がいい味だしていたので、そちらの方が好みでしたね。
 特にティセは
 ・「アサシン」キャラなので表向きは無表情を装っているが
 ・内心はビクビクしたりツッコミ入れたりと意外と感情豊か
 ・小柄な少女で「うげうげさん」なる蜘蛛を相棒に持つなど愛らしさがあり
  最後もしっかり見せ場を作ったしね
 結構お気に入りのキャラでしたね。

そんな感じで、前半のイチャラブ要素や後半の哲学的テーマに面白さを感じれ
ば楽しめる作品でしょうか。
個人的にはそこまで刺さらなかったですが。
2021年作品とはいえ、”ツンデレ”に”露骨なエロ”など「今どきこんな描き方
する作品はそうそうないやろ!」とツッコミながら観てた作品でしたね。
体を張り奮闘していた「発情姫さま」に敬意を表してということでw

OP「息を吸う ここで吸う 生きてく/ゆいにしお」
・この手の作品だと新生活のワクワク感を表現したOPも多いですが、”スロ
 ーライフ”感ある伸びやかな面白い曲調でしたね。
 (でも本作は一見”スローライフ”っぽいのですが、その割に次から次へと
  事件が起こり、結構バタバタしてるんだよなあw)

(追 記)
2期も惰性で観かけたのですが、続編という感じでもなさそうだったので、もう
いいかで1話途中で切りましたね。
(元々は「1期は綺麗に終わったのに今更何を見せるの?!」って興味本位から)

個人的には「こんな欲望丸出しの姫さまで公国は大丈夫なのか?!」と心配に
なりましたが、でもこの世界だと「高貴な血を絶やさない」いうのも立派な努
めだろうしなあ。
そういう意味ではリットさんは優秀な姫さまなのかw
(官僚の作文読むだけで答弁もまともにできない)アレな少子化大臣よりは、
(自分を持っている)リットさんの方がいい仕事をしてくれそうですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

勇者は、義務か権利か。

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
本作の長々としたタイトル通り、随分とごちゃごちゃしたアニメです。

やろうとしたことは面白く、レビュータイトルにした問いなどは非常に哲学的で、上手く料理さえできれば☆5も目指せるポテンシャルはあったと思いますが、結果としては残念な仕上がりに。

レビューでは、本作の秘められた可能性を書きつつ、構造上の問題点も指摘したいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これ、3つのアニメ作れるね。

①真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境で薬屋をやって過ごす、ギデオンとリットを主人公にした、異世界スローライフ&イチャイチャエロアニメ。

②真の勇者じゃないと勇者パーティーを追い出されそうになったが、仲間や世界を救うため、パーティー内では最弱ながらも、バランスのとれたスキルと戦術、戦略などを駆使しながら魔王を討伐する、ギデオンを主人公にした異世界バトルアニメ。

③スキルや加護を呪いのように捉え、その葛藤に苦しみながら戦う勇者、ルーティを主人公にした哲学アニメ。

どれで作ってもそこそこ面白くなりそうです。

個人的には、②が好みです。

ギデオンの「導き手」というスキルの設定は面白いと思います。勇者が成長するまでの指南役兼護衛役。初期パラメーターが高く、バランスも良いが、ある一定以上は成長せず、次第に勇者や他の英雄に追い抜かれる。RPGなんかではよくいる設定の、中盤で死んだり離脱したりするキャラですね(笑) 

でも、それが用済みにならず、力不足を感じつつも勇者パーティーに残って戦い続けるのは、面白そうです。私、そういう立ち位置のキャラ好きですし。

(つまり、スラムダンクの木暮君や、キャプテン翼くんの来生哲兵、ドラクエ5のパパスが主人公のアニメを観たいかどうかです。私は観たいw)。

本作はまあ、③がメインでしょうか。勇者の、眠気、空腹、温度への耐性という加護。逆に言えば、生きていること、「人生」(人としての生)が奪われる呪いともとれます。

また、勇者に限らず、「やれること」「やれと言われること」と、「やりたいこと」が合わないことの葛藤。これは、私達視聴者にとっても、身近かつ重要な問題提起になっていたと思います(ここが本作で一番高く評価したポイント)。

この③については、なかなか良く描けていて、哲学的な深みを感じさせる良いアニメになり、、、そうだったのに、それが微妙なクオリティに。

問題点としては、

(1)①②③を全部やろうとして、全てが中途半端になったこと。

(2)③の超シリアスな展開の中に、①のエロ要素が入ることで、不真面目さや不謹慎さ、軽さが際立ってしまったこと。

(3)作画がクソショボいことで、②のバトルがギャグ化してしまい、なんの熱さもなくなってしまったこと。

主にこの3点により、本作の優秀な設定を全て殺しにいった作品に感じました。

というより根本的に、まとめきれないのに、この難しい3要素を全て混ぜた、原作者の力量不足や見通しの甘さはあると思いました(原作未読なので、あくまでアニメから分かる範囲では、ですが)。

ひとつひとつは凄くよい素材なのに、料理の仕方が悪く、結果としてマズい料理になってしまったという点では、アニメ系の専門学校の教材にでもしてほしい作品です。

いや、これは別に嫌味で言っているわけではなくて、世の中に無数にある「毒にも薬にもならない作品」や「何のポテンシャルも眠ってない作品」に比べれば随分と高評価で、だからこそ、「どうすれば良くなったか」ということを考えられる、「教材化する価値のある作品」だと思うんですよ。

脚本、演出、作画、全ての面で設定を生かしきれていない、なかなかレアな「もったいない作品」だと思いました。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
こういう立ち位置のキャラクター好き。昔、RPGツクールで作ったゲームに似ている(笑) 勇者が仲間を見捨てられないという設定と、竜騎士団副団長のメンツというのが、何気に上手い。

2話目 ☆3
リット、ツンデレチョロイン(笑) バトルの作画はショボいが、バトルを魅せる作品じゃないしな。放送事故レベルの間(笑) 勇者サイドも魅せて、どっかで救うのだろうけど、その塩梅が大事。

3話目 ☆4
生まれついた加護。同一加護持ちの殺傷だけが加護の強化? 凄い世界だな。加護により人生がある程度左右される世界。低レベルだが複数のスキルが使える利点を生かした薬作り。人の一面だけを見て評価してはいけないよな。

4話目 ☆3
終身雇用契約(笑) 思い出話、ちと長い。加護を超える愛。勇者ワンパン。作画は酷いな。だいぶ歪んできた。

5話目 ☆3
勇者の加護。眠気、空腹、温度への耐性。逆に言えば、生きていることが奪われる。作画も展開も崩れてきた。

6話目 ☆


7話目 ☆2
安いな。安い、安い。

8話目 ☆3
会えずにすれ違う流れかと思ったが、さて、会ってどうなるか。勇者闇落ちかな?

9話目 ☆4
勇者は、義務か権利か。勇者という呪いを、よく表現している。

10話目 ☆3
ルーティのためって、それ、導く者の影響なんじゃ?

11話目 ☆2
バトルの作画がショボくて、ギャグに見えてしまう。やってることはそんなに悪くもないと思うけど。勇者のバトルだけそこそこ作画頑張るし、なんじゃこれ。

12話目 ☆2
このアニメらしい、ごちゃごちゃした、まとまりがない悪いラスト。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

62.8 4 パーティーで恋愛なアニメランキング4位
京都寺町三条のホームズ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (203)
737人が棚に入れました
「京都寺町三条のホームズ」は京都の小さな骨董品店でアルバイトを始めた女子高生・真城葵が、その骨董品店のオーナーの孫で、周囲から“寺町三条のホームズ”と呼ばれている青年・家頭清貴と、骨董品にまつわる奇妙な依頼を解決していくライトミステリー。

声優・キャラクター
富田美憂、石川界人、木村良平、遊佐浩二、小林沙苗、小山力也、上田燿司、木下鈴奈、堀江由衣

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

絵解きを支えるもの

【蛇足追記】

過去に幾人もの名探偵を生んだ(?)京都の、寺町三条の骨董店で、日常の謎を解く「ホームズ」の探偵譚。
軽いタッチの軽快な謎解きものを期待して視聴すると、肩透かしをくらったような不全感が残る。

なんだか割り切れない視聴感を与えるのは、どうも全体に作画が雑であるからのようだ。
雑というよりも、「絵」についてまともに取り組む意識が足りていないとでもいおうか。

一般的には謎解きには必ずしも美麗な映像は必要ではないように思えるが、しかし、これは映像での推理ものには致命的な問題かもしれない。


謎解きや推理というと、それだけで面倒で理屈っぽいと顔を背ける視聴者もいるだろうが、現実には「推理」は案外と日常に密着している。

たとえば、この何十年ほど名の知れたブランドの定番のコロンを愛用していて、大抵は量販店で購入するのだが、たまに気まぐれで正規の直営ブティックで購入することがある。

先日も、直営店で購入したところ、店員さんが「いつもご愛用ありがとうございます」と言いながら手渡してくれた。
初めての店だったのだが、いい年のオッサンが、定番品の大瓶を指名買いしたので、継続して使用していると見当をつけたのだろう。

まあ、ワトソン君でもわかる初歩的な推理だが、ブランドの直営ブティックでは、店員にこの種の「推理」をするよう期待する、あるいは強制するもののようだ。
おそらく各種の職場でも、大なり小なり同じようなことは毎日行われているに違いない。


普通人の一般的な日常でもこうなのだから、フィクションでは、やはり巧緻な「推理」を期待したくなるのが人情というものだろう。

だが、本作の探偵役の「推理」が一応は型通りの「推理」にはなっているのに、絵に対する配慮の不足がそれを裏切っている。

たとえばの話だが、仮に、推理の手掛かりが「着物の着付けがおかしい」、「書画の筆遣いが稚拙」、「身ごなしが不自然」といった場合、全体に「絵」が雑であるために「おかしい」「稚拙」「不自然」を表しているのか、視聴者には読み取ることができない。

描きこみ量がどうの、という話ではない。
一例をあげれば『サザエさん』の世界では、あの簡素な絵柄で「まともな」着物を「キチンと」着ているのだと表現されている。
何を表現するための「絵」であるのか、という設計が「雑」であるということだ。


だから、探偵役が推理を語った時に、「そうだったのか!」という驚きではなく、「ああ、そういうことなのね」といった印象しか感じられない。

「これは『着物の着付けがおかしい』という表現でした」という雑な絵の説明から入るために、「推理」の全体が、まったく客観性のない詐欺師の口上のように聞こえてしまう。
これでは、「推理」ではなく、雑な作画の解説だ。

謎解きは「絵解き」とも表現されるけれども、「絵」が絵解きの足を引っ張るケースはまれだろう。


ひょっとすると謎解きは全くのアクセサリーで、最優先で描きたいものはほかにあるのかもしれないが、タイトルに「ホームズ」と入れているのだから、もうすこし「推理」らしく見せる工夫がほしかった。

まあ、見せたいものが何にしろ、あの浴衣の着付けの絵で「趣味がいい」とセリフで解説しているようでは期待できないかもしれない。


【追記】

途中で視聴をやめたが、最後まで「推理」はあの調子だったらしい。
出来が悪いだけと言えばそれまでだが、もっと事態は悪いのかもしれない。

奇妙な凶器で被害者が撲殺されるという、有名な探偵小説の古典がある。
犯人は「鈍器」という言葉を知らないために奇妙な凶器を使用したのだと推理で導かれ、「鈍器という言葉を知らない者」が犯人の名指しの決め手となった。

作中では論理的な推理なのだが、論理性は、その舞台となる背景の世界に依存する部分があるのも確かだ。

1930年代のアメリカ上流階級であれば、「鈍器」という言葉を知らない者は限られていた。
しかし、舞台が、内閣総理大臣ともあろう者が「云々」を「でんでん」と読み、「背後」を「せご」と読んで恥ずかしいとも思わない国であったなら、「鈍器」という「言葉を知らない」者は多数派ということもあり得る。
そうした国では、犯人を指し示した「鈍器という言葉を知らない者」という論理性は、成立しなくなるだろう。

まして、誤りを指摘すれば、「云々」という言葉は「でんでん」と読む、と閣議決定しかねない国であれば、論理性はおろか会話も成立しない。
「でんでん」に恥を感じない者の「論理」と、「うんぬん」と読む人間の「論理」の間には、共通の論理性がないことになる。

本作の「論理性」がみられない「推理」を、平然と「推理」として提出してくる描写は、作者や製作者が、「本気で」これが論理的な推理であると感じているからではないだろうか。

閣議決定すれば漢字の読み方という「事実」も変わったことになると信じる総理大臣のように、タイトルにホームズと入れ「推理です」といって差し出せば、それだけで合理性を保証された気になっていると。

こうした言葉を破壊して会話を不能にする事態が、でたらめな「推理」の筋が通っているという或る種の「認知の歪み」を支えているのだとしたら、確かに現実を取り込んでいるとはいえる。
が、こんな「推理」をいくら提出されても視聴者を頷かせることができないのは当然だ。

出来が悪いと嘲笑して済ませている場合ではない。
いくら嘲笑しても恥知らずは辞任したりしないように、認知のゆがんだ製作者には通じないだろう。

視聴者が、はっきりと「おかしい」と批判しなければ、やがて「推理」どころか筋の通った物語自体が創られなくなるかもしれない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

この作品の醍醐味は何ですか?

原作未読。最終話まで視聴。

この作品の最大の欠点は、最終話まで視聴した結果、心に何も残らないこと。
視聴者に何を伝えたかったのか?
何を見せたかったのか?
全く伝わってこない、不思議な作品。

物語は薄っぺらで、ツッコミどころが満載。

目利きを描きたかったのか?
謎解きを描きたかったのか?
それともラブストーリー?
色々な要素を盛り込み過ぎで、結果、ピントがぼけてしまうという悪循環。

終始、作画が乱れがちなのも残念な点。
背景の美しさに対して人物が浮いてしまっている。

【雰囲気だけの物語。薄っぺらな物語】

第1話は良かった。
「ああ、贋作骨董系謎解きの作品なんだ」と・・・。

第2話以降は、何が何やら・・・。
もはや、骨董品は単なる背景。物語には全く関係なし。

依頼者の不自然な言動と、ホームズの強引な推理だけが鼻につく、ツッコミどころ満載の作品。
{netabare}第2話の佐織と香織。
真犯人を知っていながら、親友に罪を着せようとしたり、生け花の作者を偽ったり・・・。
とんでもない、性悪姉妹じゃないですか。
それなのに、斎王代は辞退しないって・・・。
性悪姉妹、性悪母娘の物語としか受け止められないんですけど?

第3話の犯行動機。
納得できた人、いらっしゃいますか?
名作・名探偵コナンも、犯人の犯行動機が微妙な時がありますが、あちらは、トリックの謎解きが一つの醍醐味。
この作品は、何が醍醐味?
『耳』っていわれても、この作画レベルで『耳を見分けろ』と?

第4話に至っては何の解決にもなっていない。
元カレと親友が、友人たちを連れてやってきて・・・。
葵ちゃんがトラウマを解消する、重要な回だと思うんですけど・・・。
ホームズの解決方法では、根本的に、何の解決になっていない。

第5話は、依頼者の目的がよく分からない。
副住職は犯人に心当たりがあったご様子では?

第6話。
まず、香織の厚顔無恥ぶりに呆れる。
そして、意味不明の謎解きシーン。
「もう一度確かめさせてくれませんか?影山さんの宝を贋作と鑑定したあなた方の目利きが本物なのか!俺とポーカーで勝負して下さい。それであなたが負けた時には、影山さんに謝って貰いたい」
どういう理屈?
壺が贋作か否かの鑑定と、トランプのイカサマが同レベル扱い(笑)
それ以上に、トランプのイカサマと、配られたカードの中身がわかるのは別問題では?
ホームズは透視能力か何かの超特殊能力者なのか!?

第7話。
ホームズと円生さんの知恵比べを描きたかったんだろうけど・・・。
とにかく物語が薄っぺらい。
何やかんやと理屈をつけているが、全く知恵比べになっていない気がする。

第8話。
再び厚顔無恥の香織が登場。
この作品の作者は、よほどホームズを特別な存在にしたいらしい。
上田さんのカフェで女性の人だかり&黄色い歓声・・・。
一方、いつもホームズがいる骨董品店『蔵』の周囲で女性ファンがたむろしている描写無し。
黄色い歓声も、『蔵』では聞いたことが無い・・・。
一貫性が見られない。

橘さんはフラれるオチフラれるだと思ったらそうでもないらしい・・・。
第2話の性悪母娘と同じ展開。

第9話。
円生さん回。
どう見てもホームズの圧勝なのに、円生の嘘がきっかけで、円生の勝ちでホームズの負けみたいな雰囲気に?
なんだ?この話?
名探偵コナンの『コナンVS怪盗キッド』は、お互いに『WIN×WIN』となるように、上手く物語が練られている。
こちらのホームズと円生は、いつもホームズの一方的な勝利なのに、円生のハッタリのせいだけで、いつも勝敗がうやむやになっている気がする。
物語に上手さが感じられない、薄っぺらい印象。

第10話。
おばあさんの人形の話。
これは推理でも何でもない。
単に、ホームズの想像でしかない。
それが、たまたま当たっていただけという、陳腐な話。
エスパー・ホームズ再登場の回。

第11話。
今回も推理でも何でもない。
単なるホームズの当てずっぽう。
推理小説作家の話だったから、今回こそは”推理”を期待していたのに・・・。
う~ん・・・。
もしかして、最後まで”推理”ではなく”当てずっぽう”な展開になってしなうのかな?

第12話。
跡継ぎを目利きで決める???
金持ちの考えることはよく分からない。
それ以上に、こんな話を最終話に持ってくる意味が分からない。
恐らく、葵ちゃんの成長を手っ取り早く描きたかったんだろうけど・・・。

この作者は円生さんをホームズのライバルとして描きたいんだろうけど、結局、最後まで足元にも及ばない・・・。
こうなっちゃうと、円生さんを何度も登場させた意味も良く分からなくなってしまう。
{/netabare}

【背景の美しさが目を引く半面、人物の作画が微妙な作品】

{netabare}第2話の謎解きの場面。
木漏れ日が登場人物に当たっているのを表現したかったんだろうけど・・・。
残念だけど、平面図に光が当たっているようにしか見えない。
アニメだからといって、2次元に光を当ててどうする?
こういう手抜きをするなら、しない方が良いのに・・・。

第4話の浴衣。
人物は動いても、浴衣の柄は動かない・・・。
柄は大きくなったり小さくなったり・・・。

第7話。
斜め方向のカットが多過ぎで、目が回りそうになる。
しかも、背景との縮尺がいちいちおかしいので、余計に混乱する。

第10話。
動かない着物の柄、再来!
大きくなったり、小さくなったり変幻自在の着物の柄、再び!

第11話。
割と早い回からそうだったけど、遠めの人物が笑える。
子供の落書きレベル。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

京都を舞台にした恋に古美術、はんなりミステリー

この作品の原作は未読ですが、とみたんこと、富田美憂さんが出演されると知り視聴を決めた作品です。
とみたんといえば、「アイカツスターズ!」の虹野ゆめと、「メイドインアビス」のリコ役が特に印象深いです。
そして作品に関するツイートをとみたんがしてくれていたので、早い時期から視聴の楽しみな作品でした。

京都に移り住んで半年になる高校2年生の真城 葵が、亡き祖父の骨董品を鑑定してもらうために寺町三条の骨董品店「蔵」を訪れるところから物語が始まります。

高校生と骨董品の組み合わせって、普通に考えたらアンマッチだと思います。
でも、今後の物語が展開していく上で、葵と骨董品との繋がりが欠かせないんです。
正確に言うと、骨董品店「蔵」との繋がりなんですけれどね。

この骨董品店で働く家頭 清貴と真城 葵との出会いが最初の物語…
京大の大学院に通う傍ら鑑定士の見習いとして蔵で働く彼の愛称がホームズなんです。
この設定が実に面白い…
私たちが知っているホームズというと、数々の事件を解決に導いた探偵シャーロックホームズが真っ先に頭に浮かびます。
「探偵オペラ ミルキィホームズ」が真っ先に頭に浮かぶ方とは是非お近づきになりたいですけど^^

一方、彼の苗字の家頭も見方によっては「ホームズ」と読めますよね。
彼は、ホームズと呼ばれる所以は苗字が原因と言っていますが、実はシャーロックホームズの様な頭の切れる人なんです。

そのため、彼のところに訪れるのは、純粋に骨董品の鑑定依頼もありますが、彼の探偵としての資質を見込まれた依頼もあるんです。
このホームズの鑑定と探偵のバランスが絶妙なところが本作品の魅力なんだと思います。

私は骨董品の知識は皆無なので、誰の何の作品かと言われてもピンときませんでしたが、もちろん、そんな知識が無くても十分作品を楽しめる構成になっていました。

視聴を進める上で際立ってくるのがとみたんの演技です。
これまで色んな作品を見ているので、自分でもだいぶ色眼鏡で見ているのは十分承知しているつもりです。
でも彼女の演技には引き込まれます。
今回は、葵の一生懸命や、思わず感情を吐露する場面での演技は、こちらも思わず感極まってしまいましたよ。
弱冠18歳の声優さん…これからどこまで大きくなるのか、先の楽しみな声優さんです。

でも、鑑定と探偵ってどの様に結びついたんでしょうね。
骨董品は希少価値の高いモノがあるから、防犯の観点から探偵という職業と結び付いた、とも考えましたが、そんな浅はかではなく、もっと高尚な理由がきっとあるんでしょうね。

タイトルはTVアニメの公式HPから引用しました。
京都を舞台にした恋に古美術…と記載されています。
古美術については相応に物語が展開されましたが、恋と古美術を比較すると恋については未だ比較の遡上に辿り着いていないのではないでしょうか。

確かに恋に纏わる物語はゼロではありませんでした。
でもあれで終わりでは物足りなさを感じずにはいられません。
既刊10巻まで発刊されており、今回は4巻までがアニメ化されたようなので、もしかしたら続編が期待できるかもしれませんね。

京都を舞台にした恋に古美術の物語…
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

本作品のテーマソングは、和楽器バンドさんの「細雪」
オープニングテーマは、A応Pさんの「恋に咲く謎、はらはらと」
「細雪」はエンディングではなく、本作品のテーマソングだったんですね。
楽曲の発売が早かったので、放送開始前から聞いていた曲です。

1クール全12話の物語でした。
現代のシャーロックホームズを十分満喫できる作品だと思いますが、推理探偵モノという固さはないので、肩の力を抜いて視聴できる作品だと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

72.5 5 パーティーで恋愛なアニメランキング5位
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (178)
559人が棚に入れました
かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した―― 時は流れ…。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命…再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!

声優・キャラクター
種﨑敦美、豊永利行、小松未可子、早見沙織、櫻井孝宏、梶裕貴、緒方賢一、降幡愛、関智一、前野智昭、奈良徹、子安武人、岩田光央、速水奨、土師孝也
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

リメイク作品

30年ぶりのリメイクとのことなので、
放送時間を鑑みて若年層をソシャゲのドラクエに取り込みたいのかな?

お金かけて丁寧に作っている印象。

97話~100話
{netabare}
ゴメちゃんの正体判明からのダイの超本気モードで決着。
主人公が最後に消息不明で終わるのも珍しい作品だった。

まぁ、アバン先生の中の人が最後の最後で交代しなくてよかったとも…
{/netabare}

96話
{netabare}
バーンと魔界を二分していたヴェルザー登場(声だけ)
中の人的にも、かなりの強キャラ感が。

キルは、ヴェルザーからの刺客だったことも判明。
ヴェルザー戦は無さそうだけど、あったら、あと1年続きそう。

地上が無事で、奮起するポップ、そして、ポップに触発されるダイ。
次回で決着付く?
{/netabare}

93話~95話
{netabare}
バーンとの最終決戦。

ダイとポップのコンビが熱い!
ポップ、もはや主人公では?と。

逆転の再一手が次回に出てくる?
{/netabare}

92話
{netabare}
ミストバーン戦、あっけない結末だった。
ヒュンケルの先読み勝ちではあるけど。

勝てる気がしないダイとの力量差だけど、
どうやって勝つのだろう?
{/netabare}

90話~91話
{netabare}
アバン vs キルバーンの戦いの結果は結構あっさり描いていたのは意外。

ミストバーンの正体は、身体は若い時のバーンで、
魔物ミストが借り受けている感じ。
次回、真バーンが登場するから、ミストバーン戦に決着付くのかな?
{/netabare}

89話
{netabare}
老師が作ったチャンスも、ミストバーンの前には・・・

次回のバーン関連の真相?のが気になるなー
{/netabare}

88話
{netabare}
ミストバーンが、バーンより強いとは・・・
バーン何かしらの契約関係がある?

老師の言っている事だと、ミストバーン死体ってこと?
次回に期待。
{/netabare}

87話
{netabare}
ミストバーン、ヒムにボコられる。
そして、バーンもダイに追い詰められ・・・

次回予告のミストバーンが不気味なのだけど、
バーンの分身体とかで、バーンと合体するとか?
{/netabare}

86話
{netabare}
ダイとバンは力的に拮抗しているとバーンが言う。

その頃、アバンとキルバーンの戦いにも変化が・・・
キルバーン、かなり姑息だなー
{/netabare}

84話~85話
{netabare}
ラーハルト、ポップ、マァム達の元にヒュンケル達が合流。

ダイは、父から受け継いだ紋章が覚醒し、最終決戦ギリギリで
パワーアップ?
{/netabare}

83話
{netabare}
ラーハルトが、バランの遺言に従いダイの配下に。

バーンの元へは、ダイ、ゴメチャン、レオナ

ミストバーンは、ラーハルト、ポップ、マァムで、
ポップから見ると、ヒュンケル系と共に戦うのは宿命なのかな?
{/netabare}

82話
{netabare}
ミストバーン vs ダイ達

ダイとレオナを先に行かせようとする
ポップとマァムだけど、ミストバーンに手も足も出ず、
絶体絶命のピンチにラーハルト登場。

次回、ミストバーン vs ポップ、マァム、ラーハルト?
{/netabare}

81話
{netabare}
キルバーン vs アバン

ヒュンケルは、死亡した演出にはなってなかったから、
また、生きている定期。
{/netabare}

80話
{netabare}
キング・・・玄田さんの無駄遣い
でも、ノリノリだったねw

ラーハルトは、バランの遺志を継ぎ、
ダイ(ディーノ)の配下になるのかな?
{/netabare}

78話~79話
{netabare}
まさかの復活のヒム。

ヒュンケル vs ヒム

ヒュンケルが勝ったけど、
今度は、キング率いるオリハルコン軍団が・・・
誰が助けに来るのかな?
{/netabare}

77話
{netabare}
ノヴァの覚悟を買い、ロンベルクが自分専用剣を召喚し、
ザボエラを倒すも、両腕が数百年回復しない状態に…

ロンベルクの考えやもどかしさに共感したノヴァが、
弟子入りする流れに。

ノヴァの精神的成長回だった。
{/netabare}

76話
{netabare}
ザボエラが、ミストバーンにポイ捨てされるのは分かる。

それより、アバンがレオナに託したアイテムと、
その覚悟の方が気になるかな。
キルバーンを倒しに行く感じ?
{/netabare}

75話
{netabare}
アバンとヒュンケルの阿吽の呼吸は、
流石、一番弟子ヒュンケルって感じでよかった!

アバンは破邪マスターになったってことだとすると、
勇者から術師にジョブチェンジした感じ?
{/netabare}

74話
{netabare}
アバンが生き延びれた理由は分かった!

ヒュンケルが言う「あんたは弱い」は、
身代わりアイテム使用したけど、レベル1に戻りました!
ってオチ?
{/netabare}

73話
{netabare}
ハドラー、最期に善人に変わる。

アバンの復活!!
あそこから、どうやって生き延びたの?
{/netabare}

71話~72話
{netabare}
ダイ vs ハドラー

決着は着いたけど、今度は、
隙を狙っていたキルバーンの策にハマり、
脱出できないダイ、ポップ。

ポップの探知能力は異常。
{/netabare}

68話~70話
{netabare}
マァム、ヒュンケル、ポップ vs ハドラー親衛騎団

マァム、ヒュンケルの戦いはさらりと流して、
ポップにフォーカスを当てるような作りになっている。

そして、ポップも無事に親衛騎団を倒し、
あらためてマァムに告白。
弟のような存在と言われた時点で、脈はなさそう…

ヒュンケルモテるなぁ。
{/netabare}

66話~67話
{netabare}
ポップの「アバンのしるし」は、やはり光らず、
そこに目を付けたザボエラが、攻撃をすると、
それを見ていたメルルが、ポップを助けに入り瀕死の重傷になる。

レオナが、メルルは、ポップの事が好きと言ってしまったのは、
「え、それ本人が言わないと!」と思ったけど、
そこで、ポップが「マァムが好きだー!」と言って、
「アバンのしるし」が光る。
賢者ポップ爆誕!もう、隠れ主人公。

ポップの「アバンのしるし」は、勇気とのレオナの見立てだけど、
ダイは、何になるんだろうね?

このポップ、マァム、メルルの三角関係はどうなるのだろう?
{/netabare}

65話
{netabare}
ヒュンケル、ミストバーンを利用してパワーアップに成功。
そして、「アバンのしるし」も光る。

ポップは、無色ってオチ???
{/netabare}

64話
{netabare}
ヒュンケル、クロコダイン救出前夜に、
ヒュンケルを巡る恋のバトルでしたー

ポップ、「アバンのしるし」、光るといいね。
{/netabare}

62話~63話
{netabare}
レオナ達は、魔法奪取の為、ダンジョンへ。

ダイは、ノヴァと修行。
ポップは、「アバンのしるし」が光らず、
苦悩しながら、自分を極限まで追い込む修行と、
それぞれの成長回。

魔法奪取、新必殺技完成の中、それぞれの中での葛藤が!
今度は精神的成長回?
{/netabare}

61話
{netabare}
アバン先生、学者の家系だったと判明。
しかも、強さをひた隠し、来る日に備えていたとか有能過ぎる。

フローラの若い頃がレオナなのは、まぁ仕方ないけど、
最期のシーンは、アバンとフローラ婚約確定演出でいいのかな?
{/netabare}

60話
{netabare}
成長したポップが、ダイと話し、再び戦う意志を取り戻させる回。

あとは、フローラから、レオナに、5人目のアバンの使徒になって欲しいと、
頼み、試練に向かうレオナだけど、次回は、アバンの過去回になりそうな予告だった。

ポップ、裏主人公としての成長著しいのは、なんか嬉しい。
{/netabare}

59話
{netabare}
55話で登場した謎の騎士の正体が分かった回。

アバンが住んでいた国の女王フローラだった。
ポップとマァムは、無事、レオナ達に救出されるも、
ダイはマザードラゴンに死亡したと告げられるも、
バランが登場し、死んだドラゴンの騎士は自分であり、
息子にチャンスを与えて欲しいと…

バラン、完全に父親モード。
その願いが叶い、ダイは生き返ることに…

ダイがバーン恐怖症みたいな次回絵が見えたけど、
助言者とか現れるのかな?
{/netabare}

57話~58話
{netabare}
バーンが、ダイを舐めすぎて反撃に遭い少し本気を出す。

圧倒されるダイ達。
ここでもうお終いか?と思ったら、
まさかのハドラー参戦で、ひとまず、ダイ達の命は助かった感じ。

次回から、ダイ&それぞれのメンバーの修行回?
{/netabare}

56話
{netabare}
バランの死。
そして、バーンとの決戦へ。

前回の謎の女騎士?というか、レオナ達は出てこなかったな…

ハドラーが消滅してしまったのかが気になる。
{/netabare}

55話
{netabare}
ミストバーンの正体が見れた回。
バーンの息子?若い時のクローンかなにか?

そして、後半、謎の女騎士?がレオナ達を助けに登場。

次回、バラン、ハドラーの生死とこの謎の女騎士?の正体が分かる
のだろうけど、謎の女騎士?が誰なのか気になるな。

アバンパーティーの元メンバー?
{/netabare}

54話
{netabare}
キルバーン、やはり生きていたのね…
上手くハドラーに気付かせず、更に焚きつけるとは。

バランは、ようやく人間ぽくなってきたけど、
死亡フラグ立てたっぽいので、ハドラー戦でリタイヤかな?
{/netabare}

53話
{netabare}
ハドラー vs ダイ&バラン

ハドラーに埋め込まれてる危険なモノを
起動させず、どうやって親子で倒すのだろう???
{/netabare}

52話
{netabare}
ダイよりも主人公すぎるヒュンケル。

エイミ→ヒュンケル←マァム←ポップ←メルル
な図。

油断したバランが次回どうなるのかなー
{/netabare}

51話
{netabare}
放送1年で、新OP/EDに変更。

ヒュンケル vs バランの一騎打ちに水を差したアルビナス。
ヒュンケルは、アルビナスの撃退を優先し、バランの一撃を喰らい、
2度と戦えない身体に…

ヒュンケルの心意気を真摯に受け取ったバランは、
クロコダインの意を汲み、ダイ立ちと共闘することに。

次回は胸熱回になりそうな予感。
{/netabare}

50話
{netabare}
案の定、1体が仲間をかばい生き残っていた。
ハドラー親衛騎団に、メドローアは使えなくなってしまった。

一方、チウは、功を焦って、魔大陸に先乗りしたけど、
フェンブレンに見つかり、攻撃を受けていた所に、
バランが登場して終わり。

バランが、どのように考え方が変わったのか次回期待。
{/netabare}

49話
{netabare}
ポップのやったぜがフラグの様な気がする…
ポーン達生きていそう。
{/netabare}

48話
{netabare}
北の勇者ノヴァの出番終了。

ヒュンケル、いつも美味しい所(主人公的登場)で登場し過ぎ!
ポップがやっかむのも分かる気がする。
{/netabare}

47話
{netabare}
キルバーン弱すぎる…それとも、奥の手でも隠しているのかな?

そして、北の勇者ノヴァという新キャラ登場。
中の人的に、まともなキャラではなさそうな予感…
{/netabare}

46話
{netabare}
修業回。
ポップは、やはり裏主人公だね。

バーンがキルバーンにバラン暗殺依頼を。
次回は、キルバーンvsバラン???
{/netabare}

42話~45話
{netabare}
vsミストバーン&キルバーンではなく、
ハドラーとダイの正々堂々の一騎打ちとなった。
ダイの方が消耗している状態だから不利だよね。

勝負は引き分けになったけど、ハドラーが魔王ではなく、
ダイの好敵手に変わった気がする。

ザボエラは・・・小物感丸出しだったね。
{/netabare}

38話~41話
{netabare}
世界会議が行われる中、世界最強の剣を求め、
ポップの生まれ育った村へ…

そこで、ちょっと変わった魔族の名工ロンベルクに
世界最強の剣を作ってもらう事になる。

途中から、ミストバーンの襲撃があり、ヒュンケル登場。
いつも、いいタイミングで出てくるなぁ・・・
ポップとの落差。

41話で、ダイ専用剣完成。
ミストバーンは、ヒュンケルの見知った元人間???
次回、キルバーンも参戦し、戦闘激化必須!?
{/netabare}

34話~37話
{netabare}
優勝賞品「破邪の剣」を求め武道大会へ…
エントリー時間に間に合わず、途方に暮れるダイとポップ。

そこに、本物マァム登場。
超魔生物ザムザと戦うも、苦戦し、
ダイの一撃でなんとか撃破。

次回予告が無かったど、ザボエラが完成形の超魔生物を
連れてくる?
{/netabare}

33話
{netabare}
ハドラーさん、もう雑魚キャラ化してしまう。

13話(約2ヶ月と1週)ぶりのマァム(偽)出演。
{/netabare}

32話
{netabare}
死んでいる状態のポップから奇跡の援護射撃が、
バランを襲い、その怯んだ瞬間にダイがフィニッシュし、
バラン戦終了。

人間の心を取り戻したバランが、ポップを生き返らせる。
次回から、ハドラー戦だけど、バランは中立になるのかな?
{/netabare}

31話
{netabare}
実況解説ヒュンケル。
丁寧な解説ありがとうございます。
壮大な親子喧嘩は、まだ終わらない模様。

レオナにより、ポップに復活の呪文が試されているから、
生き返る???
{/netabare}

30話
{netabare}
ポップ、決死の攻撃もバランには効かず…
しかし、ダイの記憶は戻り、父子の壮絶な戦いへと。

ポップは主要キャラだから、奇跡の復活になるのは、
テンプレ的なアレだろうけど、今回、バトルシーン力入っていたなぁ。
(次回も相当だろうけど)
{/netabare}

28話~29話
{netabare}
バランとソアラ(ダイの母)の話はよく見るような感じだったけど、
陸戦騎ラーハルト、まさかの忠臣だったとは…

バラン、竜の騎士を辞めて最終形態に変身。
誰も勝てない状況になったけど、ダイがキーになるんだよね?
{/netabare}

26話~27話
{netabare}
竜騎衆 vs ポップ

ポップの成長が凄く、サブ主人公ポジション獲るかと思ったら、
絶妙な所で、ヒュンケルが参戦。
美味しい所を持っていくなぁヒュンケル。

竜騎衆2体は、あっさりと、ポップとヒュンケルに倒されるも、
陸戦騎ラーハルトはヒュンケルを圧倒する。

中の人的に、もっと、ラスボスないし、超強キャラで出演するかと
思ったけど、陸戦騎ラーハルトは、今後も生き残るキャラなのかな?
{/netabare}

25話
{netabare}
バラン、自分の息子の記憶を奪い、
直属の部下達を召喚する。

ダイの記憶は戻るのか?
バランがダイを確保するのが先か気になるー
{/netabare}

24話
{netabare}
ハドラー、小物過ぎる…

バランにダイが息子だとバレないようにしていたとは…
ダイ母の回想絵が出たけど、どこかのお姫様か巫女みたいな感じだったね。

クロコダインも参戦してきたけど、バランに勝てる気がしない。
{/netabare}

22話~23話
{netabare}
ダイがモンスターを倒し、みんなを救ったのだけど、
あまりの強さに、子供に「怖い」と言われる。
周りにいた大人たちも同様に強さに恐怖している。

そこに、占い師の婆さんと孫が、祖国の伝承にある
ダイの紋章がドラゴンナイトでは?ということで、
自身の正体を知るべく、テラン王国へと向かう。

ドラゴンナイトしか入れない神殿で水晶に問いかけていると、
そこにバラン登場!
もう、バランさん、ダイの父親確定だね。

どうして生き別れになったかを早く見たいなぁ。
{/netabare}

21話
{netabare}
レオナとデパートへの買い物回

買い物途中に、ドラゴンの群れが現れ戦うことに。
占い師の婆さんと孫が、ダイの正体について次回語るらしい。
{/netabare}

20話
{netabare}
マァムの武闘家への転職修行へ旅立つ回
ポップ、チキンの為、告白出来ず…
転職完了まで、何話お休みなのだろう?

ハドラーに騙されたみたいなこといってたけど、
バランって、ダイの父親なのかな?
{/netabare}

19話
{netabare}
フレイザード、ハドラーに作られた魔物で、まだ1歳児だったw

ダイの空裂斬で敗れたと思いきや、次回、復活する模様。
{/netabare}

18話
{netabare}
ヒュンケルに助けられたクロコダインが、
借りを返して、ヒュンケルは死なずに済んだの説明からの
ヒュンケル vs ハドラー

仮にも元魔王が死んだふり作戦でヒュンケルを倒すとか、
どうなの?と思ったけど、闘気を使いハドラーを倒す。

次回から、フレイザードみたいだし、今度こそ倒したでOK?
{/netabare}

17話
{netabare}
ハドラー率いる魔王軍vsダイ達。
バランは、除け者にされていたから、ハドラーより強い?

窮地に陥ったダイ達に、クロコダインとヒュンケルが助太刀参戦!
これで、なんとか撃退できる?
{/netabare}

16話
{netabare}
マトリフオジサン、セクハラ爺さんだけど、
アバン一行メンバーだった100歳のいい人だった。

ポップに修行をつけ、ダイに指示を出し修行をさせて、
氷炎将軍フレイザードと戦う為のサポートをしてくれた。

ポップは大魔導士になるフラグが立った?
{/netabare}

14話~15話
{netabare}
vs 氷炎将軍フレイザード
魔法封じや相手の力を1/5に減らせる結界など、
力押し一辺倒ではないので強いし、
レオナを人質にとるのは地味に賢い。

全滅の危機を回避する為、暴走するダイを
背後から殴るマァム、ナイス判断。

逃げおおせた先で助けてくれたのは、マァムの知り合い?の
マトリフオジサンとは、アバン一行のメンバー?
{/netabare}

11話~13話
{netabare}
不死騎団長ヒュンケルとの2回戦目。

育ての父(モンスター)は、アバンではなく、
ハドラーに殺された真実が…

自力ではヒュンケルの方がまだ、ダイより強いのだろうけど、
ダイの特殊能力のお陰で勝てた印象。

ヒュンケルがマァムを「まるで聖母だ」(心の声)には、
持ち上げ過ぎかと。
{/netabare}

8話~10話
{netabare}
獣王クロコダインとの決戦。
臆病者ポップの活躍により勝利。

次の魔王軍からの刺客は、アバンの使徒長兄ヒュンケル。
勝てる気がしないのだけど…
{/netabare}

6話~7話
{netabare}
獣王クロコダインとの第一回戦。
マァムの参戦でなんとか撃退。

マァムの両親って、アバンと共に戦った戦士と僧侶って、
超良血統じゃない?
{/netabare}

1話~5話
{netabare}
主人公のダイが、勇者の家庭教師を自称する人物
勇者アバンとの出会いと別れ。

7日間で終了する修行過程の3日目で強制終了だから、
半人前勇者かな?
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

🏅全100話。勇者伝説の金字塔、堂々完結。

原作漫画は旧作アニメ版視聴後、完結までのアニメ化はないと諦めて購読。

【物語 5.0点】
あらすじは、勇者が大魔王を倒す。以上。

陳腐と思われる方もいるでしょうが、私はむしろ逆。
世の中、魔王は倒したけれど云々、魔王倒すの飽きたから云々……。
傍流シナリオばかりでウンザリしていた所へ始まったこの企画は待望。
あの『ダイの大冒険』が誰も歩まなくなった王道を再び驀進してくれる。
放送前キービジュアルで石碑に刺さった剣のビジュアルからは、
旧作アニメではなし得なかった完結を本気で決意してくれている。

私は放送前から終了まで興奮しっぱなし。
2年間、楽しい週末を過ごさせて頂き、本当に感謝しかありません。


全体構成はほぼ息継ぎなく大魔王軍との連戦が続く(作中時間でわずか数ヶ月)
特に全100話の内、3分の1はラストダンジョンでの最終決戦(作中時間で最後の1日)
最後の1クール超は大魔王バーン戦という極端なバトル偏重。

では、バトルばかりで内容がないのか?といえばそんなことは全く無く、
人間は勇者が守るに値するのか?人間の愛は奇跡を起こすのか?
バトルで突っ走りつつ、作品愛溢れるスタッフが、
原作全体を俯瞰する中で、重要な伏線となるシーンは演出を強化して王道テーマを補強していく。
数十話かけて積み重ねてきた主題がぶつけられるファイナルバトルは物語としても圧巻でした。

王道を語るには、相応の長尺と熱量が必須。納得の全100話でした。


中盤、ダイが竜騎士として覚醒後は、空中肉弾戦も増え、
『ドラクエ』というより『ドラゴンボール』かよ(笑)って感じでしたが、
終盤、多段階に変身するラスボスとの長時間の連戦、
ラスボスあるあるな、同一ターン複数回行動を体現した{netabare}“天地魔闘の構え”{/netabare}
バロメーターを補強する(※核心的ネタバレ){netabare}LUC値上昇レアアイテムとしてのゴメちゃん{/netabare}
など、終わってみれば割りとRPGだったなとの余韻も残りました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション

往年の同スタジオのジャンプ原作バトルアニメと言えば、
戦闘で手描き作画が完全燃焼→後は野となれ山となれ。大乱調が定番でしたがw
キャラの高速移動や、崩落或いは攻撃してくるダンジョン、巨大ボスなど、
適宜CGで下支えすることで2年100話のマラソンを完走。
そりゃ手描きで表現してくれるに越したことはありませんが、
人物が原型を留めなくなる位だったら、平凡でもCGの方がマシです。

近年は作品間のCGソース、環境共有も進んでいるのでしょうか?
作品の安定のためには良い傾向だと思います。
だからこそ放送延期をもたらしたランサムウェア等、ウイルス対策は厳重にお願い致します。
(勇者の快進撃を止めたのは大魔王ではなくハッカーだったとかシャレになりません)


表現自粛ムードがはびこる昨今のトレンドにもれず、
本作もまた原作からのエロ、リョナ自主規制もありました。
ただ私は原作コミック読んでいる際、テーマの核心部分に踏み込むタイミングで、
エロにかき消される面も感じていてw
例えば、上記でも述べた終盤の(※核心的ネタバレ){netabare}ゴメちゃんの正体についても、
あの奇跡も“神の涙”によるものだったのか!との感動より、レオナ姫の乳首ばかりが気になってw{/netabare}
適度にエロを隠すことにより、テーマに集中できたという面では良かったと思います。

それでもマァムの生脚を黒タイツで隠すなんて邪道との異論があることは認めますw
ただ、私は、10年後、このアニメで黒タイツフェチに目覚めました
と思い出を語る元・青少年たちが多数出現することを予言しておきますw


【キャラ 5.0点】
漫画編集者から戦力外通告される程の“凡人”→勇者の名コンビに大化けしたポップ。
脇が甘い&セコい元・魔王→熱い魂を持った漢の中の漢に覚醒したハドラー。
両鼻垂れキャラの急成長という『ダイ大』の核心を表現し切った時点で高得点。

死んだはずのアイツが復活!もバトル物の典型ですが、扱いを誤れば茶番に転落する諸刃の剣。
そこを勇者に出逢った人々は皆その熱に押されて、勇敢な仲間になるという熱量で押し切る。

ダイとレオナ姫のボーイミーツガールだけでなく、
ポップ、マァム、ヒュンケルの三角関係を軸にした恋愛模様も愛の奇跡を彩る良いスパイス。
私は{netabare}先の魔王戦から続くフローラ姫とアバン{/netabare}かな。
勇者は目を離すと何処でも行ってしまうので、もう離さないように。


【声優 4.5点】
脇に至るまで高ランクなキャストを配する声優業界総力戦。

噛ませ犬ポジションで北の勇者・ノヴァ役の岡本 信彦さんを一話で消費する豪華さ。
(但しノヴァは終盤カッコいいところを見せてくれましたが)
ハドラー親衛騎団も、ヒム役・三木 眞一郎さん、アルビナス役・田村ゆかりさんなど、
断じてチェスの捨て駒じゃない力の入ったキャスティングで勇者たちと対峙。
{netabare}ブロック役の川島 得愛さん{/netabare}に至っては本当に一言しかセリフがありませんでしたw

ラスボス役には私の期待&予想通り{netabare}ミストバーン役の子安 武人さんを、真・大魔王バーン役にスライドさせて来ました。
魔界一と称される実力と長寿故の傲慢なテラ子安ぶり。これもまた伝説です。{/netabare}


勇者ダイ役を演じた2年間、他作品での充実ぶりも著しい種崎 敦美さん。
その他、ポップ役の豊永 利行さんらは、
放送前から、他の現場に行くと、周りの声優さんから、
『ダイの大冒険』やるのか?といった感じで激励されたのだとか。
声優業界にとっても本作は待望であり、
悲願成就のために選ばれたキャスト陣が熱演したことが伝わるエピソードです。


【音楽 4.5点】
劇伴担当の林 ゆうき氏。
明快なシンフォニック・ロックで伝説を盛り上げる。
「竜の騎士」と「勇者たちの力」の両バトルBGMがメインフレーズの双璧を成しましたが、
私が評価したいのは全99回を完投した「次回予告」
アバン役の櫻井 孝宏さんを起用した分かっているナレーションと合わせて冒険心を持続させた。
これもまた100話マラソン完走の原動力でした。

若手男性アーティストフェスの様相を呈した主題歌群。
ここも安直なタイアップではなく、
監督オーダーにより、放送部分のテーマを汲んだ歌詞世界が展開。

劣等感を振り払い立ち上がるXIIX(テントゥエンティ)の2ndED「アカシ」
ラストバトル前に花開いた恋愛要素を斟酌したハンブレッダーズの3rdED「名前」
達観した勇者の境地に寄り添い作品を締めくくったミテイノハナシの4thED「飛ぶ鳥は」
など歌もまた愛をもって作品に寄り添い続けてくれました。




【32話迄の評価・感想】抜群の手応え♪このまま勇者と人間を問い続けて突き抜けて欲しいです。

{netabare}
節目のバラン戦を終えて。

【物語 4.5点】
物語最終盤のテーマ完遂を視野に、熱の籠もったシナリオを展開。

数千年生きる大魔王や魔族に比して人間は矮小な生き物。
心の弱さから悪事を働いたり、卑屈に長い物に巻かれたりもする。
そんな人間など果たして助ける価値があるのか?
いや、それでも人間の心には奇跡を起こす可能性が秘められている。
俺は人間を信じる。

作品愛溢れるスタッフたちが、
原作連載を通じて完成されていった人間と勇者に関するテーマを咀嚼した上で、
物語を再構成しているという手応えが、序盤から場面ごとにヒシヒシと感じられる。


既に完結済コミックの再アニメ化とあって、原作ストックを気にせず、
テンポは旧作比約1.5倍とペースアップ。

そのため序盤のコミカルシーン等を中心に飛ばされた描写もあるが、
それ以上に原作を理解してくれているという感謝の方が大きいです。

{netabare}一部に例えばマトリフ師匠のセクハラがマイルドになった等の批判もあるそうですが、
私はマァムへのおさわりを自重したことを悔恨するより、
かつて世界を救ってくれた勇者たちを掌返して冷遇する
人間への恨み言を押えてくれた事を評価したいです。{/netabare}


【作画 4.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション

魔法や必殺技のエフェクト、一部人物作画だけでなく背景等にもCGを交え、
決してソースが無尽蔵ではない手描き部分を下支えし、
長期放送マラソンでも底割れしない安定度を確保。

もっと手描き感が欲しいとの要望は残るが、
CGならではの高速カメラワークを生かした、
フィールドを広く使ったバトル動画の熱量の方が上回る。

バラン戦など『ドラゴンクエスト』というより、むしろ『ドラゴンボール』かw
って位の超絶空中肉弾戦だが、
吹き飛ぶ大地も含めて、東映アニメが追求して来た
バトルシーンにおける手描きとCG融合の一つの到達点。


【キャラ 4.5点】
「男子三日会わざれば刮目して見よ」

大魔王戦まで{netabare}僅か3ヶ月余り{/netabare}の超短期間で劇的な成長を遂げていく勇者たち。

勇者ダイも出自に関する過酷な現実等を知りつつも、人間を守る信念を貫く、
驚異的な成長曲線を見せる。

そして、やはりポップの敵前逃亡するヘタレぶり→命懸けで仲間を守る。
底入れからの上昇カーブは期待通りの熱さ。


{netabare}クロコダイン、ヒュンケル{/netabare}と、
ダイを台風の目に、悪ですら改心して仲間が増える王道パターンも良好♪

魔王こと魔軍司令ハドラーもここまでは、
アバンに虚を突かれ、大魔王バーン様にドヤされるハナ垂れ三流魔王ぶりですがw
ポンコツからの上昇という意味ではポップと双璧を成すカッコいいキャラなので、
今後の再現に期待したいです♪


それにしてもバーン様が本格始動しない段階で既にこの熱さ。
ヤバいな……。


【声優 4.5点】
主人公ダイ役の種﨑 敦美さん。
私にとっては熱血少年ボイスの印象は少なかった方でしたが、
「主人公役はその作品をいちばん愛していないといけない」
との作品愛高めのスタッフ・キャスト陣の中でも、
さらに突出した信念で勇者を熱演♪

マァム役の小松 未可子さん。男勝り⇔母性愛
レオナ姫役の早見 沙織さん。オテンバ姫⇔カリスマ性
ポップ役の豊永 利行さんと合わせて、
主要キャストも振れ幅が大きい役柄を好演。

あまり間を取らない脚本で、キャストの感情表現に寄る場面も多々あるが、
作品理解に基づいた、切り替えもお見事。


対する魔王軍もクロコダイン役の前野 智昭さん、ヒュンケル役の梶 裕貴さん、
フレイザード役の奈良 徹さん、バラン役の速水 奨さん……。
と幹部を一役一役、錚々たるキャストが演じる重厚さ。

特に前野さんのクロコダインは発声原理不明な唸り声が獣王の生き様にマッチ。
先日の{netabare}「ギガブレイクでこい……!!」{/netabare}もシビれました♪


その他、バラン配下の陸戦騎ラーハルト役に石田 彰さん。
占い師少女メルル役に小原 好美さん。
と脇に至るまで一線級を起用する業界総力戦の様相。


今後、面白そうなのはミストバーン役に子安 武人さんが配されていること。
滅多に喋らない設定の魔王軍幹部に子安さんとか、
後々、テラ子安で独演させる気満々でしょwって感じでソワソワします。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は林 ゆうき氏。
テンポ重視の流れで作品を熱くするには、
BGMも前面に出張って感情を揺さぶる瞬発力が求められるが、
オーケストラに、軽快なドラムを融合させた音楽は攻撃力抜群♪
特に作曲者自身もお気に入りだと言う「竜の騎士」は、
私も反撃の狼煙を上げる際にチョイスする逸品♪


OP主題歌がマカロニえんぴつ「生きるをする」
同バンドは1stEDの「mother」も担当。
2ndEDはXIIX(テントゥエンティ)「アカシ」
いずれも歌詞に散りばめられた挫折と成長の要素が、
冒険が進むに連れ、徐々に染み込んで、温まってくる佳作。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

勇気のありか

【紹介】
全100話の大作アニメ
旧作も原作も見たことも聞いたこともなくて、最初はリメイクってことも知らずに見てました
90年代アニメのリメイクだそうですが、旧作は話が途中で終わっていたみたいなので完結まで描くのは初ということでしょうか?

【感想】
最高に面白かったです!
長いけど最初から最後まで高クオリティで無駄なシーンとかなくて、デザインは古いのに戦闘シーンや名言名場面の演出がいちいちすごくカッコよくて
原作旧作知らなくても製作スタッフの「最高の作品を作るぞ」っていう熱い気持ちが伝わってきました
素晴らしい作品をありがとうございました!!

旅先で出会う町の人々も敵の幹部もいらないキャラクターなんていなくて、みんなが勇者の物語に必要なキャラクターでした
魔王と戦う力がない人でもそれぞれが自分にできることをやろうとする姿が単純だけどいいなと思って
仲間がどれだけ多くなっても結局一人で戦ってるイメージが強いバトルアニメが多いなか、一人じゃなくてみんなが同じ方向を向いて戦ってる感じが好き

長くて見るのたいへんですが前向きな熱い気持ちにさせてくれる良いアニメです

【作画と声優】 {netabare}
戦闘シーンも日常シーンも全体的にクオリティ高かったけど、特にバラン戦の気合の入った作画が凄かったですし
特に敵役の豪華声優陣の名演も光りました
{/netabare}
【シナリオ】 {netabare}
強大な魔王軍にたった一人で立ち向かう伝説の勇者の物語じゃなくて
大事な仲間達や冒険の途中でお世話になった人たちなど人々の力をすべて結集させて魔王軍と人類の総力戦をしていく展開が熱い

ダイとポップの友情や宿敵との共闘、使命を果たすために命がけで困難に立ち向かうダイの姿と、
ぽんこつ魔法使い見習いから世界を救う大魔導士に成長していくポップという二人の主人公の物語がとても良かった
{/netabare}
【ぽんこつ魔法使いポップの冒険】 {netabare}
ポップはずっと賢者に憧れていて、賢者と呼ばれることが彼の目標だったけど修行はさぼるし怖いことや困難なことから逃げ出すぽんこつ魔法使いでした
でも師匠マトリフは賢者っていう響きが偉そうで好きじゃないので大魔導士と名乗っていて、他の賢者とは違って大魔導士という呼称にこだわっていました

それが味方のピンチの場面で普通の魔法使いには使えない回復呪文を使います
攻撃呪文と回復呪文の両方を使える者を「賢者」と呼ぶそうで、回復呪文を使う姿を見た敵が
「君はまさか、賢者?!」と驚くと
「俺は賢者じゃない! 俺を呼ぶなら大魔導士とでも呼んでくれ」と否定したポップ

師匠の技(呪文)だけでなくその意思を受け継ぐっていう強い意志が表れていてポップの成長を象徴する言葉でとても感動しました
もう手を伸ばしても届かない「憧れ」じゃなくて自分の中に根付いた「使命」
それを自覚したからこその覚醒で、回復呪文を使えるようになった

賢者は他にもいるけど、大魔導士はこの世で2人しかいない
師匠マトリフと、その弟子ポップ・・・
勇者ダイを全力で支えるというこの世で自分にしかできない使命を果たすと強く決意したからこその「大魔導士」なのだと思います

とてもいいエピソードでした
{/netabare}
【名言】 {netabare}
何度も絶望しては仲間の力強い言葉に励まされることが多いので印象に残る力強い言葉がいっぱいでてきます
ちょっとくどくて説教臭くて暑苦しいとこあるけど、こういう熱いノリ好きです
好きな言葉多いですが特に好きな言葉はダイでもポップでもなく、一般人代表のまぞっほの言葉でした

「勇者とは勇気ある者!そして真の勇気とは打算なきもの!!
相手の強さによって出したり引っ込めたりするのは本当の勇気じゃない!!
早く行け、胸に勇気のかけらが一粒でも残っているうちに!!」

最終回か!!?

こんなの、最終決戦前にライバルが瀕死の重傷負いながら主人公の背中押すために言うセリフじゃない?

ぽんこつ魔法使いのくせにずるい

でも挫折を味わった弱い人だからこそ、その言葉に重みがあって共感できるのかも
強い人間には、弱い人間の気持ちなんてわからないですから
まぞっほがいなければ、ポップはそのまま逃げてしまって世界は救えなかったかもしれません
{/netabare}
【モンスターがいっぱいでてきてかわいい】 {netabare}
モンスターが大集結しているシーンの絵すごく好き
こんなにモンスターがバリエーション豊かなアニメ初めて見たかも

スライムや動物系モンスターの可愛さは癒し!
凶悪なモンスターでもどこか親しみがわくデザインで、さすが鳥山先生って思いました
{/netabare}
【キャラクター】 {netabare}
特に好きなキャラクターはダイ、ポップ、レオナ、ヒュンケル、クロコダイン、アバン先生

ポップはダイやマァムから勇気もらってだんだん良い男になっていく第二の主人公
ちょっと騒々しいけど、恐れを知らないダイより人間味があって好き

一番好きなのはヒュンケル、最初からカッコいいキャラクターだったけどどんどん好きになりました
ダイの大冒険の説教臭くて熱いセリフが一番語っててカッコいいと思うのはヒュンケルでした
冷酷な感じだったのに、ダイ達に感化されて熱いセリフを語るようになると、やっと分かり合えた感じがして嬉しかった
直接話してるときは冷たいんだけど、本人が聞いてないときに恥ずかしくなるようなセリフ言ってて見事なツンデレっぷりにやられました!

レオナは普通の女の子らしい感覚にダイの役に立ちたくて陰で努力するところ、民を信じ民を守りたいと願う王族らしい誇り高さ、物怖じせずに言いたいことをストレートに言える強さが魅力的!
頑張るお姫様がけなげでずっと応援していました

最初は頼りないところも多かったダイや仲間達が頼もしくなっていきました
ダイの心の強さが際立っているけど、彼は一人では戦えなくて、ダイが色々な人に助けてもらうたびに胸が熱くなる
苦楽を共にした仲間の言葉、かつて死闘を繰り広げたライバルの背中が心強くて、仲間の言葉に背中を押されて命がけで戦うダイが勇者って感じでとてもよかった
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
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