gkc さんの感想・評価
4.1
聖闘士星矢の元みたいな超有名だった作品
僕の中で原作者である車田正美の3大代表作というのがありまして、
「聖闘士星矢」、「風魔の小次郎」、そしてこの「リングにかけろ」であります。
車田正美は「セイヤ」で絶頂をむかえましたが、実はこの「リングにかけろ」が車田正美の最初の大出世作なんですね。
すごく古い作品です。
僕よりも少し年上のお兄さんたちにタイムリーだったようです。
年代順には「リンかけ」、「小次郎」、「セイヤ」の順です。
車田作品の源流みたいな、すごく重要な作品だと思います。
この作品が無ければ「セイヤ」もなかったのでは・・・
と思えるほどそっくりです。www
ですので、「聖闘士星矢」は空前絶後の大ヒットでしたが、
古い車田ファンには「車田正美といえばリンかけだろ!」
という人も多いと思います。
・・・ですがそれはまぁいいとして、
物語はボクシングを題材にしています。
そして、最初はライバルだった者同士が戦いを通じ、友情、固い絆で結ばれ、共に戦う仲間となっていきます。
5人の仲間。
セイヤ、小次郎も同じ、主な5人のメインキャラクター達。
必殺技にもそれぞれ斬新な名前があります。
「ブーメランフック」、「ペガサス流星拳」
これも同じwww
で、5人の仲間が、強敵たちと戦っていきます。
・・・同じwww
そしてこの作品では最終、最も手ごわい敵として
ギリシァチームと戦います。
昔からギリシャ神話を絡めるのが好きなんですねwww
また、それぞれの敵も個性的でかっこいいんですよ。
・・・これまた同じwww
スポ根になると思うのですが、車田作品には特有の個性があると思います。
その個性は明らかに他のスポ根ものとは別物に感じます。
じゃあどんな個性?
「聖闘士星矢」みたいな個性ですwww
こちらはボクシングが題材なだけに多少、現実的かもしれませんが、普通ではないですwww
フィニィッシュブローが炸裂すると相手は100mぐらい吹っ飛んだりします!
ファンタジー的な要素はセイヤに比べると少ないものの、
超絶感はさすが元祖です。
すごい爆発力や勢いを感じさせる戦闘シーンは昔からのものだったようです。
セイヤにせよ、このリンかけにせよ、いい意味で突っ込み所がいっぱいの非現実的な作品ですが、見ているといつの間にか夢中になっている作品でした。
単純明快で、変にこまじゃくれてないのがいいんでしょうかね。
このアニメ作品は中途で終わってしまったのかもしれませんが、原作はもう少し長くて、各話もう少し凝っていたと思います。
原作はもっと面白かったと思います。
今回、最強の敵、ギリシャが割りとあっさり倒されていたw
原作は、主人公の高嶺竜児と剣崎順の最大のライバルであり最大の友である2人の世界タイトルマッチ・・・などがあったと思います。
ですがまあ、良ければぜひ見てほしい作品です!