ツンデレでバトルなアニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のツンデレでバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月12日の時点で一番のツンデレでバトルなアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.8 1 ツンデレでバトルなアニメランキング1位
劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟(アニメ映画)

2013年2月23日
★★★★☆ 3.8 (1478)
8754人が棚に入れました
学園都市製宇宙エレベータ『エンデュミオン』。
その完成を目前に控えたある日、上条とインデックスは無能力者(レベル0)の少女・鳴護アリサと出会う。
路上ライブで素晴らしい歌声を披露していた彼女と意気投合し、放課後を楽しんでいたところ、
アリサにオーディション合格の知らせが舞い込む。
エンデュミオン開通キャンペーンのイメージソングに、彼女の曲が大抜擢されたのだ。
そんな幸せもつかの間、魔術師を引き連れたステイルが突如襲いかかってくる。
ターゲットは、アリサ。なぜ科学サイドの人間である彼女が魔術サイドに狙われるのか?
魔術サイドの強襲を受け、学園都市側は女リーダー・シャットアウラ率いる秩序維持部隊『黒鴉部隊』を展開する。
上条とインデックス、そしてアリサを取り巻く状況が混迷を極める中、ステイルは、こう言った。
「そこの彼女は、魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起こしかねない」と――。

科学と魔術、そして、歌と奇蹟が交差するとき、『エンデュミオン』を舞台に物語がはじまる――!

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、三澤紗千香、日笠陽子、佐倉綾音、新井里美、豊崎愛生、伊藤かな恵、伊藤静、谷山紀章、能登麻美子、勝杏里、岡本信彦、ささきのぞみ、川原慶久、こやまきみこ
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とあるシリーズ感謝祭

本編 90分

原作 どちらも未読

アニメ版は どちらも視聴済み


『とある魔術の禁書目録』と『とある科学の超電磁砲』を観てからの視聴をオススメします。


感想だけ

率直な感想を言うと、とあるシリーズオールスターキャラが活躍する印象でした

90分の短い時間に沢山のキャラが登場するので、それぞれそんなに掘り下げられないのが残念ですが・・・
まぁ、しゃーなしですね。

ストーリーは、可もなく不可もなく・・・っと言った感じ


ネタバレ感想
{netabare}
一応、上条当麻が主人公で話が進んで行くけど、今回はそんなに活躍してなかったように感じました
(その分、他のキャラ達が活躍してるからなんだけど ^^;)
イマジンブレイカーも あんまり使っていなかったし、ちょっと残念。
(しかし、この能力だけで よく死なないよね^^;)

でも、やっぱり最後は「説教王子」でしたww (苦笑)
女子の頬に KOグーパンチは、ちょっと引いたよ ∑( ̄[] ̄;)!うわ~!
顔はいけね~な!
やるなら ボディーにしな!ボディー!!
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ    


あと、印象に残ったのは、ポニーテールで刀使いの
神裂 火織

生身で宇宙空間に出れるなんて!
んで、
あれって、一仕事したら そのまま大気圏突入して地球に帰ってるの!? (; ゜ ロ゜)!
何でもアリかよ~ って、突っ込み入れずにはいられなかったwww
Σ\( ̄ー ̄;)
{/netabare}


終盤になると、流石に展開が分かっちゃいましたが、
でも、それぞれキャラが活躍してて良かったです。

オールスター勢ぞろいなので、自分は楽しめました。 !(*^ー゜)b! グッ


とあるシリーズが好きな人なら見て損はないですね!
(=´ω`)ノシ



エンディング
「FIXED STAR」 歌 - 川田まみ

劇中歌
「telepath〜光の塔〜」 歌 - 三澤紗千香
「アタリマエの距離」 歌 - 三澤紗千香
「Brand New Bright Step」 歌 - 三澤紗千香
「グローリア」歌 - 三澤紗千香
「明日、晴れるかな」歌 - 三澤紗千香
「OVER」歌 - 三澤紗千香、日笠陽子

イメージソング
「Shining Star-☆-LOVE Letter」歌 - 井口裕香

投稿 : 2025/01/11
♥ : 67
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

禁書目録的超電磁砲<追記;祝Ⅲ期>

2013年時点で「とある世界」を最大限に濃縮した作品。
スタッフの愛情がひしひしと感じられる劇場版です。
タイトルに禁書目録とついています。
しかし、妙な悲壮感がない所とかラストのイケイケ感から、ノリは完全に超電磁砲です。

TV版の主要登場人物が、ほぼ総出演の完全オリジナル作品。
総出演だから、一人一人の登場時間は少ないです。
でも、みんなそれなりにいい仕事をしています。

主要新キャラクターは3人。
それぞれが重要な役割を果たします。
その中でも、アリサの個性が光っていました。
歌はうまいし、いい子だし。

劇場版だから、作画が良い。
歌も丁寧に作られている。
ストーリーもわかりやすい。
ステイルの弟子、魔女っ娘3人組はドジかわいい。
お約束のシーンもふんだんにも盛り込まれる。
等々、とにかく、TV版ファンには至れりつくせりの親切設計です。
当然、この世界にどっぷりつかっている私は、超々楽しめました。

神裂のねーちん、やりすぎって声が聞こえてきそうです。
魔術界に20人しかいない聖人。
それくらいのことはやりますとも。

<追記;祝Ⅲ期>
{netabare}Ⅲ期放送前にTV初放送の劇場版を視聴しました。

いやはや、まあまあ、ご都合カオスの炸裂です。
勢いの暴走が止まらない。
楽しくて仕方ありません。

私をアニメ界に引きずり込んだ「とある世界」がこの秋から再始動します。
Ⅲ期の1話を視聴しましたが、やっぱりカオス。
さて、あなたはこのカオスに耐えられますか?{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 54
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

とあるシリーズ初の劇場版。とあるファンの個人的評価

再視聴のためレビュー更新。

・上条当麻を主人公とする「とある魔術の禁書目録」
・御坂美琴を主人公とする「とある科学の超電磁砲」

熱ダーク系ストーリー「とあるシリーズ」で初めての劇場版となったのは禁書目録の方です。
とあるシリーズの世界観の中にきちんと位置づけられていて、シリーズファンには安心して観られる作品でした。

歌手の夢を追いかけて頑張るアリサという無能力の女の子が魔術、科学両方から狙われるというストーリー

アリサに絡んだ陰謀が学園都市を巻き込んでいきます。

1期2期に登場しなかった学園都市のシンボルのようなエンデュミオン(宇宙に繋がるエレベーター)がそびえたっていて、壮大なスケールを予感させる。

とある禁書の劇場版ですが、禁書目録も超電磁砲もほぼキャラクターを総出演させているところファンにはたまらないです。


不幸、不幸と言いつつも良いところをかっさらっていく上条当麻。
いつもお腹空いているけどやっぱり最強シスターのインデックス。
レールガンのヒーロー御坂美琴。
その他、ステイルマグヌスや神裂火織、初期のメンバーも多数登場。
禁書目録の作品で佐天さんが出たのも目新しかったです。
加えて新キャラクターも。
そしてアクセラレータとラストオーダー。このコンビが大好きな私は一番の見所でした。
{netabare}
ストーリーの重要部分に関わってはいるものの出番が少ないです。
私、アクセラレータの位置付けがダークヒーローであることを忘れていました。
けれどやっぱりみせてくれた、素晴らしいお仕事をやってのけてくれました!
{/netabare}
登場するキャラクターが極めて多いため個々の尺が少ないのですが、
そこの中でキャラの魅力を最大限生かせていたのが良かったです。

ライブシーンはとても綺麗ですし戦闘シーンも迫力がありとても見応えがありました。

90分の時間を勢いよく駆け抜け、密度高いです。禁書目録とありますが超電磁砲も絡めた作品です。ファン向け作品だと思います。
上記の理由から私、高評価です!

投稿 : 2025/01/11
♥ : 53

67.1 2 ツンデレでバトルなアニメランキング2位
機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル(アニメ映画)

2015年2月28日
★★★★☆ 3.9 (184)
1005人が棚に入れました
宇宙世紀0068年、サイド3、ムンゾ自治共和国。宇宙に進出した人の革新を説き、地球連邦政府からの完全独立を宣言しようとしたジオン・ズム・ダイクンは、議会檀上で演説中に突如倒れ、帰らぬ人となった。ダイクンの死後、ザビ家陰謀説を唱えるダイクンの側近ジンバ・ラル。しかし、サイド3、ムンゾの実権を掌握せんとするデギン・ソド・ザビ率いるザビ家の暗躍は加速していく。これまで語られる事の無かった動乱の歴史が明らかになる中、ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアには、激動の時代を象徴した数奇な運命が待ち受けていた…。

声優・キャラクター
田中真弓、潘めぐみ、浦山迅、銀河万丈、藤真秀、三宅健太、渡辺明乃、津田英三、恒松あゆみ、喜山茂雄、沢城みゆき、茶風林、池田秀一、大塚明夫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一年戦争前夜

安彦良和総監督作品、サンライズ制作。
人類最大の悲劇「一年戦争」の発端を描く、
シリーズ全6章を総括して簡潔に。

舞台は宇宙世紀0068年から始まる。
ジオンズムダイクン議長の死から遺児となり、
運命に翻弄される兄妹キャスバルとアルテイシア。
暗躍するザビ家の面々と名門ラル家との政争。
一年戦争に至る闇の歴史が幕を開ける。

{netabare}渦巻く陰謀の中、安息の地を求める兄妹。
士官学校でのシャアとガルマの邂逅。
ザビ家への復讐を誓う仮面の下の決意。
やがて士官学生による「暁の蜂起」が発端となり、
ジオンは地球連邦政府からの独立を宣言。
その直後、秘密裏に開発されたモビルスーツを投入し、
ジオン公国は宣戦を布告するに至ります。{/netabare}

ルウム戦役、赤い彗星の誕生とギレンの策謀。
高まる開戦の機運は誰にも止めることが出来ず、
政治的手腕、卓越した用兵術を武器に、
シャアアズナブルは歴史の表舞台へと歩み始める。
平和な日常の終焉、戦禍は拡大の一途を辿り、
未曽有の悲劇が始まろうとしている。
激動の時代を駆け抜けた人々の戦場の群像劇。
ガンダムとはシャアの物語かも知れませんね。

アムロレイとシャアアズナブル、
歴史の潮流はまだ彼らを引き合わせない。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 44

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

赤い彗星の物語・序編。

安彦良和版・機動戦士ガンダム THE ORIGIN の、シャア・セイラ編のアニメ化

基本的なあらすじは初代ガンダムと同じですが、随所にアレンジが加えられています。

例・一年戦争の11年前にスペースコロニーにガンタンクが多数配備されている。

見た感想…子供時代のシャアとセイラ、そしてザビ家に関係する人物が沢山登場しますが、
ガンダムでありながら富野監督要素がないなあ。
やはり、安彦さんの漫画のアニメ化なんだな。
お話のノリとか登場人物の表情の動きにそういうものを感じました。

あと原作単行本を読んでたせいか、ただあらすじを追ってるだけで、
観てる側としては驚きも喜びも特に感じませんでした。

富野監督入魂のGレコも期待はずれでしたし、
理想の宇宙世紀ガンダムは、もう得られないんだろうな!と思いましたね。

続きがあるみたいですので、公開されたら観ますけどね!

簡単にですが、これにて感想を終わります。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

【主に戦車道】断っておきますがこれはガンダムのレビュですよ?【主にロリテイシア】

初代『ガンダム』(ファーストガンダム)のキャラデザを務めた安彦良和が、独自解釈でファーストガンダムをコミカライズした漫画、『THE ORIGIN』をアニメ化した作品です
つまりガンダムの歴史上、初めて漫画→アニメという経緯を持った作品になります
監督は『0083』や『MS IGLOO』の今西隆志
脚本に隅沢克之
キャラデザにことぶきつかさ
メカデザにカトキハジメ(MS系)、山根公利(車輌系)、明貴美加(戦艦系)、アストレイズ
総作画監督に西村博之(天才)
メカ作監に鈴木卓也
音楽に服部隆之
1話約70分、全4部作(予定)


今作で描かれるのは1年戦争の前日譚にして漫画版オリジナルストーリーとなった所謂「シャア・セイラ編」です
キャスバル・レム・ダイクンという少年が如何にして赤い彗星ことシャア・アズナブルを名乗ることとなったのか、とまあシャアという男とその妹のジュブナイルが基軸となります
ちなみにあくまで『THE ORIGIN』のアニメ化であり、【ファーストガンダムそのものとは設定や時系列が異なっている】ことを断っておきたい


まずアバンタイトルで描かれるのはシャアが赤い彗星の異名を取ることとなり、アニメでは詳細が描かれなかったルウム戦役
今作ではモビルスーツは基本的に3DCGで描写されます
このルウム戦役の迫力の戦闘シークエンスを描くのは北野三郎・・・じゃなかったw板野サーカスこと板野一郎
ハイスピード、かつ膨大な情報量で混沌とした艦隊戦を潜り抜けるシャアの姿が描かれます


そして時を遡り開戦の11年前、宇宙世紀0068
地球連邦からの独立を図るスペースコロニーサイド3のムンゾ共和国が舞台となります
指導者ジオン・ズム・ダイクンは彼の家族を巻き込みながらも宇宙移民の自治権確立に奮闘する日々を過ごしていた
しかしある日、彼は狂気の中で突然に息絶えてしまう
ダイクンの死は謀略だと民衆は暴動を起こし、それを鎮圧する地球連邦は軍を投入、この混乱に乗じてムンゾの実権を握ったザビ家の暗躍
そしてダイクンの遺児こそがキャスバル=シャア、そして妹のアルテイシア=セイラだった
これまで設定のみで深く語られることの無かったダイクン家とザビ家の確執、政治ドラマ
ダイクン家に助力するラル家の親子、特にファーストでは名前だけが語られていたジンバ・ラルの登場
『THE ORIGIN』のオリジナルキャラであるザビ家の次男、サスロ・ザビの存在も忘れてはいけない
そしてクラウレ・ハモンやクランプといったキャラの活躍もファーストファンには心躍るところでしょう


さてところで、この作品はガンヲタとかガノタとか呼ばれる一部のマニア専用の作品では決してないということを強く主張しておきたいです


まず先にも言ったとおり旧作の設定はほとんど意味を成していないのでむしろガンダム初心者の方がすんなりと今作を受け止められると思います
独立運動に心身を疲弊しながらも奮闘する父の背中を見て育った少年が、今度はその父の死をキッカケに故郷を追われる身となり、やがて一族を貶めた者達への復讐を誓う・・・
そう今作は何も複雑なSFとかじゃないんです、【ピカレスク・ロマン】なんですね
強いて言うならタイトルにもある【“ガンダム”が一切出てこない】ことだけはご了承願いたい


最大の見どころは“安彦絵の完全再現”
近頃のアニメでは珍しくなった三白眼、長い下まつげ、ハイライト少なめな頭髪といったデザイン面
そして劇中でのコミカルなタッチ、正真正銘のテレビまんが感
特にガンダムのようなシリアスな作品ではもうあまり観られないであろうオーバーな表情芝居は古き良き時代を生きた漫画家ならでは感性ではないでしょうか
それを(天才)西村博之が細かいカット一つ一つにまで拘って作り込んでいるのが見えてきます
また現場では安彦が直接アニメタを指導するという姿もあるようで、とても貴重な環境が整えられた制作現場であることが伺えます


特に安彦ismが如実に現れているのが“ロリテイシア”ことアルテイシアですかね
喜・怒・哀・楽、今作で全部魅せてくれます
すごく楽し、いやw可愛い(^ω^)


それとクライマックスで登場するオリジナル設定の初期型ガンタンクによる“戦車道ならぬガンタンク道”
陸上自衛隊も取材協力に応じたとかで『ガルパン』ファンにも是非観ていただき一戦に仕上がってますね


ところでキャストがほぼ一新されたのが気になりましたね
故人等も多少絡むためキャスティングには苦労されたのでしょうが、折角新しいガンダムをやるんだから、と思い切って冒険をした新キャストがちょろちょろと
特にハモンに沢城みゆきを起用したのは驚きました
そしてこれは成功と言えるんじゃ?とこの挑戦的キャスティングに拍手


一方で銀河万丈のギレンと池田秀一のシャアは全く変わり映えのない安定感で、定着した二人を変えることは不可能だったという結果も見えてきました
35年も経ったのに銀河万丈や池田秀一の代役って未だ誰も出来んのですね・・・まさにオンリーワンか

投稿 : 2025/01/11
♥ : 30
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