2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月20日の時点で一番の2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.8 1 2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズアニメランキング1位
大家さんは思春期!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (453)
2166人が棚に入れました
祖母から引き継いだアパートを、大家さんとして楽しく切り盛りする里中チエ(中学1年生)と、
新米サラリーマン・前田さん、チエちゃんを愛でる美人ホステス・麗子さんなどアパートの住人や
近所の人々が触れ合うほのぼのコメディ。
新米サラリーマン・前田さんは新生活を始めるために風呂なしトイレ付1Kのこのアパートに引っ越して来た。
そこでで待っていたのは女子中学生の大家さん! ?
さらに美人のお隣さんも現れて新生活の期待値が急上昇。

声優・キャラクター
久保ユリカ、木戸衣吹、山崎エリイ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ハートフルな下宿コメディ。

アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ
2016年1月 - 2016年3月に放映された全12話のTVアニメ。

新卒のサラリーマン・前田がこの春から住むことになったアパートで荷解きをしていると、
セーラー服の女の子から正座で挨拶をされる。
この女の子は、女子中学生でアパートの大家さんだった。

原作は、芳文社の『まんがタイム』で連載中の4コマ漫画。

アニメでは、アバン10秒+主題歌30秒+本編80秒という構成。
短すぎるショートアニメは、情報不足・描写不足でつまらないというのが持論なのですが、
この『大家さんは思春期!』では、
情報の取捨選択をして分かりやすい構成にしたのが成功したのかもです。

原作では本当はアパートの住人が他3人ほど登場するらしいのですが、
アニメでは敢えて、前田・大家のチエちゃん・チエちゃんLOVEの麗子さんだけにアパートでの登場を絞って、
チエちゃんを愛でるトライアングラーアニメにしてしまった感じですね。

チエちゃんは可愛い→可愛いチエちゃんにラブラブな大人ふたり
という優しい世界を眺めて視聴者がほっこりするという構図。

かと言ってチエちゃんの友人4人は、アニメでも全員登場しますが。
まあ…この娘たちまでカットしてしまったら、
チエちゃんは学校では友達がいないぼっちになってしまいますので、
アニメでも出番があって良かったというべきでしょうw

短い時間で、テンポよくきちんと登場人物の魅力が表現された良作だと思いました。
仮に2期をやるとしたら、この12話で描けなかったことをやるために流石に時間は増えるでしょうけどねw


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 39

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大家さんは本当に中学生?

かわいい主題歌を除くと1.5分×12話。
わずか18分の瞬間的なワンダーランド。
チエちゃんかわいい。
ただそれだけのロリアニメです。

チエちゃんのほのかに火照った頬。
チエちゃんのキラッと輝く丸く大きな眼。
チエちゃんのサクランボで結んだワンサイドアップ。
チエちゃんの鈴を転がしたような声。
見てるだけ、聞いてるだけで犯罪です。

最終回のちよちゃんのうなじアップ!
どこからどうみても完全犯罪です(←なんのこっちゃ)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大家さんがとにかく可愛いアニメ

4話のぬるぬる作画が話題になってから、視聴しました。
小森さんの次は大家さんですか。でも2分のショートアニメにしては良作の方じゃないかなと思います。
7話…だったかな?小森さんたちが登場してましたね。同じ世界観みたいですね。

でもやっぱ物足りねぇよな〜二期来て欲しいですが、1話15分くらいでお願いします。笑

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

67.6 2 2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズアニメランキング2位
ViVid Strike!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (242)
1284人が棚に入れました
孤児院で暮らす少女、フーカとリンネは、貧しい暮らしの中でも明るい未来を夢見て暮らしていた。
しかし数年後、リンネと離別して孤児院を出たフーカは苦しい生活の中で荒んだ暮らしを送っていた。
そんなある日、不良との喧嘩で負傷したフーカを救った少女がいた。
少女の名はアインハルト・ストラトス。挌闘競技選手である彼女との出会いが、フーカの運命を変えてゆく。

声優・キャラクター
水瀬いのり、小倉唯、水橋かおり、能登麻美子、上坂すみれ、喜多村英梨、福圓美里、伊藤かな恵、斎藤千和、佐倉綾音、阿澄佳奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

何ていうか、普通に面白くて次回が気になる。

作中の競技、ストライクアーツで少女たちがガチで殴り合ってます。
とりあえず、経験上わかることは頭を蹴られると痛いです。(痛いだけじゃない、脳震盪で意識飛んだ人も実際に知っています。)

2016年12月19日時点で、特番が残っているようですが一応本編終了のようなので「観終わった」ということにしてレビューを書いています。

まず最初に断っておくと、私はリリカルなのはの他のシリーズ作品を観ておらず本作が最初の視聴となります。

で、まあ本作ですが過去のシリーズの登場人物がたくさん出てきているようではありますが、「本作のメインストーリーを理解する」という上ではそれは特に障害ではなかったと思います。

作中オリジナル競技のストライクアーツについても魔法力的なもので打撃効果を高めたり、謎の安全システムによって危険度が下げられたりはしているようですが基本的には「打撃中心の総合格闘技」という理解で良さそうです。

で、本作なんですがストーリーの作り方は基本的に格闘技系の少年マンガのそれですね。ライバルとの因縁、ちょっとした行きがかりで入門、同門の仲間との練習、師匠の導き、etc.

女の子ばかり出てくるという点を除けば、普通に王道の熱血スポ根ものと言えます。わりと手堅く作られていますが熱めのストーリーでそこそこ楽しめる良作と言えます。本作が魔法少女ものかって聞かれると、違うと思います(笑)。

私的にはブラジルの格闘技であるカポエイラ(蹴りおよび回避が中心)を約10年、ロシアの格闘技であるシステマ(攻撃はなんでもあり+呼吸による早期回復など)を若干経験しているので、彼女たちほどガチガチに痛い思いをする機会はほぼないにしてもなんとなく共感できる部分もあり毎回楽しんで視聴していました。

シリーズの他作品も観ると、また別の楽しみ方もあるのかもしれません。が、とりあえず本作だけでも過去のシリーズ作品でのエピソードの片鱗などもうかがわれてわりと面白かったです。

最後に、作中での「いじめへの報復」について:
行使できる実力があって周囲に止める人間もいなければ、むしろ本作の描写がリアルに近いんじゃないかと思う(やって良いとは言ってない)。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

残された時間を燃焼しろ! そこにお前の命の輝きがあるんだ! ……今から、お前を殴る!!

「魔法少女リリカルなのは」シリーズの外伝?みたいなことかな? シリーズを観てないので、よくわからないです(汗)

[2016秋 個人内ランキング 9位]

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
第1話
なかなかシビアな冒頭。格闘技系のスポ根もの? やたらとオッドアイの人物多いけど、何の意味もなくオッドアイのキャラを出すアニメはあんまり好きくないな。ヴィヴィオの「アクセルスマッシュダブル」は、「はじめの一歩」「ヴォルグ・ザンギエフ」の「ホワイトファング」にしか見えないw

第2話
絵柄があれだけど、微エロには少し萌えたw 腹とかw フーカの1日を淡々と紹介しつつ、各キャラクターに触れていく感じはなかなか良かった。

第3話
リンネのトレーニングシーンは、しっかりと筋肉を見せたいって感じでしたね。第2話の寝ているフーカの腹の描写もそうだけど、制作にはなんらかの特殊なフェチを感じる(笑)

第4話
リンネ過去編。たまたま、「いじめ~いけにえの教室~」を観てレビューを書いた直後の視聴で、不思議とリンクした。ラストのリンネの暴行リベンジで胸がスッとしてしまった私は、いけない人間なのだろうか?

第5話
大分バイオレンスな回でした。魔法少女の要素、必要ですか?

第6話
ミウラに、分かりやすい死亡(負け)フラグがぁ……。バトルシーンの手抜きがヤバイ(笑)

第7話
アインハルトの1回戦、鳩尾への肘打ちからの延髄蹴りとか、リンネよりエグいんじゃ(苦笑) フリッカージャブって、やっぱり「はじめの一歩」に似ている気が(笑)

第8話
今井VS板垣 戦を観ているようだな。二人ともスマッシュ撃ってたな。ヴィヴィオのスイッチスタイルも、ランディー・ボーイ・ジュニアがやってたな。カウンター狙わず、判定勝ち狙えばヴィヴィオは普通に勝てたんじゃ? でもここでヴィヴィオを勝たせるとか、良い展開ですね!

第9話
やはりここでリンネを負けさせるとは、凡百の格闘アニメとは違いますね。もしかしたらリンネは、「格闘技を辞めるために、格闘技を続けていた」のかな? やたら熱血展開だ(笑)

第10話
殴り合いながらの過去を回想。どこの熱血バトルやねん(笑) 熱く、熱く、熱く!

第11話
意識が無くなりかけ、トレーナーの言葉とミットの位置だけが見えるって、やっぱり「はじめの一歩」じゃんw 怪我と才能の無さを努力と理論でカバーしてきたジルが、才能のあるリンネと出会い、新たな夢をみる。「あなたの強靭な体に、私の技術と理論の全てが乗って、あなたの全身の筋肉が完璧に連動した一撃を討てたのなら、その打撃に耐えられる人間なんていません。きっと神様だって倒せます。」という言葉は、胸熱だった。神様=運命、なんだと思う。私もたまに道場で子供の指導をするので、どうしてもジルに感情移入してしまうw 才能ある若者との出会いは、それだけで幸せだよね。

第12話
殴り合って、仲よくなった後の平和な世界。百合百合してたw 太腿のアップとか、やっぱり制作の妙なフェチを感じるw キャラとか知らない人も出てきてるし、前作(シリーズ)ファンへのサービスも兼ねてるのかな? 決勝は、観たい気もするけど、ここまできたらもう蛇足ですよね。コーチ二人の会話とか、深いこと言ってた。
{/netabare}

【視聴終了】
{netabare}
愛は奇跡を信じる力よ~♪ 孤独が心~閉じ込めても~♪

……ハッ! 仲良くして頂いている(と思ってる)天地人さんのレビューの入りに似ている(しかも平成生まれの方には伝わらない)w

絵柄と違い、ガチのバトルアニメでした。実はリリカルなのはシリーズは観たことがなく、これが初の視聴ですw 結論としては、かなり面白かったです。ストーリーにも重厚さがあり、意表をつく展開もあり、熱さもあり、悲しさもあり。

個人的には第4話が印象に残っています。人としてどうかとは思いますが、正直に言って、スカッとしてしまいました(汗)

4話以降は、ナカジマジムの面々とリンネを中心した話が多く、サブキャラもよく掘り下げられていると感じました。

一方、フーカは途中から空気になっていましたが、リンネとのラストバトルで面目躍如。この作品の主人公であることを証明してくれました。リンネの目の、心の曇りを晴らすために殴り合う姿は胸熱。ところどころ完璧に「はじめの一歩」だったのはまあ、ご愛敬ということでw

ただ私は、リンネとジルのコンビに一番心を奪われました。才能という壁に夢を阻まれたジルと、才能溢れるリンネとの出会い。ジルの「私の理論とあなたの才能が合えば、神様も倒せる」という言葉、じ~んときました。この場合、神様=運命(人生)、だと思います。ジルは自分の不甲斐ない格闘技人生を、リンネは大好きな祖父の死とその後に起こしていまった事件を、それぞれが呪っています。そんな自分の人生を吹き飛ばすような、強烈なアッパー。第4話以上に胸がスッキリしました。

リンネは強くなりたかったのではない。強くなったと思いたかっただけ。だから、形(ベルト)を欲した、というのは納得の出来る心情です。

リンネはこれまで誰とも試合をしてなかったのですね。だから、勝っても冷たい目をしていました。それは、リンネの戦う相手は常に弱い自分自身、弱い自分自身が起こしてしまった過去の出来事だから。そういう、いつまでも過去に立ち止まっている姿、誰のことも見ていないリンネを、フーカは許せませんでした。だから殴ったのです。涙を流しながら。ジャジャジャン、愛は奇跡を信じる力よ~♪(って、もう良いってw)

そんなリンネが、フーカとの殴り合いを通し、過去を払拭し、自分がどれだけ格闘技が好きなのかを自覚し、最後は青空の中で二人揃って倒れるシーンは、正に名シーン。フーカに勝てなかったからもうベルトには手は届かないのだけど、そんなのどうでも良いんですよね。リンネは自分が本当に欲しかったものを手に入れられたのだから。

最終回は、本当に色んなことに結末をつける、温かいものになっていました。ちょい役のキャラにもちゃんと後日談を用意しているとか、芸が細かい。

リリルカなのはシリーズ(というより外伝的な扱い?)は本作が初めての視聴でしたが、予想以上に楽しめました! 時間ができたら、一作目から全部観てみたいと思えました♪
{/netabare}

【総括】
絵柄とは違う、ガチの格闘アニメ。格闘技を観る、というより、そこに至るまでの経緯や、バトル中の心情の変化を楽しむアニメか。シリーズ未視聴だが、ここから入っても充分に楽しめた。他の作品も観たくなった♪

投稿 : 2024/12/14
♥ : 31

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲しみの記憶は勇気の種になる 希望の光 貫いて

2016年放送のテレビアニメ 全12話 OVA3話

原作 都築真紀 監督 西村純二 制作 セブン・アークス・ピクチャーズ

なのはシリーズの第五弾となるようですが、
タイトルからは「魔法少女なのは」は消えて続編ではありますが主人公は変わりました。
シリーズで中心人物だった「なのは」と「フェイト」は登場せず、
前作「魔法少女なのはViVid」の主人公「高町ヴィヴィオ」は準主役級または脇役止まりです。

フーカ・レヴィントン CV水瀬いのり 
リンネ・ベルリネッタ CV小倉唯 

孤児院出身の二人の少女が主人公となる格闘アスリートストーリー。

タイトルから魔法少女が外され、所属も「ナカジマジム」と言うことで、
ほぼ、美少女格闘スポコンアニメになっています。
総合格闘技つまりキックボクシングの進化系ですが、
寝技や投げは少なく、パンチ偏重のようです。
格闘系にはあまり詳しくないので分かりませんが。

孤児院と言うことで虐げられた過去から這い上がる努力と根性物で、
梶原一騎の作品へのリスペクトがこの作品の真髄かとも思います。

「タイガーマスク」「あしたのジョー」「キックの鬼」「空手バカ一代」などですが、
その後のK-1などの総合格闘技とストリートファイターなどの格闘ゲームも、
視野に入り、ネタは十分だと思います。

それを魔法少女風ファッションの10代美少女に行わせるというアイディアは、
そのうちやるだろうと予測していた人も多かったと思います。

この作品は四角いリング内のファイトという選択で、70年代スポコンものの流れです。
少女と言うことでコメディ、お色気、ゆとり、などの可能性があったと思いますが、
梶原一騎風一本に絞ったようで、個人的にはちょっと微妙かなという感じです。

可能性があるジャンルなので、エロゲキャラではなく、現代少女キャラで見たいと言う希望です。

なのは系を期待すると肩透かし、スポコン系として観るとキャラデがかみ合わない、
やっぱり、なのはのスピンアウトとして楽しめればと思いましたが、
「魔法少女なのはViVid」と同様にイマイチ合いませんでした。
レビューを見ると比較的好評のようなので、魔法少女と思わずスポコンと思って観れば楽しめそうです。
ただ、リングの上での魔法少女ファッションは心震わせるものがありました。

わたし個人としては「劇場版魔法少女なのは」に期待と言うことで。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 31

50.6 3 2016年度のセブン・アークス・ピクチャーズアニメランキング3位
アイドルメモリーズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (57)
216人が棚に入れました
この物語の舞台は、近未来。
高速ネット通信とVR技術の革新により、自宅にいながらリアルな旅行体験やライブ体験が一般化している。
アイドル活動もその在り方を変え、主にネットを介したVR空間が活動の起点となっている。
アイドルのニーズは世界的に高まり、世界各地にアイドル育成を目的とした学校が設立された。
この学園もその中の一つで、どこの国にも属さない公海上に存在する天然の島と人工島を連結して構成されたビギニング島にある。
過去にも世界的に活躍したアイドルを数々生み出してきたことがある学園だが、それも過去の栄光で最近はランキング上位に入ることがなく低迷している。
そんな学園に世界各国から入学してきた個性豊かなアイドルの卵たちが、苦楽をともにし切磋琢磨しながらアイドルリーグのトップを目指して成長していく青春物語である。

声優・キャラクター
豊田萌絵、早瀬莉花、木村優、相良茉優、青木瑠璃子、小原莉子、水樹奈々、劉セイラ、高垣彩陽、置鮎龍太郎、永塚拓馬、さかき孝輔

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アニメ本編+声優バラエティ…?

中国での展開を前提にした日中共同企画らしい、謎のアイドルアニメ+キャスト出演による声優バラエティ。

放送枠30分の前半のみがアニメ本編で、後半は出演声優によるトークと謎の(オタク向け?)中国語コーナーという異例の番組構成になっている。

近未来でのアイドル活動をするグループStarRing(スターリング)3人+Shadow(シャドウ)3人の計6人がメインキャスト。

StarRing:
林 薇薇(リン・ヴィヴィ) CV:豊田萌絵
服部 惺梛(はっとりせな) CV:早瀬莉花
早川 心桜(はやかわここな) CV:木村 優

Shadow:
梶原 未来(かじわらみく) CV:相良茉優
羅 雨照(ラ・ユチョウ) CV:青木瑠璃子
星 七海(ほしななみ) CV:小原莉子

アニメ本編については手描き+ライブシーンは3DCGという、今どきの普通なアイドルアニメ的作画スタイル。

ワールドアイドルリーグというランキングのシステムがあるらしく、私立花音学園(かのんがくえん)というアイドル養成学校に通う6人はそのルーキーフェスという新人向けの大会への出場・優勝を目指すというのが大まかなストーリー。

この世界ではライブで「VRシステム」という映像投影技術が使用されていて、ライブ専用のアクトスーツで歌って踊っている本人たちに衣装がテクスチャマッピングされているため衣装替えとかも即時にでき、舞台についても映像配信されているためコンサート会場は「3Dパブリック・ビューイング」みたいな状態になっているようです。(← 観客はこれで良いのか…?)

…まあ、一応路上ライブなども行われているようですが。

本人たちの特訓などによる成長の他、ライバル校であるクリムゾンスター学園の理事長がワールドアイドルリーグのお偉いさんとして妨害行為をしたり華音学園にスパイとして生徒を送り込んで攪乱したりといったところをいかに乗り越えるかみたいな話がストーリー上のヤマです。

後半キャスト出演部分については、本編ストーリに関連したトークであったり制作現場レポートであったり、とりあえずアニメ本編絡みのことしかしないのでいわゆる普通の「声優バラエティ」とはちょっと違うのかもしれないです。

なんとなく初回から最終話まで観てしまったのですが、観終わった後には片っ端から録画を消してしまっているので再視聴はできません(笑)。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

「大変です!」の台詞の時の大変さって、いつもたいしたことない

中国ゲーム会社のHappy Elementsによる日本で制作したアニメ。
15分間のアニメーションに15分間の声優雑談。

ごめんなさい。声優さんのCパートはほとんど見ていません。
本当にごめんなさい。

さて、物語ですが、
バーチャル空間でライブし、1万組参加するアイドルリーグの頂点を目指す物語。

設定的には面白いのかなと思いましたが、

蓋を開けてみたら、
誰一人として魅力的なキャラクターがいなかった。

本当にテンプレの数々。

物語の中心は、2組のアイドルユニット
StarRing(スターリング)とShadow(シャドウ)です。

「アイドルとは」のフレーズのもと、
しっかり基礎練習して、体力作りをしてと結構本格的なのかなと思ってみてはいましたが、
最後まで、何が伝えたかったのか分からないアニメでした。
(といか声優売りたいだけなのかな?)

{netabare}歌も正直そこまで上手いとは感じませんでしたし、
キャラ設定も普通。歌の歌詞も普通。

頑張ってはいるのだろうが、逐一学園長からのお叱りをうけ
しかもそれが説明不足で・・・

やる気を削ぎ落としているようにしか見えなかったし、
バーチャルライブとはまた別で、路上ライブもやるから分けわからん。

短い時間の中、練習風景が多いですので、そこもまた残念でした。

しっかり観ていたつもりでしたが、
気付いたらグングン順位をあげる2組

・・・あれ?好感度上げるような事してた?っと置いてけぼりな私。

途中StarRingの2人はSNSを始めますが、
ファンとの交流もなしに、Shadowのが人気が出る不思議さ。

また、学園にはこの2組意外にもアイドル目指す子が溢れているはずなのに
この2組の応援ばかりしているモブ勢。

他校のライバルとか名前だけで出てこない。
2組を落とすために、女装したスパイが登場しますが、
スパイじゃなく、強豪のライバルの登場のが盛り上がったのではないでしょうか。

終始2組が張り合い、お互いを高め合い・・・といった事を繰り返すので
最後のワールド・アイドルリーグ・ルーキーフェス・・・

もう2組しか出ていないんじゃないかという錯覚。
ほかのグループ絵だけでもいいからだしてくださいな。


3Dパブリック・ビューイングのようなシステムで観客は多いですが、
「StarRingいいな!」「Shadowよかったよね!」なんかの歓声の数々。

StarRingなんか機械トラブルで映像もなく生歌のみの演出でしたのに・・・
なんで?どこが?

結果の分かりきったENDではあるものの、ここまでつまらなくさせるのか・・・

枠の問題じゃない。枠が短いのは最初から分かってた。
ストーリー構成がやっぱりおかしい。っと改めて最終回で思い知らされました。
{/netabare}
ストーリーもめちゃくちゃ。
アイドル物のくせにキャラの掘り下げもできない。
声優の演技力の無さ。歌もイマイチ。
まったくもって熱の入らないアニメでした。

CGやライブシーンは綺麗に感じましたが、それすら吹っ飛ばすようなストーリー展開。

なんで私完走できたんだろうっていう疑問だけ残る作品でした。

ここまで崩しつつ、最後の大逆転を無意識にも期待していたのかな?

・・・なかったけどね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

アイドル戦国時代…その一画を成す作品になり得るか…

この作品は、Happy Elements Asia Pacificさん原作で、セブン・アークス・ピクチャーズさん制作の日本のアニメ作品です。
セブン・アークス・ピクチャーズさんは、トリニティセブンやDOG DAYS''…直近ではフーカとリンネの熱い戦いを描いたViVid Strikeを手掛けられています。
来年上映予定の「魔法少女リリカルなのは Reflection」も目下制作中のようです。
ここから言える事…アニメーション制作会社としては申し分無し、という事です。

一方、原作を手掛けられたHappy Elementsさんは、「アジアNo.1のネットワークゲームデベロッパーと成長すること」を目標に掲げ、2010年に設立された会社のようです。
事業内容としては「モバイル向けゲームアプリの開発・運営」と会社概要には記載されています。

アジアといっても広大で文化、歴史、宗教、価値観がまるで異なります。
そこでNo.1を勝ち取るのは、知らない事が多すぎる事からも極めてハードルが高いと思います。

この様に整理をしてみて気付いたこと…アニメの原作は、会社の事業内容に入っていないという事です。
新規参入分野でこれから伸ばしていこうと考えているのかなとも思いましたが実際のところは良く分かりませんでした。

つまり、何が言いたいのかというと「視聴者に対してこの作品で伝えたいメッセージが見えなかった」という事です。
アイドルを題材にした作品は多数あります…でもそれらの作品の殆どはこの道のプロが全身全霊をかけて作品を生み出しているんです。

この世界は、ぽっと出の会社がいきなり成り上がれるような甘い世界ではないと思います。
どんなに凄いアニメーション制作会社を起用しても、コンセプトや作品の持つメッセージが明確じゃないと仕上がりがブレてしまう事だってあると思うんです。

だから作品の面白さに関する物言いがあるとするなら、それは原作の問題じゃないかと思いました。
でもこうしてアイドル系の作品を見てみると、ラブライブはアイマスなどの作品が際立って見えてしまうのは私だけでしょうか…
ライブの時のカメラワークやキャラの描き方など視聴者を虜にするツボを心得ているというか…

でも、私にはこの作品のメッセージは見えませんでしたが、別に途中で切ろうと思う作品ではありませんでした。
目標に向かって努力する…その努力の仕方は一見色々あるようで振り回されたりもするのですが、仲間と歩調を合わせて進んで行く大切さに気付き、しっかり原点に立ち返ってくるあたりは王道ながら見ていて登場人物を応援したくなる展開だったと思います。

こうして突き詰めて考えていくとどうしても分からなかったのが、オープニングで見せる理事長の涙の理由…
そしてショート作品で半ば仕方無いと思っているのですが、ラストのご都合主義はどうにも合点がいきませんでした。

アイドルの世界はもっと厳しいと思います…それに一生懸命なパフォーマンスを披露しているのは、周りも一緒です。
どのアイドルも数々の挫折を味わいながら、自分の目標と向き合い…高みを目指して日々研鑽に励んでいるんです。
多分、今回の登場人物を演じた声優さんも同じ努力を積み重ねている事と思います。

アイドル作品…煌びやかなステージと衣裳は確かに映えると思いますが、名作と呼ばれるまでの作品を生み出そうとすると、そのハードルの高さにびっくりしてしまいそうです。

オープニングテーマは「毎日がGood Day」
エンディングテーマは、「ソラノカナタ」
どちらもProject Frontierさんが歌っています。

1クール12話の作品でした。アニメパートは15分/話のショート作品なので、サクッと視聴する事ができます。
いきなり名作は生まれません…たくさんの紆余曲折の果てに名作はあるのだと思います。
だから必要なのは賜わぬ努力と決して挫けない根性…
そんな事を改めて感じさせてくれた作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8
ページの先頭へ