スタンドおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスタンド成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番のスタンドおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.0 1 スタンドアニメランキング1位
花は咲く、修羅の如く(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (67)
204人が棚に入れました
人口600人の小さな島・十鳴島(となきじま)に住む春山花奈(はるやまはな)は、島の子供たちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の〝読み〟に人を惹きつける力を感じた薄頼瑞希(うすらいみずき)は、自身が部長を務める放送部へ誘う。 「お前の本当の願いを言え、アタシが叶えてやる」 「私、放送部に入りたいです」 入部を決意した花奈は、たくさんの〝初めて〟を放送部のメンバーと共にし、大好きな朗読を深めていく…。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

1話 内面のドロドロを描くという宣言なら良いのですが。

{netabare} これは物語として成立しているのか、という疑問がまずわきます。部長が花奈を勧誘するきっかけやプロセスがどうもご都合主義に思えます。また、花奈がそんなに部活をやりたい理由もイマイチわかりません。別に朗読が好きなら島で朗読していればいいじゃん、と。その点で話の展開について、人間が本当に描けるのか?という疑問が残る展開でした。

 昔朗読していた少女へのあこがれが、部活に入りたいきっかけにできなかったのかなと思います。

 さて、春と修羅がモチーフというか主題になっています。OPは銀河鉄道の夜がモチーフですから、当然宮沢賢治が描かれるはずだし、描かれなければなりません。春と修羅はそもそも難しくて、なぜ生命や芽吹き希望の春の季節に修羅にならなければならないのかは、人によって解釈があるようです。

 修羅は戦の神です。それが宮沢賢治の内面にあるドロドロした形にならない衝動のようなイメージがあります。妹(永訣の朝)と同じ時期なので何かあるのかもしれません。
 あるいは自分の無力感劣等感に対し、何事かを成し遂げたいという決意ともとれます。つまり、自分に対する怒りですよね。その辺がヒロイン花奈の中に描けるか、ですね。海辺のシーンはこれを表現したのでしょう。

 さて、ここまでが導入ですが、ここから先どこまで春と修羅を中心に花奈の内面のドロドロをくみ取れるかですね。彼女を綺麗に描くと作品にはなりません。ぜひ、鬱展開でもいいので思いっきりやってほしいところです。単なる表現論だけだったら、春と修羅を扱う意味はありません。海辺の朗読は春の山の花の名を持つヒロインの修羅を描き切るという宣言であってほしいですね。

 そして、部長が読んだのは高村光太郎の道程です。生きることは進むこと、という感じでしょうか。僕の前に道はない…ですね。これはまあ部長の性格と同時に勧誘しているのでしょう。宮沢賢治が童貞で一生を終えたことは決して関係ないと思います。{/netabare}


2話 宮沢賢治関係ないじゃん。朗読の魅力も内面描写も弱い、自己満足ストーリー。

{netabare} 何がやりたいんでしょうか。茶髪の男とヒロインが2人で話しているシーンを見て、この男がいたら私なら席を立って部長に対してこいつを何とかしなければ退部すると言います。それともう1人の茶髪の女子。部長が注意しろよと思います。
 そこは大目に見ていもいいです。アニメ作品の中のカリカチュアでしょう。ただ、ドラマのためのドラマというか、それでしか話を作れないのなら少し幼稚な気がします。

 そして、この作品の見せ方では、朗読じゃなくて演出ですよね。桜の花びら、海の映像。伝わってこないんですよね、朗読の魅力が。すごい朗読というのになぜ朗読で表現しないのか。難しいのはわかりますけど、朗読に感動できなんですよね。

 それに加えて、宮沢賢治に何を見出したのかが全然見えません。1話の海辺の春と修羅は何だったのか。タイトルの意味は。その辺が内面とリンクしないとストーリーにならないでしょう。

 トータルで言えば物語に見えません。2話までで、これだけ内容がないのも珍しいです。

 原作を読んだわけではないですがこれが原作通りだとすれば、原作者の武田綾乃氏は「ユーフォ」でも1期のところ以外はかなり凡庸だなあという印象です。一応3話は確認しますけど、自分で自分に酔っているような「ほら、良い話でしょ」的な、自己満足なストーリーに見えます。{/netabare}


3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

 もともと1話目からテイストが合わなかったので、もうやめた方がよさそうです。3話でアナウンスと朗読について具体的な話があったので、そこに興味がないわけではないですが、せっかく修羅の朗読を聞いているときに、余計な映像とまして音楽を入れるセンスに失望しました。

 普段、朗読小説はよく聞いているし、朗読で宮沢賢治は本数が多いのでなじみがあり、本作のテーマには興味がありました。その宮沢賢治、特に「春と修羅」という名作をモチーフにしながら、人間関係のギスギスとか非常に底の浅い劣等感でしか作品を作れないのはどうかと思います。


 総評、中断の理由です。エンタメとシリアス・テーマのバランスがおかしいというか、なんというか。コメディ・エロ・バトル・謎・驚きがないし、世界観の独自性などがない、テンポ・演出の妙もない、キャラに魅力もないし萌えもない。ストーリーはどこかで見たような話で、ギスギス頼りの展開。ヒロインのウジウジの理由が浅い。そして、テーマである朗読の深堀りが薄い。「修羅」「宮沢賢治」を使えていない。
 アナウンス・朗読について3話ではありましたけど、それはテキストを読めば書いてあることです。それをエピソードに落とし込んでエンタメにしないと。
 そして、演出と音楽で朗読をごまかしている。肝心の西園寺修羅でそれをやったのはがっかりしました。

 今後、ヒロインは自分と向き合うのかもしれませんが、とにかくギスギスとウジウジ頼りで、快感も知識欲も全く刺激しない作品なので、かったるい話で見ていられないです。





 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5
ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なるへそ<49>

3話まで視聴
主人公・ツンデレ・ラスボスと朗読描写が見れて、声では作中で言われてるほどのものはなく、演出こみでもそれほどの仕上がりに思えず。
ストーリーの起伏にも乏しいのは知ってるのでここまでで。

どう作るのか<52>
1話視聴
コミカライズを読んだ限りでは展開のヤマが欠け気味な感想なんだけど、朗読という題材でアニメ化となると声がつくのでそのあたりがどうなるか。

主人公は技術では身につかない声の良さがあるという設定なんだけど、まあ普通。そらそうよ声にフォーカスしない普通のアニメもプロ声優がやってるんだし。
そこをふまえて、初回では抑揚と演出でカバーしようとはしておりました。
{netabare}同じ部活の一目でわかるツンデレは逆に技術はあるが声の魅力がないという設定なんだけど、そこら辺が伝わるようにできるんでしょうか。
同じく圧倒的実力者はどうか。{/netabare}
という、どう作るのかを観ていく目線なのねん。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

クラムボンはわらった

スタジオバインド制作。

小さな島に住む朗読が好きな春山花奈は、
高校進学を期に放送部へ勧誘され入部をする。
花奈の朗読には人を惹き付ける力があり、
彼女の成長がこの先描かれていくのでしょう。

{netabare}大きな目標はNHK杯、本大会出場のようです。{/netabare}

好きなものが見つかっているのなら、
無理をして窮屈に生きる必要はないのです。
慣れない環境の中でも楽しく生きよう。

まだ始まったばかりだけに、
興味を惹かないキャラクターもいますが、
映像の完成度も高く、楽しめています。

音楽はOP、EDどちらの楽曲も、
世界観に合っていて優良ですね。

なかなか難しい題材だと思いますが、
新しい出会いと経験を経て、花奈の青春は、
どこへと向かうのか、楽しみにしています。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 20

71.8 2 スタンドアニメランキング2位
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (298)
791人が棚に入れました
久世政近の隣の席に座るアーリャさんは、いつも彼に対して冷ややかな目線を向けている。けれど、時々ボソッとロシア語で彼にデレていて......。 その言葉を政近も聞き逃しはしない。 なんと、政近はロシア語のリスニングがネイティブレベルだったのだ!! 気付いていないと思い込み、時々デレるアーリャさん。 そして、その意味を理解しながらも、気付いていないような振りをする政近。 ニヤニヤが止まらない、二人の恋模様の行方は——!?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

4話 無理に政近を持ち上げる話が決定的に面白くないです。中断かな。

1話 足の指の作画がすごい。それとOPEDは一見の価値あり。

{netabare} お隣の美少女系のラスボスなんでしょうか。結構題名は聞いた気がします。だからでしょうか、作画はいいですね。動きはそうでもないですが造形は綺麗だと思います。

「なんでこんなやつがモテるんだ」系ご都合主義ハーレムラブコメではあるんですけど、ロシア語で独り言を言うという設定はなかなか面白いですよね。思考が読める一種のテレパシーものに近い感覚です。

 作画・キャラデザは顔はテンプレなのはいまいちです。髪もつやつやしていいんですけど、髪がなびかないのは良くないですね。あと、アホ毛はそろそろやめましょう。
 太ももは今時らしく結構太ましいかな?絶対領域の質感はそれほどでもないです。
 ですが、足指の作画が綺麗で驚きました。CGモデル…ですよね?最近は区別がつかないので何とも言えません。違うのかなあ…とにかくヒロインの足指の形状は素晴らしかったです。

 それとOPEDのアニメの凝り方もすごいですし、EDアニメの作画スタッフは「#01エンディングアニメーション」となっていたし、キャラソンだったので、毎話変えてくるんでしょうか?だとすると相当気合いが入ってます。絶対領域の質感も本編よりいいです。このEDだけでも見る価値はあるかも。

 ということで、本作は見る気がなかったのですが、他のアニメの続きでいつの間にか始まったので見始めたら、結構見るべきところがあってちょっと驚きました。 {/netabare}


2話 アーリャのMプレイが主体?そして毎週1パンツ。

{netabare} 本作の見方はアーリャがいじめられるMプレイを堪能するということでよろしいでしょうか?
 心の内面を公開され、苦手の辛いものを食べさせられ、着替えでも恥ずかしい恰好を見られる。そういうマインドを計算しているのかどうかわかりませんが、無自覚やられ萌えキャラとして愛でる感じです。それと毎週1パンツかな?
 恋愛は今のところおまけかな。生徒会がらみと家族関係でストーリーは作るのでしょう。

 そうそう、妹=幼馴染設定はかなり強引ですが、これもアーリャの勘違いでヤキモチプレイの一環なんでしょうか?

 今週のEDは曲を知りませんでした。もうちょっとメジャーな曲でお願いします。まあ、一応調べましたけどね。

 あと、試着室の着替え…20分43秒のアーリャの四つん這いのポーズですが、脚のデッサンおかしくないですか?かなり違和感がありました。

 視聴継続は…まあ、ありかな。話が展開するまで見てみたい感じですね。{/netabare}


3話 あれ?パンツとロシア語のデレは?

{netabare} 出会いとデレを入れないと説得力がないのはわかります。わかりますけど、どうしてこう理に走るんでしょうね?アーリャの性格はわかりますし、文化祭のところの裁縫のところまでの心情は結構共感できます。

 一方で政近の解決方法はちょっと…いやかなり不自然です…裏での暗躍とクラスのメンバーの動きが想像できません。つまり、2人の関係性を作るための虚構感をものすごく強く感じます。「ごめん」のところはわざとらしすぎて身もだえしました。なぜ、童貞妄想系のラノベはこういう理屈を作るかなあ…と本当に余計なことを…という感じでした。
 
 そしてその後のアーリャのデレの心の動きが理解できませんでした。これを入れるくらいなら出会いは「遅刻食パン」の方がましかもしれません。2人って幼馴染だったんですよね?もうちょっとそっちの話を利用すれば自然な展開になるのに…そうだ、そもそもロシア語設定があるんだから、アーリャの気持ちを先取りできて惚れられるでいいじゃないですか。これだとロシア語が出オチになってしまいます。

 今回の展開で特に主人公の作り物感がものすごくでました。もっと薄いキャラにして視聴者が自分がそこにいたら…という妄想にふさわしい薄いキャラにすればいいのに、と思いました。

 真面目に言えば、シリアスをやるならそれなりの覚悟が必要です。アーリャにその性格造形を持たせた以上、それをテーマにした話を展開できるのでしょうか?できないなら入れるべきではないエピソードでした。

 ということで、評価はがた落ちです。がた落ちですが、来週ちゃんとルーティンのパンツとデレがあれば許しましょう。そう…大事なのは型です。

 でEDは「みゆき」のOP?ED?忘れましたが「想い出がいっぱい」ですね。私の印象だと別れの曲のイメージなんですけど、この作品の結末がそうなる暗示なんでしょうか?
 毎週歌は聞くと思いますが、中途半端な展開だと継続はどうしようかな、と思い始めてきました。 {/netabare}


4話 無理に政近を持ち上げる話が決定的に面白くないです。中断かな。

 うーん、話が面白くないです。1,2話は結構面白かったんですけど。エロシーン云々というより、4話のサッカー部と野球部のあれはなんですか?何か感心するところとかありました?
 
 普通高校のグラウンドの予約なんて曜日ごととかで決まってだろうとか、あれだけでかい高校でサッカーと野球のグラウンドが競合しているんかい!という突っ込みはさておいても、解決方法になんのヒネリもないです。アーリャがウニャウニャ言っていたのを政近がはっきり伝えただけでは?手伝いというのはありましたけど…

 生徒会室の問答もこいつら何言ってんの?としか思いません…なんでしょう、ドラマがないというか、エピソードで見せてよとしか言いようがないです。あのシーンで面白い・感動・感心・ほっこりなどの感情の動きはまったく感じませんでした。

 3話の中学生が文化祭でお泊りで準備するとかいう話もそうでしたが、無理やり作った政近スゲーの話がまったく刺さりません。3,4話って話の流れとして非常に不自然で、単にアーリャを下げて政近を上げるためだけの話でした。

 これは正直想像以上に面白くないです。EDのチョイスも良くわからないし。失礼ながら声優さん、決して歌が上手いわけでもないし。

 これは…一旦切ろうかな…アーリャは可愛いですが、話が決定的に面白くないです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 9

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

4話まではよかったが・・・木を見て森を見ず

【レビューNo.152】(初回登録:2024/11/10)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
当初はタイトル切りしてましたが、ABEMAの一気見配信を観てたら
「思ってたやつと違うかも」でちょっと期待したのですが・・・


(ストーリー)
私立征嶺学園に通うアリサ・ミハイロヴナ・九条(アーリャ)は、ロシア人
の父を持つ銀髪ハーフの女子高生。
努力家で成績優秀・スポーツ万能の才色兼備で、生徒会役員も務めている。
そんなアーリャの隣の席にいるのは、やる気のないアニオタ男子・久世政近。
アーリャはいつも彼に対して冷ややかな目線を向けているものの、時々ボソ
ッとロシア語で彼にデレていて・・・
しかしは政近は幼い頃にロシア語を話す幼馴染がいたので、彼女のデレを理
解できるのだった。
そのことを知らずにロシア語のデレを繰り返すアーリャと気付いていないよ
うな振りをする政近。
そんな日常も政近が生徒会に誘われたことから変化し始めるのだった。


(評 価)
・4話まではよかった
 当初は上述の通り「どうせいつものツンデレであざといやつやろ」とタイ
 トル切りしてたんですよね。
 でもABEMAの一気見配信をたまたま観たら・・・
 一番感心したのが序盤で政近やアーリャというキャラがしっかり描かれて
 いたところですね

 ・政近
  アニオタのモブ的存在かと思ったら、能力を隠した有能キャラ。
  アーリャへの助太刀でコミュ力が高く調整能力にも秀でた一面を披露。
  それをイヤミなく描いていた点がGood!
 
 ・アーリャ
  努力家で何事にも全力を尽くす性格は美徳だが、それゆえに周りとの確
  執を生むことも。
  (周りと衝突したり、人に頼ることが出来なかったり)
  何でもできるスーパーヒロインではなく、そういう不器用な欠点に悩む
  1面を描いていたところがGood!

 そんなアーリャをみて、彼女が本気で生徒会長を目指していることを知ると
 政近も心を動かされ、共闘を呼びかけ彼女の手を取るという。
 ここまでが4話までの流れですが、これはダークホースが来たかと期待が高
 まったのですが・・・


・5話以降は消化不良 →木を見て森を見ず
 ところが5話以降が期待外れ。
 一番の問題が政近の「有能キャラ」という扱いの難しさ。
 上述のように掴みはOKだったのですけどねえ・・・
 名門「周防家」(今は両親が離婚して久世姓)で英才教育を受けたので、
 有能らしいのですが、ホワイトルーム出身の某主人公かよwww
 主な戦場は生徒会長選になるのですが、どことなく中途半端さや尺のバラ
 ンスの悪さが気になりましたね。
 ・よく分からないまま「えっ、それが主軸になっていくの?!」みたいな
 ・政近が「俺tueee」で出張ってきた分アーリャの魅力が薄れた印象
  (シナジーでなくアナジー)
  → 有能さアピールもサポートというより概ねアーリャの”子守り”に
    みえてしまうのがなあ

 また「周防家との確執」的なものもあるようですが、この辺も1期では特
 に深堀されることもなく、今のところ「周防家」という設定がむしろ過剰
 要素になっているという印象ですね。

 「周防家」といえば、周防有希という政近の実の妹(同学年)がいて、
 彼女がアーリャの生徒会長選の最大のライバルになります。
 しかし彼女も
 ・周りには兄妹と知らせず幼馴染で通しており、普段は猫を被っている
 ・実は重度のブラコン(しかもアニオタ)でそのノリで政近に迫ってくる
 という観ていてイタイキャラの方が目につくって感じですね。
 彼女も「周防家」ということで有能らしいのですが、やってることはアー
 リャの動揺を誘うなど、相手を下げる行為に知略を使ってる感じで、ここ
 でも「周防家」という設定がなあって感じなんでよね。

 またアーリャについても「ロシデレ」が出オチ的になるのはやむを得ない
 としても、恋愛要素はとってつけたような感じになり、イマイチ物語にハ
 マっていない感じがしました。
 どちらかと言えば、1期は生徒会長選前哨戦を経ての「アーリャの成長譚」
 という側面の方が強く「コテコテのラブコメ展開」を期待した層には肩透
 かしだったんじゃないですかね。
 それに上述の通り政近に”おんぶに抱っこ”というマイナス感も否めないし。

 全体像から見ると話がいろいろ膨らむように設定を盛ったり、多様化を描
 こうしたものの、「木を見て森を見ず」って感じで、個々の要素が点にな
 ってしまい、作品の方向性がぼやけてしまったという印象ですかね。
 (この辺は後述の構成の問題の影響かもですが)


2期も早々に決定のようで、1期の構成をみると2期まで視聴してようやく評価
できる作品のようにも思いますね。(分割2クール的な)
とはいえ、2期も積極的に観たいかと問われれば返答に困るところw
唯一琴線に触れた(かぐやさまの早坂風ギャル)宮前乃々亜の出番が増える
なら考えてもいいかなあ(笑)


(追 記)
「ロシデレ」は原作ラノベの売り上げが1巻から凄かったらしく、2巻をあの
『涼宮ハルヒ』と同数にて制作決定するなど、市場が縮小傾向にある最近の
ラノベ界ではかなり異例の存在のようですね。
で、アニメ化前で260万部、現在は500万部達成と絶好調のようです。
最近ではラノベを原作としたコミカライズがけん引というケースが多い中で、
ラノベだけで500万部というのは、『とらドラ』『はがない』クラスに相当す
るのだとか。
そういえば2年位前に「ロシデレ」がかなりきてるって話を聞いたのを思い出
したわw

>これはダークホースが来たか
私が知らなかっただけで、始まる前は実はド本命だったようですね。
でもアニメの評判はやはり芳しくないようで、分析によるとカットの取捨選択
でミスったとか原作自体のアニメ映えの難しさみたいなものがあるようですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ツンデレじょうずのアーリャさん

男性向けのハーレムラブコメ

でもこれはラブコメなのか?
ラブコメ見てるはずなのに、チートアニメを見ているような気分

アニメのデキはとても良くて、しっかり美少女達の可愛さを引き出せていますね

隣の席のクールビューティー美少女が日本語ではつれない言葉だけど、ロシア語では大胆にデレていて、実はロシア語理解している主人公がドキドキするラブコメ・・・なんだけど、次々とキャラの濃い美少女が表れるし、主人公は実は超ハイスペックで学校で無双して美少女たちにモテモテな様子はまるでなろう系主人公のよう
主役はアーリャさんのハズなのに、どんどん影が薄くなっていきます・・・

話はホントに学園版なろうって感じで特に面白くない。
相手に通じてないと思ってただストレートに気持ちぶっちゃけるだけで、ロシア語なんておいしいネタをうまくいかせてないのも勿体ない

でもかわいいからそれで充分でしょ、知らんけど

1話からミニスカートで靴下履かせて~って言いだして切ろうかと思った

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17
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