タイムマシンで変身なアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のタイムマシンで変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番のタイムマシンで変身なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.8 1 タイムマシンで変身なアニメランキング1位
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(アニメ映画)

1995年4月15日
★★★★☆ 3.7 (153)
893人が棚に入れました
タイム・パトロール隊員のリングは戦国時代での異常をキャッチするが、何者かによって攻撃を受け、95年の世界に不時着する。そこが野原家の地下だったことから、身動きの取れないリングはシロに発信器を装着し、野原一家に協力を求めた。時間犯罪者の破壊活動を阻止するために立ち上がったしんちゃんは、両親とシロと共に戦国時代へタイム・スリップ。そこで、伝説の救世主・三人と一匹を待っていた吹雪丸という少年剣士に出会ったしんちゃんたちは、雲黒斎によって殺された吹雪丸の両親の敵討ちの旅に出発する。

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、真柴摩利、佐久間レイ、浦和めぐみ、水谷優子、玄田哲章、戸谷公次、萩森侚子、加藤精三、富山敬
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『オラの好きなモノは、ホットケーキとピチピチのお姉さんだっ!!』

劇場版クレヨンしんちゃんの第3作。
1995年公開。


【前置き】

前2作と違い、今作はタイムトラベルによる時代劇作品。
後の名作「アッパレ戦国大合戦」も同じ時代劇ものですが、今作は剣術でのバトルシーンが主となる内容なので、舞台背景以外は全くの別ジャンルと言っていいですね。

しかし本作もまた、私的には劇場版シリーズベスト5に入るほど大好きな作品なのです。

ただ前2作と比べて、どうしても舞台が暗いのも起因したのか、売り上げ的には3分の1ほど落ち込んでしまいました……。。。
と言っても、興行収入14億円と成功の部類なんですけどね。
それに、劇場版クレヨンしんちゃんの中では、本作「雲黒斎の野望」が実は一番地上波での放送回数が多く、何度見ても面白い人気作であることも伺えます。

原作漫画でも、漫画家よしいうすと(趣味、うんこ観察)が描く漫画が本作に登場する吹雪丸であったり、後のアニメ本編でも本作のBGMが多く流用されたり。
後のクレヨンしんちゃんシリーズにも大きな影響を与えた作品であることは、まず間違いないでしょう。



【あらすじ】

時空間をタイムパトロールをしていたリング・スノーストームが、戦国時代が何らかの不正な時間干渉を受けていることを察知するのですが、干渉側からの攻撃を受け、現代の野原一家の住む家の地下に不時着してしまうところから始まります。

(アクシデントから)一家の飼い犬シロの身体を借りたリングは、野原一家に頼み込むことにより、家族と一緒にタイムトラベルし戦国時代へ向かいます。

そこで出会う吹雪丸から、怪しい術を使うという「雲黒斎(うんこくさい)」の存在を知り、言い伝えの『3人と一匹の勇士』と呼ばれた野原一家とシロ(リング)は、吹雪丸と共に敵の本陣へ出陣する…、というストーリー。



【論じてみる】
{netabare}
論じるに辺り、まず一言。

『『『『 雲黒斎(うんこくさい )』』』』

上ん手いネーミングですねぇ~。
こういう馬鹿馬鹿しい発想は、もう子供の頃から今も大好物です。

この発案は勿論、原作者の臼井儀人さん。
劇場版の原作を書き下ろしたのは今作が最後となりましたが、以降も是非描いて欲しかったです。


……話を戻します(笑)

二転三転と詰め込まれたシナリオは、前2作と比べても郡を抜いて練られており、時代背景や台詞回しにもこだわりが感じられる作りです。
本作では脚本を担当され、後に「アッパレ戦国大合戦」の監督脚本をされた原恵一さんの、その実力が垣間見えました。

加えて、前作で主だった徒手空拳の格闘と違い、本作は真剣による殺陣を描いているので、吹雪丸と敵との対峙では、これまでとは一味も二味も違う緊張感があるのです。
ましてや、斬り合いの最中

「オマエの両親は俺が斬った。」

と言い放ち、その吹雪丸の激情を利用してくるような卑劣な輩も出てきますからね。


ラスボス一歩手前で対峙したお銀との一戦も、吹雪丸の葛藤が印象的で見応え抜群でした。

ただ、最後の一刺しからのおどろおどろしさは、BGMも含めて劇場版屈指の怖さで、当時は直視が辛かった程でした。
アレはホント…、チビるほど怖かったなぁ…。。。


最終戦では、タイムパトロールの特殊能力を得たしんちゃんが、「タスケテケスタ」の呪文でゴキブリやおたまじゃくし(カエル)を経て、最後は大人しんちゃんへと変身。
時間干渉を引き起こした張本人、雲黒斎(本名ヒエール・ジョコマン)と対戦します。

ここの大人しんちゃんが、これまた劇場版屈指と個人的に思うほど、メッッチャクチャに格好良いっ!!!!!

見た目は、ストッキングを被り「大」と書かれたお面をした、ふんどし男。
ここだけ聞くと、もぅド変態ですね。
ですが、筋肉は良い感じにモリモリで、3メートルはあろう長刀『第七沈々丸(だいななちんちんまる)』を軽々と振り回し、吹雪丸以上の剣術を魅せてくれます。

それでいて、声はしんちゃんのまんまなので、このギャップもたまりませんでしたね。

『オラの好きなモノは、ホットケーキとピチピチのお姉さんだっ!!』

これが、敵と対峙し、刀を構え間合いをとりながらの台詞とは到底思えません。
それでこそ、クレヨンしんちゃんですね。


最終戦後は大団円かと思いきや、そこから更にもういっちょ「ABBAAB→→←」のネタへと繋がる展開もまた驚きました。
これは是非、作中で見て体感していただきたいです。

どれだけ場面展開を詰め込みますか…と当時は脱帽しました。
本作ほど96分が短いと感じる映画は、他に無いかもしれません。
{/netabare}


【リング・スノーストームについて】
{netabare}
本作は面白さだけでなく、シナリオ構成や伏線回収も良く出来ています。
中でも、未来人「リング・スノーストーム」の、行動とその理由については、考察しがいがありますね。

作中で実は片道しか行けないタイムマシンを使って野原一家を巻き込んだり、色々な点でリングの行動は軽率に見えますが、これには全て理由があったわけで…。
作中で名言はしておりませんが、シロの身体から実体に戻ったリングが吹雪丸と初めて対峙した時の、あの台詞

「貴方に命を救ってもらった人です。

 貴方がいなければ…、私は今頃……。」

に全て凝縮されていましたね。
名前も直訳したら「リング(丸)・スノーストーム(吹雪)」ですし。

『3人と一匹の勇士』の伝説の発信についても、なるほど!と思わせてくれました。

タイムトラベルものとして、子供向け作品ながらしっかりと練られてあります。
幼少期は全く理解出来てなかったんでしたけどね…、私は……。。。
{/netabare}



【総評】

本作は、前2作よりファンタジー色は薄め(中盤まで)です。
ですが、子供から大人まで面白可笑しく時に魅入られる、気持ちの良い時代劇作品となっております。

あっ、ちゃんとギャグも多彩ですし、一応オカマも出てきますよ。
そこは安心してくださいね。

劇場版クレヨンしんちゃんと言えば、「オトナ帝国」「戦国大合戦」が頭一つ抜けて有名ですが、シリーズとしては少々異質な大人向け色の強い作風なので。
私が、クレヨンしんちゃんらしい映画として、初期作で万人にオススメしたいのは、まず本作ですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第4作「ヘンダーランドの大冒険」です。


◆一番好きなキャラクター◆
『大人しんちゃん』声 - 矢島晶子さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『リング・スノーストーム』声 - 佐久間レイさん



以下、駄文なので〆ます。
{netabare}
ちなみに私は、【雲黒斎(うんこくさい)】だけでなく、


【湧楽斎(わきがくさい)】であり【又楽斎(またがくさい)】です。


仲良くして下さい。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15
ネタバレ

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

とりあえずの突っ込みどころはタイトルのネーミングセンスw

とりあえず雲黒斎というネーミング…当時学校で散々流行ったのを覚えてます…
よく考えたと思います。

時代劇モノとしてはこれとアッパレ!戦国大合戦だけかな、ただ戦国大合戦が恋愛描写がメインなのに対してこちらはチャンバラアクションなどがメインです。

ストーリーは{netabare} 時代劇モノ一本と思いきやまさかの2部構成で後半はSFモノという当時初見で見に行った自分としてはかなり驚いたのを覚えています。
当時は後半がアクション重視で楽しめたが現在見たら終始一貫で戦国で良かったのかなと考えなくもないですね。
{/netabare}

全体的にテンポは良かったですが今回の特殊な構成は好き嫌いが分かれると感じましたね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

かなりの良作・2部構成?

なんと話が2部に分かれている作品です!
そしてしんちゃん映画3作目という古い作品でもあります。
記憶に古いのであまり詳しくは覚えていませんmm

まずは前半。
戦国時代にタイムスリップした先で、歴史を塗り替えようとする雲黒斎の野望を防ぐなかなかシリアスな感じの物語です。

で、防いでThe End。ハッピーエンドかぁ。
 なんて思っていたら今度はまさかのSF系に!
こっちはカンタムなどでなかなか白熱の内容です。たしか。

物語りもテンポよく、かつ置いていかれる事はない内容であったと思います。

結果的に話もよく、しんちゃんというだけあって笑いもあり、無理もなく。
かなり良作でした。
て訳で物語は5.0です。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

61.6 2 タイムマシンで変身なアニメランキング2位
宇宙ショーへようこそ(アニメ映画)

2010年6月26日
★★★★☆ 3.6 (160)
678人が棚に入れました
村川村は、都会から遠く離れた自然囲まれた土地。夏休みの子供だけの合宿のために小学校に集まった夏紀達5人は、行方不明となったウサギを探すために裏山に足を踏み入れるのだが…。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、生月歩花、鵜澤正太郎、松元環季、吉永拓斗、藤原啓治、中尾隆聖、五十嵐麗、小野坂昌也、竹田雅則、宮本充、飯野茉優、江川央生、斎藤千和、伊藤和晃、日髙のり子、銀河万丈、飛田展男

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

インクちゃん可愛い!

R.O.D、かみちゅ!などを作った監督・スタッフによる子供向け劇場作品。
田舎に暮らす5人の小学生が犬型宇宙人ポチと一緒に宇宙人が住むいろいろな惑星に旅をするというお話です。
この世界では、宇宙中でネットワークが築かれていて多種多様の異星人が交流さかんですのに、
地球人だけ、無人島暮らしみたいに本当になにも知らされてないマイノリティなんだなwて思いました。
その理由もちょこっとですが、触れられていますけどね!

月に到着してからのちょっと驚く展開とか、異星人の女の子と仲良くしている場面とか、
いろいろワクワクしながら前半部分は楽しく観ていました。
作画や宇宙関係の美術設定がとてもいいですし、これは隠れた名作かな?と思ってたんですが、
他の人も書いてますが、後半部分になったらパワーダウンしましたねw
悪いことをした連中の掘り下げが不足していますし説明不足ですし
対決の部分とかに、あまり盛り上がりを感じませんでした。

ふたつの友情をテーマにして物語は終盤に向かい、名作になる可能性はありましたが、
シナリオの練り込み不足で、もうひと押しが足りないかな?と思いました。

繰り返すようですが、ポチの故郷に到着するあたりまでは高評価なんですけどねw
本当に惜しい作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ファンシーなキャラクター達と世界感が楽しいです

ある日、宇宙人がやってきました。
「地球の皆さん、頭を良くしてあげましょう。戦争や貧乏も無くなるし、みんな仲良くなれますよ。」と言うのです。
さぁ、この宇宙人の言う事を聞きますか?

◆この作品の概要は・・・
大自然の田舎町で暮らす5人の小学生達が夏休みに体験した出来事。
この5人が、地球に来ていた宇宙人を助けたお礼として、宇宙に招待されるというお話です。

◆この作品の見どころは・・・
ファンシーなキャラクター達と、宇宙の世界感が楽しくワクワクするというところです。
例えるならば子供の頃、科学博物館を訪れた時のような楽しいイメージを思い浮かべて頂けたらと思います。
まず序盤から案内役の宇宙人と出会いますが、その姿にぽか~んとし、またファンシーぶりに笑えます。
そして宇宙へ・・・。
地球からは見れない月の裏側にびっくり!!
そこには我々の知らない様々のファンシーな宇宙人達と世界が待っていました。
遊園地のようなエンターティメントが見て楽しめます。

◆この作品の欠点・・・
残念ながら、後半からシナリオが退屈気味になってしまいました。
余計な悪者を登場させず、最初から最後まで宇宙世界を楽しめるようなエンターティメントの内容の方が良かったのでは?

◆こういう方向けの作品です・・・
この作品は、かなりドラえもんの映画の様なシナリオとキャラクター達で構成されています。
なので、ドラえもんが面白く鑑賞できる人には好まれる作品ではないでしょうか?

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宇宙人、拾いました。

「ありがとう、おかげで助かりました」

全校生徒たった5人の小さな小学校に通う仲良し5人組は
行方不明となったウサギを探すために裏山に足を踏み入れて、
ミステリーサークルと、傷だらけの犬を目撃し持ち帰る。

手当をして元気になると・・
人の言葉をしゃべる!
二足歩行で人間みたいに歩く!
小学二年生の女の子を「美しい・・」と褒め称えて口説くw
こんなの犬じゃねぇ!・・普通じゃないと・・。

だが、彼は犬・・ではなく宇宙人だったのだ。
{しかも名前はシンプルなポチ。}

ポチは介抱してくれたお礼として
一行は月で修学旅行をすることになった
{羨ましすぎるから私も仲間に入れて欲しい!w}
月では数々の宇宙人、見たことない乗り物やお菓子
地球にもあるファーストフードやコーラもある
{ただし地球で買うより高い}

物語に深く関わるキーワードの
今宇宙で最も注目されている番組「宇宙ショー」を楽しんでる中
月からの地球便がすべて通行禁止になり、帰れなくなってしまう・・。

帰れない。修学・・襲愕旅行(;゚Д゚)!
月でアルバイト
{netabare}
特急に乗るため一行は乗車料をバイトして稼ぐことに・・

良いなぁ。
私も月でバイトした~い!!(笑)
地球にもある宅急便、ベビーシッター
ピザの配達、アイドル、メカニック系なんでもアリ!!
今やってる仕事?そんなの放って月へ行く!w
{何て言って責任感強くて出来ないw}
{/netabare}

136分・・2時間弱あるのでとても長いです。

前半ジャングルジムごと月へワープするのとか
銀河鉄道の夜を思い出すような宇宙を駆ける列車
月を旅行したり別の惑星に行ったり
宇宙人の友達が出来たりとか
大人になると忙しさの中忘れちゃったような
子供の頃の夢とか詰まっていて見ながら
良いなーと思いながら観てました。

ポチ、かっこいいよポチ
{netabare}
ポチが初登場の頃から
犬にしてはイケメンすぎる声だな・・と一目惚れ(笑)
7歳に対して「あまねさん」と敬語なところと
本気で口説いちゃうところとか
実は教授なとことか好きすぎるw

最後あまねちゃんがポチにちゅーして
ポチがめっちゃ照れてるのが可愛い!
「いつかあまねさんを迎えに行く」
と言っちゃうところが素敵!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 22

66.4 3 タイムマシンで変身なアニメランキング3位
ドラえもん のび太のパラレル西遊記(アニメ映画)

1988年3月12日
★★★★☆ 3.6 (91)
527人が棚に入れました
のび太は「西遊記」の劇に出ることになったが、脇役で妖怪の一人なので面白くなかった。本当は孫悟空をやりたかったのだ。のび太は本物が見たくて、タイムマシンで当時のシルクロードへ向かった。そこでのび太は女の子に悟空と間違えられて大喜び。しかし、戻って来て皆に報告するが、誰も信じてくれない。のび太はドラえもんと再びシルクロードへ行くがやはり、悟空は実在しなかった・・。
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメオリジナル

ドラえもんの映画として、エンターテイメントを重視して考えるなら、上位に来る作品でしょう。アニメオリジナルでしたが、とっても面白かったです。

ドラえもん達が歴史を改変してしまい、大変なことになります。
その元の原因となるのは、ドラえもん達という皮肉。
自分たちで起こしたことを解決する、そういった内容です。

子供の時の感想ですが、西遊記の舞台なので、スケールが大きく、ワクワク感もありました。

ただ、自分たちが原因で起こったことを、自分たちで解決するのに、くだらなさを感じてしまう方は、視聴をおすすめしません。

本作をエンタメ作品としてか、文学作品として観るかで、評価が変わってきます。エンタメ作品としてみると、最後の落ち{netabare} (ドラミが来たこと){/netabare}は視聴者の予想を欺く展開で、なかなか面白く、かつ理にかなっていて、高評価に値します。「ラストの上手さ」以外にも、視聴者を飽きさせない展開、テンポの良さ、なども評価が出来ます。
しかし、文学作品としてみると、テーマがいまいち掴みづらく、薄っぺらさを感じるので、評価が出来ないかもしれません。ドラえもんの昔の映画と比べると、この作品には、テーマの深みというものが不足しています。アニメオリジナルということもあるのでしょうが、藤子・F・不二雄さんの特有の深さ(注釈:1)というものが感じられませんでした。なので、そういう視点から観ると、満足が出来ないと思います。

注釈:1(秘密道具のメリットを描きながら、デメリットも描いて、人間的な本質的な部分を描く)


私は、エンターテイメントとして、面白いと感じたので評価を高くしておきます。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

のび太「やあやあ我こそは石から生まれた石猿、孫悟空だぁい!!」

↑ジャイアン「な~にが、だぁい!!だ。」ボカッ
この掛け合いは今でも良く覚えてましたw
久しぶりに見ましたがとても懐かしかったです。

え~改めまして今作は1988年公開のドラえもん映画。
タイトルのように西遊記がモチーフですね

あらすじは本物の孫悟空に会うためにのび太は
7世紀の中国に行ったところ
そこにはのび太そっくりの孫悟空が!!
とまあ、こんなところですね。

1番印象深いのはなんといってもパラレルの世界ですね
まさかあんなミスで未来が変わるなんてね。
{netabare}ただのギャグ展開からのあの落差はすごいですね
特に私はママが怖い、超怖い、なにあれ・・・
こんなのを小さい頃よく見てたなあ・・・なんて思いました
ママの声優、千々松幸子さんのドスの利いた演技が素晴らしいですね
聞いてて背中がゾワゾワしてきます。
さらには、トカゲのスープに先生の変身などなど・・・
当時の子供達にトラウマを植え付けたんだろうなと思いますw
ただ自分的には他の3人の危険が危ないところが見れなかったのは残念。{/netabare}

そしてストーリーの伏線のまとめ方が素晴らしい!
流石ですね~
見終わった後に疑問点がなくて
綺麗に回収していきますので気持ちがいいです

う~ん!
ドラえもんはどれを見ても飽きさせないし
ワクワク、ドキドキさせてくれますね。
何回見ても面白いのは本当に凄いですね~



超余談ですが
超レアアイテムのこうもりホイホイ銃が出てきたときは
秘密道具大百科を当時、何度も何度も読んでいた私は興奮してました
こんなものどこで使うんだ?なんて思ってましたからね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

旧ドラパラレル西遊記。原典の西遊記を知ってるとさらに楽しめるかな。

旧ドラ映画のパラレル西遊記を観てみました。
タイトル通り、西遊記のパラレルワールドでした。
元ネタはもちろん中国の古典西遊記です。
いろんなアニメ・漫画作品でもパロディにされたりしますね。
でも割とこの映画ドラえもんのは原作に忠実になっていると思います。
原作知っていればああ、このシーンね。とわかるシーンもあります。
私は原作知っていたので、楽しめました。
主題歌の君がいるからも良かったです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8
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