タツノコプロで冒険なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

65.1 1 タツノコプロで冒険なアニメランキング1位
昆虫物語 みなしごハッチ(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (36)
183人が棚に入れました
平和なミツバチの巣が悪いスズメバチの大群におそわれた。女王様はわずかの供を連れて逃げ、とり残されたハッチは、親切なシマコハナバチのおばさんに育てられた。あの日、おばさんが買物に出た留守に、いいつけを破って外の探険にでかけた。途中カマキリに襲われたりしたが、おばさんの心配をよそに無事家にたどりついた。やがてハッチは、おばさんから自分がおばさんの本当の子供でないこと、ミツバチの子はミツバチでなければ育てられないことを教えられた。ハッチは本当のママをさがし、ミツバチの王国をもう一度つくるため、やさしいおばさんに別れを告げ、大空に飛びだした。
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

昆虫だっていろいろな生き方がある

それぞれの昆虫の特徴をとらえて
昆虫ならではの世界観や視点がしっかりしている

1話1話の内容もすごくいいし、
お気に入りの話
{netabare}
12話 シロアリのゆうき 
13話 5ひきのサムライ
15話 おそろしい湖
16話 テントウムシの星
19話 ムシのコンサート
21話 恐竜のオアシス
22話 雪山をこえて
33話 流されたハッチ
35話 さいごのウソ
37話 薬草をもとめて  
38話 ハッチとサムライ
{/netabare}
12話、16話、19話、37話が特にいいかも!

私は家にビデオがあって
ハイジと同じくらい繰り返し見て
お世話になった作品でもある
でも最初も最後も途中も話がたくさん抜けていたので

見終わったとは言えない;

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15

ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高クラスの傑作だが、重大な欠点が1つある

・人間を虫に置き換えたアニメ
このアニメに登場する虫たちは、人間と同じレベルの会話ができ、
普通に石造りの、窓のあるいい家に住んでいる
つまり、
人間をそのまま虫に置き換えたアニメと考えて相違ない

・時代背景が一切不明
人間どころか、人間の痕跡が一切ない
人類誕生以前のお話なのか
人類が滅んだ後のお話なのか
そもそも地球ではないのか
当然、人間など1ミリも出ない
砂漠地帯や雪国、火山帯など様々な地域を飛び回るのに、人間の痕跡が一切ないのは不自然
恐らく人間は存在していない可能性が高い
地球ではないんだろうか・・・

ま、あるとしたら人類滅亡後、知能と手足が発達した虫ってところ
驚いたのが、「魔法」の概念がある

・普通に「腕」と「指」で「道具」を使いこなす
虫たちはパチンコ(スリングショット)でタカを射落とすwwww
「腕」と「指」でスリングショットを打ち出す
ハッチは何度か投石で敵を追い払ったりする
複雑な罠も製造し、球技、絵の具を使用したカラー絵、音楽も存在する
もう普通に人間です・・・
近いうち、彼らは
鉄を鋳造し(すでに高位の戦士に限り鉄製の武器や兜を装備している)
銃を製造し(火薬を使わないタイプの大砲はある)
乗り物を作り出し(車輪つきの台車を利用し、気球・船をすでに乗りこなしている)
存在しないと思われる人間の代わりに、地球を支配する日がくるだろう
知識、知能も人間並みです

武器を使うことはもう書いたが
普通にトカゲをハチ部隊が槍を投げて追っ払うなど
マンモス相手に石器武器を投げて戦っていた原始時代の人間を彷彿とさせる

○いい

・ハッチは理想的な主人公だが、欠点もある
熱い性格で、友達や世話になった人はもちろん、初対面の相手であっても危機には命がけで助ける
温和な性格で義理人情に厚い
大人相手にもタメ口で話し、人懐っこい、じゃなく虫懐っこい
かと言って、争い事が苦手というわけでもなく戦えばかなり強い
でかい大人のスズメバチ数匹相手にも負けない

そして・・・とてもプライドが高い
ある回などは、
泥棒の濡れ衣を着せられ牢に入れられたハッチだが、脱獄のチャンスだというのに
泥棒のまま逃げるよりも、泥棒ではないということを証明するために逃げずに残るという選択をする
「誇り高い王子」という威厳がある
「こんな男になりたい!」と思わせられる、男の中の男である
ありがた迷惑というか、善意の押し売りというか、しつこい性格をしているのがひっかかる

また・・・重大な欠点がある!!
これに関しては最後の「VERDICT」でまとめて語る・・・

・感動的な話のオンパレード
基本的にワンミス=死、という厳しい世界で生きる虫たち
その生命の輝きを見せられ何度も感動した・・・
とてもいいストーリー展開で先を見進めるのが楽しみだった
命がけで日々を精一杯生きる虫たちに、こちらもパワーをもらえた!



○悪い

・やばい虫がいる・・・
基本的に虫たちはデフォルメ化された、かわいらしい虫って感じでとてもいいのだが・・・
だがごくまれに、いわゆる「萌え」入ったかわいい女の子キャラがいる
それはいいのだが・・・・胴体だけが虫なので非常に不気味というか、やばい
ホタルの女の子などは、頭だけかわいらしい萌えキャラなのだが、毛虫みたいな胴体なので
やばい・・・

・いつもいつもいつもいつもあと一歩
ママはすぐそこにいる!→木の裏にいましたー!(気づかず素通り)
ママはすぐそこにいる!→数分前にどっか行きましたー!
ママはすぐそこにいる!→寸前で石が降ってきて通せんぼされましたー!
ママはすぐそこにいる!→お供を助けないといけないのでママは後回しにしましたー!
ママはすぐそこにいる!→石の中で会えませーん!

・都合がいい
「ハッチ側」の昆虫はみないい虫たち
「それ以外」は徹底的に悪者
てんとう虫やバッタ、シロアリはハッチの味方をするのでいい虫
カマキリやクモはハッチとその仲間たちを捕食しようとしているので悪い虫
性格も容姿も悪く描かれる
どちらも他の虫を捕食するので、立場は同じはずなのに・・・
もはやどっちが「残虐な敵」なのかわからないような戦いが描かれることもある

ハッチと、ハッチ側はなにをやっても聖人に描かれる都合の良さ
ただ寝ていただけのサソリをでかい骨を落として潰し殺しても、
花を食べてただけのトカゲを川に落とし殺しても
クモを池に投げ落として殺しても何の問題もないwww

・毛虫が二足歩行で走る
何を言ってるかわからないと思うけど本当
このアニメの虫たちはほぼすべて二足歩行

・くそしつけーハッチ
基本ハッチのことは好きだし、男らしい手本となる主人公だが
異常者かと思うようなしつこいことがある

手伝うよ!→いやいいです→いや、手伝う!→いやいいです→なにがなんでも手伝う→いい加減にしろ!
と顔面をぶん殴られる→すぐに立ち上がり手伝う!手伝う!手伝う!
こんな感じ
しかもハッチがしつこく攻めたせいで、こいつは前方不注意となり妹を死なせかけるという事態となるが
これをハッチが助ける
すると・・・ハッチ今まですまなかった!これからは手伝ってくれ・・・と
完全にマッチポンプ
バカジャネーノ

・自分が絶対正しいハッチ
上と似ているが・・・
ハッチが一度「こうしたほうがいい」「こうに決まってる」と判断したら
もう絶対に曲げない
あれやこれやとブチギレながら理屈(といっても経験談)を語り説得する
相手がそれでも折れなかったら、「ハッチのいうことが正しいと証明する事件」が必ず起きる
そしてみんなは「ハッチの言う通りね」と納得し、謝罪するwwww

・絶対死なないハッチと仲間たち
岩が上から降ってこようが、川に流されようが、でかいトカゲのしっぽアタックをくらいようが
カエルの舌で引き込まれようが絶対に死なない
山火事で敵は全滅してもハッチと仲間たちは傷1つないwww

・怪力ハッチ
トカゲのしっぽを「腕で」つかみ、引きずる・・・マジで

・OPアニメ
オープニングに登場するハッチの妹?恋人?
実物は最後まで1秒も登場せず・・・・
ハッチの妄想で10秒ほど出ただけ
そりゃねーわ
俺はいつこいつが登場してハッチと知り合うのか、わりとガチで楽しみにしていたのに・・・

○VERDICT

9/10
惜しい傑作!!

200本以上アニメを視聴している俺の中で、冒険活劇ジャンル中
今のとこぎりぎりランキングトップを走っている未来少年コナン
新たなライバルが出現した、そんな感じだと思っていた・・・

未来少年コナンを追い抜くことはできないが、横並びに近い健闘を見せている
自分の中でそんなイメージだったのだ・・・
すげーアニメ見つけた!と・・
その思いは終盤近くで終わった
残念だがこのみなしごハッチには重大な問題がある

・ハッチの破綻した性格
悪い点でも少し触れたかな
「ハッチと仲良くなった虫」はハッチからしたら絶対的な仲間で、なにをしても正しい存在
他のすべての生物は悪
それがこのアニメです

花を食べに来ただけのトカゲも
ハッチの仲間にとっては邪魔なので
ハッチは満面の笑顔で川に突き落として殺す

寝ていただけのサソリも
ハッチの仲間にとっては邪魔なので
ハッチはでかい骨を上から落として潰す

ハッチの仲間が石をぶつけて喧嘩うったトカゲも
「やーいこっちだこっちだwwww」とムカつく顔で誘い出し崖から落として殺す

ちょっとこれは・・・ないなぁ
花を食べにきたトカゲなんかなんもやってないし・・・
早い話不愉快だった
邪魔者を殺したいならもっとこう、悪いことさせようよ
寝てたり、花食ってるだけでハッチに殺されてるし・・・

投稿 : 2024/12/28
♥ : 0

60.3 2 タツノコプロで冒険なアニメランキング2位
黄金戦士ゴールドライタン(TVアニメ動画)

1981年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (20)
84人が棚に入れました
メカ次元から悪のイバルダ大王がこの世界に侵入、侵略行動を開始した。彼らを追ってきたメカ次元の戦士・ゴールドライタンは偶然、大海ヒロシと出会う。事情を知ったヒロシはゴールドライタンに協力し、イバルダが起こした事件に立ち向かっていく。最初は他の友達には内緒にしていたヒロシだったが、ある事件によって偶然そのことを知られてしまう。それをきっかけに、ヒロシたちはライタン軍団と力を合わせてイバルダ大王と戦う事を決意する。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ライターが沢山!

メカモノも得意なタツノコプロの作品の中でも
少し毛色の違った作品でしたね。
考えてみれば、トランスフォーマーのような
意思を持ったロボットと
人間の共同戦線ものの
さきがけと言えるかもしれません。

主題歌の中にもあったメカ次元
(この次元と言う言葉が
当時斬新でした。空間とも時代とも違う設定)と言う
仮想次元から悪者が、日本に侵入し
それを追ってライタン軍団もやってきたはずです。
それほど格好良くもなかったし、
変形も驚くほど安易でしたが
逆にリアリティが完全だった為、
玩具等に商品化された作品ですね。
説明は不用かと思いますが、、、
念のために書きますと
ライタンは皆ライターに変形できます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4
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