ダークエルフで魔術師なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのダークエルフで魔術師な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月04日の時点で一番のダークエルフで魔術師なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.9 1 ダークエルフで魔術師なアニメランキング1位
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (109)
314人が棚に入れました
“別にいいじゃねぇか……。何歳から新しいこと始めたって!” 最強にして新人のオッサン、冒険者を目指す! 「夢を追うならできるだけ若いうちがいい」 人は皆、そう考える。だが、どうしても諦められない。そんな大人も、どこかにいる――。 10代で冒険者になるのが当たり前の世界で、30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者を目指したリック・グラディアートル。 大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによる想像を絶する訓練の日々を過ごしてきた彼は、新米Fランクながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた!? 叶えたい夢を追い続けるアラサー主人公が、なめてかかってくるエリート冒険者を、本人が気付かないうちに鍛え上げられた戦闘力で次々にねじ伏せていく痛快アクションコメディ!
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢を諦めないおっさん冒険者の話

岸馬きらくによる原作小説は、「小説家になろう」から「HJノベルス」(ホビージャパン)で書籍化(既刊14巻、原作未読)。
荻野ケンによるコミカライズは、『コミックファイア』(ホビージャパン)で連載中(既刊10巻、コミカライズ既読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は、『あっくんとカノジョ』、『CUE!』などの片貝慎。シリーズ構成・脚本は、『Lapis Re:LiGHTs』の土田霞。制作は、『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』、『マブラヴ オルタネイティヴ』などのゆめ太カンパニー。
(2024.9.27投稿)

本作は、少なくとも私が持っていた、これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品の印象を覆すのに十分なほどアニメ化に成功した例で、少なくとも私が読んだコミカライズの良さは十分に伝えられていると感じました(詳しくは後述)。


【あらすじ】
主人公であるリック・グラディアートル(CV.佐藤拓也)は、幼いころ、この世界の誰もが知る英雄譚「ヤマト伝説」に憧れ、何が発現するかはわからないが稀な「固有スキルの因子」を持つこともわかり、冒険者になることを夢見ていた。しかし、その後、固有スキルが発現することはなく、両親の意向もあり、危険な冒険者ではなく安全・安定の冒険者ギルドの受付に就くことに。

そして、気づけば30歳になっていたリックであったが、冒険者ギルドの受付として、冒険者を支援し、その活躍を間近で見守ってきたこともあり、どこか自分が冒険者になるという夢を捨てきれずにいた。
そんなある日、最強の冒険者の称号である「S級」を持つメイドの格好をしたダークエルフの美女リーネット(CV.大西沙織)と出会う。彼女は、リックに対し20歳までに成長限界を迎える魔力量を育てなければ冒険者に必要とされる魔力量を確保することは難しいと告げられ、リックも一旦は冒険者の夢を諦める。

ところが、ある事件をきっかけにリックの固有スキルが発現。彼の固有スキルの特性と持ち前の勇気に感銘を受けたリーネットは、彼女が所属する最強冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」にリックを勧誘。「オリハルコン・フィスト」の目的は、リックが幼いころに憧れていた「ヤマト伝説」に登場する最強のボス「カイザー・アルサピエト」を倒すことであった。

リックは、冒険者を目指すには遅すぎる年齢である30歳という「出遅れ」をカバーするため、4人の「オリハルコン・フィスト」のメンバーから、死んでも強制的に蘇生されるという地獄のような特訓を2年にわたって受けることに(『治癒魔法の間違った使い方 』でも似たような光景を見たような(笑))。

そして、E級冒険者の試験をパスし、名実ともに冒険者となったリックは、パーティーメンバーと共に「カイザー・アルサピエト」へつながる「7つのド〇ゴン〇ール」…ではなく、「六宝玉」を探し始めるのだった…


【夢を諦めないおっさんの話】
夢を諦めきれなかったおっさんが、一念発起して、出遅れを取り戻すために正に死ぬ気で努力した結果、超人的な力を手に入れたものの、いじめのような一方的な訓練をただ耐え忍んできただけなので自己肯定感は依然として低いまま(笑)

序盤は、そんな主人公が自分の強さに対する自覚がないまま、見た目冴えないおっさんであるリックを外見で判断して無礼くさった自称強者たちを軽くあしらっていくというコメディ展開。

超人的な能力を努力して手に入れたところが、いきなりチート能力を持つ昨今の異世界ものとの違い。

加えて、作中でも登場するのですが、「夢を諦める後悔」と、「現在の苦労」、「どっちがお前の人生の天秤で重いのか?」という問いかけ。

高校生くらいの年齢が主人公という異世界ものが多い中、ある程度年齢がいっているという設定だからこそ活きる「この問いの説得力」(でも、32歳でおっさんか…いやおっさんか(笑))。


いつまでも夢を諦めず、そこに向けて努力を続ける「中年」を特に応援するような作品になっていると思います。


【これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品の印象を覆す作品】
これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品とは、『異世界はスマートフォンとともに。』、『百錬の覇王と聖約の戦乙女』、『インフィニット・デンドログラム』など(多くは語らない(笑))。

さて、私の本作に対する印象がいい理由は、ストーリー展開がスムーズでテンポが良く、ストーリーの先の展開を見据えて、わかりやすい演出がなされていたところ。

例えば、コミカライズと内容が結構違うのですが、物語の進行に必要な範囲で矛盾なく物語がまとめられていました。また、物語の後半で拳王トーナメントという武術大会が開かれるのですが、そこに出てくる主要な登場人物(ギース・リザレクトとケルヴィン・ウルヴォルフ)の強キャラ感がうまく演出されていたとも感じました(ただ、スネイプ・リザレクト(CV.一条和矢)はちょっと滑ってたかな…)。

おそらく上にあげたテーマがはっきりしていることと、そこに対する視聴者層もはっきりしていることとも関係があるとは思うのですが、特にホビージャパン関連のアニメ化作品では、原作やコミカライズの良さを十分に伝えきれていない印象があったので、本作についてはその辺を評価したいと思いました。


【声優】
ちなみに、声優の小西克幸さんがコミカライズのファンを公言していて、アニメ化前には主人公に!という話もあったのですが、拳王トーナメント三連覇のチャンピオンであるケルヴィン・ウルヴォルフ役として出演しています。


【音楽】
オープニングの「荒野に咲けよ冒険者たち」は、おっさんが視聴者層とはいえ、ちょっと対象年齢を上げすぎな気も(笑)

ケルヴィンのトレーナーも『あしたのジョー』の丹下段平っぽいし(笑)


【作画】
賛否ありそうな絵柄ではあるのですが、コミカライズの良さを生かしつつ、アニメキャラとしてうまく落とし込んでいると思いました。


【リックがもてる理由に共感できる!(※ネタばれ有りの感想)】
{netabare}昨今の異世界ものだと、奴隷から解放して、ただ人として扱ったら惚れられたなんて展開が多い中、本作では、リーネットがリックに惚れた理由がちゃんと描写されている。
(※リーネットは最強のS級冒険者なのですが、トラウマからドラゴンが近くにいると戦闘不能になるという弱点が。ドラゴンを目の前にして戦闘不能に陥っていた彼女を見て、まだ弱かったころのリックは身を挺して彼女を助けようとした。)

あと、本作のツンデレ枠であるアンジェリカ(CV.下地紫野)。
リックは、拳王トーナメント準決勝でアンジェリカを破ったギースと対戦した際に、リックがアンジェリカの現状の能力でもギース勝てるところを示したり、パワーアップ後のギースに対しても1年間特訓した後のアンジェリカであればギースに勝てるところを示したところなんかも、そんなこと実際にされたら惚れてしまいますよね。

まあ、その程度で評価するのかという向きもあるかとは思いますが、特に異世界ものだと、その程度の描写すらないものが多いんですよね…なので、積極的に評価したいと思いました。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」

【レビューNo.146】(初回登録:2024/10/13)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
とりあえず「オッサン」というキーワードに惹かれたのでw


(ストーリー)
英雄譚「ヤマト伝説」に憧れる少年リックは、極めて確率の低い「固有スキル
の因子」を保有しているものの、それが発動することがなかった。
そして気がつけば30歳になっており、冒険者ギルドの受付に就いたものの冒険
者への夢を捨てきれないまま、鬱屈した日々を送っていたのだった。
そんな中、リックは「S級」の資格を持つ冒険者リーネットと出会う。
リックは彼女から魔力量を育てないまま20歳を超えたことを理由に、今から
冒険者を目指しても無理だと断言されてしまう。
それでリックも一旦は諦めがついたものの、ある事件が起こり・・・
そこで冒険者の資質があると認められたリックは、リーネットから彼女が所属
する大陸最強の冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」に勧誘される。
そして2年間、地獄の修行を耐え抜いたリックは冒険者になるためにE級冒険者
試験に挑むだった。


(評 価)
・シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」
 出だしはいつものなろう展開ですね。
 E級冒険者試験でいろいろと常識外れの結果を叩き出すも、無自覚で
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
 的なノリで。
 しかも同行しているリーネットは始めからリックに好意的だし。

 しかしリックが他のなろう主人公と違うのは、始めからチート能力をを付与
 されたのではなく、2年間めっちゃ努力してその域に達してるところなんで
 すね。
 ・冒険者を目指すリックはかなり出遅れていたため、「オリハルコン・フィ
  スト」のメンバーから死ぬほど鍛えられた
  (というか、実際修行で死んで蘇生魔法で生き返るを何度も繰り返してい
   るんだけどねw)
 ・ただ修行で鍛えられ驚くほどレベルアップしているものの、周りが超人だ
  らけなのでその強さを自覚する機会がなかった
  → 試験最中にようやく「俺ってもしかしてめっちゃ強くね?!」と認識
 ・リーネットの件についても回想で彼女との出会いから始まり、ある事件を
  きっかけに彼女が好意を寄せる過程も丁寧に描かれている

 そんな感じなので、いつもの「ご都合主義満載のなろう系作品」というより
 は「『努力・友情・勝利』のジャンプ作品」に近い感覚ですね。
 ちょうど同時期に『キン肉マン』をやっていましたが、ストーリーはシンプ
 ルだがバトルを通じての熱い展開など、同作品に通ずるものがあるという印
 象ですね。


・アンジェリカがいい味を出していた
 そこそこコメディ色の強い作品ですね。
 メインになっているのは上述の通り
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
  →”その強さや感覚のズレから生まれる”無自覚系ギャグみたいな。
 しかし途中からリックが自分の強さを自覚しちゃうんですよね。

 で、次の仕掛けがアンジェリカによるツッコミです。
 途中からレギュラーメンバー化すると
 「『オリハルコン・フィスト』の”常識”は、一般人の”非常識”」
 ということで、切れ味鋭くどんどんツッコミまくるという。
 個人的に序盤の無自覚系ギャグはイマイチかなって感じていたのですが、
 アンジェリカの登場から「”ボケ”と”受け”」のキャッチボールでリズム
 が生まれ流れかよくなったという印象ですね。

 そしてアンジェリカ自身も
 {netabare}・はじめは貴族の鼻もちならない”お嬢さまキャラ”だったが
 ・E級冒険者の試験官だった兄のラスターがリックに一蹴されるのをみて改心、
  後にリックに弟子入り
 ・実は名門貴族だったが没落していたため、望まぬ婚約等実は苦労人だった
  こと、そんな運命に抗うために懸命に生きていることが明かされる
 ・リックとの交流を経て彼に惹かれていく様やリーネットとリックとの関係
  にヤキモキといった乙女な一面も
 ・そして自身の運命を変えるため臨んだ「拳王トーナメント」で強敵ギース
  に打ちのめされるも最後まで熱いバトルをみせ、リックの魂に火をつける{/netabare}
 という感じで、どんどん魅力的に描かれていくんですよね。
 冗長気味だった後半もそれなりに楽しめたのは、彼女の功績が大きいと思い
 ます。


ストーリー的には「異世界版『キン肉マン』」という感じで、死ぬほど努力し
たリックが
・”オッサン”や”努力”を馬鹿にする連中を返り討ち
・「E級冒険者試験」や「拳王トーナメント」での熱いバトル展開
 {netabare}そして最後はブロストンとの師弟対決{/netabare}
他のレビュアーさんも書かれていますが、昭和臭がプンプンする作品ではあり
ますね。
そういう意味では、文字通り”オッサン”には刺さりやすい要素がちりばめら
ている反面、「価値観の異なる”Z世代”とかにウケるのか?!」という疑問
は残るところ。
本作も最終目標は
「『ヤマト伝説」に出てくる怪物『カイザー・アルサピエト」の討伐」
らしいのですが、その辺はあまり話が進んでいないのかなっと。

ある意味”アンチ・ご都合主義のサクサクなろう展開”的な作品ではあるので、
ここに面白さを見出だせるかどうか感じでしょうか。
個人的には「理屈はいらねえ”拳で語り合う”」シンプルで熱い展開とアンジェ
リカのキャラが後半際立ってきたので、まずます楽しめた作品でしたね。


OP『荒野に咲けよ冒険者たち/串田アキラ』
・まさかの串田アキラさんとか。
 この辺りも「異世界版『キン肉マン』」って感じなんだよなw
 (狙った感がスゴイんですよね)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

転生、転移がこれほど重要だとは…。ズラしが上手くいっておりません。そして脳筋体育会系アニメでした。

最終話(12話)まで観ました。2024.09.29

 ワンクールの半分以上やっていた闘技会編もいよいよクライマックス!リックとブロストン先輩が本気で殴り合い、ブロストン先輩も大満足!凄まじい体育会系の脳筋ストーリーでしたが、オチはキレイに決まった様です。

 リック達の今後の目標も定まり、俺達の戦いはこれからエンドでしたが、ワンクール作品としては上手く畳めたと思います。わりと強さ表現が限界突破したので、2期は無くても良い感じです。これ以上の強敵が出現すると、作画崩壊しそうです。

 まぁ、リック達の目的も、宝玉を集めて超強いカイザーをいっちょ討伐するかぁ〜位なので、そんなに興味を湧きません。別に今の所カイザーは人類の脅威にもなってませんしね。

 後、ブロストン先輩は、割と才能だけで産まれた頃から強いので、トカゲ男のギースと何が違うのか良く分かりません。イキッて無い所かな?パーティーのメンバーも修行で強くなったとは思えない面々なので、これ以上続けると、物語が破綻しそうな気もします。

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 9話まで観ました。2024.09.04

 6話からスタートした拳王トーナメントも佳境に入りました!お色気ツッコミ要員のアンジェリカのために、超天才で才能のみで戦うトカゲ男のギースをボコボコにして指導します。

 主人公、もう強さを自覚してるやん…。手加減まで覚えちゃって…。最初のオトボケ振りは何だったのかな?普通の俺tueeeeee!に成り下がっています。

 主人公、努力だ〜とか申しておりますが、チート能力覚醒してましたよね?説得力がありません。始めの変に自分は弱いと勘違いしてる云々の設定は、正直必要ありませんでした。

 アンジェリカ以外のキャラに魅力が全く無いという不思議なアニメですが、ここまで来たら最後まで視聴継続です。
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 4話まで観ました。2024.07.24

 えっ!?タイトル詐欺じゃね?4話で3話までのお話と矛盾する回想をぶっ込んできました。

 他のレビューアー様も指摘されていますが、主人公、特訓のおかげで強くなり、自分の実力を勘違いしているキャラだったはずなのに、ドラゴン倒しちゃったよ…。

 30歳で能力覚醒してたのね…。1話辺りの無知さは何だったのか?出落ちで後の展開を考えてなかったのでしょうか?

 物語の制作において、誠実さを感じさせない展開に、失望させられました。せめて能力覚醒は特訓中にするべきだろ…。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.07.16

 Eランク昇級試験編終了!主人公、Aランクエリートお貴族様を軽く退けました。

 そして、お貴族様に対して強くなるためのアドバイスなんかしちゃいます。これ、全然無自覚系俺ツエエエエ!じゃ無くね?

 主人公、割と性格が悪いんじゃね?と疑問に思いつつ、次回も楽しみです。

 しかし…、主人公はあんなに鍛えた体を見せつける様な格好をしていて、自信が無いとか、何を言っているのか…。

 ボディービルの大会で上位入賞する様な人物が自分はヒョロガリですとか自己紹介する様なもので、嫌味にしか聞こえません。

 どう考えてもオッサンである以前に強いでしょうよ…。みんな、年齢以外に他人を評価すべき基準が無いのかもしれません。視覚情報に頼らないなんて、こんなことじゃモンスターに勝てなくね?
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 初回観てのレビューです。2024.07.05

 なろう無自覚オレtueeeeee!テンプレを転生転移無しでやってみたら?的な作品です。主人公は元ギルドの受付32歳!

 まぁ、これが見事に滑っています。主人公はある意味視聴者の分身なので、親切にいちいち異世界の出来事に驚いてくれますが、あれ?この世界の住人ですよね?

 主人公、異世界で社会人を何年もやってたのに、無知過ぎます。山奥で暮らしていたならともかく、ギルド職員だったのに、冒険者とかの状況を知らな過ぎです。

 なろうの導入としての異世界転生、転移というのは、やはり重要な発明だったんですね。生粋の異世界人なのに、主人公の無知さは違和感を感じます。

 現代日本の現役世代なのに、スマホを見たことが無いとか、キャッシュレスの使い方が分からないとか、日本を旅行中の外国人を見て天狗や鬼がおる〜と驚く様なもんです。

 記憶喪失かムショ帰りかなんかでしょこれ?どう考えてもサイコパスです。元ギルド職員設定いらんでしょ。

 後、2年でここまで強くなるんなら、10代から修行してたら、素手による惑星破壊が可能な位に強くなってね?

 テンプレを少し外してみても別に面白くないと言う…、1話から事故ってますが、これからどうなるのかちょっと気にはなります。十中八九クソアニメでしょうが…。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

64.4 2 ダークエルフで魔術師なアニメランキング2位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (191)
478人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最後までめんどくさかった…^^;

この作品の原作は未読です。
正直、作品のノリに慣れるまで時間を要した作品でした。


世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。

魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。
だが手助けを頼むと、カーラは

「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」

とヒーラーにあるまじき発言。

さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。

最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。

宿命の出会いがここに!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、冒険者であるアルヴィンもポンコツなんですが、彼は未だ許容範囲内…

問題は、この作品の主人公であるダークエルフのカーラです。
見た目は普通ですが、まぁイラっとする言動のオンパレードなんです。
見ているこちらにイライラが伝染するほどの攻撃力を兼ね備えていました。

流石に2話くらい見てお腹一杯になったのですが、友人が結構面白かったと言っていたので、
気を取り直して再視聴…

そして途中で気付いたこと…
序盤はイラっとしましたが、中盤以降は超が付くほど展開がグダグダなので、イライラもグダグダの中に飲み込まれてしまったようです。

まず、冒険者としてパーティーを組んで旅をするのですが、戦闘らしい戦闘は一度も無かったのではないでしょうか。
それでは、レベルだって上がる訳がありません。
しかも、敵だったモンスターがいつの間にか仲間として同行しているし…

敵に同情されたり、時には敵と結託したり…
一体何を見せられているのか…という感じだったのですが、それも含めて、これがこの作品の「個性」と括れば、まぁ少なくても不快感はなくなりました。
きっと終盤の展開が悪くなかったからだと思います。

ヒーラーガールのレビューでも触れましたが、エイプリルフール企画として、同じく2022年4月放送開始の『ヒーラー・ガール』とのコラボビジュアルと、本作品のカーラ役の大西さんと『ヒーラー・ガール』藤井かな役の花凜ちゃんの対談が公開されています。
どちらも立ち位置は「ヒーラー」でしたが、天と地ほどの差があったと思います。

まぁ、カーラの毒舌も視聴を進めていくと、「ツン」成分が多分に含まれているのが分かったので色々腑に落ちたきがしました。
めんどくささだけは変わりませんでしたけれど…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、大西亜玖璃さんによる「ジェリーフィッシュな君へ」
エンディングテーマは、カーラ(大西亜玖璃さん) with アルヴィン(佐藤拓也さん)、キノコ(泊明日菜さん)による「HERO in HEALER」

1クール全12話の物語でした。
この作品の特徴として、サブタイトルがメッチャ長いことが挙げられると思います。
例えば、第1話の正式サブタイトルは「魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったが、カーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれ
これは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』という同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたい そんな第一話」

このサブタイトルが物語が始まると下段に表記されるのですが、これだけ長いタイトルが5秒くらいで表示されるので、目が追い付かないくらい早いです。
というより、人間の限界を超えた早さだったのではないでしょうか。
これだけ長いと読む気にもなりませんでした^^;

カーラの言動yサブタイトルの長さなど、時折暴力的要素を感じつつも、この手のノリが好きな方はきっといらっしゃるだろうなぁ…と思える作品でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低クオリティ

{netabare}
コント系。
声優にコントと言うものが合ってないのかそもそも原作がつまらないのかひたすら滑り続けるアニメ。突っ込みや反復が冗長だったような気がする。
ただ、最後まで面白くなかったがなぜか癖にはなるアニメでそれほど印象は悪くない。言語化はできないがたまに満足感がある回はある。
なろうみたいな戦闘要素もなく基本的にコメディで一貫していて、少なくとも雰囲気に関しては最後で保ていたと思う。最終回は結構戦闘もあったが。

自分がこういうS系ヒロインが嫌いなのもあって楽しめてない部分もあったから、カーラが好きだったならもっと楽しめてたかもしれない。
一話毎にゲストキャラと出会ってと話が進行していく形だけど、キャラに関しては全員特徴的でかつ会話重視な作品と言うのもあって印象に残りやすく、最終回の全員集合の時にも全員思い出せたかな。
一番好きなのは主人公のパーティのキノコ。
人外キャラで好きになるキャラなんて基本いないんだけど珍しく。

主人公の顔がずっと隠されてたのには意味があったんだろうか。
仮面の騎士として印象を保つためとしても、何でその必要があるのかよくわからないな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆2
ノリが寒い。ケヤルかな。何を見せられてんねん。
褐色キャラ好きじゃないから面白くない。アルミン? 

2話 ☆6
絵柄が子供向けアニメみたいな雰囲気だな。
一話に比べるとちょっとおもろいかもしれん。
これヒロインが自分好みなら持ち上げてた気がする。

3話 ☆5
何この子供向けアニメみたいなOP映像 サブタイ滑ってるぞ。
つまらない内輪ノリを見せられてる感覚。ヒロイン可愛ければ楽しめた説。
まだ5分?v キノコこの間何やってんねん。顔隠す意味ある?
キノコの方が可愛い。天気落ちは少し面白かった。あとキノコ好き

4話 ☆7
ほんと、しょーもないレベル100だわ。
今回そこまで悪くはないな、ながら見だとw

5話 ☆1
昔のゆっくり実況のようなノリ。ほんとヒロインが不快だわ。

6話 ☆5
今回割と面白い説。これほんとにヒロインが自分好みだったならめっちゃハマってたと思う。情緒不安定かよ。急なラブコメ要素。

7話 ☆2
助けを乞うフリして襲おうとしてる感w オチが読めるんだよ。
ネクロマンサー可愛いじゃん。キノコも。死ぬほどつまらん
謎の間やめろ。マジで詰まらん。寒いを通り越して不快。

8話 ☆7
キノコだけでいいよねこのアニメ。まあほんとに妹落ちだろうな。
顔ぐちゃぐちゃになってそうな包み。可愛いキャラが台無し
Aパート普通に面白かったな。普通にラブコメすんなw
エンダーアイかよ。

9話 ☆7
特殊性癖にも程がある。ツッコミが要らんよな。意外と面白いのでは?

10話
初めてなろうらしいこと。なろうなら計測不能=0で最強だった。
これは確かに帰って来れてない。
ゾンビの時も可愛くなったし不思議ではない。キノコは可愛い ☆5

11話 ☆6
ミミックいそう。はよ開けろや。ひよってる奴いる? 人外の方が可愛いアニメ。なんで回想形式。連絡先ってなんだよw 強そう。

12話 ☆6
最終回特有のシリアス。全員集合w 少なくともキャラはいいよね。タイトル回収

曲評価(好み)
OP「ジェリーフィッシュな君へ」☆5
ED「HERO in HEALER」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5
ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

漫才をアニメ化?

(観終わったので更新)
個人的感想です。
基本的に頭空っぽで見られるほう寄り視聴者です。

レビュー本体は隠しますね。
{netabare}
書き込み時点でやはり低い評価数及び平均評価ww
レビューも増えましたが厳しいですねぇ。。。

自分は、今季一番!と思っています。<-----評価変わりません!
コメディ、ギャグというよりもはや漫才!
原作はWebに残っているだけの分は見ました。
商業誌wwは見ていません。

ボケとツッコミがほぼ1対1で主人公のツッコミ内容が秀逸。
ツッコミ役のたまにボケてハリセンボンの春菜さんかよってw

オマージュというかパクリのネタも昭和ネタが多かったという感じ。
dアニ@ニコ動支店で見ていましたが、コメント見ないと元ネタが分からない状態。
ジブリロゴの映画ネタは煽っている訳でもなくカーラがかわいかったです。
ツッコミ役のアルヴィンが「まったくわからない」で通したのも良かったのかも。

アバンのコメントで「再生速度1.25倍推奨」など多かったです。
漫才ネタも「ベッタベタ」な上に、テンポも「ゆっくり」な感じがします。
このネタでどれだけ引っ張るの?ですが、私には駆け引きの速さは丁度良いと感じていますね。
テンポの良い漫才という訳でもなく、「間」を使ってボケるネタに耐えられない方も多いのではないでしょうか。
その割に食い気味の返しでセリフが聞こえなくて巻き戻したりなんてことも。

ボケ側のヒーラーも面倒くさいを通り越して「ウザ」キャラに。
さらに「意識した煽り」を入れてきます。

ヒーラーとか冒険モノ世界観とかに作り込まれた感じはほぼ無し。ストーリー展開を諦めていますね。
タイトルはもともと「これ、何の話ですか?」で、公式連載に伴いアニメのものと同じに改められたようです。

OPにゲスト声優が各話数で最初かばらされています。
最終話だけCV:???。12話中盤、第一声で分かりました!
声優さん好きの私にはたまらんですな。
良くある大物声優の無駄使い。

サブタイトルも、このすば、黒井津さん形式の長いやつで途中で切られる方式。

キャラや動画、SE等の演出もかなり良いんではないでしょうか。
原作を引き延ばした感もが原作厨コメントからあるようなのでアニメ化により足された演出、脚本も上手く融合していると思います。

改めて、これは好き嫌い分かれるでしょうね~
SEの入れ方、BGM止めなどギャグアニメには良く使われる手法です。
作画崩壊も無かったように思えます。アニメ化には早いすぎると言われる中、中途半端に作られておらず良くできた作品だと感じました。

日本語の漫才・ギャグ、ダジャレなので外国への配信用字幕が難しそうです。
海外視聴者リアクションも極端に少ないですね。
売上回収からの2期はかなり難しそう。。。

(2022.7.3 23:00追加)
先ほど12話ニコ生上映会を見てきました。内容は有料放送で既知です。
ベタな話の最終話展開(今までのキャラ総出演でキャストリストがすごいことになっていましたww)+ボケ・ノリ、ツッコミで無難な感じでした。
最初は「とても良かった」が43%だったらしいのですが、見に来た人の評価で母数は減ったことを考慮しても93.0%は大健闘ではないでしょうか!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
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