パーティーで幼馴染なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のパーティーで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月19日の時点で一番のパーティーで幼馴染なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

56.3 1 パーティーで幼馴染なアニメランキング1位
モブから始まる探索英雄譚(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (80)
207人が棚に入れました
モブな男子高校生の成り上がり英雄譚!ステータスも低くいわゆるモブキャラである高校生・高木海斗は、日本に現れたダンジョンで毎日スライムを狩り、クラスのマドンナである幼馴染に憧れながらせっせと小遣稼ぎをするふつうの探索者だった。ある日そんな彼の前に、見たこともない金色のスライムが現れる。困惑しつつも倒すと、神話の存在を呼び出せるサーバントカードと呼ばれる時価数億の激レアアイテムが!!覚悟を決めて召喚するとそこにはこの世のものとも思えぬ美しさの戦乙女(ヴァルキリー)が現れ――。モブな探索者から成り上がれ! 現代バトルファンタジー開幕!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話に全振りされると1話切り勢としては困ってしまうな

1話 4.1 現代ダンジョンもの。作画が良好でキャラに共感できるので十分面白い
現代ダンジョンものですね。
なろうか… と警戒して見ましたが、いや結構良いですよ。
私は気に入りました。

まず作画。十分良好ですね。絵柄も良く、主人公も格好良いですし、ヒロイン達も可愛いです。
アクションは今のところは殺虫剤かけてるだけですが、まあ魔法の演出なども十分では。

で、内容ですね。内容も気に入りました。

主人公はヒロインの父にあこがれて冒険者を目指していると。
なろう系にしてはしっかり目的が描かれていましたね。

超レアなサーヴァント召喚カードをたまたま手に入れて、そこから始まる出世話という感じですね。
レアアイテムをたまたまゲットするというのは、誰にでも起こり得て、誰かに起こり得るものなので、チート能力をゲットする理由として全く問題ないのでは。
理不尽感は無いです。
主人公はスライムを倒し続けて2年、1000匹狩り続けていたわけですから、ちゃんと努力もしていましたからね。

このレアカードは売れば10億円。現代物だから価値がわかりやすいですね。10億あれば大抵の人の生涯年収を上回っているわけで、人生上がりみたいなものです。
それを自分で使うか、売るか、しっかり悩んだ上で、自分で使うと選んだ。

憧れを優先したわけですね。
もちろんそうしなければ始まらないわけですが、主人公の選択の結果としてチート能力を得たわけですから、これもいいかと。
10億円分の課金アイテムだから、強力なのも当たり前ですし。

ダンジョンができて冒険者は高額収入を得たり英雄として評価される世界観なので、最高に価値のあるアイテムが10億というのも私は納得しました。

で、シルフィーが登場した時に幼女でがっかり、という対応も良いと思いました。
幼女だヒャッホーと喜ばれたら流石にドン引きですし、普通に頼りなさそうに思えますよね。カードのイラストと違うし。
だからって10億でこれかよ、みたいな見下した態度は一切とらず、庇護対象とみなしてちゃんと優し接して、実際戦わせたら自分より遥かに強いから、逆に女神として敬意を払ったり…。

なんか、すごくいい感じの主人公です。
自分もそう思う、という感じの自然さがあります。

主人公が気に入ってしっかり共感できたので、ここからの出世街道を楽しみに見ていきたいと思えました。

今期はいい感じのなろう系が多くないですかね? こうやっていい感じなら、なろう系は本来好きなジャンルなんですよ。
こうして楽しめるなら嬉しい限りです。

2話 3.7(作画減点)現代ダンジョンもの。作画が良好でキャラに共感できるので十分面白い→2話で作画崩壊とか…

作画酷い… いや2話で作画崩壊ってどういうこと?

ありがちなのは、8~11話あたりね。このあたりで力尽きるのは、まだわかる。で、最終話だけちょっと頑張ったり。
また途中のグロス回だけおかしいとかもよくある。
最初から力不足なら1話から作画崩壊と言われる場合もあるけれど。

でも2話って。
そのあたりって最初に納品しておくんじゃないの?
そんな早く崩壊するなら期をずらすなりなんとかしてくれ。

1話でこの作画だったら切ったんですが…。
どうなんでしょうね。おかしいのはここだけで、今後マシになるのでしょうか。今後どんどんひどくなる可能性もありますかね。
かなり不安です。

全話感想 
うーん、まあクオリティ低かったですね。
1話に全振りしたのか以降作画は低調で、これならあまり見る必要は無かったです。
1話切り勢からすると、1話に全振りして高クオリティ、以後グダグダってのは本当に困ります。
2話以降の品質が見えていたら1話切りできたのに…。

とはいえ、本気でつまらないなら2話以降でも切れば良かったのですが、一応、本気でつまらない、まではいかなかったんですよね。
いやどのアニメもそれなりに面白い部分はあるので、当然かもしれませんが。

なろう系ってのは基本的には好きな話なんですよ。
現代にダンジョンができてそこを探索して成り上がっていく話、普通に好きです。

クオリティが低すぎて楽しめないのが問題なのであって、ほどほど楽しめるなら、好きなタイプの話はできれば見たいのです。

本作は一応主人公の動機が悪くなく共感でき、普通に冒険している話なので普通には見られる。
主人公は馬鹿ですけど、単に馬鹿なだけで不快では無いですからね。

だから、見ようと思えば見られる作品でした。なので最後まで見ちゃいましたが。
ヒカリン助かって良かったね、程度は思いました。

でもまあクオリティは低く、クソアニメだと言われていても否定する気は全く無いです。


後、Web原作、コミカライズも見てみました。
Web原作は… 案外悪くないですね。テンポ良くサクサク見ることができました。ただこれくらいでそこまで人気が出るのかは不思議でしたが…。
でもサクサク読めるだけで実はクオリティ高いってことなんですよね。
なので評価されたのもわかる話です。

しかしコミカライズはクオリティ高い。非常に良かったです。
でも設定や展開などかなり改変していて、それでぐっと面白さが増していると思いました。
アニメ化したのはこっちの功績が大きいのでは?

近年、なろうのアニメ化は多いですが、コミカライズで人気を博してアニメ化って例も多いと思うのですよね。

コミカライズでずっこけたけどアニメ化したってケースありますかね。
後で考えてみよう。

だというのに、原作→コミカライズ→アニメ化 ではなく
原作→コミカライズ
原作→アニメ化
という流れしか、基本的には無いというのは本当にどうなんでしょう。

それって一番の功労者である、コミカライズの実績をなくしてしまうのでは…。

本作もコミカライズのクオリティが高いですし、
誰も僕の世界を… もコミカライズは面白いのにアニメはゴミだったり、なんでコミカライズをちゃんと生かさないのかなー?

他は仕方ないですが、チー付与だけは絶対にコミカライズ版をアニメ化して欲しいものです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【評価辛目】ダンジョンのエンタメ化がリスク警戒心をバグらせる?

原作小説はweb版、ラノベ版共に未読。コミカライズも未見。

【物語 2.5点】
量産型の異世界転生物?と思いきや、舞台は現代社会。
ダンジョンの方が現世に出現したことで、ダンジョン攻略文化が根付いたパラレルな日本にて、
万年スライム狩りのモブ探索者である主人公少年が、激レアサーヴァントカードを入手し、
戦乙女シルフィーを召喚することで、ダンジョン深層へと足を踏み入れていく。

クオリティだけ見ると初回で視聴切る内容だったのですが、
私がズルズルと完走してしまったのは、
この世界におけるダンジョンの位置付けの異様さと言いましょうか、シュールさと言いましょうか。

ダンジョンの魔物は攻略に来た現代人をガチで殺しに来ていますし、
実際、主人公の高校生少年が憧れる学園の“マドンナ”の父親は、
ダンジョン探索中に失踪しており、
マドンナは主人公少年が危険なダンジョンに行くことを良しとしていません。

にも関わらず、この世界の人々は老若男女誰もが、
放課後ちょっとカラオケにでも行くような感覚で、
気軽にダンジョン探索を楽しんでいる。

如何にレアアイテムで一攫千金のチャンスもあるとは言え、
とかくリスクに過剰なアレルギー反応を示す現代社会が、
身の危険を顧みないダンジョン探索を許容するというのが、
私には腑に落ちなくもあり、どういう仕組みなのか気になる点でもあり。

人々のダンジョンに対するリスク警戒心を和らげたのは、
ダンジョンのエンタメ化でしょうか。
主人公が通うダンジョンは周辺に遊戯施設も有しテーマパーク化。
アトラクションの一種みたいにダンジョンを取り扱うことで、人々の感覚を麻痺。

さらにはダンジョン探索者の奮闘を題材にした人気ドラマが制作されたり、
テレビのニュースもダンジョン探索隊を英雄視して取り上げたり。
メディアによるある種の洗脳も、ダンジョンのリスク許容に貢献。

この辺りは、我々の社会における自動車などと似ているかもとも思いました。
現代日本でも事故で毎年2000~3000人の命を奪っている自動車ですが、
CMやモータスポーツ等で、車はカッコイイとのイメージ刷り込みが成され、
今日もドライバーたちは制御を失えば吹っ飛んでいく金属の棺桶に乗り込んでいるみたいな。


以上、長々と屁理屈をこねて来ましたが、
ハッキリ言って、多くの視聴者にとって、こんな物は興味深い視聴動機にはなり得ない、ツッコミどころw

基本設定から、ここまで紙幅を費やさねば、擁護できない時点で、
基準点3.0点から上乗せできる要素はないわけですが。

今回、私が、さらに基準点を下回ったのは、終盤の展開。
モブ主人公が英雄に憧れる気持ちを抑えられずに、ダンジョンに立ち向かっていく。
ダンジョン探索に懐疑的なマドンナともちゃんと向き合う。
といった感じで、主人公少年が作品テーマの真正面から問題を解決するかと思いきや、
{netabare} パーティメンバーの不治の病を治癒する方法を探る{/netabare} ために深層に向かうという、
脇道からなし崩し的にダンジョン探索継続が強行されたこと。

流されるからこそ主人公はモブなのでしょうが、
ダンジョン探索者の芯の部分まで他力本願なのは、私にはちょっと頂けませんでした。


それでも私が完走できたのは、シリーズ構成・筆安 一幸氏との相性としか言いようがありません。
TVアニメ版『邪神ちゃん』、最近はTVアニメ版『シャンフロ』などでも お世話になって来た同氏の構成。
道中、退屈する回があっても、何故か居心地が良くて許せてしまうんですよね(苦笑)


【作画 1.5点】
アニメーション制作・月虹

かねがね私は各所で、ダンジョン物でモンスターデザイン、作画に気合を入れない作品はダメだと申し上げておりますが、
本作はダメでしたね~。
単純に生き物を巨大にしただけの物体など、もはや魔物でもモンスターでもないんですよ。

ある階層で、出てきた敵が単なる{netabare} 巨大なG{/netabare} だった時はやる気あんのかー!
とテレビに殺虫剤噴射しそうになりましたw
まぁ、逃げ惑うシルフィー&ルシェ、ちょっとだけ面白かったですが。

あと、脱線しますが、モブ主人公の殺虫スプレー二刀流、モブ感半端なかったですねw


ここまでならまだ作画2点台なのですが、
今回1点台に沈んだのは、第7話「青春のオープンキャンパス」

パーティメンバーの女子3人が通う大学を舞台にした日常回なのですが、
この回、なんと主人公少年グループとマドンナ、女子3人の他に、オープンキャンパス見学者が一人もいませんでしたw
学生まで含めても、主人公らの所にボールを蹴り入れてしまったサッカーサークルの4人のみという閑散ぶり。
主人公がこの大学に合格できるか以前に、
私はこの大学、人気なさすぎて閉鎖にならないかが心配ですw

何か描こうと頑張って絵が崩れたまでなら、まだ2点。
が、そもそも描く気がないのは一線を越えています。
黒山でも、へのへのもへじでも何でも良いから、何か置いて欲しい。
それすらもできないなら、こんな日常回なんて放送休止でいいですから。

悲痛な作画トラウマと共に評点1.5で。


【キャラ 3.0点】
主人公のモブ男子高校生・高木海斗。

“マドンナ”葛城春香とは幼馴染で、海斗自身は鈍感で気付いていないようですが両想い。
のみならず、幼女な出で立ちのレアサーヴァントを次々と引き当てたり、
美人な大学生令嬢パーティとお近づきになったり。

優しいくらいで取り柄のなかった少年が労せずしてハーレム状態になっていく、
この手のストーリーにありがちなキャラ相関図。

本作のある意味凄いところは、好いた惚れたの理由を詳述する気がほぼ無い所。
それどころか、幼女サーヴァントの従属といったレアな出来事が続くのは、
主人公が引き寄せ体質だからとの開き直りすら見せる。

ダンジョン探索において運(LUCK)は重要ですし、
取って付けたような理由で、男女関係を深堀りしても、墓穴を掘るだけなので、
安全策という意味では無難なのでしょうが。

主役がこれでは、例えサーヴァントがロリロリで萌えても、
私には基準点が限界ですね。

ただし、売れば10億円にもなると言うレアカードを、
あっさり召喚で消費して、探索者として飛躍のキッカケにしてしまう。
主人公の冒険者気質と言いましょうか、金持ちにはなれない小市民気質と言いましょうか。
その純朴さは自分には無いものだと感心はしました。


【声優 3.5点】
主演・高木 海斗役の保住 有哉さん。
抑揚をセーブして小物感を出したりするナヨナヨした演技で、
見事なモブムーブを好演出。
海斗くんが勇者だとは思えなくても、モブじゃないと疑う人はほぼいないでしょう。

その他、キャストは中堅、新人が混在する、若手育成型の布陣。
CV.青山 吉能さん率いる女子大生3人組の中で、
田辺 光梨(ひかり)役の 辻森 梓咲(あずさ)さんは本作が初レギュラーの新人。
魔法詠唱の迫力などには、まだまだ課題があるのかなと感じました。
もっとも、ひかりんは{netabare} 病弱キャラ{/netabare} なので塩梅が難しかったのもあるでしょうが。

そんな中、私に癒やしを提供したのはサーヴァント・シルフィー役の花澤 香菜さんのロリ幼女ボイス。
いつも通り、主人公がスライムを倒しただけなのに「流石です!ご主人様!」と褒めそやす。
何でも肯定する甘々ボイスに身を委ねていると、
今日一日、誰も褒めてくれなくても、俺、十分頑張ったんじゃないか?
と錯乱して救われた気分になりますw

後に召喚されたルシェリア役の相良 茉優さんの自己顕示欲強めのツンデレ幼女ボイスも、
ざーさんの甘味成分を中和する辛味といった感じで美味でした。
流石は『ニジガク』かすみんの中の人です。

中盤お二人の幼女ボイス供給が途絶えた時は、私もほぼ心が折れかけましたw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は井内 啓二氏。
英雄譚を盛り上げる勇壮なサウンドについては『ダンまち』などでも定評がある同氏。
が、作中目立ったのは、次回予告でも使用された長閑なマーチ。
ダンジョン戦闘が続く中、むしろマーチを流す。
これはこれで和みますが、ちょっともったいない気も。

OP主題歌は天月-あまつき-「Up Start」
力強い男性ボーカルが冒険心を煽るアップテンポナンバー。
結局、私が本作で一番、冒険を感じたのはOP聴いている時だったのかなと(苦笑)

ED主題歌はMay'n「ストロボ・ファンタジー」
シルフィー視点を重視して制作された一曲。
EDアニメの成人モードのシルフィーとルシェ。
本編でも見たかったなぁ~(遠い目)

May'nさんは挿入歌「戦乙女の歌」も提供して、
戦闘シーン盛り上げに一役買っていましたね。

後半には、もう一つのED主題歌・SMILE PRINCESS「MOVE ON BABY」も登場。
冒険も佳境に入って、逆にMONACA提供のユルユル電波ソングで緩めて来る。
これもある意味、作風に合った選曲なのかもしれません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

3話でやめて8話をチラ見

3話まででやめた

幼女2人を連れた小僧が、
威力の弱いミニボーガン、キンチョール、水風船を装備、

そして
ダンジョン1階層…から…すすまねぇ…

主人公がタイトル通り英雄になるには
100話以上必要と判断したので、断念しました

なぜ、アニメ化できたのだろうか…

8話をチラ見…

ソフトボールみたいな大きさの水玉を
『うぉ〜たぁ〜ぼぉ〜るっ!』とか言って
ふんわり撃ってました…

戦闘も紙芝居みたいですし、
これが1話と言われても疑わない程、
最初と代わり映えしない内容で。

主人公の声優も聞けば聞く程、下手過ぎて
…の割に、
周りを固める声優が一流過ぎて。

改めて思いましたが、何故、アニメ化できた?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

60.8 2 パーティーで幼馴染なアニメランキング2位
祝福のカンパネラ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (302)
2117人が棚に入れました
舞台は海に囲まれた都市国家。
世界中から商人と冒険者が集う国。"世界の宝物庫"と呼ばれ、無限の可能性を秘めたこの町で多くの人々が夢を抱き、今日も生きている。
これは、ある冒険者と愉快な仲間たちによって繰りひろげられる、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
岡本信彦、門脇舞以、こやまきみこ、今井麻美、水橋かおり、結下みちる、柚原有里、後藤麻衣、藤原啓治、杉山紀彰、後藤邑子、壱智村小真、安元洋貴、高野直子、石丸博也、こおろぎさとみ、平田宏美、長谷川明子

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

双子姉妹の漫才は可愛さ・面白さ ∞無限大∞

ういんどみるが誇るエロゲ原作のアニメです!
しかし、珍しく私は原作を未プレイの作品。

私の中では結構な【高評価】です!!!
その理由としては、以下の理由が挙げられます!!

①好みもありますが、絵のタッチが柔らかく、可愛さを2割増しにする作画が好印象。
②エロゲ原作と言ってもエロ要素がなく、少し風呂のシーンでのサービスカットがあるくらい。
が大きな理由として挙げられます!!

個人的には、シナリオを音楽はじめ全ての要素が突出した良さは見出せないものの、平均以上の合格点!
普通に楽しく観れるアニメだと評価しました☆★

さて!
ここから先は、完全に私の独断と偏見のレビューとなりますが…。
まず!!!
トルティア姉妹の可愛さが異常!!!
ボケ役の双子の姉サルサ!突っ込み役の双子の妹リトス!
マジで、可愛さと面白さが半端ない!!!
リトスは突っ込みと言うか、いじり役?むしろただのS?!ww
兎にも角にも、この2人の漫才があってこそのカンパネラと言えるくらい、際立って良かったと思います!!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

カンパネェ

睡眠アニメ枠なんてディスっててどうもすいませんした
世界観も良かったし、最終回は泣いてしまいました
ただ決定力に欠けるかな・・・

制作はAIC、この時期頑張ってたAIC
作品とはまったく関係ないのですが、パチンカス会社の傘下になってしまったAIC(泣)
さて、キャラは見た目芋っぽいけど、実は崩れてない
レイアウトもウシロシンジ監督の個性が出てていい味出してる

OPはいいね、最高だね、作風にぴったり
歌手はげんしけんやストパニでお馴染み美郷あき
EDはあかね色や咲-saki-でお馴染み橋本みゆき
本格アニソン歌手で攻めてきてます
個人的には双子&ゴーレムのOPも良かった

さて声優はマニアックなキャスチングだよね
もちろん原作のエロゲ版とは違う声優ですが
門脇舞以に水橋かおりに今井麻美にこやまきみこと
スタッフ分かってるな
ただ岡本信彦は、アクセラレータ以外のキャラが不発で
というのも、今回のキャラもそうですが、女の子にモテモテすぐる・・・
ルサンチマンを感じざるを得ず


DVDBDの映像特典はすごいですね・・・
いっしょにばすたいむとか・・・
カンパネェな・・・

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トルティア姉妹のみが見所<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴、そしてさらに追記>

内容がほとんどないゆるい作品。
退屈なので、うっかり何回か寝てしまいました。

トルティア姉妹の漫才だけが楽しみでした。
とくにリトスの意地悪で冷静なボケが好きです。
8話のトルティア回だけは満点です。
8話のOP曲も良いですよ。

<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴>
サブタイトルがかの有名な国民的バラエティー番組のパロディーってわかるかな。
まあそれはともかく、8話はトルティア姉妹回です。

オープニングからして、やる気満々。
かわいい曲調の萌えソング、時々ゴーレム。
トルティア姉妹のセクシーポーズとかあって、サービス全開です。

リトスがひたすらサルサをからかいまくる。
ゴーレムが天然にひっそりボケる。
それを凄い勢いでツッこみまくるサルサ。
サルサの頭の血管が何本か切れているのは確実です。

ラストも、リトスの確信犯的暴走。
サルサが不憫でなりません。
トルティア姉妹漫才ここに極まれりです。

あと、「恐怖のズンドコ」に笑いました。
これもパロディーってわかるかな。

<追記;再視聴、それもリトス登場シーンだけ>
我が愛するリトスだけを再視聴。
究極マニアックですねえ。

こいつ、取り乱すことが全くない。
取り乱すように見えるところはすべて演技です。

それにしてもサルサ、いじられ過ぎ。
サルサのキレキレツッコミ、楽し過ぎ。
声を出して笑ってたら、隣の部屋から嫁さんが、
「何笑ってるのよ」だって、危ない危ない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

65.8 3 パーティーで幼馴染なアニメランキング3位
ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (155)
517人が棚に入れました
周りを湖に囲まれたクーケン島にあるラーゼンボーデン村。ロテスヴァッサ王国の辺境にあるこの村では、穏やかな時間が流れている。 そんな刺激が少ない村での暮らしに活力を持て余していたのは、平凡で特徴がないことが特徴の少女、ライザ。「あーあ。何か面白いことないかな。」窮屈で退屈な村、そこに身を置く“なんてことない農家の娘”である自分に不満を抱いていたライザは、ある日、幼馴染みのレントやタオとこっそり小舟に乗り込み、島の対岸へはじめての冒険に出かける。 そこで出会ったのは、“錬金術”という不思議な力を使う一人の男だった。その力に魅せられたライザは、錬金術を教えてほしいと頼み込む。“なんてことない農家の娘”から“錬金術士”へ。これまでの遊びとは違う、自分たちだけの“ひと夏の冒険”が始まる――。 25周年を迎えた「アトリエ」シリーズの人気作『ライザのアトリエ』が遂にアニメ化!


声優・キャラクター
ライザリン・シュタウト:のぐちゆり
クラウディア・バレンツ:大和田仁美
レント・マルスリンク:寺島拓篤
タオ・モンガルテン:近藤唯
アンペル・フォルマー:野島裕史
リラ・ディザイアス:照井春佳

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まあ前情報無しで見ると普通のファンタジーですね。絵もよく悪くはないですが

さて、タイトルの前情報は知っています。
非常に人気を博したゲームですね。
ヒロインの容姿によって。具体的にはふとももで。

シリーズ最高の売上で3部まで作られていよいよアニメ化と。
アトリエシリーズは長くやっていますがアニメ化したのはそれほど多くないですよね。エスカとロジーから2つ目かな。

というわけで可愛らしいキャラデザは楽しみに見始めました。

内容の方は…
まあ、田舎暮らしのまったりした内容。
田舎暮らしの子どもたちが平和な暮らしに飽き飽きしている様子はまあ見て取れました。
閉鎖的な島に見えて相当発展していてアンバランスに見えますが…
遺跡の多さなど、色々秘密のある島なのでしょうかね。
今後明かされていくのでしょうか。

内容の方はまあ普通のファンタジーと言う感じで、悪くはないですね。
ただ特別面白いと感じたかというとそこまででもないです。
子どもたちはやや軽率過ぎるし思慮が足りない感じですが、まあ子供なんてこんなものですね。

シナリオは灼眼のシャナの人で、おや、と思いました。
じゃあ実績もある人ですしちゃんと面白いのでしょうかね。

で、作画はなかなか良好では。
人気がある部分をよくわかっているらしく、至る所でライザのふとももをアップに映し出している所が面白いですね。

というわけで… できれば見たいとは思えました。高優先です。
ただ本数次第では諦めてもいいか、というレベルではあります。

全話感想
何となく最後まで見てしまいましたが…
非常にまったりした話でしたね。

もちろん村にはそれなりの事件も起こったりしているわけですが…
ドラゴンが襲ってくるとか相当な大事件ですからね。
それをまったりで済ませるのも何ですが。
でもまあ、キャラクター達がのんきなので基本まったりに見えましたね。

とはいえ、まったりした普通のファンタジーというのもたまには悪くないものです。何か和みました。
ライザのふとももは和みませんでしたが。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ゲーム原作の悪い面が出ている…。ネタバレ縛りが厳しすぎ!

 最終話(12話)まで観ました。2023.09.17

 島の謎も師匠達の目的も全く明らかにならず、最後までお使いミッションをこなして終わりでした。

 禁則事項が多すぎるというか、ネタバレ禁止縛りがキツイというか…。ゲームの宣伝アニメなので仕方無いのでしょうか。

 ゲームファンとアニメファンは、支持層がズレているので、宣伝としてはどうなのかなぁと、いつも思います。漫画や小説となら、ある程度ファンは重なると思うのですが。

 制作費を引出しやすいとかあるのかなぁ。大人の事象が見え隠れするアニメでした。

………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2023.09.14

 ありゃ?もう最終回間近ですよ…。なかなか評価しづらいアニメですね。取り敢えず言えることは、アニメ単体としてのストーリーは盛り上がっていません。

 ライザ達は命掛けでドラゴン討伐へ行きます。ここ、盛り上がる所のハズですが、なんともサラッとした印象で終わってしまいました。

 ライザ達の島は禁足地が多くて、遺跡が沢山あってモンスターもいるよ程度の情報しか主人公にも視聴者にも公開されていません。

 ゲームだったら、ライザを操作して冒険し、少しずつ行動範囲を広げて謎を明らかにしていくのでしょうが、ゲームのネタバレ防止のためか、島の謎が全く明らかになりません。

 大人達も、ライザ達に行動制限をかけてくるわりには、何のためにそうした行動をとっているのかが不明なため、全て暴力で解決出来そうな雰囲気です。

 錬金術で爆発物やらヤバい薬やらを大量に作製、保持している若造なんて、止められる村人いませんよ…。何か大人に言われても、うるせー!で片付けられそうです。

 物語上の制約が多いため、ライザ太もも萌アニメにしたのかも知れませんが、ライザが万人に愛されるキャラでも無いので(と、言うかそんなキャラをポンポン作れたら誰も苦労しない)何とも中途半端な印象です。

 ストーリー以外は、結構力が入っている作品なんですが、ゲームの促販や原作ファンの期待に答えているかと言うと、凄い微妙な感じです。
………………………………………………………………………
 6話まで観ました。2023.08.08

 5話で水着回とかありましたが、基本的に師匠のお題をクリアしていく展開を繰り返します。ゲームどおりなのかも知れませんが、アニメで観ていて面白いかと言うと…。

 ゆっくりとした展開に、そろそろ飽きるころなので、テコ入れが欲しい所です。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.16

 エモい話頂きましたー!今回は冒険無しです。この路線で行くのかな?

 何か低空飛行ですが、一体何話やるつもりなんでしょうか?日常系も悪くないですが、物語が進まない感じです。  

………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.07.10

 駆け出し冒険者と錬金術士達の王道ファンタジーとしては、まぁまぁの序盤です。視聴継続です!

 ただ…、ゲーム原作縛りなのか、格好がいつも一緒です。ライザの袖のヒラヒラが錬金釜に浸かりそう…とか、採取で汚れても移動したらキレイになっているとか…。

 格好が冒険や錬金術に向かんやろ〜!なんて思ってはいけないのかもしれませんが、リアルティは無いです。

 後、傷口に軟膏を塗るのに、手袋したままとか、頑として衣服を変更しないのは不自然です。

 まぁ、いつもの奴で、見続けても大したことは起きない物語にはなりそうです。

 神は細部に宿るという格言があるくらいなので、視聴者が違和感を感じない程度にディテールの配慮は欲しいところです。

………………………………………………………………………

 1話観てのレビューです。2023.07.04

 なかなか、王道ファンタジーとしては面白そうです。ゲームは未プレイです。

 ゲーム原作なので、少し気になる所もあります。錬金釜で錬成するのに、薬草と試験管一緒に入れるか…?

 しかも、錬金釜から試験管がそのまま飛び出てくる所とか、もう少し工夫したほうが良さそうです。ゲームではそうかもしれませんが、手抜きですね。

 後、最初の冒険へ出かけた主人公達は素人パーティなのに、装備が一人前っぽい所とか…。

 ゲーム原作のアニメはかなりの確率で爆死している気がするので、頑張って欲しいです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

zeroone01 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲームを思い出す。

 ゲームをプレイ済みでの感想。

1話の感想。

冒頭のセリフからゲームそのまんまでしたね。
違うのはOPの曲くらい?
話の流れも今のところはほぼゲームのまんまです。
ゲーム内でライザの家の前に掲示板(ワープポイント)が設置してあったが、
アニメの中でもちゃんと設置してあったのは何か嬉しかった^^

オリジナルキャラとかストーリーとかは加えず、ゲームの話をベースに進めて行くような感じかな??
1話で主要人物が一気に揃うので、ゲーム知らない人はちょっと戸惑うかも??私は登場人物がどういう人物かってのがすべて分かっているので、その点は観ていてすごく楽ww
個人的にはゲームのまま進めてくれた方が良いのですが、まぁそうなると今後の展開もすべて分かってしまうんですがね^^;

「そうそうこんなんだったなぁ」ってゲームを思い出しながら観れて面白かったです。2話以降も楽しみです。

評価は最終回後にします。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

66.6 4 パーティーで幼馴染なアニメランキング4位
先輩はおとこのこ(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (98)
270人が棚に入れました
男だけど可愛いものが大好きで、女の子の姿で高校生活を送る“男の娘”・花岡まこと。 ある日の放課後、まことは、“女の子だと勘違いしたまま”の後輩女子・蒼井咲に告白をされる。 「実は自分は男の子なのだ」と打ち明け、告白を断るまこと。 しかしまことの予想に反し、咲はあきらめるどころか、「男女両方の先輩が楽しめる」とテンションアップ! さらに、「私が先輩の初恋の人になってみせます」と宣言して……。 可愛いものが大好きな、まこと。 まことに恋をする、元気いっぱいの後輩・咲。 まことを近くで見守り続けてきた、幼馴染の竜二。 3人の、恋と友情と、成長の物語がはじまる――。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5話 話が拠れている感じ。感情・内面・関係性に納得感がありません。

1話 それほど深くない、設定どまりの気もします。期待しすぎたかな?

{netabare} 思っていたよりもライトな雰囲気でした。この話の見どころである「関係性」に意外性がるのか?と言われるとそうでもない気がします。

 性自認ではなく女装癖だとすると、男性の社会的役割につかれていることからの逃避としての変身願望とか、可愛いものへのあこがれとか、性的な倒錯とか理由は様々な様ですが、そこをどこまで前提条件としてキャラづくりしているかで、主人公の言動のリアリティが生まれる気がします。

 別に物語でそこを描かなくてもいいですが、その理由なしになんとなく女装だと主人公の心理とかキャラがブレブレになると思います。そこ、でしょうね。ただ、その点で心配なのがサキですね。何が彼女の気持ちを主人公に向かわせたのかですが、思春期の女子によくある疑似的な同性思慕…性に対する忌避とか潔癖とかそういうことからきているのなら男とわかれば対象から外れる気もするのですが、そこがよくわかりません。

 そこから考えて、何となくそれほど深い話ではなく、設定の面白さだけなのかな、と思わなくはないです。今時ですから興味あるテーマで期待しましたが、現状ではそれほどかな?切ろうか迷いましたが、最後の着替えのシーンに何か思惑がありそうですので、まあ、3話くらい様子見ですね。

 なお、作画は…動かないですね。止め絵、クローズアップとデフォルメを多用してますし…それほど作画に力は入っていない気がします。そこもちょっと期待が薄い理由です。{/netabare}


2話 くじらさんは何者?母親が結構な毒親で話としてはいい流れです。

{netabare} なるほど…男性性を強要する母親がいましたか…ならこの展開は理解できます。そして、最後のシーンへと。これは結構ドロドロきそうで期待が持てます。

 3人の関係性にもうちょっと緊張感が欲しい気もしますが、その辺は後からでしょうか。むしろ今週は母親との関係性の説明回でした。あのプレハブの素性は今週は説明なかったですし、いろいろ継続して話が深掘りされるのでしょうか。

「くじら」というアーティストの歌がOPEDで起用されている上に、作中でくじらのぬいぐるみが出てくるのは何か意味があるのでしょうか?魚と哺乳類の間…どちらでもないという意味とか?あるいはこのアーティストがトランスジェンダーの人とか?{/netabare}


3話 今日の話だと子供ゆえの不安定、自分勝手な振舞いと見てしまいそう。

{netabare} 女になりたいことと女装が好きなことは違う気がするのですが、どうなんでしょう?あるいは性の嗜好は?性指向は?

 咲に対する告白はどうなのでしょう?少なくとも誠実とは言えない気がするのですが。そして、咲も相手の姿かたちが変わると、嫌になってしまうのでしょうか?
 また、パーティーに誘ってくれた女の子を放り出して行くのは、男の子として最悪の行為です。
 これが「スーツが借り物」の意味にどうつながってくるかです。まだ子供であるということか、男性であることが借り物であるのか。

 どうも友達である竜二からの想いには応える雰囲気がないので、少なくとも性嗜好・指向はバイではなく、ストレートですよね。

 母親の苦悩、父親の折衷案…どちらも親としてはまともだと思います。なんとなく話の大きな構造は面白い視点だなあ、と思ったのに、少々表面的に話が流れて行きました。それぞれの人間に視線を向けないのは子供の証拠です。主人公まことの葛藤が、対母親しかないんですよね。その辺が今後描かれるのでしょうか?自分のアイデンティティの問題として向き合っていないので、少々浅さを感じてしまうのでしょうか?

 これが服装の趣味(らしさ、としてジェンダー論的な決めつけの問題ととってもいいですけど)、性自認、性指向、性嗜好の4つの観点からどう話が展開するんでしょう?その辺がお話のためのお話だと、期待外れです。{/netabare}


4話 咲の描き方が良くわからない。感情は自然に各話で繋がっているのでしょうか?

{netabare} 竜二の「まことが本当は女の子だったらよかったのに」発言をどうとらえるかです。竜二がゲイで女の子だったら好きにならずに友達でいられたという意味でしょうか。作中では女の子とイチャイチャしていても何も思わないという表現でした。しかし素直にとると「本当の女子なら好きにならなかった」と取れます。モノローグですので嘘はないと思います。

 で、今回4話で男の恰好の湯上りのまことにときめいていますので、これだと竜二は性嗜好・指向がホモセクシャル、ゲイということでしょう。竜二の表現は一貫性がある気がします。

 そして、竜二の妹小夏の登場ですね。この子が咲はまことが好きと明言した一方、後半で「本当に好きなのか?」と疑問を呈しました。そして最後の不穏な感じです。ここです。男がやはり好きではなく女のまことが好き、ホモセクシャル、レズということでしょう。ただ、その割に男の裸を見て鼻血だしてるじゃん、という気もします。

 ちょっと今回の表現が錯綜していましたので、特に咲の感情が読み取りづらかったです。ここにおそらくドラマが入ってくるのでしょう。クジラモチーフも相変わらずですので、やっぱり何かあるのでしょうか。

 単話ごとの連続性が良くわからなくなりつつありますが、どうなんでしょう?上手く綺麗に感情表現が自然に繋がっているのでしょうか。{/netabare}


5話 話が拠れている感じ。感情・内面・関係性に納得感がありません。

 何が描きたいのか理解できなくなってきました。まことの女装問題は一旦置いておいて、今度は咲の問題になるということでしょうか。で、咲は家族の関係で八方美人の性格になって、好き嫌いが感情的に理解できないということでしょうか。

 なんとなくですけど、話として途中から方向展開したように見えます。三角形を作るにはまこと→咲、咲→竜二、竜二→まことの構造に無理やりもっていったのかなと。くじらをやけに強調するなあとは思っていましたが、まったく上手く使えてないんですよね。大きさだけの問題なんでしょうか。

 まあ、連載あるあるですけど、1話から追ってみるとそれぞれのキャラの感情がやっぱり不連続な気がします。ちょっと期待外れ感が大きいですね。

 一旦、中止します。ラブコメというよりラブストーリーで感情に乗れない、内面が見えない、描きたい人間関係に納得感がない、というのはちょっと期待が持てません。




 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まこと君とは一体何だったのか?トランスジェンダー的な問題をギャグに落とし込むのは、やはり無理がある…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.10.03

 8話あたりから咲はめでたく空気になりました。母親と義母(咲の婆ちゃん)との間に確執があり、家族が微妙な感じなのですが、そんなん珍しくもありません。高校生にもなって、何を言ってんのか!

 咲が空気になったのは、まことのせいでもあります。結局まことは何者なのかが、上手く描けていないため、周りの人物達もボヤケてしまっています。

 性自認は男性?女性?性指向は?竜二と付き合ってみたり、咲に手を出そうとしたり、バイセクシャルなの?

 まことは、高校生活の最初の方で、女性として生活しており、男だとバレて女子コミュニティから排除された描写がありましたが、女子生徒を危険にさらした高校の責任はどうするんでしょう?高校を騙して女の子として入学したの?高校は実は男の子でしたで、そのまま在籍させるの?猥褻目的で女性に化けていた可能性もありますよね?恐らく、こんな簡単な話では済まないと思います。

 まことの祖父が出てきたりしますが、この人も性自認や性指向が謎です。可愛いもの好きで化粧したり女装したりしますが、趣味レベルなの?

 このアニメは、非常に色々なモノから逃げています。ヤバくて、描写出来ないなら、そもそも題材に選ばなければ良かったのです。

 まことは高校生なので、トランス女性になるとかそういった話はまだ無い様です。まことの性的対象が不明なのも、未熟な高校生だから!で逃げています。まことは結局、トランスジェンダーなのかさえ怪しいです。

 実に換骨奪胎したアニメです。原作もそうなのかもしれませんが、端から覚悟が足りていません。昨今のLGBTQを巡る社会情勢や議論等をつまみ食いしただけの、社会問題ファッションアニメでしか無かった様です。

 好きな物を好きでいたい!まことが結論として言っていることは魔法少女マジカルデストロイヤーズのオタクヒーローと同レベルの浅さを感じました。

 母親も、「息子がアブノーマルだったとは、こういうことだ!」と叫びながら、ランバ・ラルなみにガラスを突き破って自爆するくらいの気概が欲しかったです。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.27.30

 どうも、デフォルメパートで分かり易い感情表現(興奮して鼻血を出したりするテンプレ表現)を多用するせいで、LGBTQに寄り添った意識高い系アニメとは、一概に言えない感じがします。

 まこと君がトランスジェンダーなのは間違いなさそうですが、性自認と性的な嗜好がボヤかされているので、単なる女装好きっぽくも見えます。

 私は自分と可愛い物が大好き!女は可愛い!私は可愛いので女装したい!三段論法的な邪悪さも感じます。

 また、まこと君は性的に中性的で、美少年兼美少女なので親友の竜二も単純にゲイと言うわけではなさそうです。

 まこと、咲、竜二の関係も、咲がドチビの性的に未成熟な少女として描かれているので、三角関係が成立しておらず、まこと君の性的魅力(フェロモン)に惹きつけられている蟲2匹といった関係性です。

 物語が進展して、竜二が咲を意識する展開になれば、話は変わっていきそうです。そうはならないかな?

 何となく敷居が高そうでしたが、まぁ、深いことは考えずに気楽に観ても大丈夫そうです。

 しかし…まこと君、トイレやシャワーはどうしてるんでしょうね?高校にはトランスジェンダー専用のがあるんでしょうが、外ではどうしているのか?その辺も曖昧にしています。

 お馴染みの新宿二丁目のゲイ達は、見た目が邪悪で禍々しい連中です。醜男が女装して醜女になっていると、警戒されるのに、美少年兼美少女だと許されるんか?

 この作品に通底するルッキズム臭は、キャラクターがアニメとして動くと更に強調されますね。咲の反応でもそうですが、見た目が良ければ女子風呂、女子更衣室等々に入ってきてもラッキースケべでOK!的な…。

 咲も別に深いキャラではなく、単なる面食いでメス犬ムーブをかますビッチに見えなくもないのが残念です。

 ガワだけでなく、キャラクターの掘り下げがもっとあることに期待しています。

 特に咲は吶喊色ボケアスペの変態娘にしか見えないので、今後のキャラクターとしての成長に期待大です。

………………………………………………………………………

  3話追記 2024.07.29

 4話をレビューする前に、昭和の知識で誤ったレビューを更新しなければなりません。

 まこと君と蒼井咲が衣装を交換することに対する違和感は、私のファッションセンスが古いから感じる可能性はもちろん否定出来ません。服飾の専門家ではありませんので、認識の限界はあります。

 しかし、ユニセックスやフリーサイズというのは、そんなに万能な概念ではありません。

 男女兼用の衣服は、身体の線を出さないワイドシルエットが中心の様です。これは、民族衣装的な発想です。これなら、少ない資源で色々な体形の使用者に適用出来ます。

 しかし、作中で咲の着用しているドレスは、どう考えてもワイドシルエットではありません。身体の線を強調するデザインっぽいです。

 また、フリーサイズと言っても、まこと君はバスケで活躍出来る位の身体能力を持っている描写がありました。おそらく、身長も人並みにあるのでしょう。

 バスケは身長依存スポーツです。NBAでは2メートルでも低身長と言われている昨今、日本の高校生が授業でやっているバスケであっても、活躍出来るなら平均身長以下とは考えにくいでしょう。まこと君はチビのヒョロガリではありません。

 さらに、竜二は咲をちびっ子と呼んでいます。男性はあまり女性をチビとは認識しないのですが(男性より基本的に身長が低いから)それでもちびっ子と称しているのだから、女性の中でも小さい個体なのでしょう。

 そんな性差も体格差もある個体同士が着衣の交換が出来るとは思えません。

 また、オシャレの基本は身体のサイズに合ったものを着用することにあります。着用出来れば良いというものではありません。

 サイズが合っていなければ、チャップリンの生み出したキャラクター、小さな放浪者の様なギャグキャラになります。

 このキャラは、一応、紳士のスタイルだけど、靴もズボンもブカブカ、上着はピチピチの何かおかしい人物、道化の極みとして、今でも世界中で愛されています。

 当然、そんな描写は作中にありませんので、すさまじい個体差があっても似合う衣服を咲は着用していたことになります。

 こんなオーパーツみたいなのが、実在するんでしょうか?車が空を飛び、メタンが吹き出す軟弱地盤の地獄の大地にカジノや万博会場が作れる今の技術力なら、ラフォーレ原宿付近には実在しているのかもしれませんが…。

 しかも、咲は逃げ上手の若様の諏訪頼重ばりに未来を拾って先輩とドレスを交換することを予知して備えていたんでしょうか?

 普通は自分のドレスを他人(しかも男)が着るなんて想定しないはずですが?

 しかも、ユニセックスの難しい点は、チャップリンを引き合いに出すまでも無く、男女兼用でどちらにも合う、ダサくならないデザインを追求しなければならない点にあります。

 そのため、普通の衣服よりデザイン料が上乗せされ、値段が高くなりがちです。咲はワザワザそんなのを用意してたなんて、もはや出演するアニメを間違っています。

 アベンジャーズに日本代表のサイキッカーとして登場した方が、活躍出来ます。スーサイド・スクワッドでも良いですね。

 で、なければ咲は極虎一家の枢斬暗屯子さんみたいにワイルドセクシー系女子なんでしょうね。この辺が少女漫画的なルッキズムなんだよ!小柄な可愛い系女子が舐めんじゃね〜!(# ゚Д゚)

 レビューはあくまで作品に対する個人的な見解であり、本来的に正解や誤りはありません。レビューアーがそう感じたら、そうなのです。

 作品に対する愛は理解しますが、過度な擁護は自由な感想
の表明を萎縮させ、結果的に作品の魅力を減じる結果となるでしょう。

………………………………………………………………………
 3話まで観ました。2024.07.24

 ラストは違和感を感じます。性自認は各自の自由だとしても、肉体は言うことを聞きません。

 感動的な海岸でのラストシーンですが、現実ではギャグになります。先輩は絶対に蒼井咲のドレスを着ることは出来ません。

 どんなに華奢な男性でも、肉体はドッペルイクスとは違います。赤ん坊の頃から男子は肩幅があって、逆三角のフォルムのため、どんなにビッグサイズの女性モノ衣装でも、第二次性徴以降は肩が入りません。

 蒼井咲がラッキーシモノビッチみたいに肩幅1メートル超えの女子高校生なら話は別ですが、あり得ない描写に、所詮はこの程度、少女漫画的なルッキズムなのか…と感じます。

 精神と肉体との折り合いがつかない状態が悲劇なのです。現実味が薄いのはフィクションなので仕方ないですが、過度の期待は禁物の様です。

………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.07.18

 なかなかコミカルで面白い雰囲気はあります。主人公につきまとう後輩の蒼井咲も、一線を越えた嫌がらせはしてこない、わきまえた女子ですし、親友の大我竜二も良い青年です。

 2話では、3人で遊びに行ったりするのですが、なんか良い感じです。

 ただ…、肝心なのはこれからですね。主人公はこれからどんどん男になっていきます。私も経験ありますが、自分でもわかるんですよ…。男として肉体が完成していくのが…。

 私はトランスジェンダーではないので、筋肉がゴリゴリついていく自分の肉体がとても愛おしかったですが、主人公にとってはどうなんでしょう?

 また、親友と後輩は所詮他人なので、ジェンダー規範を逸脱した主人公に好意的ですが、これから関係を深めていくと、主人公の母親みたいに闇堕ちするのでは?

 これからどうなるのか、とても楽しみです。

………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.07.06

 コミカルな感じで、ギャグとしては中々面白そうです。ただ、虎の尾を踏む危険性があります。

 後輩は、モラトリアム期女子に発病しがちなライト百合っぽいですが、先輩はガチのトランスジェンダーの様です。

 多様性への理解が進んだとは言え、女装して登校するのはかなりのプレッシャーです。周りのノーマル達がどんな酷いことをしてくるか分かりません。単なる二重人格のサイコパスや女装趣味で片付けられる問題ではありません。

 最近、会社同僚の女性社員が男性になりました。胸と子宮を手術で除去し、男性ホルモンを投与してやっと、裁判所に性別変更を認められたそうです。

 この方は地方出身なんですが、上京して初めてカミングアウトしたそうです。他人に基本的に関心を示さない東京じゃないと、場合によってはトランスジェンダーは死を意味します。

 肉体が男性ならリンチ、女性なら輪姦される危険が高いそうてす。性的、社会的に世間様から期待される役割から離脱する人間を田舎の地域社会は許しません。

 男性支配の強い社会だからなのか、田舎の同調圧力なのか不明ですが、LGBTQが普通に生きられる地域は日本でも限られています。

 我が社でも、一部の幹部が扱いに困ると嫌がってひと悶着ありました。一応、先進的な取り組みをしている事業所っつーことになっているにも関わらずですよ…。

 ふたなり男の娘AV をライトにした様な、ちょっとエッチな感じの作品にする気なのかもしれませんが、危険すぎます。

 こんな地雷を上手くアニメ化出来るのか?すごく気にはなります。

 注 最初のレビュー時は、性同一性障害と記述しましたが、否定的なニュアンスがあるので、トランスジェンダーに修正しました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

リアルな心情や環境が刺さる。

初見評価
最近多いジェンダーレス作品。
割と軽い雰囲気の作品かな?
自分も学生時代同性を好きになった事あるけど、少し距離が近いだけでホモホモ騒ぎになり、親に同性愛って人がいるんだってーとそれとなく言うと「キモ」と一蹴されたことがある。性別関係なく人のことを愛せるってとても素敵な事と思ってた当時は人格否定されたようで傷ついた記憶がある。
だから主人公の気持ちがよくわかる。俺もこんな美形だったら女装してたと思う。

9話まで視聴
男だけど女性的な主人公、男だけどそんな主人公が好きな友達、女で主人公のことを好きだと思うけど好きがわからない後輩。
それぞれが相手のことを思い動くからすれ違いも起きて、、、。
それに合わせて、それぞれの家庭環境が見えてきて少しずつ重くなっていく。

友達の家庭はおそらく平均的な家庭。
主人公の家はお母さんがヒステリックで不安定。
後輩の家がかわいそう。
自分も小学生の頃、父は「子供はいらない」と女を作って出て行って、母はヒステリック系で日々育て方を間違えただの産まなければよかっただの言われ突然数日帰ってこなかったり怒鳴るは物を投げるはで中々苦労したほうだと思う。
家庭って選んで生まれれないし、事あるごとに普通の家庭だったらなって悲しくなる気持ちよくわかる、家族が味方じゃないと思った時の孤独感はとても辛かった。でも、一番つらいのはそんな親でも自分にとっては家族で憎いんだけどどこか信じて期待してしまうそしてまた裏切られて自己嫌悪。
いっそのこと他人と思えたら楽なのにって何ども思った。
そんなしんりがリアルに描かれてると思う。
けどなんか、ホントはいいお母さん風で閉めようとしてるけど身勝手な親は許せない。

自分語りが多くなってしまうけどそれくらい現実的な設定で自分と重ねてみてしまう。
蒼井ちゃんのこの経験は無駄にならないきっと幸せになると信じたい。

後、残念ポイント。
作画が低予算なりに頑張ってるって感じ。もっと金かけてたら大作だったと思う。あと、ED騒がしい。雰囲気台無し。

最終話まで視聴
最終的にそれぞれの家庭の問題も一歩踏み出すことができ幸せな形で終わることができよかった。ちゃんと区切りよく終わってくれてとても好印象。
主人公とお母さんが歩み寄る展開とかグッとくるよね。
ただ回収できてないことが気になる。
1,結局蒼井ちゃんのお母さんはなんであんな長い間あってあげなかったの?
金に余裕出来たから会いに来たってちょっと都合よくない?また余裕なくなったら捨てるってこと?
貧乏だろうが今の日本ならまともに働いてれば生活はできると思うし、
ましてやおばあちゃん家持ってんならバリバリ働けば三人で生活だってできたんじゃないの?
そこについての説明がほぼなくなんかいい雰囲気って感じでごまかしてた感じ。
2,蒼井ちゃんのお母さんがまことに似てた発言。その設定いる?
なんか見覚えある。(誰なんだろう。)あ、まことに似てる(え、複雑な関係?)って憶測が膨らんだのにそのまま触れることなく終わった。
え、その設定いる?それとも、原作では続きがあるのかな?

もしかしたら、今後明かされていくのかもだけどとりあえず気になった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

52.8 5 パーティーで幼馴染なアニメランキング5位
ラグナロク・ジ・アニメーション -RAGNAROK THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (23)
132人が棚に入れました
韓国発のラグナロクオンラインを原作にしたアドベンチャー。
舞台は異変の起こりつつあるルーン・ミッドガッツ王国。
ロアン(剣士)と幼馴染のユーファ(アコライト)は彼女の兄キーオ(ナイト)と、彼の親友イルガ(アサシン)の反対を押し切り、4人でグラストヘイム城に乗り込んでいた。モンスター達の攻勢により逃走する一同。その際、深淵の騎士が現れキーオが身を挺して残りの仲間を助ける。閉まる扉を前に深淵の騎士によって串刺しにされるキーオ、絶望するユーファ。
月日は経ち、ユーファがプロンテラにあるキーオの墓参りをする所から物語は始まる。見え隠れする闇の王ダークロード、その部下のキーオに似た騎士ヘイズ、半魔族のジルタス、真理を追求する狂魔術師ゼフェル。そしてダークロードと相容れぬ隻眼のバフォメットが立ちふさがる。道中、マーヤ(商人)とポイポイ(ポリン)、タキウス(マジシャン)、ジュディア(ハンター)とイルガ(アサシン)が加わり、冒険、さまざまな陰謀との戦い、出会いと別れを繰り返し、ルーンミッドガッツ王国を旅していくのだった。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

減点要素は多いが、案外楽しめてしまう冒険ファンタジー

韓国のゲーム会社が製作したRPG「ラグナロクオンライン」。
本作はそれを原作としたアニメです。
MMORPGをアニメ化するのは本作が日本初のようで、
そういう意味では快挙だったのかもしれません。


大まかなストーリーは、主人公ロアンと幼馴染みのユーファ、幼女商人マーヤ他数名で構成されたパーティーが様々な陰謀や事件、戦いに巻き込まれながらも冒険を続けていくというもの。
※パーティーのメンバーは離脱や加入が数回あります。


どうでしょう、これ。
あにこれでは総合50点。
他サイトでも酷評が目立ったりと、軒並み低評価を与えられています。
そこまで、、そこまでは酷くなかったかなと・・
かくいう私も☆評価を低設定してますが、そのわりには意外と楽しめた気がします。


特に序盤は好感触でした。
愛するユーファのために小心者のロアンが頑張る~みたいな。
ありがちですけど嫌いじゃないので。

では何が視聴者を退屈させたのか。怒らせたのか。
私なりに考えてみました。


1. 幾つかの胸糞悪いエピソード

無駄に残酷です。
しかもそれが唐突に起こるため、観る者を不快にさせたのではないかと。
薄い展開で殺される者の気持ちにもなってください。
その演出も気色が悪かったですし。


2. ロアンの変貌

途中から彼は強くなります。
強くなるのはいいんです、一応主人公ですから。
それにしても力を誇示する様は観てて腹立たしい。
「鉄のラインバレル」の主人公を思い出しました。
でも向こうは成長しているんですよね、色々な面で。
それに引き換えロアンは精神的な成長が見られません。
状況的判断は良くなったと思いますが、短気な性格や口調等から窺えるその傲慢な態度はこどもそのものです。
ユーファを大事にする気持ちより、強くなることを優先してどうするの?とつい言いたくなります。
どうにかならなかったのかなぁ・・


3. タキウスの存在

これは個人的に私が嫌いなだけです。←
二言目には『真理』『真理』。
自分の間違いに気付くのがさすがに遅すぎです。
(アリの巣の話とかかなり胸糞悪い)



他にも総じて粗が多かった印象です。
ですが、上にも述べたとおり文句垂れながらも何だかんだで楽しめちゃったんですよね。
イライラすることは少なくありませんでしたが、
一貫した"敵"の在り方と"そこ"を目指すロアンらパーティーの冒険は面白かったと思います。
魔法やスキルはチープでしたけどw



OP「We are the Stars」 歌ー山崎麻衣美
ED「Alive」 歌ー山崎麻衣美

最近知った曲の中ではトップクラスの2曲。
特にOPなんて無駄に盛り上がってしまいました・・


--------------------------


実験的な側面もあったことでしょう。
少しは配慮したいところです。


とても良かった点は、マーちゃん(マーヤ)の成長。
ロアンよりもよっぽど大人になりました。
そしてユーファと並んで、本作のなかで数少ない好きなキャラでした。
やはり私は桃井はるこさんのあの声を好むみたいです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
ページの先頭へ