ナメクジおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのナメクジ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月28日の時点で一番のナメクジおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.9 1 ナメクジアニメランキング1位
終物語(「まよいヘル」「ひたぎランデブー」「おうぎダーク」)(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (700)
4391人が棚に入れました
3月13日、大学受験の日の朝。臥煙伊豆湖の振るう怪異殺しに切り刻まれ、阿良々木暦は死んだ――
だが死んだはずの暦は、とある場所で目を覚ます。
そこにいたのは、成仏したはずの八九寺真宵だった。
不思議がる暦に、彼女はこう告げた。
「ここはですね――阿良々木さん。地獄です」
そして暦は自分が死んだ意味を知る。

阿良々木暦が「何」でできているかを知る物語にして、すべての「始まり」を知る物語は、ここに締めくくられる――
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

無茶な近道とありえない遠回り

原作未読 2時間枠で2日間 全7話 

1日目 過去の作品ダイジェスト(化物語中心)→ まよいヘル全2話 → ひだぎランテブー全2話

2日目 過去の作品ダイジェスト(セカンドシーズン中心)→ おうぎダーク全3話

どちらも最初に以前の作品ダイジェストがあったので思い出しながら本編を観たので観やすかったです。

暦物語の続きである「まよいヘル」ですが、これはもうタイトル通り八九寺 真宵ちゃんが中心のお話です。

相変わらず阿良々木くんの異常までの真宵ちゃん好きが発揮されていますねw

内容は、なるほど!といった感じでした。{netabare}(まさか吸血鬼と人間の部分を分断するために斬るとは){/netabare}

「ひだぎランテブー」は、阿良々木くんが戦場ヶ原 ひたぎさんとデートするお話です。

相変わらずツンデレひだぎさん、なかなか素直になれないひだぎさんが可愛かったですね。

「おうぎダーク」は、ミステリアスなキャラである忍野扇の謎に迫るお話でした。

扇ちゃんは苦手なキャラでしたが、このお話を観て好きになりましたね。
{netabare}
忍野メメ、登場の仕方もセリフもカッコ良すぎでしょうw 羽川さんお疲れ様でした。
{/netabare}
最後も阿良々木くんらしい決断でした。{netabare}キスショットとの最後の会話素敵でしたね。{/netabare}

傷物語に始まり終物語で終り、これにて阿良々木 暦くんの高校生活は終わりました。{netabare}最後のシーン、阿良々木 暦・戦場ヶ原ひだぎ・羽川 翼のスリーショットは何とも言えない感覚になりましたね。{/netabare}

最後はちょっと感慨深くなりましたね。私的には良い終わり方でした。

OPは、八九寺真宵・忍野扇、EDはClariSさんが歌っていました。

最後に、原作者西尾維新さんの作品CMがありましたが、最強シリーズが気になりました。是非アニメ化してほしいですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 32
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

物語シリーズの終わりの物語(阿良々木暦の高校生物語編)…物語シリーズは面白い

原作既読

待ちに待った物語シリーズの新作。上中巻から二年近く、間に傷を入れたのでようやくといった感じがします。今回放映された作品は円盤が6巻からになるので「終物語」の続きということです。いつか30分サイズで全話放映してほしいものです。

【まよいヘル、ひたぎランデブー】
前段として八九寺の話(化のまよいマイマイ、囮物語)、正弦の話(憑物語)、暦物語のダイジェストを差し込みました。これが本編で活きた感じがします。
暦物語で衝撃的だった{netabare}暦の切り刻みから地獄落ち、八九寺との再開、そして復活{/netabare}と流れる展開。アラギ…失礼、噛みまみ…暦と八九寺の絡みは本当に安定してます。言葉のやり取りはもちろんのこと、映像の作り方、これが見たかった感が満載でした。{netabare}まよいが甦ったことで繋ぐことはおうぎダークで{/netabare}
子安さんが正弦に、憑ではもったいないと感じますが、終物語のことを念頭に入れていれば大正解です。あの声があるからこそ、この回が重厚な感じを受けます。それとOP、まさか八九寺の新曲をもってくるとは思わなかったので嬉しいやらなんやらで。

ガハラさんこと戦場ヶ原ひたぎ…最強で最恐で最高のヒドイン…ではなくヒロイン。ツンドラにしてツンデレでヤンデレで何でも暦のことを読んでいて好きでいる、情が深くて美人でスタイル抜群。個人的にアニメ史上最も好きなヒロインです。なにが良いって、何でも良いのです。それは戦場ヶ原ひたぎだから。「デートしろ」そう言われたら従うしかないだろう、それが戦場ヶ原ひたぎだから。
それはさておき、ひたぎの話がメインなんて、化と恋くらい、だから終のこの話を待っていたわけです。とはいえ、かなりの部分で扇が出張ってくるんですけどね…。カラオケシーンで遊んでくるかな(二言目かよ、そこはステープルでしょうと思ってはいけないのだろうか、いや、歌ってよ)と思ったのですが残念。でも暦の「チョコレートインソムニア」は聞きたかった。
下の名前で…二人の関係は最高です。呼びあった瞬間、なぜか目頭が熱くなったのはナイショの話です。

【おうぎダーク】
ラスボスである忍野扇との決着編。これまでの伏線を一発で回収する何でも知っているお姉さんこと臥煙伊豆湖と暦の会話がメインです。これは文字で追うと楽しいのですが、映像だと正直、地味になるのではと思っていたのですが、さすがはシャフト。いろんな遊び(特に八九寺と余接)を入れてきて楽しめました。
そしてクライマックスの扇と暦の決着、見事な映像化だったと思います。{netabare}自ら消えようとする扇を救ってしまう暦、そこに表れる忍野メメと羽川翼。{/netabare}この場面は文字だけではなかなか伝わりにくい場面だったので、ゾクゾクしたのと、なぜか目頭に熱いものがこみ上げてきました。
最終回らしく(一応ね)、物語シリーズの主要人物大勢登場(貝木はこの時点で生死不明なので出ませんけど)。大団円感がたまりません。

【終わりに寄せて】
映像が本当にきれいでした。手抜き一切なしというのが伝わりましたし、やっぱりシャフトの作り方には中毒性があります。ひたぎのシャフ度もたっぷり見ることができましたし。やっぱりこの作品は言葉の使い方が絶妙。二回、三回見ても楽しめる会話のシーンはさすがは物語シリーズです。
それからこのシリーズの良いところはキャラと声が見事なほどマッチしている点。最後の最後まで引き付けてくれた大きな要因だったと思います。

これで物語シリーズのアニメは終わっても良いように思います。きれいな終わりでしたし、さすがにこれ以上は余談の余談にすぎません。好きな作品だからこそ、この形で絞締めるのが良いように思うのです。でも…続くんだろうな…。特に続終物語は。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 45

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

一生絶対服従って言ったわね・・・私もそんな感じできつく命令された経験があります。

2017年放送のテレビアニメ  終物語上中下の下巻

原作 西尾維新 総監督 新房昭之 監督 板村智幸 制作 シャフト

上巻 「おうぎフォーミュラ」「そだちリドル」「そだちロスト」
中巻 「しのぶメイル」
下巻 「まよいヘル」「ひたぎランデブー」「おうぎダーク」

終物語は化物語のアフターシーズン3部作のラストを飾る傑作である。
しかし、それぞれの物語がばらばらにつながっていて理解するのが大変。
でも、別にいいのである。
それぞれの物語が観ているその時点で楽しいのだから、
「そういえばそうだっけ」と思っているうちにつながってくるし、
見返した時の発見も楽しみだろう。
考えすぎずにまずは全部観てみようというのが、個人的お勧め。

「まよいヘル」45分
タイトル通り八九寺真宵との物語。
総集編っぽい流れで、物語の整理が行われるが、この地獄、恐ろしくモダンだ。

「ひたぎランデブー」45分
タイトル通り戦場ヶ原ひたぎとの濃厚(笑)なデートが描かれる。
幸せ過ぎるので戦場ヶ原さんは登場機会が減ったのだろうか?

「おうぎダーク」 66分
傷物語から続いた「良心を探す物語」ここに卒業。めでたしめでたし。
阿良々木暦「続きが気になる物語だった」 とか言ってますが・・・


阿良々木くんの決めセリフ「幼女が好きなだけさ」

投稿 : 2025/03/22
♥ : 30

63.4 2 ナメクジアニメランキング2位
伊藤潤二「コレクション」(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (140)
455人が棚に入れました
『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』を原作とする。
『伊藤潤二傑作集』は、『富江』『双一の勝手な呪い』『フランケンシュタイン』など、伊藤さんの人気作を全11巻に収録した作品集。
『魔の断片』は、「Nemuki+」に掲載された読み切り『解剖ちゃん』『黒い鳥』など、全8作品を収録。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、下野紘、名塚佳織、緑川光、小山茉美、末柄里恵

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

気持ち悪いけれど、かなり笑えるホラー作品

ホラー漫画を原作として、毎回2つのエピソードで構成されるオムニバス形式の作品。全12話で計24のエピソードが描かれています。
内容的には、不気味だったり、不思議だったり、あるいはかなり気持ちの悪い物語が多く描かれていますが、どの話も発想が面白かったので、最後まで飽きることなく、とても楽しめました。ただ、ホラー作品として、観ていて怖かったかというと正直微妙なところ。作品の中で起きることがあまりにも現実離れしているためか、全体的にシュールな空気が漂っており、また、毎回の話のオチも、「え?これで終わり!?」みたいな唐突さがあって、なんだか笑ってしまうことが多かったです。
個人的に特に印象に残っているエピソードは、第2話Aパート「ファッションモデル」と第10話Aパート「グリセリド」で、前者のキャラはとんでもなく強烈でしたし、後者の内容の気持ち悪さは尋常ではなかったです。
声は、毎回なかなか豪華な声優を起用していて普通に良かったです。作画は、それほどリアルな系統の絵柄ではないので、グロいものが得意ではない自分でも意外と平気でした。全体的に独特な雰囲気や味があって悪くなかったと思います。また、EDの映像は、毎週その回の内容に合わせて変えていましたが、遊び心が感じられて楽しかったです。
最後まで観終わって振り返ると、24のエピソードの中で全く面白くないという話はなかったようで、どの回も平均して楽しめました。いちおうホラーというジャンルなので、意図したものかどうかはわかりませんが、笑ってしまうような場面も非常に多くあり、シュールコメディとして、とても出来の良い作品だったように思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 12
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おかしなホラー/1話感想(1.7)

原作未読/二クール

雰囲気が好き。

※星評価の基準は各話レビューのネタバレ内に記載
※レビューにネタバレはほとんど含みません
※最新1話のみ各話レビューから外しています
※基本的にはTwitterに書いた感想そのままです
※各話感想は殴り書きに近いです

( 'ω'o[各話レビュー]o
{netabare}
※星評価の基準
---------------- 8×キリトリセン ----------------
★★★★★/かなり面白かった
★★★★☆/面白かった
★★★☆☆/普通
★★☆☆☆/微妙
★☆☆☆☆/面白くない
---------------- 8×キリトリセン ---------------- {/netabare}

①「双一の勝手な呪い/地獄の人形葬」/★★★★☆
{netabare}
オムニバス形式のホラーアニメ。
伊藤潤二の作品は「ギョ」のみ視聴済み。
1話としては若干弱かった気もしないではないけど、ホラーなのにちょっぴりおかしな物語に最後までつかれそうで安心。
2話も楽しみ。{/netabare}

( 'ω'o[総括レビュー]o
※後日追記

投稿 : 2025/03/22
♥ : 16

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

スタッフの愛がこもっている"気持ち悪さ"特化のホラー作品!

原作未読。

ホラー漫画家"伊藤潤二"の著書『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』に含まれる作品を原作とした、オムニバス形式のアニメ。1話に2作品が含まれます。

"怖い"というよりは、"不気味""気持ち悪い"に特化したような作品でした。グロ要素も多めです。
基本完結した短編集なので、話によって面白さ、怖さに差があります。
個人的な気持ち悪さNO.1は、10話の「グリセリド」。作品の空気感が音と映像から溢れてて、生理的に本当に無理と思う話でした。
2話の「ファッションモデル」6話の「隣の窓」は普通に怖かった。

物語に出てくる女性キャラは、全体的に色気が滲み出てるように感じました。作品自体が、しっとりした雰囲気が続くのでそう感じるのかもしれません。
化け物キャラは、気持ち悪いと感じる要素詰め込まれているので、怖いです。トラウマレベルです。

人気声優たちが各話ごとにメインキャラに声を当てていて、プロが演じるホラーを感じられます。
三ツ矢雄二さん、細谷さん、梶くん、良平さん、下野さん、吉野さん、名塚佳織さんなどなど、この方々の他にも超豪華なメンツが声を当てています。折笠富美子さんの絶叫は素晴らしかったです。

音楽も絶妙に怖さを増幅させてて素晴らしかった。効果音での気持ち悪さの演出がうますぎました。

EDは、各話ごとに映像が変わるので最後まで目が離せない構成になっています。

全体的にとても手が込んでいて、スタッフキャストの作品への愛を感じました。
様々なアニメ作品がある中でも、特殊な今作品。
大声でオススメはできないですが、あと引く面白さ魅力があります。トラウマ覚悟で見てみて欲しい作品です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9
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