トリックで恋愛なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のトリックで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月02日の時点で一番のトリックで恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.9 1 トリックで恋愛なアニメランキング1位
名探偵コナン(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (757)
4071人が棚に入れました
高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、緒方賢一、高木渉、大谷育江、岩居由希子、林原めぐみ、茶風林、湯屋敦子、井上和彦、千葉一伸、堀川りょう、宮村優子、松井菜桜子、田中秀幸、島本須美、高島雅羅、堀之紀、立木文彦
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

好きなことを語る。

コナンの好きなところを語ります。

“高校生探偵工藤新一が、小っちゃくなってコナンになっちゃった!”
ほんとにただそれだけずーっとやってますね。ちょっとおそろしい。

僕は原作よりもアニメの方が好きです。
漫画も嫌いではないけれど、アニメの音楽や登場人物たちが声優さんたちの声とリンクしてしまっているので、
もう声や音楽がないと、どうしてもコナンの世界に入り込みにくいです。
その中でも高山さんの声は他の声優の追随を許さないほど強い声で、とても好きなのも理由のひとつ。
他の作品で彼女の声を聞くと「ん?コナン?」って思ってしまうほどに。主人公を食ってしまうほどに声が強いですw

アニメの方が好きだけれど、アニメオリジナル回はひどいです。
とても殺人事件をネタにしてやるような話ではありませんし、そのトリックの多くもなんだか間に合わせのもののように見えます。
何かを探っているように見せて、ただ時間を浪費しているだけで何も成し得ません。

まあそれはさておき、一番心に残った事件はと聞かれたらやっぱり、『月光』殺人事件です。
他にも宮野明美の回、灰原が初めて同行した教授が殺された事件、新一復活の回、
おっちゃんの車の下に爆弾を仕掛けられた回が好きですが、一番と言われたら『月光』です。
あと平次が出る回は全部好きです。というか平次が好きです。
まあほんとは、正直に言うと好きなのは和葉ちゃんなんだけどw
平次と和葉ちゃんには人魚姫の事件で惚れました。崖のとこです。
工藤の生意気な性格はたまに鼻につくのですが、平次のお調子者なとこはけっこう好感が持てます。
和葉ちゃんは嫉妬も照れも女の子らしくてとっても好きです。ほんとかわいい!
キャラを言うなれば、他には灰原哀が大好きです。
彼女の諭すようにささやく口調が好きです。またいつも世界の縁に立っているようなその存在にも惹かれます。
あれ?コナンくんのこと好き?なんて匂わせる感じもまたいいです。
それは歩美ちゃんの影響も大きいですね。コナンくん大好きな歩美ちゃんは見ていてとても微笑ましいです。
『天国へのカウントダウン』では歩美ちゃんが可愛いのなんのってね!
{netabare} よく覚えているのが1つあります。136話です。
キャンプに行ったはいいけれど、博士がテントを忘れて近くのお屋敷に泊めてもらうことになったお話です。
急にコナンがいなくなって歩美ちゃんが心配してるとこに灰原が大丈夫よ的なことを言った後、

歩美「ねえ、どうしてコナンくんのことがそんなに分かっちゃうの?」
灰原「さあ、どうしてかしら?」
歩美「もしかして、、、好きなの?コナンくんのこと。」
灰原「え?」
―沈黙―
灰原「だったらどうする?」
歩美「え、、、こ、困るよ。」
灰原「安心して。私彼のことそういう対象としてみてないから。」
歩美「良かったあ! ほんとにほんとだねー!」

灰原さんかっこいい!とてもクールでハードボイルド。「だったらどうする?」の返しがすごいです。
歩美ちゃんの純粋な精神が灰原の氷のような心を溶かしていく温かい一面が垣間見えた瞬間でもありました。
このシーンはとっても好きです。 {/netabare}
ちなみに僕が林原さんを好きになったのもエヴァの綾波ではなく、ポケモンのムサシでもなく、灰原でした。
それはどうでもいいか。

だいぶ話はずれてしまいましたが、好きな事件は初期の頃の方が多いです。
どうしてだろう。物語もなかなか進まないということもありますが、具体的に理由を1つあげるならば、
犯人の動機がだんだんと単純になっているからでしょうか。複雑な気持ちがなくなっているのです。
「それじゃあ殺しても仕方ないね」とは口が裂けても言えないけれど、以前はその動機を聞けば、
こちらが閉口してしまうようなことが多々あったのですが、今はふーんってな感じで聞き流せてしまいます。
作画も変わってしまって雰囲気もかなり変わりましたね。
灰原の髪の色も変わってしまったし、無駄に綺麗ですし、横顔が犬みたいですし。
すごい鼻が反ってますよね。おいおい、それで人を刺せるんじゃないか、と思うくらいに。

『コナン』では蘭の心情描写がたくさん出てきますが、新一も同じくらい辛いですよね。
普段の生活を剥ぎ取られ、多くの人から認識されず、大切な人にさえ面と向かって伝えることもできない。
これらの苦しみは想像を絶するものだと思います。体が戻ったと思い、いよいよってところでまたコナンへと小さくなり、
ひとときの幸せすらくれない運命にもめげず、蘭に笑顔を向けるコナンを見るのはやりきれません。
この話ではもちろん推理がメインではありますが、時々それが影になるくらい恋愛描写が素敵な、あるいは切ないときがあります。
それは平次にしろ、高木刑事にしろ、毛利のおっちゃんにしろ。
{netabare} 新一が高級レストランでエレベーターの事件を解いた後(この事件も好きです)、
両親の験をかつぎ、告白しようと思っていたらコナンに戻ってしまい欄に言ったこと。
「死んででも戻ってくる。」
この発言には涙してしまいました。とても重いです。
敵が敵ですし帰ってこられないか、死体だけが運ばれてくる様子が頭をよぎりました。何も伝えられない新一が本当に不憫です。
もちろん蘭も辛いです。
電話しても出ないし、会えないし、会えたと思ったらどっか行っちゃうし。
それでも一途に思い続けるふたりの恋は古典的ながらも心を打つものがあります。
おそらく彼らは出会うべくして出逢ったのでしょう。いいですね。 {/netabare}

コナンはまだまだ終わらないし、話もの中にもおかしな点や個人的な文句は尽きないのだけれど、やっぱりコナンが好きです。
シャーロックホームズにも、またアニメにもハマったのもこれがきっかけでした。
まだまだ続くのであれば、その行く末をできるだけ見届けたいと思います。
つまらない結末だけはやめてほしい。人の価値は死んだときに分かるではないけれど、終わりというのはその全てだから。

読んで頂きありがとうございました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

唯一見てる長期アニメ

国民的アニメで唯一見ているアニメ。
最近、昔に比べると微妙ですがそれでも面白いです。
組織系の話だと赤と黒のクラッシュ、二元ミステリー、ミステリートレイン
通常回だとピアノソナタ、ウェディングイブが好きです。

ミステリー回も含めて毎回楽しくみてますが(トリックが強引なことも多いけどそんなに気にしない)、本筋のことをメインに書きます。
初期~灰原編 面白い
ベルモット編 やはり一番面白い
キール編 面白い
バーボン編(ミステリートレインまで) 面白い
バーボン編(緋色シリーズまで) 普通
ラム編 微妙

{netabare}
初期のころの組織回は味方が少ないので緊迫感があって面白かったです。
黒の組織との再会とか、黒の組織との接触の頃ですかね。
そして、FBIが出てきて本格的になってきてからも面白いです。
最近公式で黒の組織関係の回が沢山挙げられてますがやっぱりベルモット編とキール編はめっちゃ面白い。細かいところに伏線があったり、ベルモットの正体が新出先生という意外性だったり...。
赤と黒のクラッシュ~バーボン編の当たりは考察が盛り上がっていて考察がめっちゃ楽しかった思い出。
細かい伏線とかが沢山あるので、特に赤井秀一が生きてるんじゃないかとか、沖矢昴、安室透、世良真澄、火傷赤井の正体は誰だろうと考察していた時は特に楽しかったです。

ただ、そこ以降がどうも微妙。
ここまでも後付け設定だらけだとは思うんですが、最近はどうも後付け設定が露骨。
領域外の妹とか。ラムが実はライがスパイだとばれたときの老人だったりとか(アニメだとまだだけど)。こう露骨だと萎える。

あと、緋色シリーズは正直ガッカリかな。
最低レベルの見せ方だったんじゃないかと思ってる。
緋色シリーズは人気があるし盛り上がったけど、そりゃ赤井秀一が生き返るから盛り上がるのは当然で、出来は最低レベルだったんじゃないかなと思う。
バーボンが沖矢の家に普通に出向いて推理するというわけのわからない強引な展開も意味不明だし、現状コナン最大の敵と言ってもいいジン、ウォッカ、ベルモットらも絡んでこず、赤井が相手にするのは公安の下っ端。
黒の組織でもないし大物でもない、せっかくの復活シーンでの相手がこんな奴らって。
二元ミステリー、ブラックインパクトでの赤井の登場シーンはめっちゃかっこよかったんだけどなぁ...

ラム編に関してはさらにガッカリ。
上でも書いたけど、もう後付け感が半端ない。
PUT ON MASCARAとかやってた頃はまだマシだったし、考察スレでは叩かれてたもののそこから烏丸という展開は個人的には良かった。
問題はその後。意外性の欠片もないTHE 無難といった感じ。
まさかTime is Moneyを日本語化して並び替えると脇田兼則という考察があってるとは思いませんでしたよ。しょーもなすぎる...。
テレビのヒントも露骨だし。正直ミスリードを期待してた。
あと、この辺から露骨な腐女子向け展開も増える。赤井とか安室自分もかっこいいと思うけどこういうのはやめてほしい。

多分これからラム編の続きをやるかそのまま並行してあの方編をやるんだろうけど、盛り返してほしい。
羽田浩二殺人事件の真相も面白そうだから期待してる。
ここで自分や世間のラム編に対する評価を覆してほしい。
{/netabare}

高評価つけてるわりに最近のコナンの酷評メインになってしまいました。まあそれでもこんなに高評価を付ける程、面白かった/今後に期待してるってことです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

長過ぎる

自分の中では未だにコナンというと
未来少年になってしまうのですが、
世間で多く知られているコナンを観てないわけではありません。

名探偵コナンは原作は漫画。作者は青山剛昌さんです。
大変長く少年サンデーに連載されている漫画で
今や1000話を越えております。
アニメも1996年から放送されており、900話を越えております。

長いのでこのアニメを途中から観初めるのは大変です。
私は漆黒の追跡者からこのアニメを観初めたので、
ここまでの経緯が知りたかったのです。
かといって最初から観るのも苦痛です。
なのでキーワードごとに観ることにしました。

そこでまず気になったのが「黒の組織」という存在です。
あの方という謎の人物を筆頭に
世間にも影響を及ぼす危険な組織です。
主人公を子供の姿にした奴らです。
漆黒の追跡者で初めて観たのでテレビアニメでの登場を知りたかったのです。
そこでネットで「黒の組織登場話」を検索し、
その登場話を一つずつ観ていきました。
そしてどうしてこうなったのかの経緯が分かるその前後の話を観ていきました。

次はニコニコ動画で出ていたので、「コナンの正体がバレそうになる話」。
毎回こればバレるだろとツッコミたいシーンが沢山あるので、
このキーワードは興味がありました。
またこれも一つずつ確認していきました。

また「コナンの怖い話一覧」と検索すると、
かなりスリルのある話が見つかります。

こんな感じで興味のあるキーワードごとに観ていき、
やっと追いついていった感じです。

{netabare} 
私が一番好きな話は345話の「黒の組織との真っ向勝負」という話です。
シェリー(灰原哀)を組織の幹部ベルモットが追跡する話です。
不気味な感じでスタートしまたそれを阻止するコナン達の作戦も見事でした。
それまでの謎もいくつか解決する節目となる話です。{/netabare}
その後のコナンでこれを超える名作は存在しないなと感じます。
観てない方はぜひ観ましょう。


私が思う名探偵コナンの最大の魅力は
いろいろな専門知識が増えるということ。
警察、いろいろな組織について、
法律などなど
そういう専門知識を小さい子供に身近に感じてもらうには
素晴らしいと思います。



ただ名探偵コナンは長過ぎて時系列がおかしくなっているのが残念です。
1996年に小さくなって未だお話の中はそんな時間が経っていない。
浦島太郎みたいです。
サザエさんとは違って、
時系列がはっきりとしているので
はやく完結させた方がいいと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

62.2 2 トリックで恋愛なアニメランキング2位
断裁分離のクライムエッジ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (704)
4013人が棚に入れました
女性の髪を切ることが大好きな中学生の少年・灰村切は、ある日の帰宅時に偶然立ち寄った洋館で、長く美しい黒髪を持つ少女・武者小路祝と出会う。祝の髪はどんなことをしても切れない、呪われた髪だった。だが、切がお守りとして携帯する鋏で切ったことで、殺害遺品(キリンググッズ)を巡る殺人ゲームに巻き込まれてゆく。

声優・キャラクター
花江夏樹、小岩井ことり、福原香織、内山夕実、安野希世乃、能登有沙、島﨑信長、遊佐浩二、日笠陽子、中村悠一、石田彰、長妻樹里、井上喜久子、子安武人
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ロリと生理的欲求を追求したアニメ。

人の根本にある生理的欲求と変態資質を組み合わせ性癖・フェチを個性としたキャラ設定。
その特性と色濃く一致した者が過去の殺人鬼に選ば殺人衝動に駆られる道具を所持することになる。選ばれた者は殺人衝動を抑える為にインステットと呼ばれる身代わりによって自我を保つ。
その殺人衝動からの解放・目的はそれぞれ持ち合わせ殺人鬼の道具であるキリング・グッズを所持し髪の女王を殺し何でも叶うという伝説になぞられる。
そして髪フェチの主人公が髪の女王と恋が芽生え守り抜く恋愛・バトルアニメ。

キャラ設定は面白そうと感じさせる魅力はあるが、ヒロイン髪の女王のキャラデザインでターゲット層が限られロリキャラ推しになっている。
その為ヒロインを狙う敵キャラがペドフェリアにしか見えない。ヒロインをISのキャラ等、萌キャラ風に仕上げ可愛いけど弱々しい中性的にしたら支持されただろうなと想った。
それこそ学園黙示録みたいなキャラが最適かも。
キリング・グッズという設定からC3に近いかもと感じる方もいるかもしれませんが、変態度数の桁が違う。変態要素を萌として表現されている。田村さんが共通してキャスティングされているぐらいですw

殺人衝動に駆られるキャラの心情が薄い。不の感情でキャラの心情描写を掘り下げ緊迫感があれば良かったが、グッズに侵される変態描写の絵に特化しキャラ立ちは全くしていない。
このフェチと殺人衝動の葛藤があれば深みが生まれていた。
ただ殺してやるだけでは、通り魔と変わらずグッズの特性が生かされていない。

変態要素だけでキャラを掘り下げるのも決して悪くはないが、バトル展開もご都合主義でおまけ程度にしか見えない。新キャラも登場しては、死ぬか髪の女王の殺害を諦めるかの2択になり使い捨てで終わる。先が観たいと感じさせる次回への引きがない。
伏線も世界観も置き去りで変態要素とキャラの使い分けが下手過ぎる。

ロリキャラをひたすら愛でたい方、変態要素に興味ある方は満足する。
もっと面白く作れたと想えるだけに残念。


以下 各話レビュー
1話{netabare}
髪フェチ主人公・灰村 切
髪の女王ヒロイン・武者小路 祝

1話で綺麗にまとめており良かったですね。
恋というより絆を深める話しの予感。
それが恋に繋がるのかもしれないが現状では不明。

その舞台があるゲームになりそうですね。
キリング・グッズの奪い合いでもをするのかな。
祝の味方をするなら敵になる と台詞も引っ掛かりますね。
呪いとは、家系になるのか?
バトルシーンが来週から展開されるので、その絵も気になりますね。
切の髪フェチをこの話しから、どう展開させるのか気になりますね。
最終話の締めまで綺麗に切ってくれることを祈ります。{/netabare}

2話{netabare}
キリンググッズの呪いを発症させない為に、定期的な擬似殺人によって衝動抑制するパートナが必要。
そしてグッズの呪いから開放されるには、祝を殺せないとダメらしい。
普通のバトルアニメになりそう展開だね。
切の髪フェチも結局、祝の髪を定期的にカットすることで殺人衝動を抑えることなり、パートナーであり愛でる存在。
キャラ萌しないと視聴が厳しくなりそうな; {/netabare}

3話{netabare}
これから毎週、祝の髪型チェンジがありそう;
そしてランドセルのネタは先週に続き継続てどうなの?
特定ファンしか寄せ付けないキャラでついて行けない・・・観ていて辛くなってきた;
内容として、ハンマー男とのバトルで祝を守ることで殺人衝動の力が発動しアッサリ倒しますが、段々とクライムエッジに飲み込まれてゆきそうな流れですね。
それにしてもキャラの発言が軽いね。病子の台詞「手の怪我を見せ、人を傷つかせることにも慣れたでしょ」 とあるが、いあいあ 正当防衛でしょ・・・君が自棄で攻撃したわけじゃないか と言いたくなる;
姉は、妹がハンマー男が祝を狙うことはないと発言の内容を謝罪するが、ハンマー男が来て祝を守れ! と他人任せな発言しすぎでしょ・・・そこは今から駆けつけるとか、少しは譲歩しなさいよ と言いたくなる; 
ハサミという地味な武器だが、細かく描写しやすいだけにバトル絵として巧くみえるのが利点かな。続きが気になるという展開がない為、次回予告に力が足らないね。 {/netabare}

4話{netabare}
病子と祝との和解はどうなんですかね; 細かいことは考えない方がいい事もありますね・・・。 ただ4話まで観てきましたが、きざな台詞を発すると漫画タッチで魅せていますが安っぽく見える点が残念ですね。 一応、時間軸があるという設定で驚きました、学園要素としてのキャラを立たせる為だと思いますが中学3年という要素はいるのかな。 内容は、犯罪者を裁くルールブックを持つ中嶋正義。気絶することに快感を覚える変態警官・銭形子桜の登場。 敵ではないポジションの流れだが、物語には絡んできそうですね。
後は、ピアノのグッズを持つ視力がない軽子 瞳と耳が聴こえない小泉 芳一のペアーですね。 ただ、彼等も敵意が無い点から次に繋がるストーリーの波がないですね。 次への期待感を持てるグッズが欲しい。{/netabare}

5話{netabare}
キリンググッズとしての魅力よりも変態要素で飾り付ける描写が多い。生徒会長・副会長ペアーを観ていると、キリングッズの人選は生理的欲求と変態資質の結びつきで開花していくキャラ設定、淡々としすぎで内容に起伏がない。キャラ萌できないと辛いアニメが多すぎ。もう少し殺人衝動的なダークな心情描写が欲しい、ただのロリ変態アニメで終わるのか? B級ホラーのような絵もアナザーの劣化版に近く、作画に力を入れないと悲壮感も伝わらない。{/netabare}

6話{netabare}
切が副会長の支配から自力で祝を守りたい気持ちによってアッサリ倒すが、殺人衝動の支配力とはその程度なのかw? 中嶋正義も集中力が切れたから今日は帰るとかご都合主義の展開ばかりだな。危機に瀕しているに誰も倒そうとしない。それこそ病子ペアーがトドメ刺せば狂った展開で面白くなるのにな~とか想った。変態ロリアニメで普通にバトルされても、おまけぐらいにしか感じられない。久しぶりに観たのに打ち切りたい衝動が;{/netabare}

7話{netabare}
ようやく新展開の流れ、それにしても変態度指数を試されているかのような絵が多く、作画に力を入れていると評価できるが辛いな; ストーリーで魅せるアニメではないな・・・ロリ・百合とそればかりだな。 病院坂・姉と切の過去の回想があったけど心情描写のインパクトが弱いんだよね。 変態キャラ>>>>>>>>おまけストーリーっぽく見えてしまっているな。{/netabare}

8話{netabare}
ゴシップのパーティに行き中嶋正義とのバトル。なんか展開がチグハグというか浮いているんだよね; まぁ、出てくるキャラは死ぬか髪の女王の討伐を諦めるから彼しか現状キャラいないんだけどw ルールブックの設定もどこまで有効なのか全く分からん、なんで簡単に首を締められて抗えるんだ? それだけ弱いグッズなのか、使い方次第というか一番強いグッズだろw ただの引き立て役なんだろうな・・・また、新キャラでてきたし次の変態が生まれる。{/netabare}

9話{netabare}
突っ込み所が多すぎる。 先ず、あれだけ首を絞められて少し気絶するだけで終わり生きているのが不自然。 中嶋正義もコロッと殺されて、小桜との関係もそのままコントとしか見えない。 オーサーとインステッドの関係は全てコントなんだよね; そして中嶋正義と自分が似ていたとあるが、これも全員同じ、みんなキリンググッズでハイになるよ・・・トドメに祝と切のあざといシーンで絆を深めたというか、髪じゃないのかよ!この描写がもうネタアニメで辛い。不満しか出てこないぞw{/netabare}

10話{netabare}
ヴァイオレット・ウィッチー卿と関わり髪が伸びなくなったらしい、良いことじゃないかw と祝は不安衝動に駆られ切に嫌われるのではないかと・・・告白され付き合っているのだから、フェチがなくなるとダメなんだろうw またしても新キャラ、エミリー登場。 完璧なロリだな。オーダーメイドのキリンググッズらしいが、インステッドがいらないメリットがあるぐらいで地味な設定。まだまだ秘密があるのかわからないが世界観の全貌と祝を結びつけも強引で、父親との関係性もそんなに重要でもない気がするストーリーに深みがないな。バトルの作画は一方的な攻防ではあるが、迫力が伝わらないんだよね。{/netabare} 

11話{netabare}
エミリーは祝の父に拾われ恩義を感じ祝を殺せば父を生き返らす為に狙っていると、設定がベタベタだな; 鮮血解体のオープナーの能力で傷口が塞がらず病子が輸血するシーンは無駄にエロくしているだけだな・・・最後も切がグレイランドの意志によって覚醒して祝を今後も守るみたいな落とし方で締めるんだろうな。{/netabare}

12話{netabare}
グレイランドの殺人衝動にふれ覚醒。エヴァの暴走にしか見えんw クライムエッジの能力は、痛みの増幅と拷問で相手の戦意を奪う。面白い能力設定だが、演出的にエミリーの苦痛な叫びと腕が切り落とされたような錯覚になるのだが、このシーンはシャフト演出ような文字表現とかあれば能力の怖さが増大して味があったなと想う。変態要素に力を注ぐの勝手だが見せ場をもっと活かせよと言いたくなる。{/netabare}

13話{netabare}
祝とエミリーの和解&サービスシーン・・・父の愛情を認識しただけの内容。切に至っては、ガソリンを掛けられても炎上せず助かる。そしてヴァイオレット・ウィッチー卿からキスされて唖然とする・・・意味不明な描写多すぎ、EDでダイジェストもどうでも良かったしオーダーメイドが残り2人いるとか、結局、祝を守るだけだろ・・・切のメリットは殺人衝動とフェチが一致しただけで、祝を好きになっただけで偶然の合致ぐらいで、正直エミリーでも良いのではw? と髪の艶なんだろうけどw それにしても病院坂姉妹やゴシップと等は置き去りで変態アニメ万歳で終わり。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

髪フェチだけじゃ収まらないアニメ(最終回)

OPEDが結構良い感じ
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師とかシザーハンズを思わせるアニメ
髪の毛フェチだけじゃなかった。思った以上にエロ多めだけどエロく無いというかなんというか。
上級者向けすぎるし演出のせいもあるのでしょう、なんかエロさを感じない不思議。
ぶっとんだ性癖がやたらと興味をそそられる。
ってかこれ結構面白い!

※このアニメはコメント付きで見る事をお勧めします。
恐らく多くの人が上級者についていけないのでコメントのツッコミ有りきでツッコミながら見るほうが面白いと思います。

総評
まぁ原作完結してないし結局途中で終わるのは分かっていたが、結局このアニメは祝ちゃんの可愛さに萌える以外面白い所は無いでしょうね。
2期に期待して入る方は残念ながらこれはほぼ確定的明らかに次回は無いでしょう。
何故ならBDDVDの売上が壊滅的にヤバイのです。
祝ちゃんサヨウナラ(;_;)
個人的にメッチャ好きだったんだけど…


各話感想
{netabare}1話
あれ?先が気になる…
でもいい最終回だった…
なんか綺麗にまとまっとる。
最後の演出がシュタゲかと思った。
EDが終わる携帯がなる。続く…

2話
取り敢えずメガネっ娘怖い。桐生萌郁かよ…
小学生が中学校!?何このスペシャル設定は!
ろりかわえええ
戦闘シーンなんでずっとセピア色的な感じなの?妄想なの?回想なの?
麻薬でエロごっこやべぇ…
なんかいわいちゃんが絶望先生の小森さんに見えてきた。
どれだけの人が気付いたかな?17分位の所で後ろにロリコンは正義と書かれているのを…
爆笑しましたwww
このアニメのスタッフ遊んでやがるww
コメント無かったら絶対気づかなかったわ。
髪の毛切るのは殺人衝動抑える為なのね。

3話
ギャグアニメになったのか!?
金髪ロングのダノニーちゃんは突っ込まれまくってますねw
破砕粉塊のスレッジハンマーは初の本物の敵か!?
ロリ全開の主人公wおさわりまんこいつです。
裸で抱きつくとかおいいいいいいいいいいいい
髪の毛触って興奮する主人公と触られて興奮するヒロイン。
スレッジハンマーが完全にバイオなんとかのタイラントww
お漏らしwwwおいこのアニメ何処へ向かっているんだ。
主人公「ちょきんちょきんちょきん」吹いたwww

4話
いわいちゃんマジ天使。
銭形っておいおいおい名前に吹いたじゃないかww
なんかいちいちエロいんだけど…
ってかなんで戦闘シーンは毎度色が無くなるんだろうか…
銭形エロすぎワロタw変態しか出ないのかこのアニメはw
キリングミーソフトリーだかって映画みたいな性癖だなぁこいつは…
元柔道部としてはこういう事言う奴が結構いたのが怖かった。
個人的には気持ちよさの欠片も感じなかったから恐ろしい…

5話
上級者すぎんだろ靴を舐めるとか…
激エロなんだろうけどレベルが高すぎてまったくついていけん。
主人公あっしー扱いワロタwww
副会長の「やりたいやりたいやりたいry」ホント男なんて死ねばいいのに」まぁ概ねあってる。
個人差はあるけど基本男も女もやりたいからな。しょうがないね本能だもん。
主人公が壊れた?うわあああレイプかよおおおおおお

ハサミが本体には吹かざるをえないww

6話
主人公いきなりレイプ衝動ですか?勘弁してくれ…
レイプだけはマジでトラウマだから無理。
私がされたわけじゃないけど付き合ったり相談された女の子で過去3人程いるのが辛すぎて死にたくなる。
うち2人は付き合ってたからトラウマ…
女運悪すぎるってよく言われるけどどうなってんのこのエンカウント率。
はぐれメタルに出会う確率より高いんじゃないの…?
いや割りとマジで…

主人公「汚い髪だ」やばいこれなんかカッコイイかもw
なんかうすうす思ってたけど琴浦さんのノリっぽいなぁギャグありシリアスありで。

だからなんでいちいち戦闘シーンは色が…
BDで色付けて売るためか?なんなんだマジで…糞演出。
血を見せたくないのか?わけわからん。

赤毛「グッズに出会った」え?大人のグッズ?SMグッズ?

星空の下でダンスはロマンチックで良かったなぁ…
しかし個人的統計としては女は星に興味が無い。どちらかと言うと夜景の方がうける印象。

ラジオより引用:やはり色抜けはBD用だったようです。汚すぎ。

7話
イチャイチャアニメだからしょうがないな。
ドラッグ中毒やべぇwwレズ最高!
まぁ相変わらずレベルが高すぎるエロなんだが。
って髪フェチキター!おいおいwヤラれ損ってw

8話
そうかそうか!そうかそうかw
ルールブック!僕はキメ顔でそういった。いや言ってないけどねw
この中の人の声は何度聞いてもラスボス一歩手前の特殊な敵の感じがしてならない。
スレイヤーズとカオルくんのせいだ。
って死ぬんかーい!

9話
都合の良い鍵だなwはよ拾えよ鍵w
どっから手が出てきたんだよ。
ナイフがEVAってるwww刺さりすぎw
まだ死んでねぇのかよ!しぶとい。
ヴァイオレットヴィッチー教?
ホントに死んだのか?なんか生き返りそうw
好きだったのかよ婦警さん。ドMド変態婦警ww
泣き所なのかもだけど泣けねぇよこれじゃw
舐めたっ!舐めたぞっ!祝ちゃんprprキタ━(゚∀゚)━!
今までで一番エロい!舐めたい!
え?おでこにちゅーwww舐めておいてキス出来ないのかよw
どういう基準なんだこの主人公w

10話
毛糸のパンツか!あれ?胸が無い?もとい髪の毛が?
ファ!?ペドかよw何歳だよ今のナイフの子w幼児にしか見えなかったぞ。
祝ちゃんに母性本能が目覚めたようだ。
キリングパンツ!
髪の毛食うなwww鼻吹いちゃったじゃねぇかw
鮮血解体のオープナー。ちょwプニプニした肌ww
視点がおかしいだろおいwつおいのか!アラレちゃんかよっ!
BGMかっけぇ!逃げんのかーい!w
パパ?おねぇちゃん?姉妹?
傷が治らない系のナイフだったのか。ランサーの槍みたいだな。
(U^ω^)わんわんお!

11話
ウィッチの声が鈴羽にしか聞こえない。
パパ「愉悦」
おいおい風呂真っ赤だぞ!血行が良くなってるだけだったりしてw
祝ちゃんなんで両手に本持ってんだよww
謎の光wwwそこ別にいらんだろ光w
エロいww何この輸血プレイwわけがわからないよw
だからなんなんだよその謎の光はw
ちょwベット奪うなw
不思議の国のエミリーでした。

12話
おいどうした主人公w悪役になっちゃったじゃないか!
え?主人公の武器ハッタリなのか?
えっ崖から落ちても死なないのかよwいやいや主人公ですよ!w
夢のオリジナル現れたか…
切り刻むの確かにやってみたい。
弁解するわけじゃないけど医者の外科なんてそういうもんだろ。
少なからず人にはそういう衝動があると思う。
覚醒したか!EVAってやがるw
痛覚強化とかやっべぇ…。
ペドがいると祝いちゃんが大人に見える不思議。これが吊り橋効果か!(違っ

13話
いきなり暗い感じですね。キリの殺人衝動止まるのかな。
キリが初号機バリになっとるwwゴキブリバリの動きww
おしりもみもみwwwおいそこ変われ!w 獣輪?
髪の毛が伸びた!?しっかし祝ちゃん可愛いなぁ…キャラデザが抜群に良い。
見た目だけでこんな可愛いの初めてかもしれない。声もピッタリ。
まさかBDで湯気無くなるのか!?
このペドはセックスとか人殺しとかなんかアンバランスすぎてわけわからん。
謎の光が邪魔すぎるw
オーダーメードすげぇな。まるで遺伝子改良だな。
えええええ!キスしちゃうの!?よだれがエロすぎw
初めてのキス奪われちゃったのか…
うわぁ俺達の戦いはこれからだENDか。まぁそうなるよね。
最後髪の毛切るんじゃなくてイチャラブペロペロちゅっちゅして欲しかった。
9話がピークだったかなぁ…
あぁ続編絶対出ないなぁこれ。売上300枚だっけ…残念だ。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

理容師界のドラ1

あらすじ通りの1話目でした。
髪切れないって、地味だけど精神的に来ますよね。
ちょっと変態っぽい話かと思いましたがそうでもないの…かな?
この後キリングゲームが始まって行きサスペンス要素が増していきそうです、
未来日記のようになっていくのかCキューブみたいになるのか分かりませんが、
楽しめそうな気はします。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

3話までの感想{netabare}
スタイルが確立してきたというか判ってきました。
ヒロインを守り襲いかかるキリンガー達を倒しながらも、
段々とクライムエッジの闇の力に呑まれていくダークヒーロー物の様です。
当初思っていた程は深みが無いようですし、
次が気になりドキドキするという感じも乏しいです。
ロリ要素も個人的に合わないです。
若い主人公でも未来日記は楽しめたのですが系統が違いましたね。
言動などツッコミ所は感じますがその気力が湧く程の作品でもないのでスルーです。
設定は悪くないのでもう少し各キリンググッズの特徴が出て来るといいかも。
まさかの急展開を待ちながら眺めておきます。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
急展開ではないですが、
敵か味方か分からないキリンググッズ所持者が出てきて物語に厚みが出てきました。
このままだと飽きるかなーっと思っていた所でしたので歓迎します。

ルールブックは既出グッズより特色があり、この先トリック(気絶で止めて欺く等)としても
使えそうなので興味が広がります。所持者も個性的ですし。

ピアノはどういうグッズなんでしょうか?
耳の聞こえない無い調律師の存在も気になります。
先に視聴者に明かしましたが、そこがミソってなるといいです。
後で分かった方が面白かったのに!っとツッコませない展開を希望します。
曲を最後まで弾く時は最期の時という雰囲気が漂っていますがどうなるのか楽しみです。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
うわーお。いつもより変態度上がってましたね。
ついていけない人増えそうで心配です。そういう私もついていけるか危ないんですが。

湖では殺さず突き落として気絶させ救助して医務室に運び
夜にゾンビごっこの恐怖を与えるという凝った演出で追いつめました。
めんどくさい事してるとか言ってはだめなんでしょうね。

しかしルールブックもちらほらしてロミオの方がピンチかも。

【ロミオのグッズ能力予想】{netabare}
叩くと人を服従させるムチみたいです。頬を叩いてますね。
もっと女王様っぽい人に持たせた方が似合いそうですが。{/netabare}
{/netabare}

※6話感想{netabare}
グッズはルカさん所有でしたね。
犯罪はちょっとしたキッカケからという良くあるパターン。
どうやって入手したのかもよく分かりませんでした。
祝と切の仲も深まり結果オーライですが同じ事の繰り返しで目新しさが無くなってきました。

それと敵と一戦交えるとスグ仲直りしてしまうので、納得も行かなくなって来ました。
ルールブック出ても大して話は展開していないのも残念。
もっとかき回してくれればいいのにな。
一応観続けるけど退屈に感じてしまっているので
このままだと感想も淡泊になっちゃうかも知れません。
せめてキャラが魅力的に映れば良いのですが…。
{/netabare}

※7・8話感想{netabare}
悪の組織のパーティーにまんまと呼び出されて、
結局ルールブックと直接対決することになりました。

もうチョット捻ってくれないと…。
折角色々膨らみそうなのに直接対決では芸がないです。
祝や切を利用してもっと裁きを重ねると思ってたんですけどね…。
結局対戦相手が違うだけでワンパターンなんだもの。
この後またまた敵と仲直りだったらイヤだな。
感情移入も出来ず緊張感も持てないので惰性で観つつあります。

あと、ロープはハサミで切れないんですかね?
ダメならダメでも一度試してくれないとスッキリしません。
戦闘中そればかり気になってしまいました。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ルールブックくん死んでしまいましたね…。
引っぱった割には意外と大したことはしてないのですが…。

ただ強烈な力を持つ存在、組織は見えてきました。
しかしまぁ、殺す時何を飲ませたんですかね?
多数のナイフで殺すなら飲ませる必要が分からないです。

死を目の当たりにして自分の未来と重ねる切くんと祝ちゃんは
ますます互いの必要性を高めてこれから立ち向かって行く展開ですが、
敵を倒し、絆が深まるって再三再四の繰り返しはもう充分分かりました。勘弁して下さい。
ぐるぐるさまよって、結局ルールブックくん現れる前と同じ所に戻ってきてないかい?
繰り返しの迷走っぷりに飽きてきましたし、やはりどうも感情移入が出来ないです。
感想の方も楽しく書けなくなってきたので毎話感想は切ります。
作品自体は最後まで観ます。
このままの流れで中途半端で終わって欲しくないですが、期待は出来ませんね…。
{/netabare}

【視聴後総評】
酷評になりますファンの方はご容赦ください。
{netabare}
まずストーリーが単調でした。
基本的に
「刺客に襲われる→切が守る→相手とは和解→切と祝の絆が深まる→切の闇の力が高まる」
の繰り返しで大きなうねりのあるストーリーになっていません。
ルールブックくんの登場でそのうねりを期待しましたが結局は何の影響もないさざ波でした。
序盤のキリングッズ保持者も殆ど絡んで来ないので話に厚みが出ません。
意味ありげなピアノの姉さん等は放置で登場理由が解りません。アレ必要なの?
予想はしていましたが打ち切りマンガのような終わりも興ざめさせる一因でした。
二期やる可能性も薄い気がしますので放りっぱなし感が大きいです。

演出もチープです。バトルに緊張感がなかったです。
恐ろしいグッズ同士の戦いなので
アナザーや未来日記の様にもっと痛々しい演出をして欲しかったです。
痛い事を台詞で説明する様ではヌルすぎます。もっとのたうち回りなさい。
その後の和解展開でいい話にしようとしているのがチラチラしてしまい茶番に見えます。
いっその事、手がもげ目が潰れた後で和解してください。
敵も味方も悲壮感漂い必死さが伝われば見る目も変わったはずです。
ロリやフェチを導入して観る人を選んだのなら
大衆ウケや子供ウケは狙わなくて良かったのではないでしょうか?

結局、すべてに於いて中途半端にしてしまっているので
観る価値のない作品に仕上がってしまっています。
残念ながら人には勧められません。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26

66.4 3 トリックで恋愛なアニメランキング3位
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (808)
3520人が棚に入れました
森博嗣の『S&Mシリーズ』が原作。

映像化するのは、「エルフェンリート」の神戸守監督とA-1 Picturesのタッグ!


理系の女子大生の西之園萌絵と工学部建築学科准教授の犀川創平が難事件に挑むサイエンスミステリーとなる。

声優・キャラクター
加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

F

作画がおやすみプンプンやソラニンでお馴染みの浅野いにお先生なので
すごい期待値です(´∀`)OPもEDもらしい曲で素晴らしいです☆ミ

1話 {netabare}

この物語のキーパーソンは真賀田四季
犀川先生とその教え子の西ノ園さんの恋路
色々が集約されFに帰結するんだろうな~

とりあえず犀川先生は優秀な人だけど
真賀田さんはそんな犀川先生でも及ばないほどの天才みたい

先生の目薬の指し方wwwwwwwwwww

大学の自室とファミレスで大体1話終わったような(笑)
{/netabare}

犀川 創平(さいかわ そうへい)
国立那古野大学建築学科の准教授。物事に対する興味の度合いが極端で、興味のないあことには一切関わろうとしない。恩師の娘で教え子の萌絵に好意を寄せられているが、本人はあまり気にする様子がない。抜群の頭脳を持つが浮世離れしたところがあり、ファッションには無頓着。タバコとコーヒーをこよなく愛し、スイカとあんこときなこが嫌い。

西之園 萌絵(にしのぞの もえ)
国立那古野大学工学部建築学科の1年生。誰もが振り返る美少女で、犀川に想いを寄せている。父親は犀川の恩師で、那古野大学元総長。おじは愛知県警部長で、おばは県知事婦人というスーパーお嬢様。優れた洞察力と観察力を持ち、驚異的な計算能力を有しているが、ときに思考が極端に飛躍するという特徴を持つ。好きなものは、車のエンジン音とミステリー小説。嫌いなものは乾燥椎茸。

2話{netabare}
結局ゼミの旅行先は島になったのね
西ノ園さんキャンプに執事もついてきます(沙*・ω・)ノ
あーついてはこないのか(沙*・ω・)
西ノ園さんお嬢様だなぁ(´∀`)
喜びの2乗3乗☆ミ

真賀田研究所は結構自由なところみたいだね
博士の引きこもりは隔離のせいみたいね
日間賀島は結構外界から剥離されてるのね

西ノ園さんお嬢様すぎるw(*´ω`*)w
ゼミ生キャラ濃いのが揃ってるなぁw

犀川先生は真賀田博士に夢中
西ノ園さんの恋路はなかなかだな
真賀田博士出かけてるみたい…?

真賀田研究所に用事があったわけじゃないのねw
先生もちょっと引いてるwww
デボラっていうサブシステムとかすげぇなw(沙*・ω・)w
最先端の研究所(´∀`)

真賀田博士に妹がいるのか
先生の安否を確認するために…
研究所で異変?

真賀田博士の人形?
怖いな~☆ミ
{/netabare}

真賀田 四季(まかた しき)
「人類のうちで最も神に近い」と言われる天才プログラマー。14歳の時に両親を殺した疑いで逮捕されたが、心神喪失状態であったことを認められて無罪になった。依頼、孤島・紀真賀島にある私立研究所で隔離された生活を送っている。

3話{netabare}
真賀田博士死亡?自殺?他殺?
両手両足がない?おっと謎が深まっていく…
電話もメールも通じない…おっとデボラが暴走
完全に遮断されちゃったみたいね

西ノ園さん先生の呼びかけに復活w
少し話しただけで相手の人となりを見抜くなんてね
さすが天才真賀田四季…死後数日

出入り口はひとつ…密室
所長が戻ってくるまで…あと30分
目薬シーンキタ━(゚∀゚)━!
この2人冷静だなぁ~

レッドマジック☆ミ
西ノ園のわくわく顔かわいい(*´`)
今日のシャツはパン(笑)

15年間の記録…ずっと出てこなかった記録
誰もエレベーターから出入りしてない
マリンバwwwww

ウエディングドレスの意味?
所長が到着するみたい(´∀`)
妹さんも到着…

犀川先生真賀田博士と話してみたかったのにな…

嫌いの反対は突き詰めると好きになるのかな
博士と西ノ園の対話…

所長まで殺された…
どんどん謎が深まっていくね…
{/netabare}

山根 幸宏(やまね ゆきひろ)
真賀田研究所の副署長。

4話{netabare}
西ノ園さんもさすがにパニックになるけど…
でも好奇心が勝ってるのかな?

博士の部屋に手がかりがないか探す…
寝室だけ鍵が…いたのはミチルというロボットだけが
部屋がきれいすぎる…?
腕もない?(ヾノ・∀・`)ナイナイダストシュート?
さて手がかりもなく閉じ込められてしまった☆ミ

真賀田四季は自殺?遺書?栗本しきお?
佐々木すま?真賀田博士には別人格があるみたい

西ノ園が言った…紫色?
博士の窓?どうして西ノ園と会った理由か?
犀川が気になってることは…すべてがFになるが気になってるみたい
西ノ園はウエディングドレスが気になってるみたい
人形が両親を殺した?
多重人格?7だけが孤独

真賀田四季が7…人形?操られる存在
多重人格って面白いね(沙*・ω・)

両親が死んだこと
そばにいた人のこと?
それが真賀田博士の知りたかったこと?
{/netabare}

弓木 富彦(ゆみき とみひこ)
真賀田研究所在住の医師。

水谷 主税(みずたに ちから)
真賀田研究所所員。研究創立時から在籍する数少ない所員の一人。

5話{netabare}
デリカシーのない質問…だけど繋がる紫色
優しさと愛情の違い…文字数が違う正解(笑)
人は何のために生きるのか?

所長は現場にいたのね
四季の両親殺害にも謎があるのね
きしお…亡くなった兄らしい
すま…アメリカで亡くなった家政婦さん
みちる…人形
四季は人格を作ることができるみたい

明日島に船が来るみたい
久しぶりにいい知らせ(´∀`)w

犯人はどうやって密室に入って出て行ったのか?
15年前の事件にこの殺しのキーが…
人形とは身体のこと?真賀田博士だけが7だった

人間には柵というものがある…
自由のために人を殺す…
モラルの価値観が違う…
四季さんは純粋
四季の人間性が豊か

おじさま=所長
四季とおじさまはそういう関係だった?

自由すぎると縛られるのが苦痛になるよな
{/netabare}

望月 俊樹(もちづき としき)
真賀田研究所の警備員。

長谷部 聡(はせべ さとし)
真賀田研究所の警備員。趣味はマリンバの演奏。

6話{netabare}
犀川先生はキャンプ場に戻るみたい
西ノ園は謎を解きたいみたい
でも帰るしかない…
あんなことがあって疲れました☆ミ

研究所のチームメイトはあんなにいるのね☆ミ
愛の告白したことになってる~
事件の真相はゼミ生にも
カレーライスってずるいよな(笑)
結局先生も気になってるのね(沙*・ω・)

あのメッセージは誰が書いたんだろう?ね?
出来すぎているメッセージ…
ノンアルコールで酔っ払ってる西ノ園さんwww

山根さんから犀川先生にお願い…(>人<;)
真賀田博士が死んだことを隠蔽する意向みたい
買収されることを否定する犀川…
今日のシャツはくじらwwwwwwww
西ノ園は将来酒乱wwwwww

西ノ園は真賀田博士が伝えたかったことが知りたい
だから残りたい…

犀川先生再び研究所に…
隠蔽を了承する代わりに調査をすることに

エレベーターが動いてる?
博士の部屋の本棚?全て15巻までしかない
15年…全てが15…15に…

四季さんやるーw
{/netabare}

新藤 清二(しんどう せいじ)
真賀田研究所の所長。四季のおじにあたる。ヘリコプターの操縦が趣味。

新藤 裕見子(しんどう ゆみこ)
新藤清二の妻。四季の幼少期を知る人物。お菓子作りが得意。

7話{netabare}
15巻までしかない謎?
博士テレビの修理とかもできるんだ!!
たこせんべいwwww

犀川先生探偵ポジションに…
水谷曰く犯人は人間業ではない
みきさんのバッグも消えたらしい

島田さんと犀川先生争い(沙*・ω・)
島田さん…そっちのけがあるみたい☆ミ
でもこの人メガネ取った方がいいw

四季博士開発のバーチャルゲームで遊ぶことに西ノ園さん
先生はみきさんと英語で会話(沙*・ω・)字幕プリーズ

西ノ園さんが見てる風景wwww
先生が生き生きしてる(笑)萌絵(笑)
おっと…四季さんと出会うことになるなんて
なんていうかルドラの秘宝思い出すわ

西ノ園の前に現れたみちる…
西ノ園さん目の前で…生き残ってしまったって…
大切な人を失ったのにどうやって生きてきたのか?
紫のドレスについた血は先生の…
犀川先生が支えてくれてたのかな?

この時には殺される覚悟をしていたのね四季
{/netabare}

島田 文子(しまだ あやこ)
真賀田研究所所員。プログラマ。

8話{netabare}
バーチャル世界の中で真賀田博士に会った…
この研究所にいる人なら誰でも参加できる…
新しい名前の登録…みちる
島田さんアピールw(沙*・ω・)w
西ノ園さん心の余裕がないみたい(笑)

みきさんは真賀田博士に似ているかと言われると似てるけど…
嘘のモラルの境界線…西ノ園さんの権力すげぇ~w
西ノ園さん忘れてた過去を思い出したみたい☆ミ

山根さんは最後の手段を…レッドマジックを止めるつもりみたい
トロイの木馬プログラムか…厄介だね
異常の原因はまだわかってないみたい…

先生随分ご機嫌♪
Fのことを考えるのが正しい道筋だと
レッドマジックついにストップ
真賀田博士なんで手袋を…?

完全になろうとする不完全さ…
犀川はたどり着いたのかな?
真相が少し見えたみたい

西ノ園が会ったのは真賀田博士じゃないみたい
ようやく外部と連絡がついたみたい

西ノ園は自分の力で真実に到達するつもりみたい
{/netabare}

真賀田 未来(まかた みらい)
四季の妹。アフリカの親戚のもとで暮らしている。

9話{netabare}
出た!!記者のお姉さんwww
大人はみんな甘い言葉で…
犀川先生は何もかも話すつもり…
もうどうしようもないね…

デボラも復旧したみたい☆
儀同さんとまさかの邂逅w
儀同さんと西ノ園さんは相性悪そうw

西ノ園さんのメンタルwwwwww
監視カメラのファイルは抜けていなかった…
つまり何の細工もなかった…

犯人が中に入った方法までわかってたのね
さすが先生…15年前は一人だったけれどあの部屋にはもう一人いた…
そういうことか…カボチャにもわかってきたぞ

真賀田さんの子供が犯人だけど…
入る方法はわかったけど出る方法が…
娘さんらしい…

犀川先生気づいたみたい☆ミ
時刻がずれてる…1分間のファイルがない
罵倒したいんだ(笑)(笑)(笑)
リセットによる停電で正確な時刻が届いたみたい
元々研究所の時刻がずれてたみたい

1分間のビデオ映像が消えている
犀川先生解いちゃったよ~(´∀`)

犯人の人間としてのプライドを刺激する
ついに犀川は真賀田博士とご対面
{/netabare}

儀同 世津子(ぎどう せつこ)
雑誌の記者。色白の美女。犀川があんこを嫌いなことを知っていたり、「創平君」と呼ぶなど、犀川とは親しい間柄。

10話{netabare}
真賀田博士ととっておきの場所で会うことに…
すごい光景の差異wwwwww尋問と対談wBとD
二人の人間を殺したのは…

まずはすべてがFになる
F=15
西ノ園が研究所で会ったのは博士の娘だった
16進法だと65535=FFFF、つまりは最大値
これが時限装置

四季はトロイの木馬?
正常な状態でウイルス的な働きを行う
全てはあらかじめ仕組まれていた

真賀田四季が真賀田博士を殺した理由
真実は…母親を殺した理由は?手足を斬った理由は?
西ノ園の質問によって両親を殺せなかった…
普通の女の子だった…

自由の定義…あらゆる柵から解き放たれて楽になりたかった
死んだのは娘だったのか…

犀川は博士に付き合うことに…
案外この二人は通じるものがあるのね
あなたは誰ですか?

もう真賀田四季は島から出て行ってしまったのね
真賀田みき=真賀田四季だったみたい
もう展開が頭良すぎてついていけないwww
{/netabare}

国枝 桃子(くにえだ ももこ)
国立那古野大学工学部建築学科で犀川の講座の助教。中性的な外見でストレートな発言から、学生からは怖がられている。

浜中 深志(はまなか ふかし)
国立那古野大学の学生。犀川研に所属。ゼミ旅行の幹事を任され、思いがけず真賀田研究所のある紀真賀島でキャンプすることに。

11話{netabare}
西ノ園あれからあんまし先生の部屋に行ってないみたい…
国枝さんここでいいこと言ってきたよw

犀川先生と真賀田博士突然の邂逅
場所変えて喫煙所wwww
真賀田博士は死ぬためにあれをしたみたい…
ほかの人に殺されたい願望があるみたい…

犀川と博士は似ているけど…違う…
つまり時に意味のないことが人を救うこともある…
今日のTシャツはなすwwwww

出た目薬シーンwwwwwwwwww
真賀田博士やり手だなぁ本当にwww
まるで勝てない相手(沙*・ω・)

愛情に決まった形などない…
西ノ園かわいいな(*´`)ノ
儀同さん妹wwwwwww

先生のTシャツはこれから西ノ園が担当することにw
干し椎茸騙されてたwwwwww

なんか小説読んでるみたいな気持ちになりました
最後までわからないこともあったけど
面白かったと思います(`・ω・´)
{/netabare}

諏訪野(すわの)
西之園家に長年仕える執事。萌絵の身の回りの世話をしている。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

酷評します

どんな結末で終わらせるのかなと思って期待し続けたけど、残念。

犀川がなんかもてているし、天才扱いされているけど、ただのニコチン中毒だし、天才的に事件を解決していない。見ていてイライラした。優しい一面もあるけど、基本的に気遣いできてないから優しいのか?

西之園も天才扱いされている感あるけど、ただ計算早いだけやん。恋のせいでポンコツなんか?

OP
talking 歌 KANA-BOON
ED
ナナヒツジ 歌 シナリオアート


事件の概要
{netabare}
犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
研究所に訪れた犀川と萌絵は、研究所に勤める山根幸宏、水谷主税、島田文子、望月俊樹、長谷部聡と共に不可思議な死体を見る。死体は四季で、ウェディングドレスに身を包みP1ロボットに固定され手足が切断されていた。自殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は「遺体の状態から殺人である」との見解を示す。同時に、研究所独自のOSである“レッドマジック”や研究所のサブシステム・デボラは制御不能になり、メール・電話共に発信できないなど異常をきたしていた。その後、所長の進藤清二が四季の妹である真賀田未来を連れて研究所のヘリポートに到着し、進藤は警察に連絡すべく再び研究所を発つ。しかし、いくら待っても進藤が現れないことを訝しんだ犀川たちはヘリポートに向かい、停留していたヘリコプターの中から進藤の刺殺体を発見する。ヘリの無線は破壊されていたため警察への通報は不可能となった。
望月の提案により、犀川・弓永・望月・山根の4人は四季の部屋へ入室し、仕事部屋で発見したパソコンを起動させ、パソコン内のスケジュールカレンダーの中から「すべてがFになる」という一文を見つける。更に、<Read Me>という名のフォルダには四季と四季の中の別人格である栗本其志雄と佐々木栖麻とのやり取りが残されており、その中で交していた会話の通りにパソコンにはレッドマジックとコンパイラ以外残されていなかった。
その後も防犯カメラや、過去に四季の部屋に届いた荷物を調べても不審な点が見当たらず、不可解な点は解消されないままだった。翌日、この現状を打開するため、山根はOSをレッドマジックからUNIXに切り替えることを決断する。OSの切り替えは午前11時頃に行われ、切り替えが終わると外部への連絡手段も復活する。通報を受け、刑事の芝池や萌絵の叔父で愛知県警本部長の西之園捷輔をはじめとした総勢100人程度の捜査員が研究所に到着する。また、島田とのインタビューを約束していた女性誌記者の儀同世津子もやってくる。警察の捜査が進められて行く中、島田はシステム切り替え時より姿が見えなくなっていた山根を、山根の部屋のバスルームで発見する。山根は胸を刺され服を着たまま倒れていた。
犀川は防犯カメラに今日記録されたデータの中から、正午12時からの1分間だけデータが抜け落ちていることに気付き、犯人とレッドマジックの暴走原因も突き止める。レッドマジックにはタイムカウンターが付いており、稼働し始めたときからカウントダウンが始まり、16進法で使用可能な4乗の最大値65536より1つ小さい数で10進法で表した時の単精度型整数の最大値65535[注 2]、これを16進法に変換した時の値FFFFになるまでカウントされ、すべて桁がFになると黄色いドアを開かなくして既定の時刻で開くようにプログラムされていた。
やがてVRカート上に現れた四季は進藤と山根、そして進藤との間に身籠った名前のない娘の3人を殺害したことを認める。四季は部屋から出ることが無かったことから生まれた子供には名付けなかった。子供には15より大きな数字を教えず、人間は15年までしか生きられないことと、14歳になったら両親を殺すように言い聞かせていたが、娘がそれを実行しなかったため計画を変更して四季が娘を殺し、指紋を隠すために手足を切断する。死体をP1ロボットで部屋の外に出し、外で騒ぎになっている隙に部屋を抜け出して、所長室から「真賀田未来を連れて帰る」とメールを送った後、ヘリコプターの機内で進藤をナイフで刺す。その後、髪を短く切り真賀田未来を装っていた。所内では脱出方法を考える時間が確保され、プログラムリセットが行われないことと自身の死を隠すことは想定していたが、犀川と萌絵が関わってきたことが計算外の厄介な問題になり、更にはタイミング悪く山根がレッドマジックの仕組みに気付きOSを切り替えようとしたことで計画の妨げになることからやむを得ず殺害し、システムのリセット時刻を11時までに引き延ばす。リセット後、警察が到着する前に研究所を出て世津子と入れ替わる形で船に乗って妃真加島から脱した。
それからお盆の終わり頃の日曜日に犀川は大学の図書館で四季に出会う。四季と会話を交わした後、四季はその場に現れた男たちに連行された。
{/netabare}

第一章 白い面会
第二章 蒼色の邂逅
第三章 赤い魔法
第四章 虹色の過去
第五章 銀色の希望
第六章 真紅の決意
第七章 灰色の境界
第八章 紫色の夜明け
第九章 黄色の死角
第十章 紫苑色の真実
第十一章 無色の週末

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

空転するリアル

【2016/01/06追記】

一般的なアニメファンの美的感性を逆なでして、没入を押しとどめるようなキャラデザインやOP映像だ。

同期のアニメでも、いわゆるアニメ的文法を異化して新たな映像表現を展開するような作品は、ほかに2つほどある。

が、その内でも特に新房昭之作品がアニメ表現を「内部」から拡張するような印象を与えるものであるのに対し、実写ドラマや小劇場的な「外部」の雰囲気を感じさせることでアニメ的感性の異化を意図しているかのような本作の方向性は、視聴していて、なんというか、「しゃらくさい」印象を与えてくるものだ。

キャラデザインに加えて映像表現自体もアニメ特有の飛躍を排除したものだが、小劇場的にあえて美的に整っていないものを強調するような印象がわざとらしく感じられる結果、いわゆる萌えアニメが「オタク臭い」とすれば、本作には「サブカル臭い」臭気が漂っているようだ。

異常な環境で異常な犯罪が発生する本格ミステリーは、通常の意味でリアリティがあるとは言えない犯人や探偵が駆動する一種のゲーム空間に喩えられるが、ゲーム空間として形式化される作品世界は、写実的には描き出せない、現実的とは異なる特異な「リアル」を描出するために、敢えて選択されている人工的に整備された抽象的な空間と言える。

ある意味で非現実的なリアリティの無さを方法的に選択することで造り上げられなければならない「本格」空間に実写ドラマ的現実味を対置するのは、「リアリティ」というものに対する理解不足で、そのことが「サブカル臭」を感じさせるこれ見よがし感を生んでしまうと想像させる。

ただ、結果的にこの拒絶感は、映像や音声の全ての表現が伏線や仕掛けとなる本格ミステリー世界で、これらを「手掛かり」として、距離を置いて作品を観ることにつながる効果はあったようだ。


過去と連続しながら展開する不可解な密室殺人は、フェアに伏線や手掛かりも開示され、丁寧に論理的に解決される。
が、実写ドラマ的描写ですべてが映像化されているため、アニメ的な表現上の飛躍や独自性はなく、それこそ実写でやっても同じではないかという感じをもたらす。
特に「本格」の見せ場である、論理の飛躍と結合で真相へ到達する推理が、淡々と探偵のセリフで進行され、小説で文字を読んでいるのと大差ない印象しかない。

一般的な意味ではリアルでないと評されるだろう、登場人物が引き起こす怪事件の特異な「リアル」に拮抗させるために、敢えて現実的ではない形式性を選択する「本格ミステリー」というジャンルは、抽象化された「絵」で「リアル」を生み出そうとするアニメと親和性が高い筈だと思える。
が、セリフだけが上滑りするようなサブカル臭の拒絶感に阻まれ、{netabare}引きこもりを象徴する密室空間に重ねられた、自意識の球体に閉じ込められた自我という人間存在の呪縛とそこから脱出して世界に触れることの不可能性に、逃れようもなく強く引き寄せられている{/netabare}犯人や探偵の「リアル」に接近していくことができない。

実写的なものが現実感を与えるというのは単なる誤解で、本作では、映像作品という次元から小説に付属する挿絵という次元へ後退しているように感じる。
「アニメ的」に整ったキャラを用意すると、キャラ萌え的な視聴が構築性の高い「論理」へ到達することを妨げると判断したのかもしれないが、それはアニメ表現技術力の問題にすぎないだろう。
本作の目指す「リアリティ」は、「本格」の「世界」を膨らませるには有効ではなかったようだ。



それにしても「理系」ミステリと言われる本作だが、今一つ理系性が分らなかった。(原作は違うのだろうか?)

もともと知性に文理の区別があるのか疑問に思っているのだが、知は二つの登山口のある山のようなものではないだろうか。
どちらのルートであれ、真剣に取り組んで山の頂上へ近づくものからは、同じ山の頂上目指して2つのルートが伸びているのが眼下に見えるだろう。ルートに応じた登り方の技術が違うだけだということも。

麓付近でうろうろしているものだけが、「理系」だ「文系」だと入り口だけを見て、あちらには全く別の行き先があるようだと思考停止する。

頂上に立つほどのものであれば、理系的な論理の形式性にも、文系的な認識の根源の不透明性にも等しく敬意を払っているはずで、そうでなければ頂上に立てまい。

謎解きによって仮想的に頂上に立つことを仮構する「本格」ジャンルにおいて、どれほど意味のある分類なのだろうか。



【追記】
凡人には天才を理解することはできない、という事は無いだろう。凡人でも理解はできる。
本作の動機も、十分に理解可能だ。
ただ、「納得」や「実感」ができない、という事と区別がついていないだけだ。
本来は「実感」させる装置である筈の「本格」の非現実的「リアル」が、本作では機能不全に終わった、という事だろう。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

65.2 4 トリックで恋愛なアニメランキング4位
ルパン三世 VS 名探偵コナン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (279)
1889人が棚に入れました
ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が、猟銃事故で死亡した。そのニュースは世界的に報道され、ルパン三世や江戸川コナンの耳にも入る。

サクラ女王の遺児であるミラ王女が王位を継承することになったが、ミラは母と兄の突然の死を受け入れられずに次期女王の座を拒絶し、訪問した日本の東京で警護の手を潜り抜け、逃げ出してしまう。

街で自分と瓜二つの少女・毛利蘭と出会ったミラは、彼女と服を交換して入れ替わることで、追跡から逃れようと目論む。その後、峰不二子に助けられながら反王女派の襲撃やコナンの追跡をも振り切ったミラは、身分に縛られない自由を満喫するが、事情を説明しようとホテルへ戻った蘭は、ミラの身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまう。

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟朗、高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林、高木渉、松井菜桜子、山口勝平

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

100年以上の前の夢が世代を超えて実現

こーゆーレビュータイトルはらしくないな・・まあいいか
見たのは3ヶ月くらい前。これ実はすげー作品なんだよ。

何がすげーって、ついさっきウィキ徘徊してて知ったんだけど、
じゃあ今から色々ウィキからパクりながら書くね。


まず、名探偵コナンとルパン三世は多分誰でも知ってると思うけど

モーリス・ルブラン(1864-1941)の【アルセーヌ・ルパン】
                          ↓
モンキーパンチ(1937- )の      【ルパン三世】
       

シャーロック・ホームズの著者【アーサー・コナン・ドイル(1859-1930)】
                           ↓
青山 剛昌(あおやま ごうしょう 1963-)の【名探偵コナン】


で、コナン君の苗字の「江戸川」が日本の作家「江戸川乱歩」が元で、更に
これの元が「エドガー・アラン・ポー」(自分は黒猫しか読んだ事ないけど、
アメリカ最大の文豪って言われてる人)

このあたりも多分、ちょっと興味あれば知ってるような事。自分もここまで
は知ってたんだ。


探偵作品(推理物)や怪盗作品のルーツって「エドガー・アラン・ポー」
にあるらしくて、まあ、更に遡ると発想的にはギリシャ神話らしく、それこそ
よく言われる「神話の時代からあった」なんだけど、とりあえずそれは放置。

エドガー・アラン・ポーの作品が元で「ルパン」と「ホームズ」が生まれて、
年代で分かると思うけどモロ被りしてるんで、当時から「ルパンVSホームズ」
の構図、頭の悪い表現だと「超有名な怪盗 VS 超有名な探偵」って構図は
この手のファンなら誰もが待ち望んでいたもの。


で、ルパン書いたモーリスの方が、ホームズをパクってエルロック・ショルメ
って名前で登場させ「ルパン対ホームズっぽい奴」って作品は出してたんだけど
ホームズの方の著者とは全く関係無いんで、やっぱりそれじゃ違う訳ですよ。

(※(Herlock Sholmès)はアナグラムで、SholmesのSをファーストネームに
  持っていくとシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)となる。)

それが1900年頃の話ね。


でだ、


『ルパン三世VS名探偵コナン』
               【原作 - モンキー・パンチ、青山剛昌】

監督は双方の長編を担当した経験を持つ、亀垣一
脚本は前川 淳(代表作ルパン三世天使の策略他、DBZ、テニプリ、H×H等)


検索 ルパンVSコナン放送記念、モンキー×青山ドリーム対談

検索 金曜特別ロードショー「ルパン三世vs名探偵コナン」


ついに実現してしまうんだ、「超有名な怪盗 VS 超有名な探偵」が。

自分的にはルパンはちょっと好きくらいで、コナンはどうでも良いんだけど
両方知名度が狂ってるんで、気になって見てしまった。


あー・・内容とかは期待しない方が良いよ、「共演する事そのものに歴史的な
意味がある」んだ。1900年頃に生きてたこの手のファンはさぞ羨ましかろうよ。
なんでてめー等だけそんな作品が拝めるんだ、と。


元々のこういうジャンルは小説(今でも小説は多いけど)で、そこから漫画を
通しアニメって形にはなったものの、知名度を上げるにそれがベストだった。

今日本で一番有名であろう怪盗と、探偵が、共演した。
登場人物も、両作品に出てくるメインのメンバーが声優も含めそのままにね。

ぶっちゃけ見る価値は無いですけど、それでも見る価値はありますよ。と


公式サイトに「アニメ史に残る」とか書いてるけど、そんなもんじゃねーんだよ

と、ついさっき知った。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
コナンとルパンの夢の共演。毛利蘭とそっくりなお姫様をめぐって交錯する思惑を、コナンとルパンが解決する。

【成分表】
笑い★★★☆☆ ゆる★★☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳☆☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル特別企画20.5作目(2009)、ルパンとコナン中心

【こういう人におすすめ】
誰でも。

【あにこれ評価(おおよそ)】
64.1点。

【個人的評価】
映画版も合わせて一般の人におすすめ。この2作品がここまでフィットするとは(笑)
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}


 映画版も良かったが、こっちを見たときの衝撃のほうが強かった。夢のコラボ。「ラーメンのカレーセットが普通にめちゃくちゃ旨かった」みたいな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

世紀の大怪盗 VS 迷宮入り無しの名探偵

2009年放映作品

設定を聞いただけでとてもワクワクした!
よく原作者や諸々関係者が承諾したものです

子供の頃ハットリ君+パーマンとか劇場版であったけど、あの頃のワクワクが戻ってきた感じです
実際にルパンとコナンが組んだり、銭形警部と毛利小五郎が合同捜査したりとやはり見ていて楽しかったです

しかし肝心のストーリー自体にイマイチ捻りが無いように感じました
王道過ぎるというか、なんというか
やはり視聴者を二転三転と騙すようなトリックの応酬からまさかの大円団というのをぜひ観たいです

既に引退表明されたので可能性はほぼ無いのですが、これこそ宮崎監督に制作願いたいと思うのは私だけではないはず(笑)
2013年年末に劇場版として第二弾が上映されます
恐らく観に行くと思います!

ミラ王女を演じる堀江由依さん
化物語の羽川翼、とらドラのみのりんなどやられてます

キース伯爵を演じる緑川光さん
スレイヤーズのゼルガディス、スラムダンクの流川楓などやられてます

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11
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