シンエイ動画で友情なアニメ映画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のシンエイ動画で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のシンエイ動画で友情なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.9 1 シンエイ動画で友情なアニメランキング1位
映画 クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!(アニメ映画)

2013年4月20日
★★★★☆ 3.6 (80)
367人が棚に入れました
日本のB級グルメを守る“伝説のソース”を運ぶことを任された、しんのすけたちカスカベ防衛隊。しかし、そのソースは…A級グルメの魔の手からB級グルメを救える唯一のソースだった!はたしてしんのすけたちは、無事にソースを届け、庶民の“ささやかな幸せ”を守ることができるのか?

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、渡辺直美、コロッケ、川越達也、神谷浩史、中村悠一、早見沙織

たにぐー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クレヨンしんちゃんっておもしろいよね

さっき何気なくテレビつけたらやってたから、何気なく観てた。

内容は、B級グルメにとって大切な伝説のソースを、カスカベ防衛隊がA級グルメの魔の手から守る、、、みたいな?

久しぶりにクレヨンしんちゃんを観たけど普通に見いっちゃいました。
これ、1年前ぐらいの映画らしいけどなんか懐かしいなって思いました。
クレヨンしんちゃんのノリは、たぶん何歳になっても笑えると思います。

それにお腹が減りました。
見る前にご飯を食べたはずなのに、見終わった頃にはもうペコペコ。
俺もあのB級グルメ食べてみてぇ~。

あと、驚いたことがあって、声優さんがすごいです!
声聞いてて、あれぇ?なんか聞いたことある声だなって思ったらなんと神谷さんだったんですねぇー。他にも中村悠一さんや早見さんと、個人的に好きな声優さんが3人も出ておられたので、嬉しくなりました。

EDはせかいのおわりで、歌ってるのは知ってましたが、やっぱりいい曲ですねー。

クレヨンしんちゃん、テレビアニメのほうは最近というか半年ぐらい見てなかったけど、これからはちょっと見ようかなって思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アニメ系列って音ゲーだと難易度落ちるよね ゲストで川越シェフがwww

劇場行きたかったけど、お金がもったいなかったのでwww
それと主題歌のRPGはjubeatとREFLECに入ってます。太鼓にも入ってます

B級グルメだったら
富士宮焼きそば一択です

スペシャル特番で観賞
まあとにかくラスボスの声が朋也君だったのは驚きだwwwwwwww
バス乗ったら乗ったらで山奥に行ったでwwwwwシロ喋れないからなあ...

食べ物は職人ないしプロが作るもんではねえ
素人が作るもんもうまいんだから
それを忘れるな

腹減ってたら人は本気を出せるんですよwwww

2014年、ひろしはロボになる。

3DSで新作が出ますwww
今度は映画のシーンをアクションするってのがテーマです
さすがに買いません
新作のねぷねぷを買うから

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ふぁれのぷしす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

TAIRTARIの監督らしい、言葉の掛け合いが面白かったです

私の好きな「TARITARI」を作った監督が、この映画でも監督をしていると言うことで
レンタルで出ていたのもあり、観ました。

もちろん対象年齢が子供なので、子供だましで、大雑把なところも沢山ありますので、
大人がそういうのに一々つっこむのはナンセンスです。


橋本監督は、言葉の掛け合いが本当に上手いですね
しんちゃんをはじめとする5人組の言葉のキャッチボールが、テンポよく、時には変化もつけ面白いです。
あと、TARITARIの教頭でも思いましたが、ライバル側の回想や伏線の入れ方がかなり丁寧で上手いと思いました。

また深夜アニメやってくれないかなーと思っております。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

67.3 2 シンエイ動画で友情なアニメランキング2位
映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃(アニメ映画)

2016年4月16日
★★★★☆ 3.8 (40)
203人が棚に入れました
今度の映画は夢を舞台に大冒険!風間くんは政治家、ネネちゃんはアイドル、マサオくんは漫画家、ボーちゃんは石…?"みたい夢がみられる"夢の世界で、しんのすけたちカスカベ防衛隊がほほーいと大フィーバー!と思いきや「夢」には「悪夢」という恐ろしい一面があって…人類の安眠は彼らに託された!いざ、おやすみなさい!!

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『インセプション』や『パプリカ』を彷彿とさせるスペクタクルと感動が押し寄せる久々の大作「安心して下さい、笑えますよ」

映画『クレヨンしんちゃん』としては第24作目
監督に『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の高橋渉
脚本は高橋渉監督と劇団ひとりが共同著作で7,8ヶ月の歳月を掛けて仕上げたという大作
つまり『クレしん』の映画としては珍しく脚本がウリの作品となっています


ある日を境に野原一家をはじめ春日部の住民一同が夢を共有しはじめる
最初は夢の中ならではのハチャメチャな理想が破天荒に繰り広げられるが、その夢を何者にかに吸い取られた挙句、最後は必ず悪夢となって目覚めてしまうようになっていた
その頃、幼稚園には貫庭玉サキという少女が転入してくる
サキは何事にも冷めた態度で特にしんのすけを見るなり‟おバカ”な行いに対しては過剰に反応して怒鳴り散らす
しかし女の子同士であるネネちゃんをハシゴにしんのすけ達と和解し、かすかべ防衛隊に無理矢理ではあるが加入するまでに至った
一方、春日部の住民を襲う悪夢は徐々に悪化しターゲットは夢の少ない大人から夢の豊富な子供へと切り替わっていく
夢を共有する‟ユメミーワールド”の正体はサキの実父である夢彦が仕掛けたモノであった
サキがユメミーワールドの元凶に絡んでいると知ったネネはサキに絶交を言い渡す
ユメミーワールドを止めさせようと夢彦に対峙する野原一家だったが夢彦はサキを苦しみから救うためユメミーワールドは必要だと凄まじい剣幕で抵抗する
果たしてユメミーワールドに隠された秘密とは・・・


予告編を観たときはもっとアッサリした勧善懲悪の話かと思いましたが『パプリカ』のようなSFファンタジーでありつつ、『インセプション』を彷彿とさせる‟悪人が一人も出てこないスペクタクル巨編”でした
最後には淡い感動を与えてくれます
クライマックスでかすかべ防衛隊が円陣を組んで寝る姿、アレなんかの映画で観たと思ったんだけど思い出せない・・・;


前半の夢の中の様子は子供の目線ではとにかく笑えるカットが絶え間なく続いてます
が、これが大人的にはシュール過ぎて苦笑になってしまう
具体的にはひろしの悪夢が川口(ひろしの部下)に野原一家を奪われ、しんのすけが「川口しんのすけ」を名乗るという内容で、ひろしの情けない形相と絶叫で笑いを誘ってるのですが、確かにひろしにとってこれ以上の悪夢は無いでしょうなぁ、と納得してしまうw


ユメミーワールドの正体に関しては単純に怖い
小さいお子さんは泣き出してしまうかもしれません
ヴィジュアルもしんちゃんの世界観を逸脱しないデザインでありながらヌルヌルとフルアニメーションで動き回る悪夢の触手は作画的な観どころ
大人目線では中盤以降のシリアスパートがとても楽しめるでしょう
貫庭玉家の食卓は『僕だけがいない街』の雛月家を彷彿とさせ凄く泣けてきた
ただサキちゃんは決して夢彦から愛されていない訳では無いのがポイントなんですねぇ


全体的には野原一家とかすかべ防衛隊が交互にまんべんなく活躍するような構成になっており、群像劇的要素に加え野原一家サイドでは子を想う親の苦悩が描かれ、かすかべ防衛隊サイドではさながら青春ドラマのような熱い友情が描かれています
ラストを占める一言がみさえの口から発せられるというのは『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』でひろしを活躍させてあげた反動なんだと思います
コレにはホント素直に泣いてしまいました;;


ゲストキャラのサキ役は『ブリブリ王国の秘宝』のスンノケシ役以来となる川田妙子が演じ、メインキャラに相応しい相も変らぬ高い演技力を魅せてくれております
その他、芸能人のゲストとして安田顕と吉瀬美智子がサキの両親として登場
こちらはまずまず悪くは無かったという評価に留めておきたい
なんせ前述のとおり板に馴染んだレギュラー陣の中にスゥっと入ってくる川田妙子が凄すぎる
本職の声優とそれ以外を比較するのはいくらなんでも無理かなと思った瞬間ですね;


逆に評価したいのが本人役として登場した城咲仁、とにかく明るい安村、大和田獏
本当はゲストとして予定に入っていたわけではなかったそうですが三原三千夫さんが「むさ苦しい全裸の男が迫るカット」を‟勝手に”とにかく明るい安村に書いたところ本人へのオファーが叶ったそうな(笑)
大和田獏は彼の背景に『連想ゲーム』のスタジオセットっぽいのが置いてある細かくて笑いましたねw


主題歌は本当は‟ゲスの極み乙女”が担当する予定だったそうですが例の不倫騒動で‟ケツメイシ”に交代するという珍事に公開前から笑ってしまいましたw
しかし友情を再確認するかのような歌詞の世界観は見事に今作とマッチしており、結果的に好転したことには感動いたしました


結論としてお話的には歴代映画『クレしん』の中でも1,2を争うかという凝ったストーリーに感心です
子供にはストレートに、大人にはシュールに込み上げてくる笑いのセンスはまさに老若男女楽しめる作品であることを体現しつつ、最後にはしっかり泣かせてくれるのですから今作はホントに凄い一本です

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

寝る子は育つ

・監督:高橋渉
・サブキャラ:貫庭玉サキ、貫庭玉夢彦、貫庭玉サユリ

シリーズ24作目。なかなか良作だった。今回は夢がテーマで、主要キャラが一人の少女の悪夢と対峙する話。
{netabare}
題材が夢ということでやはり心理学要素があり、悪夢を作り出すもう一人の自分を受け入れ、許し、トラウマを克服するまでの話。今敏監督のパプリカっぽい。

父夢彦は、母親を亡くしたことに起因するサキちゃんの悪夢から守るために、街の住民全員のユメルギーを回収しユメミーワールドを形成。ユメルギーは有限なので枯渇すれば街から街へ転々とし、サキちゃんは常に孤独に生きねばならず、友達を作りたくても作れないという重い設定を背負っている。こういったゲストキャラの設定や掘り下げがしっかりしているので、大崩れすることなくまとまった作品になっている。昨年とは大違い。

言わば今作はあっぱれ戦国の又兵衛や雲黒斎の吹雪丸のようなゲストキャラが主人公の作品で、サキちゃんを中心に負の感情の受け入れ、しんのすけやネネちゃんとの友情、家族愛が描かれている。

悪夢に苦しむサキちゃんをお助けすると言うしんのすけが超男前。泣ける。また、ヒロシとみさえも、大人はユメルギーが元々少なく、ユメミーワールドでは通常長くはいられないにもかかわらず、夢彦を止めようと大健闘。
ヒロシはこれまでも結構名場面があるんだけど、ラストにあえてみさえに見せ場を作った珍しい作品とも言える。母のいないサキちゃんに母の愛を説いたナイスな終わり方。

夢世界ということでアクションも自由でポップで楽しい。悪夢はすごい怖い。ボーちゃんがいちいち石になるのおもしろかった。
今回はどちらかというとおバカよりも感動に寄った作品。シリーズベスト5は無理だけどベスト10には入り込んでくる作品だったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

67.2 3 シンエイ動画で友情なアニメランキング3位
映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱(アニメ映画)

2018年4月13日
★★★★☆ 3.6 (27)
133人が棚に入れました
「クレヨンしんちゃん」の劇場版アニメシリーズ26作目。マサオの誘いで伝説のカンフー「ぷにぷに拳」を習うことになった、しんのすけたちカスカベ防衛隊は、カンフー娘の玉蘭(タマ・ラン)とともに修行に励む。その頃、春日部にある中華街「アイヤータウン」では、「ブラックパンダラーメン」なる謎のラーメンが大流行。それは、一度食べると病みつきになり、凶暴化してしまうという恐ろしいラーメンだった。突然のラーメンパニックに対し、街の平和を守るためカスカベ防衛隊が立ち上がる。
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中庸が一番

シリーズ26作目。
監督:高橋渉

ランちゃんをゲストキャラに迎えたアクションあり、涙ありの冒険友情もの。テーマは世界平和と中庸の精神。

ぷにぷに拳の修行を通してランちゃんとカスカベ防衛隊が友情を育み、ブラックパンダラーメンと対峙していく物語。
{netabare}
ぷにぷに拳と闇突拳の対立をシンプルに描くのかと思いきや、少し展開に工夫が施されている。「雲黒齋の野望」ほどではないが二段構えの構成になっていて、終盤にランちゃんの立場を変化させ、まさお君をフィーチャーするという、これまでの作品にはない取り組みをしているのがおもしろいところだった。

野原一家はほとんど出てこないため、いつもの家族愛成分は少なめ。てかまだヒロシの声が違うのが切ない。

それでもランちゃんや防衛隊ががんばっている姿がいちいち涙腺を刺激してきた。この辺は演出も上手なんだと思う。

最後のジェンカでの終わり方も楽しいしかっこよかった。序盤の伏線が生きてるんだよなぁ。なかなかの良作。

「悪」も「行き過ぎた正義」も同じこと。肩肘張らずにゆるく生きよう、というメッセージが強く伝わってきた。

「ロボとーちゃん」に「ユメミーワールド」に今回のこれ。高橋渉監督は才能にあふれているね。今後も原恵一監督黄金時代に負けないくらいの作品群になることを期待したい。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ダサくて熱くて笑える映画

ここ数年のクレヨンしんちゃん映画で一番好きです。
{netabare}
ダメな兄弟子マサオと天才肌のしんのすけの構図が愛おしい。
劇場で普段メイン張ってるキャラがこんなにも不遇な扱いを受けているなんて、想像もできないですよ。

結構マサオに同情して応援してたのですが、最後まで報われ無かったですね。なんとも世知辛い世の中です。
マサオは将来成功して欲しいキャラクターNO.1になりました。

さて、この映画で一番印象に残ったのは最後のジェンカなのですが、まさかジェンカに感動する日が来るとは思いませんでした。
ジェンカは序盤にちょっとだけ触られる存在でしたが、ラストまで何の音沙汰もなく、最後の最後の一番いいところでようやくお目見えすることになりました。

そこに至るまでの話の運び方がとても良く、既に心を揺らされた状態で、とどめの一撃のようにジェンカとなった訳ですが、まず驚かされたのはカスカベの住人総出によるジェンカの物量です。
あれだけの人物が一つの画面で踊っているとは恐ろしいです。
続いてラスボスとのジェンカにも驚かされました。カンフーという題材であり、宣伝でもアクションを売り出してきた本作の最終決着で、まさかこれを持ってくるのか!?と意外でびっくり。
平和的な解決に、緊張がほぐされ、反動で心がよりほっこりしました。{/netabare}
なんだか劇しん1作目を見た時のような新しさを覚えます。
懐かしいこの感じ。
クレしん初期勢にこそ見てほしいです。

ふわっとした感想ですが、キャラの引き立てが上手く、話のまとめ方が上手いというのが一番見どころなのだと思います。

そして、ゲスト声優の関根さん上手い!あとももクロのEDがとてもいい歌です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

62.0 4 シンエイ動画で友情なアニメランキング4位
映画 クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(アニメ映画)

2017年4月15日
★★★★☆ 3.3 (25)
116人が棚に入れました
ある日の夜、野原家にUFOが不時着。UFOの中にいたのは、宇宙から来たという宇宙人のシリリだった。シリリが発した光線を浴びたひろしとみさえは25歳若返り、ひろしは10歳に、みさえは4歳の姿に戻ってしまう。シリリは、生き物を若返らせることは出来るものの、成長させることは出来ないのだという。そして、日本の南にいるシリリの父親なら、ひろしとみさえを元の姿に戻せるらしい。翌日、シリリはしんのすけのズボンの中に入り、野原一家は日本縦断の旅に出発する。
その後、カスカベ防衛隊にシリリの存在とひろしとみさえが子どもになった事がばれてしまうも、他人には言わないという約束を交わす。ようやく新幹線に乗り込んだ野原一家だったが、泥棒に全財産とシリリの私物を盗られてしまい一時静岡に下車することに。そしてヒッチハイクで八尾という宇宙人オタクの男に拾われ彼の家に行くが、シリリの存在に気づいた八尾がシリリを捕まえようとしたため、野原一家たちは森へ逃げる。そこで、しんのすけ、シリリ、シロの3人は誤って熊本行きのトラックに乗ってしまい、熊本へ。一方、ひろし、みさえ、ひまわりの3人は、反省した八尾と共にしんのすけ達を追って熊本へ車を進める。
なんとか熊本で再会を果たした野原一家だったが、謎の二人組のモルダダとカスリーに捕まってしまう。
そんな中、シリリの父親による恐るべき陰謀が進められようとしていた。
ネタバレ

はまち さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

何を考えてあのラストにしたんだろう。

とにかくラストの展開が酷すぎる。それまでは丁寧なストーリーだったのにね。

{netabare} 宇宙人のシリリは最初人間を怖がり、自分の星より技術力が圧倒的に低い地球を馬鹿にしていたが、野原一家と出会い旅をすることで人間たちを見直し、地球(日本)の風景や生き物の素晴らしさを実感することで成長していくというのがこの映画の根本だったはずだと思います。

実際この映画では旅をするシーンにかなりの力を入れており、シリリの感情の変化を丁寧に描いていることにより「シリリ」を魅力的なキャラクターに出来ていました。

しかしラストのシリリと父であるチチシリとのシーン。
今までチチシリの言いなりとして生きていたが、シリリは反抗します。
でもその反抗が中途半端で、微妙な感じに終わりました。

なんでここを熱いシーンに出来なかったのだろう。
これでは今まで見てきた1時間以上が本当に無駄。

で色々あってシリリは一大決心をしてチチシリを裏切ります。
そして野原一家と暮らします。

エンディング後にシリリの母が来てあっさり帰ります。
ここも本当に腹が立ちました。
結構決意してたのに普通に帰るとか、意味不明。

ギャグシーンにしたかったのかもしれないけど
「笑えるか」という思いです。酷いです。


なので中盤までは結構良い映画でした。
今回はクレしん映画25作品記念ということで過去映画の要素が隠れてたりしてそこも良かったです。
でも酷い映画です。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

スタンドバイミー

・監督:橋本昌和
・ゲストキャラ:シリリ
・敵キャラ:シリリの父

シリーズ25作目。

しんのすけと宇宙人シリリとの友情冒険もの。
{netabare}
シリリと出会い、みさえとヒロシを子どもにさせられてしまい、それを治せるというというシリリの父の元へ向かうため春日部から沖縄まで旅をするといった展開。
その道中でシリリとの友情を深めていくのだけど、感動的な音楽に乗せてセリフの無い映像だけで見せるところはなんだか感動した。

後半でシリリの父が企むバブバブ化計画が明らかとなり、シリリが父に立ち向かい、しんのすけとの友情が試される展開に胸が熱くなった。

前作のサキちゃんのように、ゲストキャラであるシリリの背景を丁寧に描いているのでやはり大崩れすることはなく、まずまずの作品に仕上がっていたと思う。子どもたちだけで冒険する様はまさにスタンドバイミーのようであった。

しかし、ラストが唐突で肩透かし感はいなめなかった。

そして25周年だからなのか、過去作のネタやキャラを登場させていて古いファンにもうれしい画になっていた。
気付いただけでもブタのヒヅメのSMLや、温泉の指宿ちゃんに後生掛ちゃん、踊れアミーゴのサンバBGM、ユメミーワールドの編集者等、クロスオーバーな感じが楽しかった。

DVD化されたらゆっくり見てもっと他の作品からも登場してなかったか確認してみたいと思う。

ヒロシの声がやはり切ない…。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
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