チャラ男おすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのチャラ男成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番のチャラ男おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.4 1 チャラ男アニメランキング1位
クズの本懐(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1034)
5290人が棚に入れました
報われない恋 切ない恋 片想い それってそんなに美しい物ですか 高校二年生の安楽岡花火は、叶わぬ恋に身を焦がしていた。大事な人を傷つけ、傷つけられながらも求めてしまう人のぬくもり。これは、あまりにも純粋で歪んだ恋愛ストーリー。

声優・キャラクター
安済知佳、島﨑信長、戸松遥、井澤詩織、野島健児、豊崎愛生

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

正直者の本能。言葉が巧み。あとエロい

原作、ドラマは未視聴です。

安楽岡 花火(やすらおか はなび)と、粟屋 麦(あわや むぎ)にはそれぞれ好きな人がいる。
だけど、寂しさを紛らわせるがごとく、カップルのように振る舞うのだった。


開始2分でわかるドロドロ感。
人間関係の矢印は複雑です。

一般的な恋愛作品では、登場人物が「いい人」なことが多いです。
いい人だからこそ、片思いは辛いし、破局は苦しい。

でも、この作品ではちょっと違ったアプローチをしています。
それが、「クズ」というワード。


ここで「クズ」という言葉の意味を考えてみます。
似たような言葉に「ゲス」がありますが、

クズ:社会的に良くない人のこと
ゲス:人格的に良くない人のこと

という意味を持っています。

つまり、「一般的にはふさわしくない行動・思考」というニュアンスです。
これが作品内でどう表現されているかというと、「心の声」です。

とことんまで心の声を言語化。
キャラクターがナレーションで心情をぶちまけまくります。
どんな人でもよろしくない考えをしてしまうものですが、それを隠さないんです。

もし私が、

「誰にでも好かれたいか」
「キープできる都合のいい人が欲しいか」
「お付き合いしている人がいても、ほかの人とカラダの関係を持ちたいか」

と言われれば「YES」と答えます。

だってそうだもん。
実際には理性やプライドで抑えるわけですが、本音は違う。

その本音をぶっちゃけて、

「無意識ではこう思ってるんだよね」
「社会的には良くない考えだけど、誰でも多少は思うよね」

果ては、

「理性やプライドで抑えてるんだよね」

と、根っこの部分を言葉巧みに語ります。
だからこそ、クズであり、説得力があり、同時に共感できる部分もある。


また、各キャラクターに「変化」が描かれており、話全体のテーマとなっています。

要するに、

* 社会的に良くない行動をする
* なぜそういうことをするのかを論理的に説明する
* それが本能的ながら、説得力がある
* 本音同士をぶつけあって、各キャラクターの行動が変わる

という仕掛け方をしたお話です。


欠点は、

* コメディは少なめで、基本は重い
* キャラクターを好きになりにくい
* 言葉が多く、集中する必要がある
* 次回に対する引きが弱い
* ストーリーそのものに衝撃はない

しかし、共感できれば満足感は強いでしょう。
一話一話、多くの言葉で心情を語るため長く感じますが、見た甲斐がありました。
お腹いっぱい。


絵はとてもきれいです。
キャラデザインも好み。

色は2~3色しか使われておらず、動きも少ないです。
ただ、ぼかし効果や白を混ぜた色調のため、清潔に見えます。
そして、瞳がしっかりと描き込まれているため、美しく見えるのだと思います。

OP・EDも曲・絵ともに素晴らしいです。
耳に残るしリズムも取っちゃう。
セックスを表現したEDは、非常に強いインパクト。


あと全体的にエロいです。
背徳的で官能的で本能的。

百合があるので苦手な方は注意です。
好きな方はおいしいかもです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 65

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大人びた高校生たちのトレンディ恋愛ドラマ 子供っぽい制服に違和感あり

2017年放送のテレビアニメ ノイタミナ枠 全12話

原作 横槍メンゴ 監督 安藤正臣 構成脚本 上江州誠 キャラデザ 黒沢桂子
制作 Larche

この作品は、原作「月間ビッグガンガン」、ノイタミナのアニメ、フジテレビのドラマ(全12話)が同時に終了したそうで、幸せな作品ではあったと思います。

主要登場人物は少なく各人のモノローグで物語は進みます。

安楽岡花火 CV安西知佳 代表作は響け!ユーフォニアムの高坂麗奈
粟屋麦  CV島﨑信長 中堅声優 デートアライブの五河士道など
鐘井鳴海 CV野島健児 ベテラン セーラームーンCrystalのタキシード仮面など
皆川茜 CV豊崎愛生 中堅かな けいおんの平沢唯
絵鳩早苗 CV戸松遥 中堅 いまだに絶チルの三宮紫穂のイメージです
鴎端のり子 CV井澤詩織 中堅 ガルパンの園みどり子(そど子)

6人の登場人物のそれぞれの私小説風な青春群像劇と言うことで、前半は純文学風、語りが終わった後半はトレンディドラマ風と絶妙な構成ではあります。

高校生では分かりませんが、大学生レベルでは一般的な恋愛模様で、年齢層を下げたことによりやや衝撃性を加えたものかと思います。

そのため高校生ではありがちな、うぶな恋愛(失恋あるのみ)とは違った達観した感情が描かれてしまいます。

大学生と言うよりは大企業のOLに近いような恋愛を、自然なJK制服(エロゲ風ではない)の少女で描くことが、この作品のトリックでしょうか。

同時最終回と良いスタッフに恵まれ、名作アニメと言って良い作品に仕上がりましたが、個人的には好きなタイプでは無かったみたいです。

演出家出身の安藤監督はホワイトアルバム2が初監督で最良の人選だったと思います。
割と高予算作品のようでいろいろ目を奪われる豪華なシーンが多いです。

一見さんお断りのような高度な作品のようなので、近い内に観直して再評価必須のようですね。

好みはともかく良い作品で間違いないと思います。

ラストに向かって静かに揺れ動く花火の心模様が印象的でしたが、群像劇のため分散してしまったのが残念でした。

タイトル詐欺なので純な恋愛作品が好きな人なら必見だと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

めんどくさい男女間の恋愛模様を描いた作品…初恋の終わりと本物を探す答えを問う

高校生と先生の恋愛観を一人の女の子目線から描く物語といったところでしょうか。どろどろっぽいですが、単に「めんどくさい」恋愛と見た方がいいように思いました。
好きな相手に好きって言えず、ズルズルと似たような状況の男の子と恋愛にもならない付き合いをする日々。好きな先生の思い出に浸り、だからなんだ…と言いたくなります。その先生の相手の女性教師、どう見てもビッチでしょう。この流れだとそんな予感がします。

と、なんだかんだと言いながら見ちゃうんでしょうね…だって面白そうだし。

2話…どうしてこうなった?
{netabare}めんどくさい二人にさらにめんどくさい幼馴染みと親友が加わりました。
花火の麦に対する気持ち、最初とは違ってきているけど、気づかないという展開なんだろうか。ただ、最後にえっちゃんとやっちまってgdgdがさらに大きくなりそうな悪寒。どうしてこうなった。
麦は花火以上にめんどくさい男と見た。ビッチ先生一筋なんだろうが、イメージがでかすぎて花火にキス以上のことができない。のり子(自称モカ)は麦に何されても良い感じなのにキープにすらなっていない。据え膳食わぬは…と思うが、ピュアっていったらピュアだし、あ~めんどくせぇ~。{/netabare}

3話…花火「あ~めんどくせぇ」(視聴者の多くがそう思ってるっちゅうの)
{netabare}えっちゃんは花火に恋をしていた。花火はそれに気づかないまま泊めていたのだ。我慢しきれないえっちゃんはとうとう…(で、最後までいったかどうかは不明)。もやもやの花火、これまでの言動がブーメランとなっていて心を襲う。
一方の麦、厨房時代のことを思い出す。心が寂しい先輩にいいようにされていたこと。そこに花火が訪ねてくる。麦のベットに入り込む花火、麦は焦る、男全開だったからだ。(中略)。行為が終わったあと、二人でファミレスへ。そこにのこのことビッチ先生が若い男を連れてくる。疑う花火、麦は家庭教の教え子だという。ビッチ先生に向き合う花火、何だか火花散りそうなところで次週へ。

花火軸に展開しているから、花火の心の動きはよく分かります。形は違えど、いろいろフラフラしたり、気持ちが明後日に行ったりした覚えがあるし。麦もビッチ先生のことは全部分かっているんだけど、気持ちが否定しているのだろうと思います。
思っていた以上に青春のボロボロ感が出ていて面白いです。いよいよビッチ先生の本領が発揮されそうで、gdgdがさらに倍になりそうで…楽しみだったりします(変だろうか)。{/netabare}

4話…鳴海「あまりにも出来すぎている」(あんた、幸福者だわ)
{netabare}茜の過去が語られる。茜は他人のものを搾取するのがたまらないのだ。その為に美人であること利用する、可愛らしさを演出する。他人が評価しなくなった男には興味がなくなる。まさしくビッチ先生であった。花火を見て花火から奪うことを考えていた。同族と思ったようだ。
お兄ちゃん(鳴海)は茜と初対面で惚れた。母親を亡くしていた鳴海は心に穴があり、穴を埋める存在が茜だったということなんだろうか。そして茜に告白した。それを花火に見せつける茜。クズというより見事なクソ女っぷりである。
心が病んだ花火は麦の家に向かうが、躊躇して帰る。その時、えっちゃんが声をかける。完全にストーカーである。花火に迫るえっちゃん。花火は分かっていても止まらない。二人で家に向かい、ベットに押し倒すえっちゃん。もう止まらない(自己規制のため後略)。
再びビッチ先生こと茜と対峙する花火は問う、好きでもない男に好かれて楽しいかと。茜は答える「男から向けられる好意ほど気持ちいいものはない」と。

心が錯綜してるなぁ…。茜みたいなクズ女に穴に落とされる男が一番悪いんだけどね。気づけよ、っていっても夢中になったら男って見えなくなるからなぁ。これだけ荒いと過去に捨てた男とトラブルになっていそうなもんだが、さすがにそこまでは描かれないか。
花火はとうとうえっちゃんと一線を越えちゃった。本懐遂げたのはえっちゃんだった。花火は思っていたり、考えていたことがブーメランとなっていて刺さってくる。こういうところが茜に同族と見られちゃうんだろうな。
今週は麦なし。麦は茜のこと全部分かっていて好きなんだと思うんだが。一番大人なのは麦だったりするかも…いやいや、花火とのこと見ているとお子さまだし…。やっぱりこのアニメめんどくせぇ。{/netabare}

5話…花火「なんでかな」(知ったこっちゃない、勝手に悩め)
{netabare}花火がえっちゃんとともにベットで朝を迎えるなか、麦はビッチ茜のことを思い出していた。麦は全部を知っていた。それも含めて好きなのだ。何かモヤモヤするものを解消すべく麦は先輩を呼び、体を求めた。
モヤモヤしていた麦と花火が屋上で会う。キスをするが、今までとは違う感じで気持ちいいらしい。互いに別の人としていたことが分かった。麦に家に行く花火はしてほしいと願った。もはや約束はどうでもよくなったくらい心がモヤモヤだ。しかし、最後の一線は越えられなかった…。
一方、茜は心が空っぽだった。退屈感だけが残り、鳴海と飲みに行く。酔った茜が倒れそうになるのを鳴海が助ける。その時、鳴海から花火の名前が出たことに茜の心が燃えた。ホテルへ行き、鳴海と…。
翌日、茜が花火とスレ違い様に「昨日しちゃった」と言い次週へ。

茜が現実に先生やっていたとしたら、ビッチ先生としてとっくに学校中に噂広間って辞めていると思う。風俗行って男タブらかした方がいいでしょう。
鳴海と本当にしたのか?たぶん、してないんじゃないかなと思います。この作品なのにキスだけの描写だし、してない方が面白いです。茜にとって屈辱だと思うし。
麦と花火の関係も微妙だなぁ…。近いようで精神状態は全く逆です。花火の方がよりぐちゃぐちゃです。麦はなんだかんだで花火をよく見てます。どうなるんだろうね、この二人。{/netabare}

6話…麦「疼くよ、俺のクズ女レーダーが」(便利だな、そしてお前もクズだがな)
{netabare}クズ女から攻められる花火はどんどん迷走していく。麦に付き合おうと言い、えっちゃんとは友達に戻ると言う。しかし、えっちゃんは花火を逃さない。えっちゃんはえっちゃんで、堕ちていく花火が見たいし、すべてを受け入れるという考えだ。
ある日、クズ女とファミレスに来ていたクズの教え子とばったり。奪ってやると考えたものの、男はクズが二股どころでは無いことを承知で付き合っていたのだ。ぐちゃぐちゃな花火だが、最後の一線は越えられない。
麦はえっちゃんからカマをかけられるが、クズ女レーダーが反応した。モカが現れ、麦になんだかんだ言いながらデートの約束を取り付ける。

もう、ぐちゃぐちゃすぎて笑うしかないです。よくもまぁこれだけの男女関係を描けるものだ。でも、前回も書いた通り、ビッチ先生は噂流してしまえば簡単だと思うんだけどな、今ならSNSとかいろいろあるし。といっても、花火の人間関係が絶望的過ぎるからな…
最後、どうまとめるんだろうか。まとめ方で最後の印象全然違うでしょうね。ホント、めんどくせぇ…{/netabare}

7話…のり子(本人いわくモカらしい)「ハッピーエンドでなければ、消えた方がいい」(じゃあ消えるだろう)
{netabare}お嬢様気取りのモカ(のり子)、実は普通の家の子。自ら作ったキャラだ。麦とデートのためにいつも以上に可愛くいないといけないらしい。
一方の花火はビッチの教え子とデート(?)。このチャラ男、清々しいくらいのバカである。とにかく花火にやろうぜと迫る。「男の性欲なめんなよ」…実に清々しい。花火は難を逃れた(?)
モカとデートする麦。モカは麦が本気で好きだから…実は言い訳だった。モカは可愛いことを利用していた。麦にどうしても自分を好きでいてほしい、その一点だった。
家に連れ込む麦。頂けるものは頂く、男の本懐を実践する男である。が、寸前のところで止まる。モカは麦が本気では振り向いてくれないことを感じたのだ。
花火と会う麦、二人は邂逅し始めた。お互いに本気で好きな人にぶつかって砕けようと話し合うのだった。

のり子の回でした。どうしてもモカは言いたくないんですよね。正直、この子は嫌いなタイプ。一見、健気で麦を振り向かせようと可愛そうに見えるが、実のところ、自分の可愛いところを最大限に利用する茜と同じ。ただし、茜は奪うことに喜びを覚え、のり子は自分が好きな男のためだけのために他を利用するだけの話です。
当たって砕けろ…そう簡単には行かないさね。まためんどくさそう…{/netabare}

8話…麦「知っているのを知ってた」(はいはい…性欲には負けるくせに)
{netabare}えっちゃんこと早苗のいとこのアツシが登場。アツシはえっちゃんが好きだった、しかも本気で。えっちゃんには好きな人がいるのも分かっていたが、押す。えっちゃんは男は好きにならないと言い放つが、アツシは引かなかった。
麦と花火はいつも通りにキスをするが、今までとは違う。これまでは本命を思いながらだったのに、麦も花火も完全に互いを意識し始めていた。当たって砕けたあと、互いが思い重なる気になっていたのだ。
麦は鳴海に、麦は茜に連絡を取り、それぞれ告白する。麦は茜を罵ろうとするが、体がついていかない。完全に茜のペースだ。花火は鳴海に本気を伝えて鳴海の胸で泣いた。

麦よ、正直に生きよう。男は性欲の塊だ、花火にそう言え、言ってしまえ。なんだんかんだカッコつけてもやりたいだけだろうお前。どうもこの男には親近感と嫌悪感が同時に湧きます。麦の思いは分からないでもないんだな…。本気で好きだったわけだから、その目の前で近づけてしまったら、そうなるかも知れない。が、花火みたいな思い重ねる子ができたら、茜など勝手に拒否してしまうのも本当だと思う。本当に…めんどくせ~{/netabare}

9話…篤也「あんたさ、誰のことが好きなの?」(たぶん、ぐちゃぐちゃだろう…)
{netabare}待ち合わせに麦は来なかった。ダルくなっていた花火にえっちゃんから旅行の誘いがあり、受ける花火。しかし、このままずるずるえっちゃんと関係を続けるわけにもいかないと感じていた花火は決着をつけるつもりだった。
別荘に着くと、何故か篤也がいた。篤也は篤也で早苗の気持ちを察してのことだった。
二人で寝た翌朝、篤也から諭された花火の気持ちはぐらぐらしていた。街をブラブラした夜、花火は早苗と決着をつけようとしたが、早苗から話を切り出された。花火は友達でいたいと訴えるが、それは残酷な言葉でしかなかった。早苗は本気で花火が好きだったのだ。それでも引かない花火の言葉が早苗に届いた。翌朝、花火は帰っていった。
新学期、花火はボッチだった。のり子に渇を入れられ、ハッとする花火。一方、その頃、麦は茜の家庭訪問という名の…

花火はけりを着けたのですが、誰かに頼らないと、思いを寄せないとふらふらな娘。いるよね、こういう人。この感覚は分かりません。一人だって良いじゃない、人間だもの(かぜを) そうやって強くなっていけば良いのだけど…。
篤也が大きな鍵を握るとはね。あまりにもストレート過ぎて引いてしまうが、この作品のなかで一番の常識人に見えるから不思議。どんだけクズが揃っているだろう…。
さてさて…クズオまっしぐらな麦はビッチ女の虜。この二人、不幸にならないかな…そう思ってしまいます。ホント、クライマックスに近づいてもめんどくせ~。「冴え…」のCM見て、早く始まらないかなとマジで思ったこの回でした。{/netabare}

10話…考えが薄い男女がやっているだけ
{netabare}茜に翻弄される麦は茜の体から逃れない。茜にデートを申し込むも、簡単に突っぱねられた。茜曰く、その日は鳴海の日だという。茜の過去が語られる。(でも薄い、薄っぺら過ぎて腹が立つ)。モヤモヤした麦は行くなというが…。
鳴海とのデート、今度は茜がモヤモヤしていた。鳴海は体を求めてこないからだ。こんなタイプは今までいなかったので戸惑っているのだ。もういいやと思ったとき、過去に翻弄してやった男にばったり。鳴海の前での茜をくそビッチと罵って去っていった。鳴海に本当のことだと言い、去ろうとしたとき、鳴海は茜にそのままで良いからと言う。混乱する茜は麦を求めた。麦は分かっていた、茜が孤独で実は子供っぽいところを。そして自分を知り、自分が変わらきゃと思い、茜に本音をぶつけた。思わず赤面する茜だった。

ビッチとクズオの掛け合い、実にめんどくせ~。
茜みたいな性格はやっぱり理解不能。でも、麦の「子供じゃねぇか」は最もぴったりする感じがしました。体は大人で中身は子供、どこかの名探偵の逆を行っていると思います。
麦は麦で、茜を好きだと言うことがどういうものか、ようやく理解したのかな。嫌われるのが恐い、これは分かる気がする…。
さてさて、鳴海と麦に翻弄されるビッチ茜はこのあとどうなることやら…。どっちか選ばないと話が進まないし。{/netabare}

11話…(鳴海)「好きな人には元気で生きていてほしい」(この作品は最高の名言だと思ってしまった)
{netabare}鳴海と一泊旅行に向かう茜は調子が狂っていた。鳴海がこれまでの男とは違うからだ。自分のペースで進めようにも乗ってこない。鳴海は茜の上をいく自分のペースで進んでいたのだ。
茜は鳴海にぶっちゃける。しかし、鳴海は気に止めることもしない。茜は困惑する。鳴海の言葉に、気持ちに涙すら流す茜。もう鳴海を受け止めるしかなかった。というより、初めての気持ちになっていた。鳴海はプロポーズをし、茜は頷いた。
鳴海との旅行の後に、茜は麦とデートの約束をしており、律儀にもデートをした。楽しんでいる茜を見て、この人を変えたいと思う麦だったが、茜から結婚することを告げられる。不思議な感情がわき出す麦だったが、茜と別れるとき、本音をぶちまけた。茜はこれまで見せたことがない笑顔で麦と別れた。麦の恋は終わった。

茜が幸せになるのは解せない。が、鳴海みたいな男が合うのも分かります。実際に似たようなケースを見たことがあるので…。なので、けっこうリアルに感じてしまいました。
麦は思いっきり振られました。花火を思いながら、抜けきれなかった茜への思い…男ってバカだわ…って、自分にブーメランだわ…麦の気持ちが痛いほど分かるから…。う~ん…思い出してしまう、あの頃…。
もうラストだけだ。麦と花火はうまくはいかないと思う。互いに振られて、でも思いあっているから付き合う、安易すぎてそんな最後はどっちらけです。どうまとめるのか。{/netabare}

12話…(麦&花火)「でも…さようなら」(感情残したままだと将来つらいぞ…)
{netabare}月日が流れ、すでに秋深し。鳴海と茜の結婚を知り、麦とは話もしなくなっていた花火は、文化祭のステージ係された。空いた時間に校内を見て回ると、ファッションショーの出し物をしているクラスを見学。そこに、ドレスに身を包んだ美少女が登場し、会場がどよめく。のり子(自称モカ)だった。花火は曇りのなさそうなのり子を見て何かを感じた。
文化祭も佳境になり忙しく働く花火。体育館に物品を運んだついでに倉庫でサボる。ふと麦との会話を思い出す。するとそこに麦が…
月日はさらに流れて新学期。鳴海たちの結婚祝いをクラスで行うことに。またも働かされる花火。物運びでクラスの男子に手伝いをもらい、その子から告白される。戸惑っているところに現れたのは髪を短くしたえっちゃんだった。うまくフォローされ、花火も丁重に断った。えっちゃんとはまた友達になれたのだ。お祝い会。そこで茜から一輪の花を無理やり押し付けられる。「今度は取られちゃ駄目よ」と言われながら。
帰り、麦と鉢合わせになりそうなところだが、避けた。文化祭での出来事を振り返る。互いに思いを伝える。今までなら体を寄せ合っていたはずなのに避けるようにして会話する。互いに気持ちが通じ合っていることは分かったが、二人が出した答えは「でも、さようなら」だった。
桜舞い散る中気持ちを押さえながら歩き出す花火、何かを思い出したように振り返る麦。これが「二人のストーリー」だった。

まさに「平行線」な終わり方。この曲が最後の最後に生きた感じです。
これが正解ということはないのでしょうけど、これまでの流れ考えたら付き合わない答えは一番しっくり来ます。でも、最後のシーン、花火には笑ってほしかったな。この終わり方、麦も花火も思い残したままなんだもん。モカもえっちゃんもそれなりに答えだして、茜もなんだかんだ言いながらも最も幸せ掴んで、肝心の主人公がとりあえずの答えだしたけど、描写がやっぱり寂しい顔に感じたので…。うん、やっぱり笑顔だよ、笑顔。

全体を振り返ると、麦と花火の中に何が残ったのだろうと考えてしまいます。契約といいながら、互いのことを知っていくうちに気持ちが揺れて、それでも「初恋」にとらわれ、翻弄され、決着も思いっきり振られて、からっぽ。残ったのは互いを思う気持ち。実はこれが本物という気がしないでもありません。でも別れる選択をして。う~ん、最後の最後まで「めんどくせ~」{/netabare}

最初は「恋に恋しているだけ」と思ってみていましたが、そうではなく、ちゃんとした「恋心」が描かれ、それに合うような展開がされていました。深夜アニメらしく(?)、エロ描写が強かったのはもったいないけど、入れることによってより深く心情をあぶり出していたようにも思います。必要悪(もっといい表現はできないものだろうか…)なのかもしれません。

作画は綺麗でした。花火は可愛かったですね。止め絵を多用していましたが、言葉とマッチしていたので、かえって効果的ではなかったかと思います。中の人に関しては、花火はちょっと前まで麗奈でしたし、何かありそうな美少女の声が合うんですね。ほかのキャラもみんな合っていたと思います。OPの「嘘の火花」、EDの「平行線」もこの作品に本当に良く合っていて盛り上げていたと思います。

純愛でも恋愛でもない、リアルな心を表現した「心情系」または「感情系」という表現が合いそうな気がします。鬱展開の重い話に見えて、実はそうでもありません。作品通して「考える」ことが好きな人にお勧めしたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 69

67.1 2 チャラ男アニメランキング2位
おしえて! ギャル子ちゃん(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (475)
2375人が棚に入れました
見た目はどこからどう見ても金髪ギャルで遊んでそうに見えるけど 、実は純情な女の子。
そんなギャルな外見と素直で優しい内面のギャップが可愛らしいギャル子を中心に、眼鏡で背の小さなオタ子、おっとり天真爛漫なお嬢の三人が、いろんな場所でガールズトークを繰り広げる日常コメディ!

声優・キャラクター
和氣あず未、富田美憂、高橋未奈美、櫻井孝宏、小野大輔、松岡禎丞、木村珠莉、諏訪彩花、石上静香、本渡楓、飯田友子、芳野由奈、加隈亜衣、久保ユリカ、鈴木絵理、古川慎、八代拓、天﨑滉平、熊谷健太郎、小林裕介、村田太志、中村悠一、藤井ゆきよ、大西沙織、千本木彩花、能登麻美子

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ナチュラル設定、脱力ギャル子

主要登場人物は、ギャル子、おた子、お嬢の3名です。
ギャル子は・・・、おた子は・・・、お嬢は・・・
作内で嫌ってくらい説明されています。
その3人に、サブ女子とサブ男子が軽く絡む構図。
意外と登場人物は多いです。

基本、下ネタコメディー。
しかし、免疫不全症候群のため、皆、様々なツボで真っ赤。
女子も男子もかわいいです。

やっぱり、このアニメはギャル子ですね。
主人公だから当然です。
気の抜けたサイダーのようなしゃべり方がツボです。
最近のギャルのしゃべり方?
語尾が伸びるのが、気持ちいい。
まさにナチュラルな脱力系です。
けど、性格は純粋で優しい。
この子の雰囲気、妙にくせになる。
巨乳としては珍しくお気に入りキャラです。

たまにシリアスに走るけど、ニヤッとできる良いアニメ。
ショートアニメにしておくのはもったいない。
30分でも全然大丈夫ですよ。

あっ、それと、能登麻美子さんの涼しげナレーションがエロ爽やかでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 37

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こんなギャルはホントにいるんですか?

アニメーション制作:feel.
2016年1月 - 2016年3月に放映された全12話のTVアニメ。

原作は、鈴木健也による、『ComicWalker』にて連載中の漫画。

【概要】

気立ての良いギャル風女子、ソバカス眼鏡のオタク風女子、黒髪ロングの天然系おっとりお嬢様。
3人の女子高生は、いつも仲良くお喋りしてる。
だけど、会話の中身は殆どシモ関係で、共学故に会話のきわどい中身に男子もドキドキ!
クラスのみんなも一緒に織りなす日常会話劇形式の、1回あたり8分弱のショートアニメです。

【感想】

シモネタ漫画といえば『ジャングルの王者ターちゃん』『勝手に改造』などがありましたが、
ベクトルが異なっていますね。

作者は男性なのに女子を主役に女子特有の悩み(シモ多し)とかを、
数多くギャグに転化してるのが凄いですね。

さて、サムネで彼女たちが一緒のイラストの背景が花園○門科ってなんやの?

こいつら、いつも教室で○理とか、おっ○いの話ばかりしてますけど…、
共学でそれはありえないんじゃないかww
昔の日本は、性に寛容だったとか聞きますが…。

男子は男子で何時も、女子を肴に性欲に根ざした会話をしていますし。
いくらなんでも教室の日常会話がピンクづくしの訳ないでしょ!

もしかして、答案用紙の名前欄を記入すれば回答欄が空白でも、
入試に合格できるような高校(例・ヒナまつり)ですか?
と思いきや通ってるのは県立高校らしく、
学力とか常識面では割りと普通なところみたいですねえ。

ちょっと、ありえないだろうと思いつつも、
会話の中身がアレなのに実は意外にも、そんなにやらしくもない。

如何にもクラブで男たちと遊んでいそうなギャル子が、
見た目や口調に反して本質的には真面目な性格の善人であり、
彼女の優しさや善行に多分、視聴者的にいい気持ちにさせてくれる成分があるのでは!

平松○二あたりがギャルを題材にしたら、
○春やドラッグに手を出してヒモやヤクザに食い物にされる結末しかみえないのですが、
そこまでいかなくても松田に説教されて尻を叩かれて泣いて反省するという役回り?

ギャルひとつとっても、描く人によって印象は変わるなと思いました。
特に最終回は良かったです。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

直球の下ネタと能登さんGJ!でも良いお話をぶっこんできてるからすごい

僕は能登麻美子さんが好きです。
ウィスパーボイスで優しくて穏やかで上品で癒し系でちょっと天然の。

でもこの中での能登さん、いつもの能登さんじゃないーーー(号泣)
ってなっちゃうかもですよこれ!

能登さんになんてこと言わせてるんですか!
ストレートすぎるじゃないですか!
嬉しいじゃないですか!


というわけで笑
まあ男子なら素直に喜んでおきましょう!
的なアニメでしたね。


一話8分ほどのショートアニメなのでさくさくっと観れますし、テーマが重いわけでもなく、作画がそれほど悪いわけでもないので、軽い気持ちで観たらいいと思います。
dアニメストアで観たので繋がってましたけどね。


一つ思ったのは、これ無駄に声優さん超豪華じゃん!
ってこと。

いや、無駄って言っちゃうとこの作品をくだらないもののように捉えてるって思われちゃうから誤解を招かないようにしておくけど。

この作品は、短編で一話完結ってもので、それほどストーリー重視のアニメでもないんですよね。
ガールズトークをメインにした他愛もないギャグアニメなんです。
それほどまでに声優さんの質を問うものじゃない気がするんです。

でもすごい人たちが名を連ねてます。
そんなにセリフもないのに。

そこがまた必見です。
ぜひ声の心地よさを堪能してください。


ということで全編を通して、ストレートで小気味の良い下ネタガールズトークと、男子たちのスケベ心を、それあるある!
的なノリで展開させていってます。

そういうラッキースケベを楽しむ程度で観たらいいんだけど、この作品の主人公であるギャル子が、見た目とはまったくのギャップという性格の持ち主で、そこがとっても良いです。



学校に遅刻しても授業中に寝てても気にしないし、「サーセンサーセン」で済ませてしまう、まさにギャルなんだけど。


{netabare}
人のことをバカにしないし、陰口を叩いたりしない。

人が困っていると助けたくなる。

人の気持ちになって考えることが自然にできている。

誰にでも平等に接することが当たり前な性格など。

で、心が温まるエピソードも描かれています。
それがとても高感度が高くて素敵でした。
{/netabare}


ではキャラの紹介を簡単にしておきます。

{netabare}
ギャル子-和氣あず未さん
本作の主人公でギャルの雰囲気満載の女子高生で巨乳。
見た目がチャラチャラした雰囲気があって、取り繕うこともないことから、周りからビッチだとか遊んでるとか言われるんだけど、実は素直で純情な処女です(笑)
cvの和氣あず未さんは、これから活躍が期待される人ですね。
2015年から活動開始されていますから。


オタ子-富田美憂さん
クラスでは本来であれば隅っこでおとなしく過ごすようなオタク趣味のなのだけど、ギャル子と仲良くなってから、いつもギャル子たちと一緒にいるようになった子。
cvの富田美憂さんは、なんと16歳ですね。
経歴なんてあるはずもなく、これからがものすごく楽しみな声優さんです。


お嬢-高橋未奈美さん
ギャル子たちと仲良しの令嬢でいつもガールズトークの聞き手になっている天然でマイペースな女の子。
このキャラがいるからこの作品が下衆いものじゃなくなってる感がありますね。
cvの高橋未奈美さんは、多数でサブキャラとして活躍されています。


その他に
櫻井孝宏さん、小野大輔さん、松岡禎丞さん、中村悠一さん
中原麻衣さん、日笠陽子さん、加隈亜衣さん
など多数が出演されています。
{/netabare}


能登さんのちょっと嬉しそうで淡々としたナレーションで必ず笑えますし、その他にも直球のエロ話で笑えますので、お気軽に過ごしたい時に、
おすすめしますよ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

71.2 3 チャラ男アニメランキング3位
うる星やつら(TVアニメ動画)

1981年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (305)
1539人が棚に入れました
世にラプコメブームを巻き起こした高橋留美子の代表作を、押井守ら才気ほとばしる若手スタッフが自由闊達に映像化。地球をかけた鬼ごっこに勝利したものの、勘違いから異星人の娘ラムにベタ惚れされてしまった好色少年・諸星あたる。やきもち焼きのラムが発する電撃にもめげず、目の前に現れた美女にしつこくアタックを繰り返すあたるだが、じょじょにふたりの気持ちは近づいてきて?

声優・キャラクター
平野文、古川登志夫、島津冴子、杉山佳寿子、永井一郎、鷲尾真知子、神谷明、小宮和枝

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あんまりソワソワしないで♫

アニメーション制作:スタジオぴえろ、スタジオディーン
1981年10月 - 1986年3月に放映されたTVアニメ。

高橋留美子先生の初アニメ化であり、スラップスティックコメディとして名高い作品。
観たことが無くても名前だけはご存知の方は多いと思います。

宇宙一の浮気者、『世界中の可愛い子ちゃんは俺のものじゃ!』諸星あたるくん。
『浮気は許さない!電撃でお仕置きだっちゃ!』鬼娘の宇宙人ラムちゃん。
この2人を中心とした、SF・ファンタジー・幽霊・不条理・日常なんでもありの学園ラブコメです。

今のラノベやアニメに多大な影響を与えているエポックメイキング的な作品と言っても過言はないですね。

とりあえず、思ったこと!

・物語の評価
 1回の放送で2話構成の頃は軽妙なテンポで、ちょうど良い長さでした。
 初代監督の押井守は最初の頃は原作ファンに叩かれながらも真面目にやってましたけど、
 2年目には、独自色を出そうとして原作を軽視した感じでしたね。
 そこがウケたりしてたんですけど、局プロに呼び出されて大説教されたり、
 いろいろ大変だったらしいです。
 自分の趣味で面白くもない立ち食いそばの話をオリジナルでやったり、
 原作にあった高校ミスコンの話がアニメオリジナルの選挙話に内容が差し替えられたり、
 当時にネットがあったら賛否両論で炎上スレスレだったと思われます。
 ただ、このフリーダムさが押井時代の魅力だったのかもしれません。

 第123話 「大金庫!決死のサバイバル!!」
 第124話 「マル秘作戦・女湯をのぞけ!」
 原作にない話でもこの2本は珠玉ですけどね!

 でもやっぱり一番素晴らしいのは、第067話「君去りし後」
 これを観れば分かる通り、原作を大事にして良い話も作れるのに、
 独自の路線を追い求めたくなるのは作家性の悪癖なのでしょうかねえ?

 3年目の春の放映から製作がスタジオぴえろからディーンに変更。
 監督も、やまざきかずおに交代。
 実はこの人、作画監督&演出家としては評価されてたのですが、
 お笑いの才能がないのですよね!交代直後は頑張ってたのですが、
 原作準拠 &各話スタッフに丸投げ &お話のテンポがトロすぎる
 笑えない、うる星やつらに変わり果ててしまった感じです。
 時期や話によってストーリーの面白さの差が大きいので点数をつけにくいですね。

・作画の評価
 押井監督の時は、タツノコプロっぽさが残る当時のTVアニメの標準って感じで今の人には物足りないかも?
 やまざき監督の時は、当時の萌えアニメの最先端作画ってかんじですね!今見ると流石に古いですけど。
 
・声優の評価
 これは文句なしでしょう!
 平野文、古川登志夫、島津冴子、神谷明、杉山佳寿子、永井一郎、田中真弓、千葉繁 etc.
 今見ると超豪華メンバーですね。

・音楽の評価
 押井時代は、OP/EDがアニソンとして珠玉ですね。
 『ラムのラブソング』『宇宙は大ヘンだ!』『心細いな!』『星空サイクリング』
 『I,I,You&愛』『Dancing Star』『夢はLove me more』
 やまざき時代。
 『パジャマ・じゃまだ!』『CHANCE ON LOVE』『OPEN INVITATION』
 などは良かったですが、
 全部英語のOP/EDとかもあって、そこは趣味じゃなかったような!
 作中のBGMは、風戸慎介、安西史孝、西村コージ、星勝、ミッキー吉野
 と5人も担当しており、良かったと思います。

・キャラの評価
 昭和50年代当時にラムちゃんを作った高橋留美子先生は、天才だと思います!
 『うちのお腹の中にはダーリンの子供がいるっちゃ~!!』(狂言)とか凄いです。
 実のところ原作の高橋留美子は女が精神的に強くて男が弱い作風。
 対して初代監督の押井氏は女心がわからない人(ラムを理解できないと言ってました)
 異なる個性がぶつかってその結果アニメがヒットしたのかもしれませんね。
 (結果、作風とやりたいことの違いで監督降板になってしまいましたが)
 ただ原作も後半はキャラが淡白で小綺麗になってしまったのが残念といえば残念。
 やまざき時代にアニメのパワーが右肩下がりに落ちていったのも原作に起因してるのかも。 

 アニメ版うる星やつらを象徴する存在として、
 原作初期で早々と消えたもののアニメでは個性が肉付けされ、
 半ばオリキャラ化して最後まで残ったあたるの友人・メガネの存在は欠かせないでしょう。
 性格は、監督・押井守+声優・千葉繁のキメラみたいなもので、
 そう言うだけで、どれだけ濃いキャラか想像がつくかと!
 酸欠を引き起こしそうなほどの千葉繁の怪演が凄いですね。
 押井節はモラトリアム全開で、あんまり好きじゃないですけどねw

  
アニメ版うる星やつらは、作画監督によって人物の顔が違ってたりしていますし、
スタッフによってやりたいことが結構バラバラなんですが、
全部包み込んでしまう懐の深さが原作にあったかな?と思われますね。

と、いろいろ比較的好意的に書きましたが、
『ちゅど~ん』『だっつーの』など今の時代に、うる星のノリが合わない人が多くても仕方無いです。
後期なんて尺の長さとか会話のテンポとか今の自分には合いませんでしたし、アクビの出るアニメでしたし。

アニメの歴史を語る上での過去の作品として思い出にした方が良いのかもしれませんね。
2010年?の障害物水泳大会を観て苦しい物を感じましたしね(苦笑

これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 88

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

誰もが知る国民的アニメ

母親が高橋留美子ファンで
我が家ではうる星やつらの再放送は必ず流れていた。
ラムちゃんの飛ぶ効果音を考えた人は天才だよね!と満面の笑みで語り出す母親を見ながらうぜえと思ったものだ。
有名なうる星やつらではあるが第1回と最終回の内容を知らない方が非常に多い。ただのドタバタ恋愛ギャグアニメだと思われしまっているのだ。
本当にもったいない。あたるの名誉のためにも是非見てほしいと切に願う。
僕は面堂が好きだ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

萌えアニメの原点!アニオタ文化の起点!押井守の出発点!

エポックメイキングな作品は概して、10年後20年後見返してみると古臭く、新鮮味にかけることが多い。
それはその作品を嚆矢とし、後の漫画家が感銘を受け、それをモデルにして新たな作品が生まれてきた証である。
結果、大元の作品はその新鮮さを失い、「既視感のある展開、ありきたりで面白みのかけるストーリー」となってしまう。
(ToLOVEる第一話と本作第一話の類似性にも着目されたし。)

うる星やつらは日本の漫画・アニメ界において、「萌え系」ジャンルの原点、すなわち視聴者が可愛い女の子キャラにのめり込む文化を作った作品であり、アニオタ文化発祥となった作品でもある。
(当時はオタクという言葉そのものが無かったが)
それまでのアニメが1主人公+1ヒロインが大半であったことを鑑みると、ラムちゃんを始めしのぶ、ランちゃん、弁天、お雪、さくら先生、クラマ姫(ちょっと出番少なめ)、竜之介と、ヒロインキャラを何人も生み出したのは画期的。
「見れば好みの女の子が必ず見つかる」とも評されたと聞く。
その意味ではハーレム系に近いが、ラム以外に主人公が全くモテないことから、厳密な意味でのハーレム系ではない。
(厳密にはハーレム系の元祖はらんま1/2;本作と同じ高橋留美子作)
本作はハーレム系の嚆矢…といったところか。

チーフディレクターは、当時30歳の奇才・押井守(途中降板してスタジオぴえろも退社)。
本作の成功を機に独立し、今や世界的な映画・アニメ映画監督となる。
本作は押井守の出発点でもある。
{netabare}
第一話からのおπポロリ、子どもに聞かせられない下ネタ(終わるまで向こう向いたるからさっさと済まし〜 なんや、おまえ女の扱いも知らんのか〜 byジャリテン)…etc
{/netabare}
時代背景を考慮しても、これを子ども向けアニメ番組として放送した英断に感心させられる。
(上層部の削除要請を押井が無視して押し通したとも聞く。)
PTAからはかなりのクレームが来たそうだが…

ストーリーは基本的に「おバカ男子と利口な女子が繰り広げるドタバタギャグラブコメ」。
本作の男キャラ(あたる・面堂・レイ・テン・メガネ・錯乱坊・竜之介父...etc)はみんなバカかスケベか変態か変人。
「おバカ男子に利口な女子が振り回されている」ように見せかけて、実際は「女子の掌で男子がうまく転がされている」ストーリー展開が多い。
とにかく女子キャラがかっこいい、男子キャラがバカでかっこ悪い。
このあたりは、少年誌に寄稿する女性漫画家ならではの作風だろう。
男性漫画家だと、どうしても男はカッコよく、女は可愛く描きたいものだ。
当時は、少年誌に女性漫画家が作品を出すのは異質であった。
それが当時の漫画・アニメの常識を破壊し、エポックメイキングな作品となった所以のひとつだろう。

OP/ED曲も秀逸。主題歌を「歌手」に歌わせたこと(ステファニーとか懐かしいよね…)、
数カ月ごとの短期で主題歌変更という冒険(今では当たり前のことですが…)、OP/ED/劇中歌をまとめたレコード(CD)の発売…
現在は普通なことも、当時は斬新だった。
ラムのラブソングとか、今でも口ずさめる、メロディーラインにインパクトがある名曲揃い。
(小生は「OPEN INVITATION」とか「殿方ごめん遊ばせ」がお気に入り)
また、全話コンプリートBOXセットの発売も本作が初の試み。
LD(レーザーディスク)で、価格は33万円!
(しかも即完売!ちなみに親戚の叔父が持ってましたが、箱に手を触れただけで大激怒されました…懐かしい思い出です。笑)

本作が放送されていた時代を(物心ついた頃ですが)生き、現場を(幼少期ながら)見てきた一人として、本作の時代背景を踏まえ、思い出補正+アニメ歴史補正値込みでの評価&感想になったことをご容赦いただきたい。
現代アニメを見慣れている若者にとっては、古臭くて視聴に耐えないだろう。
ただ、日本アニメ史の金字塔として、一度は見て欲しい作品。
現代の萌え系アニメが、いかに本作の影響を受けているかがわかって面白いですよ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

66.5 4 チャラ男アニメランキング4位
王室教師ハイネ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (212)
1027人が棚に入れました
個性的な4人の王子の教育を任された家庭教師が奮闘する王室コメディアニメ第1巻。王族が住まう王宮にやって来た新しい王室教師・ハイネ。しかし、彼は受け持つ4人の王子から「王室教師とは認めない」と言われてしまう。

声優・キャラクター
植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太、浪川大輔、立花慎之介、森川智之、江口拓也

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「教師とは、生徒の心に傷を作るのではなく、希望を作るもの。わたくしは彼らの王室教師です。」

月刊Gファンタジーにて連載中の漫画が原作のアニメ。

現在も原作は連載中ということですが、
伏線をしっかり拾ってきれいに物語は完結しているので、

このアニメだけで十分満足できました^^

全12話です。


● ストーリー
グランツライヒ王国の皇太子(長男)を除いた4人の王子。

第二王子・カイ    :「ジロリ王子」
第三王子・ブルーノ  :「高圧インテリ王子」
第四皇子・レオンハルト:「プライドエベレスト王子」
第五王子・リヒト   :「チャラ王子」

彼らの王室教師として招かれたのは、
ハイネ・ヴィトゲンシュタイン(♂)。

四人の王子たちは一筋縄ではいかない存在で、
これまでの王室教師たちはすぐに辞めてしまったという。

果たしてハイネは王子たちと信頼関係を結び、
彼らを立派な王位継承者に育てることができるのか。


クセが強い王子たちと向き合い、
絆を結ぶところから物語は始まります。

1話完結で王子たちのことを知ったり、
一緒に困難を解決したりします。

イケメンキャラばかりなので、
キャラアニメなのかと思っていましたが、

ストーリーにも入り込めて、
普通に楽しむことができました^^

それぞれの王子たちの特徴や個性に合わせたストーリーで、
しっかりとスポットライトが当てられているところもいいですね♪

大きく盛り上がるような特別な話はないのですが、
飽きてやめたくなるほどつまらなくもなく。

内容も重たくないので、
さくさくっと気楽に見ることができます。

ハイネの過去や国王との関係など、
気になった伏線についてはしっかりと回収され、

特に最終話は今までの話を活かして、
とてもいい話になっていました。

この最終話で、
私はこの作品がより好きになりました^^

教師を感動させるのは、
いつでも教え子の成長した姿なのだ…(´;ω;`)


● キャラクター
四人の王子とハイネ。

やはり王子様がメインということもあってか、
全体的に画面がキラキラしていますw

そんなキラキラ王子たちに負けず、
主人公としての位置を確立しているハイネ。

無表情で淡々とした話し方をしますが、
ボケでもツッコミでも、なんでもこなしちゃうスーパー先生w

見た目は幼く見えますが、
成人男性らしいです。

プチキャラ化することも多く、
とてもかわいい♪

だけど大人の色気を漂わせることもあって…(*´Д`)ハァハァ

かわいくてかっこよくって…
って、最強なキャラだなと思いました。笑


ハイネに比べると四人の王子は少しキャラが弱い気もしますが、
その中で私のお気に入りは第四皇子のレオンハルト♪

勉強が嫌いなので一番ハイネに噛みついていた子ですが、
根は単純で子どもっぽくて、優しい子。

そんな子がハイネに懐くようになると、
あらまあ、なんとツンデレ可愛いww

おバカなところがまた可愛くて、
この作品のギャグの大部分は彼がいるから生まれています。


声優さんは俳優としての活躍が多い方が多く、
初めから舞台化が視野に入れられたキャスティングだったのかしら。


●音楽
【 OP「しょっぱい涙」/ 阪本奨悟 】

アニメでは一番と二番の歌詞がごちゃ混ぜで使われています。

明るい曲調ですが、
歌詞は王子たちの苦悩とぴったり重なります。


【 ED「Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~」
  / P4 with T(王子4人+ハイネ)】

私はEDの方が好きかな♪

途中の回で声優さん達がダンスしている
リアル映像バージョンが流れた時はびっくりしましたw

初めは「これはダメだわー。」と引いていましたが、
ついつい繰り返し見たくなっている自分もいてw

ダンスはちょっとダサいんだけど、
コスプレだけでなく表情とか動きとか、きちんとキャラに合っていて、
俳優さんってすごいなーと思いました。


● まとめ
最初はどちらかと言うとイケメン要素に期待していて、
ストーリーにはそこまで期待をしていなかったのですが、

最終回がよくて、
いいアニメだったと思いました!

予想以上に楽しめました♪
この作品の評価は尻上がりです^^

キラキラな王子たちにときめくもよし、
ハイネの「教育的指導です。」に背筋をシャンとさせられるもよし、
先生と生徒のコメディに笑うもよし。

女性人気が強そうですが、
男性でも楽しめる作品なのではないかなと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ショタ教師とイケメン王子達のほっこり日常になるはずだったが……?/続編の可能性追記(8.2)

原作未読/全12話

序盤のうちは楽しめたものの、後半失速(;´Д`)
そして最後に大きく失望しました。

※レビューにネタバレはほとんど含みません

( 'ω'o[総括レビュー]o
{netabare}
1話で「男でもいけるかも?」と思わせつつ、
2話、3話の丁寧なキャラ紹介で完全に引き込んでいくstyle。

ちょっと笑えて、ほっこりできる話が多く、
6話~8話ぐらいまでは確実に面白かったと思います。

ただ、そこから失速_(:3 ⌒゙)_
なんだろ……、面白さは変わってないんだけど
単純に話に飽きてきてきたかな?といった印象でした。

そして終盤の11話で失望。゚(⊃Д⊂゚)゚。
ハイネの正体に魅力を一切感じなかったです。

終わり方は無難で良かったですが、
[ストーリー]といった目線ではそこまで高い評価はつけられない作品だと感じました。

ただ、腐女子向けにしては男子でも楽しめたし、
及第点はあげたいです。

後ひとつだけ。


7話の実写ED。ダメ、絶対。{/netabare}

( 'ω'o[観点事のレビュー]
{netabare}
[物語]/3.0★★★☆☆
ほっこりできる話が多くて良かったが、
最後のハイネの正体で失望
あれはないでしょ……(;´Д`)

[作画]/3.0★★★☆☆
普通、終始安定してました。
幼女良かったです!

[声優]/1.5★‪✯‬☆☆☆
主要キャラのうち、4人が俳優。
なんで声優を起用しなかったのか……(;´Д`)

[音楽]/4.0★★★★☆
OPのしょっぱい涙が物凄く気に入りました!
それだけなら星5にしていたのですが、
EDの実写が((

[キャラ]4.0★★★★☆
ショタハイネがとても可愛かったです!
いや……_(:3 ⌒゙)_ショタコンじゃないですよ(*`・ω・´)
マスコット的な可愛さがあるんです。。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。

[総評]/★3.1{/netabare}

簡易点数【60点】

[続編の可能性]
{netabare}
※上の方が優先度高めです
※あくまでも個人的な意見です
※オリジナルアニメの場合は原作ストックは評価対象に入りません

※総評星評価の基準
---------------- 8×キリトリセン ---------------- 
★★★★★/80%~100%
★★★★☆/50%~79%
★★★☆☆/30%~49%
★★☆☆☆/15%~29%
★☆☆☆☆/15%未満
---------------- 8×キリトリセン ---------------- 

[円盤売上]/★★★★☆
※1巻6532枚/平均6532枚(暫定)/全巻データ出揃ったら追記

[原作ストック]/評価不能
※アニメは原作改変展開+色々な話を繋げており、2期を作らないのが明白

[終わり方]/★☆☆☆☆
※原作でまだ明かされていないハイネの正体を明かしてしまっている時点で致命傷+原作と設定を色々改変している

[作品評価]/★★☆☆☆
※多数のサイトで微妙評価。
ただ、女性の評判はいい模様。

[制作会社]/★★★☆☆
※『ブリッジ』
みつどもえのみ続編を制作しています。
それ以降はなし。

[総評]/★★★☆☆
※原作改変+勝手な設定変更により、続編は不可能だと考えられます。

と、思っていましたが円盤が予想以上に売れた+普通に日常日常していたら問題なく作れるので、2期が発表される可能性はあると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 47
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

イケメンダラケノアッタカファミリードラマデスネ

[文量→中盛り 内容→感想系]

【総括】
あぁ、レビュータイトルが全てカタカナなのは、なんか「イケメン達への理由なき反抗」なだけで、特に悪意はないです(笑) 女子向けの中ではかなり楽しめたアニメでした!

主要キャラの声優陣はアニメでの演技経験の少ない(舞台)俳優さんを中心に組まれています。明らかに、演劇など2.5次元への展開を見据えているのでしょう。こういう作品は、アニメとしては失敗しているケースが多い印象です。

しかし、本作は(基本的には女子向けではあるものの)アニメとして充分に楽しめるものだったし、声もキャラに合っていると思いました(他の役を演じ分けれるかは分かりませんが)。

商売臭が強かろうと、このようにちゃんと作ってあれば無問題です。まあ、原作の良さも大きいのでしょうね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤は問題児(四人の王子)達が心を開き、ハイネとの絆を深めていく、個別のストーリーの連続。

中盤以降は、ハイネの正体とは? という展開。

最終回は、う~ん、綺麗な展開だけれども、綺麗事だけで貴族達を丸め込めちゃうのもな~。中学生の弁論大会じゃないんだから(と思うのは、やはり自分の心が汚れているからかな)。

なんかこう、(同じ王位継承モノなら)「城下町のダンデライオン」の最終回のように、{netabare}兄弟たちがそれぞれの能力、成長した部分を存分に生かして、連携して、貴族達を丸め込んで、ハイネの復帰を勝ち取って欲しかったな。例えば、リヒトが街で女性から情報を得て→カイが無言のプレッシャーで裏付けをとって→ブルーノが知識と弁舌で貴族を追い詰め→最後にレオンハルトが綺麗事を述べて情に訴える。とか。{/netabare}なんかそんなん観たかったです。

なんとなく、このアニメ(漫画)の最終回って、「兄弟仲良く国をまとめる」になりそう。

王様→アインス。防衛大臣→カイ。法務大臣→ブルーノ。厚生労働大臣→レオンハルト。大臣職には就かず、民の側にいる存在。まあ、特務機関的な→リヒト。

こんな感じで、国をまとめていってほしいな~。という妄想ができるくらいにはキャラも立っていたし、楽しんで観られましたよ♪ 2期あったら観ます!
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
BL? でもないか。タイトルよりは面白いかも。

2話目
主人公最強系ですね。頭脳ですが。陰謀的なことも見所になってくるのかな?

3話目
う~ん、ハイネを愛でるアニメ、なのかな?

4話目
定番の流れですが、平和で良いアニメ。

5話目
国王、なかなかの良キャラ。良い話やな~。

6話目
それを保険制度という国王が優秀。これ、理念と実利など、兄弟で助け合う結末か? つか、ブルーノが一番王様の適正があるんじゃないの? ED(笑)

7話目
これで、各王子の個別エピソードも一周したかな。

8話目
いよいよ核心かな。

9話目
作画、やけに悪いけど、どうした? ハイネ、努力とかそんなレベルではないのでは?

10話目
だんだんラストに展開してきたね。

11話目
ハイネの真実。ツッコミどころ多数ながら、結構好きでした。

12話目
いや~、微妙。なんかこう、綺麗すぎ。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

58.1 5 チャラ男アニメランキング5位
コンビニカレシ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (114)
504人が棚に入れました
春。はじまりの季節。

三島春来とその親友・本田塔羽は、青希空(あおきそら)高校に入学する。
互いに気になる女の子がいるものの、どうにも恋が始まる気配がない。
不器用に日々を過ごす中、同級生の佐々木凪瑳、先輩である明日海夏、中島帝、櫻小路正宗らと出会い、それぞれの想いが絡み合っていく。
誰もが一度は通る道、その瞬間を爽やかに駆け抜けていく純愛物語。

いつもの電車。
いつもの通学路。
いつものコンビニ。
いつもと変わらない風景が、
明日からは少し、違って見えるかもしれない。

声優・キャラクター
寺島拓篤、神田沙也加、鈴村健一、釘宮理恵、立花慎之介、田村ゆかり、梶裕貴、小清水亜美、神谷浩史、沢城みゆき、櫻井孝宏、堀江由衣、武内駿輔、西山宏太朗、永井真里子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

作中の高校の制服デザインが凄い。(安全安心の恋愛アニメ)

ローソンがメインスポンサーのプロジェクトのアニメ作品のようです。

プロって凄い。

ローソンの制服のコンセプトからのインスパイアであんな制服デザインできるんですね。そこは、真面目に感動しました。

サッカー部の練習着なのかな、あのデザインもなかなかうまくローソンのイメージを取り込んでいますね。

あと各話タイトルですが、第1話: 卯月、第2話: 皐月 ということですのでこのまま第6話: 水無月、第7話: 文月、……、第12話: 弥生 でエピソードは1年分:
全12話となるんですかね。

内容に関しては通学路途中、学校の近くのローソンが登場キャラ(男女)の出会いの場になるような感じです。

EDの背景アニメで男女交互に1列になって歩いていますが、基本的には前後している男女がカップルになるような感じの話なんでしょうかね。

なんとなく紆余曲折はあっても、最終的に破綻するカップルはなさそうな雰囲気ですので、ハッピーエンドが予想されます。めちゃめちゃ面白くはならなそうdすが、そういう幸せそうなカップルが好きな人には良いのかも。

2017.8.8追記:
第5話「葉月」まで視聴済み。各話タイトルについても展開についても当初の想定通りです。ストレスはたまらないけど、特にハラハラもしません。安全安心の恋愛アニメ(笑)。

2017.9.29追記:
第12話「弥生」まで視聴完了。想定通り学年の始まる4月から、翌年の3月までの1年間のエピソードでした。真四季さん関連も落ち着くべきところに落ち着いて、特に何か語ることもありません。

まあ、すぐ後ろにチアフルーツがなかったら観てなかったかも…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ラストで桜舞い散るアニメは…

今期毎週楽しみにしていた1本

原作未読、ドラマCD付きムックとして発売されているらしい、
著:月花/挿絵:先崎真琴と女性向小説といっていいでしょうか、
所謂ツンデレもヤンデレも貧相なのに何故かモテる主人公も出てこない、青春学園純愛物語、登場人物其々が主人公となる進行。

倒置で始まる物語はいいですね。ラストがある程度予想出来る分大幹がしっかりしそこまでの過程、枝葉をどうするのか、じっくりと安心して観られるので好きです。

キャラ絵は乙女ゲームや少女漫画風か、男にはちょっとうけにくい。

作画はもうちょい、まああーいうシャープな絵柄はデフォルメ出来ない分誤魔化せないし動かし辛いとは思う(あと最終話の絵本パートは敢えての禁じ手じゃないかと、、)。

OP、ED、BGMも物語の雰囲気に合っていたと思う。

脚本的には実写向きの衒い無きにしも非ずではありますが

佳作でした^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ISSA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

安心安全恋愛アニメ…終盤で嵐の展開待っているのか?

安全恋愛アニメかと思いきや、10話目にして怒濤の展開かな?

ネタバレなるので詳しく書けませんが…真剣に見ている人すみません、シリアスなシーンで吹いて笑いましたw

悪い点
・コンビニ要素がどうでもいいタイトル
・20年前にタイムスリップした作画
・あり得ないダサい制服
・起伏のないストーリー
・誰も知らない、見ていない

良い点
・ツンデレしてない釘宮さんの声が聞ける
・ホモ要素があまり感じない
・いつでも切れる安心感
・生理的にはNHKのアメコミより受け付ける(最重要)

今期の天下のNHKとブービー争い中、勝ってほしい、それだけのアニメかも。

視聴完了
最後に話的には盛り上がる(それなり)ので苦痛無く見れました。
話の内容は記憶に残らないと思いますが、タイトルだけはダサ過ぎて覚えてそう…
コンビニカレシw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

62.4 6 チャラ男アニメランキング6位
アフリカのサラリーマン(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (142)
480人が棚に入れました
サバンナも食物連鎖もカンケーない。日本的社会を生きるアフリカのサラリーマンの汗と涙の社蓄コメディ☆アフリカの大手企業に勤める、ライオン、オオハシ、トカゲの3人もとい3匹が織りなすのは、荒ぶる暴言&奇行で日本人的社会を突破する日々。プロジェクトの無理強い、容赦ない減給・・・。人間以上に世知辛いサラリーマン生活を、アニマルたちが大奮闘! 日本中のサラリーマンが共感すること必至! サバンナも食物連鎖も完全に忘れ去った、アニマル会社員の日常がここに!!

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サラリーマンは忙しい

序盤 コメディアニメか

中盤 こういう系か

終盤 あぁ

この話はアフリカのサラリーマンの話
ジャンルはコメディ・仕事
お仕事アニメというより仕事場でのコメディアニメです。
序盤の展開(ギャグ)はちょっとつまらなく、しかもギャグも腹を抱えて笑うというより不意にフッと鼻で笑ってしまうようなそんな感じです。別に見なくてもいいかなという印象ですが見ても損はないでしょう。得は少ないでしょうが
一つ言えるのはアフリカにすんでいるサラリーマンはものすごく忙しいらしいです。
内容がない分書くことがないので困ります

監督・絵コンテ・総作画監督・美術設定・美術監督・色彩設計・撮影監督は畳谷哲也さん。初の監督作品だそうですね
シリーズ構成は百瀬祐一郎さん。初めてのギャルや妹妹のシリーズ構成をされた方ですね。あんなksアニメを手掛けた方がよくまとまなものをかけましたね(もしかしたら原作がもっとヒドくてマシになったかもしれないけど)。
キャラデザ・アニメーション制作はHOTZIPANGさん。ルパン三世(3DCG)を制作したところですね。
劇伴は山口たこさん。初の劇伴だそうですね

作画は基本キャラは3DCGでした。ちょっとモーションがテキトーだったりしてたので3.5で
opは異能バトルや六花の勇者の曲を担当されたRUCCAさん作詞、よう実やありふれたの劇伴を担当された高橋諒さん作編曲、オオハシ役の下野紘さん歌唱の「Soul Flag」
edは松井五郎さん作詞、秋葉広大さん作曲、ラブライブサンシャインopを作曲した伊藤賢さん編曲、ライオン役の大塚明夫さん歌唱の「ホワイトカラーエレジー」

総合評価 別に見なくていいかな

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

社畜のサラリーマン(オオハシは除く)

2020.9.3 視聴完了。

「しろくまカフェ」みたいなギャグアニメですが
本作は、ほのぼのではなくブラックなネタが多いですね。

ライオン、トカゲ、オオハシを中心に話がすすみます。
たまに簡素化された絵で顔が描かれていたりで
ライオンの顔がビスケットみたいに見えて
めちゃかじりつきたい欲求にかられた(笑)
(甘い物はさほど好きじゃないのに)

そういえば、「キリングバイツ」で仕入れた
ラーテルとミツオシエの知識がこんなところで再確認。
無駄知識じゃなかったようだ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

時と人を選ぶアニメ

※視聴途中のまま放置していたので加筆しました。

動物が人間の生活をしているアニメ。
似たような設定のしろくまカフェと比べると可愛さが足りない。

ネタはお下品なネタや攻めすぎたネタが多くてあまり好きなネタじゃなかった。
こういうネタは4コマ漫画ならアリだけどアニメで見たい感じではないかな。

あんまり真剣に見るアニメじゃないから、30分通してみるのではなく、何かの休憩に適当に流しておくくらいがいいのかな。

下ネタ以外にも嘔吐したり吐血したりとご飯がまずくなりそうなネタ多めなので、食事時に見るのはやめたほうがいいです。

ちょっとネタが攻めすぎてて不快に思うネタもいくつかありました。
ジョークを真に受けるような人も視聴しないほうがいいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

63.8 7 チャラ男アニメランキング7位
怪病医ラムネ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (124)
414人が棚に入れました
人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。そこに“怪"が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。“怪病"と呼ばれるその病は、人知れず、だが確かに存在している。現代医学では治す手立ての見込めないその病に、弟子と共に立ち向かう医者がいた。その名はラムネ。風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、さらに口まで悪い。けれどひとたび怪病に向き合えば患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。そしてその先には――。

声優・キャラクター
内田雄馬、永塚拓馬、植田佳奈、岡本信彦

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

心温まる良い作品ですが、どんな視聴者層を目指したのだろう?

怪奇な病気を治す医者ラムネの物語です。
心に病を持った人は怪異に付け込まれやすく、それが身体に影響を及ぼしてしまうそうです。
ラムネは患者の心を治療することで病気を完治させます。
それぞれの話には、心を打つ話があるので、それなりに感動します。

この物語はアニコレのキャッチさんから推薦されたので見始めました。
一人だとこのアニメを知る機会がなかったので、教えていただいたことに感謝します。

数話を紹介しますね。

第一話:
芸能界の子役の女の子が病気になり、目からマヨネーズが流れる話
母子家庭の女の子は、昔は貧しいながらも母親と一緒に楽しい夕食をしていました。
しかし、子役として女の子の人気が高まれば高まるほど、母親は女の子をお金を稼ぐ道具としか見ないようになってしまいました。夕食を一緒に食べることもなくなり、女の子は孤独でした。
この子の病を治すためにラムネがとった治療法は…。とても心が温まります。

第二話:
青年の局部が竹輪になった話
青年は複数の女性と結婚の約束をしています。それぞれの女性に大金を貢がせています。
病気が発症したとき、青年は病気の原因をうすうす感じていました。
こんな生き方をしていたのではダメだと青年は知っていました。でも欲望を抑えることができません。
そんな青年にラムネは勇気をもって恥をさらしてくるようにと伝えます。
そして青年がとった行動は…

第五話、第六話
耳が餃子の皮になった母親の話
母親には小さな子供が二人いました。しかし長男は誘拐され、猟奇的な犯罪者から殺されます。
母親は長男が死んだなんて思いたくなかった。だから都合が悪い話には耳を傾けなくなりました。耳をふさぎました。そして耳がいつの間にか餃子の皮に変ってしまい、いないはずの長男に話しかけ、生きている次男の声は聞こえなくなったのです。
この病気に対するラムネの治療方法は…、結構感動しますよ。


しかし、このアニメには気になる点があります。
このアニメの原作は、最初は「月刊少年シリウス」でした。少年向けの雑誌です。
しかし、途中でウェブコミック配信サイト『マガジンポケット』に移籍したのです。
つまり読者の年齢層が一挙に上がったのです。
だから、このアニメは年齢層が中途半端なものとなっているように思えます。

少年向けにつくるのであれば、それなりに内容を取捨選択して、青年向けにつくるのであればもっと深く考慮すべき点もあると思います。


ところで、怪異が居ようが居まいが心の病は誰にでも起こりうることであり、それを治療するには温かい思いやりや優しさが必要です。
このアニメでは暖かな治療を見ることができるので、私は好きです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

まさか、(①)が(②)になるとは。→( )に当てはまる言葉を、下記の語群からそれぞれ選んで書きなさい

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
(①)の語群
ア 薬指  イ 顎  ウ 陰茎  エ 乳首

(②)の語群
ア 筍  イ 竹輪  ウ 松茸  エ 蒲鉾

さて、未視聴の人は答えが分かりますか(笑)?

答えは、

まさか、(ウ)が(イ)になるとは。

です。当たりましたか?(笑)

(これはまあ、公式のタイトルなんでネタバレにならないでしょう、多分w)

では、第2問。

その原因と解決方法を、30字以内で書きなさい。

答えは、ネタバレゾーンで(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
答え「浮気のセックスが原因であり、浮気相手に誠実に謝罪すると治る。」です。

これはもしかして、タイトル(陰茎が竹輪)から予想がついたのでは?

という具合に、このアニメで面白いのは、症状の意外さ(次回予告のタイトルがMAX)であり、その解決編になると、なんだかありきたりになってしまうのが難点かな。魔法具で解決したいのか、カウンセリングをしたいのか。

あとなんか、根深いテーマを気軽に扱っている気がして、やや不愉快だった。1話完結でやるなら、シリアスはムリだと思う(ほんわか系やギャグ系ならアリ)。

まあ、普段なら3話で切るほどひどいアニメではない気もしますが、今期も観るアニメかなり多いんで、ここでリタイアします。
{/netabare}

【余談~家事って、必要?~】
{netabare}
1話で、子役の涙がマヨネーズになった話がありましたよね。その原因は、母親が自分の物欲を満たすために子供に仕事をさせていた、愛情不足から。

それで、キャッチさんのレビューを読んで、「手料理を食べさせない=子供を愛していない」みたいなのは、どうなんだろう? という趣旨の指摘があって、すごく共感しました。

と同時に、今までアニメたくさん観てきて、そういう描写もたくさんあったのに、その点に違和感を持っていなかった、自分の感性の鈍さにガッカリしました。ほんと、個人的には目から鱗ポロポロでした。

私の両親は共働きで、特に母は忙しかったので、私はほとんど母親の手料理を食べたことがありません。祖母が生きていた時は祖母が作ってくれていたし、亡くなってからは、自分で作ったり、惣菜やお弁当を一緒に食べたり。

それでも、愛情不足も栄養の片寄りも、感じなかったな~、全然。健康に育ったし。楽しかったし。今でも仲良いし。

別に、手料理だろうが惣菜だろうが外食だろうが、子供は、そんなことで親の愛情を判断しない。子供はバカじゃないから、親が一生懸命に働いていて、その中で最大限の愛情を注いでくれていたら、ちゃんと理解すると思う。ちょっとした言葉がけとか、ここぞという時は相談に乗ってくれたりだとか、休みの日は一緒にいてくれたりとか、そんなことで充分。

個人的には、家事なんて滅んでしまえば良いと思っている。

例えば、洗濯乾燥機や食洗機、ロボット掃除機といった便利家電。抗菌で自動洗浄してくれるトイレや汚れにくい壁紙など、家を建てる段階から、家事を軽減する設備を入れていく。場合によっては、家事代行サービスなんかを利用しても良い。

勿論、それにかかるお金は仕事して稼ぐ必要はあるけど。まあ、2時間掃除してもらって、4000円とか払うなら、2時間仕事して、5000円を生み出すような努力をした方が、ストレスなく楽しく生きられることが前提なんですけどね。

だって、家事なんて、誰がやっても結果は一緒。だったら、楽できるもの、時短できるもの、代替えできるものは出来るだけ活用して、その分を、趣味や休息、仕事、家族の時間など、かけがえのないものにあてれば良いと思っている(料理を互いが楽しむ為に作るなら凄く素敵だから作れば良いけど、栄養摂取が目的だったり、一緒に食べる時間を過ごすことが目的なら、手作りじゃなくて良いんじゃね、的な)。

家事をやらない奥さんが、手伝わない旦那が悪いみたいな風潮は早く無くして、家事をどれだけやらずに快適に過ごせるかを誇る社会になって欲しいな~と思った。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
目からマヨネーズ。家庭環境に問題あり。子役の給料を貪る母親。なんかこう、お手軽だな。根深いテーマを浅く扱った感じ。

2話目 ☆2
陰茎が竹輪。まあ、おいしい思いしたわりには。刺されなくて良かったね。

3話目 ☆2
変態がいる(笑) ロリババアだね。かくれんぼ。

4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

怪病をマジックアイテムで治療するカウンセラー

原作は未読。
現実世界ではあり得ない奇病(この作品では怪病と呼んでいる)にかかった患者がやってきて、その治療を行うという内容でした。
治療と言っても怪病の場合は聴診器を当てたり、手術したりするわけではなく、心が弱った者に「怪?」がとりつくので、その心が弱った原因を取り除くことで治療するということらしいです。

やってることは医者と言うよりもカウンセラーですね。
その治療の方法も普通ではなく、謎のマジックアイテムを使って原因を探り、かなり荒療治な方法で治していました。
怪病の原因をマジックアイテムで探って魔法っぽい方法で治すカウンセラーって感じでしょうか?

内容は良いと思うが、「勧善懲悪」をテーマにしているようで、見た目もシナリオの構成も全体的に教育アニメ感がありますね。

ただ、作りは教育番組風なのに、話のネタが大人向けが多く、
どういう層をターゲットにしているのかを意識していないように思える

子供むけだけあって全体的に丁寧な作りをしている。
話は結構ちゃんとしていて、細かいことを気にしなければ面白い。

EDテーマも割といい曲ですね。

子ども向けな見た目が気にならないのなら視聴しても悪くないんじゃないでしょうか。



第一話 調味料の涙
{netabare}
目から調味料が出るようになった天才子役の少女の治療。

話としてはいい話だと思った。
ただ、娘を心配する気持ちがまったく感じられなかったのに、あの程度で改心して優しい母親になるとはまったく思わない。人の本質ってそう簡単には変わらないものですよ。

子供向けの教育アニメならばいいとは思うのだが、ちょっと落差が激しすぎてこの母親の人格どうなってんの?って思ってしまった。
{/netabare}


第二話の次回予告だけで何が原因なのかと、解決方法もある程度読める。
次回予告を見た印象での2話の予想
{netabare}
第二話は男性器がチクワになるというまた意味不明な奇病のようです。

たぶん、不倫か浮気してる男で、妻か彼女に浮気していることを正直に話せばもとに戻るとかいうんじゃないでしょうかね?

いい意味で予想を裏切ってくれることを期待したい。


※視聴後追記。
だいたい合ってたけど、思っていた以上のクズだった。
まあ、勧善懲悪がテーマならこれくらい当然か。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
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