バイオレンスで学園なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバイオレンスで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番のバイオレンスで学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.1 1 バイオレンスで学園なアニメランキング1位
撲殺天使ドクロちゃん(OVA)

2005年3月12日
★★★★☆ 3.5 (464)
2181人が棚に入れました
聖ゲルニカ学園に通う普通の中学2年生・草壁桜の机の引出しから、ある日突然現れた天使・ドクロちゃん。
しかし、未来から来たという天使のドクロちゃんには困ったクセがあった…。
桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

踏んで縛って叩いて、蹴ってじらして吊るして

でーもそれーって ボクの愛なの~♪

・・・愛なら仕方ないな


まずOPの強烈な電波っぷりに度肝を抜かれ、本編ではヒロインの天使ドクロちゃんが
主人公桜くんをバットで殴打しSATSUGAIしまくるという、常軌を逸した内容に衝撃を受けましたw
縦横無尽に引き裂かれる身体、ドバドバーっと飛散する大量の血。
でも大丈夫。何でもできちゃうバット「エスカリボルグ」で「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」と
魔法をかければ元通り!だから大丈夫だ、問題ない。

ある意味最強の出落ちアニメですが、そこは制作側も重々承知のようで
1話15分(全8話)と本格的に飽きが来る前にサクサクっと完走できる親切設計です。
ただギャグに特化してるとは言え、非常に悪趣味な内容なのは否定できないし
エログロ描写も強烈なので、そういうのが苦手な方には安易にお勧めはできません。
桜くんのあまりの理不尽な扱いっぷりに、イラッと来ちゃう人もいるかも。


なおこの作品、意外と気付かない人も多いけど
完全にドラえもんのパロディになってるので、視聴の際はその辺にも注目してみて下さい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

エログロナンセンスでひゃっはー☆だよ! ドクロちゃん!

自分を守るため未来からやってきた天使・ドクロちゃんに気軽に撲殺されまくる桜くんのぐちゃぐちゃな日常を描く、超低俗エログロナンセンスギャグアニメ。
ついでに、釘宮病の特効薬との噂もあったりなかったり。

つい先日、某ディクロニウスアニメを「不必要なエログロ」と断じて酷評した私ですが、本作は許せます。
というかぶっちゃけ好きです。
ごめんなさい、人として軸がぶれてますね。
ただ、一応言い訳をさせてもらうと、本作はエログロ表現の使い方がフェアというか、あくまでも悪趣味な娯楽の範疇からは絶対に逸脱しないように作られていて、「しゃーねーな」って気分にさせられるのです。
刺激の強さを一見高尚なテーマで正当化したり、覆い隠したりすることはありません。
お下劣なものはお下劣なものとして、批判を承知で潔く(?)描いています。
言うなれば、俗悪で底辺な大人のお遊び、節度を守った不必要悪でしょうか。
いや、どう援護しようにも不必要で公序良俗に反してはいるんですが。

とにかく本作は、ストーリーなんて存在せず、濃くてエロ可愛いキャラたちが血の雨を降らせつつ猛スピードで暴れまわるだけの、PTAとBPOと某ユニセフ大使と元都知事に正面から喧嘩を売るようなB級アニメです。
少なくとも、中学生以下のよいこのみんなには絶対に観せられません。
ただ個人的には、ある程度の数のアニメを、それこそク〇アニメから社会派の名作まで嗜んできて、一定以上のアニメリテラシーと清濁併せ呑む器量を持った方には、打率3割くらいで刺さるんじゃないかと勘ぐってます。
残り7割の方々は、たぶんクスリともせず5分でTV消します。

心情的にも世間体的にもあまり褒めたくはないのですが、エログロさえ許容できれば、ギャグアニメとして案外よくできていると思います。
キャラの魅力といい、視聴者を飽きさせない1話12分中の時間配分といい、詰め込まれたネタの密度といい、流石はイッちゃってる作品のアニメ化に定評のある水島努監督といったところ。
また随所に遊び心が見られ、スタッフの作品への愛が伺い知れます。
制作のハルフィルムメーカーさん、ARIAでの原作愛も素晴らしかったのですが、こんな作品にまで本気出さんでも……と思わなくもありません。
とりあえず、毒電波ゆんゆんで有名なOPは、曲だけじゃなくスタッフクレジットにもご注目ください。

ちなみに冒頭でも書きましたが、釘宮さんがかなりひどいキャラを演じられているため、釘宮病患者の方への特効薬になる可能性も一部ではささやかれています。
しかし良いお薬には副作用があるのが常でして、不謹慎ネタがクセになるだとか、ドクロちゃんのお色気がたまらんだとか、もはや汚れ演技のくぎゅうもかわいいだとか、廃人の域に達する可能性もあります。
『撲殺天使ドクロちゃん』は使用上の注意をよく読み用法容量を守って正しくお使いください(西村雅彦風)。
末期患者にはお色気増量・OPパワーアップの2期もありますので、各人の責任でどうぞ。


【個人的指標】 72点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法の擬音で人生やり直してあげる~♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ クッソワロタww

あにこれでキャッチさせて頂いている方のレビューで面白そうだと思って観てみた作品ですが、
これはかなりツボに入ってクソ笑わせて貰いました。なかなかこれくらい笑える作品ないんですよねぇ。
10年以上の前の作品で、あにこれでも当時のランキングの上位に入ってないとなると、
殆ど気に留めることもなくスルーしてしまいがちですが、あにこれやってたから出会えた作品ですね、ありがたい。

レビュー色々観てたらドクロちゃんが不快とか、これだけフザけたバカアニメに対して、
真面目なコメントしてる人が多くて、違う意味でもまた笑わせてもらいました。
たぶん自分みたいな不謹慎な人間とか、外国人なんかには大受けしそうなタイプの作品でしょうね。

☆物語☆

ちょっとエッチなドタバタ系ギャグ&コメディで、
例えて言うなら「ToLOVEる」シリーズとかなり設定とかキャラも似通っている作品ですが、
とことんギャグアニメに振ってて、何よりラッキースケベ的な展開の後に来るスプラッター&グロが特徴。
魔法少女アニメで見られるような魔法と、その後に何回も生き返る様がシュール過ぎ。
っていうかアレが無かったら、まんま「ToLOVEる」なんだよなぁ。。

恐らく現在のTVアニメだと規制の問題なんかで画面真っ黒になりそうな感じで楽しめないでしょうが、
OVAにすることで、やりたい放題やれたという感じで(当時のTV版は修正入ってるらしい)
バカ過ぎる設定と何でもありなクレイジーさはかなりのもの。
尺も1エピソードが15分くらいなので、テンポよく次々に笑えるシーンが来て飽きさせない辺りは、
同じくやりたい放題やった「デトロイト・メタル・シティ」なんかと同じですね笑

水島努監督がまさに水を得た魚のように、OP歌詞から絵コンテに脚本&演出、OVA2のED作曲に至るまで、
思う存分手腕を発揮しているなぁと実感...というか監督の殆どワンマンショーやん笑
やはりこの人はギャグやらせたら天下一品、監督の真髄を垣間見た気がします。
「SHIROBAKO」で見られたような過去の懐かしアニメからのパロディやオマージュも、
この頃からぶち込んできてたんですねぇ。

☆声優☆

ドクロちゃんの声優さんかなり良いですね、萌え系ボイスとのギャップが堪らない。
で、やっぱり全盛期の釘宮ボイスは殺傷力高過ぎ。
「ToLOVEる」シリーズでリトさん役の人が、本作では逆の立場で演じているのもなかなか興味深い。
OVAの2には「カレイドスター」でレイラを演じた大原さやかさんまで出てきて笑かしてくれました。

☆キャラ☆

萌え&ギャグ&バイオレンスの組み合わせがツボにはまって面白い。
ちょい役のキャラなんかもかなりバカで笑える。

☆作画☆

あんまり予算掛かってない感じの作品かなという印象ですね。
まぁギャグアニメのOVAなので、あんまりここを追求しても仕方ないでしょう。
それでも水島監督のキャラの動かし方はかなり面白いですよ。
如何にも萌え萌えなキャラデザからのギャップが堪らない。

☆音楽☆

OPの電波ソングが中毒性ありますわ~監督の歌詞最高。
OVA2は曲同じでキーと歌詞がちょっと変わってましたね。
OVA2のEDは絶対パタリロからパクってるはず笑


バカさと不謹慎さでは先に挙げた「デトロイト・メタル・シティ」に匹敵するかも。
バイオレンス&グロが苦手じゃなければオススメしたいですね。

あと、過去作品でこれくらいバカで笑える作品あったら、是非教えてもらいたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

69.3 2 バイオレンスで学園なアニメランキング2位
恋愛暴君(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (406)
2114人が棚に入れました
ある日突然、男子高校生・藍野青司のもとに任意の二人を強制的にキスさせるという
不思議アイテム「キスノート」を持った死神風の少女・グリが現れ、
“24時間以内にキスしないと書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も
一生童貞のまま生涯を終える"と告げ・・・。
愛のキューピット(?)グリと青司とその仲間たちが“キスをする相手"を求めて
繰り広げるハイテンションラブコメディにあなたもきっと恋がしたくなるはず(!?)。

声優・キャラクター
青山吉能、小野賢章、沼倉愛美、長野佑紀、原由実、檜山修之、大塚芳忠、子安武人、堀内賢雄、内匠靖明、高橋李依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1話:「このパクり具合からすると…」

オマエ、作中でそれを言うのか(笑)!
(何が「パクり」かは第1話でご確認ください。)

という訳で真に「ラブコメディ」。いや、「むしろコメディのためにラブはある」みたいな異常作品。他作品に優先して観るほどではないですが、けっこう笑えます。

いや、原作マンガはまったく存じませんでしたが…。切っても惜しくはなさそうなのに、なんとなく観るかも。

→とりあえず完走しました。また改めて更新します。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

変化球なラブコメ…最初の設定は何処へ? 

このタイトルを見たとき、けっこうハード(重厚な)なラブコメなのかな?と思っていたら、別の意味でハード(ヤンデレ)でした。

主人公の青司がヒロインたちの騒動に巻き込まれる、いわゆるハーレム系なんですが、ヒロインたちが強烈すぎです。
メインヒロインのグリ。{netabare}天使と悪魔のハーフという、設定そのものが変化球。天使なのに確かに見た目が悪魔っぽいからなにかあるのかな?と思っていたら…。でも悪魔バージョンのビジュアルはなかなかのものでした。{/netabare}この子の存在そのものが騒動に巻き込む原因ではあります。

もう一人のメインヒロイン茜。こっちの茜は超ヤンデレ。青司のためなら殺傷も厭わない…行き過ぎであると思った。青司が本気で好きなのはよく分かるんですけどね…。それにしても今年、茜が多すぎな件。まぁ、いろんな茜がいるから良いのですけどね。

茜の腹違いの妹柚。茜好きすぎだけど、実は一番まともな(?)子だった。従妹の樒。ちょっと恐い、サイコすぎ。この子が最後にまともには…まぁいいか。

グリが天使悪魔なら、ヒロインたちは本人もバックがとんでもないという、変化球。話の内容よりも、キャラを追いかけた方が楽しめるように思いました。最後の感動系、この作品に必要かどうか、難しいところです。ドタバタ系のラブコメが好きな人にお勧めします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ラブコメというよりはコメディ。作品云々というより、一点突破の魅力かキラリと光る♪

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ドタバタコメディ。かと思えば、多少のシリアスを含む、振り幅の大きな作品。OPとEDの可愛らしい感じは、ある意味では詐欺ですね(笑)

本作、アクの強いキャラクターが多いので、彼女達に萌えられるか、笑えるかが評価の分かれ目になりそうです。ヤンデレ好きなら向いているかもしれません。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の見所 = グリのアホ可愛さ、の一択w

ダ女神といえば、「エルシィ(神のみ)」「アクア(このすば)」「ガヴリール(ガヴドロ)」など、もはや1ジャンルですが、本作の「グリ」は、ホントガチでダメでしたねw なかなか高レベルでした(おもしろ可愛さという点で)♪

「茜」はヤンデレにもほどがあるというか、いきすぎると個人的には萌えられないです。

基本的にダブルヒロイン(茜&グリ)なんでしょうが、そもそも「茜」も「グリ」も「ヒロイン力」は足りず、恋愛面ではずっと低空飛行していた印象(グリは最終回でかなりヒロイン力をつけましたが)。それに多分、人気ではグリが圧倒的勝利する思うしね。

ではコメディの要素はどうかというと、ボケもツッコミもイマイチ。特に茜のバイオレンス嫉妬ネタは早いうちに飽きました(ワンパターンでしたし)。ボケとツッコミというより(序盤は特に)、「イジメ」と「嘆き」に見えてしまったのが惜しかったかなと。

まあ、後半(9話目以降)はなかなか面白かったですよ、ラブもコメも。

でもやはり、「グリ」の明るさに救われた、という点が大きく、そこが唯一の長所であり、そこ以外の大きな長所が、私には分からないアニメでした。

だから、普通のラブコメやってた7話(花火回)が、普通に一番面白かったです。

ちなみに、メインキャラクターの名前は植物に由来しているのですね。茜(あかね)→染め物に使われる蔓科の多年草(相手を自分色に染めたくなる、支配欲の強さを表現?)。柚子(ゆず)→柑橘類(ピュアな甘酸っぱさを表現?)。樒(しきみ)→八角に似た毒草(悪女らしさを表現?)。

樒は特にぴったりな名前ですね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ドタバタコメディ。これは、ラブコメではないな。

2話目
パロネタが多いな~。

3話目
すでにマンネリ気味。教師が女子高生に……普通にダメかと。

4話目
少し面白かった。

5話目
少し、シリアス展開にしていくのかな?

6話目
水着回。アニメ定番のブラコン。

7話目
男、かなり投資してますね。花火の作画はまずまず。目潰しは笑ったw 今回のラブコメは普通に良かった♪

8話目
なぜ、バトルものに?

9話目
ギャグ、ラブコメにもどったね。

10話目
まあ、ペンギンのネタはしつこすぎ。

11話目
グリ堕天。まあ、グリが成長するためには必要かな。

12話目
ツッコませろよ→下ネタですか?→ちげぇよ!→ハッ! の流れは笑ったw あのまま、ボケとツッコミ繰り返し、天使に戻せたら良かったのに(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

71.9 3 バイオレンスで学園なアニメランキング3位
フルメタル・パニック!Invisible Victory(IV)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (281)
1320人が棚に入れました
相良宗介たち「ミスリル」に、敵「アマルガム」が逆襲!
今度は本気の闘いだ!!

敵<アマルガム>のガウルン、ゲイツといった強敵を倒し、いつもの平和な日常が戻った「陣代高校」。
しかし、そんな日々は長くは続かなかった・・・。
失態続きの<アマルガム>は、本気で相良宗介たちに襲いかかってくる。
世界各地の<ミスリル>の基地が強襲される!
テッサ率いるトゥアハー・デ・ダナンが格納されている「メリダ島」もたくさんのミサイル、アームスレイブによって攻撃される。
一方、日本の宗介、かなめにも魔の手が追っていた!!

再び、宗介、かなめ、テッサたちに試練が訪れる!!!

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、木村郁絵、森川智之、夏樹リオ、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、大塚明夫、西村知道、浪川大輔、山路和弘、杉田智和、てらそままさき、井上麻里奈、内田彩、茅原実里、津田健次郎、玄田哲章、速水奨、山口勝平、遠藤大智、斉藤次郎、代永翼、櫻井トオル

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最終エピソード(11、12話)が、ひっそりと延期に…。最速はAT-Xで7/18、その他MX、サンテレビ、BS11で順次放送予定。

「Invisible Victory」の頭文字を取るとローマ数字のⅣ(4)になるという、なかなかにオシャレなタイトルを冠しての登場だった<フルメタルパニック!>シリーズの最新作。

今作ではミスリル的にはけっこう受難、アマルガム的にはしてやったりな展開になりました。

前作から間が空いたこともあり放送前にはシリーズの前の作品を再放送するなど、盛り上げにはそこそこ力を入れていたと思うのですが途中で製作が遅れてしまうなどして総集編をちょくちょく挟み、結局は放送予定の話数を6月いっぱいで使い果たしてしまったために10話が放送された時点で残りの2話の放送が延期となってしまいました。

幸い、残りの2話についても7月中に放送されることにはなったようです。けっこう面白かったけど、2018年春クールのベスト10には絶対に入れてやらない(笑)。

2018.7.25追記:
観終わってたけど更新し忘れ。面白かったです。1クールですけど、作中時間はけっこう経ってましたね。ナムサク編がエピソード的にもスケジュール的にもいろいろと辛かった…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

千鳥かなめ(が)かっこいいじゃないか!

正直中盤の闇バトルの物語は何の作品か分からなくなりましたが
最後まで観ていると繋がりとして必要なのですね。
この4期、最後4話からすっごくかっこいいです
テッサの回。楽しめました。
そして、かなめと宗介。お互いの思いを伝える場面はいまどき無いセリフですよ。
いいね直球!!ストレート!!
わかりやすいシチュエーションは大好きです!
テッサの恋心がなんとなく可愛そうですが。。。

次期
Ⅴ期待ちますよ。でも、なるべく早く観たいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

lumy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

往年のファンが頑張ってついていくしかない。

原作は未読です。
アニメは1期からTSRまで視聴済みです。

これは・・・1話の期待感が現場の製作士気とともに
見事になくなってしまうパターンですねw
かれこれ10年以上前の作品なので、
いかに現代風にするか苦心したのは分かりました。
キャラデザも今の若い層が受け入れられるようになり、
CGの動きもずっと良くなっています。
それなのに・・・肝心の人物作画が溶けてしまってはダメですw

また、ストーリーについても、物語の終盤になるので
シリアスになってしまうのは仕方ないですが、
単なるミリタリーもので終わってしまうのが残念ですね。
良い意味でのラノベ感を忘れないでほしかったのですが、
4期はドンパチやって終わってしまった感があります。

あと1クールやれば完結できそうですが、
この4期で新しいファンが増えたとは思えないので、
往年のファンがロビー活動をするしかないですかねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

49.1 4 バイオレンスで学園なアニメランキング4位
石田とあさくら(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (166)
597人が棚に入れました
おっぱいをこよなく愛する高校生あさくらと、あさくらのことが好きな坊主頭高校生石田、その周辺の人々が織りなす日常と、巻き起こる事件を描く作品。

声優・キャラクター
中本順久、森嶋秀太、櫻井トオル、中野さいま、島本須美

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

≪超酷評≫ いったい何だったのでしょう?(苦笑)

2分のショートアニメ、全12話。
非常に短い尺だったのでPCでタブを12個開いて一気観してみました。
全て観ても30分かかりません。

ストーリー性は皆無。
作画も悪ふざけを思わせるようなもので、
他のショートアニメよりザツに見える。

最初の1話で「はい? 何コレw」と かすかに笑った程度で、
内容自体では面白みが全く分からなかった。
とにかく汚くて下品すぎる。
特にお子様には観てほしくないと思う。

キャラは全く魅力を感じなかったし、
「○○…だ。」「××ではない…か?」「よかっ…た。」のように
語尾の一文字だけをわざと溜める、あさくら独特の話し方も
聞いていてイライラした。
制作陣は こんなので笑いが取れるとでも思っていたのだろうか?
好き嫌い以前に これほど「つまらない」作品は私自身初めて観た気がする。

自主制作なのであれば、まぁ仕方ないか。。という程度で、
もしプロが作ったのであればハッキリ言って失格。
(アニメ初心者なのに失礼しました。つまりそれほど気に入らなかったのです。)


不評な作品をあえて観てみたいと思う方、
下品なネタが好きな方 以外の方々には一切お勧めしません。

2013年3月30日現在、
ニコニコ動画にて全話無料で公式配信されていますから、
今なら簡単に観ることができます。

1話完結ですが、キャラの追加等があるため、
もし観る場合は順番通りの視聴を推奨します。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

こたろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

場違い。雑誌の隅から出てくるべきではない(超酷評)

自称、BL漫画だそうです。
淡々とバカな事を言うタイプのナンセンスギャグ。
シュールに笑わせようとしてるんですよね。・・・・笑えないケドw

というか、クソつまんない。
石田の変態性やあさくらのおっぱいバカぶり。これに笑いを見いだせない場合は、ひたすら寒い思いが続くことになります。
むしろ、スベる事で笑わせようとしている自虐ギャクなのか?とも思えるくらい。
結局、最後までみたけど、ピクリとも笑えませんでした。


非常に独善的に言わせてもらえれば・・・・
シュールというものを曲解・拡大解釈して、奇妙な事を脈絡なくやってればイイと勘違いした作品。
本来、シュールギャクって物凄く難しくてセンスのいるものなのに、そのセンスが微塵も感じられないのが寒さを増量してます。
面白さをだそうとしてる独特の口調やイントネーションも、セリフの内容がつまらなさすぎて疳に障るし、女性キャラが不必要に異様なお色気を醸しているのも不快感しか覚えません。

アニメとしての出来もチープで、画が汚い・動かない・セリフ聞き取りにくい、と基本がなっていない。
予算があるないの問題ではなく、仕事の質として低級です。


もともとイラスト投稿サイトや原作者自身のサイトで公開していた、ネタのようなものらしいですが。
作者が悪いわけではなく、こんなものを商業ベースにのせ、あまつさえアニメにしようという周りの商売根性が悪い方に作用しています。雑誌の隅っこでページを埋める程度なら軽く笑って流せるようなものでも、1つの映像作品にするとダメさが際立つ。その典型例をみたカンジです。
これをアニメにしようと考えたやつの感性が一番ダメダメですね。

ヤングキング(この作品の掲載誌)って、そんなに素材不足なんでしょうか?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話を観ての感想

なんだこりゃ?(苦笑)
作品のサムネを観ただけだった印象はギャグアニメ。
でもあらすじ見たら、えっ?「全年齢型BL」とな?
で、BL作品のパロディ的な学園ギャグなのだそうだ。
全年齢に向けて、というのはつまりエロなし=性描写なし
って意味なのだろうね。
そして2分程度のショートアニメだという。

とりあえず1話を観てみたところ、「なんだこりゃ」が第一印象。
個性の強い顔つきと話し方の主人公・あさくら。
クラスに彼を想う男子2名と女子1名。

キャラデザも何もかも、好みの部分は皆無と言っていいほどで
欠かさず毎回観れるほどの面白さかどうかまだわからない。
でも、こういう作品は今まで観たことがないので、もう少し観てみようかな。

しかし・・クスッと笑ったらもう終わってたよー(汗)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

65.2 5 バイオレンスで学園なアニメランキング5位
兄に付ける薬はない!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (104)
456人が棚に入れました
中国の人気Webマンガ「快把我哥帯走」を原作としたアニメ。バイオレンスな妹がおバカな兄を殴る蹴る!兄弟愛!恋!グルメ…?など全部入りの学園コメディ。監督・脚本は「やわらか戦車」「アグレッシブ烈子」「英国一家、日本を食べる」など数多くのアニメ作品を手がけているラレコが担当。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

中華風ショートコメディ

最終話まで視聴。

1話5分足らずののショートコメディ。
妙に妹・時秒を可愛く感じてしまう作品。

兄・時分役の中村悠一、妹・時秒役の雨宮天ともに非常に良かった。

OPも何気にテンポが良い。

中華アニメにしては優秀な作品だと思った。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中国発日常アニメ。面白いです

配信されていたのを偶然拝見しました。

中国でのアニメは、子供向けの中華時代劇が多いイメージがあったのですが、現在の中学・高校を舞台にした兄妹ものでした。
でも、俗にいう妹物とは違い、その類稀な戦闘力で兄を成敗する物語です。
垣間見える、制服や漢字の違いなど、日本と中国の文化の違いなども面白いです。

これは、十分に面白かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中国国内での合計閲覧数が5億回を超える作品…

この作品の原作は未読です。
タイトルにも記載しましたが、中国国内での合計閲覧数が5億回を超えているとか…
確かに絶対数は凄いと思いますが、中国は人口の母数そのものが多いので、回数と人気度の関係は日本と一緒じゃないでしょうから、この数字の持つ意味は正直良く分かりません。
この作品に食いついた理由はただ一つ…天ちゃんが出演されたからです。

天ちゃん…1週間フレンズ。の藤宮香織で初ヒロインを演じられたのがちょうど3年前…
まだ3年…?
もう3年…?
と考えると、きっと前者の感覚の方が強い気がします。
その間、7つの大罪のエリザベス、プラメモのアイラ、モン娘のミーア、このすばのアクアなど魅力的なヒロインをたくさん見せて貰いました。
エリザベスとアイラには前が見えなくなるほど号泣しましたし、ミーアとアクアには何度も爆笑させて貰いました。
2014年以降の出演作品は、ほぼ主要キャラである事からも彼女の人気が伺えると思います。
私の中でかなり推している天ちゃんが出演されるのであれば、私に見ないという選択肢はありません。
こうして視聴に臨んだ訳ですが…

作画はお世辞にも綺麗とは言えないと思います。
それでも完走できたのは、出演された声優さんの力量にほかなりません。
2人の兄妹の日常を描いた作品で、しょうもない事をする兄を妹が暴力で粛清するある意味お決まりの展開…
天ちゃんは妹役で兄が中村悠一さん、兄の友人として小野賢章さんと花江夏樹さんが出演されています。
中国の作品で5分枠のショート作品にも関わらずこの配役…正直かなりレベルが高いと思います。
実際に声優さんの演技は相当レベルが高かったですけど…

特に天ちゃんの演じた時秒(シーミョ)のはじけっぷりは半端ありませんでした。
普段兄には暴力的な一面ばかりを見せていますが、時折物凄くしおらしくなる事があって、そのギャップが彼女の魅力になっているのですが、それを見事に演じ切っていたと思います。

でもここまで暴力的なキャラって初めての配役だったのではないでしょうか…?
あ、WWW.WORKING!!の鎌倉志保もそうだったかな…?
でも志保はラストの方で頭にお花が咲いていましたからね…
そう考えると、「超」が付くほどのツンデレキャラを演じるのが抜群に上手いのかもしれませんね。

1クール12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、天ちゃんの魅力溢れる作品…という気がします。
中国版では違う声優さんが演じているようですが、きっと作品から受ける印象はだいぶ違うんだと思います。
彼女のファンなら視聴して損をする事は無いと思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

67.4 6 バイオレンスで学園なアニメランキング6位
兄に付ける薬はない!2(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (57)
259人が棚に入れました
学園ライフをコミカルに描き、中国では累計約30億回の再生回数を誇る人気WEB漫画「快把我哥帯走」が原作。1期は、2017年春より日中両国で放送・配信。第1期と同様、イマジニアが、アニメーション制作、及び、日本でのTV放送までのコーディネート業務を担当。アニメーション制作は「アキンド星のリトル・ペソ」(プロデュース イマジニア株式会社)「がんばれ!ルルロロ」等のファンワークスが共に進行しております。脚本、監督は「やわらか戦車」、「英国一家、日本を食べる」、現在「アグレッシブ烈子」がNetflixで配信され海外を中心に話題沸騰中のラレコが担当。ファンワークスがアニメーション制作を担当する。2018年7月より放送・配信。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章、花江夏樹

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

中国の学生生活もわかるギャグアニメ

中国本土では人気のあるアニメだそうです。

こすい兄と凶暴な妹が中心となる5分間のギャグ作品ですが、1期に続いて楽しめました。
また、中国での学生生活(ジャージで登校、軍事訓練もある)なんてのもわかるので、知識も増えました。

日本版の声優陣も豪華なので、お試しになっても損はないと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

仲良し兄妹(!?)の「時分(シーフン)」「時秒(シーミョ)」が送る、日常コメディ☆

この作品の原作は未読です。
もともと中国のWEB漫画として発表され、中国国内では5億回の再生数を誇る作品です。
でもこの作品はこれだけじゃないんです。
日本の少年ジャンプ+でも配信されているんです。
つまり日本でも認められた作品、ということになるんです。

その兆候は理解できない訳ではありません。
アニメ第1期は、2017年の春アニメで1クール…
ところが今回のアニメ第2期は堂々の2クール作品になりましたから…

アニメ第1クールは、天ちゃん演じる時秒のお陰で完走できたと思っていました。
でも今回この作品を視聴して思ったのは、天ちゃんだけではなく、兄の時分や開心など時秒を取り巻くキャラ全般的に面白いから完走できた事を改めて感じました。

でもとりわけ面白いのが時分と時秒の掛け合いです。
兄の時分は、結構だらしない感じ…時間とか、お金とか…
自分で散々食い散らかしておいて、いざという時の考えが浅はかなんですよね^^;
他力本願な部分も大いにありますし…
だからこの作品の中で一番空回りしているのが時分だと思います。

そして兄のとばっちりを受けるのが妹の時秒…という構図なんです。
そりゃ、兄に対して鉄拳制裁を加えたくなるのも理解できます。
でも、時々「あぁ、やっぱり兄妹なんだなぁ…」と思うこともあるんです。
例えば恋愛に対する態度や姿勢とか…

兄妹による日常ドタバタ系が嫌いじゃなかったらきっと楽しめる作品だと思います。
天ちゃんの魅力もたくさん感じられますし…

まぁ百聞は一見に如かずと言いますから、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール全24話の物語でした。
続編が制作されるなら絶対に視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中華風ショートコメディの第2期

最終話まで視聴。

1話5分足らずののショートコメディ。
妙に妹・時秒を可愛く感じてしまう作品。

第1期から登場人物も増えて更にパワーアップ!?

中国の学生生活が垣間見える作品(と言うと言い過ぎかな?)。

中華アニメとしては、面白い作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

67.1 7 バイオレンスで学園なアニメランキング7位
兄に付ける薬はない!4-快把我哥帯走4-(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (34)
135人が棚に入れました
中国での合計閲覧数が約30億回の人気Web漫画のアニメ化。バイオレンスな妹が…おバカな兄を殴る蹴る!?兄弟愛!恋!グルメ…? 全部入りの学園コメディ。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章、花江夏樹

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

気がつけばもう4期…

この作品の原作は未読ですが、天ちゃんがヒロインを演じているという理由で、TVアニメ版第1期~第3期は視聴済です。
個人的には国外の作品で琴線に触れる作品はあまり無いのですが、この作品だけは別です。
しっかりオチがありますし、そのオチも概ね期待通りというのもポイントの高い作品だと思っています。


中国での合計閲覧数が約30億回の人気Web漫画のアニメ化。
バイオレンスな妹が…おバカな兄を殴る蹴る!?
兄弟愛!恋!グルメ…? 全部入りの学園コメディ。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

中国自体の人口が多いので、合計閲覧数が30億回という数字がどんな意味を持っているかは正直分かりません。
バイオレンスな妹…は理解できます。
兄弟愛と恋も何となく分かりますが、グルメは全く理解できません。
この作品にそんなグルメ要素…ありましたっけ^^;?

この作品の見どころは、何と言っても時分(シーフン)と時秒(シーミョ)の掛け合いでしょう。
特に抜群なのが配役です。
時分は中村悠一さん、時秒は天ちゃんが演じているんですが、この2人は「魔法科高校の劣等生」の司波達也と光井ほのかじゃありませんか。

お兄様に淡い恋心を抱いているほのかと、時秒の立ち位置はまるで真逆ですよね。
だから、「ほのかはお兄様をフルボッコにすることなんか、絶対無いんだろうなぁ…」
なんて考えるのも面白かったり…
時折、お兄様とほのかの声が聞こえてくるのも、そんな気持ちを助長してくれます。
作品をまた違った角度から見れるのも、アニメを視聴する上での醍醐味なのではないでしょうか。

一方、物語の方ですが、個人的には恋の行方が気になっています。
普通に時秒の顛末も気になるのですが、班長が何かを胸の内に秘めている感じがするんですよね。
班長が気持ちを曝け出したら物語も一気に進展しそうなのですが、まだだいぶ頑ななので、そういう展開が期待できるのはもう少し先なんでしょうね。

1クール全12話の物語でした。
この作品の面白さも安定していると改めて思いました。
ここまで放送されたんですから、物語が完結するまで放送されることを期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

中華風ショートコメディの第4期

最終話まで視聴。

1話5分足らずののショートコメディ。
相変わらず、妹・時秒を可愛く感じてしまう作品。

文化の違いこそあれ、学園アニメとしては、クオリティーは高めだと思います。
ラブコメ要素が薄らいできたのは気になるけど、相変わらず中華アニメとしては一番お気に入りです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

計測不能 8 バイオレンスで学園なアニメランキング8位
真魔神伝 バトルロイヤルハイスクール(OVA)

1987年12月10日
★★★★☆ 3.6 (9)
25人が棚に入れました
異才漫画家・来留間慎一(別名:秋恭摩)の伝奇SFアクションコミック『魔神伝』のOVA化。 高校生・兵頭力は、格闘技世界一を目指す空手部部員。同部の女子・高柳涼子が案じる脇で、常に強者との死闘を望んでいた。だがそこに、異次元の魔導士ビョウドが出現。ビョウドは実は兵頭の時空を超えた分身的存在で、兵頭に強制合体、支配にかかる。だが結局は兵頭の精神の方が、両者の合体した肉体を制覇した。一方、ビョウドの現世界出現の際に、異世界の妖物・邪妖精も到来。この邪気を認めて、宇宙刑事の斬奸(さんかん)、そして念法の達人・結城が集結する。宿敵ビョウドと合体した兵頭を狙う邪妖精はやがて、兵頭に思いを寄せる後輩の女子・小山恵に接触。その肉体を取り込むが……。 監督は『マクロス』シリーズほかで活躍の、マルチクリエイター板野一郎。メインアニメーター・結城信輝の作画の迫力もあって、60分の本編時間の中に、高密度で見応えのあるアクションシーンが凝縮されている。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

作画の出来は素晴らしいが、肝心のストーリーがぐちゃぐちゃ

この作品は、来留間慎一氏の漫画を原作としたOVAである。
アニメを見た後に、漫画の存在を知ったため、原作に関する
詳しいコメントはできない。

ジャンルとしては学園アクション物だろうか。自分なりに頑張って
あらすじを書こうと試みたのだが、頭の中で整理するのが
難しかったので断念することにした。理由は下記に後述する。

全体を通した感想としては、ストーリー構成が良くない。作画は
とても気合が入っているのに、ストーリーが全く追い付いていない
印象を受けた。例のシーンで期待が持てたので、割と楽しみに
していたのだが、それは私の勘違いだったようだ。

この作品で唯一褒められる点があるとするならば、終盤における
少女の人体再構成シーンだ。化物に憑りつかれ、最終的に肉体を
支配されてしまった少女を助けるために、主人公が行った
とても貴重な場面だ。

化け物の残骸にも、少女の肉体の一部が残っているとはいえ、
上手いこと少女を構成するパーツのみを抜き出し、融合させる
だけでなく命まで蘇らせる姿に心を打たれた。正に神業。
まるで芸術を見ているかのようだ。誠に感服した。
ただし、その光景はかなりグロテスクなので耐性は
持っておいたほうが良い。慣れていない人が見ると
吐き気を催す可能性がある。近年のTVアニメでは絶対無理だろう。
当時のOVAとして作られたからできたことだ。

ここからは問題点を挙げる。
この作品、余りにもキャラクターが多すぎるのだ。要は、
色々な要素を取り入れすぎたことで、かえって自分の首を
絞めているという悪循環に陥っている。
それにより、四方八方に視点が切り替わるので、キャラクターに
感情移入がしづらい。ほぼ同じ時間帯でそれぞれの戦いが
始まるのだが3つ巴どころの騒ぎではない。もはやスマブラ。
まるで、ゲームをプレイしているかのような錯覚に陥った。
そういった理由から、あらすじを書いていこうという気持ちが
湧いてこず、途中で考えるのを辞めてしまった。

一応、ある程度視点を狭めるために、何か所か合体している
場面があったような気がするが、それなら最初からキャラクター
を絞ればよかったのでは?
明らかに咬ませ犬にしか見えないものもいたし。

ぶっちゃけ、キャラクターもそんな魅力的ではなかった。
無理やり戦いに巻き込まれた者、自分から支配しようとして
逆に肉体を支配された者、妖魔を倒すことに命を懸けている者、
宇宙の秩序を守るために自ら参戦した者、
復讐のために上司を裏切った者等々…。

それぞれの思惑はなんとなく理解できたのだが、いくらなんでも
詰め込みすぎだ。しかも、これを一本のOVAに収めるのには
流石に無理がある。話を3つか4つ程に分散させ、それぞれの
キャラクターを掘り下げれば、かなり見ごたえがあったのに…。勿体ない。

作画に関しては申し分ないのに、ストーリーは非常に残念な作り
に終わってしまった。ぶっちゃけ、面白くないので
特に推奨するつもりはない。例の人体再構成シーンだけ
見れば十分だと思われる。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10
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