スピードでライバルなおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスピードでライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月09日の時点で一番のスピードでライバルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.8 1 スピードでライバルなアニメランキング1位
ワールドトリガー 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (193)
840人が棚に入れました
三門市。人口28万人。ある日この町に異世界への門が開いた。「近界民(ネイバー)」後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が門付近の地域を蹂躙、街は恐怖に包まれた。近界民に地球上の兵器は効果が薄く、都市の壊滅は時間の問題と思われた。しかし、その時突如現れた謎の一団が近界民を撃退。近界民の技術を独自に研究し、「こちら側」の世界を守るため戦う組織、界境防衛機関「ボーダー」。彼らはわずかな期間で巨大な基地を作り上げ、近界民に対する防衛体制を整えた。それから4年。門は依然として開いているにも拘わらず、三門市を出て行く人間は驚くほど少ない。高校生の三雲修もまた、ボーダーに所属していた。ある日、修のクラスに転校生がやってきた。空閑遊真と名乗った少年は、何故かボーダーの人間にのみ携帯を許される「トリガー」と呼ばれる武器を持っていた。修に問いただされた遊真は言う。『俺は門の向こうの世界から来た。お前らが言うとこの「近界民」ってやつだ』遊真と修、二人の物語が動き始める。

声優・キャラクター
村中知、梶裕貴、田村奈央、中村悠一、島﨑信長

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヌマアニメーション

個人的に原作コミック買い続けてるのが、これとダーウィンズゲーム&この音とまれ!…

正直2期は絶対無いと思ってただけに凄く嬉しいです。
バトル設定の複雑さやキャラクターが異常に多いので初見ではお勧め出来ませんが単純な強さより、戦術や状況判断が勝負の分れ目になるのが面白い。

主人公の三雲 修や雨取 千佳ちゃんの成長もたのしみ。

個人的に好きなキャラはメガネキャラの宇佐美 栞ちゃん…
玉狛支部のお母さん的な存在、いざランク戦になれば有能オペレーター。
彼女の適時に与える正確な情報が玉狛第1、第2の強さの支えとなっている。

諦めてた2期放送、楽しみです。


視聴完了
原作好きでどんな内容か知っててもやっぱり楽しめました、個人的には冬アニメの中で一番体感5分アニメだった。

これからさらに盛り上るB級ランク戦が後半クールにするので、これからも楽しみなアニメです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 15

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第3期、楽しみにしています!

原作既読。最終話まで視聴。

週刊少年ジャンプは40年近い愛読書です(笑)。
いよいよ待ちに待った第2期です。

第1期70数話に対して、第2期12話って・・・。
短すぎる。
とても面白い作品だけに、本当に残念。

第3期、楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

熾烈を極めるボーダーB級ランク戦!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期は視聴済です。


1stシーズンから“4年半”の時を経て超進化を遂げてアニメ「ワールドトリガー」が帰ってきた!
シリーズディレクターに畑野 森生(代表作「聖闘士星矢Ω(第1期)」、
「ドラゴンボール超(未来トランクス編)」)を新たに迎え、
シリーズ構成・吉野 弘幸、キャラクターデザイン/総作画監督・海谷 敏久、
音楽は川井 憲次が継続参加し前作を超える本領を発揮!
超豪華スタッフで送る渾身の新生「ワールドトリガー」をぜひお楽しみに!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
そう、TVアニメ版第1期から4年半も経過しているんです。
もう続編は無いものとばかり思っていたので、続編放送を聞いた時には素直に嬉しく思いましたが、同時に第1期の内容を殆ど忘れていることにも気付きました。

第2期放送前に第1期の再放送があったようですが、そちらは時間が捻出できる未視聴のまま、本作の視聴に臨むことになりました。


新たな脅威に立ち向かう界境防衛機関“ボーダー”の精鋭たち!

未知なる力を持つ「近界民(ネイバー)」の襲撃に対抗すべく設立された界境防衛機関“ボーダー”。
その末端に所属する三雲 修(CV梶 裕貴)は、偶然知り合った「近界民」空閑 遊真(CV村中 知)と
幼馴染である雨取 千佳(CV田村 奈央)と共に三雲隊を結成、
「近界(ネイバーフッド)」への遠征部隊加入を目指すべく
ボーダー内部のランク戦を勝ち抜こうと奮闘していた。

そんな中、新たなに「近界」からの襲撃が予測されるという情報がもたらされる。
最大級の軍事国家アフトクラトルによる第二次大規模侵攻の傷の癒えぬ三門市と
市民の混乱を避けるためボーダーは迅 悠一(CV中村 悠一)の予知をもとに
A級を中心とした精鋭隊員による極秘迎撃態勢を整えようとしていた。

「門(ゲート)」が上空に発現し、攻撃手(アタッカー)ランク1位の太刀川 慶(CV浪川 大輔)が
動き出そうしたその瞬間、迅が捉えた未来はー!?


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

ぶっつけ本番で第2期の視聴を始めましたが、視聴を進めるうちに記憶が色々と蘇ってきました。
全然忘れていると思っていたのに…人間の記憶って凄いなと改めて思いました^^;

物語はB級ランク戦の真っ只中…

隊長である三雲 修を筆頭に、空閑 遊真、雨取 千佳を擁する玉狛第2は、どうしても遠征部隊に加入しなければならない理由がありました。

ですが、「行きたい」と手を挙げれば行けるという甘い世界ではありません。
ボーダー最高位であるA級ランク若しくは同等の実力が無ければ加入は許されないんです。

加えて、玉狛第2は結成して間もない新人部隊…
空閑 遊真の実力はA級に対して見劣りしないものの、修と千佳は他の部隊の精鋭たちと比べると決して強いとは言えません。
だから、総合力で本来の実力+αを引き出し続けなければランク戦を勝ち上がることはできないんです。

ですが、周りからそのようなレッテルを貼られて指を咥えている二人ではありません。
状況が少しでも自分たちが有利に進められるよう、自分たちの強みを活かし相手に戦いづらいと思わせながら戦闘を続ける二人は着実に強くなっていると思います。

この3人一緒の感じが堪らなく心地良いんですよね。
この作品の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。
そんな玉狛第2にもどうやら転機が訪れるようですが、良い方向に転がってくれるのを期待しています。

オープニングテーマは、TOMORROW X TOGETHERさんの「Force」
エンディングテーマは、神はサイコロを振らないさんの「未来永劫」

1クール全12話の物語でした。
第1期が全73話もあっただけに、1クールだけだと短さを感じてしまいますが、2021年秋アニメで3rdシーズンが放送されるそうなので、秋を楽しみに待ちたいと思います。
今度は半年後なので、物語を忘れる心配もありませんしね…

投稿 : 2025/03/08
♥ : 8

70.5 2 スピードでライバルなアニメランキング2位
SK∞ エスケーエイト(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (161)
494人が棚に入れました
「そのとき俺は確かに見たんだ。この沖縄に舞う、白い雪を─…」スケートボードが大好きな高校二年生・暦がハマっているもの――……それは"S"。「Sエス」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レースだ。中でも、そこで行われる「ビーフ(決闘)」に多くの人々が熱狂していた。暦はカナダからの帰国子女で転校生・ランガを「S」に誘う。スケートボードに乗ったことのないランガだが、「S」の熱狂は構わずランガを巻き込んでいく。裏の顔を持つ個性豊かなスケーターたちと繰り広げられる、サイコーでアツいスケボーレースバトル×無限の可能性が今、ここに始まる──!!

声優・キャラクター
畠中祐、小林千晃、永塚拓馬、三宅健太、緑川光、松本保典、子安武人、小野賢章
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アングラレースと南国は良く似合う

オリジナルアニメ

沖縄を舞台にスケボーの闇レースに熱狂するギャラリーと闇レースに勤しむプレイヤーらのお話です。
アニメ自体は特に話題になることもなく1クール終了。だがしかし、なかなかどうして視聴感が心地いい作品でしたので好意的にご紹介。

まずはジャケ買いよろしくスタッフの名前で決めちゃいなよ!なこちら↓

 監督:内海紘子(京アニ出身。『Free!』の監督してた人)
 シリーズ構成:大河内一楼(まあ『コードギアス』ですよね)
 制作:BONES

このへん引っかかりがあるようでしたらどうぞ。先入観どおりかもしれません。
なんとなくお洒落(BONES製)な装いで、パワーゲームに踊る人々が登場(大河内テイスト)します。そして疾走感を期待したいスケボーレースにはしっかり応える監督さん。『Free!』での疾走感ある泳ぎ動画のノウハウは形を変えて引き継がれたかのような作りです。若干ですが男同士の友情においてやや気持ち悪いやり取りがあるのもご愛敬。

次に中身。
沖縄在住のスケボ大好きレキ(CV畠中祐)と沖縄に転居してきた未経験者ランガ(CV小林千晃)の二人が出会うところから始まる物語。うっかり滑ってみたらめっちゃ才能ありげで実はスノボのそれもかなりハイレベルの経験者とゆう背景がうまくいったのかもねなランガくんがほぼ主人公。

 なんでもありのスケボーレース

デュアルで殴り合い削り合いとフリーダムなレースシーンが作品の多くの時間を占めます。

 どっちが早くゴールできるか?

シンプルゆえにゴール到達までをどう見せるかが腕の見せ所でした。選択肢はざっくり二つあって

1.見たまんまヴィジュアルであの手この手やる(視覚重視)
2.モノローグやら回想やら二人のストーリーを作る(感情揺さぶり系)

本作は1.により重きを置いた仕様でした。潔くて好きです。


たぶん闇レースで理解正しいと思うんですけど、画面から伝わるアウトローな雰囲気となんでもありなレース仕様との相性は良かったように思えます。
思い浮かぶのは往年のゲーム。ファミコン『マッハライダー』やスーパーファミコン『F-ZERO』っぽいです。少なくとも『マリオカート』並みのキャッチーさとは遠いところにあります。
あとは人気シリーズ『ワイルドスピード』との親和性ですね。改造車と改造スケートボードと違いはあれど、あっちはマイアミこちらは沖縄とヤシの木が似合う場所。打ち込み多めの劇伴群。なにより「勝ったところでなにがあるん?」な非生産的なレースにかける想いの熱さを感じられます。

この非生産的というのがポイント。
利害から離れて、自身のプライドやその界隈でしか通じない名誉そして己の美学に純化することができて見てて面白い。そしてそれをきちっと理解してる作り手さんが制作してる見た目楽しい作品でした。



※ネタバレ所感

■足裏感覚

自分、スキーやってるんですけどオフシーズンのトレーニングではインラインスケート(ローラーブレード)使うんですよ。ローラースケートのお仲間みたいなものです。
体の重心移動の確認ができますし、なにより接地面への体重のかけ方だったり足裏の最も大事な感覚部分を雪がなくてもチェックできるって寸法です。
よってスノボとスケボーの親和性ってのにはリアリティあるんじゃないかしら?と思ってます。

ネタバレレビューを読む

雪とは無縁の南国でのレースがウィンタースポーツに通じてるぞってのがいいです。


■“いわゆる女性向け”で感じる違和感

世の中には百合もんあるのでBLもんあってもお互い様よねと思ってます。
とりあえずイケメンが出てくる男子の群像劇に条件反射で「女性向け!はいさようなら」とマウント取った別腹で百合もんにブヒってるみっともない姿は見せないように気を付けてます。「はいはい百合ね。こういうの好きな男もいるよね。自分興味ないんで勝手にすれば?あ、○○クンと○○クンのカラミ尊い~っ」総じて対人感受性高め(要はコミュニケーション力有り)な女性が同じようなことした時に他人の目にどう映るのかを重々理解してるのです。まずやりません。

 性差

この一対一の関係で男性がイメージするもの女性がイメージするもので違いってありますよね。
いくつか観てきて同性の友人への感情のぶつけ方でどうしても「こりゃ違うわ」ってのがあります。

ネタバレレビューを読む


この時点で男性(俺)視点からみたリアリティとは離れていきます。物語面ではマイナスなんですけど、これは見た目楽しむ作品という位置づけだったのでOK!



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

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2021.04.11 初稿
2021.01.03 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

X Gamesとかをチラ見くらいでもする人ならお馴染みのスケートボード

といっても、私はもっぱら観る方で、やる方の体験は高校生くらいの頃までで終わっています。しかもその頃はスケボーって呼んでましたよ。「スケート」といったらアイススケートかローラースケートだろう、とそこはさておき…。

第1話は録画だけしていて、第2話と一緒にまとめて観ました。

生まれ育った沖縄でずっとスケートボードに取り組んできたっぽいレキと、カナダからの帰国子女でスノーボード経験は長いけどスケートボードは初心者というリンガのW主人公って感じなのでしょうか。

スケートボードのトリック(技)とかは実在のスケートボード準拠ですが、作中の廃坑跡だかで行われているマッチレース的なタイムアタック競技は作中での独自設定のようです。ただ、複数人スタートで同じコースのタイムを競うクロス競技みたいなのはあるので、全くのオリジナルって訳でもなさそうです。

AI搭載ボードみたいな物が出てきてましたが、これは今のところ実在はしなさそうですね。

スケートボードは高度なトリックに挑むレベルになったことはないですが、何か技に取り組むような個人競技の経験を持っていれば共感はできそうな感じのストーリーだと思われます。

余談: 良く「天才は左利き」(本作だとリンガはグーフィー・スタンス)みたいな設定が創作物にはあるんですけど、逆は真ではありません(笑)。私はグーフィーでしたが、スケートボードは勢いをつけないでもチックタックで進むくらいのことはできましたけど、全く上手くはなりませんでした。

2021.4.5追記:
最終話(12話)まで視聴終了していましたが、レビュー更新が遅れていました。終盤、特にアダムとランガの滑りがまさに「レベルが違う」とか「異次元」とかそういうところに辿り着いてしまっていました。

特にアダムの身体能力に至っては、スケートボードで滑るより速く自分の足で走って先回りするとか人としてあり得ないレベルでしたよね。

これは私がそう思うだけかもしれないんですが、実在する競技で「プロでも実現できないレベル」に一介のアマチュアが達するのは、それが可能な理由に自分なりに納得ができる説明がつかないとどうも観ていてシラけてしまうんですね。
(他作品を引き合いに出すのも何ですが、だからたとえば『キャプテン翼』とかも私はあまり好きではなかったです。)

そういう意味でこのアニメは私にとっては「やり過ぎ」で、惜しい感じになってしまいました。

でも、実はアダムの表の顔の政治家としての立ち回りとその結果は、予想を良い意味で裏切っていて私は結構好きです。ただ、その後アダムが伯母さんたちをどうすることにしたのかはちょっと気になる…。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

侮れない!

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
イケメン達がスケボーに乗って、戦うアニメ。

なんか、2.5次元に向け、スケボー練習している人が目に浮かぶな~(笑)

どうみても、女子向けのB級アニメなのに、これがなかなか侮れない。シナリオがキチッと面白い。

しっかし、今期はこれ系のアニメ、多かったね。

「スケートリーディングスターズ」、「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」、そして本作の、「スベり三兄弟(笑)」

3つとも完走しましたが、3つとも結構面白い、掘り出し物ですよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 19

64.1 3 スピードでライバルなアニメランキング3位
バリバリ伝説(OVA)

1987年8月1日
★★★★☆ 3.5 (18)
67人が棚に入れました
バイク好きの高校生グン(巨摩郡)は、奥多摩街道の峠バトルでヒデヨシ(聖秀吉)の駆るカタナに敗れた。その後、ヒデヨシが関西の高校からグンのクラスへと転校。グンは雪辱を晴らすためヒデヨシに再戦を挑むが、そこでグンとヒデヨシを軽々と追い抜いていくライダーに遭遇する……。週刊少年マガジンで連載され、リアルなバイク描写からバイクファンの熱狂的な支持を受けた、しげの秀一の青春バイクマンガをOVA化。ヒロイン、歩惟(あい)の声と主題歌を荻野目洋子が担当したことでも話題を呼び、同年にはPartIとPartIIをまとめて劇場版としても公開されている。

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

遂にリストに追加とな?わが世の春がきたぁあああ!!!カメッ!!

すげえ書きたかったのにリストになかった作品の1つ。速攻でお気に入りいきさぁ。
原作はバイク好きは読んでなかったらモグリいやそもそも絶対にいなかった、超名作。
高校生にしてCB750Fを駆る主人公、巨摩郡が友人、ライバルの聖秀吉に出会うことで走り屋からプロライダーとなり世界GPに挑戦する物語。

バイクのキャプ翼的存在で、これを読んだ少年たちが現在、世界中のグランプリで活躍するようになった。
グンの愛用するゼッケン56番は伝説のナンバー。現在も日本人ライダー愛用しているはず。
作者からしたら「計画通り!」

初代キリンと並んで、我がバイブル。少年たちの内にひめたるアツさたるや、後年のイニDなんか目じゃない。そこは80sと90sの時代の違いでもある。死人がなんせ多かったから。
逆にイニDでは公道レースの奥深さと面白さを語るあくまでもファンタジー。

だから『街道レーサー』は誰もがいつか卒業しなきゃいけないものと最初から描いているのも最大の特徴。事故がすごいからね。男なら最後はレーサーを目指せと。
まぁ現実には子育て落ち着いて復学しちゃう人間もいっぱいいるわけなんだがw
バリ伝世代の30後半、40代のオッサンたちがヤンチャするせいで湾岸、ウミホタルとか奥多摩周遊、箱根etcとか最近規制や規制すっかも話ばっかだよ・・。救急車やヘリもタダじゃないだからねまったく・・・。



話は戻って作者が狂ってるほどのバイク好きのためその走行の描写は古今の作品で一線を画す。
極初期のころはまだまだで、『あいつとララバイ』と打ち合わせてと交互に学園モノにしていたといっている。
秀吉の人気がでてガチのバイク漫画に方針が決まると水を得た魚のようにバイクシーンがどんどんすごくなっていく。乗っている人間でないと絶対に描けない。乗ってても描けない。それはもうすごいのなんの・・・。名だたる伝説のGPレーサー達と戦う晩年は漫画史上でもかなり有名でキの字。変なとこにオンボードカメラが付いているような・・・・。想像力がものすごい。
それとあんたどんだけマジで走れるんだと・・。レーサー借りてコース走っただろ?・・・。


ちなみにこの作品の印税ためてすぐに買ったのがかの有名な主役機のAE86。グランツーリスモで作者しげのモデル(拓海モデルじゃねーのかよwって画面にツッコミいれた)が登場してるんだから、まだ乗ってるんだろうし、めちゃくちゃ運転がうまいとか。ハンデ戦でプロに勝ちそうになったんだよ。
この作者、バリとイニD以外は面白くない。
漫画家として才能があるのかっていう次元よりも、乗り物、モータースポーツに対する異常な愛と慧眼は尊敬に値する・・。



作者がガチの走り屋のためか、ケンジのZⅡなどバブルでも庶民はありえないフルカスタムが周辺の作品に多い中、バリ伝劇中のカスタムは超渋い。余計なことはせず、ハンドル他ポジショニングとマフラーくらい。そこがぜんぜん世代でないけど、ひげ少年には超ドツボだった。
主人公グンのCB750Fはキャラクターのモデルとなった伝説の世界チャンプ、フレディスペンサーの代名詞といえる愛機であったため元から超人気車両、かなりの量が出回った。
それゆえ当作品に憧れ買ったものの連載終了後はみんなイラねww大型免許ないしあげるよw状態。私よりの上の世代は大型乗ってても減点だけで無免許にならなかったんだ。だからけっこうな数の人間がもってた。
3台もらって、友人のパパからもらった赤いグンレプCB-FFBのみが今もマイガレージに眠ってる。
刀にはいまでも憧れるし、映画トップガンのニンジャも好きだなぁ・・。



肝心のアニメ版はは87年から作品人気、バイクブーム絶頂のころに出たOVA&劇場作品。
88NSRとか・・わかるひといるかな・・。
世代の人間には非常に有名な高校生、愛車がCB-F時代の話まで。

永遠のライバル秀吉とその愛車、刀との邂逅。
そしてその秀吉と出場する鈴鹿での耐久レースまでが描かれる。まだまだ連載中のため途中終了なのだが、原作自体が区切りをつけながら進むためキリがいい。1部を完結までってかんじ。
イニDでいったら榛名山で不敗神話を築いた拓海くんが学校とホームを卒業するまでと考えてくれればいいのかな。

グンがたしか世田谷の人間のため、都民としては漫画では(真似されると困るから?)ぜんぜん関係ない背景してあった峠の描写がはっきりと描かれてるのがなんともそそられる。
実際この作品のせいで大垂水はひどいことになったそうだよ。
アニメ版ではちゃんとどの峠どころか、どの辺を走ってるかわかるんですわ。もちろん現実どおりにコーナーがある。奥多摩周遊とか・・まんまや・・。
前述の作者独特のカメラワークもできるだけ再現しようという努力もある。むしろ原作初期はどうしようもないのでアニメ版のほうがかっこいいw。

お話も王道っちゃ王道だが、実はテーマやメッセージがしっかりしていて終始一貫している。
実際に見ると案外意外な方向に向いてたりして驚くかもしれない。。
共感できないひとはまったくできないだろう。
というか時代の空気が違うから理解ができないというのが正しいか。

まぁこれで燃えなきゃ男の子じゃないぜっていうくらい渋くアツい。
見ると今すぐバイクに乗って出かけたくなって仕方ないのよ・・。
持ってるのはVHSだから見れないんだけど。

豪華声優陣のなか、ヒロインの歩惟に荻野目洋子ってのがなんとも時代。案外わるくないんよね。あくまでヒロインはお飾りだから気にならないというか。ヘタクソだけど。。。
『 歩惟、これが終わったら海に行こう・・・』
ぜんぜんリアルタイムじゃないし、私が語るにはまさに10年以上は速いが、なぜか青春のカヲリのする作品。



下の広告・・族車ゲームはひどい;;、MotoGPいれてあげてw公式で隠し、最強クラスの敵として登場します。
あと赤いCBFがもらえるツーリストトロフィーと微妙な偽名で登場するライディングスピリッツ2な。。。




投稿 : 2025/03/08
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全てのモータースポーツファンと全ての男達へ・・・青春と友情、その一つの極みがココにはある

後の頭文字Dシリーズをヒットさせた漫画家、しげの修一を一躍メジャーへと引き上げた伝説的な漫画が原作


1980年代後半、バブル期の到来を目前に急激に高性能化した日本車が世界グランプリを席巻していたことも相まって、世の若者達は未曾有のバイクブームだったそうな
この作品はそんなバイクブームを背景にしつつ、バイクで速く走ることにプライドを賭けた命知らずな若者達の青春ドラマです
見方を変えればこの作品自体もまた、バイクブームの牽引役となっていたとも考えられますね
それだけ当時はメジャーな作品だったようです


そのドラマ性たるや現代でも十分に通用する出来栄え
普段はおとなしいけど一度バイクに跨れば無鉄砲で荒唐無稽な走りをする若者達の、なんとも言えぬ絶妙にアウトローな目線の世界がしっかりと描かれております
これが良い意味で生々しい青臭さを醸し出しているんですね
頭文字Dとかにはその辺のアウトロー感が無い
あまり美化させ過ぎず、特にヒロインの一人、歩惟ちゃんが少し下がった目線から主人公達を見ているのが良い


物語の主人公は普段は無気力感しかない上に大きな身体で力任せに物事を解決する癖があるけど、実は負けず嫌いな高校生【巨摩郡】(コマ・グン)
喧嘩っ早いがバイクへ捧げる情熱は人一倍な関西からの転校生【聖秀吉】(ヒジリ・ヒデヨシ)
この二人の高校生がバイクをキッカケに出会い、公道レースや喧嘩を重ねていくうちにライバルとしてお互いを切磋琢磨していくのです
やがて二人はプロのレーサーもひしめく、本格的なレースの世界へ足を踏み入れるのであった・・・


OVA全2話として発表されたものを劇場作品にまとめたものでして、どちらを見るかで多少構成が変わってきますが、やはりラストシーンが感涙モノですT_T


「男の世界」ってヤツはまさにコレ
あの状況下、あの心境で最後に郡が秀吉のためにカタナに行ったことはまさに男同士ならではの感覚だと思います


歩惟ちゃんの声優が荻野目洋子さんでこれがド下手(笑)とか、主題歌もなぜか荻野目洋子さんとかで時代を感じつつもその辺ガッカシですが;
レースシーンの作画は手間の掛かる背動を使いまくったりで素晴らしいスピード感&ハングオン走行(↑のサムネでグンがやってるやつです)ならではの地面スレスレな緊張感もたまりませぬ^q^
作画目当ての方も是非に!


ところで、最初に郡がコケる峠道はテラ地元でしてw
実はオイラにも色々と青春の思い出が・・・w

投稿 : 2025/03/08
♥ : 13

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バイクに青春を賭けたバイク乗り達の挽歌

大きく分けて2部構成で、主人公のグンがヒデヨシに敗れたところからストーリーが始まるわけだけど、転倒してバイクを故障させた事もあり、峠から自宅までバイクを引いて家路につくグンが惨めなシーンのはずなのになんか絵になっててカッコいいなと思ってしまったのはやはりヒロイン役の荻野目洋子が歌うOPが大きかったといえるかもしれませんね。

前半はバイクシーンより不良達を相手に殴り合いのケンカをするのがメインとなっており、それは不良マンガが流行った当時の時代性を感じさせるものがありました。

そして、見どころは後半でしたね。いがみ合ってたグンとヒデヨシがタッグを組んで大会に出るのはなかなか熱かったし、そこで結果を残して順風満帆なサクセスストーリーとなりつつあった矢先にヒデヨシが命を落とす結末はなかなかショッキングでしたが、華々しいイメージのバイクレースの裏で事故で命を落とす若いバイク乗り達もたくさんいると言う事実も知り、考えさせられるものがありました。

総じてグンとヒデヨシのライバル関係を主眼に置きつつ、臨場感溢れるレースシーン等、改めて良作といっていい一本だと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

57.3 4 スピードでライバルなアニメランキング4位
HIGHSPEED Étoile[ハイスピードエトワール](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (67)
144人が棚に入れました
環境問題への配慮、安心と安全をめざした世界は、 少なくとも表面上はその目的を達成していた。 そんななか、突如発表された次世代レース『NEX Race』。 最高時速500kmオーバー。 AIによるコントロールサポートに加え、 逆転の可能性を生み出すリボルバースト。 最新技術による安全性を担保に、世界を舞台としたレースシーンは一変した。 熱狂と興奮。そして挑戦者の瞳が、見る者の心を震わせる。 圧倒的な力で連覇を重ねる『キング』。 野性的な走りで追従する『クィーン』。 そしてここに、ひとりの少女がデビュー戦を迎える。 輪堂凜。 世界がその名を知る時、レースはさらなる革命の刻を迎える――。

声優・キャラクター
輪堂凛:和泉風花
浅河カナタ:日笠陽子
小町永遠:井澤詩織
ソフィア時任:堀江由衣
劉悠然:諏訪彩花
アリス・ サマーウッド:水樹奈々
リチャード・パーカー:松田健一郎
ロレンツォ・M・サルヴァトーレ:鳥海浩輔
ami:田村ゆかり
日向光莉:船戸ゆり絵
九頭竜明莉:内田秀
ナレーション:古谷徹

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ハイスピード

私はあまりハマらなかった

淡々と無感情に原稿を読むような実況と解説でかなり損してる
ライバルとの掛け合いが面白くないのでレースシーンがイマイチ盛り上がらない
レース中にAIとのんびりおしゃべりしてる
千分の一秒を競うスポーツなのにスピード感や緊迫感がありません
BGMが無音なことが多い、エンジン音が足りない

キャラデザと主題歌はいい感じ
1話は主人公の顔もなかなか出てこなくて淡々としたレースシーンだけずっと流れてるから、戸惑いながら見てました
自信過剰な主人公が素人から成長していくストーリーも、序盤~中盤の見せ方が悪くて、ルールも良くわかってない設定は何のために入れたのでしょうか?
後半、急に成長しすぎで一気にプロと肩を並べるのも共感できなかった

AIをモータースポーツに盛り込むというテーマでシナリオを作ったのは面白いと思った

投稿 : 2025/03/08
♥ : 9

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

レースに迫力皆無…。しかもリアルティも無い…。中々スゲーのが来たな…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.28

 キングとリンが最終戦で一騎打ち!女監督さん、1年前はゴミだったのに毎日努力して成長したのね…。とか言いますが、素人のゴミを大金がかかったレースに出すなよ…。

 リンも元バレリーナだったけど夢破れたそうですが、最終話で言われてもなぁ…。単なるゲーマーじゃなかったんかい!

 結局、ライバル達はタイヤ交換が上手く行かずにリンに抜かれていきますが、スタッフアゲのためにぶち込んだエピソードに過ぎません。

 最後まで、リンが凄いのか、A.Iの性能なのか判然としません。他のレーサーがA.Iを使っているのか最後まで不明なのも良くありません。

 ポワポワした世界観でワンクール行ってしまいましたが、結局、何だったんだろう…。と、言うのが一番の感想ですね。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2024.06.08

 何が言いたいのか良く分からない話が続きます。8話で骨董品かつコンピューターのコの字も無い時代のマニュアル車、2000GTで特訓して、リンの才能が開花したかと思えば、9話ではエンジニアのじーちゃんが設定をイジり過ぎてスタート出来ない…。

 かと思えば今回、A.Iのサポートで最高順位になったり…。リンさん、いっちょ前にワシ要らなくね?とか落ち込みますが、何を今さら…。

 時速500Kmで走行してるのに、クラッシュしてもミンチにならない安全性、凄まじい耐G制御技術、ゲームしかやってない素人がレースに出てもレースが成立する、A.I走行で無人マシンでも結構上位に入る…。(確か6位くらいに入っていた描写あり)

 完全にA.Iありきでしょ。それか登場人物が強化人間かニュータイプですね。

 他のレーサーが使用しているA.Iの性能は不明なので、リンが凄いのか、搭載A.Iが凄いのか、視聴者には判断できません。

 何となく、リンの走行をA.Iが学習、最適化して凄いことになってるとか言って、リンとA.Iが和解しますが、キングやクィーンの走行を学習したらもっと凄くね?

 能力的にリンはキングとクィーンを凌駕してるってこと?だとしたら、そもそもA.Iにそこまでスポットライト浴びせる必要も無いですよね。

 科学技術が建前にある、近未来SFで、根拠も無く主人公ゴイス〜ってのは、あまりよろしく無い気がします。

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 5話まで観ました。2024.05.06

 主人公、結構上位に入れる様になりました。活躍出来て何よりです。しかし、A.Iの言う通りに走るようにしたからというオチがつきます。

 この世界、A.I走行の無人車がレースに出ているので、レギュレーション違反では無いそうですが、あんまりじゃね?

 アホの娘に過ぎない主人公を乗せている意味とは?可愛いから?オーナーの愛人とか息子でも乗せとけよ…。

 いつの間にか、キングとクィーン、その他モブ男レーサーを除いた主人公達の女子派閥が出来ているんですが、やりたい放題ですね。

 5話まで観ても何が言いたいか良く分からない本作品…。明日はどっちだ?
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 4話まで観ました。2024.04.27

 主人公が無知のままです…。3話でクィーン、4話でキングが絡んでくるのですが、自分の参加しているレースのトップを知らないという…。

 主人公はレースもAIにすら勝てず、ビリが定位置なのに、いまだに1話の反則で注目されています。TaXSe33187さんが書かれているとおり、凄くもなんとも無いのですが…。

 何と言うか…、主人公も脚本家も精神疾患かなんかなのかな?物語が1話から破綻しています。主人公が馬鹿過ぎて肝心のレースに迫力も説得力も無いと言う…。

 周りもフォローしてやれよ…。こんな奴、知り合いにいたら、イライラしてバットで殴ってしまうかもしれません。少なくても一緒に仕事したりは御免被ります。

 観ているこっちまで精神を病みそうな本作品、クソアニメ愛好家以外にはオススメ出来ない感じです。

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 2話観てのレビューです。2024.04.13

 主人公、レースデビュー!しかし、素人なのでルールを良く理解しておらず…。

 いくらなんでも酷いだろ…。イキナリデビュー戦でトップランカーと一緒にレース出来るか?AIがサポートしているからOKなのか?レギュレーションどうなってんの?

 実際のレースでは、危険が無いように下のランクから経験と実績を積んで出世していき、トップのレースに出場します。

 ボクシングだって、デビュー戦で世界ランカーとやらんでしょう。殺されますし、試合になりません。

 相撲で新弟子が横綱と対戦するみたいなもんで、残酷殺戮ショーじゃないなら、興行としても成立しないでしょ…。

 カーレースの黎明期みたいに車を運転出来る人間が少なくて、誰でも出場できる世界なのかな?

 キングだクィーンだとか、とんだ道化だよ!いくらフィクションでも、茶番過ぎて視聴者を馬鹿にし過ぎです。

 誰かおかしいと思わんかったんか?EVとかプロパガンダ以前の問題やで!
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 初回観てのレビューです。2024.04.07

 女性キャラ達は割と可愛く気合を入れて描いていますが、肝心のマシンが…。EV車というより、ミニ四駆みたいです。

 ミニ四駆の方がまだ走行に迫力があるというか…、すぃ~と走る感じが中々です。クラッシュシーンにも迫力がありません。タイヤついてる?車体浮いてね?

 他のレビューアー様も書いてますが、レースの迫力が決定的に欠如しているので、視聴継続は厳しそうです。

 1話はスカスカのレース場が舞台なのでまだ良いですが、日常パートとかの作画もヤバそうです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 8
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

レースの魅力を再確認できる

未来のすげー技術を使ったカーレースがメイン…でいいのかな?
最近は見てないけど昔はレース関連の番組や中継をたまに観ていた
このアニメを観ていると、「レースの面白さの肝」みたいなものを考えてしまう

1話視聴
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1話時点では「制作の脳内だけで盛り上がってるレース大会」という印象に尽きる
レースの盛り上がりをどう演出すれば伝わるのか、どういう構成にすれば興味を持たせられるのかが考慮されてない
一言で片付けるならただの独り善がり

2話以降でまともなプロットになっているか、主役の登場でレースシーンに「追いかけるカメラワーク」や「キャラの心理描写」がでてくるかがポイントかな

2話視聴
これは駄目だね
レースの面白い部分を理解してない、どころかレース自体を知らない疑惑すらある
というかアニメ脚本の作り方すら知らないんじゃない?ってレベル

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主人公のキャラクター像以外にも問題がある
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バカキャラの主人公がレースを通して成長するって展開なら下積みゼロがおかしい
才能ある主人公がゲームで得た経験を元に本物のレースで活躍するなら操作ミス・判断ミス・ルール無視の連発はおかしい

ルールも覚えてない素人を主人公にするなら、主人公と一緒に視聴者がルールを知る流れを作ればいいのに…
これ普段レースとか見てない人はフラッグの意味分かんないでしょ
この回を練習として走りながらルールを復習する感じにして、本番は次回ってステップを踏めばまだマシだったはず

話の軸と主人公の方向性がちゃんと定まってないから「ただレースするだけで不快」なんて信じられないことになる
2話、というか1話が内容ゼロだからコレが実質1話だけど、1話から話がブレてる以上挽回の余地は多分なさそう

あと2話のクライマックス
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脚本がマジに論外だけど、カメラワークや演出の部分も駄目すぎる
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本当に信じられないレベルの作品
協力企業をこんだけ用意してコレってすごいよね
ここからどこまで酷くなるか、それだけを楽しみにするかな
気になるとこ全部書くとマジで長くなるので、以降の話はメモ程度に済ませるかも

3話視聴
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4話視聴
レースはカット
主人公がアホ
アホがトップレーサーに気付かない
もんじゃ食う

つまり3話と構成を揃えて、前話のクイーンと今回のキングを対比させる目的
でもこの対比はいろんな意味で成立してない

主人公の話
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キング
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マスコミはなんか意味わからん
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ただの素人シナリオ
キャラや展開の整合性が上手く取れなくて、強引に作中の価値観や倫理観を歪めて成立させてる典型
途中でなんかHERO?だか古畑?だかやってたみたいだけど、アレも自分が好きなネタだから捩じ込んだだけ
中学生が勢いで作った文化祭の演劇脚本って雰囲気

4話余談
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5話視聴
レース回
有名な人がコンテを担当したんだとか
やっぱ技術ある人はすげぇなって感じ
ちゃんとレースしてる雰囲気があるし、誰がどこを走ってるかもわかるんだもの
それすら今まで伝わらないレベルだったのがそもそも地獄だっただけなだけど…

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マジでこれを1話から出来ていれば印象絶対に違ったでしょ…
コースの特徴を見せ場に組み込んだ上で、未来のトンデモレース感も損なわない出来になっている

ただしすげぇ人が担当するとこれだけ変わる、というのは別の問題もある
この回を通して制作全体が勉強してくれていればいいんだけど、そうでなければ他の回は結局地獄に変わりないんだよね
ここまで出来るポテンシャルをこれまでの4話全部で殺してきた実績を思うと「この回から」より「この回だけ」の可能性のが高い
その意味じゃこのアニメの評価を変えるほどじゃないかなって…

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5話で持ち直した!面白い!みたいな意見がSNSにあって、それ自体は事実だと感じた
でもそれは個人の実力に依存した部分限定で、その人が関与しないシナリオ構成の部分に問題があるのはそのままなんだよね
今回はレース中心だからなんとかなったけど、次回で会話主体になったら3話・4話の出来に逆戻りするのは想像に難くないかな
そして7話以降、元の体制でレース回を描いた時にどうなるのかが本当の分水嶺になると思う

7話視聴
まぁ予想通り、つまり出来は悪い
6話はただの箸休め兼サブキャラの顔見せ回
やってることは分かるけど、この話を挿入するタイミングが色んな意味でおかしい

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6話は本当に予想通りの酷さだった
キャラの会話メインだからレースへの不満こそないけど、そもそも脚本が駄目だからツッコミは減らないよね
それを経ての7話は、6話の特訓が意味を持たない内容

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レース内容
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「最後の最後に見せ場を作る」という結末ありきで過程のレースで結果を出すことを構成が拒んでる
結末のために着実に物語を積み上げるのではなく、過程のレースを歪めて強引に結末に結びつけてるだけ
個々のレースを好き勝手書き散らかして、その後に全体のバランスを見ず個別の手直しをする書き方
そんな馬鹿なことするから各話の積み重ねが足りないトレーニングになるしレース結果も予定調和になるんだよ…

舞台やキャラクターの台詞が「登場人物の思いの発露」じゃなくて「作家の言い訳づくり」になってる
素人がやるにしても全体構成のメモ書きくらいないの?って感じ
日常系アニメみたいな1話完結構成をただくっつけた以上の出来じゃない
もう少し気を使って物語を作る練習をすればいいのに

リボルバーストの話
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10話視聴
本当は最後まで見てから感想を書きたかったけどひとまず休憩
8話はリンの本当の適性を示す回、9話はサブキャラ回、10話はAIの存在意義
言いたいこと「だけ」なら納得行くけど、描き方がグチャグチャもいいとこでキツい

8話に関してはまぁ良い
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9話は茶番と尺稼ぎ
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10話は「喧嘩をするための喧嘩」を見せられただけ
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残り2話がんばるかなー…

最終話視聴
11話でクイーン、12話でキングを打倒するっていう流れ自体はいい
11話をサブキャラたちの攻防主体にして、最終話をほぼ一騎打ちにするのも王道
でもその組立があまりにも杜撰というか…

11話はリチャードがキングを抑えることで話がシンプルに成立している
おかげでツッコミどころも少なく見ていられた
反面12話になると意味不明な展開が一気に噴出する

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落雷で中断したあとは、チームワークで上位のレーサーに勝つ王道展開
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走り単体で見るならちゃんと迫力あるレースなのに、脇を固めるドラマ部分が一通り駄目すぎる

あと大きな問題として、結局リンがバレエを諦めた理由は最後までわからないまま
何がキッカケで夢を諦めたのか分からないから、バレエへの思い入れを感じさせるシーンが全部上滑りしてる
1話を主人公不在の虚無レースなんかにしないで、リンの挫折と再始動までを描く話にすりゃすんなり飲み込めただろうに
多分メディアミックスで扱うから触れなかったんだろうけど、むしろメディアミックスの中核になるアニメでこそ扱うべきネタじゃないの?
主人公の芯になる部分を描かないアニメが上手くいくわけないし、それをメインに据えたメディア展開が成功するはずがない

バレエの位置付けが不明瞭なせいでBGMもおかしなことになってる
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総評としては、脚本って本当に大事だねって感じ
並んだ素材自体はうまく扱えば成功しそうだし、酷かったカメラワークも少しずつ成長していた
脚本家が素人レベルじゃなければもうちょい上手くいったんじゃないかな?

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

64.1 5 スピードでライバルなアニメランキング5位
株式会社マジルミエ(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (98)
301人が棚に入れました
「魔法少女――それは強くて、格好良くて、しなやかで。誰もが憧れて、高給取りで、人気が高い、立派なひとつの職業だ」 内定がもらえず就職活動に苦戦中の女子大生・桜木カナ。 「自分は社会に必要とされていない」と自信を喪失していた彼女は、ある日、面接先で“怪異”と呼ばれる自然災害に巻き込まれてしまう。 その窮地を救ってくれたのは、ヤンキー気質の魔法少女・越谷仁美――。 持ち前の記憶力で、“怪異”と戦う越谷を手助けしたカナは、魔法少女としての才能を見出され、ベンチャー企業・株式会社マジルミエに新卒入社することに。 しかし、マジルミエで彼女を待ち受けていたのは、越谷をはじめ、ひと癖もふた癖もある変わり者ばかり……。 魔法少女絶対主義者のコスプレ社長・重本。 不気味なほどに気が利きすぎる営業マン・翠川。 根暗でコミュ障で魔法少女マニアのエンジニア・二子山。 さらに、憧れていた魔法少女は、華やかさの裏で、時に命をも落としかねない危険な仕事でもあった……。 人の命と仕事への責任を胸に秘め、今、社会人として一歩を踏み出した魔法少女の戦いが始まる――

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法使いの会社員たち

原作未読 全12話

突如発生する「怪異」を退治する魔法使いがいる世界。「怪異」の出現の多さから、退治するとことを生業とする会社が多数存在し、ベンチャー企業である株式会社マジルミエにあることで魔法使いの新入社員として入社した主人公の桜木カナを通して「怪異」を退治していく魔法使いと支援していく人たちの活躍を描いた作品です。

株式会社マジルミエは、何故か魔法少女のコスプレをしている男性社長、ヤンキーような感じの魔法使い、人見知りの激しいエンジニア、とにかく明るい営業マンの4人のベンチャー企業であり、そこに真面目で記憶力抜群の桜木かなが入社して5人体制で「怪異」を退治していきます。

魔法はエンジニアが作って、魔法使いが現地で「怪異」発動して退治するパターンで、「怪異」も様々な種類がいることから色々な魔法があり、ギリギリの戦いをしていきます。

「怪異」とのバトルはスピード感があって迫力ありましたね。

色々な思惑がある駆け巡っているお話しですが、切りのいいところで終わっています。

OPはまふまふさん、EDはsyudouさんが、歌っています。

最後に、2期の制作が発表されたので、色々な伏線は描いてくれると思いますね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 13

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

業務実行!

にゃ〜!
あのバトンとUSB、欲しい!
圧縮納品!
形式witってのが良いですね。
ポケモンばりに、怪異ゲットだぜの展開が痛快だ。
ということで、魔女モノでは結構老舗のJ.C.STAFFが制作、お仕事アニメとしても中々胸熱で、これは楽しくなりそうです。
あと、お約束の変身バンクもユニーク(少女じゃねェな^^;)

(観終わって)
裁判回避のアホみたいな注意書きばかりが目立つ昨今の状況、それでもトリセツは大切ですよね。
とは言え、Windowsからこっち、Webで見るか、how-to本を買うかの2択、いまだ慣れない年寄りであることは確かであります^^;。

続編も決定とのこと、楽しみです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 10

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔法少女が株式会社に勤めるお話

おもしろかった。
怪異がはびこり、それを退治するための魔法少女が存在する世界。
そして魔法少女は会社に属して仕事で怪異を退治している。

これはとある中小企業に就職した女性の成長物語?
舞台設定がちょっと違うが、現代社会に当てはまる物語。
しかし、難しいことに挑戦したなあという感じ。
なにせ怪異も魔法少女も現実には存在しないのだから、
それを現代の会社制度に落とし込んで考えるのは大変だろう。

まあ、開発の視点から言わせてもらうと、その場でコーディング考えて
プログラミングして納品なんて、絶対無理だと思いますけど・・。
でもなんとか破綻させずに上手く展開させている点は評価に値する。

今期は魔法少女の日常業務を描くに留まったが、
ツッコミどころ満載の社長のコスプレと言い、アスト株式会社との因縁と言い、
まだまだ未回収の伏線が多い。
2期が製作されるのは嬉しいです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 7
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