テクノロジーでオリジナルアニメーションなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのテクノロジーでオリジナルアニメーションな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月02日の時点で一番のテクノロジーでオリジナルアニメーションなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.3 1 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング1位
アルドノア・ゼロ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2742)
14390人が棚に入れました
火星の騎士たちが空から降ってくる。鋼で作られた巨人を駆って。地球人類を職滅するために。監督・あおきえい、ストーリー・虚淵玄のタッグで制作されるオリジナルTVアニメ。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、雨宮天、三澤紗千香、小松未可子、村田太志、加隈亜衣、山谷祥生、大原さやか、中井和哉、鳥海浩輔、茅野愛衣、嶋村侑、水瀬いのり、速水奨、大川透、櫻井孝宏、安元洋貴、河西健吾、斉藤壮馬、古川慎
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

戦争が、こうまで人を変えるなんて…

(2014.7/13 1話)
火星に人類が進出して幾年たったとある時代の地球。  

火星文明のテクノロジーを利用している点では「機動戦艦ナデシコ」と似た設定ですね。
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これから、戦局がどう動いていくのか?まぁ原案が虚淵さん、監督・あおきさんの「Fate/Zero」コンビなので破滅的なシナリオになりそう…


(2014.7/24 2話)
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(2014.7/31 3話)
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(2014.8/5 4話)
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(2014.8/12 5話)
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(2014.8/16 6話)
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(2014.8/27 7話)
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(2014.9/3 8話)
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(2014,9/7 9話)
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(2014.9/17 10話)
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(2014.9/24 11話)
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(2014.9/26 12話)
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いやはや、衝撃的な結末で幕が閉じられましたけどホントこれからどうなるんだろう!?
2015年1月まで待ちきれないですね!!

最後に1期のOP映像(アセイラムが涙を流しながら銃口を誰かに向けるシーン)は、第2クールでの結末を表しているのか?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 42
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

願っても止まらぬ侵攻

地球人VS火星開拓移民の戦いを描いた物語。


喰種の掴みの良さを今期一番かもと褒めたが、
この作品も同等…それ以上かも知れない。

ごくごく平和な日常から始まり
嫌な予感が強くなるの皇女訪問、そして派手なミサイルテロ、
更には偏見と憎しみ渦巻く無慈悲な開戦へ…。
明から暗へと落としつつ自然と世界観を掴ませてくれました。
「説明」ではなく「体感」として世界観を感じさせる手腕が素晴らしい。

根底に陰謀もありそうな感じがする展開も
【予想】ネタバレレビューを読む
実に私好みで今期見逃せない作品になりそうだ。
人間模様が絡んでくるのも間違いなさそうだし安心している。

ロボに関してはまだちゃんとは動いてないので何ともいえないが
ショッパくなければそう評価が落ちる事はないだろう。
2話以降も期待している。

※2話感想ネタバレレビューを読む

※3話感想ネタバレレビューを読む

※4話感想ネタバレレビューを読む

※5話感想ネタバレレビューを読む

※6話感想ネタバレレビューを読む

※7話感想ネタバレレビューを読む

※8話感想ネタバレレビューを読む

※9話感想ネタバレレビューを読む

※10,11話感想ネタバレレビューを読む

12話感想ネタバレレビューを読む

【総評】
まだ後半(2期)がありますが、ロボット戦争モノとしてかなり優秀な作品。
シナリオもしっかりと計算され、台詞回しや心情の描写にも細かい配慮が見られ抜群です。
個人的には伊奈帆の能力が頭脳や眼だけではとどまらぬ強さを見せていて
ヒーローになり過ぎていたのは戦争モノとして少々疑問なのですが、
人間味を内に秘めたクールな主人公というのは魅力的で楽しめました。

作画はカタフラクトのデザインに好き好きが出そうですが概ね優秀。
挙動も細かく描かれ、バトルも毎回どう対策を練るのか楽しめ飽きずに新鮮に見られます。
(ツッコミ所がないとは言えませんが)

色々と気になる所で終わっていますので続きが気になります。かなり気になります。
溜め録りしていて「気になるのやだよー!」って人は後半スタートに合わせて
観進めると良いと思います。
私も後半始まる前にもう一周じっくり観るつもりです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 73
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【第5話】ダレカタスケテー!

【ダレカタスケテー!】(5話現在)(2014.11/5)

ア、アバンの姫様の格好は一体何があったんだ!?
ベビー○ールとかそれ系のランジェリーにしか見えないんだが。
しかも出てきて早々バキューム始めるしとんだビッt(ここから先は血で汚れて読めない)


さて、今回書いていくのは第5話「謁見の先で -Phantom of The Emperor-」

バース帝国内部のいざこざや、一部の思惑など、2人目の主人公であるスレイン側も物語として動き出しそうな傾向が伺える一話でしたね。起承転結で言うと「承」に差し掛かってるのかな?こないだまでずっと上官にべしべしされてただけだったスレインが、やっと本編に関わりそうで嬉しいです。

そんな中、実はやはり今回も戦闘シーンが気になってしまいまして・・・。

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こんな感じで、戦闘シーンについては残念ながら文句しか出てきません。
安直に専用機を出して、性能で主人公に無双させないところは評価できますが、それを選ばなかった結果がこの有り様では元も子もありません。

それ以外はそこまで悪くはないんですけどね~。
ただ、ロボットアニメで戦闘シーンがダメっていうのもご無体な話ですけど・・・w

うぅ・・・切りたくないよ~・・・。ダレカタスケテー。



【雲行きが怪しくなってきた・・・】(4話現在)

今期の期待度ランキングでも上位に入ってくるであろうアニメ待望の4話。
個人的な感想としてはちょっと怪しくなってきちゃいました。

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このアニメも、最近よくある主人公の凄さを演出するために、敵をわざと弱く、都合良く設定している感を否めません。他の要素は手放しで評価できるだけに、こういう違和感が残ってしまうのは少し残念ですね・・・。この分だと戦闘シーンを見るたびに萎えていきそうで、先を見るのがちょっと怖いです。

ただ、他の要素はホントに良い感じなので、これからも応援していきたいとは思っています。
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色々文句は言ってますが、まだまだかなり期待しているアニメなので視聴は続けていきます。
これからのスレインの動向にも注目したいですね~。

【OPが最高】(1~3話現在)

おーしーりーをーそーだーてーよー

主題歌はKalafinaのheavenly blue。
OPはいいね。OPは1週間あいてボヤけた頭を瞬時にその世界へ引き込んでくれる。
リリンの生み出した文化の極みだよ。・・・そう感じないか?

やっぱりアニメの導入部分だけあって、OPでいい感じにテンションを上げてくれる作品ってちょっと嬉しくなっちゃいますよね。疾走感のあるムービーもそれを加速させてくれます。

それはさておき、今期かなり期待が高まってる作品がこの「アルドノア・ゼロ」。

監督は喰霊-零-や放浪息子、Fate/Zeroなどを手がけたあおきえい氏。制作A-1 picturesで、脚本には近年話題沸騰中の虚淵玄氏を招くという気合の入りよう。
そして、何より注目したいスタッフが、音楽を担当している澤野弘之氏。
もし「BGM・挿入歌がすごいランキング」を作ったら絶対上位に入るであろう機動戦士ガンダムUC、進撃の巨人、キルラキル、ギルクラ、それらすべてに携わっている方です。

そんな錚々たるメンバーで放送が開始されたワケですが、いざ視聴してみれば概ね期待通り、納得の中身でした。3DCGの使い方も良い感じで、モブロボットのデザインも最高に格好良い。話の流れ的に、主人公機を偶然見つけて無双!みたいなことにはならなそうなので、うまく戦略を練って落ち着いた戦いを魅せてくれそうな、硬派な雰囲気を漂わせる構成になってますね。
ちょっと設定や演出で気になる点はいくつかありますが、それを流してしまえる程の魅力は、この作品にあると思います。

超性能の専用機で主人公が派手に無双する系のアニメにも、確かに別ベクトルの魅力はあるので、そういう作品と比べてしまうとどうしても戦闘描写が少し地味で物足りなく見えてはしまいます。
それでもやはり、せっかく硬派な構成で物語を進めているのですから、その利点を活かし、このままの雰囲気は崩さずに最後まで貫き通して欲しいですね。

ともあれまだ始まったばかりなので、これから地球軍がどう反撃をしていくのか、主要人物がどう関わっていくのか、今後に期待しながら視聴を続けてみたいと思います。

ありがとうございました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23

88.8 2 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング2位
マクロスFRONTIER[フロンティア](TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★★ 4.1 (3913)
18362人が棚に入れました
西暦2059年。「新統合軍」が擁する戦闘艦と一体化した居住艦を中心に、1000万人以上が住まう超巨大宇宙移民船団の一つ「マクロス・フロンティア」(通称「フロンティア」)は、銀河系の中心部を目指す航海の中にあった。
ある日、近隣で航行中の「マクロス・ギャラクシー」船団出身の歌姫・シェリル・ノームが、コンサートのためにフロンティアを訪れる。同じ頃、パイロット養成学校に通う少年・早乙女アルトは、シェリルのステージの一部であるエア・アクロバットに出演することになっていたが、彼女の大ファンだという女子高生・ランカ・リーとひょんなことから出会う。そんな折、フロンティアへ謎の宇宙怪獣が突如来襲。アルト、ランカ、シェリル、そしてフロンティアの人々は、否応無しに宇宙怪獣との戦いに巻き込まれていく・・。キラッ☆

声優・キャラクター
中村悠一、中島愛、遠藤綾、神谷浩史、福山潤、桑島法子、小西克幸、豊口めぐみ、大川透、小林沙苗、三宅健太、田中理恵、平野綾、福原香織、井上喜久子、西村知道、杉田智和
ネタバレ

すばる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

初マクロス、初ロボットアニメ

2008年放送、巨大移民船団マクロスフロンティアへ突如襲来した未知なる敵バジュラとの戦いにフロンティアの人々は巻き込まれていく...

全話視聴

ロボットというよりSFアニメという印象が強いかな。世界観が好みで、戦闘シーン・音楽共にとてもよかったです。音楽で印象に残ってるのが「トライアングラー」「星間飛行」「ライオン」「アイモ」「ダイアモンド クレバス」「ノーザンクロス」
挿入歌の「射手座☆午後九時 Don't be late」「What 'bout my star?」
どれも作品に合っているのはもちろんですが、特に好きなのは「ライオン」「アイモ」と挿入歌ですね。一番は「ライオン」です。戦闘シーンはCGで迫力があり面白いですが、ネタバレレビューを読む
キャラはランカがかわいい(特に歌のとき)し、全体的にカッコいい人が多くて好きですね。
最後はネタバレレビューを読む

次見るまでにけっこう間が空いてしまうので、忘れないように各話のメモや感想を書いてました。別に見なくていいです... 10話からまとめるの面倒になりました。

9話までの各話メモ・感想

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10話からの各話メモ・感想(未整理)

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『初代マクロス』を見ているかどうかで評価が激しく変わってしまいました

(2018.11.19)レビュー全面改訂

◆『初代マクロス』完走前に視聴した時の個人評価(☆ 3.6)と、完走したあとに改めて視聴した時の個人評価(★ 4.3)が余りにも違い過ぎる・・・

初見時の私は、例えるなら、「古今和歌集」を読んでいない人が、いきなり「新古今集」を読んでしまい、頭の中がチンプンカンプンになって、どう評価していいのか分からない状態に近かった?

・・・つまり、本作は、その第1話から終盤の決着のつけ方まで、あるいは主要キャラの配置やメカの設定まで、『初代マクロス』を様々な形で「本家どり」していて、その「本家」の方をきちんと見ていないと、そうした様々なシーンや、主要キャラの行動パターンでさえも、いかにも“ワザとらしい・不自然な”モノにしか思えなくて、私のような一部の視聴者には、本作の全編に溢れるそうしたサービスが、却って意味不明で不必要、場合によっては不愉快なものにすら感じられてしまう作品ではないでしょうか?(もしかして私だけ?)

・・・というわけで、本作の個人評価を大きく変更します。
ファンの皆さん、長い間「マクロスF」をディスってて・・・ゴメンナサイ。

但し、ここで少しだけ弁明するとすれば、このTVシリーズの方は、後半のシナリオが若干甘いと思う(※とくに、後半になって急に存在が大きくなるネタバレレビューを読むが何だかブレていて、いまいちシックリ来ない点)。

その後、制作された劇場版2本では、この欠点は見事に解消されており、とくに劇場版後編(サヨナラノツバサ)は、TVシリーズとはひと味もふた味も違ったドラマチッな展開で、私の個人評価もかなり高くなりました。

取り敢えず、しばらくして、TVシリーズ→劇場版の順に今度は落ち着いてもう一周して個人評価をキッチリ確定したい作品です。


◆視聴メモ(2回目以降)
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◆制作情報
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◆作品別評価

(1) TVシリーズ (全25話) ★  4.4 (2008年4-9月)
(2) 劇場版1(虚空歌姫)  ★★ 4.5 (2009年11月) ※119分
(3) 劇場版2(恋離飛翼)  ★★ 4.7 (2011年3月) ※115分
-------------------------------------------------------------
  総合          ★  4.4 (25話+劇2≒35話相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== マクロスFRONTIER (2008年4-9月) ==============

 - - - - OP「トライアングラー」、ED「ダイアモンドクレパス」他 - - - -
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 ^^^^ 物語の便宜的な折り返し点(※ここでこれまでの総集編的な種明かし回が入る) ^^^^

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 - - - - - - - - OP「星間飛行」、ED「ノーザンクロス」 - - - - - - -
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 - - - - - - - - OP「ライオン」、ED「ノーザンクロス」他 - - - - - - -
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 - - - - - - - - - - OP(なし)、ED「トライアングラー」 - - - - - - - - -
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---------------------------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)7、★(良回)16、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4


=== 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜 (2009年11月) ===

全1話 ★★ 4.5 ※TV版前半を再構成、シナリオ改変・新規映像も多い ※119分


==== 劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜 (2011年3月) ====

全1話 ★★ 4.7 ※完全新規映像のアナザーストーリー ※115分


============== 娘クリ Nyan×2 Music Clip (2010年12月) ============

全1話 ★ 4.0 ※シェリル&ランカ両者のインタビュー付きミュージック・クリップ、映像は2/3新規&残り1/3は「マクロスF」及び「マクロスゼロ」より流用

投稿 : 2025/03/01
♥ : 40
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

曲がとにかく最高

「マクロス7」から14年後の世界を描いたらしい。今作では菅野よう子が大量に曲を用意していて、耳が幸せ。曲が結構頭に残るので、歌ってた。中でも射手座☆午後九時 Don't be lateが好きだった。中島愛の歌声もすごく好きだった。オーディションでかなりの倍率を勝ち抜いただけはある。星間飛行の前奏時のみんな抱きしめて銀河の果てまでというセリフ最高。

今作でもしっかり三角関係。自分はシェリル派かな。ランカも可愛いけど。ネタバレレビューを読む

端的に述べるとバジュラという謎の生命体が攻め込んできて、謀略めいたものが散見され、それと戦う話。感情移入していたので、主要な登場人物が死ぬときが非常に辛くてたまらない。


OP
トライアングラー 歌 坂本真綾
星間飛行 歌 ランカ・リー=中島愛
ライオン 歌 May'n、中島愛
ED
愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- 歌 ランカ・リー=中島愛
アイモ 歌 ランカ・リー=中島愛
ダイアモンド クレバス 歌 シェリル・ノーム starring May'n
アイモ〜鳥のひと 歌 ランカ・リー=中島愛
ねこ日記 歌 ランカ・リー=中島愛
ダイアモンド クレバス50/50 歌 ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
ノーザンクロス 歌 シェリル・ノーム starring May'n
真空のダイアモンドクレバス 歌 シェリル・ノーム starring May'n
蒼のエーテル 歌 ランカ・リー=中島愛
トライアングラー (fight on stage) 歌 ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
挿入歌
射手座☆午後九時 Don't be late 歌 シェリル・ノーム starring May'n
What 'bout my star? 歌 シェリル・ノーム starring May'n
超時空飯店 娘々 歌 ランカ・リー=中島愛
突撃ラブハート 歌 FIRE BOMBER
ダイアモンド クレバス〜展望公園にて 歌 ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン 歌 SMSのみなさん
私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059 歌 - ランカ・リー=中島愛
宇宙兄弟船 歌 徳川喜一郎
What 'bout my star?@Formo 歌 ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
インフィニティ 歌 シェリル・ノーム starring May'n
ニンジーン Loves you yeah! 歌 ランカ・リー=中島愛
母と子ランカのアイモ 歌 ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
Welcome To My FanClub's Night! 歌 シェリル・ノーム starring May'n
インフィニティ #7 歌 ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
アイモ O.C. 歌 ランカ・リー=中島愛
MY SOUL FOR YOU 歌 FIRE BOMBER
TRY AGAIN 歌 FIRE BOMBER
シェリルのアイモ 歌 シェリル・ノーム starring May'n
アナタノオト 歌 ランカ・リー=中島愛
ボビーのニンジン等。 歌 ボビー・マルゴ=三宅健太
妖精 歌 シェリル・ノーム starring May'n
ブレラと子ランカのアイモ 歌 ランカ・リー=中島愛
愛・おぼえていますか〜bless the little queen 歌 ランカ・リー=中島愛
アイモ〜こいのうた〜 歌 坂本真綾(蘭雪)
娘々(ニャンニャン)サービスメドレー 歌 シェリル・ノーム starring May'n、ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. #01 クロース・エンカウンター
アイドル・シンガーであるシェリル・ノームがコンサートのため、「フロンティア」船団に来艦した。中華料理店「娘々(にゃんにゃん)」でアルバイトをする女子高生のランカ・リーは、憧れているシェリルのコンサート会場に急ぐ途中、パイロット養成コースの高校生である早乙女アルトと出会い…。

2. #02 ハード・チェイス
突如現れたバジュラから逃げ遅れたランカ。アルトは無我夢中で「VF-25」に乗り、彼女を救出する。戦いの後、検査で軍病院に連行されたアルトは、私設特務軍事機関「S.M.S」の隊長であるオズマとS.M.Sへ行くことになる。だが、そこで突然警報が鳴り響き…。

3. #03 オン・ユア・マークス
展望公園でランカとシェリルに再会したアルト。だが、再びフロンティアはバジュラに襲われ、とっさに3人は展望公園の待避壕へ逃げ込むも、中に閉じ込められてしまう。なんとかオズマたちS.M.Sがバジュラを撃退し、救出されるアルトたち。だが、戦いの中でオズマが負傷したことを知ったランカは…。

4. #04 ミス・マクロス
S.M.Sへの入隊を決意したアルトは、ミハエルたちにしごかれる毎日を送っていた。一方、アルトの助言によってミス・マクロスのオーディションを受けることにしたランカは、その予選を通過して最終選考で歌うことになった。そんなランカを見守るべく、最終選考が行われる会場に駆けつけたアルトだったが…。

5. #05 スター・デイト
再びアルトの前に現れ、失くしたイヤリングを探すためにマクロスフロンティアの中を案内するように命令するシェリル。一方、歌手になる夢をオズマに否定されたランカは、思わず家を飛び出してしまう。そして、美星学園の校門でアルトを待っていたランカは、オズマにランカを探せと命令されていたミシェルと出会い…。

6. #06 バイバイ・シェリル
芸能プロダクションにスカウトされたランカ。仲間たちにも祝福されるが、ショッピングモールでの出来事が気になっていた。その頃、大統領府からの緊急声明でバジュラがギャラクシー船団を襲ったという一報がフロンティア内を駆けめぐる。

7. #07 ファースト・アタック
マクロスギャラクシーの残存艦を救出に向かったアルトたちは、バジュラ相手に優勢に戦っていた。だが、そんな彼らの前に出現したバジュラの巨大空母に、アルトの後輩であるルカの乗る機体が飲み込まれてしまう。ルカを救出するために敵空母内へと潜入したアルトは、そこで謎のバルキリー「VF-27」と遭遇して…。

8. #08 ハイスクール・クイーン
芸能活動のためにランカが転入し、シェリルまでもが来訪してきたために大騒ぎとなってしまった美星学園。そんな中、シェリルのパンツが何者かに盗まれてしまい、学園はさらに上へ下への大騒動となってしまう。一方、仕事のために学園を離れたランカは、自分の記憶の中の歌を知るという謎の少年と出会い…。

9. #09 フレンドリー・ファイア
敵も女も狙った獲物は一発必中を豪語するミシェルが戦闘時に狙いをはずしてしまい、アルトに当たりそうになった。帰艦後、その誤射をめぐってアルトとミシェルは殴り合いの喧嘩となってしまう。彼らの喧嘩を見ていたS.M.Sのピクシー小隊に所属するクランは、そんなアルトにミシェルの悲しい過去を告げて…。

10. #10 レジェンド・オブ・ゼロ
ミス・マクロスのミランダが主演する映画で、端役を手に入れたランカ。しかし、その撮影現場で彼女を待っていたのは、撮影協力のS.M.Sの面々とシェリルだった。演じることが初めてなランカから相談されたアルトは、嫌っていたはずの父親の言葉をつい口にしてしまい…。

11. #11 ミッシング・バースデー
映画出演により、注目され始めたランカは、忙しい毎日が続いていた。一方、アルトの前には、兄弟子の矢三郎が突然現れる。アルトの父である嵐蔵が倒れたので、家に帰るようにとアルトを諭す矢三郎。そんなことは露知らず、ランカとシェリルは、それぞれアルトの誕生日を祝おうと計画する。

12. #12 ファステスト・デリバリー
公演のために惑星ガリア4へ降り立ったシェリルとアルト。だが、シェリルの体調不良で公演が中止となり、それに不満を抱くゼントラーディ人による暴動が起こってアルトたちは人質として捕らわれてしまう。一方、マクロスフロンティアではファーストライブに緊張するランカを、ナナセ、ミシェル、ルカが励ましていて…。

13. #13 メモリー・オブ・グローバル
機体の不調により、ガリア4に不時着したアルトとランカ。久しぶりにゆっくりと会話を交わす2人は、なんとなく良い感じだった。一方、体調が回復したシェリルは、ミシェルと共に2人を探しに行き…。

14. #14 マザーズ・ララバイ
アルト、ミシェルに続きルカも戦場に向かうことに。ルカはナナセに気持ちを打ち明けようとするが…。そして母の子守唄に秘められたランカの記憶。その記憶が指し示す真実とは? バジュラやブレラとランカの関係は? 謎が謎を呼ぶ。

15. #15 ロスト・ピース
体調がなかなか回復しないシェリルに、グレイスは治るまで仕事はすべてキャンセルすると告げた。ランカの人気がますます上がっていると聞き、なんとなく不安を感じるシェリル。そんな時、アルトとランカが彼女の見舞いに訪れて…。

16. #16 ランカ・アタック
S.M.Sのオーナー・ビルラーの屋敷に突然呼び出されたアルト。そこでビルラーは、自らの夢をアルトに語ってみせる。シェリルは病院を抜け出し、アルトへと会いに行く。一方、ランカはブレラがいつも自分の歌を聞いていてくれたと知り…。

17. #17 グッバイ・シスター
ガリア4事件で延期になっていたランカのファーストライブ。オズマはランカに、ライブを絶対に見に行くと約束していた。しかし、ライブ直前にバジュラが襲来し、オズマは出撃することになってしまう。オズマはランカの天空門ファーストライブに間に合うのか…!

18. #18 フォールド・フェーム
フロンティアではバジュラの攻撃により物資が不足していた。エネルギー供給を制限され、食料や水もすべて配給制となる。一方、体調がなかなか回復せず、ますます不安になったシェリルは、アルトを探しに出かけるが高熱で倒れてしまう。それを救ったのは…。

19. #19 トライアングラー
いなくなった“あい君”をブレラと一緒に探すランカ。ブレラの「誰のために歌う?」という問いかけに対して歌うことに疑問を感じ始めていたランカは、自分の本当の気持ちに気づく。一方、見舞いに訪れたアルトに対しシェリルはもう歌は歌わないと告げる。

20. #20 ダイアモンド・クレバス
美星学園でのランカのコンサートで顔を合わせたランカ、シェリル、アルトの3人。それぞれの思いが交錯する。そして再びバジュラの攻撃が開始された。誰もがいつ死ぬかわからない状況の中、想い人との心の絆を確かめようする。

21. #21 蒼のエーテル
バジュラとの戦いが続く中、ある者は愛する者を失い、ある者は憎しみを増幅させていた。三島の陰謀が大きく動き出す中、自分が人々の悲しみと憎しみを背負い「歌う道具」になることを拒んだランカは、一大決心をする。

22. #22 ノーザン・クロス
フロンティアの人々のバジュラへの憎しみが一気に燃え上がる。アルトやルカも自らの憎しみを抑えきれず、新型兵器を使用しバジュラを全滅させることのみを考えていた。しかし、三島の陰謀を探るオズマは、真の敵が何かに気づき始める。そしてシェリルは以前とは違う気持ちで再び歌を歌い始めた。

23. #23 トゥルー・ビギン
フロンティア船団内の資源は、いよいよ窮乏してきた。食料は配給性になり、酸素は低下しつつあった。そんな中、アルトはV型感染症をわずらうシェリルに手料理をふるい、つかの間の安らぎの時を過ごす。だがその直後、アルトはビルラーと三島からバジュラの生態とランカの歌の秘密を聞き…。

24. #24 ラスト・フロンティア
かつての第117調査船団の事故の秘密をつきとめたマクロス・クォーターのメンバー。そこにはグレイスの野望の影が。一方、船団の存続を賭け、バジュラとの決戦に臨む決意のフロンティア軍部。アルト、ルカ、クランもそれぞれの思いを胸に、船団はバジュラの星に向かう…。

25. #25 アナタノオト
バジュラたちとの決死の攻防を繰り返すクォーター。しかしバジュラを操る新たな存在が現れ、フロンティアの居住区アイランドワンは危機に瀕する。敵母艦に向かうバトルフロンティア。その時、戦艦のステージに現れたシルエットがあった…。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

64.6 3 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング3位
ガリレイドンナ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (758)
3734人が棚に入れました
西暦2061年。地球温暖化が騒がれたのは過去のこととなり氷河期の初期環境が訪れている近未来。イタリアのトスカーナに住む、ガリレオ・ガリレイの子孫・フェラーリ三姉妹の三女、星月・フェラーリは謎の飛行艇に追われていた。時を同じくして次女の神月・フェラーリ、長女、葉月・フェラーリも怪しい人物の襲撃を受けるが、辛くも難を逃れる。警察署にて、別居状態となっていた三姉妹と母・シルヴィア・フェラーリ、父・夏至生・フェラーリが久しぶりに顔を合わせる。
5人は夏至生の自宅に一度戻るが、ガリレオの遺産を狙うシシーニョが率いる空賊ブラック・ガニメデ団に襲撃され窮地に立たされる。しかし星月が密かに組み上げていた金魚型の飛行艇・ガリレオ号によりこれを迎撃する。その後、アンナ・ヘンドリックスに助けられた星月を除き、4人はロベルト・マテラッツィらアドニムーン・カンパニーの息がかかった警察に監禁される。一同はガリレオの遺産の在り処を聞き出そうとするが、誰にも覚えがない。星月はパワードスーツで警察署を強襲し、葉月、神月、夏至生を助けだす。夏至生が囮として残る中、三姉妹とアンナはガリレオ号に乗り込み脱出するが、メタンハイドレート集積所を襲った濡れ衣を着させられ、三姉妹は国際指名手配犯となってしまう。
夏至生が残した「ガリレオの謎を解明しろ」という言葉から、追手から逃れつつも、ガリレオの遺産・ガリレオテゾロの手がかりを探す旅に出ることになる。

声優・キャラクター
日高里菜、大久保瑠美、真堂圭、井上麻里奈、楠大典、神谷浩史、小山力也、桑島法子
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

鑑賞金魚って繊細なのに…

ガリレオの末裔の三姉妹が『ガリレオの月のスケッチ』を集める為、世界を巡り旅をするお話。

冒頭の争いは資源を巡る争いなのかテロなのか目的に謎を見せておいて次は誘拐事件。
色々巻き起こってはいますがまだ底が見えないストーリーはかなり好みかも。
また予想を絡めて楽しめる作品になりそうです。

どうやら母方がガリレオの血筋で親父さんは極東日本から来た関西人なのかな!?
子供の名前が日本名で月が付いているのは意味ありげですね。

作中に出てくる機械はレゴで作れそうなダサカッコいいモデリング。
これは好き嫌い別れそうだけど個人的には洒落ていて好きで惹かれます。
バイクのたたみ方なんかも凝っていて世界観や機械の在り方にこだわりを感じます。

期待してみても良いのではないかなと思っています。

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【総評】
作画や動きには繊細さを感じはしましたがストーリーに雑さを感じる作品でした。
部分部分のシナリオは悪いものではないのだからもっと丁寧に繋げて絡めて積み重ねて
くれればそれなりの良作になり得たのだけれど…。
冒険や絆はあるものの観る者を驚かせたり感動させたりするにはひとつふたつ物足りない作品。
キャラに関しても掘り下げ足りてないので感情移入出来ませんし…。
好きなジャンルでそれなりに期待もあっただけに残念に感じてしまいました。
残念ではありますが、お勧めは出来ない作品です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33
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ezo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

非常に惜しかった

ノイタミナ枠のオリジナルアニメーション。放送前は2013秋アニメの中で1番期待している作品だったのですが・・・予想以上の作品にはならず。

個人的には割と気に入った作品だったのですがストーリーがイマイチで他人に薦める程の作品ではないかも・・・。

作画が良くキャラも良く設定も良かったのでストーリーがもっと練られていたらまた違った評価を受けていたのかもしれませんね。


1話目感想
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2話目感想
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総評
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 21
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plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

これ以上期待はしないと、さっき決めたのに

今期はラノベ原作が多く、第一週目で目新しく感じるアニメがあまりなかったので、
より一層期待していたノイタミナ枠。しかし蓋を開けてみれば……

良かった点:キャラデザ、音楽
悪かった点:ストーリー、脚本
が極端なほど表れてしまっていた作品。

キャラデザがSAOの人らしく絵が綺麗で華があり、キャラクターも個性的。
科学タイプ:三女ちゃん、武闘タイプ:次女ちゃん 話術タイプ:長女ちゃん
と三拍子整っていて、この3人の活躍がそれぞれ見られるだけでも楽しそうであった。

しかし、そんな痛快アクション活劇をイメージして期待していたら、
宝探し、エネルギー問題、SF、ラブロマンスと話のテーマや展開が転々とし、
そのすべてが中途半端に語られ、一貫性がなく、物語に入りこめない。しかも投げっ放しに終わる。
なにやらメッセージ性を込めようとしているのはわかるが、まるで何一つ伝わってこない、
ともかく行き当たりばったりという印象を受ける破綻的なシナリオだった。

■ガリレイドンナの主軸となるテーマって何?(踏み込んだネタバレレビュー)
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▼1話時点での感想
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

85.9 4 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング4位
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (786)
2597人が棚に入れました
“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。

声優・キャラクター
種﨑敦美、福山潤
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pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

エモいシーンを切り貼りしただけでそこに芯は無い

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 21
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テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Vivyと松本と100年の旅を

2021年4月放送アニメは面白いアニメが多く、どの作品も素敵でしたが1番を選ぶなら、この作品!
私がダントツで面白く共感出来たアニメ(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
最初はテロの後の様な残酷な世界で燃え盛るステージでアンドロイドが歌っている不気味な始まり方で100年後の未来から始まる。

そこから、100年前に遡り物語は動き出します。
テーマパークの歌姫AIディーバに謎のAI松本が接触してくる。
そして100年後の未来を変える旅が始まる。

では、ディーバことVivyとマツモトの違いに感じた事。

松本は実にAI的な考えを持っています。
無駄な事はしない、効率重視、言っている事は正しくて目的の為に手段は選ばない(*꒪꒫꒪)

Vivyは人間的な考えを持つAIです。
彼女を見ていると凄く優しくて人間的な心を持っているAIなのですが、戦闘時の動きをみるとアンドロイドなんだなぁ〜と感じたりもします。(*´˘`*)ニコッ
走ってるシーンはそれを1番感じたりしました。


さて、必ずこの手の作品がテーマにする「心」
私は私達が今生きる世界のAIが心を持っているかは解りません…………

では、この作品のAIはどうだろか?
心を持っている気がします。

では、マツモトにAI的なイメージ、ディーバ事Vivyに人間的なイメージを持つ理由を説明しながら心について考えながら、レビューを描きたいと思います(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧

ディーバの友達で人間のモモカ。
半年前に迷子の彼女を救う事から友達になる。
ディーバをVivyと呼ぶのは彼女だけでした。
そして、ナビと言うAIはディーバのサポートAIです。
ナビは迷子のモモカを救ったのはプログラムに書き込まれていると話します。

プログラム……この世界のAIには、1つの使命を課せられている。
ディーバなら歌で沢山の人を幸せにする事。
でも、テーマパークのロボットだし、あれだけの科学が発展している世界なら迷子誘導や園内の緊急時対応プログラムくらいなら多分組み込まれている気がします(*꒪꒫꒪)

でも、ディーバはマツモトのセリフの「心ない人型パソコン」だと言う言葉に「だからなんなのですか!」と返す彼女は、しっかり怒れてる時点でも怒りと言う心があるのだと思います(ノ△・。)

そして、園内での爆発事故の人助け。
園内の事件はプログラムと言われたらプログラムでもあるけど、ロボットは「もしも」で動くのかな?
これは松本の未来の証明としての情報だったけど……私には、やっぱり心がある様に見える。


AI命名法の成立には相川議員の死亡が関わっている。
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相川議員を組織から守る最中、敵の組織の人間をディーバ事Vivyが助けます。
(以下Vivyと表記)

園内ならプログラムがそうさせたかもしれない……でも、ここは園内ではない。
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でも、それはVivyが無事にいる事が大前提なのです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

それでも身を呈して救った。
自分が壊れちゃうかもしれないのに?
自分が壊れたら使命どころではなくなる。
それでも、救ったのは彼女に心があるから。
カッコイイ言い訳です(*/∇\*)キャ

そして、残酷な事故が起きる。
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松本がAI的なイメージが強いのがまさにこのシーンです。
Vivyは逆に救いたくて人間的な1面を感じるシーンです。
これだって救いたいのは心があるから……


宇宙ホテルの話。
この話はVivyに超超超共感をしたエピソードです。
今回の事件の黒幕と思われるAI「エステラ」宇宙ホテルサンライズを落下させたオーナーにて史上最悪の欠陥AIと呼ばれるエステラ……

彼女は凄く優しくてそんな人には思えない。
だって宇宙ホテルの前オーナーが無くなってもホテルを経営したいって頼み込むくらいこの場所が好きな彼女が、そんな事件起こすかな?
彼女の気持ちを聞いた時に彼女には本当に心がある様な気がします。

Vivyも、エステラが悪い様には思えなくて、ウイルスやハッキングで暴走をした可能性も探ろうとする。

でも、松本は早く壊そうとする。
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この辺りでも松本のAI的な考えやVivyの人間的な原因を探ろうとするあたりも心があるからの様に感じます。

この物語、エステラを破壊すれば終わるけど、そんな簡単な物ではありません。
例えばVivyの立場になって、対象を壊せと言われた場合、壊せるだろうか?

そのAIに悪意がないのに?
本当か嘘か解らない情報で?
起きるか起きないか解らない事件の為に?

無理です……私もマツモトの様に割り切る事は出来ません……壊せと言うなら確信が欲しいです。
だから、中々作戦に踏み切れないVivyには共感出来たし人間らしさを感じるエピソードでした(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

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そんな気持ちが今回はVivyに戦う理由を与えた様に見えました(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

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Vivyがエステラに聞いた「心込めるとは何か」エステラにはそれが解っていた。
だからVivyはその事が「ネタバレレビューを読むって言葉が自然と出たのかな。


次はAI施設メタルフロートの機能停止

そして、もぅ1つテーマがAIと人間が結婚……

人とAI……私は誰かの恋は否定しない派です。
どんな恋もその人が選んだ恋なら応援してあげたいと思うからです。
でも、人とAIは私達の世界では感情移入が難しいですよね。

そして今回はその恋人AIがメタルフロートの重大人物。
メタルフロートの世界はロボット達の世界って感じで、何だか可愛い(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
この子達の世界を停止しちゃうの?

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でも、停止しない訳にはいかないよね。
その為に居るのですから。
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それを聞いた歌姫ディーバは必死に考える。
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博士は本当に好きだったのでしょうね。
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グレイスの使命は人の命を救う事……
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ここでVivyの物語は幕を閉じてしまいます……

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さて、そんな最中で起きる事件はAIの自殺。

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最初は見ていると寂しくなりました。
何だか、違う彼女を見ているみたいで……

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でも、大切だったと言う違和感だけを残ってて……


そこでマツモトに2人の関係を聞く。
そして、ぶつかり合いながら協力関係になりオフィーリアの自殺を止めようとするも……
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ディーバも戦闘は迫力がありました。
以前のVivyではなくても今のディーバに戦い方が……戦闘プログラムは身に付いていますね。
そして、この戦いでは2人が本当に協力しあえて戦えている気がしました。

一方、オフィーリアとアントニオ……彼らはパートナーであり理解者でもあった……
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でも……彼女は、それでも使命を果たそうとする。
それが彼女の産まれた意味で

ディーバはVivyに扉越しに話かける。
彼女の「私の歌声に足りなかったものが見つかった。」って言葉は、やっぱりVivyが必要だって言われた気がします。
やっと、1つになれる安心感。

「喧嘩しながらでもいいから」
そう、良いのです。
喧嘩しても……喧嘩をするのはお互いの意見を言い合える証拠。
そうやって成長するのです。
人もAIも。

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これは解釈によるけど……
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ディーバ引退。
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ただ、彼女は歌えない………
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ここでも思いやりって心があるように感じます。

結果勝負はネタバレレビューを読む

「シンギュラリティ計画」

そして、目を覚ました彼女の目の前に広がる風景は彼女が回避したいとマツモトと共に願い変えようとした未来の景色……

シンギュラリティ計画はネタバレレビューを読む

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戦いの舞台はアラヤシキ。

敵でありアーカイブ達AIが打った手が衛星落下……
Vivyはアーカイブにアクセスしアーカイブと対話をする。
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彼女は心を込めると言う事が解らないと言います。

ですが……心を込めるって難しいと思います。
私も心を込めろって、どう言う風にするのかって解らないし、心なんて人類にとっての永遠のテーマではないでしょうか?

そして、博士は最後の切り札を切る。
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「シンギュラリティ計画を遂行します」

そう言う彼女は強い目をしていて私は凄く安心出来ました。

彼女は1つずつ救っていく。
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何故ならナビは……

実はこのナビはアニメでは出番が少ないのですが

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だから、聴いていたかった……
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彼女はユイに言います。
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そんな未来の為に彼女は歌う……
そんな当たり前の世界を作るために……

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Vivyの100年間って大変だった事が多かった。
でも、その100年間は沢山の思い出が詰まって居て……今の彼女があるのは……沢山の人との出会いがあったからこそで。

彼女は歌う……
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自分の歌が……声が!
未来を守る事になる!

人間とAIは一緒に立って一緒に歩んで行く……そんな未来を……信じているから。

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EDでAIを踏みつける男性が居ました。
男性は家族を殺されたのでしょうか?
腹立たしいと思うだろうし、悲しいと思う……でも、争いなんて憎しみしか生まないし、それをみたAIはどう思うでしょうか?
それを繰り返しAIがみた時に数年、数百年後の未来で、どう判断するだろうか

でも、別の男性が止める描写がありました。
その人はVivyが助けた人物でした。
そこに希望の1つがある気がする描写でした。

人とAIはやり直せる。
一緒に歩んでいける。

そう確信したVivyの決断と戦いを止める為に優しく歌うディーバの歌声が止めた戦いと、未来への再スタートの歌

今回の事件はVivyと松本だけでは止まりませんでした…… ネタバレレビューを読む

人間が居たからネタバレレビューを読む

それこそ協力関係です。
どちらかが居なければ達成出来なかった事。
戦いの中で失ったものは大きいけれど……

Vivyと人が紡いだAIと人の未来が幸せてありますように。

私はこの作品を見てAIの心ってあるのかな?って考えて居ました。

人間には心はありますが、心とは何か形もない不確かな物で科学でも明確な正解はありません。
じゃ、人間の心って何故あるの?いつから?

私の出した答えは……産まれた時は多分心はないのかも知れません。
でも、過ぎ去る時間の中で両親や友達に接して行く事で沢山の気持ちが生まれていく。

私は私の心が、いつからあるのか解りません。
何故なら知らない間に芽生えていたのだから。

沢山の愛を知って。
沢山の優しさを感じて。
沢山の悲しみを乗り越えて。
沢山の喜びを分かちあって。

そこで、感じた事が心に刻まれて心が作られていく。
笑って泣いて怒って喜んで心は出来ていく。

Vivyもそうなんです。
Vivyは苦難を乗り越える度に知らない間に心が芽生えていく。
その証拠にネタバレレビューを読む

AIに心があるのか……
実際は解りません。
でも、この作品のVivy達には心はあると私は感じました。

現実世界で、先の未来でAIが街を歩いて居る世界は、きっと来ます。
その世界では、私達とAIが一緒に学校で生活したり、仕事をしたり、友達になったり、結婚したりしているかも知れません。

その頃には私は居ませんが……そんな未来のAI達に心はきっとあると思いたい。
どうか、そんな先の未来でVivyの世界の様な戦争が起きませんように。
人とAIがどうか手を繋いで作り上げていく世界てありますように。

でも、全てのAIにはきっと心の種を与えられています。
その種とは、人がAIや初め物を作る時に、誰かの助けになったら、もっと便利になったら、そんな気持ちを乗せて作るものだと思うんです。

つまり、人が心を込めて作り上げる。
だから、AIを初め産まれてくるものは少なからず心が込められているものかも知れません。
それが心の種になるのかもしれませんね。

最後にVivyとマツモトについて。

私は冒頭でVivyは人間らしいAI。
松本はAIらしいAIと書きました。

2人の関係は危うくて……でも一緒に苦難の乗り越える度に2人の絆は強くなり。
Vivyに影響されたのか松本にも心が芽生えてきたように思います。
マツモトの言う「ディーバではなくVivy貴女の曲を聴きたい」いいセリフですね(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

ラストにネタバレレビューを読む

だって、そうでしょう?
AIと人が一緒に立って一緒に歩く、そんな未来にVivyとマツモトが居ないなんて考えられませんもの(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

でも、もしかしたら同型機種なだけかもしれません。
例えそれでも、彼女達が紡いだ未来は平和で人がAIの歌を楽しめる世界になっている証拠です。

Vivyとマツモトのシンギュラリティ計画は成功したのです。
彼女達の紡いだ未来が、これからも平和でありますように。

では、私も最後にこの言葉で〆たいと思います。
「ご清聴(レビュー拝見)ありがとうございました」(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

投稿 : 2025/03/01
♥ : 41
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oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

AIの主人公を起点に未来を想像する物語

世界観:8
ストーリー:7
リアリティ:6
キャラクター:6
情感:7
合計:34

あらすじ

「私の使命は、歌で、みんなを幸せにすること」
史上初の自律人型AIとして生み出され、複合テーマパーク”ニーアランド”で活動するヴィヴィ。「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられたヴィヴィは、ステージで歌っている最中、マツモトと名乗るAIの接触を受ける。困惑するヴィヴィに、マツモトは「共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間の戦争を止めてほしい」と協力を求め――。
(公式サイトより)

当方の近況について(作品に直接関係ないので閉じておきます)
ネタバレレビューを読む

さて。レビューに入っていきます。
最近はアニメ視聴自体がめっきり少なくなっていたので、原点回帰して、あにこれでの評価の高い作品を視聴することにしまして、昨年のテレビアニメで評価が高く、ジャンプ系や話が続き物を除いたところ、本作がピックアップされた経緯です。
ほとんど情報を入れずに見たので、自分の好きな時間経過のある物語だったのは嬉しい誤算でした。

世界観からですが、本作は楽曲が良かったですね。OP曲の「Sing My Pleasure」は登場が3話か4話だったと記憶していますが、飛ばさないで毎回聴いていました。どんなに気に入る曲も初めに聴いた時はそうでもないものですが、今回も同じで、はまったのは終盤になってから。

きっかけは、たまたまYoutubeのグレイスver.の小玉ひかりさんの弾き語り(https://www.youtube.com/watch?v=7yNzSBcx1xw)を視聴してからでした。(「感謝と宇宙一杯の花束を」の歌詞センスに脱帽)
また、それを期に、本作は楽曲の歌い手が既に名のある歌手ではなく、Youtubeで有名曲の弾き語りをカバーしているような方を多数採用していることを知りました。

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展開が速く、7話あたりでは話についていけるか不安になるかもしれませんが、終盤はしっかりと時間経過のある作品としての伏線回収等を楽しめる作品で、見て損はないかと思います。

(参考評価推移:3話4.1→4話4.2→7話4.1→8話4.0→9~13話4.1)
(2022.3~4視聴)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

75.7 5 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング5位
キャロル&チューズデイ(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (395)
1298人が棚に入れました
人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。多くのカルチャーはAI によって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。ひとりの女の子がいた。首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。いつも、何かが足りないと感じていた。彼女の名はキャロル。ひとりの女の子がいた。地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。彼女の名はチューズデイ。ふたりは、偶然出会った。歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。ふたりなら、それができる気がした。ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく───

声優・キャラクター
島袋美由利、市ノ瀬加那、大塚明夫、入野自由、上坂すみれ、神谷浩史、宮野真守、堀内賢雄、宮寺智子、櫻井孝宏、坂本真綾、安元洋貴、大塚芳忠、菅生隆之、梶裕貴、蒼井翔太、東山奈央、佐倉綾音、飯塚昭三、白熊寛嗣、浅沼晋太郎、久野美咲、田村聖子、落合弘治、吉野裕行、谷昌樹、岩崎ひろし、諏訪部順一、青山穣、柿原徹也、山寺宏一、沢木郁也、林原めぐみ、木村昴
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後はいい曲で締めたんじゃないかな♪

総評
音楽のテイストはアメリカンで、ある意味アメリカンドリーム的なサクセスストーリーなのかもしれません。私の趣味ではないけど、音楽スタッフの力を結集して作った作品であることは間違いないし、ミュージシャンとしてのキャロチューの成長も1クールと2クール目の音楽の違いで表している。そう、成長すると安定した聴かせる音楽だけどつまらないんだよね。最初の頃の荒削りな音楽の方が断然よかった。そういう面も踏まえて一般的なミュージシャンの軌跡を描いていたならば佳作と評価するが・・・。
音楽のセンスは標準的な内容でコアな人には向かないし楽しめなかったかもしれません。私としてはアコギを効かせて歌っていたキャロチューの方がずっと良かった。でも、これだけ洋楽をふんだんに盛り込んだ作品としては及第点以上の評価でいいのではないかと思います。
 
24話
まぁ~いい曲で終えることができましたね。

最終話でドン引きになるか、そこそこな作品になるかのラインに来ちゃった感じ。まぁ~それでも、ミュージシャンの側面の一部をなぞった作品だと思うし、意義はあったかもしれません。途中政治を絡めた意図が俺には理解できなかったけどね・・・。
23話まで視聴済み(レビューは書く時間ないので省略)
  
14話 ネタバレレビューを読む
13話 ネタバレレビューを読む
12話
総集編なので割愛。
11話
優勝はアンジェラ。大会規則にのっとって公正に判断された結果なのでそれはそれで良かった。2クール目はどのようにアンジェラとキャロチューが名をあげていくのかがメインになるのだろう。
10話
タイトルはアイク&ティナターナーの『River Deep -Mountain High』。アメリカの人気青春ドラマGleeの中でも歌われていた曲。題名通り、川のように深く、山のように高く愛してるのよ・・・的な歌詞です。あまり本編との関わりはない感じです。
 
ネタバレレビューを読む
9話
タイトルはABBAの『Dancing Queen』。クィーンを目指して羽ばたこうとする女の子の気持ちを歌った有名なポップ。この曲はABBAのメンバー達が自分たちのことを鼓舞するための歌とも読みとれるような詩でもある。
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8話
今日のタイトルは70年代グラムロックの代表格Mott The Hoopleの『All The Young Dudes (すべての若き野郎ども)』でした。私自身が好きな時代のバンドではないのでそれほど詳しくないけど、彼らはデヴィッドボウイのアルバムのプロデュースもしており、その後年、Dボウイ自身もこの曲を自分のアルバムでカヴァーしていたので知ってました。詞の内容は比喩や俗語が多く難しいですよ!今回のストーリー内容とは20%ぐらいしか合致してないので詳細は省きます。
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7話
Peter Framptonの軽快なロックサウンド『show me the way』がタイトル。70年代はちょっと時代がずれててあまり詳しくないが、KISSや Aerosmithと同時期くらいに活躍してた人達。アコギとエレキで当時としては粋なロックじゃないのかと思います。詞も聞きやすく、簡単な内容は、ダメになっちゃいそうだから、これから先どうすればいいのか教えてくれないかい?って感じの歌詞です。今日の内容にマッチしたタイトルでした♪
 
ネタバレレビューを読む
私はロディ君が人として好きだなぁ。キャロチューをミュージシャンとして敬愛し応援する姿勢は真摯で見ていて気持ちがいい。後に彼がキャロチューの舞台で音響効果を担当することになればいいなぁ~って密かに期待しているのです。
6話
タイトルはThe BandのLife is a carnival.このバンドは知ってますが、曲は知りません。曲のタイトル通り、人生はカーニバルってことでしょう。
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5話
今週はEvery breath you take・・・これはロディの気持ちを表すタイトルでしょうね。そういう歌詞です。有名な曲ですし解説は省略しますが、ネタバレレビューを読むどうなるのか興味津々である。
4話
今週のタイトルはVideo Killed The Radio Starで、これまた古い1979年のThe Bugglesのヒット曲。題はそのまんま『メディア(テレビ)がラジオスターを殺した』ということで、心の中や車の中でいつも輝いていたラジオスターは音メディア時代から映像メディア時代に移り変わり、それまで輝いていたものが失われてしまった・・・という歌です。
タイトルのVideoは放送メディア全般を表す言葉。この歌の詩の中に日本語のビデオを表すVTRという単語が使われているので、間違いないでしょう。ラジオの時代にみんなが夢中になった番組や楽曲やディスクジョッキーなど、みんながラジオ放送に胸を躍らせていた状況を『the radio star』と表現したのだと思われます。
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3話
今週のタイトルは「Fire and Rain」。古めのアメリカンフォークっぽい感じの曲でジェイムステイラー自身の苦悩を歌った曲なんだけど、今回のストーリーとの関連性は・・・謎だ。どうでもいいんだけど、このfireは火ではなくて、精神病患者へのショック療法で、rainはその療法後に浴びるシャワーのこと。若い時にバンドで活躍していたジェイムスは薬物中毒に陥り、大失敗をして全てを失ってしまった。その頃の自分を歌にしたのが「Fire and Rain」なのだ。
ネタバレレビューを読む
アンジーはどんな曲を作ってもらえるのかなぁ・・・そっちの方の出来栄えがとて気になります。ボカロじゃないだろうけど・・・w 変わらず楽しめてます!!
 
2話
今週はブルーススプリングスティーンの『Born to run』をタイトルにしてましたね。日本語だと『走るために生まれたんだ』(邦題は『明日なき暴走』らしいです。)っていう曲名でアメリカンドリームを追いかける為に、どんな困難や危険があっても走りだすんだ~的な歌ですが、毎回誰のどの曲をタイトルにするのか楽しみです。先週のシンディーローパーの『True colors』から一転した内容の曲ですが・・・。
しかし、ネタバレレビューを読むこれくらい本格的なサウンドを挿入してもらえると、なんか私はワクワクします。次週が待ち遠しいです。
 
1話
EDいいですね~♪ ネイブリックス&セレイナアンって組み合わせが新鮮でいいです。歌は、キャロル&チューズディってなってたから、きっとこの二人が本作中の英語の歌を担当するのでしょう。これは楽しみです。
 
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ちなみにシンディローパーは、小学生のころに最初に習った楽器はギターでそれで歌を作っていた。だから、その影響をチューズディが受けたとしたらアコギを持っていることは至極当然で、そのあたりも手抜きが無いのが素晴らしい。
ちょっと期待していいと思います。私にとっては今期一番楽しみな作品になりそうです。いい作品になるといいな~!!

注)Nai Br.XX(日本語ではナイブリックスと表記される場合あり)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

最終話&総評 曲はよかったよ

男女でなくて、女の子二人なんだね……というのが最初に思ったこと。


第1話 歌はよかったのに、で終わらなければいいが
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第2話 火星ではないと予想しておく
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第3話 ミュージカルを作りたかったのかな
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第4話、第5話 曲を聴くために見ている
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第6話 今後ありそうなサブタイトル(曲名)
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第7話、第8話 曲作りの過程を描いてほしい
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第9話~第11話 2クールらしい……
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第12話 気になる三つの点
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第13話 冒頭シーンの伏線回?
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第14話 クリスマスだから……
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第15話~第17話 終盤の展開を予想してみた
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第18話 いろいろ考察したくなってきた
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第19話~第23話 アンジェラが主役でもよかった
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最終話&総評 曲はよかったよ
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

女の子デュオの成り上がり物語

火星に移住して50年が経った世界で2人の女の子が出会い、そしてキャロル&チューズデイを結成して人々の心に残るミュージシャンになっていくお話。
最初から通してみて、全体的に無駄な話があるような気がしました。雰囲気は良いものを持ってるんだから、もう少しシナリオを練りこめば、もっと面白くなったのかなと思います。あと個人的には政治的な要素はいらないかな。もっと単純にミュージシャンの成り上がり物語としたほうが楽しめた気がします。
ラストは本当に約7分間でしたが、毎回冒頭で煽られてたのでどんどん期待値が高くなって、え?これが?って感じでした(-_-;)
以下、各話の簡単なレビューです。

前半(1-12話)ネタバレレビューを読む
13話。ネタバレレビューを読む
14話。ネタバレレビューを読む
15話。ネタバレレビューを読む
16話。ネタバレレビューを読む
17話。ネタバレレビューを読む
18話。ネタバレレビューを読む
19話。ネタバレレビューを読む
20話。ネタバレレビューを読む
21話。ネタバレレビューを読む
22話。ネタバレレビューを読む
23話。ネタバレレビューを読む
24話。ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33

65.9 6 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング6位
Fairy gone フェアリーゴーン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
955人が棚に入れました
かつて妖精は、"兵器"だった――。この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す、妖精が存在していた。妖精が憑依した動物の臓器を摘出し人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を終え、行き場を失う。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに。それぞれの生きる道を選択する。戦争から9年の歳月が経つ。主人公のマーリヤは、妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する、違法妖精取締機関『ドロテア』に配属されたばかりの女の子。未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、復讐のためテロを起こす。これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う『妖精兵』たちの物語――。

声優・キャラクター
市ノ瀬加那、前野智昭、福原綾香、細谷佳正、諏訪彩花、中島ヨシキ、園崎未恵、子安武人、大塚芳忠、津田英三、種﨑敦美、沖野晃司、小松未可子、間宮康弘、津田健次郎、麦人、川田紳司、寿美菜子、井口裕香、興津和幸、江川央生、伊藤静、土師孝也、東地宏樹、乃村健次
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

体裁だけは名作風

ベテランのラノベ作家が原案・脚本でぱっと見作画はとても綺麗、声優も惜しみなくベテランを起用して音楽にもこだわってる…と概要だけなら名作としか思えない雰囲気

……なんだけど、実際に見ると疑問とツッコミしか湧き上がらない出来
やりたいことは分かるし、設定も膨大でキャラの背景まで作り込まれてるのにそれを脚本にも演出にも反映しようとしてないから上滑り感が漂う
作家が好きなのでHPは確認して、放映分(3話まで)は設定やあらすじ、伏線を一通り読み取れるように最低でも各3回ずつは視聴しているけど、正直見る度ツッコミどころが増えている状態

1~3話視聴時点
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4話視聴
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5話視聴
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6話視聴
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7話視聴
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8話視聴
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9話視聴
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10話視聴
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11話視聴
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12話視聴
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疑問・違和感まとめ
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気長にいきまっしょい

オリジナルアニメ。分割2クールの前半12話分。


24年前勃発の“統一戦争”が終結し10年後の世界。リアルでも新兵器が戦術の発展に寄与してきた歴史がありますが、こちらの世界でそれに該当するのが「妖精の力を宿した妖精兵」なる人体兵器とのことです。
戦争が終わればコストのかかる兵器は適切な量を維持したまま徹底した保管管理が求められます。ご多分に漏れず平和な世界での妖精兵はいろいろストッパーがかけられてました。人が兵器であるということからも帰還兵のPTSDやら退役軍人の再就職などの問題も絡んできそう。ここらへんを期待しての視聴開始です。
ざっくり感想でいえば、ファンタジー世界ながらある程度、“大戦後10年経過した世界”に相応の説得力は感じられる仕様にはなっておりました。


そして世界観と設定。これは作りこまれてるのではないかと思います。
妖精は意思を持つとかスタンドアローンで何かするという描写が今のところはなく、宿主のスキルといった扱い。個々に名前や性能の違いもある模様。
このテの戦記ものはキャラが無限増殖する傾向にあって覚えきれないものです。地勢や諸国間の力関係であったり、登場人物の相関などは12話終わった時点では残念ながらふわっとしています。

P.A.WORKS製作とあって作画は期待通りで、音楽もかっこいい。
が、実は序盤の戦闘シーンの劇伴が自分にはしっくりきませんでした。エッジ利かせたギターのリフなんてめちゃくちゃ好みなんですけどね。これってどういうことかというと、実写映画『ワイルド・スピード』のカーバトルやってる時のノリの音なんです。本作に於いては、場を固定した剣でのつばぜり合いをやってる画と時速○○km/hの疾走感を強調したい音とが喧嘩している感じ。
しっくりこないのは劇伴だけではなく、後半の戦闘シーンでもなんかへんなところがありました。ネタバレレビューを読む
バトル作画は自分的にはOKです。そしてこの作品はおそらく人間ドラマで魅せたい作品なんだろうな、今後そんな展開してくんだろうなと思ってます。


分割2クールという形を取っており、あにこれではいったん区切るルールのようですので暫定でも『観終わった』にせざるを得ないのですが、まだ評価する段階ではないでしょう。今言えることは後半も観るつもりだということでしょうか。まだ途中ながら、完結してから一気に鑑賞するのに適しているかもしれません。前半が冗長気味です。
というのも12話終了時点で、何が起こっているかの説明はあります。しかし誰が何をしようとしているのかの説明が薄い。行動原理が不明なため人名や組織名・国名が覚えられません。だいたい理由や背景と相関づけて覚えますからね。
このへんはベテランラノベ作家ながらシリーズ構成・脚本は初という十文字青氏の経験不足によるものかもしれません。3か月期間をおいての巻き返しに期待します。


ここまで苦言めいたことを述べてきましたが全体の印象は真逆で、はっきりいって世界観は好物ですし、シリアスではNGと思われるご都合過ぎる展開も抑えめです。萌え抜きキャラデザインも見てて安心感があり、OPEDも作品世界にマッチし、しかもかっこいいです。
繰り返しになりますが、行動原理の説明がないことが致命的なだけです(笑) 
妖精兵は一騎当千の設定ですのであまり場面はないのですがモブをなぎ倒す“妖精兵”“七騎士”の無双ぶりなど、横山光輝『三国志』の橋の上の趙雲が好きな人とかには合ってそう。

とりあえず様子見。あとは後半に向けての自分用メモ



■いろいろ整理する時
登場人物多めの作品でメモること二点
・時系列おさえとく
 →統歴○○年と出てたのは親切でした
・人は所属組織と国で覚えとく
 →ドロテアの人は最低限覚えられるはず
・あわよくば国の位置関係
 →これはちょっとわからんかった
※あとはフリーとウルフの元同僚組、マーリヤとヴェロニカの幼馴染組を注視しとく


■登場人物一覧

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視聴時期:2019年4月~2019年6月

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2020.02.05 追記

2クール完走後追記。3か月空くと全く分からなくなる恐れあり。


2019.06.29 初稿
2020.02.05 追記
2020.07.27 修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 50
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

3話までの感想ネタバレレビューを読む

9話までの感想ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

64.9 7 テクノロジーでオリジナルアニメーションなアニメランキング7位
ヴァンドレッド VANDREAD(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (137)
827人が棚に入れました
我々の住む太陽系から遠く離れた宙域の、とある銀河。そこでは、男性だけの惑星国家「タラーク」と、女性だけの船団国家「メジェール」と呼ばれる種族が長年の間、互いに敵対し、激しい星間戦争を続けていた。
ある日、タラークは士気の高揚と次の戦闘に備えて移民船「イカヅチ」を宇宙戦艦へと改造し、「蛮型撲撃機」と呼ばれる新兵器の模擬演習を兼ねて出撃する。
タラークの下層階級民のヒビキ・トカイ(主人公)はイカヅチにひょんなことから密航していたが、メジェールの海賊船の急襲を受け、戦闘に巻き込まれてしまう。タラークはイカヅチを放棄、自ら撃沈されることを決め、魚雷を発射。そのとき、動力源である『ペークシス・プラグマ』が暴走、海賊船、イカヅチもろともに別の星域に飛ばされてしまう。母星への帰還の旅を始めた彼らだったが、途中謎の敵の急襲を受ける。
そして明らかになる“刈り取り”という暗号作戦による謎の敵の侵攻が開始されているのだ。その危機を知らせるべく、敵対しているハズの男女の呉越同船とも言える融合船・「ニル・ヴァーナ」の母星への帰還の旅が始まるのだった…。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

此処に僕らが出逢った訳♪

原作もりたけし&GONZO 監督もりたけし によるアニメ。

2000年10月3日 - 12月26日全13話+『胎動篇』(1期)
2001年10月5日 - 12月28日全13話+『激闘篇』(SS)

あらすじ[編集]

とある銀河。そこでは、男性だけの惑星国家「タラーク」と
女性だけの船団国家「メジェール」が、互いの存在を嫌悪し
激しく憎み合い、長年に渡る星間戦争を続けていた。

タラークは新兵器の模擬演習を兼ねて出撃するが、3等民
(下層階級)で虐げられながら機械工として生きていた少年
"ヒビキ・トカイ"は、仲間の言葉に乗せられ、蛮型を強奪
しようと乗り込んだ所で発進してしまった・・

即座に発見されて監禁されたところを、"マグノ・ビバン"
率いる宇宙海賊「メジェール・パイレーツ」の海賊船に強襲
され、交戦状態になるが・・「タラーク」の旧艦区内機関区
では使われて無い筈の制御システム「ペークシス・プラグマ」
が突如起動し空間転移を起こし、全く別の宙域に飛ばされ、
旧艦区と海賊船の融合・合体をも引き起こしていた。

旧艦区に取り残された"ヒビキ"と"ドゥエロ・マクファイル"
"バート・ガルサス"達と宇宙海賊「メジェール・パイレーツ」
クルーとのボーイミーツガール?そして男女どちらの軍にも
属さない謎の敵の襲撃・・共闘する道を選ぶ。

旧艦区と海賊船の融合した宇宙船を「ニル・ヴァーナ」として
「タラーク」でもなく「メジェール」でもなく・・謎の敵の脅威
に立ち向うための共闘する日々が始まる。


感想。

序盤から一気に惹き込む感じで勢いがあるので見易い。
コミカルな描写や台詞も多くラブコメ要素も多くて笑える。
男女の役割も巧く組み込み物語の設定が上手く機能してる。

熱血・御調子者・クールと解り易い男性陣。
如何にもな艦長・ありとあらゆるテンプレヒロイン。

旧マクロスやガルフォース等の男女種族星間戦争の背景や
男女各自の繁殖方法の違い、そして男女のメカが融合した
際に性交体位を示唆した配置と化すコクピットなど、男女
の存在理由や異文化の交流に着目した物語が展開される。
深夜枠ではない18:30 - 19:00という放送時間に配慮した
部分が随所に見受けられる。

男女云々という部分を協力しあうことで進化していくメカ
等の構想が凄く解りやすくて、「男だから」とか「女だから」
という表現が滑稽で面白い方向に持っていく感じ。

終始アップテンポてノリの良いコメディ路線の為見易いが
各話要点を抑えていて、軽薄な感じでは無くて良い。
その為小中学生向けの雰囲気だけど深夜枠に共通する様な
おっきな子供も楽しめる様な作風になっている気がする。
違いは放送時間帯に合わせたやや過剰な配慮かな?

メカデザは結構良い感じで、キャラデザはコミカルな作風
にあった感じの萌系ギリギリのデフォルメ?
其々のキャラを掘り下げるエピソードも確りとしている。
スター・トレックやスターゲイザー他海外SFドラマの影響
を受けたと思われる演出やエピソードやパロディがある。

科学の進化と人間の精神の進化などのバランスの悪さ等の
如何にもSFという内容も含んでいて充分楽しめる。



男性クルー

ヒビキ・トカイ:吉野裕行
惑星タラーク3等民機械工16歳。熱血漢で気負いが強い。
女は男を喰らうと信じていた。スペシャル蛮型搭乗者。
ドレッドノートと合体してヴァンドレッドに変形する。

バート・ガルサス:関智一
金持ちの三男坊のタラーク人で16歳。御調子者で軽口。
ハッタリを言ってニル・ヴァーナの操舵手を務める。

ドゥエロ・マクファイル:田坂秀樹
元戦闘要員だがドクターとして働く。17歳のタラーク人。
元エリートで少し偏屈な所があるが好奇と探究心が強い。

女性クルー

ディータ・リーベライ:かかずゆみ
パイロット見習で16歳。UFOオタでヒビキを宇宙人と呼ぶ。
何時も明るく間抜けで、空気が読めずに空回る事も多い。

メイア・ギズボーン:折笠富美子
パイロットで19歳。生立ちから極めて無口かつクール。
リーダーシップがあるが生真面目で融通がきかない堅物。

ジュラ・ベーシル・エルデン:浅川悠
バーネットと仲の良いパイロットで20歳。やや子供っぽい。
美人で妖艶な容姿に反して性格は我侭で目立ちたがり屋。

バーネット・オランジェロ:根谷美智子
ジュラと仲の良いパイロットで18歳。器用貧乏な気性。
露出度の高いハイレグレオタード調の衣装を着用する美人。

ガスコーニュ・ラインガウ:浅野まゆみ
大柄で筋肉質の身体を持つ、姉御分の32歳。
デリ機と呼ばれる補給用機で補給と補佐を担当する。
普段は艦内で機体の整備や食事の用意等の雑用に徹する。

パルフェ・バルブレア:豊口めぐみ
ノンビリとした性格の機関長で18歳。ディータとは親友。
強度の近眼で普段から目を覆い隠す大型の丸眼鏡を使用。

パイウェイ・ウンダーベルグ:石毛佐和
ツインテールが特徴の最年少クルーで11歳。看護婦を担当。
「パイ・チェック」と称してプライバシーを探るのが趣味。

エズラ・ヴィエーユ:大原さやか
ブリッジクルー。お腹に恋人との子供を宿している。
常に糸目で、笑みを絶やさないおっとりタイプの24歳。

マグノ・ビバン:京田尚子
メジェール・パイレーツの長。ニル・ヴァーナの艦長。
初期の移民の生き残りで、男女間戦争以前の歴史を知る。

ブザム・A・カレッサ:沢海陽子
ニル・ヴァーナの副長で25歳。BCとも呼ばれている。
マグノ参謀として有能。クルー達全員から慕われている。

浦霞天明:大塚芳忠
タラークが送り込んだスパイで特務諜報部中佐。

アマローネ・スランジーバ:菊池志穂
ベルヴェデール・ココ:増田ゆき
セルティック・ミドリ:若林直美
ニル・ヴァーナの艦橋でオペレーターを務める少女達。

ピョロ:岩田光央
元はイカヅチに積まれていた情報処理用のナビロボ。
海賊船との融合時にペークシスの影響で、自我に目覚めた。

レベッカ:かないみか
エズラの恋人でカルーアのオーマ。外見は和服風。
メジェール・パイレーツのアジトの留守を任されていた。

バロア:菅原祥子
アジトの警護に就いていたドレッドノートのパイロット。
強気な性格。戦いの中、成長していたディータ達に驚く。

タラーク

グラン・パ:麦人:本名はゼン。タラークの指導者。
八聖翁の1人。意味は「祖父」。

ジン:大塚周夫:ヒビキの育ての親。元は八聖翁の1人。

トドロキ艦長:鈴置洋孝
本名不明。戦艦トドロキの艦長を務めている熱い男性。
「機動戦士ガンダム」のブライト・ノアのパロディ。

キュンメル・大関:広瀬正志
初老の熟練エースパイロット。ランバ・ラル?
青い百一式蛮型撲撃機に搭乗する戦闘隊長。

メジェール

グラン・マ:麻生美代子
本名はアンリ。メジェールの指導者。

メイアのオーマ:折笠愛:メイアの卵子提供者。

メイアのファーマ:井上喜久子:メイアを出産した女性。

その他の登場人物

ラバット:石塚運昇
自称「宇宙商人」ウータンと共に宇宙を放浪している。

ウータン:くじら
ラバットに連れられているオランウータン。

ココベリ:銀河万丈
ラバットが辿り着いた小惑星に住む小部族の長
ペークシスを「精霊」と呼んでいる。

リズ:勝生真沙子
無法宇宙ステーション・ミッションの女ボス。

セラン:日高のり子
男女が共存する惑星メラナスの少女。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「マクロス愛・おぼ」に対するもう一つの回答 異“性”間コミニュケーション+CGロボットなSFアニメ

フルデジタルアニメーションが珍しかった当時、その映像美を毎週のテレビシリーズで堪能出来るというのは当時のオイラには興奮モノだった
だけど、アニメ全体のクオリティ水準が上がった今改めて観てみると、正直に現代の水準をギリギリクリアできるかな?という程度です;
過度な期待はしないのが良し(ちなみにHD制作ではありません)


この作品の見所は「マクロス愛・おぼ」を髣髴とさせる設定のリバイバルにありまして、往年SFファンにも萌えアニメファンにもお得な内容なのです


それっていうのは男だけが住む星と女だけが住む星が星間戦争してるっていうものなんですね
ほーら、「愛・おぼ」っぽいですよね?
もりたけしさんが監督ってのもあるんでしょうけどね
メカと美少女っていうもりさんの得意分野から上手く捻り出した設定や世界観がGJ


お互いを異星人って思い込んで何十年と戦いの歴史を繰り返してるんですよ、この異“性”人共はw
出てくる女の子達はかなり個性に富んだ面々なのですが、基本は宇宙海賊という職の子達なのでして強気っ子が多めです


そんで彼、彼女らは戦いの最中ワープみたいなのに巻き込まれてしまい見知らぬ星系へ飛ばされてしまうのですね
一つの宇宙船で故郷へ帰るため、一つ屋根の下で共同生活を始める男と女
あまりに互いを知らなすぎるが故に次々起こる(エロい)トラブル


そんなところに突如として正体不明の敵が出現し、乗組員の命が危機に晒される
ピンチを救ったのは男側の兵器と女側の兵器がワープみたいなものの影響を受けて変異し、偶然にも合体して完成したスーパーロボット「ヴァンドレッド」だった


かくして生きて故郷へ帰るため、男と女がいがみ合いながらも手を取り合う、謎と神秘とカルチャーショックに満ちた旅が始まる・・・


物語は全13話で第1期完とされ、そのままセカンドステージへと続いていきます

オイラのオススメはヒロインの一人・・・というよりはもう一人の主人公ともいうべき「メイア」にまつわるエピソード4~6話(通称メイア3部作)


あとサブタイトルにも注目していただきたいですね、あんなに次回は?とワクワクしたサブタイトルは初めてだった

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この素晴らしき世界・・・・

GONZO制作、もりたけし監督によるオリジナルアニメーション。
当時流行りだした3DCGをふんだんに用いたSFアニメです。

正直、当時本作以外ののCGアニメーションは見れたものではありませんでした。背景はセル画なのに動くキャラやロボはガチガチのCG。止め絵の上で滑らかさの欠片もない動き。黎明期であったとはいえ、酷かったの一言です。
そんな中で登場した本作とGONZO。"見るに耐える"CGアニメーションを制作した功績は非常に大きく、デジタルアニメの道標的存在だったと思います。

宇宙人さんことヒビキ・トカイとディータ・リーベライの第三種接近遭遇。いいですね~。往年のUFO映画を彷彿とさせます。二人の出会いが"男女"の出会い。現代よりはるか先の未来を描いているのに、それぞれが閉じた世界で生きてきたことによる自分以外の性に対する興味と偏見。まさか性差で表現されようとは想像もできず、なかなかに面白かったです。

各女性キャラもテンプレ集団でしたが「男を知らない、男に興味のある」女性として、それぞれのキャラに合わせたヒビキへのアプローチは見ものです。私のお気に入りは・・・・・・・・・・・・・・・わかっているとは思いますがやっぱりメイアですお!!!!!!!!!!

What a Wonderful World・・・・・・・
ルイ・アームストロング氏の世界的超スーパーエクセレント名曲(色々被っていると詩○先輩に指摘されそうですが・・・)。彼のハスキー声と本曲とメイア回のエピローグ。あまりにもマッチしすぎて、呆然とします。メイアの心の雪解けをあらわす至高の描写で、本作の視聴継続を決定づける重要なストーリーでした。

本作のテーマはSecond stage以降で評価すべきところなのでしょうが、どちらも視聴済みなのでイロがついています。しかし初期のGONZOの代表作であることは間違いありません。SFファンの方にはオススメの逸品ですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
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