スピンオフで漫画原作なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのスピンオフで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のスピンオフで漫画原作なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

55.5 1 スピンオフで漫画原作なアニメランキング1位
宮河家の空腹(Webアニメ)

2013年4月29日
★★★★☆ 3.1 (178)
599人が棚に入れました
妹の宮河ひかげと、姉の宮河ひなたは仲良し姉妹。でも姉の浪費癖(おたく愛)のおかげで毎日空腹の日々…。そんなちょっとせつないのに、ちょっと笑える!?優しい姉妹愛を描いたハートフル物語♪あの「らき☆すた」がスピンオフ企画で帰って来た!
ネタバレ

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

噛めば噛むほど消化酵素

【第1話】
5分アニメ。
棒読みの妹。
語尾が気持ち悪い姉。
そしてどうでもいい話。
監督はヤマカン(ほとんど新人)。
なのに観返す度に段々と面白いような気がしてくる・・・のはきっと錯覚だw

妹「ど、どうしようお姉ちゃん。私演技力ないって言われてる(棒読み)」
姉「大人になれば分かるわよお~。演技力より優先すべき何かがあるってえ~」

取りあえずこなたやかがみんが出て来るまでは間違いなく観る。
その頃には演技力や語尾など些細な事と思える自分がいる・・・かもしれないw

【第2話】
モブキャラが話してるのが一番笑えるところとは困ったものだw
今回の姉の語尾はまともだったけど、相変わらず妹の演技力が・・・。
ネタ的にも今週も安定したつまらなさだったw
さあ、来週も観るぞ!

【第3話】
流石に雰囲気にはもう慣れたw
しかし相変わらずネタがな~・・・。
妹は貧乏ネタ、姉はオタクネタ固定ではね~。
そろそろ気持ち良くボケてくれるキャラが欲しい。
ということでつかさの登場はまだですか?

【第4話】
悔しいけど何かちょっと面白かったw
『棒には棒の良さがある!』
姉の語尾も落ち着いてきたし、普通に観れる・・・ような気がするw
さて来週はアニメ店長が登場!・・・のはずw
ということはそろそろこなたも・・・。

【第5話】
予定通りアニメ店長キターー!
そしてこなたとかがみんもキターーー!
{netabare}後姿だけだったけどw{/netabare}
かがみんはかがみんの声だった。
こなたは微妙に違和感が・・・こんな声だったっけ?
ネタは相変わらず微妙だったけど、まあ今日は許すw
つかさも早く出て来ないかな^^

【第6話】
今週はゲストなし。
あの二人だけだとやっぱりキツイw
ネタがどれも古臭いんだよな~。
ただ脳内メーカーのはやったことがあるw
EDが完成したので次回はOP見れるかな?

【第7話】
つかさキターーーーー!
しかしよくよく聞いてみると3人とも声が違うな^^;
時間は残酷や・・・。
今回はネタもまあまあだったし、最後の話もベタだけど良かった。
次回も頑張れ!

【第8話】
ここのところ安定している。
凄く面白い訳じゃないけど^^;
レビューを読み返すと3話まではつまらないと書いている。
そしてヤマカンが絵コンテを書いたのも3話まで。
これは偶然か?w

【第9話】
下敷きがたくさんあるw
今回も中々面白かった。
全10回と聞いた覚えがあるから次回でお終いか。
ようやく調子が出てきたのでもったいない気もするが、ずっと見たいとも思わないw
最終回ではOP入れてね^^;

【第10話と総評】
やっぱり徐々に面白くなってきてる。
でももう最終回^^;
最初はどうなることかと思ったこの作品も、何とか形にはなったかな・・・。
でも監督が違う人で、声優さんも違う人だったらもっと面白くなったかも←結論
で、結局OPはなしですかw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

笑えないコメディ(過激に酷評)

らき☆すたの作者、美水かがみの原作。
同じ世界観での話なので、一応スピンオフ扱いになるのかな?
冒頭で「美水かがみ劇場」
と銘をうって、例のパロディ的な掛け声で始まるとこも同じ。
絡みはしませんが、モブ的にらき☆すたのキャラも出演してます。
ちなみに制作会社は京アニではありません。


主人公の宮河姉妹は貧乏。いつもオナカを空かせています。
貧乏だけどオタクのお姉ちゃんは、漫画とかゲームとかグッズとかについお金を使ってしまい、いつも妹に叱られています。
・・・・というのが話の骨格。
らきすた同様、オタクをネタにしたものが多い日常コメディになっています。


気にしすぎかもしれませんが、なんというか癇に障る作風でした。
ハラペコ貧乏キャラでやるつもりなら、無理にイイ話っぽいものを入れるべきではない、と。

オタクの散財と貧乏を絡めて笑いを取るのは全然構いません。
でもそれなら、徹底してズッコケた話にして明るく笑い飛ばさないと嫌な事を連想せざるをえなくなってしまいます。
大学生や社会人で経済観念が欠如したダメオタクなら餓死しようが世間から後ろ指さされようが知ったこっちゃありませんが、小学生がそのアオりで腹を空かせたり同級生にからかわれてるという設定が、そもそもかなり痛々しいのです。
主人公を変人にして豪快に開き直ったり、現実感のないギャグにしておかないと、保護者が扶養を放棄した児童虐待アニメになります。

なのに、ほのぼのさせようという魂胆なのか、ハンパに姉妹愛でイイ話っぽくオチを付けようとしてるのが救えない。
アホですか?
給食費の話とか、ほんとに激しく不要。

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→コラーーーッ!

これで終わっとけば普通のコメディで済むのに

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→でも妹の事は想ってるよ?→お姉ちゃん好き~
は?
何寝言ってるんですか、この人たち?
アホですか?

もう一回言いますね。

もうね、アホですか?


妹ちゃんが逞しい性格してるのが救いですが、オタクに都合よく解釈した自己弁護のために作ったような、欺瞞に満ちたエセハートルフなんぞ見たくもありません。
子供に満足な文房具の一つも与えてやれないくせに、「保存用と布教用」とかほざいて無駄金使う奴は爆発してしまえばいいと思う。

たかがアニメに、何腹立ててるんだ?と、自分で思わなくもないですが・・・・^^;
ほんと、笑えない作品でした。ギャクは、らき☆すたばりで面白かったのに。

まったく、もうね、アホですか?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

内容はともかく・・・貧乏話は泣けます

一話5分程度で全部で10話です

オタクで浪費癖がひどいお姉ちゃん「ひなた」ちゃん(21歳)と
そんなお姉ちゃんをけなげに諭す妹の「ひかげ」ちゃん(小学4年生)
のお話です
ひなたちゃんは「らきすた」にモブキャラで登場してたそうで
いわゆるスピンオフ作品です

「貧乏」をテーマにした内容ですが悲壮感はまったくありません

お話は
ほとんどが
ひなたちゃんとひかげちゃんのやりとり
というより
貧乏をネタにした
ひなたちゃんのボケと
ひかげちゃんのツッコミ
という感じです

後半には
ほっこり心あたたまるお話も入ってたり
最後はひなたちゃんがお姉さんらしいところをちょこっと見せて
涙を誘います

なにより
エンディングがとても泣けましたね

予算の関係で5話まで
途中までしか流されなかった
ひなたちゃんとひかげちゃんのデュエット曲
タイトルはズバリ
「MAKEGUMI」(負け組み)(ToT

{netabare}もやし炒め 35円♪
豆腐特売 3パック100円♪
カレーライス 具はない♪
カップラーメン なんてご馳走♪

お肉は 幻の 食べ物♪{/netabare}

って
なんだか
貧乏生活の感触がひしひしと伝わってきて
涙無しでは聴けない曲です

でも
そういえば
近所のスーパーで
もやし1袋(200グラム)19円で売ってたな^^

お豆腐"3丁"で100円なら安いけど
お豆腐の大きさにもよるんじゃない
ちなみに近所のスーパーは2丁で98円

具なしカレーはあんまりだけど
ゴハンだけ炒めてカレールーだけで味付けなんてしょっちゅうやってるし

お肉も高いけど
最近はお魚も結構高いんだよ

な~んて
ちょっと辛辣なことも言いたくなる歌ですね

安い晩御飯を食べながら観るのに丁度いいお話でした^^


余談で
{netabare}オープニングの
"月9だよ~全員集合~"
の掛け声や
エンディングでひなたちゃんとひかげちゃんが踊ってた
ダンスって(へんなお~じさん♪みたいな^^)
"ド○フ"を意識してたのかな?
私気になります!!

あ~
年齢を推測しないで!{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

64.3 2 スピンオフで漫画原作なアニメランキング2位
機動戦士ガンダム サンダーボルト(Webアニメ)

2015年12月25日
★★★★☆ 3.9 (96)
525人が棚に入れました
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。

声優・キャラクター
中村悠一、木村良平、行成とあ、大原さやか、平川大輔、咲野俊介、佐々木睦、土田大
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

4話で終わりかい(汗)

全6話だと思ったら、4話で終わりな様でw
どうやら追加映像加えて劇場版みたいな形で上映もするみたいですが。
配信版の全4話だとスゲェ締まりのない終わり方ですんで、チョットお勧めはし難いすね。

4話視聴
 くしくもMSと{netabare}軍人の肉体を直結するという残酷さと可能性{/netabare}が内包されたオルフェンズとサンダーボルトが同時期に放送された訳ですが。
個人的にはやはりサンダーボルトの方が心ににクるものが有るというか。
どちらもその要素はストーリーの本筋では無いですけどね。
 それらの要素を「どうです?酷い話でしょ??」とストレートに描いたガンダム2作品と並行して、そのテクノロジーに対する複雑な印象を福音の少ない台詞と仕草でオブラートに包んで見せた紅殻のパンドラも同時期だったりするのは偶然だったんですかね?
まぁ紅殻をそういう視点で見てた人は少ないみたいですけど。

 痛々しいシーンの多い作品ですが、流石にビームサーベルで生身の人を焼くシーンは絵面よりも行為のエグさが半端ないというか。
私は宇宙世紀モノ以外のガンダムは殆ど観てませんが、今のところ極北なガンダムかなと。
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2話視聴
 両パイロット共憎悪の根は戦争で失ったもの故ですが、相手に対する私怨で殺り合うが如く変質してしまった様が超私好みなんすよねw
今のところ、大義も敵に対する敬意なんて戦争物に付き物の綺麗事が無いのがイイ感じだと思います。"戦争なんて嫌い・帰趨なんてどうでもいい"という科学者の態度に対し困惑する主人公。

 UCも逆シャアまでの色んな世代のMSの改修機が観どころではありましたが、コレは馴染み深いファーストの機体ばかりですしタマランです。
ガンプラをMSVまで付き合ってた私みたいなオッサンは大喜びなのですw
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オリジン観てない私が言うのもアレなんですが、別のベクトルでファースト直撃世代が観たくなる路線すよね。
Gアーマーでシールドが左右2枚付いてるのに、分離するとシールドを重ねちゃうシーンに子供の頃から不自然さを感じてたりしたんですけどね。
サンダーボルトの世界では堂々とシールド2枚オッ立てて突っ込んできますw
極論するとMSという兵器の在り様がガンダムよりボトムズに近い雰囲気というか。
正直ジオン贔屓な作品が昔からOVAでは多かった気はしますが、コレはいい物観させてくれるかもという期待はさせてくれる1話目とは思いました。

まぁ原作読んだ方がいい気もしますが(汗)

出撃時にティッシュもらうトコは、ライトスタッフのリドリーとイェーガーへのオマージュなんでしょね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ザクが主役のジオン視点のガンダム

大人のガンダムを目指して、それもザクが主役のガンダムという発想が素晴らしい。シリーズ作品が増え続ける中で、感覚的に取り残されてる(見放した?)ファースト世代待望の作品かもしれません。

あえてメカシーンを3Dで処理せず全編手描きにこだわるとか、大人向けにJAZZを多様するとか年齢層に見合ったつくりを考えているのがわかります。

ただ、正直に書いてしまうと、大人と子供たちの人生ドラマの差別化がどこまでできるのか? 一話目だけだとまだ判然としない状況か。上官と下士官のラブゲームみたいな色恋方面のシーンが目立ったので、そっちには行かないで欲しいかな…。

個人的に大人のガンダムというと、悲しいけどこれが戦争なのよねという名台詞を残して死んだスレッガー・ロウ中尉が思い起こされます。ビグ・ザムに突撃かけたあのシーンは、ガンダム名場面のひとつであり、すべてを受け入れた大人だから言える言葉と重みがありました。

まだ一話なんでよくわかっていませんが、連邦側の主役のパイロットの設定がフラグたちまくりの死にたい体質ぽく見えるんで、もうちょいペースとトーンを落としてもらえたらうれしいかも。あの渋い台詞の似合うような男たちの熱いドラマを見たいもんです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

nico81 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オールディーズ×フリージャズ

UCと同スタッフということで、正直なところ物語や演出面で期待薄で観る気なかったのだが…
なにしろ音楽が菊地成孔だっていうもんで結局観た。そしたらこれが期待以上に良かった。
短いけど、短いからこそか、作画も音楽も気合い入りまくっている。
あと木村良平さん、癖がないのに凛としていて良い声ですね。

ガンダムシリーズにありがちな大義名分やら夢見がちな正論は見当たらず、
現場レベルでの「戦争」の実態がより現実的に描かれている。
現場の人間にしてみたら大義や正義もよりも、国の存亡や理想よりも、
いまそこで起きている戦闘と殺戮が全てだし、生きるか死ぬかが全て。
そういうものなんだろう。


オールディーズのザク×フリージャズのガンダムという対比も両者の対立構造をより明確にしていて良い。
さらにその2種類の音楽で、戦闘のスピード感と同時に哀切をも効果的に表しているあたりはさすが。

音楽については菊地氏が自身のブログで詳細に解説している。
ご興味ある方は一読してみては。(↓4/22の記事。長文)
http://www.kikuchinaruyoshi.net/n-k-blog/
ご本人が自画自賛しちゃってるが、さもありなん。
熱量高くて、ちょっと本気出しちゃいました感、ハンパない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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