ハートフルで中学生なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハートフルで中学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のハートフルで中学生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.1 1 ハートフルで中学生なアニメランキング1位
オーイ!とんぼ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (80)
206人が棚に入れました
トカラ列島を舞台に、ゴルフと人が紡ぐドラマティックストーリー 過去を捨て、世間から逃げるように鹿児島県「トカラ列島」に移り住んだ五十嵐。 "日本最後の秘境"と言われる"火之島"で出会ったのは、島でたった一人の中学生、とんぼだった。 天真爛漫な少女は、とんでもないゴルフの才能を秘めていた!? この出会いをきっかけに、二人の運命が大きく変わっていく…。

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ストーリーで勝負してるゴルフアニメの良作

鹿児島の南にあるトカラ列島の日之島で育った中学生の大井とんぼが熊本から来た元プロゴルファー五十嵐(イガイガ)と出会い・・から始まる物語。
全13話。原作はゴルフ雑誌に掲載されている50巻を超える長編漫画らしいのですが未読です。

絵柄とか素朴な感じで、朝アニメっぽいなと思ってたら本当に朝アニメでしたw

ある理由で日之島を離れたくないと固く思っていたとんぼが、イガイガたちと出会い、好きなゴルフがもっと好きになって自分の知らない世界を見てみたいと「決意」するまでのとんぼの成長がとても丁寧に語られていて、終盤の展開はじんわりくるものがありました。

また、ゴルフ雑誌掲載漫画だけあって、とんぼの凄さを細かく解説してるのも、ゴルフやらないので真偽は不明ですが妙に説得力ありました。この辺、ゴルフやられている方の感想聞きたいです。

とんぼの天真爛漫なキャラも良かったです。やたー!!がかわいいですよね。

とにかくお話自体がとても面白くて今期作品の中でも楽しみに見ていた作品でした。

こういう掲載誌も漫画誌じゃない地味だけど良い作品がこうしてアニメ化されたことに素直に感謝したいです。

2024年秋に2期が決定みたいで、とんぼが大会などで活躍する姿を期待しながら楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ゴルフだけでなく人生の解像度も高い良作ドラマ

鹿児島トカラ列島の離島「火之島」で育った天才ゴルフ少女・大井とんぼ。
その才能を本土の陽の当たる世界に送り出したいと願う元プロゴルファーの五十嵐。
人々の心の交流などを描いた「週刊ゴルフダイジェスト」連載コミック(未読)の連続アニメ化作品の1期目(全13話)


【物語 4.5点】
1クール目では、主人公少女とんぼが島を出るか否かの葛藤を描いた「トカラ編」を描く。

とんぼは幼少期、事故で両親を亡くし、この離島の“ゴンじい”に引き取られた経緯があり、
傷心を癒やした、この島で生きる決意は固く。

そこを五十嵐こと“イガイガ”が、
同世代でゴルフ競技に打ち込む少女の円(つぶら)や、
火之島ゴルフコースの設計者である「悪礫島」の爺さん・クタといった、
人々の助力も得ながら、
とんぼの心を開いて、外の競技ゴルフの世界に
どう導いていくかがメインストーリー。

とんぼ説得を試みる五十嵐自身も{netabare} ゴルフ界追放や、それに伴う家庭崩壊{/netabare} というトラウマを抱える。
序盤、五十嵐がゴンじいに、この島に来るまでどうしていたか?と訪ねられ、
「死んでました」とこぼすカット。
ここで私は、本作はただのゴルフマニア向けアニメじゃない。
登場人物の心情にしっかりと向き合う、
万人にも幅広く訴えかける物を持ったドラマなのだなと背筋を伸ばされました。


終盤、クタさんと、とんぼの人生と挑戦についての問答も味わい深いです。
羽を畳んで島に留まって穏やかに暮らすのもよし、
羽をちぎれんばかりにはためかせて、島から出て島以外のことを知るのもよし。
だが、世界には飛び出してみて初めて知ることで溢れている。

自分にとっての安全地帯、コンフォートゾーンに留まるか、敢えて新天地に挑戦するか。
私も岐路に立たされた際に、糧にできそうな貴重な人生訓でした。


このレベルの解像度で紡がれる人間ドラマは一級品。
というより、1期目では、とんぼは遊びの延長線上のゴルフしか知らず、
本気で勝ち負けを争う競技ゴルフを知らない、また受け入れようとしないため、
スポーツとしてのゴルフの試合を直接描く場面がほぼありません。
にも関わらず、良質な人間ドラマにより、毎回、内容は濃密。

最終13話、{netabare} とんぼの作文、ゴンじいのツンデレ?{/netabare} など
人々の人生の一端が交錯し合い極まるトカラ編クライマックスは、
今年五指に入る位には感動します。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・OLM

作画カロリー等は平凡。
が、CGも交えて再現されたショットやコースなどゴルフ描写については、
作者のこだわりを伝えようとの意欲を感じる。

ボールのどの部分をクラブで叩くのか、
インパクト時の足の位置、身体をどう使うかなどによって、
様々なショットを打ち分け、多彩なコースを攻略するゴルフの奥深さ。

それらが作画でも解説、表現できていたからこそ、
私のようなゴルフ素人でも楽しむことができました。

主人公とんぼのゴルフスタイルは文字通り型破り。
ほとんどのプレイヤーが、円(つぶら)みたいに、
色んなケースに対応できる理想のフォームを追求し、
それに基づいたスタイルを固めていく。
対して、とんぼは、コレという形を決めずに、
ショットごとに柔軟に打ち方を変えていく対応力が長所。

が、自由奔放な、とんぼのゴルフも、
決して漫画だから、ゴルフの常識ではあり得ないスーパーショット連発しても許されるという安易な発想ではなく、
理論に基づいた上での“型破り”という印象。
この辺りをゴルフダイジェスト社が監修した上で、表現したゴルフ映像からは、
長年、目の肥えたゴルフ雑誌購読者に好評されて来たという、
作品の底力を感じました。


背景美術では、火之島の夕暮れや星空の風景。
要所で心情演出を盛り上げた絶景でした。


【キャラ 4.5点】
主人公とんぼ、五十嵐(イガイガ)、大井 権三(ゴンじい)。
上述の通り、メインキャラの絡みで泣かせに来るのは想定内でしたが、
不意打ちだったのが、サブからの涙腺攻撃。
{netabare} 文平 理ことブンペイから診療所の“マドンナ”洋子への告白。

子を産めないことから結婚を諦めていた洋子を丸ごと受け入れてのブンペイのアタック。
ブンペイ。ただのモテない芸で場を和ませるだけのモブだと油断していました。
道理で、榎木 淳弥さんがキャスティングされている訳です。{/netabare}
終盤、あの奇襲で私の涙腺防衛網をズタズタにした上での、メインからの波状攻撃。
ズルいです。


イガイガは単なる思い詰めてシナリオを暗くするオッサンというだけでなく、
とんぼのゴルフのことになると顔が怖くなるなど、
不器用故のコメディ要員として明るさを提供する役としても機能していました。
ただ、{netabare} ヤギのフンをおいしい木の実だと偽って食わせたり、危険がいっぱいな田舎の公衆トイレ{/netabare} とか。
とんぼちゃんや火之島はちょっとイガイガいじりすぎやで(笑)


【声優 4.0点】
とんぼ役には、はやし りかさんが初主演。
オーディションで役を得るのもこれが初めての新鋭。
深夜アニメでよくある萌えヒロインとは異なる、
昔の子供向けアニメによく出てくるような、天真爛漫なヒロインボイス。
特に遊びのゴルフでショットを決めた時の「やたー!」が元気で印象的です。

今後、とんぼの成長と共に、はやしさんが、どう演技を変化させるかも注目点かつ懸念点でもありますが、
本作にて、幼少期から中学卒業時のボイス変化にも対応している辺り、心配よりも期待の方が大きいです。


イガイガ役の東地 宏樹さんは、ベテランらしい渋みの効いたオッサンボイス。
その野太い声のまま、とんぼのショットに驚愕したり、いたずらに怒ってみたりする演技が面白かったです。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は戸田 信子。
TVアニメでも重厚なオーケストラが響くようになった昨今。
本作もまた、ストリングスなどは生楽器演奏による収録ですが、
サウンドは往年のアニメ劇伴の明るい曲調を想起させ、
どこか懐かしい曲風です。

これはSacra a soleのOP主題歌「羽ばたけ」にも言えることで。
ビブラートを当てない伸びやかな女声ボーカル聞いてると、
私は童心に帰ります。

ED主題歌はTOKYO GROOVE JYOSHI featuring 大井とんぼ(はやしりか)「Let`s Swing」
ゴルフにはあまり結びつかないジャンルの音楽でスウィングしながら、
攻略の方向性も挑み方も自分で決めるゴルフと人生の不思議を味わい深く語る。
これもまた一昔前のアニメあるあるな感じ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

見た目に騙されるな! かなりインテリジェンスが高いゴルフ作品

【レビューNo.136】(初回登録:2024/7/28)
コミック原作で2024年作品。全13話。
視聴してみるとまさかのガッツリ理論派だったとは・・・
いやーこれは完全に見た目に騙されましたわ。

(ストーリー)
プロゴルファーの五十嵐一賀(イガイガ)は、ゴルフで不正を犯したためゴル
フ界を追われ、新たな職を得るために鹿児島のトカラ列島の「火之島」へと転
居してくる。
そこは人口百数十人ほどしかいない離島で、五十嵐はこの島で中学3年生の少女
・大井とんぼと出会う。
とんばは幼少期に両親をなくしており、漁師をする祖父のゴンじいに引き取ら
れていた。
また島には3ホールの立派なゴルフコースが設営されており、そこでとんばと
プレーをした五十嵐は、彼女の「高い技術と個性的で自由奔放なゴルフ」に大
きな可能性を感じるのだった。
「島の外で本格的にゴルフの才能を開花させてやりたい」
島で一生暮らすことを望むとんぼの気持ちを変えるために、五十嵐は動き出す。

(評 価)
・中学生に見えないキャラデザ
 主人公とんぼは愛らしいのですが、個人的には中学生には見えなかったなと。
 ・幼い顔つき
 ・華奢な体つき
 ・言動の幼稚さ
 最初は小学生だと思っていたのですが、次のシーンでセーラー服で登場して
 「え―――っ」ってなりましたね。しかも中学3年って・・・
 それを象徴するのが終盤なんですが、話は一気に半年後の卒業までワープ、
 そこで登場したとんぼは、
 ・顔つきが大人びてるやん
 ・手足もスラっと伸びて、体つきも改善されてるやん
 ・顕著なのがイガイガとの相対比で
  ・before:頭がイガイガの肩位
  ・after:完全に頭が肩を超えてるやん
  (言動は相変わらずだがw)
 って感じで、これ位モデルチェンジしないと、やっぱ中3~高校生には見えん
 だろうとw

 そんなキャラデザを象徴するように、作品の雰囲気としても
 ・大自然の中でノビノビと
 ・島民皆が家族的な付き合いでハートフル
 ・1打の緊張感のない”遊び”としてのゴルフ
 全体的に”緩く優しい世界”で描かれているという感じですね。

・時代の最先端?! かなりインテリジェンスが高いゴルフ作品
 ただ上述の”優しい世界”に反して、ゴルフシーンはかなり密度が高いです。
 例えばとんぼは
 ・通称「3鉄」(父の形見の3番アイアン)1本であらゆる球を打ち分け
 ・それを遊びの中で独自の感性で磨き上げた
 という「自由奔放なゴルフ」なんですが、これをイガイガが
 ・フォーム(肩の入れ方やスタンス、スイングの軌道等)
 ・クラブ捌き(フェイスやシャフトの使い方等)
 から何故打ち分け可能なのかを事細かに理論的に解説していくという。
 またゴルフコースについても
 ・このコースの設計意図
 ・プレイヤーの攻略作戦
 といった「設計者 VS プレーヤー」といった構図で面白くみせてくれてい
 ます。
 人によっては「いちいち理屈をこねてうんざり」と好き嫌いが分かれそう
 ですが、個人的には
 ・イガイガの解説が的確で演技もよく分かりやすい
 ・アニメの利点を活かした作画・演出が効果的で見やすい
 ということで
 「ゴルフも奥深さを知るとこんなに面白いのか!!」
 と高評価ですね。
 (たった1打に「どんだけ情報が詰まっているねん!」と素直に驚きw)

 ゴルフ作品といえば最近だと『BIRDIE WING』がありましたが、あちらが
 「とんでもゴルフで勝負の熱さをみせる」という(少し昭和臭のする)作
 品だったので、ある意味対極的な位置付けになるのかなっと。
 ちょうどサッカーだと最近の『アオアシ』『ブルーロック』辺りは「個人  
 戦術」や「ゴールアイデア」といった、やはり情報量が多く、サッカーの
 奥深さをインテリジェンスでみせる作品にシフトしてきているので、やは
 り本作もそういう最新の流れを汲む、インテリジェンスが高い作品という
 印象ですね。

ストーリー的には
・島の世界しか知らない才能ある野生児・とんぼが
・(落ちぶれた元プロ)イガイガと出会い、新たなゴルフの世界を知り、島の
 外の世界へ飛び立っていく
という王道展開ではあります。
ただ「勝負の世界」というシリアスさがなく、1期は仕込みに終始したという
感じなので、少しメリハリに欠けるところはあるのかなっと。
しかし
・イガイガや他のキャラとの出会いによるとんぼの成長をしっかりみせ
 (これも出会いによりクラブが1本づつ増え、キャラ名をクラブにつけると
  いう演出が上手い!)
・インテリジェンスが高く、ゴルフの奥深さを提示しちゃんと面白い
という、かなり良く出来た作品だと思います。
2期も決定しましたし、とんぼも「競技ゴルフ」の世界に足を踏み入れること
になるので、その辺りは今後に期待ということで。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

92.9 2 ハートフルで中学生なアニメランキング2位
ヒナまつり(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1276)
5883人が棚に入れました
芦川組を支える若きインテリヤクザ、新田義史は大好きな壺に囲まれ、悠々自適な独身生活を送っていた。
ところがある日、謎の物体に入った少女ヒナがやってきたことで生活が一変。念動力が使えるヒナに脅され、同居を余儀なくされてしまったのだ!
暴走しがちなヒナは組関係でも学校でもやりたい放題。頭を抱える新田だが、気のいい性格が災いしていつも面倒を見る羽目に。一体、この生活はどうなってしまうのか?
お人好しなアウトローと気ままなサイキック少女の危険で賑やかな日常が始まる!

声優・キャラクター
田中貴子、中島ヨシキ、村川梨衣、本渡楓、日笠陽子、小澤亜李、小山剛志、河西健吾
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アンズは良い人に出会った

この物語は結構笑えます。そして感動する話もわりとあります。

主人公のヒナだけでなく、ヒナの友達のアンズや瞳も結構な個性をもっており、それぞれの心の成長が楽しめました。

その中でも、私が最も感動したのはアンズの成長です。

最初の頃は盗みを働き暴力的だったアンズが、浮浪者のやっさんと出会うことで、生きていくことの大変さや、お金を稼ぐことの大切さ、それに人の優しさを知り、人間として急成長を遂げました。

そしてアンズは、まるで天使のように誰からも愛される存在となりました。

事情があって浮浪者のやっさんと別れることになりましたが、
やっさんの心の中にはいつまでもアンズが生き続けており、
アンズの心の中にはいつまでもやっさんが生き続けています。
これは素敵なことだと思います。
私たちは、はたして何人の心の中に一生生き続ける存在としてあるのでしょうか… それを考えてみる良い機会かもしれません。

それからアンズは中華料理店の老夫婦に引き取られますが、
その人たちも、アンズのことを大切にしてくれます。
食事や住む場所を提供してくれるだけでなく、仕事の仕方を教えてくれます。


人間は、生きるためには仕事をしなければなりません。
逆に言えば、仕事をし、お金を稼がないと食事すらできません。

仕事の仕方を覚えるということは、一生失くすことの無い財産を得るようなものです。
だから、浮浪者のやっさんや中華料理店の老夫婦は、アンズに一生失くすことの無い財産を与えたのだと思います。

以下蛇足です。
{netabare}
昔、国連は発展途上国にお金や食料を主に援助していました。
でも、食糧は食べればなくなるし、お金は使えばなくなります。
発展途上国の人たちは、なかなか豊かにはなりませんでした。
その後、国連は、農作物の作り方、井戸の掘り方、プログラムの作り方など、教えることを主に援助するようになりました。
そうすると、その国は少しずつ成長を遂げていったようです。

新田はヒナに食べ物やお金をたくさん与えます。
それが良くないとは言いませんが、
私は、ヒナが新田から受け取ったものよりも、アンズがやっさんたちから受け取ったものの方が、たくさんの愛情を感じます。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 91
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個性豊かな少女たちが、真っ直ぐに生き抜いていくハートフルコメディ

ヤクザの幹部である新田のマンションに突然超能力少女が現れるという物語。
あまりにも荒唐無稽で、思わず失笑してしまうストーリーだが、
1話を見た感じでは、そこそこ楽しく見られるかもと思った。

アニメーション製作:feel.、監督:及川啓、
シリーズ構成・脚本:大知慶一郎、
キャラクターデザイン・総作画監督:神本兼利、原作:大武政夫

どこかの世界で敵を殲滅させるための道具として使われていたというヒナ。たまたまヤクザの幹部である新田のマンションにカプセルのようなものに入れられて登場し、超能力によって騒動を巻き起こしていく。最初は超能力を使わないように指示を出して一緒に暮らしていくが、超能力を使わないままでいると能力が暴走して周りを破壊してしまうというあまりにも恐ろしい設定。

これは能力とか辻褄とかリアリティを少しでも気にしたら観られない話だが、ヤクザ新田とヒナの心の交流を核にした周りのドタバタを楽しむための作品だろう。無用なツッコミは無粋というものだ。

殺人兵器のヒナと新田が今後どのように周りと折り合いをつけるのか。また学校に行ったヒナ(しかし、これ戸籍とかどうしたんだろうとか。ヤクザだから戸籍なんてどうとでもなるのかとか、つい余計なことを考えてしまう)が友人を通して、どのように成長を遂げていくのかが見どころになっていくのだろう。

{netabare}あと、1話のオチの部分の「ター○ネーターかよ」のツッコミのセリフは必要なかったかな。音楽と絵を見たらほとんどの人は分かるだろうし、映画見てない人にはセリフを聞いても分からないだろうから、余計な部分だったと思う。 {/netabare}


2話~5話レビュー
{netabare}2話から3話までを視聴した後、見どころが分からず、正直、もう切ってしまおうかと思った。中学生がバーテンダーとして働いたり、ヒナを殺しにきた超能力少女がホームレスになったりと、何がやりたいのか、よく分からない。あまりにも設定に無理がありすぎて付いていけなかったからだ。しかも、アンズが帰れなくなったのに、追手が来る気配もない。もちろん、コメディなので、そんなところにこだわっても仕方ないのだが、そのコメディ部分にも惹かれるところがなかった。
また主人公がヤクザである必要も今のところあまり感じられず、ヒナに翻弄されるために出ているだけの扱いで、あまり本筋に絡んでこない。超能力を使わないと暴走するという設定も、1話以降、なかったことのようになっていて、一貫性も感じられなかった。

ところが、4話を見たときに、この作品の楽しみ方がようやく分かった気がした。
壺を割って新田から勘当されたヒナがアンズのところでも好き勝手にやって勘当されてしまう。そこで、ようやく人の気持ちを考えることに気づき、新田の大切なものを持って謝りにいくというストーリー。Bパートではホームレスだが素直で真面目なアンズと、人から頼まれると断れない瞳の面白おかしな交流が描かれる。
超能力やヤクザなどというのは、ほんの脇の設定にすぎず、個性の強い少女たちと社会の交流を楽しめば良いことが分かった。もしかしたら原作者もこの辺りまで、どういう方向で進めたら良いのか迷っていたのではないだろうか。
5話でもAパートは、お金が欲しいアンズのためにヒナとアンズが奔走する話(ヒナはほとんど何もしていないが…)。Bパートは瞳のバイトが同級生にバレてしまうドタバタが描かれる。
結局、価値観の違う宇宙人と商店街や中学生との交流に笑いを取るというストーリー。ヒナ、アンズ、瞳の少女3人のキャラバランスがとても良く、この3人が揃って出てくる話は、だいたい面白い気がする。特にアンズの改心ぶりが際立っていて楽しめる。また、作画は安定していて安心して見られる。もう少ししたら3人目の宇宙人がやってくるのか?今後に期待が持てそうな気がしてきた。 {/netabare}

6話レビュー
今回で一気に作品の評価が上がった印象。
{netabare}Aパートは新田の実家にヒナを紹介する話だが、新田の嘘と母と妹とのやりとりがかなり面白かった。新田の嘘に騙される家族と、その家族のアホなノリに笑えた。
「ヒナへの質問はオレを通してからにしてくれ」とか「兄ちゃんが来るっていうから、昼間から酒飲んでたんだよ」とか、大爆笑してしまった。確かに事情を説明するために帰ってきているのに、母娘がポンポンビールの詮を抜いているのがおかしいと思っていたのだ。
だいたい、エビチリを食っているときに家族が殺されるとか、どういう嘘なんだw
ダメだ、この作品は真面目にレビューを書くのが難しくなってきた。
Bパートはアンズの住んでいた公園の住人たちが退去処分となってしまい、ヤッさんをはじめとした仲間たちが皆バラバラになってしまう話。アンズの真っ直ぐな想いと、皆がアンズをとても大切に思っていた気持ちが伝わってくる良い話だった。アンズがとても健気な娘で、泣きそうになった。
ただ、これだけ他人の気持ちを考えられて環境に順応できる子供だけに、以前暮らしていた世界や教育のことが気になってしまう。生まれた星のことなどが明らかになることはあるのだろうか。 {/netabare}

7話~12話レビュー
{netabare} アンズが中華料理屋の夫婦に引き取られて、そこで店を手伝うという話(しかし、学校には通わないのが謎)や、ヒナが生徒会役員に立候補する話など、やはりヒナ、アンズ、瞳の女子中学生の3人を中心にしながら話が進んでいく。そこに新田や詩子、調査のために送り込まれた宇宙人の斑鳩ケイが絡んでいくという形だ。
最終回のAパートの後に3年の月日が流れ、新たに登場したマオとミュージシャンのアツシが一緒に日本に旅立つところで終わるので、2期があった場合は高校生編になるのだろうか。
全話を通してとても楽しめた作品だったので、機会があれば刊行されているコミックスも読んでみたい。 {/netabare}

全体のレビュー
超人的な能力を持った女子中学生たちが、大人に利用されたり翻弄されたりしながらも、力強く生きていくという話がメインとなっている。ヒナ、アンズ、瞳のキャラクターが個性豊かだ。

物語の始まりは、ヤクザの新田のところに、突然、超能力を持った宇宙人のヒナが落ちてくることだが、その後、新田は脇役のような位置づけになり、少女たちが中心になる。この作品を観始めたときは、新田の目線になって物語を追っていたが、それではこの作品は楽しむことができない気がする。超人的な能力の少女たちが、大人たちに翻弄されながらも様々な困難を華麗に?切り抜けていくところを見守っていくような感覚で楽しむのが良いのかも。基本的にはコメディ路線だが、時に泣かせるような話を差し込んでくるのがとても上手い。

超能力はあくまで要素のひとつでしかなく、少女たちが自分の個性を最大限に活かし、社会の荒波のなかで生き抜いていく様が、面白おかしく、時には泣かせるようなストーリーで表現されている。あまり似たような話は目にしたことがない。新しい方向性で物語を紡いでいる挑戦的な作風だ。
(2018年6月29日初投稿)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 90
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ

原作未読。最終話まで視聴。

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ。
かなり笑えます。
そして、かなり感動します。

ヒナ、アンズ、瞳。
3人のヒロインそれぞれに特徴があって面白い。
3人それぞれにスポットライトを当てつつ、3人が巧みに絡んでくる物語の構成は、とても良かった。

作画はとても良い。
声優陣も良かった。

最終話の終わり方を見る限り、間違いなく第2期ありますよね?
大いに期待して待ちたいと思います。

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
ヤクザの新田の部屋に、突然、超能力少女ヒナが現れる。
ヒナは超能力で新田を圧倒し、新田の部屋に住みついてしまう。

ヒナは、自分の超能力を当てにして、何かをさせようと”しない”新田のことを信頼し始める。

そんな中、新田の所属する暴力団の組長が襲われ、新田は若頭に相手の暴力団に1人で殴り込めと命じられる。
そんな絶望的な状況の中でも、新田はヒナを当てにせずに、単身で相手の組事務所に乗り込もうとする。

その時ヒナは・・・。

いや~!第1話から引き込まれましたね。
超能力少女とおっさんのコンビというと、『アリスと蔵六』を彷彿としますが、こちらの方がコメディ色強めでしょうかね?

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ。
第2話以降も楽しみです。

【第2話】
前半。アンズ登場。
ヒナと処分するために組織から送られてきたのだそうだ。

ひょんなことからアンズを見かけた新田は・・・。

後半。最近、女性関係がおかしな事になっていると感じていた新田。
「新田さんは娘との時間を大切にしたいから、女遊びを一切断った」という噂話を聞いてしまった新田は・・・。

ヒナとアンズの『あっち向いてホイ』は爆笑必至!

【第3話】
前半。アンズがホームレスの仲間入り。
街中で新田と再会して・・・。

後半。ヒナが通う中学校の同級生、三嶋瞳の回。
第2話からの続きで、詩子の経営するバー、バーテンダーとして働くことになる。
そのお店に、中学校の担任の先生がやってきて・・・。

ラスト。ヒナは新田に怒られたでしょうか?(笑)

【第4話】
はい、ヒナちゃんは新田にめっちゃ怒られて、勘当されちゃいました。(笑)
その後、アンズと合流したヒナは・・・。

瞳ちゃんは、相変わらずバーテンダーとして働いている。
結構、板についてきた(笑)

【第5話】
ヒナに感化されたアンズが、ゲーム機欲しさに手っ取り早くお金儲けを企むが・・・。

瞳の”秘密の”バイトが同級生に見つかった!?

【第6話】
ひょんなことから、ヒナと新田は、新田の実家に・・・。
新田は何とかごまかそうとするが・・・。

後半。アンズはホームレス達と別れて新生活を始めることに・・・。

【第7話】
この作品のヒロインは言うまでもなくヒナ。
だけど、それと同じくらい魅力的なヒロインがアンズと瞳。
この3人が交代で主役を務めているから、この作品は面白いんだと再確認した回。

3人それぞれが、面白可愛い。

【第8話】
あっちの世界から、ヒナをお迎えに?
アンズの扱いの悪さと、新田の{netabare}ぬか喜び{/netabare}が笑えた。

【第9話】
あっちの世界から新たな使者(超能力少女)マオがやってくるが・・・。

なんやかんやあって、新田が若頭に昇進!?
ヒナが企画した”お祝い”とは!?

いやぁ、久々に大笑いしてしまった。

【第10話】
まさかのヒナちゃん出番無し回。(学校で昼寝しているシーンはあったけどね)
瞳のポテンシャルの高さと、アンズの純粋さが際立つ回。

ヒロインがヒナ一人ではないことが、この作品の最大の魅力。

【第11話】
伝説のヤクザ・新田の特番?

新田「いくら渡したら、ヒナとお前(アンズ)チェンジ出来る?」
いやいや、気持ちはわかるけど・・・。
 
【第12話】
前半は通常の最終回。
後半は3年後の中国(?)。
何だかんだで、マオちゃん日本へ!

第2期は高校生篇ってことですかね?
というか、これだけ評判が良かったので第2期ありますよね?
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 87

81.9 3 ハートフルで中学生なアニメランキング3位
みなみけ おかえり(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1783)
10694人が棚に入れました
TVアニメ第3期シリーズにあたる。2009年1月から3月までテレビ東京系にて放送された。2期とは対照的にオリジナル要素が少なくなり、単行本未収録の話を導入するなど大半が原作に沿った話となった。一方でOP前やED後に話を挟むなど、1期や2期とは違った手法を採っている。学校や3姉妹の家、冷蔵庫などは2期の一部の回と同じものである。また第2期シリーズと同じく正月の話から始まっているものの、必ずしも放送時期に季節を合わせず1期と同様に季節が進んでいく構成である。なお『おかえり』では季節が1周以上したが、登場人物全員が1期・2期と同じ学年のままである。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔、浅沼晋太郎、川田紳司、吉野裕行、葉山達也、高木礼子、小野涼子、千葉紗子、後藤沙緒里、高梁碧、喜多村英梨、豊崎愛生、大原桃子

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

俺の好きなみなみけが帰ってきた!おかえり~♪

2期に比べてかなり良くなりましたね
キャラデザとストーリーも
明るくなって1期同様の
みなみけの面白さが出ている

笑えるシーンも多く
何といっても保坂が面白いw
あのカレーの歌ってなんだよw

あとやっぱり個性の強いキャラが多く
新しく出てきたキャラのヒトミも
可愛くて好きだったw
そしてそのキャラ達の掛け合いが面白い

自分は作画はあまり気にしないので
気づかなかったがどうやら作画がたまに崩れてるらしい
というか作画監督が変わってるのかな?

OPやEDも作品の雰囲気に合っていて良かった
でも少し1期を意識し過ぎなのか
似すぎてる感はあったな

声優さんもどのキャラも
変わらずにいてくれたのも嬉しい♪
相変わらずどの声優も上手いし

あとは季節感が統一されてなかったな
一年がめっちゃ早く進んでいくw
そこが違和感といえば違和感だった
まぁサザエさんと同じで時は流れてないから
仕方無いとは思うがw

日常系としてはお手本のように
ほのぼのとして見れて良かった
シリアスな展開もなく
特に深く考える事もなく楽しめた

色々ゆるかったけど
やっぱりこのゆるさが
良くも悪くもみなみけなんだと思う
俺はこのゆるさが好きなので楽しめた

4期もあるので楽しみです
今すぐ見てみたいと思います

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ほんとに「おかえり!」って感じだった。面白さは1期を凌いでる

南家の3姉妹の淡々としながらもどこか可笑しい日々を描いた日常系作品。

第1話観てまずほんとに「おかえり」って思った(笑)
「おかわり」も趣向を変えた面白さはあったけれど、
この「おかえり」は、やっぱり『みなみけ』はこうでなくちゃね、ってな雰囲気に
すごく溢れていて、大笑いの続出だったし楽しくて元気をもらえた。
もしかしたら1期よりこちらのほうが好きかも。
お腹痛くなるほど笑えたシーンが多かったから。

キャラデザもスタッフも毎回変わるのはもう、お約束として
あまり気にしないことにしたので、言及する気はない。
OPの前やEDのあとにもストーリーを持ってくるなど、
今までとの違いはあったけれど、それもまた新鮮だった。
とにかく、三人姉妹がいつもどおりのキャラで楽しませてくれていればいい。

で、今回は姉妹以外に、もうひとつの南家の3兄弟と妹のほか
待ってましたな保坂、いつもどおりの藤岡、
観るたびにヘアピンと服装の色が違ってたマコトは、
けっこうマコちゃんが板についてきてる(笑)などなど
男子達の出番が多かったのも嬉しい。

安心しながら楽しく笑って爽やかに閉められる。
お笑い番組や癒し系作品を観るのとはまた違うけれど、心ほぐれて
一日の終わりに観るのにはとてもオススメな作品だと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

よかった、1期のように戻…ってないじゃないか、ばかやろーw ( ̄∇ ̄;)

「みなみけ」シリーズ第3期に当たる作品で、全13話。

原作未読。2期から2か月ほど間をおいて視聴しました。

第1期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/396375/
第2期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/404478/

物語と構成について、
オリジナルストーリーが多かった2期とは対照的に、
原作に基づいた話になっているそうです。
時系列的には引き続き順番通りに進んでいて、
第1期から季節が1周以上しているものの、
キャラの学年は変わっていない(ツッコミ禁止w)。

2期にあったシリアス展開は一切無くなっていて、
やはり「みなみけ」はこうあってほしい、というのが第一の印象。
構成は1期とも2期とも違い、1話につき4本立てくらいになっていた。
前のパートから話が続く場合もある。

第1パート→OP→第2パート(→CM)→第3パート→ED→第4パート→次回予告

のような珍しい構成になっているのは ひとつの特徴だと思う。

ちょっと残念だったのは、一つ一つの話が長めで 間の取り方もやや広く、
その先の展開やオチが読めてしまう確率が高くなっていた点。
視聴者に予想をする暇を与えてしまっていた印象だった。

なので、本当に何も考えず100%頭を空っぽにして観るのがベストだと思えた。


そして、このシリーズを通して何かと話題になるのが、毎期変わる「作画」。
3期の作画は輪郭線が濃い、愛嬌のあるキャラたちのアゴが細すぎる、等の点がやや気になった。
メインから遠いキャラほど以前の作画との違い方が大きかった印象。
それでも、第1期と顔パーツが似ていた点は良かったと思う。
眼の描き方が個人的には割と好み。

2期に出てきた真っ黒な背景人物も一切出てこなかった。
そう、手抜きをするくらいなら最初から描かなければ良いのだと思います。


声優についてはキャストの変更が無いので割愛。


次に音楽。
OP曲: 経験値速上々↑↑
ED曲: 絶対カラフル宣言
第2話挿入歌: カレーのうた

OP曲・ED曲が第1期のイメージに近く、2曲とも明るくて良いと思いました。

そして第2話で挿入される「カレーのうた」が面白かった。
有名なんだそうだが「みなみけ」の楽曲であることは初めて知った。
作中でこの曲を歌ったのは2人(ソロ×2回)。
1回目は{netabare}保坂(歌い方…想像は付くよねw){/netabare}、
その後2回目{netabare}千秋の やや棒読み的な歌い方{/netabare}、
2人とも個性が出ていて良かったと思う。


キャラについて、
この第3期では「もうひとつの南家」にスポットが当たる機会が非常に多く、
冬馬に至っては{netabare}南家3姉妹の中に完全に溶け込んで、
まるで自分の家のようにくつろいでいる。{/netabare}

2期まであまり目立たなかったキャラは出番が激増している一方で、
前に見て気に入っていたキャラ(具体的には{netabare}マコちゃん、保坂{/netabare})
の出番が激減してしまったのはちょっと残念。
各キャラをもう少しバランス良く登場させてほしかったと思う。


総じて、今期も私にとってはなかなか楽しめる内容だったし、
毎期変わる雰囲気を逆に楽しむのも良いと思えました。

視聴後に知った(気が付いた)事ですが、
この第3期は世間では不評だった第2期と制作会社が同じのようです。
ところが監督や作画担当など、スタッフの入れ替わりが多いし、
2期のようなダークなイメージは全く無くなっているので、
1期が好きで2期は好きでないという方も、是非観てほしいと思います。

観る順番はシャッフルせず、第1期から順番に視聴されることをおすすめします。


さいごに、冬馬が好きな方にはこの第3期をイチオシしたいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

74.4 4 ハートフルで中学生なアニメランキング4位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1077)
5105人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
{netabare}
・・・って思ったけど、主要なメンバーが

・ハナ・N・フォンテーンスタンド
・関谷なる
・笹目ヤヤ
・常盤真智
・西御門多美

・・・で、それぞれの名前を一文字ずつ取ると・・・

・ハナ・N・フォンテーンスタンド→ハ
・関谷なる→ナ
・笹目ヤヤ→ヤ
・常盤真智→マ
・西御門多美→タ

ってことなんですかね??これって仲間が増えていく順番にもなるのかな??
{/netabare}

■第3話
{netabare}
店長さんノリがいいですね~^^
後半の見どころは、ハナ×ヤヤでした。
生徒会長さんは・・・DQNですね(笑)
{/netabare}

■第4話
{netabare}
これ、もう完全に告白(笑)
もう結婚しちゃえよ~^^

セリフはもっとシンプルな方がいいですね
今回は結構クサイセリフオンパレードでした(笑)
{/netabare}

■第11話
{netabare}
コミュニケーションしなさすぎ・・・
ちゃんと話せば解決できるのに
というツッコミが満載でしたが、ハナちゃんがいない状態で
来週一体どうなる!?どきどきです。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最終回はOPなし
よさこいでOP回収してました^^
ナルが合流するタイミング、EXCELLENTでした♪

ストーリーは茶番ちっくなところは否めませんね。
とくに第11話はナルが普通に親と会話してればこういう展開はまず
あり得ないし。

部員集めも話数を取りすぎてしまいました。。。
肝心のよさこいは、OPでの踊りシーンが一番GOODで
残念ながら本編ではOP以上の踊りは観ることができず。。。

とはいえ、OP、EDはぶっちぎりで今季No.1でした^^
DLできるのが何か月も前から楽しみでした。
歴代でも、かな~り良いOP、EDです♪
サビ部分は超アツイ!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラを愛でましょう(*´∀`*) 

高知県の伝統的なお祭り『よさこい』を題材に
女子中学生たちの青春を描いた作品。
全12話。
原作は『まんがタイムきららフォワード』で
連載中の漫画。


舞台を高知県ではなく神奈川・鎌倉に設定する辺りは
ご当地作品としてハネる事を狙ったんですかねw

そんな鎌倉の風景・景色ですが、丁寧に描かれいて◎♪
『よさこい』を中心に色彩豊かで華やかさのある
作画、キャラデザはとても綺麗な仕上がり具合でした。

OP、ED曲も作品の世界観をしっかり表現した名曲♬

若いヒロインたちはとても魅力的♪
中学生の揺れる感性・感情が描かれているシーンが多く
爽やかさや甘酸っぱさ、頑張る姿がとても好印象(*´∀`*)
声優陣も若手を多用。
……こっちは“今後に期待”ですかねぇw

さて、良かった所を挙げて来ましたが
作品を視聴しての1番の感想、残念ながら不満です。

キャラそれぞれの掘り下げに一生懸命になるばかりに
期待していた『よさこい』を踊るシーンが少なすぎるッ!!
ここは大いに不満が残るマイナスポイントo(`ω´*)o
せっかくの綺麗な世界観を生かし切れず…という印象で
決して悪い作品ではないだけに、とても残念でした。



総評として
『よさこい』シーンに不満は残るも
キラキラ輝く女子中学生たちに元気を貰える作品。
キャラ重視での視聴であれば充分楽しめると思います♪

続編があるのであれば、ぜひ『よさこい』にスポットを当てた
ストーリー展開を期待したいです(*´∀`)




《キャスト》
関谷 なる(CV.上田 麗奈)
ハナ・N ・フォンテーンスタンド(CV.田中美海)
笹目 ヤヤ(CV.奥野香耶)
西御門 多美(CV.大坪由佳)
常盤 真智(CV.沼倉愛美)
常盤 沙里(CV.豊口めぐみ)
大船 勝(CV.小山剛志)



《主題歌》
OP
『花ハ踊レヤいろはにほ』/チーム″ハナヤマタ″
ED
『花雪』/smileYinc.(第1話~第11話)
『花雪(チーム″ハナヤマタver.″)』/チーム″ハナヤマタ″(第12話)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ぱーとぱーと晴れやかに咲かせましょう花のように♪

原作未読 全12話

引っ込み思案で気弱な性格で中学生の関谷 なる(せきや なる)は、アメリカからの留学生のハナ・N・フォンテーンスタンドに「よさこい」を一緒にしないか勧誘されます。心の中では変わりたいと思っているなるは思い切ってハナと一緒に「よさこい」をすることになりました。ハナから始まり、なるから広がり、同級生で親友の笹目 ヤヤ(ささめ ヤヤ)、先輩で幼馴染の西御門 多美(にしみかど たみ)、多美の親友の常盤 真智(ときわ まち)5人の「よさこい」部のお話です。

「よさこい」がベースですが、練習はあるもののメンバーを集めることをお話の主軸に持ってきており、メンバー1人増えるごとに1つのエピソード(2話ぐらい)あるので感動した良い場面も多々ありましたが、もう少し踊っているところを観たかったですね。
{netabare}
最終話の演出は良かったですが、こちらももっと踊っているところを観たかったです。(「けいおん!」1期の最終話を思い出しましたw){/netabare}

キャラデザは、目の部分が特徴的で好き嫌いが分かれると思います。

「よさこい」は詳しく知りませんでしたが、華やかですね。

作画も淡い色使いが多くお花を特徴としているので綺麗でした。

好きなキャラは、明るくいつも元気なハナちゃんです。声も合ってましたね~

「よさこい」を題材に、中学生の青春を描いたお話です。日常系が好きな方にはオススメです^^

OP/ED どちらも好きな曲です。OPは元気で華やかさを、EDは仲の良さをそれぞれ作画も良かったですね。

最後に、この作品はタイアップやコラボレーションが多いですね。異色なのは車のメーカーFIATで各キャラをモチーフとしたデザインで華やかな雰囲気となってます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

70.9 5 ハートフルで中学生なアニメランキング5位
幸腹グラフィティ(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (956)
4739人が棚に入れました
一人暮らしをする中学生・町子リョウ。一緒に住んでいた祖母を亡くしたあと、なぜかどんな料理も美味しいと感じられなくなってしまいます。
そんなとき、同い年のはとこ・きりんが泊まりにくることに。
優しいきりんと一緒に食べるご飯は、美味しくて、とてもとてもあたたかくて…。
リョウの友人・椎名も交えて、食事でつながるあたたかな青春が今、はじまります!
寂しい時は、ご飯を食べて一緒にぽかぽかしませんか?

声優・キャラクター
佐藤利奈、大亀あすか、小松未可子、井口裕香、小林ゆう、野中藍
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

寂しさと幸福とお料理の味

2話まで見ました。
お料理がメインのお話かと思っていました。確かにそうだけど。
でも、それだけじゃない、とってもぽかぽか、温かな物語。ちょっと寂しくなることがあるけど、でも今期の私のお薦めの一品です(๑˃̵ᴗ˂̵)

冒頭、見るのをやめようかな、そんな寂しいシーン。
始まって1分もたたないうちに、おいしくない理由がわかっちゃって、悲しくなりました。
お料理で一番大切なもの。それは技術でも素材でもない。

{netabare}
リョウちゃんて、中学生なんて、信じられないくらいしっかり者。でも、おばあちゃんが他界して1人暮らしはとっても寂しいよね。お料理、おいしくないよね。

きりんちゃんは中学生らしくって元気で素直。そんなきりんちゃんがリョウちゃんの心の支えに。

友情、というよりも姉妹。恋人。家族。2人のとっても深い結びつきを感じます。1話を見ただけで引き込まれました。

リョウちゃんが作るお料理はふつうの家庭料理。だけど、ぽかぽかしていて、おいしそう。それをきりんちゃんや明さんが食べるシーンを見ているだけで、どんな高価な料理よりもきらきらしていて素敵。

友人の椎名さん、不思議な雰囲気。 {/netabare}今後のお料理のお味と幸福度の関係、とっても楽しみです(=∩_∩=)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

視聴前に一番期待していた癒し枠アニメでしたが、
その期待通り!な飯テロアニメです^^

話数は、「ひとしなめ」「ふたしなめ」・・・と品数で表し、
タイトルには必ず擬音語が「ほかほか」とか「ゴガガガ」とか入ってます。

見ているとお腹がすいてくるので
晩ご飯を食べながら見るのがベストだと思います^^

■第1話~第12話
{netabare}
作中の1年すぎるのあっという間でした~
町子さん、中学生とはとても思えないですよね^^
色んな意味で

最終話は、ブリ大根でした。
第1話もブリ大根だったので、ブリ大根に始まりブリ大根に終わる。
大根に味を染みこませるのって案外難しいんですよね~

そういえば合格した高校って内木さんの
職場?なんですかね?
2期があったら授業風景も楽しくなりそうです^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後まで美味しく頂けました!

原作未読
{netabare}
またまたなんとも色んな意味で魅力的な作品です。

この作品を視聴される方、時間を考えて視聴して
下さいね。
大変な事になりますよ〜。
って言いたいくらいの美味しさです♡

アニメーション制作はシャフトさん。
総監督:新房昭之監督となれば期待も高まります。

お部屋や背景の描き方、たまに入る女の子の際どいカット
やお馴染みのシャフ角も私的にはうんうんって感じで
なんか嬉しかったです。
そして、とにかく出てくる女の子が可愛いんです。
主人公のリョウちゃん(CV:佐藤利奈さん)は中学生
らしからぬしっかり者で大人の優しさのある魅力的な
女の子です。
私のお気に入りはきりんちゃん♡(CV:大亀あすかさん)
一緒に暮らしていたお婆ちゃんが亡くなって一人暮らしを
続けるリョウちゃんをなんとか支えてあげようと頑張る、
アホ毛のかわいい小ちゃな女の子です。
小ちゃいけどリョウちゃんと同い年なんですよ。
同じ歳の椎名さん(CV:小松未可子さん)も不思議な感じで
魅力的な女の子。
そして椎名さんの実家のお手伝いさんの露子さん
(CV:小林ゆうさん)も凄く不思議なキャラで魅力的です。

そして毎回登場するお料理が音と作画を含めてなんとも
美味しそうで、美味しそうで…♡
それもお料理アニメによくある凝った料理や料理バトル
では無くて、普通のお料理を普通に美味しく食する。
ただそれだけなんです。
食べる姿もこれくらいオーバーリアクション気味の方が
私は好きです。
食べる幸福感が凄く伝わって来て、つい口がぽか〜んって
開いちゃいます。
やっぱり人間の欲求の中でも性と食というのは凄く本能的
で、紙一重の様な気もするので臭覚、味覚の伝わらない
アニメであれば、これくらいあざとく描いても私的には
とても食べる喜びが伝わってきて魅力的でした。

好きな人と食事をする楽しさと好きな人に料理を作って
あげる喜び、そしてそこから生まれる温かい人間関係を
描いた作品だったと思います。
最後までぽかぽかなあったかい気持ちにさせてくれます。

そして毎回お料理が出来たりした時に上からのカメラアン
グルでアピールるするところが天国のおばあちゃんに
向けて言ってるみたいでとても好きでした。
とにかく見ていてお腹も心も幸せにしてくれる演出が
好きです。

坂本真綾さんのOPも素敵な歌声です。
OPEDのアニメーションもキャラが可愛くて可愛くて、
毎回じっくり見ちゃいます。

そして皆さんがよく言われます次回予告!
ほのぼのとしたBGMが妙に耳から離れません♪
映像とマッチしていて次はどんなお料理食べれるのかなぁ
って楽しみになります。

ほとんど作る食べる、作る食べるの繰り返しですので
美味しいものお好きな方にはある意味拷問です。
お気を付けて視聴して下さいね!

あっ最後にきりんちゃんの肉?ドラムバッグが大好き♡
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

74.8 6 ハートフルで中学生なアニメランキング6位
ひとりぼっちの○○生活(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (405)
1534人が棚に入れました
極度の人見知りの女の子・一里(ひとり)ぼっち。中学校でクラス全員と友達にならないと、小学校の唯一の友達と絶交しなければならない!! 友達ってどおしたらできるの!? 絶体絶命友達つくろう作戦始動!

声優・キャラクター
森下千咲、田中美海、鬼頭明里、黒瀬ゆうこ、市ノ瀬加那、小原好美、高橋未奈美
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンクロときめき

コミック電撃だいおうじ連載。

人見知りのぼっち少女が「脱ぼっち」を誓い、
クラスメイトとの交流から、
緩やかにまた1人、また1人と、
友達になっていく様を描くハートフルコメディ。

主人公一里ぼっちの新中学生活。
人見知りを克服するため、
ともだち作戦ノートを作成し新しい自分になる。
広げようともだちの輪、森田一義アワーだ。

優しくてどこか温かい物語ですね。
苦手なキャラものでしたが、
ぼっちの不器用な一生懸命さに、
時折、笑えて、癒しのある作品になっています。
気弱な女先生が良い味を出していてお気に入り。

主題歌もED曲も物語・世界観を、
上手に補完している。
これは素晴らしい楽曲ではないでしょうか。

心を伝えることが大切、出来るだけ誠実に。
誰もがみんなどこか寂しがり屋で不安なのだ。
どうしようもない孤独を抱えているのだから。

{netabare}前向きな演出が良い最終話でした。
少女のささやかな成長を感じることが出来る。{/netabare}

クオリティが終始安定しているので、
推奨印のハートフルコメディだと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この主人公、かなりヤバいです!

原作未読。最終話まで視聴。

この主人公、かなりヤバいです。
見ればわかります(笑)。

序盤は、極度の人見知りであがり症でネガティブ思考な主人公にイライラすると思います。
私はそうでした。

だけど、徐々にこちらが慣れてきます。
全くブレない、ぶっ飛んだ主人公に、徐々にハマっていきます。
私はそうでした。

主要な登場人物も、個性的で良い人ばかりです。
彼女たちも、かなり笑えます。

クオリティの高い日常系コメディです。


第6話の{netabare}「爆笑ボッチ塾」{/netabare}は笑ったなぁ。
『わっはっは~』

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ライバルは友達に入りますか?

原作未読
やばい。超面白いw 笑いのツボにクリティカルです。

お話のざっくり概要
中学の友達に絶好宣言されて友達がいない「ひとりぼっち」
コミュ障の主人公がクラス全員とお友達になる話
そんな感じ

登場キャラクターがどれもこれも立ってて凄く面白いです。
ただ、主人公の「ぼっち」はいくら何でも
親…ひどい名前つけるなぁ…かわいそ過ぎますw

なこ、アル、ラキターも全部魅力的で可愛いです。
アルの残念さは特にツボっす。

んでもって、先生…すんごい美しい…{netabare}直角三角形w{/netabare}
この先生、すごく好きw

キャラの絵も凄く可愛くて、テンポも良くて楽しいです。
学校は共学っぽいけど男の友達も作るのだろうか?気になる…

2019.06.08追記
{netabare}
かこ…中々手ごわい
それにしても「ライバルは友達に入りますか?」って
バナナがおやつかどうかみたいな名言w
でも、やっとEDに加わった~♪

ソトカちゃん、ついに免許皆伝!
なんかすごくほっこりしました~
{/netabare}

配点修正しました。
OP/ED共に映像&音楽含めてすごい好きです。
特にEDの一人ずつ増えていく演出は特に良いです。
OPも楽しい映像なんですけど、頑張る妖精はいまだに良さが分かりませんw

2019.06.29追記
最後まですっごく楽しく見てました。
最終的に一番好きになったキャラはソトカちゃんですw
もう忍者でいいよね?最終回めっちゃ笑ったw

今まで忍者好きの外人設定は好きじゃなかったのに
ソトカちゃんはめっちゃいいなーと思ったっす

でも、どの子もいいキャラで、「友達になりたい」って思えるキャラばかり
ほんとに癒されるアニメでしたー(先生とも友達になりたいw)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

65.8 7 ハートフルで中学生なアニメランキング7位
美鳥の日々(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (260)
1455人が棚に入れました
「悪魔の右手」を持つ男、「狂犬サワムラ」と呼ばれ周りから恐れられている高校生・沢村正治。
彼女がいるバラ色の高校生活を送ることを夢見ているのだが、その悪評ゆえに女性は皆恐れをなして逃げてしまうため、まともに女性と話すこともできず悶々とした日々を送っていた。
そんなある日、正治の右手が突然女の子に変わってしまう!?その女の子は春日野美鳥という正治に片思いをしていた女の子で、内気な彼女は正治と付き合いたいという思いを長い間遂げられないまま過ごしており、そんな自分から逃げるように魂だけ正治の右手に乗り移ってきたのである。晴れて右手が恋人(…?)になった正治だがこの状態で学園生活を送ることになるのだった…。

声優・キャラクター
谷山紀章、中原麻衣、高木礼子、釘宮理恵、野島裕史、田村ゆかり、うえだゆうじ、湯屋敦子、大原さやか、大本眞基子

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定は突拍子もないが、中身は正統派ラブコメ作品

ジャンル : ラブコメ

『右手が恋人』
この言葉をそのまま表現したような作品です。


~あらすじ~
喧嘩が強く周りから恐れられている主人公・沢村正治。
彼は彼女が欲しかった。
欲しくて欲しくて仕方がなかった。
しかし、告白しては振られ告白しては振られ。
もう誰でもいいから付き合ってくれ!
と思っていたある日…。
右手が女の子に!
その子の名前は美鳥。
正治に片想いをしていた女の子だった。。


正治と美鳥を中心に描く、
学園ドタバタラブコメディです。
右手が美鳥、という事実を隠しながらの生活。
普通簡単にバレると思うのですが…w
正治、頑張ってます。
これってもしや寄生獣みたいなのかな?
寄生獣観てないから分かんないでありんす。

ちっちゃな美鳥は正治に猛アプローチ。
好き好き言ってます。
彼女になってくれるなら誰でもいいと思っていた正治ですが、
さすがに右手と付き合うわけにもいかず苦悩するわけです。
この二人の関係性が面白かったですね。


美鳥がちっさ可愛かったです。
正治に求愛しまくる彼女ではありますが、
強引さはなく何故か清楚さを感じます。
明るく元気で可憐な彼女には癒されました。
しかし拳サイズの女の子ってほんと可愛いですな。

正治もナイスガイでした。
喧嘩が強い不良少年と恐れられている彼ですが、
実は優しい心の持ち主で…。
まぁありがちなんですけどこういう主人公には好感が持てます。

他にも恋のライバル、サブキャラ…、
それぞれキャラが立っており、楽しい時間でした。


不良の描き方や高校生活においての喧嘩の日々など、
どこか古めかしさを感じる作品ですが、それがまた魅力というか、
懐かしの雰囲気を味わうことができ満足しています。



OP「センチメンタル」 歌ーCooRie
ED「もう少し…もう少し…」 歌ーアツミサオリ

ええ曲や…2曲とも。
特にOPは大好きです。



これは良作だと思います。
右手が女の子という現実ではあり得ない現象を軸にしつつも、
展開される物語は驚くほどに王道でした。
これぞラブコメといった印象。
正治と美鳥の掛け合いが面白く、
それでいて和むので素敵だなと思いました。


私も右手が美少女になって欲しいとか考えましたが、
色々と制限しなくてはならないではないか!
と思い考えを改めました。
ただ、どうしても美少女を諦めきれなかった私は、
『小指が恋人』という結論に辿り着きました。
結論が出ても実証出来ないというのが悩みの種です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

右手が恋人

少年サンデー原作のアニメで、原作はチラ見程度。
ある日突然、主人公の右手が女の子になってるっていうイロモノ設定ですが
内容は至って健全なラブコメです。1クール全13話。

これ程ベタなラブコメっていうのも逆に珍しいと思うぐらいベタでしたねw 王道ど真ん中。
そんな物語の中に、上述の設定がきちんと活かされているところが良かったです。

メインヒロインの美鳥が実に可愛らしく描かれています。
ミニサイズでちまちま動く姿だったり、不良主人公の正治に対する積極的なアピールだったり。
徐々に二人の絆が深まっていく過程も自然な感じで良かったし、
サブキャラに関しても、どのキャラも生き生きとしていて、作品をにぎわせてくれました。

OPテーマ「センチメンタル」
切なさ風味の爽やかアップテンポな曲で、個人的にツボ。CooRieの曲では一番好きですね。
EDテーマも、キャラの心情が込められた歌詞がストレートに響いてきてグッときます。

終盤の展開は少し唐突感があったり、正治と美鳥の心理描写が不足してる気もしますが
放送当時、原作がまだ連載中でアニメオリジナルENDということを考えれば
それなりに上手くまとめ切ったと思います。
何はともあれ「続きは原作で!」的な終わり方じゃなくてホント良かったw

2004年放送ということで、キャラデザやギャグの演出が古臭かったりしますが
ラブコメ好きならお勧めです。良作。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

湘南モノレールで立ちすくむ美少女が、OPでは大暴れ 可愛すぎるヒロイン

2004年放送のテレビアニメ 全13話

原作 井上和郎 監督 小林常夫 キャラデザ 楠本祐子
制作 studioぴえろ

原作の井上さんは宇都宮市の人であるが、監督の小林さんが神奈川の人である。
監督の我儘がまさに奇跡のコラボ。
このアニメの半分は湘南モノレールとその周辺の風景描写であるといっても良い。
大船から鎌倉にかけての実在の街並みが美しく描かれている。
とくにEDを見てほしい。湘南モノレール乗りたいでしょw。
もちろんほとんど人が主張するようにOPは素晴らしい出来です。
大船の人は幸せです。これほどの地元振興アニメなどそうありません。

春日野美鳥 CV中原麻衣
沢村正治 CV谷山紀章、斎藤千和

少年サンデー連載のコミックであるが、深夜アニメと言うことで監督が張り切ったのか、乳首や全裸シーンが描かれてしまった(笑)
そんで、少年少女にこそ観てもらいたい優れたプラトニックラブストーリーであるため、夕方放送を強行(再放送)したため大変な修正が(笑)

子供が見ても大人が見ても良いものは絶対良いのです。

なんという美鳥の可愛らしさであろうか。もう言葉も無い。
そしてEDの切なく立ちすくむ実体の美鳥。
コミック連載中のアニメであるが、完全に独立した物語として安心して観れます。
放送後13年、コミックも終了した現代でも全く輝きを失わない。

点数は高くはありませんが、これは名作です。万人にお勧めします。
女性の方も安心して観られる美しいプラトニックラブストーリーです。

感動です
 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

69.3 8 ハートフルで中学生なアニメランキング8位
ちみも(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (43)
107人が棚に入れました
「ちみも」、それは、変幻自在に動き回る12匹の謎の生き物たち。 彼らは、<地獄の使者>と名乗る鬼の形相をした「地獄さん」と共に人間界に現れた魑魅魍魎(ちみもうりょう)のこと。 ちみもと地獄さんがやって来た目的はなんと、人間界を【地獄】にすることだった! 人間界地獄化計画を実行するため、その目的を隠しながら、「むつみ」「はづき」「めい」の三姉妹が暮らす鬼神家に居候することに。 コロンとした見た目の謎の生き物・ちみもたちと、見た目はこわいけどちょっと間抜けな地獄さん、強烈キャラの三姉妹が繰り広げる、笑えてほっこりする日常。 果たして、人間界地獄化計画はどうなるのか!?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

地獄さん、地獄から地獄へやってきた

【紹介】
人間界を地獄にするために地獄から鬼が眷属を連れてやってきて生きづらい人間界でのんびり三姉妹と一緒に生活するゆるふわ日常ギャグアニメで、夕方に放送されてそうなアニメ

【感想】
クスリと笑える感じのギャグが心地よく、とてもかわいくて面白かったです!
ゆるいアニメ見たいならオススメ!

見た目は子ども向けのゆるふわだけど、ネタは大人向けなので疲れた大人向けの癒し系アニメかな?
慣れない人間界の暮らしに四苦八苦して三姉妹におびえる地獄さんが面白い

このアニメみてると人間界って理不尽なことだらけで、地獄とは何か?を考えさせられます
仏教の教えで「四苦八苦」この世はあらゆる苦に満ちているという話がありますが、もしかしたら現実こそが地獄なのかも?
そういう世の中のおかしなことをゆるーく風刺されていて、面白いアニメだと思いました

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ちみも役の声優に驚かされた

面白かったです。ほのぼのとしてとても心温まる作品でした。
内容的に深夜帯よりも、NHKのEテレで夕方に放送した方が良さそうですが。

可愛い物好き、マスコットキャラ好きの私にとって、本作を気に入った一番の理由はちみもの存在です。
特に第8話のちみもがお気に入りで、助けた子猫を匿うために猫の形に変形したり、必死に頑張っているちみも達が可愛くて可愛くて。
もし主要キャラが三姉妹と地獄さんだけだったら、そこまで気に入ることは無かったと思いますが、ちみもがいたことで私の評価はかなり上がりました。ちみもグッジョブです。

それから本作で衝撃的だったのが、ちみもの声優ですね。
てっきり女性声優のどなたかと思っていましたが、まさかの {netabare}諏訪部 {/netabare}さん。
特番でこの事実を知った時はマジで驚きました。
プロ声優さんって本当に凄いですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

割と楽しめた

幼児向けかと思えるキャラデザイン、ストーリー。
地獄から来た「地獄さん」、魑魅魍魎達と、明るい3姉妹の交流を描く。
内容はともかく、面白いのが、太いエッジがアップになっても
そのまま太いエッジで描かれることだろう。
これは手書きでの芸当ではないと思うので、CGを使っていると思うのだが。
とにかく簡略化されたキャラが、エッジの太さそのままにアップになる
ものだから、一体何が画面に映っているのか分からなくなる場面が
しばしばある。
わざとやっているのかなあ。

最終回は結構な感動回でもあった。今季一番泣けるアニメだったかも??

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

65.5 9 ハートフルで中学生なアニメランキング9位
ワッチャプリマジ!(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
56人が棚に入れました
「プリマジ」、それは歌とダンスとファッションで作り上げるエンターテイメント!魔法のようにキラキラと輝くステージには秘密がありました。そう、それは実は本当に「魔法」だったんです!主人公、「陽比野まつり」は「プリマジ」にあこがれている中学一年生。「プリマジ」が大好きなまつりは、いつか「プリマジ」に出場できる日を夢見ていました。そんなとき突然現れた「みゃむ」から「プリマジ」にスカウトされることに!!ライバルたちに負けないように2人で一緒に「プリマジ」のトップを目指します!

ゆーな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

魔法使うアイドル

魔法とアイドルの組み合わせでとてもキラキラしたステージがかわいい
ライブとか衣装がパステルカラーでキラキラしててかわいいデザインが素敵☆彡
女の子の夢がいっぱい詰まった夢のようなアニメですね(*´艸`)

中学生の女の子達が主人公で、見た目も性格も歳のわりにだいぶ幼い感じはするかも。
見た目は小さい女の子向けっぽいけど、話は面白かったです☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

11年半お疲れさまでした。けど、今作は良くなかった。

プリティーシリーズ。
11春のプリティーリズム・オーロラドリームから続くシリーズだけど、今期を以て一旦終了。
一旦と書いてるけど、筐体やってる人全くいなかったし再開はきつそう。一応WEBアニメのアイドルランドプリパラがあるけど、延期しまくってていつになるのやら。
レインボーライブやプリパラは本当に面白かったのでシリーズ終了はすごく悲しい...。
けど、お世辞にもプリマジは良かったとは言えない。
煽りとか抜きで、シリーズワーストの出来だったと思います。
1クール目だけは本当に良かったけど、2クール目以降何でこうなった感がすごい。
全体感想にすべてまとめてます。

↓1クール目時点感想
{netabare}
プリリズ、プリパラ、プリチャンに続く第4弾。
シリーズファンなのでこれも好き。
今作もプリティーシリーズらしく、甘瓜みるきやれもんみたいに個性的なキャラが面白くて毎話退屈せずに見られてます。
プリチャンに増して、オタクしかわからないようなネタが多かったけど、まあオタクなので楽しめましたw
古い5ch用語とか出してくるのは笑った。
キャラはみるきが一番かわいい、裏表があるキャラ面白くて好き。

で、キャラは置いておいてストーリーはどうなのかと言うと、今回は結構真面目路線、プリリズに近い感じでやっている印象。
みゃむが暴走する回は微妙だったけど、1クール目最後の方はかなり良かった。
このシリーズでは久々にしっかりとした挫折を描いており、結構重い空気感を出せていて、その後のミャムとの仲直り展開からのライブは感動できた。
1クール目の終わりの方、11~13話あたりの盛り上がりはほんと良かったと思う。
タイトルも最初はふざけたタイトルだと思ったけど、What's your Primagi?から来てるんですね。
いいタイトルだと思うし、この疑問をしっかりと解決していくのも良かった。
プリパラやプリチャンみたいなほぼ終始明るい雰囲気な作品も好きだけど、こういうのはこういうので好き。

ここからは特にアニメのストーリーには関係ないけど、販促アニメとしてどうかと言われると正直まずい気がする。
プリマジはあまり楽しそうにやっている風に見えない。
ソロと言うのもあって、こんなタイトルなのに仲間でワチャワチャしてる感もあまりないし、楽しそうという観点で言えばプリパラやプリチャンの方が上。
まあ、ストーリーは今のところプリパラぐらいにいいと思ってるけど、販促アニメとしてはかなり劣ってる。
良い作品なので人気が出なくて打ち切りとか言う展開にはならないでほしい...。

それと、一つ大きな文句があるとすれば、化粧が濃すぎてライブCGがかわいくない。みるきとか最悪。
ライブの方が可愛く見えるのはれもんだけ...。
OPとEDがめっちゃよかった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
ワッチャってなんだよ。大神田枠?
キャラデザが可愛い。謎百合。
ジェニファー目指したいけど、そんな気になれないから夢の欄が空白、
そこからあのミャムとジェニファーから影響を受けて覚悟を決めるという展開がいいな。やっぱりライブいいな。EDもいい。

2話 ☆9
OPが生徒会の一存に聞こえるw
大神田とは真逆だw ほんとテンション高めだな。
一瞬で使うじゃんw 謎ミルキィ
なんで牛がいるんだよw やるおか?
ライブめっちゃいいな、曲も含めて。
ミルキかわいいけどお語尾マジでやめてw

3話 ☆8
ナイスフォローw なんだよこの家w
こっわ。剛速球投げる女の子怖すぎる。
ええ、謎NTR。うっそだろ。

4話 ☆7
いやマジで行くのかよw ねここわい。
4話なのに展開早くねw 謎百合。
思ったより百合してるw 

5話 ☆10
ミルキかわいい。主人公補正w
二重人格からのメタ発言やめろw
腹グロミルキ面白いわ。神回すぎる

6話 ☆7
そふぃ枠? キャラはプリパラの方が良かったな。
子供向けアニメで情弱ってw
マジシャンって便利な言葉だなw
いやマジで代わりに出演するんかよ 溜め回かな。

7話 ☆10
魔法界とは。聖地って...w
ミルキのキャラほんと好き。タピるw
ワロエナイ 死語すぎる。
こういうオタクキャラって深夜アニメ見てる勢からしたら面白いけど女児には果たして受けるのか。
プリマジノリが深夜アニメだな。声がエロいw
これなんてエロゲ? 女児アニメで言うなやw 

8話 ☆7
前回聞いた。ミルキかわいい。
アイドルとは関係なさそうw
そういや今回は普通に男いるのか。
うーんなんか特訓ずれてない?
化粧が濃すぎる。
今のところ普通の日常回のほうが面白いかなぁという感想。

9話 ☆9
俺かよ。みゃむのパジャマダサすぎない?w
@自由人w †嘆きのクリムゾン† †漆黒の明星†
この取り巻きのそふぃ親衛隊感。
ソーシャルディスタンスて、タイムリーネタやめろw
髪切ったら可愛くなるヒロイン。化粧濃すぎない? 
ライブ衣装めっちゃよくないか。
まあ朝アニメだから仕方ないんだろうけど、すぐにライブに出れるようになるのはちょっとな。
そふぃみたいな設定かもしれないけど。
いい曲だけど思ってたのと曲の雰囲気が全然違うw
ライブいいなほんと。一番好きだわこれ。
話的にはもうちょっとちゃんとやるべきだったなぁって思う。
だけど会話が面白かったから今回かなり好き。
あのゲーム仲間、EDの名前欄そのままなのかよw
 
10話 ☆9
総集編か? 陰キャいうなw
gkbr 禿同ww イクチム好き。総集編らしくない。
れもん髪切る前は微妙だったけど髪切ってからめっちゃ好きだわ。
みるきの出番を増やして。
ワッチャってWhat's yourなのか...
ふざけたタイトルじゃなかった。

11話 ☆10
シリアス? 誰だっけこの男
いつも優勝賞品はコーデw
ひなが主人公にとって目標でひなにとっての目標はジェニファーなのね。
チムム好き
目標が辞退してもファンのために出場するの好感持てる。
CM短すぎんか。スポンサーなしってマジ?
イクチムウウウウ これはダメそう
あっ... みるきやる気出せw ここで終わるのか

12話 ☆10
おい語尾つけろ。ホモか?
最近シリアス寄りだなぁ。毒舌キャラマジで好き
はにたんもかわいいw 
そういや今回のシリーズってソロなの?
チームで仲良くするのが好きだったけど。OPのキャラだ
勝ちそうだけど出来レース感あるなぁ...。
ああ、そんなことなかった。負ける流れで良かった
マジか、シリアス突入?
辛そう、重い。百合か?
プリパラ、プリチャンみたいなのも好きだけどこういうシリアスなのも好き。めっちゃ共感できた。

13話 ☆8
みるき太くね? 優しくなった。
ホモ要素 ジェニファー歌うまいな。CM短い。百合すぎて最高w
ここでコーデを手に入れちゃうのは正直少し微妙。
What's your Primagiの答えを見出したのもあってみゃむが戻ったのかな。

OP「Dreaming Sound」☆9.5
ED「Magical Future」☆9
1話挿入曲「マジ・ワッチャパレード」☆7
3話挿入曲「Starlight!」☆6
5話挿入曲「イワナイ」☆6
9話挿入曲「こんな世界に告ぐ」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

↓2クール目時点感想
{netabare}
遅れましたが。率直に言うとかなりダレた。
1クール目はプリティーシリーズでもトップクラスに面白いと思ったが、2クール目は逆にワーストクラスでつまらなかった。
だいたい長すぎた合宿編のせい。同じような内容の合宿をずっとやってるの冷静に考えてやばい。
その合宿編でやってる内容が基本的に内輪もめと全く面白くなかった。
内輪もめへの持って行き方も強引でBパートにちょっとやるだけという中途半端なパターンが多かったし、Aパートの日常回で上がったテンションを損なうだけでしかなかった。
しかも内輪もめのはヒナやあまねの印象を悪くしただけ。
今3クール目に突入してるけど、この悪い印象のまま突き進んでいてこの二人のキャラが全く好きになれない。
日常回も全くなかったせいでみるきやれもんみたいなキャラも活かしきれておらず。
あと、セレプロみたいな謎設定はプリティーシリーズにあってなさ過ぎて浮いてた。こういう現実感のあるものは合わない。

本筋の話も面白くなる未来が見えないかな。たぶんチュッピを利用してワッチャを集めるのが目的なんだろうなみたいなオチが簡単に予測できるし、仮にこの通りになったとしたら面白くないなって。

それと、メインキャラ二人の声優に棒が二人いるのはきつい...。新人だから今後に期待だけど。
れもんの声優は新人とは言え上手いんだけどね。
曲は異様に少ない。3クール目なのに主人公がまだ最初と同じ曲を歌ってるってどうなの。いい曲も今のところ少ないし。

挽回を祈ってるけど、正直もうプリマジのキャラが全員そんなにって感じになってしまったので今後楽しめるか怪しい。

唯一みるきの過去回だけは面白かったです。唐突に挟まれた印象はあったけど、一話としての完成度が高かった。
プリティーシリーズでああいう普通の髪色髪型ってむしろ逆に個性が出てる気がするw

↓1話毎メモ
{netabare}
13.5 総集編。特に感想なし

14話 ☆8
日本列島邪魔なんだが。謎BGM モブかわ
日本地図とかぶってるw みるきの私服ダサくね。
プリマジ大人っぽいキャラが多い。
容姿変わりすぎ枠。曲が思ってたのと違う。
紫京院ひびき感w 宝塚? 

15話 ☆9
セレプロやめろって。なんで配信するんだよ。
みるかスさぁ...。料理上手くて草。怖い。ギスギスしすぎやろw
れもん主人公かな。みるき太くね? ホモ展開

16話 ☆5
ホモ回? ひなの株が下がっていく。別アニメみてーだな。
なろう系か? とうまとひゅーいっていつかプリマジしそうだな。
ちょっと展開が急すぎて今回は微妙。

17話 ☆5
何だこのおっさん声!? セレプロ。弱点はちむカスなんだよなぁ。
やっぱりデブじゃないか...。部屋が散らかっている欠点。
今回狂気を感じて面白い。金を塗るジャンルあったよなw
こっからシリアスに持っていくのは謎い。
プリマジ変なところでシリアス挟むのが微妙なんだよな。最近微妙

18話 ☆5
あまねとあの緑の子は百合なんすね。ポエム。
やる夫みたいな顔してんな。嘘やろ。なんやねんその引き。
いや言葉の綾とかじゃないんかよ。主人公曇らされすぎやろ。謎シリアス。
ところてんのすけ? また前半は面白いんだけどなぁって回。
プリパラとプリチャンは話が微妙な回も会話で楽しめたんだがプリマジはそれがない。

19話 ☆5
異世界転生 かしこまっ!って言え 徳田ねね?
なんだこのおっさん!? 魔法界設定っているのかな。
たぶん現世でワッチャを集めてるって設定なんだろうけどプリティーシリーズでそういうのやられてもなぁ。新曲いつなんだろ。
ホモ要素 盗撮犯 キャラ同士の絡みが少ないのがな。

20話 ☆10
セレプロ ひなは無いよな? は? アイプラ+セレプロやめろ。
全員が自分に投票しよう。緑風ふわりか? でかい。
コノウタトマレイヒ歌え。今時パンを食べながらw
あっホモだ。ずっとトレーニングしてんな。
このノリ絶対女児受けしないだろw うまそう。かわいい。
何か入ってる? 何でそれをメモってんだよw セレプロなら。 
ええ、マジでみるきになるんかよ。あざといのは確か。
草、みるきよりもジェニファーの仮実装の方が先かよw
胸でかすぎやろ...。よくわからん展開だけど面白い。
隙あらばホモ。ミャムの服死ぬほどに合ってないな。ぷりのままで。
黒髪可愛いじゃん。マジでかわいい。
てかプリティーシリーズで黒髪黒目髪型普通ってめっちゃ違和感あるな。
それが原因で却って地味さが可愛いのかもw
髪だけじゃなくてカラコンもかよ。久々にいい回だな。
そして、久々のみるきライブ。
ライブのみるきはいくら何でもあざとすぎる。ホモ要素。
センターなんやかんや主人公かひなになると思ったのに予想外。
オバ☆チャン これもしかしてみるきセンターだし負けイベ?
 
21話 ☆3
負けイベやろなぁ ずっと特訓やってんな うーーん
日常回というかキャラ同士の絡みも足りない。ホモは多いのにw
ジェニファー、ひなの上位互換かな? 白髪の子かわいい。
曲はマジでいいんだけど。めが姉ぇ何しとんのや。
魔法界と争ってるの? 合宿編以降前回を除いて微妙。
プリティーシリーズが朝アニメで一番楽しめなくなる日が来るとは...

22話 ☆6
またレッスン? プリマジも総集編? 前も似たような回あったのに。やめるな。ぎすった。ほんと内輪もめばっかだな。
5人でセンターってもはやセンターではないのではw

23話 ☆6
このアニメ仕切り直してくれないともう楽しめない気がしてきた。
いつまで同じ内容をやっているのか...。普通なオチだな。
やっと複数人ライブ化。久々の新曲。
アクアエレメンツコーデ意外とあっさり。フレアに比べて。

24話 ☆6
そろそろOPも見納め? なんでアイドルがそんなスポーツみたいな扱いなんですかね。主人公らは客のことを第一に考えていていい。
やっと筐体にみるき実装されるのか。セレプロ要素。あうるここにきてやっとの登場。ジェニファーを助けて?

曲評価(好み)
14話挿入曲「The Secret Garden」☆4.5
21話挿入曲「wonder jewel」☆8
23話挿入曲「ワッチャ!プリーズ!マジック!-What's your "Please" Magic?-」☆7
{/netabare}
{/netabare}

↓3クール目時点感想
{netabare}
最新話がマジで最悪でしたが、36話までの感想で。
3クール目は2クール目よりは面白かった、ぐらいかな。
やはりプリティーシリーズはソロよりもユニットじゃないとあまり面白くならない。
いや、ソロでも1クール目みたいに日常回で複数人でワチャワチャしていれば面白くできるはずなんだが、ここまでキャラ同士の関係性が見えづらく、「誰と誰が仲がいい」みたいなのがわかり辛かったせいでキャラが独立で存在している感があって微妙だった。
その点、今回のクールではデュオということで(個人的にはトリオの方が良かったが)、ここまで少なかったキャラ同士の絡みが見られて良かったかな。

ただ、やっぱりそんなに仲がいい風に見えないんだよね。
基本的にどちらかが一方的に仲良くしている感が強くて。
まつり→あうる
れもん→みるき
ひな×あまね
矢印が基本的に一方的に見える。結局やっぱ百合アニメ路線が正解なんじゃないかとは思ったかな。
まつりとみゃむに関しては他のプリティーシリーズ感があっていいし。
百合じゃないにしてももう一押し欲しかった。
あと、ペアですらこれだから、その他の人への矢印は皆無。
結局一人毎に独立している感があったのが少し改善されて二人毎に変わっただけ。
上四人はまだマシだけど特にひなとあまねは本当に浮いてる。

キャラ同士が仲良くしている風にあまり見えないから、プリパラプリチャンみたいに萌えアニメとしての面白さはあまり感じられない。
これ系のアニメで4クールストーリーだけで持たせるのは厳しいから、そういう日常系アニメ的な面白さがないと少し厳しい。
プリチャンはよく叩かれてるし、自分も3期後半のストーリーはどうかと思ったが、少なくとも日常部分などに萌えアニメ的な面白さは十分にあって最後まで好きなアニメで楽しめていたのは確か。

だけどこのアニメは日常回等は少なく、基本的に何か中身のある話を毎回しようとしてつまらなくなってる。
そのせいで2クール目以降とにかくギスギスしすぎな印象を受ける。
3クール目もどの組も取り合えず適当にギスギス展開に持って行くし、そのギスギスの内容もありきたりだし、で却ってつまらない。
とりあえずギスギスさせとけばいいってもんじゃない。
良かったのは1クール目からあった、ひなとジェニファーのライバル関係。これぐらい長い尺かけて丁寧にやってるのであれば暗めの展開もいいと思えるかな。
その上どの組も3話ずつぐらい話が与えられるけど、どれも引き延ばし感が強くてこれなら普通の日常回を入れてほしかった。

3クール目で一番面白かった要素と言えばホモペアの回かな。
プリティーシリーズにはああいう頭のおかしな展開を求めてるw
けど、あの二人は結構仲良くしている感があるんだよね。
変にギスギスもせずに一応目的をもってライブ、と引っかかる要素もなくて純粋に頭おかしさに笑えた。

あと、プリマジの何よりダメな点だが、いい曲がなさすぎる。
言ってしまえばれもんの曲、OPED、ホモペア意外全部好きじゃない。
キャラソン系は、ある程度下手でも好きになれるはずなんだが、さすがにその補正があってしても好きになれないレベルで歌唱力や声量がないキャラが多い。
ジェニファーに関しては歌うまいし良曲であることに違いはないんだけど、やはりこれ系はキャラを好きになれないとあまり曲も好きにはなれない。

おまけに曲数もかなり少なくて、ソロ中心のアニメのはずがソロ曲が未だ各キャラ一曲ずつと言う。
やっぱこういう面でも3人ユニットを中心に話を進めていった方が、同じ曲数でもバリエーションに富んでるように思えたのでは?

↓1話毎メモ(文句ばかりになったけど、ここが悪いみたいな要素は3クール目にはあまりないので回ごとの評価自体は甘め)
{netabare}
24.5話 ☆6
こういう回いらないなぁ。頼りになる(大嘘)
面白かった頃 魔法なしでできるとかそんな話覚えてなかったわ。
あの白髪がリューメ? リューメをジェニファーから奪った魔法界を?

25話 ☆7
男っぽいな。新OPいいな。83.7とかいう何とも中途半端なw
隙あらば特定 外から入れ。通り抜けフープかな。
ひゅーいの出番もっと増やして。
声量が足りない。もうちょい声優上手くなってほしいな。
曲はいいんだがちょっと声が。
まあ合宿終わって少しは面白くなったかな。
ええ、唐突だなw 2人居候 EDは前の方が良かったな。

26話 ☆8
すでに落ちてる。映像変わってるじゃん。siri
親と写真は何目的だよw ホモノルマ 有能すぎる。
全然違うだろw レスば弱い。
めがねぇ最近少し出番増えたな。この謎ラップいる?
もう落ちてて草。 めがねぇロボットなんか。

27話 ☆7
謎百合。OP好き。今回百合要素強くねw
ストーリー結構進みそうだな。
やっぱこれ系は百合アニメじゃないとな。新曲じゃないんかよw
3クール目だぞ、もう。なんだこのおっさん!? 次回はホモ?

28話 ☆9
百合からのホモ マジ(隠語) リューメのビジュアルもう開放か。
やっぱり差別用語じゃねーか。草。ホモ展開ワロタ。
euphoria ひゅーいデビューするの?
ホモ。草 見た目変わりすぎ。最近の中で曲一番いいぞ。

29話 ☆6
これマナマナ全員人化するの? 隙あらばホモ
二人の方が楽だろ。このナレ中の人出るのかw
あまねとひなのキャラにあまり魅力がない。
潮干狩りじゃないんだからw
いや、今回デュオライブやらんのかい。次回には落ちてそう。

30話 ☆8
なんだかんだキャラの性格的にも棒読みでもマシに感じる説がある。
マジでやれ。トーマも結構ガチでアイドル目指してて草。
まつりセンスない言われたみたいなもんじゃん。
ワチャワチャってなんだよ。めがねぇの制作者だったとは。
コンピュータにしか興味なさそう。
なんで遠心分離機とか売ってるw 研究ならジャンル問わずかよ。
デュオやらんのかよ!! この曲本と聞くに堪えない。
セリフが要らんな。は? ジュルルかな?
ED2聞き続ければ好きになるかもって思ってたけどやっぱあんまだな。
実写辞めて 投了ED

31話 ☆7
何で筋トレ。またすぐに落ちてて草。何かテンプレだな。
声量がなさすぎる。れもんに歌わせたら良曲だったろうな。
このおっさんもなんか訳あり?

32話 ☆7
ファンタジーみたいな要素が微妙。謎触手プレイ。
地味。ワチャワチャ感が足りない。グッズ化。
いやデュオじゃないんかい。少女漫画かな。投了。

33話 ☆9
似合ってるな。またポエム あと1クールで6つも集まる?
おとはか?
ジェニファー歌くっそ上手いのはわかるけど好きにはなれないんだよね。
あまねの回は微妙だったけど、ひなの回は結構いいな。
演出で笑わせに来るのやめろ。せやな、争うもんではない。
ひなライブカットのためのジェニファーライブかよw

34話 ☆7
基本的に曇らせてた方が面白いよねこのアニメ。チムカス
偽おとは レッドブラッシュ ぷしゅーって言え。ソロかよ。
引っ張りすぎじゃないかちょっと。
ジェニファーではなく自分を超えることを目標にしたのね。
いきなりぶっ飛んだ野暮w てかあのおっさんと和解すんのw

35話 ☆7
適当な受け答え また特訓? 辞めるんかい。
誰もやってないことをやるのか。全部チェックするのかよw
引き伸ばし回。百合かな? 曲まあまあ。

36話 ☆7
エクトプラズムも吐くな。ガチで性格悪いの草。
良さげだったのにまたギス回か。思いっきり目の前で喋ってるやんw
カップルかな? 畜生はにたん
絵が怖い。プリマジこの曲以外挿入曲はパッとしないな。
みるき公式デブ扱い。結局みるきになんで認められたの?
シリアスでもみるきレモンなら面白いわ。

曲評価(好み)
OP2「Chasing the dream」☆8,5
ED2「チェックワンツー」☆7.5
25話挿入曲「滲む、馨る、」☆3.5
28挿入曲「Don't be Afraid」☆8
31話挿入曲「奇跡の降る」☆3.5
35話挿入曲「天頂のコンフィアンサ」☆5
{/netabare}
{/netabare}

↓全話視聴後感想
{netabare}
もうこの作品が面白くなることはないとはここまでで分かり切っていたけど、予想をはるか下回る出来になってしまった。
話は面白くないしキャラもあまり良くないし、曲も全く変わらないし、どこにも見どころがなかった。

3クール目の感想までに書いてることも包括して書きます。(同じようなこと書いてるかも)

話の問題点は色々あったけど、一番の問題は全く方向性が定まってなかったことかな。
1クール目はジェニファーとひな、ひなとまつりのライバル関係など、スポコン路線の方向の話が多く、各キャラの描写が丁寧で面白かった。
レモンが人前に立てるようになるまでの努力や、みるきの影ながらの努力など、真面目路線のキャラ描写がしっかりしていた印象です。
ずっとこの路線で行けばよかったのに、クールを増すごとにそういったスポコン要素やキャラの成長描写などが薄くなっていき、やったとしても1クール目でやったような話の焼き増しばかりをするようになっていって、キャラが成長している感もなく、ライバル同士で争っている感もなく、ただただ4クールという長尺が理由の引き延ばしをやっているだけの作品になってしまった。
そして最初はスポコンから入ったというのに、最後はユーフォリアデビューやらいうよくわからない展開で、ジェニファーを謎闇堕ちから救い出すという、序盤のテーマからは完全に逸れたどうでもいい物語で終わるという。
それに序盤から各キャラが意識していたプリマジ大会だけど、全くと言っていいほど大会にはちゃんとした焦点が当てられずに、このファンタジー展開にすべて流されるという。
こういうファンタジーはプリティーシリーズのお約束ではあるけど、やりようによっては、最初のテーマとファンタジーを両立させられたでしょって思う。
というか、もう完全にライバル関係とかは完全に希薄になった後での話だけど。

最後までジェニファーとまつりがライバルと言う感じが全くしなかったのも問題。正直ひなVSジェニファーの構図の方がまだ盛り上がったんじゃないかってレベル。
まつりの目標がひなで、ひなの目標がジェニファーという地点から始まってたけど、そこからまつりがひなを超えてジェニファーを目標にするという転換点の物語が中盤に必要だったと思う。
ジェニファーは最初から最後までずっと浮いた存在だった。
リューメに関しては言うまでもなく。ジェニファーを助けてbotでしかないっていうね。
ファンタジー展開にしても、ジェニファーとリューメとかいう空気な存在がピンチになっている話を面白いと思えるわけがない。
それに駆け足が酷すぎてどのキャラにも全く感情移入などできず、ただただおいていかれるだけという。
で、最後は全員優勝。序盤の雰囲気的にこの落ちはやめてほしかった。

プリティーシリーズって元々4クールごとに話の区切りがつくから打ち切りによる影響とかではないと思う。
長々とやった割に一切話に進展がなくて退屈だった合宿編や必要性の感じないデュオ編を削ればよかったのに。

書く機会逃したからここに書くけど、合宿編はつまらないだけとして、デュオ編は本当に何だったのか。
最後結局ソロしかやらないなら3クール目だけデュオでやった意味を感じない。
いや、そもそもソロでずっと行くよりも絶対に最初から2人や3人でライブをやっておくべきだったと思う。他シリーズのように。
ずっとソロというのも、プリマジが楽しそうにやっている風に見えない理由の一つでもある。
複数人でのライブは、それだけでキャラ同士の仲の良さも感じられる大きな利点があったのに。

キャラに関しては3クール目の感想で書いたけど、相変わらず特定のキャラは特定のキャラとしか接点がなくて微妙。
上にも書いた通りプリマジはキャラがずっと孤立しているというか...。
箸休め回含めどの回もキャラ一人か二人だけに焦点を当てた話で、ワチャワチャ感が全然足りなかった。
過去シリーズの面白かったポイント(キャラ同士の絡み)が全部そぎ落とされている感じ。
例え話がつまらなくても日常回が面白かったらそれでいいと思ってるし、評判の悪いプリチャン3期もそこで自分は楽しめてたけど、この作品はキャラ同士の仲の良さなどが全く感じられず日常回も全然面白くなかったのが本当に痛い。
特に先輩組はマジでどうでもいいキャラ達ばかりだったし、みるきやれもんも後半になってくると取り合えず添えているだけみたいな扱いだし。
そもそもこの作品は毎回なにか中身のある話をやろうとしてるんだろうけど、それだけで4クールも持たせられるわけがないし、実際キャラ個別回は似たような話ばかりでつまらない回が多かったから、暗い話じゃなくてもっと明るめの話やギャグ回を挟んでほしかった。
女児アニメでもあるんだから。

それと曲がさすがに。
1クール目から4クール目までソロの持ち曲が一曲なのは本当にどうかと思う。せめて主人公だけでも変えてやれよと。
50話でミャムがマジ・ワッチャパレードをアカペラで歌うシーンがあったけど、あれも主人公のソロ曲を変えた上でやった方が、原点回帰して
いる感があってもっと映える展開になっていたと思う。
これは3クール目の感想に書いたから書かないけど、曲自体も微妙なのが多かった。

曲だけ流して終わるような総集編回も多すぎる。今までのシリーズはこういうのなかったのに。
中盤ならまだしも最終回手前でそういう回が二回もあったのは本当にやばいと思った。

まあ全体的にいろいろ残念な出来でした。
最後にマナマナの人間体の姿が出てたけど、あっちの方が雰囲気も明るくて、ああいうキャラ達主体に物語作った方が絶対に面白かったと思う。ミャムのCG含め、もともとは2クール目でマナマナ編をやる予定だったんだろうか...。
今作の5人主役の作品はもういいけど、あれだけは少し見たいなと思ってしまった。

↓4クール目1話毎メモ
{netabare}
37話 ☆7
不仲w 草生える。百合回か?
やっぱこの2人が出ると面白い辺り他のキャラは掘り下げ不足なんだろうな。そうはなんやろ。プリパラ感あるな今回は。
スケジュール通りにしか動けんのか。喋っとるやんけ!
台本通りだもんな。やっぱどの組も3話かけるのね。OPED変更なし?
てかこれ4クールではなさそう?

38話 ☆6
スタァライトの宣伝この時間にあるんか。研究ガチ勢。
いかがでしたか? こんなに売れたら明日何もなさそうだな。
デリプリかよ。ほんとにそんなこと思ってた?
1人と1人って要はバラバラ。
これ歌唱力の差が露骨に出てしまってるな…。
エレメンツあっさりになり過ぎ。最優秀賞の存在影薄くない?
競ってる感無かったよ。

39話 ☆7
ホモ? このおっさんの話いる? これもしかして総集編?
ホモの曲が一番いいよねデュオの中で。革新派やな。
結構理解出来る。正体あらわしたね…。

40話 ☆5
ジェニファーマジで可愛くないから要らない。
せめてこの子供の頃に戻せ。OP変わるのか。やっぱ差別用語やんけ。
リューメいつまで引っ張るん。
いつの間に会ってた?
ジェニファーメインの回まともに見る気おきんわ…。
阿智彦無能感出てきたなw てかまつりの父どこで何しとるんや。
物語の核心に関する話が出てきたからまあ良かったかな。
何で主人公は新曲なくてジェニファーはあるんだよ。強そう。
バトルアニメかな? 阿智彦ウキウキやん。
やられとって草。唐突すぎんか…? パッパ。EDは変わらんのかい。
合宿編は進み遅かったのにこの超展開は何?

41話 ☆2
なんかもう着いて行けんわ…。これ女児もっと置いてけぼりでしょ。
序盤から仄めかされていたプリマジ大会をどっかにやった状態で、こういう展開見たくないんだよな。
そりゃそうなるわなw
プリマジのコーデゴチャゴチャしてて絶対ムズいでしょ。
まあ服を作ってあげる展開はいいと思うけどさ。
まつり1人な辺り結局プリマジってソロだよね。
デュオの流れを中途半端にしてこの展開やるかぁ…って感じ。
だからなんで曲これしかないんだよ…。
ジェニファーは何故か二曲目あったのに。
あうるも完全に空気になってない?
キャラ同士の絡み少なすぎ。てか序盤からジェニファーがヒナやまつりにとっての目標的描き方が結構重めになされていたし、普通にそのスポ根路線で良かったと思うんだが。
なんで変なファンタジー要素をメインにした?
尺的にジェニファー救って終わりでアイドルとしてのジェニファーの話やその目標への到達みたいな話は無いよね。
こういうファンタジーを軸とするなら序盤の重めなスポ根的な描き方は要らなかったし、それこそプリパラみたいなワチャワチャしたギャグ調の作品で良かった。
序盤のその部分を評価してたから、後半になってその部分が気薄になってなにこれ?って感じ。

42話 ☆3
阿智彦草。結局話も各キャラが独立なんだよね。ばばあさあ。
この封印云々の話いる? バトルアニメかよ。新曲なし!
まあこの曲はマジで好きだから良いか。
謎アレンジ。序盤はスポ根的なアイドルものだったのに今はファンタジーになってしまっていて見たいものと違う感しかないんだよね。
起こっとるやんけ。

43話 ☆6
糞親。調べ毎なら仕方ない。チムムの声久々に聴く気がする。
はにたんとかいうよくわからない奴。やるだけやりゃいいじゃんw
ひな回なのにひなじゃなくて家族二人に焦点が当たるの草。
イクチムウウウウウウって言え。?

44話 ☆4
マナマナに+でコーデの精霊さん出されてもな。
後者の役割もマナマナが担った方がキャラ数も増えずに分かりやすくてよかったと思うな。
黒の方が可愛い言いつつも、元が黒だったら真逆言ってそう。
日常回が足りんかったなプリマジ。
ギスギスしたら面白くないんだよな。内輪もめアニメ。
坊主は良くない。何がしたいねんこれ。声量。

45話 ☆6
誰だよ。阿智彦引きこもってて草 百合にしろ。
カルマーラモンにカール作ってもらおう。邪な性格持ってそう。
このコーデいいな。

46話 ☆2
あまね回って面白くないよな。話陰鬱すぎ、マジで面白くない。
いや、阿智彦いる? 阿智彦がこいつと一緒にプリマジしたら神回。
あまね回つまんねえええええ。
こういう暗くて気持ち悪めの話プリティーシリーズにいらんわ。

47話 ☆2
総集編ってマジ? ジェニファーマジでどうでもいい。
この話数で総集編どうなってんの? 朝アニメで1番つまらんわ。
今ミュークルやってたらまともな評価できてただろうなと思うと少し悲しい。怖い。特に盛り上がらない決めゼリフ回収。ライブなし!w

48話 ☆2
結局ユーフォリアデビューってなんだよ。1回しか使われなかったデュオ曲消化か。前回総集編で今回これって末期感あるな。
デュオ曲ホモ以外微妙すぎる。
唐突に謎展開始めるのやめろ。酷すぎん? OPで見た光景。
特に盛り上がらないマスコットの応援パート。
リューメにもジェニファーに全く思い入れないのがきつい。
てかリューメとは何なのか。

49話 ☆1
1クール目の時はめっちゃ面白かったんだけどな…。
バトルアニメかな? なんでジェニファーだけソロ曲こんな多いねん。
はよライブ終われ。リューメに全く魅力ないんだよ。
感情全く追いつかんわ。
ジェニファーとまつりほぼ絡みないのに急にこういう展開なってもな。
まだこのポジションひなの方がしっくりくるわ。
え、これでジェニファー終わり?
は? なんで再開出来てんの? 勢いで誤魔化そうとするな。

50話 ☆7
とりあえず百合回やっとけみたいな。まあ今回は悪くないな。
もうキャラに対する愛着がないから何も無いけど。せっかくだからリューメとジェニファーに焦点当ててやれよ。
これここまでが良かったら感動できてただろうな…。

51話 ☆2
全員優勝ww ほんと無理やりすぎる。
全く盛り上がらないジェニファーライブ すっごい茶番。
曲変わらんくて草。結局ジェニファーとかなんだったん?
ほんとになった? 2期あったなら。最後可愛い。

OP3「Magic × Color」☆8
38話挿入曲「Sweatness Darkness」☆5
40話挿入曲「Lux Aeterna」☆7
{/netabare}
{/netabare}

1クール目 物語4.5 キャラ5.0 作画3.0 声優4.0 音楽4.0
2クール目 物語2.0 キャラ2.5 作画3.0 声優2.5 音楽3.5
3クール目 物語3.0 キャラ2.5 作画3.0 声優2.5 音楽2.0
4クール目 物語1.0 キャラ1.5 作画3.0 声優2.5 音楽1.0
総合点は最後の方の比重重めで。

投稿 : 2024/11/09
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