2025年度のパイロットTVアニメ動画ランキング 1

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2025年度のパイロット成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の2025年度のパイロットTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.4 1 2025年度のパイロットアニメランキング1位
想星のアクエリオン Myth of Emotions(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (23)
59人が棚に入れました
「思い出して、翅(はね)があったころのことを」 1万2千年前の想いに応え、繋がったのは欠けたこころ。 太陽と月と火星が出会うとき、新たな合体の調べが流れる──! 湘南の海に浮かぶ小島、江の島。 美しくのどかなその浜辺に、〈私立江ノ島学園〉はある。 学園には、全国から優秀な子どもが集められ、最新の機器を使った英才教育が施されていた。 特殊強化クラスの生徒〈エレメント〉に選ばれたサッコ、リミヤ、トシは、感情の力で動く戦闘機〈ベクターマシン〉の操縦を命じられ、謎の侵略兵器〈神話獣〉との戦いを余儀なくされる。 戦いのさなか、不可思議なヴィジョンに導かれ、サッコは叫ぶ──。 「想星合体! GO、アクエリオン!」 繰り返される輪廻の果てに、現れた機械天翅アクエリオン。 宿命を背負った少年少女は、得体のしれない団体〈宇宙たまごの会〉や大人たちの思惑が交錯する中、この宇宙の真実と向き合っていくことになる……。 これは、おのれの感情と宇宙の存亡を賭けて紡がれる、壮大な愛の神話。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

【1話感想】絵柄変わり過ぎで拒絶するのはもったいない気がします

『アクエリオン』シリーズの4期目。

カートゥーン調の背景、キャラデザへの拒否反応からか、
早くも、タイトル名を検索すると、Google先生に“キャラデザ”、“ひどい”と連想されちゃう本作(苦笑)
確かに従来シリーズのイメージを大事にしたい方にとってはショッキングな絵柄変更なのでしょう。

ただ、私の場合『アクエリオン』は1期で綺麗に終わったので、続編も見どころはあるのでしょうが、1期の思い出を大事にしたいと視聴を見送り続け、
本作が、随分久しぶりの『アクエリオン』

というよりゼロ年代のロボアニメシリーズは、『エウレカセブン』や『蒼穹のファフナー』も私は綺麗に着地が決まった1期まで。
パチンコ・パチスロで延命してるメディアミックスになんて付き合ってやるもんかフーンwって感じでひねくれて視聴を止めています。

こんな頑なな私が今更、続編に興味を惹かれるには、
本作くらいガラリと作画の印象を変えるくらいじゃないと視界にも入りません。


で、視聴し始めてみると、このカートゥーン調の江の島を舞台に活躍する低頭身な中学生主人公たちという背景・デザインにも意味がある、むしろ興味深いと思えるように。

『アクエリオン』と言えば、神話の時代の前世の力や記憶を、不完全な形で引き継ぐ後世の主人公たちが、ぶつかり合いながらも、
欠けた各々を補い合う合体により、強大な敵に挑んで行く展開が物語の熱源なのですが。

本作は不完全な主人公たちの時代をカートゥーン調の2D低頭身キャラで、
神話の前世を3D高頭身で再現して使い分ける作画構成になる模様。
実際、EDアニメでは、旧シリーズ同様のリアル頭身のイケメン美女のデザインも披露されます。

絵柄の違いにより、時代の変化と、失われた神話の記憶を強調する作画方針は挑戦的ですし、
カートゥーン調の中学生たちのデザインも一見テキトーですが、
欠けた者同士が抱える葛藤など心情を表現する表情描写は上々。

初回は特に冒頭、{netabare} イチキ サヨの“葬儀”で、ツキヒロ リミヤが、サヨと一度も喋ったこともないのに、共感性の欠如を誤魔化すために涙を流す。
取り繕った涙を見たオオトリ サッコの気分を害する{/netabare} という描写が、フックとして刺さりました。

そんな欠けた者同士が早速、共闘して神話獣に立ち向かっていく。
何だ、ちゃんと『アクエリオン』してるじゃないかと私は好感しました。


カートゥーン調という如何にも創造物っぽい違和感を伴う背景美術には、主人公中学生たちが守る宇宙が、
我々の住む世界や、従来シリーズとはどう異なる宇宙なのか?考察欲を掻き立てるトリガーにもなり得る。
{netabare} 死んでるのか生きているのか分からないサヨの位置付け{/netabare} など、
伏線を思わせる要素、用語も多く、終わってみれば刺激的な初回でした。

が、BDリリース情報から、どうやら、この4期は1クール予定らしく。
この中で、この宇宙の来歴や、主人公たちの過去世から続く因果までも描くとなると、
要素を回収し切れずシナリオが空中分解しちゃう懸念も。

ただ、例え、この先ストーリーが破綻したとしても、
私は本作が江の島アニメというだけでも満足度は高いです。
江の島に設立された養成中学校。
江の島に続く橋が折りたたまれ、神話獣と戦う前線基地が出現し、ベクターマシンが発進する。
江の島サイコーじゃないですか。


多分に人を選ぶ要素の多そうなアニメではありますが、
乗り越えた先に確かに得られる物がある。
そんな予感もしますし、そうなるよう緩く期待して視聴継続していこうと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

歌は懐かしいですが… 子供向け?

アクエリオンも結構長いですね。
といっても私は最初の創聖のアクエリオンは見ていないのですが。

でも歌は有名なので良く聞いていました。
良い歌ですよね。

で、音が同じで歌も同じと。
何か関連があるのでしょうか。

ということで興味はあったのですが…。
絵柄が子供向けっぽいですね。
なんだか興味がわかず途中眠くなってしまいました。

今まで2シリーズは結構面白かったですし、本作も見たら面白いのでしょうか?
でも一話で惹きつけられないと見るのはきついですね…。

子供向けでいまいちと感じたのが正直なところです。
うーん、見たい気持ちはありますが… まあ考えます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

バトルフィールド・サイコセラピー

これも中古IP再利用的な
しかしキャラデザの振れ幅がすごい

OP・まあね

ロボはまんまでキャラデザ一新。パワーパフガールズのような目がイってるフェイスで海外狙いか。マクロスFみたいな萌えアニメでもよかった気もするけど、まっとうなロボアニメにしたかったのだろうか。今の世では長身キャラで「合体したい!」はコンプラでアウトだろうな。あれキモかったからな。

んでパイロットの資質は人間性に欠けてるイカれたやつら!ですって。実に今風。短所は長所的な?乱暴というか短絡的というか、普通にビッグファイブではいかんのか?要素もMECEでないような。キッズアニメだから分かりやすさ重視かな。グラフもヘクサゴンのがカッコいいもんね。

sympathy共感性
hatred憎しみ
curiosity好奇心
narcissium自己愛
terror恐怖心
affection愛情

レッド  
恐怖心欠如。良く言えば勇猛。無鉄砲で熱血バカなテンプレレッド
ブルー  
好奇心欠如。良く言えば安定志向。無気力ショボン。投影用かな
パープル 
共感性欠如。良く言えば論理的。機械的で沈着冷静、悪い意味での優等生

今までのキッズアニメならブルーのポジションに元気娘とか入れそうだけど、国民総障害者時代では自己投影用のメンヘラキャラが必須。ラノベラブコメの主人公っぽい弱キャラブルー。バカと優等生と凡人、と考えればいいバランスなのか。弱キャラで思い出したがパープルは野心のない日南だな。優秀に振る舞えるカラッポな機械人形。パターン学習が上手くて要領よく出世するも自身のアイデンティティを外部の評価に依存するタイプ。んでレッドはレッド。

精神分析を可視化してキャラ付けできるのはいい設定。「キャラクター性=トラウマ」的な安易なやつが多すぎるのでこれだけでマシに見えてしまう。キャラクターの掘り下げ=不幸で健気で可哀想エピソード。不幸でないとキャラが成立しない、みたいな。弱くて不幸で可哀想なキャラを見て自分を慰めるのが深夜アニメだが、当然全てのアニメが深夜アニメではない。やはりほぼ全てのアニメを可哀想カタログ化へと汚染したまどマギの罪は重い。KEYみたいに強引に泣かせる涙活アニメもあっていいんだけど、泣ける=良作、泣けない=駄作ってのは違うよね。

キッズアニメは一応心身ともに健康なキッズが見るものなので文法が違う。そのはずだったがキッズアニメもメンヘラアニメっぽい風潮?今のキッズは皆病んでんの?違うと思うけど。ネットの見過ぎでは。あー今の健康なキッズはYouTubeばかりでアニメは話題作しか観ないから市場が違うってか。なるほどそりゃそうだ。やっぱ海外のキッズを育てる算段なのかな。

初回で強引に載せたい都合であまりに雑な展開。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
ページの先頭へ