デスゲームでバトルなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのデスゲームでバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月31日の時点で一番のデスゲームでバトルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.8 1 デスゲームでバトルなアニメランキング1位
六花の勇者(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1260)
6720人が棚に入れました
闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。

地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。

だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。

その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。

七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。

そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―。

伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動。


声優・キャラクター
斉藤壮馬、日笠陽子、悠木碧、鈴村健一、佐藤利奈、加隈亜衣、内山昂輝

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この中に1人、妹…、じゃなくて偽物がいる!

原作は同タイトルのダッシュエックス文庫から刊行のライトノベル(未読)です。放送当時に観ていただけで観直していない(いや、他のレビューもそうですが(笑))ので、思い出しながらのレビューですみません。

原作でどういう扱いになっているかは読んでいないのでわかりませんが、少なくともアニメで観た限り主人公はアドレットだと思います。

その昔、「一輪の花の聖者」が魔神に打ち勝ちそれを封じたそうです。以後、魔神が復活するたびに聖者の力を受け継いだ6人の「六花の勇者」が魔神と戦い、封印してきました。

また魔神が復活するということで六花の勇者が選ばれたはずなのですが、魔神を封じている地に向かう道中で徐々に勇者が合流します。さて、勇者が全員揃ったと思ったらなぜか勇者は7人いて、「誰かが偽物」ということに…。

まあ、この「偽物がいる」情報はアニメのコピー「この中に1人、偽物がいる」でも明らかなのでネタバレではないでしょう。

で、本物であれ偽物であれ皆「勇者」を名乗るにふさわしい異能や剣術などを持つ中でひときわ異彩を放っているのがアドレットなのです。
(ちなみに作中で異能を持つ人は「聖者」と呼ばれます。が、六花の勇者には必ずしも聖者が選ばれるわけではないようです。)

アドレットの戦い方は罠を仕掛けたり爆薬を用いたり、超ゲリラ戦法でおよそ勇者らしくありません。ですが本人は誰にも負けていないと自負し、「地上最強の男」と自称しています。

彼はその凡人っぽさで怪しまれるわけですが、少なくとも視聴者(原作だと読者?)には偽物ではないように演出されているわけです。じゃあ偽物の勇者は誰なんだ、というのが本作品のウリでしょうかね。

「偽物」の目的は自身を「本物」と思わせつつ本物の勇者同士を疑心暗鬼にさせて殺し合わせることにあるわけで、疑われないためには魔神側の魔物と戦って見せるとかもせねばならず、そこら辺の心理戦を楽しめるかどうかが本作品を楽しめるかどうかのポイントでしょう。

まあ、わたしは結構楽しめましたけど結局最終回を観ると続きが気になる…。(でも原作はまだ終わってないようですし、どうしましょう…(笑)?)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 50
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「敵」と「味方」

【2015/9/20 視聴完了して改稿と追記。長くなりましたが再読いただけると嬉しいです】 *誤字訂正


昔々、マンガファンが喫茶店に集まると、誰か一人は人数を数える真似をして「11人いる!」と言うのがお約束だったが、これからのアニメファンは「7人いる!!」と言い出す事になるのだろうか。


神託に選ばれて集結した勇者の中に、ニセモノが紛れ込んでいる。
果たしてニセモノは誰か、という謎が物語を駆動するのだが、ミステリーにおいては、作者はあらゆる手段で偽装を施しミスリードを試みる。

中でも製作者によって仕掛けられる最大の偽装は、{netabare}本作が、魔神と戦う「冒険ファンタジー」ではなく、ニセモノをめぐる謎〈ミステリ〉が主題の「ミステリー」である、という点だろう。

あたかも探偵小説における叙述トリックを参照したかのように、ミステリーを冒険ファンタジーと見せかける製作者の「騙し」は慎重で、「謎」に直接のかかわりを持たないものの、視聴者に驚きを与える効果は十分にある。

冒頭の首都の描写において、「本筋」には全く関与しないのに、壮大な美術設定や華麗な映像を見せていることは、製作者が「騙し」に自覚的である証左だろう。中世的な設定が多い冒険ファンタジーに対して、古代的なビジュアルを用意するオリジナリティも、新味のある「ファンタジー」を意図しているように見せかける偽装の一環だ。

冒頭の数話で、能天気に「地上最強」を連呼する主人公と物語のリズムに不和が感じられるのは、この偽装がもたらす違和感による。

周到に楽曲と映像を変えるオープニングが、勇者同士が戦う映像に切り替わったとき、偽装は解かれ、違和感も消失することになる。
魔神を斃す冒険ファンタジーではなく、仲間に紛れ込んだ敵を炙り出すミステリーなのだと暴露されたとき、物語がどこか鬱屈していて爽快感に欠けると感じられていた理由にも納得がいく。
疑惑にかられた勇者同士が戦う物語は、陰惨な雰囲気を纏わざるを得ないだろう。

異世界の構造や異能の仕組みがどこまで開示されているか不分明な中での「謎解き」は、「本格」として推理する条件には欠けているかもしれない。
条件に欠ける結果、安楽椅子的な「推理」で決着をつける探偵小説的快楽は不可能となるが、その分、「推理」の醍醐味を補うように、引き起こされる勇者同士の戦いはビジュアル的に派手で見ごたえがある。背景や戦闘描写はしっかりと「ファンタジー」風味で、「偽装」に引き摺られた視聴者にも満足を与えるものだろう。

そんな状況の中、仲間の勇者から疑惑を向けられ、嫌疑と攻撃を退けながら真相を「推理」しなければならない主人公は、奇妙にメタミステリー的な条件を背負い込むことになる。


ミステリーにおいて探偵の「推理」は、真の意味での「真相」とは言えない。

メタ的な視点からは、事件の「謎」という現象は多様な解釈が可能だ。
「本格」のルールの存在意義は、なるべく解釈の多様性を減らし、非合理的なものは排除するためでもあるが、真相の「唯一」性を保証することはできない。

物語の中で探偵の「推理」が「真相」となるためには、作品世界内で唯一の「真相」であると作中人物たちが(読者もそうであることが期待される)「信憑」することが必要になる。
メタ的な意味で、事件が「解決」され真相が明らかになるのは、推理が「信憑」を得た時だ、とも言えるだろう。

他の勇者たちから疑われ、抹殺の対象ともなる主人公は、「推理」するだけで解決に導くことが不可能な立場に追い込まれている。
いくら「推理」が「事実」と合致したとしても、「信憑」を得られない限り「真相」に到達できないからだ。
どれほど合理的な推理であっても、疑惑を向ける勇者たちからは信憑を勝ち取ることができないだろう。


このメタミステリー的条件は、勇者の「一員」であるという自覚と相まって、主人公の「戦い」を独特に屈折させる。

勇者という「仲間」同士が戦う状況で、主人公は自分を攻撃する勇者を、上記の二重の理由で抹殺してしまうことができない。
二重の意味で、反撃して斃すことは禁じられ、信頼を勝ち取ることが要求される。

戦いの焦点は、紛れ込んだ「敵」を発見し抹殺することではなく、自分を襲う仲間に自分を信じさせなければならない、「味方を作る」というより困難な方向へ結ばれることになる。

ファンタジー世界であれば「拳で語り合」えば済むかもしれないが、合理性に規定されたミステリー世界ではそうはいかない。

性格も立場も信条も違う、自分に敵意を持つ対立者に対し、まず対話の可能な共通の立場を模索し、味方につけ「なければならない」という「戦い」は、「魔神を斃す」ように「敵対者を抹殺」するのとは困難の次元が違う。

物語の語り口が地味になるのも無理はないが、このような「戦い」を主題にするアニメは空前と言っていいと思う。


ここまできて、主人公の「地上最強」の意味が明らかになってくる。

ルールに則って競われる「強者」に対して、ルールの枠組みなど無視する「地上最強」は、「卑劣」で済ませられるほど安易なものではない。
通常、恣意的に捨て去ることが困難なルールという「絶対」性を、相対化して無視することが可能なのは、絶望の中でも足掻き続け、なりふり構わず生存の可能性を探り続ける主人公の精神と不可分の「能力」と言える。

「強者」たる勇者にとっては、世界の構造が崩壊し精神的な足場が崩れ去るような異常な状況の中で、ルールの底が抜けた混沌で勝機をうかがう精神を持つ「地上最強」の主人公のみが、謎に正面から挑むことができる。

何処までも足掻き続けなければならない凡人であることが「地上最強」だと語る主人公は、敵対者を抹殺することなく「対話」し続けなければならないこの困難な「戦い」に、唯一、勝利を呼び込める「勇者」だろう。

「敵を斃す」冒険ファンタジーの爽快を期待して裏切られた視聴者も、失望する前にぜひ、「味方を得る」全く新しい「戦い」とその帰結を目撃して欲しい。


【追記】

「本格」のフェアプレイルールを満たすものではないが、密室トリックの解明と犯人の指摘は、この世界内での論理に則って合理的に解決される。
「冒険」ファンタジーではない、ファンタジー世界の「ミステリー」として、成功したと言えるだろう。


当面の敵に勝利した主人公だが、この独特な「戦い」の形態を最底辺で規定したのは、ミステリーという形式と共に、「六花の勇者」という集団が、一種のプロジェクト・チームであるという設定だ。

定められた宿命ではなく、魔神を斃すという「プロジェクト」を最適化するものとして抽出される「勇者」は、プロジェクト遂行上の要請を除けば、構成員同士に共有される価値観も規範も、ましてや人格的なつながりも無いと巧妙に設定されている。

内的な結束の理由を持たない結果、「プロジェクトを不能にする」敵の潜入したクローズドサークルの「罠」のように、外的要因を左右されることで求心力は失われ、一体であるべき「チーム」は結束を保つことができずに容易に解体する事になる。
求心力の消失と解体の危機は一回性のものではなく、何度も繰り返され得る不安定さから逃れられないと最後の最後で暗示されるが、この設定から生じる必然的な帰結だろう。


「六花の勇者」チームという一個の「組織」から秩序と規範が消失し、単に物理的な「勇者の集まり」という無秩序の集合に変貌する事態は、法哲学者カール・シュミットの提唱した「例外状態」と完璧な相似形をなしているようだ。

シュミットによれば、国家の規範が崩壊し秩序が失われた「例外状態」の混沌において、「敵」を名指しし「友」=味方との間に線を引くことが、新たな秩序形成の根源であるという。
敵との闘争が、主権を勝ち取り集団に秩序を打ち立てるという政治的なるものの起源であり、まず「敵」を名指し「味方」を糾合する事から闘争は始まる、と。

例外状態で名指される「敵」は、運動のその場その時に合わせ、その都度繰り返し選択される。
敵と味方を規定する秩序が消失している混沌では、「自分」と「それ以外」しか存在しない。まず「敵」を名指し、敵ではないものとして「味方」が生じる線引きには、あらかじめ自明である「味方」は存在していない。

主人公以外の「勇者」がそうであったように、その都度「味方」であるか疑わしい者を「敵」として排除しようとする倒錯も秩序形成の過程ではあり得る。が、自明の「味方」が無い以上、「敵」とその線引きは次々に交換されてゆく。
そのような「敵」「味方」の名指しのダイナミズムによって、最終的に秩序を打ち立てる主権者が誕生するのだ。

本作において、主人公は、密室トリックを仕掛けクローズドサークルを作り出した「犯人」を暴き出す。
主人公のみが、味方「候補」を切り捨てることなく、「犯人」という属性を持つものだけが「敵」であると見据えて特定=名指しに挑み、他の勇者がその都度行おうとした「敵」「味方」の線引きを退けて、最終的な「敵」の名指しと「味方」の最大化に成功する。

本作の「謎解き」は間延びしているとみる人も多いかもしれない。
が、「推理」と共に進行する主人公の「戦い」は、主人公が単なる「探偵」ではなく特異な「アジテーター」として、犯人という「敵」を名指し、「味方」を獲得して秩序を形成する例外状態での「政治」的なるものの過程を、ミステリーという形式のエンターテインメントとして展開して見せたと看做すことができるだろう。
「秩序」は動的であり、闘争は不断に生じる必然を暗示する、最後のエピソードを含めて。


シュミットの「例外状態」は、立憲国家の憲法が機能停止し、法秩序が無効化した状態を指している。

本作の主人公の「戦い」は、今後のために記憶しておく価値が十分にあるのではないかと思う。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハッタリの効いたバトル×ミステリーアニメ

BS11にて全話視聴。


物語は王道なバトルファンタジーであり、 人狼ゲーム的なミステリーモノでもある。

「誰が七人目か」を作品中の描写から推理し、当てるのは大きな楽しみであろう。

でも、本作の面白さはそれだけか?
そんなはずはないだろう!

というわけで、
多くの方が散々書かれている推理の部分は極力無視して、
推理以外の面白さや魅力を書いてみる。
(ひねくれ者の思考)


さて、
本作の面白さは「ハッタリ」による部分が大きいと私は思う。



特に主人公:アドレット・マイアは
この作品を象徴する大きな「ハッタリ」そのものであった。

「地上最強の男」と自称、
複数の武器や道具を用い、相手を翻弄するトリッキーな戦術を得意とする。
窮地に立たされた時は、持ち前の度胸と知恵と話術で一か八かの大ギャンブル。

しかし
一部の聖者のように特殊なことは何も出来ない上、
普通の人間として悩み、心が折れそうになったりするなど、
普段のやや異常な自信や、大言壮語とはかけ離れた面も少々だが持ち合わせ、見せていた。

作品中でも言われている通り、
実際のところは「凡人」

数々の「強者(他の六花)」を相手に、
自称地上最強の「凡人」が持ち前のハッタリや話術や知恵を使って渡り合った末、
凡人が勝利し、強者の考えを改めさせる展開は
割と誰が見ても面白いエンターテイメントになっているであろう。

そしてこれは、本作の推理要素と並ぶぐらい大きな魅力だと私は思う。



本作の音楽は魅力であり、ハッタリだ。

巨大な上、基本的に複数で現れる凶魔とのバトルや、六花同士の争い(心理戦、舌戦含む)に、

不意打ちや急襲の時は、ワッと壮大な曲で盛り上げて視聴者を引き込み、
心理戦や舌戦の時は、弦楽器やピアノ等の音を際立たせキャラクターへの不信感を視聴者に煽る。

そして本作は音楽をかなり意識的に際立たせているように感じる。

放送版でもある程度は努力の跡が窺えるものの、
Blu-rayを購入して、かつ良い音響設備で聞いて始めて臨場感が本質を発揮するものなのだろう。
Blu-rayの販促CMで推すだけある。

オープニング曲、
物語が王道なバトルファンタジー物であることを演出する時は明るい雰囲気の曲。

シナリオが進み、六花同士で疑心暗鬼になるミステリーモノになった事を演出する時は暗めの雰囲気の曲、

と視聴者にそれらしい印象を与えている。

謎がひとまず明かされる最終回で明るい曲に戻ったのも良い演出だったと思う。



作画
私が書くまでもなく美麗で繊細。

第1話から最終回までバトルはダイナミックに
カメラワークもよく動いて見えるよう、
考えて動かしているように感じた。
キャラクターの細かい仕草や表情も、私が見た限り極力手を抜いていない。

しかし、序盤は非常にクオリティが高かったものの
終盤はちょっと怪しいところもあったのも事実…

それでも全体を見て、
テレビアニメでよくここまでやった!と十分言える出来だと私は思う。


凶魔とナッシェタニアの飛ぶ刃はすべて3Dで作られていたが、
個人的に質感に違和感を感じた。
ここはもうちょっと色彩や質感を馴染ませられなかっただろうか、結構気になった。

しかし特に凶魔に関して、違和感なく多数を動かせるのはかなり凄いと思う。
3Dも進歩したもんだ…(遠い目)



まとめ
最後に言っておくと、シナリオのテンポは決して良くは無かった。

しかしクオリティの高い作画や音楽の力もあってか、
全編を通して推理モノとしても、
またハッタリの効いたバトルアクションモノとしても、
なかなか楽しめる作品になっていると思います。
作品の評価としては「秀作」

下手くそな文章、お読み頂きありがとうございます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 25

66.9 2 デスゲームでバトルなアニメランキング2位
悪魔のリドル(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (1052)
5622人が棚に入れました
舞台となるミョウジョウ学園10年黒組は、たったひとりの標的(ターゲット)とそれを狙う女子高生暗殺者12人で構成されていた。
ひとり命を狙われながらも必ず生きて卒業すると誓う一ノ瀬晴。
彼女が標的だと気づきつつも、距離が縮まるにつれ、晴がもつあたたかさに次第に惹かれていく東兎角。
クラスメイトが刃を剥くとき、兎角は晴の守護者として立ち向かうのか、それとも……?

声優・キャラクター
諏訪彩花、金元寿子、南條愛乃、浅倉杏美、内村史子、内田愛美、三澤紗千香、大坪由佳、荒川美穂、佳村はるか、安済知佳、沼倉愛美、山田悠希、杉田智和、櫻井孝宏

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リドル・ストーリー 世界は**に満ちている

10黒組と呼ばれるクラス
そこは1人の女子高生を暗殺するべく12人の女子高生が刺客として
集められた場所だった。
ターゲットの子は無事黒組を卒業することができるのか!?
サバイバルストーリー


タイトルの意味ですが
*リドル・ストーリー・・・作中に示された問いに明確な答えがでないまま終わる作品のこと

ということなので
この作品では1クールを通して「世界は××に満ちている」という
問いが主人公の東兎角に出されていますが最終回になっても
明確な答えが出てません。
視聴者におまかせの感じです。
作中には答えじゃないですが赦しとかが出ていました


ひとまずリドルのことは置いておいて


12人の刺客が1クールに送り込まれるということで
例外はありますがだいたい1話1人の感じで話は進んでいきます!
プール遊びでも刺客、学園祭でも刺客、、
イベント中に刺客はどんどん登場します。
そこが面白みであります

毎週今回はどうなるのだろうって僕は楽しみに視聴していました。
ロミオとジュリエットの回と伊助様との戦闘の回は刺激的な回で面白かった。

しかし毎週刺客が変わって刺激なこの作品の罠はここにあったと思います。
12人の刺客を1クール、
どうしても最後の方は展開が早くなって
しまいます。
最後の戦いからが早かった印象です
もうちょっとじっくりやってくれたら楽しかったかも

最後は意外にいいエンドなのは重く終わらなかったので自分は好きでした
またOVAとかでみんなの平和な話とかを見たいですね^^;


毎回変わるED曲も良かったです
最終回の全員版が一番お気に入りです



最初のリドルの話ですが
僕なりの答えは

「世界は「選択」に満ちている」

投稿 : 2024/12/28
♥ : 47

みぎむけみぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女の子がかっこいい

正直ストーリーが劇的でもなく、作画が特別いいわけでもない。ただそれでも1話見たら止まらなくなる魅力のあった作品。

キャラクター一人一人が魅力的だったのが一番引き込まれた理由だと思う。戦闘作画はそこまでだけどキャラクター自体の作画はよかった。

百合アニメだという話を聞いていたけど、そこまで百合成分が濃厚というわけではなかった印象。百合要素を過度に期待しないほうがいいかも。

ココでの評価はそこまで高くないみたいだけど個人的にはお勧めできる作品。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

エアスケ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

自分アニメ史上最高傑作

空前絶後の完成度を誇る、傑作中の傑作。
シリアスとギャグ、そのどちらにも傾きすぎない絶妙なバランス。これを奇跡と呼ばずに何と呼ぶのか。
主人公・東兎角のポンコツ具合や晴ちゃん無双を始めとする、10年黒組のクラスメートたちが織り成す突っ込みどころ満載のバトルは、ガバガバシリアスという名のエンターテイメントとしてこれ以上ないものに仕上がっている。
衝撃の最終話、そして悪魔のリドルという作品の魅力を1話分に収めたOVAは必見。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

76.6 3 デスゲームでバトルなアニメランキング3位
ダーウィンズゲーム(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (507)
2281人が棚に入れました
平凡な高校生である須藤要のもとに見知らぬアプリ「ダーウィンズゲーム」の招待メールが届く。アプリを起動させてしまったカナメは、プレイヤー同士が異能を駆使して戦うゲームに巻き込まれてしまう。わけもわからぬまま、襲い来る強力なプレイヤーとのバトルを切り抜け、カナメは生き残ることが出来るのか!?

声優・キャラクター
小林裕介、上田麗奈、大森日雅、八代拓、花守ゆみり

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異能バトル系のいわゆる「デスゲーム」的な奴。ヒロインのシュカは可愛い。(だけじゃなくて他の女の子も可愛いけど。)

== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第4話まで視聴を終えた時点で、このレビューを書いています。

テレビ放送初回の第1話は1時間SPでした。たぶん主人公のカナメとヒロインのシュカを出合わせ、世界観を説明するのに1話30分の枠では収まりが悪かったんだと思います。まあ、これ自体はシリーズ構成としては悪くなかったと思います。

謎のスマートフォン・アプリ「ダーウィンズゲーム」により、何の説明もないまま異能によるデスゲームに巻き込まれたカナメですが、シュカとの出会いをきっかけにしてルールを徐々に把握していってますね。

理不尽なデスゲームに巻き込まれるというプロット自体は良くあるものだと思うのですが、今回アニメ化された範囲でどこまで明らかにされるかはさておき、ゲームの背景自体もストーリー中で語られていくものであるようです。これ自体はプラス要素と言えそうです。

この作品の場合、作中で「シギル」と呼ばれる異能は明確に超常的な能力として描かれているので、なまじ現実を舞台にしたような話よりもかえって「そんなことあるわけないやん」という思いに囚われなくてすむかもしれません。

純粋に異能バトルとして見た場合、シュカのシギル『荊棘の女王(クイーンオブソーン)』はなかなかアニメ映えして良いですね。ええっと、決して「ネビュラチェーン」とか「戒めの鎖(レージング)」とか思っちゃダメですよ…!?

……なお、第4話の次は第5話ではなく総集編っぽい第4.5話が放送される模様。
(いわゆる「総集編」で正規の話数が先送られるのは、今クール作品初?)
== [第4話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2020.3.21追記:
第11話で最終回のようです。ということで全話観終わりました。

原作が続いている以上、途中で終わることは避けられないわけですがキリとしてはとても良かったと思います。「ずっと隣にいてあげる」って夫婦か(笑)!

異能バトル物として考えると、カナメがちゃんと強いのとソロじゃなくてちゃんとクラン(RPGのギルド的な仲間のグループ)を作ること、そしてメンバーのシギル(異能)や得意分野で役割分担があるところなどなかなか良くできていると思います。

カナメは確かに強いけど「他の奴要らんやん」とはならないですね。

アニメを観るまで「カバーイラストの女の子が可愛いなあ」くらいにしか思っていませんでしたが、原作も面白そうだと思いました。

異能バトルが好きなら、結構お勧めかも。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 40
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

デスゲームが舞台の物語。

原作未読。最終話まで視聴。

終盤まで、この作品の面白さを見い出せずにいました。
デスゲームが舞台だというのに、「殺さず」の姿勢の主人公。
そのせいで、デスゲームならではの緊迫感が少々かけるというか・・・。
殺さずに知恵で勝つ系の作品なのかなぁって・・・。
「いやいや、それじゃあ、乗り切れないでしょ」
そんなことばかりが気になって、なかなか、物語に没頭できずにいたんです。

ところが、{netabare}親友の死という代償と引き換えに、{/netabare}最終話でついに覚醒した主人公。
こうなってくると、これまでの物語も持つ意味が違ってきます。

やはり、物語が練られた作品は面白いですね。
起承転結がしっかりとした作品と言った方が良いかな。

悪人が分かりやすく悪人している所も個人的には高評価ですね。

第2期ありきな感じのエンディングでしたけど、期待して待ちたいと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 29
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シュカかいわいいよシュカ

いや結構楽しく観てたんだが・・・・・まさか4話で万策尽きるとは思わなかった(笑)
初回の1時間枠でほぼ力を使い切ってたのか?
検索すると原作は人気コミックスだそうで。
シュカがかわいいから買おうかなwww

■5話目
スイちゃんかわいいよスイちゃん。
{netabare}このアニメ、声優陣(特に女性キャラ)がどストライクだわwwwwwww
つーことでコミックス既刊分買いに行こう。{/netabare}

■10話目まで
9話目Bパートの作画は力が入ってて凄かった。
10話目はいつもの動きに戻ってしまったが、それでも引きはなかなか。
{netabare}東京喰種のカネキと被るかなwww
それにしても松岡さんは下衆役やらせると光るねぇ(笑){/netabare}
コミックスは既刊分買ってきて読んだ。
人気作なだけあって面白いわこれ。
【追記】
10話目の引きが印象的だったので、ED曲「Alive」の初回限定版(特典なし)CDを
Amazonで購入してみた。
作中で使われた10話ED冒頭はアニオリアレンジ風味だったのね・・・素晴らしい。
今期はこれとドロヘドロのBDを購入予定。
(シートン学園は・・・・・なんか終盤に来て飽きてきたので除外w)

■最終話
正直なところ、話をたたみまくっただけで特段面白いという訳でもない最終回。
{netabare}主人公の豹変ぶりが急過ぎて、???となった視聴者も多そうだ。
・・・まぁこの辺は原作通りなので仕方ないのかな。
さて問題の極短Cパートだが、どう見ても2期の種蒔きだよなぁ(笑)
今回は原作コミック8巻分まで、既刊は20巻あるからストック的には問題なし。
個人的にはぜひとも続けてほしいが・・・・・商業的には厳しいかも?
警察側の重要キャラは完全に省かれていたし、やはり今回で終わりということか。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

66.0 4 デスゲームでバトルなアニメランキング4位
キリングバイツ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (248)
912人が棚に入れました
平凡な大学生・野本裕也(のもとゆうや)は、謎の少女・ヒトミと出会う。ひと気のない廃棄場にて、野本は彼女が獣の姿に変貌し、獅子の怪物と死闘を繰り広げる様を目撃する。彼らの正体は、人類の頭脳と獣の牙を併せ持った「獣闘士(ブルート)」。そしてヒトミは、最強の闘争本能を秘めた獣闘士「蜜獲(ラーテル)」だった。獣闘士たちは、古来より日本経済を支配してきた4大財閥、三門・八菱・角供・石田に抱えられ、その代理人として決闘を行い、覇権を争ってきたのである。そして野本もまたヒトミと出会ったことで、この獣闘士たちの熾烈な戦い「牙闘(キリングバイツ)」に飲み込まれていく──。

声優・キャラクター
雨宮天、羽多野渉、内田真礼、上坂すみれ、赤﨑千夏、潘めぐみ、浅川悠、本田貴子、柴田秀勝

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

MARSランカーが火星や地球の命運をかけずに闇の賭け試合をやってる感じ?(本編と関係ありませんが、オシエちゃんが好きです。)→ 視聴終了、良かった!

第1話を視聴しました。原作は知りません。タイトルの「MARSランカー」はテラフォーマーズから。

まあ、「獣人」ということらしいのでベースが哺乳類以外の人は出てこないかもしれませんけどね。この作品に出てくる獣人はオカルト的な天然ものではなくて、遺伝子改造系の何らかのテクノロジーによるものらしいです。作中では獣闘士(ブルート)と呼ばれています。

賭け試合「牙闘(キリングバイツ)」は(表向きは戦後に解体されたことになっている)大財閥の代理戦争的なものらしいです。主人公(?)の大学生、野本裕也(のもと ゆうや)が行きがかりでこの賭け試合に巻き込まれていくという第1話でした。

裕也が組むことになるヒロイン(?)の宇崎瞳(うざき ひとみ)はラーテル(和名: ミツアナグマ)というメジャー感はないけどわりと獰猛な奴をベースにしたブルートです。

この手の異能バトル作品にありがちなのは「どんなに強そうでも男キャラから死んでいく」展開ですけど、本作ではどうなんですかね(笑)?

2018.3.6追記:
「導け!オシエちゃん!」が密かに気に入っています。本編と関係ない瞳たちとそのクラスメートのオシエちゃんによる日常パートと、それに絡んだ蘊蓄が語られた上で「だが、オシエちゃんは獣人でも何でもない!」の台詞と不遇なオシエちゃんで締める安定のCパート…(笑)。

2018.4.1追記:
最終回まで無事完走。特に期待して観てたわけじゃありませんが、バトルものとしては意外と良かったんじゃないでしょうか。

哺乳類縛りはありませんでした。爬虫類のワニとかコブラとか…。

「バカなバトル作品をやるんだ」という割り切りというか開き直りというか、変に気取ったところのない良作でした。動物の習性に関する蘊蓄とかも、バトルを邪魔しない適度な感じで良かったです。

最終回にも意外性がありましたし、原作の続きが気になるけどきちんと1クールの話はけりをつけたちゃんとした終わり方でした。

多彩な顔芸で楽しませてくれた三門(みつかど)の陽湖(ようこ)も、ありがとうございました(笑)!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

野蛮で下品なB級娯楽作品、でも面白いです

獣化手術によって特定の獣の能力を得た獣闘士(ブルート)たちが戦いを繰り広げるバトルロイヤル物。全12話。
登場する女性キャラは結構エロいですし、バトルシーンはそこそこグロく、全体的にかなり野蛮で下品なB級娯楽作品といった印象。なんとなく、東京スポーツあたりに載ってたら受けそうな感じの作風です。
この手のジャンルの作品は、あまり高く評価されることはないかもしれませんが、個人的にはとても面白かったです。
ストーリーはテンポ良く進み、様々な獣闘士たちが次々と登場してくるので飽きません。動物の蘊蓄を交えながら描かれる獣闘士たちの特殊能力は、外連味(けれんみ)たっぷりで楽しめます。絶対に視聴者を退屈させないぞ、というサービス精神のようなものが作品から感じられて、とても好感が持てました。
作画は、バトルシーンは迫力ありますし、動物の絵も結構好きでした。また、女性キャラの顔が、いかにもアニメの美少女といった甘いキャラデザではなく、もっと下卑た、ギラギラした野生の雰囲気のある顔をしていたのが好印象。ちょっとエロいEDの映像も好きでした。
音楽は、OPもEDも作品の雰囲気に合っていて良かったです。特にED曲は、冬アニメの音楽の中でも特にお気に入りの曲でした。
声は、雨宮天が主役でしたが、こういうワイルド系のキャラも問題ないですね。
最後まで観終わって、清々しいまでにB級娯楽路線を貫いていて、なにも考えずに楽しめました。見た目は不味そうだけど、実は食べたら結構美味しいゲテモノ料理みたいな作品、といったら怒られるかもしれませんが、なかなか良い作品だったと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15
ネタバレ

ミミック さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いいんじゃない?勢いとテンポで引っ張るアニメ

設定負けせずどんどん次が気になるような展開に
ワクワクしながら観ていました。メジャーな動物
からマイナーなものまでたくさん出て来ましたが
まさかバトルといった形で登場するとは思わなかったです。

この手のアニメは非常に難しいと思ったんですが、
勢いでなんとか押し切ったのが面白かった要因かと
感じます。戦闘シーンでの作画もピカイチ。

いい意味で期待を裏切られた作品でした。

個人の要望ですが、早く2期がみたいです。


*良かった所*
・作画が想像以上の綺麗さ。
・どんどんのめり込める。
・動きも合って戦闘シーンも迫力満点。

*不満だった所*
・キャラが多い {netabare}(しかもすぐに死ぬ){/netabare}ので感情移入しづらいです。

以上読んでいただきありがとうございました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 18
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