ネガティブで幼馴染なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のネガティブで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月17日の時点で一番のネガティブで幼馴染なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.8 1 ネガティブで幼馴染なアニメランキング1位
古見さんは、コミュ症です。(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (285)
976人が棚に入れました
“コミュ症”とは──人付き合いを苦手とする症状。またはその症状を持つ人を指す。留意すべきは──苦手とするだけで、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。桜舞う高校1年、極度のコミュ症である古見さんが出会ったのは、“普通すぎる”クラスメイト・只野くん。人前で緊張してしまう古見さんの夢は、「友達を100人作る」こと。古見さんの「1人目の友達」になった只野くんは、残り99人の友達づくりを手伝ってくれることになりました。個性派ぞろいの高校で、古見さんの夢は叶うのでしょうか?伝えたい、でも伝えられない…そわそわ、どきどき、思わずにやにやでも時折、胸にチクリと突き刺さる?沈黙の美少女・古見さんのコミュ症コメディーです。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古見さん、バイブレーション♪

“コミュ症”だが本当は友達100人作りたい美少女・古見 硝子と
変人だらけの私立伊旦高校の日々を描いた同名コメディ漫画(未読)のアニメ化作品第1期。


【物語 3.5点】
上品。

"コミュ障”ではなく"コミュ症"
人様のコンプレックスを底辺と見下して嘲り嗤う下品な"イジり”芸ではなく、
明快に性格をデフォルメされたキャラたちの掛け合いを通じてクスリと笑いを取りつつ、
対人関係あるあるを拾っていく繊細なタッチ。

ヒロインの古見さんもカースト下位でやさぐれているタイプとは異なり、
容姿端麗でルッキズムの視点に晒されても貶められることは無く、
むしろ、無口でも好意的に誤解され、"神"に祭り上げられる有様で、
いっそうコミュ困難になるのが基本のギャグパターン。

少しずつ人間関係が進展するため、構成はゆったり平坦。
けど古見さんがコミュ取って達成したかった当たり前の学生生活が実現する度に、
放たれる空気は確かに神々しく、後味は綺麗。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・OLM(TEAM KOJIMA)

高水準。

背景は桜並木などを描き込み季節を好表現。
人物も、例えば古見さんも、黒髪ロング&凛とした瞳というザ・サンデー美人って感じのリアルタッチから、
丸目が可愛いコミカルタッチまで崩さず描き分ける。
CGも隠し味に調整しながら、多数の人物が交錯しても映像の遠近感が保たれ、
工程の安定を感じる。


正直、漫画ならではの吹き出し文字表現等を流用する演出は、私はあまり好みではないです。
基本アニメーションは絵で魅せて欲しいと言いましょうか。
ただ、古見さんに限っては、喋れない彼女の心情を精一杯描いた上での
テロップ追加説明なので斟酌できます。


特筆したいのは、古見さんは、字も綺麗なのがステキです♪
憧れ、そして、習字をサボって来た、我が人生を悔いますw


【キャラ 4.0点】
"コミュ症"だから、古見 硝子(こみ しょうこ)
波風立てない凡人でいたいから、只野 仁人(ただの ひとひと)
みんなの幼馴染になれる位コミュ力お化けだから、長名(おさな) なじみ。

人物名の語呂合わせで外面を視聴者に覚え込ませた上で、
掘り下げて、意外な一面を見せて興味を繋ぐ、明快なキャラ構成。


この高校は変人度がキツイので、
仮に、私が入学したら速攻ロックマンの如く四散してゲームオーバーでしょうねw
山井 恋の{netabare}拉致監禁{/netabare}を伴う病みっぷりは言うに及ばず、
友ではなく{netabare}イヌ{/netabare}になり下がる上理 卑美子ですらアクが濃すぎてしんどいレベル。
友達100人も要らない。上の三人だけでいいw


古見さんの母親で自称永遠の17歳・秀子も美人さん。
父親も古の寡黙な親父の系譜を継ぎ、娘と会話したいけど中々できないシャイっぷりで、
古見さんの容姿、性格の遺伝に説得力を持たせる。
古見家・父娘による沈黙のコミュニケーション。昭和の親父はコミュ症ですw


それとコミュ症から顧客満足を勝ち取るカリスマに圧倒される新人美容師の新井さん。
カリスマへの道、陰ながら応援致しておりますw


【声優 4.5点】
古見さん役・古賀 葵さん。
喋らずに息遣いでリアクション&感情表現、自身の振動効果音?まで。
たまに出す声は凄く可愛い。しゃっくりも可愛い。という無茶振りに対応。

それ以上に、なじみ役・村川 梨衣さん。
声色だけで友達100人作れそうな人たらしボイス。
古見さん”サボウェイ”にパシらせたり、結構キツイことも言って、
そもそも性別どっちだよ?とツッコミどころも多いはずなのに、
あっと言う間に懐に入り込んでくるのはこの声質あってこそ。

その他、只野くん役・梶原 岳人さんの声から滲み出る優しさ&安心感とか。
声質で性格を体現する声優の力を実感。


ナレーションには日高 のり子さん。
『PSYCHO-PASS』ドミネーター役でもお馴染みの淡々とした執行ボイスで、
コミュ症が、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。
など留意事項を注意喚起。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は橋本 由香利氏。適宜ポップなサウンド等でコミカルな場面にも対応。
が、やはり印象的なのは古見さんがコミュの階段を昇って気持ちが高まる場面で、
ピアノ、ストリングス、アコースティックギターで優しく寄り添うメインフレーズ。

OP主題歌はサイダーガール「シンデレラ」
丁寧語で語りかける男性ボーカルが、只野くんの古見さんへの心情に重ねやすい良好なアニソン。
"気の利いたことは言えないけど”などと謙遜していますが、
“一緒に猫に会いにいきませんか”とか、こんな洒落たこと中々言えません。

ED主題歌はKitri「ヒカレイノチ」
女性ボーカルに柔和な音を幾重にもアレンジした、古見さんの心情を重ねやすい一曲。
Kitriのピアノ連弾シスターズとしてのアーティスト性がより現れた「シンパシー」
古見さんの最初の一歩を軽快なピアノサウンドで後押し。


【感想】
ドドドドドド……。

昨秋の視聴中、古見さんのコミュ力が限界値(初期値低め)が突破した際の、
心音&振動のコミカル演出が病みつきになった私。
その供給が絶たれたこの冬期。私は禁断症状が辛いので、
震える古見さんのLINEスタンプをスマホのロック画面に仕込み、ますます症状を悪化させましたw

春から始まる2期。震えて待ちます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

女子高生のファッションが気になる

【紹介】
話がしたいのにうまく話しかけられず、話しかけづらい雰囲気を出してしまっている美少女、古見さんと、古見さんの弱点をクラスで唯一知ってしまった只野君の学園日常系コメディ。

【女子高生のファッションについて】
女子のファッションがかなり奇妙ですね。

なじみの超ミニスカート+太ももまである超ハイソックスは、スカートとソックスと生足の境界線がちょうど一番太い部分になって足がかなり太く見えるから女子はそういうの嫌がるし、たぶんみんなから「ダサい」って一蹴されると思う。

それから気になるのはスカートの異常な短さ。あれ、常におさえてないと座ったり立ったり、ちょっと歩いただけでパンツ見えるでしょ。
作者は男性っぽいから仕方ないけど、普通の高校生はあんな短すぎるスカート履いて街歩くなんて恥ずかしくて無理だと思うよ。

この作品に限った話じゃないけど女子高生の靴下がハイソの子ばっかりで、連載開始の年代から考えてもちょっと古いかなって思いました。

今はさらに短くなっていて、妹が家に連れてくる友達は、みんな足首が見えるような短い靴下履いてますね。
私も短い靴下のほうが足がスラっと長く見えて可愛いと思う。

どんどん短くなってそのうち靴下が消滅する!?と思いきや、ルーズソックスとかいう変な靴下が最近ブームなのだとか、でも全然見かけませんね。
本当に流行ってるんでしょうか?
流行を追うって大変ですね。

【キャラクター】
キャラデザの癖がかなり強めな上に全体的にマンガチックな作りで好み分かれるかも。
古見さんがしゃべらないから文字の説明が多くなるので余計にマンガっぽい。

とても個性的で面白いキャラクターが多くてコメディアニメの要点を抑えていていいですね。
設定の不自然さはかなり感じるけど守ってあげたくなる感じはわかるかも。

【音楽】
青春!って感じのOPが良い感じ。

【シナリオ】
古見さんが無口で反応もうまく返せないから、周りが勝手に誤解して古見さんの意図とは関係なく勝手に独り歩きしていくギャグと、只野君がその誤解を解いて友達を増やそうとするというのが基本的な形。

只野君への理不尽な風当たりだけちょっと気になるけど古見さんのために一生懸命な主人公の人の良さと古見さんの一歩一歩頑張っていく感じが見ていて可愛らしくていいですね。

【気になるところ】
アニメだからいちいち不自然って指摘するのも野暮だと思うんですが

特に気になったのは現実なら古見さんが女子からも愛されているのがちょっとあり得ないかな。
嫌な話だけど、古見さんの設定だと主要グループの女子から変な嫉妬されて集団いじめにあいそう。
仲がいい子が一人でもいればリスクはだいぶ減るけど、古見さん孤立してるからね。

ただ、いくら無口でも美少女ってそもそも孤立しないと思うんですよね。
男子でも女子でも思惑はどうあれ美少女って注目されるから、男子なら誰かしら告白したり、女子なら仲良くなりたくて親身になって話聞いたりする子いると思うんだけど、只野君がはじめてみたいなリアクションだから、そんなことあり得るか?って思った。

みんなから嫌われているなら放置されているのもわかるんだけどね。

【総評】
全体的にマンガ感があって癖が強い作品ですが、だんだん古見さんが可愛く思えてきますね。
テンポ良く良質の日常系コメディだと思います。面白かった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

高校生になったぁ~ら♪

原作未読


美形とは小さい頃から声かけられまくるんだから対人感受性鍛える機会には恵まれてるもの(独言)


“○○な誰それ(♀)さん”系統の作品です。
“○○”にはその娘さんの気質といいますかコア行動を当てはめるわけでして、タイトル見ただけでヒロインがどんなか想像しやすい親切設計となってます。ただし諸刃の剣で“○○”縛りが制約となり一辺倒に陥ればソッコーで飽きるリスク含みだったり。
個人的には“○○”に全フリせざるを得ないキャラ設定が内面/心の動きの多様性を奪ってるように見えて一歩引くケースが大半。ギャグ枠といったところでしょうか。そのくせ悪い意味で欲しがるケースが多々ありまして、単発スキルに全振りした娘さんにキュン要素をはめこもうとする。現実味ない娘さんにはギャグを貫いてほしいのですがそれだと作品成立させるの難しいようですね。よって個人的な打率は低いものとご承知おきください。

さておき本作。…うーん半々。ややポジティブ寄り。
舞台は人とのコミュニケーションに難のある古見硝子(CV古賀葵)が高校に入学するところから。難どころかほぼ無言なので会話が成立しません。そうなんだけど友達を作りたいとのこと。なかなかスパイキーです。古見さんは美形のため周りも興味津々。そこに主人公只野仁人(CV梶原岳人)が通訳みたいな役回りを買って出て古見さんの世界を広げていくといったお話。

 人付き合いは苦手だけど人が嫌いなのではない

こういう後ろ向きでないところは良い印象でした。簡単に整理↓

■良かったとこ(ネタバレ無し)
 きちんとギャグ寄り。それと周辺キャラが優秀でした。長名なじみ(CV村川梨衣)と山井恋(CV日高里菜)の両名が抜きんでてまずが他も粒ぞろい。古見さんと只野くんに頼る構成だときつかったでしょう。周辺にクセの強い良キャラを配置して成功を収めた『かぐや様は告らせたい』に通ずるものがあります。 
 村川さんにしても日高さんにしても10年選手でしたね。振り幅大きいキャラに中堅どころを配置する手堅さに表れてるように、小道具含めた演出全般について作り手の目が届いているなと思える丁寧な仕上げをされてたと思います。

■悪かったとこ(ネタバレ無し)
 古見さんいろんな意味でかわいくありません。苦手な意思疎通を一生懸命試みる健気な姿を目にしてもこちらがときめく気配はございません。せめて挨拶くらいしなさいよと思わなくもなく。コインの表裏みたいなもので、脇役との応酬で両雄並び立つわけでもなく輝いてる脇役の完全に食われてるように見えました。主役に視点を置いて物語を追うと、言葉変えれば主役に引っ張ってって貰いたいと思うと期待値を上回らないかもしれません。 
 それに古見さん周囲が勝手に盛り上がる勘違い漫才の基本のパターンを逸脱せずに全12話進みますので馴染むか飽きるかのどちらです。キャラの途中投入で押し切った感あるのは致し方ないでしょう。


どうも自分には「友達100人作ろうと奮起するなら就学と同時によろ!」9年遅いよね~が頭から離れず乗り切れはしませんでした。
ただ丁寧な仕事には敬意を払いたいですね。仕事した上で好む好まざるがあるというのが健全な作品の在り方でしょうしこの作品がそれに該当するんだと思います。




※ネタバレ所感

■丁寧な仕事?
小道具が凝ってたり、そこ別に手を抜けばいーじゃんってなとこに異常に力入れてるの好きです。

例){netabare}『定点観測』BEEF OR CHICKEN
  それっぽいコード進行にとことんどうでもいい歌詞。サンドウィッチマン伊達ちゃんの『契り』を彷彿させる仕上がり。{/netabare}


■こういうのいらん
気持ちわからなくもないけど胡散臭くなるのよね。そんな善人顔しなくてよい。↓

 {netabare}『人付き合い、または
  コミュニケーションに
  たまに胸が締めつけられる
  全ての人に捧ぐ』{/netabare}

{netabare}とことんギャグで貫くには“コミュニケーション不全”ってやりにくい題材だったのかしら。配慮してますみたいな言い訳が必要なのかもしれません。
個人的には某『聾の〇』の西宮さんと同じ“硝子”の漢字を被せんでもいいのにとは思いました。{/netabare}


※備忘

{netabare}2期決定で制作中。1クール空けての2022年春クール目指す!ってただの分割ですやん。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.01.23 初稿

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

60.2 2 ネガティブで幼馴染なアニメランキング2位
Canvas2 虹色のスケッチ-キャンバスツー(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (128)
855人が棚に入れました
主人公は画家になることを夢見ていたが、とある挫折をきっかけに夢を諦め、撫子学園の美術教師となる。好きな事を好きと素直に思えない苦悩を抱えつつ、どうにもならない現状に流され続けていく毎日。そんな教師2年目となった主人公の元に従兄妹のエリスが特待生として撫子学園に入学、主人公と同居することになった他、様々な才能・苦悩を持つヒロインたちとの出会いが訪れる。主人公はかつての情熱を取り戻せるのだろうか? 

声優・キャラクター
櫻井孝宏、名塚佳織、生天目仁美、徳永愛、平野綾、宮川美保、いのくちゆか、谷山紀章、伊藤静、豊口めぐみ、高橋美佳子

JBさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

思わぬところで釘宮さんw

釘宮病の方は12話のみを観てみるのもいいかもですw
このアニメの感想としては、物語として恋愛はもちろん絡んでくるのですが
その中で、各キャラに悩みやトラウマがあり、
それらを乗り越えていくエピソードが重なったりと
悪くない構成ではありました。
ただ、芸術を取り入れているので、物語に出てくるデッサンや絵には
もっと力を入れて欲しかった。
実際、物語の中で出てくる絵を見て、
「その絵じゃ感動は与えられないだろ・・・」と思う事も・・・。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラブストーリー純愛系かな。

2004年4月23日『Canvas2 〜茜色のパレット〜』に発売
された18禁恋愛アドベンチャーゲームが原作のアニメ。

2005年10月~2006年3月『Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』
のタイトルでテレビアニメとして放送された。全24話。

コンプレックスとトラウマを抱える主人公は美術という
センシティブな要素と心理描写で恋愛と絡めやすいかも。

登場人物には其々何らかのコンプレックスとトラウマが
あって、主人公と同系統の共通性の強い物が多い設定。
又同程度だったりで互いに共感しやすい状態でもある。

お手軽ギャップ萌えキャラにもうひとつ親密度が上がる
後押しの要因をセット済みの状態で始まるので鉄板かな。

しかも2クールなので主人公の枠外でサイドストーリーも
絡めて心が揺らぐ様なキャラの掘り下げも余裕でできる。

初期OVAはそういう意味で最悪の作品だったので・・
正直視ない方が良いかも?このアニメ視た後にOVA視たら
本当に残念な感じだった・・この作品が特別良い訳じゃ
無いけど・・最近の薄い本的深夜枠アニメよりは物語を
丁寧に描いているかなぁ~。

声優も結構良い感じだったしキャラデザも甘すぎずかな。
心理描写や台詞をある程度大事にしてる感じもあるかな。
作画は良くはないけどキャラの個性や魅力は伝わる感じ。
音楽もそれなりに雰囲気に合っていて映像を引き立てる。
中盤には一旦そっち方面に行って盛り上げるのですね~
って感じで登場人物のリセットして改めて各登場人物が
再確認して核心の方向にシフトするので解りやすい。

派手さは無いけどそれ程退屈もしない。
ドロドロでもなく淡白でもない。
安っぽい泣きに頼らずチラチラに拘ることもなく見易い。
静かちゃんのお風呂や由美かおるの入浴程度※意味不
期待には応えつつも下品に頼らず物語重視な姿勢かな。




上倉浩樹(櫻井孝宏)撫子学園の美術講師。美術部の講師。
指導力は高いが些か不真面目で。先生ではないが口癖?。
北海道から東京の美大に進学し在学中。諸事情で挫折中。
トラウマで絵を描く情熱を喪失。従妹のエリスと二人暮。

鳳仙エリス(名塚佳織)撫子学園の1年生。絵画の特待生。
浩樹の従妹。北海道より上京した際に浩樹の家に居候。
日本人とフランス人のハーフで母譲りの金髪碧眼美少女。
天真爛漫な表情をもち明るく元気な性格。絵に対し真剣。
重度のブラコンで浩樹に対してのみ積極的で焼き餅焼き。

桔梗霧(生天目仁美)撫子学園体育教師の欠員補填で赴任。
浩樹の幼稚園からの幼馴染。高校時代浩樹にフラレてる。
姉御肌のさっぱりした性格。人の事を気遣う優しい女性。
家事全般料理は得意。女子バスケ部の顧問を任されている。

萩野可奈(徳永愛)撫子学園2年生。選択科目は美術。
秘密だが人気の恋愛小説家で、ペンネームは「那珂野際」
いつも明るく元気でハイテンションで幼児体型が特徴的。
浩樹に非常に懐いて軽口を叩く仲。唯一小説の感想を聴く。

美咲菫(平野綾)撫子学園3年生。合唱部に所属。
物静かな性格で、やや引っ込み思案。根は素直で明るい。
父と姉は世界的に有名な画家。母は有名なフルート奏者。
「撫子の歌姫」と評される程の声の持ち主。極度の上がり症。

竹内麻巳(豊口めぐみ)撫子学園3年生。美術部部長。
特待生ではなく、地道な努力で「水彩の悪魔」と呼ばれる。
真面目で責任感が強く面倒見の良い世話好きな性格。
実家が喫茶店で彼女もメイド服姿でウェイトレスをしてる。

藤浪朋子(高橋美佳子)撫子学園1年生
エリスのクラスメイト。心臓病で入退院を繰り返してる。
病気の事で同情をされるのを嫌う。可奈の小説のファン。
不器用で素直でない性格と相まって友達付き合いに乏しい。

柳慎一郎(谷山紀章)浩樹と霧の幼稚園以来の幼馴染。
浩樹の親友で絵画のライバルだったが5年以上疎遠。
世界的にも評価されている人気の画家となっている。
人当たりが良く思慮深く礼儀を忘れない生真面目な人物。

鷺ノ宮紗綾(猪口有佳)理事長代理。長刀部の特別コーチ。
誰にでも優しいおっとりした性格の女性だが長刀の達人。
趣味はドライブで無自覚のスピード狂。ジャガーを駆る。
可也のシスコンであり、妹の話になると止まらなくなる。

杉原紫衣(宮川美保)出版社「白英社」の可奈の担当編集者。
理屈屋で不条理な事を嫌う常に自信に満ち溢れてる女性。
可奈を高く評価し「鬼編集」と思われるほど厳しく接する。

美咲二郎(若本規夫)美咲菫の父で有名画家。
美咲静(土井美加)菫の母で二郎の妻

鳳仙アンナ(川澄綾子)エリスの母でフランス人。故人。
鳳仙彰悟(神谷浩史)エリスの父で親アンナの夫。故人。
鳳仙雪子(さとうあい)浩樹の母方、エリスの父方の祖母。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Querl さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっても好きな純愛系 ラブストーリー(*´・ω・)

画家になる事を夢見ていたけど、ある理由で挫折的に夢を諦めてしまう。
中途半端な気持ちのまま、取り合えず美術教師になるけど、過去の理由を引きずって、美術部の顧問になるけど過去の事で絵は描かないでいる。

そんな主人公上倉浩樹(かみくら ひろき)の所にいとこのエリスが転校してきて主人公と同居する。エリスは幼い頃に両親を事故で無くし、そのころひろきに看病してもらいひろきの書いた絵に勇気付けられていてそれがキッカケで絵も学び始めて、ひろきの事を師匠と思っている。それで事故の時の
トラウマで、赤い絵の具を使う事ができないでいる。
そんなエリスとの同居生活、学園生活、それから同じ学校に先生として学生自体の友達の桔梗霧(ききょう きり)彼女は、過去のとある理由を少しだけ知っていて絵を描かなくなった=挫折と思っていて、それでも以前の友達の関係で居ようとしている。
おおまかな序盤のあらすじはこんなところでしょうか。。。

2クールなのでじっくりとお話が進んでいきます。そして中盤からまるで昼ドラのような出来事というか展開があったり、ひろきとエリス、きりの三角関係的な部分、それでも終盤からラストに向けて私的には、とっても感動しました。。。

ある理由、が明かされたとき本当にイラッと来ました(*´-ω・)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
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