ドMで友情なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のドMで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番のドMで友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.6 1 ドMで友情なアニメランキング1位
キズナイーバー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (776)
3709人が棚に入れました
舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!

声優・キャラクター
梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キズナコネクト

TRIGGER制作。岡田磨里脚本・構成。
「キズナシステム」により、
お互いの痛みを共有することとなった、
少年少女のひと夏の群像劇。

舞台は洲籠市。
政府が秘密裏に行うキズナ計画の実験都市。
キズナ計画とは、
この争いに満ちた世界を平和に導く為の、
ヒントを見つけるための実験。

珍しく苦味レビューですが、
初期設定が強引で少々きついですね。
物語の入りに難があり、個人的にそこだけは、
最後まで払拭出来ませんでした。

{netabare}少年少女をいきなり「拉致」して外科手術。
理不尽にも「被験者」にされる。
仕組んだ者が同級生であり学校の教師です。
普通に日常パートで会話しています。
みんな反抗しないの?
この理不尽さは「バトルロワイアル」です。
誰もが救われたいからこそ従うのでしょうか。{/netabare}

ただ??マークもつきましたが、
お勧め出来る佳作だとは思っています。

痛覚を分配する。
次第に心の痛みまで分け合い体感する。
痛みを知ることで他者を思いやる。

キャラクターは総じて素晴らしいに尽きますね。
後半は盛り上がりました。
賛否ある作品って好きです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

よかったよ♪

5/8
全く期待しないでみはじめたんですよ。

脚本:岡田麿里
絵コンテ:小倉陳利
演出:田頭悠郎
作画監督:田村里美、坂本勝

TRIGGER制作と私得だったのです。

OPもJOJOとこれ好きだな
BOOM BOOM SATELLITES
「LAY YOUR HANDS ON ME」
EDもいいな

三月のパンタシア
「はじまりの速度」

4話までまぁ、ぼーっと見ていて
5話で訴えたかったのが見えてきて
これ案外化けそうじゃないかと思い
筆を認めた所存です。

じわじわくるな
さらっと上辺をかすんでくるなと
思いつつ見てたのですが
5話で確信
多分?私好み

キャラもまぁ立っていていいのですが
個人的に感情移入しながら見てるのは
愚鈍こと阿形勝平
10代の頃を思い出すんですよね
ああわかるわってぐらいのミラー的キャラ
今は感情こもりすぎてしょーもない人間なんですけども

ラストに最大の希望を見てるのですが
期待しちゃっていいのかな??
地味に楽しんでる私めです。

10話 いきなり重い話がブッ込んで参りました。
いや、このみだよ。
エグいけど。
でもここから希望を見てる。
感情は難しいよね。

最終回

綺麗な終わりかただった。
これは友達の概念がわかる前に見たかったな。
痛みがないと生きてる実感なんて
わからないからね
だから感情は大事なんだよ
閉じ込めていたらだめなのだと
優しく教えて貰った気がした

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

岡田麿里式《内心ぶちまけ祭》が楽しめる人なら・・・

作画・演出はとても良かったのですが、{netabare}「感覚を共有すれば、体の痛みも、そして心の痛みさえも皆で分かち合えるようになり、世界平和に近づける・・・」{/netabare}みたいな設定(これで良いのか?)に無理があり過ぎて・・・。
それでも岡田麿理氏独特の、ちょっと下品さもある《内心ぶちまけ祭》が今回も沢山楽しめたので、これはこれで見てよかった作品でした。


※岡田磨里氏がシリーズ構成・脚本を担当した作品の個人評価

(1) 凪のあすから             ★★ 4.7
(2) とらドラ!              ★★ 4.6
(3) AKB0048、AKB0048 Next Stage    ★  4.4
(4) true tears              ★  4.3
(5) 劇場版花咲くいろは HOME SWEET HOME ★  4.3
(5) さくら荘のペットな彼女        ★  4.1
(6) 心が叫びたがっているんだ       ★  4.0
(7) 絶園のテンペスト           ☆  3.8
(8) selector infected/spread WIXOSS  ☆  3.7
(9) キズナイーバー            ☆  3.5


◆作品情報

{netabare}原作   TRIGGER、岡田麿里
監督        小林寛
シリーズ構成・脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン(原案) 三輪士郎
キャラクターデザイン     米山舞
音楽        林ゆうき
アニメーション制作 TRIGGER{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== キズナイーバー (2016年4-6月) =========

{netabare}第1話 一目あったその日から、絆の花咲くこともある ★ キズナ計画
第2話 こんな異常事態カンタンに飲みこめんならバリウムなんざバケツ二杯は軽く余裕だっつーの × 自己紹介(各々の秘密) 
第3話 どんなにさんざんな状況だって捉えかた次第でなんとかやっていけるかも……ねっ? × 七人目のキズナイバー日染(ひそむ)芳春
第4話 せっかく繋がりあったんだしさもっとお互いわかりあおうよん ☆ キズナの会
第5話 ひゃっほい、合宿だぁ!鹿のフン踏んで枕投げしてゴーゴー! ★ 肝試し(高城千鳥捜索)、心の痛みの伝播
第6話 あんた達といるとほんっとにろくなことがない ★ 牧穂乃香の心の傷、痛みを分け合えて良かった、軽蔑
第7話 七分の一の痛みの、そのまた七倍の正体に触れる戦い ★★ ルルからの手紙 
第8話 ハッピーな時間ってそうそう長くは続かないものだよね ★ 実験進行(+の感情の伝播)、記憶の回復
第9話 万事休す……かしら × 続き、感情の暴走、キズナからの解放 ※シナリオ崩壊
第10話 好きな気持ちがむくわれないかもなんて重々承知の上だろ? × 新学期、証拠隠滅工作、12年前の実験 ※同上
第11話 いちいち連絡しあって気持ちを確認しあわないと。だって、友達なんだから! ☆ 千鳥との電話、キズナ・システムを介さない心の痛みの伝達、法子の呼びかけ
第12話 世界中にキズナシステムが広がって ☆ 続き、後日譚{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)3、×(疑問回)4 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「LAY YOUR HANDS ON ME」
ED 「はじまりの速度」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

77.0 2 ドMで友情なアニメランキング2位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1408)
7498人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハイテンションパロディーアニメと思いきや、ちょっと深イイ話じゃないの!

原作未読です。

主人公の市子(いちこ)は、超が付くラッキーガールなうえに、周囲から幸福エナジーを吸い取ってしまうという特異体質の持ち主だった。
そのままでは周囲の人がどんどん不幸になってしまう。
そこに貧乏神の紅葉(もみじ)が現れる。
市子からあり余る幸福エナジーを奪い、あるべき所へ返すのが彼女の目的。
そして、それに対抗する市子。
このふたりが、周囲の人を巻き込んで織りなすハイテンションコメディーです。


見ていて元気になれました。

とにかくテンションが高く、躍動感がいっぱいです。
キャラクターも個性がたっぷりです。
{netabare}
嵐丸(らんまる)の個性が半端じゃない!
明らかにジョジョの某キャラをイメージした姿ですが、本当に素直でいい子。
嵐丸がいなかったら、ストーリーが進まないと言っても過言じゃないですね!
{/netabare}

いたるところにパロディが使われているのもポイント。
パロディの選択は有名がほとんどなので、アニメ初心者の私でも十分理解できました。
ブ○ックジャック、ドラ○もんやド○ゴンボール……まだまだたくさんあります。

アニメに限らず、映画やテレビ番組のネタも出てきます。
嵐のようなギャグと数々のパロディ、あまりの勢いの良さに、あっという間に1話が終わります。

OPテーマ「Make My Day!」も、勢いがあって耳に残る印象的な曲でした。
しかも、男性が歌っていると聞いて驚きです!


しかし、ただ勢いがいいだけのギャグアニメではありません。

「もし、周りの人間の幸せを奪い取ることができたなら、本当に幸せになれるのか?」

そんなテーマがこめられています。


ちょっと、人口100人の村を想像してみてください。
村の外との出入りはできないとします。

あなたは、その村の大地主です。
食べるものも住むところも遊ぶものも、すでに一生分持っています。
したがって、お金を使う必要はありません。

しかし、あなたは地主。
土地代として、村の住人からお金を巻き上げていきます。
……そうするとどうなるか?

最終的には、村の全財産を持っているあなたひとりが残りますよね。
しかし、あなたはお金を使わなくても生きていけます。

この場合、誰かがあなたにムリヤリにでもお金を使わせなければ、あなたひとりを残して村は滅びてしまいます。
そして、村が滅びれば、お金は全く無意味なものに変わります。

お金の総量が一定なら使うからこそ価値がある。

同様に、幸せの総量が一定だと考えれば与えるからこそ価値がある。
そのために遣わされたのが貧乏神の紅葉と考えれば、彼女のとる行動に納得がいくと思います。


肩の力を抜いて笑える作品なのですが、設定が面白いです。
じっくり見れば、深い考察ができそうな作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 69
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

-----------------------------------------

<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
--------------------------------------
<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

-----------------------------------------
<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
---------------------------------------

<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

終始、笑い・楽しませてくれる作品でした♪♪

1話見た時から、これは面白いかもって感じてて結局最後まで見てしまいました(*´∀`*)

特に花澤さんがいきいきと声を演じていらしたので
それも面白いさをアップさせたかな??♪

物語は貧乏神の紅葉が、一際幸福エナジーを持ち、周りを不幸にしてしまう市子から幸福エナジーを集めるといった話なのですが、その趣旨を忘れた展開が多くて、しかもそれが笑えたりできるので、そこはジャンプ作品でした♪♪

あと、サブキャラが面白すぎてどうしようかと思いました(笑)

てか裏紅葉ちゃん凄く良かったですねヽ(^。^)ノ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53

67.4 3 ドMで友情なアニメランキング3位
さばげぶっ!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (800)
3989人が棚に入れました
主人公・園川モモカは転校してきた梧桐学園高校でなぜかサバゲ部に入ることに。しかしその部員たちは部長の 鳳美煌を筆頭に、一癖も二癖もあるメンバーばかりだった! ギャグ満載で贈るなんでもありの女子高ライフが、今 始まる!

声優・キャラクター
大橋彩香、内山夕実、大久保瑠美、Lynn、東山奈央、玄田哲章、井上喜久子、堀江由衣、かないみか

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最近の少女漫画スゲエ

原作未読

原作は少女漫画誌『なかよし』で連載されていたらしいのだけれど、小学四年生くらいの純粋な少女が目を輝かせながら読んでいる漫画誌が“なかよし”だとイメージしていたのもので…、本当にこの作品が掲載されていて少女が読んでいたの? と疑ってしまうほどに強烈な作品でした。

物語は表題『さばげぶっ!』のとおり、女子高生たちが「サバゲ部」という部活を舞台にわりとサバゲという設定を活かしてはいるものの、ほぼ100%ギャグ作品といっていいだろう。ただそんなサバイバルゲームという設定なんかどうでも良くなってくるほどにぶっ飛んだキャラクターが多数登場するとても賑やかなものとなっています。

とりわけ主人公・園川モモカ(声:大橋彩香)は、外見こそ15歳の可憐な少女といった感じだが、その性格はとても残忍で凶暴。作中ではそのゲスっぷりや暴力を振るうシーンが多く見られ、クズが大好物な私としては大いに笑わせてくれるのだが、先にも綴ったようにコレ、少女に読ませちゃいけないレベルじゃね? と心配になってくるw 載せる雑誌絶対間違ってるって!

またサバゲ部もとい“ゲスかわ☆ガールズ”とは別に度々登場する、絵に描いたようなデブヲタキャラ・からあげ☆レモンもなかなかに良いキャラをしており物語を盛り上げてくれるのだが、彼が登場したエピソードにてパンチラを専門で狙うカメ子・ローアングラー3人組など、こちらも「なかよし」を読む純粋な少女らには見せたくないキャラだったりする。世の中にはこういった変態も存在するので気をつけようね! といった社会勉強的なメッセージが込められているのだろうかw

とまあ、私などが心配したところでどうにかなるものでもないが、逆に最近の少女漫画がこういったモノもアリなのかと私自身が勉強にもなり、大いに楽しませてもらった一作でした。ギャグ自体も吹き出してしまうほどに笑った箇所も多かったので、私とツボが近い方にはオススメ。

ちなみに作中で登場した女子小学生・羽黒 露世理亜ちゃんを演じていた声優・かないみかさんの声質は個人的に大好きなのだが、ここ数年出演する作品が少なくなっているようで『ひぐらしのなく頃に』で演じた沙都子から久しぶりにかないさんの声が聞けたことがとても嬉しかった。やっぱりクセのある幼女を演じさせたら“かない”さんには誰も“かない”ませんなあ。あ、オヤジギャグ言っちゃった。


▼キャスト
園川モモカ:大橋彩香
鳳 美煌:内山夕実
春日野うらら:大久保瑠美
経堂麻耶:Lynn
豪徳寺かよ:東山奈央
佐倉恵那:堀江由衣
からあげ☆レモン:荒井聡太
ナレーション:玄田哲章

▼制作情報
アニメーション制作:studioぴえろ+
原作:松本ひで吉/漫画:全13巻
監督:太田雅彦
シリーズ構成:あおしまたかし
キャラクターデザイン/総作画監督:工藤昌史

▼主題歌
オープニングテーマ:「YES!!」大橋彩香
エンディングテーマ:「ぴてぃぱてぃサバイバード」ゲスかわ☆ガールズ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゲスさが新鮮なコメディ作品(`∀´)ケケケ

「女子高生」×「サバイバルゲーム」を題材にした
ガンアクション・コメディ作品。 全12話。
原作は『なかよし』に連載中のギャグ漫画。


※はじめに※
ゲスがゲスい作品観て喜んでじゃないよ等の
ツッコミは受け付けませんのであしからず(>_< )


転校生の園川モモカはサバゲ部部長に気に入られ
無理やり入部させられてしまう。
入部後、サバイバルゲームそっちのけでおバカを
繰り広げるサバゲ部の面々に振り回される日々…。
ザックリとしたあらすじはこんな感じです。


とにかくギャグw 最初から最後までギャグでしたw
日常からサバゲに至るまで全て笑いに変える徹底ぶりw
それぞれのキャラがしっかり立っていたのも◎です。
作画はコメディ作品としてなら及第点だと思います。

そして、この作品の一番の特徴が登場人物の「ゲスさ」
主人公を筆頭に「ゲス」の限りを尽くしていますw
めっちゃゲスいヒロインなんて珍しいので驚きましたw
最近の少女漫画すげーな、おい(´▽`;)と苦笑い。

ナレーションを務める玄田哲章さん。
作品に対するツッコミや補足がたびたびツボに入り
一人で爆笑させて頂きました(*´∀`)♪

声優陣は比較的若い声優さんが揃っています。
それぞれ役に合った無難な演技だったと思います。
主人公・園川モモカを演じる大橋彩香はまだ20歳。
出演作品も多く、主演級の役も数々こなしています。
今後の活躍にも期待したいですね♪


特に強いメッセージ性などはありませんが
とにかく笑える、明るくしてくれるギャグ作品です。
オススメのキャラはからあげ☆レモンww
コメディ好きな方にオススメの1本です(・∀・)v




《キャスト》
園川 モモカ(CV.大橋彩香)
鳳 美煌(CV.内山夕実)
経堂 麻耶(CV.Lynn)
春日野 うらら(CV.大久保瑠美)
豪徳寺 かよ(CV.東山奈央)
石動 やよい(CV.松井恵理子)
副会長(CV.井澤詩織)
からあげ☆レモン(CV.荒井聡太)
園川 かず江(CV.井上喜久子)
佐倉 恵那(CV.堀江由衣)



《主題歌》
OP
『YES!!』/大橋彩香
ED
『ぴてぃぱてぃサバイバード』/ゲスかわ☆ガールズ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

敦賀迷彩 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

意外に、、

頑張っていた作品でしたね。
ストーリーは、中盤戦から失速していましたが、作画が頑張っていました。

ほぼ、作画は乱れることなく全話通して観ても、(多少?とはありましたが)違和感はなかったです。その点だけは、評価出来ます。

後は、妄想の中とはいえ、身体中の弾痕や流血は、痛々しかったです。コメディーだったら、そこら辺何とかして欲しかったです(>_<)

後、メインヒロインの、暴力シーンも流血してたので、痛々しい(>_<)

お気に入りの登場人物は、経堂麻耶 、豪徳寺かよですよ(^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
ページの先頭へ