ハルフィルムメーカーでほのぼのなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハルフィルムメーカーでほのぼのな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月02日の時点で一番のハルフィルムメーカーでほのぼのなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.7 1 ハルフィルムメーカーでほのぼのなアニメランキング1位
ARIA The NATURAL[アリアザナチュラル](TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.2 (946)
5007人が棚に入れました
ARIAシリーズ第2期のアニメ作品。前シリーズ最終回で描かれた大晦日のエピソードから数日後。ARIAカンパニーで修行中の灯里(あかり)たちは、新年を祝うカーニヴァルへ繰り出そうとしていた。しかし、毎年この時期になると、アリア社長ら猫たちはなぜか姿を消し、街にはカサノバの扮装をした者が現れるのだった。少女たちの「出会い」をテーマに、切なくも心温まるストーリーが展開する「癒し系」作品。

声優・キャラクター
葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今回は "出会い" がキーワード

総作画監督が変わったからか、
前作ANIMATIONの時より顔の感じが整いましたね。
顔が変わるほどの変化ではないので違和感なく観れますし
整った事で気になるところが減りもっと話に集中できます。
真横を向いた時の顎の形はみんな気になるけど
真横は滅多にないから許容範囲内!w

今回は26話と長めでしたが、
最後まで同じテンションで観られるのは
安心感があってありがたいですね‪(*ˊᵕˋ* )

ここから先を読む方には
「恥ずかしいレビュー禁止!!」と言われたいです。

◆Episode1【 その カーニバルの出逢いは・・・ 】
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◆Episode2【 その 宝物をさがして・・・ 】
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◆Episode3【 その 流星群の夜に・・・ 】
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◆Episode4【 その ネオ・ヴェネツィア色の心は・・・ 】
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◆Episode5【 その 鏡にうつる笑顔は・・・ 】
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◆Episode7【 その 猫たちの王国へ・・・ 】
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◆Episode8【 その ボッコロの日に・・・ 】
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◆Episode9【 その 素顔の星たちは・・・ 】
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◆Episode10【 その あたたかな街と人々と・・・ 】
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◆Episode11【 その 大切な輝きに・・・ 】
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◆Episode13【 その でっかい自分ルールを・・・ 】
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◆Episode15【 その 広い輪っかの中で・・・ 】
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◆Episode16【 その ゴンドラとの別れは・・・ 】
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◆Episode18【 その 新しい自分に・・・ 】
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◆Episode20【 その 影のない招くものは・・・ 】
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◆Episode21【 その 銀河鉄道の夜に・・・ 】
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◆Episode23【 その 海と恋と想いと・・・ 】
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◆Episode24【 その 明日のウンディーネに・・・ 】
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◆Episode26【 その 白いやさしい街から・・・ 】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

OP
ユーフォリア 歌 牧野由依
ウンディーネ 歌 牧野由依
ED
夏待ち 歌 ROUND TABLE feat. Nino
Smile Again 歌 葉月絵理乃
Rainbow 歌 ROUND TABLE feat. Nino
挿入歌
潮騒 歌 ROUND TABLE feat. Nino
バルカローレ アテナのカンツォーネとして
コッコロ アテナのカンツォーネとして
雨降花 歌 牧野由依
髪とヘアピンと私 歌 斎藤千和 19話は牧野由依
はい今回も神曲。夏待ちが特に半端ないずっと聴いていられる。
なんて曲を生み出してくれたんだ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
水の星AQUA(アクア)の観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、ウンディーネを夢見る少女、水無灯里。そんな彼女の柔らかな日常を情感豊かに描いた未来形ヒーリングアニメーション。今シリーズのテーマは“出会い”。出会いを見守る街としてのネオ・ヴェネツィアの『素敵』を描いていきます。主人公に優しくてちょっぴり切ない物語が広がります。

第1話 その カーニバルの出逢いは・・・
みんなで騒いだ、あの大晦日から数日後。アリア・カンパニーには、いつも灯里とメールをしているアイちゃんの姿がありました。今日は、ネオ・ヴェネツィアに最も多く観光客が集まるという年明けのカーニヴァル。後輩ウンディーネの灯里、藍華、アリスの三人の修業が終った後、みんなで街に繰り出す約束なんです。もちろん、水の3大妖精と呼ばれているアリシアさんたちも一緒。でも、よく見るとアリア社長の姿が見えない様な・・・

第2話 その 宝物をさがして・・・
いつものように、灯里、藍華、アリスの3人が修業に励んでいると・・・藍華が、見慣れたマリア像の台座に小さな扉を見つけました。いつも通っている水路にある、いつも見ている小さなマリア像にある扉。もしかしたら勝手に開けちゃいけない扉かも。そんな心配をよそに、藍華は扉を開け、ほこりまみれの小さな箱を見つけます。もしかしたら勝手に開けちゃいけない箱かも。でも、藍華はそんな心配をよそに箱の蓋を開けてしまい・・・

第3話 その 流星群の夜に・・・
それは、よく晴れた日でした。ゴンドラの修業中、灯里たちはひとりで歩いているアルを見つけます。でも、アルはなんだか気分が悪そう。どうやら、久しぶりに太陽の強い光にあたり、めまいを起こしてしまったようです。3人に介抱してもらい元気になったアルは、そのお礼にと「きのこ鍋屋」に誘います。その後、アルを見送ろうと地下世界の入り口まで行った灯里は、そこで不思議な音を聞きます。その高く澄んだ音の正体とは・・・。

第4話 その ネオ・ヴェネツィア色の心は・・・
春も近い夕暮れの中、ちょっとだけ灯里がうとうとしていると・・・。そこに郵便屋のおじさんがやってきて、ゴンドラを明日一日貸し切りたいと言うんです。どんな日でも郵便を配ってくれるおじさんですが、自分のゴンドラが修理中では何もできません。とはいえ、明日もアリシアさんはお仕事がいっぱい。そこで、灯里は自主トレを返上、自分のゴンドラを貸しますと提案するのですが、そこでおじさんが言った一言とは・・・。

第5話 その 雨の日の素敵は・・・/その 春にみつけたものは・・・
とある朝、灯里が目覚めると休日のはずのアリシアさんがキッチンでお弁当を作っていました。不思議そうな顔をする灯里に、アリシアさんは"とっておきの素敵な場所"へ行こうと誘います。もちろん、いつもより朝寝坊のアリア社長も一緒です。朝の渋滞を抜け、外海を進み、いろんな島を眺めながら行くアリア・カンパニー総出でのピクニック。街にいると遠くからしか見えない春、ネオ・ヴェネツィアにやってきた春はもうすぐそこです。

第6話 その 鏡にうつる笑顔は・・・
潮風にも時おり暖かさを感じる様になった春の終わり。いつもの合同練習の後、灯里たちはアリスが所属するオレンジぷらねっとにお邪魔しました。それだけではありません、アテナさんの計らいでその日はお泊まりまでしちゃうことになったんです。大きな食堂に、大きなお風呂、綺麗なお庭もあって、大きな会社って凄いんです。しかも、社内の同期だけが集まるパーティーまであるんです。

第7話 その 猫たちの王国へ・・・
春から夏へ季節が変わる様に、灯里たちウンディーネの制服も変わります。半年ぶりに袖を通した夏服はどことなく懐かしく、でもとっても新鮮。夏服に なった藍華やアリスとの合同練習にも何故か気合いが入ります。だから今日はちょっとだけ、いつもは通らない難易度の高い水路へ挑戦です。するとそこに、 アリア社長のゴンドラが。灯里たちは、興味半分、練習半分の気持ちで後を追ってみることにするのですが・・・。

第8話 その ボッコロの日に・・・
今年もやってきたアクア・アルタの季節。だから、お仕事はお休み。しかし、そこに暁から「超特急で来るように」と電話が入ります。長靴で水浸しの街を急ぐ灯里。その時、すれ違う女性たちの胸に赤い花があるのを見つけ、灯里はふと思い出しました。そう、今日は男性が愛する女性に一輪のバラを贈るボッコロの日。当然の様に、暁の前にもアリシアさんに贈るバラが・・・。でもこれ、多過ぎませんか?

第9話 その 素顔の星たちは・・・
その日灯里は、自分がネオ・ヴェネツィアの素敵な場所をまだまだ知らないことに気付きました。それは、アリシアさんを指導員に、本当のお客様を乗せて観光案内をした時。お客様が見つけた素敵な庭が切っ掛けでした。これではいけないと、灯里は街のあちこちで素敵な場所を探します。もちろん、藍華とアリスとの情報交換も忘れてはいません。でも、灯里が二人に教えてあげられる素敵な場所って、あるのかな?

第10話 その あたたかな街と人々と・・・
ほんのり麦わら帽子の香りも感じるようになった初夏。いつもの合同練習中、アリスはふと気付きました。「灯里先輩って、何気に知り合い多いですよ ね?」言われてみれば、いろんな場所でいろんな人と気軽に話している灯里ですが、地元出身の藍華とアリスより知り合いが多いというのはちょっと不思議。そんな灯里の秘密を知ろうと、藍華とアリスは探偵になり切り、隣町へ行くという灯里の尾行を始めるのでした。

第11話 その 大切な輝きに・・・
澄み切った青空が広がったある日、灯里に初めてお仕事の指名が入りました。依頼したのは暁さんのお兄さん。とってもデリケートなネオ・ヴェネツィアンガラスを運搬するため、灯里のようなのんびりとしたゴンドラが必要なんだそうです。その当日、初めてガラスの工房を見た灯里は、その繊細な仕事ぶりに感激。職人さんたちの心意気をしっかりと受け止め、ゴンドラは動き出します。

第12話 その 逃げ水を追って・・・/その 夜光鈴の光は・・・
まだ初夏だというのに、蜃気楼が出るほどの厳しい陽射しに、灯里も少々バテ気味。そんなある日、夕飯の買い出しに出掛けた市場で、灯里はアイスみるくのおいしい不思議な喫茶店を見つけるのでした。/「アクア」の夏の風物詩と言われる夜光鈴の屋台が並び出しました。もちろん、灯里もお気に入りを探しに繰り出します。夏の暑さを和らげてくれる、その涼しい音。灯里はどんな夜光鈴を選ぶのでしょうか。

第13話 その でっかい自分ルールを・・・
本格的な夏の陽射しに、日向と影のコントラストが際立つネオ・ヴェネツィアの街で、今日も3人一緒に練習中する灯里たち。でも、アリスはちょっと不機嫌。どうやら、いつもやっている自分ルールが上手くいってないようです。ちょっとしたことにルールを決め、それが成功すれば良いことがあるはず…。という自分だけのルール、そして勝負。だから、今日もアリスは自分ルールにチャレンジ中です。

第14話 その いちばん新しい想い出に・・・
いつもより早く目覚めた朝。誰もいない水路へとゴンドラを漕ぎ出した灯里は、とあることに気付きました。水路の端にあるゴンドラを繋ぐ為のパリーナ。 家や会社の看板にもなるパリーナには色が塗られているのですが、ARIAカンパニーにはその彩色パリーナがありません。灯里のそんな質問にアリシアさんは答えます。「ちょうどいい機会だから、灯里ちゃんに作っていただこうかしら」。

第15話 その 広い輪っかの中で・・・
夏の陽射しと、日陰を通ってくる風が気持ちの良いある日の午後。灯里は久々にひとりきりで、とある広場で昼食をとっていました。するとそこへ、晃さんがたまたま通りがかり・・・。近くの時計屋さんにお使いに来た暁がたまたま灯里に気付き・・・。たまたまパーツを買いに来ていたアルも・・・。そして、幼馴染みという暁とアルの子供時代の話が始まるのでした。

第16話 その ゴンドラとの別れは・・・
練習用のゴンドラが定期点検を終えた日。灯里の表情はいつになく淋しげでした 。それは、灯里にとって大切なパートナーだったゴンドラとの別れが迫っているから。アクアに来て初めて漕いだあの日。お客さんを乗せたのも、シングルの テストも、灯里の初めてを一緒に経験したゴンドラ。ゴンドラとの別れを決意した灯里に、アリシアさんは『ゴンドラさんさよおならツアー』を勧めるのでした。

第17話 その 雨降る夜が明ければ・・・
黒くてちょっとだけ小さいゴンドラと一緒にいられる最後の日。灯里とアリシアさんは、夕食をそのゴンドラの上で取ることにしました。ゴンドラに残された幾つもの傷。そのひとつは灯里が、でも他のひとつはアリシアが付けたもの。灯里だけでなくアリシアさんの思い出もいっぱい乗せたゴンドラとのお別れ会・・・。いや、ありがとうパーティが始まります。

第18話 その 新しい自分に・・・
夏の暑さにバテ気味の灯里たちのために、晃さんが開いてくれたバーベキュー大会。コンロの上には、お肉や海産物、野菜もいっぱいです。そんな中、灯里は藍華のある変化に気付きました。夏の陽射しを受けキラキラ輝く綺麗な黒髪。アリシアさんにも褒められ、藍華は有頂天。なぜなら、その髪にはとある願いが込められていたんです。

第19話 その 泣き虫さんったら・・・/その 乙女心ってば・・・
髪型を変えたせいなのか、藍華は夏風邪をひいてしまいました。その3日目、ベッドに横になっていることに飽きてしまった藍華は、熱が下がったのをいいことに、ベッドから脱出。ひとり、街を歩き始めるのでした。/風邪もすっかり治り、灯里たちとの合同練習に復帰した藍華。ですが、なんだか元気がありません。それだけでなく、短くなった髪に付けたヘアピンを褒めるたび、なんだかおかしなリアクションが・・・。いったいどうしたの?

第20話 その 影のない招くものは・・・
強い陽射しが毎日のように続く中、「暑い時は怪談で涼むのが一番」という藍華に押し切られ、灯里はサンマルコ広場にまつわる恐い話を聞くことになりました。それはマンホームにあったサンマルコ広場での、とっても昔にあったお話。灯里たちが良く知るネオ・ヴェネツィアのサンマルコ広場とは無縁のはず・・・なのですが。今日の灯里は不安でいっぱい。だって、いつも一緒のアリア社長がいないんですから。

第21話 その 銀河鉄道の夜に・・・
何もかもが寝静まった真夜中。灯里は、どこからか列車の走る音が聞こえてくることに気付きました。ネオ・ヴェネツィアにも列車は通っていますが、それは音が聞こえないほど遠く、まして真夜中に列車が走っているわけがありません。アリスはマンホームの有名な小説の名を出しますが、それは架空のお話。現実にあるはずがありません。しかし、その翌日。夜中に灯里が起きてみると、そこには一枚の切符がありました。

第22話 その ふしぎワールドで・・・/その アクアを守る者よ・・・
パラレルワールドって知っていますか。住んでいる人は一緒でも職業が違っていたり、時代や国が違ったり、自分が英雄だったり、スターだっり・・・。現実とはちょっとだけ違う世界。そんなパラレルワールドの入り口が、もし身近にあったら・・・。今回はそんな不思議な世界へアリア社長が迷いこむお話です。/ARIAカンパニーに、浮き島で気候の番人をしている暁さんのお兄さんがやってきました。そんなお兄さんを囲んで、灯里やアリア社長だけでなくアリシアさんも加わり、何故か暁さんの子供の頃の話に華が咲いています。暁さんは、子供の頃も、やっぱり暁さんだったんですね。

第23話 その 海と恋と想いと・・・
夏の強い陽射しが柔らかくなってきたある日。ARIAカンパニーでは、結婚記念日をネオ・ヴェネツィアで迎えようという年輩のご夫婦をお客様として迎えていました。大切な日を素敵に過ごしてもらうため、アリシアさんのお手伝いをする灯里にも余念はありません。でも、肝心のお客様は・・・。その翌日、街角でそのお客様のひとり、お爺さんの姿を見かけた灯里は、その秘密を知り、とある計画を考えます。

第24話 その 明日のウンディーネに・・・
夏から秋へ変わるこの時期、ネオ・ヴェネツィアでは雨が多く、灯里たちの練習も室内での勉強会が恒例になります。とはいえ、3人の興味は脱線がち。今日もプリマだけに許される“通り名”の話題でもちきりです。アリシアさん、晃さん、アテナさん。みんな素敵な“通り名”があるんです。・・・とその時、藍華は他の姫屋(のメンバー)が何かの噂をしていることに気が付きました。その内容は?

第25話 その 出逢いの結晶は・・・
ネオ・ヴェネツィアに暦の上の“秋”がやってきた日、合同練習から戻った灯里たちを水の3大妖精が待っていました。意味深な笑いを浮かべる偉大な先輩を前に、嫌な予感を否定出来ない藍華が口を開きます。「もしかして、また特訓ですか?」「…ま、そう言えなくもないな」。アリシアさんたちが灯里たちに用意していたもの、それは大変だけど素敵な修業でした。

第26話 その 白いやさしい街から・・・
今年も、ネオ・ヴェネツィアが銀世界に変わる季節がやってきました。そんなある日、アリシアさんと散歩に出掛けた灯里は、藍華たちと話していたことをアリシアさんに投げかけます。「どんな大人になりたかったんですか?」しばらくして、アリシアさんは雪玉を転がし始めました。いくつかの路地を通り過ぎ、大きくなっていく雪玉。もちろん灯里も手伝うのですが・・・。あれ、アリシアさんの答えは?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

内容は一期とほぼ変わらないので書くことがあまりないですが、キャラの魅力が更に深まり愛着が湧く良い26話でした。でもこの二期は不思議系の話が多くて若干作品の軸がブレてる気がします。素晴らしい作品ということに変わりはないものの全体的には一期より好みじゃなかったので評価少し下げました。とりあえず各話の感想だけ載せます

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

88.5 2 ハルフィルムメーカーでほのぼのなアニメランキング2位
ARIA The ANIMATION-アリアジアニメーション(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1824)
9593人が棚に入れました
ARIAシリーズ第1期のアニメ作品。地球(マンホーム)出身の水無灯里(みずなしあかり)は、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になることを目指し、AQUA(アクア)へやってきた。現在は先輩のアリシアと猫のアリア社長のいる ARIAカンパニーで、半人前としてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする日々を送っている。
ネオ・ヴェネツィアの優しい風景の中、成長していく灯里とその周りの人々の四季折々の生活を描く。

声優・キャラクター
葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

《優しい心配りのできる人になる》舞台装置の抜群に素敵な大河ファンタジー

あにこれに来てまもなくの頃に視聴して、終盤かなりの感銘を受けた名作『カレイドスター』の監督を務めた佐藤順一氏の、もう一つの長編監督作品(ただし原作者は別)で、本サイトにも絶賛者の多い名作アニメ、という事前情報に興味を惹かれて一気観してみました。

3期54話(※のちOVA2が追加されて計57話)と長く、作品世界に自分の気持ちが入り込むまで少し時間がかかりましたが、第1期の終盤以降(第11-12話~)は、ネオ・ヴェネツィアという本作の舞台装置が醸し出す《特別な雰囲気》を心地良く感じるまでに変わり、第3期を見始めた頃には灯里たちの姿をまもなく見終えてしまうことを惜しく思う作品になりました。

最終回手前に決定的な《神回》がドカンとやって来る『カレイドスター』と違って、本作は、最初から最後まで割りと淡々としたストーリーが続く構成ですが、特に第3期の第5話(ネタバレレビューを読む)以降は、心に響く良エピソードが続いて、それまでのストーリーが次第に収束していく様を堪能できる平均点の高い作品、という印象を受けました。

後述するように、私個人としては、本作は絶賛するほどの評価とはなりませんでしたが、爽やかな余韻の残る良作に巡り会えたことを素直に喜びたい気持ちになりました。


◆作品内容
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※表の主役(視点人物):
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※裏の主役(話のキーとなる人物):
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◆作品/期別評価

(1) 第1期  ★   4.1 (2005年)(13話)
(2) 第2期  ★   4.4 (2006年)(26話)
(3) OVA1   ★   4.2 (2007年)(1話)  
(4) 第3期  ★★  4.6 (2008年)(13話+特別編1)
(5) OVA2   ★   4.0 (2015年)(3話)  ※サイドストーリー
---------------------------------------------------------------
  総合   ★   4.4      (計57話)


◆制作情報
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◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
ёは怪奇あるいは幻想的なエピソードが入る回

=========== ARIA The ANIMATION (2005年10-12月) ===========
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)6、☆(並回)5、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1


=========== ARIA The NATURAL (2006年4-9月) ===========
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★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)7、☆(並回)13、×(疑問回)2 ※個人評価 ★ 4.4


=========== ARIA The OVA 〜ARIETTA〜 (2007年9月) ===========

全1話 ★ 4.2 ※ARIETTA(短いアリア、小詠唱、そよ風・・・の意味)、ネタバレレビューを読む


=========== ARIA The ORIGINATION (2008年1-3月) ===========
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----------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.6


======== ARIA The AVVENIRE (2015年9月)(OVA2) ========

全3話 ★ 4.0 ※視聴済、再視聴後改めて評価する予定。


◆本作の特に感銘を受けた点と、幾らか幻滅した点

◇感銘を受けた点

基本シナリオがオーソドックス(正統的)で、過度にご都合主義的だったり、お涙頂戴的な安直さに流れてしまうことがほぼないこと。


◇幾らか幻滅した点

基本シナリオは正統派を貫いているにもかかわらず、作画・脚本のレベルでは、肝心のところで、ギャグ風の絵柄に切り替わって何だか誤魔化された気持ちになってしまう点が凄く不満でした(例えば、第2期の第18話で、ネタバレレビューを読む
おそらくマンガ原作どおりなのでしょうけど、『四月は君の嘘』でも指摘したように、こうした描写は作品の“格”を落としてしまっているように感じました。
ギャグで誤魔化さずに、ここは正攻法で描き切って欲しかったです。
そういえば、「恥ずかしいセリフ禁止!」という文句も、余りにも便利に多用され過ぎていて食傷気味に感じてしまうことが、特に序盤は多くありました。


◆その他、個人的な留意点

◇とくに『カレイドスター』との比較から

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→以上から、
(1) 『カレイドスター』は、第50話という圧倒的な《神回》に向けてドラマチックにストーリーが展開していき、そこで受ける瞬間的な感動が非常に大きな作品、と評せるのに対して、
(2) 本作は、1話1話をじっくりと味わって鑑賞していけば、特に中盤以降の節々に細かいながらも意外な感動を沢山発見できる作品、と評することができるのではないかと考えます。

私個人としては、(1)のタイプよりも、(2)のタイプの方がどちらかというと好みなので、作品全体の評価としても、(1)『カレイドスター』の4.2に対して、(2)本作を4.4とより高く評価しました。


◇ただし、本作は1:n関係の「扇の要(かなめ)」の役には盲目かも?

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以上が、私が本作を、他に類例のない《特別な雰囲気》を持った良作と評価しながらも、個人的は今一歩とした理由です。

*(2018.8.28 第3期とレビュー内容をスィッチ)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

原作読了済。
いつもの日常から素敵を発見していく温かな物語。

葉月絵理乃, 斎藤千和, 広橋涼が良き。
葉月絵理乃演じる灯里がおっちょこちょいな感じとか兎に角最高。

アニメで動きつくのもグッド。
アリシアさんボイスが原作での想像通りで癒し癒し。大原さやかさんありがとうございます。あらあら あら
晃もええな。皆川純子ボイス。
アテナじゃなくてウテナの川上とも子ボイスも最高。早逝が悔やまれますな。

声優と楽曲が神。

OP
ウンディーネ 歌 牧野由依
forest mixも
ED
Rainbow 歌 ROUND TABLE feat. Nino
挿入歌
バルカローレ アテナのカンツォーネとして
シンフォニー 歌 牧野由依
Just For You 歌 ROUND TABLE feat. Nino
主題歌が神。ずっと聴いていられる心地よさ。ウンディーネの柔らかくゆったりしたメロディと牧野由依の綺麗な歌声。たまらん。アニメ見なくてもこの曲だけでもよい。
ROUND TABLE feat. Ninoの楽曲も良き。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
惑星改造によって生まれ変わった水の星「アクア」。その観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、ウンディーネ(水先案内人)を夢みてマンホーム(地球)からやってきた15歳の少女、水無灯里を主人公に優しくてちょっぴり切ない物語が広がります。


第1話 その 素敵な奇跡を・・・
水の星「アクア」。その観光都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前のウンディーネになるため日々修業を重ねている水無灯里。そんな彼女の前に、ある日「ゴンドラに乗りたい」という女の子が現れます。でも、灯里はまだ半人前の身、一人でお客さんは乗せられません。しかし、お客ではなく「今から友達だから」と女の子は超強引。しぶしぶ灯里はゴンドラを漕ぎ出しますが、何故か女の子はつまらなそうな表情ばかり。灯里は、大好きなアクアを少しでも好きになって欲しいと、女の子に語りかけるのですが・・・。

第2話 その 特別な日に・・・
アクア・アルタ。それは、本格的な夏を前にして起る、風物詩みたいなものです。街中が水で満たされ、街にはいつも以上にのんびりゆったりとした時間が流れます。この時だけは、さすがのウンディーネたちも開店休業。ゴンドラには乗らず、歩いて買い物に出かけた灯里も、いつもと違う視線から街を眺めちょっと嬉しい気分。でも、そのせいか道を間違い、突然の雨に降られ・・・。そしてなぜか、藍華の部屋でお茶をすることに。

第3話 その 透明な少女と・・・
半人前のウンディーネ、片方だけ手袋をつけている(シングル)の灯里と藍華は、一日でも早くその手袋を取って一人前になるため、今日も練習に励みます。でも、そんな二人の横を、一隻のゴンドラが軽々と抜いていきました。そのゴンドラを操っていたのは、まだペア(両手袋)のアリス。ミドルスクールに通っている彼女は、月刊ウンディーネでも取上げる天才少女。でも、そんな彼女にも、ちょっとした悩みがあったんです。それは・・・。

第4話 その 届かない手紙は・・・
ある日の夕方、翌日の朝食の買い出しに出かけていた灯里が、不思議な鈴の音に誘われ入った路地。その奥には、夜光鈴を吊るした木々と何匹もの猫、そして、ひとりの少女が立っていました。「手紙、届けてくれる?」。星を越え、瞬時に届く電子メールが主流となった今でも、人の手を介して届けられる手紙=郵便が残されたアクア。でも、その手紙に書かれた住所は、そんな郵便配達のウッディーさんでも届けられない場所でした。

第5話 その あるはずのない島へ・・・
白い羽根をいっぱいに広げたカモメと、水面を何度も跳ねるイルカたち。灯里は、いつもとは違う風景の中にいました。そう、そこは青一色に囲まれた場所、海。灯里は、つい先日届いた手紙に記された小島へ向け、ゴンドラを進めていたのです。その手紙とは「ネバーランドへの招待状」。子供の頃、絶対あると思っていた場所へいけるなんて・・・。灯里はこの招待を楽しんでいました。差出人が不明なのが、ちょっと気になるんですけどね。

第6話 その 守りたいものに・・・
灯里はアリスとの練習中、とても美しいカンツォーネを歌うウンディーネとすれ違いました。ゴンドラを上手に操り、観光名所をきちんと説明するのは当然ですが、そこに歌が加われば、お客さんをもっと素敵な気持ちにしてあげることができるはず。でも、アリスはちょっと不機嫌そう。どうやら、灯里に相談したいことがあるみたいなんです。そんな、アリスが灯里を連れられて来たのは、オレンジぷらねっと。ここに何があるのかな?

第7話 その 素敵なお仕事を・・・
今日は特別な日。アリシアさんと同じ3大ウンディーネのひとり、晃さんによる実地指導を受けられるんです。いついかなる時も、お客さんをもてなす心を忘れない。それが晃さんの信条。それを生で、晃さんが実際にお客さんをガイドする姿まで見学できるなんて、滅多にない機会です。灯里だけでなく、藍華やアリスも、晃さんの仕草ひとつひとつに感心しながら、チェックしまくり。学ぶことは、いくらでもあるようです。

第8話 その 憂鬱な社長ったら・・・/その イケてるヒーローってば・・・
「アクア」では、青い瞳の猫は幸運の守り神と言われています。水先案内店では、そんな猫たちを店の社長にして、仕事の安全を祈願しているんです。ARIAカンパニーの社長も、そんな猫のひとり。日頃から、とっても大切にしてもらっています。だから、今日はお手伝い。大掃除に忙しいアリシアさんや灯里を少しでも助けようと、洗濯物に、机の整理、夕飯の支度だってしちゃいます。出来が良いかどうかは、わかりませんけどね。

第9話 その 星のような妖精は・・・
灯里、藍華、アリス。まだ半人前の3人の目標は、一人前のウインディーネ、プリマになること。でも、その先には、水の3大妖精・・・アリシアさんや晃さん、そしてアテナさんのようなウインディーネのトップになる、そんな夢があります。でもでも、それ以前、30年以上も業界のトップに君臨した伝説の大妖精がいたんです。グランドマザーと呼ばれるその人が創立した会社、じつは、それがARIAカンパニーだったんです。

第10話 その ほかほかな休日は・・・
アクアにも冬がやってきました。寒いのが苦手な灯里は、朝起きるのにもちょっとだけ頑張りが必要です。藍華やアリスとの練習中の話題も寒さばかり。そんなある日、アリシアさんから暖炉に使う薪を拾いに誘われた灯里は、葉を落とした木立の中で、ぽわんとした白くて丸い雪虫を見つけました。本格的な冬の訪れを告げる雪虫たち。灯里はそんな雪虫と一緒に休日を過ごすことにしました。それは、ほかほかでぷかぷかな一日なのです。

第11話 その オレンジの日々を・・・
寒さも増し、鉛色の空から雪が舞い落ちるようになりました。ゴンドラの上でも、毛糸の帽子とマフラーは必需品です。そんな日の練習後に嬉しいのは、アリシアさん特製生クリームのせココア。とても美味しいし、身体がとても暖まるんです。藍華もアリスも、そんなココアを薦めてもらえて嬉しそう。嬉しいといえば、今日は、晃さんとアテナさんが遊びに来ていました。3大妖精がいっぺんに集まるなんて、ちょっと凄いかも。

第12話 その やわらかな願いは・・・
街が真っ白に染まった日。いくらネオ・ヴェネツィア一番の人気といっても、こんなに寒くてはゴンドラに乗って街を観光しようという人は少なく・・・ARIAカンパニーも開店休業。思いがけないお休みをもらい、灯里はアリア社長とお出かけです。日頃行くことのない、水路から離れた場所にある観光スポットが今回のお目当て。それは、開拓時代に作られたネオ・ヴェネツィアで一番古い橋。いろんな人の思いを、往来を支えた橋でした。

第13話 その まっしろな朝を・・・
灯里がアクアに来て、2度目の大晦日です。ネオ・ヴェネツィアでは、家族でクリスマス、大晦日はみんなで年越しが主流。だから、街中のみんなが外に出かけてとっても賑やか。灯里も、アリシアさんに藍華にアリスに晃さんにアテナさんなどなど一同で、"みんなで年越し"です。でもふと見ると、アリア社長がどこかへ行くようです。このままじゃ、みんな一緒じゃなくなる。その後を慌てて追う灯里ですが・・・

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

でっかいまったりです。

恥ずかしいセリフの多い作品だけど、
その分心に残る言葉が多くて心に刻みきれないw

あまりハマるキャラクターはいないけど
常にまったりした雰囲気が心地よくて観ちゃいますね。
絵が苦手で後回しにしてた作品なので途中で断念するかな〜
と思ってたら最後まで観れました‪(*ˊᵕˋ* )

作中で水先案内人の事はウンディーネと呼ばれていて、
何で水先案内人がウンディーネなのかな〜って調べたら
ウンディーネは四大精霊の内の一つで水を司る精霊だとか。
水繋がりで水先案内人の事をウンディーネにしたのかな?

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

71.4 3 ハルフィルムメーカーでほのぼのなアニメランキング3位
たまゆら(OVA)

2010年11月17日
★★★★☆ 3.9 (704)
3062人が棚に入れました
写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。

amnmnt さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

真の駄作、制作者のオナニーでしかない

ちまたの評価はなんだか良さそうなので期待していたのですが、酷いものでした。いやいやきっと面白くなる、面白くなる、と耐えながら観ましたが時間の無駄でした。これをどう楽しめというのか・・・。ちなみに、本レビューは1度だけ観てのレビューではありません。どうにか楽しめないものかと3回観ました。それでもだめでした。

筆者は同系統のアニメとして「ARIA」や「けいおん」は大好きです。が、「たまゆら」は観るのが苦痛でしかありませんでした。

まずつまらなさ過ぎる最大の原因は、本当に全くストーリーに起伏がない。針が一切振れず、本当にずっと一直線なんです。「は?だからどうしたの?」としか感じない。ヤマ無し。オチ無し。意味不明。

ARIA的な思わぬ素敵を見せてくれるのかと思いきや全然そうではない。登場人物が感動してる的なシーンが出てくるが少しも共感できない。向こうの世界に入っていけない。観てる側は他人の内輪話を無理やり見せられ、「はあ、そうですか・・・」という感じ。ほら、感動するでしょ、感動しましょう、みたいな制作側の押し付けがましさ。まさに、見たくもない制作者のオナニーを見せ付けられている状態。そういうのは同人で勝手にやって欲しいのですが・・・。

そういった根本的つまらなさに拍車をかけるのが、登場人物に一切目的が無い。目的が無いから、何らかの成長を見守る事もできない。主人公が一生懸命になる姿?ありません。主人公が何らかに葛藤する姿?ありません。主人公の努力?ありません。何も、無いんです。本当に何も。どんな作品にも、必ずそういうのはあるんです。だから観る側は共感したり考えたりでき、楽しむ事ができる。たまゆらのストーリーを簡潔に書くなら、主人公が、とある町に引っ越しました。終わり。どうするんですか、これ・・。

ARIAを真似してでしょうが、やたらと「この街が好き」的な街フューチャーしてくるのですが、知らんがな。どう好きなのか全く分からない。分からせて貰えない。「この街が好き」と言うだけで、あとはからっぽなんです。だから受け手は「はあ、そうですか・・・」としかリアクションしようがない。ARIAから何も学んでいない事に驚きを隠せません。天野こずえという作家、ブレインを抜いたらこうなってしまうのだなと思いました。制作陣は技術しか持っていない、ただの素人である事が丸分かり。しかも人生経験希薄。感性無し。大人しく原作付き作品をやればいいのに・・・。

あと、主題歌。「やさしさに包まれたなら」のカバーなわけですが、全然合っていない。整合性がとれていない。イライラさせられます。むかし見れたちょっとした不思議や奇跡、今は失ってもそれを遠く思い出す、懐かしむ、そういう感じの曲だと思うのですが、この何も無いアニメにどうしてこの曲を使ったのか。もしかして亡くなったお父さん周りのエピソードにかけている・・・?いやいや、薄すぎて通用しませんよ。「やさしさ」みたいなフレーズで安易に選んだとしか思えない。ただでさえ合っていないのに加え、よりにもよって「魔女の宅急便」で最高の整合性をみせたあの曲ですからね。考えがチープ過ぎる。カバーといえば「あの花」で「secret base」が使われていましたが、あれはちゃんとマッチしてる、整合性がとれてるからいいのです。よく考えているとも思う。でもこれはだめでしょう。

それでもキャラに魅力があれば・・・と思いきや、キャラも全然魅力的ではない。それどころか、無駄にとってつけられたような「口癖」と「口笛」。これが物凄く不快で耳障りなんです。よりによって主人公の子が「○○なので」と語尾に「なので」と付けるというキャラで、イライラさせられる。そして驚異的な不快感を与えてくるのが、黒髪で前髪パッツンの子。こいつがいちいちTPOをわきまえずしょっちゅう会話に口笛で返答するなどピーピー、ピーピーやるのですがその度イラッとさせられる。本当に耳障り。制作サイドはキャラ付けの為にやったのでしょうが、分かっていなさ過ぎる。多分、人生経験があまりにも希薄な上に馬鹿なんだと思います。

最後に、各評価について詳細は

<ストーリー>
もはや言わずもがな。1点付けましたが最低が1点だからそうしただけで、実際のところ0点です。完全な素人。いやヘタをするとそれ以下。こんなものを世に送り出した事を恥じて欲しい。

<声優(演技)>
これはそのまま3点。まあこんなもんじゃないでしょうか。特に良くも悪くも、何も感じませんでした。ただこの声優さん達、本来は見る側の心に届く演技ができる人たちですから、ストーリーが糞すぎて演じる側にも悪影響を及ぼしたのであろうと言わざるを得ません。

<キャラクター性>
これもそのまま1点。デザインはべつにあれでいいんじゃないですか。でもね、中身は設定作った人間の素人丸出し。キャラが立ってない。そして萌え要素付けたいなら萌えを分かってからにしましょう。良く分からないのであれば勉強するか、分かる人にちゃんと考えて貰いましょう。あと常時口笛は有り得ない。もっと人生経験を詰みましょう。

<作画>
そのまま、3点。こんなもんじゃないですかね。良くも悪くも特筆する事はなく、無難だと思います。

<音楽>
そのまま、1点。悪くは無い。しかし、一切耳に残らない。もう何というか、存在感ゼロなんです。音楽とSEはかなり重要なはずなのですが、全然印象的じゃない。盛り上げてくれない。サントラを欲しいとか微塵も感じない。ただ音楽も声優と同じく、ストーリーの糞さに足を引っ張られて着地点が分からなくなってしまった可能性が高いかも。

<背景>
評価項目ないですが、これは評価するなら5点満点。十二分だったと思います。そして背景班が可愛そうです。せっかく良いものを作ったのにこんな駄作になってしまって。

<演出>
これも評価項目ありませんが、評価するなら3点といったところですかね。良くも悪くも、特筆する事無し。無難じゃないかと。しかし、これまた糞すぎるストーリーをどう演出で押し上げるかといった力量が無かったのか、糞ストーリーに足を引っ張られたのか、もう少し頑張って欲しかった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

何でもない日常にかけがえのない一瞬が潜んでいる。 B+

本作を一行で言い表すと、写真が大好きな主人公を中心とした日常を描いたほんわかとした雰囲気の作品です。

以下、ほとんど写真に関することだけ語ります。興味がない方はスルー推奨です。

写真と言っても実は色々な種類があります。ネイチャーフォト(風景写真)、スポーツフォト、ポートレイト(人物写真)、都市写真、鉄道写真、建築写真、報道写真、広告写真、ファッション写真、等々、挙げればきりがないと思います。思いつくまま列記したので分類の視点が異なっていますし、分類が必ずしも明確ではないものもあります。

デジタルカメラが普及した現在では、昔に比べると気軽に撮影が楽しめるようになってきています。多くの人々は、特定の撮影対象に絞っているのではなく、ふと気が付いた瞬間にシャッターを押すという撮影スタイルなのではないでしょうか。そうした撮影をスナップ撮影(スナップ写真)と言います。そして、本作の主人公もこのスナップ撮影を趣味としています。

ただ、本作がちょっと異質なのは、主人公が使っているカメラが、ローライ35Sというとても古いカメラであるということです。今買おうと思ったら中古を探すしかありません。オートフォーカスなんて便利なものははなく、ピント合わせは目測です。このためピンボケし易いカメラです。レンズは映りには定評のあるカールツァイス(ドイツの光学機器メーカー)の短焦点レンズで、40mm(f2.8)という焦点距離はスナップ撮影にはちょうど良いでしょう。そして、古いカメラということは、そう、デジタルカメラではなくフィルムカメラです。

デジタルカメラでは、迷ったらとにかく撮るという撮影方ができますが、フィルムカメラでは一枚一枚にお金がかかるので、そう簡単にはいきません。ましてや、主人公は高校生です。湯水のようにフィルムを消費するなんてことができるはずもありません。ただし、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押すのがスナップの基本でもあります。限られた撮影枚数の下では、感性は研ぎ澄まされていき、自然と個性が出やすくなります。作中ではそのあたりのことは描かれていませんが、実のところかなりの緊張感を持って撮影しているのはないかと推察できます。

そして、実際に自分の撮った写真を見るためには、フィルムを現像に出して待たなければなりません。この待っている時間というのも、かつては写真の楽しみの一つでした。実は、写真の出来というのは、写真店の良し悪しによっても左右されます。写真店といっても、全自動のプリンター任せにしている店から、一枚一枚濃度やカラーバランスを確認しつつプリントしている店まで様々でした。納得する一枚を得るためには、自分に合う写真店を見つけることも大切な要素だったのです。主人公も行きつけのお店を持っているようなので、ぜひ大切に付き合っていって欲しいものです。

写真店に行って写真を受け取る瞬間は、期待が落胆に変わる瞬間でもありました。「どうして思ったように撮れていないのだろう?」。大抵の人がそう思います。ファインダー越しに見た風景をフィルムに収めたはずなのに、実際に出来上がった写真は何故か全く違って見えます。このようなことを何度も繰り返せば、失望して写真をやめてしまう人まで出てきます。しかし、多くの人は、次こそは納得できる写真を撮りたいと思って、次の被写体を探しに出かけるのです。

主人公が幸運なのは、友達はじめ周囲の人が、撮影した写真の中に個性を探してくれることです。撮影を始めたばかりのころは、自分らしい写真というものが何なのか分かっている人はいません。時には、本人が上手く撮れていなかったと思うものから、これは良いと言ってもらえる場合もあります。自分一人では得られることがなかった「気づき」が、周囲の人によってもたらされことは、写真に限らず人生全般においてとても幸運なことではないでしょうか。こうした、周囲との関わりにおいて自分を見つけていくということが、この作品の大事な一部なのではないかと感じました。

本作では、スナップ写真好きの人の習性が良く描かれていると思います。良くある症状としては、道を歩いているだけで、周りのすべてが被写体に見える。カメラを持ち歩いていなくても、指で簡易ファインダーを作って、自分の見ている風景を切り取ってしまう。角度を変えると良い写真になるのではないかと、背伸びをしたりしゃがみこんだりする。等々。写真にのめり込んでいる人にとっては、「あー!分かる分かる!」という気持ちにさせられることが多いと思います。

実際のところスナップ写真は、日常のありとあらゆるものが撮影対象なので、主人公が過ごしている日常の中には、それこそ被写体が溢れていることになります。だから、写真を題材とした日常系アニメである本作を、とても興味深く感じることができた人はスナップ撮影向きの人だろうと思いますし、逆につまらないと感じる人は一枚たりとも写真が撮れないのかもしれません。

私は、10ヶ月程前にTV版の方を先に見たのですが、その時はつまらないと感じてしまいました。しかし、この作品の主人公の動き(先に挙げたようなスナップ好きの人に良くある動きです)を見たときに、昔写真をやっていた頃の気持ちを少しずつ思い出してきました。そういえば、自分も昔こんな風だったな、と。今見れば、TV版の方も違った感想をもてるかもしれません。

この作品はフィクションではありますが、この主人公には写真を大切にしていって欲しいという気持ちがあります。昔なら、単に写真好きの一人としての発言だったでしょうが、歳を取った今となっては、写真は人生を彩ってくれる素敵なツールとなるであろうことを知っているからです。一度失った情熱はなかなか戻るものでもありませんので、彼女にはこのままでいて欲しいですね。私のように写真をやめないでください(笑)。

その昔、写真好きが高じて写真店に勤めたことがある人間の独白、でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 26
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これが1期で~hitotose~が2期でもいいくらいの完成度です

ニコニコ一挙放送で~hitotose~の前に視聴しました。実際に放送されたのもこのOVAの方が先のようですね。

見ていてすごく心地が良いです。
友達とのやり取り、空気感、写真家の志保美さんとの対面、プチ秘境探検などなど、キャラクターの嬉しさ、楽しさが伝わってきて、~hitotose~同様にすごく温かい空気感でした。

シリーズを通してのこのアニメの主題として夢が挙げられます。
このOVAはその夢についてと、ぽってが撮った、たまゆら(写真に写る光のたま)が映っているお父さんの写真についての2つが中心で進んでいきます。



①ぽってのお父さんについて
 ぽってのお父さんは既に亡くなっています。
 ぽってはそれを引きずって悲しいままだったのですが、楽しかった思い出まで悲しいものにしたくないということで立ち直ったんですよね。
 悲しい出来事に正面から向き合い、これからもっと楽しいことを増やしていこうと決意したぽって。止まっていた物語が動き出したのです。
 OVAでは、お父さんの写真を撮った場所を探しています。プチ秘境探検という名で(笑)

一番印象的な第4話について掘り下げて感想を書きます。
ネタバレレビューを読む



②夢について
 OVA2話がまさに夢についての主張で凝縮されたような話です。
・趣味が夢に変わる瞬間
ネタバレレビューを読む


・行き先のないきっぷ
ネタバレレビューを読む


・第4話、および~hitotose~の主要人物の夢について
ネタバレレビューを読む



 このOVAだけでも結構な完成度ですが、~hitotose~を見る限りでは、本編を楽しく見るための補足になるものといってもいいくらいなんですよね。
 実際、~hitotose~のストーリーは尺もあるぶん素晴らしいです。
 たまゆらを見る場合は、OVAと~hitotose~をセットに、そして、今はなんと“もあぐれっしぶ”もついてくるためお買い得です!(笑)
 レビューを見る限りでは、視聴者はそんなに多くなさそうなので、2期を機会に多くの人に見てもらいたいなぁと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

63.1 4 ハルフィルムメーカーでほのぼのなアニメランキング4位
スケッチブック full color's(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (207)
1037人が棚に入れました
非常に寡黙で、ほとんどしゃべらない。その上不器用で、かなりのドジな梶原空は。高校に入学してどのクラブに入るか迷っていたが、たまたま見学に行った美術部に、なりゆきで入部してしまった。
個性的な美術部員たちの、時にバタバタ、時にほんわかした日常が描かれる。
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絵を描いてみよう

忙しい日々をお過ごしの方に
処方箋的な意味で
丁度良いアニメではないでしょうか。

なんと言っても、主人公『空』のテンポがゆっくりで
時間の流れが緩やかに感じます。スローライフです。

美術部ののんびりしたお話ですが
ちょっと個性的な友人や先輩、先生が
話を賑やかにしてくれます。

あと、ノラ猫がちょくちょく登場して
なんなら話を持っていく勢いで
絡んでくるので、猫好きな方にもオススメかも

↓以下、私の美術部エピソード
こっちの方が長くてゴメンナサイ

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

のどかな風景とのんびりとした気分が味わえる作品

原作未読 全13話

舞台が私の地元の福岡であること、博多弁を話すキャラがいること、ARIAの主要スタッフが参加していること、そして監修に佐藤順一さんが参加していることという点で興味があって観てみました。

お話は、人見知りが激しくマイペースでほとんどしゃべらないネタバレレビューを読む(心の声が多いw)主人公 梶原 空(かじわら そら)を中心に美術部の先輩や同級生の高校の日常を描いた作品です。そしてネコもいっぱい出てきます^^

福岡の地名や乗り物(バスや電車)が出てきますが、福岡の都心を離れた田舎のお話なので、全体的にのんびりしたお話です。
起伏が少なく何度か寝落ちしそうになりましたw

キャラはみなさん個性的ですね~全体的に不思議ちゃんの割合が多い感じがしますw
声優さんは豪華です。主人公の花澤香菜さんを筆頭に牧野由依さん、後藤邑子さん、広橋涼さん、田村ゆかりさん、小清水亜美さん、下野紘さん、日笠陽子さん、大原さやかさん、金田朋子さん、伊藤静さん、中田譲治さんなどなど

博多弁をしゃべるキャラの声優さんは福岡出身ではないようで、イントネーションが微妙でした^^;
出演している田村ゆかりさん(福岡出身)にこの役やってほしかったですね~

福岡福岡といっていますが、放送当時、福岡では放送がなかったみたいですw

学園ものよくある恋愛要素などは特にないので、たまゆらみたいな感じでしょうか。(たまゆらほど感動はあまりありませんが、最終話は良かったですね)
のんびりとした雰囲気が好きな方、ネコが好きな方(ネコが主の回もあるので♪)にはオススメです^^

OP/EDはのんびりふんわりした感じでこの作品に合っている曲ですね~
EDはARIAのOPを歌っている牧野由依さんです。

最後に、放送当時この作品の後番組がARIA The ORIGINATIONなのでARIAのキャラもちょっと出てきましたね~(ほんのちょっとですが^^)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 36

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

パーソナルスペース

人間関係ほど面倒なものはない。
近すぎると煩わしく、遠すぎると寂しい。全く身勝手なものである。

そんな中で、それぞれが持つ個性を認め合う空間、程よいパーソナルスペースを形作る美術部員たちの日常が心地よい。
作者である小箱とたん氏(女史?)の経験と真情を基にした作品のようで、昨年、17年の長きに渡る連載が終了したそうだ。

対人関係が苦手でマイペースな性格の持ち主である主人公、“梶原空”の高校美術部に入ってからの一年間が、四季の移ろいと共に、どこまでも緩やかに過ぎてゆく。

基本4コマ漫画の原作を、“空”の独白(モノローグ)を軸に、巧みに落とし込んだ岡田脚本の構成力と、“ARIA”の佐藤順一を師と仰ぐ平池監督が作り出す空気感が素晴らしい。

また、良く言えば個性的な美術部員たちの“変人”ぶりが、主人公の背中をそっと押してくれる、言い換えれば、マイペースであっても、少しずつ歩みを進めることへの安心感を与える存在として描かれ、押しつけがましさの欠片もない世界だ。

音楽がまた良い。ピアノによる語り掛けるようなインストルメンタルが、おおらかな九州の風景にマッチする。
また、何よりもオープニングの「風さがし」に癒される。クラシックギターの響きと清浦夏実さんの澄んだ声に心洗われるのだ。

適度な孤独が許される社会、それが贅沢であることは百も承知ではあるが、自身の心根だけでもそうありたいと願う。

世に名作、傑作は数あれど、それとは別の次元にある“永遠の佳作”と呼ぶべき作品である。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
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