ようす さんの感想・評価
3.9
ハンターとすぐ死ぬ吸血鬼のでこぼこコンビが、クセの強い吸血鬼たちに振り回されるコメディ♪
2015年から連載中の漫画が原作の作品。
福山潤さんが主題歌を歌うということで知り、
そこから興味を持ちました。
内容はそこまで期待していなかったのですが、
予想以上にハマり、好きになりましたw
下ネタ系の作品は好みではないけれど、
この作品はくだらなすぎて楽しめました。笑
全12話です。
● ストーリー
人から恐れられる吸血鬼が住む城。
その城へ行って帰ってこないという子どもを助けるために、
吸血鬼ハンターのロナルドは城へ向かう。
城に住んでいたのは、
吸血鬼のドラルク。
ドラルクは、ちょっとしたことですぐに死んで灰になってしまう吸血鬼だった。
城を失ったドラルクは、ロナルドの事務所に住み込み、家事をしたり仕事に同行したり、
町に現れるクセの強い吸血鬼たちに手を焼きながらも、
仲間たちと共に楽しく過ごす。
1話が3つぐらいのショートエピソードで構成されています。
そのため、ギャグ中心の内容でもいろんなネタを楽しめて、
飽きずに最後まで楽しめました♪
吸血鬼ドラルクと吸血鬼ハンター・ロナルドのコンビ。
口げんかの絶えない二人ですが、
なんだかんだいいコンビです。
びっくりしただけで死んで灰になってしまう、
弱いドラルクだけが笑いどころなのかと思いきや、
それだけじゃない楽しさがありました^^
全体的に下ネタがかなり多めですが、
くだらなくて逆に好きww
ドラルク以外の吸血鬼たちのクセが強すぎるんよ。笑
“吸血鬼Y談おじさん”“吸血鬼野球拳大好き”とか、
よくまあこれだけくだらないバリエーションが思いつくなと、
その発想に完敗でしたww
● キャラクター&声優
吸血鬼や吸血鬼ハンターなど、
たくさんのキャラが登場します。
複数回登場するキャラも多いし、
少しずつスポットライトが当たるし、
キャラを覚えることに苦労はしませんでした。
みんな個性強すぎるしねww
ドラルク(cv.福山潤)は、
すぐに死んで灰になってしまう弱すぎる吸血鬼。
マイペースに行動するところも、
ロナルドや他のキャラをからかってみるお茶目なところも、
楽しくて、好きなキャラでした。
使い魔であるアルマジロのジョンが可愛すぎた(*´Д`)
ドラルクが死ぬたびに泣いてるのも可愛い(*´Д`)
ハロウィンの時のメロンパン仮装に悶え死ぬかと思いました。
11話のジョンのエピソードには泣かされました(´;ω;`)
まさかこの作品で泣くことになるなんて(´;ω;`)
ロナルド(cv.古川慎)は、
ドラルクの同居をすごく嫌がりながらもやむを得ず一緒に暮らす、
なんだかんだお人好しなハンター。
ちゃんとした腕を持っているけど、
どこか残念なところが可愛い。笑
基本的にツッコミ役。
吸血鬼たちに振り回され、怒る姿がもはや定番w
他にも面白いキャラがたくさんいて…。
私の一番のお気に入りはジョンですが、
ドラルクのおじいさまも好きでした。笑
そしてこの作品の大きな特徴が、
大物声優さんがたくさん登場するということ。
吸血鬼役に大物声優さんが次々と登場し、
毎回びっくりしていました。皆さんいい声すぎる。
リアルタイム放送時には、
あのキャラはどの大物声優が!?という予想で盛り上がったそうで^^
● 音楽
【 OP「DIES IN NO TIME」/ 福山潤 】
おしゃれでかっこいい&楽しいOPです♪
ドラルクとロナルド、
二人のダンスがいい^^
登場キャラもかっこよく演出されてますが、実際に登場してみればどのキャラも全然かっこよくないじゃないかと、裏切られた気分でしたww
【 ED「Strangers」/ TRD 】
TRD(トラッド)は、
近藤孝行さんと小野大輔さんのユニットだそうです。
普通にいい曲だな~と聞いていました。
このED、一度は見ておくことをおすすめします。
まさか仕掛けが隠されていたなんて…。
(本編のどこかで明かされます)
● まとめ
楽しめたらいいな~と軽い気持ちで見始めたのに、
すっかりハマって、しっかり楽しみました♪
これぐらいくだらないものならば、
下ネタ系の作品も楽しめることがわかりました。笑
私の下ネタレベルは小学生並みなんだなww
吸血鬼とハンターという立場ですが、
殺し殺されという残虐なシーンは一切なく、
むしろみんな仲良いいよね?という平和さもいい雰囲気でした♪
ちなみに次回予告だけは毎回シリアスで、
そこだけ見たら誤解される作品なのでご注意を。
私も「次はちょっと真面目な感じ?」と騙され続けました。笑
原作は2022年4月現在で20巻出ているんですね。
ということはストックも十分?
2期があれば嬉しいな^^