ディオメディアでコメディなTVアニメ動画ランキング 8

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のディオメディアでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月08日の時点で一番のディオメディアでコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.7 1 ディオメディアでコメディなアニメランキング1位
ガーリッシュ ナンバー(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (647)
2625人が棚に入れました
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。
夢と希望と野心を抱いて踏み込んだ声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった――。
仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳に、人気声優への道は開けるのか!?

声優・キャラクター
千本木彩花、本渡楓、石川由依、鈴木絵理、大西沙織、中井和哉、梅原裕一郎、堀内賢雄、江口拓也
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リアリスト渡航氏が世に問うた綺麗事では済まされないマーケットの現実

原作:Project GN
監督:井畑翔太
構成:渡航
アニメ制作:ディオメディア
主要キャスト
烏丸千歳cv千本木彩花(主人公:「ナンバーワンプロデュース」所属。新人だけど努力も苦労もしたくないクズ)
烏丸悟浄cv梅原裕一郎(ナンプロのマネージャー。千歳の兄。バカ妹に手を焼いている。)
久我山八重cv本渡楓(千歳の同僚で新人声優)
片倉京cv石川由依(千歳の事務所の先輩声優)
苑生百花cv鈴木絵理(両親の七光りで脚光を浴びるJK声優。黒いガキ「ヴォイスエンタープライズ」所属)
柴崎万葉cv大西沙織(プロ意識とプライドが高い人気声優。自意識過剰「いろはプロダクション」所属)
九頭(くず)Pcv中井和哉(アニメのプロデューサー。製作委員会で販売を担当している外見も中身もチャラ男)

原作未読。

12月21日追記
※師走でもあり、また忘年会や各種夜の会合が重なり、他の作品のレビューへリソースを割いている為、本作の各話レビューが停止して申し訳ありません。
ネタバレレビューを読む
既に本作は佳境に入り、今後は総評で締めたいと思います。
渡航氏が本作で伝えたかったことは単なる内情暴露ではなく、リアリズムという見方によってはねじれたフィルター通し、偽善を求めず世の中の裏と表の関係性から「エンタメの商品価値」を問うた作品です。
本作を他のアニメ作品と相対比較しただけの表層を浚う程度では、渡航氏独特の斜めに構えたメトニミーは理解できないでしょう。
本作を的確に理解する為には、幅広い人生経験もまた必要となりますことから、視聴者を選ぶ作品でもあり、世俗に塗れる、つまり世の中の裏を見ている経験など視聴者の社会的な立ち位置で評価もバラつくと思います。

ここで暫定ですけど、点数評価も行います。
各点の根拠は総評で記述します。
--------------------------------------------------------------------------------

7話まで視聴したので中間レビュー的に追記します。
(他の業界作品との類似性について)
本作から『それが声優!』や『SHIROBAKO』のような展開を期待している声も多いようですが、本作の内容はかかる作品へのアンチテーゼではありませんし、アニメのプロデュース段階から描いている点で、声優とアニメ制作に特化した両作とは異なりアニメ作品誕生から業界を俯瞰しているゆえに、両作とは一線を画したストーリーとなっています。

確かに『それが声優!』と『SHIROBAKO』並びに『アニメーション制作進行くろみちゃん』は本作を視聴するに当たり「参考」とはなりますが、上記のとおり切り口や視点が全く異なるので「比較」には至りません。

また、『それが声優!』や『SHIROBAKO』が業界を正確に描写しているかというとそんなことはない。
どちらもそれぞれの業界の一断面にスポットを当て、世間に見せたくない黒い部分には蓋をし、ストーリー上どうしても表現しなければならない黒い部分はグレーにしてお茶を濁し綺麗にまとめているだけです。

上記に関して、昨今騒ぎがあったので『SHIROBAKO』で分かり易く例えてみますね。

原画セッションは絵麻の成長物語で構成されていますけど、この作品では「動画」の待遇が描かれていません。
原画であっても安アパートに暮らし、具のないカレーで節約している絵麻以下の動画の境遇を描いたら世間はどう思うでしょう?
ほとんどの方はこれで業界の「黒い部分への蓋」を察っして頂けると思います。

つまり、両作とも業界のブラックな部分を虚偽表示手前ギリギリまで希釈し、穿って見れば良いイメージへと「印象操作」をしている作品です。

アニメ制作現場の雰囲気に関しては『アニメーション制作進行くろみちゃん』のエピソードの方が過剰演出ではあってもアニメ制作には関わりたくないと思いたくなるほど、ドロドロとした現場の空気が醸し出されています。(制作したゆめ太カンパニーが結局消滅したのは別としても。)

12月6日追記
長らく『それが声優【裏】』としていましたけど、本作はアニメを一つの商品パッケージとして見ているので、このタイトルでは範囲が狭小であることから変更します。
なお、タイトルは確定で考えています。
この作品、私の見込みの通り他のサイト等でも高評価を得ており大勢はほぼ決着したようで、今更書き足すこともありませんけど、惰性で各話を記述していきます。

第1話メモ

業界ナンセンス物でぶっちゃけ面白いです。
第1話からクズキャラのオンパレード、業界の闇やら毒素が出るわ出るわ(笑)
内容は、デタラメや非常識がまかり通る興業業界では当然の出来事を描いているだけですけど、本来タブーに触れることを果たしてどこまで描ききれるか見もの、勢いで、枕営業まで描いたらお見事です。
あえてネタバレは書きません。
この作品も個人的には当たりでした。

「それが声優!」を未視聴の方は並行して御覧になると、より楽しめると思いますよ。

第2話メモ
おいおい。予想に反して引き込まれてきました。
俺ガイルファンの私としては視聴=嵌る宿命だったか!
ネタバレレビューを読む

第3話〜第4話メモ
はいはい。ここまでクズっぷりを露わにしたら、逆に潔くて清々しいw
真面目に制作してもコケる作品もあるのだから、ナンセンスで作り込むのも有り。
いや、万人受けを狙っていないことすら私は魅力を感じる。
ディオメディアもあえて業界を自虐的に制作しているのだろうし、アンチやナンセンスもので制作スタジオの差別化を図る経営戦略だってあっていい。
この作品、業界ドキュメンタリーじゃあるまいし、内容を真面目に考えてもコレはしょうがないがない。
ネタバレレビューを読む話しを面白可笑しく盛っただけでないかな。
渡航氏とディオメディアの組み合わせを考えると、仕掛けて来ても不思議と違和感がないw
そもそも、ネタバレレビューを読む

渡航氏が繰り出すネタを【ネタ】として受け止めないとこの作品を楽しめないかなw
クリディアコード作画が逝ってても、今期の万策尽きたー!の多さを見るとA-1の力技で放送落とさなかったのだから渡航氏はさして気にしてないだろうけど、業界クライシスも現実になってきているから、これからはネタバレレビューを読むある意味旬というか皮肉たっぷりな内容。
SHIROBAKOだってある種の誇張や事実の脚色はあるでしょうし、むしろ制作進行くろみちゃんの方がギャグで薄めてはいるけど、あれでシビアな現実を表現しているのかもしれない。
ネタバレレビューを読む
今期はガチな作品が多いし、これぐらいバカバカしい作品も息抜きに丁度いい。
ちー様がクズでも心臓に毛が生えたような糞度胸と鋼鉄のメンタルで乗り切ってしまう、どこか憎めないキャラだし、だからこそ私も乗れるし、毎週観るのが待ち遠しいということは、私的に楽しめている証拠だね。

第5話メモ「渡航氏のまとめCOMPLEX丸出し回だな。ガハハ」
(公式より)
脚本:さがら総
絵コンテ:数井浩子
演出:筆坂明規
総作画監督:木野下澄江、西田美弥子、石川雅一
作画監督:大田謙二、水野隆宏、LEVEL ZERO

ネタバレレビューを読む

第6話メモ「ゴージャスなメンタルの行き着く果ては?」
脚本:渡 航
絵コンテ:井畑翔太
演出:久慈吾郎、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江
総作画監督補佐:石川雅一、西田美弥子
作画監督:西田美弥子、小川茜、徳永さやか、大村将司、洪範錫

今回は渡航氏脚本。
相変わらず、作監修正でクオリティを維持してるんだな。

右を見ても左を見ても非難ゴーゴーなこの作品。
社会人であれば、空気のように存在する薄汚さを見せつけられるのがそれ程に嫌なのか、それとも身に覚えがあるが故にブーメランと感じてしまうのか。

本作の表層を浚っただけであるとか、はたまた本作の世界観でもある社会の歪みを直視し、リアリズムへの立脚が可能か否かでも評価は大きく異なるようだ。

リアル社会で様々な辛酸を舐めているならば、本作を観て叩く理由などほとんどないとも思うが、社会経験がない層やアニメはかくこうあるべきとの信念、臭い物には蓋をすべきと考える偽善に立てば叩きたくもなるのかもしれない。
その意味で本作はユートピア社会を求めるポピュリズム階層に対してはドMな役割期待も担っているとも言える。

また、本作はあえて「天然クズキャラ」のちーさまを主人公に立て、登場各キャラの「本音」を抉り易い環境設定にしている点が大きな特徴だ。

一定の社会経験があれば身近にゴロゴロしているちーさまキャラの設定には「苦笑」で応じる余裕は保てるが、彼女の存在をポジティブに捉える事ができなければ、本作への理解も抵抗感という不合理な感情の介入で掻き消されるだけかな。

第6話まで視聴した限り、業界に纏わることの多くはネタで、全てを額面通りに受け取る必要はないでしょう。
また、一部に事実の摘示があっても、尺と演出の都合で大袈裟かつ矮小化されている程度の事は常識の範疇で理解可能であり、したがって本作の内容を以って業界総論とはとうていならない。
ま、本作をどう捉えるかの切り口によるが、社会の縮図としてみるとケーススタディとしての役割は十分に果たしており、社会学の教材としては応分の妥当性はあるだろう。

ネタバレレビューを読む
ちーさま負けたなガハハ!

第7話メモ「親の心子知らずでもないぞ」
脚本:菅原雪絵、渡 航 
絵コンテ:ひいろゆきな
演出:ひいろゆきな、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江、石川雅一、西田美弥子
作画監督:加藤弘将、小川茜、伊集院いづろ、j-cube
ネタバレレビューを読む
総評は群像劇としてレビューするつもり。

第8話
脚本:菅原雪絵、さがら総
絵コンテ:井畑翔太
演出:飛田剛
総作画監督:木野下澄江
作画監督:木野下澄江、石川雅一、加藤弘将、徳永さやか、小川 茜、大村将司、上野卓司、是本晶、陣内美帆、石田啓一、YuMinZi
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 47
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ダメ人間喜劇

ガーリッシュナンバー修羅というWeb配信の四コマギャグ漫画を見ているのですが、アニメよりも登場人物全員が馬鹿になってて面白いですよ。

【1話時点でのキャラの印象】
ネタバレレビューを読む
【クズを克服する話ではなく、クズのまま立ち回ってほしい】
ネタバレレビューを読む

【2話感想】
ネタバレレビューを読む

3話ー4話【求められている内は花】
ネタバレレビューを読む

5話【だめだよ、だって仕事だもん】監督ッ・・・!

ネタバレレビューを読む

【6話ー沖縄だ!勝ったなガハハ】
ネタバレレビューを読む

【7話-親も色々、子も色々】
ネタバレレビューを読む

【8話~どいつもこいつも不器用だ】
ネタバレレビューを読む

【9話~後ろから押され始めた】
ネタバレレビューを読む

【10話~気付いたら周りにはだれもいない】
ネタバレレビューを読む

【11話~一番になりたい】
ネタバレレビューを読む

【最終話~勝ったなガハハ!】
ネタバレレビューを読む

総評
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 54

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

消費者のピュアネス

【視聴完了して追記】

主人公について、「ゲス」とか「クズ」とかいった形容をつけようとする観方に違和感がある。
このような言葉が持つ「計算高く下劣な人格」といった印象よりも、むしろピュアで素直な印象を受けるのだが、これは、ある種の世代に属する主人公の人格造形が、非常に高度に構築されている表れであるように思う。


この場合の「ある種の世代」とは、ゆとり教育を受けた世代、という事であるようだ。

いや、学力がどうこうといった、侮蔑的あるいは揶揄的な意味で言っているのではない。
文科省が「ゆとり教育」という名称で提供してきた教育「制度」という、文字通りの意味に過ぎない。

「ゆとり教育」の核心は、学力やら公徳心やらという問題ではなく、教育を「生徒という消費者に提供するービス」であると文科省が位置付けたことにある。
生徒=消費者、教育=サービスというドグマは、この10年以上も文科省の文書に頻出し、教育制度を改訂/コントロールする根拠として使いまわされている。

教育という公領域の行為を商取引と同一視して不都合は生じないのかという議論はさておいて、ほとんど唯一の社会領域である学校で「消費者」であると位置づけられた生徒は、自分が「100%の消費者」であるという自己像を形成することになるだろう。

内田樹によれば、「消費者マインド」を内面化した生徒は、ほとんど不可避に「いかにして少ない手間=学習で、成果=成績/進級を入手するか」に一面化した思考に支配されるという。
なぜなら、もう一方で消費社会がもたらす「市場原理」の内面化が、「消費者」は交換において「最小のコスト」で「最大の利益」を引き出すように振る舞わ「ねばならない」、と強制するからだ。
「ねばならない」という「強迫」が、倫理的な「規範」に転化してしまうのが「内面化」の特徴であり、このような「消費者マインド」の生徒にとって、教育は成績という外部的な評価の獲得が目的ではなく、自己の能力や可能性の開発であるといった正論は、「キレイ事」であるどころか「邪悪」で反倫理的な異端思想のように忌避されるらしい。


このような「学校教育」を素直に身に着けた生徒が、サービスの供給者になったときにどう振る舞うか。
本作の主人公の行動が、それを表現している。

「いい仕事」ではなく「ウケる」という得点の獲得を目的とし、手間=コストを最小にする事に集中的に注力する。
何もしないのに、「ウケ」て「勝ち」組になれれば理想的だ。

なんの後ろめたさもなく「ゲスい」態度を隠しもしない主人公は、この「教育」を素直に身に着けてきた「純粋」さを体現している。
いや、むしろ主人公と同世代でいながら「クズ」と感じるのであれば、それは「学校教育」の外部から別種の価値観を「密輸入」して「雑念」を持ってしまった、「学校教育」に対して「不純」で「邪悪」に「歪んだ」感覚であると言えるだろう。

若い視聴者が、「クズ」だと思いながら、何か切り捨てられないモヤモヤを感じているとしたならば、おそらくその感じ方は「正しい」。

何かが否定的な感情を喚起する原因は多様にあるはずなのに、それらを突き詰めて区分することなく、ただ一つの「クズ」というレッテル貼りで済ませて思考を停止する省力化の「合理性」こそが、まさしく「ゆとり教育」の内面化の成果であるのに、そもそも主人公を「クズ」と感じること自体が「ゆとり」の不徹底さの現れであるという矛盾が、「モヤモヤ」の正体だろうからだ。

このような「学校教育」を素直に通過した生徒が社会に出て、いきなり「世の中は消費者が動かしているのではない」と突きつけられれば、不条理、あるいは欺瞞的に感じるのは当然だろう。
そのすれ違いがドラマを駆動する推進力となっている。


「すれ違い」と見せているのは、この主人公の造形が、この世代の若者を巧妙に対象化して、多面的に表現できているからこそだ。

動画配信で否定的なコメントに過剰におびえる描写も、感情的な「好き/嫌い」に過剰に敏感で「嫌われる」ことを極度に恐れる小児的な感性の「矯正」を、「消費者」への「権利侵害」として拒絶することを許されてきた教育制度を反映しているし、「運」で評価をつかむことを疑問に思わない心性もまた現代的だ。

『後期近代の眩暈』のジョック・ヤングによれば、富を独占的にかき集めるセレブリティが貧困層からすら称賛されるのは、セレブリティが本質的に「運」だけで決定される、傑出した何かによって地位を獲得したわけではない、たまたま「運よく」選抜された「われわれ」と同質の存在であるからだという。

努力や才能ではなく、「運」で成功しようとする主人公は、この後期近代でのセレブの必然性に、むしろ忠実だと言えるだろう。


このような理屈から主人公が造形されたとは思わない。
キャラ造りの解像度の確かさが、こういった整合性を結果的に生み出しているのだろう。

しかし、この主人公が「ゲス」に見えるような見せ方が、このようなキャラと「現実」を並べて対象化して表現している証左であり、単純に主人公の肯定/否定を見せようとしているわけではない事を期待させる。

はたして「ゆとり教育」の純粋培養の主人公は、どのような「現実」を見るのだろう。
あるいは、社会は「消費者」から何を突きつけられるのだろうか。


【追記】

お仕事系のアニメとしては、アニメ制作を主題にすることは、プラスとマイナスの両面がある。

仕事をしている人なら誰でも感じているように、「自分の仕事をしている」だけでは仕事はうまく回らない。
仕事が成立しないわけではない。「うまく」回らない。

比喩的な言い方をすれば、どこかで「給料以上の仕事」をしないと、仕事は「スムーズに回らない」

「消費者」的な目線では、ブラック的な奴隷労働と区別されることなく「社畜」というレッテル貼りで済まされてしまうのだろうが、良し悪しの問題ではなく仕事は「そういう」性質のものなのだ。

もちろん「仕事がスムーズに回る」事が絶対の価値を持つことなのかは別の問題で、世界には、列車の運行や郵便の配達は遅れるのが当たり前である国や地域はいくらでもある。
そうしたところでは「スムーズに回る」より上位の価値があるのだろう。

まあ、最近の巨大イベントの進行管理の破綻や、大規模建築プロジェクトの破綻の連続を見ると、日本でも時刻表トリックのミステリが古典文学の棚へ移行する日も遠くないのかもしれないが。

それはともかく、お仕事系の物語では、この「給料以上」の部分をどのような視点から見るかという「スタンス」が、ドラマを進行させるエンジンとなることが多い。

しかし、声優もその一部である「芸能」では、少し事情が違う。

芸能の源流は、遡れば、「何か」を虚空から降ろして憑かせる「神事」だから、そもそも労働と報酬の経済活動のような現世的「俗事」とは水と油だ。
「創作」もまた、現実からの超越を目指す性質上、事情は似ている。

アニメ制作のような芸能と創作を合わせた「業界」では、したがって、何が報酬のための作業であるかの区分が、一般的な労働とは違って非常に混濁している。

例えば、以前『アニメで分かる心療内科』というwebアニメが配信されていたが、通常は、この種の作品では、精神医や心理学者に取材し、そこで得た専門知識をもとにギャグやストーリーを構成するだろう。

が、この作品では、専門家の精神医自身が(シモネタ多めの)ギャグをひねり出しストーリーを作り出している。
はたして日々の診療行為や学術誌の購読は「ギャグアニメの原作者」の仕事に対して、どのような位置付けになるのか。真剣に考えてみると、けっこう一筋縄ではいかない。

こうした、何が「給料分」の作業で、何が「給料以上」の作業か判然としない曖昧さが、不必要な生々しさを生まない反面、「エンジン」を動かす「スタンス」を作りにくくもする。

本作においても、主人公が「消費者」のまま「仕事」を続ける曖昧さを許容する反面、どう報酬=成果と向き合うかがぼやける曖昧さとなって現れることにもなる。
主人公は、(同時に「原作者のライトノベル作家」もまた)何が「創作」活動で何が商取引的な「仕事」なのかに直面することなく、漠然と自己実現を続けることを許す一種の安全地帯として「業界」は描かれる。

結局、「お仕事系」の物語ではなく、ピュアな「消費者」が「消費者」のままでいられる社会の中の居場所探しの物語であって、主人公の態度の否定/肯定は、そもそも主題ではないのだ。
主人公の同僚声優たちの悩みもまた、自分探しの一種であって、「スタンス」は端から問題にされていない。

会社員であるサブ・プロデューサーや芸能マネージャーの「割をくった」ような苦労が、創作活動に特有の不可避の作業であるのか、「給料以上」の労働環境の問題であるかにも回答を出さないのも当然だろう。
「スタンス」を曖昧にするアニメ制作現場という舞台が、「スタンス」を最初から放棄していることを見えにくくしている。



アニメを好む所謂「オタク」は、現実の「損得」からかけ離れた価値観で駆動する「物語」に親しむ性向があり、学校を覆う「消費者」価値観からは逸脱しがちな傾向がある。

そうした視聴者から見れば、ピュア「消費者」の主人公は反感をそそられる「クズ」に見えてくるだろう。
それを計算した上で、「社畜」のようなマネージャー等が「割を食っている」ように見せる「身もふたもない」消費者目線を導入して、彼らの苦労を「創作者の情熱」といった反・消費者的な価値観で無条件に肯定させないバランス感覚が、原作者の持ち味かもしれない。

しかし、こうした互いを相対化する視点が「スタンス」の放棄を正当化し、アニメ制作現場を舞台としながら、「消費者」の居場所探しとして過不足は無いものの、「業界」がいかにして作品を創造する場であるのかという、視聴者を魅了する謎は見せられないままだ。

いくつかの視点を併記する「両論併記」は、その先に何らかの結論を導いてこそ意味を持つ。
結論が無いなら、何も語っていないのと同じことだ。

「ああも、こうも」という多視点は現実的に見えながら、その先の、自分なりの答=スタンスの提出から逃げるなら、創作物として何かを表現しているとは言えまい。
「答は無い」は一つの解答だが、「難しくて選べない」は答ではない。
「一般論の王様」が「ああも言える/こうも言える」と呟くだけで「創作物」になるのは、これを開発したノーベル文学賞候補作家にだけ可能な「技」だろう。

自分探しの末に「消費者」が見出す「業界」という居場所は、単に自分探しの舞台であって、特に「仕事」の現場としての「業界」である必然は無かったようだ。
「業界」の描写に、何かの具体例や意図を見るのは無駄だろう。



結局、若い女性の居場所探しとして着地した物語だが、「消費者」が「消費者」のまま安住できる場として見出したのは、「仕事」から逸脱する「創作活動」の現場だった。

確かに「スタンス」の提出からうまく逃げたように見える。

が、しかし裏返せば、ゆとり内面型の「ピュアな」若者には、一般的な「生産活動」の仕事場に居場所を作ることが出来ない、と言っていることになるわけだが、はたして原作者や製作者は、気付いているのだろうか。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 8

72.8 2 ディオメディアでコメディなアニメランキング2位
ちおちゃんの通学路(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (436)
1827人が棚に入れました
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下”な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ開幕!

声優・キャラクター
大空直美、小見川千明、本渡楓、大地葉、篠田みなみ、皆口裕子、間島淳司、飛田展男
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クズのクズによるクズのための通学路w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
通学路を舞台にした、女子高生によるコメディ。

主人公二人がかなりのクズですので(笑)、そこに笑えればイケるアニメかなと。

じっくりじわじわ面白くなるアニメなんで、序盤ので切らない方が良いかと♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

波乱万丈!! エクストリーム登校コメディ!

この作品の原作は未読です。
実はこれも起用される声優さんに魅かれて視聴を始めた作品です。

大空直美さん:「いなり、こんこん、恋いろは。」の伏見いなり、「装神少女まとい」の草薙ゆま
小見川千明さん:「ソウルイーター」のマカ=アルバーン、「花咲くいろは」の鶴来民子
本渡楓さん:「亜人ちゃんは語りた」の小鳥遊ひかり、「刀使ノ巫女」の衛藤可奈美
鈴木みのりさん:「マクロスΔ」のフレイア・ヴィオン、「カードキャプターさくら クリアカード編」の詩之本秋穂

この顔ぶれにしてこの代表作…流石としか言いようが無い訳ですが、私がとある疑問に気付いたのは1話視聴後でした。
実は、主人公である三谷裳 ちおちゃんの声優さんが皆目分からなかったんです。

視聴を決めるのはキャストが発表される頃なので、放送開始まで間があるので忘れることもありますが、視聴直前にはそれなりの情報が否が応でも目に入ってきますし、放送を見始めたら思い出します。
ところが、この作品は上記の部分が完全に零れ落ちていました。

後からちおちゃんの声優さんを調べ直して二度ビックリ…
大空さんだったとは…⁉
大空さんといえば、上記に記載したもっとハイトーンのキャラを演じるイメージが強かったんですけど、ちおちゃんの様な声質の低いキャラもイケたんですね^^;
大変失礼しました。

話題が逸れてしまいました。
この物語の主人公である三谷裳 ちおの座右の銘は「中の下」
目立たないスクールライフを送ろうとする彼女だが、登校途中にはなぜか様々な障害が待ち受ける。
ちおは日頃の洋ゲーライフで鍛えた能力を駆使し、無事「登校」を達成すべく、今日も通学に挑む!
(アニメ公式HPのINTRODUCTIONより抜粋)

この物語で描かれているのは、ちゃおちゃんらの学校までの通学途中…
逆に言うと1クール全てが通学中の物語なので、一見範囲が狭そうに思えますが、ちおちゃんの場合、たかが通学、されど通学なんです。

だから「こんな事してたら絶対学校遅刻するよね」と突っ込んだら負けの作品なんです。
思い返してみると、遅刻を免れようと必死に登校するちおちゃんの姿って、初回の第1話しかなかったのではないでしょうか?
もちろん、普通に間に合って登校する場面も何度かみました。
ですが、明らかに何度かは校門にすら辿り着いたか分からない時もありましたから…

この作品のモデルって一体何なんでしょうね?
作者の実体験を基に肉付けしているのでしょうか?
登校時にこれだけのアクシデントに遭遇する高校生って、日本国内何処にもいないと思います。
そもそも通学路って、微塵の変化も無いのが普通だと思うんです。

例えば、「のんのんびより」でれんちょんや小鞠が通学する際の変化点を考えてみると…
バス停に対して今日はドアの位置が20㎝東側だった、とか、昨日アブラゼミが鳴いているのは隣の木だった…など、変化点は凡そ通学とは縁の無いところで収束すると思うですけれどね。

しかも、何らかのトラブルに巻き込まれている間、ちおちゃんらは皆な嬉しい、楽しいなんです。
特にちおちゃん、座右の銘は中の下かもしれませんが、言動からして中の下じゃありませんから…
遥か斜め上をぶっ飛んでいること、間違い無しです。

ね、ブラッディ・バタフライ…(笑)

オープニングテーマは、ちおちゃん、真奈菜、雪ちゃんの「Danger in my 通学路」
エンディングテーマは、ちおちゃんと真奈菜の「ナナイロード」

1クール12話の物語でした。
最終話のラスト…これは特殊エンディングと言うのでしょうか?
「予告」という台詞が聞こえた気がしましたが、何の予告なのでしょう?
毎回楽しませて貰いましたが、最終話のラストだけが理解が追い付いていません。
今期は女子高生コメディ作品が豊富だったように思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

にゃにゃにゃにゃにゃにゃにや~にゃにゃ~にゃにゃ~~~~~・・・

2018.09.10【途中感想】
原作未読ですが川崎直孝さんの「あっち方面時代」の漫画はいくつか読んでました。(/ω\)

昨年の2017年といい、夏になると『バカっ娘』が発生しやすいのかもしれません。(笑) 今期は「AHO GIRL festival」状態で
・邪心ちゃんドロップキック
・あそびあそばせ と、目白押し。

本作主人公「三谷裳(みやも)ちお」はスクールカーストでいえば中の下。目だつ事を嫌うメガネJK。趣味は洋ゲー(といっても節操も無く敵を殺しまくるスパイミッションアクションアドベンチャー系)。お調子者で高校生なのに「お子ちゃま」思考が強く、厨二病特有の症状『なりきり』を発症しやすい体質。しかも「変な気の廻し方」のせいで普通の通学が「トラブル遭遇率200%」という状態を常に引き起こし、見ている分には(不謹慎だが)なかなか楽しい。運動神経も中途半端に高く「なりきりモード」に入るとパ〇ツ丸出しも気にせずビルの間を開脚でよじ登り、屋根や壁の上を走りまわる次第。
そして細い絆の友人「野々村真奈菜(ののむら まなな)」を交え、
・陸上部エースでカースト上位、人柄も良く人気者なのになぜかちおちゃんに気さくに近づくものの羞恥心が無いのが玉にキズな「細川 雪(ほそかわ ゆき)」。
・堅物の堅物すぎて、もはや『変態』の域に達した風紀委員「篠塚 桃(しのづか もも)」
・3年のカバディ(変態)部長「久志取(くしとり)まどか」
・ちおちゃんと関わった為に、勘違いが廻り回って暴走族を辞めた元・ヘッド「安藤 繭太(あんどう まゆた)」
・安藤の10歳離れた妹で「浣腸魔」の小学生「安藤ちはる」
と、面白人間のオンパレード。

通学をここまでアクシデントだらけにすると見てる分には楽しいけど当人は
要らない刺激で気の毒ですね。(でも馬鹿なんだから仕方ないよねww)


2018-09-23 【視聴完走】
本放送中も原作漫画は連載中、CMではもうすぐ最終回だと宣伝してたのでひょっとしたら中途切れかなと思っていたら案の定、最終回は2期目に向けて大々的な伏線の大量投入!〆は「ジャッ〇ー映画」みたく「本編内容を撮影していたとして、そのNGシーンの詰め合わせ編集」という洒落た終いかたはイキでしたね。

しかし『おバカ』って見てると楽しいケド、ある良識ラインを越えるとモノ凄く『苛(イラッ)!』としたりしますが「三谷裳ちお」はなんとか、ナ・ン・ト・カ・ギリギリセーフでした(笑)。(自分にとって今も許せない「おバカっ娘」は『宮前かなこ』だけデス) ホント「無駄なトコロ」のスペックだけは高く、昨今の「不自然に見えないパ〇チラ」より「自然なパン〇ラ」はグッド!!(しかし、最終回・雪ちゃんの『ま☆☆』は酷かったけど大爆笑!)

いつになるかはワカラナイけど、2期目に期待したいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 13

80.8 3 ディオメディアでコメディなアニメランキング3位
侵略!イカ娘(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2051)
10014人が棚に入れました
海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために地上にやってきたイカ娘。しかし最初の拠点として目をつけた海の家すら制圧できず、挙句にそこで働かされるはめに。果たしてイカ娘が人類侵略を達成する日は来るのだろうか。

声優・キャラクター
金元寿子、藤村歩、田中理恵、大谷美貴、伊藤かな恵、中村悠一、榎あづさ、生天目仁美、小山力也、川澄綾子、菊池こころ

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見て思ったことをいってください

A1、侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!イカ娘!

T1、ごめん質問した俺が馬鹿だった。しかも侵略の部分6回だしw

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、最後にこのアニメはお勧めですか?

A2、神アニメ!!!!

t2、さっきの事まるで忘れてるしw
  皆さん最後まで見てくれてありがとうございます^^

投稿 : 2025/04/05
♥ : 18
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
ディオメディア
【CV】
イカ娘 - 金元寿子
相沢千鶴 - 田中理恵
相沢栄子 - 藤村歩
相沢たける - 大谷美貴
長月早苗 - 伊藤かな恵
斉藤渚 - 榎あづさ
嵐山悟郎 - 中村悠一
シンディー・キャンベル - 生天目仁美(日本語)/国分絵麻(英語)
紗倉清美 - 菊池こころ
南風の店長 - 小山力也
常田鮎美 - 川澄綾子
ネタバレレビューを読む
ここから先はネタをネタとして見れる人、もしくは『海の家れもん』関係者しか見てはいけない。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 11
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

早苗ちゃんにココロ奪われてしまいました

原作はちょっとだけ既読で視聴しました

イカ娘
ちょーカワイイですね

この作品
ストーリーより
ほとんど
イカちゃんを見るだけの視聴になってました

頭にはいつもイカのヒレみたいなお帽子?
っていうか頭そのもの?

髪の毛は触手?になってて
伸びたり
物をつかんだり
なんだこりゃ~

おしゃべりはいつも
語尾に
「~ゲソ」とか
「~イカ」なんてつけたりして

イカの擬人化っていうより
単に女の子のイカコスプレだよぉ^^


舞台は湘南?
海の家「れもん」です

海洋汚染から海をまもるため
地上を侵略する(しようとする)イカちゃんが活躍するお話です

ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

それでも
イカちゃんは日々
地上を侵略しようとがんばってます

ストーリーは
ほのぼの
そして笑い
最後はちょっと涙でした


しかし
そんなかわいいイカちゃんの
残像さえも脳内に残らないくらいの
衝撃をうけたのが

ネタバレレビューを読む

卒倒しました
鼻血がでました
首の後ろをトントンしてしまいました

ネタバレレビューを読む


何なんだこの生物は

ネタバレレビューを読む

なんてこった~
かわいい
かわいすぎる

ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

もう
ネタバレレビューを読む

なんだか
ほんのちょっとだけ

ネタバレレビューを読むの気持ちが分かったような気がしました

っていうか
そんな
ネタバレレビューを読むがと~ってもカワイィ~
って
最後は早苗ちゃんにココロ奪われてしまいました^^


余談で
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 31

71.7 4 ディオメディアでコメディなアニメランキング4位
侵略!?イカ娘 2期(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1122)
5953人が棚に入れました
イカ娘が巻き起こす、ずーっと真夏の癒し系?ほのぼの侵略コメディ!!海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために深海から地上にやってきたイカ娘。しかし、最初の侵略拠点として目をつけた海の家“れもん”すら制圧下におけず、挙句にそこで働かされるはめに。だがそこで栄子や千鶴、たけるの相沢一家と一緒に暮らすようになり、いろんな人とのほのぼのした交流もある楽しい毎日。イカ娘大好きっ娘の長月早苗、イカ娘が怖くてしょうがない斉藤渚、ライフセーバーでイカ娘とは「海を守る同志」の嵐山悟郎、イカ娘を宇宙人として研究したがっているシンディー、そして親友となった清美などなど彼女をとりまく面々もとっても賑やか。…果たしてイカ娘が地上侵略を達成する日は来るのだろうか…?

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

イカ娘の楽しそうな日常を見守ってみなイカ?

イカ娘2期です♪

ストーリーは1話が3つの短編で構成されている完結型なので、
2期からの視聴でも問題ありません。

イカ娘とは何者!?という詳しい説明は、
1期を見てください。

2期ではさらっとだけ触れられています。

海からの使者!イカ娘!地球を侵略に来たでゲソ!
↑これだけなんですけどねww

全12話です。


● ストーリー
海を汚す人間が許せない。
イカ娘(いかむすめ)は、地上の侵略を決意する。

海岸に建つ海の家「れもん」を侵略の拠点にしようとするが、
そこで働く相沢(あいざわ)家と仲良くなったりこき使われたり…。

イカ娘や“れもん”に関わる人たちの日々を描く、楽しいストーリー。


1期も楽しめましたがドハマリするほどでもなかったので、
2期の視聴は置いていたのですが…。

ようやく2期を見てみると、
なんと!おもしろい!!あれ、こんなにおもしろかったっけ?笑

1期を見たのが5年ほど前だったので、私の嗜好が広くなったのか、
単純に2期のクオリティが上がったのか、どちらかかとw

1話が3つの短編ストーリーで構成されているので、
気軽に観やすいです。

朝や夕方以降に放送されている国民的アニメたちと
肩を並べられるんじゃなイカ?と思うほど、

どの話も安定しておもしろいし、
ほのぼのしています♪

イカちゃんは侵略者っぽいことをしたがるけれど、
大して悪いことはしないし、ポンコツな結果に終わるから憎めませんw

ほぼ夏のエピソードばかりなので、
現実的には継続した放送が難しいのは残念ですww


● キャラクター
キャラの数がとても多いわけではありませんが、
十分です♪

というか、イカちゃんのキャラが深すぎて、
彼女一人だけでもネタが豊富ですw


≪ イカちゃんの語尾が魅力的すぎなイカ? ≫

イカちゃんが話す時には
必ず語尾に「~~イカ?」「~~ゲソ」が付きます。

あざとく、しつこく感じるかと思えば、
全くそんなことがない。

ごく自然に、そしてイカちゃんの魅力をぐーんとアップさせる魔法の語尾♪


≪ 不思議な生態 ≫

髪の毛は10本の触手。
口からは墨を吐く。
好物はエビ。
ぼうしを取ると死んでしまう。
などなど…。

2期になってもまだまだ飛び出す、
イカちゃんの不思議な生態の数々。笑

侵略者だけど悪い子ではなく、
自由奔放で欲望のままに生きる。笑

放っておけない魅力があり、
気が付けばみんなの中心にいる。

イカちゃんによる心の侵略は、
確実に成功しているでゲソ♪


イカちゃんがやはり目立ちますが、
それ以外のキャラもいい子ばかり♪

相沢家の末っ子長男・タケルもいい子過ぎて泣ける(´;ω;`)

イカちゃんの大ファン・早苗(さなえ)は、
イカちゃんに嫌われてもめげない強すぎる心の持ち主ですが、

彼女の変態レベルの愛には感服ですww


● 音楽
【 OP「HIGH POWERED」/ スフィア 】

イカちゃんの元気いっぱいな感じが全開の曲♪

1期のOPは衝撃的なインパクトだったので
それに比べると普通な曲ですが、

私は2期のOPの方が好きです。笑

OPアニメで様々なイカちゃんが登場しますが、
どれもかわいい♪


【 ED「君を知ること」/ イカ娘(金元寿子) 】

こちらは夕暮れの海辺を彷彿とさせる、しっとりとした曲。

いい曲です♪
イカちゃんの歌声もかわいいし^^

毎回EDアニメには、
その回に登場した人や物が登場するアレンジがされています。

ラストのイカちゃんの笑顔を見ると、
幸せな気持ちになれました(*´ω`*)


● まとめ
結局感想としては、
イカちゃんがかわいい!に集約されるのかな?笑

イカちゃんのキャラが好きになれたら、
この作品をとても楽しめると思います^^

何も考えずに楽しみたい時などにおすすめです♪

投稿 : 2025/04/05
♥ : 27
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

イカちゃんがパワーアップして帰ってきたでゲソ(72点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:72点
アニメ系統:日常系ギャグ

イカちゃんが帰ってきたでゲソ。
イカちゃん可愛いよイカちゃん。


\ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ イカ娘っ♪ キュッ♪ /
  \                                                   /
    /⌒>、   /⌒>、    ./⌒>、   /⌒>、    /⌒>、   ./⌒>、
   厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  .厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  .厶/ wwゝ
  \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ>


1期未視聴者ほったらかし。
何の説明も無しに当たり前のように始まる。
1期観てない方はとりあえず1期観てからにするべき。
まあ、別に観て無くてもなんとでもなるがw

さて、2期もイカちゃんを愛でるアニメかと思っていたのだが、
なかなかどうして、1期には無かった面白さ。

これはテンポが格段に良くなっているのと
イカちゃん意外のキャラが立ってきたためであろう。
そんな抜群のテンポの中、笑いあり感動ありで
もはやイカちゃんだけを愛でるアニメでは無くなった。
もちろんイカちゃんの可愛らしさは健在である。

OP曲は1期ほどの勢いを感じない。
1期のあの中毒性のあるOPのようなのを期待していたのだが。
別に悪い曲ではないけどね。
この辺りは1期よりはマイナスかな。

兎に角、1期のファンなら問題ないだろうし、
1期に退屈した方でも十分いけるのではないだろうか。


と、まあ、簡単に書いてはみたが
つまり、何が言いたいかというと

3期も是非お願いしたいでゲソ

----------------------------------------------------


イカ、各話の感想でゲソ
未視聴の方はスルーするでゲソ


----------------------------------------------------

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 41

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イカ娘×ひーちゃんの組み合わせ=最高じゃなイカ!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版の第1期は視聴済です。
イカ娘を演じるひーちゃん×水島監督の相乗効果をしかと堪能させて貰った第1期だったと思います。
しかし、第2期では総監督となり、山本靖貴さんが監督を務められました。

山本監督にとって、戦場のヴァルキュリアに続く2作目の監督作品となった訳ですが、wikiを見たところ、これまで山本監督の手掛けられた作品は結構視聴させて貰っていました。

・問題児たちが異世界から来るそうですよ?
・サーバント×サービス
・実は私は
・ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES
・火ノ丸相撲
・ネコぱら
これらを勘案すると、今回も第1期同様、面白さが高い次元で推移していたのも納得です。

それと、公式HPもお宝の山でした。
視聴タイミングから、イベント関係は全て時効なのですが、何やら気になるバナーを発見…
「サーキットも侵略するでゲソ!! LMP MOTORSPORT」
気になったのでクリックしてみると、当時「イカ娘」と銘打ったマシンでレースが行われていたそうじゃありませんか…

しかもイカ娘のマシン名は「PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ」
イカ娘のマシンがあのフェラーリ…スケールの大きさにビックリなんですけどっ!
ひと昔前は、こんなコラボもあったんですね。
レースの戦績云々より、当時こんなにもイカ娘が愛されていたことを知れたのが嬉しかったり…
じゃなきゃこんなコラボにまで絶対発展しませんから…

一方、作品の方ですが今回も、ひーちゃん演じるイカ娘の可愛らしさが炸裂します。
人類を征服しに来て本人も事あるごとに再認識し続けているものの、そんなイベントどこ吹く風か…
しかも第1期の時より明らかにイカ娘の取り巻きが増えているんです。
その多くはイカ娘を慕う者ばかり…

きっとイカ娘の純真さと優しさに心惹かれているのではないでしょうか…
かく言う私もその一人なので…

物語は日常系なので大きな起伏はありません。
ですが、涙腺を刺激する展開がちょいちょい刺さり込んでいるので、少しでも気を抜くと持っていかれてしまうのですが、そんな展開が実は大好物だったことを最近自覚しました。

今回も終盤でイカ娘は大きなヤマ場を迎えます。
ですが、ある意味自らの着地点を知っている作品だったと言えると思います。
どん底の状況を一瞬で引き上げちゃいましたから…

イカ娘以外のキャラについては、違った一面を垣間見ることのできる構成だったと思います。
唯一変わらなかったのはかな恵ちゃん演じる早苗の立ち位置くらい…
でも、どうしてイカ娘は早苗をそんなにも毛嫌いするんでしょうね?
攻撃力なんて皆無に等しいと思うんですけど…

第2期が終わった段階で原作の連載は続いていたようなので、最終回を意識させないような終わり方だったと思います。
仕方ないとは思いますが、最終回であることの重みづけはもう少し欲しかったかも…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、スフィアさんの「HIGH POWERED」
エンディングテーマは、イカ娘(ひーちゃん)の「君を知ること」
第1期と同様、エンディングは毎回凝っていたので欠かさず視聴しました。

1クール全12話の物語でした。
繰り返しになりますが、もっと早く視聴すべき作品だったと後悔するほど
目一杯堪能させて貰いました!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 20

65.3 5 ディオメディアでコメディなアニメランキング5位
聖剣使いの禁呪詠唱(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (827)
5396人が棚に入れました
どこからともなく現れる異形の怪物『異端者』を倒すことの出来る者たち<<救世主(セイヴァー)>>の育成のために、前世の記憶を持つ人間が集まる亜鐘学園。ここで二つの前世を持つ少年・灰村諸葉(はいむら もろは)が、前世で出会った少女達と再び出会う。


声優・キャラクター
石川界人、竹達彩奈、悠木碧、小倉唯、内田真礼、上田麗奈、Machico、小見川千明、大森日雅、佐倉綾音、皆口裕子、羽多野渉、中村悠一、小林ゆう、大川透、杉崎亮、石田彰、子安武人、釘宮理恵、緑川光、森沢芙美
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

綴る!

内容に関しては、ご都合主義だらけ、または唐突かつ謎な展開に何の説明もなく次から次へと出てくる専門用語、説明不足は当たり前でわかりづらい過去回想、至らない掘り下げ不足、イキリ具合が鼻につく思い出すだけでチート能力を得る主人公とストーリーはかなり酷く、真面目な話になるとほとんど面白くはなかったですが、私は1話から心を掴まれてしまいました。あまりにもシュールな詠唱シーン、誰にも起こされず1人佇む主人公、あまりにも早すぎる展開、バトルシーンのダサい動き、多すぎるツッコミ所とシュール過ぎる演出や絵面がギャグとしてこの作品の中では光っていました。個人的に特にツボだったのは主人公達が使う技「神足通」の動きと詠唱シーン。神足通については、無駄にぬるぬる動く高速移動と残像の安っぽさが面白いです。5話、主人公とサブヒロインが店内で駆け回るシーンは一分くらい笑いっぱなしでしたw これだけでも一見の価値はあると思うほどには面白く、狙って出してあると思われる製作陣(絵コンテ、演出の方)は凄いです。詠唱シーンについては、カッコいい派手な演出などはなく、ただ空中に文字を綴るだけ。腕だけぬるぬる動くシュールな絵面とダサいネーミングが笑いを誘います。それ以外の好きなところは、意外にも純愛ストーリーだったところです。この作品は無駄にハーレム物になってはいるものの、過去に連れ添ったヒロイン2人の深い愛情が感じ取れるシーンだけは悔しながらウルッときてしまいましたw


話毎に感想(というより実況?)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2
ネタバレ

ゆう。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

色々思い出すアニメ

よくあるラノベ原作中二アニメ、今期はそれ系が多いかな。

1話感想
ネタバレレビューを読む

2話感想
ネタバレレビューを読む

3話感想
ネタバレレビューを読む

4話感想
ネタバレレビューを読む

5話感想
ネタバレレビューを読む

6話感想
ネタバレレビューを読む

7話感想
ネタバレレビューを読む

8話感想
ネタバレレビューを読む

9話感想
ネタバレレビューを読む

10話感想
ネタバレレビューを読む

11話感想
ネタバレレビューを読む

12話感想
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 7
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

綴る!「全ては水より始まっ・・・」“ウロボロス!”という禁呪が・・・

あわむら赤光によるライトノベルを原作とする作品です。

全12話、原作未読


異形の怪物「異端者」を倒すことの出来る存在である救世主と呼ばれる

者たちを育成するためにその力を持つことが出来る前世の記憶を持った

者たちが集まる亜鐘学園。自分の前世の事をほとんど覚えていない少年

灰村諸葉はその学園で前世で出会った少女と再び会うことになる・・・


とにかくツッコミ所の多い作品だったように思います。

ですが私個人としてはそれらの部分が特に何も思わず普通に楽しめたと

思います。色々言うとバトルシーン全般で動きがカクカクと妙に違和感

があるとか力尽きてしまったのだろうと安易に予測がつく例のシーンなど

問題だらけで世に送り出していく作品としては不十分な点が多いのだろう

と思います。でも私は様々な作品を毎週1話1話と見ていく中でこの作品

が1週間の中で1番楽しかったです。(大げさかもしれませんが・・・)

どんな名作良作、話が丁寧に作られている作品なんかよりもその見ている

瞬間が濃く感じました。


物語はそんなに面白いわけでもなく展開も飛び飛びで原作をかなり

掻い摘んで端折りながら作られているのだろうなぁと思う感じです。

その分キャラの一挙一動やバトルシーンにどんな形であっても何かアクセント

になるものを織り交ぜていると感じます。それが動かないとか制作が間に合わ

ないとかのような限られた事情の中でクオリティとか物語性とかキャラ立て

とかといった良さとは違う所に別の光を引き込んでいると思います。


OPはアリプロで今まで私が視聴した作品では記憶にはありませんが

癖になる感じで私は好きでした。


最後に私自身はこの作品を大いに楽しんで視聴しましたが、私自身の楽しさ

を感じる部分に当てはまっていたというだけの事であり、物語は私はあまり

面白くなかったと思っています。元々原作を掻い摘んでしか作れないわけで

それならこっちもそれに対応した形式を取るという形にしたまでであるだけ

です。(別にアニメを掻い摘んで見ているわけではありません)

とにかく私は楽しかったと感じたということです。

◆個人的点数評価 81.130点



余談(個人的点数評価について)

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 31

81.9 6 ディオメディアでコメディなアニメランキング6位
アホガール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1003)
4599人が棚に入れました
幼なじみのあっくんが大好きで主食はバナナ、とにもかくにもアホすぎる女子高生・花畑よしこ。なんだかんだと面倒見がいい、と思いきやそうでもない、よしこの幼なじみ・阿久津明(あくつ・あくる=あっくん)。 そして、よしこに振り回される地味ガール・隅野さやか、あっくんを巡る恋のライバル(?)の風紀委員長など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる残念な日々を描く。

声優・キャラクター
悠木碧、杉田智和、原田彩楓、上坂すみれ、日笠陽子、浪川大輔、八代拓、千本木彩花、佐藤利奈、M・A・O、前田玲奈、井口裕香
ネタバレ

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「アホ」にはいろいろ詰まってますd(ゝω・´○)

久しぶりに見たら、やっぱり♪

犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー

喘息持ちだから、毛のある動物はアニメでも敬遠したいけど、この「犬」だけわ…

( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー


それにひきかえ、幼少期の「よしこ」が…

ウザ━━━(´∀`;)━━━!!!!

前に見た時は、そこまで思わんかったのに…これは体調悪い時は、頭に響きそうだから見れないやww

見直して分かったのが、「よしこ」だけが超アホで、「犬」以外はアホばかりだったww

あぁーーーー♪

「よしこ」みたいな丈夫なアホを…

殴りてぇ( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.


【「アホ」と「バカ」について…】
ネタバレレビューを読む

【「殴る」怒り方について…】
ネタバレレビューを読む

【よしこが殴られて可愛そうと思う優しい人は…】
ネタバレレビューを読む

【このアニメは…】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真空のディスコミュニケーション

空前絶後のアホの子、というキャッチコピー通り、周囲の正論のことごとくを粉砕して我が道を行く「アホ」の主人公が爆笑を振りまくギャグアニメ。

腹を抱えて笑いながら、二度観したとき、ふと笑いの後にうそ寒いものを感じてしまうのは、爆笑の起爆剤になっているものが、主人公と周囲のディスコミュニケーションであることに起因しているようだ。


笑いについての研究は古くから行われ、単一の法則が確立するほど単純なものではないと言われているものの、最大公約数的な見解では、ギャグは、おおざっぱに言えば、価値観の衝突が生み出している。
価値観が衝突して、変形したりねじ曲がったりする、その落差が「笑い」の契機となるらしい。

「常識的な人物」と「変な人」の絡みで「笑い」を作り出すギャグの定型は、その産物だ。

本作においても、「空前絶後の」アホである主人公と、周囲の常識人との掛け合いは「定型」を忠実に踏襲しているように見える。
が、笑いの向こうに異様な感覚を与えてくるのは、両者の間にコミュニケーションが成立していないからだ。

コミュニケーションとは、互いの価値観をすり合わせる行為である、と言い換えることが出来る。
笑いを生み出すための「常識人」と「変な人」の絡みによる価値観の捻じ曲げも、コミュニケーションの一種だ。

体を張ったドつき合いの派手な映像で撹乱しながら、本作においては、主人公の「アホ」な価値観はいささかも変化を受け付けないし、幼馴染を代表とする常識人たちも、「アホ」の価値観に感染することが無い。

両者は激しく激突するものの、「笑い」を生み出すはずの価値観の歪みは発生しないままだ。

ギャグのシークエンスは、どちらかの価値観が変質して「落差」を生じさせる「笑い」ではなく、主人公への働きかけ=コミュニケーションを放棄するという、ディスコミニュケーションが「オチ」として繰り返される。

確かに「常識人」たちが持ち出す「常識」が、どこかで聞いたような門切り型で独創性のかけらもない「お題目」ばかりであって、「空前絶後の」アホに影響を与えられないのも不思議ではないように見える。

が、よく観ると、主人公が繰り出す口答えのような「屁理屈」もまた、手垢の着いた「定型句」ばかりだ。
若者向け産業の宣伝文句やリップサービスの中から、いくらでも採取してくることが出来るだろう。

従来のギャグの観点からは、固定した価値観を揺さぶって「笑い」を生み出す「歪み」を発生させる為に、非・常識人=アホの価値観は「独特に」ぶっ飛んだものであるべきだ。

が、「アホ」の屁理屈は、どこかで聞いたことがある門切り型という点で、全く「常識」と類型的な空虚な「お題目」であるという事態は、主人公を特徴付ける「アホ」の実質が、独自性を発揮する価値観の歪みではなく、一切のオリジナル性を持たない真空のような空虚さであることを示している。

その場その場で、もっともらしい口答えを返しているのは、常識を相対化する「アホ」の理屈ではなく、真空装置が空中から吸い寄せた、空虚に浮遊する「定型」の屁理屈の自動応答に過ぎない。

在りものの「定型句」を吸い寄せ続ける「空虚」さが、本作の「アホ」が意味するところなのだろう。

一切のコミュニケーション=常識との価値観のやり取りが不能であるのも、当然ということになるのだろうか。


「アホ」は何処まで行ってもアホだというコミュニケーションの断絶が「笑い」になってしまうのは、あるいは本作が鋭く時代性を取り込んでいるということかもしれない。

どれほど見え透いた嘘をつき続けようとも、突きつけられる事実を無視して平然と地位にとどまり続ける人物は、本作の主人公同様に、ディスコミュニケーションによって一切の干渉を拒絶して空虚な言葉の中に生きる無内容な真空=「アホ」の同類といえるだろう。

そんな「アホ」がのうのうと生きているさまを、視聴者はもう何年も前から見続けているのだから。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 8
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

愛嬌があって間の抜けた感じのええアホは2人かな

いや、これアホちゃうやろ。

私の認識で言えば

アホ→間の抜けた感じ、なんか許せる
バカ→頭が悪い、あんまり許せない

・・・っていうか『間の抜けた』って表現も難しいな、
言葉の意味、使用方法に地域差・個人差が大き過ぎる。

アホっぽい登場人物は大抵バカだ。

登場人物をアホとバカを用いて解説してみよう。

よしこ
 アホネタバレレビューを読む

あっくん
 勉強がものすごいできる。ネタバレレビューを読む

よしこの母ちゃん
 よしこの人生を憂う人。ネタバレレビューを読む

〇さやか
 かわええええ子。ネタバレレビューを読む

風紀委員長
 ネタバレレビューを読む

◎のぞみちゃん
 女子小学生。ええアホの子。ネタバレレビューを読む

〇まもるくん、ただしくん
 男子小学生。小学生らしいアホさとまじめさも備えている。
 スタッフロールを静止して初めて名前わかった。
 多分ネタバレレビューを読む

不良のりゅうじくん
 バカでアホで不良。ネタバレレビューを読む

るりちゃん
 あっくんの妹。ネタバレレビューを読む

いぬ
 大きくて白い犬。捨て犬。ネタバレレビューを読む

28歳の女子教師
 ネタバレレビューを読む

◎ギャル
 かわええ赤毛のアホの子。いつも3人でいる。
 ネタバレレビューを読む

※◎ええアホ 〇いいアホ


よしことあっくんを中心にアホな出来事が起こる、よしこが起こす。

好きな回は
・あっくんとさやか
・よしこと小学生
・バナナの佐藤さん
・さやかとるりちゃん
・水着を買い物
・犬と映画
・夏祭り
・ギャルの恋バナ
・文化祭委員長決め
・遠足のおやつ
・犬とポメちゃん
・バナナフロペチーノDX
・犬と花

さやかちゃんと小学生と犬とギャル大好きだなぁ。
あと動きが派手な回は面白い。

さやかちゃんはかわえかわいそう、
小学生はアホなごむ、
犬は最高、絵的にアホ、
ギャルはアホかわええ。

あっくんがよしこにバイオレンスで
よしこがパンチラオンバーゲンセールなので
そういうの嫌な人はダメかも。


キャラがアホだけど、悪意のある人間がほとんどいないから平和に楽しめる。
けど悪意のない迷惑・犯罪行為ほど恐ろしいものはないけどね。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 22

66.2 7 ディオメディアでコメディなアニメランキング7位
はんだくん(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (562)
2824人が棚に入れました
書道の大家の息子にして、自らもその道で活躍する 高校生書道家・半田 清。
学校ではその近づきがたい佇まいから
孤高のカリスマとして 一目置かれているのだが、本人はそれを 「嫌われている」 と思い込んでいた・・・。

本編の6年前を舞台に、「ばらかもん」の主人公、都会育ちの若きイケメン書道家・半田清舟の高校生時代を描くコメディ。

声優・キャラクター
島﨑信長、興津和幸、柿原徹也、細谷佳正、山下大輝、広瀬裕也

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

勘違いと思い込みから始まるネガティブ青春ギャグコメディ!

この作品は「ばからもん」のスピンオフ作品ですが、本編とは何の関係もありませんので、この作品から入っても問題ないと思います。

長崎県の五島列島…島民は気さくで優しく自然が豊かで時間がゆっくりすぎていく中で、書道家の半田清は自分探しの旅に出る…

本編のばからもんはこんな感じでしたが、このスピンオフは半田清の高校時代を描いた物語になっています。

もともとは友人の心無い一言が全ての元凶になっているのですが、半田くんは自分が学校中の嫌われ者だからといって、誰も寄せ付けないオーラをビンビンに放ちながら高校生活を送っているのです。

面倒な事も嫌いだし、もちろん争いも苦手…
そんな半田くんは、何故かその手のトラブルに巻き込まれてしまうんです。
もちろんトラブルも大嫌いな彼は穏便に事を済ませようとするか、逃げ出そうとするか…
つまり極力関わりたくない態度を前面に押し出しながら必死に抵抗するのですが、運良く…運悪くかもしれませんが、全てが好転的に回ってしまうんです。

半田くんは物事が好転的に回ったことなどツユ知らず、そそくさとその場を立ち去ってしまうので彼が気付く術も無いのですが、彼の言動には人を心酔させる何かがあるのでしょう…
半田くん…実は相当人気者なんです。
知らないのは本人だけ…だからこの作品の面白さの一つはそのギャップにあると思います。

でも私が彼の言動以上に面白かったのが「半田軍」の存在でした。
半田くんに心酔しきったメンバーで構成された軍団…その結束は鉄壁です。

頭脳明晰でテストは常に学年1位であると共に半田軍の司令塔でもある相沢 順一
元モデルの超イケメン男子…二階堂 礼緒
高校1年の頃の可愛らしさは微塵の欠片もないほど怪力男に変身した筒井 あかね
半田軍で唯一半田くんに心酔していない近藤 幸男

みんな最初は半田くんを知らなかったり、自分の力量の方が上だと半田くんをライバル視していた人ばかり…もちろんイザコザも一度や二度ではありませんでした。
でも半田くんが絡むと事態は好転してしまい、結果的に出来た産物が「半田軍」という訳です。

普段の半田軍は確かに上記の4人の男子生徒…
ですが、半田軍が真に本領を発揮するのは女子が加わってからだと思っています。

この作品の一推しキャラは…金城 美代子さんで決まりです。
半田くんの隣の席の彼女…勉強も出来て友達も多い普通の女の子だったのですが、席が隣であるが故に半田くんとの大切な思い出が出来ちゃったんです…

そこからの彼女は魅力たっぷりです…
決して表舞台で派手な事はせず付いた二つ名が「イレイサー」
そしてその二つ名こそが彼女の真価であり、進化し続ける彼女の勇姿…もう堪りませんでした。
こういう立ち位置のキャラ…私は大好きです。
CVが本渡さん…というのもポイントが高い要因でもありました。
「かみさまみならい ヒミツのここたま」の四葉こころちゃんを演じていたのは知っていましたが、私が彼女を初めて見たのはレガリアの特番でした。
しっかりとMCを努めていたのが印象的で、その後結局「競女!!!!!!!!」の特番もしっかり視聴してしまいました…
今後の活躍が楽しみな声優さんです。

そして図書委員の比良山 かすみ…決して出番の多いキャラではないのですが、何と言ってもCVがくぎゅ…一度登場した時の存在感は半端ありませんでした。

オープニングテーマは、Fo'xTailsさんの「The LiBERTY」
エンディングテーマは、鈴村健一さんの「HIDE-AND-SEEK」

1クール計12話の作品でした。そういえば、ばからもんの半田 清のCVは小野大輔さんでしたが、はんだくんでは島﨑信長さんに代わっていたのは意外でした。
これって、例えば「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」の声優さんが「プリズマ☆イリヤ」では門脇舞以さんじゃなくなってしまう…くらいの大事件じゃないですか。
イリヤは本編であろうがスピンオフであろうが、もう門脇さん以外は考えられないのに…
こういう事もあるんですね。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 18
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

超高校級の人嫌い書道家少年が、カン違いで崇拝される系の学園コメディー

長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く「ばらかもん」…の、スピンオフな学園コメディー全12話です。
ばらかもんの主人公の高校時代のお話、自分は嫌われ者だ(と思い込んでいる)半田君を、本人が知らぬうちに周囲が祭り上げる感じ。
変則的な俺TEE系?
…ばらかもんの先入観や第1話を抜きにしても、コメディーとしてイマイチ性に合わなかったです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ばらかもんの公式スピンオフなのですが主人公を半田君にする必要性を感じない

それほどばらかもんとの接点が全くない。

半田君が学生時代の話なのでばらかもんの舞台やキャラとの接点がある方がおかしいのだが…それでも面影がなさすぎて一言で言うなら「なんか違う」という感じです。

別に悪くはないんですよ。作品の色としては「すれ違い系勘違い系」のギャグ作品で決して悪くはないのですが…半田君や川藤とかばらかもんのキャラを使う必要性を感じないんです。半田君の性格もばらかもんとはなんか違うし、半田君の最大の特徴として字が上手という特徴があるもののそれを絡めた話はごくごくわずか。「ばらかもんの半田清舟」のキャラクターや特徴を全然活かしていない。だから例えば半田君をオリジナルキャラにしたとしても何も違和感なく作品として成立します。つまりただの学園ギャグ作品と、ばらかもんの公式スピンオフの学園ギャグ作品との差別化が全然できてないんです。
だからばらかもんのキャラを使う必要性を全く感じないしそれなのに公式スピンオフとか語っちゃってハードルを上げてしまっているから話は悪くないのに期待外れ感がいなめません。ただばらかもんだとかスピンオフとか抜きで一作品として観ても悪くないというだけで特に突き抜けたものもありません。

ギャグのスピンオフをやりたかったのなら進撃中学校とかころせんせーQの様に、きちんとオリジナル作品のキャラクターがきちんとオリジナル作品の性格を基盤にもったまま舞台を変えたギャグ作品する方が面白かったのではないでしょうか?
逆にばらかもんのキャラがほぼ出ない半田君の学生時代を描きたかったのなら普通の学園青春ものの方がよかったように思えます。

実際色々なスピンオフの作品が世の中に出ていますが、元の作品のキャラがあまり出ない作品はシリアスな作品が多く、ギャグ作品は元の作品のキャラのまま舞台だけ変えるような作品が多い気がします。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

61.0 8 ディオメディアでコメディなアニメランキング8位
美男高校地球防衛部LOVE!(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (202)
1053人が棚に入れました
日本のとある街、眉難市。眉難高校の「地球防衛部」=“何にもしない部"。
部員の鬼怒川熱史(きぬがわあつし)と由布院煙(ゆふいんえん)が 銭湯「黒玉湯」で湯船に浸かりまったりしていると、突然ピンク色のケモノ(ウォンバット)が宙から現れた。
「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」
地球を愛の力で救いたいと日本語で話しかけるウォンバットにドン引きする2人。
そこに、銭湯の息子・箱根有基(はこねゆもと)が現れ、ウォンバットを見つけるや「モフモフさせろ~っ! 」と追い回した。
翌日、学校でまたしてもウォンバットに捕まってしまう鬼怒川と由布院、残りの部員・鳴子硫黄(なるこいお)と蔵王立(ざおうりゅう)、そしてウォンバットを追いかけ居合わせた箱根有基の5人はブレスレットをはめられ、地球を守るように命じられる。
「ラブメイキングです! 」 ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み……
ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み、5人は愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身する……

声優・キャラクター
山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹、麦人、神谷浩史、福山潤、寺島拓篤、安元洋貴
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CMのあと重大ニュース・・・

高松信司監督による、オリジナルアニメ作品です。

全12話。


元々学校非公認のサークルの部室を専有していた煙、熱史、

硫黄、立の四人に有基を加えた五人にラブレスレットを付け

愛なきものに愛を与えるバトルラヴァーズになるように

してしまうのだった・・・


今季始まりの中で第2話までは圧倒的インパクトで30分が

最も短く感じた作品でしたw

どう見てもいやな予感しかしないのに第2話まではその他の作品より

圧倒的に見入っていましたw 正直その時の自分はどうかしていた

のではと思うくらいです。まあ監督が「銀魂」や「男子高校生の日常」

なんかを手掛けていた人なので(もちろん視聴し始めた時は全く

知りませんでしたが)それなりに惹きつける魅力を出せていたのかなとも

思います。


まあでも嫌な予感は的中というかPVを見た時に思った印象が

男プリキュアだったので当然自分の中で失速していくだろうなぁとは

思っていました。そんなわけで3話以降はそれまで見入っていたのが

嘘みたいにただ見ているそんな感じでした。

でも切ることができなかったのは5話がちょっと面白かったとか

8話がちょっと良かったみたいに失速してやめようと思っても

その度に割と面白かったりして結局切ることができませんでしたw


途中なんだかんだ思ったりしていましたが、ラストの2話特に11話の

終わり辺から12話は良かったと思います。こういう愛の力で地球を

守る力を与えたのはなんでかとか怪人が出現するのはどうしてかとか

がちゃんと分かって(でも理由はくだらないものでしたがw)愛と友情

パワーでそのいつものようにやっちゃっているのが良かったように

思います。


笑える所が多かったように感じましたので見ていて楽しかった

部分がたくさんあってまあまあ良かったと思います。

◆個人的点数評価 75.044点




余談(視聴時の各話メモ)

いつも一話ごとにメモ帳にメモを取っているのをそのまま載せただけですw

とてもラフに書いてありますので見るのは各自の責任でw

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キャラ萌え作品の男子版・・・という立ち位置なのでしょうか?

この作品はオリジナルアニメ作品だったんですね^^
原作も先行して発刊されているようですが未読です^^;

正直2015年冬アニメの中で唯一切ろうか迷ったのがこの作品でした^^;
可愛らしい女の子に萌えを感じる作品・・・の女の子と男の子を入れ替えたら、きっとこの類の作品になるんだと思います^^
可愛らしい男の子に萌えを感じる女性をターゲットにした作品・・・と言うのでしょうか^^;
それでも、一旦見始めるとそれなりに見れてしまうので完走しましたけれど^^;

この物語の舞台は眉難(びなん)高校・・・この学校には地球防衛部という部が存在するのですが、この地球防衛部と生徒会のメンバーがそれぞれ怪し気な生き物を仲間にしており、その怪し気な生き物からの指令に基づき、地球防衛部と生徒会が放つ刺客との戦いが繰り広げられます。

生徒会が刺客として目に付けるのは、嫉妬や妬み・・・といった負の感情をより多く持った生徒です。
毎回支配されている負の感情は異なりますが、内容は大体パターン化しています^^
刺客が暴れる→防衛部が駆けつける→防衛部が勝利する→部活動の後の一風呂
防衛部の必殺技は「ラブアタック」、刺客を元に戻す「ラブシャワー」、そして活動が終わったら「ラブイズオーバー」と振り返ってみると愛に溢れた作品だったようです^^
それと、とにかく男の子の入浴シーンがやたらと多かったです。
各話1回はお風呂に入っていたのではないでしょうか^^;
個人的にはそれが女の子であっても水着やお風呂イベントは無くても良いと思っているので、毎度の入浴攻撃には思わず苦笑いです^^;

そんな地球防衛部は以下5人の王子様で構成されています^^
箱根有基/ キラメキ王子・バトラヴァ・スカーレット(CV:山本和臣さん)
由布院煙/ ヒラメキ王子・バトラヴァ・セルリアン(CV:梅原裕一郎さん)
鬼怒川熱史/ツラヌキ王子・バトラヴァ・エピナール(CV:西山宏太朗さん)
鳴子硫黄/トドロキ王子・バトラヴァ・サルファー(CV:白井悠介さん)
蔵王立/トキメキ王子・バトラヴァ・ヴェスタ(CV:増田俊樹さん)

ゴレンジャーで例えると赤レンジャー的存在の箱根有基の実家が銭湯である事に対する関係性は分かりませんが、キャラの名前は温泉に由来しているそうです(wikiより)。

レビューの冒頭で切ろうと思ったと書きましたが、それでも完走できた最大の要因は、防衛部に敵対する生徒会の生徒会長を演じているのが神谷さんだったからです^^
神谷さんの演技が生徒会長にピッタリなんですよね^^
神谷さんファンなら一見の価値があるのではないでしょうか^^;?

地球防衛部と生徒会・・・そして怪し気な生き物との関係は・・・?
結構スケールの大きな話だあったと思います。
気になる方は是非本編を視聴下さい^^

1クール12話の作品でした。
可愛らしい男の子に萌えを感じたい女性には、お薦めできる作品なのではないでしょうか^^;?
(男の子に萌える・・・という表現が適切なのかが分かりませんけれど・・・^^;)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 17

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地球防衛部※

BL?と敬遠していたら熱いネタアニメでした・・・!
まず地球防衛部ってナイス設定
シリアスなわけないですよねコレ
真の敵は‥‥あの男っ‥‥‥‥会長っ‥‥‥!の怪人がギャグ要員な亡者巣喰う強制労働施設は前期の俺ツインテールになりますを彷彿とさせます
が・・・ 駄目っ・・・!こちらは毎回戦闘でちゃんと見せ場があるからバトル物(ブツ)としてしっかり見応えがどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・・・・
主人公サイドは登場時は決めポーズ
決めクズの常套句、そして戦闘後に敵に説教常軌を逸するふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!でネタ仕込んでますね...!
説教系ヒーローはやってんのか?
バトルラヴァーズってグループ名誉挽回のチャンスをやろうか・・・・・・?なんですけどね5カモがありがとう・・・・・・・・ ありがとうみんな・・・・!キャラ立ってます
敵味方それぞれのボスがしゃべる動物というのは女児アニメもののマスコットのイメージだったのかな?
カピバラ?やハリネズミっ・・・!そして金魚。
しゃべれなかったとしたらシュール過ぎ
それはそれをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…で見たかった。
簡潔にお伝えしたいのは笑えるネタアニメ…!!しキャラはイケメン
性別とわず楽しめる作品ですっ
!声優サプライズありまーす

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2
ページの先頭へ