ハーレムで魔法なアニメ映画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

76.7 1 ハーレムで魔法なアニメランキング1位
劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(アニメ映画)

2017年6月17日
★★★★☆ 3.7 (424)
3046人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
中村悠一、早見沙織、内山夕実、寺島拓篤、佐藤聡美、田丸篤志、雨宮天、巽悠衣子、花澤香菜、井上麻里奈、諏訪部順一、日笠陽子、小原好美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そして司波達也は、伝説となる…。

この作品は、原作者書き下ろしの完全新作オリジナルストーリーだったようです。
全身が痺れまくった、はやみんの「お兄様…」を始めて見聞きしてからはや4年…
ようやくこの作品を視聴することができました。

思い返せば4年前…
お兄さんのハイスペックさと、とても高校生とは思えない様な凄い人たちが次から次に出てきたことに圧倒されたのを覚えています。
そして司波達也の奥の深さをまざまざと見せつけられた…という感じでしたが、嫌な気持ちではなく、むしろお兄さんが強さの片鱗を覗かせるたび視聴にも熱が入りました。

そしたら劇場版の公式HPに「<最強>司波達也の活躍に刮目せよ…。」と記載されているんです。
作り手が彼の強さにこだわってこの作品を作っているこれが何よりの証拠…
今回は彼のどんな強さが見られるのか…視聴前から楽しみで仕方ありませんでした。

物語は、物語の核となる伏線が描かれた後、達也たちが高校1年生の春休みに小笠原諸島にある別荘でバカンスを楽しんでいるところから始まります。

4年前に放送された本編を最も効率的に思い出す方法を作り手の皆さま方は良くご存じでした。
南の島でのバカンス…青い海とどこまでも広がる青い空…こんな開放的なシチュエーションの中で、はやみんの「お兄様…」から物語が始まるんです。
達也との弾む会話に時折喜びと恥じらいを露わにする妹の深雪…
それにエリカの剣術や、CVの天ちゃんが可愛らしさをどこまでも助長したほのかが、間髪置かずに物語の仲に溶け込んでいくんです。
きっとこれ以上は考えられないくらいの完璧な導入だったと思います。

そんな平和を満喫する達也たちでしたが、お約束通りそれも束の間でした。
私たちを待っていたのは尺に限りのある劇場版ならではの怒涛の展開です。
きっかけはみんなで訪れたショッピングモールで、一人の少女と出会ったこと…

とある場所から逃がして貰ったということ…
自分がこれまで何をしてきたか分からないこと…
自分自身を失う自覚症状が出始めていたこと…

ポツリポツリと自分のことを話し始めた綿摘未 九亜と名乗るその少女は、陶器の様な真っ白な肌と、吹けば飛んで行ってしまいそうなほど華奢な身体…
これまで凡そ人間としての真っ当な生活を送ってこれなかったことを容易に想像させる、そんな少女のお願いはたった一つだけでした。
「助けて欲しい…」
今にも消え入りそうなか細い声で…
今自分の置かれている状況だって良く分からなくて、助けを乞う相手を間違っているかもしれないというのに…
でも彼女は自分の使命を覚えていて…それをちゃんと全うしました。

ややもすると、とんでもない事態に足を踏み入れることになるのかもしれない…
国家権力並みの組織との対峙を余儀なくされるかもしれない…
自分の家に多大な迷惑をかけるかもしれない…
少女に手を指し伸ばすということは、これほどまでのリスクを背負うということ…
でも、それで少女を見放すほど薄情なみんなではありません。

こうして物語が動き始めるのですが、振り返ってみるとこれもこれから巻き起こる物語の過程にしか過ぎませんでした。
表向きは大義名分…ですが脅威となり得る存在を絶対に見過ごさない相手からも少女が逃げ出してきた場所は目を付けられていて、小笠原諸島のとある島を舞台に、島全土の大きさが持て余すほどの衝突の勃発まで事態は発展していくいんです。

ここから先は作り手…そして登場する主要キャラの真骨頂をひたすら堪能してくことになるのですが、主要キャラの一翼を担う中で一人だけ記憶にない人が存在したんです。
そのキャラは、プライベートでの愛称はリーナと呼ばれているアンジェリーナ…
どうしても思い出せなかったのでwiki先生に聞いてみたところ、アニメ本編には登場せずゲームから登場したキャラだったみたいです。

彼女も常軌を逸する魔法の使い手なのですが、見惚れるほどの迫力の中で際立つのはリーナもですが深雪の魔法もただ事ではありません。
いいえ、一度決めたことを成し遂げようとする仲間の雄姿からは片時も目が離せません。
そして、やっぱり…司波達也はとんでもない16歳でした。

この作品の何がどう凄いのか…
なぜ「星を呼ぶ少女」がタイトルに付加されたのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
全てしっかり腑に落ちるよう制作されていますから…

主題歌は、GARNiDELiAさんの「SPEED STAR」
作品の余韻と楽曲の曲調を楽しめる一粒で2度美味しい系の曲でした。

上映時間約90分の作品でした。
この作品シリーズに関するwiki先生の情報はあまりにも膨大…
ということは、TV版、劇場版しか視聴していない私にとってはネタバレの宝庫だと思い内容は殆ど見ていません。
それでも、ポイントとなるキーワードはどうしても目に入ってしまいます。

ただ一つ言えること…それは続編を作るには十分過ぎるくらい原作のストックがありそう、ということです。
だって、知らない学校名や単語がたくさん目に入ってきましたから…
達也、深雪についても殆ど深掘りされていない状況ですから、続きはきっとあると信じています。
その時にはTV版のような長丁場の作品になってくれると嬉しいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

民明書房の血脈

ご存じない方もおられよう。たぶんもっとも有名なやつ全文引用します。

(引用開始)
ゴルフの発祥はイギリスではなく、
中国の宋家二代 「呉竜府」(ご りゅうふ) が編み出した

「纒欬狙振弾(てんがいそしんだん)」
 
棍法術最強の流派として名高いチャク家流に伝わる最大奥義。

 「この技の創始者 宋家二代 呉 竜府(ご りゅうふ)は
 正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。

 この現代でいうゴルフスイングにも酷似した打撃法は
 運動力学的観点からいっても弾の飛距離・威力・正確さを
 得るために最も効果的であることが証明されている。

 ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが 
 最近では前出の創始者 呉 竜府の名前でもわかるとおり 
 中国がその起源であるという説が支配的である。」

               民明書房刊「スポーツ起源異聞」より(引用ここまで)


実はこの劣等生シリーズにイマイチ乗り切れてない私にたいしてのとあるレビュアーさんからの至言。

{netabare}「自分これ、ギャグとしてしか見てないっす」{/netabare}

察しました。そこで思い出した昭和後期に煌めいた『民明書房』。魔法を科学するこちらの作風と相通ずるものがあると言い聞かせるとこれ苦手な人も大丈夫かもしれません。自分の拠り所です。
ただしそこまで。兄と妹の関係性はひたすら気持ち悪いです。本作の売れ筋No.1『さすがおにいさま』を消化できてないわりに1期2期そしてこの劇場版と継続してる者の以下感想です。


6年ぶりのTV2期まで視聴済という視聴歴です。たまたま正月地上波でやってるのを録画。
本作のリリース順は1期→劇場版→2期です。
相関を整理してみると、2期の主要キャラのリーナ(CV日笠陽子)が登場してたり、リリース順に観ておいたほうがしっくりくるのではないかと思われます。

そして本編90分。サブタイトルは『星を呼ぶ少女』。
劇場版オリジナルな謎の少女が鍵を握る物語。そこにいつものメンツが絡んでくる映画らしい閉じた設定です。アニメ映画の常道。オールスター集結みたいなところや売れ筋(さすおに)の投入は頻度もタイミングも申し分ありません。魔法発動時のエフェクトはさすが劇場版です。
よってあとは好みではないでしょうか。

冒頭で民明書房について触れて言いたかったのは、楽しみにしていた“小理屈”感が圧倒的に足りなかった、ということです。
無かったわけではない。取ってつけたネタをものすごい熱量でドヤってくれないのが個人的に残念。
{netabare}例)サイコなSTARS隊員なんて派手な作画に合わせるためだけの要員でした。{/netabare}

いいとこはありましたよ。
{netabare}・お兄様のダースベイダーのコスプレ
・相変わらず国家の軍隊より強い高校生{/netabare}


ファンサービスの試供品です。

オイタなドラマ 「さすが」なドラマ ここあが怒れば 嵐を呼ぶぜ♪ 



※おまけ

■そういえば…
最終盤のネタバレ有です。

{netabare}セブンスプレイムを完全に無害化するためにリーナの力で高度140kmまで飛ばしてもらったお兄様。
これだけでなんのこっちゃ感マシマシなわけですが、成層圏の外すなわち宇宙に飛ばされ○△×構築して“ベータトライデント”を発動しいろんなものを救ったのはさすがです。とはいえさすがのお兄様もいろいろ使い切ってぐったり状態。{/netabare}

{netabare}男塾塾長江田島平八も宇宙飛ばされてたような。。。
なぜかふんどし一丁でしかも自力で生還してたような。。。{/netabare}

どうせやるならこれだけまじめに荒唐無稽してほしかったやね。麻痺してるのかしら?自分が…



視聴時期:2021年1月

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2021.03.14 初稿
2021.10.26 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

つむぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

劇場版でも、さすがはお兄様です!

原作全巻既読
アニメ全話視聴済み

アニメから入り、そのまま原作全巻買ってしまう程ハマった作品だったので、今回の映画もとても楽しみにしていました。
また、今回の『劇場版 魔法科高校の劣等生-星を呼ぶ少女-』は劇場版の為に書き下ろされたストーリーとのことで、今回はどの様にして主人公である司波達也を始めとしたキャラクター達が事件に巻き込まれ、解決して行くのかも楽しみにしていました。

今回舞台となるのは、小笠原諸島のとある島。
高校生になってから初めての春休みを迎えた達也達は、雫に誘われ島の別荘にバカンスへ行くことになります。
それと時を同じくして、別の島ではとある戦略級魔法の実験が行われていました。
その戦略級魔法が原因で、達也達『一高生』、リーナが総隊長を務める『スターズ』、日本の『国防軍』や『一高卒業生』なども巻き込んだ事件に発展していきます。

今回の話は『戦略級魔法』というものがこの世界においてどの様に認識されているか。
道具として生み出された魔法師の『立場』などに重点を置いて描かれていた様に感じました。
また、今回はアニメ版には登場しなかった『アンジェリーナ・クドウ・シールズ』やアニメでは描かれなかった『ヘビィ・メタル・バースト』も登場し、劇場版の名に恥じぬ大規模な魔法の数々と話のスケールでした。
そして、今回劇場版で初登場した『綿摘未九亜』
映像作品としては初登場の『アンジェリーナ・クドウ・シールズ』もしっかりと話に絡み、特に九亜はこの話において重要な役割を持つキャラクターなので、是非注目して欲しいです。

今回の劇場版では、原作でも登場していない魔法も登場する為、多少魔法の効果などが分かり辛くもありましたが、パンフレットに劇場版で登場した全ての魔法の説明が書かれていたので、魔法の効果などを詳しく知りたい方はパンフレットを購入されると良いかと思います。

作画などに関してはさすが劇場版といった出来で、魔法発動時の起動式や魔法式、魔法発動時のエフェクトや魔法の効果などが分かりやすく描かれており、アニメとの絵の違いも無く、とても見やすかったです。

ですが、今回は劇場版ということもあり、決まった時間で話を完結させなければいけない為、全体的に早足な感じを受けました。
それでも話が理解出来ないという事は無いので、そこまで気にならないかと。
ただ、今回の劇場版は時期が1年の春休みとなっています。
アニメ版ではそこまで話が進んでいない為、アニメしか見ていない方だと
「リーナって誰?」
「スターズとは?」
「何故達也達と知り合いなの?」
といった疑問が生まれると思います。
そういったことに関しての説明は劇場版では一切されないので、詳しく知りたい方は原作の『来訪者編』を読めば理解できますので、気になった方は原作小説も読んでみて下さい。

アニメしか見ていない方には理解出来ない箇所もあるかと思いますが、これを機に原作小説にも手を出してくれる方が増えてくれればなと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

59.5 2 ハーレムで魔法なアニメランキング2位
劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL(アニメ映画)

2011年8月27日
★★★★☆ 3.5 (65)
404人が棚に入れました
 魔法使いの少年ネギ・スプリングフィールドが修行のため女子中学校のクラス担任として奮闘する中で、生徒たちと心を通わせ様々な困難に立ち向かっていく姿を描いた赤松健原作人気TVアニメの劇場版。本作では魔法世界崩壊の危機を救い、卒業式を前に最大の危機を迎えたネギと生徒たちの活躍を描く。監督はTV「化物語」「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之。同時上映に「劇場版 ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」。魔法世界を崩壊の危機から救ったネギたちだったが、麻帆良学園に戻ってきた彼らを待っていたのは、なんと中等部の卒業式。慌てて準備にとりかかるネギとクラスメイトたち。そんな中、学園長に呼び出されたネギは、ある重大な決断をしなければならないことを告げられるのだったが…。

けみかけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これでFINALだというのだから赤松先生が可哀想過ぎる

最終決戦を終えたネギ先生と31人のヒロイン達が中等部の卒業式を控えているところに、ネギ先生が偉大な魔法使いになるためには仮契約した生徒の内1人をパートナーとして選ばなければならないという知らせが入る
しかも仮契約を解除した時点で生徒達からは魔法の記憶が一切なくなるのだという・・・


まず31人の内1人を選ばなくてはならないというのにキャラクターへのスポットの当て方が上手くなくて全然個性が薄まってる、ってか本当に31人分にスポットを当てようとしたならそりゃ無理って話です
あとこれはアニメ1期からずっと思っていたのですが声優さんに違和感
もう何年やってるのか覚えてませんが、最後だというのにほとんど垢抜けてない
上手いなーと思うのは皆川純子さんだけ


そして制作が間に合わなかった&尺合わせ出来なかったことがバレバレの間の取り方が酷い
序盤にある、やたらヌルヌル動く戦闘シーンはどう考えてもいらない
ネギ先生の戦闘描写を中間省略してヒロインにスポットを当てたつもりなのだろうが繋ぎが不自然過ぎて違和感しかない
その癖クライマックスでの必殺技が次々飛び出すシーンはスピード感全然無くて必殺技のありがたみ皆無


止め絵のままパクなしで喋るシーンもあり、あんなの久しぶりに見ました、あれはないわー
コマ落ち、といえばラストの火星を覆う魔法陣も動きカクカクでスペックの足らんパソコンみたいでガン萎えですよ


そしてなんと言っても火星崩壊中に眩い光に包まれそのまま「画面真っ白」事件wwwwww
真っ白な画面と向き合ってずっと聞こえてくる「ドガシャーン!バラバラバラ!ゴォォォ!」という轟音に耳を傾け、思わず「いつ終わるんだろう・・・」と
条件反射的にオイラは時間計ってしまいましたよ(笑)
約15秒でしたwセリフも無しw長過ぎワロタwwwwwww


オチもホントどうでもいいと思う内容ですし、どうせお得意の「BDでは修正」とか言ったとしても時すでに遅しです
内容がないよーなのがバレましたのでw修正があったとしても評価はかわりゃーせんです
もしコレだけ見せられてハヤテが無かったら「金返せ」と言いたくなるレベル


そうそう、コレとハヤテの間にはマガジンとサンデーの架け橋となった『とあるお方の作品』が乱入してきますが、、、【【そっちの方が100倍面白かったですよw】】

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

skyhigh さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

長く楽しめて良かったです♪

はじめての投稿なので下手ですが。
ネギま!は原作読んでいないのでわからないのですが1期2期と
長くゆっくりと楽しめてとてもいい作品でした。魔法とかもう少しバトルなど
入れてくれれば超楽しめたのですがw
でもネギ先生10才にしてあんな何十人とパクティオするとは
羨ましい。。。というのはおいといて格好いいしそりゃ惚れるでしょうねえw
あとちょっと思ったのがネギ先生がちょっと大人になってたり小太郎という
少年が急に仲間になってたのとちょっと話が分からなかったですが最終回では
皆で魔法世界と地球を一緒にさせて平和な世界になって良かったです♪

コメント下手でしたが優しい目で見てくださいw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

たむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

物語の内容が薄すぎる!!

ネギま!もうすぐ完結ですけど正直言っちゃうと漫画の大切な部分をはしょってさらに勝手に完結させてるような映画でした
漫画読者としては、期待していたのに少しがっかりしました。

もう少し濃い内容にしてもよかった気がします。
っていうか・・本編を読んでなくてキャラも知らないひとが見たら・・・ってなる内容でしたね。

同時上映したハヤテの方は入り込みやすかったです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

68.3 3 ハーレムで魔法なアニメランキング3位
劇場版 トリニティセブン 天空図書館と真紅の魔王(アニメ映画)

2019年3月29日
★★★★☆ 3.6 (68)
443人が棚に入れました
世界を崩壊させるという“魔王因子"を持つ魔王候補・春日アラタはトリニティセブンの一人である浅見リリスらと共に遺跡調査を行っていた。アラタの力に反応した強い力により、辺りはまばゆい光に覆われ、気づけばそこは古より天空に存在する、全世界の英知を司る場所・「天空図書館」だった。すると突如、紅い稲光とともに、顔がアラタにそっくりなある男が現れる―。名は紅の魔王“アビィス・トリニティ"彼は、魔王を滅ぼすための魔王であり、街を一瞬で消し飛ばす強力な力の持ち主故、長く「天空図書館」に封印されていた。アラタの魔王因子に反応してその封印を解かれた彼は、魔王としての力を取り戻し、世界を、すべてを無に還すことを目論んでいた。そのカギとなるのが、彼の娘・リリス――――なんと、リリスは最強魔王の娘だったのだ……っ!アビィスの危険すぎる力により囚われたリリス。アラタたちは、リリスを救い、最強魔王を打ち倒すべく魔王兵器を探すことに……。しかし、それを使えば、人の心を失い、完全に魔王化してしまうというが……。

声優・キャラクター
松岡禎丞、原由実、内田彩、佐倉綾音、日笠陽子、柚木涼香、村川梨衣、東山奈央、洲崎綾、釘宮理恵、諏訪彩花、三木眞一郎、山下七海、福原綾香、赤﨑千夏、前野智昭、伊藤静

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たとえ人の心を失ったとしても、オレはお前を取り戻す…。

こちらは、劇場版第1弾 「トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-」に続く、劇場版第2弾の作品となります。
劇場版一作ずつでも物語の起承転結は成立していましたが、登場人物の心模様や立ち位置に対するいきさつなど、相応の予備知識が無いとこの作品を堪能し尽くせないと思います。

まぁ、魔王候補は7人の美少女魔導士を侍らせていて、徐々にその7人を侵食していくハーレム展開作品なので、現状に至る過程は物凄く大切な位置付けです。
そのため、劇場版を含め前作未視聴の方は、そちらからの視聴をお勧めします。

この作品を視聴して気付いたこと…
まず1点目…作品のサブタイトルですが、一切の捻りがなく混じりっ気無しのストレートであること…
「天空図書館と真紅の魔王」って「何処で、誰と、どうする」が分かってしまうではありませんか!
この手の作品は物語を積み重ねる度にラスボスが強くなっていくのは常套なので、もちろんアラタが勝利するかはラストまで視聴しないと分かりません。

だけど、原作の連載が続いている作品の単発映画で主人公が消え去ってしまうとも思えません。
だから、この作品が重きを置いているのはラストに至るまでのプロセスです。
トリニティセブンの皆さまが、アラタ思いの春日聖がピンチに陥った彼にどの様な手を差し延べるのか…
結論ではなく、過程を楽しもうと頭を切り替えて視聴すると、実はメチャクチャ面白かったり…^^

そして2点目…本編を視聴するまで公式HPの、特にSTORYの視聴は避けた方が良いと思います。
私は完走後に公式HPを拝見しましたが、「こんなネタバレ載せて大丈夫なの!?」と思えるくらい重要事項が満載でしたから…

ヒロインの数が多いので、この作品ではそれぞれのヒロインの立ち位置を明確にした上で、均等、均一という概念をバッサリ切り捨てています。
物語の展開に応じてスクリーンに映し出される割合に軽重を付けているので、特定のヒロイン目当てで視聴して、軽めだったらすこしガッカリ感があるかもしれませんが、60分という尺を考えると、この構成は正解だったと思います。

それに、しっかりアピールすべきキャラは、然るべきタイミングでしっかり持ち上げられているので、違和感はありませんでした。
あやねる演じるレヴィや、奈央ぼう演じるリーゼロッテなんかは、見惚れることしかできませんでしたし、リリスも物語の展開に一役買っていましたから…

でも今回何気に美味しいところを持っていったのは、春日聖と行動を共にしているルーグだったと思います。
彼女の1人称である「当機」を何度も耳にしましたし、何より彼女には様々な立ち位置でのミッションが課せられていましたから…(^o^)
まぁ、彼女の天然な一面が功を奏したと言えるのではないでしょうか。
実際ミッション中の彼女は格好良くもあり可愛らしくもあり…
結構ポイントの高い見どころだと思います。

アラタが仲間と一緒に真紅の魔王とどの様に対峙するのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、ZAQさんの「Against The Abyss」

上映時間が約1時間程度の作品でした。
今回の一連の騒動を経て、アラタのハーレム指数はまた一段と上昇したと思います。
今でも相当良い感じなんですけど、きっとまだこんなモノじゃないんでしょうね。
アラタの築くハーレムは…
その行き末を含め、今後の展開を楽しみにしています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

世界を崩壊させるという“魔王因子”を持つ魔王候補・春日アラタはトリニティセブンの一人である浅見リリスらと共に遺跡調査を行っていた。アラタの力に反応した強い力により、辺りはまばゆい光に覆われ、気づけばそこは古より天空に存在する、全世界の英知を司る場所・「天空図書館」だった。すると突如、紅い稲光とともに、顔がアラタにそっくりなある男が現れる-。名は紅の魔王“アビィス・トリニティ”彼は、魔王を滅ぼすための魔王であり、街を一瞬で消し飛ばす強力な力の持ち主故、長く「天空図書館」に封印されていた。アラタの魔王因子に反応してその封印を解かれた彼は、魔王としての力を取り戻し、世界を、すべてを無に還すことを目論んでいた。そのカギとなるのが、彼の娘・リリス----なんと、リリスは最強魔王の娘だったのだ……っ!というあらすじ。


アキオの魅力がたっぷりだった。可愛い。大人でもロリシスターでも。
物語はシンプルにバトルでそんなに面白いとは思わないけど、リーゼがエロい。そして、ルーグの役割が固定された感がある。{netabare}これは完全にエロ担当。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

多分そこまで売れなかったんだろうねw

視聴理由 前作に続き

視聴前 まーたリリス先生がメインかな...

視聴後 あきお!?

この話は魔王の情報がある「天空図書館」にいったときの話

なんとこの話はあの「あきお」がメインヒロイン!
まぁ...リリス先生も重要な役割があんだけど...
映画で見たんだけど、もうアマゾンprimeであるんだよね...
多分そこまで売れなかったんだろうねw
前回の映画よりは良かったと思うんだけどなぁ

前回の映画でちょっと姿を現した少女あきおちゃんが今回かなり出てきます
本編で出てきた「荒地でずっと祈り続けてる少女」が関係してきます。ようやく伏線回収ですね!ほかにも伏線回収をたくさんしている(はず)ので進展は多少あります。ただ深く追求しちゃうと、多少突っ込みどころが出ちゃうのが難点だね。
それよりあきおちゃんがヒロインなのはうれしい
本編のレビューでも言ったけど「クールな感じ」って感じで一人だけ何かが違ったけど、これで君もデレニティセブンの仲間入りだね。
そして相変わらず新君はかっこいい。聖ちゃん可愛い。

音楽はZAQさん。作画は良いほう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
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