パイロットで陰謀なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのパイロットで陰謀な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番のパイロットで陰謀なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.0 1 パイロットで陰謀なアニメランキング1位
ストラトスフォー アドヴァンス 完結編(OVA)

2006年9月22日
★★★★☆ 3.6 (43)
191人が棚に入れました
明日にも2個の巨大な彗星が同時に地球を襲うという緊急事態が発覚した。衛星軌道上の全オービタルステーションと各国の迎撃基地が総力を挙げて迎撃体制をとりつつある中、静羽はランと共にレイを天体危機管理機構つくば研究所から連れ出すことに成功する。一方、つくば研究所の治療室に収容された美風は…。

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

完結編詐欺

1期後の感想。
OVA(2話)、アドヴァンス(OVA6話)、完結編(OVA2話)です。
OVAだから作画と戦闘機の動きはいいですね。
でも何故かパンチラサービスシーンが押え気味。
OVAとしてはあるまじきです。

ストーリーは不完全燃焼。
完結編で完結してるの?
宇宙生物って?
推進派はいずこに?
佐古さんの行く末は?
正体不明のおっさんって何者?
う~ん、もやもや状態です。

TV版同様、のほほんとシリアスがハーフハーフ。
シリアスはおいといて、私は癒し系コメディーと認識しています。
特に、香鈴の癒し系冷静キャラは全くブレません。
好キャラですね。
一方の新キャラ3名はひどい扱い。
完全にコメディー要員です。
それに存在自体がすべってます。
ご愁傷様でした。

OP曲は相変わらず「1st Priority」。
予算削減?
OVAとしてはあるまじきです。
「1st Priority」好きの私としては大歓迎でしたが・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「完結編」とは今後の製作予定が完結したということ

物語的には完結しませんでした。
あーでも、一応、主役機であるSTRATOS4で出撃して任務を達成したわけだから、これで完結でもいいのかな?
宇宙生物の事とか推進派の陰謀とか逃亡した美春さんの事とか、投げっぱなしですが・・・・・・ま、この際どうでもいい気もしますw


以下、シリーズ全部を見終わっての総評。

メカニックへのこだわりは一貫して見事でした。
絶対に有り得ないような装備や兵器は登場させず、1回出撃して1発発射して帰還するというストイックで地味な任務。これは終始徹底されています。スタッフの航空機への愛情が見て取れます。
離陸のシーンは、毎度のことながら美しい・・・・・w

ストーリーは、設定は悪くないのに構成がお粗末すぎでした。
無茶な展開なのは、まぁ我慢するとしても、組み立てがバラバラで盛り上がらない。
迎撃任務でピンチになるときはちょっとドキドキするんですが、特に努力も工夫もなくなんとなく決着してしまうので、「アレ?」ってなります。
宇宙生物が云々の部分はもうダメダメ。
ミステリー的な演出がヘタすぎです。ちゃんと収束させられないなら、こんな設定入れないでもっと単純な話(クーデターとか)にすればよかったのに。

キャラクターは可愛いのですが、魅力がイマイチありません。
というのも、キャラが全然立っていない。
一生懸命キャラクターを魅せるのに時間を使っていた割には、そのキャラがどんな人柄だとか、どんな背景があり、何を目指しているのか等、正直、全然理解できませんでした。
キャラ紹介を見ると色々と個性があるらしいけど、それを活かしたエピソードが全然ない。
なんか、毎回同じような会話とやりとりしかしてないんで、記憶に残らないんです。もうちょっとやり様がありそうなもんですが・・・・



総じて、色々残念な部分が多かったです。
とはいえ、出来が悪いわけではなく、アニメとして平均点以上の水準は保っています。
個人的には、こういう世界感が好きなので、期待が高かった分肩透かしを食らった失望感も大きかったワケです。


萌えキャラがパイロットスーツを着て、大空へ舞う話。
↑単純に、こういう話が面白そうだと感じたならごらんください。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Mig31ベースの迎撃機が出てきますが、ファイヤーフォックスでは無いので真面目

ロシア語で考えろ(汗)

{netabare}スターシードが人類の希望か否か?{/netabare}
の部分は明確な答えは出さずに纏めてあるので、かえって視点を定めやすく良かったと個人的には思います。
そこで一つの答え示したら、この作品の状況・設定からすれば逆に深みが無い気がしますし。
本編・OVA併せて20話とけして十分な尺が有った訳では無いですし、航空アクション+αとして綺麗に纏まった作品だと思います。
問題の根本は解決してねぇじゃねぇか と某四国防衛アニメをアッサリ一蹴出来る人には嫌われる作品とは思いますが。何気に構図としては同じなんすよね。

私はあっちも好きですので、総体としてはこっちも好きですw

 自分の選択が後世から否定されるかもしれない。でも今何をすべきか?課せられた使命が明確である以上迎撃する と明言してくれて、この作品の4名ならそう答えて欲しいと言う気持ちに添った理由が心地良い。

・・・エリ8とか雪風でこんなセリフ吐かれたら私も怒りますけどw

 本編観始めた時はもっとエリートパイロット候補生としていい意味でスカしたキャラで進めて欲しいと思ったりもしましたが、迎撃対象が人では無く彗星でありますので変な葛藤をしないでも済むプロットには合った4名の女性パイロットの爽やか目の作品として悪く無い出来じゃないかなと思います。
少なくとも航空アクションとしては、空戦が無いにも関わらず素直にカッコイイのは間違い無いかなと。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

60.8 2 パイロットで陰謀なアニメランキング2位
ストラトスフォー アドヴァンス(OVA)

2005年5月27日
★★★★☆ 3.5 (43)
205人が棚に入れました
西暦2XXX年、流星群や隕石、彗星の絶え間ない襲来に地球は脅かされていた。
沖縄県の下地島基地に配属されている国連の対天体災害対策組織である『天体危機管理機構』のメテオスイーパーの高々度迎撃機パイロット本庄美風は、菊原香鈴、中村彩雲、土井静羽ら仲間達と共に迎撃機TSR-2(劇中ではTSR.2MSとなっている。『ADVANCE』ではMiG-31MSに機種変更)を駆り、宇宙の脅威から地球を守る事になる。
エリート家庭に生まれた美風は流されるままメテオスイーパーとなり、何事にも無気力であったが、流星迎撃の任務を通じて大空と宇宙、そして宇宙で活躍するコメットブラスターへの憧れを抱き、努力と葛藤を重ねていく…
本作では、彗星迎撃や美風達4人と基地の仲間の共同作業で復活させた超高度迎撃機ストラトス・ゼロ(ストラトス・フォー)1号機と、岐阜基地で新造された2号機の2機に搭乗し、地上から宇宙に向かって巨大彗星を撃破する。

ななろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おすすめです

コメットブラスターを目指し訓練していた彼女らも、コメットブラスターへの昇進試験を受けるまで成長し基地を去り手薄になった基地に新たな後輩も加わり話が進みます。

ところが、基地を去った彼女等は…。

そして、以前から見え隠れしていた組織の陰謀、宇宙ウイルス「スペースシード」での…。

この様に、TVアニメから続いていた話が核心に迫り次回の完結編へ繋がります。

OVAなので作品の質も良く(当時のレベルで)おすすめです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

完結編とセットでご覧ください

TVシリーズ&OVA(CODE:X-1,X-2)シリーズの続編になります。
前作の終わり方からすれば、次の舞台は宇宙に行くのかと思いきや、地上に戻ってきてましたw
新キャラが加入して、主人公達がちょっとだけ偉く(正規パイロットに)なりました。
どーでもいいことですが、パンツの描写が極端に減ってます。


作風は以前と変わりませんが、絵の質は向上してます。
本題のストーリーとしては、前作の未回収の謎を解決していかなければならないわけですが、相変わらずキャラ中心の進行です。
CBのおねいさん方の悩みやら、彩雲の悩みやら、男の子達の活躍やらを描いていますが、主題のストーリーは遅々として進まず。
まぁ、こうなるのは予想してたんで、いいんですがね。
それでも、組織の背景・状況は少しだけ見えてきます。

ただ不満なのは、せっかく新キャラ入れてるのに全然使いきれてない。
パッケージ絵では主役みたいな顔してますが、コイツら中心のエピソードは無し。半端な扱いで、結局4人の引き立て役にしかなっていないのが不憫です。


「アドヴァンス」は6話で構成されていますが、これだけでは何も回収していないまま終わります。
話に区切りすらつけてありません。
この後の「完結編」ありきの作品。
色々事情もあろうかと思いますが、タイトルを小出しにして区切るのには困ったものです。(もし完結編が発売できなような事になったらどうするつもりだったんでしょう?)

ご試聴なさる方は、完結編もあわせてご覧にならないとイライラすると思いますので、ご注意を。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

中だるみしちゃうかな

完結編まで視聴済み。
キャラデが割りと好みなので視聴。あまりサービスカットはなかったと思います。
話はSFもので近未来の地球で頻繁に隕石が落下しその被害を食い止める為、隕石を打ち落とす組織が存在しそこの訓練生達の成長物語です。
派手な戦闘シーンは望めません(隕石なので)。一応隕石撃墜のミッションへの緊迫感もありますが訓練生同士の友情や葛藤がメインです。先日、このアニメの撃墜用戦闘機のプラモを店頭で見つけて驚きました(売れるのか?)。

私のツボ:如月教官のパン〇〇ー

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

66.7 3 パイロットで陰謀なアニメランキング3位
冥王計画ゼオライマー(OVA)

1988年11月26日
★★★★☆ 3.7 (90)
318人が棚に入れました
大迫力のメカアクションと衝撃的なストーリーテリングで、数多のロボットアニメファンを魅了したOVA。秘密結社・鉄甲龍を率いる少女・幽羅帝は、配下の八卦衆に対し世界征服のための決起を表明した。しかしその前に立ち塞がるは、組織を離反した木原マサキが奪取した八卦ロボ・天のゼオライマー! 現在は普通の少年・秋津マサトによって操られているその機体が秘めた絶大なパワーは、次々に八卦衆の命を奪っていく。気弱なマサトが、ゼオライマー搭乗時に突如豹変するその冷酷さの正体とは? 原作となったのは18禁コミックで、時折挿入されるセクシャルな描写にその名残がある。とはいえ引用したのは部分的な設定のみであり、基本的にはアニメオリジナルといっていい作品となっている。

声優・キャラクター
関俊彦、本多知恵子、田中秀幸、荘真由美、鈴置洋孝、佐久間レイ、佐々木優子、勝生真沙子、玄田哲章、塩沢兼人、速水奨、辻村真人、政宗一成

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

もうちょっと尺が長ければな~・・・。それにしてもゼオライマーが強い!強すぎる!!なんか無敵すぎて物語がどうでも良くなってくるw

他の皆さんがもう書いていますが、私も書かせていただきます。

「ぜオライマー強すぎだろ!!ww」

強いんだろうな~って見る前から思ってたんですが、想像を絶する強さだった。
その強さは力が強いとか、破壊力が凄いとかそんなんじゃなくて、他の敵ロボットと比較してぜオライマーが圧倒的に強いって話です。

初めから敵の中でもずば抜けて強いんだろうな~って思わせる雷のオムザックはあれだけ引っ張っておいて一瞬で敗退。
一応オムザックは核ミサイルなんぞ効きもしないほどの強さなんですけどね~w
それを一瞬で葬り去るゼオライマーはどんだけ~って話ですな。


まぁゼオライマーの強さも、やたらに技術が高いのも(人格をデータとして保存してそれを他の人物に転送するとか)設定としてそうするしかなかったと割り切るべきなんだろう。
昔の作品は意外に技術が高くて理解に困る^^;


実は、ここまでロボットにことに触れてきたが、この作品の主なポイントはロボットではない。
この作品は1987年に放送された「破邪巨星弾劾凰」の合体アクションの陽性な雰囲気とは違うロボットアニメを表現しようと制作された作品だ。

主人公の秋津まさとと木原マサキという第二の人格との葛藤、各ロボットを乗りこなすパイロット達のコンプレックスに焦点を当てて、戦うことの意味や宿命というものの卑劣さを表現している。

まぁ、表現しているつもりなんだが、結局のところゼオライマーが強すぎてキャラたちの葛藤が単純で簡単なものに見えてしまうのも確かだ。


そもそも全4話で構成されている為、物語が超急ピッチで進み視聴者を感動させる前に次の戦いへと引きずり込んでいく。
多分、この作品は尺が長ければなかなか良いデキになっていたと思う。

ついでながら言うと、ロボットのデザインや攻撃の仕方などはかなりカッコイイ。
ちょっと勿体無いな~と思わずにはいられないが、それも全4話では仕方が無い。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

木原マサキの中にある優しさと世界に抱く業の念

(2012.10/12)
1話30分、全4話の作品

単に冥府の王となるなら感情のないアンドロイドをパイロットにすれば良かったのではないかと思う。

造られた存在に感情を持たせたのはマサキの優しさではないだろうか? 
感情を持たせ、憎しみや恋心・嫉妬を抱えながらゼオライマーと八卦ロボを戦わせ、世界を破滅に導くのならそれこそ究極の「人の業」なのだろうが、そうは思いたくない…

この作品はゼオライマーが勧善懲悪な立ち振る舞いをしていない所が面白いです。

世界の救い方はそれぞれありますが、この作品は破滅によって世界を救うという今までにないロボットアニメでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

脳髄に直接叩きつけられる衝撃。神と悪魔の如き聖戦。

これは、イクサー1と同じくレモンピープルという雑誌に連載されていた漫画作品(原作者は違います)を平野俊弘(現:俊貴)監督が映像化したアニメです。

こちらもやはり美少女が出てくるし際どい性描写も出てくるのですが、イクサー1のような娯楽要素はなく、むしろ対極のような存在であります。


原作からの改変もなされ(原作読みました)、より『人の業』が感じられる哲学めいたストーリーですね。

敵味方入り乱れる人間関係。
どのキャラも自分の欲望や感情を包み隠さずぶつけ合う、対立の連続。どこまでもドロドロな人の闇が描かれています。

そして愛し憎み合う中で発覚する驚愕の真実・・・!
自分は自分なのか?どこまでが自分でどこまでが他人なのか?
設定の妙によって黒幕の存在意義がますます高まっています。
(これに似た設定を平野監督はロウランでも使ってましたが、ゼオライマーの秀逸さには敵いませんでしたね。)


このアニメで最も揺さぶられるのは『自我』の概念だと思います。
非現実的な設定なのに、登場人物の心情描写が生々しい現実感を帯びているせいで説得力があります。
ここでも幽羅帝(ゆうらてい)を演じる荘真由美さんの好演が素晴らしいです。今回は主人公のマサキを演じる関俊彦さんの鬼気迫る演技も鳥肌ものです!!



僕はスーパーロボット大戦というゲームはやったことがありませんが、どうやらゼオライマーはその性能から有名らしいですね。
スーパーロボット、と呼ぶにふさわしいと思います。ゼオライマーは本編では人の業を裁く神のごとき存在です。搭乗する人間によっては悪鬼に姿を変えます。
どんなときでもゼオライマーを見ているとその異様なオーラに呑まれてしまいます。怖いし、身震いさせられます。



最後までどうか見届けて下さい。最後の晴れやかな三人の表情にこそこのアニメの真髄があります。
時間の都合上話の繋がりに雑な部分があるのは残念でならないですが、とても感銘を受けたロボットアニメです。



すごーーくどうでもいいこと。
{netabare}
駅の改札で他の利用者がICカードで通ろうとして。
そしたら残高不足で『チャージしてください。』って引っ掛かってたんですよね。
そのとたん頭の中に『チャージなどさせるものか!!』ってマサキの声が浮かんできて(笑)
笑いをこらえるの大変でした。


それだけです。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10
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