三毛猫メリー さんの感想・評価
3.3
ソードガイ
2019.11.15
Netflixで見られるアニメ。
登場人物が多く、いろいろな人物に焦点をあてるのはいいが
それがわかりにくくしている原因でもある。
いろいろな人物が登場するのに
感情移入できるというか共感できるキャラがいないのは
アニメとして、ある意味致命的とも言える。
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.3
2019.11.15
Netflixで見られるアニメ。
登場人物が多く、いろいろな人物に焦点をあてるのはいいが
それがわかりにくくしている原因でもある。
いろいろな人物が登場するのに
感情移入できるというか共感できるキャラがいないのは
アニメとして、ある意味致命的とも言える。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
この作品の原作は未読です。
これまで2クールまで制作されており、1クール目は1話/週のペースで視聴していましたが、2クール目からは視聴時間が取れなくなったので祝日を利用して一気見しました。
私はNETFLIXで視聴したのですが、NETFLIXは一気見に向いているコンテンツだと思いました。
オープニング-本編-エンディングの構成の際、エンディングが始まると自動的に次話の本編に飛ぶカウントダウンが始まるんです。
そして一切の操作は不要…何て便利な機能なんでしょう。
勿論、オープニングやエンディングを毎回じっくり楽しみたい…と言う方には不要な機能だと思いますが、特殊オープニングや特殊エンディング以外は飛ばしても…と言う方にはピッタリだと思います。
数多くの人の血を吸い、伝説となった武器は、時として命を持つ。
長きに渡り武装魔と対峙してきた処史代と、武器として生きる事を運命づけられた凱(がい)。
体に武器を宿した人間が憎悪と殺意を抱くとき、殺戮のみを求める武装魔と化す…。
上記は公式HPのINTRODUCTIONからの引用になります。
この作品の特徴を端的に纏められていたので使用させて頂きました。
伝説と呼ばれる武器は人の負の感情に語り掛け、人の弱さに付け入る存在…
そして一度付け入れられたらもう二度と人間には戻れない…
どんなに自分を律していても太刀打ちできない悪魔の囁き…
こうして武装魔が次々と生まれ、何の罪もない人が犠牲になる世の中が物語の舞台です。
武装魔を退治し元凶である武器を回収・保管するのが処史代の役割…の訳ですが、実は処史代の方針にはどうしようもない矛盾があるんです。
それは武装魔を倒せるのは、伝説の武器を扱える者のみ…ということです。
武装魔も心を完全に飲まれる前までは一般の人間でした。
ですが、武器を使い徐々に心身が侵食され、やがて武装魔に堕ちていく…
だから処史代の現場第1線は、武装魔に墜ちるカウントダウンが既に始まっている…
つまり、武装魔から人々を守ろうと躍起になる処史代は、自らもまた武装魔を生み出しているんです。
処史代はこの事態に手をこまねいている訳ではありませんが、
できるのは武器の侵食率を常にモニタリングしながら、武装魔との戦い以外は全てを凍結させるという先延ばしだけ…
コールドスリープから目覚め…そして戦闘後に眠りに就く彼らの姿を何度も見てきました。
正直、人として扱われている気がしませんでした。
人と違うのは伝説の武器が扱えるだけで、他は普通の人間なんです。
繰り返されるコールドスリープが齎すのは如実に感じる時間軸のズレ…
これが人間の心にどう響くか…考えなくても分かります。
ですがこの物語は武装魔でも処史代でもなく、幼い頃から武器と共に生きてきた凱という男性が主人公です。
生まれて間もなく森で発見された赤ん坊は、母親の温もりの代わりに武器を抱きしめていました。
武器と共にあるのが生まれた頃からの必然である凱…
この凱が己と武器とどの様に対峙していくかが、この物語最大の見どころになります。
成長し、武装魔や処史代と接した凱は何を感じて何を選択するのか…
彼の成長を語る上で、この二人の事は欠かせません。
1人は、本作のヒロインである緒方さやか(CV:相坂優歌さん)です。
幼い頃から凱と一緒に暮らしてきた彼女は一途で優しい上、凱の世話を何かと焼きたがるので、凱から時折煙たがられますが、凱の本心に一番近い場所にいる存在です。
彼女の凱を思う気持ち…生半可ではありません。
何をも厭わず…躊躇せず…凱に向かって最短距離を突き進もうとするんです。
それで、例え自分の身に何があっても…です。
そしてもう一人は、アニオリキャラだったようですが、まややん演じる火美此です。
全てを投げ出そうとした凱を救い匿った無住心拳法を極めた我眉衆の長です。
一見少女の様に見える彼女の美麗さは半端ありません。
9歳にて悟りを開いた彼女は体内に20本以上の武器を取り込んでいます。
「無の境地」の成せる業…とでも言いましょうか。
心の底から優しい人…敵味方構わず手を差し延べる彼女…
そしてきっと彼女は幸せ…だって自分の本心を知れたのだから…
こう思うのは不謹慎でしょうか…?
NETFLIXの作品は完成度の高い作品が多いのが特徴ではないでしょうか。
かく言うこの作品も然りです。
ですが、2クールでは少々尺が短かったのではないかと思った点が2点ありました。
まず1点目は、2クール目後半の展開が物凄く早かったこと…
物語は繋がっていたと思いますが、展開が早くて深みが感じられなかったのが残念でした。
そして2点目は、キャラをもう少し大切にして欲しかった…ということです。
これも尺の長さに起因しているのですが、特にサブキャラの扱いは本編の出来に直結すると思います。
物語の中には生き死にだけで表現できない驚き、苦悩、葛藤…様々な感情が蠢いていたと思います。
勿論、これらの脳内補間はできましたが、キャラの台詞や動きで感じたかったのが本音です。
2クール全24話の物語でした。
2クールで完結すると思っていましたが、原作同様続きがありそうな終わり方でした。
ここで終わったら心にもやもやが残りそうです。
敵のボスキャラも未だピンピンしています。
ということで続編の制作を是非お願いします。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
2.7
ゴジラのアニメ化から始まったこのオリジナルシリーズの中で本作が一番の駄作である。正直言って見なくても別に良いレベルだ。
何がダメなのかを列挙するだけでも気が遠くなるほどだが、脚本、演出、作画どれをとってもこのアニメ戦国時代と言われるこの世の中で一番チープな作品になっている。制作会社によって出資された額が違うのだろうか。。ボンズやプロダクションIGではまずこんな作品は作らないだろう。
月刊ヒーローズというマイナー誌のアニメ化が最近多く、今度神山健治監督がウルトラマンのアニメ化をするらしいが、正直言って期待できない
大和撫子 さんの感想・評価
2.4
体感せよ。アノ不思議な魚のフォルム、音、動き。
◆この作品の内容は・・・
沖縄に遊びに来た華織とその友人達。
しかし突如、足が付いている大量の魚やサメに襲われます(゚ロ゚;)エェッ!?
その被害は沖縄だけでなく全国に拡大( ̄□||||!!
またその魚の群れはホンの始まりに過ぎなく、世界は壊滅状態に・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
原作者は「富江」など数々のホラー漫画を書いている「伊藤潤二」氏。
アニメ文庫第1期作品にして、70分のホラー・パニックアニメです。
◆アニメ文庫とは・・・
TV放送や劇場版のフォーマットとしては合わなくて制作できないけど、アニメクリエーター達が「映像化してみたい」と思った作品をフォーマットにこだわらず制作しようという企画。
この作品はその第一段ですが、なるほど^^
この作品はまさにその企画にうってつけですね^^;
クリエーター達にとって、どこまで不気味な映像を表現できるかという挑戦心が湧き起こる、そんな作品でした。
◆みどころは・・・
不気味、奇怪、恐怖、醜悪、悪臭、生臭、グロなどの言葉を全て詰め合わせたような気持ち悪い映像技術のクオリティが半端なく良かったです。
見ていて目を覆いたくなるような不快な感覚になることは間違いなし。
その絵は脳裏に焼き付いてしばらくは食欲がわかなくなるような不気味さ。
後半にいけばいくほどカオスになっていきます。
単純にホラー・パニックを楽しむというよりも、醜い映像目当てに見るような作品でした。
ここまで不気味な映像を作り上げたその技術の高さに本来なら作画の評価を星4.5~5付けてもいいところなのですが、あまりにも醜すぎる汚い表現は苦手という個人的の好みで星3にしました^^;
「魚にギョとする」なんて寒いシャレを言いながら気軽に見れるアニメではないのでご注意下さいね^^;
◆声優陣は・・・
華織 : 片岡未来
白河剛 : 阿部英貴
忠 : 根岸拓馬
他、声優業が本職の人はどうやらキャスティングされてないみたいですね。
ソーカー さんの感想・評価
3.5
足の生えた魚が大量発生し、町中に死臭が漂う大混乱に・・・
徐々に事態は深刻になっていき、悪夢のような展開になっていく
伊藤潤二の漫画はちょこっと見たことあって、相当グロいのは知っていました
ただ映像化されるとこんなに気持ち悪いとは・・・・w
グロアニメ大好きな人間だけど、このアニメのグロさってのは
生理的に受け付けない類のグロさ。むしろ気持ち悪いというのが正しい表現。
映像から伝わってくる半端無い悪臭。人間の醜い衝動。
アニメでここまでの気持ちにさせてくれたのは初めて・・・
ある意味傑作と言ってもいいぐらいの演出と作画でしたw
完全にB級だけど、徹底してB級らしく作ってるのは良い
モンスターパニックものは苦手なんだけど
ここまで強烈だと半端なモンスターパニック映画より断然面白く感じてしまう
声優には俳優を使ってるけど、これは逆に良かったかも。
ただ、ストーリーは酷すぎる出来ですね。意味不明すぎるw
まぁストーリーなんてどうでもいいけどさw
酷いアニメだったけど、面白かったなぁw
だわさ さんの感想・評価
2.6
原作伊藤潤二(漫画)。
パニックホラー。
グロキモ。
以下感想
グロと言ってもいろいろだと思いますが、
個人的には「汚い」な感じでした。
かなり構えて視聴してしまったので大したことはないと思ってしまいましたが、やっぱりグロキモには変わりないといった感じです。少なくとも五臓六腑をぶちまけるシーンはありませんw
耐性あるなら、構えすぎたらスかされるかもです。
内容的にさほどボリュームは感じられず、とにかくグロい描写やキモい描写が「キタキター!」とか思ってたら終焉を迎える感じですv
正味な話、おしいです。
グロキモだけで押すなら、もっとグロキモやってほしかったです。注目の寄生シーンのインパクトがちょっと弱い印象です。菌よりも虫かなんかにしてもっと寄生をグロくした方が良かったんじゃないかななんて思いました。
そもそも、菌に生物的な意思を感じませんでした。
菌が広がったと思ったら破裂して自滅したり、よくわからないんですよねこの菌。感染後の意思操作があるのかどうかも曖昧でした。実在している寄生虫で、脳の思考に影響を与える寄生虫もいたりするので、そのあたりをもうちょっと練って欲しかったかなと思います。さらに曖昧といえば、足と菌の関連性が曖昧すぎて最終的にちょっとがっかりです。
結論としてパニックとしては、上でうだうだ言ってるような非リアリズムに対するリアリズムが足りないと思ったのでイマイチ楽しめなかったです。
グロキモなだけの作品として見ても、それならとことんもっとやって欲しかった。
感想としてはこんな感じす。これから見ようと思う人は、単純にちょっとしたグロキモ映像を見るってくらいの距離感で見たらいいんじゃないでしょうか。