2020年度のジャンクTVアニメ動画ランキング 1

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63.8 1 2020年度のジャンクアニメランキング1位
LISTENERS リスナーズ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (179)
556人が棚に入れました
人類は「ミミナシ」と呼ばれる謎の生命体により、その生活を脅かされていた。ミミナシに対抗することができるのは、戦闘メカ「イクイップメント」を操ることができる能力者「祈手(プレイヤー)」のみ。スクラップの街「リバチェスタ」で暮らす少年・エコヲは、ミミナシとの大きな戦いで伝説を残した祈手・ジミを目撃して以来、密かに祈手に対して憧れを抱いていた。ある日、ゴミ山で採掘仕事に励んでいたエコヲは、記憶喪失の少女・ミュウと出会う。彼女もまた、祈手の一人だった。やがて二人は、謎多き人物・ジミを追う旅に出る──。

声優・キャラクター
村瀬歩、高橋李依、釘宮理恵、花澤香菜、諏訪部順一、上村祐翔、八代拓、上田麗奈、銀河万丈、下野紘、田中敦子、本名陽子、ゆかな、千葉繁、大原さやか、日笠陽子、黒沢ともよ、佐藤利奈、チョー、島袋美由利、中村悠一、大塚芳忠、水樹奈々、山寺宏一、福山潤

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

聞く者たちへ

序盤 ええと

中盤 ?

終盤 おお

この話は「耳なし」と「「プレイヤー」が存在する話
ジャンルは音楽・ロボット
いきなりファンタジー。序盤から展開が進みますが、ほとんど主人公語りの説明はなく、いきなりよくわからない用語や、世界線を叩きつけられますが物語が進むに連れてわかってきます。「耳なし」とは。「プレイヤー」とは。「言葉」とは。
序盤は明るい雰囲気で「音楽でロボットを動かす」というシンフォギア的な印象でしたが中盤では不穏な雰囲気が出てきます。ただこの時点では不穏な雰囲気というのだけで何がなんだかわかりませんでした。終盤では中盤の不穏さを生かしたシリアス展開となっています。ラストシーンはうまく着地でき、後味の良いものとなっています。
ラストシーンで作品の印象は変わるものです。終わりよければ全てよし、とまではいかないにしろ、うまく丸め込めることはできるはずなのです。
本作では終盤こそが要となっています。この終盤を気に入るか気に入らないかで評価は変わると思うのですが、私は結構気に入ってます。あの一軒一貫性の無い展開が突如終盤で繋がり、うまいこと展開がすすんでいくさまは見ていて気持ちよかったです。
そして本作に欠かせないのが「じん」さんの存在です。本作の音楽プロデュースを担当していると同時に脚本にも携わり、作品に大きく関わっている人物の一人となりました。各話ごとにEDが違い、作詞作曲ときには編曲も兼ねるという多忙さ。真面目なのか暇なのかという感じですが、じんさんは人造エネミーから好きなのでどっちみちじんさんの曲が多く聞けるのは嬉しいことです。サントラ買おうかなぁ
キャラは全員好印象です。キャラごとの思想があり、そのすべてが正しくすべてが間違っているような「人間らしさ」が見えとても好きです。本作では「音楽」というより「言葉」が重要になってきます。言葉は意志の具現であり、世界の根本です。言葉により事象が決まり、言葉により物事は確定します。阿吽の呼吸なんて理想論です。どんなに拙くてもどんなに親密であろうと言葉にしないと伝わりませんし、わかりあえません。聞く者たちへ誠心誠意をもって言葉を発しわかり合うことこそが話す者たちの役目であり使命なのかな、て思いました
そんな哲学じみたことを言っても聞く人は聞いてるし聞いてない人は聞いていないわけですから、私の行動はほとんど意味を成さないわけですが

監督は安藤裕章さん。亜人の監督をされた方ですね。確かに亜人風味。
シリーズ構成は佐藤大さん。エウレカセブンのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザはpomodorosa。
劇伴はL!th!umさん。じんさんじゃないんですね
アニメ制作はMAPPAさん。かつ神やドロヘドロを制作したところですね

作画は良かったです。ロボットは3DCGでしたが、動きも細かく丁寧で迫力のある作画となっていました
opはじんさん作詞曲、菅波栄純さんとじんさん編曲、ACCAMERさん歌唱の「Into the blue's」
edは各話違うので省きますが、すべてじんさんが手掛け、ミュウ役の高橋李依さん歌唱しています
声優さんは普通でした。合う人もいればいまいちな人も

総合評価 普通に面白かった

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

エフェクターみたいなもんすかね。

要するにギター⇒エフェクター⇒ギアンとこうなりますから
おそらくロボ ⇒女の子   ⇒ギアン

なので女の子はエフェクターみたいなもんなんすね。

でもってノイバウンテン(笑)と戦う。

しかしまあ絵はすごいですなあ。
OP。歌もカッコええし、映像もめっちゃカッコええやんか(字読まれへんけど)!

ほんでもって出てくるキャラはみんなどっかで聞いたことあるようなないようなアレでいちいち笑う。

プリンスはほとんど本人でしたが(笑)、それ以外はまあこれってアレかなって思ってたらやっぱそれかみたいなキャラですな。

ただジミストーンフリーがドロヘドロの能井みたいな人だったのはなんとなく納得できんぞ。やっぱそこは白人有色人種にかかわらず…

I saw your cool sad eyes, say something else♪

ってCharさんの歌にもありますがもっとクールな感じの人がよかったような。

ま、そこはあれか。感じ方は人それぞれか。


とか言ってあれこれ思いを巡らせて見ています。


次はだれが出てくるのかな~。


::::::::::::::::::::


と言ってる間になんだかよくわからんままに終わってしまいまして。

いやまあなるほどこれはこれでアレですかねってな感じでしたけども、もうちょっとわかりやすいってゆうか、シンプルなストーリーではだめやったんですかねぇ。

いかにも頭よさそうな人が作った感がにじみ出てってなんかヤな感じでした(笑)。
まあ、ボクがアホなのがいかんといえばいかんのですけども(汗)。

フツーにミュウとエコヲのロードムービー的な気楽に見れて、ほいでもってそこに懐かしいミュージシャンが出てきて…みたいなさ。

それじゃあつまんないのか。
そうか。

にしても最後までわからんかったのがザーさん演じるロズ。
ピンフロにこんな人いたかなあと思いつつウキペディアをみたらなんと!

全然似てへんやんけ(笑)。


・・・まま。いろいろ贅沢でとにかくずいぶん金かけたんだろうなぁと思わせるアニメだったですな。

こおゆうご時世なんでそれはそれでありかと。

思いました。


おわり。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

典型的なボーイミーツガール。面白いのは確かだけど…。

非常に典型的なボーイミーツガールですね。
こういうのは山程ありますけどね。
漫画の読み切り、オリジナルアニメのあれやこれ。枚挙にいとまがない。

でも、なかなか良かったと思います。山程あるのは王道だからで、王道は面白いから王道なのです。

ただキャラ絵的にはあまり可愛い、格好いい感じではない。
エンディングの原画は非常に綺麗なんですが、これをアニメ化するとこうなるのか…。
わかるような気もしますが、残念かなぁ…。
単純にキャラデザの良し悪しかなぁ。

昔のアニメならね。漫画の絵をそのままアニメ化できないから、ヘボいのが当たり前なんですが。今は漫画そのまま、あるいはそれ以上に美麗な場合すらあるので、ちょっと落差を感じるかな…。

決して悪くは無いんですけどね。でも特別面白いかと言われちゃうと、特別では無いかもしれません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6
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