バケモノで友情なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバケモノで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番のバケモノで友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.4 1 バケモノで友情なアニメランキング1位
デュラララ!!×2 結(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
4380人が棚に入れました
同時多発的に事件は起こり、池袋の街は混沌の渦へと呑み込まれていく。
それぞれの事情を抱え、新羅のマンションへ集った者達。街では"ダラーズ"
"黄巾賊" "罪歌"の勢力がひしめいていた。そしてセルティの"首"が白日の下に
晒された時、事態は誰もが予期しなかった結末へと動き出す――!

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、神谷浩史、小野大輔、沢城みゆき、福山潤、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之、桑島法子、KENN、五十嵐裕美、村田太志、上田燿司、井上喜久子

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

全部を一度に相関図と合わせてみていくのがいい

承転が特に転が中途半端に終わっての結。結を観るのに承転見直さないといけなかった…。
流して見るには、やはり全部を一度に相関図と合わせてみていくのがいいと思う作品。
1期ほどの演出や目新しさが無かったせいもあるし、美影とか静雄の弟とか全部の複線を回収しきっていないような気もするんだが、沢山ある複線の回収をして最後の纏めとしてはこんなものかなぁって感じ。
臨也と静雄と新羅の関係性と帝と正臣と杏里の関係性が最終的に魅せたかった所なんだろうけど複線が多すぎたせいもあるのか魅せたい所が多すぎたせいもあるのかぼやけてる気がしなくもない。
総合的には良かったが、1期が非常に良かっただけに正直悩ましい。(1期評価94点 承転78点)

追記 結ではドタチンが新羅宅にいった時の帽子等はちょっとひどかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「東池袋六ツ又交差点」のようなアニメ

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
かなり満足しました。てか、もうお腹いっぱいですw

全部で4期まで続いた人気作ですが、1期+長い2期(2,3,4期)という印象を受けました。あまり間をおかずに、一気に視聴することをオススメします♪

特に、池袋という街に詳しい方は、必見です。共感できます。

そうでない方は、「これが池袋」です(いや、本当にこんなことが起きても不思議じゃない街なんすよ)w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期からのことを全部書くので、書きたいことがまとまらず、ダラーズと、いや、ダラダラと長く書きますw

池袋東口を出て左に進み、ビックカメラなどを通り過ぎ5分ほど歩くと、「東池袋六ツ又交差点」に行き付く(アニメにも何度も出てますよ、てか、OPの場所のすぐ近くです)。

明治通りや春日通り、都道435号線など交通量の多い道路が立体的且つ複雑に交差するこの交差点は、「全ての存在を許容する街、池袋」を象徴する存在(詳しくは一期レビュー参照)の1つのであり、「様々な人の思惑が複雑に且つ多面的に行き交うアニメ、デュラララ」のようだった。

さて、アニメの中身の話。

身も蓋もない結論を述べてしまえば、「中二病患者がリア充になった話」と、なってしまうのだろうか。

本作は、いわゆる群像劇であり、群像劇とは、1つのストーリーを複数の登場人物の視点で語り継いでいくもの。ある人物の視点では不明だった点が、他のある人物の視点で語られることで補完されて解決していく、パズルを解いていくような快感が得られる表現方法である。

(原作未読なので自信はないが)おそらく、原作では語り手を変えながら、それぞれの視点でこの「池袋物語」を紡いできたのだろうし、その要素(語り手の交代)は、アニメにおいても観られた。ただ、それが果たして(アニメの場合に)必要だったかと言われれば、必ずしもそうでない。

むしろアニメ(特に2~4期)では「竜ヶ峰帝人」という人物に焦点を絞り、出来るだけストーリーを単純化していったように感じた。そしてそれは、おおむね成功していたと思う。

これまた身も蓋もない言い方になるが、「群像劇」である必要性を、(アニメでは)そこまで感じなかったとも言える。

群像劇は、ミステリーなどとは相性が良く、視聴者の「知りたい」という欲求をよく刺激するものではあるけれど、反面、一人のキャラクターを掘り下げるのが苦手で、どうしたってテンポが遅くなる。例えば(米ドラマの)「24」などは、「実際の24時間」を1時間×24話で駆け抜けるからこそのテンポの良さだったが、流石に本作を1日の出来事にはできない。作品内での時間経過が少なすぎると、キャラクター同士の心の交流や深まりが描けず、それは本作にとって、致命的なことだろう(24は、とりあえず銃をぶっぱなして謎を解き、事件を解決し、視聴者に緊迫感や興奮を提供すれば良かったが、本作はそこまでシンプルな作りではない)。

ゆっくり時間をかけながら、「竜ヶ峰帝人」が狂っていく様、他との交流。そして、心の成長を描いていく。

最終話を視終えた今、結末には凄く満足をしているし、良くやりきったな~と感動もしている。

しかし、「承」「転」「結」と、ずっと満足していたかと問われれば、そうでもない。

上記3作はいずれも、序盤と終盤にこそ盛り上がりはあった(新シリーズへの期待と、次のシリーズへの引きを作ることには成功していた)が、やはり中だるみは感じた。1期に「起」がついてないのに、2期のタイトルに「承」をつけた時点で、「1期と原作の人気から、4期まで作る」というのは規定路線になったのだろうが、2期か、せめて3期の尺でスッキリまとめた方が良かったように感じる。

まあ、「帝人とセルティの物語を完結させるだけなら4期は長過ぎ、登場人物全ての物語をちゃんと完結させるには、4期でもまだ足りない」のかなぁと思った。

……前置きはこのぐらいにして(驚愕!?)、帝人である。彼は、「平凡な少年」だったが、自らが軽い気持ちで作った「ダラーズ」というサイトが予想を遥かに上回る力を持ったため、次第に狂っていく。

簡単に言えば、ネットの力を自分の力だと、「勘違い」したのだ。現実では無力な自分が、別の世界では巨大な力をもっている、という空想。それはなんとも甘美な夢であり、(よほどパーフェクトな人間でない限り)大なり小なりそういう空想をしたことは誰にでもあるだろう(いわゆる中二病)。

普通ならその空想は次第に覚め、良くも悪くも大人になっていく。しかし、帝人の前には「セルティ」が現れた。彼女は「デュラハン」であり、正に「空想の国の住人」である。薄々、自らの力が「勘違い」、或いは「空想」だ、自分はただの「平凡」な人間なんだと気がついていた帝人が、自らの力(ネットの力)以上に「空想」の存在が、「実在」していることを目の当たりにした時、彼は「夢」をみる。

「自分も非現実の(もっと大きな)存在」になれるのではないか、という「夢」。しかもそれは、「第1回ダラーズ集会」という形で、本当に「現実に」できてしまった。そこで彼は、その「夢」を本格的に「勘違い」してしまう。その「夢」「勘違い」が、結局は「結」に至るまで続く、帝人の暴走の根元にあったと思う(最後にセルティも、そんなことを言って謝ってたし)。

そして、そんな夢をみたのは、帝人や矢霧誠二のような主要人物以外の、モブ達の大勢も同様なのだろう。「首なしライダー」「切り裂き魔」という存在は、彼らに「夢」を与えるには充分だった。それだけ、多くの人々が「現実」に満足していないということかな(でもそれは、実に物見遊山的で、帝人のようにヤーさん敵に回すほどぶっ壊れて(純粋では)ない)。

最終話では、そんな大勢の「夢」をぶち壊す展開に。しかも、「警察」「暴力団」といった、極めて現実的な力で。

私は本作を、常に池袋になぞらえてレビューしてきた。勿論、こじつけも多々ある。それでも、この作品が「池袋らしい」と感じるのは、やはり事実である。「池袋」独特の、カオスな魅力はなかなか的確な言葉には出来なかったけれど。

重ねて言うが、本作は「群像劇」ではあるけれど、私はその必要性をあまり感じなかった。それは、「群像劇」のわりに、話に筋が通りすぎているというか、「うまくハマりすぎている」というか、「全容が見えすぎている」というか。

なんか、「よく分からない意思によって、登場人物達がみんな踊らされている」という感じを終始受けていて、その「よく分からない意思」が「池袋の意思」と考えるのは、あまりにも中二病的だろうか。(いや、作者の意思、なんだけどねw)

そんな、「なんだかよくわからない」「くせに面白い! 引き込まれる!」というのも、やはり「池袋」らしい。

ふと考えれば、この話、「池袋」なんて「小さな街」で終始しているわけで。

きっと「池袋」で首なしライダーが闊歩している間も、「澁谷」では若者達が路地でダベり、「新宿」では更にカオスな世界が繰り広げられ、「青山」は相変わらずいけすかないおしゃれさで、「上野」では昼間からオッサンがワンカップを開けているのだろう。

そうした「自分達の、本当は狭い世界(池袋)を、世界の全てだと思う感じ」は、若者(学生)特有の「勘違い」であり、なんか、「ネットの世界」でもあると思った。

物語のラスト、チャットルームに「誰もいません」が連続して書かれていたけど、帝人をはじめ、みんな徐々に現実を直視し始めたということかな。

巨乳の可愛い彼女もできて、帝人ももう立派なリア充w そろそろ池袋を卒業する時期ですな(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なぜ1話目はいつも、若干ギャグテイストにするんだろう?

2話目
群像劇、面目躍如ですな。

3話目
非日常が日常になると、更なる非日常を求めたくなる帝人、か。

4話目
呼び鈴で返事するのは可愛かったw

5話目
ヒソカですやんw

6話目
鉄砲渡したわけね。

7話目
静雄は、良いチートキャラですね。

8話目
バイオハザードですな~。

9話目
新羅も流石に罪歌には負けてないね。

10話目
帝人は、新羅は、どこに向かおうとしているのか。いよいよ、大詰め。

11話目
確かに、ダラーズは終わらせられるね、あの方法なら。お~、わりと衝撃の展開。

12話目
まあ、綺麗に終わらせたかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

うなたまごはん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

承~結までの感想

まとめて感想書きます。承と転と結バラバラに感想を書くのが難しくて、、すみません(*_ _)人
承から結までは1期の続きなので途中だけ見る人なんていないよね?!

面白かったーーー(*´ρ`*)
本当に、こんなに登場人物が多いアニメを見たのは初めてです!でもみんなキャラが濃いから「誰だっけ?」とはなりませんでした。
無駄な登場人物がいないってところがすごい!作者さんの頭の中は一体どうなっているのかと。。

登場人物が多いため物語もたくさんのエピソードが複雑に交差してて細かく場面が切り替わるので正直疲れは溜まります。
疲れている時にはお勧めしないアニメです。

最後までドキドキハラハラ(平和島さんが出てくるとキャハー(〃д〃))が止まりませんでした。
最後はウルっときました。

せるてぃさん好きだぁぁぁぁーーー。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

70.7 2 バケモノで友情なアニメランキング2位
亡念のザムド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (798)
4564人が棚に入れました
大陸の北半分を統治する北政府と、南半分を治める南大陸自由圏が長年戦争を続けている世界でストーリーは展開する。主人公の竹原アキユキは、70年前の戦争で南大陸自由圏に併合された尖端島に住む高校生。尖端島が非戦闘区域であったこともあり、戦時下ではあるが平穏な日々を送っていた。ある日彼は、通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女を見つける。彼女を難民と思い、バスに乗せる手助けをするアキユキだったが、彼女はバスを爆破。その際アキユキは「ヒルコ」を宿し、「ザムド」となる。

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エウレカとジブリを足して、2で割った様な作品

名作かと聞かれると名作ではありませんでした。
何故かと言いますと、万人受けする様な内容ではなかったからです。


SF作品によくある、自分でWiki等のサイトを見なければ分からない要素がある点。
ガンダム作品とかは作中で用語説明もあり、比較的入り易いのですが
エウレカなどの作品(特にボンズのSF)は作中では
あまり語らない傾向にあります。


よって視聴者の頭には??の状態が常に付き纏います。
忘念のザムドも例に漏れず、(ヒルコって何?)、(ヒトガタって何?)
ってなります。
観ていく内に何となくは分かるんですけどね。


私が観ていて気になった点と言いますと
途中で仲間達の行動がバラバラになるので
シーンが飛び飛びになり、一人一人のキャラクターに感情移入しづらいこと
一点集中でこのキャラって決めて、やってくれると感動の場面では泣けるのですが
今回は泣けませんでした。


それでも忘念のザムドは私の心に多少なりとも、何かが残りました。
観ていて、私が感じた、私なりの忘念のザムドのテーマ解釈は
【憎悪】、【悲愴】、【嫉妬】、【恋慕】かなと


結構、ウザいキャラクターも多いですし
テーマも上記の様な感じなので、重い作品となります。
なので人を選びそうです。
私は好きですけどね(*˘︶˘*).。.:*♡


好きなキャラ:アクシバ、雷魚、ハル

作中名言:「生きたいのなら、そう願え!」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

sTNzr28336 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

6話まで視聴 BGMがうるさい!音量大きすぎ!

多分「良い作品」なんだと思います。
劇場版ナウシカのように、見えてない部分の設定も破綻しないよう考えられてる、そんな感じがします。
ただ、これは物語自体の罪では無いのですが、間違いなくBGMうるさすぎです。
1話の導入、船の上で皆が会話してる最中のBGMからうるさく、開始5分で一回見るのやめたほどです。
一体何を考えているのか理解できないレベルでBGMがうるさいです。
なので、良い曲な気もしますが音楽を☆1コにしました。

その後もマシなシーンもあるものの、2話以降改善されるかと思いきや6話までほとんど変わりません。
個人的に全てのセリフを聞き逃したくないタイプなんで、これは苦痛です。

特に他の方のレビューを見る限り、自分で考察するなりしないといけない作品のようなので、大事な情報源である劇中のキャラクターのセリフが聞き取れないレベルでBGMが被さってくるのは致命的です。本当にうるさいです。

作画やキャラクター、メカのデザインなど好きな要素てんこ盛りなのに、BGMの音量が台無しにしてる稀有な作品です。

とりあえず耐えられる範囲内で視聴を続けたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

兎ツ音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ジブリ的雰囲気が好きならば

とにかく世界観、作画がかなり好きでした!!
始まりだけ言うと
アキユキが爆発の影響で腕に謎の光を受けて
ザムドと言う化け物になるところから話が進みます。
観た事の無い人は
是非実際に続きを観てみてください。
一気に引き込まれます!!
あくまで個人的意見ですが・・・

あと好きなキャラは結構いましたが
やっぱりナキアミですね^^
可愛いです!!
それとOPかっこいいので是非観てください。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

53.2 3 バケモノで友情なアニメランキング3位
ギョ うごめく不気味(OVA)

2012年2月15日
★★★☆☆ 2.9 (116)
423人が棚に入れました
沖縄に友人たちとリゾートに来た華織が発見した“足の生えた”奇妙な魚。やがてその奇妙な魚は、夥しい数となって上陸を開始―
街中に出没して闊歩しては、人々を襲い始めるのだった……。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

気持ち悪いアニメNo.1?悪夢のような死臭漂うアニメ

足の生えた魚が大量発生し、町中に死臭が漂う大混乱に・・・
徐々に事態は深刻になっていき、悪夢のような展開になっていく

伊藤潤二の漫画はちょこっと見たことあって、相当グロいのは知っていました
ただ映像化されるとこんなに気持ち悪いとは・・・・w

グロアニメ大好きな人間だけど、このアニメのグロさってのは
生理的に受け付けない類のグロさ。むしろ気持ち悪いというのが正しい表現。
映像から伝わってくる半端無い悪臭。人間の醜い衝動。
アニメでここまでの気持ちにさせてくれたのは初めて・・・
ある意味傑作と言ってもいいぐらいの演出と作画でしたw
完全にB級だけど、徹底してB級らしく作ってるのは良い

モンスターパニックものは苦手なんだけど
ここまで強烈だと半端なモンスターパニック映画より断然面白く感じてしまう
声優には俳優を使ってるけど、これは逆に良かったかも。
ただ、ストーリーは酷すぎる出来ですね。意味不明すぎるw
まぁストーリーなんてどうでもいいけどさw

酷いアニメだったけど、面白かったなぁw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【CAUTION!】B級モンスターパニックではない!ウルトラC級モンスターパニックだ!

↓公式PVはコチラ↓
http://www.animebunko.com/gyo/
ただしホラーやモンスターパニックが苦手な方は絶対に見ないで下さい!
オイラはもう【原作:伊藤潤二】と聞くだけで吐き気が・・・(´q`)


テレビシリーズの枠にも、劇場作品の枠にも当て嵌めることが出来ない作品を(中略


生き物として明らかに不自然なフォルム、動きをする“足の生えた魚”が大量に出現し人々を襲う


近年のアニメ界でモンスターパニックといえば、個人的には『いばらの王』か『BLOOD-Cの最終回』か・・・って感じでしたが、正直今作は前2作の比ではなく・・・端的に気持ち悪いです;


スタッフは空の境界 第五章でタッグを組んだ平尾隆之と高橋タクロヲのコンビ


原作との最大の相違点は、原作では早々に死んでしまうヒロイン、華織に主人公視点が変更されていることです
これによって単に黒々としたお話の原作から、切なさが残る深みのあるラストに改変されています


メインキャストにはタレントさんを起用して、あえて素人臭さの残る演技で不気味さが増大しています・・・


本編は70分の今シリーズ最大ボリューム
コワイモノ見たさのアナタに是非^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

こんな気持ち悪いアニメは他に見た事ないヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

体感せよ。アノ不思議な魚のフォルム、音、動き。

◆この作品の内容は・・・
沖縄に遊びに来た華織とその友人達。
しかし突如、足が付いている大量の魚やサメに襲われます(゚ロ゚;)エェッ!?
その被害は沖縄だけでなく全国に拡大( ̄□||||!!
またその魚の群れはホンの始まりに過ぎなく、世界は壊滅状態に・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
原作者は「富江」など数々のホラー漫画を書いている「伊藤潤二」氏。
アニメ文庫第1期作品にして、70分のホラー・パニックアニメです。

◆アニメ文庫とは・・・
TV放送や劇場版のフォーマットとしては合わなくて制作できないけど、アニメクリエーター達が「映像化してみたい」と思った作品をフォーマットにこだわらず制作しようという企画。
この作品はその第一段ですが、なるほど^^
この作品はまさにその企画にうってつけですね^^;
クリエーター達にとって、どこまで不気味な映像を表現できるかという挑戦心が湧き起こる、そんな作品でした。

◆みどころは・・・
不気味、奇怪、恐怖、醜悪、悪臭、生臭、グロなどの言葉を全て詰め合わせたような気持ち悪い映像技術のクオリティが半端なく良かったです。
見ていて目を覆いたくなるような不快な感覚になることは間違いなし。
その絵は脳裏に焼き付いてしばらくは食欲がわかなくなるような不気味さ。
後半にいけばいくほどカオスになっていきます。
単純にホラー・パニックを楽しむというよりも、醜い映像目当てに見るような作品でした。
ここまで不気味な映像を作り上げたその技術の高さに本来なら作画の評価を星4.5~5付けてもいいところなのですが、あまりにも醜すぎる汚い表現は苦手という個人的の好みで星3にしました^^;
「魚にギョとする」なんて寒いシャレを言いながら気軽に見れるアニメではないのでご注意下さいね^^;

◆声優陣は・・・
華織   : 片岡未来
白河剛 : 阿部英貴
忠    : 根岸拓馬
他、声優業が本職の人はどうやらキャスティングされてないみたいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35
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