ドラゴンで漫画原作なおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのドラゴンで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月29日の時点で一番のドラゴンで漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

93.9 1 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング1位
小林さんちのメイドラゴン(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1709)
8224人が棚に入れました
朝、会社に出ようとしたらドラゴンがいた。
茫然とする小林さんの目の前で、そのドラゴンは角あり尻尾ありのメイド服を着た美少女へと変身した。
トールと名乗るそのドラゴン娘は「今日からメイドとして働かせてください!」と申し出る。
どういうことか分からず尋ねると、昨夜酔った勢いで小林さんが家に誘っていたようだった。
「人を雇う余裕はない」と断る小林さんだったが、会社に遅刻してしまいそうな時間だと気づき―。

声優・キャラクター
田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、高橋未奈美、小野大輔、中村悠一、加藤英美里、後藤邑子、石原夏織
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ケチのつけどころが見つからない・・・

原作未読。最終話まで視聴。

【初めに】
京アニとしては、「日常」以来の漫画原作の作品。
俗にいう「京アニ顔」を見れないのは寂しいような気がしていたが、そんな寂しさを軽く一蹴してしまう良作。
「らき☆すた」、「けいおん!」、「日常」と、『京アニ×漫画原作』は相性が良いのかも知れない、と改めて痛感。

【物語】
ドラゴンと人間の織りなす日常ほのぼの系。
人間の世界に妙に馴染んでいくドラゴンたちを愛でる作品かと・・・。
漫画原作特有のテンポの良さが心地良かった。

ちょろゴンずの1人、エルマに対する扱いの悪さが私のツボでした。
{netabare}初登場はずいぶん遅かったし、以降もロクな出番がなかったし・・・。{/netabare}

【作画】
最近の京アニにしては珍しい手書き風の作画が、作品全体を包み込む優しい雰囲気とマッチしており高評価。
トールのしっぽの動きが、トールの感情を上手く表現していた点が目を引いた。

『京アニ顔』の特徴に一つである『瞳』は、本作でも活きていた。
「目は口ほどに物を言う」細かい感情表現までこなす瞳の力は健在だった。

【声優】
カムイ(長綱まりあさん)の声は絶品だと思った。
滝谷(中村悠一さん)の通常時とオタクモードの時の演じ分けは、さすがだと思った。

【音楽】
OP、EDとも良曲。

【キャラ】
ドラゴン、メイド、ロリ、ネトゲ、オタク、巨乳、貧乳etc・・・。
こうやって書き出すとキャラの渋滞が凄くひどい。
しかし、これこそがこの作品の魅力の1つかと・・・。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 131

レオノジョウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

まさにチュチュイェイな作品です! (意味わかりませんよねw)

上のタイトルどうでしょうかw小林さんちのメイドラゴンのタイトル表記にまねして書いてみましたwさてこの作品のお話なのですが、このメイドラゴン自分は今季一番面白い作品で間違っていないと思います!。比べていいのかわかりませんが今期は去年の冬アニメのなかでもベスト3に入るほど人気だったこのすば2がありますが、正直今期はどう考えてもこの作品のほうが完成度も高く良質な作品です。このすば2もおもしろいのこの作品には日常系アニメの大事なところがほとんど入っていて、癒し、可愛さ、面白さ、賑やかさ、雰囲気の良さ、そのあたりだとどれをとっても今季一だと思います。まだ見ていない方はこの作品を見れば改めて京都アニメーションってすごいなと思えるんじゃないでしょうか。とにかくみればこの作品好きになること間違いなしです!見終わった直後にはopでつかわれているようなチュチュイェイな気分になりますw。是非今期アニメで満足できてなくてメイドラゴン知らないよーって方は見てみることをお勧めします。ちなみに自分はカンナが一番好きですw。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

京アニによる ちょろいドラゴンを楽しめる作品です。

あらすじ。
本物のドラゴン(♀)がメイドになって小林(♀)さんを慕うお話。
他にも異世界からドラゴンが来てドタバタ?まったり?生活を行います。

私的なこのアニメのキャッチフレーズ。
「好きな人には好きと伝えたい」 かな。
相手へのアプローチはそれぞれ。
相手と一緒にいたいという気持ちは共通。
だけど、そんなに深く考えなくてもいいんだよ。
的な楽しいアニメです。

キャラが京アニっぽくない感がありますが、最後まできれいな作画はさすが京アニです。


最後まで観て{netabare}
最後の1話でトールの父親が来て連れ戻しに来た。
これは少しつまらない展開でした。
原作未読ですが最後まで日常を貫いてほしかったなぁと思います。{/netabare}

エルマの無駄遣いはある意味清々しい!

全てのキャラに独特な愛嬌が伝わります。
再度見ても楽しいですねぇ チュチュイェ!

以下視聴途中コメント

3話まで観ました。
このアニメ癖になります。
トールやカンナが可愛いのはともかく、
小林さんの行動で(身の回りの)すべてが廻って行くところが面白い。
ドラゴン達は本当は基本的に人間が嫌いという設定もこれからどのくらい反映されて行くのか。そして人間を理解してゆくのかと、いうところも見どころかなと思っています。

8話にしてやっと出てきたエルマ。
OPにも出ているのに一向に出てきませんでしたが
エルマは間違いなくいじられキャラ。

9話の運動会ではエルマ存在感出してくるのかな。
でも、何となくルコアの揺れ具合がメインになるような気が。。。
キライじゃないですけどね。。。。← ↖ ↗ →

投稿 : 2024/12/28
♥ : 89

83.7 2 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング2位
小林さんちのメイドラゴンS(第2期)(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (562)
2127人が棚に入れました
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴン・トール。大好きな小林さんに時々(嘘。たくさん)迷惑を掛けながらも、なんとか人間社会に溶け込み立派に(嘘。そこそこに)メイド業をこなしていた。同じドラゴンのカンナ、ルコア、ファフニール、エルマたちも、それぞれ自分の居場所を見つけて、人間たちと異種間コミュニケーションを満喫していた。そんなまったり、たまに激動の日々を送っていた頃。小林さんに、新たなドラゴンの脅威が襲いかかる―。

声優・キャラクター
田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、髙橋ミナミ、嶺内ともみ、小野大輔、中村悠一、加藤英美里、後藤邑子、石原夏織

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「変わらない」って、実はすごいこと。

OPは、メイドラゴンらしい良い味がでていました。
曲の冒頭は、耳に残りますよね。
カンナちゃんは、相変わらず可愛いです。
他のドラゴン娘たちの乳は、相変わらず大きいです。
しかし、もはやここまでくるとエロを通り越して、エロくありません。
トールのしっぽと同じ類の「なにか」になってしまっています。
こうなると、別の何かを求めカンナに人気が集まるのも頷ける気がします。


1期では、小林とトールが各々自分の気持ちに答えを出すと言う話でした。
二人は、生まれ育った世界が違うのに一緒にいてもいいのかと悩みました。
でも、最後は、「一緒にいたい」と決心したのでした。

一方、2期は、大半が面白系エピソードですが、少しだけシリアスです。
小林とトールの間に急に重い話が入ってくるように感じるかもしれません。
しかし、これは二人にとって必要なエピソードなのだろうなと思います。
やはり、付き合いが長くなってくると、いつかは、こう言う時がきますよね。
相手のことが、面倒くさくなったり、重く感じてみたり・・・。
むしろ親密になってくればくるほど避けて通れません。
二人は、これを乗り越えられるかどうかがこの物語では試されます。
もし、ここでお互いが「重いな」って思って距離を置いてしまったら・・・。
所詮、それまでの仲だったと言うことになってしまいます。
さて、二人の結末は如何に・・・?


確かにギャグ作品でシリアスエピソードは必要かと言う話はあります。
でも、そう言う意味では、1期も重い話はありました。
ですので、メイドラゴンとは、そう言う話だと納得できれば大丈夫でしょう。
ただ、1期は、そのシリアスの描き方がたぶん上手かったのだと思います。
つまり、シリアスを上手く日常ギャグの中に溶け込ませていたと感じます。
逆に2期は、シリアスとギャグの境目がはっきりしちゃったのでしょうね。
そのため違和感があったのだと思います。


ところで、2期は、いろいろ翻弄された作品でした。
しかし、拍子抜けするほど良い意味で前作と変わっていませんでした。
「変わらない」って実はすごいことなのだと思います。
それは、一度途切れたものをもとに戻すには相当な努力が必要なはずだからです。
また、2期は、暗い過去や努力の痕跡を視聴者に感じさせませんでした。
そう言うところも、また、プロフェッショナルの仕事だなと感心させられます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 40

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

スーパーちょろごんずに追加メンバー!

== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
「S」の付かない『小林さんちのメイドラゴン』の続編となる2期目。原作漫画『小林さんちのメイドラゴン』はスピンオフ作品を含めて月刊コミックフラッパーズの看板連載になっています。

京都アニメーションとしてはいかんともしがたい理由により武本監督から石原監督に交代となっていますが、シリーズ総監督として武本氏の名前はクレジットされています。

1期目終了から本作まで間がけっこう開いたからか、本作でのキャラの初出でキャラ名がテロップ表示されるのは親切設計ですね。

2期目ともなると混沌勢、調和勢、傍観勢といったドラゴンたちの間の勢力争いといったこの作品ならではの設定も特に説明もなく当たり前に出てくるのですが、それでも日常パートでの笑いも取ってくる謎のバランス感覚は健在ですが、何とはなしに監督交代の色みたいな物は感じなくもないです。

原作漫画では3巻巻末で登場のイルルが新たなドラゴンとして加わって、ここまで多少のエピソードの原作からの入れ替えなども交えつつ、原作4~6巻辺りのエピソードを中心として、イルルが人間界に馴染む過程を含めた人間とドラゴンたちの間の異種族間コミュニケーションによる人外日常コメディーとしてアニメも楽しんでゆくことができそうです。

ただ今のところの印象では、1期目よりも本作の方が原作のテイストに近いシリアス目の成分多めな感じを持っています。

OP主題歌『愛のシュプリーム!』の歌い出しがラップだったのはビックリでしたね。背景アニメーションも、監督の違いによる色みたいな物は感じました。

本作は最終話まで観る予定です。
== [第4話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.10.1追記:
第12話(最終話)まで観終わっていましたが、更新が遅れていました。

喋ってる人間とは直接関係ないところで、キャラがいちいち細かい所作で動きまくる。良い意味で頭のオカシイ演出と作画でした。京アニしか、勝たん。

ストーリー/エピソードに関しては必ずしも原作に忠実というわけではなかったんですが、もうメイドラゴンはこれで良いのかもしれない…。
(それでも全体ストーリーに関わる、キーになるエピソードはちゃんと拾われてはいます。)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 48
ネタバレ

olmo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメ業界盟主の帰還

あの事件以来もう二期はないんだろうな…と考えていましたが、良い意味でのまさかテレビシリーズで二期があるとは思いもしませんでした。

さて前書きが長くなりましたが、1話目を観た感想としては控えめに言って作画が最高でした。
他のアニメ制作会社にはできない色合い、そして安定した描写と動きの作り込みが良くできていた印象です。

また、opアニメーションも頭に印象付けられるような動きをしておりこれに関しては一期より更に良くなっているように感じられました。

ストーリーに関して言えば、アニメ制作側の要因ではないのですが、{netabare}漫画とはどうしても流れが違うので後半パート、イルルの登場シーンが微妙になってしまってた印象です。
しかしながら前半パートのトールのバイト回は漫画を上回っていたと感じましたのでそこまで後半パートに関して言えば気になりませんでした。{/netabare}

再び京アニ作品を観れることに感謝しつつ、ここから1クールでどのように収めるのか楽しみに見ていきたいです。

4話までの感想(2021/07/31)
{netabare}ここまでのところ原作のストーリーを忠実に踏んでいる感じですね。
あとは会田君とイルルとの絡みとトールとイルマさんの過去回やる程度なのかという感じですが、折角ここまで忠実に作ってるのなら作者も交えて日常回のアニオリを作ってもいいかもしれませんね。

どちらにせよ作画は基本的に安心して観れるので、とてもノーストレスです。{/netabare}

6話までの感想(2021/08/13)
{netabare}ここまで原作とのストーリーの乖離は無いですが、5話以降急に作画と演出が変わったように思えます。
特にキャラクター毎のシリアス展開な演出もそれぞれの性格に深みを持たせてきている所が以前と違うかなと感じました。

ここからは石原監督のメイドラゴンになり、原作もシリアス?な展開が続くのでここからまた見方が変わるかもしれません。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 8

80.0 3 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング3位
FAIRY TAILフェアリーテイル(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1153)
6896人が棚に入れました
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介等をする組合。

立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、ひょんな事から火を食べ、火を吐き、火を纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ナツと出会い、ナツの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。しかしそこは、ルーシィの想像を超えた荒くれ者が集まるギルドだった。

問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、ルーシィとナツは順調に依頼をこなして行き、次第に魔導士としても成長していく。

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか、辻親八、小野涼子、岸尾だいすけ、喜多村英梨、伊瀬茉莉也、小西克幸、浪川大輔、柴田秀勝

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「妖精に尻尾はあるのかないのか? 永遠の謎、故に永遠の冒険」

この作品の名前は前々から知っていました。でも、175話というあまりの話数の多さに完全に腰が引けてしまい、手が出せずにいた作品でした。

ところが、2014年春アニメからこの作品の「新作」が放送される事を知り、「新作だったら、これまでとの関係は無いのかな?」と考え4月を迎えた訳ですが・・・物語の内容が思い切り前作からの続きである事が発覚した瞬間・・・しばし呆然としちゃいました^^;

「よし・・・175話を制覇しよう^^;」
と決意し、視聴の準備を進めゴールデンウィークの全てを掛けて完走しました^^

私は、1話見たら止まらなくなる系の作品をよく一気見する事があります。
でも、175話の一気見はこれまで経験した事がないので、頂上の見えない登山を永遠と続けるような気持ちで恐る恐る視聴を始めましたが、そんな不安は序盤で完全に吹き飛んでしまいました^^


この物語の舞台には、同じ志しを持つ魔道士が集まって結成された「ギルド」という組織があります。
このギルドは、所属している魔道士に仕事を仲介する役目があり、世界中に数多くのギルドが点在しています。

その中の一つに「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」というギルドがあります。
このギルドは、普段皆んなが気軽に集まれる・・・まるで我が家の様なアットホームな雰囲気の空間で、所属している魔道士一人一人が気兼ねする事なく様々な時間を過ごしている・・・そんな場所であると共に、この物語の主人公とその仲間が所属しているギルドでもあります。

ルーシーは、見習い精霊魔道士・・・でも将来は立派な魔道士になる夢を持ち、ギルドを探していた際、火を纏ったり吐いたりする事のできるドラゴンスレイヤーのナツと運命的な出会いを果たします・・・
ナツは、ルーシーの憧れていた「フェアリーテイル」に所属する魔道士でした。
ルーシーのギルドに対する思いを聴いたナツは、ルーシーの手を引いて・・・ここから「壮大」という言葉では表現できない程の冒険物語が始まります。


2009年10月〜2013年3月にかけて175話という膨大な話数が放送された訳ですが・・・これほどの長寿番組になる理由が、物語の序盤で分かります。

ナツやルーシーを始めとするフェアリーテイルには、手を変え品を変え様々な危機や苦難が訪れます・・・
ギルド存続の危機も一度や二度ではありません・・・
でも、危機や苦難を乗り越える度に強くなっている仲間の絆・・・助け合いの心・・・
そして、自分の所属するギルドを絶対の誇りとしていて、ギルドや仲間を守るための一体感が半端無いんです・・・
加えて、一人一人が抱えるこれらの熱い思いを爆発させながら繰り広げられるバトルシーン・・・

絆の強さ・・・仲間を思いやる気持ち・・・これらの熱い気持ちを感じる作品はたくさんあります・・・
でも、こんなにも気持ちの強さを感じられる作品に・・・私は初めて出会ったように思います^^;
そのくらい、衝撃的な作品でした。

そう思う理由も分かっています・・・たくさんの物語が紡がれるのですが、1クール以上を使って一つの物語が描かれているのです・・・物語も、登場人物の心理状態も、しっかりと深掘りされ丁寧に作られています・・・
そのため、垣間見える皆んなの成長ぶりを感じつつ、物語に没頭できるんです・・・
登場人物への思い入れも大きくなるのは、ある意味当然なのだと思います。

最近、宣伝的な意味合いを兼ねて完結しない中途半端な状態の作品があるのが実態ですが・・・
それに反して、腰を据えて制作して頂いているという事は嬉しい限りです^^


話数の分だけたくさんの登場人物が出てきます・・・フェアリーテイルの皆んなはそれぞれ格好良いです^^
でも一番の推しは、やっぱりヒロインのルーシーです(//∇//)
元々持っている彼女の優しさ・・・そしてフェアリーテイルに入って皆んなから学んだ勇気・・・
着実に成長を遂げていく彼女に、色々と持って行かれてしまって・・・今も持って行かれっ放しです(//∇//)
物語の中で、彼女も色々なピンチに遭遇するのですが・・・その度に胸を痛めながら視聴していました^^;
今後の彼女の活躍に期待したいと思います。

175話あるので、完走するには時間が掛かります。
でも、時間を掛けた分だけたくさんの感動が得られました・・・
声優陣も超豪華です・・・完走して今期の176話目に物語が繋がった時にはある種の達成感を感じる事ができました^^
視聴して良かったと思えた作品にまた出会う事ができました♪

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

4年目に突入しちゃいますか。

『FAIRY TAIL』は漫画原作、長期放送作品の魔法・アクションファンタジーアニメです。長期作品アニメの中で私が唯一視聴している作品でもあります。


主観的には原作の内容にしてもアニメにしても十分面白く楽しめる作品だと思うので、『RAVE』と比べずに観て欲しいです。

この作品は戦闘シーンが内容の多くを占めていますが、その戦闘一つ一つになかなか良いストーリーが組み込まれており、また王道作品的な展開のためスルスル視聴が進む事と思います。そういう私も、この作品のエドラス編までをほぼ数日で視聴してしまいました(笑)
アクションシーンが多いと言う事で戦闘自体に飽きてしまうのではないかと思われますが、王道展開故に敵も段々強くなっていくため、悪く言えばマンネリ化とも言えますが、それでも毎度その先の、時には予想を反する展開にワクワクしてます。
アクションだけでなく、単純にストーリーも楽しめます。仲間や元々敵として闘った人達との出会いと別れ、数々の巨大闇ギルドとの闘争劇、数々の魔法とその演出や迫力、アースランドという世界の事情など、かなり長い期間続いているので挙げれば切がありません。個人的にはルーシィ関連の話も楽しめました。
ちなみにこのレビューの時点では『大魔闘演武編』を放送中。

放送時間が午前中という子供が主に観る様な時間帯なために子供向け作品だと思われがちですが、ハヤテのごとく第1期目にしろ、現在のONE PIECEにしろ、大人でも十分楽しめるアニメだと思います。つまり、面白いアニメに午前中も夕方ゴールデンタイムも深夜も関係なく面白いモノは面白いと言う事なのです!!

まぁ、あずにゃん似のウェンディやハッピー役のくぎゅボイス、最近あまり聞かなくなったあーやボイスが聞けるという個人的趣向が視聴を駆り立てている&継続させているというのもありますが(笑)

序盤はあまり白熱した戦いには為りませんが、特に20話を超えた辺りから熱中で出来る様に為ると思います。
そんな私のオススメアニメは声優陣も結構豪華です。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 21

青雲いっちー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

99点

こりゃおもろいわ

俺はアニメで第1話見てあんまおもんないなって

そっから見てなかったのですが

キッズステーションでたまたま1話からやってたので

なんとなく見始めてみるみるはまっていきました!!

そんで地上波でも見始めて

ちょうどエンドラス編始まったとこだったので

そっからず~っと見てます!


とりあえず個人的には、

1番感動するのは15話!!

1番おおおお!!ってなるのは66話・67話!!!

もちろん他にも捨てがたいのが山山山ほどありますが

絶対後悔しないはず!!

ワンピースぱくってるとかストーリー浅いとか

言ってる人いるけど、全然ぱくってないし、全然深い!

1番いいところは挿入歌半端ねぇとこかな

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

80.0 4 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング4位
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1769)
8564人が棚に入れました
地元、阿知賀女子学院で開かれていた「阿知賀こども麻雀クラブ」に通う高鴨穏乃と新子憧は東京からやってきた転校生・原村和をその麻雀教室に誘う。そこには1つ年上の松実玄やコーチをしている大学生の赤土晴絵がおり、麻雀を通してみんなで楽しい日々を過ごしていた。しかし、中学にあがると、晴絵は実業団へいき、憧も穏乃たちとは別の中学へ通うことになった。そして、和も転校し、穏乃たちはそれぞれがバラバラの道を歩むことになった。時が流れ、中学3年生になった穏乃はある日、テレビを見ていると、そこには全国中学生麻雀大会で優勝している和の姿があった。「また和と一緒に麻雀を打ちたい」そんな思いを胸に、穏乃・憧は阿知賀女子へ入学をする。
ネタバレ

えーりか☆かなで さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

~混戦~【第十三話視聴済】

【咲-saki-阿知賀編】
・今期1番期待してます(^^♪

~あらすじ~

和は小6から中1頃までは奈良におり(中2の時に長野へ)、阿知賀編はその時の友人である穏乃を主人公とした物語です。
穏乃は中3の時、離れ離れになった和がインターミドルで優勝したことを偶然テレビで知り、それをきっかけにまた和と麻雀を打ちたいと思うようになります。
そして和と戦うために阿知賀女子学院で部の仲間と共に全国を目指す…といった感じです。
穏乃や和の小6時代からスタートし、その後高校生になり、奈良県予選、全国を中心に話が進みます。

~声優さん~

高鴨穏乃:悠木碧
新子憧:東山奈央
松実玄:花澤香菜
松実宥:MAKO
原村和:小清水亜美
鷺森灼:内山夕実
赤土晴絵:進藤尚美
園城寺怜:小倉唯
清水谷龍華:石原夏織
江口セーラ:能登有沙
船久保浩子:manami
二条泉:松永真穂
宮永咲:植田佳奈
原村和:小清水亜美
片岡優希:釘宮理恵

☆キャラ紹介☆
{netabare}
高鴨穏乃:大将を務める。チームのムードメーカー

新子憧:中堅を務める。堅実なデジタルの打ち手

松実玄:先鋒を務める。阿知賀のドラゴンロード

松実宥:次鋒を務める。あったかい色の牌が集まる

鷺森灼:副将を務める。阿知賀の部長

赤土晴絵:監督。阿知賀のレジェンド
{/netabare}
~感想~ 

第一話「邂逅」
{netabare}
まず・・・・・のどっち大きすぎるww
松実玄可愛いですw花澤さん声最高っすw>ω<w
内容はあらすじ参照で^^
次回に期待です!!
{/netabare}

第二話「始動」
{netabare}
宥姉と灼ちゃん追加ー^^
ここまでかなり早い展開で話が進んでますww
次回はいよいよ大会だっ!
{/netabare}

第三話「接触」
{netabare}
予想通りの咲とすれ違うとこで終わったw
それにしても玄の能力ほしいw
でもドラ集まるけど弱点もあるんだよねw
{/netabare}

第四話「全国」
{netabare}
全国だーw東京だーw
って自分なら騒いでるw
さすがに1回戦はさらっと流しましたねー
次話の2回戦からおもしろくなってくる^^
{/netabare}

第五話「強豪」
{netabare}
怜の能力強いねーw
あとリーチの仕方wwなんでリー棒立てるのw
それにしても玄ちゃんかわいいお(^^♪
次回はお姉ちゃんが活躍だー^^
{/netabare}

第六話「奪回」
{netabare}
お姉ちゃんはあったかい牌が好きなのですー(*^_^*)
2位との差を少し縮めたのです^^
んで憧ちゃんかわゆす(^^♪ 鳴いて連続和了だぜぇーw
セーラも制服着れば女の子っぽいw
中堅戦終わって阿知賀は2位^^ 憧ちゃんがんばったおー
次回は灼ちゃんに期待っ\(^o^)/
{/netabare}

第七話「信念」
{netabare}
灼と穏乃・・・かなり出番少なかったww
照はびっくりだったなーw 想像してたのと全然違うw
大魔王なんだからもっとちゃんとしなさい!w
あとは・・モモちんきたー\(^o^)/
めっちゃかわいいっすー
ワハハの存在感もかなりあったけどね^^
次回は池田ァとかでてたから麻雀自体はやらないのかな? 
次回も期待ッスw
{/netabare}

第八話「修業」
{netabare}
ワハハーw
モモのすりすりが前より増えた気がするw
かじゅとキャプテンもお久しぶりですな^^
池田ァは変わんないなw
長野強すぎですーw
憩ちゃんカワユスwもっとだしてくれー;;w
タコスマントかっこいー(^^)/
小鍛冶プロかわいいwさすがアラフォ-。。すみませんアラサ-ですねw
一番目立ったのは黒子すばらかな・・w
すばらですwwwww
照のオーラやべぇー\(゜ロ\)(/ロ゜)/
怜の回想・・やられちゃいそうな感じだな^^;
病んでさえいなければ・・w
照のツモるとこで終わりか・・コーワーイーw
巻き込み、ねじ切り、擦り潰す。これぞ王者の麻雀──。
始まってしまうのか・・・・・・
次週から熱くなってきますね^^
1週間すら待てないよー(;一_一)

{/netabare}
第九話「最強」
{netabare}
一週間長かったー\(^o^)/
大魔王様降臨ですっ!w
すばらっ!はあいさつ以外にも使えるそうですww
照さん右腕・・・w
右腕がぐるぐるー\(゜ロ\)(/ロ゜)/唸ってるーw
コークスクリューツモかっこいーw
BGMも大魔王仕様ですな^^;
玄ちゃん空気すぎるww主人公チームはどこですかーw?
まぁ玄ちゃん・・がんばって・・・w
怜ばっかりでてたから良かったんだけど・・・
この先やばすぎるw
次週に期待しなさいっ!
{/netabare}

第十話「連荘」
{netabare}
すばら事故ったぁぁw
存在感ありすぎw
500の親っかぶりの反応w
「アーリーモーニング」w
もーちゃんって結構人気キャラだよね^^
こーこちゃんの実況いいねw
小鍛冶プロいじりうけるw
大魔王のテーマが流れ出した・・・
腕が唸ってるーw
玄ちゃんドンマイ過ぎるw
千里山の回想・・w
龍華「その確認方法どうなん?」w
セーラ「ほーーーーーーー」w
ダブル・・とうとう使うんだね^^;
提供のところの悪意・・w
玄ちゃんドンマイ(本日2回目w)
怜-Toki-千里山編楽しく観ることができましたw
来週も怜に期待だねwいやもちろん玄ちゃんもねw
{/netabare}

第十一話「決意」
{netabare}
ダブルっ!二巡先へ!
怜の体力限界だし^^;
すばらいいキャラしとるわーw
捨て駒・・まかされましたっ!!
怜の回想・・・もう怜主人公でいいよw
2度目のコークスクリューツモww
いつもより回ってますよーww
三巡先(トリプル)キター\(^o^)/
怜感動するわー鳥肌たちました;;
原作ちょっとだけ余らせての終わり・・・
次回超えるのは間違いないとは思うが何か意味があるのかw
来週まで待てない・・・w
そして怜なんとか生きていてくれっ!!
{/netabare}

第十二話「約束」
{netabare}
最初から怜回想じゃんw
これは何編なのでしょうかw
照のツモ一回一回が恐ろしいー(;一_一)

照が振り込んだーw
怜とかすばらに助けてもらってようやく和了れましたw
完全に3対1w


あー怜が倒れたー;;
照も気にしてくれてたしw
これは千里山応援するしかないなっ

和との再会・・・決勝で会おうって・・・
さすが大将w
どんな打ちしゅじを見せてくれるのかなw

続きが気になりすぎるw
次話みたらどんどんレビュー更新していきたいと思います。

中途半端な所ですが千里山編おつかれさまでしたっw

{/netabare}

第十三話「混戦」

こっちにも書いちゃいましたw

待ちにまった13話!!
この先どんな展開が待ち受けているのかっ!←恒子ちゃん風w

~声優さん~

高鴨穏乃:悠木碧
新子憧:東山奈央
松実玄:花澤香菜
松実宥:MAKO
原村和:小清水亜美
鷺森灼:内山夕実
園城寺怜:小倉唯
清水谷龍華:石原夏織
江口セーラ:能登有沙
船久保浩子:三澤紗千香
二条泉:松永真穂
宮永咲:植田佳奈
片岡優希:釘宮理恵

声優さんの変更で船Qがmanamiさんから三澤紗千香さんにねりましたー。


~感想~

準決勝次鋒戦!

白糸台=弘瀬菫
千里山=二条泉
阿知賀=松実宥
新道寺=安河内美子
{netabare}
新道寺の安河内が安い手であがっていく中、
シャープシューター菫の矢は泉に向けられ点を削られて
しまう。続いて矢は宥姉に向けられる。しかし晴絵の助言で菫にクセがあることを知っており、かわして菫に12000を直撃させた。最後は新道寺の1300のあがりで終了。

【次鋒戦結果】

白糸台 187400 -8800
千里山 50500  -30400
阿知賀 99300 24600
新道寺 62800 14600

千里山が一気に削られてしまいましたねー。
それにしても宥姉強いわw
{/netabare}

そして中堅戦!

白糸台=渋谷尭深
千里山=江口セーラ
阿知賀=新子憧
新道寺=江崎仁美
{netabare}
憧はなるべく流して連荘させないようにしているが、前半戦セーラが圧倒的な力を見せつける。後半戦は憧がセーラの勢いを止めつつ局を流していく。なぜそんなに憧が流すのに焦っているのかというと白糸台の渋谷は各局の最初の捨て牌がオーラスの配牌になって戻ってくる収穫の時(ハーベストタイム)という能力を持っているからだ。
そしてオーラス。地にまいた種が木々になり実る頃・・・・
ハーベストタイム!!
はたして渋谷は役満をあがることができるのか・・
{/netabare}

TSU・BA・SAいい曲だわ~(^^♪


14話が待ち遠しい・・・;;
1月29日まで待てるかっw

投稿 : 2024/12/28
♥ : 62
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

先鋒戦終了・・・まだ配信版がありますが、とりあえずTV版全12話の総評

原村和のかつての旧友達が、中学大会での和の活躍に奮起し
インターハイに向けて和との対戦を目指す物語。スピンオフです。一期視聴必須。

阿知賀編とは名ばかりに、終わってみれば主人公・園城寺怜の千里山編でしたw
結局本作が最も描きたかったものは、インハイ準決、王者・宮永照の圧倒的実力と
照に対抗する他校の3人の意地と成長なのでしょう。
一期同様、回想シーンが多いのでテンポが削がれてしまった感はありますが
キャラへの感情移入という意味では上手く機能しており、
闘牌シーンの過剰演出も実にすばらで、テンション上がりまくりでした。

やはり問題はメインであるはずの阿知賀キャラの描写不足。
インハイ準決が始まるまでのダイジェスト展開は原作通りではあるのですが・・・
メタ的に考えて阿知賀の決勝進出はほぼ確実で、このままでは非難轟々の予感。
いかに配信版の残り3話で阿知賀に感情移入させるかですね。
でも先鋒戦の長さと比較すると、またダイジェスト感が出てしまいそうで不安です。

・音楽
OPは聴けば聴くほどハマってきました。今では大好きな曲。ココ壱番~♪
EDはシリアスverが印象的で、本編にイントロ被せる演出もバッチリ決まってました。
BGMは何と言っても照さんのテーマが最高過ぎるw

・声優
阿知賀編から登場するキャラに関しては、キャラとのマッチ具合や演技力という意味で
全体的に一期より劣ると思います。というか、一期キャラの声優の人選が良過ぎました。


今期で最も放送が待ち遠しい作品でした。
最後に原作を追い越したので、この先の展開が気になってしょうがない。
配信版はいつになるのか・・・上で書いたように不安要素はあるけど
ああ、もうホントに早く続きが見てぇ、とそうとしか言えないです。


以下、ネタバレ各話感想
{netabare}
・12話感想
玄の変化が照魔鏡の脆さを付くという展開が実にすばらで、感心させられました。
もちろん、トキの生命をかけたトリプルと、すばら先輩の絶妙なアシストがあってこそで。
そう考えると、正直照には振り込んで欲しくなかったんですが、非常に納得がいきました。

トキ、お疲れ。病院に搬送されるとこでチームメイトが皆付き添っていたので
まさかの棄権ENDかと思い、焦りましたw

それにしても、すばら先輩が最高過ぎるだろうと。台詞もイチイチかっこいいし。
チームメイトに労いの言葉をもらうシーンは、何か見てるこっちが救われた気がしました。
個人的な希望を言えば、新道寺に決勝に進んで欲しいです。

ラスト、のどっちとの再会があっさりし過ぎでしたね。何の感慨も沸きませんw
で、やっぱりジョージナレで締めるのね。


・11話感想
「悪いな新道寺、その牌がわからんかった」
「いいってことですよ、すばらです」
この無言会話。言葉にせずとも理解し合える関係、実にすばらです。

そして新道寺の回想シーン、待ちに待ったすばら先輩の名言!

「捨てゴマ、まかされました!」

すばら先輩の凄いところは箱にされない能力ではなく
とことん前向きな姿勢、どんな状況でも折れない精神力。
しかし、大魔王・照の強さは健在で、点数倍加の連続和了が再スタート・・・
腕の回転数が上がってるのは気のせいかw

千里山の回想シーン。怜を中心とした絆を感じられ、応援せざるを得ない。
セーラが地味に良いキャラなんですよね。バスガデルデーの頃は完全にネタキャラでしたがw
中の人の演技も自然な感じになってきてますね。

ラスト。仲間の思いを背負い復活した怜、三巡先の未来予知、まさかのトリプル発動!
演出カッコいいな。竜華の悲痛な叫びが涙を誘う。
さあそして、ここで・・・ここで・・・ここで・・・?
こないんかーい!松実玄www

ついに原作(雑誌最新号の回)に追いついちゃいましたねー。
TV放映版は次回で最終回。いよいよクライマックスな先鋒戦の結末や如何に。
とりあえず、怜が無事でいてくれればいいよもう・・・。

※現在の点数状況
白糸台:213800点
千里山:80900点
阿知賀:57100点
新道寺:48200点


・9話感想
照「(ギュルギュルギュル・・・)」
コークスクリューツモ!予想以上の回転数w 音が完全にドリルww
やはり咲の魅力と言えば、この過剰なまでの闘牌演出。
そして今回はこれまでのヌルい雰囲気を完全に吹き飛ばす緊張感で、文句なしです。
宮永照の圧倒的強さを見せつけることこそ、阿知賀編の存在意義と言っても過言じゃないですね。
なんか専用のBGMまで用意されてるしw RPGのラスボス戦のようなBGMに痺れました。

ラスボス照に対抗するは、完全に阿知賀編の主人公化した千里山女子・園城寺怜。
すばらの捨て牌から意図を汲んで差し込み、照の連荘を阻止するとか燃える展開っすね。
長野決勝で衣のハイテイを阻止したかじゅの差し込みを彷彿とさせます。
人間が魔物と戦うには協力プレイ必須なのです。まあ、せめてもの抵抗なんですけど。

玄は全く見せ場なし。というか阿知賀編なのに阿知賀が完全に空気ですw
個人的に阿知賀のキャラは嫌いじゃないんですけどね(顔面偏差値的には作中屈指だし)
照、怜、すばらのキャラ立てが秀逸過ぎるのがある意味問題なのか・・・w

さて、TV放映版は残り3話ですが、おそらく先鋒戦終了までやるんだろうけど
先鋒戦終了=試合終了な予感をひしひしと感じます・・・


7話視聴
インハイ二回戦。準決勝進出を目指し、奮闘する阿知賀の面々。
全国ランク2位の強豪・千里山女子とはだいぶ点差をつけられましたが
大将戦、オーラスで穏乃が劔谷から直撃を取り2位に浮上。準決勝進出を果たしました。
それにしても展開が速いですw 1クールなので原作準拠でいくしかないんですよね。

さて、本作はここからが本番です!
大注目のAブロック準決勝、インハイ史上最強との呼び声も高い白糸台との対決を迎えます。
営業スマイル()でインタビューに答える宮永照。記者フラッシュたき過ぎw
記者会見後の部員の盛大な出迎えがまた笑いを誘う・・・どこのヤクザだよw
姐さんお疲れ様です!ドロドロした百合の花が咲き乱れてそうな学校ですね(;゚д゚)ゴクリ…

ラストも一期のキャラが登場してめっちゃテンション上がりましたw
ステルスモモが見れただけでもう死ねるわーw モモ可愛すぎるよモモ!
はやく続きがみたい・・・と思ったら来週は放送休止だと?どういうことだ池田ァ!!
SOA(そんな おあずけ ありえません)!
 

3話視聴
「ツモ!ドラ7!」
アホか・・・w てか、あまりにもあっさりインハイ出場が決まってしまいました。
原作も読みましたが晩成との試合は僅か5ページで終了、つまり原作準拠なわけです。
インハイでの試合がメインなんですね。果たして清澄と当たるまで勝ち上がれるのか。
ラストの咲登場時の演出良かったですね。阿知賀視点だと魔王のオーラが・・・w


1話視聴
やっぱり咲は面白い!
萌え、友情(百合)、そして麻雀。もう全てが好みです。ドストライクです。ビシバシきますw
阿知賀メンバー皆可愛過ぎですねー。ドラが集まる能力持ちの娘が一番強いのか。積み込み乙!
麻雀シーンが少なかったのは物足りないけど、まあ今後に期待。

その麻雀シーンですが、感心しました。
牌を捨てる時の動作が無造作だったり、丁寧だったり
置き方も崩れ気味だったり、綺麗に並べてあったり、逆向きだったり。
キャラによって違うんです。
実際リアルでも捨て牌ってのは打つ人の性格が如実に反映されますからね。
こういったキャラの性格付けの為の細かい配慮が行き届いているのは好印象です。

あとはOPの演出とか前作を踏襲していてニヤニヤできたし
(清澄メンバーや照まで出てきてテンション上がったw)
作画も良好です。1クールのようなのでクオリティは維持してくれそうですね。
OP曲は微妙だったかな。てか、橋本みゆきに歌わせろよ!w
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 54
ネタバレ

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「遊ぶんだ…和と!!」 全国大会で友達との再会を果たすため、止まっていた時間が再び動き出す。

咲ファン待望の新作! 1期が終了してから実に2年半も待たされました。
この話は本編の続きではなく、和が昔暮らしていた奈良の阿知賀を舞台にしたスピンオフという事ですがかなり楽しみにしていました。
1期同様、バトルさながらの闘牌シーンや、熱い友情・百合描写を期待したいものです。




第1局 「邂逅」
{netabare}
小学生時代の和登場。言動や服装、とあるパーツに至るまで相変わらず…といった感じで安心しました。
戻って来るかどうかも分からない麻雀仲間を2年以上も待ち続けていたという玄ちゃん。健気すぎます!

そして最後に流れるOPの映像。演出を前作に似せているところにファンの方々は歓喜したはず!咲さん怖いなあ~。
{/netabare}


第2局 「始動」
{netabare}
仲間集めの回。
いつも小刻みに震えて小動物のような宥姉。クールだけど大好きな赤土さんを前に慌てふためく灼。阿知賀の子はみんな可愛い!

最後に、前話からずっと強豪と言われてきた県内最大のライバル・晩成高校が出てきました。阿知賀を「ニワカは相手にならんよ」と一蹴。
晩成高校・・・いったいどれ程強いんだ・・・。
そしてED。これも前作同様、SDキャラによる可愛い演出。
宥姉の「あったか~い」にやられましたw 灼のボーリング打法も気になります。
{/netabare}


第3局 「接触」
{netabare}
ついに本大会開幕!
あれだけ持ち上げていた晩成をあっさり倒してしまったのは驚きです。 狙っていたとしか思えないw
龍門渕の面々も出てきてまたまた前作からのファン歓喜!

そして最後に咲さん現る。そのオーラを感じとって震えあがる阿知賀の面々。
ただ歩いているだけなのに他校を威圧しているなんて、咲さんさすがです!

ED。またまた前作同様、終わり方がシリアスだと別バージョンに変わるんですね。EDへの入り方がカッコイイ!
{/netabare}


第4局 「全国」
{netabare}
地区大会から相手を圧倒し続ける玄ちゃんが、全国一回戦でも大活躍!

前話でもちょっと出ていた、阿知賀と同ブロックの千里山。全国ランク二位という超強豪。千里山目線で阿知賀を見ているという描写。
「とりあえずこの阿知賀ってのは、うちらの敵じゃなさそうや」とまた嫌なフラグ立てちゃったり…。

咲名物の百合カップルも登場!もちろん怜&竜華の事ですが、病弱な怜を竜華がひざ枕とか、微笑ましいにも程があります!
{/netabare}


第5局 「強豪」
{netabare}
ついに全国レベルの壁にぶち当たる玄ちゃん。千里山のエース、怜を相手に全く歯が立ちませんでした。
怜の一巡先を見れるという能力はそうとうやっかいそうだけど、病弱な怜にはかなり体力を消耗させられるよう。これが今後どう影響してくるのでしょうか。それにしても、怜のリー棒立てリーチ宣言かっこいい!

咲式プロポーズともいう「一緒に全国行かへんか」という竜華の怜へのセリフ。試合後に竜華に寄り添う怜。見せつけてくれますね。これからもこの二人を見守っていきたいです。

何となく頼りなかった宥姉ですが、試合後落ち込んでる玄ちゃんを励ます姿はやっぱりお姉ちゃんでした。次回大活躍!?
{/netabare}


第6局 「奪回」
{netabare}
松実姉妹の過去話。玄ちゃんのセリフの言い回しって、何かいちいち可愛い。
「やめるのです」とか「手を出さないように」とか。
前にも「おまかせあれ」とか「これは失礼をば」とか言ってたけど、何の影響なんだろう。

宥姉は点棒を全て取り返す、ということまではありませんでしたがそれなりに活躍。憧も元エースのセーラを相手に奮闘。
セーラのギャップ萌えにも驚きました。男勝りの子が急に乙女になるのは反則ですね。提供バックでタブレット越しに船Qにいじられても仕方ないです。
{/netabare}


第7局 「信念」
{netabare}
もうちょい灼と穏乃の対局シーンも見たかったけど、早々に準々決勝も決着。二人の活躍は準決勝までお預けということで。
千里山と共に阿知賀が準決勝進出を決めました。

そしてついに咲の姉・宮永照を擁する全国一位の白糸台が登場!
記者会見後、「お疲れ様です!」と綺麗に整列した部員が照さんをお出迎え。どこの極道ですかw

最後にはステルスモモやワハハもでてきて、またまた前作からのファンにはたまらないですね。
{/netabare}


第8局 「修行」
{netabare}
さらに他の鶴賀や風越の面々も出てきて盛り上がってきましたね。相変わらず池田ウザい!w
龍門渕も含め、鶴賀、風越に阿知賀が全く敵わないところから、長野って相当レベルが高かったんだなぁと実感。
その他にも荒川憩ほか全国の強者たちと対戦してさらなる実力アップを狙います。
しかし目からビームみたいの出たり、謎の宇宙空間が広がったり。何なんですかこのオカルトの方々はw 麻雀って奥が深いなあ~。

そしていよいよ準決勝開始!
OPの映像で気になっていた「すばらっ」の人、花田煌も登場。しかも声優は新井里美さんですか!ものすごくハマリ役すぎて楽しみです。
ようやく全国チャンピオン・宮永照のうちしゅじ…打ち筋も見られますね。

またシリアスEDだったけど、照無双が続いて以後ずっとそうなるんじゃあ…。
{/netabare}


第9局 「最強」
{netabare}
照が1期最終回のEDで見せた、小鍛治プロ曰く「照魔境のようなもの」や、電撃をまとったコークスクリューツモが炸裂!
このド派手すぎる演出はやっぱり咲ならでは、ですね。そして無駄に壮大すぎるBGMは、カッコよすぎて逆に笑いがこみあげてくるという不思議w

すっかり照が場を支配。色々仕掛ける千里山の怜ですが、それでも照の連続和了は止まらない。少し心が折れかけたところで咲名物の回想シーン・千里山編。
回想シーンでは、元々怜は3軍出身で、一巡先を見れる能力は後から身に付けたものと発覚。
それと今さらながら、怜は照の事を「あんな化け物」、以前荒川憩は「人じゃない」とか、みんな好き勝手言いすぎですよ!照はあれでも一応人間ですから(多分)

怜と煌の協力プレイで一度は照の連続和了を止めるも、すぐにまた照のペースに。とりあえず一対一で全く歯が立たない以上、こういった連携は重要だと怜や煌は気づきました。
そして玄ちゃんはずっと涙目で、ただ震えあがっているだけで終わってしまいました。
{/netabare}


第10局 「連荘」
{netabare}
先鋒前半戦終了。
照以外の3人が絶望的な表情を浮かべます。
総出で先鋒の選手を迎えに行く千里山と阿知賀。誰一人席を立とうとしない新道寺。それぞれに込められた期待や、置かれた立場などが分かりやすく描写されていました。

再び千里山回想。
さらなる能力向上をと、練習で二巡先を見る能力を試すも倒れる怜。
ただでさえ病弱な怜には体への負担も大きく、危険な技だからもう使わないで、と竜華には念を押される。
しかしチャンピオンを相手に万策尽きた怜は、ついにその禁断の能力に手を出してしまう。

そして玄ちゃんは(ry
{/netabare}


第11局 「決意」
{netabare}
能力を使っても何とか持ちこたえた怜が、再び照の連続和了を止める事に成功。
でも表情は悪く、体力もかなり消耗している様子。千里山の面々も薄々その様子に気付き始める。何でそこまでして戦うのか…。
そしてその後は結局照のペースに。

新道寺回想。
自分が捨て駒であると知ってしまった煌。
それでも落ち込むことはなく、むしろメンバーに選ばれた事を誇りに思っている様子。
煌の長所は何と言っても、このどこまでも物事を前向きに捉える事ができる精神力です。
実際、照に圧倒されても心が折れることなく、むしろ勝負を楽しんでいる余裕すら感じました。相手が強ければ強いほど燃えるタイプですね。

みたび千里山回想。
千里山の深い絆が感じられました。
病弱だし、能力なしのときは雀力も低かった怜に、それでも仲間だからといつも一緒に麻雀を打ってくれた仲間たち。
その思いに答えたく、身を犠牲にしてまで勝負にこだわろうとする怜。もう駄目だ、と思うたびにみんなの顔が思い浮かび、決してあきらめようとしない。

怜の事を頑張れ!と応援したくなる反面、もういい…休め…とも思ってしまう、何とも複雑な感情。
もう本人任せで見守るしかできないんですよね。

すでに限界を超えた力を出し切っている怜。
それでもこのまま終わるわけにはいかないと、さらに一巡先である三巡先を見る能力、トリプルを発動。
これにはさすがに、対局中倒れて棄権とか、そういう展開もあるのかなと思ってしまいました。
「アカン、やめて!トキー!」と竜華。
私も似た様な事を叫びました(心の中でw)。

仲間を大切に思っているなら、それこそもっと仲間の力も信じて、
ここで一人頑張りすぎる必要もなかったかと思います。
でもだからこそ怜の戦いっぷりに心打たれるんですけどね。
怜は責任感が強そうだし、そんな事を考える余裕もなかったのかもしれませんが。
とにかくもう無事に先鋒戦が終わってくれる事を祈るばかりです…。

その後、阿知賀にもとうとう動きが!
何とEDで…
灼と赤土さんの名前が消える!!
…そういえば喋ってなかったなあ。
あれ?これってじつは阿知賀編じゃなくて千里y…、いや私はあえてツッコミません!!
{/netabare}


第12局 「約束」
{netabare}
トリプル発動後も気力と精神力で持ちこたえる怜。
そして阿知賀に和了の予感があることを察知。

阿知賀・松実姉妹回想
いつも「待つ」身だったという松実玄。
自分から別れをする事がなかった玄は、自分の元に集まってくれるドラを切れないでいたが、勝負のためについにドラを切る決断をする。
結果、照の「照魔境のようなもの」の能力を破ることとなり、怜や煌のアシストもあって、照が玄に振り込み先鋒戦終了!

玄ちゃんついに活躍! 三対一だし、ほとんどアシストの力による和了だったけど、あがるために自分の打ち筋を変えてまで勝負に行った姿勢はすごくよかったと思います。

試合後、全ての力を使いきって倒れる怜。本当によく頑張りました。
救急隊員に運ばれながらも次鋒戦の心配をするあたり、本当に仲間思いの怜らしいというか…。

捨て駒扱いの煌でしたが、帰ってきて部長に「よう頑張った、お疲れ様」と言われる場面にジーンときました。
煌の頑張りはちゃんとチームメイトにも伝わっていたんですね。

阿知賀の面々は和との再会を果たす。
もっと大事にやってほしいシーンだったけど、あとで和が新聞とかで
「あ、阿知賀って大会出てたんだ」とかって知るよりはよかったと思いますw



以上でテレビ放送12話分の感想です。
残り3話が本当に気になるところですね。どの2校が決勝に駒を進めるのか。


大本命は白糸台であることに間違いありません。
2位との差はすでに10万点以上あり、この後も相当な実力者が出てくる事が予想されます。
特に大将・大星淡は1期最終回EDで、何か異能の力のようなものを使っていたので、その活躍に注目です。
というか、白糸台が決勝に行かないと、咲は何の為に戦っているのかってなりますからね。
阿知賀が白糸台を倒したらそれはそれで盛り上がりますけど。

実力的に行けばもう一校は千里山女子。
ただ怜の退場によって、他のみんなが精神的に落ち着いていつも通りの麻雀が打てるかどうかが心配です。
というか、散々負けフラグを立てまくってしまったので、物語上、敗退が濃厚でしょうね。

大穴の新道寺女子。
煌は奈良にいた時代、和や優希と同じ高遠原中学にいました。
和と優希が入部してすぐ煌が福岡に転校してしまったため、一緒に大会に出た事もなくそんなに思い入れもないのかもしれませんが、
そんな3人の決勝での再会も見てみたいものです。
煌は照や怜を相手にもかなり健闘していたと思いますが、部長が言うにそれでも5人の中で最弱…との事なので、
こちらもさらなる実力者が現れる事が期待されます。

そして阿知賀女子学院。
灼や穏乃などがまだあまり力を発揮できていないのは、これから活躍するために温存しているだけですよね?
主人公チームなのにまさか敗退…なんてことはあまり考えたくないです。
他のチームも凄く魅力的だけど、やっぱり私は阿知賀に決勝へ進んでもらいたいと思っています!{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 23

73.7 5 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング5位
空挺ドラゴンズ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (301)
1238人が棚に入れました
空の覇者、龍<ドラゴン>。その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、同時に薬や油、そして食用としての価値がある“宝の山"でもあった。その龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。彼らは「龍(おろち)捕り」。これはその中の一艇“クィン・ザザ号"とそのクルー達の物語である。

声優・キャラクター
前野智昭、雨宮天、斉藤壮馬、花澤香菜、諏訪部順一、関智一、櫻井孝宏、鳥海浩輔、釘宮理恵、熊谷健太郎、古川慎、松山鷹志、武内駿輔、上村祐翔、赤﨑千夏、榎木淳弥、井上和彦、佐々木啓夫
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

開店!タキタ食堂

原作未読 +ultra枠

さて問題です。
「テロ等準備罪」を新設した『改正組織犯罪処罰法』が2017年7月11日に施行されてからの変化について次の選択肢より妥当なものを選べ。

1.居酒屋で政権批判をすると逮捕されるようになった
2.“共謀罪”という呼称が浸透し一般化した
3.{netabare}シー・シェパードが和歌山県太地町から退散した{/netabare}

答えは3.穏やかな海が戻ってきたようです。
もともと捕鯨問題を知ったのは『美味しんぼ』。小学生の時だったかなぁ。捕鯨国日本と国際包囲網との理不尽な関係に憤りを覚えたものでした。
本件に限らず、「原発問題」その他社会問題に鋭く切り込む原作者雁屋哲氏もきっと法案成立とその後の動きを喜んでいらっしゃることでしょう(鼻ほじ)。

「龍を守れ~」な愛護団体や環境活動家を登場させても面白かったかもしれませんがそれをしませんでした。英断だったと思います。舞台を穏やかな海から空に移し、喧しい外野の声を極力排除して人間と龍との関係からなにかしらを伝えたかった力作。

本作『空挺ドラゴンズ』についての視点の置き方。

狩猟対象を鯨から龍に置き換えてみて何かを訴えたいのかしら?
タイガーモス号ばりのイカした飛空船で龍の巣に突っ込む冒険活劇を見せたいのかしら?

 前者だったかと。

ポリゴンピクチュアーズさんのごりごりな3DCG眺めて感心することも一興。美術は流麗。
メインテーマ『捕鯨』or『ラピュタ』どっちなんでしょう?
“龍捕り(オロチとり)”“捕龍船(ほりゅうせん)”とネーミングセンスいい感じ。
対して…“空中海賊(くうちゅうかいぞく)”。ラピュタ寄り案件のネーミングにやる気とセンスを感じなかったのが『ラピュタ』を後方に置いた理由です。そこは“くうぞく”でよかろうに。
別に「両方だよ」ってのでかまわないんですけど、主人公らと龍だったり、人間同士だったりの闘いに視点の重きを置いてしまうと後々に見誤ってしまいそうです。
そしてお待たせしました本題。露骨ともいえる捕鯨の比喩で訴えたかったもの。


 いただきます と ごちそうさま


生命をいただくこととは?をシンプルに感じること。
捕獲した龍を解体する場面がよう出てきます。肉・内臓・皮・脂、と余すことなく解体利用されます。
ウチの母親はウナギを捌いてるところと牛の解体を見たかなんかで両方とも食べられなくなったと言ってまして、半世紀くらい前まではそこらで見物できてた風景も町中から消えて久しい昨今。架空の龍を通して生命をいただくさまを拝める機会を得られたってことになるのかな。

主人公である龍を捕る人たち。龍を購入し潤う町の人々。そして狩られる龍。捕食する側される側。食料問題もさることながら、経済問題にも直結するのっぴきならない世界での持ちつ持たれつな関係を自然に描いております。
自然かつシンプルで根源的なテーマのためカタルシスには程遠い。つまり地味ったら地味。だがしかしけっこう後からジワってくる仕様。物語の地味さとバランスを取っての見ため担当は捕龍船“クィン・ザザ号”のデザイン、いろんな顔を見せる空特に雲や風を感じる背景美術、そのへん頑張ってる3DCGということなんでしょう。
原作はまだ続いているようで、それでも全12話で一定の結論を提示してくれたことも親切。

なんか『老人と海』の読後感だったり、『密着ドキュメント!大間のマグロ漁師』の視聴後感にも通ずる捕食者と被捕食者との対話の物語。地味であり滋味に溢れてる感じ。良作だと思います。
日々の営みを切り取っただけのシンプルさを評価してます。



※ネタバレ所感

■+ultra枠ということで

海外向けですから(笑)
レビュー冒頭で「テロ等準備罪」に触れてますが、そのような好戦的な煽りは一切ない本作ですのでご安心ください。
捕鯨で有名なネタだと、油目的髭目的で乱獲してた西欧と余すことなく利用してた日本との対比なんかありますよね。

{netabare}クオーン市で出会う別の龍捕りらの所業がその悪い意味での西欧趣味で興味深い。

 ・生態不明な龍への畏敬の念が薄い
  ⇒傲慢になる
 ・毒を盛って屠る
  ⇒ピンポイント利用の経済目的
 ・町への被害想定への無配慮
  ⇒共存共栄より略奪文化の反映

食文化を理由に捕鯨続行を訴える日本に対して「鯨は人間の次に賢い生き物」の謎ロジックで対抗してきたり、調査により生態系を犯すくらい鯨の頭数が増えていても捕鯨再開にストップかけたりするくらいに感情で動く人たちに向けた作品に期せずしてなってます。{/netabare}

さりげなく毒を仕込んでるくらいでちょうどよい。


■町娘カーチャ

{netabare}唯一といっていいラブ要素良かったです。波止場の娘みたいな。

 「見たかったな、ジローが龍を取るところ」

この世界においては漱石で言うところの「月がきれいですね」ばりの I love you . だと思ってます。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.03.27 初稿
2020.10.07 修正

投稿 : 2024/12/28
♥ : 60

とまと子 休眠中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最っ高~です!

NETFLIXでは全話公開されているので、一気見しちゃいました。

これは良い!
とても、とても良いです!

これは
お仕事アニメであり
グルメアニメであり
切ない恋アニメであり
生きていく力をもらえるアニメです。

働く、食う、愛する、生きる

シンプル極まりないテーマなのに、胸に迫って泪が出ます。
(*あくまで個人の感想です…)


登場人物がまたみんなとっても魅力的なんですよね。
主人公タキタ可愛すぎです♡
それとミカさんかっこよすぎ♡
ヴァニーさん素敵すぎ♡
あと他にも…あー語り尽くせぬ (#^^#)


「~っぽい」っていうなら、いろんな要素が見つかるのは間違いないです。
でも、そんなの全然関係ないくらい、このアニメの世界に没頭しちゃいました。
まるでわたし自身がこの捕龍船クィン・ザザ号に乗り込んで空を渡り龍を追う暮らしをしていたみたい。

…わたしならすぐ甲板から落っこちちゃいそうですが…(>ω<)


なんだか全く参考にならない感想でごめんなさい!

見終わって興奮覚めやらぬ
単なる好き好き報告でした ( ̄^ ̄)ゞ

投稿 : 2024/12/28
♥ : 28

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

凄く素敵な、リアル感満載ファンタジー。最終回でいろいろ考えさせられました。

まず幕開けからの、
飛行船での狩猟、
とっても格好いい!

これだけならただのジブリ礼賛作品かも。

龍が 狩猟のターゲットって、
今までなかったような?

しかも仕留め方で肉の味が全く違ってしまうってシバリが、
捕龍船団の行動の仕方につながってて。


空での狩猟の緊迫感と、
陸上での日常感覚の対比。
凄く、いいですね(≧▽≦)

やっぱりジブリ礼賛作品なのかな?
主人公の子って、
なんだかおばあちゃんになったら
ドーラさんみたいになりそうかも( ̄▽ ̄;)

でもそれだけじゃないって感じ、
なんかしてます!

これからの展開が
楽しみです!!


♪♪♪♪♪♪♪♪クインザザ号が出港して、
クォンの街を旅立つ少し前、
ジローと一緒には旅立てないカーチャの涙に、
シンクロしちゃいました(T△T)

この作品、もう、
最高です!!!

作画も丁寧だし、お話も面白いし!

原作のストックだと、
今まだ序盤らしいので、
私には珍しいけど、BD買います!
ぜひずっと、
この素晴らしいファンタジーを、
紡ぎ続けていただきたいです(≧▽≦)


♪♪♪♪♪♪♪♪最終回、終わっちゃいました・・・
ずうっとクインザザ号メンバーの制服が、
ナウシカ&ラピュタ風だったのと、
空を翔ける姿が、
やっぱり、ナウシカ&ラピュタっぽいって思ってたけど、
最後の、
幼い龍にタキタが託すメッセージ、
相容れることでなく、
お互いの姿を認識しようとする言葉、
もののけ姫のラストのようで、
ずしん!と来ました。

オロチ捕りに仮託してるけど、
イサナ捕りのことを、
文化として、
生きる糧として、
命の意味を、
考えさせられて、
ああ、
素敵だなあ。
ってずっと思ってました。

今もずっと考えています。

素敵な作品でした!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 46

71.0 6 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング6位
ブラッドラッド(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1038)
6632人が棚に入れました
魔界のとある地区で“ナワバリボス”をしている吸血鬼・スタズ。吸血鬼然としている事が嫌いで、ジャパニーズカルチャーを愛する彼のナワバリにある日、日本人の少女・柳冬実が迷い込んでくる。ナマの人間、しかも日本人に会えたスタズのロマンチックは止まらない! だが、ちょっとナワバリを狙った侵入者を退治している間に、冬実がモンスターに食べられて死んでしまった!! 幽霊となってしまった冬実を前に、必ず生き返らせると血意したスタズだが・・・!?

声優・キャラクター
逢坂良太、野水伊織、寺島拓篤、ブリドカットセーラ恵美、木村良平、南里侑香、斎藤千和、米須太一、山本和臣、遊佐浩二、稲田徹、梶裕貴、浅野真澄、岸尾だいすけ、徳本英一郎、ロア健治、白川周作、松田健一郎、イッキ、菊タロー、明平鉄平、つぶやきシロー、三石琴乃、藤原啓治、若本規夫
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「魔界には悪い子しかいねぇんだよ。」って言うけど、人間界にも悪い子がいるけど、それはもしかしたら、悪魔!?

ストーリー

日々ナワバリ争いをしている魔界の東魔界でナワバリボスをしているオタクな吸血鬼のスタズのナワバリにある人間の女子高校生が迷いこんで着ました。魔界では人間が迷いこむなどありえないため、スタズは興味半分で柳 冬実と呼ばれる人間を自分の部屋につれてきましたが、スタズはナワバリ破りを倒さなければいけないためナワバリ破りと戦っている間に冬実は殺されてしまい幽霊になってしまいました。
この物語はスタズがそんな幽霊になってしまった冬実を生き返らせる物語です。

私の感想。

はじめは少々微妙な感じでスタートしましたが、3話目からかなりおもしろくなる作品でした。特にこの作品のおもしろいポイントは主人公がダークヒーローな所です。なにをしてもヒーローのようにうまくいかないけれど、最終的にはその問題を解決している所がこのヒーローの魅力です。

そして、この作品は所々非常に笑えるシーンが多かったです。特に私が笑ったシーンはスタズが天然ボケをしている所です。あれは狙っている人には絶対にできないボケ方です。

{netabare} 正直10話では物足りなかったです。最終回はまさに最終回っぽい終わり方でしたが、私的には1話か2話てこ入れ回か、最終回の後に面白おふざけ回がほしいですね。{/netabare}

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この物語は1話は少々グロが含まれていますが、グロが得意ではない人でも見れるくらいグロが物足りないので、是非見て下さい。

オープニング

「ViViD」
キャラクター紹介、世界観の説明、ストーリー、話の展開 を説明するのにかなり力を入れているオープニングでした。そのせいでかなりネタバレが多かったです。しかし、ここまで力を入れていると逆にすっきりします。中途半端にキャラクター紹介をする作品はあまり好きではありませんが、この作品のように全キャラクター、ほぼ全話のネタバレをしているオープニングは見ていると気持ちかいいです。

エンディング

「BLOODY HOLIC」
ヒロイン二人の思いを画いたエンディングです。曲はなんだか独特の声を出していて好き嫌いがはっきりと分かれるエンディングになると思います。私はこのエンディングを結構気に入りました。何度も聞いているとはまります。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 31

サー(*´∀`*) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

続きは原作で…。そんな最終回はいやー(´・ω・`)

物語ははっきり言って、面白かったです。
作風は、ギャグあり、アクションあり、魔法ありで、主人公オタクヴァンパイア+金色のガッシュベル+フェアリーテイル÷2って感じかな(*´∀`*)♪
総合的にキャラ、声優、作画、音楽、高評価です。






…だからこそ、10話で終了はやめて〜(泣)
風呂敷広げて、はいおしまいって(泣)

面白かっただけに、このラストはがっかりです。
もう少し最終回らしい最終回を見たかった(泣)。

間違いなく、掲載雑誌がジャンプSQとかマガジンだったら
2クールは余裕で放送できる人気だったと思います。


これから観ることを検討してる方へ、
原作を買ってもいいかなって人へはおすすめできる作品です。
面白くなり始めたところで、アニメは終わってしまってますので…。
(-_-;)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

俺たちの戦いは(ry

魔界のナワバリボスをしている吸血鬼"ブラッド・チャーリー・スタズ"のもとに人間の"柳冬実"が迷い込んでくる
しかし {netabare}彼女は殺されて幽霊になってしまう
スタズは彼女を生き返らせることにするが・・・ {/netabare}
といった感じで1話が始まりました
はたらく吸血鬼さま!ですね←中の人繋がりです

作品全体としてコメディ感が強いです
ギャグにセンスを感じるね
結構面白かったもん
バトル展開も多めなので、楽しく読める少年マンガみたいな感じかな
後半で色々なキャラの思惑が交錯してきてたのもグッドでした

注目して欲しいのは2人のヒロイン
"柳冬実"と"ハイドラベル"
どっちもムチムチしてて堪らないですね(*´Д`)ハァハァ

すいません自重します・・・

でもムチムチを抜きにしても可愛いです!
冬美ちゃんはおっとりしてて天然で巨乳だし!!
ベルちゃんはスタズにデレデレで巨乳だし!!

すいません本当に自重しますm(_ _)m
あと、可愛い妹ちゃん"ブラッド・T・リズ"からも目が離せませんね
可愛さだけで言ったら今期でもトップラスの破壊力(*´∀`*)

OPの耳に残るレベルが高いです
サビの「Livin’ Livin’ Vi-ViViD」の部分が耳に残ります
EDもなかなかに好きな曲です
個人的にはOPよりも好きかもなあ

惜しむらくは10話構成という短さにより話が宙ぶらりんのまま終わってしまったこと
話が盛り上がってきてただけに、続きが気になってしまうではないかヽ(`Д´)ノ
これだから角川商法は・・・

好きなキャラはハイドラベル
8話だったかな?
ベルちゃんの恥ずかしすぎる失態には萌えました

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16

65.6 7 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング7位
FAIRY TAIL(2期)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (212)
1620人が棚に入れました
魔導士ギルド・・・それは、魔導士たちに寄せられる様々な依頼を、魔導士たちが魔法によって解決するトコロ。中でも「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」は何でもヤリすぎちゃう魔法界一のお騒がせギルド! 炎の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)・ナツ、新人の星霊魔導士ルーシィ、飛んで話せる猫(!?)のハッピー、氷の造形魔導士グレイ、鎧の美人魔導士エルザなど、個性豊かな魔導士たちが所属する。世界に暗躍する闇ギルド、伝説の黒魔導士・ゼレフ、そして人類最凶の敵(!?)・ドラゴンなど、強敵が次々と襲いかかる強敵に、ナツたちの奇想天外で熱いバトルが繰り広げられる!!

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか、佐藤聡美、堀江由衣、辻親八、小野涼子、羽多野渉、東地宏樹、中原麻衣、喜多村英梨、岸尾だいすけ、安元洋貴、櫻井浩美、伊瀬茉莉也、諏訪部順一、川原慶久、世戸さおり、宮下栄治、井上喜久子、櫻井孝宏、鈴村健一、緒乃冬華、矢島晶子、こおろぎさとみ、伊藤静、早見沙織、速水奨、沢城みゆき、後藤沙緒里、黒田崇矢、浪川大輔、小西克幸、能登麻美子、柴田秀勝

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「まさか終わってしまうなんて・・・」

2016年12月26日(土) 第265話「冥府の門編【終章】それが生きる力だ」
これがこの作品の最終回のタイトルです。

1期の最終回はあまりにも中途半端なところで終わっていましたし、私がこの作品を視聴したのも2期の制作発表後だったので、違和感はありませんでした。

【終章】と記載はありましたが、それは【新章】への繋がりだと思えなくもありませんし、何よりこの2期は7クール全89話もの尺で「大魔闘演武編」の残り半分と、「冥府の門(タルタロス編)」が描かれてきたんです。
特にタルタロス編は一つの物語を「章」として扱ってもおかしくないくらい壮大な物語でした。

この作品に対する見方が偏っているのも分かります。
でも・・・この作品はお気に入りの棚序列4位の作品なんです。
たくさん感動もさせて貰いました。
だから終わってしまうのが本当に寂しく思います。
次に始まるのが、この作品のスピンオフである「FAIRY TAIL ZERØ」だから心のザワつきは一瞬でしたが、もしそうじゃなかったら・・・きっと相当凹んでいたと思います^^;

物語のあらすじは・・・wikiなどをご覧下さい。

私は登場人物の名前を覚えるのが大の苦手なのですが、この作品ほど登場人物がハッキリと心に焼きついている作品もありません。
尺の力の偉大さを改めて思い知ります・・・
本当にたくさんの登場人部tが出てくるのですが、一人ひとりにドラマがあるんですよね^^
そのドラマに一喜一憂して時には号泣する・・・

土曜の朝10時30分放送の子供枠作品ですが決して侮ることのできない作品です。
なぜなら、フェアリーテイルの皆んなはギルドの仲間を本当に大切にしているから・・・
言葉にすると何と安っぽくなってしまうのか・・・自分の表現力の乏しさが歯痒い限りですが、仲間を思う気持ちが兎に角半端無いんです。

自分の大切な人を失わないと、ギルドの仲間を助けられない・・・
そしてこれは自分にしか出来ない事・・・
その人は自分が物心ついた時から家族同然の付き合いをしてきた最愛の人・・・
どちらも天秤にかけることなんてできません・・・
そして自分が相手を大切だと思っているのと同じくらい、その人も自分の事を思ってくれている・・・

でも・・・仲間の生命を優先させようと背中を押すのは自分の最愛の人・・・
ここで絆が切れてしまったら・・・もう二度と会えないんです。
だから突然そんな事を突きつけられても選ぶ事なんてできない・・・
だってどっちも同じくらい大好きだから・・・

走馬灯のように思い出されるのは幼い頃から共に過ごした楽しかった日々・・・
悲しみの感情と共に大切な思い出が溢れ出るのが止められない・・・
それは自分も・・・最愛の人も同じだったのでしょう・・・
泣き崩れながら仲間を選ぶ選択をした自分に・・・最愛の人は笑いかけてくれた・・・
消える直前に頬を伝う涙を残して・・・

これはつい最近、私の涙腺が崩壊したシーンの一つです。
この感動を伝えることができないのが口惜しい限りですが、私はこのレビューを書きながら思いだし涙で一杯です(//∇//)

こんな熱いシーンや感動するシーンが物語のあちこちに散りばめられているんです。
ギルドの看板を背負ったプライドと仲間を思う熱い気持ち・・・そしてちょっぴり淡い恋心^^
もうこの作品・・・最高過ぎです^^

主題歌はオープニング、エンヂングとも7曲ずつ使われました。
具体的な曲名は割愛しますが、個人的にエンディング19曲目のNever ever(裏:東京女子流さん)と、21曲目の鮮やかな旅路(歌:森恵さん)が好みでした^^

7クール全89話・・・圧巻でした。
レビューを書いているうちに気付いたのですが、アニメが原作に追いついてしまうとかそういう事情もきっとあるのだと思います。

「FAIRY TAIL ZERØ」は、私の中で数少ない原作既読の作品です。
こちらにもしっかり感動できる展開が用意されています。
引き続きフェアリーテイルシリーズの作品を楽しみたいと思います^^

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14

matton さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

長く続いたアニメが終わるとすごい寂しいよね><

このアニメを見始めたのは何と小学5年生の時今は高校卒業したから7年くらいかなすごい長く見てきたけどついに終わってしまった・・・

終わり方は納得できなかったけど、それまでのところを見てきてすごく楽しい内容でした。笑いあり涙ありバトルありの王道少年アニメという感じで割と毎週楽しみにしてましたw
何回か時間の変更などありましたがそれでも見続けてきたのはそういう背景があったと思います。

長い間制作委員会の方々や声優さんお疲れ様でした!!
望み薄だとは思いますが続きをアニメでやってほしいです!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 1

こふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

■ ☆の評価はアニメが進むにつれ訂正を加えるよ


RAVEも好きだけどFAIRY TAILも最高だよね(*´з`)♪
1期がわりと中途半端なとこで終わっちゃったから
2期がすごく楽しみだったんだよね♪
原作で読んでたんだから話の先は知ってたんだけど
漫画で見るのとアニメで見るとのでは違うからね
やっぱかっこいいね////

EDがなんでルーシーが(EDの映像)
メインだったのかよくわかんなかったけど


もうナツとリサーナの
フラグたたないのかな(´・ω・`)
子供の頃はめっちゃいい感じだったのに・・・w

つってもFAIRY TAILは
恋愛要素は二の次だからいいんだけどねw

友情とか仲間とかそっち系だからね
だから大好きなんだよね(∩´∀`)∩

これからの展開が楽しみ( *´艸`)
竜王祭がおわったらオリジナルとかあるのかな??ww
うふふ( *´艸`)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

68.8 8 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング8位
ミイラの飼い方(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (222)
839人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る男子高校生・柏木空はある日、旅先のエジプトにいる自称"冒険家"の父から突然、ミイラを送りつけられる。「面白いミイラを見つけたからお前に預けることにした!」と書かれた父の手紙におののく空。だが、送られてきた大きな棺から現れたのは、全長12cm!?なんと手のひらサイズのミイラだった・・・。小さい上に、臆病で、泣き虫、でも何ともいえない可愛さのミイラにミーくんと名づけ面倒を見ることになる空。一つ屋根の下、一緒に暮らし始める空とミーくんの共同生活とは・・・・。

声優・キャラクター
田村睦心、河本啓佑、茜屋日海夏、茅野愛衣、山下誠一郎

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミイラという名のペット物語

簡単に言うとミイラを飼う物語です(笑)
このミイラが小さくて、今までの物語や映画に出てくるミイラとは違いとても小さく可愛いミイラです。ミイラと言えばミイラの姿かたちはしているけれどもとてもひ弱に見えるミイラで(実際ひ弱のようだ(笑))そんなミイラを主人公はとても可愛がります。ペットを可愛がるように。

 そんなお話です。私は観ていて飽きなかったけど、好き嫌いはあるかもしれませんねー、でも、それなりに事件は起こるし、ミイラ以外にも不思議な生き物が出てくるし、コメディ路線としてはいいんじゃないでしょうか、でも、そこまで面白いかって言われると、うーんってなるかな・・・私は嫌いじゃないですけども、

コメディが好きな人、ペット物が好きな人は観てみたらいかがでしょうか

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰でも安心して楽しめるほのぼの日常コメディ

「ミイラの飼い方」は原作の方がcomicoの方で連載されており、
私は原作から入ったのでアニメ化をとても楽しみにしていました~ヽ(*>∇<)ノ
アニメで興味を持たれた方は、ぜひぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

~最新話までの全体の感想~
ミイラという本来はホラー要因になりそうなキャラを、
逆にいかに可愛らしく見せるかがこの話のキーポイントですね!
アニメとなると、漫画では表現の難しいミーくんのちょっとした仕草とか、
歩くたびにちっちゃく効果音が鳴るところが可愛すぎる!!
特に、小鬼のコニーがグッd(^_^o)ってする時の音が好きです笑
「ミイラの飼い方」はミーくんを初めとしたアニマル(?)達との
日常系ストーリーなので、基本ほっこり見れるお話です
基本的には、、、。第4話くらいから少しずつ、
重い部分が見えてきますけどね汗
ともかく、作者さんのこのお話に対するモットーが
「恋愛なし、エログロなし、悪口なし」(←確か!また確認します)
ということですので、万人が楽しめる作品には間違いありません!

ただ、少し残念だったのが主人公空くんの声かなぁ(・-・`*
想像していたよりも、というかかなり女性寄りの声になってましたね。
確かに、典型的イケメンボイスのイメージでないのは確かですが、
なんだか違和感が、、、。少年声ではあるけれどすこし憂いを帯びた印象
(たとえば花江さんとか)を期待していました。他月、モギ(茂木朝)ちゃんの
声はぴったりでした!

それから、原作ファンとしてはもう少し原作に沿った進行にして貰いたかったかも。
ある意味の見せ場がカットですからね-。ちょっと盛り上がりに欠けた感が。
ともあれ、今後も楽しみにしています( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
(更新日:2月3日)

以下、各話ごとネタバレありありの感想になります


第1話 しろくてまるくてちいさくてとてもなきむしだけどがんばる
{netabare} 始まりました!ミイラの飼い方!
いやもうオープニングから可愛すぎるでしょ!!
あんなミイラがいたら私でもペットにしたいですね笑笑 
みーくんとぽちのわんわん合戦も楽しかったです。
一時、ミー君が番犬みたいな鳴き声だったらどうしよって
考えていた時もあったんですけど、まぁそんな筈もなく、、、安心した笑 
最初の方の話を振り返るのは久しぶりなので、アニメでもキレキレな
空くんのツッコミに初視聴者のごとく笑わせて貰いました。
みーくんの心の声も、漫画っぽさを残したコマで表現してくれていたので、
よかったかな。次回は、ミー君が来てから初の大きめな事件が起こるので、
楽しみにしたいと思います(✿´ ꒳ ` ) {/netabare}


第2話 いじわるされたりおいかけられたり小さいということはとてもたいへん
{netabare} 今回はもぎちゃん(茂木朝)の出てくる回でしたね!
もぎちゃんはさばさばっとしたタイプの女の子なので、
あんまり甘すぎる声じゃいやだなぁ~と思っていたのですが、
だいぶイメージに近い声で安心しました!

ただ、この回は空くんの見せ場でもあったので、
原作と少し違っていたのが結構残念でした。
もしかすると、ちょっとアニメとして放送するにはグレーな部分であったのと、
尺の関係かもしれないんですが、、、。
私としては、この話でぐっとストーリーに引き込まれた印象があるので、
できればカットしてほしくなかったかな。
盛り上がりに欠けちゃったような気がします。

まぁ、でもこれはこれで、出てきたキャラが皆いい人で終わったので
めでたしなのかな、、、。あと、今回大地くんがちょこっとだけ登場しましたね。
原作では、彼が出てくるまで結構話数を踏んでいるので、
やはりかなり詰め詰めでの進行なんだろうな( ̄▽ ̄)
できることなら、急がずクールを分けるなどして展開してほしいと思いました。{/netabare}


第3話 たいせつなひとが風をひいたらとてもしんぱい
{netabare} たいせつなひと=みーくんにとっての空くんですね!
今回は、空くんのおばさんであるカエデさんがしっかりと登場した回でした。
カエデさんはメガネをかけると性格が豹変してしまうという、
一気にコメディ感が増すキャラです笑 ホントは空くんや他月、
みーくんたちにいたるまで、すごく気にかけてくれる
優しいお姉さんなんですけどね、、、。

さて、今回も少し展開が早く、もう「風邪回」がきてしまいました。
いちいちみーくんが可愛すぎて、風邪なんか引いている暇ありませんね。
それにしても、冷えピタの代わりになるとは、なんとも斬新なミイラの活用法、、、
いや、なんでもありません笑 今後の展開にどう絡ませてくるかは、
アニメで何処までやるかによりますが、所々に伏線がちりばめられていたなぁと。
みーくんの謎はさらに深まりましたね。まさかあんな方法で風邪を治すとは!
そしてそして、最後のアレは何なのか!?
次回、アレと他月の関わりを楽しみにしたいと思います♪{/netabare}


第4話 おにごっこはひとりではできないしいっしょは楽しい

{netabare}
さて、前回の最後に登場した子鬼が、いかにして空達の仲間になるかのお話でした。
コニーはまたみーくんとは対照的な、マイペースで素直じゃない(他月にそっくり)
なキャラですね。この話は、それぞれの人物の元にくるキャラが、
飼い主とどんな絡みを見せてくれるかというのも魅力の一つだと思います。
さて、今回ちょこっとだけ他月の闇のような部分が見えてきましたね。
公園で発見したドラゴンを助けることができなかったという他月。
詳しい出来事はまだ触れられてないですが、どうやらそれが他月がコニーとの仲を
深めることに躊躇してしまう大本の原因みたいです。このあたりから、
どうやらこの物語は単なるほのぼの系だけではない、という部分が
見え隠れしてきましたね。
来週はOPに登場したり、4話でもちらりと触れられていたドラゴンが出てくる模様。
楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

カエデちゃん、エンディングのダンス中目が笑ってなくてマジで怖いっす。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ショート。ミイラの擬人化というもともと人を擬人化してかわいくした感じのもの。エジプト人が日本語を理解している。どうでもいい系のアニみぃメ。
期待度:★★★

予想外に面白かった。
主人公は学園ベビーシッターズの主人公のように完璧超人です。

怪異が普通に受け入れられる世界なのかな。そこのギャップさえ乗り越えてしまえば十分楽しめると思う。
怪異との友情?怪異を通して人間が成長できる部分だったり。

みぃくんかわいかったが、かわいいと思ったら負けのような気がして思わないようにしてた。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

63.3 9 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング9位
RPG不動産(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (167)
520人が棚に入れました
魔王が倒され、世界が平和になってから15年。風色琴音は、新居を探して「RPG不動産」に訪れるが、実はそこが琴音の就職先だった! 同僚は、自由でやんちゃなファー、仕事に厳しい僧侶のルフリア、可憐な見た目と裏腹な強さをもつ戦士のラキラ。 琴音は3人と一緒に力を合わせて、家探しに訪れる一風変わったお客さんたちからの無理難題を仲良く楽しく解決しながら、新しい住まいを提供していく。 大切な物件探しは「RPG不動産」にお任せください! 水のなかでも、雲の上でも、どんな場所だって、きっとあなたが喜んでくれる素敵な物件を見つけてみせます。異世界おしごとファンタジー、開幕!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異世界きらら

{netabare}
異世界で不動産屋を経営する日常系アニメ
ドラゴン家を買うやチート薬師に近い雰囲気で、その二作と同じくこれも楽しめた。

不動産と言う題材だからこそ現実ではなく異世界にしたんだろうか、ファンタジーだからこその特殊な家の数々で、頭のおかしな屋敷を回るのはギャグとしても面白く分かりやすかったので最後まで飽きなかった。
キャラに関しても人外だったり、ネクロマンサーだったり、こちらもファンタジー世界ならではのキャラ達で、それぞれの持つ能力やら特徴を活かせているストーリーで現実世界での日常モノにはない面白さがあった。
そういう要素が多かったこともあって、個性的な家やキャラに主人公達4人が振り回されるドタバタコメディとしての出来も良かった。
主役の4人も基本的には仲良くしている感じで、いつものきらら枠、何も考えずに見られる癒し枠としても申し分なかった。
ゲストキャラに割く時間と4人の会話に割く時間の配分も良く、毎回ゲストキャラはいるものの不動産の4人同士の絡みがぬかりなく十分にあったので、主役の4人も、ゲストキャラも全員印象に残った。

不動産アニメとしても、基本的には明らかにぴったりな家が見つかるパターンだが、思考を重ねて適当な家を紹介する回もあり、しっかりしていた印象。
基本的に主題から逸れたりせず、真っ当に不動産としてやっていたという点でも印象がいいし、実際ゲストキャラが来て家を紹介するという朝アニメ的なテンプレートに沿った不動産要素が面白かった作品でもある。

だからこそその点で言うなら最後のシリアスは絶対にいらなかった。
展開自体はそれほど悪くはない(ただ、良くもない)が、きららの雰囲気、ここまでのゆるふわな雰囲気と全くかみ合っておらず、途中でギャグ調のノリにもなったりするしで、シリアスにしても中途半端な出来になってる。ドラゴンの目的のオチも少し弱かったか。

シリアス要素で評価できる点としては、琴音がここまでファーがドラゴンでないと信じて色々と行動していた描写が多かったからこそ、普通に考えたら引き渡すべきところで、最後に琴音だけがファーを庇うという展開に説得力があったこと。
時には対立するのもある意味リアリティがあるし、その対立の元となるバックボーンが描かれてるのは良かった。

アイコンにしてるのにあまり悪い点書きたくはないが、もう一つ微妙に感じた点としては、舞台設定。
ファンタジー世界ならではの話は面白かったが、日本的な要素・展開(日本風の祭り等)が多く、ところどころ異世界感がなく残念だった。
琴音の名前や店の名前が堂々と漢字なのも引っかかる所。
原作買う予定だけどまだ買ってないので、それが伏線で勇者辞めますみたくオチなら申し訳ない。

キャラデザは不評みたいだけど、自分はこのキャラデザかなり好きです。
評価となると満点はあげられないけど、今期一、二に大好きな作品。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
なろうきらら。リゼ? エロありのきらら?
ドラゴン家を買う難民救済。でかい。円盤では
リゼじゃねーか。
このアニメめっちゃ好きだわ。
不動産とはいえいい物件持ちすぎでしょw
質素な家に住みたいってちゃんと伝えろw 百合最高

2話 ☆9
あれこんなにでかかったっけ?
どことなくチート薬師感を感じるw
ジェットコースターもあるのかこの世界、相当文明進んでるな。
なろうタウン魔王城。シャドーハウス 電話もあるのか
これもうあの洞窟しかないな。読みやすい展開。
ほぼリゼじゃん。すすの部屋は忘れられた。
風呂ノルマ このアニメの評価が微妙なのはおかしい。

3話 ☆10
ドラゴン君家買いに来そう。この子がドラゴン?
風呂ノルマ。エロある? ネクロマンサーだった。風呂ノルマ
主人公ら王から召集されるぐらいの地位なの?
いちいち服が露出高い。なろうで死ぬほど見た光景。

4話 ☆9
謎のエロ。ペットでっか...。琴音何者だよ。
名前漢字だし転生者かと思ってたわ。
ギルドの受付嬢とかめっちゃ倍率高そうだな。のわりに給料低いんか。
飛行船もあるのかこの世界。いや、この家くっそ高そうだけど。
立地の危険さで安いのかな? 最初から紹介出来たろ。
ブラック飲めること前提きつい。
謎のギスギス。謎の重い過去。ギスる意味あった?
いや、家の取り壊しの話じゃなかったんか。

5話 ☆9
スライム300で見た。やっぱこういう回は微妙だな。
いや、水着メインじゃないから見れるかも。
妹いるの初耳だぞw もはやポーションの域逸脱してるよな。
魔法でしかないw てかどこでもらったし。おいポーションなくなったぞ。家を買いに来ただけかもしれない...。ギスらないで。
ドラゴンちっさ。これがドラゴン家を買うですか。
ファー魔王説でてきた?w

6話 ☆8
こいつらの服ほんとどうなってんのw
牢獄で草。友達(言葉通じない)
牢獄で暮らしてるの画がシュールすぎる。残業は基本。
早速城とは関係ないお客さんじゃんw
歌下手ネタはいらんな...。死神君かわいい。
意味わからんオチで草。

7話 ☆9
琴音こんなボケるキャラだっけ。袋に死体でも入ってそう。
忍者屋敷みたいで売れそうな気がしなくもない。電車あるんかい。
髪色がカラフル過ぎる。服が意味不明すぎる。
妹たち空気。

8話 ☆7
似合ってねえ。韓国か? 今回結構滑ってない?w
進撃で見た。異世界要素がマジでなくなってきてないか?
さすがにちょっと世界観がおかしすぎるかな。
Aパートと繋がった。唐突なシリアス。ライブ行かんのか。
シリアスいる? 当たった! そうはならんやろ...。
初の男キャラ登場w 流石に関係ないは無理があるw

9話 ☆8
堂々と日本語あるとさすがに違和感あるな。やっぱりエロ要らん。
さすがに少しきつい。下品。エロ要らないなやっぱり。媚薬かよ。
エロ除けば面白いAパートだった。
もうこれも勇者辞めますみたいに元日本設定ってことにすればいいのに。食べられそう。ラピュタは本当に。
地上と思いっ切り関わってるじゃんw
最後の願い事と言い今後への布石を張り巡らせてるな。

10話 ☆8
服じゃなくてマイクロビキニではw それは占い師に聞け。
完全に特定可能レベルで写ってて草。
てか魔法使えないのになんで琴音杖持ってるのかw
持ち去ったら意味無くない?
これ最終回までずっとドラゴンの話ならちょっと嫌だな。

11話 ☆4
いや、応戦してあげてw 微妙に緩い雰囲気で戦闘するのなんなの。
オチがしょぼすぎるw けど町破壊してるよね。謎回想。
襲っとるやんけ!
ストーリーなろう以下になるなら普通に1~9話みたいな話をずっと続けてほしかった...。ジェットコースターもあるのかこの世界。
キャラデザがきららの萌えキャラだからノリもあって、あまり悪役感がない。このシリアスいる? まあ違うよね...。棺桶行き
もっとしっかりシリアスだったらきららの風潮に囚われてないシリアス展開として評価出来てた。

12話 ☆5
絶対シリアス要らん。死んだ。ファーが直すんだろうな。
草。マジで絶対シリアス要らない。被害だしたドラゴンを許すな。
シュールすぎる。このためのネクロマンサー。なんか草。
危ないだろそんなとこw
これこの後不動産の話じゃなくなってるのかなぁ。
原作そうなってたら少し嫌だな。
この子ネクロマンサーとは別なの? 目の色が違うけど。

曲評価(好み)
OP「Make Up Life!」☆8
ED「Awesome!」☆7
6話ED「竜の歌」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

72.0 10 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング10位
ドラゴンボール超 ブロリー(アニメ映画)

2018年12月14日
★★★★☆ 3.9 (94)
441人が棚に入れました
 「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいるとわかった悟空は、更なる高みを目指して修業に明け暮れていた。 そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たことがないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に? 再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ―。

声優・キャラクター
野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、草尾毅、山寺宏一、森田成一、宝亀克寿
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

興行収入110億円突破は伊達じゃなかった

劇場版オリジナル/上映時間:100分/アニメーション制作:東映アニメーション

本作も原作ドラゴンボールとアニメのドラゴンボールは全くの別モノと割り切って視聴すれば楽しめる作品となっていました。

とりわけ劇場版「超」を存分に楽しむためには、突っ込みどころ満載すぎる箇所を大らかな気持ちで目を瞑る必要がありますw

相変わらずコロコロ変わり終始安定しない作画は東映アニメクオリティといったところで、見どころとなるシーンにおいても酷い作画だったのはご愛嬌w その分、バトルシーンは気合が入りまくっており、まさにド迫力といった感じで見応え抜群。バトルシーンの描写は凄いのに変哲のない止め絵のようなカットでの作画が酷いというのはどういう了見なのだろうかw

また作画としては全体的にキャラデザが幼くなっていた印象もあり、とりわけ、カカロットをはじめとしたベジータやラディッツ、そしてブロリーなどサイヤ人の幼少期時代が可愛くて仕方なかった。ついでにサイヤ人でもないブルマも可愛くなっていたカットがありましたw

本作の敵でもあり表題にもなっているブロリーは、これまでの劇場版に登場した者とは全くの別人となっている設定を知らなかったので、視聴中は「?」となってしまうシーンがしばしば。ブロリーといえば「カカロットオオオオオ!!!」の印象が強いけれど、これはこれで愛すべきキャラと映ってしまった。

完全オリジナルキャラとして登場したチライ(声:水樹奈々)とレモ(声:杉田智和)は、フリーザ配下とは思えない良心のあるキャラとしていい味出しており好印象。杉田さんはすぐ気づいたけれど、EDのスタッフロールを見るまで水樹さんとはまったく気づきませんでしたわw

物語としては、圧巻のバトルだけでなく笑いどころやニンマリしてしまうようなシーンもあったりと、劇場版シリーズ屈指といっていいほど楽しい作品でした。日本のみならず全世界90ヶ国で大好評を受けているのも頷けます。興行収入は現時点で累計110億円を超えており、アメリカではジブリ作品やポケモンの記録を公開5日間で抜き、公開された日本映画の歴代3位につけているとのこと。


※以下は貶すつもりはなく、純粋に突っ込みたくなった箇所の書きなぐり

{netabare}・戦闘服着用で地球へ飛ばされるカカロット
・および、赤ん坊じゃないカカロット
・バーダックをはじめサイヤ人の戦闘服デザインが違う
・惑星ベジータ消滅後のサイヤ人の生き残りが多すぎる(あいつら誰w)
・パラガスの戦闘服の着こなし方(ウエストポーチにスカートw)
・そこそこ戦闘力あるのに何故か銃に頼りまくるパラガス
・水も何もない星で、ブロリーの首輪どうやって作ったの?
・ブロリーの戦闘服がガバガバってw(戦闘服の売りは防御力だけでなく伸縮するフィット感ですから!)
・フリーザがコミカルキャラ化(一応パラガス殺してたけど)
・神龍の願いを横取りされても怒らないフリーザ(一応殺そうとはしてたけど)
・サイヤ人は徹底的に滅ぼしたいはずなのにブロリーを育てたいフリーザ
・パラガスが誰に殺されたか調べようともしないブロリー(カワイイw)
・戦闘服は動きにくいと言って拒んでいたのに地球到着時ではちゃっかり着ているブロリー(カワイイw)
・ブロリーの等身がちょいちょい変わる(特に戦闘シーン)
・ブロリーの大猿化なしで同じ10倍のパワーを得れる謎理論
・身勝手の極意を使わない悟空(ゴジータを出したい都合なんだろうけど)
・バトルでの地球の頑丈っぷり(どの作品でもそうだけどw)
・ベジータのスーツの綻び具合がシーンによってバラバラ
・ベジータがベジータ4世とは初耳
・悟空が瞬間移動してきた場所がブロリーより遠すぎる{/netabare}


▼キャスト
{netabare}孫悟空、孫悟天、バーダック:野沢雅子
ベジータ:堀川りょう
フリーザ:中尾隆聖
ブルマ:久川綾
ピッコロ:古川登志夫
トランクス:草尾毅
ビルス:山寺宏一
ウイス:森田成一
ギネ:渡辺菜生子
ベジータ王:銀河万丈
神龍、コルド大王:大友龍三郎
ナッパ:稲田徹
ラディッツ:千葉繁
チライ:水樹奈々
レモ:杉田智和
パラガス:宝亀克寿
ブロリー:島田敏{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドラゴンボール映画史上最高傑作!?

ドラゴンボールZの劇場版『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』に登場した超人気キャラ、ブロリー待望の復活版!

今回は旧作と違い、鳥山明監修の下”正史版”(『超』の世界?)での登場となります。

端的に言って、今までで観たドラゴンボール映画で一番面白かったです!!
予告編を見た限り、全く期待してなかった(それでも映画館で観たのは、やはりブロリーの存在があったからです。)のですが、完全に予想を覆されました。
他の感想を見る限り、否定派も多そうですが…。
私はドラゴンボールの映画として、これ以上ないものを観た気分になりました!

以下、感想詳細(旧作のネタバレも多少含みます。){netabare}

◎良かった点

①戦闘の迫力!作画の良さ!
 ドラゴンボールは戦闘特化作品ゆえ、何よりも戦闘シーンが大切です。
 この戦闘シーンが本当に格好良かった…。格好いい技がてんこ盛りで、やっぱりドラゴンボールの戦闘は凄いなぁ…なんて改めて思わされました。
 手抜き感のある3DCGのシーンとかフュージョンシーンとか、多少残念な作画もありましたが、ほとんどの場面で作画に拍手を送りたくなる作品でした。
 特に序盤のベジータとブロリーの立ち回りがお気に入り!ゴジータが”正史”でも登場したのもナイスでした。かめはめ波とギャリック砲のシーンも素晴らしい!!

②劇場版では珍しく、物語がしっかりしている!!
 個人的に一番感心したのがこの点です。
 悟空の親父であるバーダックの不器用な愛が感じられる過去編…。悟空をカプセルで送り出す夫婦のシーンで早くも泣きそうでした…。過去編のファンサービスも過去作より素晴らしくて、ちょい役ですがギニュー特戦隊が画面に映ったり、嬉しくなるシーンが多かったです。
 濃密な過去編ですっかり引き込まれた後の、平和な現代編の落差に、若干「復活のF」や「神vs神」みたいな駄作(ファンにはすみません。)に落ちる嫌な予感がしたのですが、杞憂に終わりました。バカみたいなギャグ展開に落とさず、迫力満点な戦闘に次ぐ戦闘、そして納得できる決着の付け方…ドラゴンボール映画はこれで良い!なんて思える作品でした。

 逆に、この作品と比較して、過去のブロリー3部作の物語はどうだったでしょうか?
 人気の1作目はともかく、2作目3作目は比べるまでもないレベルだと思います。(特に3作目は最低の部類に入るかと。)
 1作目に関しては、私も5回ほど鑑賞しているファンの一人ではあります(シャモ星人の前で、シャモ星を破壊する残酷なデデーンのシーンが好きすぎて繰り返し見てしまいます。)が、物語の質という面では、大きな差を感じます。
 悟空の面接と調子はずれなクリリンの歌で始まり、物語的になんの上積みもなく訪れるブロリーとの戦闘…。カカロットに対する強い憎しみの根拠は”悟空の夜泣き”というしょうもなさ…。
 そして、全く納得できない決着のあっけなさ…。

 思い出補正なしに、物語の質に関して言えば、本作は旧作の10倍は優れていると言えるでしょう。

③カカロットと名乗る悟空が格好いい
 最後に名前を聞かれて「孫悟空。そして…カカロット」って名乗るシーンで映画が終わります…。格好良くないですか??
 地球人であることに誇りを持っている悟空にとって、一番の名前は孫悟空でしょう。それでもベジータのサイヤ人としての誇りや、ブロリーという好敵手との戦闘を経て、自らがサイヤ人であることにも誇りが持てたんだなぁ…なんて…。ギネとバーダックに名付けられた大切な名前でもあるはずなので、いろんな意味で良かったです…。

●悪かった点(賛否両論?)
 
①ブロリーのキャラ付けの変化
 旧作の残忍で冷酷無比なブロリーを楽しみにしていた人には苦い作品でしょう。本作の新ブロリーは、悪というより純粋であり、寧ろ戦闘を好まない人物です。一方戦闘状態でも理性のある旧作版と異なり、戦闘モードになると理性がなくなってしまう危うさを抱えております。
 個人的にはこっちのブロリーの方が格好良くて、魅力的だと思いますが、旧作のブロリーファンが悲しむのは納得できます。
 ただ、父に利用され、悪に走り、悟空たちに殺される…そんな悲惨なブロリーより、新たな仲間と平和に暮らせるようなブロリーの方が、救いがあってよかったのではないでしょうか。

②戦闘BGMがダサい?
 必殺技名を叫ぶような、独特な戦闘BGMが流れますが、これはダサい気がします。ただ、好きな友達もいましたので、評価の分かれるところかな…?

③平和過ぎる
 ブロリーの成長速度がえげつないため、悟空やベジータ単体では太刀打ちできないレベルとなり、強さとしては旧作をも凌ぐレベルです。それなのにイマイチ緊張感が沸かない…。
 おそらく本作のブロリーが悪い奴ではないため、世界を壊滅させるような危機には見えないのが一因だと思います。
 最後に仲直りするのも”現代風”の平和なドラゴンボール感があって、セル編のような緊張感がなかったのは残念ではありました。
 ただ、新キャラのフリーザ軍兵士、チライ(水樹奈々&可愛い!)とレモ(杉田智和)の2人と併せて、再登場を匂わせて終わったので、そういう意味ではワクワクする終わり方でもありました!

{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

lostmemory さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ドラゴンボールは卑怯

ドラゴンボールという作品は卑怯だよね。
もう何十年とやっているからキャラは完成されているし、声優も野沢さんの声だけでご飯100杯ぐらいいけるし、音楽は常に最高だし映画だから作画も最高だし。

となると後は戦闘シーンがかっこよければ、これはもう点数として100点満点以外つけようがないんだよね。そして今回戦闘シーンが最高だった。
あれこれ考察したり語る必要のない作品。ドラゴンボール最大の特権。
とりあえず強い敵が出てとりあえず激しいバトル見れれば満足。
ほんと卑怯だ。バトル作品なんて他にいくらでもあるけどドランボールだけは
別格。異次元の領域。こんな凄い戦闘見せられて何を言えと?終始空いた口がふさがらない状態だったよ。

面白いとか面白くないとかそんな基準を語る必要性の無い作品。
悟空に限界が無いように、この作品にもまた限界は無い。
これからも永久にね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

67.9 11 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング11位
FAIRY TAIL ファイナルシリーズ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (72)
381人が棚に入れました
仲間への想いを胸に、自分の信じた道を進め!

闇ギルド「冥府の門」タルタロスとの激闘、そして育ての親である<火竜イグニール>との哀しい別れを経たナツは、
更に強くなるべく、相棒のハッピーを連れて修行の旅へ出た。

一方、「妖精の尻尾」フェアリーテイルのマスター・マカロフは、何の前触れもなく一方的にギルド解散命令を出し、自身も行方をくらましてしまう。

それから約1年・・・、ルーシィは記者見習いの仕事をしながら、大陸中に散らばったかつての仲間たちの情報を集めていた。
そして年に一度の「大魔闘演武」の取材をしていたある日、ルーシィの前に修行を終えたナツが現れる!
魔導士ギルド「妖精の尻尾」の復活を掲げ、想いを一つに、ナツ・ルーシィ・ハッピーによる仲間探しの旅が始まるのだった!!

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後までアニメ化してくれてありがとう

フェアリーテイル、ついに終わってしまった。
真島ヒロ先生の作品はRAVEも好きですが、本作もとても面白かったです。
真島作品の魅力はシリアスな話の中でもちょいちょいギャグやお色気シーンをはさんできたり、ライバルや敵だった人が仲間になったりするところですね。
マガジン連載の作品って、そういうの多いですよね。
「昨日の敵は今日の友」みたいな展開が私は好物なんです。
それにフェアリーテイルに登場する敵キャラは根っからの悪人ではなく、敵なんだけど憎みきれない、そんなところも魅力に感じます。

ちなみに女性キャラのお気に入りはジュビアです。
初登場時は怖い感じのキャラでしたが、フェアリーテイルに所属して以降、ルーシーと共に結構なお笑い要員になっていた気がします。
一方でグレイを一途に想う姿がとても愛らしく感じました。

男性キャラのお気に入りは何と言っても一夜です。
どんなときも男前で本当に格好良かったなあ。
一夜みたいなキャラを出してくるところも、真島作品の魅力の一つではないかと思います。

アニメが始まったときは、RAVEと同じく途中で終わるものと思っていましたが、まさか最後までやりきってくれるとは。もう大満足です。
関係者の皆様ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フェアリーテイル完結編

2020.3.13 視聴完了。

フェアリーテイル全328話、見終えました。
見始めてから1年ちょっとかかるという長丁場でした(笑)

ファイナルの内容に関しては敵が強すぎて引くレベルだったので、
これ以上は頑張らなくていいよと思ってしまった。
そういう意味でも私自身これでファイナルの気分です。
残念だったのはオーガストがあまりにも不憫だったことかな。

ラストはとても上手にまとまっていました。


以下はこのシリーズの途中で考えていた私の妄想エンド(笑)
10歳位の子供たちが時には喧嘩したりしながらも
和気あいあいと遊んでいる。
ナツとルーシィの子、グレイとジュビアの子、エルザとジェラールの子、
ガジルとレビィの子、他数名。
彼らが後のフェアリーテイルの・・・である。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

竜か、人か…。

この作品の原作は未読ですが、アニメは2期まで全277話は視聴済です。
私にとって「いつまでも終わらない作品」という位置付けだったのですが、とうとう完結してしまいました。
まぁ、一足先に原作が完結していたので、いつかはこんな時が来るのは覚悟していたつもりですが、やっぱり寂しさは拭えませんね。


「FAIRY TAIL」最終章、
ついに待望のアニメ化決定!

目指せ、魔導士ギルド「妖精の尻尾」復活!!
ナツたちの、暑くて楽しい仲間探しの旅は始まったばかり。

しかし、新たな"闇"は動き始め、"運命の時"を引き寄せる…!!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

随分あっさりとしたINTRODUCTIONですこと…
これだけじゃ、この作品の魅力が何も伝わらないんですけど…
と思わずツッコミを入れたくなるような内容ですが、ここで多くを語らないのが、この作品の魅力なのかもしれません。
「知りたきゃ本編でどうぞ」みたいな…

第1期が始まったのが2009年の10月なので、約10年間に渡って放送されてきたことになります。
途中、第2期と第3期の間が1年半空いているので実質8年半になりますが、この長い間、制作を続けてきた作り手の皆さまには頭が下がるばかりです。
どんなに好きな事でも継続し続けるのって大変ですからね。

立派な魔導士を目指す少女ルーシィーは、この物語の主人公であるドラゴンスレイヤーのナツと、話せる空飛ぶ青いネコのハッピーと出会い、憧れだった「フェアリーテイル」に加入して物語が動いていく訳ですが、完走して振り返ってみると、随分物語のスケールが大きくなっていたんですね。

最初はギルド同士の抗争が主でしたが、今思えば単なる小競り合いでしかなかったような…
でも、本当に辛く苦しい戦いの連続でした。
エドラス編、天狼島編、大魔闘演舞編を経てタルタロス編までがアニメ2期で放送された内容です。

そういえば、2期のラストにフェアリーテイルの創始者であるメイビスを主人公とした「FAIRY TAIL ZERØ」が放送されたのは印象的でした。
メイビスには唯一無二の親友であるゼーラという少女がいました。
最初から仲が良かった訳では無かったのですが、とある事件をきっかけに行動を共にすることになるんです。
この物語は涙無しでは見れなかったのを覚えています。

そしてこの3期では、黒魔術教団編とアルバレス帝国編が描かれました。
黒魔導士のゼレフ、「闇の翼」と恐れられたアクノロギア、ゼレフ書最凶最悪の炎の悪魔「END」など伏線の積み残しが色々ありましたが、それらも綺麗に回収されています。

物語もさることながら、この作品で一番魅力的なのはやはりキャラでしょう。
ナツ、ルーシィー、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディにシャルル…
他にもたくさんの個性的なキャラが登場しました。
どのキャラにも沢山の思い入れがありますが、一推しで見ていたキャラはやっぱりルーシィーだったかもしれません。
明るく素直ですし、何だかんだいいながら一途で可愛いですからね。

この作品を視聴するのが毎週日曜日の日課だったのに…
何か週末の楽しみが一つ減った気分です。

オープニングテーマは以下の通りです。
lolさんの「power of the dream」
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEさんの「DOWN BY LAW」
大阪☆春夏秋冬さんの「NO-LIMIT」
BiSHさんの「MORE THAN LiKE」

エンディングテーマは以下の通りです。
Beverlyさんの「Endless Harmony」
EMPiREさんの「ピアス」
みゆなさんの「僕と君のララバイ」
Miyuuさんの「Exceed」

このファイナルシリーズは、4クール全51話の物語でした。
物語のラストでナツが続編エピソードに向かう旅に出発したこと、ゼーラが妖精の姿で「またね。」と言っていたことから、
きっと続編が制作されると信じています。
作り手の皆さま、この10年もの間、たくさんの感動をありがとうございました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

71.3 12 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング12位
遊戯王デュエルモンスターズ(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (387)
2165人が棚に入れました
武藤双六から譲り受けた千年パズルを組み上げたことによって、もう一人の人格を宿すようになっが、たとえ敵であっても許して信じる事が心優しい少年・武藤 遊戯。ある日、デュエルモンスターズの創造者「ペガサス・J・クロフォード」から一通のビデオレターが届く。そのビデオレターに現れたペガサスがデュエルをすると言い出し、テレビの前にカードを置いてデュエルを始める遊戯。
しかし遊戯の戦略は、全て見透かされ、時間切れによって遊戯の敗北扱いとなり、罰として祖父・双六の魂をビデオに封印されてしまう。最後にペガサスは、自分が「千年眼(ミレニアム・アイ)」を持っている事を告げ、消えていった。双六を救う為、ペガサスが提示した条件である、「決闘者の王国(デュエリストキングダム)」への参加を決意する遊戯。親友の城之内克也と共に王国での戦いに挑むが、各地から名だたる決闘者が集まっており、その中にはペガサスの刺客「プレイヤーキラー」が紛れ込んでいた。遊戯達はそれぞれの目標を果たせるのか。そして、前回の戦いの末、昏睡状態になっていた海馬は…。

声優・キャラクター
風間俊介、齊藤真紀、高橋広樹、菊池英博、津田健次郎、竹内順子

ミュンヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

実は声優育成アニメという側面もあるアニメ

世界で1番売れたトレーディングカードゲーム遊戯王のアニメの最初のシリーズ(正確には東映版の遊戯王が最初のアニメ化です)です。

大筋の物語としては主人公の武藤遊戯に宿った3000年前の古代エジプトのファラオの魂の記憶を巡っていく話となっていて古代エジプトの要素を取り入れた事により壮大な話という雰囲気がありました。古代エジプトの石板が出てくるのですがあれは今でも頭の中でイメージできるぐらい印象的です。カードゲームのアニメですがこういう神話や歴史といった事への興味がこの作品を通して持てました

遊戯王がカードゲームのアニメとしてTVシリーズがスタートしてもう18年になります。これほど長期に渡って人気があるのはやはり強烈なキャラクターたちの活躍が多いにあるでしょう。
主人公の武藤遊戯、第一印象はやはり髪型でしょう。自分はアニメのキャラクターであれ程意味不明な髪型をしてるキャラを見た事がありません。そして表遊戯と闇遊戯という2つの人格を持つ主人公という設定もやはり印象的ですね。
ライバルポジションの海馬瀬人、ブルーアイズホワイトドラゴンを愛するあまりそのモンスターをモデルにしたジェット機を作ってしまうとんでもない社長です。よく高笑いをしますね。見てるだけで面白いです。
このほかにもたくさん癖が強すぎるキャラクターが出るので飽きる事は恐らく無いと思われます。

自分はリアル遊戯王を遊んでた1人でありカードの知識がある程度あるのでデュエルを楽しく見れてましたね、特にこの初代遊戯王は強いカードと弱いカードの差が激しかったりたまに意味不明な理由で勝負がついたりと中々刺激の強いデュエルを見れました(攻撃するのは月だ!は衝撃←分かる人いるかな?)

遊戯王アニメシリーズは声優の演技力の成長を感じる事が出来るところも個人的にはいい所の1つです。
主人公の武藤遊戯役を演じてるのはジャニーズの風間俊介さん。1話の時点では酷かったです。下手くそにも程があるという感じでした。しかし!このアニメは4年間放送してたのです、そしてこのアニメはカードゲームアニメという性質上必然的にセリフの量が半端なく膨大でその上二重人格の表と闇の演技の仕方を変えないと行けないのです。それを4年も続けてると最終回の頃には今活躍してる人気声優に勝ると言っても過言ではないほど成長してました。1話を観たあとに最終回を見ると衝撃が走りますね。

子供向けアニメというのはやはりアニメ界にとって様々な意味で必要な存在なのだと感じる事がありますね。このレビューを書いていて改めてそう思いました

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

一番好きなカードゲームアニメですね!懐かしいです♪

あらすじは
初期の方の遊戯王でも書いたのですが
こちらでも書いておきますね

あらすじ
ひ弱でいじめられっ子だった高校生・武藤遊戯が、
古代エジプトより伝わる闇のアイテム
「千年パズル」を入手したことを契機に、
彼の中に別人格であるもう1人の遊戯(闇遊戯)が現れ、
闇の番人となって世の悪人たちを次々と過激な
「闇のゲーム」で叩きのめし、
最後には罰ゲームを与えていくというダークファンタジー
およびダークヒーロー(アンチヒーロー)の
要素を持った物語である

『遊☆戯☆王』のテレビアニメ第2作。
原作のカードゲームを再現した
トレカ商品が大人気を呼んだことをきっかけに
再アニメ化されたシリーズであり、
ホビー『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』と
タイアップしている。
1998年にテレビ朝日系で放送された
『遊☆戯☆王 (アニメ第1作)』と関連性はない。

このアニメは前作とは違い
カードゲームだけで構成されているので
原作にあり前作やったような様々なゲームは
すべてカットされており
いきなり決闘者の王国(デュエリストキングダム)編
から始まります

そしてこれから見始めようとする人のために
一応、決闘者の王国(デュエリストキングダム)編の
あらすじも書いておきますね

ある日、デュエルモンスターズの創造者「
ペガサス・J・クロフォード」から「武藤遊戯」の元へ
一通のビデオレターが届く。
そのビデオレターに現れたペガサスは、
なんとデュエルをすると言い出し、
遊戯はテレビの前にカードを置いてデュエルを始める。
しかし遊戯の戦略は、全てペガサスに見透かされていた。
ビデオの時間切れによって遊戯の敗北扱いとなり、
罰ゲームとして祖父・双六の魂がビデオに封印されてしまう。
最後にペガサスは、自分が千年アイテム「千年眼(ミレニアム・アイ)」を持っている事を告げて消えていった。
双六を救うため、ペガサスが提示した条件であるデュエル大会「決闘者の王国(デュエリストキングダム)」への参加を決意する遊戯。
一方、遊戯の親友である「城之内克也」も
この王国に参加したいと言い出す。
それは優勝賞金を手に入れ、
目の病気に苦しむ妹・静香を救うためであった。


王国編のデュエルは、
上級モンスターカードを召喚するのに生贄が不要、
ライフポイント2000、
ダイレクト・アタック不可といった、
現在行われているデュエルとは違う初期のルールだった。
また、デュエルに使用されたソリッドビジョンのシステムも、原作ではテーブル型(ボックス)であるのに対し、
アニメでは「デュエル・リング」と呼ばれる
体育館並みのかなり大掛かりな装置(「デュエル・スタンバイ」の掛け声で地面から競り上がってくる)となっていた。

と説明がかなり長くなってしまったが
そろそろ感想に移ろうと思う


独特のキャラクターデザイン、
カードゲームの構想、超個性的で魅力あるキャラクター、
臨場感のあるBGM、ぶっ飛んだセリフなど
色々インパクトが残る作品だったな

原作のストーリーももちろん良かったんですが
合間にあったオリジナルストーリーも
意外に悪くなく楽しく見れた♪

カードの効果など、説明しながらのバトルなので、
初心者でも『なるほど!』と楽しく見れるのはいいですね

本作品のデュエルなるカードバトルは、
完全にご都合主義な展開で、都合の良いタイミングで
最も都合の良いカードを引かされるという流れ。
デュエル展開は王道そのもので、
敵側のちょっとした強カードを撃破し、
味方側が勝ちそうな流れ、からの、敵側がコンボ完成で、
味方側キャラあと一撃で死ぬ、
そして味方側の全てをかけた魂のドローで会心の逆転、
パターンが大体決まっています。

万が一、あるデュエルで味方側が負けたとしても、
あとで仇討ちが成就されるような流れになっているという。
わかってはいるんだけども、それが楽しめる。
味方側が敵のコンボを崩したときには、
なかなか高揚感というのを覚えますね。

悪い悪いと言われている作画については、
個人的にはそこまで気になりませんでした。
確かに悪い時もありましたが、
内容が面白かったので気にせずに見れたというか。

それに意外と泣ける話もあったのではないかと
特に僕は最終回では泣いてしまったな
当時最初からずっと見ていたアニメだったから
かもしれないが

まぁたぶん色々思い出補正されてるとも思うが
当時から印象深い作品で大好きな作品の一つです!
当時はほんと毎回わくわくしながら見てたなw
でも今見ても楽しめる作品だと思う

それにまだ主人公が変わりつつも続いているのは
素直にすごいと思う
こんなに幅広い世代に知られてる
カードゲームもといカードゲームアニメは
他にないのではないでしょうか

これを見て遊戯王が好きになった人には
是非次のシリーズであるGXも見てほしいですね
というわけで次はGXの感想でも書こうかと思う

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

薦めてる訳ではない。当時の遊戯王ブームはハンパ無かった。

申し訳ないけど、コレはレビューじゃない。感想だ。先に書いておく。

あの当時は本当に良かった。特に遊戯王カード。マジで楽しすぎワロタwwwだったな。ギャザなんかも第四版が発売されてたし、英語版のアイスエイジなんかもアメリカから輸入されてたし。サンダーボルト、心変わり、ブラックホール、マジック・ジャマー。今は全く遊戯王にはノータッチだけど、当時はのめり込んでいた。小学校から中学迄。ハマリまくりだったなぁ。ふと、何かの拍子で遊戯王の事を思い出したので、折角だから感想を書いておこう。今更観る必要は全く無いけど、あの当時は本当に面白かった。エンディングも記憶してる。思い出補正ハンパないな。とりあえず、☆4.5は全部思い出補正。そういえば、ヤフオクで1999年くらいのアジアチャンピオンズシップで優勝者に配られたカードがヤフオクで出てたけど、百万だったよ。なんつーか、凄いね。いや・・。それ以上の価値があるかもなぁ・・。部屋の中央の寝室に飾っておくと、起きたら最高の目覚めが待ってるかも。あの当時は大好きだった作品。漫画も良いよね。全部持ってたもん。以上、感想文

投稿 : 2024/12/28
♥ : 1

66.7 13 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング13位
冥王計画ゼオライマー(OVA)

1988年11月26日
★★★★☆ 3.7 (90)
318人が棚に入れました
大迫力のメカアクションと衝撃的なストーリーテリングで、数多のロボットアニメファンを魅了したOVA。秘密結社・鉄甲龍を率いる少女・幽羅帝は、配下の八卦衆に対し世界征服のための決起を表明した。しかしその前に立ち塞がるは、組織を離反した木原マサキが奪取した八卦ロボ・天のゼオライマー! 現在は普通の少年・秋津マサトによって操られているその機体が秘めた絶大なパワーは、次々に八卦衆の命を奪っていく。気弱なマサトが、ゼオライマー搭乗時に突如豹変するその冷酷さの正体とは? 原作となったのは18禁コミックで、時折挿入されるセクシャルな描写にその名残がある。とはいえ引用したのは部分的な設定のみであり、基本的にはアニメオリジナルといっていい作品となっている。

声優・キャラクター
関俊彦、本多知恵子、田中秀幸、荘真由美、鈴置洋孝、佐久間レイ、佐々木優子、勝生真沙子、玄田哲章、塩沢兼人、速水奨、辻村真人、政宗一成
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

脳髄に直接叩きつけられる衝撃。神と悪魔の如き聖戦。

これは、イクサー1と同じくレモンピープルという雑誌に連載されていた漫画作品(原作者は違います)を平野俊弘(現:俊貴)監督が映像化したアニメです。

こちらもやはり美少女が出てくるし際どい性描写も出てくるのですが、イクサー1のような娯楽要素はなく、むしろ対極のような存在であります。


原作からの改変もなされ(原作読みました)、より『人の業』が感じられる哲学めいたストーリーですね。

敵味方入り乱れる人間関係。
どのキャラも自分の欲望や感情を包み隠さずぶつけ合う、対立の連続。どこまでもドロドロな人の闇が描かれています。

そして愛し憎み合う中で発覚する驚愕の真実・・・!
自分は自分なのか?どこまでが自分でどこまでが他人なのか?
設定の妙によって黒幕の存在意義がますます高まっています。
(これに似た設定を平野監督はロウランでも使ってましたが、ゼオライマーの秀逸さには敵いませんでしたね。)


このアニメで最も揺さぶられるのは『自我』の概念だと思います。
非現実的な設定なのに、登場人物の心情描写が生々しい現実感を帯びているせいで説得力があります。
ここでも幽羅帝(ゆうらてい)を演じる荘真由美さんの好演が素晴らしいです。今回は主人公のマサキを演じる関俊彦さんの鬼気迫る演技も鳥肌ものです!!



僕はスーパーロボット大戦というゲームはやったことがありませんが、どうやらゼオライマーはその性能から有名らしいですね。
スーパーロボット、と呼ぶにふさわしいと思います。ゼオライマーは本編では人の業を裁く神のごとき存在です。搭乗する人間によっては悪鬼に姿を変えます。
どんなときでもゼオライマーを見ているとその異様なオーラに呑まれてしまいます。怖いし、身震いさせられます。



最後までどうか見届けて下さい。最後の晴れやかな三人の表情にこそこのアニメの真髄があります。
時間の都合上話の繋がりに雑な部分があるのは残念でならないですが、とても感銘を受けたロボットアニメです。



すごーーくどうでもいいこと。
{netabare}
駅の改札で他の利用者がICカードで通ろうとして。
そしたら残高不足で『チャージしてください。』って引っ掛かってたんですよね。
そのとたん頭の中に『チャージなどさせるものか!!』ってマサキの声が浮かんできて(笑)
笑いをこらえるの大変でした。


それだけです。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ややこしいよ!

 初見でした。全4話各30分のロボットもの。
 ロボットものなんですが、この作品の魅力はロボットよりも人物描写にあるように思えます。ストーリーもよく練られていますし、かなり堪能できました。その後の作品にかなり大きな影響を与えていることは間違いないでしょうね。影響を受けていそうな作品がいくつか浮かびました。想像したよりも平均評価が低くて少し残念です。

 私はロボット関連の知識は全くないので、その辺については言及しません。
 そもそも私がロボットものを見るときは、組織の相関図と人物の相関図がどう動いていくかしか見ていませんからね。この見方が常に正しいとは思いませんが、この作品に関して言えば正解だったように思えます。ロボット好きな方もそっちの方に目を向けてみると、違う視点で楽しめるかもしれません。

 この作品を一言でいうと、「ややこしい」です。陰謀系のストーリーなので、全体像が明らかになるのが後半になってから、というのもあるのですが、陰謀のネタの部分はその後の作品で流用されていたりするので、意外と何とかなると思います。それ以上にややこしいのが、首謀者のキャラクターですね。非常に読み難い。組織間の争いがあって、ロボット同士が戦って、人物描写もトリッキー、ということもあって、2時間作品にしては結構てんこ盛りだったように思えます。尺が短いというよりは、分厚いという印象を受けました。

 以下では、物語の骨子の部分とエンディングから入って、これを前提に個人の話に移っていこうと思います。全ての基礎はマサキにあり、です。以下ネタバレが過ぎるので要注意。


組織間の争い:{netabare}
 二つの組織が争っているように見えるのですが、この裏には常に第三勢力が見え隠れしています。この第三勢力の台頭が、エンディングにつながっていきます。エンディングを読み解くために、陰謀やロボットの要素を排除して、普遍化した全体像を掴んでおきます。

 世襲された王政に対し、軍事クーデターが起こって、さらに市民革命が勃興する。
 これだけですね。歴史的な流れと同一視で構いません。

 ユウラという人物。彼女は先代のもと、ゼオライマーに搭乗するはずだったわけです。つまり、軍事統帥権を持って後継するはずだった。それにもかかわらず、ゼオライマーの搭乗資格が備わっていないし、ゼオライマー自体も指揮下にいないわけです。軍事統帥権が毀損された状態で、女王に就いてしまいます。しかも、広く知られていたわけではないものの、種(たね)の不適格まで明らかになる始末。彼女には、女王たる資格が名実共に備わっていなかったわけです。これにより王政は弱体化していきます。

 これに対して反旗を翻したのがマサキという人物。彼は、女王の力を減退させた張本人なわけです。彼はゼオライマーを開発・管理し、パイロットも手中に収めています。軍事力しか持っていないものの、その軍事力に関してはハードもソフトも備わっている。この力を背景にして、王政に対してクーデターを起こします。そして、女王の近衛軍を蹂躙していきます。

 しかし、このクーデターにほころびが生じ始めます。協力者からの反発(イサオ)です。何とかこれを撃退するも、今度は「内部分裂」が生じます。取り込んでいたはずの弱きもの、第三勢力であるマサトの反乱によって、軍事政権は崩壊し、武装市民が戦場に現れます。
 マサキを取り込んだマサト(新マサト)は、ユウラのもとへと到達します。

 面白いのは、マサトもユウラもマサキであるということです。すべて同一人物を使って、上記のような疑似戦争が描かれているんです。
 つまり、<ユウラvsマサキvsマサト>の戦いは、<マサキ同士の戦い>である。こういう構造を持っているわけです。これを上記の例に当てはめると、<王政vs軍政vs市民>の戦いは、<人間同士の戦い>である、ということですね。
 無力なままのマサトでは、この戦争を終結させることは出来ませんでした。戦争を終結に導いたのは、ユウラでもマサキでもなく、武装した新マサトです。力無き者が力を得ることで、戦争を終結できると説明されています。その終結の方法とは?これがエンディングとテーマにつながります。
{/netabare}

エンディングとテーマ:{netabare}
 ユウラは新マサトに対して冥王決定戦を持ちかけます。「勝者こそが真の冥王」だと言っています。そして「全世界を破滅させるスイッチを入れる」ことを伝え、「止められるなら来るがいい」とまで言っています。破滅させたいだけなら宣言する必要はないわけですから、止めて欲しいわけです。

 それに対して新マサトは、「もう一人の僕(ユウラ)と決着を付け、たった一人の男(マサキ)の怨念を消さなければならない」と言っています。また、ゼオライマーの前で「お前が僕の宿命ならば、共に消えればいい」とも言っています。つまり、新マサトが消したいのはマサキ(ユウラと新マサト)であり、ゼオライマーなわけです。新マサトが消したいものに自分が入っているがポイントですね。

 そして、ユウラはスイッチを押し、その前に新マサトが現れます。このとき、新マサトが行ったのは、ユウラと新マサト、そしてゼオライマーの消滅を同時に達成できる手段、「自爆」なんだと思います。すべての発端であるテッコウリュウの本拠地を巻き込んで、終焉となります。

 世界は滅んだのか、というと滅んでいません。描写的にも地球の一部に大規模な爆発が起こっただけとして表現されています。ユウラの破滅スイッチによる効果が全世界に波及する前に、新マサトの自爆スイッチによる阻止が成立したんだと思います。そもそもユウラと新マサトの思惑は合致しています。二人とも世界を破滅させたいのではなく、マサキの遺産を無くしたいだけです。「勝者こそが真の冥王」なわけですけど、「自爆」によるマサキ同士の同士討ちですから、勝者なし、冥王なし、すなわち破滅なし、という終結なのでしょう。新マサトは確実に勝てる状況にあるんですが、勝者(冥王)になりたかったわけではない、ということです。


 で、テーマの話。前項で述べた例で言えば、市民が王政を打倒してハッピーエンド、というのが通常の流れだと思います。でもこの作品では、市民が王政もろとも自爆してしまったわけです。なぜ自爆しなければならなかったのか。それは、力無き市民ではなく、武装した市民だったからです。力無き市民というのは、マサトのことであって、新マサトのことではありません。市民であっても武装してたらダメなんだと、この作品は言っています。テーマって反戦力っぽいんですよね。例え出自が弱きものであっても、戦力を取り込んでしまったり、戦力自体を持ってはダメ、と描いているわけですから。
 ゼオライマーは、核を優に超える能力を持っています。こんな強大な戦力を描いておいて反戦力なの?と思ってしまったんですが、否定したかったからこその強大な戦力だったんでしょうね。戦争を悲惨に描かなければ、反戦は出てこない、というのと同じ論理です。
 ゼオライマーは、とことん強い存在でなければなりませんでした。ただ否定されるためにだけに。そんな悲しいロボットなんだと思います。
{/netabare}

マサキ①(ユウラ・マサト):{netabare}
 主人公はマサトなんですが、彼について考えていくと、最終的にはマサキという人物に行き着いてしまいます。一方、マサキを中心に考えていくと、マサト以外の人物もクリアに見えてくる。この作品は、マサキという人物が軸としてあるように思えます。彼はどういう人物だったのか。
 <ユウラvsマサキvsマサト>の戦いは、<マサキ同士の戦い>である。ここから始めます。

 ユウラ。彼女は、マサキのコピーの中で愛が一番強く描かれています。マサトとマサキで新マサキであるならば、彼女もユウラとマサキで新ユウラというべき存在であったはずです。新ユウラの中にマサキがいることを知っているルラーンは、彼女を「美しい」と言っています。

 マサキ。彼は、破壊衝動に駆られ、その願いを完遂するために、ゼオライマーと幾人かの人物を造った男です。これだけを見れば、悪の存在なんですが、必ずしも悪だけとは言い切れないところがあります。
 そもそも破壊衝動に疑問が残ります。単に世界を破滅するためならば、テッコウリュウの長になるユウラの破滅スイッチだけで足りたはずです。ユウラがゼオライマーに乗れば盤石です。でも彼は、マサトというもう一人の分身を用意してゲームを始めました。しかし、ユウラとマサトの行き着く先は、マサキの破壊で一致しています。自分の野望を止めるためにゲームを始めたのでは?そんな風にも勘ぐってしまいます。
 また、マサキは「愛」という言葉に拒絶反応を示しています。にもかかわらず、マサキが造ったゼオライマーのシステム(ミク)は人型です。しかも女性型。また、彼の分身であるマサトとユウラは「男と女」です。そして皮肉なことにも、彼らはいずれも「愛情」を知ることが出来ました。彼らがマサキの造ったものであることを踏まえると、「マサキは愛を求めていた」そんな風に写ります。

 マサトとミク。「僕が造ったみんながきれいで、なぜ僕だけがこんなに薄汚いんだ」これは、新マサトの中にいるマサキの言葉。「あなたの中にきれいなものがあったから、それを生んだのよ」がミクの返しです。「造った」に対し、「生んだ」と返す。これはミクの優しさなのか愛なのか。少なくともマサキが単なる悪であるのならば、ミクのこのセリフは出てこないはずです。


 <ユウラvsマサキvsマサト>の戦いは、<マサキ同士の戦い>である、と述べました。これを今度は縮小側のベクトルで見てみます。<マサキvsマサキvsマサキ>の戦いは、<マサキ内部の戦い>である、となります。つまり、人間の内部にある破壊衝動と愛情のせめぎ合いが、別のキャラクターを使って描かれているのだと思います。
 象徴的なのは新マサトの「ゼオライマーがある限りキハラマサトになる」というセリフです。これはマサキの「戦力がある限り破壊衝動を持つ」という自戒なのだと思います。作中のマサキは、その悪の部分を担ったキャラクターだというだけであって、マサキという「人間」自体は、悪が全てではなかったのだと思います。

 新マサトや新ユウラが愛情を知ったことや、ルラーンの「美しい」という言葉は、元来のマサトとユウラの影響によるものだというのは、否定できません。しかし、マサキを悪に固定してしまうと、なぜマサトが生まれたのか、なぜミクに人格を与えたのか、という主人公達の存在意義が薄れてしまうのです。
 マサトは「自分が誰なんだ」と自問しています。マサトとマサキの間で揺れるマサトの姿というのは、愛情と破壊衝動の間で揺れるマサキの姿に他なりません。マサキという「キャラクター」は破壊衝動を担ったものですが、マサキという「人間」には、破壊衝動と愛情が混濁していたんだと思います。
 マサトはマサキを受け入れました。その上で自爆という選択をしています。つまり、人間の中には、愛情以外にも破壊衝動があることを受け入れ、そのうえで破壊衝動に飲み込まれないように、戦力を放棄したんだと思います。つまり、この作品は、一人の人間の中にある愛情と破壊衝動を、複数の人物に分離させることで、擬似戦争を描いている、とも言えるのです。
{/netabare}

マサキ②(テッコウリュウ):{netabare}
 流石に長くなってきたので簡潔に。テッコウリュウもマサキが求めた「男女の愛」という視点から見てください。個人のコンプレックスではなく、「男女の理想像」からの乖離として描かれているのが分かると思います。
 第一話のタイハは、本音は充足していますが、建前(社会性)の部分で不足しています。
 第二話のアエンとタウは、サイガ(男)を断り女性二人での出撃です。
 第三話のリツは、一人で男性と女性の役割を担っています。
 第四話のロクウェルとギソウは片思い、サイガは偽りの愛です。

 これをベースにマサキ・マサト・ユウラの「男女の愛」の部分を掘り下げていくと、「ゼオライマーは男女が乗っているから強いんだ!」みたいに見えてくると思います。
 マサキは他人の愛を否定していましたが、マサトとユウラのカップリング、つまり自己愛を目指していたわけではなかったんだということも見えてきます。
 「ゼオライマーのパイロット」という概念が、「男女の理想像」を担っていて、それを具体化したマサトとミクは、理想から乖離していってしまったということも分かると思います。

 少なくとも、ストーリーの骨子も、キャラクターの解釈も、全てマサキを起点に始まり、マサキに帰着するというのを忘れずに。何度でも言いますが、<ユウラvsマサキvsマサト>の戦いは、<マサキ同士の戦い>ですよ!
{/netabare}

対象年齢等
 ロボットものとして見るなら、中高生の男子が中心かな。サラッと見ようとすれば見れてしまうのですが、考察しようとするとかなりの高難易度だと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

夢咲ヒロ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スパロボMXの影響で見たが

ゼオライマーがカッコ良すぎて惚れ惚れしました。
後、キャラクターが個性的でいい!
ただ、尺の短さが気になりましたね。
1クールぐらいの長さでやれば良かったのかな……なんて思います。
しかし、それすらもどうでも良くなるロボットデザイン!
私は特にゼオライマーはもちろんのこと、月のローズセラヴィーがかなり好きです。
さらに、物語を面白くしてくれるのが、木原マサキの外道なカリスマ性でしょうか。
見てて、スカッと(!?)出来た、そんな作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 0

66.6 14 ドラゴンで漫画原作なアニメランキング14位
劇場版FAIRY TAIL ‐DRAGON CRY‐(アニメ映画)

2017年5月6日
★★★★☆ 3.6 (41)
231人が棚に入れました
フィオーレ王国の神殿に祀られた魔法の杖・ドラゴンクライ。世界を滅ぼすほどの力を秘めるというこの杖が、王国の反逆者・ザッシュによって奪われ、ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。ドラゴンクライ奪還の依頼を受けた魔導士ギルド・フェアリーテイルのナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは、ザッシュを追ってステラ王国へと潜入する。そしてドラゴンクライを巡る攻防の中で、彼らはアニムスに仕える魔術師・ソーニャと出会うが…。ドラゴンクライを我が物にしようとするアニムスの狙いとは!? 国を救いたいと願うソーニャの秘密とは!? 様々な思惑が交錯する中、フェアリーテイルは世界の危機に立ち向かう!! そして、壮絶な闘いの中で、ナツの本能が目を覚ます――!?

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか、佐藤聡美、堀江由衣
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