パラレルワールドでファンタジーなアニメOVAランキング 1

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61.4 1 パラレルワールドでファンタジーなアニメランキング1位
ブラック★ロックシューター [BLACK ROCK SHOOTER]-OVA-(OVA)

2010年12月17日
★★★★☆ 3.4 (418)
2094人が棚に入れました
中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスの小鳥遊ヨミと親しくなる。1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。ある日、ヨミが学校を欠席していることを気にかけたマトはメールや電話をしてみるが、一向に通じない。落ち込むマトの携帯に一通のメールが入るが、それはヨミからではなく母からのものだった。「小鳥遊さんが行方不明になり、警察が事情を聞きに来ている。すぐ帰ってきなさい」と…。 同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた。

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブラックロックシューター 始まりの物語

傷つきやすい中学生の少女マトとヨミの友情を、2つの異なる世界を通して描きます。

テレビ版から観たわたしとしては、やはり全貌を網羅するにはそちらへ進まなければならないと言う印象でした。心を苛むわがままヒロインのカガリがいないし、世界観の説明に必要不可欠なユウ(出番少なめで登場しているけど)とさやちゃん先生、マトとユウを外側から見る、こはっち先輩が欠けているのでかなり物足りなかったです。シリーズものとかもそうですが、古いものから観るのが最良と今更痛感。

1時間という枠なので仕方ありませんが、こちらOVA版の急速に仲の良くなるマトとヨミの二人の姿を見て、不審な印象を拭えませんでした。わたしはテレビ版のマトがヨミを名前で呼ぶ過程がとても好きだったので、こちらでもメインキャラとなる二人の歩み寄りをもう少し丁寧に描いて欲しいと思いました。

「虚の世界」におけるアクションシーンについてはテレビ版に勝る迫力があったと思います。ただ台詞無しのドラマ性に欠ける戦闘シーンは全体的に印象が薄く、殺伐さのみが目立ったのはやはり残念です。

音楽について、曲の担当はテレビ版と同じくryo氏ですが、何故か「ブラック★ロックシューター」がボーカル無しのピアノバージョンしかない‥。ボーカロイドの声には賛否両論ありましょうが、世界観を象徴する歌なので必須であったと思います。ピアノ曲自体については少女達の繊細で移ろいやすい心の表現として相応しかったと思います。聴き惚れてしまいました。

キャラの性格付けも微妙に異なる部分があるので、こちらは豪華なPV、パイロット版と割り切って視聴した方が良さそうです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは前置きなのかな・・・

アニメ化決定で先駆けて発売された約50分の

OVAです。本編とどのような繋がりがあるのかは

わからないですので(まだ見ていないので)

本編の伏線なのか、全く別の話なのか・・・って

ところです。話しているシーンが少なめなので

色々と察しないと見れません。

まあまあだったと思います。

10/9 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想、そして雑談(言語)

まぁ、端的に言うと謎な展開ではありましたが、細かいところを省けばそれなりに楽しめる「作画で魅せるエンターテイメント性」重視の作品とでも言いましょうか。

内容は見て貰えば一番判ると思うので記述しません。

ここでは簡単な感想だけを。なんせ、本編はまだ未視聴なもんでして、何とも今作品だけでは評価しがたい。
本編の方を見たら、更新するかも?

え~っと、まぁ気に入らなかった、というより受け入れがたかったのはキャラですね・・・汗
どうも、こういうドロドロした人間関係を生生しく描くストーリー展開は苦手なもんで。
こうした展開は面白いと思うし、動機の理由としては十分だと思います。ただ、もうちょっと別に動機でも良かったかな~・・・なんて思ったりしてる自分がいるんですよねw

別世界での戦闘シーンは軽視できない作画レベルであるのと同時に、互いに喋らないという暗黙のルールが戦闘と物語の内容を繋ぎきれていない感が否めなかったです。
どうして喋らないんでしょうね。これは単なる無口なキャラとか言う次元の問題では無くて、何かしらの意味があると思うんですが、今の私には理解しかねます。
言語を通じて意思や感情を共有するというのが人間の情報交換方法であり、限界でもあるのですが、それを敢えて使わない理由として挙げられるのは
・戦闘の強調
・視聴者に想像させる
・戦闘内容に言語を含ませることから得られる利益は限りなく少ない
みたいなものですかね。まぁどれも当てはまるっちゃ当てはまるんでしょうが、私としてはやはり戦闘中に少しでも「あの時あんたが・・・・!」「私は・・・・の様に感じてたのに!」みたいなセリフがあっても良かった様な気はするんですけどね。
まぁ人に寄るのかな?

※ちなみに言語での情報交換が人間の限界である、というのは人間一人の世界観をまったく変えるものである大変面白い思考なので、皆さんも考えてみては如何でしょうか。

簡単な説明↓

人は使う言語がなんであろうが、言語を使って情報を共有します。これは、言語=文字ではなく、あるルールで決められた表現方法に則って情報を交換するという意味です。手話もそういう定義内では言語です。例外は笑顔とかの表情でしょうが、それはここでは省きます。
言語での情報交換は一見完璧に思われるかもしれませんが、案外人間の可能性を縛っているのかもしれません。
例えば、我々は他者の言葉を聞いて、その言葉を脳内で処理し、それを言語という拡張子で理解、保存します。
逆に言えば知らない言語で話されても、それは雑音以外の何物でも無く、理解は愚か、聞き続けることさを億劫になります。

そして、その言語とは口から発せられた音でしか無く、そこに意思は介在しないという点を良く理解しなければいけません。
私がタイプしているこの文章も「言語」の事について書いていますが、私の頭の中では「女」の事を意識しているかもしれない。また、「ありがとう」と感謝の言葉を言ってくれる相手が本当に感謝の気持ちでいるのかなんて実際に理解することは不可能です。

つまり、我々は「言語を使って互いを理解したつもりになっている」といっても過言では無いのではないでしょうか。

人を信頼する。この行為は明らかにその人が発する言語、言葉という一要素から判断するには危険という訳です。人を信頼するには複数要素(外見、表情、話し方)を考慮するべきですね。

結論↓
今回の私の書いた文章から学ぶべき教訓は、私を信用すべきでないという事・・・・・ってあれ?w
いや、私のことは信用して貰って構いませんよ~~wwって言っても無駄ですねw

実質上、言語での情報交換で個人単位での意思を相手に伝えることはある程度可能だとしても、完全には無理です。それこそまったく同じ経験して、同じ思想を持っている人間、または人間の脳に直接リンクして言語では無く記憶、感情(五感で感じ取った言語で表せない色の様なもの)を実体感すること事をしないことには・・・。

つまりは、言語を介しての情報交換しか出来ないから嘘だったり建前みたいなものが生まれる訳ですね。
そういう裏の面も常に考慮しながら実生活をエンジョイしましょう!(ちなみに、アニメは言語を介しながらも確定された情報しか発信していない点から裏があるとは言えない。隠された点や記述されていない情報は、事実上存在しないと判断され、そこに建て前や嘘といった項目が該当するとは思えない。)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11
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